(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024134552
(43)【公開日】2024-10-03
(54)【発明の名称】追跡可能な充電式電池システムおよび方法
(51)【国際特許分類】
G01S 5/02 20100101AFI20240926BHJP
G01S 5/04 20060101ALI20240926BHJP
【FI】
G01S5/02 Z
G01S5/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】19
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024044456
(22)【出願日】2024-03-21
(31)【優先権主張番号】18/123,696
(32)【優先日】2023-03-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
2.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】524108640
【氏名又は名称】ビーチ ロード アセッツ, エルエルシー
【氏名又は名称原語表記】Beach Road Assets, LLC
【住所又は居所原語表記】251 East 32nd Street, Apt 9HJ New York, NY 10016 ,United States of America
(74)【代理人】
【識別番号】110000268
【氏名又は名称】オリジネイト弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】マイケル アッカーマン
【テーマコード(参考)】
5J062
【Fターム(参考)】
5J062CC07
5J062CC11
5J062CC18
5J062FF01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】追跡可能な充電式バッテリシステムを提供する。
【解決手段】本発明は、コンピューティングデバイスによって、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信し、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して、バッテリデバイスからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信し、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をコンピューティングデバイスによって表示し、コンピューティングデバイスによって、第3の通信をバッテリに送信し、バッテリデバイスによって受信されると、バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発生させる方法である。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピューティングデバイスによって、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信し、
前記コンピューティングデバイスによって、前記バッテリデバイスからの前記第1の通信に応答して、前記バッテリデバイスから前記コンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信し、
前記コンピューティングデバイスの動きおよび前記バッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を前記コンピューティングデバイスによって表示し、
前記コンピューティングデバイスによって、前記バッテリデバイスに第3の通信を送信し、この通信が前記バッテリデバイスによって受信されると、前記バッテリデバイスは少なくとも1つの可聴警報を発生させ、
前記バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって前記バッテリデバイスから前記第1の通信を受信し、前記充電基地局によって前記コンピューティングデバイスから前記第2の通信を受信し、
前記充電基地局によって第4の通信を送信し、前記バッテリデバイスおよび前記コンピューティングデバイスによって受信され、
前記コンピューティングデバイスによって、前記第2の通信および前記第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用して前記バッテリデバイスの位置を決定することを特徴とする方法。
【請求項2】
前記充電基地局のハードウェアボタンによって要求を受信し、前記充電基地局によって、前記バッテリデバイスによって受信されたときに前記バッテリデバイスに警報を提供させる別の通信を前記バッテリデバイスに送信することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記コンピューティングデバイスおよび前記バッテリデバイスは、Bluetooth (登録商標)を使用して通信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記コンピューティングデバイスおよび前記バッテリデバイスは、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を使用して通信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記バッテリデバイスが充電式バッテリを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記バッテリデバイスは、単三電池、単四電池、単二電池、単一電池、及び9V電池のうちの1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
第1端が前記バッテリデバイスに接続され、第2端が前記充電基地局に接続された充電ケーブルを挿入することによって、前記バッテリデバイスのバッテリを再充電することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記充電基地局は、USB-Aケーブルまたはコネクタ、USB-Aミニケーブルまたはコネクタ、USB-Aマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Bケーブルまたはコネクタ、USB-Bミニケーブルまたはコネクタ、USB-Bマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Cケーブルまたはコネクタ、およびバッテリデバイスのバッテリを充電するための電力を供給する充電ケーブルを受け取るための ライトニングケーブルまたはコネクタの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記コンピューティングデバイスを表す第1のユーザインターフェース要素を前記GUI上に表示し、前記バッテリを表す第2のユーザインターフェース要素を前記GUI上に表示し、前記第1のユーザインターフェース要素と前記第2のユーザインターフェース要素は、バッテリからのRSSIに応答してリアルタイムで移動することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記バッテリデバイスは、複数のバッテリデバイスのうちの第1のバッテリを備え、前記方法は、前記コンピューティングデバイスによって、前記複数のバッテリデバイスのリストと、前記複数のバッテリデバイスのそれぞれに関連する情報を表示することをさらに含み、
前記複数のバッテリデバイスは、複数のバッテリデバイスそれぞれの名前、および複数のバッテリデバイスそれぞれのRSSIに関連する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記コンピューティングデバイスを表す前記第1のユーザインターフェース要素を前記GUI上に表示し、各々の前記第2のユーザインターフェース要素が前記GUI上の前記複数のバッテリデバイスのうちのバッテリデバイスを表す複数の第2のユーザインターフェース要素を表示し、前記第1のユーザインターフェース要素および前記複数の第2のユーザインターフェース要素のそれぞれは、複数のバッテリデバイスのそれぞれからのRSSIに応答してリアルタイムで移動することをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記バッテリデバイスおよび前記コンピューティングデバイスのうちの少なくとも1つの動きに応答して、前記可聴警報の音量および前記可聴警報の種類のうちの1つをリアルタイムで変更することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つの可聴警報は、低レベル可聴警報および高レベル可聴警報のうちの1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記バッテリデバイスからのRSSIが特定のレベル未満である場合に、前記コンピューティングデバイスよってリンク損失警報を提供することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記コンピューティングデバイスによって、前記第3の通信を前記バッテリデバイスに送信し、前記バッテリデバイスによって受信されると、前記バッテリデバイスは、前記バッテリデバイスに接続された少なくとも1つの照明デバイスによって表示される少なくとも1つの視覚警報、および前記バッテリデバイスに接続された触覚デバイスによって提供される少なくとも1つの触覚警報のうちの1つを提供することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記コンピューティングデバイスおよび前記バッテリデバイスは、Bluetooth(登録商標)メッシュを使用して通信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記コンピューティングデバイスおよび前記バッテリデバイスは、Zigbeeネットワーク、LoRaWANネットワーク、Wi-Fiネットワーク、Z-waveネットワーク、近距離無線通信(NFC)ネットワーク、MQTTネットワークおよびセルラーネットワークの少なくとも1つを使用して通信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項18】
コンピュータ可読命令を記憶するメモリを備えるコンピューティングデバイスと、
命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサと、を有し、
前記命令は、
別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信し、
前記バッテリデバイスから前記コンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を前記第1の通信に応答して前記バッテリデバイスから受信し、
