(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024135330
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】2線式伝送器
(51)【国際特許分類】
G08C 19/02 20060101AFI20240927BHJP
【FI】
G08C19/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023045957
(22)【出願日】2023-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】000006507
【氏名又は名称】横河電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100169823
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 雄郎
(72)【発明者】
【氏名】和久田 翔吾
(72)【発明者】
【氏名】石井 誠
【テーマコード(参考)】
2F073
【Fターム(参考)】
2F073GG03
2F073GG10
2F073HH09
(57)【要約】
【課題】LEDを点灯させる技術を改善した2線式伝送器を提供する。
【解決手段】本開示に係る2線式伝送器10は、計測回路11と、計測回路11と並列に接続されている電流出力回路12と、計測回路11及び電流出力回路12と並列に接続されているLED15と、LED15に電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチ13と
を備える。計測回路11は、制御部112を備える。制御部112は、通常動作時はスイッチ13をオフし、エラー発生時はスイッチ13をオンする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
計測回路と、
前記計測回路と並列に接続されている電流出力回路と、
前記計測回路及び前記電流出力回路と並列に接続されているLEDと、
前記LEDに電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチと、
を備え、
前記計測回路は、制御部を備え、
前記制御部は、通常動作時は前記スイッチをオフし、エラー発生時は前記スイッチをオンする、2線式伝送器。
【請求項2】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、前記エラー発生時は、前記2線式伝送器がバーンアップ信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御する、2線式伝送器。
【請求項3】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記計測回路は、センサをさらに備え、
前記制御部は、前記通常動作時は、前記センサが計測した物理量に対応する電流を前記2線式伝送器が出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御する、2線式伝送器。
【請求項4】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、前記エラー発生時に発生していたエラーが解消すると前記スイッチをオフする、2線式伝送器。
【請求項5】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記LEDと直列に接続されている抵抗をさらに備える、2線式伝送器。
【請求項6】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記計測回路は、表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記エラー発生時は、前記表示部のバックライトを点灯させる、2線式伝送器。
【請求項7】
請求項1に記載の2線式伝送器において、
前記制御部は、
前記エラー発生時に、前記2線式伝送器がバーンダウン信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御することが可能であり、
前記バーンダウン信号を出力する場合は、前記エラー発生時に、前記スイッチをオフする、2線式伝送器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、2線式伝送器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プラント及び工場などにおいて2線式伝送器が用いられている。2線式伝送器は、流量、圧力、温度などのような様々な物理量を計測することができる。
【0003】
2線式伝送器は、LCD(Liquid Crystal Display)などのような表示部を有する場合がある。このような表示部を有している場合、2線式伝送器は、エラー発生時にエラーシンボルを表示させるなどして、エラーが発生したことを報知することができる。
【0004】
しかしながら、LCDにエラーシンボルを表示させても、暗い場所に2線式伝送器が設定されている場合などは、視認性が悪いためエラーシンボルに気付くことが困難である。
【0005】
エラー発生時にエラーに気付きやすくするための手段として、LED(Light Emitting Diode)を点灯させることが考えられる。しかしながら、通常、2線式伝送器が備える計測回路は3.5mA以下程度の電流で動作させる必要があるため、計測回路にLEDを備えさせて、LEDを点灯させるようにすることはできない。
