(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024133738
(43)【公開日】2024-10-03
(54)【発明の名称】情報処理装置及びリアクション通知方法
(51)【国際特許分類】
H04M 3/56 20060101AFI20240926BHJP
H04N 7/15 20060101ALI20240926BHJP
G06F 3/01 20060101ALI20240926BHJP
【FI】
H04M3/56 C
H04N7/15
G06F3/01 510
G06F3/01 570
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023042164
(22)【出願日】2023-03-16
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-09-25
(71)【出願人】
【識別番号】505205731
【氏名又は名称】レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100112737
【弁理士】
【氏名又は名称】藤田 考晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136168
【弁理士】
【氏名又は名称】川上 美紀
(74)【代理人】
【識別番号】100140914
【弁理士】
【氏名又は名称】三苫 貴織
(74)【代理人】
【識別番号】100172524
【弁理士】
【氏名又は名称】長田 大輔
(72)【発明者】
【氏名】川北 幸司
(72)【発明者】
【氏名】森 英俊
(72)【発明者】
【氏名】岩川 晃久
(72)【発明者】
【氏名】堀越 正太
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
5K201
【Fターム(参考)】
5C164FA10
5C164GA05
5C164VA02S
5C164VA07S
5C164VA09P
5C164VA18P
5C164VA35P
5E555AA61
5E555AA64
5E555BA13
5E555BB13
5E555BC04
5E555BD09
5E555CA42
5E555CA47
5E555CB64
5E555CB65
5E555CB66
5E555CB67
5E555DB18
5E555DB53
5E555DC13
5E555DD06
5E555DD07
5E555DD08
5E555EA00
5K201BB09
5K201CA06
5K201CC02
5K201CC10
5K201DC05
5K201EC06
5K201ED07
5K201EF04
(57)【要約】
【課題】参加者のリアクションを煩雑な操作を行うことなく通知すること。
【解決手段】情報処理装置は、ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部22と、カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部23と、特定された注目参加者に対してリアクション情報を送信する送信部24とを備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記リアクション情報生成部は、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、その評価結果に応じたリアクション情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記リアクション情報生成部は、前記ユーザが画面に注目した時間に基づいてウェブ会議への注目レベルを推定し、推定した注目レベルに応じたリアクション情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記特定部は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記リアクション情報生成部は、前記特定部によって注目参加者が特定された場合に、ユーザが同じ前記アイコン領域を見ている期間において取得されたユーザの画像データ及び音声データの少なくとも一方を用いて前記リアクション情報を生成する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記特定部は、現在の話者又は共有画面を占有している人物を注目参加者として特定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記特定部は、画面共有がされている場合において、ユーザが共有画面領域を所定期間以上見ている場合に、話者を注目参加者として特定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記特定部は、前記リアクション情報生成部によって生成されるリアクション情報が変化したときの話者を注目参加者として特定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記特定部は、マイクがミュート、及び、ビデオがオフの少なくともいずれかを満たす場合に、ユーザが注目している注目参加者を特定する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記リアクション情報を送信する前に、リアクション情報と注目参加者の情報を提示して、ユーザにリアクション情報送信の承認を求めるように構成されている請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項11】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程と
をコンピュータが実行するリアクション通知方法。
【請求項12】
