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  • 特開-洗浄装置 図1
  • 特開-洗浄装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024137273
(43)【公開日】2024-10-07
(54)【発明の名称】洗浄装置
(51)【国際特許分類】
   B60S 3/04 20060101AFI20240927BHJP
【FI】
B60S3/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023048734
(22)【出願日】2023-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000003643
【氏名又は名称】株式会社ダイフク
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】徳永 良二
(72)【発明者】
【氏名】金丸 慎治
(72)【発明者】
【氏名】澤田 源一
(72)【発明者】
【氏名】森本 雄一郎
【テーマコード(参考)】
3D026
【Fターム(参考)】
3D026AA19
3D026AA26
3D026AA72
(57)【要約】
【課題】周囲への飛水を低減し得る洗浄装置を実現する。
【解決手段】洗浄装置は、車両の車幅に関する第1情報を取得する第1センサ(2)と、複数のノズルを備える洗浄装置本体(3)と、制御部(4)と、を備える。洗浄装置本体(3)は、支柱(32)と、水平部(33)と、を含み、複数のノズル(31)は、水平部(33)において水平方向に配列され、少なくとも両端に位置する外側ノズル(31A)の噴射方向が、車両の幅方向について調節可能に構成されている。制御部(4)は、第1センサ(2)からの第1情報に基づいて、外側ノズル(31A)の噴射方向を決定する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車幅に関する第1情報を取得する第1センサと、
前記車両に対して前方または後方より洗浄液を噴射する複数のノズルを備える洗浄装置本体と、
制御部と、を備え
前記洗浄装置本体は、
支柱と、前記支柱に支持される、水平部と、を含み、
前記複数のノズルは、前記水平部において水平方向に配列されているとともに、少なくとも両端に位置する外側ノズルの噴射方向が、前記車両の幅方向について調節可能に構成されており、
前記制御部は、前記第1センサからの前記第1情報に基づいて、前記外側ノズルの噴射方向を決定する、洗浄装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記外側ノズルの噴射方向が、前記車両の洗浄面に向くよう、前記噴射方向を決定する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記外側ノズルは、水平方向に首振り可能であり、
前記制御部は、前記第1情報に基づいて、前記水平方向の首振りの角度を決定する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項4】
前記車両の高さに関する第2情報を取得する第2センサをさらに備え、
前記水平部は、前記支柱に対して昇降動作可能に支持されており、
前記制御部は、前記第2センサからの前記第2情報に基づいて、前記水平部の昇降動作範囲を決定する、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項5】
前記支柱は、前記車両の幅方向の両側に立設される、一対の支柱である、請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項6】
前記車両は、パッカー車またはトラックである、請求項1から5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両を洗浄するための洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
トラック、パッカー車、建設車両などの特殊車両を洗浄するための洗浄装置が種々開発されている。例えば、特許文献1には、主に油圧ショベルまたはブルドーザなどの建設車両の履帯を洗浄するための洗車装置が開示されている。特許文献1に記載の洗車装置では、昇降自在かつ首振り自在な噴射ノズルを有する洗車ロボットが、車両を囲む軌道に沿って往復動しつつ、噴射水を噴射することにより洗車を行っている。