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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024137009
(43)【公開日】2024-10-04
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 45/325 20200101AFI20240927BHJP
   H05B 45/10 20200101ALI20240927BHJP
   H05B 45/305 20200101ALI20240927BHJP
   H05B 45/3725 20200101ALI20240927BHJP
【FI】
H05B45/325
H05B45/10
H05B45/305
H05B45/3725
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048344
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100146592
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100176751
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 耕平
(72)【発明者】
【氏名】清水 智章
(72)【発明者】
【氏名】石北 徹
(72)【発明者】
【氏名】西本 拓矢
(72)【発明者】
【氏名】寺坂 博志
(72)【発明者】
【氏名】小和田 貴勇
(72)【発明者】
【氏名】加藤 聖
【テーマコード(参考)】
3K273
【Fターム(参考)】
3K273AA07
3K273AA08
3K273BA25
3K273BA30
3K273CA02
3K273DA08
3K273EA07
3K273EA25
3K273EA35
3K273FA03
3K273FA14
3K273FA22
3K273FA26
3K273GA02
3K273GA12
3K273GA14
3K273GA17
(57)【要約】
【課題】ノイズ耐性を向上させた照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、光源と、前記光源に駆動電流を供給する点灯回路と、を備える。前記点灯回路は、前記駆動電流を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記駆動電流を制御するためにパルス幅変調された点灯制御信号を出力する。前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調における周期に対するパルス幅の比であるデューティ比が小さくなるにつれて、前記パルス幅変調の周波数が低くなるように生成される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
前記光源に駆動電流を供給する点灯回路と、
を備え、
前記点灯回路は、前記駆動電流を制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記駆動電流を制御するためにパルス幅変調された点灯制御信号を出力し、
前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調における周期に対するパルス幅の比であるデューティ比が小さくなるにつれて、前記パルス幅変調の周波数が低くなるように生成されることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調の周波数が人間の可聴周波数帯にあるとき、第1デューティ比を有し、前記パルス幅変調の周波数が人間の可聴周波数帯よりも高いとき、前記第1デューティ比よりも大きい第2デューティ比を有することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項3】
前記第1デューティ比におけるパルス幅は、前記第2デューティ比におけるパルス幅と同じであることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
【請求項4】
前記第2デューティ比よりも大きい第3デューティ比における前記パルス幅変調の周波数は、前記第2デューティ比における前記パルス幅変調の周波数よりも高く、前記第3デューティ比よりも大きい第4デューティ比における前記パルス幅変調の周波数と同じであることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
【請求項5】
前記パルス幅変調における前記パルス幅は、所定の値よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記パルス変調の周波数を段階的に変化させた複数の点灯制御信号を順に出力することを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
