(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024134413
(43)【公開日】2024-10-03
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
G02F 1/13357 20060101AFI20240926BHJP
G02F 1/1333 20060101ALI20240926BHJP
G09F 9/00 20060101ALI20240926BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20240926BHJP
【FI】
G02F1/13357
G02F1/1333
G09F9/00 336G
G09F9/00 350Z
F21S2/00 483
F21S2/00 480
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023044705
(22)【出願日】2023-03-20
(71)【出願人】
【識別番号】723005698
【氏名又は名称】船井電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104433
【弁理士】
【氏名又は名称】宮園 博一
(72)【発明者】
【氏名】石塚 祐貴
【テーマコード(参考)】
2H189
2H391
3K244
5G435
【Fターム(参考)】
2H189AA54
2H189AA55
2H189AA57
2H189AA59
2H189AA60
2H189AA70
2H189AA71
2H189AA72
2H189HA11
2H189HA16
2H391AA03
2H391AB04
2H391AC04
2H391AC08
2H391AC09
2H391AC10
2H391AC13
2H391CA03
3K244AA01
3K244BA26
3K244CA02
3K244DA01
3K244DA22
3K244DA23
3K244DA27
3K244FA12
3K244GA02
3K244GA03
5G435AA18
5G435BB12
5G435EE04
5G435EE05
5G435EE13
5G435EE26
5G435EE34
5G435FF03
5G435FF06
5G435FF14
5G435GG02
5G435KK02
5G435LL04
(57)【要約】
【課題】前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この表示装置100は、表示パネル1と、バックライト部2と、リアフレーム3とを備える。バックライト部2は、光学部材21と光源部23とを含み、光源部23は、前後方向において光学部材21と第1距離D1だけ離間した位置に配置された第1光源部231と、前後方向において光学部材21と第1距離D1より小さい距離である第2距離D2だけ離間した位置に配置された第2光源部232とを有する。リアフレーム3は、光学部材21と対向するように設けられ、第1光源部231が配置される第1前面31と、第2光源部232が配置される第2前面32とを有する。第2前面32は、第1前面31よりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示面を有する表示パネルと、
前記表示パネルの背面から前記表示パネルに光を照射するバックライト部と、
前記バックライト部を背面側から覆うリアフレームと、を備え、
前記バックライト部は、光を発する光源部と、前記光源部からの光を前記表示パネルの背面全体に拡散させるシート状の光学部材と、を含み、
前記光源部は、前後方向において前記光学部材と第1距離だけ離間した位置に配置され、光を配光する第1レンズが設けられた第1光源部と、前後方向において前記光学部材と前記第1距離より小さい距離である第2距離だけ離間した位置に配置され、前記第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズが設けられた第2光源部と、を有し、
前記リアフレームは、前記光学部材と対向するように設けられ、前記第1光源部が配置される第1前面と、前記第2光源部が配置される第2前面とを有し、
前記第2前面は、前記第1前面よりも前記光学部材に近い位置に配置されている、表示装置。
【請求項2】
前記第2レンズは、前記第1レンズよりも、光をより拡散させるように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記リアフレームは、前記第1前面と前記第2前面との境界に段差部が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記リアフレームの前記第2前面に対応する背面に配置される構成部品と、
前記構成部品を背面側から覆うリアカバーと、をさらに備える、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記構成部品は、前記表示パネルおよび前記バックライト部に電力を供給する電源基板と、前記表示パネルおよび前記バックライト部の制御を行う制御基板と、スピーカとのうち少なくとも1つを含む、請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記リアカバーは、背面が前記リアフレームの前記第1前面に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、前記構成部品を背面側から覆うように構成されている、請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1光源部および前記第2光源部は、各々、光を発する発光素子と、複数の前記発光素子が配置される光源基板とを有し、
前記バックライト部は、前記光源部からの光を前記表示パネル側に反射するシート状の反射部材を含み、
前記第2光源部に設けられた前記光源基板、および、前記第2前面の前後方面における前方に配置された前記反射部材の少なくとも一方には、光の反射を抑制するための光反射抑制部が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記リアフレームの、前記第2前面は、前記リアフレームのうちの、上下方向における下方部分、および、左右方向における両端部分の少なくとも一方に配置されている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記バックライト部は、前記光源部と前記光学部材との距離を均一に保つための柱状スペーサ部材を含み、
前記柱状スペーサ部材は、前記第1前面に配置される第1柱状スペーサ部材と、前記第2前面に配置される第2柱状スペーサ部材とを有し、
前記第1柱状スペーサ部材は、前記第2柱状スペーサ部材よりも前後方向の長さが長く形成されている、請求項1に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、表示装置に関し、特に、バックライト部を備える表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バックライト部を備える表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、表示面を有する表示パネルと、表示パネルの背面から表示パネルに光を照射するバックライト部と、バックライト部の背面に位置するリアフレームと、を備えるテレビジョン受像機(表示装置)が開示されている。このテレビジョン受像機では、バックライト部は、表示パネルに対して略均一の距離だけ離間して配置され、リアフレームの前面に固定された複数の光源を含んでいる。また、このテレビジョン受像機では、リアフレームの背面に、表示パネルおよびバックライト部を制御するメイン回路基板が配置されている。また、メイン回路基板の背面の全面は、筐体であるリアカバーにより覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたバックライト部を備えるテレビジョン受像機(表示装置)では、複数の光源が前面に固定されるリアフレームの背面に各部を制御するメイン回路基板が配置され、メイン回路基板が配置されたリアフレームの背面の全面が筐体であるリアカバーにより覆われる。