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特開2024-136896表示制御方法、表示制御装置、情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024136896
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】表示制御方法、表示制御装置、情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/9538 20190101AFI20240927BHJP
【FI】
G06F16/9538
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048197
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】弁理士法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小宮山 敬貴
(72)【発明者】
【氏名】高山 喜博
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 正樹
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175JC05
(57)【要約】
【課題】一覧画面の画像に対応する項目についてユーザの興味を引きやすくする。
【解決手段】コンピュータが実行する表示制御方法は、ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、複数の画像が配列された一覧画面を表示部に表示させ、一覧画面における決定した対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する詳細情報に係る内容の付帯情報を表示させる。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータが実行する表示制御方法であって、
ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、
前記複数の画像が配列された前記一覧画面を表示部に表示させ、
前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させる、
表示制御方法。
【請求項2】
前記一覧画面に表示されている前記付帯情報を選択するユーザ操作に応じて、当該付帯情報に対応する前記詳細情報を提示するための画面を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記複数の画像の数に対する前記対象画像の数の割合が、1未満の基準割合以下となるように前記対象画像を決定する、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項4】
前記一覧画面において複数の行をなすように前記複数の画像を配列して表示させ、
前記複数の行における隣り合う行の間に前記付帯情報を表示させ、
前記複数の行の各々に含まれる前記対象画像の数が最大で1つとなるように前記対象画像を決定する、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記複数の行の各々を、所定の確率に従って第1の行又は第2の行に分類し、
前記複数の行における隣り合う任意の2行のうちの少なくとも一方が前記第2の行となるように前記分類の結果を調整し、
前記調整後に前記第1の行に分類されている各行については、1つの行に配列される前記画像の中から1つの前記対象画像を決定し、
前記調整後に前記第2の行に分類されている各行については前記対象画像を決定しない、
請求項4に記載の表示制御方法。
【請求項6】
前記複数の画像の各々に対応する前記詳細情報は、優先順位が設定された複数種類の前記付帯情報のうち少なくとも1種類の付帯情報を含み、
前記対象画像に対応する前記詳細情報に含まれる前記複数種類の付帯情報のうち、前記優先順位に応じた確率に従って決定された1種類の付帯情報を前記一覧画面において表示させる、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項7】
前記複数の画像の各々について、対応する前記詳細情報に含まれる前記複数種類の付帯情報の中から前記確率に従って1種類の付帯情報を決定し、
前記一覧画面において複数の行をなすように前記複数の画像を配列して表示させ、
前記複数の行の各々について、1つの行に配列される前記画像のうち、決定した前記付帯情報の前記優先順位が最も高い画像の中から最大で1つの前記対象画像を決定する、
請求項6に記載の表示制御方法。
【請求項8】
前記一覧画面を表示させるごとに、前記確率に従って前記1種類の付帯情報を再決定し、当該再決定の結果が反映されるように前記付帯情報を表示させる、
請求項6又は7に記載の表示制御方法。
【請求項9】
前記複数の画像の各々は、所定のデータベースにおける複数の項目のうちいずれかの項目に係る画像であり、
前記複数の画像の各々に対応する前記詳細情報は、前記複数の項目のうちの少なくとも一部を母集団とする統計情報、及び、前記画像に係る前記項目を説明する項目情報の少なくとも一方を含み、
前記付帯情報は、前記統計情報又は前記項目情報に係る内容である、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項10】
前記付帯情報は、ユーザの属性に応じた統計指標に基づく前記統計情報、又は、前記複数の項目のうち前記対象画像に係る前記項目の属性に応じた一部を母集団とする前記統計情報に係る内容である、
請求項9に記載の表示制御方法。
【請求項11】
前記複数の画像のうち、ユーザによる対応する前記詳細情報の閲覧履歴のない画像が、前記閲覧履歴のある画像よりも優先して前記対象画像となるように前記対象画像を決定する、
請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項12】
ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、
前記複数の画像が配列された前記一覧画面を表示部に表示させ、
前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させる
制御部を備える表示制御装置。
【請求項13】
ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、
決定した前記対象画像に係る情報を、外部装置の表示部において、前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させるために前記外部装置に送信する、
制御部を備える情報処理装置。
【請求項14】
第1の制御部を有する情報処理装置と、
第2の制御部を有する表示制御装置と、を備え、
前記第1の制御部は、ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、決定した前記対象画像に係る情報を前記表示制御装置に送信し、
前記第2の制御部は、受信した前記対象画像に係る情報に基づいて、前記複数の画像が配列された前記一覧画面を表示部に表示させ、前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させる、
