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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024135021
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】ドレン水処理装置
(51)【国際特許分類】
   F25D 21/14 20060101AFI20240927BHJP
   A47F 3/04 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
F25D21/14 Q
A47F3/04 M
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023045509
(22)【出願日】2023-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】000005234
【氏名又は名称】富士電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】後藤 幹生
【テーマコード(参考)】
3B110
3L048
【Fターム(参考)】
3B110AA10
3B110AA12
3B110BA04
3B110BA10
3B110FA02
3L048AA01
3L048AA02
3L048BA03
3L048BC07
3L048CA02
3L048CB04
3L048CB05
3L048DA02
3L048EA03
3L048EA04
3L048FA04
3L048GA02
(57)【要約】
【課題】ドレン水の排出を促してドレン皿からドレン水が溢れることを抑制すること。
【解決手段】ドレン水を貯留するためのドレン皿31と、ドレン皿31に貯留されるドレン水が予め決められた基準量以上となったことを検出した場合にオン状態となるフロートスイッチ32と、フロートスイッチ32がオン状態となる場合に、ドレン水の排出を促すブザー音の出力を行う制御部35とを備えたドレン水処理装置30であって、制御部35は、ブザー音の出力を行ってから予め決められた基準時間が経過した場合に、フロートスイッチ32がオン状態となることを条件として、ブザー音の出力を再度行う。制御部35は、予め決められた基準回数に達するまでブザー音の出力を繰り返し行うことが好ましい。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドレン水を貯留するためのドレン皿と、
前記ドレン皿に貯留されるドレン水が予め決められた基準量以上となったことを検出する検出部と、
前記検出部により前記ドレン水が前記基準量以上であることが検出される場合に、該ドレン水の排出を促す報知動作を行う制御部と
を備えたドレン水処理装置であって、
前記制御部は、前記報知動作を行ってから予め決められた基準時間が経過した場合に、前記検出部により前記ドレン水が前記基準量以上であることが検出されることを条件として、前記報知動作を再度行うことを特徴とするドレン水処理装置。
【請求項2】
前記制御部は、予め決められた基準回数に達するまで前記報知動作を繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載のドレン水処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドレン水処理装置に関し、より詳細には、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースに適用されるドレン水処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ショーケースに適用されるドレン水処理装置は、商品を収容する収容室で生じたドレン水をドレン皿で貯留し、ドレン皿が満水であるか否かをフロートスイッチで検出していた。フロートスイッチが満水を検出した場合に、ブザー音等を発して排水作業を促すようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9-68380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1のドレン水処理装置では、ブザー音を発した後に店舗の従業員等により停止スイッチが操作された場合には、ブザー音の発生を停止していた。そのため、店舗の従業員等がその後に排水作業を実施していなければ、ドレン皿からドレン水が溢れてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、ドレン水の排出を促してドレン皿からドレン水が溢れることを抑制することができるドレン水処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るドレン水処理装置は、ドレン水を貯留するためのドレン皿と、前記ドレン皿に貯留されるドレン水が予め決められた基準量以上となったことを検出する検出部と、前記検出部により前記ドレン水が前記基準量以上であることが検出される場合に、該ドレン水の排出を促す報知動作を行う制御部とを備えたドレン水処理装置であって、前記制御