このため、リアフレームの背面にメイン回路基板を配置する分だけ、テレビジョン受像機(表示装置)の前後方向の厚さが大きくなるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することが可能な表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置は、表示面を有する表示パネルと、表示パネルの背面から表示パネルに光を照射するバックライト部と、バックライト部を背面側から覆うリアフレームと、を備え、バックライト部は、光を発する光源部と、光源部からの光を表示パネルの背面全体に拡散させるシート状の光学部材と、を含み、光源部は、前後方向において光学部材と第1距離だけ離間した位置に配置され、光を配光する第1レンズが設けられた第1光源部と、前後方向において光学部材と第1距離より小さい距離である第2距離だけ離間した位置に配置され、第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズが設けられた第2光源部と、を有し、リアフレームは、光学部材と対向するように設けられ、第1光源部が配置される第1前面と、第2光源部が配置される第2前面とを有し、第2前面は、第1前面よりも光学部材に近い位置に配置されている。
【0008】
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、リアフレーム3は、光学部材と第1距離だけ離間した第1光源部が配置される第1前面と、光学部材と第2距離だけ離間した第2光源部が配置される第2前面とを有し、第2前面は、第1前面よりも光学部材に近い位置に配置されている。これにより、リアフレームの第2前面を第1前面よりも光学部材に近づく方向の前方側に配置することができるので、リアフレームの第2前面に対応する背面側に、必要な部材を配置するためのスペースを確保することができる。これにより、リアフレームの第2前面に対応する背面側に、各部の制御を行う制御部やスピーカなどの必要な部材を配置することができる。その結果、必要な部材を配置するためのスペースがリアフレームの前後方向の厚さよりも著しく大きくなり、表示パネルに沿った面から表示装置の前後方向における後方への突出部ができるのを抑制することができるので、表示装置の前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することができる。これにより、表示装置を梱包して搬送または保管する場合に、梱包の前後方向の大きさが大きくなるのを抑制することができるので、表示装置の搬送時または保管時において省スペース化を図ることができる。また、第1光源部に光を配光する第1レンズを設け、第2光源部に第1レンズとは異なる特性により光を配光する第2レンズを設ける。これにより、光源部と光学部材との距離に応じて、光源部から光を配光することができるので、光学部材との距離が互いに異なる光源部から照射する光により表示パネルに輝度むらが生じるのを抑制することができる。
【0009】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、第2レンズは、第1レンズよりも、光をより拡散させるように構成されている。このように構成すれば、光学部材に近い位置に配置された第2光源部からの光を第2レンズにより広い角度に拡散させることができる。これにより、光学部材に近い位置の第2光源部から照射される光が拡散しないで表示パネルの一部に集中して照射されるのを抑制することができるので、第2光源部の直上の表示パネルの一部の輝度が過度に大きくなることに起因して表示パネルの画面上に輝度むらが発生するのを抑制することができる。
【0010】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、リアフレームは、第1前面と第2前面との境界に段差部が設けられている。このように構成すれば、第1前面と第2前面とをなだらかな面により接続する場合と異なり、第2前面と第1前面とを接続する面の前後方向から見た平面積を小さくすることができる。これにより、背面側にスペースを確保することが可能な第2前面を大きくすることができる。
【0011】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、リアフレームの第2前面に対応する背面に配置される構成部品と、構成部品を背面側から覆うリアカバーと、をさらに備える。このように構成すれば、リアフレームにおいて第1前面よりも前方側に位置する第2前面に対応する背面に構成部品を配置することができるので、構成部品の配置スペースが背面側に大きく突出するのを抑制することができる。また、リアフレームの一部である第2前面に対応する背面に配置される構成部品をリアカバーによって覆うので、リアカバーによりリアフレームの全体を覆う必要がない。これにより、リアカバーの大型化を抑制することができる。
【0012】
この場合、好ましくは、構成部品は、表示パネルおよびバックライト部に電力を供給する電源基板と、表示パネルおよびバックライト部の制御を行う制御基板と、スピーカとのうち少なくとも1つを含む。このように構成すれば、第2前面に対応する背面側のスペースに、電源基板、制御基板およびスピーカのうち少なくとも1つを配置することができる。また、表示パネルの周縁部にこれらの構成部品を配置しないので、表示パネルの周縁の枠部(いわゆる額縁)が大きくなるのを抑制することができる。
【0013】
上記リアカバーを備える構成の表示装置において、好ましくは、リアカバーは、背面がリアフレームの第1前面に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、構成部品を背面側から覆うように構成されている。このように構成すれば、表示装置の背面側の位置を、リアフレームの第1前面に対応する背面の位置に揃えることができるので、表示装置の前後方向の厚さが大きくなるのを効果的に抑制することができる。また、表示装置の背面側に突出する部分ができるのを抑制することができるので、表示装置を梱包する梱包材の大きさを突出部の大きさに合わせて大きくする必要がない。これにより、梱包材の前後方向の大きさが大きくなるのを効果的に抑制することができる。
【0014】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、第1光源部および第2光源部は、各々、光を発する発光素子と、複数の発光素子が配置される光源基板とを有し、バックライト部は、光源部からの光を表示パネル側に反射するシート状の反射部材を含み、第2光源部に設けられた光源基板、および、第2前面の前後方面における前方に配置された反射部材の少なくとも一方には、光の反射を抑制するための光反射抑制部が設けられている。このように構成すれば、光源部からの光を反射部材により反射して効率よく光学部材に入射させることができる。また、光学部材に近い第2光源部からの光の反射を光反射抑制部により抑制することができるので、光学部材に近い第2光源部からの光が、拡散せずに一部に集中するのを効果的に抑制することができる。その結果、第2光源部の直上の表示パネルの一部の輝度が過度に大きくなることに起因して表示パネルの画面上に輝度むらが発生するのを効果的に抑制することができる。
【0015】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、リアフレームの、第2前面は、リアフレームのうちの、上下方向における下方部分、および、左右方向における両端部分の少なくとも一方に配置されている。このように構成すれば、リアフレームの上下方向および左右方向における端部に第2前面を配置することができるので、上下方向および左右方向における端部のリアフレームの背面に必要な部材を配置するためのスペースを確保することができる。
【0016】
