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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024135841
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】ゴルフクラブバッグ
(51)【国際特許分類】
   A63B 55/30 20150101AFI20240927BHJP
【FI】
A63B55/30
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023046724
(22)【出願日】2023-03-23
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-05-28
(71)【出願人】
【識別番号】506308264
【氏名又は名称】頼 偉浤
(74)【代理人】
【識別番号】110003214
【氏名又は名称】弁理士法人服部国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】頼 偉浤
(57)【要約】
【課題】ゴルフクラブバッグを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブバッグは、ゴルフクラブを収容するために用いられている。ゴルフクラブバッグは、外部キャディバッグ組立部材と、内部キャディバッグ組立部材と、トンネルスペースと、保護カバーと、昇降組立部材と、位置決め組立部材と、を備えている。保護カバーの第2穴が外部キャディバッグ組立部材の第1穴及び位置決め組立部材のスルーホールに対応すると、プランジャーが外部キャディバッグ組立部材の外側から第1穴、第2穴、及びスルーホールに貫設され、保護カバー及び外部キャディバッグ組立部材の接合形態を位置決めする。キャップが開けられると共にプランジャーがプランジャー台から脱離すると、保護カバーが下方に向けて滑落し、ゴルフクラブが露出する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフクラブを収容するためのゴルフクラブバッグであって、
中空状を呈する収容用キャディバッグの外部キャディバッグ組立部材であって、その一端には前記収容用キャディバッグを径方向に貫通する第1穴を有している前記外部キャディバッグ組立部材と、
前記外部キャディバッグ組立部材の内部に装設されていると共に相互に結合されている内部キャディバッグ組立部材と、
前記外部キャディバッグ組立部材と前記内部キャディバッグ組立部材との間に形成されているトンネルスペースと、
前記内部キャディバッグ組立部材の外囲を被装するカバー体であり、前記カバー体の一端は開閉可能なキャップであり、他端には第2穴を有し、前記カバー体は一部分が前記トンネルスペース内に位置し、前記キャップは前記外部キャディバッグ組立部材よりも高く、前記第2穴は径方向に貫通する保護カバーと、
前記トンネルスペース内に位置している昇降組立部材であって、前記内部キャディバッグ組立部材と前記保護カバーとを連結する前記昇降組立部材と、
プランジャー及びプランジャー台を含み、前記プランジャー台は前記内部キャディバッグ組立部材に連結されていると共に前記内部キャディバッグ組立部材の径方向に設置され、スルーホールは前記プランジャー台の軸方向の両端に連通され、前記スルーホールは前記プランジャーを枢設するために用いられている位置決め組立部材と、を備え、
前記昇降組立部材及び前記保護カバーは前記トンネルスペース内で変位し、前記保護カバーの前記第2穴が前記外部キャディバッグ組立部材の前記第1穴及び前記位置決め組立部材の前記スルーホールに対応すると、前記プランジャーが前記外部キャディバッグ組立部材の外側から前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールに貫設され、前記保護カバー及び前記外部キャディバッグ組立部材の接合形態を位置決めし、ゴルフクラブを保護し、前記キャップが開けられると共に前記プランジャーが前記プランジャー台から脱離すると、前記保護カバーが下方に向けて滑落し、ゴルフクラブが露出することを特徴とするゴルフクラブバッグ。
【請求項2】
前記内部キャディバッグ組立部材は、口枠と、ベースと、複数の支持ロッドと、を備え、各前記支持ロッドの一端は前記口枠に連結され、他端は前記ベースに連結され、前記昇降組立部材は、接続リング及び複数のスライドスリーブを含み、前記接続リングは前記保護カバーに結合され、複数の前記スライドスリーブは前記接続リングに連結されていると共に複数の前記支持ロッドに対応し、複数の前記スライドスリーブは複数の前記支持ロッド上でスライドし、前記位置決め組立部材の前記プランジャー台は前記口枠に結合されていると共に前記口枠の底部に位置していることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブバッグ。
【請求項3】