情報処理システム。
【請求項15】
コンピュータに、
ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定する処理、
前記複数の画像が配列された前記一覧画面を表示部に表示させる処理、
前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させる処理、
を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御方法、表示制御装置、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、データベースに登録されている項目(商品等)に係る画像を一覧画面において配列して表示させ、いずれかの画像を選択するユーザ操作がなされた場合に、選択された画像の項目に係る詳細情報を表示させる表示制御方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2015/059836号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一覧画面において項目に係る画像を表示させるのみでは、ユーザが所望の項目を選択するための手掛かりが不十分となる場合がある。例えば、ユーザが本来興味を有している項目があっても、一覧画面の画像からそのことが読み取れないとユーザに選択されなくなる。このように、上記従来の技術には、一覧画面の画像に対応する項目についてユーザの興味を引きにくいという課題がある。
【0005】
本発明は、一覧画面の画像に対応する項目についてユーザの興味を引きやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る表示制御方法は、
コンピュータが実行する表示制御方法であって、
ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面において配列されて表示される複数の画像の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報を表示する対象となる対象画像を決定し、
前記複数の画像が配列された前記一覧画面を表示部に表示させ、
前記一覧画面における決定した前記対象画像に対応する位置に、当該対象画像に対応する前記詳細情報に係る内容の前記付帯情報を表示させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、一覧画面の画像に対応する項目についてユーザの興味を引きやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】情報処理システムの構成を示す図である。
図2】サーバの機能構成を示すブロック図である。
図3】ユーザ情報DBの内容例を示す図である。
図4】機種DBの内容例を示す図である。
図5】ランキングDBの内容例を示す図である。
図6】端末装置の機能構成を示すブロック図である。
図7】ホーム画面を示す図である。
図8】一覧画面を示す図である。
図9】横方向にスクロール可能な一覧画面を示す図である。
図10】ランキング画面を示す図である。
図11】機種画面を示す図である。
図12】表示処理の制御手順を示すフローチャートである。
図13】一覧画面表示開始処理の制御手順を示すフローチャートである。
図14】付帯情報の優先順位及び重み付けの設定例を示す図である。
図15】各製品画像について1種類の付帯情報が決定された状態を示す図である。
図16】各行について1つの対象候補画像を選択した状態を示す図である。
図17】行の分類の調整例を示す図である。
図18】製品画像及び付帯情報が表示された一覧画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
(情報処理システムの構成)
図1は、情報処理システム1の構成を示す図である。情報処理システム1は、サーバ10及び端末装置20(表示制御装置)を備える。サーバ10は、ネットワークNを介して端末装置20とデータ通信が可能に接続されている。ネットワークNは、例えばインターネットであるが、これに限定されない。情報処理システム1のユーザは、1つの端末装置20を使用する。情報処理システム1は、複数のユーザが使用する複数の端末装置20を備えていてもよい。本実施形態の端末装置20はスマートフォンである。ただし、端末装置20はスマートフォンこれに限られず、スマートウォッチ、タブレット端末、又はノートPC等であってもよい。
【0011】
端末装置20のユーザは、端末装置20において所定のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ231(図6参照)」と記す)を実行させることで、サーバ10の製品情報DB133(データベース)(図2参照)に登録されている製品の情報を閲覧したり、製品を購入したりすることができる。本実施形態では、製品が腕時計である場合を例に挙げて説明する。
【0012】
図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。サーバ10は、CPU11(Central Processing Unit)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、通信部14と、バス15等を備える。サーバ10の各部は、バス15を介して接続されている。なお、サーバ10は、サーバ10の管理者により使用される操作部や表示部などをさらに備えていてもよい。
【0013】
CPU11は、記憶部13に記憶されているプログラム131を読み出して実行し、各種演算処理を行うことで、サーバ10の各部の動作を制御するプロセッサである。なお、サーバ10は、複数のプロセッサ(例えば複数のCPU)を有していてもよく、本実施形態のCPU11が実行する複数の処理を、当該複数のプロセッサが実行してもよい。この場合において、複数のプロセッサが共通の処理に関与してもよいし、あるいは、複数のプロセッサが独立に異なる処理を並列に実行してもよい。
RAM12は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
【0014】
記憶部13は、コンピュータとしてのCPU11により読み取り可能な非一時的な記録媒体であり、プログラム131及び各種データを記憶する。記憶部13は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリを含む。記憶部13に記憶されるデータとしては、ユーザ情報DB132、及び製品情報DB133等がある。製品情報DB133には、複数の腕時計の機種(複数の項目)に係る情報が登録されている。製品情報DB133は、機種DB1331及びランキングDB1332を含む。
【0015】
図3は、ユーザ情報DB132の内容例を示す図である。ユーザ情報DB132における1つの列データは、1人のユーザに係るユーザ情報Iaを含む。ユーザデータ132には、情報処理システム1を利用する全てのユーザのユーザ情報Iaが登録されている。ユーザ情報Iaは、「ユーザID」、「年代」、「性別」、「居住地域」、「閲覧履歴1、2、…」、「マイウォッチ」等のデータを含む。このうち「ユーザID」、「年代」、「性別」、「居住地域」は、「ユーザの属性」に相当する。これらのユーザの属性に係る情報は、例えば、端末装置20においてユーザにより入力され、端末装置20からサーバ10に送信されてユーザ情報DB132に登録される。