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、バックライト部は、光源部と光学部材との距離を均一に保つための柱状スペーサ部材を含み、柱状スペーサ部材は、第1前面に配置される第1柱状スペーサ部材と、第2前面に配置される第2柱状スペーサ部材とを有し、第1柱状スペーサ部材は、第2柱状スペーサ部材よりも前後方向の長さが長く形成されている。このように構成すれば、第1柱状スペーサ部材によって、第1前面に配置された第1光源部と光学部材との距離を均一に保つことができるとともに、第2柱状スペーサ部材により、第2前面に配置された第2光源部と光学部材との距離を均一に保つことができる。その結果、光源部からの光の照射の状態を維持することができるので、表示パネルに照射される光の状態が変化して輝度むらが発生するのを抑制することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、前後方向における厚さが大きくなるのを抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】第1実施形態による表示装置を前方から見た全体斜視図である。
【
図2】第1実施形態による表示装置の部分的な分解斜視図である。
【
図3】第1実施形態による光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な縦断面図である。
【
図4】第1実施形態による反射シートを示す斜視図である。
【
図5】第1実施形態による第1光源部の構成を示す図である。
【
図6】第1実施形態による第2光源部の構成を示す図である。
【
図7】第1実施形態による第1レンズおよび第2レンズの配光特性を説明するための図である。
【
図8】第1実施形態による第1レンズおよび第2レンズの配光特性を説明するためのグラフである。
【
図9】第1実施形態による光反射抑制部を説明するための正面図である。
【
図10】第1実施形態による光反射抑制部のバリエーションを示すための正面図である。
【
図11】第1実施形態による光反射抑制部が設けられた反射シートを示した斜視図である。
【
図12】第1実施形態による光源部、パネルポストおよびリアフレームを示した斜視図である。
【
図13】第2実施形態による表示装置の光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な縦断面図である。
【
図14】第3実施形態による表示装置の光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な横断面図である。
【
図15】第4実施形態による表示装置の光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な縦断面図である。
【
図16】第5実施形態による表示装置の光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な縦断面図である。
【
図17】第6実施形態による表示装置の光源部と光学部材との位置関係を示した模式的な縦断面図である。
【
図18】第1変形例による反射型レンズの構成を示す縦断面図である。
【
図19】第2変形例による光源部の形状を説明する斜視図である。
【
図20】第3変形例による光源部の形状を説明する斜視図である。
【
図21】第4変形例による反射部材の構成を説明する斜視図である。
【
図22】第5変形例による反射部材の構成を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る表示装置100について、
図1~
図12を参照して、説明する。
【0021】
(表示装置の構成)
表示装置100は、表示パネル1の前面に画像および映像を表示するように構成されている。表示装置100は、
図1~
図3に示すように、表示パネル1と、バックライト部2と、リアフレーム3と、構成部品4と、リアカバー5とを備えている。
【0022】
(表示パネルの構成)
まず、
図1および2を参照して、表示パネル1の構成について説明する。表示パネル1は、表示面1aを含んでいる。表示パネル1は、液晶表示パネルである。表示パネル1は、バックライト部2から照射される光に対して、液晶の透過率を変化させることにより、表示面1aに画像の表示を行うように構成されている。表示装置100の左右方向は、図面に記載されているX方向と対応しており、表示装置100の前後方向(厚さ)は図面に記載されているY方向と対応している。また、表示装置100の上下方向は、図面に記載されているZ方向と対応している。表示面1aは、表示パネル1の前面側(Y1方向側)に配置され、矩形の平板形状を有している。表示パネル1の背面側(Y2方向側)には、セルガイド1bが配置されている。セルガイド1bは、表示パネル1を背面側(Y2方向側)から支持するように構成されている。セルガイド1bは表示パネル1を周状に取り囲む枠状の矩形形状に形成されている。
【0023】
(バックライト部の構成)
次に、
図2を参照して、バックライト部2の構成について説明する。バックライト部2は、表示パネル1の背面から表示パネル1に光を照射する。バックライト部2は、光学部材21と、反射シート22と、光源部23とを含んでいる。なお、反射シート22は、特許請求の範囲の「反射部材」の一例である。
【0024】
(光学部材の構成)
光学部材21は、光学シート21aと、拡散板21bとを有する。光学部材21は、光源部23から照射される光を表示パネル1の背面全体に導くように構成されている。光学シート21aは、光の偏光方向の調整、および、光の拡散の抑制などを行って、表示パネル1に対して光を照射する。拡散板21bは、光源部23からの光を拡散するように構成されている。光学部材21は、表示装置の前後方向(Y方向)において、表示パネル1と反射シート22との間に配置されている。光学シート21aと、拡散板21bとは、表示パネル1側(Y1方向側)からリアフレーム3側(Y2方向側)に向かって、この順に積層されている。光学部材21は、表示装置の前後方向(Y方向)に見て、矩形の平板形状に形成されている。
【0025】
(反射シートの構成)
次に、
図4を参照して、反射シート22の構成を説明する。反射シート22は、第1反射面221と、第2反射面222と、接続面223と、端部傾斜面224aおよび224bと、開口部221aおよび222aとを含む。反射シート22は、光源部23からの光を表示パネル1に向けて反射させる。反射シート22は表示装置100の前後方向(Y方向)において、光学部材21とリアフレーム3との間に配置されている。
【0026】
反射シート22は、反射シート22を構成する全ての面(第1反射面221、第2反射面222、接続面223、端部傾斜面224aおよび224b)が一体的に形成されている。反射シート22を構成する各々の面は、矩形の平板状を有している。反射シート22は、略板状であり、光学部材21と光源部23との間の距離である光学的距離が異なる2つの面(第1反射面221、第2反射面222)を有する。接続面223は、第1反射面221の左右方向(X方向)に延びる一辺と第2反射面222の左右方向(X方向)に延びるY方向側の一辺との境界に接続されている。端部傾斜面224aおよび224bは、第1反射面221および第2反射面222の、左右方向(X方向)に延びるY方向側の一辺に、傾斜して接続されている。端部傾斜面224aは、第1反射面との接続部から表示装置100における上方向(Z1方向側)に向かって傾斜しており、端部傾斜面224bは、第2反射面との接続部から表示装置100における下方向(Z2方向側)に向かって傾斜している。
【0027】
第1反射面221は、光源部23が配置される開口部221aを有している。また、第2反射面222は、光源部23が配置される開口部222aを有している。複数の開口部221aは、表示装置の左右方向(X方向)に沿って、第1反射面221に配列されている。複数の開口部221bは、表示装置の左右方向(X方向)に沿って、第2反射面222に配列されている。
【0028】
(光源部の構成)
光源部23は、表示パネル1の背面側に設けられている。つまり、バックライト部2は、直下型バックライトである。光源部23は第1光源部231と第2光源部232とを有している。光源部23は光を発する。第1光源部231は、第1レンズ231aと、LED(Light Emitting Diode)231bと、光源基板231cとを含んでいる。第2光源部232は、第2レンズ232aと、LED232bと、光源基板232cとを含んでいる。なお、LED231bは、特許請求の範囲の「発光素子」の一例である。また、LED232bは、特許請求の範囲の「発光素子」の一例である。