部は、前記報知動作を行ってから予め決められた基準時間が経過した場合に、前記検出部により前記ドレン水が前記基準量以上であることが検出されることを条件として、前記報知動作を再度行うことを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記ドレン水処理装置において、前記制御部は、予め決められた基準回数に達するまで前記報知動作を繰り返し行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、制御部が、報知動作を行ってから予め決められた基準時間が経過した場合に、検出部によりドレン水が基準量以上であることが検出されることを条件として、報知動作を再度行うので、例えば最初の報知動作に対して接客対応等で作業者がドレン水を排出することができなくても報知動作を再度行うことにより、ドレン水の排出を促してドレン皿からドレン水が溢れることを抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、本発明の実施の形態であるドレン水処理装置が適用されたショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。
図2図2は、本発明の実施の形態であるドレン水処理装置の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。
図3図3は、図2に示した制御部が実施する報知制御処理の処理内容示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドレン水処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施の形態であるドレン水処理装置が適用されたショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケース1は、ケース本体10を備えている。
【0012】
ケース本体10は、略直方状の筐体であり、断熱構造を有する収容室10aと、該収容室10aの下方域に設けられた機械室10bとを備えている。収容室10aは、前面開口11が形成され、その内部には収納室12が画成されているとともに、空気循環手段20が設けられている。
【0013】
収納室12は、上記前面開口11を臨む態様で画成された室であり、複数の商品載置棚13が上下方向に沿って複数段並べて配設されているとともにデッキ14が配設されている。商品載置棚13は、それぞれ商品を載置して陳列するものである。
【0014】
デッキ14は、収納室12の底部を構成するものである。このデッキ14は、後端部が、収納室12の背面を構成する背面パネル15の下部に載置されるとともに、左右両端部が、後述する下方ダクト21aの左右両側部の上端に載置されることで、着脱可能に配設されている。このデッキ14は、上記商品載置棚13と同様に、商品を載置して陳列するものである。
【0015】
空気循環手段20は、空気通路21と循環ファン22とを備えて構成されている。空気通路21は、吸込口23から吹出口24に至る空気の通路である。ここで吸込口23は、収納室12の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納室12の左右方向に沿って延設されている。この吸込口23は、収納室12の下側前方縁部、すなわちデッキ14の前方側に形成されている。
【0016】
吹出口24は、収納室12の内部に空気を吹き出すための開口であり、収納室12の左右方向に沿って延設されている。この吹出口24は、収納室12の上側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口11近傍の上部に形成されている。
【0017】
このような空気通路21は、収納室12の外部であってその下方にある下方ダクト21aと、収納室12の外部であってその背面側にある背面ダクト21bと、収納室12の外部であってその上方にある上方ダクト21cとが互いに連通されることで構成されている。
【0018】
上記下方ダクト21aの底部を構成する断熱底部25において、最も高さレベルが低くなる部位には、ドレンパイプ26が形成されている。ドレンパイプ26は、断熱底部25を上下方向に沿って貫通する態様で形成されている。このドレンパイプ26の上部側開口は入口となっており、当該入口が下方ダクト21aに連通している。一方、ドレンパイプ26の下部側開口は出口となっている。このようなドレンパイプ26は、入口から導入したドレン水を通過させて出口より排出するものである。また、かかるドレンパイプ26には、ドレン水以外の異物の侵入を抑制するために図示せぬドレンキャップが設けられている。
【0019】
循環ファン22は、空気を循環させるものであり、下方ダクト21aと背面ダクト21bとが連通するコーナー部分27に左右一対となる態様で設置されている。
【0020】
このような空気循環手段20においては、循環ファン22が駆動することにより吸込口23を通じて収納室12の内部の空気を吸い込み、吸い込んだ空気が空気通路21を通過する態様で該空気を吹出口24まで送出し、吹出口24を通じて空気を収納室12の内部に吹き出させることにより、収納室12の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
