(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024135289
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】携帯端末用発光装置
(51)【国際特許分類】
H04M 1/21 20060101AFI20240927BHJP
H04M 1/00 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
H04M1/21 M
H04M1/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023045908
(22)【出願日】2023-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】503184511
【氏名又は名称】有限会社 有富商会
(71)【出願人】
【識別番号】519197608
【氏名又は名称】日昇商会株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100158023
【弁理士】
【氏名又は名称】牛田 竜太
(72)【発明者】
【氏名】有富 祥司
(72)【発明者】
【氏名】傅 林志
【テーマコード(参考)】
5K023
5K127
【Fターム(参考)】
5K023AA07
5K023HH04
5K023HH08
5K023MM25
5K127BA03
5K127BB17
5K127CB06
5K127MA14
(57)【要約】
【課題】
画面を下にして机上に携帯端末を載置したとしても、電話着信やメッセージの受信等がわかる携帯端末用発光装置の提供。
【解決手段】
携帯端末用発光装置1は、携帯端末10の充電用端子に着脱可能に装着される携帯アクセサリーである。携帯端末用発光装置1は、本体部と、本体部に収納された制御部2と、本体部に収納され制御部によって発光する発光部3と、本体部に設けられ携帯端末10の背面に固定可能な固定部6と、本体部と携帯端末10とを繋ぐ接続部4と、を有している。制御部2及び発光部3は、接続部4を介して携帯端末10から供給される電力によって駆動する。制御部2は、携帯端末10がスリープ状態から起動したことを接続部4を介して検知し、発光部3を光らせる。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末の充電用端子に着脱可能に装着される携帯アクセサリーであって、
本体部と、
前記本体部に収納された制御部と、
前記本体部に収納され前記制御部によって発光する発光部と、
前記本体部に設けられ、前記携帯端末の背面に固定可能な固定部と、
前記本体部と前記携帯端末とを繋ぐ接続部と、を有し、
前記制御部及び前記発光部は、前記接続部を介して前記携帯端末から供給される電力によって駆動し、
前記制御部は、前記携帯端末がスリープ状態から起動したことを、前記接続部を介して検知し、前記発光部を光らせることを特徴とする携帯端末用発光装置。
【請求項2】
前記接続部は、前記携帯端末からの電源が供給される第1電源端子と、第1アクセサリー端子と、を有し、
前記接続部は、前記携帯端末の充電ケーブルが接続され、前記第1電源端子に対応する第2電源端子と、前記第1アクセサリー端子に対応する第2アクセサリー端子と、を有する被接続部に接続され、
前記制御部は、前記接続部が前記携帯端末に接続された状態で前記第1アクセサリー端子に電圧が印加されたことを検知したとき、前記発光部を発光させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用発光装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記携帯端末の前記背面に直交する方向において、前記発光部と、前記固定部と、の間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用発光装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記携帯端末が起動した状態から再びスリープ状態になったことを前記接続部を介して検知し、前記発光部の発光を終わらせることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末用発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は発光装置に関し、特に携帯端末に接続する発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、携帯電話の着信時に周囲の人に不快感を与えないように携帯電話の端末にリモート操作部を接続し操作を行う方法が知られている(例えば、特許文献1)。携帯電話を鞄の中に入れた状態であっても、リモート操作部を外部に露出させておくことにより、例えば電車の中等で着信があった場合に即座に着信音を停止させることができる。具体的には、リモート操作部は、ワイヤーハーネスによって携帯電話と接続されており、ワイヤーハーネスを介して操作信号の送信を行う。
【0003】
他のストラップ発光装置では、ストラップの中心部に発光するエレクトロルミネッセンス部を設け、コネクタを介して電源供給部と接続する。電源供給部は、電池と、発振・出力回路と、を有しており、当該発信・出力回路からELファイバに電源電圧が供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001-156890号公報
