IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 公立大学法人 富山県立大学の特許一覧 ▶ 第一三共株式会社の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024133943
(43)【公開日】2024-10-03
(54)【発明の名称】グルクロン酸転移酵素
(51)【国際特許分類】
   C12N 15/54 20060101AFI20240926BHJP
   C12N 9/10 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 15/63 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 1/15 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 1/19 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 1/21 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 5/10 20060101ALI20240926BHJP
   C12P 19/02 20060101ALI20240926BHJP
   C12N 9/04 20060101ALN20240926BHJP
【FI】
C12N15/54
C12N9/10 ZNA
C12N15/63 Z
C12N1/15
C12N1/19
C12N1/21
C12N5/10
C12P19/02
C12N9/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023043974
(22)【出願日】2023-03-20
(71)【出願人】
【識別番号】515157758
【氏名又は名称】公立大学法人 富山県立大学
(71)【出願人】
【識別番号】307010166
【氏名又は名称】第一三共株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000109
【氏名又は名称】弁理士法人特許事務所サイクス
(72)【発明者】
【氏名】生城 真一
(72)【発明者】
【氏名】西川 美宇
(72)【発明者】
【氏名】小野 泰典
(72)【発明者】
【氏名】飯塚 真由美
(72)【発明者】
【氏名】大貫 貴史
【テーマコード(参考)】
4B064
4B065
【Fターム(参考)】
4B064AF02
4B064AH19
4B064CA02
4B064CA05
4B064CA06
4B064CA08
4B064CA10
4B064CA19
4B064CB30
4B064CC24
4B064DA01
4B065AA01X
4B065AA01Y
4B065AA57X
4B065AA57Y
4B065AA72X
4B065AA72Y
4B065AA83X
4B065AA83Y
4B065AA90X
4B065AA90Y
4B065AB01
4B065AC14
4B065BA02
4B065CA10
4B065CA20
4B065CA29
4B065CA44
(57)【要約】      (修正有)
【課題】放線菌のUGT酵素を同定し、放線菌のUGT酵素の異種発現によるグルクロン酸抱合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】下記の(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素が提供される。(a)特定のアミノ酸配列、(b)特定のアミノ酸配列と少なくとも80%配列同一性を有するアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列、または(c)特定のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素。
(a)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列、
(b)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列と少なくとも80%配列同一性を有するアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列、または
(c)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列。
【請求項2】
被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を製造するために用いられる、請求項1に記載の酵素。
【請求項3】
N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体、およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種または複数種を生産する、請求項1に記載の酵素。
【請求項4】
カルボキシ基、水酸基、および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を抱合化する、請求項1に記載の酵素。
【請求項5】
請求項1に記載の酵素のアミノ酸配列をコードする核酸。
【請求項6】
請求項5に記載の核酸を含む、発現ベクター。
【請求項7】
請求項6に記載の発現ベクターで形質転換された、宿主。
【請求項8】
さらに異種UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子および/またはUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子が導入された、請求項7に記載の宿主。
【請求項9】
請求項7または8に記載の宿主を用いるグルクロン酸転移酵素の製造方法。
【請求項10】
請求項7または8に記載の宿主を被抱合化合物とともに培養して、被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を生成させることを含むグルクロン酸抱合体の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放線菌由来UDP-グルクロン酸転移酵素およびそれをコードする核酸に関する。さらに、本発明は、前記酵素を用いたグルクロン酸抱合体の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
医薬品開発における代謝物評価については、2008年に米国FDAより代謝物の毒性評価に関するガイダンスが発出され、近年、ヒト代謝物評価が重要視されている。グルクロン酸抱合体については、アシルグルクロナイドなど、グルクロン酸抱合体の一部は反応性代謝物になって毒性を示すことが問題視されており、安全性評価のためにはこれらの代謝物標準品が必要となる。
【0003】
安全性評価には、動物実験が可能な程度の一定量の代謝物が必要となるが、化学合成では取得するのが困難な場合がある。例えば、グルクロン酸抱合体の場合、保護・脱保護工程が必要な化学合成では、一般的に安定的にグルクロン酸抱合体を得ることが困難であり、量的確保が課題となる。
【0004】
グルクロン酸抱合体はUDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)の働きにより産生される。UGTは、主に肝臓小胞体に局在する膜酵素であり、生体内外の異物(薬物や環境汚染物質、食品添加物など)である脂溶性化合物にグルクロン酸を転移するグルクロン酸抱合反応を触媒する。
【0005】
微生物による異種タンパク質発現系を用いたグルクロン酸抱合体の製造方法が報告されている。特許文献1は、ヒトグルクロン酸転移酵素遺伝子を導入した酵母形質転換体を用いるグルクロン酸転移酵素の製造方法を報告する。さらに近年確立された方法ではUGTの他にUDP-グルクロン酸をつくるためのUDP-グルコース-6-デヒドロゲナーゼ遺伝子(UGDH)を酵母内で発現させることにより、酵母菌体を破砕することなく酵母菌体液に医薬品を混合して一日インキュベートするだけでグルクロン酸抱合体を製造することができ、大幅な生産性の向上およびコスト低減が可能になった(非特許文献1、特許文献2)。しかしながら、ヒト由来UGTのみを酵素源とした場合、基質特異性や産生能に限界があることから、他の生物種におけるグルクロン酸抱合能を有するUGT分子種の探索が必要であった。
【0006】
上記のほか、微生物変換によるグルクロン酸抱合体の製造方法が報告されている。特許文献3は、放線菌菌体を用いたアシルグルクロン酸抱合体の製造方法を開示する。しかし、特許文献3においては、グルクロン酸転移反応を行う、放線菌のUGT遺伝子は同定されていなかった。UGT酵素はUGTモチーフ配列をもつが、これらを指標とした探索では糖代謝、糖鎖合成に関与する酵素群が優勢となる傾向があり、低分子化合物に対するUGT酵素を同定することは困難であった。さらに、アミノ酸配列情報のみからUGT酵素とそのほかの糖転移酵素を区別することも困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第4918582号
【特許文献2】特許第5051485号
【特許文献3】WO2017/078137
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】Ikushiroetal.,Mol.Pharmaceutics13,2274,2016.
【非特許文献2】生城真一、衣斐義一、井柳堯:UDP-グルクロン酸転移酵素:薬物代謝における最近の進歩,肝臓,42,pp.297-301(2001)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、放線菌のUGT酵素を同定し、放線菌のUGT酵素の異種発現によるグルクロン酸抱合体の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、グルクロン酸抱合活性を持つ菌株から以下の5段階の選抜を行うことで、放線菌のUGT酵素を複数同定し、これらの酵素により多様な化合物がO-、N-またはアシルグルクロン酸抱合体へ変換されることを確認し、さらに研究を進めることで本発明を完成するに至った。本発明はこの知見に基づくものである。
第一選抜:UGT motifを有するUDP-糖転移遺伝子をすべて選択(文献番号3)、
第二選抜:糖鎖合成に関与すると思われる分子種を排除、
第三選抜:糖代謝に関与すると思われる分子種を排除、
第四選抜:分子量が30,000以下、100,000以上の分子種を排除、
第五選抜:重複している分子種を排除
【0011】
本発明によれば以下の発明が提供される。
<1> 下記の(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素。
(a)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列、
(b)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列と少なくとも80%配列同一性を有するアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列、または
(c)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列。
<2> 被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を製造するために用いられる、<1>に記載の酵素。
<3> N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種または複数種を生産する、<1>に記載の酵素。
<4> カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を抱合化する、<1>に記載の酵素。
<5> <1>に記載の酵素のアミノ酸配列をコードする核酸。
<6> <5>に記載の核酸を含む、発現ベクター。
<7> <6>に記載の発現ベクターで形質転換された、宿主。
<8> さらに異種UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子および/またはUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子が導入された、<7>に記載の宿主。
<8-1> 前記異種UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子が放線菌のUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子であり、好ましくは配列番号107に記載のアミノ酸配列をコードする遺伝子である、<8>に記載の宿主。
<9> <7>、<8>または<8-1>に記載の宿主を用いるUDP-グルクロン酸転移酵素の製造方法。
<10> <7>、<8>または<8-1>に記載の宿主を被抱合化合物とともに培養して、被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を生成させることを含むグルクロン酸抱合体の製造方法。
<11> N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種または複数種の製造に用いるための組成物であって、<1>に記載のいずれかの酵素および添加物を含む、組成物。
<12> カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を有する化合物のグルクロン酸抱合体の製造方法に用いるための組成物であって、<1>に記載のいずれかの酵素および添加物を含む、組成物。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、放線菌UGT(StUGT)およびラットUGDH(RatUGDH)同時発現酵母におけるタンパク発現確認のためのウエスタンブロット解析である。
図2図2は、StUGT9発現菌体S9(StUGT9)におけるメクロフェナマート(Meclofenamate)(化合物2)のグルクロン酸抱合体の生成を示すマススペクトルである。
図3図3は、StUGT9発現菌体S9(StUGT9)におけるマキシポスト(Maxipost)(化合物8)のグルクロン酸抱合体の生成を示すマススペクトルである。
図4図4は、StUGT9発現菌体S9(StUGT9)におけるイルベサルタン(Irbesartan)(化合物9)のグルクロン酸抱合体の生成を示すマススペクトルである。
図5図5は、StUGT9発現菌体S9(StUGT9)におけるリルゾール(Riluzole)(化合物10)のグルクロン酸抱合体の生成を示すマススペクトルである。
図6図6は、StUGT9発現菌体S9(StUGT9)におけるJNJ-10198409(化合物11)のグルクロン酸抱合体の生成を示すマススペクトルである。
図7図7は、反応温度変化がグルクロン酸抱合体およびグルコース抱合体の変換率に与える影響を示すグラフである。
図8図8は、低温反応におけるグルクロン酸抱合体およびグルコース抱合体の変換率を示すグラフである。
図9-1】図9-1は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-2】図9-2は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-3】図9-3は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-4】図9-4は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-5】図9-5は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-6】図9-6は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
図9-7】図9-7は、実施例7で使用した化合物(基質)とその抱合体の構造式である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に記載する本発明の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書において「~」を用いて表される数値範囲は「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。本明細書について、糖質の記載は特に明記しない場合はD体を表す。
【0014】
UDP-グルクロン酸転移酵素(本明細書中、グルクロン酸転移酵素またはUGTと記載する場合がある)は、生体内外の脂溶性化合物に対してUDP-グルクロン酸を糖の供与体としてグルクロン酸転移反応を触媒し、生体外への異物排泄を促進させる役割をもつ異物代謝系のひとつである。哺乳動物では約530アミノ酸残基からなる小胞体膜タンパク質であり、肝臓や小腸において複数の分子種が存在する。これら分子種の特徴としてはアミノ末端側半分(約290アミノ酸残基)が抱合化基質を認識するドメインを構成し、分子種間で高い相同性を持つカルボキシ末端側半分(約240アミノ酸残基)は共通の基質であるUDP-グルクロン酸が結合するドメインとして機能している(非特許文献2)。
【0015】
本発明者らが放線菌で同定したグルクロン酸転移酵素は、約400アミノ酸残基の長さであった。放線菌UGTは、哺乳動物UGTに比べてN末端のシグナルペプチドとC末端の膜結合領域を欠失した可溶性酵素であると推定される。糖転移酵素としてのタンパク質構造については哺乳動物UGTと同じく、GT-Bタイプに分類され、N末端前半領域は抱合化基質認識に、C末端後半領域は糖供与体認識に関与すると推測されている(文献番号7および8、文献リストは実施例の末尾に掲載)。現在、知られている微生物の糖転移酵素は、ほとんどがUDP-グルコースを糖供与体としたグルコース転移酵素である(文献番号9)。UGTモチーフ配列(文献番号3)を指標とした探索は糖代謝、糖鎖合成に関与する酵素群が優勢となる傾向があるため、低分子化合物に対する糖転移酵素を同定することは容易ではなく、さらにアミノ酸配列情報から糖供与体の特異性を限定することは困難である(文献番号10)。本発明者らは、後記する実施例に示すように5段階の分子種選定により、放線菌のUGT酵素を複数同定することに成功した。
【0016】
本発明は、下記の(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素を提供する。
(a)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列、
(b)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列と少なくとも80%配列同一性を有するアミノ酸配列、または
(c)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列。
【0017】
配列番号22、73、75および76に示すアミノ酸配列は、WO2017/078137に記載の放線菌のゲノム情報から取得した。これらのアミノ酸配列を有するタンパク質の具体的活性は本願以前には知られていなかった。
【0018】
後記する実施例で使用したWO2017/078137に記載の放線菌のストレプトマイセス属の6株(Streptomyces sp.SANK 60895、Streptomyces sp.SANK 61210、Streptomyces sp.SANK 61108、Streptomyces sp.SANK 61010、Streptomyces sp.SANK 61110、Streptomyces sp.SANK 60310)は、WO2017/078137に開示されている。特許微生物寄託センター受託番号は、NITE BP-02128、NITE BP-02129、NITE BP-02130、NITE BP-02133、NITE BP-02302、NITE BP-02303である。同様に、後記する実施例で使用したSANK 60408は、SANK 60895の変異株である。
【0019】
本発明者らは、配列番号22、73、75および76に示すアミノ酸配列を有するタンパク質が、UDP-グルクロン酸転移反応を触媒する活性を有することを発見した。本明細書中、「UDP-グルクロン酸転移反応を触媒する活性」または「UDP-グルクロン酸転移活性」は、UDP-グルクロン酸を糖供与体とし、化合物にグルクロン酸を転移し、化合物のグルクロン酸抱合体を形成する反応を触媒する活性を意味する。UDP-グルクロン酸転移活性の評価は、被検タンパク質を、グルクロン酸供与体のUDP-グルクロン酸の存在下で、対象化合物と接触させ、当該化合物のグルクロン酸抱合体を検出することにより行われる。
【0020】
例えば、グルクロン酸抱合体は、元となる対象化合物よりも、理論値として176.03208Daだけ大きい分子量を示すため、質量分析により該当する分子量のピークを検出することによって、反応液中の目的物の存在を確認することができる。また、医薬品化合物のグルクロン酸抱合体には、試薬として市販されているものもあり、このような試薬を購入して目的物の標準品とし、反応液と標準品の分析結果を比較することで、更に高い精度により、目的物を検出、同定することができる。このような分析に用いる質量分析機器としては、ESIイオン源を備えたものを用いることができ、具体的には、LTQ Orbitrap XL (Thermo Fisher Scientific社製)、LC/TOF-MS、LC/MSD SL(いずれもアジレントテクノロジー社製)、SCIEX 3200 Qtrap(株式会社エービー・サイエックス社製)などを挙げることができる。また、分析に用いるHPLC装置としては、フォトダイオードアレイ検出器を装備したHPLC装置を用いることができ、具体例としては、HP1100、HP1260(いずれもアジレントテクノロジー社製)、Ultimate 3000(Thermo Fisher Scientific社製)などを挙げることができる。
【0021】
また、配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列に対して80%以上、85%以上、90%以上、91%以上、92%以上、93%以上、94%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上または99%以上のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、且つUDP-グルクロン酸転移活性を示すものも本発明に係る酵素に含まれる。アミノ酸配列同一性は、比較する2本のアミノ酸配列を整列させ、最大のパーセント配列同一性を得るために必要ならばギャップを導入した後、2本のアミノ酸配列間で同一であるアミノ酸残基のパーセントとして定義される。アミノ酸配列同一性は、例えばBLAST、BLAST-2、ALIGN、MEGA、またはMegalign(DNASTAR)ソフトウェアのような公に入手可能なコンピュータソフトウェアを使用することにより決定することができる。
【0022】
さらには、配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列からなり、且つUDP-グルクロン酸転移活性を有するものも本発明に係る酵素に含まれる。本明細書中の「1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列」における「1から複数個」は、「1から数個」と記載することもできる。「1から複数個」または「1から数個」の範囲は特には限定されないが、例えば、1から40個、1から30個、1から20個、1から10個、1から7個、1から5個または1から3個程度を意味する。
【0023】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を製造するために用いることができる。本発明の特定の実施態様では、カルボキシ基、水酸基および/または脂肪族または芳香族の窒素原子を有する化合物の医薬品開発における安全性評価のために必要なグルクロン酸抱合体を製造するために用いることができる。
【0024】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種または複数種を生産することができる。本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種、2種または3種すべてを製造する能力を持つものであってもよい。後記する実施例において、配列番号22、73、75および76に示すアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素が、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体の3種すべてを製造する能力を持つことが示されている。
【0025】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を抱合化することができる。本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、化合物のカルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種、2種または3種すべてを抱合化する能力を持つものであってもよい。後記する実施例において、配列番号22、73、75および76に示すアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素が、カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子の3種すべてを抱合化する能力を持つことが示されている。水酸基はフェノール性水酸基でもよいしアルコール性水酸基でもよい。脂肪族または芳香族の窒素原子は、アミノ基の窒素原子でもよい。
【0026】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、化合物がカルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される複数個の置換基を有する場合に、その一部またはその全部にグルクロン酸を結合させることができる能力を有する。後記する実施例において、配列番号22、73、75および76に示すアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素が、被抱合化合物のラロキシフェンおよびJNJ-1019409のそれぞれ3箇所を抱合化したことが示されている。
【0027】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、1%以上、5%以上、10%以上、20%以上、30%以上、40%以上、50%以上、60%以上、70%以上、80%以上または90%以上のグルクロン酸抱合体の変換率を有することができる。グルクロン酸抱合体の変換率は、UV検出器で測定したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いた各基質濃度より算出することができる。
【0028】
J.Ren et al (文献番号6、文献リストは実施例の末尾に掲載)は放線菌Streptomyces chromofuscus ATCC 49982由来UDP-グルクロン酸転移酵素遺伝子であるgcaC(以下、ATCC 49982由来gcaCと記載する)を記載する。J.Ren et alには、ATCC 49982由来gcaCによるO-エーテルグルクロン酸抱合体の生産しか記載されていない。一方、後記する実施例では、本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素がO-エーテルグルクロン酸抱合体にくわえて、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体も生産することが示されている。代謝物生産において、O-エーテルグルクロン酸抱合体は化学合成で比較的容易に生産できるが、O-アシルグルクロン酸抱合体はアシル基の脱保護の際にグルクロン酸が化合物から脱離するため、合成が困難である(特許文献3)。さらに、後記する実施例ではATCC 49982由来と比較して本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素のStUGT9が、より高いUDP-グルクロン酸抱合能を有することが示されている。よって、本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素は、ATCC 49982由来gcaCと比較して、より有用性が高いといえる。
【0029】
本発明の特定の実施態様では、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体およびO-エーテルグルクロン酸抱合体から選択される1種または複数種の製造に用いるための組成物であって、上記(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素のいずれかおよび添加物を含む、組成物が提供される。本発明のさらに特定の実施態様では、カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を有する化合物のグルクロン酸抱合体の製造方法に用いるための組成物であって上記(a)から(c)のいずれかのアミノ酸配列を有するUDP-グルクロン酸転移酵素のいずれかおよび添加物を含む、組成物が提供される。添加物は、限定されないが、緩衝液、担体(たとえば酵素固定化用多孔質体)、糖、UDP-グルクロン酸転移酵素の活性を妨げない酵素などを含むことができる。
【0030】
(酵素の製造方法)
本発明の酵素は、野生株より精製してもよいし、遺伝子組換え技術により作製した組換えタンパク質であってもよい。本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素のアミノ酸配列をコードする遺伝子は、宿主細胞内で複製可能であるか、あるいは染色体に組み込まれかつ同遺伝子を発現可能な状態で含むDNA分子として、特に発現ベクターに挿入された形態で宿主細胞の形質転換を行い、宿主細胞を培養することで産生させることができる。このDNA分子は、本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドをベクター分子に組み込むことによって得ることができる。本発明の好ましい態様によれば、このベクターはプラスミドである。本発明におけるDNA分子の作製は、Molecular Cloning : A Laboratory Manual 2nd Ed (Sambrook, J., Fritsch, E. R., & Maniatis, T., Cold Spring Harbor Laboratory Press (1989))に記載の方法に準じて行なうことができる。
【0031】
(ベクター)
本発明において利用できるベクターは、使用する宿主細胞の種類を勘案しながら、ウイルス、プラスミド、コスミドベクターなどから適宜選択できる。自律複製型ベクターでもよいし、染色体組み込み型ベクターでもよい。例えば、宿主細胞が酵母の場合は、実施例で用いたpGYRのほか、YEp型(YEp352GAP、YEp51など)、YRp型、YCp型、YIP型のプラスミド;大腸菌の場合はλファージ系のバクテリオファージ、pET型(例えば、実施例で使用したpET24b(+))、pUC型、pCold型、pGEX型のプラスミドなど;枯草菌の場合には、pHT型(pHT253、254、255)プラスミドが挙げられるが、これらに制限されない。このプラスミドは形質転換体を選択するためのマーカーを含んでいてもよく、該選択マーカーとしては薬剤耐性マーカーや栄養要求マーカー遺伝子を使用することができるが、これらに制限されない。
【0032】
さらに、本発明で利用できる発現ベクターは、酵素遺伝子の発現に必要なDNA配列、例えばプロモーター、ターミネーター、リボゾーム結合部位、転写終結シグナルなどの転写調節信号、翻訳調節信号などを有することができる。該プロモーターとしては、酵母ではアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)、酸性フォスファターゼ(PHO)、ガラクトース遺伝子(GAL)、グリセルアルデビド3リン酸脱水素酵素遺伝子(GAP)等のプロモーターを用いることができるが、これらに制限されない。大腸菌ではT7プロモーター、lacプロモーター、cspAプロモーターなどの等のプロモーターを用いることができるが、これらに制限されない。また、シグナルペプチドをより高発現が可能なグルクロン酸転移酵素遺伝子のものに置き換えてもよい(特許文献1)。
【0033】
(宿主)
宿主としては、大腸菌、枯草菌(例えば、バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、ブレビバチルス(例えば、ブレビバチルス・ブレビス(Bacillus brevis))等の細菌、カンディダ・ウチリス(Candida utilis)、出芽酵母サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)、分裂酵母シゾサッカロマイセス・ポンぺ(Schizosaccharomyces pombe)、ピチア・パストリス(Pichia pastoris)およびピチア・メタノリカ(Pichia methanolica)等の真菌・酵母、哺乳動物細胞(例えばHEK293細胞、CHO細胞、BHK細胞、HeLa細胞、COS細胞)や両生類細胞、昆虫細胞、植物細胞を用いることができる。本発明においては、宿主として大腸菌および酵母が好ましい。
【0034】
(核酸)
本発明は、本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素のアミノ酸配列をコードする核酸に関する。具体的には、(a)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列、(b)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列と少なくとも80%配列同一性を有するアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列または(c)配列番号22、73、75および76のいずれか一に記載のアミノ酸配列において、1から複数個のアミノ酸が置換、挿入、欠失および/または付加されたアミノ酸配列であって、前記アミノ酸配列を有するタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する、アミノ酸配列をコードする塩基配列を含む核酸であり得る。核酸は、DNAまたはRNAである。特定の実施態様において、本発明は、(a)配列番号9、68、70および71のいずれか一に記載の塩基配列を含むか、(b)配列番号9、68、70および71のいずれか一に記載の塩基配列と少なくとも80%配列同一性を有する塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含むか、(c)配列番号9、68、70および71のいずれか一に記載の塩基配列において、1から複数個の塩基が置換、挿入、欠失および/または付加された塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含む核酸に関する。
【0035】
本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素のアミノ酸配列をコードする塩基配列は、宿主での発現を最適化するように使用コドンを変更することができる。宿主が使用するコドンの情報は、Codon Usage Database(www.kazusa.or.jp/codon/)から入手可能である。宿主用のコドン最適化は、酵母のコドン頻度(https://www.kazusa.or.jp/codon/cgi-bin/showcodon.cgi?species=4932)あるいは大腸菌のコドン頻度(http://www.kazusa.or.jp/codon/cgi-bin/showcodon.cgi?species=37762)を参考に実施することができる。様々な細胞種に応じたコドン最適化は、公知のアルゴリズムを適宜使用することができる。例えば、大腸菌における発現のためのコドン最適化は、GENEius(ユーロフィンジェノミクス社)、gENEoPTIMIZER(サーモフィッシャーサイエンティフィック社)、GenSmart(ジェンスクリプトジャパン株式会社)を使用する事ができる。
【0036】
特定の実施態様において、コドンは酵母での発現用に最適化することができる。酵母発現用に最適化されたコドンの一例として、本発明は、(a)配列番号35、78、80および82のいずれか一に記載の塩基配列を含むか、(b)配列番号35、78、80および82のいずれか一に記載の塩基配列と少なくとも80%配列同一性を有する塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含むか、(c)配列番号35、78、80および82のいずれか一に記載の塩基配列において、1から複数個の塩基が置換、挿入、欠失および/または付加された塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含む核酸に関する。
【0037】