前記コンピューティングデバイスの動きおよび前記バッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供する前記RSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示し、
前記バッテリデバイスに第3の通信を送信し、前記バッテリデバイスが受信すると、前記バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発生するようにし、
前記バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって前記バッテリデバイスから前記第1の通信を受信し、前記充電基地局によって前記コンピューティングデバイスから前記第2の通信を受信し、
前記バッテリデバイスおよび前記コンピューティングデバイスによって受信されるために、前記充電基地局によって第4の通信を送信し、
前記第2の通信および前記第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用して前記バッテリデバイスの位置を決定するものであることを特徴とするシステム。
【請求項19】
コンピューティングデバイスによって実行されると、コンピューティングデバイスに動作を実行させる命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記動作は、
別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信し、
前記第1の通信に応答して前記バッテリデバイスからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信し、
前記コンピューティングデバイスの動きおよび前記バッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供する前記RSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示し、
前記バッテリデバイスに第3の通信を送信し、前記バッテリデバイスが受信すると、前記バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発生させ、
前記バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって前記バッテリデバイスから前記第1の通信を受信し、前記充電基地局によって前記コンピューティングデバイスから前記第2の通信を受信し、
前記充電基地局によって第4の通信を送信し、前記バッテリデバイスおよび前記コンピューティングデバイスによって受信され、
前記第2の通信および前記第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用して前記バッテリデバイスの位置を決定するものであることを特徴とする非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
多くの場合、さまざまな環境で電子デバイスや物体の位置を特定するのは困難なことがある。たとえば、住宅環境や商業環境では、電子デバイスや物体を置き忘れてしまうことがよくある。これは、電子デバイスのサイズが小さい場合に特に当てはまる。多くの場合、家庭には、テレビ、おもちゃ、または別の電子デバイスなどの一次電子デバイスを操作するために使用される様々なリモコンや二次電子デバイスが多数あることがある。リモコンや補助デバイスは、簡単に置き忘れたり紛失したりする可能性がある。さらに、人間の目への視線に依存することは非効率的で効果的ではない。多くの場合、周囲が暗いか、照明源が利用できない可能性がある。主要な電子デバイスや紛失したリモコンや二次電子デバイスを探すのは時間がかかり、いらだつことがある。多くの場合、テレビなどの主デバイスは、リモコンなどの二次デバイスなしでは使用できないことがある。
【0002】
これらの問題を念頭に置いて、数ある中で。開示のさまざまな態様が考案された。
【発明の概要】
【0003】
一態様によれば、追跡可能な充電式バッテリシステムは、互いに通信する1つまたは複数のバッテリデバイスおよび1つまたは複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。一例では、コンピューティングデバイスは、バッテリデバイスのそれぞれに少なくとも1つの通信を送信し、バッテリデバイスのそれぞれの位置を決定するためのバッテリ追跡アプリケーションを有するとよい。バッテリ追跡アプリケーションは、バッテリデバイスからの可聴警報、視覚警報、および触覚警報などの警報を提供するために、バッテリデバイスのそれぞれに別の通信を送信することもできる。充電式基地局は、バッテリデバイスを充電し、1つまたは複数のバッテリデバイスおよび1つまたは複数のコンピューティング装置と通信するために使用されるとよい。その結果、ユーザは、1つ以上のバッテリデバイスのそれぞれを見つけることができる。
【0004】
一態様によれば、方法は、コンピューティングデバイスによって、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信するステップと、前記コンピューティングデバイスによって、前記バッテリデバイスからの前記第1の通信に応答して、前記バッテリから前記コンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信するステップと、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をコンピューティングデバイスによって表示するステップと、前記バッテリデバイスによって受信されると、前記バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発するバッテリデバイスに、前記コンピューティングデバイスによって第3の通信を送信するステップと、を有する。さらに、この方法は、バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって、バッテリデバイスからの第1の通信を受信するステップと、充電基地局によってコンピューティングデバイスからの第2の通信を受信するステップと、バッテリデバイスおよびコンピューティング装置によって受信されるために、充電基地局によって第4の通信を送信するステップと、コンピューティングデバイスによって、第2の通信および第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用してバッテリデバイスの位置を決定するステップと、を含む。この方法は、充電基地局のハードウェアボタンによって要求を受信することと、充電基地局によって、バッテリデバイスに別の通信を送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに警報を提供することを含む。
【0005】
別の態様によれば、システムは、コンピュータ可読命令を格納するメモリと、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信するための命令を実行する少なくとも1つのプロセッサと、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して第2の通信を受信し、第2の通信は、バッテリからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示し、第3の通信をバッテリデバイスに送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに少なくとも1つの可聴警報を提供することを含む。
【0006】
追加の態様によれば、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、コンピューティングデバイスによって実行されると、コンピューティングデバイスに操作が実行され、別のデバイスに電力を供給するシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信することを含む動作を行う命令を記憶することと、前記第1の通信に応答して、前記バッテリデバイスから前記コンピューティング装置への受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信するステップと、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示するステップと、第3の通信をバッテリデバイスに送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに少なくとも1つの可聴警報を提供するステップと、を含む。
【0007】
本開示のこれらおよび他の態様、特徴、および利点は、以下の図面と併せて、好ましい実施形態および態様についての以下の詳細な書面による説明から明らかになるであろう。ただし、本開示の新規な概念の精神および範囲から逸脱することなく、その変更および修正を行うことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
添付の図面は、本開示の実施形態および/または態様を示し、書面による説明とともに、本開示の原理を説明するのに役立つ。 可能な限り、実施形態の同じまたは同様の要素を指すために、図面全体にわたって同じ参照番号が使用される。
【0009】
【
図1A】本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステムの図である。
【0010】
【
図1B】本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステムのブロック図である。
【0011】
【
図1C】本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステムの充電式基地局のブロック図である。
【0012】
【
図2】本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステムの第1の図である。
【0013】
【
図3】本開示の一例による追跡可能な充電式電池システムの別の図である。
【0014】
【
図4】本開示の一例による、追跡可能な再充電可能バッテリシステムの追跡可能なバッテリデバイスを位置特定する例示的な方法を示す。
【0015】
【
図5A】本開示の一例によるコンピューティングデバイスのバッテリ追跡アプリケーションの第1のグラフィカルユーザインターフェースを示す。
【0016】
【
図5B】本開示の一例によるコンピューティングデバイスのバッテリ追跡アプリケーションの第2のグラフィカルユーザインターフェースを示す。
【0017】
【
図6】本開示の一例による追跡可能なバッテリデバイスの位置測位方法の一例を示す。
【0018】
【
図7】本開示の一例による、追跡可能なバッテリデバイスの位置測位方法の別の例を示す。
【0019】
【
図8】本開示の一例による、追跡可能なバッテリデバイスの位置測位方法の別の例を示す。
【0020】
