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特開2024-133710照明モジュール及びこれを備えた照明装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024133710
(43)【公開日】2024-10-02
(54)【発明の名称】照明モジュール及びこれを備えた照明装置
(51)【国際特許分類】
   F21S 43/242 20180101AFI20240925BHJP
   F21S 43/14 20180101ALN20240925BHJP
【FI】
F21S43/242
F21S43/14
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024112223
(22)【出願日】2024-07-12
(62)【分割の表示】P 2021553105の分割
【原出願日】2020-03-19
(31)【優先権主張番号】10-2019-0033194
(32)【優先日】2019-03-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】517099982
【氏名又は名称】エルジー イノテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【弁理士】
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100196483
【弁理士】
【氏名又は名称】川嵜 洋祐
(74)【代理人】
【識別番号】100160255
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 祐輔
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ヨンジェ
(72)【発明者】
【氏名】イ,ドンヒョン
(72)【発明者】
【氏名】イ,キチャン
(72)【発明者】
【氏名】ジン,ギョンイル
(72)【発明者】
【氏名】パク,ムリョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】一方向にライン形態の面光を照射する照明モジュール及びこれを有する照明装置を提供する。
【解決手段】発明の実施例に開示された照明装置は、基板と、前記基板の上に配置された複数個の光源と、前記基板及び前記複数個の光源の上に配置された樹脂層と、前記樹脂層の上に配置された第1反射層と、を含み、前記樹脂層は、前記光源と対向する出射面を含み、前記樹脂層の出射面は、前記光源のそれぞれと対向する複数個の凸部、及び前記複数個の凸部の間にそれぞれ配置された複数個のリセス部を含み、前記複数個のリセス部のそれぞれに配置された凹面は、曲率を有し、前記凹面の曲率半径は、一方向に行くほど大きくなる。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
前記基板の上に配置された複数個の光源と、
前記基板及び前記複数個の光源の上に配置された樹脂層と、
前記樹脂層の上に配置された第1反射層と、を含み、
前記樹脂層は、前記光源と対向する出射面を含み、
前記樹脂層の出射面は、前記光源のそれぞれと対向する複数個の凸部、及び前記複数個
の凸部の間にそれぞれ配置された複数個のリセス部を含み、
前記複数個のリセス部のそれぞれに配置された凹面は、曲率を有し、
前記凹面の曲率半径は、一方向に行くほど大きくなる領域を含む、照明装置。
【請求項2】
前記樹脂層の出射面は、第1面であり、
前記樹脂層は、前記第1面と対向する第2面、前記第1及び第2面の両端部に延長され
る配置される第3及び第4面を含み、
前記第3面の長さは、前記第4面の長さより大きい、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記樹脂層の出射面の厚さは、前記第2~第4面の厚さと同一である、請求項2に記載
の照明装置。
【請求項4】
前記凹面の曲率半径は、前記第4面方向に行くほど大きくなり、
前記凸部がなす仮想の円の直径は、前記凹面のうち一番大きい凹面の曲率半径と同一で
あるか、10%以下の差を有する、請求項2または3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記凸部のうち前記第3面に隣接した第1凸部は、前記第1凸部がなす仮想の円の円周
との接触面積は、前記円周の長さの1/3以上であり、
前記凸部のうち前記第4面に隣接した第2凸部は、前記第2凸部がなす仮想の円の円周
との接触面積は、前記円周の長さの1/3未満である、請求項2または3に記載の照明装
置。
【請求項6】
前記第1凸部と前記第1凸部に隣接した凸部を連結した直線と、前記第2凸部と前記第
2凸部に隣接した凸部を連結した直線の間の内角は、鈍角である、請求項5に記載の照明
装置。
【請求項7】
前記複数個の光源を連結した仮想ラインは、前記凸部のうち前記第3面に隣接した第1
凸部と前記第4面に隣接した第2凸部を連結した直線に対して膨らんでいる、請求項2ま
たは3に記載の照明装置。
【請求項8】
隣接した光源を連結した第1直線と前記各光源の中心と各凸部がなす仮想の円の中心を
通る第2直線の間の角度は、鈍角である、請求項2または3に記載の照明装置。
【請求項9】
前記隣接した光源を連結した第1直線と第2直線の間の角度は、前記第4面方向に行く
ほど大きくなる、請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記樹脂層と前記基板の間に配置された第2反射層を含み、
前記樹脂層の凸部には、前記基板、前記第1及び第2反射層が配置される、請求項1か
ら3のいずれか一項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の実施例は、複数の光源を有する照明モジュール及びこれを有する照明装置に関す
るものである。発明の実施例は、ライン(line)形態の面光源を提供する照明モジュールに
関するものである。発明の実施例は、照明モジュールを有する照明装置、ライトユニット
、液晶表示装置または車両用ランプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
照明は車両用照明(light)だけではなく、ディスプレイ及び看板用バックライトを含む
。発光ダイオード(LED)は、蛍光灯、白熱灯等既存の光源に比べて低消費電力、半永久的
な寿命、はやい応答速度、安全性、環境にやさしい等の長所がある。このような発光素子
は、各種表示装置、室内灯または室外灯のような各種照明装置に適用されている。最近で
は、車両用光源として発光ダイオードのような発光素子を採用するランプが提案されてい
る。発光素子は、白熱灯に比べて消費電力が小さいという点で有利である。しかし、発光
素子から出射される光の出射角が小さいので、発光素子を車両用ランプとして使用する場
合には、発光素子を利用したランプの発光面積に増加に関する要求がある。発光素子は、
サイズが小さいので、ランプのデザインの自由度を高めることができ、半永久的な寿命に
より経済性もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
発明の実施例は、一方向にライン形態の面光を照射する照明モジュール及びこれを有す
る照明装置を提供する。発明の実施例は、複数の光源から放出された光をライン形態の光
源または面光源として照射する照明モジュール及びこれを有する装置を提供する。発明の
実施例は、基板と反射層の間に光源及び樹脂層を配置して、前記樹脂層の一方向に光を照
射する照明装置を提供する。発明の実施例は、複数の反射層の間に光源を有する樹脂層が
配置された照明装置を提供する。発明の実施例は、複数の反射層の間に光源及び樹脂層を
配置して、前記樹脂層の一面に光抽出構造を有する照明装置を提供する。発明の実施例は
、複数の反射層の間に光源及び樹脂層を配置して、前記反射層と前記樹脂層の一面に凸部
及びリセス部を配置した照明装置を提供する。発明の実施例は、照明モジュールを有する
ライトユニット、液晶表示装置、車両用ランプを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
発明の実施例に係る照明装置は、基板と、前記基板の上に配置された複数個の光源と、
前記基板及び前記複数個の光源の上に配置された樹脂層と、前記樹脂層の上に配置された
第1反射層と、を含み、前記樹脂層は、前記光源と対向する出射面を含み、前記樹脂層の
出射面は、前記光源のそれぞれと対向する複数個の凸部、及び前記複数個の凸部の間にそ
れぞれ配置された複数個のリセス部を含み、前記複数個のリセス部のそれぞれに配置され
た凹面は、曲率を有し、前記凹面の曲率半径は、一方向に行くほど大きくなる。
【0005】
発明の実施例によれば、前記樹脂層の出射面は、第1面であり、前記樹脂層は、前記第
1面と対向する第2面、前記第1及び第2面の両端部に延長される配置される第3及び第
4面を含み、前記第3面の長さは、前記第4面の長さより大きくてもよい。前記樹脂層の
出射面の厚さは、前記第2~第4面の厚さと同一であってもよい。前記凹面の曲率半径は
、前記第4面方向に行くほど大きくなり、前記凸部がなす仮想の円の直径は、前記凹面の
うち一番大きい凹面の曲率半径と同一であるか、10%以下の差を有することができる。
前記凸部のうち前記第3面に隣接した第1凸部は、前記第1凸部がなす仮想の円の円周と
の接触面積は、前記円周の長さの1/3以上であり、前記凸部のうち前記第4面に隣接し
た第2凸部は、前記第2凸部がなす仮想の円の円周との接触面積は、前記円周の長さの1
/3未満であってもよい。前記第1凸部と前記第1凸部に隣接した凸部を連結した直線と
、前記第2凸部と前記第2凸部に隣接した凸部を連結した直線の間の内角は、鈍角であっ
てもよい。
【0006】
発明の実施例によれば、前記複数個の光源を連結した仮想ラインは、前記凸部のうち前
記第3面に隣接した第1凸部と前記第4面に隣接した第2凸部を連結した直線に対して膨
らむことができる。隣接した光源の中心を連結した第1直線と前記各光源の中心と各凸部
がなす仮想の円の中心を通る第2直線の間の角度は、鈍角であってもよい。前記隣接した
光源を連結した第1直線と第2直線の間の角度は、前記第4面方向に行くほど大きくなっ
てもよい。前記樹脂層と前記基板の間に配置された第2反射層を含み、前記樹脂層の凸部
には、前記基板、前記第1及び第2反射層が配置される。
【発明の効果】
【0007】
発明の実施例によれば、照明モジュールまたは照明装置において薄い厚さと一方向に長
い長さを有するライン(line)形状の出射光の光度を改善することができる。発明の実施例
によれば、複数の反射層の間に樹脂層及び光源を配置して、ライン形状の面光源で提供す
ることができる。前記複数の反射層の間に光源を覆う樹脂層を形成することで、照明モジ
ュールの工程を単純化することができ、光損失を減らし、光効率を改善することができる
。また、薄い厚さの照明モジュールがライン光源形態で提供されるので、デザインの自由
度が増加する。
【0008】
発明の実施例によれば、複数の反射層の間で放出される面光源の光の均一度を改善する
ことができる。複数の光源のそれぞれの中心と前記樹脂層の凸部をなす仮想の円の中心が
整列されるようにすることで、光の出射方向に沿って光の均一度を改善することができる
。発明の実施例によれば、仮想の曲線または斜線方向に沿って配置される光源と樹脂層の
凸部が対応するように整列させることで、光の均一度を改善することができる。発明の実
施例に係る照明モジュール及びこれを有する照明装置の光学的信頼性を改善することがで
きる。発明の実施例に係る照明モジュールを有する車両用照明装置、ライトユニット、各
種表示装置、面光源照明装置または車両用ランプに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、発明の第1実施例に係る照明装置を示した斜視図である。