「ユーザID」は、各ユーザに割り当てられた固有の符号である。
「年代」は、ユーザの年齢が属する年代(10代、20代、…)を表す。
「性別」は、ユーザの性別を表す。
「居住地域」は、ユーザが居住している地域(ここでは、国)を表す。
「閲覧履歴1、2、…」は、ユーザがアプリ231上で閲覧した機種の履歴を表す。
「マイウォッチ」は、ユーザが所持している機種を表す。「マイウォッチ」は、例えば、後述する機種画面34(図11参照)において所有ボタン344を選択する操作が行われた場合に、操作情報がサーバ10に送信されてユーザ情報DB132に登録される。
ユーザ情報DB132に含まれる情報は、図3に例示したものに限られず、例えば、ユーザがいいね登録(お気に入り登録)した機種の情報等が含まれていてもよい。
【0016】
図4は、機種DB1331の内容例を示す図である。機種DB1331における1つの列データは、腕時計の1つの機種に係る機種情報Ib(項目情報)を含む。機種DB1331には、その時点においてユーザが購入可能な腕時計の全機種、及び、過去に発売されて購入可能であった歴代の腕時計の全機種に係る機種情報Ibが登録されている。機種情報Ibは、「型番」、「シリーズ」、「カラー」、「発売年」、「製品画像」、「付帯情報」等のデータを含む。このうち「型番」、「シリーズ」、「カラー」、「発売年」は、腕時計の機種の「属性」に相当する。機種DB1331には、図4に示されていない情報(機種のスペック情報等)が含まれていてもよい。
「型番」は、その機種に付された固有の符号である。以下では、腕時計の機種を、型番を用いて「機種X0093」などと記す。
「シリーズ」は、その機種が属する製品シリーズ(製品グループ)を表す。製品シリーズは、共通又は類似する特徴を有する複数の機種によって構成されている。
「カラー」は、その機種において展開されている(設定されている)カラーを表す。
「発売年」は、その機種が発売された年を表す。
「製品画像」は、その機種の外観に係る製品画像40(図8等参照)のファイルパスを表す。機種DB1331は、当該ファイルパスのディレクトリに格納された製品画像40の画像データを含む。
「付帯情報」は、その機種の特徴を端的に表すものとして予め機種に対応付けられて登録されている情報である。本実施形態では、各機種には、「A:ランキング情報」、「B:ピックアップ」、「C:マイウォッチ登録数」、「D:説明文」の4種類の付帯情報(以下、「A」~「D」と略す場合がある)のうち少なくとも1種類の付帯情報が登録されている。後述する一覧画面32(図8参照)においては、製品画像40に隣り合う位置に、「A」~「D」の中から決定された1種類の付帯情報51が表示される場合がある。
【0017】
「A:ランキング情報」は、後述するランキングDB1332のランキング情報Ic(統計情報)(図5参照)のうち、その機種が上位(例えば、トップ10、トップ3等)にランクインしているランキング情報Icから抽出された情報である。例えば、図4の機種X0091については、20代のユーザによる閲覧数のランキングで4位になっており、この情報が「A」に登録されている。また、図4の機種X0093については、シリーズXを母集団とした「いいね数」(お気に入り登録数)のランキングで1位になっており、この情報が「A」に登録されている。なお、或る機種が複数のランキング情報Icにおいて上位にランクインしている場合には、その全てのランキング情報Icについての情報を「A」に登録しておき、いずれかの段階でこのうち1つの情報を選択してもよい。「A:ランキング情報」は、「統計情報に係る内容の付帯情報」に相当する。
「B:ピックアップ」は、その機種に関する特徴的なスペックやユニークなエピソード等の情報を含む短文である。「B」としては、例えば、「初めてソーラーが搭載されたモデル」といった、機種のスペックに係る情報、「500本しか生産されていないモデル」といった、機種の生産に係る情報、「2022年最も売れたモデル」といった、機種の売上に係る情報、「潜水艦をモチーフにしたモデル」といった、機種の開発背景に係る情報、「映画○○で着用されたモデル」といった、機種に関するユニークなトピックなどが登録されている。「B:ピックアップ」は、「項目情報に係る内容の付帯情報」に相当する。
「C:マイウォッチ登録数」は、その機種をマイウォッチとして登録しているユーザの数を表す。「C:マイウォッチ登録数」は、「統計情報に係る内容の付帯情報」に相当する。
「D:説明文」は、その機種の特徴を詳細に説明する文章である。「D:説明文」は、「項目情報に係る内容の付帯情報」に相当する。
なお、付帯情報51の種類は上述の「A」~「D」に限られず、適宜変更可能である。
【0018】
図5は、ランキングDB1332の内容例を示す図である。ランキングDB1332における1つの列データは、或る統計指標に基づいて生成された腕時計の機種のランキング情報Icを含む。ランキングDB1332には、母集団及び/又は統計指標が互いに異なる複数のランキング情報Icが含まれている。
各ランキング情報Icの母集団は、製品情報DB133に登録されている全機種であってもよく、機種の属性に応じて抽出された一部の機種であってもよい。一部の機種からなる母集団の例としては、例えば、或るシリーズに属する機種、或るカラーが設定されている機種、或る年に販売された機種、等が挙げられる。
各ランキング情報Icにおける統計指標の例としては、「いいね数」、「いいね数急上昇」、「閲覧数」、「閲覧数急上昇」、「マイウォッチ登録数」、「販売台数」等が挙げられる。このうち「いいね数」は、機種をいいね登録したユーザの数を表し、「いいね数急上昇」は、直近の特定期間におけるいいね登録数を表す。また、「閲覧数」は、機種の情報を閲覧したユーザの数を表し、「閲覧数急上昇」は、直近の特定期間における閲覧ユーザ数を表す。これらの統計指標には、さらにユーザの属性(年代、性別、居住地域等)を組み合わせてもよい。例えば、「20代のユーザによるいいね数急上昇」のランキング等としてもよい。
ランキングDB1332の内容は、各ユーザの端末装置20から送信されたいいね登録、マイウォッチ登録、閲覧履歴、及び各機種の販売状況等の情報に基づいて、所定の頻度で(例えば1日に1回)更新される。
【0019】
このように、製品情報DB133においては、腕時計の各機種(各項目)に、ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対対応付けられて登録されている。或る機種に対応する詳細情報は、当該機種に係る機種情報Ibと、当該機種がランクインしているランキング情報Icと、を含む。言い換えると、腕時計の各機種に係る製品画像40には、機種情報Ib及びランキング情報Icを含む詳細情報が対応付けられている。例えば、図4及び図5の例における機種X0093に対応する詳細情報は、図4の機種DB1331の複数のデータ列のうち機種X0093に係る破線で囲まれた機種情報Ibと、図5のランキングDB1332の複数のデータ列のうち機種X0093が上位にランクインしている、破線で囲まれた2つのランキング情報Icと、を含む。なお、詳細情報の構成は上記に限られず、例えば機種情報Ib及びランキング情報Icのうちの一方を含んでいてもよい。