前記プランジャー台は連通管及び前記連通管の両端に構設されている2つの接合部を含み、前記スルーホールは前記連通管の軸方向に設けられていると共に前記連通管の両端を貫通し、前記口枠のリングフレーム内周部には2つの結合部が設けられ、前記プランジャー台の2つの前記接合部は前記口枠の2つの前記結合部に対応し、且つ複数の枢着要件により接合されるように枢着されていることを特徴とする請求項2に記載のゴルフクラブバッグ。
【請求項4】
前記外部キャディバッグ組立部材に結合されている第1固定リングを更に備え、前記第1固定リングは一部分が前記外部キャディバッグ組立部材の端部より高く、前記第1固定リングは径方向穴を有し、前記径方向穴は前記第1穴に対応していることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブバッグ。
【請求項5】
前記保護カバーに結合されている第2固定リングを更に備え、前記第2固定リングは前記保護カバーの外囲に設置され、前記保護カバーが下方に向けて滑落すると、前記第2固定リングが前記第1固定リングに押止するように接触することを特徴とする請求項4に記載のゴルフクラブバッグ。
【請求項6】
前記位置決め組立部材の前記プランジャーは略L状を呈するロッド体であり、その一端は握り端部であり、他端は挿入端であり、前記握り端部及び前記挿入端は互いに直交し、且つ前記握り端部の長さは前記挿入端の長さより短く、前記挿入端の長さは前記外部キャディバッグ組立部材の直径より長く、前記挿入端は前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールを貫通するように通過し、前記握り端部は前記第1穴の外部に露出されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブバッグ。
【請求項7】
前記プランジャーの前記挿入端は末端に隣接する部位に径方向穴が更に設けられ、前記挿入端は前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールを通過し、前記径方向穴は前記外部キャディバッグ組立部材の外に露出し、前記径方向穴に挿設される固定ピンと組み合
わせることが可能であることを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブバッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフ用品に関し、より詳しくは、ゴルフクラブバッグ(Golf club bag)に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴルフクラブバッグはゴルフクラブを収容するために用いられ、各ゴルフクラブはゴルフクラブのヘッドにヘッドカバーが被せられるか、キャップが係合部材によりゴルフクラブバッグの口部に連結され、キャップがゴルフクラブバッグ内にある全てのゴルフクラブに蓋をする。このようにすることで、ゴルフクラブが露出するのを避け、ゴルフクラブを保護する目的を達成している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ヘッドカバーをゴルフクラブに被せる、或いは、キャップをゴルフクラブバッグの口部に係合することでゴルフクラブを保護する従来の方式では、ゴルフクラブを使用したい場合はヘッドカバーまたはキャップを取り外し、ゴルフクラブの使用後にもヘッドカバーを被せ直すか、キャップを被せ直す必要があり、携帯及び使用が不便である。また、ヘッドカバーを遺失したり、キャップを係合し忘れて落とすことが多く、ゴルフクラブを保護するために、ユーザーはヘッドカバーやキャップの予備を購入しておかねばならず、費用が増加する。
【0004】
そこで、本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、以下の構成を採用することによって、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0005】
本発明は、上述に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴルフクラブを保護すると共に使用が便利なゴルフクラブバッグを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のゴルフクラブバッグは、中空状を呈する収容用キャディバッグの外部キャディバッグ組立部材であって、その一端には前記収容用キャディバッグを径方向に貫通する第1穴を有している前記外部キャディバッグ組立部材と、前記外部キャディバッグ組立部材の内部に装設されていると共に相互に結合されている内部キャディバッグ組立部材と、前記外部キャディバッグ組立部材と前記内部キャディバッグ組立部材との間に形成されているトンネルスペースと、前記内部キャディバッグ組立部材の外囲を被装するカバー体であり、前記カバー体の一端は開閉可能なキャップであり、他端には前記保護カバーを径方向に貫通する第2穴を有し、前記カバー体は一部分が前記トンネルスペース内に位置し、前記キャップは前記外部キャディバッグ組立部材より高い保護カバーと、前記トンネルスペース内に位置している昇降組立部材であって、前記内部キャディバッグ組立部材と前記保護カバーとを連結する昇降組立部材と、プランジャー及びプランジャー台を含み、前記プランジャー台は前記内部キャディバッグ組立部材に連結されていると共に前記内部キャディバッグ組立部材の径方向に設置され、スルーホールは前記プランジャー台の軸方向の両端に連通されている位置決め組立部材と、を備えている。