【特許文献2】特開2002-324402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のリモート操作部では、着信音を消音したマナーモードのときは着信に気が付かないため、リモート操作部での操作等を行うことができない。商談や仕事の際は、着信音が周囲の人々の迷惑になるためマナーモードに設定していることが多く、リモート操作部を有効に使用できる場面が少なかった。
【0006】
使用者がマナーモードにしていたとしても、机の上に携帯電話を置いた状態では電話着信に気が付かないことがあった。また、メッセージや通知の受信の場合は文章が部分的に画面に表示されてしまうため、画面が下側になるように載置することが多かった。そうすると、電話着信やメッセージの受信に気が付かず、見過ごしてしまうことがあった。このような理由により、携帯電話の画面を下にして机上に載置したとしても、通知や電話着信が分かる携帯電話アクセサリーが求められていた。
【0007】
そこで、本発明は画面を下にして机上に携帯端末を載置したとしても、電話着信やメッセージの受信等がわかる携帯端末用発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、携帯端末の充電用端子に着脱可能に装着される携帯アクセサリーであって、本体部と、前記本体部に収納された制御部と、前記本体部に収納され前記制御部によって発光する発光部と、前記本体部に設けられ、前記携帯端末の背面に固定可能な固定部と、前記本体部と前記携帯端末とを繋ぐ接続部と、を有し、前記制御部及び前記発光部は、前記接続部を介して前記携帯端末から供給される電力によって駆動し、前記制御部は、前記携帯端末がスリープ状態から起動したことを前記接続部を介して検知し、前記発光部を光らせることを特徴とする携帯端末用発光装置を提供している。
【0009】
また、前記接続部は、前記携帯端末からの電源が供給される第1電源端子と、第1アクセサリー端子と、を有し、前記接続部は、前記携帯端末の充電ケーブルが接続され、前記第1電源端子対応する第2電源端子と、前記第1アクセサリー端子に対応する第2アクセサリー端子と、を有する被接続部に接続され、前記制御部は、前記接続部が前記携帯端末に接続された状態で前記第1アクセサリー端子に電圧が印加されたことを検知したとき、前記発光部を発光させることが好ましい。
【0010】
また、前記制御部は、前記携帯端末の前記背面に直交する方向において、前記発光部と、前記固定部と、の間に配置されていることが好ましい。
【0011】
また、前記制御部は、前記携帯端末が起動した状態から再びスリープ状態になったことを前記接続部を介して検知し、前記発光部の発光を終わらせることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
このような構成によると、携帯端末がスリープ状態から起動したことを検知することにより発光部が発光するため、ディスプレイの発光、通知の受信、位置情報の検知、電話着信、タイマー、自動設定の動作の場合に発光部を見て使用者は携帯端末の電話着信等を認識することができる。また、スリープ状態からの起動を検知しているため、特定の条件では発光するが異なる条件だと発光しない、といった事態が生じない。これにより、使用者は発光部の発光で携帯端末に何らかの変化があったことを認識することができる。また、携帯端末の背面に固定可能な固定部を有しているため、携帯端末用発光装置を携帯端末の背面に固定することができ、マナーモードで画面を下側に載置しても発光部の発光で電話着信等を認識することができる。さらに、制御部及び発光部の電源は接続部を介して携帯端末から供給されるため、携帯電話用発光装置が電源を備える必要がなく小型化及び製造コスト削減が可能となる。
【0013】
このような構成によると、制御部は接続部の第1アクセサリー端子に電圧が印加されたことを検知すると発光部を発光させるため、使用者は携帯端末の画面を下にして机上に載置した場合でも電話着信等を認識することができる。また、接続部は携帯端末から電源が供給される第1電源端子を有しているため、接続部を介した携帯端末用発光装置への電力供給が可能となる。これにより、携帯電話用発光装置が電源を備える必要がなく小型化及び製造コスト削減が可能となる。
【0014】
このような構成によると、携帯端末の背面に直交する方向において制御部が発光部と固定部との間に配置されているため、制御部が発光部に干渉することがない。これにより、使用者に発光を知らせることができる。また、本体部内において、制御部から発光部への配線レイアウトを効率化することができるため、携帯端末用発光装置の小型化が可能となる。
【0015】
このような構成によると、携帯端末が起動した状態から再びスリープ状態となったときに発光部の発光を終わらせるため、発光部が常時発光している状態を回避することができる。これにより、携帯端末の電力消費を抑制しつつ使用者に携帯端末の状態の変化を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置を携帯端末に装着したときの斜視図。
【
図2】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置を携帯端末に装着する前の斜視図。