また、特許文献1に記載の洗車装置では、作動制御装置にインプットされている油圧ショベルの走行装置の寸法などに係るデータに基づいて、噴射ノズルからの噴射範囲を変更する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平06-127344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様は、周囲への飛水を低減し得る洗浄装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗浄装置は、車両の車幅に関する第1情報を取得する第1センサと、前記車両に対して前方または後方より洗浄液を噴射する複数のノズルを備える洗浄装置本体と、制御部と、を備え前記洗浄装置本体は、支柱と、前記支柱に支持される、水平部と、を含み、前記複数のノズルは、前記水平部において水平方向に配列されているとともに、少なくとも両端に位置する外側ノズルの噴射方向が、前記車両の幅方向について調節可能に構成されており、前記制御部は、前記第1センサからの前記第1情報に基づいて、前記外側ノズルの噴射方向を決定する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、周囲への飛水を低減し得る洗浄装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の実施形態に係る洗浄装置の概略側面図である。
図2】本発明の実施形態に係る洗浄装置の概略上面図である。
図3】本発明の実施形態に係る洗浄装置本体の概略正面図である。
図4】本発明の実施形態に係る洗浄装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示に係る洗浄装置が洗浄対象とする車両は、主にトラックまたはごみ収集用のパッカー車などの特殊車両であってよい。このような特殊車両は、様々な容量を有する車両が展開されており、容量に応じて車幅が大きく異なるという特徴がある。このような特殊車両において汎用可能な洗浄装置とするために、洗浄装置を大型の車両に合わせて設計すると、小型の車両を洗浄する際には、車両に直接当たらずに周囲へ飛水する洗浄液の量が多くなってしまう。
【0009】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
【0010】
<洗浄装置の概要>
本実施形態において、車両Xを洗浄する洗浄装置100について、図1から図4を参照して説明する。図1は、洗浄装置100の概略側面図である。図2は、洗浄装置100の概略上面図である。図3は、洗浄装置100の洗浄装置本体3の概略正面図である。本明細書および図面において、xy平面が水平面であるようにxyz座標を定義する。x軸方向は、車両Xの進行方向であり、y軸方向は、車両Xの車幅方向である。図4は、洗浄装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態では、車両Xがトラックである例を示しているが、車両Xはトラックに限定されず、パッカー車であってもよい。
【0011】
本実施形態の洗浄装置100は、車幅センサ2と、洗浄装置本体3と、制御部4とを備える。制御部4は、洗浄装置本体3の各部を制御する。制御部4は、洗浄装置本体3に備えられていてもよく、あるいは、洗浄装置本体3の外部に位置していてもよい。制御部4は、不図示の通信装置等により、洗浄装置本体3または後述する各種センサとの間における情報の送受信を行い、洗浄装置本体3を制御してもよい。制御部4は、例えば、CPU等のプロセッサで構成され、メモリに格納された制御プログラムがプロセッサ上で実行されることにより、各制御が実現される。
【0012】
車幅センサ2は、本開示に係る第1センサの一例である。車幅センサ2は、車両Xの車幅に関する第1情報を取得するセンサである。車幅センサ2は、2つのセンサ21を含んでいてもよい。例えば、図1および図2に示すように、車幅センサ2が含む2つのセンサ21は、車両Xの幅方向の両側に設置された支持台20にそれぞれ備え付けられていてもよい。センサ21は、それぞれ反射型の光センサであり、センサ21から車両Xの側面までの距離を測定可能なセンサであってよい。つまり、センサ21は、センサ21と、車両Xとの距離に関する距離情報を取得可能であってよい。当該距離情報は、本開示に係る第1情報の一例である。
【0013】
洗浄装置本体3は、車両Xに対して、車両Xの前方または後方より洗浄液を噴射する複数のノズル31を備える。洗浄装置本体3は、複数のノズル31から洗浄液を噴射することにより、洗浄装置本体3に対して前向きまたは後向きに停車している車両Xの前面または後面を洗浄し得る。また、洗浄装置本体3は、車両Xがパッカー車である場合、背面の蓋部を開放した状態のパッカー車の内部を洗浄することができる。洗浄装置本体3は、支柱32と、支柱32に支持される水平部33とを含み、複数のノズル31は、水平部33において水平方向に配列されている。複数のノズル31は、水平方向の両側に位置する2つの外側ノズル31Aおよび当該2つの外側ノズル31Aに挟まれた、少なくとも1つの内側ノズル31Bを含む。
【0014】
外側ノズル31Aは、車両Xの幅方向について、噴射方向を調節可能に構成されている。また、外側ノズル31Aは、水平方向に首振り可能であってもよい。