図2図2は、図1の照明装置のB-B側断面図である。
図3図3は、図1の照明装置のC-C側断面図である。
図4図4は、図1の照明装置の平面図の例である。
図5図5は、発明の第2実施例に係る照明装置の平面図の例である。
図6図6は、図5の照明装置の第1領域A1の拡大図である。
図7図7は、図5の照明装置の第2領域A2の部分拡大図である。
図8図8は、図5の照明装置の第3領域A3の拡大図である。
図9図9は、図8の照明装置の第3領域A3におけるリセス部を説明した図面である。
図10図10は、発明の実施例に係る照明装置において光源と樹脂層の凸部がターゲット方向に整列された例を説明した図面である。
図11図11の(A)、(B)は、発明の実施例において、第1大きさを有する光源の位置に応じた凸部における光出射角を説明した図面である。
図12図12の(A)、(B)は、発明の実施例において、第2大きさを有する光源の位置に応じた凸部における光出射角を説明した図面である。
図13図13の(A)、(B)は、発明の実施例において、第2方向に長い楕円形状の凸部における光源の位置に応じた出射角を比較した図面である。
図14図14の(A)、(B)は、発明の実施例において、第1方向に長い楕円形状の凸部における光源の位置に応じた出射角を比較した図面である。
図15図15の(A)、(B)は、発明の実施例において、非球面レンズ形状を有する凸部における光源の位置を変更した例である。
図16図16は、発明の実施例において、凸部が第2方向を基準として徐々に離隔する例を示した図面である。
図17図17は、発明の実施例において、凸部が第2方向を基準として徐々に離隔する例を示した図面である。
図18図18は、発明の実施例において、光源が三角形形態に配列した例を示した図面である。
図19図19は、発明の実施例において、光源が三角形形態に配列した例を示した図面である
図20図20の(A)~(E)は、発明の実施例において、光源の位置と凸部の中心の間の距離の差に応じた光の経路を説明した図面である。
図21図21は、発明の実施例において、樹脂層の凸部と光源の位置に応じた光の出射角を説明するための図面である。
図22図22は、発明の実施例において、フレキシブルな照明装置の例である。
図23図23は、発明の実施例において、フレキシブルな照明装置の例である
図24図24は、発明の実施例に係る照明装置が適用されたランプの例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付された図面を参照して、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者が
本発明を容易に実施できる好ましい実施例を詳しく説明する。ただし、本明細書に記載さ
れた実施例と図面に図示された構成は、本発明の好ましい一実施例に過ぎず、本出願時点
においてこれらを代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解されたい。本発
明の好ましい実施例に対する動作原理を詳しく説明することにおいて、かかわる公知機能
または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を必要以上不明確にすると判断される場
合には、その詳しい説明を省略する。後述される用語は、本発明における機能を考慮して
定義された用語として、各用語の意味は、本明細書全般にわたった内容に基づいて解釈さ
れるべきである。図面全体にわたって類似機能及び作用をする部分に対しては、同じ図面
符号を付する。本発明による照明装置は、照明を必要とする多様なランプ装置、例えば車
両用ランプ、家庭用照明装置、産業用照明装置に適用可能である。例えば車両用ランプに
適用される場合、ヘッドランプ、車幅灯、サイドミラー灯、フォグランプ、尾灯(Tail la
mp)、制動灯、補助制動灯、方向指示灯、ポジションランプ、昼間走行灯、車両室内照明
、ドアスカッフ、リアコンビネーションランプ、バックアップランプ、ルームランプ、ダ
ッシュボード照明等に適用可能である。本発明の照明装置は、室内、室外の広告装置、表
示装置、及び各種電動車分野にも適用可能であり、その他にも現在開発されて商用化され
ているか、今後の技術発展により具現可能な全ての照明にかかわる分野や広告にかかわる
分野等に適用可能であるといえる。
【0011】
以下、実施例は、添付された図面及び実施例に対する説明により明白になるだろう。実
施例の説明において、各層、領域、パターンまたは構造物が基板、各層、領域、パッドま
たはパターンの「上(on)」にまたは「下(under)」に形成されると記載される場合、「上(
on)」と「下(under)」は、「直接(directly)」または「他の層を介して(indirectly)」形
成されるものを全て含む。また、各層の上または下に対する基準は、図面を基準として説
明する。
【0012】
<照明装置>
図1は、発明の第1実施例に係る照明装置を示した斜視図であり、図2は、図1の照明
装置のB-B側断面図であり、図3は、図1の照明装置のC-C側断面図であり、図4
図1の照明装置の平面図の例である。
【0013】
図1図4を参照すると、発明の実施例に係る照明装置200は、複数の光源100を
含み、前記複数の光源100から放出された光をライン幅を有する光源で照射する。前記
光源100から放出された光は、ライン幅または薄い高さを有する面光源で放出される。
前記照明装置200は、フレキシブルなモジュールまたはリジッド(rigid)なモジュール
であってもよい。前記照明装置200は、第1及び第2方向Y、Xのうち少なくとも一つ
に対して平坦または曲がることができる。前記照明装置200は、第1方向Yに互いに対
応する両側面と、第2方向Xに互いに対応する両側面を含むことができる。前記照明装置
200におけるライン幅は、垂直方向の高さであり、3mm以下、例えば3mm以下であ
るか、2.4mm~3mmの範囲を有することができる。このような照明装置200によ
る照明は、直線、曲線または波形状のようなモジュールで提供され、照明のデザイン自由
度が改善され、ブラケットやハウジングのランプの位置に効果的に設置される。前記照明
装置200は、基板210、前記基板210の上に配置された光源100、前記基板21
0及び前記光源100の上に配置された樹脂層220、及び前記樹脂層220の上に配置
された第1反射層240を含むことができる。前記照明装置200は、前記基板210と
前記樹脂層220の間に第2反射層230を含むことができる。
【0014】
前記光源100は、複数個が第2方向Xまたは第3面S3から第4面S4に向かう方向
に配列される。前記光源100は、一つの行に配置される。別の例として、前記光源10
0は、2行以上が異なる列に配列されてもよい。前記複数の光源100は、第2方向Xに
延長される直線または曲線の上に配列される。前記光源100のそれぞれは、発光素子で
あってもよい。ここで、図4のように、隣接した光源100の間の間隔G1は、互いに同
一であってもよい。前記間隔G1は、光源100から放出された光の均一な分布のために
互いに同一であってもよい。前記間隔G1は、照明装置200の厚さ、例えば基板210
の下面から第1反射層240の上面までの垂直距離(例えばZ1)より大きくてもよい。例
えば、垂直距離がZ1である場合、間隔G1は、前記厚さZ1の3倍以上を有することが
できる。前記間隔G1は、10mm以上、例えば10mm~20mmの範囲を有すること
ができる。前記間隔G1の前記範囲より大きい場合、光度が低下することがあり、前記範
囲より小さい場合、光源100の数が増加する。別の例として、図5のように、隣接した
光源100が同じ直線上に配置されず、この時、隣接した2つの光源100を連結したラ
インは、仮想の曲線または変曲点を有する曲線で提供される。前記間隔G1が等間隔であ
る場合、光の均一度は改善される。
【0015】
前記照明装置200は、第2方向Xへの最大長さX1が第1方向Yの最大長さY1より
大きくてもよい。前記第1及び第2方向Y、Xの長さは、垂直方向Zの厚さZ1または高
さよりは大きくてもよい。前記第2方向Xの最大長さX1は、前記光源100の配置個数
によって可変でき、例えば30mm以上を有することができる。前記第1方向Yの最大長
さY1は、13mm以上、例えば13mm~25mmの範囲を有することができる。前記
照明装置200の第1方向Yの最大長さY1は、光源100から出射された光が拡散され
る領域、光源100の後方を保護する領域、及びパターン領域を考慮して提供される。前
記第1方向Yの最大長さY1に対して、照明装置の第3面(例えばS3)における長さと第
4面(例えばS4)における長さが互いに同一または異なってもよい。
【0016】
前記光源100は、垂直方向に互いに対向する反射材質の層の間に配置される。前記光
源100は、垂直方向に互いに対向する反射材質の層の間の領域でいずれか一つの層に隣
接するように配置されてもよい。前記光源100は、垂直方向に対向する支持する部材と
反射する部材または層の間に配置されてもよい。前記光源100は、少なくとも一方向に
光を放出または複数の方向に光を放出することができる。前記照明装置200において各
側面は、互いに同じ厚さまたは互いに同じ高さを有することができる。前記光源100は
、透明な樹脂材質の層によって密封され、前記樹脂材質の層は、反射材質の層の間に配置
されるか、支持する部材と反射する層または部材の間に配置されてもよい。
【0017】
前記基板210は、プリント基板(PCB:Printed Circuit Board)を含み、例えば、樹脂
系のプリント基板(PCB)、メタルコア(Metal Core)PCB、フレキシブル(Flexible)PCB、セ
ラミックPCBまたはFR-4基板を含むことができる。前記基板210は、フレキシブルま
たはリジッド材質の基板であってもよい。前記基板210は、上部に回路パターンが配置
され、前記回路パターンは、前記光源100と対応する領域に複数のパッドを備えること
ができる。前記基板210における回路パターンは、上部に配置されるか、上部及び下部
に配置される。
【0018】
前記樹脂層220は、前記光源100の上に配置される。前記樹脂層220は、前記光
源100の側面にそれぞれ配置されるか、隣接した光源100の間に配置されるか、各光
源100の上部に配置される。前記樹脂層(resin layer)220は、前記基板210の上
に配置される。前記樹脂層220は、基板210と第1反射層240の間に配置される。
前記樹脂層220は、前記基板210の上面と前記第1反射層240の下面の間に配置さ
れる。前記樹脂層220は、前記基板210の上に配置された複数の光源100を取り囲
むか、前記光源100を埋めることができる。前記樹脂層220は、透光性層であっても
よい。前記樹脂層220は、他の材質として、ガラス材質を含むことができる。前記複数
の光源100は、第1行または仮想ラインに沿ってn個(n≧2)が配置される。前記樹脂
層220の厚さは、前記照明装置200の厚さより小さく提供されるので、ライン光の幅
はより小さくなることができる。即ち、ライン光源の幅は、前記樹脂層220の厚さであ
ってもよい。前記樹脂層220は互いに反対側に配置された第1面S1及び第2面S2、
及び互いに反対側に配置された第3面S3及び第4面S4を含むことができる。図4のよ
うに、前記第1及び第2面S1、S2は、第1方向Yに対して互いに対応するように配置
され、前記第3及び第4面S3、S4は、第2方向Xに対して互いに対応することができ
る。前記第1及び第2面S1、S2は、複数の光源100を連結した仮想ラインを基準と
して互いに対応するように配置される。前記第3及び第4面S3、S4は、複数の光源1
00のうち一番外縁の光源より外側に配置される。別の例として、図5のように、前記第
1及び第2面S1、S2は、仮想ラインに沿って延長され、複数の光源100を基準とし
て互いに反対側に配置される。
【0019】
前記照明装置200のそれぞれの外側面は、前記照明装置200内で最も厚い厚さを有