コンピュータを請求項1から10のいずれかに記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びリアクション通知方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、テレワークを行う機会が増加し、これに伴いウェブ会議も頻繁に行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなウェブ会議(Web会議)では、従来の対面での会議に比べて、話者は、自分の発言に対する参加者の反応を把握しにくいという側面がある。また、ウェブ会議のアプリケーションによっては、特定の参加者とチャットを通じてコミュニケーションをとる機能が備えられているものもあるが、この場合には、チャットを開いて文章を記入し、送信する作業が発生し、作業が煩雑であった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、参加者のリアクションを煩雑な操作を行うことなく通知することのできる情報処理装置及びリアクション通知方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部とを備える情報処理装置である。
【0007】
本開示の一態様は、ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程とをコンピュータが実行するリアクション通知方法である。
【0008】
本開示の一態様は、コンピュータを上記情報処理装置として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示の情報処理装置及びリアクション通知方法によれば、参加者のリアクションを煩雑な操作を行うことなく通知することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の一実施形態に係るウェブ会議システムのシステム構成を概略的に示したシステム構成図である。
【
図2】本開示の一実施形態に係る情報処理装置の概略外観図である。
【
図3】本開示の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示した概略構成図である。
【
図4】本開示の一実施形態に係るリアクション通知システムが備える機能の一例を示した機能構成図である。
【
図5】本開示の一実施形態に係るテレビ会議のアプリケーションウィンドウの表示画面の一例を示した図である。
【
図6】本開示の一実施形態に係るテレビ会議のアプリケーションウィンドウにおいて、リアクション情報が表示された場合の表示画面の一例を示した図である。
【
図7】本開示の一実施形態に係るリアクション通知方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10及びリアクション通知方法について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係るウェブ会議システム1のシステム構成を概略的に示したシステム構成図である。
図1に示すように、ネットワーク8には、複数の情報処理装置10及びウェブ会議サーバ50が接続されている。情報処理装置10の一例として、ノートPC、タブレット端末、スマートフォンなどが挙げられる。以下、説明の便宜上、情報処理装置10としてノートPCを例示して説明する。なお、
図1に示した例では、3台の情報処理装置10が図示されているが、情報処理装置10の接続台数はこれに限られない。
ウェブ会議の参加者は、自身が使用する情報処理装置10を操作してウェブ会議サーバ50にアクセスし、ウェブ会議に参加する。ウェブ会議中においては、ウェブ会議サーバ50を介して話者の音声データや参加者の画像データ等が複数の情報処理装置間で送受信されることによりウェブ会議が実施される。
【0012】
図2は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10の概略外観図である。情報処理装置10は、
図1に示すように、一例として、いずれも略直方体である本体側筐体2及びディスプレイ側筐体3を備える。本体側筐体2及びディスプレイ側筐体3は、例えば、複数の連結部材によって開閉可能とされている。
本体側筐体2は、入力デバイス4を備える。入力デバイス4は、ユーザが入力操作を行うためのユーザインターフェースであり、文字、コマンド等を入力する各種キーより構成されるキーボードや、画面上のカーソルを移動させたり、各種メニューを選択するタッチパッド等を備えている。
【0013】
ディスプレイ側筐体3は、画像を表示する表示パネル5を備える。本実施形態において、表示パネル5は、LCD(Liquid Crystal Display)を例示するが、LCDに限らず有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の他の表示機器、又はタッチパネルとされてもよい。LCDは、入力される表示データをビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号に応じた各種情報を表示画面に表示する。
【0014】
また、ディスプレイ側筐体3は、画像を取得するためのカメラ6を備える。カメラ6は、例えば、ディスプレイ側筐体3に設けられた表示パネル5の上方(連結部材で連結された側部と反対側の側部)の中央部に配置され、前方の被写体(例えば、ユーザ)を撮像可能とされている。また、情報処理装置10は、光源を更に備えていてもよい。例えば、光源は、ディスプレイ側筐体3においてカメラ6の近傍に設けられ、前方の被写体に対して、カメラ6の撮影に係る補助光を発する。
【0015】
図3は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示した概略構成図である。
図3に示すように、情報処理装置10は、上述した入力デバイス4、表示パネル5、カメラ6に加えて、CPU(プロセッサ)11、メインメモリ12、二次記憶装置13、マイク15、外部インターフェース16、通信インターフェース17等を備えている。これら各部は直接的にまたはバスを介して間接的に相互に接続されており互いに連携して各種処理を実行する。