前記昇降組立部材及び前記保護カバーは前記トンネルスペース内で変位する。前記保護カバーの前記第2穴が前記外部キャディバッグ組立部材の前記第1穴及び前記位置決め組立部材の前記スルーホールに対応すると、前記プランジャーが前記外部キャディバッグ組立部材の外側から前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールに貫設され、前記保護カバー及び前記外部キャディバッグ組立部材の接合形態を位置決めする。前記キャップが開けられると共に前記プランジャーが前記プランジャー台から脱離すると、前記保護カバーが下方に向けて滑落し、ゴルフクラブが露出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のゴルフクラブバッグによると、ゴルフクラブを被覆すると共に保護する。
さらに、本発明のゴルフクラブバッグによると、ゴルフクラブが露出し、取り出して使用するのが便利になり、保護カバーを遺失または脱離する心配がない。これにより、本発明のゴルフクラブバッグはゴルフクラブを保護すると共に使用を便利にする。
本発明は、上述に説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例に係るゴルフクラブバッグの使用状態を示す外観斜視図である。
図2図1に示す分解斜視図である。
図3図2に示すゴルフクラブバッグの位置決め組立部材を他の視角からみた分解斜視図である。
図4図1に示す模式的な縦断面図である。
図5図1を他の視角からみた模式的な縦断面図である。
図6図5のA部分の拡大概略図である。
図7】本発明の一実施例に係るゴルフクラブバッグの他の使用状態を示す外観斜視図である。
図8図7に示す模式的な縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。以下、本発明の実施形態によるゴルフクラブバッグを図面に基づき説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
【0010】
次に、図1図8を参照しながら、本発明に係るゴルフクラブバッグ100の実施形態について説明する。
【0011】
本発明に係るゴルフクラブバッグ100は、外部キャディバッグ組立部材10と、内部キャディバッグ組立部材20と、保護カバー30と、昇降組立部材40と、位置決め組立部材50と、を備えている。
【0012】
本実施例では、外部キャディバッグ組立部材10は中空状を呈する収容用キャディバッグの外部キャディバッグ組立部材であって、その一端には収容用キャディバッグを径方向に貫通する第1穴11を有している。第1固定リング12は外部キャディバッグ組立部材10に結合され、且つ一部分が収容用キャディバッグより高くなって収容用キャディバッグの端部に露出している。第1固定リング12は第1穴11に対応する径方向穴13を有している。
【0013】
内部キャディバッグ組立部材20は外部キャディバッグ組立部材10の内部に装設されていると共に相互に結合されている。内部キャディバッグ組立部材20は、口枠21と、ベース22と、複数の支持ロッド23と、を備え、各支持ロッド23の一端は口枠21に連結され、各支持ロッド23の他端はベース22に連結されている。口枠21及びベース22には複数の支持ロッド23の数量に対応する複数のスリーブ211、221が設置され、複数の支持ロッド23の両端部を接合するように挿設させている。ベース22は外部キャディバッグ組立部材10を結合するために用いられ、上述の内部キャディバッグ組立部材20及び外部キャディバッグ組立部材10の組み合わせにより、外部キャディバッグ組立部材10と内部キャディバッグ組立部材20との間にトンネルスペース60が形成される(図4参照)。また、口枠21のリングフレームには縦横に交錯するリブ部により区画されている若干の仕切り布212が内設され、若干のゴルフクラブ70を挿設するために用いられている。また、口枠21のリングフレーム内周部には2つの結合部213が更に設けられている(図3参照)。
【0014】
保護カバー30は内部キャディバッグ組立部材20の外囲を被装するカバー体であり、カバー体の一端はキャップ31に連結され、他端は第2穴32を有している。キャップ31はジッパー33によりカバー体に連結され、キャップ31が開閉可能となる。第2穴32は保護カバー30を径方向に貫通している。第2固定リング34は保護カバー30に結合され、第2固定リング34は保護カバー30の外囲に設置されていると共にキャップ31に近接する一端に位置している。保護カバー30が下方に向けて滑落すると、第2固定リング34が外部キャディバッグ組立部材10の第1固定リング12に押止するように接触し、保護カバー30の一部分がトンネルスペース60内に位置し、キャップ31が外部キャディバッグ組立部材10よりも高くなる(図7及び図8参照)。
【0015】