する樹脂層220の各側面であってもよい。前記樹脂層220の外側面S1、S2、S3
、S4は、前記基板210、第2反射層230及び第1反射層240の各側面と垂直方向
に配置されるか、同一平面に配置される。別の例として、前記樹脂層220の外側面S1
、S2、S3、S4のうち少なくとも一つは、前記基板210、第2反射層230及び第
1反射層240の各側面と同一平面に配置されるか、傾斜した面で提供される。前記第1
及び第2面S1、S2は、第3及び第4面S3、S4の両端部から第2方向Xに延長され
る。前記第1面S1は、前記第2面S1と対向しながら曲面を含むことができる。前記第
1面S1は、複数の光源100から光が放出される方向の面であり、前記第2面S2は、
複数の光源200から光が放出される方向と反対側方向の面であってもよい。前記第3面
S3は、一番目の光源に隣接した外側面であってもよく、第4面S4は、最後の光源に隣
接した外側面であってもよい。前記複数の光源100は、第1面S1と第2面S2の間に
配置される。前記複数の光源100は、第3面S3と第4面S4の間に配置される。前記
樹脂層220において前記第1面S1及び第2面S2の第2方向Xの長さは、垂直方向の
高さまたは厚さより大きくてもよい。前記第1面S1及び第2面S2の第2方向Xの最大
長さは、互いに同一または異なってもよい。前記第1面S1及び第2面S2の垂直方向の
高さまたは厚さは、互いに同一であってもよい。前記第3面S3及び第4面S4の垂直方
向の高さまたは厚さは、前記第1面S1及び第2面S2の垂直方向の高さまたは厚さと同
一であってもよい。前記樹脂層220において第1面S1と前記第2面S2は、第2方向
Xに長い長さを有する側面であってもよい。前記第3面S3及び第4面S4は、前記第1
方向Yに長い長さを有する側面であってもよい。前記第1面S1は、光源100の出射部
111と対応するか、前記第3面S3と第4面S4の第1端部から第2方向Xに露出した
面であってもよい。前記第2面S2は、複数の光源100の後面と対向するか、前記第3
面S1と第4面S4の第2端部から第2方向Xに露出する面であってもよい。前記第3面
及び第4面S3、S4は、前記第1面S1と第2面S2と異なる側面であってもよい。前
記光源100の後面は、出射部111の反対側面であるか、第2面S2と対応する面であ
ってもよい。
【0020】
前記複数の光源100のそれぞれの出射部111は、前記第1面S1と対応することが
できる。前記光源100から放出された光は、第1面S1を通じて放出され、一部光は、
前記第2面S2、第3面S3及び第4面S4のうち少なくとも一つを通じて放出される。
即ち、前記光源100から放出されたほとんどの光は、第1面S1を通じて放出される。
前記照明装置200において第1、2方向の最大長さY1、X1は、樹脂層220の第1
、2方向Y、Xの最大長さであってもよい。これによって、樹脂層220の第1面S1を
通じてライン形態の光源が放出される。前記樹脂層220の第1面S1の厚さは樹脂層2
20の厚さとして、3mm未満であってもよい。前記樹脂層220において第1面S1は
、前記光源100から放出される光が出射する出射面であってもよい。前記第1面S1は
、前面または出射面であってもよく、前記第2面S2は、後面または非出射面であっても
よい。前記第1面S1は、垂直方向に平面が第2方向Xに沿って凸部P0とリセス部C0
を有する構造で延長される。別の例として、前記第1面S1は、垂直方向に対して膨らん
だ曲面であるか、上端から下端方向に突出する傾斜した構造であるか、下端から上端方向
に突出した傾斜した構造であってもよい。前記第1面S1は、規則的な凹凸形状や凹凸構
造が配列される側面であってもよい。前記第1面S1は、反対側第2面S2の表面積より
広い表面積を有する領域であってもよい。前記第1面S1は、各光源100と対応する複
数の凸面S11及び前記複数の凸面S11の間にそれぞれ配置された複数の凹面S12を
含むことができる。前記樹脂層220は、前記第1面S1から凸面S11を持って突出す
る複数の凸部P0を含むことができる。前記凸部P0は、第1面S1方向または出射方向
に膨らんだ凸面S11またはレンズ面を含むことができる。前記凸面S11は、凸レンズ
部として提供されてもよい。前記樹脂層220は、前記第1面S1において前記凸部P0
の間の領域に凹面S12が配置される。前記凹面S12は、凹んだ面であるか、平坦な面
を含むことができる。前記樹脂層220または照明装置200は、前記凸部P0の間の領
域で第2面S2方向に陥没したリセス部C0を含むことができる。前記リセス部C0は、
前記凹面S12の領域と第2方向Xに重なることができる。前記リセス部C0は、前記凸
部P0の間にそれぞれ配置される。前記リセス部C0は、第3及び第4面S3、S4から
離隔することができる。前記リセス部C0は、前記凸部P0の間の領域に配置された凹面
S12を含むことができる。ここで、前記第1面S1は、全領域から光を出射することが
できるので、出射面と定義することができる。前記凸面S11と凹面S12は交互に配置
される。前記凸部P0と前記リセス部C0は交互に配置される。前記第1面S1において
第2方向Xの一番外縁に配置された面は凸面S11の一部であってもよい。前記一番外縁
の凸面S11は、第3面S3から延長されるか、前記第4面S4から延長される。前記複
数の凸面S11のそれぞれの中心は、第1方向Yに前記複数の光源100のそれぞれの中
心と対応する位置にそれぞれ配置される。前記複数の凸部P0のそれぞれの中心は、第1
方向Yに前記複数の光源100のそれぞれの中心と対応する位置に配置される。前記複数
の光源100のそれぞれは、各凸部P0と第1方向Yに重なることができる。前記複数の
光源100のそれぞれは、凸面S11と第1方向Yに重なり、凹面S12と第1方向Yに
重ならなくてもよい。前記複数の光源100のそれぞれは、前記リセス部C0と第1方向
Yに重ならなくてもよい。前記凸面S11の垂直方向の高さは、樹脂層220の垂直方向
の厚さと同一であってもよい。前記凹面S12の垂直方向の高さは、前記樹脂層220の
垂直方向の厚さと同一であってもよい。前記樹脂層220は、前記光源100を覆うかモ
ールディングすることができる。前記各光源100は、発光チップを含むことができる。
前記光源100は、前記発光チップの外側を取り囲む反射側壁、例えば本体を含むことが
できる。前記反射側壁は、前記樹脂層220の第1面S1と対向する領域がオープンされ
、発光チップの周りを取り囲む構造で提供される。前記反射側壁は、前記光源100の一
部であるか、別途の反射材質で提供されてもよい。前記光源100において出射部111
を除いた側面は、反射材質であるか、透明または不透明材質からなることができる。前記
樹脂層220は、屈折率が1.70以下、例えば1.25~1.70の範囲を有することが
できる。前記樹脂層220の屈折率が前記範囲を外れた場合、光抽出効率が低下すること
がある。
【0021】
前記各光源100は、下部にボンディング部が配置され、前記基板210のパッドと電
気的に連結される。前記光源100は、前記基板210の回路パターンによって直列連結
されるか、直列-並列、並列-直列または並列連結されてもよい。別の例として、前記光
源100は、前記基板210の回路パターンによって多様な連結グループに配置される。
前記光源100は、発光チップを有する素子またはLEDチップがパッケージングされた
パッケージを含むことができる。前記発光チップは、青色、赤色、緑色、紫外線(UV)のう
ち少なくとも一つを発光することができる。前記光源100は、白色、青色、赤色、緑色
のうち少なくとも一つを発光することができる。前記光源100は、側方向に光を放出し
、底部が前記基板210の上に配置される。前記光源100は、サイドビュー(side view
)タイプのパッケージであってもよい。別の例として、前記光源100はLEDチップで
あってもよく、前記LEDチップの一面が開放され、他面は反射部材が配置されてもよい
。前記光源100は蛍光体を含むことができる。前記光源100は、発光チップの表面を
覆う蛍光体層またはモールディング部材を含むことができる。前記蛍光体層は、蛍光体が
添加された層であってもよく、前記モールディング部材は、蛍光体を有する透明な樹脂部
材であるか、蛍光体のような不純物がない透明な樹脂部材であってもよい。
【0022】
図4のように、前記光源100を基準として前記光源100と第1面S1の間の最大距
離D2と前記光源100と第2面S2の間の距離D3は、異なってもよい。前記光源10
0と前記第2面S2の間の距離D3は、2mm以上有することができ、例えば2mm~2
0mmの範囲を有することができる。前記光源100と前記第2面S2の間の距離D3が
前記範囲より小さいと、湿気が浸透したり回路パターンを形成できる領域が小さくなり、
前記範囲より大きいと、照明装置200のサイズが大きくなる。前記最大距離D2は、前
記凸面S11と光源100の間の最大間隔であるか、光源100と凸部P0の頂点との直
線距離であってもよい。前記最大距離D2は、5mm以上有することができ、例えば5m
m~20mmの範囲または8mm~20mmの範囲を有することができる。前記最大距離
D2が前記範囲より小さいと、ホットスポットが発生することがあり、前記範囲より大き
いと、モジュールサイズが大きくなる。複数の光源100が同じ直線上に配置された場合
、前記隣接した凹面S12を連結した直線と前記各光源100の間の距離D1は、5mm
以上、例えば5mm~12mmの範囲を有することができ、前記距離D1が前記範囲より
小さい場合、前記リセス部C0の深さD4が深くなるか、最大距離D2が狭くなって、前
記リセス部C0で暗部が発生することがある。前記距離D1は、前記各光源100の光指
向角によって可変できる。即ち、凸部P0の両端を連結した直線と前記各光源100の間
の間隔が近過ぎる場合、凸面S11のセンター領域に光が集光し、遠過ぎる場合、凹面S
12に光が照射されて凸面S11を通じた光度が低下する。第1方向Yにおける前記リセ
ス部C0または凹面S12の間の間隔W1は、前記隣接したリセス部C0の間の直線距離
であり、前記光源100の間隔G1と同一または小さくてもよい。前記間隔W1が前記光
源100の間の間隔G1より大きい場合、前記凸部P0の領域に2個以上の光源100が
配置されて光度が増加するが、光分布を制御することが困難となる。前記間隔W1が前記
光源100の間の間隔G1より小さい場合、凸部P0のサイズが小さいので、光の均一な
分布を提供できるが、光度は減少することになる。
【0023】
前記リセス部C0の間の間隔W1は、15mm以上、例えば15mm~20mmの範囲
を有することができる。前記リセス部COの間隔W1は、前記リセス部C0の深さD4よ
り大きくてもよい。前記リセス部C0の間隔W1と前記リセス部COの深さD4の比率は
、1:0.4~1:0.7の範囲を有することができる。前記リセス部C0の深さが前記範
囲より小さい場合、隣接した凸部P0の間で暗部領域が増加する。前記リセス部C0の深
さが前記範囲より大きい場合、前記光源100に隣接した領域まで進行して光源100の
間の光の干渉が増加する。前記リセス部C0の深さD4は、前記凸部P0の頂点を連結し
た直線から前記リセス部C0の底点の間の直線距離であってもよい。前記第2反射層23
0は、前記樹脂層220と前記基板210の間に配置される。前記樹脂層220は、前記
各光源100の上面と側面に接触することができる。前記樹脂層220は、前記第2反射
層230の上面に接触することができる。前記樹脂層220の一部は、前記第2反射層2
30の孔を通じて前記基板210に接触することができる。前記樹脂層220は、前記各
光源100の出射部111に接触することができる。前記樹脂層220の第1面S1、第
2面S2、第3面S3及び第4面S4は、前記第1及び第2反射層240、230の間の
外側面である。前記樹脂層220の上面は、前記第1反射層240と接触することができ
、下面は、前記第2反射層230と接触することができる。前記樹脂層220の上面及び