【0016】
CPU11は、例えば、バスを介して接続された二次記憶装置13に格納されたOS(Operating System)により情報処理装置10全体の制御を行うとともに、二次記憶装置13に格納された各種プログラムを実行することにより各種処理を実行する。CPU11は、複数設けられており、互いに協働して処理を実現させてもよい。
【0017】
メインメモリ12は、キャッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の書き込み可能なメモリで構成され、CPU11の実行プログラムの読み出し、実行プログラムによる処理データの書き込み等を行う作業領域として利用される。
【0018】
二次記憶装置13は、非一時的な記録媒体(non-transitory computer readable storage medium)である。二次記憶装置13の一例として、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリなどが挙げられる。二次記憶装置13は、例えば、Windows(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)等の情報処理装置10全体の制御を行うためのOS、BIOS(Basic Input/Output System)、周辺機器類をハードウェア操作するための各種デバイスドライバ、各種アプリケーションソフトウェア、及び各種データやファイル等を格納する。また、二次記憶装置13には、各種処理を実現するためのプログラムや、各種処理を実現するために必要とされる各種データが格納されている。二次記憶装置13は、複数設けられていてもよく、各二次記憶装置13に上述したようなデータが分割されて格納されていてもよい。
【0019】
マイク15は、音を電気信号である音声データに変換して出力する。
外部インターフェース16は、外部機器と接続するためのインターフェースである。外部機器の一例として、外部モニタ、USBメモリ、外付けHDD、外付けカメラ等が挙げられる。なお、
図3に示した例では、外部インターフェース16は、1つしか図示されていないが、複数の外部インターフェースを備えていてもよい。
【0020】
通信インターフェース17は、ネットワークに接続して他の装置と通信を行い、情報の送受信を行うためのインターフェースとして機能する。例えば、通信インターフェース17は、有線又は無線により他の装置と通信を行う。無線通信として、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、3G、4G、5G、LTE、無線LANなどの回線を通じた通信が挙げられる。有線通信の一例として、有線LAN(Local Area Network)などの回線を通じた通信が挙げられる。
【0021】
次に、本実施形態に係る情報処理装置10が有するリアクション通知機能の一例について図を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係るリアクション通知システム20が備える機能の一例を示した機能ブロック図である。
【0022】
後述する各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラム(例えば、リアクション通知プログラム)の形式で各情報処理装置10が備える二次記憶装置13などに記憶されており、このプログラムをCPU(プロセッサ)11がメインメモリ12に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、二次記憶装置13に予めインストールされている形態や、他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
【0023】
ここで、「テレビ会議」とは、二人以上でオンラインによるコミュニケーションを行うものを意味する。例えば、オンラインミーティング、オンラインセミナー等が挙げられる。
【0024】
図4に示すように、リアクション通知システム20は、例えば、表示制御部21と、特定部22と、リアクション情報生成部23と、送信部24とを備えている。
【0025】
表示制御部21は、例えば、テレビ会議中において、各種表示モードに応じた表示を行う。例えば、
図5に、テレビ会議のアプリケーションウィンドウの表示画面の一例を示す。
図5には、一例として、テレビ会議に参加している複数の参加者A~Iのアイコンを含むアイコン領域7が示されている。表示制御部21は、ユーザが指定した表示モードに応じて表示を切り替えるとともに、他の参加者によって画面共有がされた場合には、共有画面をウィンドウに表示させる。
【0026】
また、表示制御部21は、後述するように、他の参加者からリアクション情報を受信した場合に、受信したリアクション情報をウェブ会議のウィンドウ画面に表示させる。
図6に、テレビ会議のアプリケーションウィンドウにおいて、リアクション情報RAが表示された場合の表示画面の一例を示す。
図6には、参加者の一人である「DAVE」が、当該ユーザのコメントに対して肯定的なリアクションをした場合のリアクション情報RAの一例が示されている。
【0027】
特定部22は、ウェブ会議中において、ユーザが注目している注目参加者を特定する。具体的には、特定部22は、ウェブ会議において、マイクがミュート、及び、ビデオがオフの状態の少なくともいずれか一つの条件を満たす場合に、ユーザが注目している注目参加者を特定する。例えば、特定部22は、