昇降組立部材40は内部キャディバッグ組立部材20及び保護カバー30に連結され、且つトンネルスペース60内に位置している。昇降組立部材40は接続リング41及び複数のスライドスリーブ42を備え、接続リング41は保護カバー30に結合されていると共に第2穴32に近接する一端に位置し、複数のスライドスリーブ42は接続リング41に連結されていると共に複数の支持ロッド23に対応している。複数のスライドスリーブ42は複数の支持ロッド23上でスライドし、昇降組立部材40及び保護カバー30はトンネルスペース60内で変位可能である(図4参照)。
【0016】
位置決め組立部材50はプランジャー51及びプランジャー台52を備えている。プランジャー台52は細長いベース体であり、内部キャディバッグ組立部材20に連結されていると共に内部キャディバッグ組立部材20の径方向に設置されている。プランジャー台52は連通管521及び連通管521の両端にある2つの接合部522を含み、連通管521の軸方向には両端に連通されているスルーホール523を有している。スルーホール523はプランジャー51を枢設するために用いられ、2つの接合部522は口枠21の2つの結合部213に対応し、且つ複数の枢着要件53により接合されるように枢着されている。プランジャー台52は口枠21に結合されていると共に口枠21の底部に位置し、プランジャー台52は口枠21が有するリブ部の下方に設置され、若干のゴルフクラブ70の挿設に影響を与えない。プランジャー51は略L状を呈する細長いロッド体であり、その一端は握り端部511であり、他端は挿入端512であり、握り端部511及び挿入端512は互いに直交し、握り端部511の長さは挿入端512の長さより短く、挿入端512の長さは外部キャディバッグ組立部材10の直径より長い。挿入端512は末端に隣接する部位に径方向穴513が更に設けられている。
【0017】
上述の部材で構成されている本発明に係るゴルフクラブバッグ100は、保護カバー30はトンネルスペース60内で変位するように昇降組立部材40を組み合わせてもよい。保護カバー30が引っ張られて上方に向けて変位し、且つ第2穴32が外部キャディバッグ組立部材10の第1穴11及び位置決め組立部材50のスルーホール523に対応すると、位置決め組立部材50のプランジャー51の挿入端512が、外部キャディバッグ組立部材10の外側から第1穴11、保護カバー30の第2穴32、及び位置決め組立部材50のプランジャー台52のスルーホール523に順次貫設され、挿入端512が第1穴11、第2穴32、及びスルーホール523を貫通するように通過し、握り端部511が第1穴11の外部に露出する(図5及び図6参照)。挿入端512の径方向穴513は外部キャディバッグ組立部材10の外に露出し、径方向穴513を通過して挿設される固定ピン54と組み合わせることが可能である。これにより、保護カバー30及び外部キャディバッグ組立部材10の接合形態を位置決めし、且つプランジャー51の握り端部511を外部キャディバッグ組立部材10の第1穴11の外部に露出させ、外部キャディバッグ組立部材10の一側に係止し、固定ピン54は径方向穴513に挿設され、外部キャディバッグ組立部材10の他側に係止し、プランジャー51がプランジャー台52から勝手に脱離するのを回避し、保護カバー30により口枠21に挿設されている若干のゴルフクラブ70を被覆すると共に保護する作用を達成している。
【0018】
また、キャップ31が開けられ、且つ先に固定ピン54が引っ張られてプランジャー51から脱離し、プランジャー51がプランジャー台52から引き抜かれ、位置決め組立部材50による保護カバー30及び外部キャディバッグ組立部材10の接合形態の位置決めが解除されると、保護カバー30が下方に向けて滑落すると共に外部キャディバッグ組立部材10内に収容され、若干のゴルフクラブ70が露出し、取り出して使用するのが便利になり、保護カバー30を遺失または脱離する心配がない。これにより、本発明はゴルフクラブを保護すると共に使用を便利にするという創作の目的を達成している。
【0019】
以上、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
【符号の説明】
【0020】
100 ゴルフクラブバッグ
10 外部キャディバッグ組立部材
11 第1穴
12 第1固定リング
13 径方向穴
20 内部キャディバッグ組立部材
21 口枠
211 スリーブ
212 仕切り布
213 結合部
22 ベース
221 スリーブ
23 支持ロッド
30 保護カバー
31 キャップ
32 第2穴
33 ジッパー
34 第2固定リング
40 昇降組立部材
41 接続リング
42 スライドスリーブ
50 位置決め組立部材
51 プランジャー
511 握り端部
512 挿入端
513 径方向穴
52 プランジャー台
521 連通管
522 接合部
523 スルーホール
53 枢着要件
54 固定ピン
60 トンネルスペース
70 ゴルフクラブ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2024-02-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ゴルフクラブを収容するためのゴルフクラブバッグであって、
中空状を呈する収容用キャディバッグの外部キャディバッグ組立部材であって、その一端には前記収容用キャディバッグを径方向に貫通する第1穴を有している前記外部キャディバッグ組立部材と、