下面は、水平な平面であるか、曲率を有する面であってもよい。前記第2反射層230が
ない場合、前記樹脂層220の下面は、基板210と接触することができる。
【0024】
前記樹脂層220の下面面積は、前記基板210の上面面積と同一であってもよい。前
記樹脂層220の下面面積は、前記第2反射層230の上面面積と同一であってもよい。
前記樹脂層220の上面面積は、前記第1反射層240の上面面積と同一であってもよい
。第2方向Xに前記樹脂層220の長さは、前記基板210の長さ(例えばX1)と同一で
あってもよい。第2方向Xに前記樹脂層220の最大長さは、前記第2反射層230また
は第1反射層240の最大長さと同一であってもよい。第1方向Yに前記樹脂層220の
最大長さ(例えばY1)は、前記基板210の最大長さと同一であってもよい。第1方向Y
に前記樹脂層220の最大長さ(例えばY1)は、前記第2反射層230の最大長さと同一
であってもよい。第1方向Yに前記樹脂層220の最大長さ(例えばY1)は、前記第1反
射層240の最大長さと同一であってもよい。第1方向Yに前記樹脂層220の最小長さ
は、前記基板210の最小長さと同一であってもよい。第1方向Yに前記樹脂層220の
最小長さは、前記第2反射層230または第1反射層240の最小長さと同一であっても
よい。第1方向Yへの最大長さY1は、照明装置の凸部P0の頂点(または高点)と第2面
S2の間の最大距離であってもよく、最小長さは、前記照明装置の凹面S12の底点と第
2面S2の間の最小距離であってもよい。
【0025】
前記第1及び第2反射層240、230の間の領域には樹脂層220が配置される。前
記第1及び第2反射層240、230は、互いに同じ面積を有し、前記樹脂層220の上
面と下面と対向することができる。これによって、前記樹脂層220は、光源100から
放出された光と第1及び第2反射層240、230で反射された光を拡散させて第1面S
1方向にガイドして出射することができる。前記第2反射層230は、前記光源100か
ら放出された光を反射させることができる。前記第2反射層230は、前記基板210の
上部層として形成されるか、別途の層として形成されてもよい。前記第2反射層230は
、前記基板210の上面に接着剤で接着される。前記第2反射層230の上面は、前記樹
脂層220が接着される。前記第2反射層230は、前記光源100の下面と対応する領
域に複数の孔232を備え、前記孔232を通じて前記光源100が前記基板210に連
結される。前記樹脂層220の一部は、前記孔232を通じて前記基板210に接触する
ことができる。前記孔232は、前記光源100が前記基板210にボンディングされる
領域であってもよい。前記第2反射層230は、単層または多層構造で形成されてもよい
。前記第2反射層230は、光を反射する物質、例えば金属または非金属物質を含むこと
ができる。前記第2反射層230が金属である場合、ステンレス、アルミニウム(Al)、銀
(Ag)のような金属層を含むことができ、非金属物質である場合、白色樹脂材質やプラスチ
ック材質を含むことができる。前記第2反射層230は、白色樹脂材質やポリエステル(P
ET)材質を含むことができる。前記第2反射層230は、低反射フィルム、高反射フィル
ム、乱反射フィルムまたは正反射フィルムのうち少なくとも一つを含むことができる。前
記第2反射層230は、例えば入射した光を第1面S1に反射するための正反射フィルム
として提供されてもよい。
【0026】
図2のように、前記第2反射層230の厚さZcは、前記基板210の厚さZaより小
さくてもよい。前記第2反射層230の厚さZcは、前記基板210の厚さZaの0.5
倍以上及び1倍未満に配置され、入射する光の透過損失を減らすことができる。前記第2
反射層230の厚さZcは、0.2mm~0.4mmの範囲を有することができ、前記範囲
より小さい場合、光透過損失が発生し、前記範囲より厚い場合、照明装置200の厚さZ
1が増加する。前記第1反射層240は、前記樹脂層220の上面全領域に配置されて、
光の損失を減らすことができる。前記樹脂層220は、前記光源100の厚さより厚い厚
さZbで形成されてもよい。ここで、前記光源100の厚さは、光源100の垂直方向の
長さとして、第2方向Xの長さK1(図4)より小さくてもよい。前記光源100の厚さは
、3mm以下、例えば2mm以下であってもよい。前記光源100の厚さは、1mm~2
mmの範囲を有することができ、例えば1.2mm~1.8mmの範囲を有することができ
る。前記樹脂層220の一部は、前記各光源100と前記第1反射層240の間に配置さ
れる。これによって、前記樹脂層220は、前記各光源100の上部を保護し、湿気の浸
透を防止することができる。前記光源100は、下部に基板210が配置され、上部に樹
脂層220が配置されるので、前記各光源100の上部及び下部を保護することができる
。従って、前記樹脂層220の上面と前記各光源100の上面の間の間隔は、0.6mm
以下、例えば0.5mm~0.6mmの範囲で配置されてもよい。前記樹脂層220の上部
は各光源100の上部に延長され、前記光源100の上部を保護することができる。前記
樹脂層220の厚さZbは、前記樹脂層220の上面及び下面の間の間隔であってもよい
。前記樹脂層220の厚さZbは、前記第1及び第2反射層240、230の間の垂直距
離であってもよい。前記厚さZbは、第1及び第2反射層240、230の間の距離と同
一であってもよい。前記厚さZbは、前記第1面S1と前記第2面S2の間の距離より小
さくてもよい。例えば、前記第1面S1と前記第2面S2の間の距離は、最大長さY1及
び最小長さを含むことができる。前記第1方向Yの最大長さY1は、前記凸部P0の頂点
と第2面S2の間の直線距離であってもよい。前記樹脂層220の第3及び第4面S3、
S4の間の距離または間隔は、前記凸部P0の頂点と前記第2面S2の間の距離より大き
くてもよい。前記第1方向Yの最小長さは、前記凹面S12と第2面S2の間の直線距離
であってもよい。前記第2反射層230と前記第1反射層240の間の距離または間隔は
、前記樹脂層220の第1面S1と第2面S2の間の距離または間隔より小さくてもよい
。このような第1及び第2反射層240、230の間の距離を照明装置200の第1方向
Yの長さまたは最小幅より小さく配置することで、第1方向Yを通じてライン形態の面光
源を提供し、光度の改善及びホットスポットを防止することができる。また、照明装置は
、一定の厚さを持って第3方向Zに凹凸可能なフレキシブル特性で提供されてもよい。前
記樹脂層220の厚さZbは、前記光源100の厚さの2倍以下であってもよく、例えば
前記光源100の厚さの1倍超過~2倍以下であってもよい。前記樹脂層220の厚さZ
bは、2mm以下、例えば1.5mm~1.9mmの範囲または1.6mm~1.8mmの範
囲を有することができる。前記樹脂層220の厚さZbは、前記照明装置200の厚さZ
1の0.8倍以下であってもよく、例えば前記照明装置200の厚さZ1の0.4倍~0.
8倍の範囲を有することができる。前記樹脂層220が前記照明装置200の厚さZ1と
1.2mm以下の差で配置されるので、照明装置200における光効率の低下を防止でき
、フレキシブル特性を強化させることができる。図4のように、前記各光源100の第2
方向Xの長さK1は、2mm以上、例えば2mm~7mmの範囲を有することができる。
前記各光源100の長さK1は、長辺の長さであり、各凸部100の幅より小さい長さで
あり、光源の厚さより大きくてもよい。
【0027】
前記樹脂層220の厚さZbは、前記各光源100の第2方向Xの長さまたは最大長さ
より小さくてもよい。前記樹脂層220の厚さZbは、第2方向Xに前記凸面S11の最
大長さより小さくてもよい。即ち、スリムな樹脂層220の厚さZbを提供して、一方向
の第1面S1を通じてライン形状、例えば3mm以下のライン幅を有する面光源を提供す
ることができる。前記凸部P0の凸面または凸面S11は、第1曲率を有することができ
る。前記凹面S12は、平坦であるか、前記第1曲率より大きい曲率を有することができ
る。ここで、前記凸部P0の曲率半径は、5mm以上、例えば5mm~15mmの範囲ま
たは8mm~11mmの範囲を有することができる。即ち、前記凸部P0がなす仮想の円
の曲率半径は、5mm以上、例えば5mm~15mmの範囲または8mm~11mmの範
囲を有することができる。前記各凸部P0の曲率半径が前記範囲より小さい場合、光度の
改善が微小となり、前記範囲より大きい場合、暗部が発生することがある。
【0028】
前記凹面S12のうち少なくとも一つまたは二以上の曲率半径は、前記凸部P0の曲率
半径より0.12倍以下小さくてもよい。前記凹面S12の曲率半径と前記凸部P0の曲
率半径の比率は、1:8~1:28の範囲を有することができる。前記凹面S12の曲率
半径が前記範囲より小さい場合、前記凹面S12を通じて放出される光量が減り暗部が増
加し、前記範囲より大きい場合、前記凸部P0のサイズが小さくなり、前記光源100の
間の光の干渉が発生することがある。従って、前記凹面S12の深さD4及び曲率半径は
、前記光源100の位置及び前記光源100の指向角を考慮して、前記凸部P0及び前記
リセス部C0を通じた光の均一度の改善と前記リセス部C0における暗部を抑制するため
の範囲を有することができる。前記凹面S12の曲率半径は、1.2mm以下、例えば0.
5mm~1.2mmの範囲を有することができる。前記凹面S12が所定の曲率を持って
曲面形状で提供されることで、入射する光を屈折させて透過させることができ、前記リセ
ス部C0領域における暗部の発生を減らすことができる。
【0029】
一方、前記樹脂層220は、シリコーン、シリコーンモールディングコンパウンド(SMC
)、エポキシまたはエポキシモールディングコンパウンド(EMC)のような樹脂材質を含むこ
とができる。前記樹脂層220は、UV(ultra violet)硬化性樹脂または熱硬化性樹脂材料
を含むことができ、例えばPC、OPS、PMMA、PVC等を選択的に含むことができる。例えば、
前記樹脂層220の主材料は、ウレタンアクリレートオリゴマーを主原料とする樹脂材料
を利用することができる。例えば、合成オリゴマーであるウレタンアクリレートオリゴマ
ーをポリアクリルであるポリマータイプと混合したものを用いることができる。もちろん
、ここに低沸点希釈型反応性モノマーであるIBOA(isobornyl acrylate)、HPA(Hydroxylpr
opyl acrylate、2-HEA(2-hydroxyethyl acrylate)等が混合されたモノマーをさらに含む
ことができ、添加剤として光開始剤(例えば、1-hydroxycyclohexyl phenyl-ketone等)ま
たは酸化防止剤等を混合することができる。前記樹脂層220内にはビーズ(bead)(図示
されない)を含むことができ、前記ビーズは、入射する光を拡散及び反射させて、光量を
増加させることができる。前記樹脂層220は、蛍光体を含むことができる。前記蛍光体
は、黄色、緑色、青色または赤色蛍光体のうち少なくとも一つを含むことができる。前記
樹脂層220において前記凸部P0が形成された領域は、レンズ部として提供されてもよ
い。前記樹脂層220のレンズ部は、凸面を有するレンズ形状で提供され、トップビュー
時において、半球形状、半円形状、半楕円形状または非球面形状を含むことができる。前
記レンズは、コリメーター(collimator)レンズを含むことができる。前記レンズ部は、前
記光源100の中心と対応する頂点であるほど、前記光源100との距離がより離隔する
。前記レンズ部の第3方向Zの厚さは、前記樹脂層220の厚さであってもよい。このよ
うなレンズ部は、上面及び下面が平坦であり、第1面S1方向に曲面で形成されるので、
第1面S1方向に入射した光を拡散させることができる。前記レンズ部は、上部及び下部
に平坦な第1及び第2反射層240、230の間に配置されて、第1面S1に光を屈折さ
せて出射することができる。前記レンズ部は、光軸を基準として前記光軸を外れた領域に