特定の実施態様において、コドンは大腸菌での発現用に最適化することができる。大腸菌発現用に最適化されたコドンの一例として、本発明は、(a)配列番号95、96、97および98のいずれか一に記載の塩基配列を含むか、(b)配列番号95、96、97および98のいずれか一に記載の塩基配列と少なくとも80%配列同一性を有する塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含むか、(c)配列番号95、96、97および98のいずれか一に記載の塩基配列において、1から複数個の塩基が置換、挿入、欠失および/または付加された塩基配列であって、前記塩基配列にコードされたタンパク質がUDP-グルクロン酸転移活性を有する塩基配列を含む核酸に関する。
【0038】
本明細書において、配列同一性は、比較する2本の塩基配列を整列させ、最大のパーセント配列同一性を得るために必要ならばギャップを導入した後、2本の塩基配列間で同一である塩基のパーセントとして定義される。塩基配列同一性は、例えばBLAST、BLAST-2、ALIGN、MEGAまたはMegalign(DNASTAR)ソフトウェアのような公に入手可能なコンピュータソフトウェアを使用することにより決定することができる。
【0039】
本明細書中の「1から複数個の塩基が置換、挿入、欠失および/または付加された塩基配列」における「1から数個」の範囲は特には限定されないが、例えば、1から20個、好ましくは1から10個、より好ましくは1から7個、さらに好ましくは1から5個、特に好ましくは1から3個程度を意味する。
【0040】
本発明は、さらに上記核酸を含む発現ベクターに関する。本発明で使用できるベクターの例は上記(ベクター)の項に記載した。
【0041】
本発明は、さらに上記発現ベクターで形質転換された、宿主に関する。本発明で使用できる宿主の例は上記(宿主)の項にした。
【0042】
本発明は、上記形質転換された宿主を用いるグルクロン酸転移酵素の製造方法に関する。
【0043】
宿主に形質転換して得られた形質転換体の培養は、使用した宿主に関して一般的な方法を用いることができる。通常は、1~4日程度の培養により細胞内または細胞外の培養液中に酵素が生成され蓄積される。培養条件(培地、pH、温度等)に関しては、例えば、細菌では4~42℃、酵母では25~30℃、真核細胞では37℃程度が一般的である。培養条件については、遺伝子発現実験マニュアル(講談社)等を参照することができる。
【0044】
形質転換体が産生した組換え酵素の単離・精製は、公知の分離方法や精製方法を適当に組み合わせて行なうことができる。これらの分離・精製方法としては例えば塩沈殿、溶媒沈殿のような溶解性の差を利用する方法、透析、限外濾過、ゲル濾過およびSDS-ポリアクリル電気泳動のような分子量の差を利用する方法、イオン交換クロマトグラフィーのような電荷の差を利用する方法、疎水クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィーのような疎水性の差を利用する方法、さらに等電点電気泳動のような等電点の差を利用する方法、このほかにアフィニティークロマトグラフィー等が挙げられる。実施例に記載した精製方法のほかに、一般的な分離・精製法に関しては、例えば蛋白質・酵素の基礎実験法(南江堂)等を参照することができる。
【0045】
(グルクロン酸抱合体の製造方法)
本発明は、被抱合化合物と糖供与体に、本発明のUDP-グルクロン酸転移酵素を作用させる工程を含む、グルクロン酸抱合体の製造方法に関する。後記するように、被抱合化合物と糖供与体に本発明の酵素を発現可能に形質転換された宿主を作用させてもよい。被抱合化合物と糖受容体を含む溶液に本酵素を作用させることにより、被抱合化合物にグルクロン酸が転移したグルクロン酸抱合体を作製することができる。さらに、本発明は、上記形質転換された宿主を被抱合化合物とともに培養して、被抱合化合物のグルクロン酸抱合体を生成させることを含むグルクロン酸抱合体の製造方法に関する。本発明の一実施態様では、上記形質転換された宿主を被抱合化合物とともに培養する工程を含む、N-グルクロン酸抱合体、O-アシルグルクロン酸抱合体、および/またはO-エーテルグルクロン酸抱合体の製造方法が提供される。本発明の更なる一実施態様では、上記形質転換された宿主を、カルボキシ基、水酸基および脂肪族または芳香族の窒素原子から選択される1種または複数種を有する被抱合化合物とともに培養する工程を含む、グルクロン酸抱合体の製造方法が提供される。
【0046】
本発明のグルクロン酸抱合体の製造方法は、UDP-グルクロン酸またはグルコースおよび被抱合化合物の存在下、公知の宿主の培養方法を適宜用いて実施できる。糖供与体としてはUDP-グルクロン酸を用いることができる。一実施態様では、宿主にUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子が同時に導入されている場合、およびUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子とUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子が共に導入されている場合は、糖供与体としてグルコースを用いることができる。例えば、宿主が酵母AH22株の場合、L-ヒスチジンとL-ロイシン以外の全ての必須アミノ酸を生合成することができる。従って、培地には、これら2つのアミノ酸を添加して培養するか、あるいは発現ベクターとして、いずれか一方のアミノ酸合成遺伝子を持つベクターを用いることで、この発現ベクターを有する酵母宿主を選択的に培養することもできる。
【0047】
培養の条件は、宿主の生育に適した条件において適宜に設定することができる。宿主の培養に用いる栄養培地としては、炭素源、窒素源、無機物および必要に応じ使用菌株の必要とする微量栄養素を程よく含有するものであれば、天然培地、合成培地のいずれでもよい。あるいは酵母を用いて作成した形質転換体の生育に必要な栄養源の少なくとも一部を欠いた条件で培養することで、グルクロン酸抱合体の生成、蓄積が良好に得られる場合もある。被抱合化合物の種類によっては後者の条件が好ましい場合もある。
【0048】
栄養培地の炭素源としては、宿主が資化しうる物であればよく、例えば、グルコース、マルトース、フラクトース、マンノース、トレハロース、スクロース、マンニトール、ソルビトール、デンプン、デキストリン、糖蜜などの糖質、またはクエン酸、コハク酸などの有機酸、またはグリセリンなどの脂肪酸も使用することができる。
【0049】
栄養培地の窒素源としては、各種有機および無機の窒素化合物、さらに培地は各種の無機塩を含むことができる。たとえば、コーンスティープリカー、大豆粕、あるいは各種ペプトン類等の有機窒素源、そして塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、リン酸アンモニウム等の無機窒素源などの化合物が使用可能である。また、グルタミン酸などのアミノ酸および尿素などの有機窒素源が炭素源にもなることはいうまでもない。さらに、ペプトン、ポリペプトン、バクトペプトン、肉エキス、魚肉エキス、酵母エキス、コーンスティープリカー、大豆粉、大豆粕、乾燥酵母、カザミノ酸、ソリュブルベジタブルプロテイン等の窒素含有天然物も窒素源として使用できる。
【0050】
栄養培地の無機物としては、たとえば、カルシウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、リン酸塩、マンガン塩、亜鉛塩、鉄塩、銅塩、モリブデン塩、コバルト塩などが適宜用いられる。具体的には、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、硫酸亜鉛、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等が用いられる。さらに、必要に応じて、アミノ酸ならびにビオチンおよびチアミンなどの微量栄養素ビタミンなども適宜用いられる。
【0051】
培養法としては液体培養法がよく、回分培養、流加培養、連続培養または灌流培養のいずれを用いてもよいが、工業的には通気攪拌培養法が好ましい。培養温度とpHは、使用する宿主の増殖に最も適した条件を選べばよい。培養時間は微生物が増殖し始める時間以上の時間であればよく、好ましくは10分~120時間であり、さらに好ましくは組換えタンパク質遺伝子の遺伝子産物が最大に生成する時間までである。培養温度に関しては、例えば、細菌では4~42℃、酵母では20~40℃、真核細胞では37℃程度が一般的である。たとえば、形質転換体が出芽酵母の場合の培養は、通常、温度20~40℃、好ましくは25~35℃、pH2~9、好ましくは5~8、培養日数0.5~7日間から選ばれる条件で振盪または通気攪拌して行われる。形質転換体が大腸菌の場合の培養は、通常、温度4~42℃、好ましくは5~37℃、pH2~9、好ましくは5~9、培養日数0.5~7日間から選ばれる条件で振盪または通気攪拌して行われる。宿主細胞の増殖を確認する方法は特に制限はないが、たとえば、培養液を採取して顕微鏡で観察してもよいし、吸光度で観察してもよい。また、培養液の溶存酸素濃度には特に制限はないが、通常は、0.5~20ppmが好ましい。そのために、通気量を調節したり、撹拌したり、通気に酸素を追加したりすればよい。
【0052】
本発明の一実施態様では、グルクロン酸抱合体への変換率を向上させるため、培養温度は37℃以下であることが好ましく、具体的には37℃以下、30℃以下、25℃以下、20℃以下、19℃以下、18℃以下、17℃以下、16℃以下であり、例えば、5℃~23℃の範囲、5℃~17℃の範囲であることができる。後記する実施例では、UGTとUDP-グルコース脱水素酵素(GDH)とUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素(UT)の共発現大腸菌株で17℃で1時間、および、10℃で1時間の反応条件は、23℃で24時間の反応条件よりもケルセチンのグルクロン酸抱合体への変換率が高く、副生成物であるグルコース抱合体の生成を抑えられることが示されている。
【0053】
変換培養時の形質変換体の使用量は、例えば、0.5~50%(w/v、湿菌体重量/培養液体積)の範囲であることができる。さらに、UDP-グルクロン酸またはグルコースおよび被抱合化合物の培地への添加量は、培地における浸透圧および細胞に対する毒性を考慮して適宜決定され、例えば、グルコースは、4~20%(w/v)の範囲であり、被抱合化合物は、0.5~25mMの範囲であることが適当である。
【0054】
本発明の一実施態様では、宿主または宿主細胞に、さらにUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子を単独で、またはUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子とUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子を共に導入することができる。UDP-グルコース脱水素酵素によるグルクロン酸抱合で利用されるUDP-グルクロン酸は生体内ではNAD+を補因子としてUDP-グルコースからUDP-グルコース脱水素酵素を利用して産生され、UDP-グルコースはUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素により、グルコース-1-リン酸とUTPから合成される。
【0055】
UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子は、動物、植物、真菌、または細菌由来の遺伝子であることができる。動物、植物、真菌、または細菌由来のUDP-グルコース脱水素酵素遺伝子は、公知の遺伝子(例えば、ヒト遺伝子:AF061016.1,マウス遺伝子:AF061017.1など)から適宜選択することができる。実施例では、ラット由来または放線菌由来の遺伝子を用いている。ここで、UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子は好ましくは放線菌由来であり、更に好ましくは配列番号107に記載のアミノ酸配列をコードする遺伝子である。配列番号99に記載の塩基配列によりコードされる、又は、配列番号107に記載のアミノ酸配列からなるUDP-グルコース脱水素酵素は、本発明により初めて提供される酵素である。
【0056】
UTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子は、動物、植物、真菌、または細菌由来の遺伝子であることができる。実施例では、放線菌由来の遺伝子を用いており、本願で報告する新規なUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子(配列番号101に記載の塩基配列、配列番号109に記載のアミノ酸配列)である。
【0057】
後記する実施例において、UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子に加えて、UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子およびUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子を導入した宿主細胞におけるグルクロン酸抱合体の変換率が、後者2遺伝子を導入していない場合と比較して、向上したことが示されている。
【0058】
UDP-グルコース脱水素酵素遺伝子およびUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素遺伝子のほか、例えば、シトクロムP450遺伝子を宿主細胞に導入することもできる。
【0059】
被抱合化合物は任意の化合物である。本発明の実施態様において、被抱合化合物はカルボキシ基、水酸基、または脂肪族または芳香族の窒素原子を有する化合物であるか、またはその可能性がある化合物である。実施例で使用した被抱合化合物は、ミコフェノール酸(Mycophenolic acid)、メクロフェナマート(Meclofenamate)、メフェナム酸(Mefenamic acid)、ナプロキセン(Naproxen)、ゲムフィブロジル(Gemfibrozil)、フロセミド(Furosemide)、ジドブジン(Zidovudine)、ラロキシフェン(Raloxifene)、マキシポスト(Maxipost)、イルベサルタン(Irbesartan)、リルゾール(Riluzole)、コチニン(Cotinine)、レスベラトロール(Resveratrol)、ケルセチン(Quercetin)または7-ヒドロキシクマリン(7-Hydroxycoumarin)である。
【0060】
本発明の特定の実施態様では、上記形質転換された宿主を被抱合化合物とともに培養する工程を含む、O-アシルグルクロン酸抱合体の製造方法が提供される。ここで被抱合化合物はカルボキシ基を有することが好ましい。本発明の特定の実施態様では、上記形質転換された宿主を被抱合化合物とともに培養する工程を含む、O-エーテルグルクロン酸抱合体の製造方法が提供される。ここで被抱合化合物は水酸基を有することが好ましい。本発明の特定の実施態様では、上記形質転換された宿主を被抱合化合物とともに培養する工程を含む、N-グルクロン酸抱合体の製造方法が提供される。ここで被抱合化合物は脂肪族または芳香族の窒素原子を有することが好ましい。
【0061】
被抱合化合物がカルボキシ基、水酸基または脂肪族または芳香族の窒素原子を有さない場合には、例えば、有機合成法を用いた水酸基の導入やシトクロムP450を用いた酵素法による選択的な水酸化によって、事前に被抱合化合物にカルボキシ基、水酸基、または脂肪族または芳香族の窒素原子を導入した後に、本発明のグルクロン酸抱合体の製造方法に供することができる。
【実施例0062】
実施例1.放線菌UGT遺伝子解析および人工遺伝子設計
1-1.放線菌ゲノム情報からのUGT候補遺伝子の選択
WO2017/078137に記載の放線菌(7株:SANK 60895、SANK 61210、SANK 61108、SANK 61010、SANK 61110、SANK 60408、SANK 60310、文献番号1および2、文献リストは実施例の末尾に掲載)のゲノム解析データをもとに、UGT遺伝子(UDP-glycosyltransferase)の検索を行った。
【0063】
選択基準としては、
第一選抜:UGT motifを有するUDP-糖転移遺伝子をすべて選択(文献番号3)、
第二選抜:糖鎖合成に関与すると思われる分子種を排除、
第三選抜:糖代謝に関与すると思われる分子種を排除、
第四選抜:分子量が30,000以下、100,000以上の分子種を排除、
第五選抜:重複している分子種を排除
することで、抱合能を有する分子種である確率の高い遺伝子を選別した。
【0064】
以下の表1に各株より選択した分子種に対して選択基準によって5段階にて分子種選定した結果を示す。
【表1】
【0065】
最終的に選択した13種のUGT候補遺伝子(StUGT)の塩基数およびアミノ酸残基数を表2に示す。
【表2】
【0066】
1-2.放線菌由来UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子(StUGT)の作製
人工遺伝子の合成においては出芽酵母発現を想定して酵母発現に最適化したコドン設計プログラム(サーモフィッシャーサイエンティフィック社 GeneArt Strings DNA Fragments
(https://www.thermofisher.com/jp/ja/home/life-science/cloning/gene-synthesis/gene-strings-dna-fragments.html)を用いた。
また、人工遺伝子設計には以下の条件を付加した。1)出芽酵母発現最適化のためにコドン頻度を改変した。2)FLAG抗体による検出を可能にするためにC末端にFLAGタグ配列(YKDDDDK、(配列番号111))を付加させた。13種のUGT候補遺伝子(StUGT)の酵母発現最適化をおこなった塩基配列は、配列番号27~39である。
【0067】
実施例2.放線菌由来UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子(StUGT1~13)の酵母発現プラスミドの構築
実施例1-2において合成した13種のStUGT遺伝子および酵母発現ベクターとして自律複製型プラスミドであるpGYR(文献番号4)を用いて、酵母発現ベクターを構築した。
13種のStUGT遺伝子を鋳型としてインサートDNAフラグメントの遺伝子増幅を行った。DNAポリメラーゼとしてはPrimeSTAR Max DNA Polymerase(タカラバイオ株式会社製)を用いた。反応液組成は製造業者の指示に従い、表3に示すプライマーの組み合わせと、下記の反応条件でPCR反応を行った。
【表3】
PCR条件
変性 98℃ 10秒
30サイクル 98℃ 10秒、55℃ 5秒、78℃ 20秒
最終伸長 72℃ 10秒
【0068】
PCR産物を1% アガロースゲルで電気泳動した結果、目的サイズ(約1.2~1.5kb)に特異的な増幅がみられた。(以下、1% アガロースゲルでの電気泳動は、単に電気泳動と略称する)。PCR増幅溶液を電気泳動して、DNA断片をゲルから分離した。
つぎに発現ベクターDNAであるpGYRを鋳型としてベクターDNAフラグメントの遺伝子増幅を行った。DNAポリメラーゼとしてはPrimeSTAR Max DNA Polymeraseを用いた。反応液組成は製造業者の指示に従い、以下に示すプライマーと反応条件でPCR反応を行った。
フォワードプライマー : 配列番号66
リバースプライマー : 配列番号67
PCR条件
変性 98℃ 10秒
30サイクル 98℃ 10秒、55℃ 5秒、78℃ 90秒
最終伸長 72℃ 10秒
【0069】
PCR産物を電気泳動した結果、目的サイズ(約11kb)に特異的な増幅がみられた。PCR増幅溶液を電気泳動して、DNA断片をゲルから分離した。
インサート断片とベクター断片の濃度を電気泳動で確認後、それらのモル比が3:1程度になるように混合し、反応液組成は製造業者の指示に従い、In-Fusion HD Cloning Kit(タカラバイオ株式会社製)を用いて連結反応をおこなった。その後、大腸菌JM109株にヒートショック法を用いてトランスフォーメーションを行い、LBプレート(アンピシリン50μg/ml含有)に展開した。
【0070】
得られた大腸菌コロニーのうち数個を選択し、それらを鋳型としてコロニーPCRを行った。DNAポリメラーゼは、EmeraldAmp Max PCR Master Mix(タカラバイオ株式会社製)を用いた。フォワードプライマーはYGAP-P(5’-agaacaaatcaagttcgcattgattcatat-3’、配列番号93)とリバースプライマーはYGAP-T(5’-ggtgttcaaccaagtcgatgataagctgtc-3’、配列番号94)を用いた。以下の条件でPCRを行った。
PCR条件
変性 98℃ 5分
30サイクル 98℃ 10秒、55℃ 15秒、72℃ 1分30秒
最終伸長 72℃ 10分
【0071】
PCR後、電気泳動を行い、予想サイズ(約3kb)に特異的な増幅がみられるクローンを数十個得た。得られた大腸菌コロニーを5mLのLB培地(アンピシリン100μg/mL含有)に植菌し、37℃、200rpmで16時間振盪培養を行った。その後アルカリSDS法を用いてプラスミドを抽出した。そして、その一部を37℃で1時間、NotI処理し、電気泳動によりインサートの導入を再度確認し、13種の放線菌由来UDP-グルクロン酸転移酵素を含む酵母発現ベクター(pGYR/StUGT1~13)を得た。
【0072】
実施例3.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素単独およびUDP-グルコース脱水素酵素を同時に発現する酵母形質転換体の作製
実施例2で構築した放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素の酵母発現ベクターを用いてグルクロン酸抱合能を評価するために形質転換酵母株を作製した。また、酵母菌体をもちいて抱合体製造を可能にするために、ラット由来UDP-グルコース脱水素酵素(rUGDH)遺伝子を同時に発現させた同時発現株も作製した。rUGDH発現には染色体組み込み型ベクターにrUGDHを挿入したpAUR-rUGDH(文献番号5)を用いた。
【0073】
3-1.酵母への発現用プラスミドの形質転換
発現用には、酵母(Saccharomyces cerevisiae)AH22株を用いた。AH22株は、L-ヒスチジンとL-ロイシン以外は全ての必須アミノ酸を生合成することが出来る。pGYRはL-ロイシン合成遺伝子(LEU2)を持つため、培地にL-ヒスチジンを添加するとプラスミドを持った酵母のみが増殖できる。また、pAUR(タカラバイオ株式会社製)は抗生物質であるAureobasdin A耐性遺伝子を有しており、Aureobasidin A存在下で形質転換体を選択することが可能である。発現用コンストラクトを酵母AH22株に塩化リチウム法により形質転換した。以下に形質転換の詳細なプロトコールを示す。
・材料:YPD培地:1% イースト抽出物、2% ポリペプトン、2% グルコース
SDプレート:2% グルコース、0.67% N-base w/o アミノ酸、1.5% 寒天、20μg/mL L-ヒスチジン、0.2M LiCl: 10mL(フィルター滅菌)、1M LiCl: 10mL(フィルター滅菌)
70%(w/v) PEG 4000: 10mL(溶解後、10mLにメスアップ)
・方法:30℃で培養した酵母AH22株1.0x107細胞を使用し、卓上遠心機で13、000rpm、4分間遠心を行い、上清を除いた。ペレットを0.2M LiClで洗浄した(少しボルテックスにかけた)。卓上遠心機で13、000rpm、4分間遠心を行い、上清を完全に取り除いた。ペレットを1M LiCl 20μLにピペッティングにより懸濁した。DNA(プラスミド)溶液10μL(0.5~1μgのプラスミドを含有)を加えた。70%(w/v)PEG 4000を30μL加え、ピペッティングによりよく混合した。40℃で30分間インキュベートした。滅菌水140μLを加えてpGYRベクターの場合にはSDプレートに展開し、30℃にてインキュベートした。プレート上で30℃、3日間培養し、3~5mm程度の大きさのコロニーを数十個得た。また、pGYRおよびpAUR-rUGDHの同時形質転換体の場合は、0.5μg/mL Aureobasidin Aを含むSDプレートに展開し、30℃にてインキュベートした。プレート上で30℃、5日間培養し、3~5mm程度の大きさのコロニーを数十個得た。
【0074】
3-2.酵母内におけるUDP-グルコース脱水素酵素および放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素タンパク質の発現確認
実施例2-1で得られた形質転換体について、それぞれの菌体内でタンパク質が機能的に発現されているかどうかを、ウエスタンブロット法によって確認した。
形質転換体を選択培地にて48時間30℃で培養し、得られた酵母菌体をZymolyase処理にした後に、FLAGタグ抗体およびラット由来UDP-グルコース脱水素酵素のC末端ペプチド配列認識抗体を用いたウエスタンブロット法により解析した(図1)。その結果、両遺伝子を挿入した発現ベクターを含む形質転換体菌体抽出液のみでそれぞれのタンパク発現が確かめられた。
【0075】
3-3.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT1~13)の抱合活性能の評価
形質転換体を選択培地にて48時間、30℃で培養し、得られた酵母菌体をZymolyase処理した後に、超音波処理により発現タンパクを含むS9画分を調製した。反応溶液としてS9画分タンパク質0.1mg、100mM リン酸カリウム緩衝溶液(pH7.4)、20mM MgCl2、0.1mM 抱合化基質(表4に示す化合物1~11)を含む溶液0.2mLに終濃度2mM UDP-グルクロン酸を添加して37℃で抱合反応を開始した。0.1mLアセトニトリルを添加して反応を停止して、タンパク質を遠心除去して上澄みにおけるそれぞれの代謝物を液体クロマトグラフィー質量分析法(LC-MS)により分析した。
【0076】
分析条件は以下のとおりである。
[分析条件1]化合物1~11
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap(株式会社エービー・サイエックス社製)
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC(アジレントテクノロジー社製)
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)(Nacalai tesque社製)
カラム温度:40℃
溶出条件:10mM ギ酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル系(0.01% ギ酸を含む)、5-100% アセトニトリル直線濃度勾配(10分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0077】
【表4】
【0078】
<結果>
表5に示すように、13種の放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素候補遺伝子のなかでも特にStUGT9が化合物1~11(6を除く)に対して顕著な抱合能を有することが明らかとなった。
図2に示すように化合物2における代謝物については上段パネルの保持時間7.4分付近に溶出されるピークは、中段パネルに示されるようにグルクロン酸付加に相当する分子量を持つことから化合物2のアシル抱合体であることが確認された。化合物1~5についてはカルボキシ基を有する化合物であり、StUGT9はアシル抱合体能をもつことが示された。また、図3~6にはStUGT9による化合物8、9、10、11の代謝物の質量分析解析の結果を示しており、いずれの化合物に対してもN―グルクロニドの生成が確認された。
アシルおよびN―グルクロニド生成能を有する原核生物由来である放線菌UGTの発見は新規性の高いものであり、UGTモチーフを有する候補遺伝子の配列情報のみでは見出すことが難しいものである。
【0079】
表5.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT1~13)におけるグルクロン酸抱合能の評価
【表5】
【0080】
実施例4.放線菌ゲノムにおけるStUGT9ホモログ遺伝子の検索および酵母発現系の構築
グルクロン酸抱合能を有することが判明したStUGT9のアミノ酸配列をもとに、実施例1の放線菌ゲノム情報よりアミノ酸相同性の高い5種のホモログ遺伝子を選別した。
酵母発現のために実施例1-2と同様に人工遺伝子(配列番号78~82)を合成し、酵母発現ベクターを構築した。
【0081】
4-1.放線菌ゲノムにおけるStUGT9ホモログ遺伝子の検索および人工遺伝子合成
実施例2-3の結果に基づき、放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素であるStUGT9のアミノ酸配列(配列番号22)をもとに、放線菌ゲノム情報よりアミノ酸相同性の高い上位5種の候補遺伝子を選択した(表6)。塩基配列(配列番号68~72)およびアミノ酸配列情報(配列番号73~77)を示す。
【0082】
表6.StUGT9ホモログ遺伝子の塩基数、アミノ酸残基数およびStUGT9とのアミノ酸配列同一性
【表6】
【0083】
4-2.放線菌由来UDPグルクロン酸転移酵素遺伝子(StUGT14-18)の酵母発現プラスミドの構築
実施例3-1の遺伝子情報より人工合成した5種のStUGT遺伝子および酵母発現ベクターとして自律複製型プラスミドであるpGYR(文献番号4)を用いて、酵母発現ベクターを構築した。
5種のStUGT遺伝子を鋳型としてインサートDNAフラグメントの遺伝子増幅を行った。DNAポリメラーゼとしてはPrimeSTAR Max DNA Polymeraseを用いた。反応液組成は製造業者の指示に従い、以下に示すプライマーの組み合わせ(表7)と反応条件でPCR反応を行った。
フォワードプライマー : 配列番号 83~87
リバースプライマー : 配列番号 88~92
【0084】
【表7】
PCR条件
変性 98℃ 10秒
30サイクル 98℃ 10秒、55℃ 5秒、78℃ 20秒
最終伸長 72℃ 10秒
PCR産物を電気泳動した結果、目的サイズ(約1.2kb)に特異的な増幅がみられた。PCR増幅溶液を電気泳動して、DNA断片をゲルから分離した。
【0085】
インサート断片の濃度を電気泳動で確認後、実施例2で調製したベクター断片とのモル比が3:1程度になるように混合し、反応液組成は製造業者の指示に従い、In-Fusion HD Cloning Kitを用いて連結反応をおこなった。その後、大腸菌JM109株にヒートショック法を用いてトランスフォーメーションを行い、LBプレート(アンピシリン50μg/mL含有)に展開した。
【0086】
得られた大腸菌コロニーのうち数個を選択し、それらを鋳型としてコロニーPCRを行った。DNAポリメラーゼは、EmeraldAmp Max PCR Master Mixを用いた。フォワードプライマーはYGAP-P(配列番号93)とリバースプライマーはYGAP-T(配列番号94)を用いた。以下の条件でPCRを行った。
PCR条件
変性 98℃ 5分
30サイクル 98℃ 10秒、55℃ 15秒、72℃ 1分30秒
最終伸長 72℃ 10分
PCR後、電気泳動を行い、予想サイズ(約3kb)に特異的な増幅がみられるクローンを数個得た。得られた大腸菌コロニーを5mLのLB培地(アンピシリン100μg/mL含有)に植菌し、37℃、200rpmで16時間振盪培養を行った。その後アルカリSDS法を用いてプラスミドを抽出した。そして、その一部を37℃で1時間、Not I処理し、電気泳動をしてインサートの導入を再度確認し、5種の放線菌由来UDP-グルクロン酸転移酵素を含む酵母発現ベクター(pGYR/StUGT14~18)を得た。
【0087】
実施例5.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素単独およびUDP-グルコース脱水素酵素を同時に発現する酵母形質転換体の作製
実施例3-2.で構築した5種の放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素の酵母発現ベクターを用いてグルクロン酸抱合能を評価するために、形質転換酵母株を作製した。また、酵母菌体をもちいて抱合体製造を可能にするために、ラット由来UDP-グルコース脱水素酵素(rUGDH)遺伝子を同時に発現させた同時発現株も作製した。rUGDH発現には染色体組み込み型ベクターにrUGDHを挿入したpAUR-rUGDH(文献番号3)を用いた。
【0088】
5-1.酵母への発現用プラスミドの形質転換
発現用には、酵母AH22株を用いた。AH22株は、L-ヒスチジンとL-ロイシン以外は全ての必須アミノ酸を生合成することが出来る。pGYRはL-ロイシン合成遺伝子(LEU2)を持つため、培地にL-ヒスチジンを添加するとプラスミドを持った酵母のみが増殖できる。また、pAURは抗生物質であるAureobasdin A耐性遺伝子を有しており、Aureobasidin A存在下で形質転換体を選択することが可能である。発現用コンストラクトを酵母AH22株に塩化リチウム法により形質転換した。以下に形質転換の詳細なプロトコールを示す。
・材料:YPD培地:1% イースト抽出物、2% ポリペプトン、2% グルコース
SDプレート:2% グルコース、0.67% N-base w/o アミノ酸、1.5% 寒天、20μg/mL L-ヒスチジン、0.2M LiCl:10mL(フィルター滅菌)、1M LiCl:10mL(フィルター滅菌)
70%(w/v)PEG 4000:10mL(溶解後、10mLにメスアップ)
・方法:30℃で培養した酵母AH22株1.0x107細胞を使用し、卓上遠心機で13、000rpm、4分間遠心を行い、上清を除いた。
ペレットを0.2M LiClで洗浄した(少しボルテックスにかけた)。
卓上遠心機で13、000rpm、4分間遠心を行い、上清を完全に取り除いた。ペレットを1M LiCl 20μLにピペッティングにより懸濁した。
DNA(プラスミド)溶液10μL(0.5~1μgのプラスミドを含有)を加えた。70%(w/v)PEG 4000を30μL加え、ピペッティングによりよく混合した。40℃で30分間インキュベートした。滅菌水140μLを加えてpGYRベクターの場合にはSDプレートに展開し、30℃にてインキュベートした。
プレート上で30℃、3日間培養し、3~5mm程度の大きさのコロニーを数十個得た。
また、pGYRおよびpAUR-rUGDHの同時形質転換体の場合は、0.5μg/mL Aureobasidin Aを含むSDプレートに展開し、30℃にてインキュベートした。
プレート上で30℃、5日間培養し、3~5mm程度の大きさのコロニーを数十個得た。
【0089】
5-2.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT14-18)の抱合活性能の評価
形質転換体を選択培地にて48時間、30℃で培養し、得られた酵母菌体をZymolyase処理した後に、超音波処理により発現タンパクを含むS9画分を調製した。反応溶液としてS9画分タンパク質0.1mg、100mM リン酸カリウム緩衝溶液(pH7.4)、20mM MgCl2、0.1mM抱合化基質(表4に示す化合物1~13)を含む溶液0.2mLに終濃度2mM UDP-グルクロン酸を添加して37℃で抱合反応を開始した。0.1mL アセトニトリルを添加して反応を停止して、タンパクを遠心除去して上澄みにおけるそれぞれの代謝物をLC-MSにより分析した。分析条件は実施例2-3で述べたとおりである。
【0090】
表8に示すように、StUGT9ホモログ遺伝子として選択した5種の放線菌UGTのうち、StUGT14、StUGT16およびStUGT17において、化合物1~13(6、7、12を除く)に対してアシルあるいはN-グルクロニドの生成が確認された。
【0091】
表8.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT9、14~18)におけるグルクロン酸抱合能の評価
【表8】
【0092】
実施例6.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素発現酵母形質転換体を用いたグルクロン酸抱合体の製造
実施例3-3および5-2で示したように、StUGT発現酵母菌体S9画分においてグルクロン酸抱合能を示したStUGT9、14、16、17の4種についてUDP-グルコース脱水素酵素同時発現酵母菌体におけるグルクロン酸抱合能を評価した。
【0093】
6-1.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素発現酵母静止菌体を用いた抱合体の製造
放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT9、14、16、17)およびUDP-グルコース脱水素酵素を同時発現させた酵母静止菌体におけるグルクロン酸抱合体の生成を確かめるために、形質転換体を選択培地で24時間、30℃で培養し、得られた酵母菌体を、8% グルコースを含む100mM リン酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁(湿菌体25mg/0.1mL)し、抱合化基質として1mM 化合物1~13を添加した。30℃の条件下で24時間振盪培養をおこない、培養液に2倍容のクロロホルム:メタノール=3:1を添加し激しく攪拌した後、上層の水相を回収した。それぞれの代謝物を超高速液体クロマトグラフィーにより分析した。
【0094】
分析条件は以下のとおりである。
[分析条件2]化合物1
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、20-40% アセトニトリル直線濃度勾配(7分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL

[分析条件3]化合物2~4
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:45℃
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、5-40% アセトニトリル直線濃度勾配(5分間)、40-100% アセトニトリル直線濃度勾配(3分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL

[分析条件4]化合物3~6、9~11
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:45℃
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、20-80% アセトニトリル直線濃度勾配(7分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL

[分析条件5]化合物7
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、10-50% アセトニトリル直線濃度勾配(7分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL

[分析条件6]化合物9
質量分析装置:SCIEX 3200 Qtrap
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、20-80% アセトニトリル直線濃度勾配(7分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0095】
グルクロン酸抱合体の定量には、それぞれの化合物の抱合体標準品(トロントケミカルリサーチ社あるいは文献番号5の方法を用いて調製した抱合体)を用いた。抱合体が入手できないものについては未変化体を標準物質として定量した。
表9に示すように放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT9、14、16、17)およびUDP-グルコース脱水素酵素を同時発現させた酵母静止菌体におけるグルクロン酸抱合体の生成が確認された。文献番号5においては真核細胞由来UGTを用いたグルクロン酸抱合能を有する酵母が示されているが、本実施例において原核生物である放線菌由来UGTについても酵母におけるグルクロン酸抱合体産生系の構築が可能であることが示された。
【0096】
表9.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素との同時発現酵母における抱合体生成
【表9】
【0097】
6-2.最適条件下における酵母静止菌体を用いた抱合体の製造
放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素(StUGT9、14、16、17)およびUDP-グルコース脱水素酵素を同時発現させた酵母静止菌体におけるグルクロン酸抱合体の生成を確かめるために、形質転換体を選択培地で24時間、30℃で培養し、得られた酵母菌体を8% グルコースを含む100mMの適切な緩衝液およびpHを検討した後に懸濁(湿菌体25mg/0.1mL)し、抱合化基質として1mM 化合物1~13を添加した。30℃の条件下で24時間振盪培養をおこない、培養液に2倍容のクロロホルム:メタノール=3:1を添加し激しく攪拌した後、上層の水相を回収した。それぞれの代謝物を超高速液体クロマトグラフィーにより分析した。分析条件は実施例6-1に示した通りである。
表10に示されているように本特許において選別したStUGTのいずれの分子種に関しても抱合反応がみられたことから、同時発現させる分子種を選択することにより多様な化学構造を有するアシルあるいはN-グルクロニドの製造が可能である。
【0098】
表10.最適的条件下における放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素との同時発現酵母における抱合体生成
【表10】
【0099】
6-3.StUGT9とgcaC遺伝子産物におけるレスベラトロールグルクロン酸抱合能の比較
文献番号6に記載された放線菌由来UDP-グルクロン酸転移酵素遺伝子であるgcaCとStUGT9におけるUDP-グルクロン酸抱合能を比較するために、レスベラトロールに対するグルクロン酸抱合能を測定した。
【0100】
StUGT9形質転換体を選択培地で24時間、30℃で培養し、得られた酵母菌体を8% グルコースを含む100mM リン酸カリウム緩衝液(pH7.4)に懸濁(湿菌体 25mg/0.1mL)し、抱合化基質として1mM トランスレスベラトロールを添加した。30℃の条件下で24時間振盪培養をおこない、培養液に2倍容のクロロホルム:メタノール=3:1を添加し激しく攪拌した後、上層の水相を回収した。それぞれの代謝物を超高速液体クロマトグラフィーにより分析した。条件は以下のとおりである。
HPLC装置:Agilent 1260 Infinity LC
カラム:COSMOSIL 2.5C18-MS-II(2.0mm×100mm)
カラム温度:40℃
検出波長:303nm
溶出条件:水/アセトニトリル系(0.1% TFAを含む)、5-45% アセトニトリル直線濃度勾配8分間)
流速:0.5mL/分
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0101】
表11に示されるように、異種細胞発現系を用いたレスベラトロール抱合能に関してはgcaCに比べて、4’位抱合体、3位抱合体についてそれぞれ1.4倍、6.9倍の値を示した。既報の分子種に比べてStUGT9発現酵母の方がグルクロン酸抱合体産生に有利であることが示された。
表11.gcaC発現大腸菌とStUGT9発現酵母におけるレスベラトロールグルクロン酸抱合体産生の比較
【表11】
【0102】
実施例7.放線菌UDP-グルクロン酸転移酵素発現大腸菌形質転換体を用いたグルクロン酸抱合体の製造
7-1.大腸菌を用いたUGT9、UGT14、UGT16、UGT17の発現
放線菌のグルクロン酸転移酵素遺伝子(塩基配列:配列番号9、配列番号68、配列番号70、配列番号71。アミノ酸配列:配列番号22、配列番号73、配列番号75、配列番号76。)を元にC末端に6×Hisタグ付加した大腸菌の異種発現用に最適化した核酸配列を設計した。StUGT9の発現にはgENEoPTIMIZER(サーモフィッシャーサイエンティフィック社)を用いて大腸菌の異種発現用に最適化した核酸配列を設計し、サーモフィッシャーサイエンティフィック社で作製した人工合成遺伝子を用いた(塩基配列:配列番号95。アミノ酸配列:配列番号103。)。StUGT14、StUGT16、StUGT17の発現にはGENEius(ユーロフィンジェノミクス社)を用いて大腸菌の異種発現用に最適化した核酸配列を設計し、ユーロフィンジェノミクス社で作製した人工合成遺伝子を用いた(塩基配列:配列番号96、配列番号97、配列番号98。アミノ酸配列:配列番号104、配列番号105、配列番号106。)。これらをpET24b(+)ベクターにクローニングした(以下plasmidをそれぞれ、pET-UGT9、pET-UGT14、pET-UGT16、pET-UGT17とする)。各plasmid(pET-UGT9、pET-UGT14、pET-UGT16、pET-UGT17)を大腸菌BL21(DE3)に形質転換した。形質転換後の菌液を12mL コニカルチューブ中の2mL LB培地(1%(w/v)Tryptone、0.5%(w/v)Yeast extract、0.5%(w/v)NaCl、50μg/mL カナマイシン)に接種し、37℃で一晩振盪培養(600rpm)を行った。当該前培養液1.2mLを500mLフラスコ中の100mL TB培地(1.2%(w/v)Tryptone、2.4%(w/v)Yeast extract、0.94%(w/v)K2HPO4、0.22%(w/v)KH2PO4、50μg/mL カナマイシン、0.01%(w/v)antifoam204、2mM MgSO4)に移植し、37℃で振盪培養(210rpm)を開始した。当該培養を1.5時間継続した後にインキュベーターの温度を16℃に下げて1時間培養を継続した。培養液の温度が16℃に下がったことを確認した後に、終濃度0.2mMとなるようにIPTGを添加し、引き続き一晩振盪培養を行った。
【0103】
集菌した菌体を湿菌体重量の2倍量のbinding buffer(50mM HEPES(pH8.0)、0.5M NaCl、20mM Imidazole、5%(w/v)Glycerol)に懸濁し、超音波破砕および遠心分離を行った。Ni Sepharose 6 Fast Flow(グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン株式会社製)を用いて遠心上清から目的の酵素を精製した。
【0104】
7-2.大腸菌で発現したUGT9、UGT14、UGT16、UGT17のグルクロン酸転移活性
実施例7-1で取得した酵素について、4種類の基質(イルベサルタン(化合物9))(東京化成工業株式会社製)、ナプロキセン(化合物4)(Sigma-Aldrich社製)、メフェナム酸(化合物3)(Sigma-Aldrich社製)、7-ヒドロキシクマリン(富士フイルム和光純薬株式会社製))を用いて以下の方法によりグルクロン酸転移活性を測定した。1mgの酵素、1mM 各基質、100mM リン酸バッファー(pH7.4)、10mM MgCl2、10mM UDP-グルクロン酸(TOYOBO社製)、1mM Saccharicacid1,4,-lactone(Sigma-Aldrich社製)含む反応液(総容量 50μL)を調製し、28℃で20時間インキュベートした。反応液に50μLの混合溶媒(エタノール/アセトニトリル=50/50(v/v))を添加して反応を停止し、遠心分離(4,000rpm、10min、4℃)した。遠心上清を0.2μm PVDFフィルターにてろ過し、測定用サンプルを調製した。測定サンプルは実施例7―7に記載の分析条件(分析条件7、分析条件9、分析条件10)にてLC-MS分析を行った。イルベサルタン、ナプロキセンおよびメフェナム酸のグルクロン酸抱合体の同定にはイルベサルタン N-β-D-グルクロニド(Irb-N-GA(図9)、BIOSYNTH International社製)、ナプロキセン Acyl-β-D-グルクロニド(Nap-Acyl-GA(図9)、Toronto Research Chemicals製)およびメフェナム酸 Acyl-β-D-グルクロニド(Mef-Acyl-GA(図9)、BIOSYNTH International社製)を利用した。グルクロン酸抱合体への変換率の値は、UV230nmで検出したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いた各基質濃度より算出した。7-ヒドロキシクマリンのグルクロン酸抱合体は、LC-MS分析の分子量関連イオンを利用して同定した。グルクロン酸抱合体への変換率は、7-ヒドロキシクマリンを標準物質として、UV230nmで検出したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いた各基質濃度より算出した。
【0105】
結果を表12に示す。4種類のいずれの酵素もN-グルクロニド、O-アシルグルクロニド、O-エーテルグルクロニドの3種類のグルクロン酸抱合体を生産する能力があることが明らかとなった。
表12.各酵素のグルクロン酸抱合体への変換率
【表12】
【0106】
7-3.放線菌UGTによるグルクロン酸抱合能を有する大腸菌株の構築
UGTによるグルクロン酸抱合で利用されるUDP-グルクロン酸は生体内ではNAD+を補因子としてUDP-グルコースからUDP-グルコース脱水素酵素(GDH)を利用して産生され、UDP-グルコースはUTP-グルコース-1-リン酸ウリジリル転移酵素(UT)により、グルコース-1-リン酸とUTPから合成される。そこで、大腸菌の菌体内でグルクロン酸抱合反応を効率的に行うために、放線菌由来GDHおよびUTを共発現した大腸菌株を作製し、これらの共発現の効果を評価した。
SANK 61108株のGDH遺伝子(塩基配列:配列番号99、アミノ酸配列:配列番号107)の発現のために、GENEius(ユーロフィンジェノミクス社)を用いてN末端に6×Hisタグを付加した大腸菌の異種発現用に最適化した核酸配列(塩基配列:配列番号100、アミノ酸配列:配列番号108)を設計し、ユーロフィンジェノミクス社で人工合成遺伝子を作製し、pACYCDuetTM-1(Novagen社製)にクローニングした(plasmidをpACYC-GDHとする)。SANK 61108株のUT遺伝子(塩基配列:配列番号101、アミノ酸配列:配列番号109)の発現のために、gENEoPTIMIZER(サーモフィッシャーサイエンティフィック社)を用いてN末端に6×Hisタグを付加した大腸菌の異種発現用に最適化した核酸配列(塩基配列:配列番号102、アミノ酸配列:配列番号110)を設計し、サーモフィッシャーサイエンティフィック社で人工合成遺伝子を作製し、pCDFDuetTM-1(Novagen社製)にクローニングした(plasmidをpCDF-UTとする)。
【0107】
以下の表13の組み合わせで大腸菌BL21(DE3)に導入した。
表13.反応に利用したplasmidの組み合わせ、および、使用した抗生物質
【表13】
それぞれの菌株の形質転換後の菌液を12mLコニカルチューブ中の2mL LB培地(1%(w/v)Tryptone、0.5%(w/v)Yeast extract、0.5%(w/v)NaCl、表13の抗生物質を添加)に移植し、37℃で一晩振盪培養(600rpm)を行った。当該前培養液1.2mLを500mLフラスコ中の100mL TB培地(1.2%(w/v)Tryptone、2.4%(w/v)Yeast extract、0.94%(w/v)K2HPO4、0.22%(w/v)KH2PO4、0.01%(w/v)antifoam204、2mM MgSO4、表13の抗生物質を添加)に移植し、37℃で振盪培養(210rpm)を開始した。当該培養を1.5時間継続した後にインキュベーターの温度を16℃に下げ、1時間培養を継続した。培養液の温度が16℃に下がったことを確認した後に、終濃度0.2mMとなるようにIPTGを添加し、引き続き16℃で一晩振盪培養を行った。菌体を遠心分離(6,000rpm、5min、4℃)により回収し、0.3M sucrose溶液に懸濁した。懸濁した菌体を遠心分離(6,000rpm、5min、4℃)により回収し、OD600が10になるように反応バッファー(2% グルコース、0.1M リン酸緩衝液(pH7.4))に懸濁した。作製した反応液500μLに1mMになるように7-ヒドロキシクマリンを添加し、反応容器として48 well plateを用い、攪拌しながら37℃で1時間反応した。反応液に500μLの混合溶媒(エタノール/アセトニトリル=50/50(v/v))を添加して反応を停止し、遠心分離(4,000rpm、10min、4℃)した。遠心上清を0.2μm PVDFフィルターにてろ過し、測定用サンプルを調製した。測定用サンプルは後術の分析条件(分析条件7)にてLC-MS分析を行った。7-ヒドロキシクマリンのグルクロン酸抱合体(7HC-O-GA(図9))は、LC-MS分析の分子量関連イオンを利用して同定した。グルクロン酸抱合体への変換率は、7-ヒドロキシクマリンを標準物質として、UV230nmで検出したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いた7-ヒドロキシクマリン濃度より算出した。
【0108】
結果を表14に示す。
表14.各plasmid導入株において7-ヒドロキシクマリンを基質とした場合のグルクロン酸抱合体への変換率(%)
【表14】
【0109】
StUGT9およびStUGT16のいずれの遺伝子を用いた場合においても、GDHとUTの両方の遺伝子を導入した菌株においてグルクロン酸抱合能が高かった。大腸菌の洗浄菌体を用いた微生物変換においてはUGT、GDHおよびUTの3種の遺伝子の共発現が有効であることが明らかとなった。
【0110】
7-4.UGTs、GDH、UTの共発現株の微生物変換温度の検討
pET-UGT9、pACYC-GDHおよびpCDF-UTを導入した大腸菌BL21(DE3)を用いて変換培養時の温度の検討を実施した。
菌株の培養は前項の培養条件を利用し、抗生物質は終濃度が50μg/mL カナマイシン、30μg/mL クロラムフェニコール、50μg/mL ストレプトマイシンになるように添加した。培養終了後に菌体を遠心分離(6,000rpm、5min、4℃)により回収し、OD600が10になるように反応バッファー(2% グルコース、0.1M リン酸緩衝液(pH7.4))に懸濁した。作製した反応液500μLに1mMになるようにケルセチン(Sigma-Aldrich社製)を添加し、反応容器として48 well plateを用い、攪拌しながら37、28、23℃のそれぞれの条件にて24時間反応した。反応液に500μLの混合溶媒(エタノール/アセトニトリル=50/50(v/v))を添加して反応を停止し、遠心分離(4,000rpm、10min、4℃)した。遠心上清を0.2μm PVDFフィルターにてろ過し、測定用サンプルを調製した。測定サンプルは後述の分析条件(分析条件8)にてLC-MS分析を行った。測定サンプル中にはケルセチンよりも分子量が176.03208Da大きいグルクロン酸抱合体(Que-O-GA-A,B,C,D(図9))以外に、ケルセチンよりも分子量が162.5282Da大きいグルコース抱合体(Que-O-G(図9))が副生成物として確認された。グルクロン酸抱合体およびグルコース抱合体は、LC-MS分析の分子量関連イオンを用いて同定した。グルクロン酸抱合体およびグルコース抱合体への変換率は、ケルセチンを標準物質として、UV230nmで検出したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いたケルセチン濃度より算出した。
【0111】
結果を図7に示す。副生成物であるケルセチンのグルコース抱合体の量は37℃>28℃>23℃と変化し、逆にグルクロン酸抱合体の量は低温になるに従い増加した。この結果から、低温で反応することでグルクロン酸抱合体への変換率が向上し、副生成物であるグルコース抱合体への変換率が減少することが明らかとなった。
【0112】
7-5.UGTs、GDH、UTの共発現株の低温での変換検討
pET-UGT9、pACYC-GDHとpCDF-UTを導入した大腸菌BL21(DE3)を用いて低温での変換培養の検討を実施した。
菌株の培養は前項の培養条件を利用し、抗生物質は終濃度が50μg/mL カナマイシン、30μg/mL クロラムフェニコール、50μg/mL ストレプトマイシンになるように添加した。培養終了後に菌体を遠心分離(6,000rpm、5min、4℃)により回収し、OD600が10になるように反応バッファー(2% グルコース、0.1M リン酸緩衝液(pH7.4))に懸濁した。作製した反応液500μLに1mMになるようにケルセチンを添加し、反応容器として48 well plateを用い、攪拌しながら17、10、5℃のそれぞれの条件にて1時間反応した。反応液に500μLの混合溶媒(エタノール/アセトニトリル=50/50(v/v))を添加して反応を停止し、遠心分離(4,000rpm、10min、4℃)した。遠心上清を0.2μm PVDFフィルターにてろ過し、測定用サンプルを調製した。測定サンプルは後述の分析条件(分析条件8)にてLC-MS分析を行った。グルクロン酸抱合体およびグルコース抱合体の変換率は前項の条件を利用して算出した。
【0113】
結果を図8に示す。17℃で1時間、10℃で1時間の反応では、23℃で24時間の反応よりもケルセチンのグルクロン酸抱合体への変換率が高く、副生成物であるグルコース抱合体の生成を抑えられることが明らかとなった。
【0114】
7-6.UGTs、GDH、UTの共発現株の各基質に対する転移活性
4種のUGT(StUGT9、StUGT14、StUGT16、StUGT17)を導入したplasmid(pET-UGT9、pET-UGT14、pET-UGT16、pET-UGT17)、pACYC-GDHおよびpCDF-UTを導入した共発現株をそれぞれ作製し、各UGTの14基質(表4の化合物1~11および13とケルセチン、7-ヒドロキシクマリン)に対するグルクロン酸抱合体への変換率を測定した。
【0115】
菌株の培養は前項の培養条件を利用し、抗生物質は終濃度が50μg/mL カナマイシン、30μg/mL クロラムフェニコール、50μg/mL ストレプトマイシンになるように添加した。培養終了後に菌体を遠心分離(6,000rpm、5min、室温)により回収し、OD600が10になるように反応バッファー(2% グルコース、0.1M リン酸緩衝液(pH7.4))に懸濁した。作製した反応液500μLに1mMになるように前述の各基質を添加し、反応容器として48 well plateを用い、攪拌しながら10℃にて6、24、48時間反応した。反応液に500μLの混合溶媒(エタノール/アセトニトリル=50/50(v/v))を添加して反応を停止し、遠心分離(4,000rpm、10min、4℃)した。遠心上清を0.2μm PVDFフィルターにてろ過し、測定用サンプルを調製した。測定サンプルは後述の分析条件(分析条件7、分析条件8、分析条件9、分析条件10)にてLC-MS分析を行った。グルクロン酸抱合体は、LC-MS分析の分子量関連イオンを用いて同定した。グルクロン酸抱合体への変換率は、各基質を標準物質として、UV230nmで検出したピークエリア値より検量線を作成して変換反応液中の変換体濃度を算出し、当該濃度および変換反応に用いた各基質濃度より算出した。
【0116】
結果を表15示す。表には、2回の実験において最大となった変換率の値およびその際の反応時間を示した。4種のUGTをそれぞれ用いた共発現株はいずれも、O-、N-およびAcyl-グルクロン酸抱合体を生産する能力を持つことが明らかとなった。
表15.各StUGT酵素の共発現株における14種類の基質に対するグルクロン酸抱合体への変換率
【表15】
【0117】
7-7.グルクロン酸抱合体の検出
本発明の目的物であるグルクロン酸抱合体は、元となる基質化合物よりも、理論値として176.03208Daだけ大きい分子量を示すため、質量分析により該当する分子量のピークを検出することによって、反応液中の目的物の存在を検出することができる。また、医薬品化合物のグルクロン酸抱合体の中には、試薬として市販されているものもあり、当該試薬を目的物の標準品とし、反応液を標準品の分析結果と比較することにより、更に高い精度にて目的物を検出、同定することができる。このような分析に用いる質量分析機器としては、ESIイオン源を備えたものを用いることができ、具体的には、LTQ Orbitrap XL(Thermo Fisher Scientific社製)、LC/TOF-MS、LC/MSD SL(いずれもアジレントテクノロジー社製)などを挙げることができる。また、分析に用いるHPLC装置としては、フォトダイオードアレイ検出器を装備したHPLC装置を用いることができ、具体例としては、HP1260(アジレントテクノロジー社製)、Ultimate3000(Thermo Fisher Scientific社製)などを挙げることができる。これらの機器を用いた分析条件の代表例として、以下の分析条件7、分析条件8、分析条件9、および分析条件10を例示することができる。
【0118】
[分析条件7]ジドブジン、7-ヒドロキシクマリン
質量分析装置:LTQ Orbitrap XL(Thermo Fisher Scientific社製)
HPLC装置:Ultimate 3000(Thermo Fisher Scientific社製)
カラム:YMC ODS-A(3.0x50mm)(株式会社ワイエムシィ社製)
カラム温度:40℃
溶出条件:10mM ギ酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル系(0.01% ギ酸を含む)、5-25% アセトニトリル直線濃度勾配(5分間)
流速:0.6mL/分
検出:UV230nm
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0119】
[分析条件8]フロセミド(化合物6)、ラロキシフェン(化合物7)、ケルセチン
質量分析装置:LTQ Orbitrap XL
HPLC装置:Ultimate 3000
カラム:YMC ODS-A(3.0x50mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:10mM ギ酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル系(0.01% ギ酸を含む)、10-50% アセトニトリル直線濃度勾配(5分間)
流速:0.6mL/分
検出:UV230nm
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0120】
[分析条件9]ミコフェノール酸(化合物1)、ナプロキセン(化合物4)、イルベサルタン(化合物9)、リルゾール(化合物10)、JNJ-10198409(化合物11)
質量分析装置:LTQ Orbitrap XL
HPLC装置:Ultimate 3000
カラム:YMC ODS-A(3.0x50mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:10mM ギ酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル系(0.01% ギ酸を含む)、10-70% アセトニトリル直線濃度勾配(5分間)
流速:0.6mL/分
検出:UV230nm
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0121】
[分析条件10]メクロフェナマート(化合物2)、メフェナム酸(化合物3)、ゲムフィブロジル(化合物5)、マキシポスト(化合物8)
質量分析装置:LTQ Orbitrap XL
HPLC装置:Ultimate 3000
カラム:YMC ODS-A(3.0x50mm)
カラム温度:40℃
溶出条件:10mM ギ酸アンモニウム水溶液/アセトニトリル系(0.01% ギ酸を含む)、10-90% アセトニトリル直線濃度勾配(5分間)
流速:0.6mL/分
検出:UV230nm
分析対象サンプルのインジェクション量:5μL
【0122】
文献リスト
(文献番号1) T. Ohnuki, M.Ejir, M. Kizuka, M. Fujiwara, T. Nishi
Practical one-step glucuronidation via biotransformation
Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 29, 199-203 (2019)
(文献番号2) T. Ohnuki, D. Fukuda, T. Mizuno, M. Ejiri, M. Kizuka,
Method for producing acyl glucuronide by microbial transformation, and microorganism having such transformation activity.
WO2017078137A1.
(文献番号3) J. Ross, Y. Li, E-K. Lim, DJ Bowles
Higher plant glycosyltransferases
Genome Biology, 2, 3004.1‐3004.6 (2001)
(文献番号4) T. Sakaki, M. Akiyoshi-Shibata, Y. Yabusaki, H. Ohkawa,
Organella targeted expression of rat liver cytochrome P450c27 in yeast: genetically engineered alteration of mitochondrial P450 into a microsomal form creates a novel functional electron transport chain,
J. Biol.Chem. 267, 16497‐16502 (1992)
(文献番号5) S.Ikushiro, M. Nishikawa,Y. Masuyama, T.Shouji, M. Fujii, M.Hamada, N. Nakajima, M. Finel, K. Yasuda, M. Kamakura, T. Sakaki.
Biosynthesis of Drug Glucuronide Metabolites in the Budding Yeast Saccharomyces cerevisiae.
Mol Pharm. 13, 2274‐2282 (2016)
(文献番号6) J.Ren, C.D. Barton, K.E. Sorenson, J. Zhan
Identification of a novel glucuronyltransferase from Streptomyces chromofuscus ATCC 49982 for natural product glucuronidation
Applied Microbiology and Biotechnology, 106,1165‐1183 (2022)
(文献番号7)Glycosyltransferases: structures, functions, and mechanisms. L L Lairson , B Henrissat, G J Davies, S G Withers, Annu Rev Biochem. 2008, 77, 521-555.
(文献番号8) The Carbohydrate Active enZyme database (CAZy)(http://www.cazy.org)
(文献番号9)Phylogenetic analysis of antibiotic glycosyltransferases. Liang D, Qiao J. J Mol Evol. 2007, 64, 342-353.
(文献番号10)Understanding substrate selectivity of human UDP-glucuronosyltransferases through QSAR modeling and analysis of homologous enzymes Dong Dong , Roland Ako, Ming Hu, Baojian Wu, Xenobiotica. 2012, 42,808-820.

配列

配列番号1:StUGT1塩基配列
ATGGGGCGACAGAACGAAAGAGGGCGCGGAATGCGGGTGTTGTTGTCCACATACGGGACGCGTGGCGATGTCGAACCGCTGGTGGCACTCGCGGTGCGGCTACAGGCGCTCGGTGCGGAGGTACGGATGTGCGCCCCGCCGGACGAGGAGTTCGCGGAGCGGCTGGCCGGTCTCGGGGTGCGACTGGTGCCTGTCGGGCCACCGGTGCGGGAGTTGATGCGCGGGACGGGCCTGCCGTCGGCGGCGGAGCTGTCCCGGTACCGTACGGAACTGGTGGACACCCAGTTCGACATCTTCCCCGCGGCGGTCGACGGATGTGACGTGCTGGTGGCGGCCGGTCTGGCGCAGATTGCCGCGCGGTCCGTGGCCGAGGCCGCGGGCGTCCGCTACGTGTACGCGAGCTACGCGGCGGTCCACCTGCCGTCGCCGCACCATGCCCCGCCGCCACGGCCGGGCTGGCCGGAGCCGGAGGTGGACGACAACCTGACGCGGTGGGAGCTGGACGCCCACCATGTGAACGCGCAGTTCGGCGAGACGCTCAACGGCCACCGGGCATCGATGGGTCTTCCACCGGTGGACAACGTCCGCGACCACGTCATCACGGACCGGCCGTGGCTGGCGGCGGACCCGGCCCTGGGACCGTGGCGGGAGACCCCGGGCCTCGACGTGACACAGACGGGCGCGTGGAGCCTGGCGGACGAACGCCCGCTCCCCGCCGACCTGGTGGCGTTCCTGGAGGCGGGTGAGCCGCCGGTGTACGTGGGTTTCGGCAGCCTGAGCCCGTCGCAGGACATCGCCCGCGGGGTCATCGAGGCGCTCCGCGCACAGGGGCACCGCGCATTGGTCTCCCGCGGCTGGGCCGACCTGGGCCTGATCGACGACGGGGACGACTGCTTCGCCATCGGCGAGGTCAGCCATCAGCGGCTGTTCGGCAGGGTGGCCGCAGTGGTGCACCACGGCGGCGCTGGCACGACAGCGACGGCTGCCCGGGCGGGCGTACCGCAAGTGGTGGTGGCAGCCCAGATGTCGGACAACCCGTACTGGGCACGCCGGGTGGCGGACCTGGACATCGGTGCGGCACTCGACGGTCCGGCTCCGTCCGTCGAGTCCCTGGGCGTCGCGTTCAAGACGGCCCTGGCGCCCGAGACCCGTGCGCGGGCAAAGGCGCTGGGCACCGAGATCCGCACCGACGGAGCGGCGGTGGCCGCGAGCCTGCTGGCCGACGCCCTCAGGTGA

配列番号2:StUGT2塩基配列
ATGCGCGTGTTGATGATGATCACCCCCGGTGCCGGTCACGCCTTTCCGATGGTGCCGCTCGGCTGGGCCCTGCAGATGGCCGGGCACGAGGTGCTCGTCGCCTCGGCCGGCCCCGGTCTGATGCTGGGCGAGGCGGGCGTACGGTGCGTCGACGTGGCGCCGGGCCTGTCCCTGACGCAGATGCAGGCCAAGCTCGCGCAGAACCACCCGGACGTGATCGCGCGGCTGAACAACGACTCGCTGGACCCCGACTACCACCAGACCATCGGCCTGGCGGTCTCGTCGGCGCTGCGCCTGCAGCCCACGCTGGTCGAGAACATGATCCGTACGGCCGAGGAGTGGCAGCCGGACGTCATCGTCTACTCGCCCCTGCTGACCCCCGGCCTGATCGCCGCTGCCAAGCTCGGCATCCCCGCGGTGCGCAACGAGTTCGGCATGGTGCGTACCGACGACTCGCCGCAACTGATGCGTCACCTGCACAGCGACCTCTTCGAGGCGCACGGCGTGGAACTGCCCAAGACGCTGGCGACCATCGACATCACCCCGCCGAGCATGGGCGGGATCGAGCCCGGTGCCTGGCAGATGGGCGTCGTCCCCTTCAACGGCGGCGGTGTCTTCCCGCCCGGTGTCTACGACTACCTGGTGGAGGCCCGGCGCCACGGGACCCCGCGTATCGCCGTGACGTTCGGCAGCGGGCCGCCGCCGCAGGAGACCGAGCGCATCGTACGGAACCTCATGGACGCGGCCGGACACATGGACGCCCAGTTCGTCCTGGCGGCGCCCACCATGGATCTGGAACCGTTCGGACCGCTGCCCGACAACATGATCTCGGTCGGCTGGGCGCCGCTGGTCTCGCTGATGGAGTGCAGCTCGCTGGTGATCCACCACGGAGGACCCGGTTCCGCCTTCGCGGCCGTCATGAGCGGCATCCCCCAGATCATCCCCGCCTTCGGCGGCCTCGGCCGGCCGCTCATCATGGACGCGGTCGGGAACCGGGGGGTCGGCCTGACGGCGCCGCCCGAGGCGCTCGGCCGTGACCTGCTCGAAACGGTCCTCGCCGACGGGGAGATGAAGGCGGCCGTCCACGAGGTGCGCGAGGAGATCCGCGGCCTGCCCACCCCGTCCGACATCGTCGCCCGGATCGAGGACCTGGTGGAGACGTCCGGATGA

