(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024137575
(43)【公開日】2024-10-07
(54)【発明の名称】ヴァイオリン ビオラ聴診器
(51)【国際特許分類】
G10G 7/00 20060101AFI20240927BHJP
【FI】
G10G7/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023064504
(22)【出願日】2023-03-23
(71)【出願人】
【識別番号】523128841
【氏名又は名称】高谷 静花
(72)【発明者】
【氏名】高谷 静花
【テーマコード(参考)】
5D182
【Fターム(参考)】
5D182CC10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ヴァイオリン演奏者の技術向上の為の器具を提供する。
【解決手段】消音器を付けたヴァイオリンのフォルテ孔にイヤーパッドを付けたゴムチューブを差し込み、ヴァイオリン内部の音を聞くと、消音器を付けていない状態と同程度の音量で聞くことができる。バロックバイオリンなどの古楽器、子供用分数楽器など駒とフォルテ孔があるヴァイオリン族なら全てに使うことが出来る。素材は、楽器を傷つけないようにゴムまたはシリコンゴムにする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヴァイオリン、ビオラなどヴァイオリン族の楽器のフォルテ孔にゴム製チューブを入れ聴診器のように楽器内部の音を聞く。
【請求項2】
演奏中もゴムチューブが固定されるように、ゴムチューブが通せる穴が開いたゴムシートをフォルテ孔に乗せる。
【請求項3】
ゴムシートが固定されるようにフォルテ孔に差し込める突起をつける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
音響 物理
【発明の概要】
消音器を付けたヴァイオリンのフォルテ孔にイヤーパッドを付けたゴムチューブを差し込み、ヴァイオリン内部の音を聞くと、消音器を付けていない状態と同程度の音量で聞くことができる。
【発明の効果】
金属製の消音器を付けたヴァイオリンの音量は約61デシベルで演奏可能。
消音器を付けていない状態からは約16デシベルもの音量が下がるため、騒音対策効果がある反面演奏者も音を聞くことが出来ない為、演奏者本人の技術向上にはならない。
ヴァイオリン、ビオラ聴診器を使うと消音器を付けて騒音対策をしながら演奏者には通常の音量で聞こえる。
駒から伝達される振動も伝わるため、弓の毛が弦を摩擦する音、指が指板を叩く音も聞こえ、演奏者の技術向上に役立つ。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
音響 物理
【発明の概要】
【0002】
消音器を付けたヴァイオリンのフォルテ孔にイヤーパッドをつけたゴムチューブを差し込み、
ヴァイオリン内部の音を聞くと、消音器を付けていない状態と同程度の音量で
聞くことができる。
【発明の効果】
【0003】
金属製の消音機を付けたヴァイオリンの音量は約61デシベルで演奏可能。
消音器を付けていない状態からは約16デシベルもの音量が下がる為
騒音対策効果がある反面、演奏者も音を聞くことができない為、演奏者本人の技術向上にはならない。ヴァイオリン ビオラ聴診器を使うと、消音器を付けて騒音対策をしながら
演奏者には通常の音量で聴こえる。
駒から伝達される振動を伝わる為、弓の毛が弦を摩擦する音、指が知番をたたく音も聞こえ
演奏者の技術向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図1】ヴァイオリン、ビオラのフォルテ孔に イヤーパッドを取り付けたゴムチューブを差し込む
【
図2】ゴムチューブをフォルテ孔に固定するためのゴムシートに開けた穴に差し込む。フォルテ孔にゴムシートを固定するため、外径5mmの突起がある。
【
図3】分数楽器からビオラのフォルテ孔に合わせる為 差し込むチューブの外径は7mm~8mm以下。