入射する光を入射角より大きい出射角に光を屈折させることができる。前記照明装置20
0がフレキシブル特性により屈曲を有する場合、前記樹脂層220、第1及び第2反射層
240、230は、不平坦な曲がった領域を含むことができる。
【0030】
従って、前記樹脂層220の凸面S11のそれぞれは、前記各光源100のそれぞれか
ら放出された光を出射することができる。前記樹脂層220において前記凸部P0の間に
配置されたリセス部C0は、第2面S2方向に陥没したリセス(Recess)として提供される
。前記樹脂層220のリセス部C0は、前記樹脂層220の凹面S12の上に形成される
。このようなリセス部C0を通じて前記凸部P0の間の領域から各光源100から放出さ
れた光が出射するので、リセス部C0における暗部の発生を減らすことができる。ここで
、前記樹脂層220に凸部P0及び前記リセス部C0が配置された場合、前記基板210
と前記第1及び第2反射層240、230は、一側方向が前記凸部P0とリセス部C0に
対応する形状で提供される。前記樹脂層220の凸部P0またはレンズ部は、前記各光源
100の数と同一であってもよい。前記第1反射層240は、前記第2反射層230と同
じ材質であってもよい。前記第1反射層240は、光を反射と光の透過損失を減らすため
に、前記第2反射層230の材質より光反射率が高い材質であるか、より厚い厚さを有す
ることができる。前記第1反射層240は、前記第2反射層230の厚さZcと同じまた
はより厚い厚さであってもよい。例えば、前記第1及び第2反射層240、230は、同
じ材質及び同じ厚さで提供されてもよい。前記第1反射層240の厚さZdは、前記基板
210の厚さZaと同一または小さくてもよい。前記第1反射層240の厚さZdは、前
記基板210の厚さZaの0.5倍以上、例えば0.5倍~1倍の範囲で配置され、入射す
る光の透過損失を減らすことができる。前記第1反射層240の厚さZdは、0.2mm
~0.4mmの範囲を有することができ、前記範囲より小さい場合、光透過損失が発生し
、前記範囲より厚い場合、照明装置200の厚さZ1が増加する。前記第1反射層240
は、単層または多層構造で形成されてもよい。前記第1反射層240は、光を反射する物
質、例えば金属または非金属物質を含むことができる。前記第1反射層240が金属であ
る場合、ステンレス、アルミニウム(Al)、銀(Ag)のような金属層を含むことができ、非金
属物質である場合、白色樹脂材質やプラスチック材質を含むことができる。前記第1反射
層240は、白色樹脂材質やポリエステル(PET)材質を含むことができる。前記第1反射
層240は、低反射フィルム、高反射フィルム、乱反射フィルムまたは正反射フィルムの
うち少なくとも一つを含むことができる。前記第1反射層240は、例えば入射した光が
第1面S1方向に進むように正反射フィルムとして提供されてもよい。前記第1及び第2
反射層240、230は、同一または異なる材質であってもよい。前記基板210と前記
第1及び第2反射層240、230は、前記樹脂層220の凸部及びリセス部を含むこと
ができる。即ち、樹脂層220の凸部P0の上面及び下面に前記基板210と前記第1及
び第2反射層240、230の凸部が配置され、リセス部の上に前記基板210と前記第
1及び第2反射層240、230のリセス部が配置される。従って、前記基板210、前
記第2反射層230、前記樹脂層220及び前記第1反射層240の積層構造は、一方向
に前記凸部P0と前記リセス部C0と同じ構造を含むことができる。前記凸部P0は、上
面と下面が平坦な形状であり第1方向Yに曲面または半球形状を含むことができる。前記
リセス部C0は、第2面S2方向に平坦または凹んだ曲面を含むことができる。前記樹脂
層220における前記凸面S11と凹面S12のうち少なくとも一つまたは両方ともは、
ヘイズ(Haze)面またはプリズム形状に処理されて、光を拡散させることができる。前記ヘ
イズ面は、前記樹脂層220の内部面より粗い面に処理され、出射する光を拡散させるこ
とができる。
【0031】
ここで、図4のように、それぞれの凸部P0がなす仮想の円Vcの領域には、前記光源
100が位置することができる。即ち、前記凸部P0と前記光源100の間の最大距離D
2は、前記仮想の円Vcの直径r0よりは小さくてもよい。この時の光は、光源100と
最大距離D2を満足する仮想の円の上に配置される各凸部P0を通じて光の指向角分布で
出射するので、ターゲット領域または光の進行方向により多くの光を集光させることがで
きる。発明の実施例に係る照明装置200は、第3方向Zの厚さZ1をライン形態で提供
して、ライン光源のデザインの自由度及び安定的な照明を提供することができる。また、
全体ライン光源の均一度を改善することができる。前記照明装置200の厚さZ1は、3
mm以下、例えば3mm以下であるか、2.4mm~3mmの範囲を有することができる
。また、前記樹脂層220の厚さが3mm未満、例えば1.5mm~1.9mmの範囲で提
供され、ライン形態の面光源の幅はより狭くなることができる。別の例として、前記照明
装置200は、2mm~6mmの範囲で配置されてもよく、この場合、樹脂層220の厚
さをより厚く提供してライン幅を増加させ、配光領域を増加させることができる。前記ラ
イン光源を有する照明装置200は、車両用ランプに適用され、例えば、車幅灯、サイド
ミラー灯、フォグランプ、尾灯(Tail lamp)、制動灯、補助制動灯、方向指示灯、ポジシ
ョンランプ、昼間走行灯、車両室内照明、ドアスカッフ、リアコンビネーションランプ(R
CL)、バックアップランプ、ルームランプ、ダッシュボード照明から選択的に適用するこ
とができる。前記リアコンビネーションランプは、制動灯、尾灯、方向指示灯及びバック
アップランプを含むことができる。上記したランプからカーライン(Car line)に応じて曲
線型ランプとして提供することができる。
【0032】
前記第1実施例に開示された照明装置は、複数の光源100が同じ直線上に配置され、
それぞれの凸部P0を通じて出射されたライン形態の面光源を前方向に照射する。この場
合、各凸部P0を連結した仮想の直線とターゲット領域が対向する場合、ターゲット領域
に効果的に光が照射される。この時のターゲット領域は、前記各凸部P0と等間隔で配置
される直線型構造であってもよい。例えば、ターゲット領域は、レンズ、例えば、インナ
ーレンズまたはアウターレンズを含むことができる。光源100の数は、凸部P0の数と
同一であってもよく、第2方向Xに沿って2個以上、例えば2個~100個または3個~
40個の範囲で配置されてもよい。即ち、第3面S3と第4面S4の間に2個または3個
以上の光源100が配列される。このような光源100の配列数は、設置環境やターゲッ
ト照明によって可変できる。
【0033】
一方、照明装置で光が照射される対象、即ち、ターゲット領域(例えばcar line)のラン
プラインが曲線型ラインまたは曲がったラインで提供された場合、複数の凸部を連結した
仮想ラインや複数の光源を連結した仮想ラインは、前記ターゲット領域のランプラインに
応じて曲線型構造または傾斜したラインで提供される。第2実施例は、第1実施例の構成
を含み、光源の位置及び凸部の位置を変形した例である。第2実施例の説明において、第
1実施例と同じ構成は、第1実施例の説明を参照することにする。
【0034】
図5は、第2実施例に係る照明装置の平面図の例であり、図6は、図5の照明装置の第
1領域A1の拡大図であり、図7は、図5の照明装置の第2領域A2の拡大図であり、図
8は、図5の照明装置の第3領域A3の拡大図である。図4図8に図示された照明装置
は、樹脂層220または第1反射層240の上で見た平面図である。
【0035】
図5図8を参照すると、照明装置200は、図2のように、基板210、光源100
、第1反射層240及び樹脂層220を含むことができる。前記基板210と樹脂層22
0の間に第2反射層230が配置される。前記第2反射層230は、前記基板210の上
で基板方向に進む光を反射させることができ、除去されてもよい。前記第1及び第2反射
層240、230は、前記樹脂層220内で複数の光源100を通じて放出された光を反
射させ、前記樹脂層220は、光をガイドし、第1面S1を通じて光を出射する。照明装
置200において、前記複数の光源100は、第3面S3から第4面S4方向に連結した
線が仮想の曲線Vc0に沿って配置される。前記仮想の曲線Vc0は、前記複数の光源1
00を経由することができる。前記仮想の曲線Vc0は、各光源100の中心を経由する
ことができる。前記仮想の曲線Vc0は、複数の光源100のうち一番目の光源101(
以下、第1光源という)と、最後の光源109(以下、第9光源という)の中心を連結した
直線L9に対して第1面方向膨らむか正の曲率を有することができる。または、複数の光
源100を経由する仮想ラインは、第1光源101と第9光源109を連結した直線に対
して膨らんだ曲線を有し、第1面S1方向に膨らむことができる。複数の光源100を経
由する仮想ラインの一部は、第2面S2より後方に配置される。
【0036】
前記複数の光源100の配置方向に沿って前記複数の凸部P0に対して第3面S3から
第4面S4方向に連結した線は、仮想の曲線Vc0に沿って配置される。図2において、
前記樹脂層220の第1面S1は、複数の凸部P0及び複数のリセス部C0を含むことが
できる。前記凸部P0及びリセス部C0を有する第1面S1は出射面であってもよい。即
ち、前記樹脂層220の第1面S1は出射面であってもよい。前記樹脂層220において
第1面S1または出射面は凸面S11と凹面S12を含むことができる。前記凸面S11
は、凸部P0の外側面であり、ほとんどの光が放出される。前記凹面S12は凸部P0の
間の凹んだ面であり、光が放出される。図1及び図2のように、基板210、第1反射層
240、第2反射層230は、前記樹脂層220の凸部P0及びリセス部C0の形状と同
じ凸部及びリセス部の構造を含むことができる。このような構成は、図1図4の説明を
参照することにする。
【0037】
ここで、第1光源101と対応する第1凸部P1を基準として、隣接した二つの凸部を
通る直線L1と、最後の第9光源109を基準として、隣接した二つの凸部を通る直線L
2の間の内角Q2は、鈍角であってもよい。前記直線L1を基準として、センター領域A
2に配置された隣接した二つの凸部を通る直線L3との角度Q1は、前記角度Q2より大
きく、鋭角であってもよい。ここで、一番外側の凸部を連結した直線L2は、第2方向X
の直線を基準として70度以下の角度で提供されてもよい。前記内角Q2は、91度~1
50度の範囲を有することができ、適用ランプのハウジングやブラケットのラインによっ
て可変できる。
【0038】
ここで、前記複数の光源100が仮想の曲線Vc0の上に位置する。前記複数の光源1
00のそれぞれの中心は、仮想の曲線Vc0の上に配置される。隣接した2つの光源10
0に対して直交する両直線の間の間隔G1、G2は、互いに同一であってもよい。前記各
光源100に対して直交するそれぞれの直線は、前記光源100の辺のうち長辺に対して
直交する方向に延長される。前記光源100に直交する直線は、前記光源100の中心に
対して光軸方向または法線方向に延長されてもよい。前記間隔G1、G2は、光の均一な
分布のために同一に配置したが、異なる間隔で配置することができ、例えばセンター領域
の直線L3から相対的に多く離隔した光源(例えば109)の間隔G2は、間隔G1より狭
く配置することができる。即ち、光の均一度のために光源の間隔G1、G2は、互いに同
一であるか、センター領域(例えばA2)を基準として一部領域(例えばA3)でより狭くす
ることができ、または特定領域(例えばA1)でより広くすることができる。例えば、第3
及び第4面S3、S4に隣接した2つの光源の間の間隔の差は、10%以内の差を有する
ことができる。このような間隔の差が10%を超える場合、第3及び第4面S3、S4に
隣接した光源の間の光の均一度の差は大きくなり、光源の数が増加する問題がある。