【
図9】本開示の一例による、追跡可能なバッテリデバイスの位置測位方法の別の例を示す。
【0021】
【
図10】本開示の一例による、追跡可能なバッテリデバイスの位置測位方法の別の例を示す。
【0022】
【
図11】本開示の一例による、追跡可能なバッテリデバイスの三角測量に基づく位置推定を示す図である。
【0023】
【
図12】本開示の一例による追跡可能なバッテリデバイスの例示的な図を示す。
【0024】
【
図13】本開示の一例による、本技術の特定の態様を実装するためのシステムの一例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明は、添付の図面を参照して以下にさらに詳しく説明される。 以下の説明は、いくつかの実施形態が説明されるという点で例示的である(例えば、「好ましくは」、「例えば」、または「一実施形態では」という用語の使用によって)。 しかしながら、本発明は、本発明の精神及び範囲内の代替物、修正物、及び等価物を含む、本明細書に具体的に記載されていない他の実施形態を包含するため、これらは、本発明の唯一の実施形態を限定するものとして、又は説明するものとして見なされるべきではない。しかしながら、本発明は、本発明の精神及び範囲内の代替物、修正物、及び等価物を含む、本明細書に具体的に記載されていない他の実施形態を包含するため、これらは、本発明の唯一の実施形態を限定するものとして、又は説明するものとして見なされるべきではない。さらに、説明全体にわたる用語「発明」、「本発明」、「実施形態」、および同様の用語の使用は、広範に使用されており、本発明が以下を必要とする、または特定の態様が説明されているか、またはそのような説明が本発明を作成または使用できる唯一の方法であることに限定されることを意味するものではない。また、本発明は、特定の用途に関連して説明されるかもしれない。しかしながら、本発明は、特に説明されていない様々な用途に使用してもよい。
【0026】
記載された実施形態、および明細書中の「一実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」などへの言及は、記載された実施形態が特定の構成、構造、または特徴を含むことを示す。このような語句は、必ずしも同じ実施形態を指しているわけではない。特定の構成、構造、または特徴が実施形態に関連して説明されている場合、当業者は、明示的に記載されているかどうかに関係なく、他の実施形態に関連してそのような構成、構造、または特徴を実現することができる。
【0027】
いくつかの図において、異なる図面であっても同様の機能を有する同様の要素には同様の参照符号を使用する場合がある。説明した実施形態、およびそれらの詳細な構造および要素は、単に本発明の包括的な理解を助けるために提供されたものである。したがって、本発明はさまざまな方法で実施することができ、本明細書で説明する特定の特徴を必要としないことは明らかである。また、周知の機能や構造については、不必要な詳細を記載すると本発明を曖昧にするため、詳細には説明しない。特に断りのない限り、図面中の信号矢印は単なる例示として考えられるべきであり、限定するものではない。さらに、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって最もよく定義されるため、この説明は限定的な意味で解釈されるべきではなく、単に本発明の一般原理を説明する目的でなされたものである。
【0028】
「第1」、「第2」などの用語が本明細書では様々な要素を説明するために使用されるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことは理解されるであろう。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。純粋に非限定的な例として、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素を第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用される場合、「および/または」という用語には、関連する列挙された項目の1つまたは複数のあらゆる組み合わせが含まれる。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈上明らかに別段の指示がない限り、複数形も含むものとする。また、いくつかの代替実装形態では、記載された機能および/または動作が、いくつかの図のうちの少なくとも1つに表されている順序と異なる順序で発生する可能性があることにも留意されるとよい。単に非限定的な例として、連続して示される2つの図は、説明または図示される機能および/または動作に応じて、実際には実質的に同時に実行されるか、または場合によっては逆の順序で実行される場合がある。
【0029】
また、いくつかの代替実施形態では、記載された機能/動作が、図に記載された順序とは異なる場合があることにも留意されるとよい。たとえば、連続して示される2つの図は、実際には、関連する機能/動作に応じて、実質的に同時に実行されることもあれば、逆の順序で実行されることもある。
【0030】
特に「できる」、「できた」、「かもしれない」、または「してもよい」などの条件付きの文言は、特に別段の記載がない限り、または使用される文脈内で別段理解されない限り、一般に、特定の実施形態が含むことを伝えることを意図している。 一方、他の実施形態は、特定の構成、要素、および/またはステップを含まない。 したがって、そのような条件付き言語は、一般に、構成、要素、および/またはステップが何らかの形で1つまたは複数の実施形態に必要であること、または1つまたは複数の実施形態が、ユーザ入力またはプロンプトの有無にかかわらず、 これらの構成、要素、および/またはステップは、特定の実施形態に含まれるか、実行されることになる。
【0031】
技術の進歩に伴い、電子デバイスのサイズは小型化し続けている。これには多くの利点がある。ただし、小型の電子デバイスは紛失したり置き忘れたりしやすい。さらに、多くの場合、電子デバイスは、一次電子デバイス、または一次電子デバイスを制御または操作するために使用できる二次電子デバイスのいずれかである場合がある。一例では、二次電子装置は、一次電子装置のリモコンであってもよい。
【0032】
一例として、ビデオゲームシステムなどの主要な電子デバイスが、多数のクッションを備えたソファの中で紛失する可能性がある。あるいは、リモコンなどの二次電子デバイスがソファの中で紛失してしまう可能性もある。別の例として、リモコンがオフィス内で多数の事務用品や書類に紛れて紛失する可能性がある。また、子供が誤って主要な電子デバイスを車の中に放置し、置き忘れてしまう可能性もある。一次電子デバイスや二次電子デバイスなどの多くの電子デバイスは電池を利用している。
【0033】
追跡可能な充電式バッテリの位置を特定するシステムおよび方法の態様は、別のデバイスに電力を供給するシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリと、バッテリと通信してバッテリの位置を決定するコンピューティングデバイスとを含むとよいし、また、別の通信を送信して、SoC によって提供される可聴警報、視覚警報、および触覚警報などの1つまたは複数の警報をアクティブにするとよい。二次電子デバイスなどの多くの家庭用電子デバイスはバッテリを使用できる。一例として、二次電子デバイスには、ゲームコントローラ、車などの別のデバイスを制御できるリモコン、テレビのリモコン、メディアデバイスのリモコン、ストリーミングデバイスのリモコンなどが含まれるが、これらに限定されない。多くの場合、バッテリを使用する家庭用電子デバイスは小型であり、紛失したり置き忘れたりしやすい場合がある。主要な電子デバイスやリモコンなどの二次的な電子デバイスを紛失すると、非常にいらだつことがある。リモコンがないと、主要な電子デバイスを使用できない場合がある。
【0034】
追跡可能な充電式バッテリ システムは、1つ以上の充電式バッテリ、例えば1つ以上のダブルA(AA)電池、1つ以上のトリプルA(AAA)電池、1つ以上の単二電池、1つ以上の単一電池、1つ以上の9ボルト電池など、中でもシステム オン チップ(SoC)に関連付けることができるBluetooth(登録商標)追跡デバイスと接続または通信できるものも含むとよい。追跡デバイスを使用すると、バッテリが組み込まれて電力を供給していて、紛失したデバイス (たとえば、ゲーム コントローラ、テレビや子供のおもちゃなどの別のデバイスのリモコンなど) を簡単に見つけられるようにすることができる。
【0035】
各バッテリは、電源ソケットまたは電力供給されたユニバーサル シリアル バス (USB)プラグなどに差し込まれたベース ユニットにバッテリを置くことによって充電できる。バッテリには充電可能なUSB-Cポートが組み込まれている。ベースユニットは、USB-Aケーブルまたはコネクタ、USB-A Miniケーブルまたはコネクタ、USB-A Microケーブルまたはコネクタ、USB-Bケーブルまたはコネクタ、USB-B Miniケーブルまたはコネクタ、USB-B Microケーブルまたはコネクタ、USB-Cケーブルまたはコネクタ、Lightningケーブルまたはコネクタなどを利用してもよい。コネクタはレセプタクルとして知られ、ケーブルに取り付けられたコネクタはプラグとして知られている。さらに、ベースユニットはUSB1.1~2.0またはUSB 3.0以降である場合がある。
【0036】
Bluetooth(登録商標) 追跡デバイスに関連付けられたSoCには、一連の可聴警報やノイズを発することができる少なくとも1つのオーディオ デバイスまたはスピーカーが含まれている。別の例として、SoCは、一連の可聴警報やノイズに加えて起動も可能な振動フィードバックを生成する1つまたは複数のリニア アクチュエータを備えているとよい。
【0037】
バッテリを見つけるために、ユーザはモバイル コンピューティング デバイスによって実行される付属のモバイル ソフトウェア アプリケーションを利用できる。モバイル ソフトウェア アプリケーションは、受信信号強度インジケーター(RSSI)の強度を利用して、リモコンカーやビデオゲーム機のコントローラなど、子供のおもちゃのリモコンなどのバッテリの一般的な方向、つまりバッテリを使用している関連アイテムの方向をユーザに指示または指摘できる。ユーザがバッテリを探しているとき、モバイル ソフトウェア アプリケーションは、ユーザが近づいているか離れているかを示すことで、ユーザが正しい方向に移動しているかどうかを示すことができます。 モバイル ソフトウェア アプリケーションを使用して、バッテリから可聴警報やサイレンを鳴らし、ユーザがデバイスの位置を特定できるようにすることもできる。別の例として、ユーザは、関連する充電基地局または充電ユニット上の対応するボタンを押すか選択して、対応するバッテリの警報を起動し、バッテリが可聴警報、視覚警報、および触覚警報のうちの1つを提供できるようにすることができる。
【0038】
