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特開2024-136879通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服
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  • 特開-通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服 図1
  • 特開-通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024136879
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服
(51)【国際特許分類】
   D03D 15/56 20210101AFI20240927BHJP
   D03D 15/283 20210101ALI20240927BHJP
   D03D 15/217 20210101ALI20240927BHJP
   D03D 15/47 20210101ALI20240927BHJP
   D03D 15/533 20210101ALI20240927BHJP
   A41D 31/00 20190101ALI20240927BHJP
   A41D 31/14 20190101ALI20240927BHJP
【FI】
D03D15/56
D03D15/283
D03D15/217
D03D15/47
D03D15/533
A41D31/00 503C
A41D31/00 503G
A41D31/00 502B
A41D31/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048174
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000001096
【氏名又は名称】倉敷紡績株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000040
【氏名又は名称】弁理士法人池内アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】秋葉 丈晴
(72)【発明者】
【氏名】長澤 篤司
(72)【発明者】
【氏名】丸石 皓美
(72)【発明者】
【氏名】湯城 彰一郎
【テーマコード(参考)】
4L048
【Fターム(参考)】
4L048AA08
4L048AA20
4L048AA21
4L048AA22
4L048AA27
4L048AA34
4L048AA51
4L048AA52
4L048AB05
4L048AB07
4L048AB11
4L048AB21
4L048AC12
4L048AC13
4L048BA01
4L048CA02
4L048CA04
4L048CA05
4L048CA11
4L048CA15
4L048DA01
4L048DA02
4L048EA00
(57)【要約】
【課題】夏物衣類に好適な伸縮性及び通気性を有する通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服を提供する。
【解決手段】経糸2がコットンとポリエステル短繊維の混紡糸であり、緯糸3がポリエステルマルチフィラメント伸縮糸であり、織物組織において、経糸2が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸3が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差している通気性ストレッチ織物生地1である。経糸が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる略十文字形部分が形成4され、略十文字形部分4では伸縮糸が交錯していないため、伸縮性を発揮する。また、略十文字形部分4の内部及び境界部には隙間が形成され、通気性を発揮する。本発明の衣服は、前記の通気性ストレッチ織物生地を含む。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
経糸がコットンとポリエステル短繊維の混紡糸であり、
緯糸がポリエステルマルチフィラメント伸縮糸であり、
織物組織において、経糸が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差していることを特徴とする通気性ストレッチ織物生地。
【請求項2】
前記生地のJIS L1096:2010 B法(定荷重法)法、伸び率が8~30%である請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項3】
前記生地のJIS L1096:2010 A法(フラジール法)法の測定による通気性が30~80cm3/cm2・Sである請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項4】
前記生地の単位面積当たりの質量(目付)は80~200g/m2である請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項5】
前記経糸及び緯糸から選ばれる少なくとも一方の糸の10~100本に1本の割合で制電糸が配置されている請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項6】
前記生地の織物組織は、経糸が1列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差しており、表面から見て浮いた部分が十字形であり、
前記十字形の浮いた部分が右上方向に配置されている請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項7】
前記生地の織物組織は、経糸が2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の4本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差しており、表面から見て浮いた部分が経糸2本の十字形であり、
前記経糸2本の十字形の浮いた部分と沈んだ部分は経方向に繰り返されており、前記経糸2本の十字形の隣は平組織が経2列配置されている請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項8】