【0020】
図2に戻り、通信部14は、予め定められた通信規格に従った通信動作を行う。通信部14は、この通信動作により、ネットワークNを介して端末装置20との間でデータの送受信を行う。
【0021】
図6は、端末装置20の機能構成を示すブロック図である。端末装置20は、CPU21(制御部、コンピュータ)と、RAM22と、記憶部23と、表示部24と、操作部25と、通信部26と、バス27などを備える。端末装置20の各部は、バス27を介して接続されている。
【0022】
CPU21は、記憶部23に記憶されているアプリ231等のプログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行うことで、端末装置20の各部の動作を制御するプロセッサである。なお、端末装置20は、複数のプロセッサ(例えば複数のCPU)を有していてもよく、本実施形態のCPU21が実行する複数の処理を、当該複数のプロセッサが実行してもよい。この場合には、複数のプロセッサにより「制御部」が構成される。この場合において、複数のプロセッサが共通の処理に関与してもよいし、あるいは、複数のプロセッサが独立に異なる処理を並列に実行してもよい。
RAM22は、CPU21に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。
【0023】
記憶部23は、コンピュータとしてのCPU21により読み取り可能な非一時的な記録媒体であり、アプリ231等のプログラム及び各種データを記憶する。記憶部23は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含む。プログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。記憶部23に記憶されるデータとしては、ユーザ情報DB232、及び製品情報DB233等がある。
ユーザ情報DB232は、所定のタイミングでネットワークNを介してサーバ10のユーザ情報DB132から取得される。ユーザ情報DB232は、ユーザ情報DB132のうち、端末装置20のユーザに対応するユーザ情報Iaのみを含んでいてもよい。
製品情報DB233は、所定のタイミングでネットワークNを介してサーバ10の製品情報DB133から取得される。製品情報DB233は、機種DB1331に対応する(例えば同一内容の)機種DB2331、及び、ランキングDB1332に対応するランキングDB2332を含む。
【0024】
表示部24は、CPU21による制御下で、アプリ231の各種画面等を表示する。表示部24としては、例えば、ドットマトリクス方式で表示を行う液晶表示装置を用いることができるが、これに限られない。
操作部25は、ユーザの入力操作を受け付けて、入力操作に応じた入力信号をCPU21に出力する。操作部25は、表示部24の表示画面に重ねられて設けられたタッチパネルを備え、このタッチパネルによりユーザの指などの接触を入力操作として検知する。また、操作部25は、タッチパネルに加えて、又はタッチパネルに代えて、ハードウェアボタンを備えていてもよく、このハードウェアボタンにより入力操作を受け付け可能であってもよい。
通信部26は、予め定められた通信規格に従った通信動作を行う。通信部26は、この通信動作により、ネットワークNを介してサーバ10との間でデータの送受信を行う。
【0025】
(情報処理システムの動作)
次に、情報処理システム1の動作について、端末装置20においてアプリ231を実行した場合における情報の表示動作を中心に説明する。
端末装置20において操作部25に対してアプリ231を起動するユーザ操作がなされると、表示部24にアプリ231のホーム画面31が表示される。
【0026】
図7は、ホーム画面31を示す図である。ホーム画面31には、検索ボックス311、シリーズ画像312、カラー画像313、型番画像314等が表示されている。
検索ボックス311に所望の検索ワードを入力して検索を実行することで、検索ワードに関連する腕時計の機種に係る機種画面34(図11参照)に遷移させることができる。
複数のシリーズ画像312の各々は、腕時計の機種の或るシリーズを表す。いずれかのシリーズ画像312を選択する操作を行うことで、対応するシリーズに係る一覧画面32(図8参照)に遷移させることができる。
複数のカラー画像313の各々は、腕時計の機種の或るカラーを表す。いずれかのカラー画像313を選択する操作を行うことで、対応するカラーが展開されている機種に係る図示略の一覧画面に遷移させることができる。
複数の型番画像314の各々は、腕時計の機種の型番に関する或るグループを表す。いずれかの型番画像314を選択する操作を行うことで、対応する型番のグループに属する機種に係る図示略の一覧画面に遷移させることができる。
【0027】
図8は、一覧画面32を示す図である。一覧画面32には、代表モデル表示領域321、複数の製品画像40(複数の画像)、及び付帯情報51等が表示されている。
代表モデル表示領域321には、シリーズを代表する機種の外観の画像、及び当該機種の説明文等が表示されている。
代表モデル表示領域321の下部には、そのシリーズに属する腕時計の複数の機種に係る複数の製品画像40が配列されて表示されている。各製品画像40は、腕時計の外観の画像と型番とを含む。ただし、これに限られず、例えば型番の表示が省略されてもよい。複数の製品画像40は、複数の行Lをなすように配列されている。本実施形態では、複数の製品画像40は、格子状に(行列をなすように)配列されているが、これに限られず、製品画像40は縦方向については必ずしも一列に並んでいなくてもよい。また、本実施形態では、1つの行Lに配列される製品画像40の数は最大で3つであるが、これに限られず、最大で2つ以下又は4つ以上であってもよい。また、複数の製品画像40は、所定の順番で(図8では、発売年順に)配列されている。図8においては、1行目及び2行目に2022年発売の5機種が配列されており、3行目に2021年発売の3機種が配列されている。以降、図8の下方向にさらに複数の行Lをなすように製品画像40の配列が設定されている。図8の上下方向へのスワイプ操作等により、画面を上下方向にスクロールさせることができ、画面内に表示されていない製品画像40を表示させることができる。
【0028】
複数の行Lは、上下方向に一定の間隔を空けて配列されている。隣り合う行Lの間の行間領域Sには、一部の製品画像40に対応する付帯情報51が表示されている。図8においては、1行目の行Lの下部の行間領域Sに、1行目に属する機種X0093の製品画像40に対応する付帯情報51が表示されている。また、3行目の行Lの下部の行間領域Sに、3行目に属する機種X0081の製品画像40に対応する付帯情報51が表示されている。付帯情報51は、図4に示す機種DB2331のうち製品画像40に対応する機種の機種情報Ibから抽出されている。付帯情報51は、当該付帯情報51に対応する製品画像40を指し示す吹き出し形状の付帯画像50内に表示されている。よって、付帯画像50は付帯情報51を含む。
図8では、行間領域Sにおいて、対象画像40Aに隣り合う位置に付帯情報51が表示されているが、付帯情報51の表示位置はこれに限られず、対象画像40Aに対応する位置であればよい。例えば、対象画像40Aに対して斜めの位置に付帯情報51を表示してもよい。