一例では、バッテリは、SoCに関連付けられ得る埋め込みユニバーサルシリアルバス(USB)Cポートを使用して充電されるとよい。別の例では、バッテリは、電源ソケットに差し込まれた既製のバッテリ充電ベースユニットにバッテリを配置することによって充電されるとよい。別の例では、バッテリは、1つ以上のバッテリ、各バッテリに関連付けられたSoC、またはモバイルコンピューティングデバイスと通信することができる関連/結合/ペアのバッテリ充電ベースにバッテリを配置することによって充電されるとよい。
【0039】
充電ベースユニットは、例えば、単三電池、単四電池、単二電池、単一電池、および9V電池を含む、多くの異なる電池サイズ、電圧、および容量を充電するように構成されるとよい。各バッテリは、個別に、または複数の他のバッテリと同時に充電されるとよい。充電ベースユニットは、充電ベースユニットの各スロットのバッテリ電力レベルを示すことができるLEDスクリーンなどの表示装置を有するとよい。さらに、充電ベースユニットは、ハードウェアボタン、タッチスクリーンボタン、または別の種類のボタンである関連ボタンを有するとよく、押されると、少なくとも1つの対応するバッテリに関連付けられた警報を起動して、可聴および/または視覚警報を提供することができ、一次および/または二次電子デバイスの位置を特定できる。
【0040】
バッテリがモバイル コンピューティング デバイスおよび関連するモバイル コンピューティング アプリケーションと通信しなくなった場合、バッテリの電力残量が0%であるか、電力残量の別のしきい値、例えば20%、10%、5%などであることを示す警報が送信されることがある。警報は、バッテリの位置、例えば最後に知られた位置を示し、バッテリを見つけて再充電できるようにするリンク喪失警報であってもよい。別の例として、警報は、バッテリがもはや二次デバイスを充電/電力供給していないこと、例えば、バッテリがもはや二次デバイス内にない可能性があることを示すことができる。
【0041】
一例では、追跡可能な充電式バッテリシステムは、Bluetooth(登録商標)受信信号強度インジケータ(RSSI)を利用してもよい。RSSIは、デバイスにより受信される Bluetooth(登録商標) 信号の相対的な品質レベルを表す尺度である。他のデバイスのRSSI測定値は、デバイスが他の Bluetooth(登録商標) デバイスをスキャンするときに、Bluetooth(登録商標) ハードウェア デバイスまたは無線によって提供されてもよい。RSSIに基づいて、Bluetooth(登録商標) デバイスは送信デバイスと受信デバイス間のおおよその距離を決定できる。Bluetooth(登録商標) RSSIは1次元で線形である。ある物体から別の物体までの相対距離を決定することは可能である。しかし、物体の方向を決定することは困難である。RSSI強度は、バッテリからモバイル コンピューティング デバイスまでの距離を示すことができる半径および関連する円を定義してもよい。しかしながら、バッテリは信号フィールドに関連付けられた円の円周上のどこに配置してもよい。
【0042】
関連するデバイスの位置を最も正確に特定するには、交差する各信号波の到達角 (AoA)を分析して多次元三角測量を作成するための少なくとも3つの点が必要である。バッテリをポイントAまたはポイント1として、充電基地局または充電ユニットをポイントBまたはポイント2として、モバイル コンピューティング デバイスをポイントCまたはポイント3として利用することにより、より正確な三角測量を使用してバッテリの位置を特定できる。さらに、バッテリをBluetooth(登録商標) Low Energyメッシュ ネットワークに関連付けて多対多のデバイス ネットワークを作成し、同じ場所にある他のBluetooth(登録商標) デバイスがバッテリの追跡と三角測量を支援できるようにする。このシステムは、各バッテリの多次元三角測量を提供でき、1つまたは複数のバッテリデバイスに、可聴警報、視覚警報、および触覚警報などの警報を発生させることができる。
【0043】
一例では、方法は、コンピューティングデバイスによって、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信することと、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して、バッテリからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信することと、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をコンピューティングデバイスによって表示することと、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスに第3の通信を送信し、バッテリデバイスによって受信されると、バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発させることを含む。
【0044】
さらに、この方法は、バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって、バッテリデバイスからの第1の通信を受信することと、充電基地局によってコンピューティングデバイスから第2の通信を受信し、充電基地局によって第4の通信を送信し、バッテリデバイスおよびコンピューティングデバイスによって受信されることと、コンピューティングデバイスによって、第2の通信および第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用してバッテリデバイスの位置を決定することを含むとよい。この方法は、充電基地局のハードウェアボタンによって要求を受信することと、充電基地局によって、バッテリデバイスによって受信されるとバッテリデバイスに警報を提供させる別の通信をバッテリデバイスに送信することとを含むとよい。
【0045】
図1Aは、本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステム100の第1の図を示す。
図1Aに示されるように、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104と通信することができる1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイス102があるとよい。
図1Aに示すように、コンピューティングデバイスは、ブルートゥース受信信号強度インジケータ(RSSI)を使用して、各追跡可能なバッテリデバイスからコンピューティングデバイス104までの距離、例えば半径rを決定することができる。RSSIは、デバイスによって受信されるBluetooth(登録商標) 信号の相対的な品質レベルを表す尺度である。コンピューティングデバイスは、方程式 C=2×pi×rを使用して、各バッテリが関連する円の円周上に位置することを決定するとよい。
【0046】
図1Bは、本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステム100のブロック図を示す。 追跡可能な充電式バッテリシステム100は、通信ネットワーク106を介して少なくとも1つの追跡可能なバッテリデバイス102と通信する少なくとも1つのコンピューティングデバイス104を含む。少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、アプリケーション、またはアプリケーションの少なくとも1つのコンポーネント、例えばバッテリ追跡アプリケーション120を有するとよい。
【0047】
少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、通信ネットワーク106を介して追跡可能なバッテリデバイス102からデータを受信し、および/または追跡可能なバッテリデバイス102にデータを送信するように構成されている。少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は単一のコンピューティングデバイスとして示されているが、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は複数のコンピューティングデバイスを含んでも良いとが考えられる。
【0048】
通信ネットワーク106は、インターネット、イントラネット、または別の有線または無線通信ネットワークとすることができる。 例えば、通信ネットワーク106は、移動通信(GSM)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、第3世代パートナーシップ プロジェクト(GPP)ネットワーク、インターネット プロトコル(IP)ネットワーク、ワイヤレス アプリケーション プロトコル(WAP)ネットワーク、WiFiネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)ネットワーク、Bluetooth(登録商標) メッシュ ネットワーク、衛星通信ネットワーク、IEEE 802.11標準ネットワーク、Zigbeeネットワーク、または低電力ワイドエリア(LoRaWAN)ネットワーク、Z-waveネットワーク、近距離無線通信(NFC)ネットワーク、MQTTネットワーク、およびそれらの各種通信を含むとよい。他の従来のおよび/または今後開発される有線および無線ネットワークも使用されてもよい。
【0049】
少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、データを処理するための少なくとも1つのプロセッサ110と、データを記憶するためのメモリとを含む。 プロセッサ110は、通信を処理し、通信を構築し、メモリからデータを取得し、データをメモリに記憶する。 プロセッサ110およびメモリはハードウェアである。 メモリには、揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、キャッシュなどのコンピュータ可読記憶媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、またはバッテリ追跡アプリケーション120の一部またはコンポーネントなどのデータおよび/またはコンピュータ可読実行可能命令を格納するための他のメモリが含まれてもよい。さらに、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、通信、メッセージ、および/または信号を送受信するための少なくとも1つの通信インターフェースをさらに含む。
【0050】
一例では、追跡可能なバッテリデバイス102は、少なくとも1つのバッテリ130、システムオンチップ(SoC)140、および少なくとも1つのバッテリ130を充電するための少なくとも1つの再充電ポート150を有するとよい。追跡可能なバッテリデバイス102は、特にリモコンや玩具を含む電子装置などの受電装置180に電力を供給するために使用することができる。一例では、再充電ポート150は、ユニバーサルシリアルバス(USB)Cポート、または別のタイプのUSBポートなどの別のタイプのポートであってもよい。
図1Bはさらに、追跡可能なバッテリデバイス102とコンピューティング装置104との間の通信160を示し、この通信160は、通信ネットワーク106を使用して送信されるとよい。さらに、