【0006】
LEDを点灯させることを可能とした2線式伝送器として、例えば、特許文献1は、LEDを点灯させるための電池を備えている2線式伝送器を開示している。また、特許文献2は、LEDを点灯させるための電圧を確保するために、ツェナーダイオードを2線式伝送器と直列に接続した構成を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2006-24067号公報
【特許文献2】特開平5-225484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1が開示する2線式伝送器は、機器内部にLEDを点灯させるための電池を備えている。このように機器内部に電池を備える構成であると、電池が電気火花の原因となり得るため、本質安全防爆構造の要件を満たすことができない。
【0009】
特許文献2が開示する2線式伝送器は、ツェナーダイオードを2線式伝送器と直列に接続している。このような構成とすると、ツェナーダイオードで電圧が1.5V程度ドロップしてしまうため、2線式伝送器に電圧を供給する電圧源の最低動作電圧が高くなってしまう。
【0010】
このように、LEDを点灯させることが可能な2線式伝送器には改善の余地があった。
【0011】
そこで、本開示は、LEDを点灯させる技術を改善した2線式伝送器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
幾つかの実施形態に係る2線式伝送器は、計測回路と、前記計測回路と並列に接続されている電流出力回路と、前記計測回路及び前記電流出力回路と並列に接続されているLEDと、前記LEDに電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチと、を備え、前記計測回路は、制御部を備え、前記制御部は、通常動作時は前記スイッチをオフし、エラー発生時は前記スイッチをオンする。このような2線式伝送器によれば、LEDを点灯させる技術を改善することができる。
【0013】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記制御部は、前記エラー発生時は、前記2線式伝送器がバーンアップ信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御してもよい。これにより、エラーが発生したことを受信計器に報知することができる。
【0014】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記計測回路は、センサをさらに備え、前記制御部は、前記通常動作時は、前記センサが計測した物理量に対応する電流を前記2線式伝送器が出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御してもよい。これにより、センサが計測した物理量の情報を受信計器に送信することができる。
【0015】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記制御部は、前記エラー発生時に発生していたエラーが解消すると前記スイッチをオフしてもよい。これにより、エラーが解消した後、通常動作に復帰することができる。
【0016】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記LEDと直列に接続されている抵抗をさらに備えていてもよい。これにより、LEDに流れる電流を制限することができる。
【0017】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記計測回路は、表示部をさらに備え、前記制御部は、前記エラー発生時は、前記表示部のバックライトを点灯させてもよい。これにより、表示部のバックライトを点灯させることでエラーを報知することができる。
【0018】
一実施形態に係る2線式伝送器において、前記制御部は、前記エラー発生時に、前記2線式伝送器がバーンダウン信号を出力するように、前記電流出力回路に流れる電流を制御することが可能であり、前記バーンダウン信号を出力する場合は、前記エラー発生時に、前記スイッチをオフにする。これにより、エラーが発生したことをバーンダウン信号によって報知することも可能とすることができる。
【発明の効果】
【0019】
本開示によれば、LEDを点灯させる技術を改善した2線式伝送器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】一実施形態に係る2線式伝送器の概略構成を示す図である。
【
図2】一実施形態に係る2線式伝送器の通常動作時の動作を示す図である。
【
図3】一実施形態に係る2線式伝送器のエラー発生時の動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1は、一実施形態に係る2線式伝送器10の概略構成を示す図である。
図1を参照して、一実施形態に係る2線式伝送器10の構成及び機能について説明する。
【0022】
2線式伝送器10は、2本の伝送線を介して、直流電圧源1及び受信計器2と接続されている。
【0023】
直流電圧源1は、2線式伝送器10に直流電圧を供給する。直流電圧源1は、例えば、10~40V程度の直流電圧を供給可能な直流電圧源であってよい。
【0024】