図5に例示するように、複数の参加者A~Iのアイコン領域7が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定する。より具体的には、特定部22は、カメラ6によって取得されたユーザの画像データを用いてユーザの視線を追跡することにより、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ているか否かを判定する。また、特定部22は、画面共有がされている場合において、ユーザが共有画面領域を所定期間以上見ている場合に、話者を注目参加者として特定することとしてもよい。
【0028】
リアクション情報生成部23は、例えば、カメラ6によって取得されたユーザの画像データ及びマイク15によって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成する。
【0029】
具体的には、リアクション情報生成部23は、ユーザの画像データ及び音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザの感情を評価し、その評価結果に応じたリアクション情報を生成する。画像データを用いてユーザの感情を評価する場合には、例えば、画像データからユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャーのうちの少なくとも一つを分析してユーザの感情を評価する。また、音声データを用いてユーザの感情を評価する場合には、例えば、ユーザの発話内容及びトーン(声音)の少なくとも一つを分析してユーザの感情を評価する。
【0030】
リアクション情報生成部23は、感情として、例えば、話者へのエンゲージメントレベル、換言すると、話者の意見にどの程度注目(反応)しているのかを複数レベル(例えば、単に聞いている、肯定的に聞いている、大きく賛同している等)で評価することとしてもよいし、喜怒哀楽も含めて細かい感情を分析することとしてもよい。なお、ユーザの画像データや音声データから感情を評価する具体的方法については、公知の技術を採用すればよいため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0031】
リアクション情報は、例えば、ユーザの感情を特定の参加者に通知するためのメッセージ、又は、アイコン、又はこれらの組み合わせである。リアクション情報生成部23は、これらのリアクション情報が感情又は感情のレベルと関連付けられて格納されているリアクション情報記憶部(図示略)を有しており、このリアクション情報記憶部からユーザの感情に対応するリアクション情報を取得することにより、ユーザのリアクション情報を生成することとしてもよい。また、感情に応じたメッセージ等を生成するアルゴリズムを有しており、これらのアルゴリズムを使用することにより、その時々の感情に応じたリアクション情報を生成することとしてもよい。
【0032】
リアクション情報生成部23は、ウェブ会議において、マイクがミュート、かつ、ビデオがオフの状態の期間において、リアクション情報を繰り返し生成することとしてもよい。また、これに限られず、例えば、ウェブ会議において、特定部22によって注目参加者が特定された場合に、リアクション情報を作成することとしてもよい。この場合には、ユーザが同じアイコン領域を見ている期間において取得されたユーザの画像データ及び音声データの少なくとも一方を用いてリアクション情報を生成することとしてもよい。
【0033】
送信部24は、特定部22によって特定された注目参加者の情報処理装置10に対して、リアクション情報生成部23によって生成されたリアクション情報を送信する。
【0034】
次に、本実施形態における情報処理装置10が備えるリアクション通知システム20の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係るリアクション通知方法の処理手順の一例を示したフローチャートである。以下の説明では、画像データ及び音声データの両方を用いてユーザの感情を評価する場合を例示して説明する。
【0035】
例えば、情報処理装置10の入力デバイス4をユーザが操作することにより、ウェブ会議のアプリケーションが起動されると、表示制御部21により、ウェブ会議のアプリケーションウィンドウが表示パネル5に表示される。このウィンドウ画面において、ユーザがウェブ会議に参加するための操作を行うことにより、ウェブ会議が開始される。このウェブ会議中において、例えば、
図5に例示したように、参加者のアイコン領域7が表示パネル5に表示される。
【0036】
ウェブ会議中において、カメラ6によってユーザの画像が画像データとして取得され、また、マイク15によってユーザの発声が音声データとして取得される。このように、カメラ6及びマイク15は、ウェブ会議中において作動しているが、ウェブ会議のアプリケーション上では、音声ミュートの切り替え、ビデオのオンオフの切り替え設定により、ユーザの音声や画像を他の参加者に通知するか否かは、ユーザが適宜切り替えるような仕組みとされている。
【0037】
まず、情報処理装置10は、ウェブ会議のアプリケーションにおいて、マイクがミュート、かつ、ビデオがオフに設定されている状態か否かを判定する(SA1)。この結果、マイクがミュート、かつ、ビデオがオフに設定されている場合には(SA1:YES)、情報処理装置10は、画像データに基づいて同じ参加者のアイコン領域7を所定期間見ているか否かを判定する(SA2)。この結果、同じ参加者のアイコン領域7を所定期間以上見ていない場合には(SA2:NO)、ステップSA1に戻る。一方、同じ参加者のアイコン領域7を所定期間以上見ている場合には(SA2:YES)、そのアイコン領域7に対応する参加者を注目参加者として特定する(SA3)。続いて、注目参加者のアイコン領域7を見ていた期間における画像データ及び音声データからユーザの感情、例えば、ウェブ会議に対する注目レベルを評価し、その評価結果である注目レベルに応じたリアクション情報を生成し(SA4)、生成したリアクション情報を注目参加者へ送信する(SA5)。続いて、ウェブ会議が終了したか否かを判定し(SA6)、終了していれば、本処理を終了する。一方、ウェブ会議が終了していない場合には、ステップSA1に戻る。
【0038】