照明装置は、例えば、複数の発光ダイオード(LDE)を含む光源と、光源に駆動電流を供給する点灯回路と、を備える。点灯回路は、パルス幅変調された点灯制御信号のデューティ比を変化させることにより駆動電流を増減し、光源を調光する。点灯制御信号の周波数は、雑音もしくは騒音として認知される音を発生させないように、人間の可聴周波数よりも高いことが望ましい。しかしながら、照明装置の輝度を下げるために、点灯制御信号の周波数を変えずにデューティ比を小さくすると、パルス幅が狭くなり、点灯回路のノイズ耐性が低下する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-157784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、ノイズ耐性を向上させた照明装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る照明装置は、光源と、前記光源に駆動電流を供給する点灯回路と、を備える。前記点灯回路は、前記駆動電流を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記駆動電流を制御するためにパルス幅変調された点灯制御信号を出力する。前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調における周期に対するパルス幅の比であるデューティ比が小さくなるにつれて、前記パルス幅変調の周波数が低くなるように生成される。
【発明の効果】
【0006】
実施形態によれば、ノイズ耐性を向上させた照明装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施形態に係る照明装置を示すブロック図である。
図2】実施形態に係る照明装置の点灯回路を示す回路図である。
図3】実施形態に係る照明装置における点灯回路の動作を示すグラフである。
図4】比較例に係る照明装置における点灯点灯制御信号を示す模式図である。
図5】実施形態に係る照明装置における点灯点灯制御信号を示す模式図である。
図6】実施形態に係る照明装置における別の点灯点灯制御信号を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
【0009】
図1は、実施形態に係る照明装置1を示すブロック図である。照明装置1は、例えば、スタジオや舞台などに設置して使用される演出用の照明装置である。
【0010】
図1に示すように、照明装置1は、光源2と、点灯回路3と、を備える。光源2は、例えば、発光ダイオード10である。光源2は、例えば、複数の発光ダイオード10により構成される。
【0011】
点灯回路3は、例えば、A/D変換部20と、D/D変換部30と、制御部40と、を含む。点灯回路3は、例えば、外部の交流電源ACにより駆動される。A/D変換部20は、交流電源ACから供給される交流電流を直流に変換し、D/D変換部30に供給する。
【0012】
D/D変換部30は、A/D変換部20から入力される直流電流を、発光ダイオード10の駆動電流Idに変換し、光源2に供給する。制御部40は、外部から入力される制御入力を受けて、D/D変換部30に供給する点灯制御信号を生成する。D/D変換部30は、制御部40から入力される点灯制御信号に応じた駆動電流Idを出力する。言い換えれば、制御部40は、D/D変換部30を介して、光源2の調光を行う。
【0013】
図2は、実施形態に係る照明装置1の点灯回路3を示す回路図である。図2は、D/D変換部30の回路構成を模式的に表している。D/D変換部30は、例えば、スイチング素子31と、ダイオード33と、インダクタ35と、コンデンサ37と、抵抗39と、を含む。
【0014】
D/D変換部30は、例えば、第1入力端30a、第2入力端30b、第1出力端30cおよび第2出力端30dを有する。A/D変換部20(図1参照)の出力は、第1入力端30aおよび第2入力端30bに接続される。光源2は、第1出力端30cおよび第2出力端30dに接続される。
【0015】
図2に示すように、D/D変換部30は、所謂、降圧チョッパ回路を含む。降圧チョッパ回路は、スイチング素子31、ダイオード33、インダクタ35、およびコンデンサ37で構成される。スイチング素子31は、例えば、NチャネルMOSFETである。
【0016】
スイチング素子31のドレイン31aは、第1入力端30aに接続される。スイチング素子31のソース31bは、ダイオード33のカソードおよびインダクタ35に接続される。また、スイチング素子31のソース31bは、インダクタ35を介して、第1出力端30cに接続される。スイチング素子31は、制御部40からゲート31cに入力される点灯制御信号によりオン・オフ制御される。
【0017】
コンデンサ37は、第1出力端30cおよび第2出力端30dに接続される。すなわち、コンデンサ37は、光源2に対し並列に接続される。
【0018】
抵抗39は、第2入力端30bと第2出力端30dとに接続される。また、抵抗39は、ダイオード33のアノードにも接続される。第2入力端30bおよびダイオード33のアノードは、抵抗39を介して、コンデンサ37および第2出力端30dに接続される。また、抵抗39の第2出力端30d側の端は、制御部40に接続される。