図1Bに示すように、追跡可能なバッテリデバイス102を充電するために使用できる充電式基地局ユニット170があってもよい。充電式基地局ユニット170は、多数の追跡可能なバッテリデバイス102を同時に充電してもよい。
【0051】
追跡可能なバッテリデバイス102は、データを処理するための少なくとも1つのプロセッサと、SoC140に関連付けられ得る、またはSoC140に組み込まれ得るデータを記憶するためのメモリとを含む。プロセッサは通信を処理し、通信を構築し、メモリからデータを取得し、メモリにデータを保存する。プロセッサとメモリはハードウェアである。メモリには、揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、またはデータおよび/またはバッテリ追跡アプリケーション120の一部またはコンポーネントなどのコンピュータ可読実行可能命令を格納するための他のメモリなどのコンピュータ可読記憶媒体が含まれてもよい。さらに、追跡可能なバッテリデバイス102は、通信、メッセージ、および/または信号を送受信するための少なくとも1つの通信インターフェースをさらに含む。
【0052】
さらに、追跡可能なバッテリデバイス102は、全地球測位システム(GPS)ハードウェアデバイス、1つまたは複数の加速度計、および1つまたは複数の磁力計、1つまたは複数のLiDARセンサ、Bluetooth(登録商標)ハードウェアデバイス、および近距離無線通信(NFC)ハードウェアデバイス、1つまたは複数のオーディオハードウェアデバイス、発光ダイオード(LED)などの1つまたは複数の視覚的インジケータデバイス、および1つまたは複数の触覚ハードウェアデバイスを含むとよい。
【0053】
少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、携帯端末、タブレットコンピュータ、標準的なパーソナルコンピュータ、または別の処理デバイスであるとよい。少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、データおよび/またはグラフィカルユーザインターフェースを表示するためのコンピュータモニタなどのディスプレイを含むとよい。少なくとも1つのコンピューティングデバイス104はまた、グラフィカルおよび/または他のタイプのユーザインターフェースにデータを入力するか、またはそれらと対話するための、1つまたは複数のカメラ、キーボードまたはポインティングデバイスなどの入力デバイス(例えば、マウス、トラックボール、ペン、またはタッチスクリーン)を含んでもよい。少なくとも1つのコンピューティングデバイス104はまた、グラフィカルおよび/または他のタイプのユーザインターフェースにデータを入力するか、またはそれらと対話するための、1つまたは複数のカメラ、キーボードまたはポインティングデバイス(例えば、マウス、トラックボール、ペン、タッチ スクリーン)などの入力デバイスを含んでもよい。一例では、ディスプレイおよび入力装置は、スマートフォンまたはタブレットコンピュータのタッチスクリーンとして一緒に組み込まれてもよい。さらに、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、コンピューティングデバイス102の特定の位置を決定するための全地球測位システム(GPS)ハードウェアデバイス、1つまたは複数の加速度計、および1つまたは複数の磁力計、1つまたは複数のLiDARセンサ、Bluetooth(登録商標)ハードウェアデバイス、近距離無線通信 (NFC) ハードウェア デバイスなどを含むとよい。
【0054】
少なくとも1つのコンピューティングデバイス104は、ディスプレイ上にグラフィカルユーザインターフェース(またはGUI)を表示するとよい。グラフィカルユーザインターフェースは、バッテリ追跡アプリケーション120によって提供されるとよい。グラフィカルユーザインターフェースにより、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104のユーザは、バッテリ追跡アプリケーション120と対話し、リアルタイムで追跡可能なバッテリデバイス102の位置を特定することができる。
【0055】
バッテリ追跡アプリケーション120は、少なくとも1つのコンピューティングデバイス104によって実行可能なアプリケーションおよび/またはサービスのコンポーネントであってもよい。例えば、バッテリ追跡アプリケーション120は、展開可能な実行可能コードの単一ユニットであってもよいし、展開可能な実行可能コードの複数ユニットであってもよい。一態様によれば、バッテリ追跡アプリケーション120は、ウェブアプリケーション、ネイティブアプリケーション、および/またはユーザがモバイルソフトウェアで開発されたアプリケーションを閲覧およびダウンロードできるようにするデジタル配信アプリケーションプラットフォームからダウンロードされたモバイルアプリケーション(例えば、アプリ)であり得る1つのコンポーネントを含むとよい。 ユーザがモバイルソフトウェアで開発されたアプリケーションの開発キット(SDK)には、特にAPPLE App StoreやGOOGLE PLAY(登録商標)が含まれる。
【0056】
システム100はまた、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)、または少なくとも1つのデータベースからのデータを格納および通信するNoSQLデータベースシステムなどの別のタイプのデータベース管理システムを含んでもよい。少なくとも1つのデータベースに格納されたデータは、他の情報の中でも特に、1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイスのそれぞれ、1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイスのそれぞれの名前、1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイスのそれぞれに関連付けられた位置情報、ならびに1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイスのそれぞれのバッテリ割合の一意の識別子など、1つまたは複数の追跡可能なバッテリデバイスに関連付けるとよい。
【0057】
図1Cは、本開示の一例による追跡可能な充電式バッテリシステム100の充電式基地局170のブロック図である。
図1Cに示されるように、充電式基地局170は、1つまたは複数のバッテリデバイス102を充電するために使用されるとよい。1つまたは複数のバッテリデバイス102は、特にAAおよびAAAなどの異なるサイズのバッテリ130に関連付けられるとよい。1つまたは複数のバッテリデバイス102のそれぞれは、ハードウェアボタン、タッチスクリーンボタン、または別のタイプのボタンであり得るボタン180を有するとよい。これは、押されると、少なくとも1つの対応するバッテリに関連付けられた警報を起動して、一次および/または二次電子デバイスの位置を特定するための可聴および/または視覚警報を提供することができる。ボタン180は、それぞれのバッテリの充電レベルを、充電を表す視覚的表示で示すことができる。
図1Cに示すように、各バッテリはほぼ100%充電されている。最初のバッテリは197mA、2番目のバッテリは199mA、3番目のバッテリは198mA、4番目のバッテリは199mAである。
【0058】
図2は、本開示の一例による追跡可能な充電式電池システム100の追跡可能なバッテリデバイス102の図である。
図2に示すように、追跡可能なバッテリデバイス102は、バッテリ130、SoC140、および再充電ポート150を含むとよい。さらに、バッテリデバイスは、可聴音を発することができる1つまたは複数のスピーカー、1つまたは複数の照明デバイス、および/または振動することができる1つまたは複数の触覚デバイスを有する警報装置155を含んでもよい。
【0059】
図3は、本開示の一例による追跡可能な充電式電池システム100の追跡可能なバッテリデバイス102の別の図である。
図3に示されるように、追跡可能なバッテリデバイス102は、バッテリ130、Bluetooth(登録商標)ハードウェアデバイスを含んでもよいSoC140、および
図3では見えない再充電ポート150を含むとよい。また、バッテリ130の充電状態を示す表示灯があってもよい。
図3には、例えばBluetooth(登録商標)トランシーバなどのBluetooth(登録商標)ハードウェアデバイスも示されている。
【0060】
図4は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリデバイスの位置を特定する例示的な方法を示す。例示的な方法400は特定の動作シーケンスを示しているが、このシーケンスは本開示の範囲から逸脱することなく変更することができる。 例えば、図示された動作の一部は、方法400の機能に実質的に影響を与えない、並行して、または異なるシーケンスで実行されてもよい。他の例では、方法400を実装する例示的なデバイスまたはシステムの異なるコンポーネントが、実質的に同時に、または特定のシーケンスで機能を実行してもよい。
【0061】
いくつかの例によれば、方法400は、ブロック410において、コンピューティングデバイス104によって、別のデバイス180に電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)140を有する追跡可能なバッテリデバイス102に第1の通信を送信することを含んでもよい。一例として、コンピューティングデバイス104および追跡可能なバッテリデバイス102は、Bluetooth(登録商標)を使用して通信するとよい。別の例として、コンピューティングデバイス104および追跡可能なバッテリデバイス102は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を使用して通信するとよい。一例として、他の装置180は、リモコン装置および玩具のうちの1つを含むとよい。
【0062】
別の例として、コンピューティングデバイス104および追跡可能なバッテリデバイス102は、Bluetooth(登録商標)メッシュを使用して通信することができる。別の例として、コンピューティングデバイス104および追跡可能なバッテリデバイス102は、Zigbeeを使用して通信することができる。別の例として、コンピューティングデバイス104および追跡可能なバッテリデバイス102は、LoRaWANを使用して通信することができる。
【0063】
一例では、追跡可能なバッテリデバイス102は、1つまたは複数の充電式バッテリを含むとよい。別の例として、追跡可能なバッテリデバイス102は、単三電池、単四電池、単二電池、単一電池、および9V電池のうちの1つを含むとよい。
【0064】
次に、いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104によって、追跡可能なバッテリデバイス102からの第1の通信に応答して第2の通信を受信することを含むとよく、第2の通信は、ブロック420において、バッテリ130からコンピューティングデバイス104への受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む。第2の通信には、他の情報の中でもとりわけ、バッテリ電力レベル情報などの他の情報も含むとよい。