なお、図8では、付帯情報51が表示されている行間領域Sと、付帯情報51が表示されていない行間領域Sの画面縦方向の幅は同じである。これにより、製品画像40が2次元的に規則的に配置されるので、画面表示が整理された印象となり、ひいては、製品画像40を閲覧しやすいと感じられる可能性がある。
これに対し、付帯情報51が表示されていない行間領域Sの画面縦方向の幅を、付帯情報51が表示されている行間領域Sよりも狭くしてもよい。これにより、製品画像40が表示されない行間領域Sが狭いので、より少ないスクロール量で、すべての製品画像40を閲覧することができ、一覧性に優れた表示仕様を提供できる。また、行間領域Sの幅が大きい部分に付帯情報51が表示されることになり、ユーザは付帯情報51を見つけやすくなる。
【0029】
複数の製品画像40のうち、付帯情報51を表示する対象となる製品画像40を、以下では「対象画像40A」と記す。一覧画面32(スクロールにより表示される範囲を含む)に含まれる複数の製品画像40の数に対する、当該一覧画面32に含まれる対象画像40Aの数の割合が、1未満の基準割合以下となるように対象画像40Aが決定されている。詳しくは後述するが、本実施形態では、1つの行Lに配列される3つの製品画像40のうち対象画像40Aは最大で1つであり、さらに、付帯情報51を表示する行Lが連続しないように対象画像40Aが定められるので、基準割合は、(1/3)×(1/2)=1/6である。図8では、機種X0093及び機種X0081の各製品画像40が対象画像40Aとなっている。対象画像40Aは、複数の製品画像40の中から、予め定められた規則に従って決定される。対象画像40Aを決定することは、製品情報DB133において対象画像40Aに対応する項目(すなわち腕時計の機種)を決定すること、と言い換えることができる。対象画像40Aの決定方法については後述する。
【0030】
図8の機種X0093の製品画像40(対象画像40A)に対応する付帯情報51は、「いいね数1位(シリーズX)」である。このため、統計指標(いいね数)に応じたアイコン52が付帯情報51とともに付帯画像50の内部に表示されている。この付帯情報51は、4種類の付帯情報のうちの「A:ランキング情報」に相当する。また、機種X0081の製品画像40(対象画像40A)に対応する付帯情報51は、4種類の付帯情報のうちの「B:ピックアップ」に相当する。一覧画面32において表示される付帯情報51の内容は、4種類の付帯情報の中から所定の規則に従って決定される。表示される付帯情報51の種類の決定方法については後述する。
【0031】
図8においては、縦方向にスクロール可能な一覧画面32を例示したが、これに限られず、一覧画面32は、横方向にスクロール可能であってもよい。
図9は、横方向にスクロール可能な一覧画面32を示す図である。図9の一覧画面32は、図8の一覧画面32と同一内容の情報を含む。図9の一覧画面32においては、複数の製品画像40は、複数の列Cをなすように配列されている。図9には、3つの列Cが記載されているが、以降、図9の右方向にさらに複数の列Cをなすように製品画像40の配列が設定されている。図9の左右方向へのスワイプ操作等により、画面を左右方向にスクロールさせることができ、画面内に表示されていない製品画像40を表示させることができる。複数の列Cは、左右方向に一定の間隔を空けて配列されている。隣り合う列Cの間の列間領域Sには、対象画像40Aに対応する付帯情報51が縦書きで表示されている。
付帯画像50及び付帯情報51の表示位置と、一覧画面32のスクロール方向とは、適宜組み合わせてもよい。例えば、図8の縦スクロール可能な一覧画面32において、隣り合う列の間に縦書きの付帯情報51を表示してもよい。また、図9の横スクロール可能な一覧画面32において、隣り合う行の間に横書きの付帯情報51を表示してもよい。
【0032】
図8及び図9では、図7におけるシリーズ画像312が選択された場合の一覧画面32を例示した。同様に、カラー画像313が選択された場合には、対応するカラーが設定されている機種に係る一覧画面32が表示される。また、型番画像314が選択された場合には、対応する型番のグループに属する機種に係る一覧画面32が表示される。
【0033】
一覧画面32において付帯情報51を選択する操作がなされると、当該付帯情報51に対応する詳細情報を提示するための画面が表示部24に表示される。付帯情報51を選択する操作は、付帯画像50又はアイコン52を選択する操作であってもよい。例えば、図8の機種X0093の対象画像40Aに対応する「A:ランキング情報」の付帯情報51が選択された場合には、機種X0093に対応する詳細情報のうち、ランキング情報Icを提示するためのランキング画面33(図10参照)が表示される。また、図8の機種X0081の対象画像40Aに対応する「B:ピックアップ」の付帯情報51が選択された場合には、機種X0093に対応する詳細情報のうち、機種情報Ibを提示するための機種画面34(図11参照)が表示される。
【0034】
図10は、ランキング画面33を示す図である。図10のランキング画面33は、図5に示す複数のランキング情報Icのうち、シリーズXを母集団としたいいね数のランキングを表している。ランキング画面33には、1位から降順に、各順位の時計の機種を示す順位情報331が配列されて表示されている。いずれかの順位情報331を選択することで、その順位情報331に対応する機種の機種画面34に遷移するようになっていてもよい。
【0035】
図11は、機種画面34を示す図である。機種画面34には、機種代表画像341と、説明文342と、いいねボタン343と、所有ボタン344と、バリエーション画像345と、購入ボタン346等が表示されている。
機種代表画像341は、機種を代表する画像(例えば、代表的なカラーバリエーションの画像)である。
説明文342は、機種の特徴を詳細に説明する文章である。説明文342は、機種DB2331の機種情報Ibの「D:説明文」から抽出されている。
いいねボタン343は、ユーザがその機種をお気に入り登録する場合に選択される。いいねボタン343が選択されると、その機種についてのいいね数がカウントアップされる。また、ユーザ情報DB132のうちユーザに対応するユーザ情報Iaにおいて、いいね登録した機種が記録されてもよい。
所有ボタン344は、ユーザがその機種を所有している(又は、過去に所有していた)場合に選択される。所有ボタン344が選択されると、その機種についてのマイウォッチ登録がカウントアップされる。また、ユーザ情報DB132のうちユーザに対応するユーザ情報Iaにおいて、マイウォッチの項目にその機種が記録される。
バリエーション画像345は、その機種のバリエーション(例えば、カラーバリエーション)の画像である。
購入ボタン346は、1つのバリエーション画像345に対して1つ表示されている。購入ボタン346を選択する操作を行うことで、対応するバリエーション画像345のモデルを購入するための処理が開始される(例えば、購入画面に遷移する)。
【0036】
(表示処理)
次に、上述した付帯情報51の表示動作を含む各種動作を実現するためにCPU21が実行する表示処理について説明する。
図12は、表示処理の制御手順を示すフローチャートである。表示処理は、アプリ231を起動するユーザ操作がなされた場合に開始される。