前記生地は夏物ユニフォーム生地である請求項1に記載の通気性ストレッチ織物生地。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の通気性ストレッチ織物生地を含む衣服。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、夏物衣類に好適な伸縮性及び通気性を有する通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、暑い時期に着用する作業服、ユニフォーム、シャツ等は目付(単位面積当たりの質量)が軽く、コットンを含む生地が好まれている。伸縮性を出すには、通常は弾性糸を含ませていた。特許文献1には、経糸又は緯糸の一方に弾性糸を配置して伸縮性織物とすることが提案されている。特許文献2には、経糸に弾性糸を配置し、緯糸に太い糸と細い糸を交互に配置した伸縮性織物が提案されている。特許文献3には、経糸又は緯糸の一方に伸縮糸と非伸縮糸配置し、伸縮糸は通常状態で収縮して非伸縮糸を弛ませ、生地にしわを与えることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-169401号公報
【特許文献2】特開2021-025166号公報
【特許文献3】特開2009-097107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記従来の伸縮性織物は、伸縮性はあるものの、通気性に乏しく、着用感が良くないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するため、夏物衣類に好適な伸縮性及び通気性を有する通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、経糸がコットンとポリエステル短繊維の混紡糸であり、緯糸がポリエステルマルチフィラメント伸縮糸であり、織物組織において、経糸が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差している通気性ストレッチ織物生地である。
【0007】
本発明の衣服は、前記の通気性ストレッチ織物生地を含む衣服である。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、織物組織において、経糸が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる略十文字形部分が形成され、前記略十文字形部分では伸縮糸が交錯していないため、伸縮性を発揮する。また、前記略十文字形部分の内部及び境界部には隙間が形成され、通気性を発揮する。これにより、夏物衣類に好適な伸縮性及び通気性を有する通気性ストレッチ織物生地及びこれを含む衣服を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本発明の一実施形態の通気性ストレッチ織物生地の織物組織図である。
図2図2は本発明の別の実施形態の通気性ストレッチ織物生地の織物組織図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、経糸がコットンとポリエステル短繊維の混紡糸であり、緯糸がポリエステルマルチフィラメント伸縮糸である。弾性糸は使用しない。経糸がコットンとポリエステル短繊維の混紡糸であることにより、コットンは吸水性が高く、ポリエステル短繊維は乾きやすいという利点がある。緯糸がポリエステルマルチフィラメント伸縮糸であること、及び経糸が1列又は2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本又は4本が連続して沈んでいる略十文字形部分が形成され、前記略十文字形部分では伸縮糸が交錯していないことが相俟って、伸縮性を発揮する。また、前記略十文字形部分の内部及び境界部には隙間が形成され、通気性を発揮する。
【0011】
本発明の織物生地は、JIS L1096:2010 B法(定荷重法)法で伸び率が10~30%であることが好ましく、より好ましくは11~28%であり、さらに好ましくは12~26%である。これにより、夏物ユニフォーム等に好適なストレッチ性を発揮し、作業性、運動機能を低下させることはない。
【0012】
前記生地のJIS L1096:2010 A法(フラジール法)法の測定による通気性が30~80cm3/cm2・Sであることが好ましく、より好ましくは35~75cm3/cm2・Sであり、さらに好ましくは40~70cm3/cm2・Sである。これにより、夏物ユニフォーム等に好適な通気性を発揮し、着心地を良好に保てる。
【0013】
前記生地の単位面積当たりの質量(目付)は80~200g/m2であるのが好ましく、より好ましくは85~180g/m2であり、さらに好ましくは90~170g/m2である。これにより、夏物ユニフォーム等に好適な軽さと着心地を良好に保てる。
【0014】
前記経糸及び緯糸から選ばれる少なくとも一方の糸の10~100本に1本の割合で制電糸が配置されていることが好ましい。これにより生地の帯電が防止でき、静電気によるショック、ガソリンスタンド等の安全を確保できる。制電糸としては、クラレ社製「クラカーボ」、KBセーレン社製「ベルトロン」等がある。
【0015】
前記生地の織物組織は、経糸が1列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の3本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差しており、表面から見て浮いた部分が十字形であり、前記十字形の浮いた部分が右上方向に配置されていることが好ましい。これにより、生地の通気性とストレッチ性を向上できる。
【0016】
前記生地の織物組織は、経糸が2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の4本が連続して沈んでいる部分があり、前記浮いた部分の経糸と沈んだ部分の緯糸は中央で交差しており、表面から見て浮いた部分が経糸2本の十字形であり、前記経糸2本の十字形の浮いた部分と沈んだ部分は経方向に繰り返されており、前記経糸2本の十字形の隣は平組織が経2列配置されていることが好ましい。これにより、生地の通気性とストレッチ性を向上できる。
【0017】
前記生地は夏物ユニフォーム生地であるのが好ましい。夏物ユニフォーム生地は、生地の通気性とストレッチ性があると好適である。
【0018】
経糸に配置するコットンとポリエステル短繊維の混紡糸は、混紡糸100質量%としたとき、コットン10~70質量%、ポリエステル短繊維30~90質量%が好ましく、より好ましくはコットン20~60質量%、ポリエステル短繊維40~80質量%であり、さらに好ましくはコットン30~50質量%、ポリエステル短繊維50~70質量%である。これにより吸水性が高く、着心地を良好に保てる。この混紡糸の好ましい綿番手は20~60番手(繊度:98~295decitex)であり、より好ましい綿番手は25~55番手(繊度:107~236decitex)である。
【0019】