【0065】
次に、いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104の動きのうちの少なくとも1つとブロック430における追跡可能なバッテリデバイス102の移動に応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をコンピューティングデバイス104によって表示することを含むとよい。
【0066】
次に、いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイスによって、追跡可能なバッテリデバイス102に第3の通信を送信し、バッテリデバイス102によって受信されると、ブロック440において追跡可能なバッテリデバイス102が少なくとも1つの可聴警報を提供することを含むとよい。一例として、少なくとも1つの可聴警報は、低レベル可聴警報および高レベル可聴警報のうちの1つであるとよい。いくつかの例によれば、方法400は、バッテリデバイス102およびコンピューティング装置104のうちの少なくとも1つの動きに応答して、可聴警報の音量および可聴警報の種類のうちの1つをリアルタイムで変更することをさらに含むとよい。
【0067】
一例では、可聴警報は、コンピューティングデバイス104および/または追跡可能なバッテリデバイス102の動きにリアルタイムで応答して変化してもよい。例えば、コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に近づくと、可聴警報がより大きくなったり、より小さくなったりするとよい。あるいは、可聴警報は、第1の警報から第2の警報に変化してもよい。あるいは、コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に近づくにつれて、可聴警報がより迅速に繰り返されてもよい。さらに、コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102からさらに遠ざかると、可聴警報がより大きくなったり、より小さくなったりしてもよい。さらに、視覚警報および/または触覚警報も、リアルタイムでの位置の変化に基づく可聴警報の変化を反映するとよいし、またはそれに類似するとよい。一例として、コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に向かって移動するにつれて視覚警報がより明るくなってもよく、またはコンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に向かって移動するにつれて視覚警報が第1の色から第2の色に変化してもよい。さらに、コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に向かって移動するにつれて、触覚警報はより強力になるか、より頑丈になってもよい。
【0068】
さらに、コンピューティングデバイス102は、関連情報をGUI上に表示するとよい。GUIは、コンピューティングデバイス104からバッテリデバイス102へのリアルタイムの方向を示し、コンピューティングデバイス104からバッテリデバイスまでの方向およびフィート数を示すコンパスまたは矢印を表示するとよい。コンピューティングデバイス104がバッテリデバイス102に向かって移動すると、GUIは、第1の色、例えば、黒または灰色から、第2の色、例えば、緑に変化するとよい。コンピューティングデバイス104がバッテリデバイス102から遠ざかると、GUIは第1の色から第3の色、例えば赤色に変化するとよい。
【0069】
いくつかの例によれば、方法400は、バッテリデバイス102を充電するように構成された充電基地局170によって、追跡可能なバッテリデバイス102からの第1の通信を受信することと、充電基地局170によってコンピューティングデバイス104から第2の通信を受信し、充電基地局170によって第4の通信を送信し、追跡可能なバッテリデバイス102およびコンピューティングデバイス104によって受信されることと、コンピューティングデバイス104によって、第2の通信および第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用して、追跡可能なバッテリデバイス102の位置を決定することを含むとよい。
【0070】
いくつかの例によれば、方法400は、充電基地局170のハードウェアボタンおよび/またはタッチスクリーンボタンによって要求を受信することと、充電基地局170によって、別の通信をバッテリデバイス102に送信し、バッテリデバイス102が受信すると、バッテリデバイス警報を発生させることを含むとよい。
【0071】
いくつかの例によれば、バッテリデバイス102は、第1端でバッテリデバイス102に接続され、第2端で充電基地局170に接続された充電ケーブルを挿入することによって再充電されるとよい。
【0072】
いくつかの例によれば、充電基地局170は、USB-Aケーブルまたはコネクタ、USB-Aミニケーブルまたはコネクタ、USB-Aマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Bケーブルまたはコネクタ、USB-Bミニケーブルまたはコネクタ、USB-Bマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Cケーブルまたはコネクタ、およびバッテリデバイス102のバッテリ130を充電するための電力を供給する充電ケーブルを受け入れるためのライトニングケーブルまたはコネクタの少なくとも一つを有するとよい。
【0073】
いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104を表す第1のユーザインターフェース要素をGUI上に表示することと、GUI上にバッテリを表す第2のユーザインターフェース要素を表示することを含むとよく、第1のユーザインターフェース要素および第2のユーザインターフェース要素は、追跡可能なバッテリデバイス102のバッテリ130からのRSSIに応答してリアルタイムで移動するとよい。
【0074】
いくつかの例によれば、追跡可能なバッテリデバイス102は、複数のバッテリデバイスのうちの第1のバッテリを有するとよい。いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104によって、追跡可能な複数のバッテリデバイス102のリストと、複数のバッテリデバイスのそれぞれの名前を含む複数のバッテリデバイスのそれぞれに関連付けられた情報と、複数のバッテリデバイスのそれぞれのRSSIに関連付けられた情報とを表示することを含むとよい。
【0075】
いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104を表す第1のユーザインターフェース要素をGUI上に表示することと、複数の第2のユーザインターフェース要素を表示することとを含んでもよく、各第2のユーザインターフェース要素は、GUI上の複数のバッテリデバイスのうちのバッテリデバイス102を表し、第1のユーザインターフェース要素および複数の第2のユーザインターフェース要素のそれぞれは、複数のバッテリデバイスのそれぞれからのRSSIに応答してリアルタイムで移動する。
【0076】
いくつかの例によれば、方法400は、追跡可能なバッテリデバイス102からのRSSIが特定のレベル未満である場合に、コンピューティングデバイス104によってリンク損失警報を提供することを含むとよい。
【0077】
いくつかの例によれば、方法400は、コンピューティングデバイス104によって、追跡可能なバッテリデバイス102に第3の通信を送信することを含み、バッテリデバイスによって受信されると、追跡可能なバッテリデバイス102は、バッテリデバイスに接続された少なくとも1つの照明デバイスによって表示される視覚警報、およびバッテリデバイスに接続された触覚デバイスによって提供される少なくとも1つの触覚警報のうちの少なくとも1つを提供することを引き起こす。
【0078】
図5Aは、本開示の一例に従ってコンピューティングデバイス104によって表示されるバッテリ追跡アプリケーション120の例示的なユーザインターフェース502を示す。
図5Aに示されるように、コンピューティングデバイス104は、充電基地局ユニット170および少なくとも1つの追跡可能なバッテリデバイス102の位置を示す地図を有するグラフィカルユーザインターフェース(GUI)上に示されるとよい。GUIは、選択されると、追跡可能なバッテリデバイス102に、可聴アラームまたは警報、視覚アラームまたは警報、および触覚アラームまたは警報のうちの少なくとも1つを提供させることができる、少なくとも1つのボタンまたはユーザインターフェース要素を含んでもよい。GUIはまた、追跡可能なバッテリデバイス102のリアルタイム位置、ならびにコンピューティング装置104から追跡可能なバッテリデバイス102への徒歩方向または別の種類の方向を示す。一例として、方向は南250フィート、東150フィートとするとよい。ユーザインターフェースはさらに、コンピューティングデバイス104から追跡可能なバッテリデバイス102へのリアルタイム方向を指すコンパスユーザインターフェース要素または矢印ユーザインターフェース要素を提供するとよい。別の例として、ユーザインターフェースは、コンパスユーザインターフェース要素または矢印ユーザインターフェース要素と、コンピューティングデバイス104から追跡可能なバッテリデバイス102までのフィート数、例えば右に20フィートまたは後ろに20フィートを表示することができる。これは、黒やグレーなどの最初の色で表示されます。 コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102に向かって移動しているとき、グラフィカルユーザインターフェースは、緑色などの第2の色で表示するなどの指示を提供するとよい。コンピューティングデバイス104が追跡可能なバッテリデバイス102から遠ざかっているとき、グラフィカルユーザインターフェースは、赤色などの第3の色で表示するなどの指示を提供するとよい。
【0079】
図5Bは、本開示の一例に従ってコンピューティングデバイス104によって表示されるバッテリ追跡アプリケーション120の別の例示的なユーザインターフェース506を示す。