【
図3】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置のブロック図。
【
図4】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置と携帯端末との電気的な接続状態を示す図。
【
図5】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置の正面図。
【
図6】本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施の形態による携帯端末用発光装置1を
図1から
図6に基づき説明する。図中に示すように、前後上下左右方向を定義する。
【0018】
携帯端末用発光装置1は、携帯端末10の背面10Aに貼付され着信等の動作を発光によって使用者に報知する。携帯端末用発光装置1は、
図3に示すように、制御部2と、発光部3と、携帯端末10に接続される接続部4と、本体部5と、を有している。制御部2及び発光部3は、本体部5に収容される。図中の点線は、電気的に接続されていることを示す。
【0019】
制御部2は、携帯端末用発光装置1を制御しており、アナログ回路又はデジタル回路によって構成される。発光部3は制御部2の基盤上に配置される複数のLEDであって、制御部2によって発光が制御され、接続部4が携帯端末10から所定の信号を受信すると発光する。接続部4は、携帯端末10の被接続部20に電気的に接続可能であって、本体部5から延出するケーブル41と、ケーブル41の先端に設けられた端子部42と、を有している。端子部42は、第1アクセサリー端子43と、第1電源端子44と、を有している。ケーブル41は、本体部5の下部略中央から下方に延びるように設けられ、略平板形状をなしている。
図6に示すように、ケーブル41の前後方向の高さが本体部5よりも低いため、本体部5をより目立たせることができる。
図2に示す被接続部20は、携帯端末10の充電ケーブル等が接続される端子部である。
【0020】
図6に示すように、ケーブル41の端部に設けられた端子部42は、ケーブル41が本体部5から延出する方向(下方)と略直交する方向(後方)に延びるように第1アクセサリー端子43及び第1電源端子44を備えている。仮に、ケーブル41の本体部5からの延出方向と同一である場合、携帯端末用発光装置1を携帯端末10に装着する際に接続部4が略U字状に180°湾曲するためケーブル41に負荷がかかり損傷し易い。これに対し、本実施の形態の携帯端末用発光装置1では、第1アクセサリー端子43及び第1電源端子44の端子部42からの延出方向が、本体部5からのケーブル41の延出方向に略直交しているため、
図1に示すように、携帯端末10の形状に沿うように端子部42を配置することができる。
【0021】
図4に示すように、第1アクセサリー端子43は携帯端末10の被接続部20に設けられた第2アクセサリー端子11と電気的に接続可能であって、第1電源端子44は携帯端末10の被接続部20に設けられた第2電源端子12と電気的に接続可能である。本実施の形態では、接続部4と携帯端末10の被接続部20との接続形式はLightning(登録商標)であって、第2アクセサリー端子11及び第2電源端子12は携帯端末10に設けられた端子である。なお、接続部4と被接続部20の接続形式は、USB3.0又は他の接続形式であってもよい。また、携帯端末10はiphone(登録商標)であるが、Android(登録商標)のOSを搭載していてもよい。
【0022】
携帯端末10の被接続部20の第2アクセサリー端子11は、携帯端末10がスリープ状態であれば電圧が印加されない。携帯端末10におけるスリープ状態とは、ディスプレイが消えて何らの通知を受信しておらず、内部クロックがほぼ動作していない状態である。携帯端末10がスリープ状態から起動すると、第2アクセサリー端子11に電圧が印加される。制御部2は、第1アクセサリー端子43を介して当該電圧を検知したとき、発光部3を発光させる。発光パターンは、所望に設定することができる。このとき、被接続部20の第2電源端子12から第1電源端子44を介して制御部2及び発光部3に電源が供給される。
【0023】
本体部5の正面は、
図5に示すようにパトカーを模した形状をしており、灰色の部分が透明であるため発光部3の光が透過する。本体部5が透過性を有する樹脂で構成されてもよく、部分的に塗料等で着色されていてもよい。本体部5の背面には、略全面に亘って
図6で示すように携帯端末10に固定される粘着性を有する固定部6が設けられている。固定部6は、複数回脱着が可能な粘着性のゴムシートが用いられるが、これに限定されず携帯端末10の背面10Aに固定可能なものであればよい。また、固定部6は本体部5の背面の一部に設けられていてもよい。
【0024】
発光部3は、制御部2の基盤上に配置され、上下方向において接続部4と、制御部2及び発光部3とは、ずれた位置にある。これにより、接続部4が発光部3に干渉することがないため、発光部3の発光を携帯端末10の使用者に知らせることができる。
図6に示すように、携帯端末10の背面10Aに直交する方向である前後方向において、発光部3が制御部2及び固定部6と重複する位置にあるとともに、制御部2は発光部3と固定部6との間に配置される。これにより、発光部3の光が制御部2に妨げられることがないため、携帯端末10の使用者に発光を知らせることができる。また、接続部4からの信号が制御部2を介して発光部3に繋がるため、本体部5内部における効率的な配線レイアウトが可能となる。