2線式伝送器10は、直流電圧源1から供給される直流電圧によって動作する。2線式伝送器10は、物理量を計測し、計測した物理量に対応する電流を伝送信号として出力する。通常、2線式伝送器10が出力する伝送信号は、4~20mAである。
【0025】
受信計器2は、2線式伝送器10が出力する伝送信号を受信する。
【0026】
2線式伝送器10は、計測回路11と、電流出力回路12と、スイッチ13と、抵抗14と、LED15とを備える。
【0027】
計測回路11は、センサ111と、制御部112と、表示部113と、記憶部114と、入力部115とを備える。
【0028】
センサ111は、物理量を計測するセンサである。センサ111が計測する物理量は、例えば、流量、圧力、温度などであってよい。
【0029】
制御部112は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit)などの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。
【0030】
制御部112は、通常動作時においては、センサ111が計測した物理量に対応する電流を2線式伝送器10が伝送信号として出力するように、電流出力回路12に流れる電流を制御する。
【0031】
制御部112は、スイッチ13のオン/オフを制御する。制御部112がスイッチ13をオンすると、LED15に電流が流れてLED15は点灯する。制御部112がスイッチ13をオフすると、LED15には電流が流れず、LED15は点灯しない。
【0032】
表示部113は、情報を表示する1つ以上の出力用インタフェースを含む。表示部113は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro Luminescent)ディスプレイなどを含んでいてよい。
【0033】
記憶部114は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限定されない。記憶部114は、2線式伝送器10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部114は、システムプログラム、アプリケーションプログラム、各種データなどを記憶していてよい。
【0034】
入力部115は、ユーザの操作に基づく入力情報を取得する1つ以上の入力用インタフェースを含む。例えば、入力部115は、ボタンなどを含んでいてよい。
【0035】
電流出力回路12は、計測回路11と並列に接続されている。電流出力回路12は、制御部112による制御に応じて、電流を可変で出力することができる。電流出力回路12は、例えば、NPNトランジスタであってよい。
図1は、電流出力回路12がNPNトランジスタである場合を示している。
【0036】
スイッチ13は、LED15に電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチである。スイッチ13のオン/オフは、制御部112によって制御される。スイッチ13は、電気信号によってオン/オフ可能な任意の構成のスイッチであってよい。
【0037】
制御部112がスイッチ13をオンすると、LED15に電流が流れてLED15は点灯する。制御部112がスイッチ13をオフすると、LED15には電流が流れず、LED15は点灯しない。
【0038】
抵抗14は、LED15と直列に接続されている抵抗である。抵抗14は、LED15に流れる電流を制限する。
【0039】
LED15は、計測回路11及び電流出力回路12と並列に接続されている。LED15は、電流を流すことによって点灯可能な任意のLEDであってよい。
図1においては、1つのLED15を示しているが、複数のLED15が直列に接続された構成であってもよい。
【0040】
LED15は、2線式伝送器10の筐体上などにおいて、視認性の高い場所に設置されていてよい。LED15は、点灯することによって、エラーが発生していることをオペレータに報知することができる。
【0041】
(通常動作時)
図2を参照して、一実施形態に係る2線式伝送器10の通常動作時の動作について説明する。
【0042】
通常動作時においては、2線式伝送器10は、センサ111が計測した物理量に対応する電流を電流信号として出力する。本実施形態においては、2線式伝送器10が、伝送信号として4~20mAの電流を出力するものとして説明する。また、本実施形態においては、計測回路11には、3.5mAの電流が定常的に流れるものとして説明する。
【0043】
制御部112は、通常動作時においては、スイッチ13をオフする。したがって、通常動作時においては、LED15に電流が流れないため、LED15は点灯しない。換言すれば、LED15が点灯していない状態は通常動作時である。オペレータは、LED15が点灯していないことを視認することによって、2線式伝送器10が通常動作をしていること把握することができる。
【0044】
制御部112は、センサ111が計測した物理量に対応する電流を2線式伝送器10が出力するように、電流出力回路12に流れる電流を制御する。
【0045】
より詳細には、制御部112は、センサ111が計測した物理量に応じて、電流出力回路12に0.5~16.5mAの電流が流れるように、電流出力回路12を制御する。この際、計測回路11には3.5mAの電流が流れているため、2線式伝送器10は、伝送信号として、4~20mAの電流を出力する。
【0046】
(エラー発生時)
図3を参照して、一実施形態に係る2線式伝送器10のエラー発生時の動作について説明する。
【0047】