【0021】
上記空気通路21の背面ダクト21bには、蒸発器28が設けられている。蒸発器28は、機械室10bに設けられた図示せぬ圧縮機や凝縮器等の冷凍機器とともに冷媒を循環させる冷媒循環手段を構成している。ここで、圧縮機は冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。この凝縮器で凝縮した冷媒は、膨張機構で断熱膨張されて低温低圧の状態にされる。
【0022】
蒸発器28は、循環ファン22が駆動することにより背面ダクト21bを下方から上方に向けて通過する空気と、膨張機構で断熱膨張された冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより背面ダクト21b(空気通路21)を通過する空気を冷却するものである。この蒸発器28で蒸発した冷媒は、再び圧縮機に戻り圧縮されることになる。
【0023】
そのようなショーケース1には、ドレン水処理装置30が設けられている。図2は、本発明の実施の形態であるドレン水処理装置30の特徴的な制御系を模式的に示すブロック図である。図1及び図2に示すように、ドレン水処理装置30は、ドレン皿31と、フロートスイッチ32と、停止スイッチ33と、報知部34と、制御部35とを備えて構成されている。
【0024】
ドレン皿31は、機械室10bに設けられている。このドレン皿31は、ドレンパイプ26を通じて排出されたドレン水を貯留するためのものである。このドレン皿31には、図示せぬドレンシートが立設されている。ドレンシートは、ドレン皿31に貯留されたドレン水を毛管現象により吸引するもので、ドレン水の蒸発面積の増大化によりドレン水の蒸発を促進させるためのものである。
【0025】
フロートスイッチ32は、ドレン皿31の内部、すなわちドレン皿31の上部と底部との間に配置されている。つまり、フロートスイッチ32は、ドレン皿31の底部より所定の高さに配置されている。そのため、フロートスイッチ32は、ドレン皿31に貯留されたドレン水の水面高さが満水とされる所定高さ以上となる場合、すなわち、ドレン皿31に貯留されるドレン水が予め決められた基準量以上である場合、オン状態となってオン信号を制御部35に出力するものである。
【0026】
停止スイッチ33は、ケース本体10の所定部位、すなわち、店舗の従業員等の作業者により操作を行うことが可能な部位に設けられている。この停止スイッチ33は、作業者により操作された場合にオン状態となって、オン信号を制御部35に出力するものである。
【0027】
報知部34は、制御部35から与えられる指令に応じて報知動作を行うものであり、本実施の形態ではブザー音を発する動作を行うものである。
【0028】
制御部35は、記憶部36に記憶されたプログラムやデータにしたがってドレン水処理装置30の各部の動作を統括的に制御するものである。この制御部35は、ショーケース1の動作を統括的に制御する制御手段と一体であってもよいし、該制御手段と別個であってもよい。尚、制御部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
【0029】
図3は、図2に示した制御部35が実施する報知制御処理の処理内容示すフローチャートである。この報知制御処理について説明しながら、ドレン水処理装置30の動作について説明する。
【0030】
報知制御処理において制御部35は、フロートスイッチ32がオン状態であるか否かを判断する(ステップS101)。フロートスイッチ32がオン状態でない場合(ステップS101:No)、制御部35はかかる処理を繰り返す。
【0031】
フロートスイッチ32がオン状態である場合(ステップS101:Yes)、すなわち、ドレン水が基準量以上で満水である場合、制御部35は、報知部34に指令を与えてブザー音を出力する(ステップS102)。これにより、店舗の従業員等の作業者は、ドレン水が満水であることを認識することができる。
【0032】
このようにブザー音を出力した制御部35は、停止スイッチ33がオンであるか否かを判断する(ステップS103)。停止スイッチ33がオンでない場合(ステップS103:No)、すなわち、停止スイッチ33が操作されていない場合、制御部35は、ステップS102の処理を継続する。
【0033】
一方、停止スイッチ33がオンである場合(ステップS103:Yes)、すなわち、停止スイッチ33が操作された場合、制御部35は、報知部34に指令を与えてブザー音の出力を停止させ(ステップS104)、今回の報知動作(ブザー音の出力)の回数をカウントする(ステップS105)。
【0034】
このようにして報知動作のカウントを行った制御部35は、予め決められた基準時間(例えば20~30分間程度)の経過待ちとなる(ステップS106)。基準時間が経過した場合(ステップS106:Yes)、制御部35は、フロートスイッチ32がオン状態であるか否かを判断する(ステップS107)。
【0035】
フロートスイッチ32がオン状態でない場合(ステップS107:No)、制御部35は、報知動作の回数のカウントをリセットし(ステップS108)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