配列番号3:StUGT3塩基配列
ATGACGCTCTCCGACAGGTCACATCTGCTGTCCATGGTGCCGCTCGCCTGGTCCTTGGCCGTCGCGGGCCACGACGTCCAGGTCGCCAGCAGCCCGGCGCTGGTGAACGCCATCAAGAGCATGGGGCTGACCGCGGTCTCCGTCGGCGAGGACCACAACTTCCACGAGATGCTGGCGCGGCACCGCGGCTCCCTGGAGAACCCCCTGTCCGACTGGTCCACCCCGACCCTCGAAGCGCACTCGTGGGAGCTGGCGCTGGCGAAGCTCAGGGCCGGCGTCATGTTCTCCCACCAGGTCTACAACGACCCCATGATCCCCGACCTGGTCTCCTACGCCCGCCACTGGCGACCCGACCTGGTCGTCTGGGAACCCCTCACCTACGCGGGGCCGGTGGCGGCGCGCGTCGTCGGCGCCGCCCACGCCCGGCTGCTGTGGTGCTTCGACAATCACTCCGCGATGCGCGACGTCTTCCTCCGGCGCCGGGCCGAACGCCCGCGGGAACGCAGGGAGGACCCGATGGCCGACTGGCTCGGCAGGCACCTCGCCCGCTACGGCAGCTCGTTCGACGAGGAGGTCGTGGTCGGCCAGTGGACCATCGACCAGGTACCCACCAGCCTCCAGTTTCCGCCGACGGTGGAGCGGATACCGCTCCGCTACCTCCCGTACAACGGCCCCTCCGAGATCCCGGACTGGCTGCGCGAGCCGCCCGAACGCCCGCGCGTCGTCCTGACCCCCGGCCTCGCCACGCACGCCGTGGTCGGCGACACCCTCCTTCCGATCCCCGACATGATCGACACGATGGGCGACATGGACATCGAGGTGGTGGCCACGCTGCCGCCCGCCGAGGCCGCGAAGCTCGCCAAGGTCCCCGGCAACACCCGTATCGTCGACTTCGTCCCCCTGCACGCCCTGCTTCCCACTGCCTCAGCCGTCATCCACTACGGCGGCTTCGGCTCCTGGAGCACGGCACTCGTCAACGCCGTACCCCAGTTCATCCCCACCATCCGTTACGCCGACTGGTGGAACAGGGCGACGAGCCTGGCCGGGGCCGGTGCGGGAATCGCCGTGCACGCCTCCGAGCTGACGGCCGACGTCCTGCGCGACAGTGTGCAACGGCTGCTCGAAGACCCGTCGTTCACGGCCGGAGCCGAGCGCCTGCGCGAGGAGAACCTGACCGCACCCACCCCGCACGATCTGGTGCCCGTACTGGAAAACCTCACCGAGGAGCGTCGCCGATGA

配列番号4:StUGT4塩基配列
ATGCGCGTCCTGTTCGCCGTCTCTCCGGGACTTGACCACCTTTATCCGGCCTCGGGTCTCGCCTGGGCGTTCCGCACCGCGGGGCACGATGTCGCCGTCGCCACCTCGGGGGTCTCCACCGAGGCCGCGGCGCACGCGGGCCTCCCGGTGCGCGAGGTGTCACCCGACGCCGACTTCACCACGATCTTCCCGCGGTCGAGCGCGCCTCCGCAGCAGCGGGCCCATGACATGCGCCAGCGGGGCCTGACGATGGCGCGAACCCTGCAGACGCCCGAGGTCATCCTGGAGAAGTTCTCCCGCGTCAGCGACCTGATGGTCGAGGGAACGCTCCGGTTCGCCGAGGCCTGGCAGCCGGATCTGATCGTGTACTCCAGGCTGCAGGGCGCCGCGCTGATCACCGCCCGCGCACTCGGTGTCCCGGCGATCGAGCACGGGTTCAGCTTCCTGCGCGAGGGGACGATGCCCCAGCGCTTCCTGCCGCACCTTGTGCCTGTCTACGAACGCATGGGCGTGACGCCGGAGCTGCCGTCCATCACCTCCGTCTATTTCGCGCCCGAGGACATGATGCACGGCGACGGCGAGGGCTGGACGATGCGTTCGGTTCCCTTCCACGGCGGCGGTACGCTCCCGGACTGGATGGCGCTGCCCAAGCCGCGACCCCGCGTCTGCGTCACGCTCGGCACCACCGTGCCTCATCTCACGGGTGTCGGCAGCCTGCAGAGCGTGCTGCGCGCTGCGGCCGACGTGGACGCGGAGTTCGTACTCGCTCTTGGTGAGGATCCCGAGCTCGAGTCCCTGGGGACGCTGCCCGGCAACGTACGCGTCGTCGGCTGGACCCCCCTCAGCACGCTGCTGACGACCTGTGACGCGATCATCCACCACGGCGGCGCGGGCACCACGCTGGCCTCGGCGCACGCGGGGGTCCCTCAACTGGCGCTGCCGCACGGCGCCGACAACTGGATCAACGCCGCGATGATCGAGCGCTGCGGACTCGGTCTGAGCCGGGAGCCCGACGGCGTCGACGCGCCACTGATCAAGACCCTCCTGCACGATGCGGAGCTGGCCGCTACCGCGCGGGCCGCGGCACGGAGACTGGCCGCAGAGCCCGGCCCGGACCAGATGGTGCCGCGTCTGATCGGCCTGGTTGGCAAGGGCTGA

配列番号5:StUGT5塩基配列
ATGAAGGCGCTCTTCATTTGTGAGGCGGGGGAAGGCACCATCTTTCCGCTTGTGCCACTCGCACAGGCGGTGCGCAGCGCCGGTCACGAGGTCTTCATGGCCGGCCACTCGCGCGCCACACCCCACATGACGGCCGCCGGGCTGCCGGCCGTCGCCGTCACCCGCAGGGAACCCAAGGAGTTCATCCGCACCGACAAGGACGGAAAGGCCATCGGCCTGTTCCGTCCGGGGCGGGCACGCGACGAGGAACTGGGGCGCATCGCGGCCCGCATGACGGTGGACGCGCTCGCCGGTCATCGCGCCCTGGCACGCCACTGGCGCCCCGATGTGGTGATCGCGAGCCCGCAGGCCTACGCGGCGCCATTGCTGGCCGCCGAACTGTCCGTGCCGTGGGTCGAGGTCAGCCTCGACATGGCCGAGACCGGCGTCATGGCGGAGGTCGCCGCCGAGGCCCTGCTCCCCCAGCTGACCGCGCTCGGCCGCGGTTCGATGCCGGCGCCCGGCCTCGCGGTGACGGTGTGCCCGCAGAGCATCCGTGCCCCGGACGCGAAGCCCGCCCTGGTCATGCGGCACGTGCCGTACAACTCCATGCGGCCCGTCGAGCCCTGGATGTACGCCAGGGGGGAGCGGCCCAGGATCCTGGTGACCGCGGGCAGCCGGGTCTCCAGGACGTACGCGCTGGACTATCTGAGGTCCCTGGTCGGGGCCGCCGCCCGGCTGGACGCCGAGGTGGTCGTCGCCGTACCGGACGAGGTGGTGCCCGACCTGGGCCCGCTGCCCGAGGGGGCGCACGCGGGTTGGATCCCCGCCGACGTGGTGGTGCCCACCTGTGACCTGGTGATCCACCAGGCGGGTGGGATCACCATGACCTGCCTGGTCAACGGGGTGCCCCAACTGGTCGTGCCGTATATGGCCGGGCTTGACGCGTACGCGACGCGGCTGGTCGCCCAGGGTGCGGCGCGGATGGTGCGGTCGCAGGACGCCGACGCGGAGACCGTCGCCGGCGCTGCCCGTGACGTCCTCGGGTCCGACTCCTGCCGGAAGGCCTCCACCGCGCTGCGGGACGAGGCCATTGCCGCGGCGAACCCGCGTGACGTGGCCGCTCGGGTGGAGCTCCTGGCCTCAGCCGGGTCGTGCTGA

配列番号6:StUGT6塩基配列
ATGCCATGCCTCCGATGGTGCCCCCACTCGCTAACTTTTGCAAGCAACCGCTTGCAAAAGTCTGCCCCCCGGACCCTCGGTGCGGCGCGGCTGCACGGCGAGGCCGAGGTCATCGACACCACGCACCCGTGTTCCATTCCGGCGTTCCAGCCGAGGCGTAGGGGCGCTGGTCAGGGGTGGTGCGGGCGTTCCGGTGTCCCGGACCGGCCGTTGGCCGTGGCGGGTGGGACGGATCGGGCCGCAGGCTGCCGGTCCGCCCGGGTGCCGACCCGATGGACAGAGCGTGGAGTGGCCCTGATGGTCTTGACGATAGCGATCACCGCCGAACCGATCCCCTCGCATGTGTCCGCGCTGGACTACGTCATCTGCCCGGCCGTGGAGCAGGGCCATCGGGTCACGCTGCACGCCCCGCCCGTGTTCCGCCGGGAGGCCCGGTTGCGCGGGGCGGGGTTCTCCGCCGCGGGTACGGAGTGGACGTGCGATCCCGTCGTCCAGCGGGCGGCGAGCGAGGTGTGGCAGCGGTACGGGAACACCGCGTTCAATCGGTATGTCTTCGGCGACCTCTGGCCCGGGCAGGCCGAGGCGAAGGCTCGTGACCTGCTCGGCGCGTGGGCCAGGGAGCGCCCCGATCTGGTGATCGCCGAATGCGGCGACCTCGGGGCGCAGCTCGCGGCCAGGGTGCTGGGGCTGCCGCTGCTCGCGGCGGACAACGGCCTCGGCCCGGTGCTCCTGGACCTCTGGGACGCCCATGTCGCGCCCGCGCTGCTCCCCCTCTACAAGCGGTACGAGCTGGACCCGCCCGCGCTCCCGCCGATGCTCGGCCCGGCGCCGGTGCACTGGTTCTACGAGGAGAGGGAGATTCCGCCGCCCCCGGTACGGGCGGTCCGGCGCACCCTCGCCCCCTTCCGTACCGCCCTCGCGGAGGATCCGGTGCGCGCCCTCCCCCTCCGCCCTTCGCGCCCGCTCGTCTATGTGAGCCTCGGCACCCTGACCACCGCGATGTCCGGCCTGCGGAGGGTCGTCGGGGACGCGTACCGGGAGATCATGGCGGCGCTCCGGGCGATCGACTGCGACGCGATCGTGTCCGCGGGGGACCTCGCGGGCCGGCTGCCGAGCGGGAGCCCGCACATCAGGGTCGTCCCGCACGCCCCGCAGCCCGCGCTGCTGCACCGGGCCGACCTGTTCGTGACGCATGGCGGCCGGGCGTCCCTGCTCGACGCGGTGCAGGGCGCGACCCCCGTCCTGGGCATGGGCGTTCTCGGCGACCAGCCCGGCAACACCGCCACGTTCGCCCGCCGCGGCCTGGGCCGGGCGCTGGACATCACGGCGGGACGCGAGGCGATCGCCGGCGCCCTGACGGACCTGCTGGACACCCCGCGCTACGGCGCCGCGATGGGCGCGGCCGGCGCCGAGCTGGCTCAGCTGCCGCCGCTGGATTTCGGGGAGATACGGGGGATGCTGGGCGGATGA

配列番号7:StUGT7塩基配列
ATGTCTGGGTACACACGTCCGCTCAGCGTGGTCATCGGCGTCAACGGCATCGGCATGGGGCACTCCGTCAGGCAGAGCGCGATCGCCCAGTACCTCCGCGACCGCGGACACCAAGTGCGGATCATCACCAACGGTTCGGCCCGCGTGGAGTACTTCCGGGACCTCGGCTTCCCCGCGTGGGACGGGTGGATGCCGACCCTCCTGGCCCGGGGTGACCGCATACACGCGAGCGACGCCGTACGCGCCAACATCTGGCAGGCGCCCGTCGGCGTCACCAAGCACCTGCGACTTCGCCGGATCATCCGGGACACCGGTATCCCGGACGTGTTCATCACCGACTACGAACCCAACACCCCCCGCCTGGCCTACCACTTCAGTAAGCCGCTGATATCCGTCGACCAGCAGAGCAAGTACCGGCACCTTGACCTGCCCCCTGTTGGAAGGTACGCCCGTACCGCCGACGAGCAGCGGCTGCGCTACTTCGCACCCCACGTCGACCGGTCCTTCATCTGCTCCTACGTCCCGTTGGAAGGCGGCGACGGACAGGTGGAGTTCATCGCCCCTGTCGTCCCGGACGTGGTCCGCTCCGCACCGGTCACCACCGAGCCTCTCGCCACGGCCTACTTCTCGCGCTACTTCGACCACGGCCCCGAGGAGTCCGTCGGTAACCTCGCCGAGGTCTTCCGCAACCACGTACCGGACCGCGCCCTGCGTATCTACGCGCAGGCGGAAGAGATCGGGAACCTGCGCAAGTACACCGCCGGCAAGATCGAAGTCTGTACCTTCGACCGCGAGGCGTTCATCGCCGACATGGCACGGTCCGAGGCAGTCTTCTCCAACGCCGGCTTCAACCTCATCAGCGAAGCCTTCGTCCTAGGTAAACCGGTCCATCTGATTCCGCTACCCACCTACGACCAGCACTGGTGCGCCAGGGGCGTCGATGAAGCGGAACTGGGCACCGCATCACCGCACATCAACCGCGGAGCGGTACTCGATTTCCTCGACCGGAGCCAGGAACTTCGCAACAACGTCGTGCGCCATCGAGACCAGCACCTCGTGTCCGACCCCCGTGAGCGGATCGCCTCCTACCTGGAGAGCCTGTCCGCAGCCAGTCAGCGGACCCTCACGCGATCCGCGCGGTAG

配列番号8:StUGT8塩基配列
ATGCACGAGACGTATCGTCTTGTTTACGTTGTGGGCATGACCGCAGCCAAGCCCGCCCACATCGCCATGTTCTCCATCGCCGCCCACGGCCATGTGAACCCGAGCCTCGACGTCATCAGGGAACTCGTCGACCGGGGCCACCGCGTCAGCTACGCGATCCCCCGGAACTTCGTGGAGAAGGTCGCGGCGACCGGCGCCACGCCGGTGATCTACAGCTCCGTCCTGCCCACCCCCGAGGACGACCCCGAGGAGTGGGGCACGGAACTGATCGACAACCTGGAGCCCTTCCTCGACGACGCGATCCAGGCACTGCCCCAGCTCGTCGACGCCTTCGAGGACGACCGCCCCGACCTCGTCCTCGGCGACACCACCTCGTACCCGGCGCCCGTCCTCGCCCACCGCTGGGGTGTGCCGTTCTTCCAGATCTCCACGCACATGGTCGCCTGGAACGGCTACCGCGAGGAGGTCGCGGAGCCGATGATCGCGGAGCTGGAGAAGTCGGAGCGCGGCAGGGCGTACCGGGCGCGGTTCGCCCAGTGGCTCGTCGACCAGCACATGGACCACACCGACCCCGACCGGCTCGCCGCCGAACCCGGCCGCTCCCTCGTCCTGATCCCCAAGGCCCTCCAGCACCGGGCCGACGAGGTGGACGAGTCCGTCTTCACCTTCGTCGGCGCCTGCCAGGGCGACCGCGCCGACCAGGGGGAGTGGCACCGCCCCGCCGGGGCACAGAAGGTCCTGCTCGTCTCGCTCGGCTCGTCCTTCACCAAGCAGCCCGCGTTCTACCGGGCGTGCGTCGAGGCGTTCGGCGGAGATCCGGGCTGGCACGTCGTGCTCCAGATCGGCAAGAACGTCGAGGTGTCGGAGCTGGGCGAGATCCCGGCCAACATCGAGGTACGGGACTGGGTGCCGCAGCTCTCCGTCCTCCGGCAGGCCGACGCGTTCATCACCCACGCGGGCGCGGGCGGCAGCCAGGAGGGTATGGCCACGGCCACCCCGATGGTCGCCGTACCGCAGGCCGTCGACCAGTTCGGCAACGCCGACATCATGGTCGGCCTCGGCGTCGCACGCCGGATCGACACGGCGGAGGCCACCCCCGAGGCGCTGCGCGAGGCCGTCCTCGCCCTGACCTCCGACCCGGAGGTGGCCCGCAGGCTCACCGGGATCCAGGCCGGGATGGCGGCGGAGGGCGGCACCCGCCAGGCCGCGGACCTCATCGAGGCCGCGCTCGCACCGGACGCGGCACGATGA

配列番号9:StUGT9塩基配列
ATGCGCGTTCTCTGCACCACGCTCGGCAGTCCGTCCCACGGGCGCGCCCAGTTGCCCCTGCTGCGCGCCCTCGCCGAGGCCGGGCACCAGGTGCTGGTGGTCACCACCGACGCCCTCGCGCCCGTCTTCCGTGACGACGACGTGACGGTGAACGCCGTCTTACCGCGGTTCGACCCGCTCGCCATGATCAGCCCGTACGCCGCCGAACTCCCGGACACCATCGACCTGACCGAGCCGGCGCCGGCGCTGTCCCGGTTGCTGATGCGGGCCCTGGCCGGGCCGGGTGTCAAGCCGCACCTGGACATCCTCCTCCCCCTCGCCCGGGAGTTCCGCCCCGACCTGATCCTGCGGGACGGCATGGACATGAGCGCGGTGCTCACCGCCGAACTCCTGGGTGTGCCGCAGCTGCCGACGCCCTCCGGGTTCAGCAACATCATGGACCCCTCCGAGGTGCTGCCGCTGCTCAACGAGCGGCGGCGGGAGCTGGGGCTGCCGGAGCGGGACGATCCGCTGTCCGTCGTACCGCACGGTCGCGTCGACTACGTACCACCCGCCTTCTCCTTCTCCCGGCACCTGCCGCCGGCCTGGTCGTACCGGCAGACGGTGGACGTCGAGCGGCGCGGGGTGCTGCCGCGGTGGGCCGCGGAACTGCCCACGGACCGGCCCCTGGTGTACGCCGCGATCGGCACCGCTCTGCCGACGTTCCAGGAGCACACGGCGGACCGGACCGCCCCGTCGCCGGTGAAGATGCCGGACACCGCCGAGAGCCTGCGCGCGATCGCGGGGGCGGCGGCCGAACTGGGCGACTGCACGGTGGTCGTGTCGACCTCCGGCATCCCCCTGGACACCGGCGGTCTGCCCGGGCACGTGCACGTCACCGAACGCGTACCGCAGCCGCTGCTGCTGGAGTCGGTGGACCTGTTCGTCACCCACGGCGGGTTCAACAGCATCCGCGAGGCCCTGCGCACCGGCACGCCGGTGGCGGTCCTGCCGCACTTCGGCGATCAGCACGCCAACGCGGAGCGCGTGGAGGAACTGGGTGTGGGCCGCCGCATCACCGACCGCAGCGCGCGGGGCATCGCCGGCGTGTGCCGCGAGCTGCTCGCCGACCCCGCGCCCCGGGCCCGGGCCCGGGCGGCCCAGCTGGAGATGCTGACACTGCCGGACGTCGGGCAGGCGGTCACCGACCTGGGCGGCATCGCCGGATAG

配列番号10:StUGT10塩基配列
ATGACGGCCGGGCCCCACCCGGCCATGTCCACCGGCGTGTTGGGCTGCTCGACGGAAACGGCGACCACTGCCGCCTCTTCCGTCACCACGAGCCTCTCAGGAATCAGCAGTGCCTTTGGAGGACAGTTGAATCGTCCGACCCGTGCGGAGACCGAAACCACCGTCATGCCCCGGCTCCACTCCCCGTTTCCGCCGCAGTGTCACCCCGACCTCGCCCTGGCCGCCGAATCCAATCTGGCCTGGGCCCGCGCCTCGGGACTCCTCACGTCGCCCCGCCGCGATCTCCAGGTTCACCGCTCTCCAACCGGCGCTGCTGGCCGCAGGCGCCTACGTCGCCGTCGATCGGGACGCCCTGATGCTCGCGGCGCACTGGTGCTCCTGGCTGTTCCTGTTCGACGACCTACATCCCGCTTCAGAACGCCGCTGCCCGGGAAGGGGGGCAGCGGCTCTCCCCGTCCGCGTGGCATTCTCGTTGCTCGGAGTGCGCATACGAAGGCGTGTGCGGGCGAGTTGAGCGAGGAGCACACCATCGTGCGAGTGTTGTTCGCCGGCCCTGGTCAGGCCGGTCACCTTTTCCCGATGATTCCCACCGCCCAGGCGCTGCGTTCGGCCGGGCACGACGTCCTGTTCGCCGCCTTGCCCCCGGTCGATCTGCTGCGTACGGCCGGGCTTCCCATGGTCGAGGTGGGTGACGGATCGACGCTCATGGAGGCCTTCCGCCAGACGTCCGACGGCACCGTCTACGTGGACGACGGGCAGTCGCGGGAGGAGAGTCTGCGGATCGCGGTGCGCGGTTTCGCCCGGCACGGCAGGACCGCCGTCCCCGGTCTGCTGCGGCTGGCCGAGGCGTGGCGCCCGGACATCCTCGTGCACGACGCGTTCCACGCAGGGGCCCCGCTCGTCGCGGCGGCGCTTCGGATCCCCGCCGTGGTGCACAACTTCGGTGTCATCTCCGGGCTGGCGGTGACCGGCCTGGTGGCTGCCGAACTGGCCGACGACTACCAGGCCCACGGAGTCACCGCACCGCCCGACCGTACCGTCCTCGACGTGGTGCCGGCCTCGCTCGGCGGTGACGGCACCGGCTGGCGGGTCCGATACGTCCCGTTCAACGGCGCCGGGGTGGTTCCGGCGGAACTGGCCGGAGGGGGCGGCGGGGAACGGCGCCGGGTCGCGGTCACACTCGGCACGGTGCTGACGGATCTGGACGGCGTACGGTCCATCGCCCGGCTGATCGAGCACGCGGCGGCGGTCGACGCGGAGTTCCTGCTCGCCATCGGCGACGCCGACCTCGCGCCGCTCGGCACGCTGCCGCCGAACGTACGGCCGCTGCCGTGGGTGCCGCTTGCCCAACTGCTGGACGGCTCCGACGCCATCGTCCACCACGGTGGCGCGGGGACGATGATGACGGCGGCCGCCGTCGGTACCCCGCAGCTGATCCTGCCGCAGGGCGCCGACCACTTCGACAACGCCGCTGCCGCCGAGGCGTCGGGCTTCGCCCTGCGCGCCACCGCCGACGCCGTGGACAGTGACCTGCTCGACGCGCTGCTGAACGACGACGGCCTGCGGAAGGCGGCCACCGCCATGCGCGCCGAGATCGCGGCCCTCCCGTCGCCCGCGGCGCTGGTCCCCGCCTTCGAGGACCTGGCCGCCACCCGCTGA

配列番号11:StUGT11塩基配列
ATGGAAGGACAAGGTGGCGACGCCGGCGCTCCAGGAGTACTACAGCGGGGCGATCGACCGTGCCGAGCTGGAGAAACGCCTGGTCGAGGACGGGAACAGGGTGCTGGCCCGCTACCAGCGCTGACGGGCGCAGAGACGTACGCGGGAAGGGCGCGGGGGAGGACCGGAAGAGGATCGGAGGGGGAGGCGCCGAGGGCGAAAATGACATTGCACGCGGCGTTTCGTCTCGCCTACGGTCTGTGCGTGACCGTATCGAAGCGTGCCCATATCGCCATGTTCTCCATCGCCGCCCACGGCCATGTGAATCCGAGCCTGGAAGTGATCCGCGAACTGGTCGACCGGGGGCACCGCGTCAGTTACGCGATCCCCGCCCTCTTCGCGGAGAAGGTAGCGGCCACCGGCGCCGAGCCGGTGATCTACACCTCCATCCTGCCGACCCCCGACGACGACCCCGAGGACTGGGGCACGGAGTTGATCGACAATCTCGAGCCGTTCCTCGACGACGCCATCCAGGCGCTGCCGCAGCTGGCCGACGCGTTCGACGGTGACCGCCCCGACCTGGTCCTCGGCGACACCACGTCCTTTCCGGCGCCCGTCCTCGCGCACCGGTGGGGCGTCCCGTTCATGCAGTTCTCGACGCACACGGTCGCCTGGAAGGGATACAAGGAGGAGGTCGCCGAACCGATGCTCGCGGAGCTCGAGGCATCCGAGCGCGGCAGGGCGTACCGCGCGCGCTTCGCGCGCTGGCTCGAAGACCACGACATGGGCCACACCGACCTGGACCTGCTGGTCGCCGAGCCCGCCCGCTCCATCGTGCTGATCCCCAAGGCGCTGCAGTACAAGGCCGACAGCGTGGACGAGTCCGTGTTCACCTTCGTCGGCGCCTGCCAGGGCGACCGCGCGGAGCAGGGGGAGTGGCAGCGGCCCGCCGGGGCGGAGAAGGTGCTGCTGGTCTCGCTCGGTTCTTCGTTCACCAAGCAGCCCGGTTTCTACCGTGAGTGTGTCAAGGCGTTCCGGGACCTGCCCGACTGGCATGTGGTGCTCCAGATCGGCAAGAACGTCGAGGAGTCGGAGCTGGGCGAGATCCCGGCGAACTTCGAGGTACGGAACTGGGTGCCGCAACTCGCCGTGCTCAAGCAGGCCGACGCCTTCATCACGCACGCGGGCGCCGGTGGCAGCCAGGAAGGCCTCGCGACGGCCACCCCGATGGTCGCCGTACCGCAGGCGGTCGACCAGTTCGGCAACGCCGACATGCTCGTCTCCCTGGGGGTGGCCCGTCGGCTCGACACGGAGCAGGCGACCGCAGAGGCACTGCGTGAGGCCGTCCTCGCGCTGGACTCGGATCCCGATGTGGCCGACAGGCTCGCCGGGATCAAGCGCGAGATGGCGGCGGAGGGCGGCACGCGACGGGCGGCGGACCTGATCGAGGCGGAGCTGACAGGGGCGGACCTGGCTCAGACGGGCCTGGCTCAGACGGGCCTGGCCTAG

配列番号12:StUGT12塩基配列
ATGGTCGGCGGCGCGGGCGGTATGTCCTCCCGTTCCCGCTCGCGATTGTCCGCGGCAGCCGGCTCTGCTCCCGCGTGGAAAGGAATAGTTGTGCGCATTCTGTGCAGCATTGCGCTGTCGCCGTCGAACGCGCGTGCCCTGCTTCCCCTGGCACGGGCCGCGGCCGAGGCCGGTCATGAGGTCCTCGTGGTCGCGCCGCCGGAGATGGCCGGTGTGTTCGACGGTGAACCGGTGCGGGTCAAGCCGCTGTTCAGCGACATGGGCGACATCGTGCTCAGCCTGCTCCAGGAGAAGCGGATCGAGGCGATGCCCTCGGATCCGTTCTCGCCGGACACACTGGTCGCCACGTCGTGCGGCCCGCACGTCACCGAGGCGTACCGGCGACTCATCGAGGTGGCCGAGGAGTTCCGCCCGGACATCGTGCTGCGCAGCGGCGTCGAGTTCGCCGGCTACCTCGTCGCCGAGAAGCTCGGCATCCCGCATGTGACCGCCCCCTCGGGCGGCGGGCAGTACCTGGACCCGAAGCAGGTGCTGGCGGAGCTGAACGAGCGCCGTGCGGAGCTGGACCTGCCCGCCGGGGACGACCCGGACGCGATCTTCGCCAACGGCCGCTTCGACTGCATGCCGTCGGACTACTCCTTCACCACCCACGACATCGCGAACACCTTCGCCTACCAGCAGCCGTCGAGCATCGTCCGCGACGAGACCGGGCCCGAGTGGCTGCGGGACATTCCCACCGACCGCCCGCTGGTGGTGGTGTCCTCCACCAACGTGTTCGCCTCGGTGATGTCGAGCAGTGTGTTCCCGCGCATCCTGGGCCTGTTCTTCGACGGACTGGTCGCCGGGCACATGTTCGAGGGCATGGGCGATGTCCAGATGGATCCGGCGGTCATGGTCAACGCCCTGATGCAGGGCGACGCCAACCCGCTCAACGCCGTCGTCAAGGGGCTGTCCGAGGTCGACTGCACCGCGGTCGTCGCCACCCGTGGCATGCCCCTCAACCAGGACCTCGTCGGAGACAACGTGCATGTCTTCGAACGCATCCCGCAGCCGCTGCTCCTGGAGAGCACGCAACTGCTGTTCACCCACGGCGGCTACAACAGCGTCCGCGAAGCGGTCAGGGCCGGTGTGCCGATGGCCGTCCTCCCGGAGGTCAGCGACCAGCTGCACAACGCCAACCGTGTCGAGGAGCTCGGGCTCGGGCTGCGCGTACCCGCGGCGAACGCGGAAACCGTCGCCGAGACCTGCACCCGGCTGCTGGAGGACCCGCGGTTCGCCCAGCAGGCCCGCAAGGCCCAACGGCACATGCTCTCCCTCCCCCCGGTGGACGCCGCCGTCGACCACCTCGTACGACTCGTCGGCTGA