エラー発生時においては、2線式伝送器10は、バーンアップ信号を出力する。バーンアップ信号は、エラーが発生していることを示す信号であり、通常時の伝送信号である4~20mAよりも大きい電流を流すことが、バーンアップ信号に対応する。本実施形態においては、2線式伝送器10が、バーンアップ信号として22mAの電流を出力するものとして説明する。また、本実施形態においては、スイッチ13をオンすると、LED15に18mAの電流が流れるものとして説明する。
【0048】
制御部112は、エラー発生時においては、スイッチ13をオンする。これにより、エラー発生時においては、LED15に電流が流れ、LED15は点灯する。オペレータは、LED15が点灯していることを視認することにより、2線式伝送器10が暗い場所に設置されていたとしても、エラーが発生していることを容易に把握することができる。
【0049】
制御部112は、バーンアップ信号として22mAの電流を2線式伝送器10が出力するように、電流出力回路12に流れる電流を制御する。
【0050】
より詳細には、制御部112は、電流出力回路12に0.5mAの電流が流れるように、電流出力回路12を制御する。この際、計測回路11には3.5mAの電流が流れており、LED15には18mAの電流が流れているため、2線式伝送器10は、バーンアップ信号として、22mAの電流を出力する。
【0051】
制御部112は、発生していたエラーが解消すると、スイッチ13をオフし、通常動作時の動作に移行する。
【0052】
(バーンダウン信号)
2線式伝送器10は、エラー発生時において、バーンアップ信号の代わりにバーンダウン信号を出力することが可能であってよい。バーンダウン信号は、エラーが発生していることを示す信号であり、通常時の伝送信号である4~20mAよりも小さい電流を流すことが、バーンダウン信号に対応する。バーンダウン信号は、例えば、3.6mAの電流であってよい。
【0053】
制御部112は、入力部115がオペレータから受け付けた入力操作に応じて、エラー発生時にバーンアップ信号を出力するかバーンダウン電流を出力するかを選択する。
【0054】
エラー発生時にバーンダウン信号を出力する場合、制御部112は、エラー発生時においては、スイッチ13をオフする。また、制御部112は、バーンダウン信号として3.6mAの電流を2線式伝送器10が出力するように、電流出力回路12に流れる電流を制御する。
【0055】
より詳細には、制御部112は、電流出力回路12に0.1mAの電流が流れるように、電流出力回路12を制御する。この際、計測回路11には3.5mAの電流が流れているため、2線式伝送器10は、バーンダウン信号として、3.6mAの電流を出力する。
【0056】
以上のような、一実施形態に係る2線式伝送器10によれば、LED15を点灯させる技術を改善することができる。より具体的には、一実施形態に係る2線式伝送器10は、計測回路11と並列に接続されている電流出力回路12と、計測回路11及び電流出力回路12と並列に接続されているLED15と、LED15に電流を流すか否かを切り替え可能なスイッチ13とを備える。また、制御部112は、通常動作時はスイッチ13をオフし、エラー発生時はスイッチ13をオンする。このように、一実施形態に係る2線式伝送器10は、電池を備えていない。電池は電気火花の原因となり得るため、電池を備えていると、本質安全防爆構造の要件を満たさないが、一実施形態に係る2線式伝送器10は、電池を備えていなくてもLED15を点灯させることができるため、本質安全防爆構造の要件を満たすことができる。また、このように、一実施形態に係る2線式伝送器10において、LED15は、計測回路11と並列に接続されている。したがって、直流電圧源1の最低動作電圧を低く保つことができる。このように、一実施形態に係る2線式伝送器10によれば、LED15を点灯させる技術を改善することができる。
【0057】
本開示は、その精神又はその本質的な特徴から離れることなく、上述した実施形態以外の他の所定の形態で実現できることは当業者にとって明白である。従って、先の記述は例示的であり、これに限定されない。開示の範囲は、先の記述によってではなく、付加した請求項によって定義される。あらゆる変更のうちその均等の範囲内にあるいくつかの変更は、その中に包含される。
【0058】
例えば、上述した各構成部の配置及び個数等は、上記の説明及び図面における図示の内容に限定されない。各構成部の配置及び個数等は、その機能を実現できるのであれば、任意に構成されてもよい。
【0059】
例えば、上述した実施形態において、エラー発生時にLED15を点灯させる動作を説明したが、2線式伝送器10は、エラーが発生したことを報知するために、表示部113のバックライトを点灯させてもよい。この場合、制御部112は、エラー発生時において、スイッチ13をオフのままとし、表示部113のバックライトに電流を流して、表示部113のバックライトを点灯させてよい。
【0060】
例えば、上述した実施形態において、エラー発生時にLED15を点灯させる動作を説明したが、2線式伝送器10は、エラー発生時において、LED15を点滅させてもよい。
【0061】
例えば、上述した実施形態において、電流出力回路12がNPNトランジスタである場合を説明したが、電流出力回路12は、電流を可変で出力することができれば、任意の構成の回路であってよい。
【符号の説明】
【0062】
1 直流電圧源
2 受信計器
10 2線式伝送器
11 計測回路
12 電流出力回路
13 スイッチ
14 抵抗
15 LED
111 センサ
112 制御部
113 表示部
114 記憶部
115 入力部