【0036】
これによれば、ステップS107の判断でドレン皿31のドレン水が排出されたことを認識することができる。
【0037】
一方、フロートスイッチ32がオン状態である場合(ステップS107:Yes)、すなわち、ドレン水が基準量以上で満水である場合、制御部35は、報知部34に指令を与えてブザー音を出力する(ステップS109)。これにより、店舗の従業員等の作業者は、ドレン水が満水のままであることを認識することができる。
【0038】
このようにブザー音を出力した制御部35は、停止スイッチ33がオンであるか否かを判断する(ステップS110)。停止スイッチ33がオンでない場合(ステップS110:No)、すなわち、停止スイッチ33が操作されていない場合、制御部35は、ステップS109の処理を継続する。
【0039】
一方、停止スイッチ33がオンである場合(ステップS110:Yes)、すなわち、停止スイッチ33が操作された場合、制御部35は、報知部34に指令を与えてブザー音の出力を停止させ(ステップS111)、今回までの報知動作(ブザー音の出力)の回数をカウントする(ステップS112)。
【0040】
このようにして報知動作のカウントを行った制御部35は、今回までのカウント数が予め決められた基準回数(例えば3~7回程度)以上であるか否かを判断する(ステップS113)。カウント数が基準回数未満である場合(ステップS113:No)、制御部35は、ステップS106以降の処理を繰り返す。
【0041】
一方、カウント数が基準回数以上である場合(ステップS113:Yes)、制御部35は、今までのカウントをリセットし(ステップS114)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
【0042】
以上説明したように、本発明の実施の形態であるドレン水処理装置30によれば、制御部35は、ブザー音を出力してから予め決められた基準時間が経過した場合に、フロートスイッチ32がオン状態であることを条件として、ブザー音を再度出力するので、例えば最初のブザー音の出力に対して接客対応等で作業者がドレン水を排出することができなくてもブザー音を再度出力することにより、ドレン水の排出を促してドレン皿31からドレン水が溢れることを抑制することができる。
【0043】
上記ドレン水処理装置30によれば、制御部35が、予め決められた基準回数に達するまで、フロートスイッチ32がオン状態である限りブザー音の出力を繰り返し行うので、ドレン水の排出を確実に何度も促すことができる。
【0044】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
【0045】
上述した実施の形態では、ブザー音の出力を報知動作の一例として説明したが、本発明においては、以下の報知動作を行ってもよい。
【0046】
例えば、ブザーの音色を徐々に危険度が増すように変更してもよいし、ブザー音に代えて音声や赤色灯の回転灯にしてもよい。またブザー音に代えて、店舗の管理装置等の上位機器に出力して、該上位機器の表示部に表示させるようにしてもよいし、店舗の従業員等が保持する携帯端末機器に送信するようにしてもよい。
【0047】
上述した実施の形態では、基準時間が一定の時間として説明したが、本発明においては、基準時間は必ずしも一定の時間である必要はなく、ブザー音の出力を繰り返す度に基準時間を徐々に短くなるようにしてもよい。特に、ブザー音の出力の回数が多い店舗のショーケースについては、基準時間を最初から短くするようにしてもよい。
【0048】
上述した実施の形態では、フロートスイッチ32は、ドレン皿31に貯留されるドレン水が予め決められた基準量以上(満水)である場合、オン状態となってオン信号を制御部35に出力するものであったが、本発明における検出部は、ドレン水が基準量以上であることを検出するだけでなく、ドレン水が上記基準量よりも少ない予備基準量以上であることを検出するものであってもよい。そして、制御部は、ドレン水が予備基準量以上であることを検出部が検出したことを条件として、ドレン水が基準量以上であることを検出部が検出した場合とは異なるブザー音の出力等の報知動作を行ってもよい。
【0049】
これによれば、店舗の従業員等の作業者は、ドレン水がいずれ基準量以上になる予備基準量以上貯留していることを認識することができ、入店顧客が少ない時間帯等にドレン水の排出を行うことができる。
【0050】
本発明においては、例えばAI等における学習機能を活用して当該ショーケースにおけるドレン水が基準量以上になる時刻等を予測し、予測時刻等又はその前にドレン水を排出するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0051】
1…ショーケース、10…ケース本体、10a…収容室、10b…機械室、11…前面開口、12…収納室、13…商品載置棚、14…デッキ、20…空気循環手段、21…空気通路、22…循環ファン、23…吸込口、24…吹出口、25…断熱底部、26…ドレンパイプ、28…蒸発器、30…ドレン水処理装置、31…ドレン皿、32…フロートスイッチ、33…停止スイッチ、34…報知部、35…制御部、36…記憶部。
図1
図2
図3