前記外部キャディバッグ組立部材の内部に装設されていると共に相互に結合されている内部キャディバッグ組立部材と、
前記外部キャディバッグ組立部材と前記内部キャディバッグ組立部材との間に形成されているトンネルスペースと、
前記内部キャディバッグ組立部材の外囲を被装するカバー体であり、前記カバー体の一端は開閉可能なキャップであり、他端には第2穴を有し、前記カバー体は一部分が前記トンネルスペース内に位置し、前記キャップは前記外部キャディバッグ組立部材よりも高く、前記第2穴は径方向に貫通する保護カバーと、
前記トンネルスペース内に位置している昇降組立部材であって、前記内部キャディバッグ組立部材と前記保護カバーとを連結する前記昇降組立部材と、
プランジャー及びプランジャー台を含み、前記プランジャー台は前記内部キャディバッグ組立部材に連結されていると共に前記内部キャディバッグ組立部材の径方向に設置され、前記プランジャー台の軸方向の両端にスルーホールが連通され、前記スルーホールは前記プランジャーを枢設するために用いられている位置決め組立部材と、を備え、
前記昇降組立部材及び前記保護カバーは前記トンネルスペース内で変位し、前記保護カバーの前記第2穴が前記外部キャディバッグ組立部材の前記第1穴及び前記位置決め組立部材の前記スルーホールに対応すると、前記プランジャーが前記外部キャディバッグ組立部材の外側から前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールに貫設され、前記保護カバー及び前記外部キャディバッグ組立部材の接合形態を位置決めし、ゴルフクラブを保護し、前記キャップが開けられると共に前記プランジャーが前記プランジャー台から脱離すると、前記保護カバーが下方に向けて滑落し、ゴルフクラブが露出することを特徴とするゴルフクラブバッグ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
前記位置決め組立部材の前記プランジャーは略L状を呈するロッド体であり、その一は握り端部であり、他は挿入端であり、前記握り端部及び前記挿入端は互いに直交し、且つ前記握り端部の長さは前記挿入端の長さより短く、前記挿入端の長さは前記外部キャディバッグ組立部材の直径より長く、前記挿入端は前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールを貫通するように通過し、前記握り端部は前記第1穴の外部に露出されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブバッグ。
【手続補正3】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項7】
前記プランジャーの前記挿入端は末端に隣接する部位に径方向穴が更に設けられ、前記挿入端は前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールを通過し、前記径方向穴は前記外部キャディバッグ組立部材の外に露出し、前記径方向穴に挿設される固定ピンと組み合わせることが可能であることを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブバッグ。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のゴルフクラブバッグは、中空状を呈する収容用キャディバッグの外部キャディバッグ組立部材であって、その一端には前記収容用キャディバッグを径方向に貫通する第1穴を有している前記外部キャディバッグ組立部材と、前記外部キャディバッグ組立部材の内部に装設されていると共に相互に結合されている内部キャディバッグ組立部材と、前記外部キャディバッグ組立部材と前記内部キャディバッグ組立部材との間に形成されているトンネルスペースと、前記内部キャディバッグ組立部材の外囲を被装するカバー体であり、前記カバー体の一端は開閉可能なキャップであり、他端には前記保護カバーを径方向に貫通する第2穴を有し、前記カバー体は一部分が前記トンネルスペース内に位置し、前記キャップは前記外部キャディバッグ組立部材より高い保護カバーと、前記トンネルスペース内に位置している昇降組立部材であって、前記内部キャディバッグ組立部材と前記保護カバーとを連結する昇降組立部材と、プランジャー及びプランジャー台を含み、前記プランジャー台は前記内部キャディバッグ組立部材に連結されていると共に前記内部キャディバッグ組立部材の径方向に設置され、前記プランジャー台の軸方向の両端にスルーホールが連通されている位置決め組立部材と、を備えている。前記昇降組立部材及び前記保護カバーは前記トンネルスペース内で変位する。前記保護カバーの前記第2穴が前記外部キャディバッグ組立部材の前記第1穴及び前記位置決め組立部材の前記スルーホールに対応すると、前記プランジャーが前記外部キャディバッグ組立部材の外側から前記第1穴、前記第2穴、及び前記スルーホールに貫設され、前記保護カバー及び前記外部キャディバッグ組立部材の接合形態を位置決めする。前記キャップが開けられると共に前記プランジャーが前記プランジャー台から脱離すると、前記保護カバーが下方に向けて滑落し、ゴルフクラブが露出する。