図5Bに示すように、1つまたは複数のバッテリデバイスのリストと、追跡可能なバッテリデバイス102ごとにユーザ割り当てまたはシステム割り当ての名前508があってもよい。ユーザ割り当ての名前またはシステム割り当ての名前は、追跡可能なバッテリデバイス102が電力を供給しているゲーム機などの別の装置に関連付けることができる。ゲーム機は、例えばゲームコントローラまたはポータブルビデオゲームシステム、スーパーカーであり、スーパーカーは例えばリモコンカーまたは車両であり、別の装置は例えば上の階のテレビのリモコン、および下の階のテレビのリモコンなどである。各追跡可能なバッテリデバイス102はまた、コンピューティングデバイス104の現在位置からのリアルタイム位置512および方向情報を示すとよい。さらに、1つまたは複数のバッテリデバイスのそれぞれについて、バッテリデバイスのリアルタイムバッテリパーセンテージを示すことができるバッテリアイコン510、ならびに選択されると追跡可能なバッテリデバイス102を引き起こし、可聴アラーム、視覚アラーム、および触覚アラームのうちの少なくとも1つを提供するボタンまたはユーザインターフェース要素があるとよい。
【0080】
図6は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の位置測位方法600の一例を示す。
図6に示されるように、それは、コンピューティングデバイス104などの第1のデバイスまたはロケータ、および基地局ユニット170などの別のデバイスまたはロケータであってもよい。ロケータのそれぞれは、AoA方向探知を使用するX、Y、およびZ平面での位置決めを使用して、追跡可能なバッテリデバイス102の位置を特定するために使用されるとよい。各ロケータは、仰角および方位角を利用して、追跡可能なバッテリデバイス102の位置を決定するとよい。
【0081】
図7は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の別の例の位置測位方法700を示す。
【0082】
図7に示すように、(A)では、第1のロケータを使用して、車両内に配置される追跡可能なバッテリデバイス102の位置を決定することができる。追跡可能なバッテリデバイス102の位置は、角度θおよび決定された距離pを使用して決定されるとよい。xは、p×sin(θ) であり、yは、p×cos(θ) であるとよい。
【0083】
(B)では、第1の角度θ1および第2の角度θ2を使用することによって追跡可能なバッテリデバイス102の位置を決定するために一緒に使用される第1のロケータおよび第2のロケータが存在しするとよい。yは、y2×Tan(θ2)-x2/Tan(θ2)-Tan(θ1) であるとよい。 Xはy×tan(θ1)であるとよい。
【0084】
図8は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の別の例の位置測位方法800を示す。
図8に示されるように、追跡可能なバッテリデバイス102の位置は、コンピューティングデバイス104などの第1のロケータと、追跡可能なバッテリデバイス102のバッテリ130用の充電式基地局ユニット170などの第2のロケータとを使用して決定されるとよい。
【0085】
図9は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の別の例の位置測位方法900を示す。
図9に示すように、コンピューティングデバイス104などの第1のロケータと、バッテリ130用の充電式基地局ユニット170などの第2のロケータがあるとよい。
【0086】
図10は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の別の例の位置測位方法1000を示す。
図10に示すように、コンピューティングデバイス104などの1つのロケータが使用される場合、所有物または追跡可能なバッテリデバイス102の位置の精度は、約20~30mであるとよい。しかし、3つのロケータなどの複数のロケータを使用すると、精度を3~4mに向上させることができる。
【0087】
図11は、本開示の一例による、追跡可能な充電式バッテリシステム100のバッテリ130の三角測量に基づく位置推定1100を示す。
図11に示すように、ロケータのそれぞれは、Bluetooth(登録商標)ビーコン1、Bluetooth(登録商標)ビーコン2、およびBluetooth(登録商標)ビーコン3などのBluetooth(登録商標)ビーコンであるとよい。Bluetooth(登録商標) Low Energyデバイスは、一般的な交差点などの場所にあるとよい。
【0088】
図12は、本開示の一例によるバッテリデバイス102の例示的な図を示す。
図12に示すように、バッテリデバイス102は、RAM、ROM、MMU、MCU、Bluetooth(登録商標)ハードウェアデバイス、および他のハードウェアデバイスなどの多くのコンポーネントを有するSoC140を含むとよい。
【0089】
図13は、コンピューティングシステム1300の一例を示している。これは、例えば、追跡可能なバッテリデバイス102のSoC140、コンピューティングデバイス104、またはそれらの任意のコンポーネントなどのコンピューティングデバイスを構成する任意のコンピューティングデバイスであることができる。システムのコンポーネントはコネクション1305を使用して相互に通信する。コネクション1305は、バスを介した物理接続、またはチップセットアーキテクチャなどにおけるプロセッサ1310への直接接続であるとよい。また、コネクション1305は、仮想接続、ネットワーク接続、または論理接続であってもよい。
【0090】
いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム1300は、本開示で説明される機能がデータセンター、複数のデータセンター、ピアネットワークなど内に分散され得る分散システムである。いくつかの実施形態では、説明されるシステムコンポーネントのうちの1つまたは複数は、コンポーネントが説明される機能の一部またはすべてをそれぞれ実行する多くのそのようなコンポーネントを表す。いくつかの実施形態では、コンポーネントは物理デバイスまたは仮想デバイスであることができる。
【0091】
例示的なシステム1300は、少なくとも1つの処理装置(CPUまたはプロセッサ)1310と、読み取り専用メモリ(ROM)1320およびランダムアクセスメモリ(RAM)1325などのシステムメモリ1315を含む様々なシステムコンポーネントをプロセッサ1310に結合するコネクション1305とを含む。コンピューティングシステム1300は、プロセッサ1310に直接接続されるか、プロセッサ1310に近接して接続されるか、またはプロセッサ1310の一部として統合される高速メモリ1312のキャッシュを含むことができる。
【0092】
プロセッサ1310は、任意の汎用プロセッサと、プロセッサ1310およびソフトウェア命令が実際のプロセッサの設計の中に組み込まれる専用プロセッサを制御するように構成された、記憶装置1330に格納されたサービス1332、1334、および1336などのハードウェアサービスまたはソフトウェアサービスと、を含むことができる。プロセッサ1310は、本質的に、複数のコアまたはプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュなどを含む、完全に内蔵型のコンピューティングシステムであるとよい。マルチコアプロセッサは、対称または非対称であり得る。
【0093】
ユーザ対話を可能にするために、コンピューティングシステム1300は入力装置1345を含む。これは、音声用のマイク、ジェスチャまたはグラフィック入力用のタッチスクリーン、キーボード、マウス、モーション入力、音声など、任意の数の入力メカニズムを表す。コンピューティングシステム1300はまた、出力装置1335を含むことができ、出力装置1335は、当業者に知られている多くの出力機構のうちの1つまたは複数であり得る。場合によっては、マルチモーダルシステムは、ユーザがコンピューティングシステム1300と通信するために複数のタイプの入力/出力を提供できるようにすることができる。コンピューティングシステム1300は、通信インターフェース1340を含むことができ、通信インターフェース1340は、一般に、ユーザ入力およびシステム出力を管理および処理することができる。特定のハードウェア構成での動作に制限はない。従って、ここでの基本機能は、改良されたハードウェアまたはファームウェア構成の開発に応じて簡単に置き換えることができる。
【0094】
記憶装置1330は、不揮発性メモリ装置であってもよく、コンピュータによってアクセス可能なデータを記憶できるハードディスクまたは他のタイプのコンピュータ可読媒体であるとよく、例えば、磁気カセット、フラッシュメモリカード、ソリッドステートメモリデバイス、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、および/またはこれらのデバイスの組み合わせなどであってもよい。
【0095】
記憶装置1330は、そのようなソフトウェアを定義するコードがプロセッサ1310によって実行されると、システムに機能を実行させるソフトウェアサービス、サーバー、サービスなどを含むことができる。いくつかの実施形態では、特定の機能を実行するハードウェアサービスは、機能を実行するために、プロセッサ1310、コネクション1305、出力デバイス1335などの必要なハードウェアコンポーネントに関連してコンピュータ可読媒体に格納されたソフトウェアコンポーネントを含むことができる。
【0096】
説明を明確にするために、場合によっては、本技術は、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現される方法におけるデバイス、デバイスコンポーネント、ステップまたはルーチンを含む機能ブロックを含む個別の機能ブロックを含むものとして提示されるとよい。
【0097】
本明細書で説明されるステップ、動作、機能、またはプロセスのいずれも、ハードウェアおよびソフトウェアのサービスまたはサービスの組み合わせによって、単独で、または他のデバイスと組み合わせて実行または実装されてもよい。いくつかの実施形態では、サービスは、コンテンツ管理システムのクライアントデバイスおよび/または1つ以上のサーバーのメモリ内に存在するソフトウェアであり、プロセッサがサービスに関連付けられたソフトウェアを実行するときに1つ以上の機能を実行することができる。いくつかの実施形態では、サービスは、特定の機能を実行するプログラムまたはプログラムの集合である。いくつかの実施形態では、サービスはサーバーと考えることができる。メモリは、非一時的なコンピュータ可読媒体であるとよい。
【0098】
いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶装置、媒体、およびメモリは、ビットストリームなどを含むケーブルまたは無線信号を含むことができる。ただし、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に言及する場合、エネルギー、搬送波信号、電磁波、および信号自体などの媒体は明示的に除外される。
【0099】