また、ステップSA1においてマイクがミュート、かつ、ビデオがオフに設定されていない場合には(SA1:NO)、他の参加者からリアクション情報を受信したか否かを判定する(SA7)。この結果、リアクション情報を受信していなければ(SA7:NO)、ステップSA1に戻る。一方、リアクション情報を受信していた場合には(SA7:YES)、リアクション情報をウェブ会議のアプリケーションウィンドウに表示する(SA8)。これにより、例えば、
図6に例示されているように、他の参加者から受信したリアクション情報RAが表示パネル5に表示される。この際、リアクション情報送信元の他の参加者を特定する情報を表示するとよい。これにより、誰のリアクション情報であるかをユーザに通知することができる。例えば、
図6に示される表示画面例では、リアクション情報のメッセージに送信者の名前が記載されるとともに、当該参加者のアイコン領域7が太枠で囲われることにより、他の領域とは異なる表示態様で表示されている。
【0039】
続いて、ウェブ会議終了か否かを判定し(SA6)、終了していれば(SA6:YES)、本処理を終了し、ウェブ会議が終了していなければ(SA6:NO)、ステップSA1に戻る。
【0040】
以上説明してきたように、本実施形態によれば、情報処理装置10は、ウェブ会議において、マイクがミュート、かつ、ビデオがオフの状態の場合に、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部22と、カメラ6によって取得されたユーザの画像データ及びマイク15によって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用いてユーザのリアクションを分析し、分析結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部23と、特定された注目参加者に対してリアクション情報を送信する送信部24とを備えている。
【0041】
これにより、ウェブ会議において、マイクをミュートかつビデオをオフにしている参加者のリアクションを、発話している参加者等の注目参加者に対して知らせることが可能となる。また、リアクション情報は、ユーザが情報処理装置10に対して特別な入力操作を行うことなく、自動的に送信されるので、煩雑な入力操作を行うことなくリアルタイムの感情を注目参加者に対して送信することが可能となる。すなわち、ユーザは、リアクションしたい参加者に対応するアイコン領域を所定期間見つめるという簡単なアクションにより、リアクション情報を送信したい参加者を指定することができる。
更に、リアクション情報は、注目参加者に対してのみ送信されるので、他の参加者に知られることなく、自身が注目参加者の意見等に対してどのように感じているかを注目参加者に対して通知することが可能となる。
【0042】
以上、本開示について実施形態を用いて説明したが、本開示の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本開示の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、上記実施形態で説明した処理の流れも一例であり、本開示の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
【0043】
例えば、上述した実施形態では、複数の参加者のアイコン領域7が表示されている状態において、同じ参加者のアイコン領域7を所定期間以上見つめていた場合に、そのアイコン領域7に対応する参加者を注目参加者として特定したが、これに限られない。例えば、現在の話者又は共有画面を占有している人物を注目参加者として特定することとしてもよいし、リアクション情報生成部23によって生成されるリアクション情報が変化したとき(例えば、無関心から関心度「高」に変化したとき等)の話者を注目参加者として特定することとしてもよい。
【0044】
また、上記実施形態では、ユーザの承諾を得ることなく、自動的にリアクション情報が注目参加者に送信される場合を例示して説明したが、これに限られない。例えば、リアクション情報を送信する前に、リアクション情報と注目参加者の情報をユーザに通知し、ユーザにリアクション情報送信の承認を求めることとしてもよい。これにより、ユーザの意図しない参加者に対して誤ったリアクション情報が送信されることを回避することができる。
【0045】
また、上述した実施形態では、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、その評価結果に応じたリアクション情報を生成することとしたが、これに限られない。例えば、セミナー形式のウェブ会議では、どの程度セミナーに興味を持って視聴していたかといった情報を収集したい場合がある。そこで、例えば、ユーザが表示画面の話者のアイコン領域や、共有画面が映し出された領域、或いは画面のいずれかの領域に注目した時間や、それらの領域に注目した人数に基づいてウェブ会議への注目レベルを推定し、推定した注目レベルをリアクション情報として生成し、注目参加者(この場合は、話者)に送信することとしてもよい。多くの人数が長い時間注目していれば関心度が高いという情報を、少ない人数が短い時間しか注目していなければ関心度が低いという情報をリアクション情報として生成する。また、この場合、リアクション情報は、予め設定された時間間隔で生成され、注目参加者に送信されることとしてもよいし、ウェブ会議が終了した後に、ユーザが上述の領域を見ていた時間を集計し、その時間に応じたリアクション情報を送信することとしてもよい。
【符号の説明】
【0046】
1 :ウェブ会議システム
2 :本体側筐体
3 :ディスプレイ側筐体
4 :入力デバイス
5 :表示パネル
6 :カメラ
8 :ネットワーク
10 :情報処理装置
11 :CPU
12 :メインメモリ
13 :二次記憶装置
15 :マイク
16 :外部インターフェース
17 :通信インターフェース
20 :リアクション通知システム
21 :表示制御部