【0039】
照明装置において複数の光源100のそれぞれは、第1または第2方向Y、Xに対して
傾斜または傾きを持って配列される。即ち、第1方向Yに対して各光源100の中心軸方
向は傾斜するように配置される。これにより、隣接した2つの光源の長辺を延長した直線
の間の間隔G3、G4は水平間隔であってもよく、第3面S3方向で一番小さく、第4面
S4方向に行くほど徐々に大きくなる。即ち、前記間隔はG3<G4を満足することがで
きる。前記光源100の長辺は、出射部111(図2参照)が配置された側面またはその反
対側後面Sb(図6参照)であってもよい。即ち、前記光源100は、第1光源101から
第4面S4方向に行くほど隣接した2つの光源100の間の水平間隔G3が徐々に大きく
なる。隣接した2つの光源100の間の垂直な直線の間の間隔Gdは、互いに同一である
か、10%以内の間隔の差を有することができる。これにより、車両のランプのラインに
沿って照明装置が設置された場合、各ラインの上で均一な面光源の分布を有することがで
きる。また、照明装置は、3mm以下の厚さのライン光源で提供され、フレキシブルまた
は非フレキシブルなライン光源で提供される。
【0040】
前記光源100は、仮想の曲線Vc0の上に配置される。前記仮想の曲線Vc0は、複
数の光源100の中心を連結した直線の上に配置される。前記複数の光源100において
隣接した2つの光源を連結した直線は、第1または第2方向Y、Xに対して傾きを有する
ことができる。照明装置200においてエッジに近い領域(例えばA1、A3)において、
前記複数の光源100において隣接した2つの光源を連結した直線は、第1及び第2方向
Y、Xを基準として互いに異なる傾きを有することができる。ここで、第4面S4に隣接
した2つの光源を連結した直線の傾きは、第3面S3に隣接した2つの光源を連結した直
線の傾きより大きくてもよい。別の例として、前記隣接した2つの光源100を連結した
直線のうち少なくとも二つは、互いに同じ傾きを有することができる。別の例として、前
記隣接した2つの光源100を連結した直線のうち少なくとも一つまたは二つ以上は、互
いに異なる傾きを有することができる。従って、照明装置200において隣接した2つの
光源を連結した直線の傾きは、前記光源100の領域A1、A2、A3によって異なるよ
うにすることができる。即ち、照明装置の各領域A1、A2、A3内で隣接した光源10
0を連結した直線の傾きは、互いに異なるように持っていくことができる。例えば、第1
領域A1は、第3面S3に隣接した第1グループの光源が配置された領域であり、前記第
2領域A2は、センター側第2グループの光源が配置された領域であり、前記第3領域A
3は、第4面S4に隣接した第3グループの光源が配置された領域であってもよい。前記
第1~第3グループの光源を連結した直線の傾きは、異なってもよい。前記各グループの
光源の数は、互いに同一または異なってもよい。即ち、前記傾きは、第2領域A2から第
1領域A1に行くほど大きくなり、第3領域A3に行くほど大きくなる。この時の傾きの
増加比率は、第2領域A2から第1領域A1に延長される直線の傾きの増加比率より第3
領域A3に延長される直線の傾きの増加比率が大きくなってもよい。前記第1領域A1は
、例えば照明装置が車両のランプに適用された場合、車両の前方または後方中心に一番近
い領域であり、第3領域A3は、車両前方または後方の両側角に一番近い領域であっても
よい。
【0041】
前記凸部P0は、半球形状、半楕円形状または非球面を有する形状のうち少なくとも一
つを含むことができる。前記凸部P0がなす仮想の円Vcは、円形状、楕円形状、非球面
を有するリング形状のうち少なくとも一つを含むことができる。前記凸部P0の間の凹面
S12の曲率半径または曲率は、領域A1、A2、A3によって異なってもよい。各領域
A1、A2、A3において凹面S12の曲率半径は、一方向または第4面S4に行くほど
大きくなってもよい。前記凹面S12の曲率は、一方向または第4面S4に行くほど小さ
くなってもよい。前記凸部P0または凸面S11と凹面S12の曲率または曲率半径の差
は、第3面S3に近い領域で最大であり、第4面S4に近い領域で最小であってもよい。
前記照明装置において第3面S3の最大長さY1は、第4面S4の長さY2より大きくて
もよい。これは、照明装置内の第1及び第2領域A1、A2の後方に回路パターンやコネ
クターのような部品を配置することになるで、第4面S4の長さY4をさらに減らすこと
ができる。照明装置200内には貫通ホールH1が配置され、ねじのような取付部材が取
付けられる。照明装置200の第2面S2には、所定の曲線の上で後方に突出した部分、
例えばコネクターが連結された部分を提供することができる。
【0042】
図6及び図5を参照すると、照明装置200において複数の凸部P0は、第1光源10
1と対向する第1凸部P1、前記第2光源102と対向する第2凸部P2、及び第3光源
103と対向する第3凸部P3を含むことができる。前記光源100は、発光素子であっ
てもよく、第1~第3光源101、102、103または第1~第3発光素子を含むこと
ができる。前記第1~第3光源101、102、103は、仮想の曲線VcOの上に配置
される。前記仮想の曲線Vc0が前記第1光源101に接するか交差する地点は、第1地
点Paであり、前記第2光源102に接するか交差する地点は、第2地点Pbであり、前
記第3光源103に接するか交差する地点は、第3地点Pcであってもよい。前記第1~
第3凸部P1、P2、P3のそれぞれの曲率に応じて第1~第3凸部P1、P2、P3を
なす仮想の円Vcが提供される。この時、前記第1地点Paと前記第1凸部P1の仮想の
円Vcの中心Pxを通る仮想の第1直線Yaと、前記第2地点Pbと前記第2凸部P2の
仮想の円Vcの中心Pxを通る仮想の第2直線Ybは、互いに平行してもよい。前記第2
直線Ybは、第3地点Pcと第3凸部P3の仮想の円の中心Pxを通る仮想の第3直線Y
cは、互いに平行してもよい。即ち、光源100のそれぞれの中心と凸部のそれぞれの曲
率を有する仮想の円Vcの中心Pxが通る直線は、互いに平行してもよい。前記第1地点
Paは、第1光源101の中心と仮想の曲線Vc0が交差する地点であってもよい。前記
第2地点Pbは、前記第2光源102の中心と仮想の曲線Vc0が交差する地点であって
もよい。前記第1地点Paで前記仮想の曲線Vc0と交差する第1接線Vt1と前記第1
直線Yaがなす第1角度V1は、第1鈍角であってもよい。前記第2地点Pbで前記仮想
の曲線Vc0と交差する第2接線Vt2と前記第2直線Ybがなす第2角度V2は、第2
鈍角であってもよい。前記第3地点Pcで前記仮想の曲線Vc0と交差する第3接線Vt
3と前記第3直線Ycがなす第3角度V3は、第3鈍角であってもよい。前記第1~第3
角度V1、V2、V3は、鈍角であり、互いに異なってもよい。例えば、前記第1~第3
角度V1、V2、V3の大きさはV1<V2<V3の関係を満足することができる。即ち
、前記各光源100と各凸部P0の中心(例えばPx)を通る直線のそれぞれと前記複数個
の光源のそれぞれが前記仮想の曲線と接する地点でのそれぞれの接線がなす角度は、一方
向または第4面方向に行くほど増加するか、前記角度が増加する領域を含むことができる
。前記増加する領域は、第1~第3領域A1、A2、A3のうち少なくとも一つまたは全
てであってもよい。前記第1~第3接線Vt1、Vt2、Vt3は、第1~第3光源10
3の中心のそれぞれにおける仮想の曲線Vc0に対する接線であるか、隣接した第1及び
第2光源101、102を連結した直線、第2及び第3光源102、103を連結した直
線、第3光源103と隣接した光源を連結した直線であってもよい。即ち、前記第1~第
3接線Vt1、Vt2、Vt3は、前記隣接した2つの光源101、102、103を連
結した直線と同じ方向に延長されてもよい。
【0043】
前記光源100の一部は、前記各凸部P1、P2、P3をなす仮想の円Vcまたは円周
内に配置される。例えば、前記第1光源101の少なくとも一部は、第1凸部P1を通る
仮想の円Vc内に配置される。前記第2光源102の少なくとも一部は、第2凸部P2を
通る仮想の円Vc内に配置される。前記第3光源103の少なくとも一部は、第3凸部P
3を通る仮想の円Vc内に配置される。前記各凸部P1、P2、P3をなす仮想の円Vc
は、前記各凸部P1、P2、P3に対向する光源100のそれぞれを経由することができ
る。前記各凸部P1、P2、P3をなす仮想の円Vcの円周と前記各光源100または発
光素子がそれぞれ重なるか経由するように配置される。前記各光源100または発光素子
のうち少なくとも一つは、前記各凸部P1、P2、P3をなす仮想の円Vcの円周と重な
らないように配置される。前記各凸部P1、P2、P3の曲率は、前記仮想の円Vcの曲
率と同一であってもよい。前記各凸部P1、P2、P3の最大幅は、前記仮想の円Vcの
直径r0と同一またはより大きくてもよい。前記各凸部P1、P2、P3と前記光源10
0の間の最大距離D2は、前記仮想の円Vcの直径r0より小さくてもよい。第1領域A
1で前記各凸部P1、P2、P3と前記光源100の間の最大距離D2は、前記凸部P1
、P2、P3の最大幅より小さくてもよい。ここで、前記凸部P1、P2、P3がなす円
Vcの直径r0は、図2に開示された樹脂層220の厚さZbより大きくてもよい。前記
第1~第3凸部P1、P2、P3の頂点Ppを通る第1~第3直線(Ya、Yb、Yc)は、前記
第1~第3凸部P1、P2、P3のそれぞれの頂点Ppにおける接線Ltに対して法線方
向に延長され、90度の角度Q3を有することができる。このような角度Q3は、光の指
向特性とターゲット領域を考慮して設定することができる。ここで、前記複数の光源10
0は、第1方向Yまたは第2方向Xに対してチルトまたは傾斜した角度で配置され、例え
ば第1方向Yに対して90度未満の角度Q4で配置される。前記角度Q4は、45度以上
90度未満であってもよい。前記複数の光源100のそれぞれは、上記角度Q4でチルト
し、第2面方向に徐々にシフトされて配列されてもよい。これは、ランプのハウジングや
ブラケットの表面に応じて可変できる。前記凸面S11の間に配置された凹面S12の底
点は、前記仮想の曲線Vc0から離隔することができる。前記凹面S12の底点は、前記
凹面内で第2面S2に一番近い地点であってもよい。前記凸部S11の頂点は各凸部内で
最も突出した地点または各光源100から最も遠い地点であってもよい。前記複数の光源
100と前記凹面S12の底点の間の距離を見ると、第1光源101と第2光源102の
間のリセス部C0の底点(または中心)は、第2光源102より第1光源101に隣接する
ように配置されてもよい。前記第2光源102と第3光源103の間の凹面S12の底点
(または中心)は、前記第2光源102より第3光源103に隣接するように配置されても
よい。即ち、第3面S3で第4面S4方向に向けて、両光源100の間に配置された凹面
S12の底点または中心は、第3面S3方向に隣接した光源100よりも第4面S4方向
に隣接した光源100に隣接することができる。
【0044】
図5及び図7を参照すると、第2領域A2における凸部P0は、例えば第4~第6凸部
P4、P5、P6、前記光源100は、例えば第4~第6光源104、105、106と
定義することにする。前記第2領域A2における凸部P4、P5、P6の高さD4は、隣
接した2つの凸部を連結した直線L3と隣接した2つの光源104、105、106の間
を連結した直線Vt5の間の距離と同じ深さで配置されてもよい。前記凸部P4、P5、
P6の高さD4は、前記各凸部P4、P5、P6をなす仮想の円Vcの直径r0よりは小
さくてもよい。前記リセス部C0の深さD2または凹面S12の深さは、凸部P4、P5
、P6の頂点から凹面S12の底点までの距離であり、第2領域A2における深さが一番
大きく、第3領域A3における深さが一番小さくてもよい。前記リセス部C0の最大深さ
は、第4~第6凸部P4、P5、P6の頂点からリセス部C0の底点の間の距離D2であ