【0029】
光源部23は、リアフレーム3の前面側(Y1方向)に設けられている。第1光源部231は、反射シート22の開口部221aを介してLED231bが前面側に露出するように配置される。第1光源部231は、
図3に示すように、前後方向(Y方向)において、光学部材21と第1距離D1だけ離間した位置に配置される。つまり、光学部材21と第1光源部231との間の距離である光学的距離は、第1距離D1である。第1レンズ231aと、LED231bと、光源基板231cとは、表示パネル1側(Y1方向側)からリアフレーム3側(Y2方向側)に向かって、この順に配置されている。
【0030】
第2光源部232は、反射シート22の開口部222aを介してLED232bが前面側に露出するように配置される。第2光源部232は、
図3に示すように、前後方向(Y方向)において、光学部材21と第2距離D2だけ離間した位置に配置される。つまり、光学部材21と第2光源部232との間の距離である光学的距離は、第2距離D2である。第2レンズ232aと、LED232bと、光源基板232cとは、表示パネル1側(Y1方向側)からリアフレーム3側(Y2方向側)に向かって、この順に配置されている。
【0031】
第1レンズ231aとしては、
図5に示すように、屈折型レンズが用いられている。第1レンズ231aである屈折型レンズは、表示パネル1側(Y1方向側)に突出するドーム状であり、その中心部はリアフレーム3側(Y2方向側)に窪んでいる。
【0032】
第2レンズ232aは、第1レンズ231aよりも、光をより拡散させるように構成されている。具体的には、第2レンズ232aは、
図6に示すように、反射/屈折型レンズが用いられている。第2レンズ232aである反射/屈折型レンズは、表示パネル1側(Y1方向側)に突出する円柱状であり、その中心部はリアフレーム3側(Y2方向側)に窪んでいる。反射/屈折型レンズの中心部の窪みは、頂点がリアフレーム3側(Y2方向側)を向いた直円錐の形状をしている。第2レンズ232aである反射/屈折型レンズとLED232bとの間には、表示パネル1側(Y1方向側)に窪みがある。第2レンズ232aは、第1レンズ231aよりも、光をより拡散させるように構成されている。
【0033】
LED231bおよび232bは、複数のLEDを含んでいる。光源基板231cおよび232cは表示装置の左右方向(X方向)に沿って延びる細長形状の板状部材である。光源基板231cおよび232cの長手方向は左右方向(X方向)である。
【0034】
光源基板231cは、複数のLED231bが左右方向(X方向)に沿って配置される。光源基板232cは、複数のLED232bが左右方向(X方向)に沿って配置される。複数のLED231bの各々を覆うように、第1レンズ231aが設けられる。複数のLED232bの各々を覆うように、第2レンズ232aが設けられる。
【0035】
図5~
図8を用いて、光源部23から照射された光のレンズによる配光の特性について説明する。
【0036】
図5に示すように、第1レンズ231aはLED231bから照射された光をあらゆる角度に屈折させ、光を拡散させる。
図6に示すように、第2レンズ232aは、LED232bから照射された光を屈折させ、主に表示装置の左右方向(X方向)および上下方向(Z方向)に延びる面に沿って光を拡散させる。
【0037】
図7に示すように、第1レンズ231aである屈折型レンズは、第2レンズ232aである反射/屈折型レンズに比べ、光源の直上方向に配光する光量が抑えられている。
図7および
図8に示すように、第1レンズ231aである屈折型レンズは、光源であるLED231bの直上方向を0度としたとき、左右75度前後に配光量のピークがある。第2レンズ232aである反射/屈折型レンズは、光源であるLED232bの直上方向を0度としたとき、左右80度に配光量のピークがある。
図8に示すように、ピークの位置における光の強度は、第1レンズ231aである屈折型レンズのほうが、第2レンズ232aである反射/屈折型レンズよりも強くなっている。
【0038】
(光反射抑制部の構成)
図9~
図11に示すように、第2光源部232の光源基板232cおよび反射シート22の第2反射面222には、光学部材21との距離が小さいために、光反射抑制部24が設けられている。光反射抑制部24は、LED232bから発せられた光の反射や透過を抑制するために設けられている。光学部材21との距離が近い第2光源部232の光源基板232cに、光反射抑制部24aおよび24bが設けられる。リアフレーム3の第2前面32の表示装置100の前後方向(Y方向)における前方(Y1方向側)に、反射シート22が配置され、反射シート22の第2反射面222に光反射抑制部24cが設けられる。
【0039】
(パネルポストの構成)
図12に示すように、リアフレーム3の第1前面31および第2前面32には、第1光源部231と光学部材21との間の距離である光学的距離を第1距離D1に均一に保ち、第2光源部232と光学部材21との間の距離である光学的距離を第2距離D2に均一に保つために、パネルポスト25が設けられている。パネルポスト25は、パネルポスト251およびパネルポスト252を含んでいる。なお、パネルポスト25は、特許請求の範囲の「柱状スペーサ部材」の一例である。また、パネルポスト251およびパネルポスト252は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1柱状スペーサ部材」および「第2柱状スペーサ部材」の一例である。
【0040】
パネルポスト25は、光学的距離(第1距離D1および第2距離D2)を均一に保つための部品である。パネルポスト25は反射シート22の表示パネル1側(Y1方向側)に配置される。パネルポスト251は、リアフレーム3の第1前面31の表示パネル1側(Y1方向側)に配置される第1反射面221に配置されている。パネルポスト252は、リアフレーム3の第2前面32の表示パネル1側(Y1方向側)に配置される第2反射面222に配置されている。
【0041】
パネルポスト25は透明な樹脂により形成されている。パネルポスト25は、表示装置100における左右方向(X方向)および上下方向(Z方向)に延びる板状の部材と、表示装置100における前後方向(Y方向)に延びる板状の部材とを含んでいる。パネルポスト251はパネルポスト252よりも表示装置100の前後方向(Y方向)に延びる板状の部材の長さが長くなるように形成されている。
【0042】
(リアフレームの構成)
ここで、第1実施形態では、リアフレーム3は、光学部材21と第1距離D1だけ離間した第1光源部231が配置される第1前面31と、光学部材21と第2距離D2だけ離間した第2光源部232が配置される第2前面32とを有している。また、第2前面32は、第1前面31よりも光学部材21に近い位置に配置されている。また、リアフレーム3は、第1前面31と第2前面32との境界に段差部33が設けられている。リアフレーム3は、表示パネル1およびバックライト部2を支持する支持部材である。リアフレーム3は、表示パネル1およびバックライト部2に対して、表示装置100の後方側(Y2方向側)に設けられている。第1前面31および第2前面32は、それぞれ表示パネル1側(Y1方向側)に第1光源部231および第2光源部232を配置する。第1光源部231および第2光源部232は、それぞれ、リアフレーム3の左右方向(X方向)に沿って配置される。第1前面31は表示パネルの上下方面(Z方向)における上方部分(Z1方向側)に配置されている。第1前面31と第2前面32は、光学部材21までの距離が異なり、第2前面32は、第1前面31よりも光学部材21に近い位置に配置されている。段差部33は第1前面31と第2前面32との境界に沿って左右方向(X方向)に延びるように設けられ、第1前面31および第2前面32を接続するように構成されている。リアフレーム3は樹脂もしくは板金により形成されている。
【0043】
リアフレーム3の、第2前面32は、リアフレーム3のうちの、上下方向における下方部分に配置されている。
【0044】
(構成部品の構成)
構成部品4は、