22 :特定部
23 :リアクション情報生成部
24 :送信部
50 :ウェブ会議サーバ
【手続補正書】
【提出日】2024-06-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記特定部は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定する情報処理装置。
【請求項2】
前記リアクション情報生成部は、前記ユーザが画面に注目した時間に基づいてウェブ会議への注目レベルを推定し、推定した注目レベルに応じたリアクション情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記リアクション情報生成部は、前記特定部によって注目参加者が特定された場合に、ユーザが同じ前記アイコン領域を見ている期間において取得されたユーザの画像データ及び音声データの少なくとも一方を用いて前記リアクション情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記特定部は、現在の話者又は共有画面を占有している人物を注目参加者として特定する情報処理装置。
【請求項5】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記特定部は、画面共有がされている場合において、ユーザが共有画面領域を所定期間以上見ている場合に、話者を注目参加者として特定する情報処理装置。
【請求項6】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記特定部は、前記リアクション情報生成部によって生成されるリアクション情報が変化したときの話者を注目参加者として特定する情報処理装置。
【請求項7】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記特定部は、マイクがミュート、及び、ビデオがオフの少なくともいずれかを満たす場合に、ユーザが注目している注目参加者を特定する情報処理装置。
【請求項8】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部と
を備え、
前記リアクション情報を送信する前に、リアクション情報と注目参加者の情報を提示して、ユーザにリアクション情報送信の承認を求めるように構成されている情報処理装置。
【請求項9】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じた、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程と
をコンピュータが実行し、
前記特定する工程は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定するリアクション通知方法。
【請求項10】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じた、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程と
をコンピュータが実行し、
前記特定部は、画面共有がされている場合において、ユーザが共有画面領域を所定期間以上見ている場合に、話者を注目参加者として特定するリアクション通知方法。
【請求項11】
コンピュータを請求項1から8のいずれかに記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本開示の一態様は、ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する特定部と、カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成するリアクション情報生成部と、特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する送信部とを備え、前記特定部は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定する情報処理装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
本開示の一態様は、ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程とをコンピュータが実行し、前記特定する工程は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定するリアクション通知方法である。
【手続補正書】
【提出日】2024-08-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項9】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程と
をコンピュータが実行し、
前記特定する工程は、複数の参加者のアイコン領域が表示された表示画面において、ユーザが同じアイコン領域を所定期間以上見ている場合に、当該アイコン領域に対応する参加者を注目参加者として特定するリアクション通知方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項10】
ウェブ会議において、ユーザが注目している注目参加者を特定する工程と、
カメラによって取得されたユーザの画像データ及びマイクによって取得されたユーザの音声データの少なくともいずれか一方を用い、ユーザの視線、ユーザの表情、ユーザのジェスチャー、ユーザの発声の少なくとも一つに基づいてユーザの感情を評価し、評価結果に応じたリアクション情報を生成する工程と、
特定された前記注目参加者に対して前記リアクション情報を送信する工程と
をコンピュータが実行し、
前記特定する工程は、画面共有がされている場合において、ユーザが共有画面領域を所定期間以上見ている場合に、話者を注目参加者として特定するリアクション通知方法。