特開2024-136423IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

筆記具のクリップ部を含む樹脂成形品を製造する製造方法に関する。また、本発明は、筆記具のクリップ部を含む樹脂成形品を製造する製造装置に関する。更に、本発明は、当該製造方法ないし当該製造装置によって製造された樹脂成形品

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】筆記具のクリップ部を含む樹脂成形品を製造する製造方法であって、クリップ部の形状精度を高めることができる製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、筆記具のクリップ部を含む樹脂成形品を製造する製造方法であって、右方側モールドの右方空洞を区画する空洞側内面の一部を構成する一方で、当該右方空洞の内方側へと突出移動可能な右方補助部材と、左方側モールドの左方空洞を区画する空洞側内面の一部を構成する一方で、当該左方空洞の内方側へと突出移動可能な左方側補助部材と、を用いる。成形工程の後、右方側モールドと左方側モールドとを互いから離隔して右方空洞と左方空洞とを互いから離隔させる一方で、右方補助部材を右方空洞の内方側へと突出させながら左方補助部材を左方空洞の内方側へと突出させて、樹脂成形品が右方補助部材と左方補助部材とによって挟持された状態を維持する。
【選択図】 図14

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本件発明者は、前述したような従来の製造方法では、クリップ部の形状精度が不十分な場合が生じ得ることを知見した。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、筆記具のクリップ部を含む樹脂成形品を製造する製造方法であって、前記クリップ部の右方の輪郭に対応する右方空洞を有する右方側モールドと、前記クリップ部の左方の輪郭に対応する左方空洞を有する左方側モールドと、前記右方側モールドの前記右方空洞を区画する空洞側内面の一部を構成する一方で、当該右方空洞の内方側へと突出移動可能な右方補助部材と、前記左方側モールドの前記左方空洞を区画する空洞側内面・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明方法によれば、右方側モールドと左方側モールドとを互いから離隔して右方空洞と左方空洞とを互いから離隔させる際に、右方補助部材を右方空洞の内方側へと突出させながら左方補助部材を左方空洞の内方側へと突出させて、樹脂成形品が右方補助部材と左方補助部材とによって挟持された状態が維持される。これにより、樹脂成形品がそのように挟持された状態で、当該挟持部位を除いた全ての領域が先行して右方側モールド及び左方側モールドから離隔されることとなるため、樹脂成形品が右方側モールドまたは左方側モールドとの付着継続のために曲がってしまうということが顕著に抑制される。

本発明装置によれば、成形空間が開放される際において、右方補助部材が右方空洞の内方側へと突出されると共に左方補助部材が左方空洞の内方側へと突出され、成形後の樹脂成形品が右方補助部材と左方補助部材とによって挟持された状態が一時的に維持されるようになっている。これにより、樹脂成形品がそのように挟持された状態で、当該挟持部位を除いた全ての領域が先行して右方側モールド及び左方側モールドから離隔されることとなるため、樹脂成形品が右方側モールドまたは左方側モールドとの付着継続のために曲がってしまうということが顕著に抑制される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明方法によって製造される樹脂成形品を含む筆記具の概略斜視図である。
【図2】 図1の筆記具の側面図である。
【図3】 図1の筆記具の縦断面図である。
【図4】 図1の筆記具の部品であって、クリップ部を含む樹脂成形品を示す斜視図である。
【図5】 図4の樹脂成形品の側面図である。
【図6】 本発明方法を実施するための本発明装置の第1実施形態である製造装置の概略断面図であり、型閉工程実施後の状態を示している。
【図7】 図6の製造装置の概略断面図であり、第1型開工程実施中の状態を示している。
【図8】 図6の製造装置の概略断面図であり、第2型開工程実施後の状態を示している。
【図9】 図6の製造装置の型閉工程実施後の状態を示す概略斜視図である。
【図10】 図6の製造装置の第1型開工程実施中の状態を示す概略斜視図である。
【図11】 図6の製造装置の左方側部分について第1型開工程実施中の状態を示す概略斜視図である。
【図12】 図6の製造装置について第2型開工程実施後の状態を示す概略斜視図である。
【図13】 本発明方法を実施するための本発明装置の第2実施形態である製造装置の概略断面図であり、型閉工程実施後の状態を示している。
【図14】 図13の製造装置の概略断面図であり、第1型開工程実施中の状態を示している。
【図15】 図13の製造装置の概略断面図であり、第2型開工程実施後の状態を示している。

選択図 図14出願人が指定した本件の代表的な図

1 筆記具 10 樹脂成形品 11 クリップ本体部(クリップ部) 12 間隙狭窄用凸部(クリップ部) 12a 領域 13 接続部 14 筒部 14c カム面 20 右方側モールド 21 右方空洞 22 右方端壁 23 円柱状案内部 24 コイルバネ 25 収容空間 26 壁部 30 右方補助部材 31 空洞側内面の一部としての領域 32 右方当接部 33 摺動部 34 円筒フランジ部 40 左方側モールド 41 左方空洞 42 左方端壁 43 円柱状案内部 44 コイルバネ 45 収容空間 46 壁部 50 左方補助部材 51 空洞側内面の一部としての領域 52 左方当接部 53 摺動部 54 円筒フランジ部 60 前方側コアピン 70 位置決めストッパ部

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