図3に示すように、リアフレーム3の第2前面32に対応する背面に取り付けられている。構成部品4は、表示装置100を制御する基板を含む。また、構成部品4は、音を出す部品を含む。具体的には、構成部品4は、電源基板41と、制御基板42とスピーカ43とのうち少なくとも一つを含んでいる。電源基板41は、表示パネル1およびバックライト部2に電力を供給する。制御基板42は、表示パネル1およびバックライト部2の制御を行う。スピーカ43は、表示装置100において再生される音声を出力する。
【0045】
(リアカバーの構成)
リアカバー5は、リアフレーム3の一部および構成部品4を背面から覆うように設けられている。リアカバー5は、
図3に示すように、リアフレーム3および構成部品4に対して背面側(Z2方向側)に設けられている。リアカバー5は、樹脂製であり、ねじなどの固定具(図示せず)により、リアフレーム3の背面に取り付けられている。
【0046】
リアカバー5は、背面がリアフレーム3の第1前面31に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、構成部品4を背面側から覆うように構成されている。つまり、リアカバー5は、リアフレーム3のうちの、上下方向における下方部分を覆うように配置されている。
【0047】
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
【0048】
第1実施形態では、上記のように、リアフレーム3は、光学部材21と第1距離D1だけ離間した第1光源部231が配置される第1前面31と、光学部材21と第2距離D2だけ離間した第2光源部232が配置される第2前面32とを有している。また、第2前面32は、第1前面31よりも光学部材21に近い位置に配置されている。これにより、第2前面32を第1前面31よりも光学部材21に近い方向の前方側(Y1方向側)に配置することができる。この結果、第2前面32に対応する背面側に、必要な部材を配置するためのスペースを確保することができ、確保されたスペースに、制御基板42やスピーカ43などの必要な部材が配置できる。その結果、必要な部材を配置するためのスペースがリアフレーム3の前後方向(Y方向)の厚さよりも著しく大きくなり、表示パネル1に沿った面から表示装置100の前後方向(Y方向)における後方(Y2方向側)への突出部ができるのを抑制することができるので、表示装置の前後方向の厚さが大きくなるのを抑制することができる。また、表示装置100を梱包して搬送または保管する場合に、梱包の前後方向(Y方向)の大きさが大きくなるのを抑制することができるので、表示装置100の搬送時または保管時において省スペース化を図ることができる。
【0049】
また、第1実施形態では、上記のように、第2レンズ232aは、第1レンズ231aよりも、光をより拡散させるように構成されている。これにより、光学部材21に近い位置に配置された第2光源部232からの光を第2レンズ232aにより広い角度に拡散させることができる。これにより、光学部材21に近い位置の第2光源部232から照射される光が拡散しないで表示パネル1の一部に集中して照射されるのを抑制することができるので、第2光源部232の直上の表示パネル1の一部の輝度が過度に大きくなることに起因して表示パネルの画面上に輝度むらが発生するのを抑制することができる。
【0050】
また、第1実施形態では、上記のように、リアフレーム3は、第1前面31と第2前面32との境界に段差部が設けられている。これにより、第1前面31と第2前面32とをなだらかな面により接続する場合と異なり、第2前面32と第1前面31とを接続する面の前後方向から見た平面積を小さくすることができる。その結果、背面側(Y2方向側)にスペースを確保することが可能な第2前面32を大きくすることができる。
【0051】
また、第1実施形態では、上記のように、表示装置は、リアフレーム3の第2前面32に対応する背面に配置される構成部品4と、構成部品4を背面側から覆うリアカバー5と、を備える。これにより、リアフレーム3において第1前面31よりも前方側(Y1方向側)に位置する第2前面32に対応する背面に構成部品4を配置することができるので、構成部品4の配置スペースが背面側に大きく突出するのを抑制することができる。また、リアフレーム3の一部である第2前面32に対応する背面に配置される構成部品4をリアカバー5によって覆うので、リアカバー5によりリアフレーム3の全体を覆う必要がない。これにより、リアカバー5の大型化を抑制することができる。
【0052】
また、第1実施形態では、上記のように、構成部品4は、表示パネル1およびバックライト部2に電力を供給する電源基板41と、表示パネル1およびバックライト部2の制御を行う制御基板42と、スピーカ43とを含む。これにより、第2前面32に対応する背面側のスペースに、電源基板41、制御基板42およびスピーカ43を配置することができる。また、表示パネル1の周縁部にこれらの構成部品4を配置しないので、表示パネル1の周縁の枠部が大きくなるのを抑制することができる。
【0053】
また、第1実施形態では、上記のように、リアカバー5は、背面がリアフレーム3の第1前面31に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、構成部品4を背面側から覆うように構成されている。これにより、表示装置100の背面側の位置を、リアフレーム3の第1前面31に対応する背面の位置に揃えることができるので、表示装置100の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを効果的に抑制することができる。また、表示装置100の背面側に突出する部分ができるのを抑制することができるので、表示装置100を梱包する梱包材の大きさを突出部の大きさに合わせて大きくする必要がない。これにより、梱包材の前後方向(Y方向)の大きさが大きくなるのを効果的に抑制することができる。
【0054】
また、第1実施形態では、上記のように、第1光源部231および第2光源部232は、各々、光を発するLED231bおよび232bと、複数の発光素子が配置される光源基板231cおよび232cとを有する。また、バックライト部2は、光源部23からの光を表示パネル1側に反射する反射シート22(反射部材)を含んでいる。第2光源部232に設けられた光源基板232c、および、第2前面32の前後方面(Y方向)における前方に配置された反射シート22の少なくとも一方には、光の反射を抑制するための光反射抑制部24が設けられている。これにより、光源部23からの光を反射シート22により反射して効率よく光学部材21に入射させることができる。また、光学部材21に近い第2光源部232からの光の反射を光反射抑制部24a、24b、および24cにより抑制することができるので、光学部材21に近い第2光源部232からの光が、拡散せずに一部に集中するのを効果的に抑制することができる。その結果、第2光源部232の直上の表示パネル1の一部の輝度が過度に大きくなることに起因して表示パネル1の画面上に輝度むらが発生するのを効果的に抑制することができる。
【0055】
また、第1実施形態では、上記のように、リアフレーム3の、第2前面32は、リアフレーム3のうちの、上下方向(Z方向)における下方部分(Z2方向側)に配置されている。これにより、リアフレーム3の上下方向(Z方向)および左右方向(X方向)における端部に第2前面32を配置することができるので、上下方向(Z方向)における端部のリアフレーム3の背面に必要な部材を配置するためのスペースを確保することができる。
【0056】
また、第1実施形態では、上記のように、バックライト部2は、光源部23と光学部材21との距離を均一に保つためのパネルポスト25(柱状スペーサ部材)を含み、パネルポスト25は、第1前面31に配置されるパネルポスト251(第1柱状スペーサ素材)と、第2前面32に配置されるパネルポスト252(第2柱状スペーサ素材)とを有し、パネルポスト251は、パネルポスト252よりも前後方向(Y方向)の長さが長く形成されている。これにより、パネルポスト251によって、第1前面31に配置された第1光源部231と光学部材21との第1距離D1を均一に保つことができるとともに、パネルポスト252により、第2前面32に配置された第2光源部232と光学部材21との第2距離D2を均一に保つことができる。その結果、光源部23からの光の照射の状態を維持することができるので、表示パネル1に照射される光の状態が変化して輝度むらが発生するのを抑制することができる。