表示処理が開始されると、CPU21は、図7に示すホーム画面31を表示部24に表示させる(ステップS101)。CPU21は、ホーム画面31から他の画面への遷移を指示するユーザ操作がなされたか否かを判別する(ステップS102)。CPU21は、当該ユーザ操作がなされていないと判別された場合には(ステップS102で“NO”)、再度ステップS102を実行し、当該ユーザ操作がなされたと判別された場合には(ステップS102で“YES”)、指示された画像が一覧画面32であるか否かを判別する(ステップS103)。指示された画像が一覧画面32ではないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU21は、表示部24の表示を指示された画面に遷移させ(ステップS104)、処理をステップS102に戻す。指示された画像が一覧画面32であると判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU21は、一覧画面表示開始処理を実行する(ステップS105)。
【0037】
図13は、一覧画面表示開始処理の制御手順を示すフローチャートである。一覧画面表示開始処理が呼び出されると、CPU21は、サーバ10から製品情報DB133を取得して、記憶部23に記憶されている製品情報DB233を最新の内容に更新する(ステップS201)。ステップS201においては、CPU21は、併せてサーバ10からユーザ情報DB132のうち端末装置20に対応するユーザ情報Iaを取得して、ユーザ情報DB232の内容を更新してもよい。
【0038】
CPU21は、一覧画面32の内容に応じて、一覧画面32における複数の製品画像40の配列を決定する(ステップS202)。例えば、図8に示すシリーズXの一覧画面32を表示する場合には、CPU21は、シリーズXに属する機種の製品画像40が発売年順に並ぶように、複数の製品画像40の配列を決定する。
【0039】
CPU21は、各製品画像40について、対象画像40Aとなった場合に表示される1種類の付帯情報51を決定する(ステップS203)。詳しくは、CPU21は、「A」~「D」の4種類の付帯情報51について予め設定されている優先順位及び重み付けに基づいて、このうちの1種類の付帯情報51を決定する。
【0040】
図14は、付帯情報51の優先順位及び重み付けの設定例を示す図である。図14に示すように、付帯情報51の優先順位は、「A」が最も高く、以下「B」、「C」、「D」の順となっている。また、「A」~「D」の付帯情報51について、優先順位に応じた重み付けが設定されている。図14に示す例では、重み付けは、「A」が3.0、「B」が1.5、「C」が1.0、「D」が0.5となっている。これらの優先順位及び重み付けは、予め設定されて記憶部23に記憶されている。付帯情報51の優先順位及び/又は重み付けは、ユーザ操作により変更可能であってもよい。
【0041】
CPU21は、各製品画像40について、重み付けを反映した確率(優先順位に応じた確率)に従って「A」~「D」のうち1種類の付帯情報51を決定する。例えば、重み付けが3.0である「A」については、上記の確率は、3/(3+1.5+1+0.5)=1/2である。また、重み付けが1.5である「B」の確率は、1.5/(3+1.5+1+0.5)=1/4である。また、重み付けが1.0である「C」の確率は、1/(3+1.5+1+0.5)=1/6である。また、重み付けが0.5である「D」の確率は、0.5/(3+1.5+1+0.5)=1/12である。すなわち、或る製品画像40について付帯情報51の種類が「A」~「D」に決定される確率は、それぞれ1/2、1/4、1/6、1/12である。
なお、或る製品画像40に対応する機種情報Ibにおいて、「A」~「D」のうち一部の種類の付帯情報51が設定されていない場合には、設定されている種類の付帯情報51の確率の合計が1となるように、図14の重み付けに応じて確率を導出すればよい。例えば、「B」及び「D」の付帯情報51のみが設定されている製品画像40については、「B」の付帯情報の確率が3/4とされ、「D」の付帯情報の確率が1/4とされる。
【0042】
図15は、各製品画像40について1種類の付帯情報51が決定された状態を示す図である。ステップS203が実行される段階では、表示部24にはまだ一覧画面32が表示されていないが、図15では、説明の便宜上、ステップS202で決定された配列で製品画像40が表示されたと仮定した場合の仮想の一覧画面32aを示している(以降の図16、17についても同様)。仮想の一覧画面32aにおいては、製品画像40が正方形で表されており、製品画像40の内部の「A」~「D」の符号が、決定された付帯情報51の種類を表す。
【0043】
CPU21は、付帯情報51の種類が「A:ランキング情報」に決定された製品画像40について、機種情報Ibにおいて「A」の付帯情報51が2つ以上登録されている場合には、このうち1つの付帯情報51を選択する。例えば、CPU21は、ユーザ情報Iaの属性に応じた統計指標に基づくランキング情報Icから抽出された付帯情報51がある場合には、当該付帯情報51を選択してもよい。ユーザの属性として年代を用いる場合には、ユーザの年齢が属する年代のみを用いてもよいし、当該年代の前後の年代(例えば、ユーザの年代が20代の場合には、10代及び30代)を含めてもよい。一例を挙げると、ユーザの年代が「20代」であり、機種情報Ibに「いいね数1位(30代)」の付帯情報51が含まれている場合に、ユーザの属性に応じた付帯情報51として当該付帯情報51を選択してもよい。「A」の2つ以上の付帯情報51から1つの付帯情報51を選択する処理は、ステップS203以外のタイミング、例えばステップS201において製品情報DB233を更新するタイミングにおいて実行してもよい。
【0044】
なお、付帯情報51の種類の決定方法は上記に限られない。例えば、単に優先順位の最も高い種類の付帯情報51に決定してもよい。また、ランダムに付帯情報51の種類を決定してもよい。
【0045】
図13に戻り、CPU21は、各行Lについて、決定した付帯情報51の優先順位が最も高い1つの製品画像40を、対象画像40Aの候補となる対象候補画像40aとして選択する(ステップS204)。これにより、1つの行Lに含まれる対象画像40Aの数が最大で1つとなるようにすることができる。例えば、図15の1番目の行Lでは、3つの製品画像40の付帯情報51の種類が「B」、「C」、「A」に決定されているので、CPU21は、このうち最も優先順位の高い「A」に決定されている右端の製品画像40を対象候補画像40aとして選択する。また、3番目の行Lでは、3つの製品画像40の付帯情報51の種類が「B」、「B」、「C」に決定されており、最も優先順位の高い「B」の付帯情報51が2つあるので、CPU21は、これらの2つの製品画像40のうちの一方を所定の方法で(例えばランダムに)対象候補画像40aとして選択する。図16は、各行Lについて1つの対象候補画像40aを選択した状態を示す図である。
【0046】
図13に戻り、CPU21は、各行Lを、所定の確率に従って第1の行L1又は第2の行L2に分類する(ステップS205)。ここで、第1の行L1は、当該行内に1つの対象画像40Aを設定する行(言い換えると、当該行内に含まれる対象候補画像40aを対象画像40Aに決定する行)である。また、第2の行L2は、当該行内において対象画像40Aを設定しない行である。ステップS205では、CPU21は、各行Lをα%の確率で第1の行L1に分類し、(1-α)%の確率で第2の行L2に分類する。確率αは、0<α≦100を満たす範囲内で予め設定されて記憶部23に記憶されている。確率αは、ユーザ操作により変更可能であってもよい。