配列番号13:StUGT13塩基配列
ATGACGCGCTGCTGGAGGCCGGGCAGTACATCCAGATCCTGGAGCAGCGCCAGAGCGTGCGGATCGCCTGTGTGGAGGAGATCGCCTACCGGATGGGCTTCATCGGCGCCGACGAGCTGCGGCAGCTGGGCCAGGAGCACTCCAGCACCGACTACGGGGAGTACCTGGTCGACCTGGCCGACCGCCGCCCGGCGGGCGGGCCGGTGCCCGACGCCGTACCGCCGGAGTTCTCCGCCGACCCCGCCGGGCTGCCGGCGGCGCCGCCCCGCGCCGAGGCCCTGCGGCGCTGACCACCCGACCGCACCGACCGCCGAGGAGCCGACCATGCGCTATCTGTTCACCTCGATGCCCGTCACCTCCCATCTGATGCCGCTGGTGCCCACCGCGCACGCCGCGCTGGCCGCCGGCCACGAGGTGCTGGTGGCCACCAGCGGGCCCGCCGCGCGCACCGCGCAGGCGGCAGGGCTGGTCACCGCCGACGCCGGGACCGAGCAGGGCGCCCGGCAGCCGTACGACGAGCTGCTGGCCGCCCTGGAGCGGGCCGAGGCGGGCGAGGCCCCGGACGACGCGACCTCGCTGGAGGTGCACGGCCAGGCGTTCGGCGAGGTGGGCGCCCGGATGCTGGACGAGCTGGTGGAGATCGCCCGGTCCTGGGGCGCGGACGCCATCGTCTACCCGGGCATCCACTCGGCGGCCCTGGTCGCCGCCCGGGCCGCCGGGACCGCGGCGGTGCTGCACGGCTACGGCACCCCGCTGCCGACCTTCGGCCCGGCGCTGGACTATCTGGCCCCGCACGCCGAGCGGCTGGGCGCGGGCGAGATCACCGAGGCCGAGATCGAGATCGACGTACTGCCGCCGTCGCTGGCGAACTTCACCGAGGTGCCCACCACCATCGGCCGCCCCCGGCACCGGCTGACCATGCGCTACGGCTGCTTCAACAACGGTGGGCAGCTGCCGCGTTGGGCTCTCACCCGGGGCGATGTCCCCCGGGTGGTCGCCACCTGCGGATCGGCGGCCAGCATGACTCGCGAGGGCGCGCTGTACCGGGACATCGTCACCGCCACCGGGGACCTGGGCGCCGAGCTGGTGCTGCTCACCGCCGACGCCGAGCTGCCGAAGCTGCCCGAGCGGCTGCCGCCGCATGTCCGGCCCGAGCGGTGGGTGCCGCTGCGGGCGCTGCTGGACGGCTGCGACGCGATCGTGCACCACGGCGGCTCGGGCACCATGCTCAGCTCCTTCGCCGCCGGGGTGCCGCAGGCGGCCATCCCGATGCCGGGCACCGTCAACGTCAGCAACGCCCAGTCGGTGGCCGCCCGGGGCGCCGGCCGGGTGCTGGACATCGACGACGCCGGGCCGGAGCGCGTCACCGAGGCGCTGACCTGGCTGCTGAAGGACCCGGAGCCGGCCAAGGCGGCCGCCGAGACCGCCGCGGAGATGGCCGCGATGCCCGCACCCGCCGAGGTGATCGAGAAGGTCTCCGGGCTGCTGCGCGCCGCCCGCTGA

配列番号14:StUGT1アミノ酸配列
MGRQNERGRGMRVLLSTYGTRGDVEPLVALAVRLQALGAEVRMCAPPDEEFAERLAGLGVRLVPVGPPVRELMRGTGLPSAAELSRYRTELVDTQFDIFPAAVDGCDVLVAAGLAQIAARSVAEAAGVRYVYASYAAVHLPSPHHAPPPRPGWPEPEVDDNLTRWELDAHHVNAQFGETLNGHRASMGLPPVDNVRDHVITDRPWLAADPALGPWRETPGLDVTQTGAWSLADERPLPADLVAFLEAGEPPVYVGFGSLSPSQDIARGVIEALRAQGHRALVSRGWADLGLIDDGDDCFAIGEVSHQRLFGRVAAVVHHGGAGTTATAARAGVPQVVVAAQMSDNPYWARRVADLDIGAALDGPAPSVESLGVAFKTALAPETRARAKALGTEIRTDGAAVAASLLADALR

配列番号15:StUGT2アミノ酸配列
MRVLMMITPGAGHAFPMVPLGWALQMAGHEVLVASAGPGLMLGEAGVRCVDVAPGLSLTQMQAKLAQNHPDVIARLNNDSLDPDYHQTIGLAVSSALRLQPTLVENMIRTAEEWQPDVIVYSPLLTPGLIAAAKLGIPAVRNEFGMVRTDDSPQLMRHLHSDLFEAHGVELPKTLATIDITPPSMGGIEPGAWQMGVVPFNGGGVFPPGVYDYLVEARRHGTPRIAVTFGSGPPPQETERIVRNLMDAAGHMDAQFVLAAPTMDLEPFGPLPDNMISVGWAPLVSLMECSSLVIHHGGPGSAFAAVMSGIPQIIPAFGGLGRPLIMDAVGNRGVGLTAPPEALGRDLLETVLADGEMKAAVHEVREEIRGLPTPSDIVARIEDLVETSG

配列番号16:StUGT3アミノ酸配列
MTLSDRSHLLSMVPLAWSLAVAGHDVQVASSPALVNAIKSMGLTAVSVGEDHNFHEMLARHRGSLENPLSDWSTPTLEAHSWELALAKLRAGVMFSHQVYNDPMIPDLVSYARHWRPDLVVWEPLTYAGPVAARVVGAAHARLLWCFDNHSAMRDVFLRRRAERPRERREDPMADWLGRHLARYGSSFDEEVVVGQWTIDQVPTSLQFPPTVERIPLRYLPYNGPSEIPDWLREPPERPRVVLTPGLATHAVVGDTLLPIPDMIDTMGDMDIEVVATLPPAEAAKLAKVPGNTRIVDFVPLHALLPTASAVIHYGGFGSWSTALVNAVPQFIPTIRYADWWNRATSLAGAGAGIAVHASELTADVLRDSVQRLLEDPSFTAGAERLREENLTAPTPHDLVPVLENLTEERRR

配列番号17:StUGT4アミノ酸配列
MRVLFAVSPGLDHLYPASGLAWAFRTAGHDVAVATSGVSTEAAAHAGLPVREVSPDADFTTIFPRSSAPPQQRAHDMRQRGLTMARTLQTPEVILEKFSRVSDLMVEGTLRFAEAWQPDLIVYSRLQGAALITARALGVPAIEHGFSFLREGTMPQRFLPHLVPVYERMGVTPELPSITSVYFAPEDMMHGDGEGWTMRSVPFHGGGTLPDWMALPKPRPRVCVTLGTTVPHLTGVGSLQSVLRAAADVDAEFVLALGEDPELESLGTLPGNVRVVGWTPLSTLLTTCDAIIHHGGAGTTLASAHAGVPQLALPHGADNWINAAMIERCGLGLSREPDGVDAPLIKTLLHDAELAATARAAARRLAAEPGPDQMVPRLIGLVGKG

配列番号18:StUGT5アミノ酸配列
MKALFICEAGEGTIFPLVPLAQAVRSAGHEVFMAGHSRATPHMTAAGLPAVAVTRREPKEFIRTDKDGKAIGLFRPGRARDEELGRIAARMTVDALAGHRALARHWRPDVVIASPQAYAAPLLAAELSVPWVEVSLDMAETGVMAEVAAEALLPQLTALGRGSMPAPGLAVTVCPQSIRAPDAKPALVMRHVPYNSMRPVEPWMYARGERPRILVTAGSRVSRTYALDYLRSLVGAAARLDAEVVVAVPDEVVPDLGPLPEGAHAGWIPADVVVPTCDLVIHQAGGITMTCLVNGVPQLVVPYMAGLDAYATRLVAQGAARMVRSQDADAETVAGAARDVLGSDSCRKASTALRDEAIAAANPRDVAARVELLASAGSC

配列番号19:StUGT6アミノ酸配列
MPCLRWCPHSLTFASNRLQKSAPRTLGAARLHGEAEVIDTTHPCSIPAFQPRRRGAGQGWCGRSGVPDRPLAVAGGTDRAAGCRSARVPTRWTERGVALMVLTIAITAEPIPSHVSALDYVICPAVEQGHRVTLHAPPVFRREARLRGAGFSAAGTEWTCDPVVQRAASEVWQRYGNTAFNRYVFGDLWPGQAEAKARDLLGAWARERPDLVIAECGDLGAQLAARVLGLPLLAADNGLGPVLLDLWDAHVAPALLPLYKRYELDPPALPPMLGPAPVHWFYEEREIPPPPVRAVRRTLAPFRTALAEDPVRALPLRPSRPLVYVSLGTLTTAMSGLRRVVGDAYREIMAALRAIDCDAIVSAGDLAGRLPSGSPHIRVVPHAPQPALLHRADLFVTHGGRASLLDAVQGATPVLGMGVLGDQPGNTATFARRGLGRALDITAGREAIAGALTDLLDTPRYGAAMGAAGAELAQLPPLDFGEIRGMLGG

配列番号20:StUGT7アミノ酸配列
MSGYTRPLSVVIGVNGIGMGHSVRQSAIAQYLRDRGHQVRIITNGSARVEYFRDLGFPAWDGWMPTLLARGDRIHASDAVRANIWQAPVGVTKHLRLRRIIRDTGIPDVFITDYEPNTPRLAYHFSKPLISVDQQSKYRHLDLPPVGRYARTADEQRLRYFAPHVDRSFICSYVPLEGGDGQVEFIAPVVPDVVRSAPVTTEPLATAYFSRYFDHGPEESVGNLAEVFRNHVPDRALRIYAQAEEIGNLRKYTAGKIEVCTFDREAFIADMARSEAVFSNAGFNLISEAFVLGKPVHLIPLPTYDQHWCARGVDEAELGTASPHINRGAVLDFLDRSQELRNNVVRHRDQHLVSDPRERIASYLESLSAASQRTLTRSAR

配列番号21:StUGT8アミノ酸配列
MHETYRLVYVVGMTAAKPAHIAMFSIAAHGHVNPSLDVIRELVDRGHRVSYAIPRNFVEKVAATGATPVIYSSVLPTPEDDPEEWGTELIDNLEPFLDDAIQALPQLVDAFEDDRPDLVLGDTTSYPAPVLAHRWGVPFFQISTHMVAWNGYREEVAEPMIAELEKSERGRAYRARFAQWLVDQHMDHTDPDRLAAEPGRSLVLIPKALQHRADEVDESVFTFVGACQGDRADQGEWHRPAGAQKVLLVSLGSSFTKQPAFYRACVEAFGGDPGWHVVLQIGKNVEVSELGEIPANIEVRDWVPQLSVLRQADAFITHAGAGGSQEGMATATPMVAVPQAVDQFGNADIMVGLGVARRIDTAEATPEALREAVLALTSDPEVARRLTGIQAGMAAEGGTRQAADLIEAALAPDAAR

配列番号22:StUGT9アミノ酸配列
MRVLCTTLGSPSHGRAQLPLLRALAEAGHQVLVVTTDALAPVFRDDDVTVNAVLPRFDPLAMISPYAAELPDTIDLTEPAPALSRLLMRALAGPGVKPHLDILLPLAREFRPDLILRDGMDMSAVLTAELLGVPQLPTPSGFSNIMDPSEVLPLLNERRRELGLPERDDPLSVVPHGRVDYVPPAFSFSRHLPPAWSYRQTVDVERRGVLPRWAAELPTDRPLVYAAIGTALPTFQEHTADRTAPSPVKMPDTAESLRAIAGAAAELGDCTVVVSTSGIPLDTGGLPGHVHVTERVPQPLLLESVDLFVTHGGFNSIREALRTGTPVAVLPHFGDQHANAERVEELGVGRRITDRSARGIAGVCRELLADPAPRARARAAQLEMLTLPDVGQAVTDLGGIAG

配列番号23:StUGT10アミノ酸配列
MTAGPHPAMSTGVLGCSTETATTAASSVTTSLSGISSAFGGQLNRPTRAETETTVMPRLHSPFPPQCHPDLALAAESNLAWARASGLLTSPRRDLQVHRSPTGAAGRRRLRRRRSGRPDARGALVLLAVPVRRPTSRFRTPLPGKGGSGSPRPRGILVARSAHTKACAGELSEEHTIVRVLFAGPGQAGHLFPMIPTAQALRSAGHDVLFAALPPVDLLRTAGLPMVEVGDGSTLMEAFRQTSDGTVYVDDGQSREESLRIAVRGFARHGRTAVPGLLRLAEAWRPDILVHDAFHAGAPLVAAALRIPAVVHNFGVISGLAVTGLVAAELADDYQAHGVTAPPDRTVLDVVPASLGGDGTGWRVRYVPFNGAGVVPAELAGGGGGERRRVAVTLGTVLTDLDGVRSIARLIEHAAAVDAEFLLAIGDADLAPLGTLPPNVRPLPWVPLAQLLDGSDAIVHHGGAGTMMTAAAVGTPQLILPQGADHFDNAAAAEASGFALRATADAVDSDLLDALLNDDGLRKAATAMRAEIAALPSPAALVPAFEDLAATR

配列番号24:StUGT11アミノ酸配列
MEGQGGDAGAPGVLQRGDRPCRAGETPGRGREQGAGPLPALTGAETYAGRARGRTGRGSEGEAPRAKMTLHAAFRLAYGLCVTVSKRAHIAMFSIAAHGHVNPSLEVIRELVDRGHRVSYAIPALFAEKVAATGAEPVIYTSILPTPDDDPEDWGTELIDNLEPFLDDAIQALPQLADAFDGDRPDLVLGDTTSFPAPVLAHRWGVPFMQFSTHTVAWKGYKEEVAEPMLAELEASERGRAYRARFARWLEDHDMGHTDLDLLVAEPARSIVLIPKALQYKADSVDESVFTFVGACQGDRAEQGEWQRPAGAEKVLLVSLGSSFTKQPGFYRECVKAFRDLPDWHVVLQIGKNVEESELGEIPANFEVRNWVPQLAVLKQADAFITHAGAGGSQEGLATATPMVAVPQAVDQFGNADMLVSLGVARRLDTEQATAEALREAVLALDSDPDVADRLAGIKREMAAEGGTRRAADLIEAELTGADLAQTGLAQTGLA

配列番号25:StUGT12アミノ酸配列
MVGGAGGMSSRSRSRLSAAAGSAPAWKGIVVRILCSIALSPSNARALLPLARAAAEAGHEVLVVAPPEMAGVFDGEPVRVKPLFSDMGDIVLSLLQEKRIEAMPSDPFSPDTLVATSCGPHVTEAYRRLIEVAEEFRPDIVLRSGVEFAGYLVAEKLGIPHVTAPSGGGQYLDPKQVLAELNERRAELDLPAGDDPDAIFANGRFDCMPSDYSFTTHDIANTFAYQQPSSIVRDETGPEWLRDIPTDRPLVVVSSTNVFASVMSSSVFPRILGLFFDGLVAGHMFEGMGDVQMDPAVMVNALMQGDANPLNAVVKGLSEVDCTAVVATRGMPLNQDLVGDNVHVFERIPQPLLLESTQLLFTHGGYNSVREAVRAGVPMAVLPEVSDQLHNANRVEELGLGLRVPAANAETVAETCTRLLEDPRFAQQARKAQRHMLSLPPVDAAVDHLVRLVG

配列番号26:StUGT13アミノ酸配列
MTRCWRPGSTSRSWSSARACGSPVWRRSPTGWASSAPTSCGSWARSTPAPTTGSTWSTWPTAARRAGRCPTPYRRSSPPTPPGCRRRRPAPRPCGADHPTAPTAEEPTMRYLFTSMPVTSHLMPLVPTAHAALAAGHEVLVATSGPAARTAQAAGLVTADAGTEQGARQPYDELLAALERAEAGEAPDDATSLEVHGQAFGEVGARMLDELVEIARSWGADAIVYPGIHSAALVAARAAGTAAVLHGYGTPLPTFGPALDYLAPHAERLGAGEITEAEIEIDVLPPSLANFTEVPTTIGRPRHRLTMRYGCFNNGGQLPRWALTRGDVPRVVATCGSAASMTREGALYRDIVTATGDLGAELVLLTADAELPKLPERLPPHVRPERWVPLRALLDGCDAIVHHGGSGTMLSSFAAGVPQAAIPMPGTVNVSNAQSVAARGAGRVLDIDDAGPERVTEALTWLLKDPEPAKAAAETAAEMAAMPAPAEVIEKVSGLLRAAR

配列番号27:StUGT1(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGGGTAGACAAAATGAACGTGGTAGAGGTATGAGAGTTTTGTTGTCTACTTATGGTACTAGAGGTGATGTTGAACCATTGGTTGCTTTGGCTGTTAGATTGCAAGCTTTGGGTGCTGAAGTTAGAATGTGTGCTCCACCAGATGAAGAATTTGCTGAAAGATTGGCTGGTTTGGGTGTAAGATTGGTTCCAGTTGGTCCACCAGTTAGAGAATTGATGAGAGGTACTGGTTTGCCATCTGCTGCTGAATTGTCTAGATATAGAACCGAATTGGTTGATACCCAGTTCGATATTTTTCCAGCTGCTGTTGATGGTTGTGATGTTTTGGTTGCTGCTGGTTTAGCTCAAATTGCTGCTAGATCTGTTGCTGAAGCAGCTGGTGTTAGATATGTTTATGCTTCTTATGCTGCCGTTCATTTGCCATCACCACATCATGCTCCACCTCCAAGACCAGGTTGGCCAGAACCTGAAGTTGATGATAATTTGACCAGATGGGAATTAGATGCCCATCATGTTAATGCTCAATTCGGTGAAACTTTGAACGGTCATAGAGCTTCTATGGGTTTGCCACCAGTTGATAATGTTAGAGATCATGTTATCACCGACAGACCATGGTTAGCTGCTGATCCAGCTTTAGGTCCTTGGAGAGAAACTCCAGGTTTGGATGTTACTCAAACTGGTGCTTGGTCTTTGGCTGACGAAAGACCATTGCCAGCTGATTTGGTTGCTTTTTTGGAAGCTGGTGAACCACCAGTTTATGTTGGTTTTGGTTCTTTGTCTCCATCTCAAGATATTGCCAGAGGTGTTATTGAAGCTTTGAGAGCACAAGGTCATAGAGCTTTGGTTTCTAGAGGTTGGGCAGATTTGGGTTTGATTGATGATGGTGATGATTGCTTCGCTATCGGTGAAGTTTCTCATCAAAGACTGTTTGGTAGAGTTGCTGCTGTTGTTCATCATGGTGGTGCTGGTACTACTGCTACTGCTGCTAGAGCTGGTGTTCCACAAGTTGTTGTTGCTGCTCAAATGTCTGATAATCCATATTGGGCTAGAAGAGTTGCCGATTTGGATATTGGTGCTGCTTTGGATGGTCCAGCTCCATCTGTTGAATCTTTGGGTGTTGCTTTTAAAACTGCTTTGGCTCCAGAAACTAGAGCTAGAGCAAAAGCTTTGGGTACTGAAATTAGAACTGATGGTGCTGCCGTTGCTGCTTCTTTGTTGGCTGATGCTTTAAGAGATTACAAGGATGATGACGACAAGTAA

配列番号28:StUGT2(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGGGTCTTGATGATGATTACTCCAGGTGCTGGTCATGCTTTTCCAATGGTTCCATTAGGTTGGGCTTTACAAATGGCAGGTCATGAAGTTTTGGTTGCTTCAGCTGGTCCAGGTTTGATGTTGGGTGAAGCTGGTGTTAGATGTGTTGATGTTGCTCCAGGTTTATCTTTGACTCAAATGCAAGCAAAGTTGGCCCAAAATCATCCAGATGTTATTGCCAGATTGAACAACGATTCTTTGGATCCAGATTACCATCAAACTATTGGTTTGGCTGTTTCCTCTGCTTTGAGATTGCAACCTACTTTGGTTGAAAACATGATTAGAACCGCTGAAGAATGGCAACCTGATGTTATAGTTTACTCACCTTTGTTGACCCCTGGTTTGATTGCTGCTGCTAAATTGGGTATTCCAGCTGTTAGAAATGAATTCGGTATGGTTAGAACCGATGACTCTCCACAATTGATGAGACACTTGCATTCTGATTTGTTCGAAGCTCATGGTGTTGAATTGCCAAAAACTTTGGCCACCATTGATATTACACCACCATCTATGGGTGGTATTGAACCAGGTGCTTGGCAAATGGGTGTTGTTCCTTTTAATGGTGGTGGTGTTTTTCCACCAGGTGTTTATGATTACTTGGTTGAAGCTAGAAGGCATGGTACTCCAAGAATTGCTGTTACTTTTGGTTCTGGTCCACCACCACAAGAAACTGAAAGAATCGTCAGAAATTTGATGGATGCTGCTGGTCATATGGATGCTCAATTTGTTTTGGCTGCTCCAACTATGGATTTGGAACCATTTGGTCCATTGCCAGATAACATGATTTCTGTTGGTTGGGCTCCATTGGTTTCTTTGATGGAATGTTCCTCCTTGGTTATTCATCATGGTGGTCCAGGTTCTGCTTTTGCTGCTGTTATGTCTGGTATTCCACAAATTATTCCAGCTTTTGGTGGTTTGGGTAGACCATTGATTATGGATGCAGTTGGTAATAGAGGTGTTGGTTTGACTGCTCCACCAGAAGCTTTAGGTAGAGATTTGTTGGAAACTGTTTTGGCCGATGGTGAAATGAAGGCTGCTGTTCATGAAGTTAGAGAAGAAATTAGAGGTCTGCCAACTCCATCTGATATCGTTGCTAGAATTGAAGATTTGGTCGAAACCTCTGGTGATTACAAAGATGATGATGACAAGTAA

配列番号29:StUGT3(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGACCTTGTCCGATAGATCCCACTTGTTGTCTATGGTTCCATTGGCTTGGTCTTTGGCTGTTGCTGGTCATGATGTTCAAGTTGCTTCATCTCCAGCTTTGGTTAACGCTATTAAGTCTATGGGTTTGACCGCTGTTTCTGTTGGTGAAGATCATAATTTCCACGAAATGTTGGCTAGACACAGAGGTTCTTTGGAAAATCCATTGTCTGATTGGTCTACTCCAACTTTGGAAGCTCATTCTTGGGAATTAGCTTTGGCTAAATTGAGAGCTGGTGTTATGTTTTCCCACCAAGTTTACAACGATCCAATGATCCCAGATTTGGTTTCTTATGCTAGACATTGGAGGCCTGATTTGGTTGTTTGGGAACCATTGACTTATGCTGGTCCAGTTGCTGCTAGAGTTGTTGGTGCTGCTCATGCTAGATTATTGTGGTGTTTTGATAACCACTCCGCCATGAGAGATGTTTTTTTGAGAAGAAGGGCTGAAAGACCTAGAGAAAGACGTGAAGATCCAATGGCAGATTGGTTGGGTAGACATTTGGCTAGATATGGTTCTTCATTCGACGAAGAGGTTGTTGTTGGTCAATGGACTATTGATCAAGTTCCAACCTCATTGCAATTTCCACCAACCGTTGAAAGAATCCCATTGAGATATTTGCCATACAACGGTCCATCTGAAATTCCAGACTGGTTGAGAGAACCACCAGAAAGACCAAGAGTTGTTTTGACTCCAGGTTTGGCTACTCATGCTGTTGTTGGTGATACTTTGTTGCCAATTCCAGATATGATTGATACCATGGGTGATATGGATATCGAAGTTGTTGCTACTTTGCCACCAGCTGAAGCTGCTAAATTGGCTAAAGTTCCAGGTAACACTAGAATCGTTGATTTCGTTCCATTGCATGCTTTGTTACCAACTGCTTCTGCTGTTATTCATTACGGTGGTTTTGGTTCTTGGTCTACTGCTTTGGTTAATGCTGTTCCACAATTCATTCCAACCATTAGATATGCTGATTGGTGGAACAGAGCTACTTCTTTGGCTGGTGCTGGTGCAGGTATTGCTGTTCATGCTTCTGAATTGACTGCTGATGTTTTGAGAGATTCCGTTCAAAGGTTGTTGGAAGATCCATCTTTTACTGCTGGTGCCGAAAGATTGAGAGAAGAAAATTTGACTGCTCCAACTCCACATGATTTGGTTCCAGTTTTGGAAAACTTGACCGAAGAAAGACGTAGAGATTACAAGGATGATGACGACAAGTGA

配列番号30:StUGT4(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTTCGCTGTCTCTCCAGGTTTGGATCACTTGTATCCAGCTTCAGGTTTGGCTTGGGCTTTTAGAACTGCTGGTCATGATGTTGCTGTTGCTACTTCTGGTGTTTCTACTGAAGCTGCTGCTCATGCTGGTTTGCCAGTTAGAGAAGTTTCTCCAGATGCTGATTTCACCACTATTTTCCCAAGATCTTCTGCTCCACCACAACAAAGGGCTCATGATATGAGACAAAGGGGTTTGACTATGGCTAGAACTTTACAAACCCCAGAAGTCATCTTGGAAAAGTTCTCTAGAGTTTCCGATTTGATGGTCGAAGGTACTTTGAGATTTGCTGAAGCTTGGCAACCAGATTTGATCGTTTATTCTAGATTGCAAGGTGCTGCTTTGATTACTGCTAGAGCTTTGGGTGTTCCAGCTATTGAACATGGTTTTTCGTTTTTGAGAGAAGGCACTATGCCACAAAGATTCTTGCCACATTTGGTTCCAGTTTACGAAAGAATGGGTGTTACTCCAGAATTGCCATCTATTACCTCTGTTTACTTTGCCCCTGAAGATATGATGCATGGTGACGGTGAAGGTTGGACTATGAGATCTGTTCCATTTCATGGTGGTGGTACTTTGCCAGATTGGATGGCTTTGCCAAAACCTAGACCAAGAGTTTGTGTTACTTTGGGTACTACTGTTCCACATTTGACTGGTGTTGGTTCTTTGCAATCTGTTTTGAGAGCTGCTGCTGATGTTGATGCTGAATTTGTTTTGGCTTTGGGTGAAGATCCAGAATTGGAATCTTTGGGTACTTTGCCAGGTAACGTTAGAGTTGTTGGTTGGACTCCATTGTCTACTTTGTTGACTACTTGTGATGCCATCATTCATCATGGTGGTGCTGGTACTACTTTGGCTTCTGCTCATGCTGGTGTTCCACAATTGGCTTTGCCACATGGTGCTGATAATTGGATTAACGCTGCTATGATTGAAAGATGCGGTTTGGGTTTGTCTAGAGAACCAGATGGTGTTGATGCACCATTGATTAAGACTTTGTTGCATGATGCAGAATTGGCTGCTACTGCTAGAGCTGCCGCTAGAAGATTAGCTGCTGAACCAGGTCCAGATCAAATGGTTCCAAGATTGATTGGTTTGGTTGGTAAGGGTGATTACAAGGATGATGATGACAAGTAA

配列番号31:StUGT5(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAAGGCCTTGTTCATTTGCGAAGCTGGTGAAGGTACTATTTTTCCATTGGTTCCATTAGCTCAAGCTGTTAGATCTGCTGGTCATGAAGTTTTTATGGCTGGTCATTCTAGAGCTACTCCACATATGACTGCTGCTGGTTTGCCAGCTGTTGCTGTTACTAGAAGAGAACCTAAAGAATTCATCAGAACCGATAAGGATGGTAAGGCTATTGGTTTGTTTAGACCAGGTAGAGCTAGAGATGAAGAATTGGGTAGAATTGCTGCAAGAATGACTGTTGATGCTTTAGCTGGTCATAGAGCTTTGGCTAGACATTGGAGGCCAGATGTTGTTATTGCTTCTCCACAAGCTTATGCTGCTCCATTATTGGCTGCTGAATTGTCTGTTCCATGGGTTGAAGTTTCTTTGGATATGGCTGAAACTGGTGTTATGGCAGAAGTTGCTGCTGAAGCTTTGTTGCCACAATTGACTGCTTTAGGTAGAGGTTCTATGCCAGCTCCAGGTTTGGCTGTTACTGTTTGTCCACAATCTATTAGAGCACCAGATGCTAAACCAGCTTTGGTTATGAGACATGTTCCATACAATTCTATGAGGCCAGTTGAACCATGGATGTATGCTAGAGGTGAAAGACCAAGAATTTTGGTTACTGCTGGTTCCAGAGTTTCTAGAACTTATGCTTTGGACTACTTGAGATCTTTGGTTGGTGCTGCTGCTAGATTGGATGCTGAAGTTGTTGTTGCTGTTCCAGATGAAGTTGTACCAGATTTGGGTCCATTGCCTGAAGGTGCTCATGCTGGTTGGATTCCAGCAGATGTTGTTGTTCCAACTTGCGATTTGGTTATTCATCAAGCTGGTGGTATTACCATGACCTGTTTGGTTAATGGTGTTCCACAATTGGTTGTTCCTTATATGGCTGGTTTGGATGCTTATGCTACTAGATTAGTTGCTCAAGGTGCTGCAAGAATGGTTAGATCTCAAGATGCTGATGCTGAAACTGTTGCTGGTGCAGCTAGAGATGTTTTGGGTTCTGATTCTTGTAGAAAGGCTTCTACTGCTTTGAGAGATGAAGCTATTGCTGCTGCAAATCCAAGAGATGTTGCTGCCAGAGTTGAATTATTGGCTTCTGCTGGTTCTTGCGATTACAAAGATGATGATGACAAGTAA