【0019】
D/D変換部30の第1入力端30aに入力される直流電流は、スイチング素子31によりパルス電流に変換される。すなわち、スイチング素子31に入力される直流電流は、例えば、点灯制御信号によりパルス電流に変換される。点灯制御信号は、例えば、パルス幅変調(PWM)されている。スイチング素子31から出力されるパルス電流は、インダクタ35およびコンデンサ37で構成されるローパスフィルタにより平滑化され、駆動電流Idとして光源2に供給される。
【0020】
D/D変換部30は、制御部40から入力される点灯制御信号により直流電流をパルス電流に変換する。これにより、D/D変換部30は、駆動電流Idを制御し、光源2を調光する。抵抗39は、光源2から第2入力端30bへ戻る駆動電流Idをモニタするために設けられる。すなわち、制御部40は、抵抗39における電圧降下をモニタすることにより、駆動電流Idの変化を検知し、点灯制御信号にフィードバックするように構成される。
【0021】
図3は、実施形態に係る照明装置1における点灯回路3の動作を示すグラフである。横軸は、光源2の調光度(%)である。縦軸は、制御部40から出力される点灯制御信号の周波数(kHz)である。調光度は、点灯制御信号のデューティ比に対応する。すなわち、点灯制御信号のデューティ比が大きくなると、調光度も大きくなる。
【0022】
図3に示すように、調光度が大きくなるにつれて、点灯制御信号の周波数は高くなる。点灯制御信号の周波数は、例えば、調光度が50%の時、50kHzになり、調光度が50%を超えても50kHzに保持される。言い換えれば、点灯制御信号は、50%以下の調光度において、調光度が小さくなるにつれて、パルス幅変調の周波数が低くなるように生成される。
【0023】
例えば、人間の可聴周波数は、20Hzから20kHzの間である。この例では、調光度が36%以下になると、点灯制御信号の周波数は、可聴周波数帯内に入る。例えば、調光度30%における点灯制御信号の周波数は、人間の可聴周波数帯にあり、点灯制御信号は、調光度30%に対応する第1デューティ比を有する。また、調光度40%における点灯制御信号の周波数は、可聴周波数帯よりも高く、点灯制御信号は、第1デューティ比よりも大きい第2デューティ比を有する。
【0024】
図4は、比較例に係る照明装置における点灯制御信号を示す模式図である。図4中には、異なる調光度に対応する3つの点灯制御信号LCS1、LCS2およびLCS3を例示している。
【0025】
この例では、パルス幅変調の周期Tm1は一定であり、調光度には依存しない。周期Tm1は、例えば、点灯制御信号LCS1~LCS3の周波数が人間の可聴周波数よりも高くなるように設定される。
【0026】
制御部40は、点灯制御信号のデューティ比(周期Tm1に対するパルス幅Wpの比)を変えることにより、光源2を調光する。点灯制御信号LCS1は、周期Tm1およびパルス幅Wp1を有する。点灯制御信号LCS2は、周期Tm1およびパルス幅Wp2を有し、点灯制御信号LCS3は、周期Tm1およびパルス幅Wp3を有する。パルス幅Wp1、Wp2、Wp3は、Wp1<Wp2<Wp3の関係にあり、点灯制御信号LCS1~LCS3は、それぞれ、低調光度、中調光度および高調光度に対応する。
【0027】
この例では、制御部40(図2参照)が光源2を低い調光度に制御する場合、点灯制御信号LCS1のパルス幅Wp1は狭くなる。パルス幅Wp1が、例えば、交流電源の周波数成分に起因するノイズが無視できないレベルになると、光源2の調光が不安定なる。すなわち、点灯回路3のノイズ耐性が低下する。
【0028】
図5は、実施形態に係る照明装置1における点灯制御信号を示す模式図である。図5中には、異なる調光度に対応する3つの点灯制御信号LCS4、LCS5およびLCS6を例示している。
【0029】
この例では、点灯制御信号LCS4~LCS6のパルス幅Wp1は一定であり、調光度には依存しない。パルス幅Wp1は、点灯回路3のノイズ耐性を低下させないレベルに設定される。
【0030】
点灯制御信号LCS4は、周期Tm1およびパルス幅Wp1を有する。点灯制御信号LCS5は、周期Tm2およびパルス幅Wp1を有し、点灯制御信号LCS6は、周期Tm3およびパルス幅Wp1を有する。周期Tm1、Tm2およびTm3は、Tm1>Tm2>Tm3の関係にあり、点灯制御信号LCS4~LCS6がそれぞれの調光度に対応するデューティ比を有するように設定される。
【0031】
例えば、制御部40(図2参照)が光源2を低い調光度に制御するとき、周期Tm1は長くなる。このため、点灯制御信号LCS4の変調周波数が人間の可聴周波数帯(図3参照)に入ることになるが、点灯制御信号LCS4により制御される駆動電流Idは低いレベルになる。このため、点灯制御信号LCS4に起因して発生する可聴周波数帯のノイズは、例えば、騒音として認識されないレベルに抑制される。
【0032】
図6は、実施形態に係る照明装置1における別の点灯制御信号を示す模式図である。図6中には、異なる調光度に対応する3つの点灯制御信号LCS7、LCS8およびLCS9を例示している。