【0047】
分類が終了すると、CPU21は、隣り合う2行が第2の行L2となっている箇所について、一方の行Lを第1の行L1に変更する(ステップS206)。すなわち、CPU21は、複数の行Lにおける隣り合う任意の2行のうちの少なくとも一方の行が第2の行L2となるように(言い換えると、第1の行L1が2行以上連続しないように)ステップS205における分類の結果を調整する。
【0048】
図17は、行Lの分類の調整例を示す図である。図17の左側には、ステップS205における分類の結果の例が示されている。ステップS206では、CPU21は、上から順に、隣り合う2行が第2の行L2となっている組み合わせを特定し、当該組み合わせのうちの一方の第2の行L2(例えば、下側の第2の行L2)を第1の行L1に変更する。図17の左側に示す例では、(1行目、2行目)、(6行目、7行目)、(9行目、10行目)が、隣り合う2行が第2の行L2となっている組み合わせに相当する。このため、CPU21は、図17の右側に示すように、各組み合わせのうちの2行目、7行目、10行目を、第1の行L1に変更する。
【0049】
図13に戻り、CPU21は、第1の行L1の対象候補画像40aを対象画像40Aに決定する(ステップS207)。また、CPU21は、第2の行L2に分類されている各行Lについては対象画像40Aを決定しない。
【0050】
CPU21は、一覧画面32に複数の製品画像40を配列して表示させ、複数の製品画像40のうち対象画像40Aに隣り合う位置に付帯情報51を表示させる(ステップS208)。
図18は、製品画像40及び付帯情報51が表示された一覧画面32を示す図である。図18に示すように、CPU21は、第1の行L1において決定された1つの対象画像40Aに隣り合う位置(当該第1の行L1の下部の行間領域S)に、付帯情報51及び吹き出し形状の付帯画像50を表示させる。一方、CPU21は、対象画像40Aが設定されない第2の行L2の下部の行間領域Sには、付帯情報51及び付帯画像50を表示させない。図13に戻り、ステップS208が終了すると、CPU21は、一覧画面表示開始処理を終了させて処理を図12の表示処理に戻す。
【0051】
なお、図13は一覧画面表示開始処理の一例であり、これに限定されない。例えば、ステップS203、S204を省略し、ステップS205、S206において第1の行L1を決定した後で、S207において、第1の行L1の3つの製品画像40の中から所定の方法で対象画像40Aを決定してもよい。当該所定の方法は、ランダムに決定する方法であってもよいし、ユーザ情報Iaの閲覧履歴に基づいて、ユーザによる閲覧履歴のない機種の製品画像40が、閲覧履歴のある製品画像40よりも優先して対象画像40Aとなるように対象画像40Aを決定する方法等としてもよい。対象画像40Aを決定した後は、対象画像40AについてステップS203と同様の方法で、表示する付帯情報51の種類を決定すればよい。
【0052】
図12に戻り、一覧画面表示開始処理(ステップS105)が終了すると、CPU21は、表示されているいずれかの付帯情報51を選択するユーザ操作がなされたか否かを判別する(ステップS106)。当該ユーザ操作がなされたと判別された場合には(ステップS106で“YES”)、CPU21は、選択された付帯情報51に対応する詳細情報を提示するための画面を表示部24に表示させる(ステップS107)。例えば、「A:ランキング情報」又は「C:マイウォッチ登録数」の付帯情報51が選択された場合には、CPU21は、付帯情報51の抽出元となったランキング情報Icに係るランキング画面33を表示させる。また、「B:ピックアップ」又は「D:説明文」の付帯情報51が選択された場合には、CPU21は、付帯情報51の抽出元となった機種情報Ibに係る機種画面34を表示させる。なお、「A」又は「C」の付帯情報51が選択された場合にも、機種画面34を表示させてもよい。
【0053】
ステップS107が終了した場合、又は、ステップS106で “NO”に分岐した場合には、CPU21は、一覧画面32を更新するユーザ操作がなされたか否かを判別する(ステップS108)。当該ユーザ操作は、例えば、一覧画面32の最上部が表示されている状態において画面を下方に引っ張る操作(Pull to Refresh)であってもよい。当該ユーザ操作がなされたと判別された場合には(ステップS108で“YES”)、CPU21は、処理をステップS105に戻す。ここで実行される一覧画面表示開始処理は、製品情報DB233を最新の内容に再度更新する処理(ステップS201)、及び、各製品画像40について1種類の付帯情報51を再決定する処理(ステップS203)、対象画像40Aを再決定する処理(ステップS205~S207)、及び、再決定した付帯情報51を一覧画面32に表示させる処理(ステップS208)等を含む。
【0054】
一覧画面を更新するユーザ操作がなされていないと判別された場合には(ステップS108で“NO”)、CPU21は、アプリ231を終了させるユーザ操作がなされたか否かを判別する(ステップS109)。CPU21は、当該ユーザ操作がなされていないと判別された場合には(ステップS109で“NO”)、処理をステップS102に戻し、当該ユーザ操作がなされたと判別された場合には(ステップS109で“YES”)、表示処理を終了させて、アプリ231を終了させる。
【0055】
(効果)
以上のように、本実施形態に係る表示制御方法において、CPU21は、ユーザに提示するための詳細情報がそれぞれ対応付けられており一覧画面32において配列されて表示される複数の製品画像40の中から、予め定められた規則に従って、付帯情報51を表示する対象となる対象画像40Aを決定し、複数の製品画像40が配列された一覧画面32を表示部24に表示させ、一覧画面32における決定した対象画像40Aに対応する位置に、当該対象画像40Aに対応する詳細情報に係る内容の付帯情報51を表示させる。このように付帯情報51を表示させることで、製品画像40に対応する機種についてユーザの興味を引きやすくすることができる。これにより、機種に対応する詳細情報(機種画面34等)へユーザを誘導しやすくなり、ユーザにより多くの製品を知ってもらうことができる。
【0056】
また、CPU21は、一覧画面32に表示されている付帯情報51を選択するユーザ操作に応じて、当該付帯情報51に対応する詳細情報を提示するための画面(機種画面34又はランキング画面33)を表示部24に表示させる。これにより、付帯情報51を選択する直感的な操作で、機種に対応する詳細情報を表示させることができる。
【0057】
また、CPU21は、複数の製品画像40の数に対する対象画像40Aの数の割合が、1未満の基準割合以下となるように対象画像40Aを決定する。このように付帯情報51の量を一定以下に抑えることで、付帯情報51を視認しやすくし、目立たせることができる。また、製品画像40の一覧性を維持しつつ(スクロールせずに視認可能な製品画像40の数を一定以上に維持しつつ)、付帯情報51を表示することができる。
【0058】