【0057】
[第2実施形態]
次に、
図13を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、バックライト部2が2つの互いに異なる光学的距離に配置された複数の光源部を含む構成の上記第1実施形態とは異なり、バックライト部が3つの互いに異なる光学的距離に配置された複数の光源部を含む構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
【0058】
第2実施形態による表示装置200は、
図13に示すように、表示パネル1(
図1参照)と、バックライト部2(
図2参照)と、リアフレーム203と、構成部品4と、リアカバー205とを備えている。
【0059】
リアフレーム203は、第1前面203aと、第2前面203bと、第3前面203cとを含んでいる。また、バックライト部2は、第1光源部230aと、第2光源部230bと、第3光源部230cとを含んでいる。
【0060】
第1前面203aには、第1光源部230aが配置されている。また、第2前面203bには、第2光源部230bが配置されている。また、第3前面203cには、第3光源部230cが配置されている。
【0061】
第1光源部230aは、光学部材21と第1距離D11だけ離間している位置に配置される。第2光源部230bは、光学部材21と第2距離D12だけ離間した位置に配置される。第3光源部230cは、光学部材21と第3距離D13だけ離間した位置に配置される。第2距離D12は、第1距離D11よりも小さい。第3距離D13は、第1距離D11および第2距離D12よりも小さい。つまり、光学部材21と光源部との間の距離は、第1距離D11、第2距離D12、第3距離D13の順に小さくなっている。
【0062】
第2実施形態では、リアフレーム203は、光学部材21と第1距離D11だけ離間した第1光源部230aが配置される第1前面203aと、光学部材21と第2距離D12だけ離間した第2光源部230bが配置される第2前面203bと、光学部材21と第3距離D13だけ離間した第3光源部230cが配置される第3前面203cと、を有している。また、第2前面203bは、第1前面203aよりも光学部材21に近い位置に配置されている。また、第3前面203cは、第1前面203aおよび第2前面203bよりも光学部材21に近い位置に配置されている。つまり、リアフレーム203は、第1前面203a、第2前面203b、第3前面203cの順で、光学部材21に近い位置に配置される。
【0063】
リアカバー205は、リアフレーム203の一部および構成部品4を背面から覆うように配置されている。具体的には、リアカバー205は、背面がリアフレーム203の第1前面203aに対応する背面と略面一になるように配置されている。また、リアカバー205は、リアフレーム203のうちの、上下方向における下方部分を覆うように配置されている。また、リアカバー205は、リアフレーム203の第2前面203bおよび第3前面203cの背面側を覆うように配置されている。
【0064】
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0065】
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、表示装置200の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを抑制することができる。
【0066】
また、第2実施形態では、リアフレーム203と光学部材21との距離を3段階に変化するように、第1前面203a、第2前面203b、第3前面203cが設けられている。これにより、比較的大きな部材を、空間が大きくなる第3前面203cに対応する背面側のスペースに配置し、比較的小さな部材を第2前面203bに対応する背面側のスペースに配置することができる。
【0067】
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0068】
[第3実施形態]
次に、
図14を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、リアフレーム3の上下方向(Z方向)の下方部(Z2方向側)に第2前面32を配置する上記第1実施形態とは異なり、第2前面がリアフレームの左右方向における両端部分に配置されている例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
【0069】
第3実施形態による表示装置300は、
図14に示すように、表示パネル1(
図1参照)と、バックライト部2(
図2参照)と、リアフレーム303と、構成部品4と、リアカバー305とを備えている。
【0070】
第3実施形態のリアフレーム303は、第1前面303aと、第2前面303bおよび303cとを含んでいる。第2前面303bおよび303cは、リアフレーム303の左右方向における両端部分にそれぞれ配置されている。第1前面303a、第2前面303bおよび303cには、
図14に示すように、それぞれ、第1光源部330a、第2光源部330bおよび330cが配置されている。
【0071】
第1光源部330aは、光学部材21と第1距離D21だけ離間している位置に配置されている。第2光源部330bおよび330cは、光学部材21と第2距離D22だけ離間した位置に配置されている。第2距離D22は、第1距離D21よりも距離が小さくなるよう構成されている。
【0072】
第3実施形態では、リアフレーム303は、光学部材21と第1距離D21だけ離間した第1光源部330aが配置される第1前面303aと、光学部材21と第2距離D22だけ離間した第2光源部330bおよび330cが配置される第2前面303bおよび303cと、を有している。また、第2前面303bおよび303cは、第1前面303aよりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【0073】
リアカバー305は、リアフレーム303の一部および構成部品4を背面から覆うように配置されている。具体的には、リアカバー305は、背面がリアフレーム303の第1前面303aに対応する背面と略面一になるように配置されている。また、リアカバー305は、リアフレーム303のうちの、左右方向における両端部を覆うように配置されている。また、リアカバー305は、リアフレーム303の第2前面303bおよび303cの背面側を覆うように配置されている。
【0074】
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0075】
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、第1実施形態と同様に、表示装置300の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを抑制することができる。
【0076】
また、第3実施形態では、上記のように、第2前面303bおよび303cが、リアフレーム303のうちの、左右方向における両端部分に配置されている。これにより、リアフレーム303の左右方向における端部に第2前面303bおよび303cを配置することができるので、左右方向における端部のリアフレームの背面に必要な部材を配置するためのスペースを確保することができる。また、スペースが左右方向の端部に設けられているので、例えば、2つの部品から構成される構成部品を、表示装置の前後方向における厚さを抑制しつつ設置することができる。
【0077】
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0078】
[第4実施形態]
次に、
図15を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。この第4実施形態では、第1前面31と第2前面32とを斜めの段差部により接続する上記第1実施形態とは異なり、段差部が表示装置における前後方向(Y方向)に沿った面に対して平行であり、かつ第1前面および第2前面に対して垂直に設けられている例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