【0015】
内側ノズル31Bの噴射方向は、固定されていてもよいし、車両Xの幅方向について調節可能に構成されていてもよい。また、内側ノズル31Bは、水平方向に首振り可能であってもよい。内側ノズル31Bの噴射方向が固定されている場合、洗浄装置本体3が備える複数のノズル31のうち、外側ノズル31A以外のノズルについて、噴射方向を固定した簡易な構造のノズルを用いることができる。これにより、洗浄装置の製造コストを低減することができる。内側ノズル31Bが首振り可能であることにより、より高品質な洗車が可能となる。
【0016】
支柱32は、図2および図3に示すように、車両Xの幅方向の両側に立設される、一対の支柱であってよい。また、水平部33は、対をなす2つの支柱32間に架設されていてもよい。
【0017】
水平部33は、支柱32に対して、昇降動作可能に支持されていてもよい。洗浄装置本体3は、水平部33をZ軸方向に沿って昇降移動させる駆動機構(図示せず)を備えていてもよい。駆動機構は、制御部4によって制御され得る。水平部33は、制御部4が駆動機構を制御することにより、Z軸方向に昇降移動し得る。水平部33が昇降移動しつつ、車両Xを洗浄することにより、より高品質な洗車が可能となる。
【0018】
(制御部の制御について)
制御部4は、車幅センサ2からの、車両Xの車幅に関する第1情報に基づいて、外側ノズル31Aの噴射方向を決定する。外側ノズル31Aは、幅方向に配置される複数のノズルにおいて外側に位置しているため、車幅の小さい車両を洗浄する際の周囲への飛水において、最も影響を及ぼすノズルである。車幅に関する第1情報に基づいて、外側ノズル31Aの噴射方向を調節できることにより、車幅に応じて周囲への飛水を低減する制御を行うことができる。車両Xがパッカー車である場合には、汚れの多い背面または内部洗浄時に周囲への飛水を低減できることにより、周囲の汚染も低減することができる。
【0019】
より具体的には、制御部4は、車幅センサ2からの第1情報に基づいて、外側ノズル31Aの噴射方向が、車両Xの洗浄面に向くよう、外側ノズル31Aを制御してもよい。外側ノズル31Aの噴射方向が車両Xの洗浄面に向くように制御されることにより、洗浄装置100から噴射される洗浄液の、周囲への飛水を有意に低減することができる。
【0020】
制御部4は、必要に応じて、図4に示すように、車幅算出部41を備えていてもよい。車幅算出部41は、2つのセンサ21から取得した上記距離情報から、車両Xの車幅を算出し得る。当該距離情報は、本開示に係る第1情報の一例である。制御部4は、算出した車幅に基づいて、外側ノズル31Aの噴射方向が、車両Xの洗浄面に向くよう、外側ノズル31Aを制御してもよい。本明細書において、噴射方向とは、そのノズルの主噴射方向を意味する。外側ノズル31Aについてより具体的に説明すると、上方から見たときに、外側ノズル31Aが図2に示すようなスプレー角度θを有するノズルである場合、スプレー角度θを二等分する直線の方向を意味する。
【0021】
制御部4が、車両Xの車幅に基づいて外側ノズル31Aの噴射方向を車両Xの洗浄面に向くように制御することにより、周囲への飛水を有意に低減することができる。
【0022】
制御部4は、必要に応じて、車両位置導出部42を備えていてもよい。車両位置導出部42は、2つのセンサ21からの上記距離情報から、洗浄装置本体3に対する車両Xの位置を導出し得る。制御部4は、算出した車幅および/または車両Xの位置に基づいて、外側ノズル31Aの噴射方向が、車両Xの洗浄面に向くよう、外側ノズル31Aを制御してもよい。当該構成により、洗浄装置100に対する、車両Xの幅方向の位置をより正確に把握できる。これにより、外側ノズル31Aの噴射方向の制御をより精度よく行うことができ、周囲への飛水を有意に低減することができる。
【0023】
制御部4は、必要に応じて、首振り角度決定部43を備えていてもよい。首振り角度決定部43は、車幅算出部41が算出した車幅および/または車両位置導出部42が導出した車両Xの位置に基づいて、外側ノズル31Aの水平方向の首振り角度Aを決定してもよい。水平方向の首振り角度とは、上方から見たときに、首振り動作を行う外側ノズル31Aにおける最も外側の噴射方向と、最も内側の噴射方向とがなす角を意味する。具体的には、首振り角度決定部43は、外側ノズル31Aの首振り動作において一番外向きに噴射しているときの噴射方向が、車両Xの洗浄面に向くように首振り角度Aを決定してもよい。
【0024】
制御部4は、首振り角度決定部43が決定した首振り角度Aに基づいて、外側ノズル31Aの水平方向の首振り動作を制御してもよい。洗浄装置100は、首振り角度決定部43が決定した首振り角度Aに基づいて外側ノズル31Aの首振り動作を制御することにより、首振りしながら、車両Xの車幅に合わせて洗浄液を噴射しつつ、車両Xを洗浄することができる。これにより、周囲への飛水を低減しつつ、洗浄能力を向上させた洗車が可能となる。