また、CPU21は、一覧画面32において複数の行Lをなすように複数の製品画像40を配列して表示させ、複数の行Lにおける隣り合う行Lの間の行間領域Sに付帯情報51を表示させ、複数の行Lの各々に含まれる対象画像40Aの数が最大で1つとなるように対象画像40Aを決定する。これにより、さらに付帯情報51を視認しやすくし、また、目立たせることができる。
【0059】
また、複数の行Lの各々を、所定の確率に従って第1の行L1又は第2の行L2に分類し、複数の行Lにおける隣り合う任意の2行のうちの少なくとも一方が第2の行L2となるように分類の結果を調整し、調整後に第1の行L1に分類されている各行については、1つの行Lに配列される製品画像40の中から1つの対象画像40Aを決定し、調整後に第2の行L2に分類されている各行については対象画像40Aを決定しない。これにより、連続する行Lにおいて付帯情報51が表示されることがなくなるので、さらに付帯情報51を視認しやすくし、また、目立たせることができる。
【0060】
また、複数の製品画像40の各々に対応する詳細情報は、優先順位が設定された複数種類の付帯情報51のうち少なくとも1種類の付帯情報51を含み、CPU21は、複数種類の付帯情報51のうち、優先順位に応じた確率に従って決定された1種類の付帯情報51を一覧画面32において表示させる。これにより、優先順位の高い付帯情報51が表示されやすくなるように制御することができる。
【0061】
また、CPU21は、複数の製品画像40の各々について、対応する詳細情報に含まれる複数種類の付帯情報51の中から確率に従って1種類の付帯情報51を決定し、一覧画面32において複数の行Lをなすように複数の製品画像40を配列して表示させ、複数の行Lの各々について、1つの行Lに配列される製品画像40のうち、決定した付帯情報51の優先順位が最も高い画像の中から最大で1つの対象画像40Aを決定する。これにより、優先順位の高い付帯情報51が表示されやすくなるようにしつつ、1つの行L当たりに1つの対象画像40Aを決定することができる。
【0062】
また、CPU21は、一覧画面32を表示させるごとに、確率に従って1種類の付帯情報51を再決定し、当該再決定の結果が反映されるように付帯情報51を表示させる。これにより、一覧画面32が更新されるたびに異なる製品画像40についての異なる付帯情報51が表示され得るので、より多くの機種についてユーザの興味を引くことができる。
【0063】
また、複数の製品画像40の各々は、製品情報DB133における複数の腕時計の機種のうちいずれかの機種に係る画像であり、複数の製品画像40の各々に対応する詳細情報は、複数の機種のうちの少なくとも一部を母集団とするランキング情報Ic、及び、機種を説明する機種情報Ibの少なくとも一方を含み、付帯情報51は、ランキング情報Ic又は機種情報Ibに係る内容である。これにより、付帯情報51としてランキング情報Ic又は機種情報Ibに係る内容を表示することができる。
【0064】
また、付帯情報51を、ユーザの属性に応じた統計指標に基づくランキング情報Icに係る内容とすることで、ユーザが興味を持ちやすいランキング情報Icを付帯情報51として表示することができる。また、複数の腕時計の機種のうち対象画像40Aに係る機種の属性に応じた一部を母集団とするランキング情報Icに係る内容とすることで、各製品画像40に対応する機種がいずれかのランキングに入りやすくなる。よって、ランキング情報Icに係る内容の付帯情報51が表示されやすくなるので、ユーザの興味を引きやすくすることができる。
【0065】
また、CPU21は、複数の製品画像40のうち、ユーザによる対応する詳細情報の閲覧履歴のない画像が、閲覧履歴のある画像よりも優先して対象画像40Aとなるように対象画像40Aを決定してもよい。これにより、未閲覧の機種の詳細情報にユーザを誘導しやすくすることができる。
【0066】
また、本実施形態に係る端末装置20は、CPU21を備え、CPU21は、上記の表示制御方法を実行する。また、本実施形態に係るアプリ231は、CPU21に、上記の表示制御方法に係る処理を実行させる。これにより、製品画像40に対応する機種についてユーザの興味を引きやすくすることができる。
【0067】
(その他)
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、端末装置20のCPU21が実行していた処理の少なくとも一部をサーバ10のCPU11が実行してもよい。例えば、各製品画像40について1種類の付帯情報51を決定する処理、第1の行L1を決定する処理、及び対象画像40Aを決定する処理の少なくとも一部をサーバ10のCPU11が実行してもよい。この場合には、CPU11が「制御部」に相当するか、又はCPU11及びCPU21が「制御部」に相当する。
一例を挙げると、サーバ10(情報処理装置)のCPU11(制御部、第1の制御部)は、各製品画像40について1種類の付帯情報51を決定する処理、第1の行L1を決定する処理、及び対象画像40Aを決定する処理を実行し、決定した対象画像40Aに係る情報を、外部装置としての端末装置20に送信してもよい。この場合、端末装置20のCPU21(第2の制御部)は、受信した対象画像40Aの情報に基づいて、一覧画面32において、複数の製品画像40を表示させ、対象画像40Aに対応する位置に付帯画像50を表示させる。
なお、各製品画像40について1種類の付帯情報51を決定する処理、第1の行L1を決定する処理、及び対象画像40Aを決定する処理の少なくとも一部を、サーバ10及び端末装置20以外の装置が実行してもよい。
【0068】
また、情報処理システムが管理するデータベースは、製品に係る製品情報DB133に限られず、任意の対象を項目として含む任意のデータベースであってもよい。よって、一覧画面32に配列されて表示される複数の画像は、製品画像40に限られず、任意の項目に係る画像であってもよい。一例を挙げると、データベースは学習図鑑に係るものであってもよく、一覧画面32に表示される画像は学習図鑑の項目に係る画像であってもよい。
【0069】
また、以上の説明では、本発明に係るプログラム(アプリ231)のコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部23のフラッシュメモリを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD、SSD、CD-ROM等の情報記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
【0070】
また、上記実施形態における情報処理システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
【符号の説明】
【0071】
1 情報処理システム
10 サーバ(情報処理装置)
11 CPU(制御部、第1の制御部)
20 端末装置(表示制御装置)
21 CPU(制御部、第2の制御部)
231 アプリ(プログラム)
24 表示部
32 一覧画面
33 ランキング画面(詳細情報に係る画面)
34 機種画面(詳細情報に係る画面)
40 製品画像(画像)
40A 対象画像
40a 対象候補画像
51 付帯情報
133、233 製品情報DB(データベース)
Ia ユーザ情報
Ib 機種情報(詳細情報)
Ic ランキング情報(詳細情報)
L 行
L1 第1の行
L2 第2の行
図1
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