【0033】
点灯制御信号LCS7は、周期Tm1およびパルス幅Wp1を有し、低い調光度に対応するデューティ比を有する。点灯制御信号LCS7の変調周波数は、人間の可聴帯域(図3参照)に入るが、デューティ比が小さいため点灯回路3の騒音は抑制される。パルス幅Wp1は、点灯回路3のノイズ耐性を低下させるレベルよりも広く設定される。
【0034】
点灯制御信号LCS8は、周期Tm2およびパルス幅Wp2を有し、点灯制御信号LCS9は、周期Tm3およびパルス幅Wp3を有する。点灯制御信号LCS8のデューティ比(Wp2/Tm2)は、点灯制御信号LCS7のデューティ比(Wp1/Tm1)よりも大きい。また、点灯制御信号LCS8のデューティ比(Wp2/Tm2)は、点灯制御信号LCS9のデューティ比(Wp3/Tm3)よりも小さい。
【0035】
点灯制御信号LCS7~LCS9の周期Tm1、Tm2およびTm3は、例えば、Tm1>Tm2>Tm3の関係を有する。パルス幅Wp1、Wp2およびWp3は、例えば、Wp1<Wp2<Wp3の関係を有する。
【0036】
図5および図6に示す点灯制御信号を生成するために、制御部40(図2参照)は、例えば、調光度に対応する周期Tmおよびパルス幅Wpを規定したテーブルを保持する。表1は、その一例である。
【表1】
【0037】
実施形態によれば、各周期Tmの関係は、Tm1>Tm1a>Tm1b>Tm1c>Tm1d>Tm1e>Tm2>Tm2a>Tm3である。パルス幅Wp1、Wp1a、Wp1b、Wp1c、Wp1d、Wp1e、Wp2、Wp2a、Wp3、Wp4およびWp5は、それぞれの調光度に対応するデューティ比(Wp/Tm)になるように設定される。
【0038】
表1は、例えば、制御部40(図2参照)の記憶装置に保持される。制御部40は、例えば、外部からの制御入力により指定される調光度に対応する周期Tmおよびパルス幅Wpを読み出し、点灯制御信号LCS7~LCS9を生成する。
【0039】
制御部40は、例えば、光源2の調光度を50%から30%に下げる場合、調光度30%に対応する点灯制御信号をD/D変換部30に出力する前に、調光度45%、40%および35%に対応する点灯制御信号を順に出力する。このように、光源2の調光度を段階的に下げることにより、点灯回路3を安定して動作させることができる。なお、表1に示す例では、調光度を変化させるステップを5%とする例を示しているが、実施形態は、これに限定される訳ではない。例えば、調光度を変化させるステップを1%もしくは2%としてもよい。
【0040】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0041】
(付記1)
光源と、
前記光源に駆動電流を供給する点灯回路と、
を備え、
前記点灯回路は、前記駆動電流を制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記駆動電流を制御するためにパルス幅変調された点灯制御信号を出力し、
前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調における周期に対するパルス幅の比であるデューティ比が小さくなるにつれて、前記パルス幅変調の周波数が低くなるように生成されることを特徴とする照明装置。
(付記2)
前記点灯制御信号は、前記パルス幅変調の周波数が人間の可聴周波数帯にあるとき、第1デューティ比を有し、前記パルス幅変調の周波数が人間の可聴周波数帯よりも高いとき、前記第1デューティ比よりも大きい第2デューティ比を有することを特徴とする付記1記載の照明装置。
(付記3)
前記第1デューティ比におけるパルス幅は、前記第2デューティ比におけるパルス幅と同じであることを特徴とする付記2記載の照明装置。
(付記4)
前記第2デューティ比よりも大きい第3デューティ比における前記パルス幅変調の周波数は、前記第2デューティ比における前記パルス幅変調の周波数よりも高く、前記第3デューティ比よりも大きい第4デューティ比における前記パルス幅変調の周波数と同じであることを特徴とする付記2記載の照明装置。
(付記5)
前記パルス幅変調における前記パルス幅は、所定の値よりも大きいことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つ記載の照明装置。
(付記6)
前記制御部は、前記パルス変調の周波数を段階的に変化させた複数の点灯制御信号を順に出力することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1つに記載の照明装置。
【符号の説明】
【0042】
1…照明装置、 2…光源、 3…点灯回路、 10…発光ダイオード、 20…A/C変換部、 30…D/D変換部、 31…スイチング素子、 31a…ドレイン、 31b…ソース、 31c…ゲート、 33…ダイオード、 35…インダクタ、 37…コンデンサ、 39…抵抗、 40…制御部、 AC…交流電源、 Id…駆動電流、 LCS1~LCS9…点灯制御信号
図1
図2
図3
図4
図5
図6