配列番号32:StUGT6(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGCCATGTTTGAGATGGTGCCCACATTCTTTGACTTTTGCTTCTAACAGATTGCAAAAGTCTGCTCCAAGAACTTTGGGTGCTGCTAGATTGCATGGTGAAGCTGAAGTTATTGATACCACTCATCCATGTTCTATTCCAGCTTTTCAACCTAGAAGAAGAGGTGCTGGTCAAGGTTGGTGTGGTAGATCTGGTGTTCCAGATAGACCATTGGCTGTTGCTGGTGGTACTGATAGAGCTGCTGGTTGTAGATCTGCTAGAGTTCCAACTAGATGGACTGAAAGGGGTGTTGCTTTGATGGTTTTGACTATTGCTATTACCGCTGAGCCAATTCCATCTCATGTTTCTGCTTTGGATTACGTTATTTGCCCAGCTGTTGAACAAGGTCATAGAGTTACTTTACATGCTCCACCAGTTTTCAGAAGAGAAGCTAGATTGAGAGGTGCAGGTTTTTCTGCTGCTGGTACAGAATGGACTTGTGATCCAGTTGTTCAAAGAGCTGCTTCTGAAGTTTGGCAAAGATATGGTAATACCGCCTTCAACAGATACGTTTTTGGTGATTTGTGGCCAGGTCAAGCTGAAGCTAAAGCTAGAGATTTGTTAGGTGCTTGGGCTAGAGAAAGACCAGATTTGGTTATTGCTGAATGCGGTGATTTGGGTGCACAATTGGCTGCAAGAGTTTTGGGTTTGCCATTATTGGCTGCTGATAATGGTTTGGGTCCAGTTTTGTTGGATTTGTGGGATGCTCATGTTGCTCCAGCTTTGTTGCCATTATACAAGAGATATGAATTGGATCCACCAGCTTTGCCACCAATGTTAGGTCCAGCTCCAGTTCATTGGTTTTACGAAGAAAGAGAAATTCCACCACCACCAGTTAGAGCTGTTAGAAGAACTTTGGCTCCTTTTAGAACTGCTTTGGCTGAAGATCCTGTTAGAGCTTTACCATTAAGACCATCTAGACCTTTGGTCTACGTTTCTTTGGGTACTTTGACTACTGCTATGTCTGGTTTGAGAAGAGTTGTTGGTGATGCCTACAGAGAAATTATGGCTGCTTTGAGAGCTATTGATTGTGATGCTATAGTTTCCGCTGGTGATTTGGCTGGTAGATTGCCATCTGGTTCTCCACATATTAGAGTTGTTCCACATGCTCCACAACCAGCTTTATTGCATAGAGCTGATTTGTTCGTTACTCATGGTGGTAGAGCTTCATTATTGGATGCTGTTCAAGGTGCTACTCCAGTTTTAGGTATGGGTGTTTTGGGTGATCAACCAGGTAATACTGCTACTTTTGCTAGAAGAGGTTTGGGTAGAGCATTGGATATTACTGCTGGTAGAGAAGCTATTGCTGGTGCTTTGACAGATTTGTTAGATACTCCAAGATATGGTGCTGCTATGGGTGCTGCTGGTGCAGAATTGGCTCAATTGCCACCATTGGATTTTGGTGAAATCAGAGGTATGTTAGGTGGTGATTACAAGGATGATGATGACAAGTGA

配列番号33:StUGT7(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGTCTGGTTACACTAGACCATTGTCCGTTGTTATTGGTGTTAACGGTATTGGTATGGGTCACTCTGTTAGACAATCTGCTATTGCTCAATACTTGAGAGATAGAGGTCACCAAGTTAGAATTATCACTAACGGTTCTGCCAGAGTCGAATACTTTAGAGACTTGGGTTTTCCAGCTTGGGATGGTTGGATGCCAACTTTGTTGGCTAGAGGTGATAGAATTCATGCTTCTGATGCTGTTAGAGCCAATATTTGGCAAGCTCCAGTTGGTGTTACAAAGCACTTGAGATTGAGAAGAATCATCAGAGATACTGGTATCCCAGATGTTTTCATTACCGATTACGAACCTAACACTCCAAGATTGGCTTACCATTTTTCCAAGCCATTGATCTCTGTTGACCAACAGTCTAAGTACAGACATTTGGATTTGCCACCAGTTGGTAGATATGCTAGAACTGCTGATGAACAAAGATTGAGATACTTCGCTCCACACGTTGATAGATCTTTCATTTGTTCTTACGTCCCATTGGAAGGTGGTGATGGTCAAGTTGAATTCATTGCTCCTGTTGTTCCAGATGTTGTTAGATCTGCTCCAGTTACTACTGAACCATTGGCTACTGCTTACTTCTCCAGATATTTTGATCATGGTCCAGAAGAATCCGTTGGTAATTTGGCTGAAGTTTTCAGAAATCACGTTCCAGATAGAGCCTTGAGAATCTATGCTCAAGCTGAAGAAATTGGCAACTTGAGAAAGTACACTGCCGGTAAAATTGAAGTCTGTACCTTTGATAGAGAAGCCTTCATTGCTGATATGGCTAGATCTGAAGCTGTTTTTTCTAACGCTGGTTTCAACTTGATTTCCGAAGCTTTTGTTTTGGGTAAGCCAGTTCATTTGATTCCATTGCCAACTTACGATCAACATTGGTGTGCTAGAGGTGTTGATGAAGCTGAATTGGGTACTGCTTCTCCACATATTAACAGAGGTGCTGTTTTGGATTTCCTGGACAGATCTCAAGAATTGAGAAACAACGTCGTTAGACACAGAGATCAGCATTTGGTTTCTGATCCAAGAGAAAGAATTGCCTCCTACTTGGAATCTTTGTCTGCTGCTTCTCAAAGAACTTTGACTAGATCTGCTAGAGATTACAAGGATGATGACGACAAGTGA

配列番号34:StUGT8(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGCACGAAACCTACAGATTGGTTTACGTTGTTGGTATGACTGCTGCTAAACCAGCTCATATTGCTATGTTTTCTATTGCTGCTCATGGTCACGTTAACCCATCTTTGGATGTTATCAGAGAATTGGTTGATAGAGGTCACAGAGTTTCTTACGCTATTCCAAGAAACTTCGTTGAAAAGGTTGCTGCTACTGGTGCTACTCCAGTTATCTATTCTTCTGTTTTGCCAACTCCTGAAGATGATCCAGAAGAATGGGGTACTGAATTGATCGATAATTTGGAACCATTCTTGGACGATGCTATTCAAGCTTTGCCACAATTAGTTGATGCCTTCGAAGATGATAGACCAGATTTGGTTTTGGGTGATACAACTTCTTATCCAGCTCCAGTTTTGGCTCATAGATGGGGTGTTCCATTTTTCCAAATTTCTACCCATATGGTTGCTTGGAACGGTTATAGAGAAGAGGTTGCTGAACCTATGATTGCCGAATTGGAAAAGTCTGAAAGAGGTAGAGCTTACAGAGCTAGATTTGCTCAATGGTTGGTTGACCAACATATGGATCATACAGATCCAGATAGATTGGCTGCTGAACCAGGTAGATCTTTGGTTTTAATTCCAAAGGCCTTGCAACATAGAGCCGATGAAGTTGATGAATCTGTTTTCACTTTTGTTGGTGCTTGCCAAGGTGATAGAGCTGATCAAGGTGAATGGCATAGACCTGCTGGTGCTCAAAAAGTTTTGTTGGTTTCTTTGGGTTCCAGCTTCACAAAACAACCAGCTTTTTACAGAGCTTGCGTTGAAGCTTTTGGTGGTGATCCAGGTTGGCATGTTGTTTTACAAATTGGTAAGAACGTCGAGGTGTCTGAATTGGGTGAAATTCCAGCTAACATCGAAGTTAGAGATTGGGTTCCTCAATTGTCCGTTTTGAGACAAGCTGATGCTTTCATTACTCATGCTGGTGCCGGTGGTTCTCAAGAAGGTATGGCTACTGCTACTCCAATGGTTGCTGTTCCACAAGCTGTTGATCAATTTGGTAACGCCGATATTATGGTTGGTTTGGGTGTTGCTAGAAGAATTGATACTGCTGAAGCTACTCCAGAAGCTTTAAGAGAAGCTGTTTTGGCTTTGACTTCAGATCCAGAAGTTGCAAGAAGATTGACTGGTATTCAAGCTGGTATGGCTGCTGAAGGTGGTACTAGACAAGCAGCTGATTTGATTGAAGCTGCTTTAGCTCCAGATGCTGCTAGAGATTACAAAGATGATGATGACAAGTAA

配列番号35:StUGT9(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTGTACTACCTTGGGCTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTATTGAGAGCTTTGGCTGAAGCTGGTCATCAAGTTTTGGTTGTTACTACTGATGCTTTGGCTCCAGTTTTCAGAGATGATGATGTTACTGTTAACGCCGTTTTGCCAAGATTTGATCCATTGGCTATGATTTCTCCATACGCTGCTGAATTGCCAGATACCATTGATTTGACTGAACCAGCTCCAGCTTTGTCCAGATTATTGATGAGAGCATTAGCTGGTCCAGGTGTTAAGCCACATTTGGATATTTTGTTGCCATTGGCCAGAGAATTCAGACCAGATTTGATTTTGAGAGATGGCATGGATATGTCTGCTGTTTTGACAGCTGAATTATTGGGTGTTCCACAATTACCAACTCCATCTGGTTTCTCCAATATTATGGATCCTTCTGAAGTCTTGCCCTTGTTGAACGAAAGAAGAAGAGAATTGGGTTTGCCAGAAAGAGATGATCCTTTGTCTGTTGTTCCACACGGTAGAGTTGATTATGTTCCACCAGCTTTTTCATTCTCCAGACATTTGCCACCAGCATGGTCTTATAGACAAACTGTTGATGTTGAAAGAAGGGGTGTTTTACCAAGATGGGCTGCAGAATTACCTACTGATAGACCATTGGTTTATGCTGCTATTGGTACTGCTTTGCCAACTTTCCAAGAACATACTGCTGATAGAACTGCTCCATCTCCAGTTAAGATGCCAGATACAGCTGAATCTTTGAGAGCTATTGCTGGTGCTGCTGCTGAATTGGGTGATTGCACTGTTGTTGTTTCTACTTCTGGTATTCCATTGGATACTGGTGGTTTGCCAGGTCATGTTCATGTTACTGAAAGAGTTCCACAACCTTTGTTGTTGGAATCCGTTGATTTGTTCGTTACTCATGGTGGTTTCAACTCCATTAGAGAAGCTTTGAGAACTGGTACTCCAGTTGCTGTTTTGCCACATTTTGGTGATCAACATGCTAATGCTGAAAGGGTCGAAGAATTAGGTGTTGGTAGAAGAATTACCGATAGATCCGCTAGAGGTATAGCTGGTGTATGTAGAGAATTATTGGCTGATCCAGCTCCAAGAGCTAGAGCAAGAGCTGCTCAATTGGAAATGTTGACTTTGCCAGATGTTGGTCAAGCTGTTACTGACTTAGGTGGTATTGCCGGTGATTACAAAGATGATGATGACAAGTGA

配列番号36:StUGT10(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGACTGCTGGTCCACATCCAGCTATGTCTACTGGTGTTTTGGGTTGTTCTACTGAAACTGCTACTACTGCTGCTTCTTCTGTTACTACTTCTTTGTCCGGTATTTCTTCTGCTTTTGGTGGTCAATTGAACAGACCAACTAGAGCTGAAACTGAAACTACAGTTATGCCAAGATTGCACTCTCCATTTCCACCACAATGTCATCCAGATTTGGCTTTGGCTGCTGAATCTAATTTGGCTTGGGCAAGAGCTTCTGGTTTGTTGACTTCTCCAAGAAGAGACTTACAAGTTCATAGATCTCCAACTGGTGCTGCTGGTAGAAGAAGATTGAGAAGAAGAAGGTCTGGTAGACCAGATGCTAGAGGTGCTTTGGTTTTGTTGGCTGTTCCAGTTAGAAGGCCAACTTCTAGATTCAGAACTCCATTGCCAGGTAAAGGTGGTTCTGGTTCACCAAGACCAAGAGGTATTTTGGTTGCTAGATCTGCTCATACAAAAGCTTGTGCTGGTGAATTGTCTGAAGAACATACAATCGTTAGAGTTTTGTTTGCTGGTCCTGGTCAAGCTGGTCATTTGTTTCCAATGATTCCAACTGCTCAAGCTTTGAGATCTGCTGGTCATGATGTTTTATTTGCTGCTTTGCCACCAGTTGATTTGTTAAGAACTGCTGGTTTGCCAATGGTTGAAGTTGGTGATGGTTCTACTTTGATGGAAGCTTTCAGACAAACCTCTGATGGTACTGTTTATGTTGATGACGGTCAGTCTAGAGAAGAATCCTTGAGAATTGCTGTTAGAGGTTTTGCTAGACATGGTAGAACTGCTGTTCCAGGTTTGTTGAGATTGGCTGAAGCTTGGAGGCCAGATATTTTGGTTCATGATGCTTTTCATGCTGGTGCTCCATTGGTTGCTGCTGCTTTGAGAATTCCAGCTGTTGTTCATAACTTCGGTGTTATTTCTGGTTTGGCTGTTACTGGTTTGGTTGCAGCTGAATTGGCTGATGATTATCAAGCTCATGGTGTTACTGCTCCACCAGATAGAACTGTTTTGGATGTTGTTCCAGCTTCTTTAGGTGGTGATGGTACAGGTTGGAGAGTTAGATATGTTCCTTTTAATGGTGCTGGTGTTGTTCCTGCTGAATTAGCCGGTGGTGGTGGCGGTGAAAGAAGAAGAGTTGCTGTTACTTTGGGTACAGTTTTGACTGATTTGGATGGTGTCAGATCCATTGCCAGATTGATTGAACATGCTGCTGCAGTTGATGCTGAATTCTTGTTGGCTATTGGTGATGCTGATTTGGCTCCATTAGGTACTTTGCCACCAAATGTTAGACCATTGCCATGGGTTCCATTGGCTCAATTATTGGATGGTTCTGATGCAATCGTTCATCATGGTGGTGCAGGTACTATGATGACAGCTGCTGCTGTTGGTACTCCACAATTGATTTTGCCACAAGGTGCTGATCATTTTGATAATGCTGCAGCTGCTGAAGCTAGTGGTTTTGCTTTAAGAGCTACTGCTGATGCTGTTGATTCTGATTTGTTGGATGCTTTGTTGAACGATGACGGTTTGAGAAAAGCTGCTACTGCTATGAGAGCTGAAATTGCTGCTTTACCATCTCCAGCTGCTTTGGTTCCAGCATTTGAAGATTTGGCTGCTACTAGAGATTACAAGGATGATGATGACAAGTAA

配列番号37:StUGT11(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGGAAGGTCAAGGTGGTGATGCTGGTGCTCCAGGTGTTTTACAAAGAGGTGATAGACCTTGTAGAGCTGGTGAAACTCCAGGTAGAGGTAGAGAACAAGGTGCTGGTCCATTGCCAGCTTTGACTGGTGCTGAAACTTATGCTGGTAGAGCAAGAGGTAGAACTGGTAGAGGTTCTGAAGGTGAAGCTCCAAGAGCTAAAATGACTTTACATGCTGCTTTCAGATTGGCTTACGGTTTGTGTGTTACTGTTTCTAAGAGGGCTCATATTGCCATGTTTTCTATTGCTGCTCATGGTCATGTTAACCCATCCTTGGAAGTTATCAGAGAATTGGTTGATAGAGGTCACAGAGTTTCTTATGCTATTCCAGCTTTGTTCGCTGAAAAAGTTGCTGCTACAGGTGCTGAACCAGTTATCTATACTTCTATTTTGCCAACTCCAGATGACGATCCAGAAGATTGGGGTACTGAATTGATTGATAACTTGGAACCATTCTTGGACGATGCTATACAAGCTTTGCCACAATTGGCTGATGCTTTTGATGGTGACAGACCAGATTTGGTTTTGGGTGATACAACATCTTTTCCAGCTCCAGTTTTGGCTCATAGATGGGGTGTTCCTTTTATGCAATTCTCTACTCATACTGTTGCTTGGAAGGGTTACAAAGAAGAGGTTGCTGAACCTATGTTGGCTGAATTGGAAGCTTCTGAAAGAGGTAGAGCTTACAGAGCTAGATTTGCTAGATGGTTGGAAGATCATGATATGGGTCATACCGATTTGGATTTGTTGGTTGCTGAACCAGCTAGATCCATAGTTTTGATTCCAAAGGCATTGCAGTACAAGGCTGATTCTGTTGATGAATCTGTTTTCACTTTCGTTGGTGCTTGTCAAGGTGATAGAGCTGAACAAGGTGAATGGCAAAGACCTGCTGGTGCTGAAAAAGTTTTGTTAGTTTCTCTGGGTTCCAGCTTCACAAAACAACCAGGTTTTTACAGAGAATGCGTTAAGGCTTTTAGAGATTTGCCAGATTGGCATGTTGTCTTGCAAATTGGTAAGAACGTCGAAGAATCTGAATTGGGTGAAATTCCAGCCAATTTCGAAGTTAGAAACTGGGTTCCTCAATTGGCTGTTTTGAAACAAGCTGATGCTTTCATTACTCATGCTGGTGCCGGTGGTTCTCAAGAAGGTTTGGCTACTGCTACTCCAATGGTTGCTGTTCCACAAGCTGTTGATCAATTTGGTAATGCCGATATGTTGGTTTCTTTGGGTGTTGCTAGAAGATTGGATACTGAACAAGCTACTGCTGAAGCTTTGAGAGAAGCTGTTTTGGCTTTGGATTCTGATCCAGATGTTGCTGATAGATTAGCCGGTATTAAGAGAGAAATGGCTGCTGAAGGTGGTACTAGAAGGGCTGCTGATTTGATTGAAGCTGAATTGACTGGTGCAGATTTGGCTCAAACTGGTTTAGCACAAACAGGTTTGGCAGATTACAAAGATGATGACGACAAGTAA

配列番号38:StUGT12(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGGTTGGTGGTGCTGGTGGTATGTCATCTAGAAGTAGATCTAGATTGTCTGCTGCTGCTGGTTCTGCTCCAGCTTGGAAAGGTATAGTTGTTAGAATTTTGTGCTCGATCGCTCTGTCTCCATCTAATGCTAGAGCTTTGTTGCCATTGGCTAGAGCTGCTGCCGAAGCTGGTCATGAAGTTTTGGTTGTTGCTCCACCAGAAATGGCTGGTGTTTTTGATGGTGAACCAGTTAGAGTTAAGCCTTTGTTTTCTGATATGGGTGACATCGTCTTGTCCTTGTTGCAAGAAAAAAGAATTGAAGCCATGCCATCCGATCCATTTTCTCCAGATACTTTGGTTGCTACTTCTTGTGGTCCACATGTTACTGAAGCTTACAGAAGATTGATTGAAGTCGCCGAAGAATTCAGACCAGATATCGTTTTGAGATCCGGTGTTGAATTTGCTGGTTACTTGGTTGCTGAAAAGTTGGGTATTCCTCATGTTACAGCTCCATCTGGTGGTGGTCAATACTTAGATCCAAAACAAGTTTTGGCCGAATTGAACGAAAGAAGGGCTGAATTGGATTTGCCAGCTGGTGATGATCCAGATGCTATTTTTGCTAATGGTAGATTCGATTGCATGCCCTCTGATTATTCTTTCACTACCCATGATATTGCCAACACCTTTGCTTATCAACAGCCATCTTCTATCGTTAGAGATGAGACTGGTCCAGAATGGTTGAGAGATATTCCAACTGATAGACCATTGGTCGTTGTTTCTTCTACCAATGTTTTCGCCTCTGTGATGTCATCTTCTGTTTTCCCAAGAATTTTGGGCTTGTTCTTCGATGGTTTGGTTGCTGGTCATATGTTTGAAGGTATGGGTGATGTTCAAATGGATCCAGCTGTTATGGTTAACGCTTTGATGCAAGGTGATGCTAATCCATTGAATGCTGTTGTTAAGGGTTTGTCCGAAGTTGATTGCACAGCTGTTGTTGCTACTAGAGGTATGCCATTGAATCAAGATTTGGTTGGTGATAACGTCCACGTGTTTGAAAGAATTCCACAACCTTTGTTGTTGGAGTCTACTCAGTTGTTGTTTACTCATGGTGGTTACAACTCTGTTAGAGAAGCTGTTAGAGCTGGTGTTCCAATGGCTGTTTTGCCAGAAGTTTCTGATCAATTGCATAACGCCAATAGGGTCGAAGAATTAGGTTTGGGTTTGAGAGTTCCAGCTGCTAATGCTGAAACTGTTGCTGAAACATGTACTCGTTTGTTGGAAGATCCAAGATTTGCTCAACAAGCTAGAAAGGCTCAAAGACACATGTTATCTTTGCCACCAGTTGATGCTGCTGTTGATCATTTGGTTAGATTGGTCGGTGATTACAAGGATGATGATGACAAGTGA

配列番号39:StUGT13(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGACTAGATGTTGGAGGCCAGGTTCTACTTCTAGATCTTGGTCATCTGCTAGAGCTTGTGGTTCTCCAGTTTGGAGAAGATCTCCAACTGGTTGGGCTTCTTCTGCTCCAACTTCATGTGGTTCTTGGGCTAGATCTACTCCAGCTCCAACTACTGGTTCTACATGGTCTACTTGGCCAACTGCTGCTAGACGTGCTGGTAGATGTCCAACTCCATATAGAAGATCATCTCCACCAACTCCACCAGGTTGTAGAAGAAGAAGGCCAGCACCAAGACCATGTGGTGCTGATCATCCAACTGCTCCTACTGCTGAAGAACCTACTATGAGATACTTGTTCACTTCTATGCCAGTTACCTCTCATTTGATGCCATTGGTTCCAACAGCTCATGCTGCTTTGGCTGCTGGTCATGAAGTTTTGGTTGCTACTTCTGGTCCAGCTGCTAGAACTGCTCAAGCTGCTGGTTTGGTTACTGCTGATGCTGGTACTGAACAAGGTGCTAGACAACCATATGATGAATTATTGGCTGCTTTAGAAAGGGCTGAAGCTGGTGAAGCTCCAGATGATGCTACATCTTTGGAAGTTCATGGTCAAGCTTTTGGTGAAGTCGGTGCTAGAATGTTGGATGAATTGGTTGAAATTGCTAGATCATGGGGTGCAGATGCTATAGTTTATCCAGGTATTCATTCTGCTGCATTGGTTGCTGCAAGAGCTGCTGGTACTGCTGCTGTTTTACATGGTTATGGTACTCCATTGCCAACTTTTGGTCCAGCTTTGGATTATTTGGCTCCACATGCTGAAAGATTAGGTGCTGGTGAAATTACCGAAGCCGAAATTGAAATTGATGTCTTGCCACCATCTTTGGCTAACTTTACTGAAGTTCCAACTACCATTGGTAGACCAAGACATAGATTGACTATGAGATACGGTTGTTTCAACAACGGTGGTCAATTGCCAAGATGGGCTTTGACTAGAGGTGATGTTCCAAGAGTTGTTGCTACTTGTGGTTCTGCTGCTTCTATGACTAGAGAAGGTGCATTATACAGAGATATCGTTACTGCTACTGGTGATTTGGGTGCTGAATTGGTTTTGTTGACTGCTGATGCTGAATTACCAAAGTTGCCAGAAAGATTGCCACCACATGTTAGACCTGAAAGATGGGTTCCATTGAGAGCTTTGTTGGATGGTTGTGATGCTATAGTTCATCATGGTGGTTCTGGTACTATGTTGTCATCTTTTGCTGCTGGTGTTCCACAAGCTGCTATTCCAATGCCAGGTACTGTTAATGTTTCTAACGCTCAATCTGTTGCTGCAAGAGGTGCAGGTAGAGTTTTGGATATTGATGATGCTGGTCCAGAAAGAGTTACTGAAGCTTTGACTTGGTTGTTGAAGGATCCAGAACCAGCTAAAGCTGCTGCTGAAACTGCTGCAGAAATGGCTGCTATGCCAGCTCCAGCTGAAGTTATTGAAAAAGTTTCTGGTTTGTTGAGAGCCGCCAGAGATTACAAAGATGATGATGATAAGTAA

配列番号40:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGGGTAGACAAAATGAA

配列番号41:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGGGTCTTGATGATG

配列番号42:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGACCTTGTCCGATAGA

配列番号43:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTTCGCT

配列番号44:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAAGGCCTTGTTCATT

配列番号45:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGCCATGTTTGAGATGG

配列番号46:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGTCTGGTTACACTAGA

配列番号47:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGCACGAAACCTACAGA

配列番号48:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTGTACT

配列番号49:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGACTGCTGGTCCACAT

配列番号50:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGGAAGGTCAAGGTGGT

配列番号51:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGGTTGGTGGTGCTGGT

配列番号52:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGACTAGATGTTGGAGG

配列番号53:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCGTCATCATCCTT

配列番号54:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCATCATCATCTTT

配列番号55:AAACATGAGCAAGCTTCACTTGTCGTCATCATCCTT

配列番号56:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCATCATCATCCTT

配列番号57:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCATCATCATCTTT

配列番号58:AAACATGAGCAAGCTTCACTTGTCATCATCATCCTT

配列番号59:AAACATGAGCAAGCTTCACTTGTCGTCATCATCCTT

配列番号60:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCATCATCATCTTT

配列番号61:AAACATGAGCAAGCTTCACTTGTCATCATCATCTTT

配列番号62:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCATCATCATCCTT

配列番号63:AAACATGAGCAAGCTTTACTTGTCGTCATCATCTTT

配列番号64:AAACATGAGCAAGCTTCACTTGTCATCATCATCCTT

配列番号65:AAACATGAGCAAGCTTTACTTATCATCATCATCTTT

配列番号66:AGCTTGCTCATGTTTGACAGCTTATCATCG

配列番号67:AGCTTGCGGGTTATCTGTGATGTACTTTTT

配列番号68:StUGT14塩基配列
GTGCGAGTACTGTTCACCACGCTCGGTAGTCCCTCCCACGGTCGCGCACAGCTTCCGCTGGCCCGGGCGTTCGCCGCGGCCGGACACGACGTCCTCGTGGCCACCACCCCGACCCTCGCCTCCGTCTTCGAACAGGACGACGTCCGGGTGACCGTCTGCATGGGCGATTTCACGCCACAGTCCTTCATCACCCCCGAACTGCTCCAGGAGGCGATGCGGCCGGGCCAGGACGGTGAGCCGCAGGACGCCATGGCGCGCCTCATGCCCGAGATCACCTCCGGCCCGATGGCCAGGAAGCTGTGGGAAGAGATCCTTCCAGTGGCGCGGGAGTTCGCCCCCGACCTCATCCTGCGCGACGGCATGGACCTGAGCTCCTGCCTGATCGCGGAACACCTCGGCATCCCGCAACTGCCCACCCCTTCGGGCACCAACAACCTCATCGACCCCGCCATGGTGCTGCCCGGCCTGAACGTCCTGCGGAAGGAATTCGGGCTGTCCGCCCAGGAGGACCCGCTGTCGCTCGTCCCCCACGGGCGCGTCGACTACGTACCGGCGGCCTTCTCGTTCGCCCAGCACCTGCCCTCGTCGTGGTCCTATCGGCAGACCGTGACCGTGGACCGCAGCTCGGTCCTGCCGGAGTGGATCGCCCAACTGCCCACCGACCGACCCCTGGTGTTCGCCGCGCTCGGCACCGCCCTTCCGATGATCAGGGAGATGGGGGCCGCGGCGACCGGGCCGTCGCTGTTCCCGATGCCGGACCCGGTGGACACGCTGCGGTTGATGATCGAGGCGGTGTCGCGGCTCGACGACTGCACCGTGGTCGTCGCCACCTCCGGCATCCCGGCGGACACCGAGGGCCTGCCGCCGCATGTGCACGTCACCGACCGGGTGCCGCAGCCCCTGCTGCTGGAGTCCGTCGACGCGTTCCTCACCCACGGCGGCTTCAACAGCATCCGGGAGGCGCTGCGCACGGCCACCCCGATGGCGGTGCTGCCCCAGTTCGGCGACCAGCCCGCCAACGCGCGCCGCGTCGAGGAACTCGGCCTCGGCCGGGAGATCACCGACATCACCGCGGACGGCATCACCAAGGCCGTACGCGAGGTGCTGACCGACCCCGGCATCCGGGCCAGGACGCGCGAGGCCCGGCTGGCGATGCTGGCGCTGCCGGAGATCGACAGCGCCGTGGCCGACCTGCAGAAGATCGTCTGA