図5及び
図6に示すように、略平板形状の制御部2と、固定部6と、は略平行となるように配置される。
【0025】
接続部4のケーブル41は、制御部2と固定部6とが重複している前後方向に直交する下方向に向かって本体部5から延びている。接続部4の下端に設けられた端子部42において、第1アクセサリー端子43及び第1電源端子44が延出する方向は、制御部2と固定部6とが重複する前後方向と同じである。換言すると、略平板形状の制御部2及び固定部6に直交するように第1アクセサリー端子43及び第1電源端子44が端子部42から延びている。これにより、携帯端末用発光装置1を携帯端末10の背面10Aに固定して端子部42と被接続部20とを接続したとき、ケーブル41が略U字状に湾曲せず負荷がかかることを抑制できる。
【0026】
携帯端末用発光装置1を携帯端末10に固定するときは、端子部42を携帯端末10の被接続部20に挿入し、固定部6に貼付された図示せぬ剥離シールを剥がし、固定部6を携帯端末10の背面10Aに固定する。このとき、ケーブル41が弛まないように携帯端末用発光装置1を携帯端末10に固定する。これにより、端子部42の第1アクセサリー端子43が第2アクセサリー端子11と電気的に接続され、第1電源端子44が第2電源端子12と電気的に接続される。
【0027】
携帯端末10がスリープ状態から起動したとき、具体的には、携帯端末10のディスプレイが明るくなった、外部から通知を受信した、位置情報を送受信した、電話又はメールの着信があった、タイマーが作動した、予め定められた自動設定が作動したとき、第2アクセサリー端子11に電圧が印加されるため第1アクセサリー端子43の電流を制御部2が検出し、第2電源端子12からの電源供給によって発光部3を所定パターンで発光させる。
【0028】
携帯端末10がスリープ状態から起動して所定時間が経過し再びスリープ状態となると、第2アクセサリー端子11に電圧が印加されなくなるため、制御部2がこれを検知し、発光部3の発光を停止する。
【0029】
このような構成によると、携帯端末10がスリープ状態から起動したことを検知することにより発光部3が発光するため、ディスプレイの発光、通知の受信、位置情報の検知、電話着信、タイマー、自動設定の動作の場合に発光部を見て使用者は携帯端末10の電話着信等を認識することができる。また、スリープ状態からの起動を検知しているため、特定の条件では発光するが、異なる条件だと発光しない、といった事態が生じない。これにより、使用者は発光部3の発光で携帯端末10に何らかの変化があったことを認識することができる。また、携帯端末10の背面10Aに固定可能な固定部6を有しているため、携帯端末用発光装置1を携帯端末10の背面10Aに固定することができ、マナーモードで画面を下側に載置しても発光部3の発光で電話着信等を認識することができる。さらに、制御部2及び発光部3の電源は接続部4を介して携帯端末10から供給されるため、携帯端末用発光装置1が電源を備える必要がなく小型化及び製造コスト削減が可能となる。
【0030】
このような構成によると、制御部2は接続部4の第1アクセサリー端子43に電圧が印加されたことを検知すると発光部3を発光させるため、使用者は携帯端末10の画面を下にして机上に載置した場合でも電話着信等を認識することができる。また、接続部4は携帯端末10から電源が供給される第1電源端子44を有しているため、接続部4を介した携帯端末用発光装置1への電力供給が可能となる。これにより、携帯端末用発光装置1が電源を備える必要がなく小型化及び製造コスト削減が可能となる。
【0031】
このような構成によると、携帯端末10の背面10A直交する方向において制御部2が発光部3と固定部6との間に配置されているため、制御部2が発光部3に干渉することがない。これにより、使用者に発光を知らせることができる。また、本体部5内において、制御部2から発光部3への配線レイアウトを効率化することができるため、携帯端末用発光装置1の小型化が可能となる。
【0032】
このような構成によると、携帯端末10が起動した状態から再びスリープ状態となったときに発光部3の発光を終わらせるため、発光部3が常時発光している状態を回避することができる。これにより、携帯端末10の電力消費を抑制しつつ使用者に携帯端末10の状態の変化を報知することができる。
【0033】
本発明による携帯端末用発光装置は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
【0034】
上述の実施の形態では、本体部5からケーブル41が延出していたが、これに限定されない。例えば、本体部5に端子部42が直接設けられていてもよい。これにより携帯端末用発光装置1の小型化、軽量化、及び製造コスト削減が可能となる。
【0035】
上述の実施の形態では、発光部3の発光時間は携帯端末10が再びスリープ状態に戻るまでに設定されたが、これに限定されない。例えば、タイマーを設けて所定時間発光部3を発光させてもよい。
【符号の説明】
【0036】
1 携帯端末用発光装置
2 制御部
3 発光部
4 接続部
5 本体部
10 携帯端末
10A 背面
11 第2アクセサリー端子
12 第2電源端子
20 被接続部
41 ケーブル
42 端子部
43 第1アクセサリー端子
44 第1電源端子