上述の例による方法は、コンピュータ可読媒体に格納されているか、またはコンピュータ可読媒体から入手可能なコンピュータ実行可能命令を使用して実装することができる。このような命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用処理装置に特定の機能または機能グループを実行させる、または別の方法で構成する命令およびデータを含むことができる。使用されるコンピュータ リソースの一部は、ネットワーク経由でアクセスできます。実行可能なコンピュータ命令は、例えば、バイナリ、アセンブリ言語、ファームウェア、またはソースコードなどの中間フォーマット命令であってもよい。説明される例による方法中に使用される命令、情報、および/または作成される情報を格納するために使用されるコンピュータ可読媒体の例には、磁気ディスクまたは光ディスク、ソリッドステートメモリデバイス、フラッシュメモリ、不揮発性メモリ、ネットワークストレージデバイスなどを備えたUSBデバイスが含まれる。
【0100】
これらの開示による方法を実装するデバイスは、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを備えることができ、さまざまなフォームファクタのいずれかを採用することができる。このようなフォーム ファクターの典型的な例には、サーバー、ラップトップ、スマートフォン、小型フォームファクタのパーソナルコンピュータ、携帯情報端末などが含まれる。ここで説明する機能は、周辺機器またはアドイン カードで実現することもできます。さらなる例として、そのような機能は、単一のデバイス内で実行される異なるチップまたは異なるプロセス間の回路基板上に実装することもできる。
【0101】
命令、そのような命令を伝達するための媒体、それらを実行するためのコンピューティングリソース、およびそのようなコンピューティングリソースをサポートするための他の構造は、これらの開示で説明される機能を提供するための手段である。
【0102】
開示の実例としては、以下が挙げられます。
【0103】
態様1は、コンピューティングデバイスによって、別のデバイスに電力を供給するシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信することと、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して、バッテリからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む第2の通信を受信することと、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をコンピューティングデバイスによって表示することと、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスに第3の通信を送信し、バッテリデバイスによって受信されると、バッテリデバイスが少なくとも1つの可聴警報を発生させることを含む方法である。
【0104】
態様2は、バッテリデバイスを充電するように構成された充電基地局によって、バッテリデバイスから第1の通信を受信するステップと、充電基地局によって、コンピューティングデバイスからの第2の通信を受信するステップと、充電基地局によって第4の通信を送信し、バッテリデバイスおよびコンピューティングデバイスによって受信されることと、コンピューティングデバイスによって、第2の通信および第4の通信のそれぞれの到達角(AoA)を使用する多次元三角測量を使用してバッテリデバイスの位置を決定することをさらに含む態様1に記載の方法である。
【0105】
態様3は、態様1および2に記載の方法において、充電基地局のハードウェアボタンによって要求を受信することと、充電基地局によって、バッテリデバイスに別の通信を送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに警報を発生させることをさらに含む態様1および2に記載の方法である。
【0106】
態様4は、コンピューティングデバイスおよびバッテリデバイスは、Bluetooth(登録商標)を使用して通信する態様1から3に記載の方法である。
【0107】
態様5は、コンピューティングデバイスおよびバッテリデバイスは、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)を使用して通信する態様1から4に記載の方法である。
【0108】
態様6は、バッテリデバイスが充電式バッテリを含む態様1から5に記載の方法である。
【0109】
態様7は、バッテリデバイスは、単3電池、単四電池、単二電池、単一電池、および9V電池のうちの1つを含む態様1から6に記載の方法である。
【0110】
態様8は、第1端でバッテリデバイスに接続され、第2端で充電基地局に接続された充電ケーブルを挿入することによって、バッテリデバイスのバッテリを再充電することをさらに含む態様1から7に記載の方法である。
【0111】
態様9は、態様1から8に記載の方法において、充電ベースステーションは、USB-Aケーブルまたはコネクタ、USB-Aミニケーブルまたはコネクタ、USB-Aマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Bケーブルまたはコネクタ、USB-Bミニケーブルまたはコネクタ、USB-Bマイクロケーブルまたはコネクタ、USB-Cケーブルまたはコネクタ、およびバッテリデバイスのバッテリを充電するための電力を供給する充電ケーブルを受け入れるライトニングケーブルまたはコネクタのうちの少なくとも1つを備える。
【0112】
態様10は、態様1から9に記載の方法において、コンピューティングデバイスを表す第1のユーザインターフェース要素をGUI上に表示することと、GUI上にバッテリを表す第2のユーザインターフェース要素を表示することを含み、第1のユーザインターフェース要素と第2のユーザインターフェース要素はバッテリからのRSSIに応答してリアルタイムで移動する。
【0113】
態様11は、態様1から10に記載の方法において、バッテリデバイスは、複数のバッテリデバイスのうちの第1のバッテリを有し、この方法は、複数のバッテリデバイスのリストと、複数のバッテリデバイスのそれぞれの名前と、複数のバッテリデバイスそれぞれのRSSIに関連付けられた情報とを含む、複数のバッテリデバイスのそれぞれに関連付けられた情報とを、コンピューティングデバイスによって表示することをさらに含む。
【0114】
態様12は、態様1から11の方法において、コンピューティングデバイスを表す第1のユーザインターフェース要素をGUI上に表示することと、複数の第2のユーザインターフェース要素を表示することをさらに含み、各第2のユーザインターフェース要素は、GUI上の複数のバッテリデバイスのうちのバッテリデバイスを表し、第1のユーザインターフェース要素および複数の第2のユーザインターフェース要素のそれぞれは、複数のバッテリデバイスのそれぞれからのRSSIに応答してリアルタイムで移動する。
【0115】
態様13は、バッテリデバイスおよびコンピューティングデバイスのうちの少なくとも1つの動きに応答して、可聴警報の音量のうちの1つをリアルタイムで変更することをさらに含む態様1から12の方法である。
【0116】
態様14は、少なくとも1つの可聴警報は、低レベル可聴警報および高レベル可聴警報のうちの1つを含む態様1から13の方法である。
【0117】
態様15は、バッテリデバイスからのRSSIが特定のレベル未満である場合に、コンピューティングデバイスによってリンク損失警報を提供することをさらに含む態様1から14に記載の方法である。
【0118】
態様16は、コンピューティングデバイスによって、バッテリデバイスに第3の通信を送信し、バッテリデバイスによって受信されると、バッテリデバイスは、バッテリデバイスに接続された少なくとも1つの照明デバイスによって表示される少なくとも1つの視覚警報、バッテリデバイスに接続された触覚デバイスによって提供される少なくとも1つの触覚警報とを提供することをさらに含む態様1から15に記載の方法である。
【0119】
態様17は、コンピューティングデバイスおよびバッテリデバイスは、Bluetooth(登録商標)メッシュを使用して通信する態様1から16に記載の方法である。
【0120】
態様18は、コンピューティングデバイスおよびバッテリデバイスは、Zigbeeネットワーク、LoRaWANネットワーク、Wi-Fiネットワーク、Z-waveネットワーク、近距離無線通信(NFC)ネットワーク、MQTTネットワーク、およびセルラーネットワークのうちの少なくとも1つを使用して通信する態様1から17に記載の方法である。
【0121】
態様19は、コンピュータ可読命令を格納するメモリを備えるコンピューティングデバイスと、別のデバイスに電力を供給するシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信するための命令を実行する少なくとも1つのプロセッサとを備えるシステムであり、このシステムは、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して第2の通信を受信し、第2の通信はバッテリからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示し、第3の通信をバッテリデバイスに送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに少なくとも1つの可聴警報を発生させる。
【0122】
態様20は、コンピューティングデバイスによって実行されると、コンピューティングデバイスに動作を実行させる命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であり、この動作は、別のデバイスに電力を供給しているシステムオンチップ(SoC)を有するバッテリデバイスに第1の通信を送信することと、バッテリデバイスからの第1の通信に応答して第2の通信を受信することとを含み、第2の通信は、バッテリからコンピューティングデバイスへの受信信号強度インジケータ(RSSI)を含み、前記動作は、コンピューティングデバイスの動きおよびバッテリデバイスの動きのうちの少なくとも1つに応答してリアルタイム情報を提供するRSSIを示すグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を表示することと、第3の通信をバッテリデバイスに送信し、バッテリデバイスが受信すると、バッテリデバイスに少なくとも1つの可聴警報を発生させることとを含む。
【0123】
本開示およびその付随する利点の多くは、前述の説明によって理解され、開示された主題から逸脱することなく、またはその材料上の利点のすべてを犠牲にすることなく、構成要素の形状、構造および配置に様々な変更を加えることができることは明らかである。記載された形式は単に説明的なものであり、そのような変更を包含し、含むことが以下の特許請求の範囲の意図である。
【0124】
本発明を様々な実施形態を参照して説明してきたが、これらの実施形態は例示であり、本発明の範囲がそれらに限定されないことが理解されるであろう。多くの変形、変更、追加、改良が可能である。より一般的には、本開示による実施形態は、特定の実装形態に関連して説明された。機能は、本開示のさまざまな実施形態において異なる方法でブロックに分離または結合されてもよいし、または異なる用語で説明されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加、および改良は、特許請求の範囲で定義される本開示の範囲内に含まれる。
【外国語明細書】