配列番号69:StUGT15塩基配列
ATGCGCGTCCTGTGCACCACCACCGGCAGCCCCTCCCACGGCCGGGCCCAACTCCCCCTGCTACGGGCACTGGCCGCCGCCGGGCACGAGGTGCGGGTGCTGACCACCCCCGAACTGACCACGGTCTTCGGCGACGACGACGTGAGCGTGGACCCCCGGCTGCCGGCCTTCGACCCGGGCGCCCTCGTCCAGGACGGTGACGGTGCCGGACCGCTCGGGGCGCAGGCGCCCGCCGAGGCGCAGCAGGCCCGGATCCGCGACCTCACCCGGGCCCTGGGCGGCCCGCTGGCCAGGACGATGTACGAGGTGGAGGCGCCCGCGGCCAAGGCCTTCCGCCCCGATCTGGTGCTGCGGGACGGCATGGACCTCGGAGCCTGCCTGGTCGCCGAGGAGCTGGACGTACCGCAGCTGCCGACCCCCTCCGGCGCCCTCAATGTGCTCGACCCGGCCGACCTGCACGACCCGCTCAACGCGGTGCGCGCCGCGCTCGGCCTGCCGCGGCGGGACGATCCGCTGTCGGTGGTGGCGCACGGCCGGGTCGACTACGTCCCGGCGGCCTTCTCCTTCGCCCGGCACTCCTCCGGCGCCCTCGCCTACCAGCAGACCACCGGAGTGACCCGCGCCGCCCGGCTGCCCGACTGGTTCGCCCGACTGCCCACCGACCGGCCCCTGGTGTGGGCCGCGCTCGGCAGCGCGCTGCCGCACATCCGCCGCTACCTGCCCGCCGACATCGGCTTTCCGGTGCCGGACCCGGGTGAGTCGCTGCGGATCATCCTCGACGCGACGGCCGAACTCACCGACTGCACCGTGGTCGTGGGCACCTCCGGCATACTGCCGGACGACATCGATCCCGCCTCGCTGCCCGCGCACATCACCCTGACCGACTGGCTGCCGCAACCGCTGGTGCTGGAGACGGCGGACCTGTTCCTCACCCATGGCGGCTTCAACAGCGTCCGCGAGGCGCTGCGCACCGCCACGCCGATGGCCGTGCTGCCGCACTTCGGCGACCAGCAGCCGAACGCCGAACGGGTCGAGGAACTGGGGCTGGGCCGCCAGATCGCCGAGCGCACCCCGGAGGCCGTGGCCGCCGCCTGCCGGGCGGTGCTGACCGACCCGGAGGCCGGAAGCACCGCGCGCCGGGCGAGGCTGGAGATGCTGGCCCTACCCCCCGTGGAGGCGGCGGTGGACGACCTGCTGAAGCTGACCGGGGCGGCCCGGTGA

配列番号70:StUGT16塩基配列
GTGCGAGTACTGTTCACCACGCTCGGTAGTCCCTCCCACGGTCGCGCACAGCTTCCGCTGGCCCGGGCGTTCGCCGCGGCCGGACACGACGTCCTCGTGGCCACCACCCCGACCCTCGCCTCCGTCTTCGAACAGGACGACGTCCGGGTGACCGTCTGCATGGGCGATTTCACGCCACAGTCCTTCATCACCCCCGAACTGCTCCAGGAGGCGATGCGGCCGGGCCAGGACGGTGAGCCGCAGGACGCCATGGCGCGCCTCATGCCCGAGATCACCTCCGGCCCGATGGCCAGGAAGCTGTGGGAAGAGATCCTTCCGGTGGCGCGGGAGTTCGCCCCCGACCTCATCCTGCGCGACGGCATGGACCTGAGCTCCTGCCTGATCGCGGAACACCTCGGCATCCCGCAACTGCCCACCCCCTCGGGCACCAACAACCTCATCGACCCCGCCATGGTGCTGCCCGGCCTCAACGGCCTGCGGAAGGAATTCGGGCTGCCCACCCAGGAGGACCCGCTGTCGCTCGTCCCCCACGGGCGTGTCGACTACGTACCGGCGGCCTTCTCGTTCGCCCAGCATCTGCCCTCGTCGTGGTCCTACCGGCAGACGGTGACCGTGGACCGCAGCTCGGTCCTGCCGGAGTGGATCGCCCAACTGCCCACCGACCGGCCCCTGGTGTTCGCCGCTCTCGGCACCGCGCTTCCGATGATCAGGGAGATGGGGGCCGAGGCGACCGGGCCGTCGCTGTTCCCGATGCCGGACCCGGTGGACACGCTGCGGCTGATGATCGAGGCGGTGTCGCGGCTCGACGACTGCACCGTGGTCGTCGCCACCTCCGGCATCCCGGCGGACACCGAGGGCCTGCCGCCGCATGTGCACGTCACCGACCGGGTGCCGCAGCCCCTGCTGCTGGAGTCCGTCGACGTGTTCCTCACCCACGGCGGCTTCAACAGCATCCGGGAGGCGCTGCGCACGGCCACCCCGATGGCGGTACTGCCCCAGTTCGGCGACCAGCCCGCCAACGCGCGCCGCGTCGAGGAACTCGGCCTCGGCCGGGAGATCACCGACATCACAGCGGACGGCATCACCAAGGCCGTACGCGAGGTGCTGACCGACCCCGGCATCCGGGCCAGGACGCGCGAGGCCCGGCTGGCGATGCTGGCGCTGCCGGAGATCGACAGCGCCGTGGCCGACCTGCAGAAGATCGTCTGA

配列番号71:StUGT17塩基配列
GTGCGCATCCTGTTCACCACCCTCGGCAGCCCCTCACACGGGCGCGCCCAACTGCCCCTCGCCCGGGCGCTCGCCGCGGCCGGCCACGAGGTACTGGCGGCCACCACCCCGTCCACCGCATCGGTCTTCGAACACGACGACGTCCGGGTGGTGAGCACCATCAAGGACTTCGAACCGGGTTCCGAAGTGCTGCTCGCCATGAAGGAACTGGCCGGCGACCAGCCGGAGCTCGACGGCAGGCAGCAGAGCGAGCTGATGATGCGCGTCATGACCAAGGCCCTGTCCGGTCCGGTGGCGAAGGAGATCCTGGACGTTACGCTCCCCCTGGCGCGGGACTTCGGCCCCGATGTCATCCTCCGTGACGGCATGGACATGAGCAGCGTCCTGATCGGCGAACTGCTCGGCATCCCGCAGCTGCCCACCCCGTCCGGGGCCAGCAACACCTTCGACCCGGCCGCGCTGCTGCCGGGCCTCAACGCTCTGCGGGAGGAACTCGGCCTGCCCACCCACGAGGACCCGCTGTCCGTCGTCCCGCAGGGGCGCGTCGACTACGTGCCGCCGGCCTTCTCCTTCGCCAAGCACCTGCCGACGTCGTGGGCGTACCGGCAGACGGTGACCGTGGACCGCCATTCCGTCCTGCCCCAGTGGGTCGCCGAACTGCCCACCGACCGCCCCCTGGTGTTCGCCGCCCTCGGTACCGCGCTCCCCATGATGCACGAGAGGAAGGGCGACGAGGAGGTTCCGGACATGCCCTTCCGGATGCCGGACGCGGTCGACACCCTGCGGACGATCCTCAAGGCGGCGTCGCAGCTGGACGAATGCACCGTCATCGTGGCGACCGCCGGTCTCCCGGTGGACACCGACGGCCTGCCGCCGCACGTCCACATCACCGAGCGGCTGCCGCAGCCGCTGCTGCTGGAATCCGTCGACCTGTTCATCACCCACGGCGGTTTCAACAGCATCCGGGAATCACTGCGTACGGCCACGCCGTTGGCGGTGCTGCCCCAGTTCGGCGATCAGCACGAGAACGCGCGGCGCGTCCAGGAACTCGGGATCGGCCGGGAGATCACCGACGGTACGCCGGACGGCATCACCGCGGTCTGCCGTGAGGTGCTGGCCGACTCCGCCATCGGTGCGAAGGCACGCCAGGCGCGTCTGGCGATGCTGACGCTGCCGGAGGTCGAGAACGCCGTCGCCGATCTGGAGAAGCTCGCCGGATAG

配列番号72:StUGT18塩基配列
ATGCGCGTCCTGTGCACCACCACCGGCAGCCCCTCTCACGGCCGGGCCCAACTCCCCCTGCTACGGGCACTGGCCGCCGCCGGGCACGAGGTGCGGGTGCTGACCACCCCCGAACTGACCACGGTCTTCGGCGACGACGATGTGAGCGTGGACCCCCGGCTGCCGGCCTTCGACCCGAGCGCCCTCGTCCAGGATGGTGACGGTGCCGGACCGCTCGGGGCGCAGGCGCCCGCCGAGGCGCAGCAGGCCCGGATCCGCGACCTCACCCGCGCCCTGGGCGGCCCGCTGGCCAGGGCGCTGTACGAGGTGGAGGCGCCCGCCGCCCGGGCCTTCCGCCCCGATCTGGTGCTGCGGGACGGCATGGACCTCGGAGCCTGCCTGGTCGCCGAGGAGCTGGACGTACCGCAGGTGCCGACCCCCTCGGGCGCCCTCAATGTGCTCGACCCGGCCGATCTGCACGAACCGCTCAACGCGGTGCGCGCCGCGCTCGGCCTGCCGCGGCGCGACGATCCGCTGTCGGTGGTGGCGCACGGCCGGGTCGACTACGTCCCGGCGGCCTTCTCCTTCGCCCGGCACTCCTCCGGCGCCCTCGCCTACCAGCAGACCACCGGAGTGACCCGCGCCGCCCGGCTGCCCGACTGGTTCGCCCGACTGCCCACCGACCGGCCCCTGGTGTGGGCCGCGCTCGGCAGCGCGCTGCCGCACATCCGCCGCTACCTGCCCGCCGACATCGGCTTTCCGGTGCCGGATCCCGGTGAGTCGCTGCGGATCATCCTCGACGCGACGGCCGAACTCACCGACTGCACCGTGGTCGTGGGCACCTCCGGCATACTGCCGGACGACATCGACCCCGCCTCGCTGCCCGCGCACATCACCCTGACCGACTGGCTGCCGCAACCGCTGGTGCTGGAGACGGCGGACCTGTTCCTCACCCATGGCGGCTTCAACAGCGTCCGCGAGGCGCTGCGCACCGCCACGCCGATGGCCGTGCTGCCGCACTTCGGCGACCAGCAGCCGAACGCCGAACGGGTCGAGGAACTGGGGCTGGGCCGCCAGATCGCCGAGCGCACCCCGGAGGCCGTGGCCGCCGCCTGCCGGGCGGTGCTGACCGACCCGGAGGCCGGAAGCACCGCGCGCCGGGCCCGGCTGGAGATGCTGGCCCTGCCCCCGGTGGAGGCGGCGGTGGACGACCTGCTGAAGCTGACCGGGGCGGCCCGGTGA

配列番号73:StUGT14アミノ酸配列
MRVLFTTLGSPSHGRAQLPLARAFAAAGHDVLVATTPTLASVFEQDDVRVTVCMGDFTPQSFITPELLQEAMRPGQDGEPQDAMARLMPEITSGPMARKLWEEILPVAREFAPDLILRDGMDLSSCLIAEHLGIPQLPTPSGTNNLIDPAMVLPGLNVLRKEFGLSAQEDPLSLVPHGRVDYVPAAFSFAQHLPSSWSYRQTVTVDRSSVLPEWIAQLPTDRPLVFAALGTALPMIREMGAAATGPSLFPMPDPVDTLRLMIEAVSRLDDCTVVVATSGIPADTEGLPPHVHVTDRVPQPLLLESVDAFLTHGGFNSIREALRTATPMAVLPQFGDQPANARRVEELGLGREITDITADGITKAVREVLTDPGIRARTREARLAMLALPEIDSAVADLQKIV

配列番号74:StUGT15アミノ酸配列
MRVLCTTTGSPSHGRAQLPLLRALAAAGHEVRVLTTPELTTVFGDDDVSVDPRLPAFDPGALVQDGDGAGPLGAQAPAEAQQARIRDLTRALGGPLARTMYEVEAPAAKAFRPDLVLRDGMDLGACLVAEELDVPQLPTPSGALNVLDPADLHDPLNAVRAALGLPRRDDPLSVVAHGRVDYVPAAFSFARHSSGALAYQQTTGVTRAARLPDWFARLPTDRPLVWAALGSALPHIRRYLPADIGFPVPDPGESLRIILDATAELTDCTVVVGTSGILPDDIDPASLPAHITLTDWLPQPLVLETADLFLTHGGFNSVREALRTATPMAVLPHFGDQQPNAERVEELGLGRQIAERTPEAVAAACRAVLTDPEAGSTARRARLEMLALPPVEAAVDDLLKLTGAAR

配列番号75:StUGT16アミノ酸配列
MRVLFTTLGSPSHGRAQLPLARAFAAAGHDVLVATTPTLASVFEQDDVRVTVCMGDFTPQSFITPELLQEAMRPGQDGEPQDAMARLMPEITSGPMARKLWEEILPVAREFAPDLILRDGMDLSSCLIAEHLGIPQLPTPSGTNNLIDPAMVLPGLNGLRKEFGLPTQEDPLSLVPHGRVDYVPAAFSFAQHLPSSWSYRQTVTVDRSSVLPEWIAQLPTDRPLVFAALGTALPMIREMGAEATGPSLFPMPDPVDTLRLMIEAVSRLDDCTVVVATSGIPADTEGLPPHVHVTDRVPQPLLLESVDVFLTHGGFNSIREALRTATPMAVLPQFGDQPANARRVEELGLGREITDITADGITKAVREVLTDPGIRARTREARLAMLALPEIDSAVADLQKIV

配列番号76:StUGT17アミノ酸配列
MRILFTTLGSPSHGRAQLPLARALAAAGHEVLAATTPSTASVFEHDDVRVVSTIKDFEPGSEVLLAMKELAGDQPELDGRQQSELMMRVMTKALSGPVAKEILDVTLPLARDFGPDVILRDGMDMSSVLIGELLGIPQLPTPSGASNTFDPAALLPGLNALREELGLPTHEDPLSVVPQGRVDYVPPAFSFAKHLPTSWAYRQTVTVDRHSVLPQWVAELPTDRPLVFAALGTALPMMHERKGDEEVPDMPFRMPDAVDTLRTILKAASQLDECTVIVATAGLPVDTDGLPPHVHITERLPQPLLLESVDLFITHGGFNSIRESLRTATPLAVLPQFGDQHENARRVQELGIGREITDGTPDGITAVCREVLADSAIGAKARQARLAMLTLPEVENAVADLEKLAG

配列番号77:StUGT18アミノ酸配列
MRVLCTTTGSPSHGRAQLPLLRALAAAGHEVRVLTTPELTTVFGDDDVSVDPRLPAFDPSALVQDGDGAGPLGAQAPAEAQQARIRDLTRALGGPLARALYEVEAPAARAFRPDLVLRDGMDLGACLVAEELDVPQVPTPSGALNVLDPADLHEPLNAVRAALGLPRRDDPLSVVAHGRVDYVPAAFSFARHSSGALAYQQTTGVTRAARLPDWFARLPTDRPLVWAALGSALPHIRRYLPADIGFPVPDPGESLRIILDATAELTDCTVVVGTSGILPDDIDPASLPAHITLTDWLPQPLVLETADLFLTHGGFNSVREALRTATPMAVLPHFGDQQPNAERVEELGLGRQIAERTPEAVAAACRAVLTDPEAGSTARRARLEMLALPPVEAAVDDLLKLTGAAR

配列番号78:StUGT14(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTTCACTACCTTGGGTTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTGGCTAGAGCTTTTGCTGCTGCTGGTCATGATGTTTTGGTTGCTACTACTCCAACTTTGGCTTCTGTTTTCGAACAAGATGATGTTAGAGTTACCGTCTGTATGGGTGATTTTACTCCACAATCTTTCATTACCCCAGAGTTGTTGCAAGAAGCTATGAGGCCAGGTCAAGATGGTGAACCACAAGATGCTATGGCTAGATTGATGCCAGAAATTACTTCTGGTCCAATGGCTAGAAAATTGTGGGAAGAAATTTTGCCAGTTGCTAGAGAATTTGCCCCAGACTTGATTTTGAGAGATGGTATGGATTTGTCCTCCTGCTTGATTGCTGAACATTTGGGTATTCCACAACTACCAACTCCATCTGGTACAAACAATTTGATTGATCCAGCTATGGTTTTGCCAGGTTTGAACGTTTTGAGAAAAGAGTTTGGTTTGTCCGCTCAAGAAGATCCATTGTCTTTGGTTCCACACGGTAGAGTTGATTATGTTCCAGCTGCTTTTTCTTTCGCTCAACATTTGCCATCTTCATGGTCTTACAGACAAACTGTTACCGTTGATAGATCCTCTGTTTTGCCTGAATGGATTGCTCAATTGCCAACTGATAGACCATTGGTTTTTGCTGCATTGGGTACTGCTTTGCCAATGATTAGAGAAATGGGTGCTGCTGCAACTGGTCCATCTTTGTTTCCAATGCCAGATCCAGTTGATACCTTGAGATTGATGATTGAAGCCGTTTCTAGATTGGATGACTGTACTGTTGTTGTTGCTACATCTGGTATTCCAGCTGATACTGAAGGTTTGCCACCACATGTTCATGTTACTGATAGAGTTCCACAACCTTTGTTGTTGGAATCTGTTGATGCTTTCTTGACTCATGGTGGTTTCAACTCTATTAGAGAAGCTTTGAGAACTGCTACACCAATGGCTGTTTTACCACAATTTGGTGATCAACCAGCTAACGCTAGAAGAGTTGAAGAATTAGGTTTGGGTAGAGAAATCACCGATATTACCGCTGATGGTATTACTAAGGCTGTTAGAGAAGTTTTAACCGATCCAGGTATTAGAGCTAGAACAAGAGAAGCTAGATTGGCTATGTTGGCATTGCCTGAAATTGATTCTGCTGTTGCTGACTTGCAAAAGATCGTTTACAAAGATGATGACGACAAGTAA

配列番号79:StUGT15(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTGTACTACTACCGGTTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTATTGAGAGCTTTGGCTGCTGCTGGTCATGAAGTTAGAGTTTTGACTACTCCAGAATTGACTACCGTTTTCGGTGATGATGATGTTTCTGTTGATCCAAGATTGCCAGCTTTTGATCCAGGTGCTTTGGTTCAAGATGGTGATGGTGCTGGTCCATTGGGTGCTCAAGCTCCAGCTGAAGCTCAACAAGCTAGAATTAGAGATTTGACCAGAGCTTTAGGTGGTCCATTAGCTAGAACTATGTATGAAGTTGAAGCTCCTGCTGCTAAAGCTTTTAGACCAGATTTGGTTTTGAGAGATGGTATGGATTTGGGTGCTTGTTTGGTTGCTGAAGAATTGGATGTTCCACAATTACCAACTCCATCTGGTGCTTTGAATGTTTTGGATCCAGCTGACTTGCATGATCCATTGAATGCTGTTAGAGCTGCTTTGGGTTTGCCAAGAAGAGATGATCCTTTGTCTGTTGTTGCTCACGGTAGAGTTGATTATGTTCCAGCTGCTTTTAGCTTCGCTAGACATTCTTCTGGTGCATTGGCTTATCAACAAACTACTGGTGTTACAAGAGCTGCTAGATTGCCTGATTGGTTTGCTAGATTACCAACAGATAGACCATTGGTTTGGGCTGCTTTAGGTTCTGCTTTGCCACATATTAGAAGATACTTGCCAGCTGATATTGGTTTCCCAGTTCCAGATCCTGGTGAATCTTTGAGAATTATCTTGGATGCTACTGCTGAATTGACTGATTGCACTGTTGTTGTTGGTACTTCTGGTATTTTGCCAGACGATATTGATCCAGCTTCTTTGCCAGCACATATTACTTTGACAGATTGGTTGCCACAACCTTTGGTTTTAGAAACTGCTGATTTGTTCTTGACCCATGGTGGTTTTAACTCTGTTAGAGAAGCTTTGAGAACTGCTACTCCAATGGCTGTTTTACCACATTTTGGTGATCAACAACCTAACGCCGAAAGAGTTGAAGAATTAGGTTTGGGTAGACAGATTGCTGAAAGAACTCCAGAAGCTGTTGCTGCTGCTTGTAGAGCTGTTTTAACTGATCCAGAAGCAGGTTCTACTGCTAGAAGGGCTAGATTGGAAATGTTGGCTTTACCACCAGTTGAAGCAGCTGTTGATGATTTGTTGAAATTGACTGGTGCTGCCAGATACAAAGATGATGACGATAAGTAA

配列番号80:StUGT16(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTTCACTACCTTGGGTTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTGGCTAGAGCTTTTGCTGCTGCTGGTCATGATGTTTTGGTTGCTACTACTCCAACTTTGGCTTCTGTTTTCGAACAAGATGATGTTAGAGTTACCGTCTGTATGGGTGATTTTACTCCACAATCTTTCATTACCCCAGAGTTGTTGCAAGAAGCTATGAGGCCAGGTCAAGATGGTGAACCACAAGATGCTATGGCTAGATTGATGCCAGAAATTACTTCTGGTCCAATGGCTAGAAAATTGTGGGAAGAAATTTTGCCAGTTGCTAGAGAATTTGCCCCAGACTTGATTTTGAGAGATGGTATGGATTTGTCCTCCTGCTTGATTGCTGAACATTTGGGTATTCCACAACTACCAACTCCATCTGGTACAAACAATTTGATTGATCCAGCTATGGTTTTGCCAGGTTTGAACGGTTTGAGAAAAGAATTTGGTTTGCCAACTCAAGAGGACCCATTGTCTTTGGTTCCACACGGTAGAGTTGATTATGTTCCAGCTGCTTTTTCTTTCGCTCAACATTTGCCATCTTCATGGTCTTACAGACAAACTGTTACCGTTGATAGATCCTCTGTTTTGCCTGAATGGATTGCTCAATTGCCAACTGATAGACCATTGGTTTTTGCTGCATTGGGTACTGCTTTGCCAATGATTAGAGAAATGGGTGCTGAAGCTACTGGTCCATCTTTGTTTCCAATGCCAGATCCAGTTGATACCTTGAGATTGATGATTGAAGCCGTTTCTAGATTGGATGACTGTACTGTTGTTGTTGCTACATCTGGTATTCCAGCTGATACTGAAGGTTTGCCACCACATGTTCATGTTACTGATAGAGTTCCACAACCTTTGTTGTTGGAATCCGTTGATGTTTTCTTGACTCATGGTGGTTTCAACTCCATTAGAGAAGCTTTGAGAACTGCTACACCAATGGCTGTTTTACCACAATTTGGTGATCAACCAGCTAACGCTAGAAGAGTTGAAGAATTAGGTCTGGGTAGAGAAATTACCGATATTACCGCTGATGGTATTACCAAGGCTGTTAGAGAAGTTTTAACCGATCCAGGTATTAGAGCTAGAACAAGAGAAGCTAGATTGGCTATGTTGGCATTGCCTGAAATTGATTCTGCTGTTGCTGACTTGCAAAAGATCGTTTACAAAGATGATGACGACAAGTAA

配列番号81:StUGT17(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGGATTTTGTTCACTACCTTGGGTTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTGGCTAGAGCTTTGGCTGCTGCTGGTCATGAAGTTTTAGCTGCTACTACTCCATCTACTGCCTCTGTTTTTGAACACGATGATGTTAGAGTTGTCTCCACCATTAAGGATTTTGAACCAGGTTCTGAAGTTCTGTTGGCTATGAAGGAATTGGCTGGTGATCAACCAGAATTGGATGGTAGACAACAATCCGAATTGATGATGAGAGTTATGACCAAGGCTTTGTCTGGTCCAGTTGCTAAAGAAATTTTGGATGTTACTTTGCCTTTGGCCAGAGATTTTGGTCCAGATGTTATTTTGAGAGATGGCATGGATATGTCCTCTGTATTGATCGGTGAATTATTGGGTATTCCACAACTACCAACTCCATCTGGTGCTTCTAATACTTTTGATCCAGCTGCTTTGTTGCCAGGTTTGAATGCTTTGAGAGAAGAATTGGGTTTGCCAACTCATGAAGATCCATTGTCTGTTGTTCCACAAGGTAGAGTTGATTATGTTCCACCAGCTTTTTCTTTCGCCAAACATTTGCCAACATCTTGGGCTTATAGACAAACTGTTACCGTTGATAGACACTCCGTTTTGCCACAATGGGTTGCTGAATTGCCAACTGATAGACCATTGGTTTTTGCTGCTTTGGGTACTGCTTTGCCAATGATGCATGAGAGAAAAGGTGATGAAGAGGTTCCAGATATGCCTTTTAGAATGCCAGATGCTGTTGATACCTTGAGAACTATTTTGAAGGCTGCCTCTCAATTGGATGAATGTACTGTTATAGTTGCTACTGCTGGTTTGCCAGTTGATACAGATGGTTTACCACCACATGTTCATATCACTGAAAGATTGCCACAACCTTTGTTGTTGGAATCCGTTGATTTGTTCATTACCCATGGTGGTTTCAACTCCATTAGAGAATCTTTGAGAACTGCTACTCCATTGGCTGTTTTGCCTCAATTTGGTGACCAACACGAAAATGCTAGAAGAGTCCAAGAATTAGGTATCGGTAGAGAAATTACTGATGGTACTCCAGATGGTATTACTGCTGTATGTAGAGAAGTTTTGGCTGATTCTGCTATTGGTGCTAAAGCTAGACAAGCTAGATTGGCTATGTTGACATTGCCAGAAGTTGAAAACGCTGTTGCTGATTTGGAAAAATTGGCCGGTTACAAAGATGATGACGACAAGTAA

配列番号82:StUGT18(人工遺伝子)塩基配列 酵母発現最適化
ATGAGAGTTTTGTGTACTACTACCGGTTCTCCATCTCATGGTAGAGCACAATTGCCATTATTGAGAGCTTTGGCTGCTGCTGGTCATGAAGTTAGAGTTTTGACTACTCCAGAATTGACTACCGTTTTCGGTGATGATGATGTTTCTGTTGATCCAAGATTGCCAGCTTTTGATCCATCTGCTTTGGTTCAAGATGGTGATGGTGCTGGTCCATTGGGTGCTCAAGCTCCAGCTGAAGCTCAACAAGCTAGAATTAGAGATTTGACCAGAGCTTTAGGTGGTCCATTAGCTAGAGCATTATATGAAGTTGAAGCTCCTGCTGCTAGAGCTTTTAGACCAGATTTGGTTTTGAGAGATGGTATGGATTTGGGTGCTTGTTTGGTTGCTGAAGAATTGGATGTTCCACAAGTTCCAACTCCATCTGGTGCTTTGAATGTTTTGGATCCAGCTGACTTGCATGAACCATTGAATGCTGTTAGAGCTGCTTTGGGTTTGCCAAGAAGAGATGATCCATTGTCTGTTGTTGCTCACGGTAGAGTTGATTATGTTCCAGCTGCTTTTAGCTTCGCTAGACATTCTTCAGGTGCTTTGGCTTATCAACAAACTACTGGTGTTACAAGAGCTGCTAGATTGCCTGATTGGTTTGCTAGATTACCAACTGATAGACCATTGGTTTGGGCTGCTTTAGGTTCTGCTTTGCCACATATTAGAAGATACTTGCCAGCTGATATTGGTTTCCCAGTTCCAGATCCAGGTGAATCTTTGAGAATTATCTTGGATGCTACTGCTGAATTGACTGATTGCACTGTTGTTGTTGGTACTTCTGGTATTTTGCCAGACGATATTGATCCAGCTTCTTTGCCAGCACATATTACTTTGACAGATTGGTTGCCACAACCTTTGGTTTTAGAAACTGCTGATTTGTTCTTGACCCATGGTGGTTTTAACTCTGTTAGAGAAGCTTTGAGAACTGCTACTCCAATGGCTGTTTTACCACATTTTGGTGATCAACAACCTAACGCCGAAAGAGTTGAAGAATTAGGTTTGGGTAGACAGATTGCTGAAAGAACTCCAGAAGCTGTTGCTGCTGCTTGTAGAGCTGTTTTAACTGATCCAGAAGCAGGTTCTACTGCTAGAAGGGCTAGATTGGAAATGTTGGCTTTACCACCAGTTGAAGCAGCTGTTGATGATTTGTTGAAATTGACTGGTGCTGCCAGATACAAAGATGATGACGATAAGTAA