【0079】
第4実施形態による表示装置400は、
図15に示すように、表示パネル1(
図1参照)と、バックライト部2(
図2参照)と、リアフレーム403と、構成部品4と、リアカバー405とを備えている。
【0080】
第4実施形態のリアフレーム403は、第1前面403aと、第2前面403bとを含んでいる。また、リアフレーム403は、第1前面403aと第2前面403bとの境界に段差部433が設けられている。段差部433は、表示装置400における前後方向(Y方向)に沿った面に対して平行であり、かつ、第1前面403aおよび第2前面403bに対して垂直に設けられている。第1前面403aおよび第2前面403bには、
図15に示すように、それぞれ、第1光源部430a、第2光源部430bが配置されている。
【0081】
第1光源部430aは、光学部材21と第1距離D31だけ離間している位置に配置されている。第2光源部430bは、光学部材21と第2距離D32だけ離間した位置に配置されている。第2距離D32は、第1距離D31よりも距離が小さくなるよう構成されている。
【0082】
第4実施形態では、リアフレーム403は、光学部材21と第1距離D31だけ離間した第1光源部430aが配置される第1前面403aと、光学部材21と第2距離D32だけ離間した第2光源部430bが配置される第2前面403bと、を有している。また、第2前面403bは、第1前面403aよりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【0083】
リアカバー405は、リアフレーム403の一部および構成部品4を背面から覆うように配置されている。具体的には、リアカバー405は、背面がリアフレーム303の第1前面403aに対応する背面と略面一になるように配置されている。また、リアカバー405は、リアフレーム403のうちの、上下方向における下方部分を覆うように配置されている。また、リアカバー405は、リアフレーム403の第2前面403bの背面側を覆うように配置されている。
【0084】
なお、第4実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0085】
(第4実施形態の効果)
第4実施形態では、第1実施形態と同様に、表示装置400の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを抑制することができる。
【0086】
また、第4実施形態では、上記のように、段差部433は、表示装置400における前後方向(Y方向)に沿った面に対して平行であり、かつ、第1前面403aおよび第2前面403bに対して垂直に設けられている。これにより、第1前面403aと第2前面403bとをなだらかな面により接続する場合と異なり、第1前面403aと第2前面403bとの接続部の距離を小さくすることができる。これにより、背面側にスペースを確保することが可能な第2前面403bを大きくすることができる。
【0087】
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0088】
[第5実施形態]
次に、
図16を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。この第5実施形態では、第2前面32に対応する背面側に配置された構成部品4をリアカバー5により覆う構成の上記第1実施形態とは異なり、第2前面に対応する背面側に配置された構成部品をリアカバーおよびリアフレームにより覆う構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
【0089】
第5実施形態による表示装置500は、
図16に示すように、表示パネル1(
図1参照)と、バックライト部2(
図2参照)と、リアフレーム503と、構成部品4と、リアカバー505とを備えている。
【0090】
第5実施形態のリアフレーム503は、第1前面503aと、第2前面503bとを含んでいる。また、リアフレーム503は、第1前面503aと第2前面503bとの境界に段差部533が設けられている。段差部533は、表示装置500における前後方向(Y方向)に沿った面に対して平行であり、かつ、第1前面503aおよび第2前面503bに対して垂直に設けられている。第2前面503bの背面側の一部は、第1前面503aの一部に覆われている。第1前面503aおよび第2前面503bは、
図16に示すように、それぞれ、第1光源部530a、第2光源部530bが配置されている。
【0091】
第1光源部530aは、光学部材21と第1距離D41だけ離間している位置に配置されている。第2光源部530bは、光学部材21と第2距離D42だけ離間した位置に配置されている。第2距離D42は、第1距離D41よりも距離が小さくなるよう構成されている。
【0092】
第5実施形態では、リアフレーム503は、光学部材21と第1距離D41だけ離間した第1光源部530aが配置される第1前面503aと、光学部材21と第2距離D42だけ離間した第2光源部530bが配置される第2前面503bと、を有している。また、第2前面503bは、第1前面503aよりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【0093】
リアカバー505は、リアフレーム503の一部および構成部品4を背面から覆うように配置されている。具体的には、リアカバー505は、背面がリアフレーム503の第1前面503aに対応する背面と略面一になるように配置されている。また、リアカバー505は、リアフレーム503のうちの、上下方向における下方部分を覆うように配置されている。また、リアカバー505は、リアフレーム503の第2前面503bの背面側の下方部分の一部を覆うように配置されている。
【0094】
なお、第5実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0095】
(第5実施形態の効果)
第5実施形態では、第1実施形態と同様に、表示装置500の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを抑制することができる。
【0096】
第5実施形態では、上記のように、第2前面503bの一部が、第1前面503aの一部に覆われている。これにより、第2前面503bが第1前面503aの一部に覆われている場合と異なり、リアカバー505の面積が小さくなる。これにより、リアカバー505の面積を効果的に減らすことができる。
【0097】
なお、第5実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0098】
[第6実施形態]
次に、
図17を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。この第6実施形態では、リアカバー5の、下面が水平方向に沿って延びる構成の上記第1実施形態とは異なり、リアカバーの下面が、リアフレームの下面と同様に上方に傾斜するように延びる構成の例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
【0099】
第6実施形態による表示装置600は、
図17に示すように、表示パネル1(
図1参照)と、バックライト部2(
図2参照)と、リアフレーム603と、構成部品4と、リアカバー605とを備えている。
【0100】
第6実施形態のリアフレーム603は、第1前面603aと、第2前面603bおよび下部傾斜面603cとを含む。下部傾斜面603cは、第2前面603bの、表示装置600における左右方向(X方向)に沿った辺のうち、下方側(Z2方向側)にある辺と傾斜して接続されている。また、リアフレーム603は、第1前面603aと第2前面603bとの境界に段差部633が設けられている。段差部633は、表示装置600における前後方向(Y方向)に沿った面に対して平行であり、かつ、第1前面603aおよび第2前面603bに対して垂直に設けられている。第1前面603aおよび第2前面603bには、