り、前記仮想の円Vcの直径r0よりは大きくてもよい。前記リセス部C0の深さは、第
3領域A3における深さが一番小さく、第2領域A2における深さが一番大きくてもよい
。このようなリセス部C0の深さは、隣接した2つの光源100を連結した直線の傾きの
大きさ応じて反比例する。前記リセス部C0に配置された凹面S12は、第4及び第5光
源104、105の間または第5光源105と第6光源106の間にそれぞれ配置されて
もよい。第3面S3で第4面S4方向に向けて、両光源104、105、106の間に配
置された凹面S12の底点または中心は、第3面S3方向に隣接した第4光源104より
第4面S4方向に隣接した第5光源105に隣接することができる。前記凸面S11のう
ち第4光源104を基準として第4面S4方向に配置された延長部Scは、前記第4光源
104の側面と対応し、第5光源105を基準として第4面S4方向に配置された凸面S
11の延長部Scは、第5光源105と対応することができる。このような凸面S11の
延長部Scが第2面S2方向にさらに延長されるので、隣接した光源104、105、1
06の間の光の干渉を減らすことができる。前記隣接した第4~第6光源104、105
、106の中心を連結した仮想の曲線Vc0または直線Vt5には、前記凹面S12と接
触することができる。これにより、隣接した第4~第6光源104、105、106によ
り放出された光が他の光源の凸部を通じて出射することを遮断することができる。ここで
、前記延長部Scは、前記凸面S11のうち仮想の円の領域を外れる領域として、凹面S
12まで直線または平面区間として提供される。前記第4~第6凸部P4、P5、P6を
なす仮想の円Vcの中心Pxを連結した直線Vx1は、前記光源を連結した直線Vt5と
凸部P4、P5、P6の頂点を連結した直線L3の間に配置される。前記直線Vx1と直
線L3は平行してもよい。前記直線Vx1と直線Vt5は平行してもよい。第1及び第2
領域A1、A2で前記仮想の円Vcの中心Pxを連結した直線Vx1は、前記凹面S12
を連結した直線よりも凸面方向に配置される。図8のように、第3領域A3で前記仮想の
円Vcの中心Pxを連結した直線Vx2は、前記凹面S14を連結した直線よりも第2面
方向に近く配置される。
【0045】
図7のように、前記凹面S12と仮想の円Vcの中心Pxを連結した直線の間の距離D
5は、仮想の円Vcの半径r1より小さくてもよい。このような距離D5は、第4~第6
光源104、105、106の指向角分布を考慮した構造であり、前記仮想の円Vcの半
径r1より大きい場合、リセス部C0の深さ増加によりモジュールの剛性が低下するか、
隣接した光源の間の光遮断効果が微小となる。前記第4凸部P4を通る仮想の円Vcの中
心Pxと前記第4光源104の中心を通る直線Y1aと、第5凸部P5を通る仮想の円V
cの中心Pxと前記第5光源105の中心を通る直線Y1bは、互いに平行してもよい。
この時、隣接した2つの仮想の円Vcの間の距離D6は、リセス部C0の最小幅よりは大
きくてもよい。ここで、リセス部C0の最小幅は、隣接した2つの面S11の間の最小距
離であるか、凹面S12の最小幅であってもよい。前記光源100(104、105、1
06)と前記仮想の円Vcの中心Pxの間の距離r2は、前記仮想の円Vcの半径r1よ
り小さくてもよい。前記距離r2は、それぞれの光源とそれぞれの凸部P0における円の
中心Pxの間の距離として、互いに同一に配置して光の均一度を確保することができる。
前記凸部P0がなす仮想の円Vcの半径r1は、5mm以上、例えば5mm~15mmの
範囲または8mm~11mmの範囲を有することができる。隣接した光源104、105
、106を連結した仮想の直線Vt5は、前記直線Y1a、Y1bの間の角度V4は、鈍
角であってもよい。前記角度V4は、図6における角度V1、V2、V3より大きくても
よい。
【0046】
図8及び図5を参照すると、第4面S4に隣接した第3領域A3では凸部をなす仮想の
円Vcの中心と各光源108の中心を通る直線Y2a、Y2b、Y2cは、互いに平行し
てもよい。ここで、隣接した光源108を連結した仮想の直線Vt6は、前記直線Y2a
、Y2b、Y2cの間の角度V5は、鈍角であってもよい。前記角度V5は、図7におけ
る角度V4より大きくてもよい。ここで、第4面S4に隣接した凸部C0に対して第7~
第9凸部P7、P8、P9と称し、リセス部C0は、第7及び第8リセス部C7、C8と
称することにする。前記第9凸部P9を通る仮想の円VcXの中心Pxと、第9光源10
9の中心を通る直線Y9aは、前記直線Y2a、Y2b、Y2cと平行してもよい。前記
仮想の円VcXの中心Pxを連結した直線Vx2は、前記リセス部C0または凹面S14
から徐々に離隔することができる。ここで、前記第4面S4に隣接した隣接した2つの凸
部P8、P9の間の第8リセス部C8は、仮想の円Vs2を形成することができる。前記
仮想の円Vs2は、前記各凸部P8、P9をなす仮想の円VcXの直径と同一または小さ
くてもよく、例えばリセス部C8で凹面S14がなす仮想の円Vs2は、前記第9凸部P
9がなす仮想の円VcX、Vcの直径との差が10%以下の差を有する曲率で提供される
。即ち、第9凸部P9の曲率と最後の第8リセス部V8の曲率は、互いに同一であるか、
10%以下の差を有することができる。この時、前記第9凸部P9と第9光源109の間
の距離D21は、前記仮想の円Vs2、VcXの直径より小さくてもよい。即ち、第9光
源109が仮想の円VcXの円周内に配置され、第8リセス部C8の凹面S14の曲率半
径が最大である場合、前記距離D21は、隣接した2つの仮想の円Vs2、VcXの直径
よりは小さくてもよい。このような第9凸部P9に隣接した領域の凹面S14の曲率半径
をより大きく提供することで、第3領域A3に配列される光源108、109から出射さ
れた光が前記凹面S14を通じて放出される。発明の実施例において、第3面S3から第
4面S4方向に行くほど、前記凹面S14の曲率またはリセス部C7、C8の曲率は徐々
に大きくなるか、第4面S4に隣接した凹面S14またはリセス部C8の曲率が凹面やリ
セス部の曲率のうち一番大きくてもよい。これは、凸部が面積が第3領域に行くほど小さ
くなるか、第3領域A3において一番大きくてもよい。これは、凸部が第2方向Xを基準
として徐々に第2面方向に移動することで、凸部の連結区間の曲率が徐々に小さくなるこ
とができる。即ち、各凹面S14またはリセス部C0(C7、C8)の曲率半径が第4面S
4に隣接するほど徐々に大きくなる。
【0047】
図8及び図9を参照すると、最後の第9凸部P9とこれに隣接した第7及び第8凸部P
7、P8を見ると、前記第7~第9凸部P7、P8、P9を通る仮想の円の中心Pxと、
各光源の中心を通る直線Y9a、Y9b、Y9cは、前記直線Y2a、Y2b、Y2cと
平行してもよい。この時、各凸部P0(P7、P8、P9)をなす仮想の円Vcの円周との
接触する面積は、第9凸部P9に行くほど徐々に減少することができる。例えば、第9凸
部P9を通る仮想の円VcXと前記第9凸部P9の外縁線の間の接触面積は、前記仮想の
円VcXの円周の長さの1/3以下または1/4未満であってもよい。そして、図6で第
1凸部P1を通る仮想の円Vcと前記第1凸部P1の外縁線の間の接触面積は、前記仮想
の円Vcの円周の長さの1/3以上または1/2以上を有することができる。これは、仮
想の円Vcの直径は同一であり、第9凸部P9方向に行くほど凸面S13の面積が徐々に
減少し、凹面S14の面積が徐々に増加することができる。このような第4面方向に行く
ほど凸面S13と凹面S13の曲率の差を徐々に減らし、互いに連結させることで、仮想
の曲線Vc0の上に配置された第3領域A3における各光源100が第1領域A1におけ
る各光源100と同じ方向に光を照射することができる。また、前記第3領域A3でリセ
ス部C7、C8の深さD41(図9参照)は、第4面S4方向に行くほど徐々に小さくなっ
てもよい。前記第3領域A3で凸部P7、P8、P9の高さは、第4面S4方向に行くほ
ど徐々に小さくなってもよい。図9のように、前記凹面S14がなす仮想の円Vs2、V
s3の大きさは、第4面S4から離れるほどまたは第9凸部P9から離れるほどより小さ
くなってもよい。即ち、第7凸部P7に隣接した凹面S14がなす仮想の円Vs3の直径
は、第9凸部P9に隣接した凹面S14がなす仮想の円Vs2の直径より小さくてもよい
図5及び図9のように、第4面S4方向に行くほど、前記凹面がなす仮想の円の大きさ
は徐々に大きくなり、または第3面S3方向に行くほど、前記凹面がなす仮想の円の大き
さは徐々に小さくなってもよい。
【0048】
図10は、発明の別の例として、照明装置200Aの出射面が曲線型構造ではない場合
である。照明装置200Aの各光源100、101A、101Dをターゲット地点Taに
集光できるように、各光源100、101A、101Dと凸部P21の中心がターゲット
地点Taに向けて配列される。即ち、それぞれの光源100、101A、101Dは、タ
ーゲット地点Taと垂直な光源100を基準として離れた光源101A、101Dである
ほど傾斜した角度が大きくなる。各光源100、101A、101Dに対応する凸部P2
1及び凸面S15の中心と各光源100、101A、101Dの中心を通る直線は、ター
ゲット地点Taで交差することができる。前記ターゲット地点Taと各凸部P21の間の
距離は、ランプの種類によって可変できる。
【0049】
図11の(A)、(B)は、各光源102Aの中心Dxを凸部Pk1をなす仮想の円Vcの
中心Pxが整列し、(A)は、光源102Aの中心Dxが前記仮想の円Vcのラインまたは
円周上に配置され、(B)は、光源の中心Dxが仮想の円Vcのラインまたは円周内に配置
される。これは、各光源102Aから出射する出射角と各凸部Pk1の曲率半径に応じて
各光源102Aの位置と各光源102Aの大きさK1を調節することができる。
【0050】
図12の(A)、(B)において、光源102Bは、図11に開示された光源102Aの大
きさK1より小さい大きさK2を有することができる。図12において、光源の大きさは
、即ち、長辺の長さK2が5mm未満、例えば2mm~4mmの範囲を有することができ
る。図11において、光源102Aの長辺の大きさK1は、5mm以上、例えば5mm~
7mmの範囲を有することができる。これは、各光源102A、102Bの大きさによっ
て凸面S31における出射角が変わるので、凸部Pk1の曲率半径は変わることになる。
【0051】
図13の(A)、(B)は、凸部Pk2が第2方向Xに長い長さを有する楕円形状で配置さ
れた場合であり、凸部Pk2の最大幅は、高さより大きくてもよい。これにより、凸部P
k2または凸面S32の頂点と光源103Aの間の距離は、より狭くなることができる。
この時の楕円形状は、光源103Aの出射方向に直交する方向の長さが光源103Aの出
射方向の長さより大きくてもよい。
【0052】
図14の(A)、(B)は、凸部Pk3が第1方向Yに長い長さを有する楕円形状で配置さ
れた場合であり、凸部Pk3の最大幅は、高さより小さくてもよい。これにより、凸部P
k3または凸面S33と光源103Aの間の距離は、より大きくなることができる。この
時の楕円形状は、光源103Aの出射方向に直交する方向の長さが光源103Aの出射方
向の長さより小さくてもよい。
【0053】
図15の(A)、(B)は、凸部Pk4の曲線が非球面形状を含み、光源の中心Dxが非球
面を有する円のライン上に重なるか、円のラインの内部に配置されてもよい。このような
非球面形状の凸面S34は、センター側でホットスポットを防止するために光を拡散させ
、エッジ側における光抽出効率をさらに増加させることができる。
【0054】
図16図18を参照して、凸部と光源によって光の指向方向を変形した例を説明する
ことにする。図16を参照すると、樹脂層の凸部P41を連結した直線L11は、水平な
直線X0に対して所定の角度Q5で配置され、前記角度Q5は、1度~65度の範囲を有
することができる。この時、照明装置のエッジまたはセンターに隣接した基準光源104