配列番号83:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTTCACT

配列番号84:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTGTACT

配列番号85:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTTCACT

配列番号86:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGGATTTTGTTCACT

配列番号87:GATAACCCGCAAGCTAAAAAAATGAGAGTTTTGTGTACT

配列番号88:AAACATGAGCAAGCTCTTGTCGTCATCATCTTTGTA

配列番号89:AAACATGAGCAAGCTCTTATCGTCATCATCTTTGTA

配列番号90:AAACATGAGCAAGCTCTTGTCGTCATCATCTTTGTA

配列番号91:AAACATGAGCAAGCTCTTGTCGTCATCATCTTTGTA

配列番号92:AAACATGAGCAAGCTCTTATCGTCATCATCTTTGTA

配列番号93: agaacaaatcaagttcgcattgattcatat

配列番号94: ggtgttcaaccaagtcgatgataagctgtc (リバースプライマーはYGAP-T)

配列番号95:
StUGT9(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCGTGTTCTGTGTACCACACTGGGTAGCCCGAGCCATGGTCGTGCACAGCTGCCGCTGCTGCGTGCACTGGCAGAAGCAGGTCATCAGGTTCTGGTTGTTACCACCGATGCGCTGGCACCGGTTTTTCGTGATGATGATGTTACCGTTAATGCAGTTCTGCCTCGTTTTGATCCGCTGGCAATGATTAGCCCGTATGCAGCCGAACTGCCGGATACCATTGATCTGACCGAACCGGCACCGGCACTGAGCCGTCTGCTGATGCGTGCATTAGCAGGTCCGGGTGTTAAACCGCATCTGGATATTCTGCTGCCTCTGGCACGTGAATTTCGTCCGGATCTGATTCTGCGTGATGGTATGGATATGAGCGCAGTTCTGACAGCGGAACTGCTGGGTGTTCCGCAGCTGCCGACACCGAGCGGTTTTAGCAATATTATGGATCCGAGCGAAGTGCTGCCACTGCTGAATGAACGTCGTCGTGAACTGGGTCTGCCGGAACGTGATGATCCTCTGAGCGTTGTTCCGCATGGTCGCGTTGATTATGTTCCGCCTGCATTTAGCTTTAGCCGTCATCTGCCTCCGGCATGGTCATATCGTCAGACCGTTGATGTGGAACGTCGTGGTGTTCTGCCACGTTGGGCAGCCGAATTACCGACCGATCGTCCGCTGGTTTATGCAGCAATTGGCACAGCACTGCCGACCTTTCAAGAACATACCGCAGATCGTACCGCACCGAGTCCGGTTAAAATGCCGGACACCGCAGAAAGCCTGCGTGCAATTGCCGGTGCAGCCGCAGAACTGGGTGATTGTACCGTTGTTGTTAGCACCAGCGGTATTCCTCTGGATACCGGTGGTCTGCCTGGTCATGTTCATGTTACCGAACGTGTGCCGCAGCCTCTGCTGCTGGAAAGCGTTGACCTGTTTGTTACCCATGGTGGTTTTAATAGCATTCGTGAAGCACTGCGCACCGGTACACCGGTTGCCGTTCTGCCGCATTTTGGTGATCAGCATGCAAATGCAGAACGTGTTGAAGAATTAGGTGTTGGTCGTCGTATTACCGATCGTAGCGCACGTGGTATTGCGGGTGTTTGCCGTGAGCTGCTGGCAGATCCGGCACCGAGAGCACGTGCCCGTGCAGCACAGCTGGAAATGCTGACCCTGCCGGATGTTGGTCAGGCAGTTACCGATTTAGGTGGCATTGCAGGTCACCACCATCACCATCACTGA

配列番号96:
StUGT14(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCGCGTGCTGTTCACGACATTAGGCTCCCCATCACATGGCCGTGCGCAACTGCCCCTTGCACGCGCGTTTGCGGCAGCTGGTCACGATGTGCTGGTAGCGACCACTCCGACTTTGGCCTCCGTGTTCGAGCAGGACGATGTGCGTGTGACCGTGTGTATGGGCGACTTCACTCCGCAGAGCTTCATTACCCCAGAGCTGCTCCAGGAAGCAATGCGCCCAGGTCAAGACGGTGAACCGCAGGATGCGATGGCACGCCTGATGCCGGAAATCACGTCTGGCCCTATGGCGCGGAAACTGTGGGAAGAGATTCTGCCAGTGGCGCGTGAATTTGCGCCGGACCTGATCTTGCGTGATGGGATGGACCTGAGTAGCTGCTTGATTGCTGAACACCTGGGGATTCCGCAGCTTCCTACCCCGAGTGGCACGAACAACCTGATTGATCCGGCCATGGTGCTGCCGGGTCTGAATGTCCTTCGTAAGGAGTTTGGGTTAAGTGCGCAAGAAGATCCCCTGAGCTTGGTGCCGCATGGTCGGGTAGACTACGTTCCTGCGGCTTTCTCCTTTGCCCAACATTTGCCGAGCTCTTGGTCTTATCGCCAGACAGTGACTGTTGACCGCTCAAGCGTCTTACCGGAATGGATTGCACAGTTGCCCACAGATCGCCCGCTCGTCTTTGCCGCGTTAGGTACGGCCCTGCCCATGATCCGCGAAATGGGAGCCGCGGCAACGGGTCCCTCGCTCTTTCCGATGCCGGATCCTGTGGATACCTTACGCCTCATGATTGAAGCCGTATCGCGTCTGGACGACTGCACTGTAGTAGTGGCGACGTCAGGCATTCCGGCGGATACCGAAGGCCTGCCGCCACATGTCCACGTTACGGACCGGGTTCCACAGCCGCTGCTGCTTGAATCGGTCGATGCTTTTCTCACCCATGGAGGCTTCAACTCGATTCGCGAAGCACTGCGCACAGCGACCCCGATGGCTGTTCTGCCTCAGTTTGGCGATCAACCAGCAAATGCCCGTCGTGTTGAGGAGCTTGGATTAGGTCGCGAAATCACCGATATCACCGCCGATGGCATCACCAAAGCGGTTCGCGAAGTTCTGACCGATCCTGGGATTCGCGCTCGTACGCGTGAAGCTCGTCTGGCCATGCTGGCACTGCCGGAGATCGATAGCGCCGTCGCCGATCTGCAGAAAATCGTCCACCACCATCACCATCACTGA

配列番号97:
StUGT16(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCGCGTCCTGTTCACCACCCTGGGATCGCCGAGTCATGGCCGCGCTCAACTGCCCCTCGCTCGTGCATTTGCAGCGGCTGGTCACGACGTGTTAGTCGCGACGACCCCTACCCTTGCGTCAGTATTCGAGCAGGATGACGTGCGCGTCACCGTGTGCATGGGCGATTTTACTCCCCAGAGCTTCATTACCCCGGAGCTTCTGCAGGAAGCGATGCGTCCAGGCCAAGATGGTGAACCACAGGATGCGATGGCTCGCCTGATGCCCGAGATTACGTCTGGCCCTATGGCCCGTAAACTGTGGGAAGAGATTCTGCCAGTTGCACGCGAATTTGCGCCTGATCTGATTTTGCGTGATGGCATGGACTTGTCGAGTTGCTTGATTGCGGAACACCTGGGAATTCCGCAATTACCGACACCCAGCGGTACCAACAACCTGATCGATCCAGCGATGGTTCTGCCGGGACTGAATGGGCTTCGCAAAGAGTTTGGCCTGCCGACCCAGGAAGATCCACTGTCTCTCGTACCGCATGGTCGCGTGGACTATGTGCCCGCGGCCTTTAGCTTTGCCCAACATCTGCCTAGCAGCTGGAGTTACCGCCAGACTGTCACGGTTGATCGCTCTTCCGTACTCCCGGAATGGATCGCTCAGTTGCCGACAGATCGTCCGCTCGTGTTTGCAGCCCTGGGTACGGCTCTCCCGATGATCCGGGAAATGGGCGCCGAAGCCACAGGTCCTTCCCTGTTTCCGATGCCGGATCCTGTGGACACCCTTCGCTTGATGATCGAAGCCGTTTCCCGTTTAGACGACTGTACCGTCGTGGTGGCGACCTCAGGGATTCCGGCGGATACGGAAGGTTTACCGCCGCATGTGCACGTTACGGACCGTGTCCCACAACCGCTGTTACTGGAATCGGTTGATGTGTTCCTGACCCATGGCGGCTTCAACAGCATTCGCGAAGCCCTGCGCACTGCAACTCCGATGGCCGTTCTGCCGCAGTTCGGGGATCAGCCAGCAAATGCGCGTCGTGTCGAAGAACTGGGGTTGGGTCGCGAGATCACGGATATTACCGCGGATGGCATCACGAAAGCGGTGCGGGAAGTACTGACTGACCCGGGTATTCGCGCACGTACACGTGAAGCCCGGTTAGCGATGCTGGCACTGCCGGAGATCGATTCAGCCGTAGCAGACCTTCAGAAGATCGTTCACCACCATCACCATCACTGA

配列番号98:
StUGT17(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCGCATTCTTTTCACGACCTTAGGTTCTCCGTCACATGGTCGCGCACAACTTCCGCTTGCTCGCGCGCTGGCAGCGGCGGGCCATGAAGTCCTCGCAGCTACTACGCCGAGCACTGCTTCAGTGTTTGAGCACGATGACGTGCGCGTGGTATCCACCATCAAGGACTTCGAACCTGGGAGTGAAGTTCTCTTGGCGATGAAGGAGTTGGCTGGTGATCAACCGGAGCTCGATGGCCGTCAACAGTCCGAGCTGATGATGCGCGTAATGACCAAAGCTCTGAGCGGTCCAGTGGCGAAAGAAATCCTGGACGTCACCCTGCCGCTTGCCCGTGATTTTGGTCCCGACGTTATCCTGCGTGATGGCATGGATATGAGCAGCGTACTGATCGGTGAACTGCTGGGGATTCCACAGTTGCCGACTCCGAGTGGCGCCAGCAACACATTTGATCCAGCGGCGTTACTGCCAGGCCTCAATGCCCTGCGCGAAGAACTCGGTCTGCCGACCCATGAAGATCCGCTGTCCGTGGTTCCGCAAGGCCGTGTCGATTACGTGCCGCCAGCCTTTTCGTTCGCGAAACATCTGCCGACTTCTTGGGCCTATCGCCAGACGGTTACCGTGGATCGGCATAGCGTGTTGCCTCAGTGGGTTGCAGAACTGCCAACGGATCGTCCGCTCGTCTTTGCAGCGTTGGGCACCGCTCTGCCTATGATGCACGAACGCAAAGGCGACGAGGAAGTACCGGATATGCCGTTTCGCATGCCTGATGCCGTTGACACATTACGCACCATTCTGAAAGCCGCGTCACAGCTGGACGAATGCACCGTAATTGTCGCAACCGCGGGTCTGCCTGTGGACACCGATGGTCTGCCACCCCACGTCCACATTACGGAGCGCTTACCGCAACCCCTGTTACTGGAAAGTGTGGACTTGTTCATCACGCATGGAGGGTTCAACTCGATCCGCGAATCGTTGCGTACTGCCACACCGTTAGCCGTTCTGCCGCAGTTTGGCGATCAGCACGAAAATGCGCGCCGTGTTCAGGAACTGGGAATTGGCCGGGAGATTACGGACGGTACACCCGATGGCATTACCGCCGTGTGTCGTGAAGTGCTGGCCGATTCTGCTATTGGGGCGAAAGCCCGTCAGGCACGTCTTGCGATGCTGACGTTACCTGAAGTCGAAAACGCAGTTGCGGATCTGGAGAAACTGGCAGGACACCACCATCACCATCACTGA

配列番号99:
SANK 61108株のGDH 塩基配列
GTGATTCTCATGGGACTTCGACATATAACCGTCATTGGAACCGGCTATGTCGGACTGACCACCGGCGCCTGTCTGGCCTCCCTCGGACACCGGGTGGTGTGCGCGGACGCCGACGAGGGCAAGGTCGAACGGCTCCGGCGGGCGGAGGTCGACATCCTCGAACCGGGACTCACGGAAGTCGTCCGCGAGGGGCTGGAATCCGGCCGTCTCCAGTTCGTGAGGGACACCCGGGCGGCCGTCGAGGAGGCCGAGGTCGTCTTCCTCTGCCTGCCCACCCCGATGGGCGTCGGAGGCGCCGCCGACCTGGCCGCCGTCGAGGCGGTCGCCGACGAGGTCCGCGACCGCCTGCCGCGTGGCTGCACGGTGGTCAACAAGTCCACCGTGCCGGTCGGCACCGCCGAGCGCGTCGCGGCCCTGCTCGGCCGCCCCGACGTGACCGTGGTGAGCAACCCGGAGTTCCTCCGCGAGGGACACGCGGTGGACGACTTCCTCCACCCCGACCGGATCGTGGTGGGCGCCGCCGACGCGGACGCGGCCCGGCTGGTGGCCGACCTGTACCTGGACATCGACGCACCGCGCGTGGTCACCGACACCGCCGGCGCCGAACTCGCCAAGTACGCCGCGAACTTCTTCCTCGCGATGAAGCTGTCGTTCGCGAACAACCTGGCCACGCTCTGCGAAAGTCTCGGCGCGAACATCGACGACGTGGTCGCCGGCATCGGCCACGACCCGCGGATCGGCGGCGCCTTCCTCAAGCCCGGGCCCGGATGGGGCGGTTCCTGCCTGCCCAAGGACACGCACGCGCTGCTGCGCGTCTGCGAGGAGTCAGGCGTCGAGTTCCCGCTGCTCCGGGCCACCATCGAGACCAACGTCGAGCACCAGCGCCGGCTCGTCGAGCGGGTGACCGCCGGATGCGCGGGGGCGGACGGTTCACTGCGCGGCGTCCGGATCGGGCTGCTCGGTCTCACCTTCAAGGCCGGCACCTCCGACCTGCGCGACTCGCCCGCCCTCGCCATCGCCCGGCTGCTGCGGGAGCGGGGCGCCGAACTGCGCGCCTACGACCCGGCCCTCAGCGAACTCCGCCCCGACCTCGGCGATCTGCTCACCATCACCGGCACCCCCCTCGAAGCGGTCGACGGGGCCCGCGCCTGCGTCGTACTCACCGAGTGGCCGCAATTCCGCGATCTGGACTGGGAGGCCGTCGCCGGGCGGCTCGCCGCGCCGCTCGTCTACGACTTCCGTAACATCCTCGATCCGGCACGGCTCGACAGGGCCGCGCTGACCTGGGAAGGCATCGGTCGTTCGCTGGCAATGGCCAGTTGA

配列番号100:
SANK 61108株のGDH(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCATCACCATCATCACCACATTTTGATGGGCCTTCGGCACATTACCGTGATTGGCACCGGTTATGTGGGCCTGACGACCGGAGCCTGCTTAGCGAGTCTGGGCCATCGCGTAGTCTGTGCGGATGCCGATGAGGGCAAAGTCGAGCGTCTGAGACGAGCGGAAGTGGATATTCTGGAGCCGGGTTTGACCGAAGTGGTGCGTGAAGGCCTGGAATCGGGTCGTCTGCAGTTTGTTCGCGATACACGAGCTGCCGTGGAAGAGGCTGAAGTCGTCTTTCTGTGCCTTCCGACACCAATGGGCGTGGGAGGTGCGGCAGACTTAGCCGCCGTTGAAGCTGTTGCGGATGAGGTACGGGACCGCTTGCCACGTGGGTGTACCGTGGTGAACAAATCCACGGTTCCAGTCGGTACCGCAGAACGCGTTGCAGCACTCCTGGGACGCCCGGATGTGACCGTGGTTTCCAATCCGGAATTTCTCCGGGAAGGCCATGCCGTAGACGACTTTCTGCATCCCGATCGCATCGTAGTGGGTGCCGCCGATGCCGACGCGGCACGTCTCGTCGCAGACCTGTACTTAGACATCGATGCACCCCGTGTAGTGACCGATACTGCAGGTGCTGAATTGGCGAAATATGCGGCCAACTTCTTCCTCGCAATGAAGCTGTCGTTCGCCAACAATCTCGCGACTCTGTGCGAATCACTGGGCGCTAATATCGACGATGTTGTTGCGGGCATTGGCCATGATCCGCGTATTGGTGGGGCGTTTCTGAAACCAGGCCCTGGCTGGGGTGGTAGCTGTCTGCCGAAAGATACGCACGCTCTTCTACGCGTATGCGAGGAAAGTGGCGTGGAATTCCCGTTGCTCCGTGCGACGATTGAAACCAATGTCGAGCACCAACGTCGCCTTGTTGAACGCGTGACAGCGGGTTGTGCAGGGGCGGATGGGTCATTACGCGGGGTACGCATTGGCCTGTTAGGCCTGACGTTCAAAGCGGGTACCAGCGATCTGCGTGATTCTCCTGCGTTGGCCATAGCGCGTCTGTTACGCGAAAGGGGTGCTGAGCTACGGGCCTACGATCCGGCCCTGTCTGAGTTACGCCCGGACCTGGGCGACTTATTGACCATCACGGGAACTCCGCTGGAAGCGGTCGATGGTGCTCGCGCGTGCGTTGTCCTGACGGAATGGCCGCAGTTTCGTGATCTTGATTGGGAAGCGGTTGCTGGCCGTCTTGCAGCCCCCCTGGTGTACGACTTTCGCAACATCCTGGATCCTGCTCGCCTGGATCGTGCAGCCCTGACTTGGGAAGGGATCGGACGTTCGCTGGCAATGGCGAGCTAA

配列番号101:
SANK 61108株のUT塩基配列
ATGTCGCCTTCCCCGCCCCCTGCCACCACCGTCACCAAGGCCGTGATACCGGCCGCCGGCCTGGGCACCCGCTTCCTCCCGGCGACGAAGGCCATGCCCAAGGAGATGCTGCCCGTCGTCGACCGCCCGGCCATCCAGTACGTGGTGGAAGAGGCCGCCGGCGCCGGTCTCTCCGATCTGCTCGTGATCACCGGGCGGAACAAGCGCCCGCTGGAGGACCACTTCGACCACGCCTGGGAACTGGAGGAGGCCCTGACCCGCAAGGGCGACGAGGGCAGGCTGCGCAGTGTCCGGGAGTCCACCGCGCTCGCCGCGATCCACTACGTCCGGCAGGGCACCCCGGCGGGCCTCGGACACGCCGTGCTCTGCGCCCAACAGCACGTGGGGGACGAGCCGTTCGCCGTACTCCTGGGCGACGACCTCATCGACCCGCGCGATCCACTGCTCACCCGGATGATCGAGGTACGGGAACGGTTCGGCGGCAGCGTGGTCGCGCTGATGGAGACCGACCCCGCCTCGATCCACCTGTACGGCTGCGCGGCGGTCGAACCCACCGCACAGGACGACGTCGTACGCCTGACCGACCTGGTGGAGAAGCCCGCCCCGGGGCAAGCCCCCAGCGCGTACGCGGTCATCGGACGCTATCTGCTGGACCCGGCCGTGTTCGAGGTGCTGCGCCGCACCCCGCCCGGCCACGGCGGCGAGATCCAGCTCACCGACGCCCTGCGCGAACTGGCGCACGGCGGCGCCGCCTCCCCGGGCGGCCCGGTCCACGGCGTGCTGTTCACCGGACGGCGCTACGACACCGGCGACCGCGCCGAGTACCTGCGCACCATCGTCCGACTGGCCTACGAACACGACGACCTCGGCCCCGGGTTCCGGGAGTGGCTGACCGCGTTCGTCGACGCCGAACGCGAGGCCCCCACCGCGGCGGCCGACGGCGGCCCGGGTGTCGCGGCATGA

配列番号102:
SANK 61108株のUT(人工遺伝子)塩基配列 大腸菌発現最適化
ATGGGCAGCAGCCATCACCATCATCACCACAGTCCGAGTCCGCCTCCGGCAACCACCGTTACCAAAGCAGTTATTCCGGCAGCAGGTCTGGGCACCCGTTTTCTGCCTGCAACCAAAGCAATGCCGAAAGAAATGCTGCCGGTTGTTGATCGTCCGGCAATTCAGTATGTTGTTGAAGAAGCAGCAGGCGCAGGTCTGAGCGATCTGCTGGTTATTACCGGTCGTAATAAACGTCCGCTGGAAGATCATTTTGATCATGCATGGGAATTAGAAGAAGCACTGACCCGTAAAGGTGATGAAGGTCGTCTGCGTAGCGTTCGTGAAAGCACCGCACTGGCAGCCATTCATTATGTTCGTCAGGGTACACCGGCAGGCCTGGGTCATGCAGTTCTGTGTGCACAGCAGCATGTTGGTGATGAACCGTTTGCCGTTCTGCTGGGTGATGATCTGATTGATCCGCGTGATCCGCTGCTGACCCGCATGATTGAAGTTCGTGAACGTTTTGGTGGTAGCGTTGTTGCACTGATGGAAACCGATCCGGCAAGCATTCATCTGTATGGTTGTGCAGCAGTTGAACCGACCGCACAGGATGATGTTGTTCGCCTGACCGATCTGGTTGAAAAACCGGCACCTGGTCAGGCACCGAGCGCATATGCAGTTATTGGTCGTTATCTGCTGGATCCGGCAGTTTTTGAAGTTCTGCGTCGTACACCGCCTGGTCATGGTGGTGAAATTCAGCTGACCGATGCACTGCGTGAACTGGCACATGGTGGCGCAACCAGTCCTGGTGGTCCGGTTCATGGTGTTCTGTTTACAGGTCGTCGTTATGATACCGGTGATCGTGCAGAATATCTGCGTACCATTGTTCGTCTGGCATATGAACATGATGATTTAGGTCCGGGTTTTCGCGAATGGCTGACCGAATTTGTTGATGCAGAACGTAAAGCACCGACAGCAGCAGCAGATGGCGGTCCGGGTGTTGCAGCATAA

配列番号103:
StUGT9(配列番号95、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSRVLCTTLGSPSHGRAQLPLLRALAEAGHQVLVVTTDALAPVFRDDDVTVNAVLPRFDPLAMISPYAAELPDTIDLTEPAPALSRLLMRALAGPGVKPHLDILLPLAREFRPDLILRDGMDMSAVLTAELLGVPQLPTPSGFSNIMDPSEVLPLLNERRRELGLPERDDPLSVVPHGRVDYVPPAFSFSRHLPPAWSYRQTVDVERRGVLPRWAAELPTDRPLVYAAIGTALPTFQEHTADRTAPSPVKMPDTAESLRAIAGAAAELGDCTVVVSTSGIPLDTGGLPGHVHVTERVPQPLLLESVDLFVTHGGFNSIREALRTGTPVAVLPHFGDQHANAERVEELGVGRRITDRSARGIAGVCRELLADPAPRARARAAQLEMLTLPDVGQAVTDLGGIAGHHHHHH*

配列番号104:
StUGT14(配列番号96、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSRVLFTTLGSPSHGRAQLPLARAFAAAGHDVLVATTPTLASVFEQDDVRVTVCMGDFTPQSFITPELLQEAMRPGQDGEPQDAMARLMPEITSGPMARKLWEEILPVAREFAPDLILRDGMDLSSCLIAEHLGIPQLPTPSGTNNLIDPAMVLPGLNVLRKEFGLSAQEDPLSLVPHGRVDYVPAAFSFAQHLPSSWSYRQTVTVDRSSVLPEWIAQLPTDRPLVFAALGTALPMIREMGAAATGPSLFPMPDPVDTLRLMIEAVSRLDDCTVVVATSGIPADTEGLPPHVHVTDRVPQPLLLESVDAFLTHGGFNSIREALRTATPMAVLPQFGDQPANARRVEELGLGREITDITADGITKAVREVLTDPGIRARTREARLAMLALPEIDSAVADLQKIVHHHHHH*

配列番号105:
StUGT16(配列番号97、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSRVLFTTLGSPSHGRAQLPLARAFAAAGHDVLVATTPTLASVFEQDDVRVTVCMGDFTPQSFITPELLQEAMRPGQDGEPQDAMARLMPEITSGPMARKLWEEILPVAREFAPDLILRDGMDLSSCLIAEHLGIPQLPTPSGTNNLIDPAMVLPGLNGLRKEFGLPTQEDPLSLVPHGRVDYVPAAFSFAQHLPSSWSYRQTVTVDRSSVLPEWIAQLPTDRPLVFAALGTALPMIREMGAEATGPSLFPMPDPVDTLRLMIEAVSRLDDCTVVVATSGIPADTEGLPPHVHVTDRVPQPLLLESVDVFLTHGGFNSIREALRTATPMAVLPQFGDQPANARRVEELGLGREITDITADGITKAVREVLTDPGIRARTREARLAMLALPEIDSAVADLQKIVHHHHHH*

配列番号106:
StUGT17(配列番号98、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSRILFTTLGSPSHGRAQLPLARALAAAGHEVLAATTPSTASVFEHDDVRVVSTIKDFEPGSEVLLAMKELAGDQPELDGRQQSELMMRVMTKALSGPVAKEILDVTLPLARDFGPDVILRDGMDMSSVLIGELLGIPQLPTPSGASNTFDPAALLPGLNALREELGLPTHEDPLSVVPQGRVDYVPPAFSFAKHLPTSWAYRQTVTVDRHSVLPQWVAELPTDRPLVFAALGTALPMMHERKGDEEVPDMPFRMPDAVDTLRTILKAASQLDECTVIVATAGLPVDTDGLPPHVHITERLPQPLLLESVDLFITHGGFNSIRESLRTATPLAVLPQFGDQHENARRVQELGIGREITDGTPDGITAVCREVLADSAIGAKARQARLAMLTLPEVENAVADLEKLAGHHHHHH*

配列番号107:
SANK 61108株のGDH(配列番号99)アミノ酸配列
MILMGLRHITVIGTGYVGLTTGACLASLGHRVVCADADEGKVERLRRAEVDILEPGLTEVVREGLESGRLQFVRDTRAAVEEAEVVFLCLPTPMGVGGAADLAAVEAVADEVRDRLPRGCTVVNKSTVPVGTAERVAALLGRPDVTVVSNPEFLREGHAVDDFLHPDRIVVGAADADAARLVADLYLDIDAPRVVTDTAGAELAKYAANFFLAMKLSFANNLATLCESLGANIDDVVAGIGHDPRIGGAFLKPGPGWGGSCLPKDTHALLRVCEESGVEFPLLRATIETNVEHQRRLVERVTAGCAGADGSLRGVRIGLLGLTFKAGTSDLRDSPALAIARLLRERGAELRAYDPALSELRPDLGDLLTITGTPLEAVDGARACVVLTEWPQFRDLDWEAVAGRLAAPLVYDFRNILDPARLDRAALTWEGIGRSLAMAS

配列番号108:
SANK 61108株のGDH(配列番号100、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSHHHHHHILMGLRHITVIGTGYVGLTTGACLASLGHRVVCADADEGKVERLRRAEVDILEPGLTEVVREGLESGRLQFVRDTRAAVEEAEVVFLCLPTPMGVGGAADLAAVEAVADEVRDRLPRGCTVVNKSTVPVGTAERVAALLGRPDVTVVSNPEFLREGHAVDDFLHPDRIVVGAADADAARLVADLYLDIDAPRVVTDTAGAELAKYAANFFLAMKLSFANNLATLCESLGANIDDVVAGIGHDPRIGGAFLKPGPGWGGSCLPKDTHALLRVCEESGVEFPLLRATIETNVEHQRRLVERVTAGCAGADGSLRGVRIGLLGLTFKAGTSDLRDSPALAIARLLRERGAELRAYDPALSELRPDLGDLLTITGTPLEAVDGARACVVLTEWPQFRDLDWEAVAGRLAAPLVYDFRNILDPARLDRAALTWEGIGRSLAMAS

配列番号109:
SANK 61108株のUT(配列番号101)アミノ酸配列
MSPSPPPATTVTKAVIPAAGLGTRFLPATKAMPKEMLPVVDRPAIQYVVEEAAGAGLSDLLVITGRNKRPLEDHFDHAWELEEALTRKGDEGRLRSVRESTALAAIHYVRQGTPAGLGHAVLCAQQHVGDEPFAVLLGDDLIDPRDPLLTRMIEVRERFGGSVVALMETDPASIHLYGCAAVEPTAQDDVVRLTDLVEKPAPGQAPSAYAVIGRYLLDPAVFEVLRRTPPGHGGEIQLTDALRELAHGGAASPGGPVHGVLFTGRRYDTGDRAEYLRTIVRLAYEHDDLGPGFREWLTAFVDAEREAPTAAADGGPGVAA

配列番号110:
SANK 61108株のUT(配列番号102、大腸菌発現最適化)アミノ酸配列
MGSSHHHHHHSPSPPPATTVTKAVIPAAGLGTRFLPATKAMPKEMLPVVDRPAIQYVVEEAAGAGLSDLLVITGRNKRPLEDHFDHAWELEEALTRKGDEGRLRSVRESTALAAIHYVRQGTPAGLGHAVLCAQQHVGDEPFAVLLGDDLIDPRDPLLTRMIEVRERFGGSVVALMETDPASIHLYGCAAVEPTAQDDVVRLTDLVEKPAPGQAPSAYAVIGRYLLDPAVFEVLRRTPPGHGGEIQLTDALRELAHGGATSPGGPVHGVLFTGRRYDTGDRAEYLRTIVRLAYEHDDLGPGFREWLTEFVDAERKAPTAAADGGPGVAA

配列番号111:
FLAGタグ
YKDDDDK
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9-1】
図9-2】
図9-3】
図9-4】
図9-5】
図9-6】
図9-7】
【配列表】
2024133943000001.xml