図17に示すように、それぞれ、第1光源部630a、第2光源部630bが配置されている。
【0101】
第1光源部630aは、光学部材21と第1距離D51だけ離間している位置に配置されている。第2光源部630bは、光学部材21と第2距離D52だけ離間した位置に配置されている。第2距離D52は、第1距離D51よりも距離が小さくなるよう構成されている。
【0102】
第6実施形態では、リアフレーム603は、光学部材21と第1距離D51だけ離間した第1光源部630aが配置される第1前面603aと、光学部材21と第2距離D52だけ離間した第2光源部630bが配置される第2前面603bと、を有している。また、第2前面603bは、第1前面603aよりも光学部材21に近い位置に配置されている。
【0103】
リアカバー605は、リアフレーム603の一部および構成部品4を背面から覆うように配置されている。具体的には、リアカバー605は、背面がリアフレーム603の第1前面603aに対応する背面と略面一になるように配置されている。また、リアカバー605は、リアフレーム603のうちの、上下方向における下方部分を覆うように配置されている。また、リアカバー605は、リアフレーム603の第2前面603bの背面側を覆うように配置されている。また、リアカバー605は、下面が、リアフレーム603の下部傾斜面603cと同様に上方に傾斜するように延びるように形成されている。
【0104】
なお、第6実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
【0105】
(第6実施形態の効果)
第6実施形態では、第1実施形態と同様に、表示装置600の前後方向(Y方向)の厚さが大きくなるのを抑制することができる。
【0106】
また、第6実施形態では、上記のように、リアカバー605は、下部傾斜面603cと略面一になるように配置された状態で、構成部品4を背面側(Y2方向側)から覆うように構成されている。これにより、表示装置600の上下方向(Z方向)における底面側の位置を、リアフレームの上下方向(Z方向)における底面である、下部傾斜面603cの位置に揃えることができる。これにより、リアフレームの上下方面(Z方向)における底面を考慮せずにリアカバー605を形成する場合に比べ、リアカバー605の面積が小さくなる。その結果、リアカバー605の面積を効果的に減らすことができる。
【0107】
なお、第6実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0108】
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
【0109】
例えば、上記第1実施形態では、光源部がリアフレームの左右方向(X方向)に沿って配置される例を示したが、本発明はこれに限らない。リアフレームの上下方向(Z方向)に沿って配置してもよい。
【0110】
また、第1実施形態では、リアフレーム3の第1前面31と第2前面32との境界に段差部33が設けられる例を示したが、本発明はこれに限らない。第1前面31と第2前面との間に段差ができないように、第1前面31と第2前面32とが曲面あるいはなだらかな面で接続されてもよい。
【0111】
また、上記第1実施形態では、第1光源部および第2光源部の双方にレンズを含む構成を説明したが、本発明はこれに限らない。光学部材との距離が大きい第1光源部については、たとえばレンズを用いなくてもよい。
【0112】
また、上記第1実施形態では、第1レンズに屈折型レンズを使用し、第2レンズに反射/屈折型レンズを用いた構成を説明したが、本発明におけるレンズの組み合わせはこれに限らない。屈折型レンズ、反射/屈折型レンズの他に、たとえば、
図18の第1変形例に示すように、反射型レンズを用いてもよい。
図18は、反射型レンズ233aとLED233bと、光源基板233cを含む第1変形例におけるレンズ233を示している。また、透明樹脂をドームレンズ型にポッティングすることによって、レンズの代用品として用いてもよい。
【0113】
また、上記第1実施形態では、構成部品は電源基板、制御基板、およびスピーカを含む例を説明したが、本発明はこれに限らない。本発明では、例えば、構成部品は、無線LANモジュールや、放送信号を受信するチューナや、プロセッサを含む制御回路を含んでいてもよい。また、構成部品は、表示パネルおよびバックライト部に電力を供給する電源基板と、表示パネルおよびバックライト部の制御を行う制御基板と、スピーカとのうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
【0114】
また、上記第1実施形態では、光源部23の形状が表示装置の左右方向(X方向)に延びる棒状の板である例を示したが、本発明はこれに限らない。たとえば、
図19の第2変形例に示すように、光源部23aがLED231dおよび光源基板231eを含んでいてもよい。光源部23aは、
図19に示すように、光源基板231eの形状が、表示装置の左右方向(X方向)および上下方向(Z方向)に延びる板状である。光源基板231eの上方向に配置されるLED231dは、
図19に示すように、表示装置の左右方向(X方向)および上下方向(Z方向)に複数配列されている。また、
図20の第3変形例に示すように、光源部23bがLED231fおよび光源基板231gを含んでいてもよい。光源部23bは、
図20に示すように、一つのLED231fと一つの光源基板231gとを含む個片形状である。
【0115】
また、上記第1実施形態では、反射部材シートが一枚の矩形状のシートから構成された例を示したが、本発明はこれに限らない。
図21の第4変形例に示すように、反射シート22aの端部に設けられた端面傾斜部224cおよび224dが曲面で形成されていてもよい。また、
図22の第5変形例に示すように、反射シート22bが、5つの反射シート225a、225b、225c、225d、225eに分割されていてもよい。
【0116】
また、上記第1実施形態および第3実施形態では、リアフレームの第2前面は、リアフレームのうちの、上下方向における下方部分、および、左右方向における両端部分の少なくとも一方に配置されている例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、第1実施形態から第6実施形態まで、それぞれ独立した実施形態として例を示したが、第2前面の配置については、これらの実施形態を任意に組み合わせてもよい。
【0117】
また、上記第1実施形態では、リアカバー5は、リアフレーム3の一部および構成部品4を背面から覆うように設けられる例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、リアカバーは、リアフレームの第1前面に対応する背面と略面一になるように配置された状態で、構成部品を背面側から覆うように構成されていてもよい。
【符号の説明】
【0118】
1 表示パネル
1a 表示面
2 バックライト部
3、203、303、403、503、603 リアフレーム
4 構成部品
5、205、305、405、505、605 リアカバー
21 光学部材
21a 光学シート
21b 拡散板
22、22a、22b 反射シート(反射部材)
23、23a、23b 光源部
24、24a、24b、24c 光反射抑制部
25 パネルポスト(柱状スペーサ部材)
31、203a、303a、403a、503a、603a 第1前面
32、203b、303b、403b、503b、603b 第2前面
33、233a、233b、333a、333b、433、533、633 段差部
41 電源基板
42 制御基板
43 スピーカ
100、200、300、400、500、600 表示装置
231、230a、330a、430a、530a、630a 第1光源部
231a 第1レンズ
231b、232b、231d、231f LED(発光素子)
231c、232c、231e、231g 光源基板
232、230b、330b、330c、430b、530b、630b 第2光源部
232a 第2レンズ
251 パネルポスト(第1柱状スペーサ部材)
252 パネルポスト(第2柱状スペーサ部材)
D1、D11、D21、D31、D41、D51 第1距離
D2、D12、D22、D32、D42、D52 第2距離