緯糸のポリエステルマルチフィラメント伸縮糸は、例えばポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸の仮撚糸、ポリエステルコンジュゲートマルチフィラメント糸などを使用できる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸の仮撚糸(ウーリー糸)と、ポリエステルコンジュゲートマルチフィラメント糸を交互に配置する。ポリエステルコンジュゲートマルチフィラメント糸は、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の異種のポリエステルを複合紡糸して得られる。これにより好ましい伸縮性となる。作業ズボンの場合、下半身の身丈方向に伸縮糸を配置すると、膝及び腰の折り曲げ作業動作が容易となる。また作業上着の場合、身幅方向に伸縮糸を配置すると、肩及び上腕の作業動作が容易となる。緯糸のポリエステルマルチフィラメント伸縮糸の好ましい繊度は100~400decitexであり、より好ましくは120~350decitexである。
【0020】
本発明の通気性ストレッチ織物生地の経糸密度は80~130本/インチが好ましく、より好ましくは85~120本/インチである。また、緯糸密度は50~80本/インチが好ましく、より好ましくは55~75本/インチである。通気性ストレッチ織物生地を100質量%としたときのコットンとポリエステル繊維と制電糸の割合は、コットン15~30質量%、ポリエステル繊維70~85質量%、制電糸1~3質量%が好ましい。
【0021】
以下図面によって本発明の通気性織物を説明する。以下の図面の説明においては、同一符号は同一物を示す。まず図1及び図2の組織図において、斜線部及びドット部は経糸が浮いている部分であり、白抜き部は経糸が沈んでる部分である。緯糸から見ると逆になる。
図1は本発明の一実施形態の通気性ストレッチ織物生地1の織物組織図である。この例においては、経糸2が1列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸3が1列の3本が連続して沈んでいる略十文字形部分4が形成されている。この略十文字形部分4の緯糸3(伸縮糸)が1列の3本が連続して沈んでいる部分では、糸が交錯していないため、伸縮性を発揮する。また、略十文字形部分4の内部及び境界部には隙間が形成され、通気性を発揮する。隙間が形成される理由は、略十文字形部分4の経糸2及び緯糸3は3本が連続して浮いている部分があり、前記3本の糸の隣の中央の糸は1本だけが浮き、両側の各1本の糸は沈んでいるから、糸の交錯点の厚さ方向及び平面に隙間が形成され、通気性が高くなる。また、同様な理由により、経糸方向に溝状凹凸部が形成され、汗をかいた時の肌への張り付き感のない織物とすることができる。これにより、夏物衣類に好適な通気性ストレッチ織物生地とすることができる。5は制電糸である。
【0022】
図2は本発明の別の実施形態の通気性ストレッチ織物生地6の織物組織図である。この通気性ストレッチ織物生地6は、経糸が2列の3本が連続して浮いている部分と、緯糸が1列の4本が連続して沈んでいる略十文字形部分7が形成されている。この略十文字形部分7も緯糸3(伸縮糸)が1列の4本が連続して沈んでいる部分では、糸が交錯していないため、伸縮性を発揮する。また、略十文字形部分7の内部及び境界部には隙間が形成され、通気性を発揮する。隙間が形成される理由は、略十文字形部分7の経糸2は3本が連続して浮いている部分があり、前記3本の糸の隣の中央の糸は1本だけが浮き、両側の各1本の糸は沈んでいるから、糸の交錯点の厚さ方向及び平面に隙間が形成され、通気性が高くなる。緯糸3は4本が連続して浮いている部分があり、前記4本の糸の隣の中央の糸2本は浮き、両側の各1本の糸は沈んでいるから、糸の交錯点の厚さ方向及び平面に隙間が形成され、通気性が高くなる。また、同様な理由により、経糸方向に溝状凹凸部が形成され、汗をかいた時の肌への張り付き感のない織物とすることができる。これにより、夏物衣類に好適な通気性ストレッチ織物生地とすることができる。
【実施例0023】
以下実施例により、本発明をさらに具体的に説明する。なお本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
実施例における各評価は次のとおりである。
<各物性>
各物性は日本工業規格(JIS)ないしは当業界で行われている測定に従って測定した。
【0024】
(実施例1)
経糸としてコットン35質量%とポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維65質量%の混紡糸(綿番手45番、繊度:131decitex)を110本/インチと、制電糸(綿番手35番、繊度:174decitex)を1.6本/インチで配置した。
緯糸として、PETマルチフィラメント仮撚りウーリー糸165、繊度:decitexを35本/インチと、ポリエステルコンジュゲート糸を35本/インチを1本ずつ交互に配置した。
織物組織は図1に示す通りとし、織機はドビー機を使用した。得られた織物はPET80質量部、コットン20質量部、制電糸1.1質量部であった。得られた織物は常法により精練し、染色し、洗濯し、乾燥した。
【0025】
(実施例2)
経糸としてコットン35質量%とポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維65質量%の混紡糸(綿番手45番、繊度:131decitex)を91.6本/インチと、制電糸(綿番手35番、繊度:174decitex)を2.4本/インチで配置した。
緯糸として、PETマルチフィラメント仮撚りウーリー糸、繊度:165decitexを30本/インチと、ポリエステルコンジュゲート糸を30本/インチを1本ずつ交互に配置した。
織物組織は図2に示す通りとし、織機はドビー機を使用した。得られた織物はPET78質量部、コットン22質量部、制電糸1.8質量部であった。得られた織物は常法により精練し、染色し、洗濯し、乾燥した。結果は表1にまとめて示す。
【0026】
【表1】
【0027】
表1から明らかなとおり、本発明の各実施例の織物は好ましい伸縮性及び通気性を有することが確認できた。また、本発明の各実施例の織物を使用して、作業着(上着)を縫製した。この作業着(上着)は、伸縮性及び通気性が好適であり、汗をかいてもべとつき感がなく、肌離れが良く、夏物衣類として好適であった。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明の通気性ストレッチ織物生地は、作業用衣服、ユニフォーム等、上衣、下衣、つなぎ服などに好適であるほか、シャツ、パンツなどのインナー衣料、Tシャツ、タオル、寝具類などにも有用である。
【符号の説明】
【0029】
1,6 通気性ストレッチ織物生地
2 経糸
3 緯糸
4,7 略十文字形部分
5 制電糸
図1
図2