Aは、水平な直線X0に対してチルトしなくてもよく、他の光源104Cはチルトしても
よい。前記チルト角度Q6は、1度~65度の範囲を有することができる。このようなチ
ルト角度Q6は、ランプのハウジングやブラケットのラインに応じて前記範囲内で選択す
ることができる。各凸部P41と光源104A、104Cの中心を通る直線Y3a、Y3
b、Y3cは、互いに平行するか、ターゲット領域に収まってもよい。前記基準光源10
4Aと対向する凸部P41に対する接線を基準として、他の凸部は、出射方向にさらに突
出することができる。
【0055】
図17を参照すると、樹脂層の凸部P51を連結した直線L13は、水平な直線X0に
対して所定の角度Q5で配置され、前記角度Q5は、1度~65度の範囲を有することが
できる。この時、照明装置のエッジまたはセンターに隣接した基準光源105Aは、水平
な直線X0に対してチルトしなくてもよく、他の光源105Cは、チルトしてもよい。前
記チルト角度Q6は、1度~65度の範囲を有することができる。このようなチルト角度
Q6は、ランプのハウジングやブラケットのラインに応じて前記範囲内で選択することが
できる。各凸部P51と光源105A、105Cの中心を通る直線Y4a、Y4b、Y4
cは、互いに平行するか、ターゲット領域に収まってもよい。前記基準光源105Aと対
向する凸部P51に対する接線を基準として、他の凸部は、後方向に配置されてもよい。
【0056】
図18は、照明装置のセンター側の基準光源106Aを中心に外側光源106B、10
6Cは、後面方向に位置され、前記基準光源106Aと外側光源106B、106Cは、
三角形構造で配列される。また、各凸部P61の頂点を連結した形状は、三角形形状で提
供される。各凸部P61と光源106A、106B、106Cの中心を通る直線Y5a、
Y5b、Y5cは、互いに平行するか、ターゲット領域に収まってもよい。
【0057】
図19は、照明装置のセンター側の基準光源107Aを中心に外側光源107B、10
7Cは、前面方向に位置され、前記基準光源107Aと外側光源107B、107Cは、
逆三角形構造で配列される。また、各凸部P71の頂点を連結した形状は、逆三角形形状
で提供される。各凸部P71と光源107A、107B、107Cの中心を通る直線Y6
a、Y6b、Y6cは、互いに平行するか、ターゲット領域に収まってもよい。図16
図19のうち少なくとも一つまたは二以上の照明装置は、図1の照明装置または図5の照
明装置内の領域に選択的に適用することができる。例えば、図5の照明装置において第1
~第3領域A1、A2、A3のうち少なくとも一つには、図16図19の照明装置が選
択的に配置されてもよい。
【0058】
図20の(A)~(E)は、凸部をなす仮想の円Vcの中心Pxと、光源100の中心Dx
の間の距離の差に応じた出射光の分布を比較した図面である。ここで、樹脂層の屈折率は
、1.2~1.7範囲を有することができ、樹脂層の屈折率が大きいほど集光が高くなる。
また、光源100の中心Dxと前記仮想の円Vcの中心Pxが離れるほど集光された光の
分布が高くなる。即ち、光源100の中心Dxと前記仮想の円Vcの中心Pxの間の距離
を見ると、仮想の円V70または凸部P71の中心を0とする場合、(A)は距離r2が5
mmであり、(B)は2mmであり、(C)は同一位置であり、(D)は-2mmであり、(E)
は-5mmである。ここで、(D)、(E)における光源の中心Dxが前記仮想の円Vcの中
心Pxからさらに離隔した位置で光を照射するので、光分布はさらに増加することができ
る。
【0059】
図21は、発明の実施例において、光源と凸部の中心位置に応じた出射角を示した図面
である。図21を参照すると、各凸部または凸面S11におけるスネルの法則により光源
の位置と仮想の円Vcの中心Px、仮想の円Vcの中心Pxと光源の間の距離、樹脂層の
屈折率、外部屈折率のようなパラメーターを利用して、凸面S11における入射角及び出
射角を求めることができる。ここで、N1は空気の屈折率1であり、N2は樹脂層の屈折
率であり、1.2~1.7の範囲を有することができる。スネルの法則を見ると、θ1は仮
想の円を通る接線に対する法線を基準とした入射角であり、θ2は法線を基準とした出射
角である。ここで、N1×sinθ1=N2×sinθ2の関係を有し、前記N1=si
nθ2/sinθ1で求めることができる。ここで、前記出射角θ1は、三角関数により
求めることができ、θ2は、前記θ1と光源と仮想の円Vcの中心Pxの間の距離aと、
各パラメーターh、α、β、b、r2から求めてからスネルの法則に適用して求めること
ができる。このような出射角によって光分布が変化するので、光源の位置と凸部の中心の
間の距離aを集光分布に応じて調節することができる。
【0060】
図22のように、実施例に係る照明装置は、第3及び第4面S3、S4を基準として、
センター領域に行くほどダウン方向または基板方向に凸状に曲がるか、逆にアップ方向ま
たは第2反射層方向に凸状に曲がることができる。図23のように、実施例に係る照明装
置は、第3面S3から第4面S4に向けてアップ方向または第2反射層方向に膨らんだ領
域と、前記膨らんだ領域の間または前記膨らんだ領域と隣接した領域にダウン方向または
基板方向に凹んだ少なくとも一つの凹んだ領域を含むことができる。前記膨らんだ領域と
凹んだ領域は交互に配置される。
【0061】
上記に開示された実施例、変形例または別の例は、選択的に互いに混合または別の例の
構造で代替することができ、上記に開示された実施例を選択的に各例に適用することがで
きる。また、前記樹脂層220の第1面を除いた、第2、3及び第4面S2、S3、S4
には、樹脂材質の反射層または反射フィルムが付着されてもよい。このような反射層また
は反射フィルムは、非出射領域の光漏洩を遮断することができる。発明の実施例は、照明
装置において樹脂層220の厚さを3mm以下に提供またはより厚く、例えば3mm~6
mmで提供する場合、樹脂層220の厚さ増加により発光面積が増加し、配光分布が改善
される。発明の実施例に係る照明装置は、図19のようにランプに適用することができる
。前記ランプは、車両用ランプの例として、ヘッドランプ、車幅灯、サイドミラー灯、フ
ォグランプ、尾灯(Tail lamp)、制動灯、昼間走行灯、車両室内照明、ドアスカッフ、リ
アコンビネーションランプまたはバックアップランプに適用可能である。
【0062】
図24を参照すると、ランプは、インナーレンズ(Inner lens)502を有するハウジン
グ503内部に、上記に開示された第1、2光源101、103を有する照明装置200
が結合されてもよい。前記照明装置200の厚さは、前記ハウジング503の内部幅に挿
入できる程度である。前記インナーレンズ502の出射部515の幅Z3は、前記照明装
置200の厚さと同一または2倍以下であってもよく、光度の低下を防止することができ
る。前記インナーレンズ502は、前記照明装置200の前面から所定距離、例えば10
mm以上離隔することができる。前記インナーレンズ502の出射側には、アウターレン
ズ501が配置される。このような照明装置200を有するランプは、一例であり、他の
ランプにフレキシブル性を有する構造、例えば側面視曲面または曲線型構造として適用す
ることができる。
【0063】
以上の実施例で説明された特徴、構造、効果などは、本発明の少なくとも一つの実施例
に含まれ、必ず一つの実施例に限定されるものではない。また、各実施例に例示された特
徴、構造、効果などは、実施例が属する分野で通常の知識を有する者によって、他の実施
例に対して組合せまたは変形して実施可能である。よって、そのような組合せと変形に係
る内容は、本発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
【手続補正書】
【提出日】2024-07-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
第1反射層と、
前記基板上に配置された複数個の光源と、
前記基板と前記第1反射層との間に配置され、前記複数個の光源を覆う樹脂層と、を含み、
前記樹脂層の出射面は、前記基板と前記第1反射層との間の外側に配置され、
前記樹脂層の出射面は、複数個の凸部を含み、
前記複数個の凸部のそれぞれは、前記光源のそれぞれと対向し、
前記複数個の光源のうち少なくとも1つの一部は、前記光源と対向する前記凸部に沿って形成される仮想の円領域内に配置される、照明装置。
【請求項2】
前記複数個の光源は、第1方向に配列され、
前記樹脂層の出射面は、前記第1方向と直交する第2方向に配置される、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記樹脂層は、前記第2方向の両側に第1及び第2面、及び前記第1方向の両側に第3及び第4面を有し、
前記樹脂層は、前記第1方向の長さが前記第2方向の長さより長い、請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記複数個の光源を連結した仮想のラインは、前記凸部のうち前記第3面に隣接した第1凸部と前記第4面に隣接した第2凸部を連結した直線に対してふくらんでいる、請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記樹脂層は、複数のリセス部を含み、
前記複数のリセス部は、前記複数の凸部の間にそれぞれ配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記複数のリセス部のそれぞれに配置された凹面のそれぞれは、曲率を有し、
前記複数のリセス部のそれぞれの凹面は、前記各凹面がなす曲率半径が前記樹脂層の出射面に沿って一方向に行くほど大きくなる領域を含む、請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記基板は、前記樹脂層の複数の凸部の下面の下に配置された複数の凸部を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記第1反射層は、前記樹脂層の複数の凸部の上面に配置された複数の凸部を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項9】
前記樹脂層の各凸部に沿って形成される前記仮想の円の直径は、前記樹脂層の厚さより大きい、請求項1から7のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項10】
前記複数個の光源は、一方向に、前記樹脂層内で前記樹脂層の出射面を向けて光を放出する、請求項1から8のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項11】
前記樹脂層の出射面の厚さは、前記基板の上面から前記第1反射層の上面を向く方向の距離であり、前記光源の厚さの2倍以下である、請求項1から10のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項12】
前記基板と前記樹脂層との間に配置された第2反射層を含み、
前記第2反射層は、前記樹脂層の凸部の下面の下に配置された複数の凸部を含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項13】
互いに対向する前記光源と前記凸部との間の最大距離は、前記樹脂層の厚さより大きい、請求項1から12のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項14】
隣接した光源を連結した第1直線と、前記各光源の中心と前記各凸部がなす仮想の円の中心を通る第2直線との間の角度は、鈍角である、請求項1から13のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項15】
前記第1直線と第2直線との間の角度は、前記複数個の光源が配列された方向に沿って行くほど大きくなる、請求項14に記載の照明装置。