IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 長谷川 正樹の特許一覧

<>
  • 特開-風力原動機の翼 図1
  • 特開-風力原動機の翼 図2
  • 特開-風力原動機の翼 図3
  • 特開-風力原動機の翼 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024134482
(43)【公開日】2024-10-03
(54)【発明の名称】風力原動機の翼
(51)【国際特許分類】
   F03D 3/06 20060101AFI20240926BHJP
【FI】
F03D3/06 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023061773
(22)【出願日】2023-03-20
(71)【出願人】
【識別番号】520422773
【氏名又は名称】長谷川 正樹
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 正樹
【テーマコード(参考)】
3H178
【Fターム(参考)】
3H178AA12
3H178AA40
3H178BB73
3H178CC14
(57)【要約】
【課題】翼を構成する部材を出来るだけ省略して低コスト部材を提供する。
【解決手段】開閉翼のベース板(支持部材)にアングル部を設け、アングル部に設けた切り込みに開閉翼と錘部を差し込みシャフトと軸受けを省いた事を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風力原動機においてその軸に固定されたベース板(支持部材)に切り込みを入れそこに翼を差し込んで翼の開閉をする構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、風力を利用して動力を発生させる風力原動機に関する。
【背景技術】
【0002】
風力原動機としては、垂直回転軸に取り付けられた翼において、風を受けて垂直方向に回転する翼がストッパーにより風の抗力を垂直回転軸に伝える事が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第7045102号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、この特許文献1では、翼の構造上前記のとおり翼を水平方向から垂直方向へ動作させる為に軸や軸受けを必要とし構成部材を複雑にしている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為に、本発明はベース板(支持部材)に設けたアングル部に切り込みを入れ翼(羽部材)をそのスリットに通すだけで単純化した。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、構造が簡単で製造が容易になり、コスト低減した、風力原動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の風力原動機の翼の開閉を説明する為の縦断面図である。
図2】同ベース板(支持部材)の図である。
図3】同翼(羽部材)の図である。
図4】同錘の図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【実施例0009】
図1、1のベース板(以下支持部材と称する)1には折り曲げ部(アングル部)には図2にも示す4の切り込みを入れてある。
【0010】
このスリットに翼(羽部材)2を水平に差し込んである
【0011】
同翼の差し込み部の先端部には図4にも示す錘3が接着剤などで固定されている。
【0012】
これら翼2と錘3の固定により特許文献1に記載のバランスの効果がある。
【0013】
又翼2が支持部材1から脱落しないようにする効果もある。
【0014】
支持部材1と翼2の間に風が入り翼2は垂直方向に回転する
【0015】
その結果図1の想像図の通り翼2は垂直方向に回転する
【0016】
回転した翼2は図1の支持部材1のストッパー1,5及びストッパー2,6の壁に接触することにより停止する。
【0017】
その結果受けた風の抗力により支持部材に固定された回転自在の図2の軸7に水平方向に回転トルクが発生する。
【0018】
翼2はその結果水平方向に回転し軸7の反対側に差し掛かることにより風の抗力を逆側から受けることになる。
【0019】
その結果翼2は水平方向に回転する。
【0020】
その結果翼2は支持部材1に当たり水平状態で停止する。
【0021】
特許文献1の記載の通り図2の軸7には、複数の支持部材1と翼2がスパイラルに固定されており結果、連続して軸7は回転し風力原動機となる。
【符号の説明】
【0022】
1 支持部材
2 翼(羽部材)
3 錘
4 切り込み(スリット)
5 ストッパー1(支持部材1の一部である)
6 ストッパー2(支持部材1の一部である)
7 風力原動機の軸
図1
図2
図3
図4