【0025】
首振り角度決定部43は、車幅算出部41が算出した車幅および/または車両位置導出部42が導出した車両Xの位置に基づいて、内側ノズル31Bの水平方向の首振り角度Bを決定してもよい。制御部4は、首振り角度決定部43が決定した首振り角度Bに基づいて、内側ノズル31Bの水平方向の首振り動作を制御してもよい。外側ノズル31Aの首振り角度Aおよび内側ノズル31Bの首振り角度Bに基づいて外側ノズル31Aおよび内側ノズル31Bの動作を制御することにより、より高品質な洗浄が可能となる。
【0026】
洗浄装置100は、車高センサ5を備えていてもよい。車高センサ5は、本開示に係る第2センサの一例である。車高センサ5は、車両Xの車高に関する第2情報を取得するセンサである。車高センサ5は、車両Xの車高に関する第2情報を取得可能なセンサであれば、形式および設置位置は特に限定されない。例えば、車高センサ5は、車両Xの車高データを取得可能なセンサであってよい。車高データは、第2情報の一例である。車高センサ5は、支柱32の上部に備え付けられていてもよい。
【0027】
制御部4は、車高センサ5からの車高データに基づいて、水平部33の昇降動作範囲を決定してもよい。具体的には、制御部4は、昇降動作制御部44を備えていてもよい。昇降動作制御部44は、車高センサ5からの車高データに基づいて、駆動機構を制御することにより、車両Xの車高範囲において水平部33を昇降動作させてもよい。
【0028】
洗浄装置100が、車両Xの車高に応じた範囲において水平部33を昇降動作させることにより、高品質かつ周囲への飛水を低減した洗車を実現することができる。
【0029】
〔まとめ〕
(1)本開示の態様1に係る洗浄装置は、車両の車幅に関する第1情報を取得する第1センサと、前記車両に対して前方または後方より洗浄液を噴射する複数のノズルを備える洗浄装置本体と、制御部と、を備え、前記洗浄装置本体は、支柱と、前記支柱に支持される、水平部と、を含み、前記複数のノズルは、前記水平部において水平方向に配列されているとともに、少なくとも両端に位置する外側ノズルの噴射方向が、前記車両の幅方向について調節可能に構成されており、前記制御部は、前記第1センサからの前記第1情報に基づいて、前記外側ノズルの噴射方向を決定する。
【0030】
当該構成により、車幅に応じて、周囲への飛水に最も影響を及ぼす外側ノズルから噴射される洗浄液の噴射方向を調節することができる。
【0031】
(2)本開示の態様2に係る洗浄装置は、上記態様1において、前記制御部は、前記外側ノズルの噴射方向が、前記車両の洗浄面に向くよう、前記噴射方向を決定する。
【0032】
当該構成により、洗浄対象の車両の車幅にかかわらず、洗浄液の周囲への飛水を低減することができる。車両Xがパッカー車である場合には、汚れの多い背面または内部洗浄時に周囲への飛水を低減できることにより、周囲の汚染も低減することができる。
【0033】
(3)本開示の態様3に係る洗浄装置は、上記態様1または2において、前記外側ノズルは、水平方向に首振り可能であり、前記制御部は、前記第1情報に基づいて、前記水平方向の首振りの角度を決定する。
【0034】
当該構成により、首振り動作可能な外側ノズルにおいて、車幅を考慮した首振り角度を決定することができる。周囲への飛水を低減しつつ、洗浄能力を向上させた洗車が可能となる。
【0035】
(4)本開示の態様4に係る洗浄装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記車両の高さに関する第2情報を取得する第2センサをさらに備え、前記水平部は、前記支柱に対して昇降動作可能に支持されており、前記制御部は、前記第2センサからの前記第2情報に基づいて、前記水平部の昇降動作範囲を決定する。
【0036】
当該構成により、車高に応じた範囲において水平部を昇降動作させることができ、高品質かつ周囲への飛水を低減した洗車を実現することができる。
【0037】
(5)本開示の態様5に係る洗浄装置は、上記態様1から4のいずれかにおいて、前記支柱は、前記車両の幅方向の両側に立設される、一対の支柱である。当該構成により、簡易な構造で周囲への飛水を低減し得る洗浄装置を実現できる。
【0038】
(6)本開示の態様6に係る洗浄装置は、上記態様1から5のいずれかにおいて、前記車両は、パッカー車またはトラックである。パッカー車またはトラックのような、車両サイズによって車幅が大きく異なる車両において、飛水を低減した洗車を実現することができる。
【0039】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0040】
100・・・洗浄装置
2・・・車幅センサ(第1センサ)
3・・・洗浄装置本体
4・・・制御部
5・・・車高センサ(第2センサ)
31・・・ノズル
31A・・・外側ノズル
31B・・・内側ノズル
32・・・支柱
33・・・水平部
図1
図2
図3
図4