(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024137858
(43)【公開日】2024-10-07
(54)【発明の名称】ハンドツール操作管理装置
(51)【国際特許分類】
B25B 23/14 20060101AFI20240927BHJP
B25B 23/142 20060101ALI20240927BHJP
【FI】
B25B23/14 620J
B25B23/142
B25B23/14 610Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024043694
(22)【出願日】2024-03-19
(31)【優先権主張番号】112110995
(32)【優先日】2023-03-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】523212852
【氏名又は名称】瞬豐實業股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100137095
【弁理士】
【氏名又は名称】江部 武史
(74)【代理人】
【識別番号】100091627
【弁理士】
【氏名又は名称】朝比 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100173691
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 康久
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼逸民
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼文心
【テーマコード(参考)】
3C038
【Fターム(参考)】
3C038AA01
3C038BC01
3C038CA06
3C038CA10
3C038CB08
3C038CC08
3C038EA06
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ハンドツールの操作を効果的に管理するためのハンドツール操作管理装置を提供する。
【解決手段】無線装置は、複数のデフォルト値を含むデフォルト無線信号を発生させると共にデフォルト無線信号を無線通信ユニットにワイヤレスで伝送し、無線通信ユニットは、デフォルトの無線信号をデフォルト有線信号に変換すると共にデフォルト有線信号をマイクロコントローラーに伝送する。ハンドツール状態検知ユニットは、ハンドツールの状態を検知してハンドツールステータス値を取得すると共にハンドツールステータス値をマイクロコントローラーに伝送する。マイクロコントローラーは、ハンドツールステータス値と複数のデフォルト値とを比較する。ハンドツールステータス値が複数のデフォルト値に達すると、マイクロコントローラーは、アラーム信号を表示または発信するように警告ユニットを駆動または警告信号を表示または発信するように無線装置に通知する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドツール及び無線装置に用いられるハンドツール操作管理装置であって、
前記ハンドツールは、前記ハンドツール操作管理装置に連結され、
前記無線装置は、前記ハンドツール操作管理装置にワイヤレスで接続され、
前記無線装置は、アプリケーションを含み、
前記ハンドツール操作管理装置は、
前記ハンドツールに連結されているハンドツール状態検知ユニットと、
前記無線装置にワイヤレスで接続されている無線通信ユニットと、
前記ハンドツール状態検知ユニット及び前記無線通信ユニットに電気的に接続されているマイクロコントローラーと、
前記マイクロコントローラーに電気的に接続されている警告ユニットと、を備え、
前記無線装置は、前記アプリケーションにより複数のモードのうちの1つを選択して複数のデフォルト値を設定し、前記複数のデフォルト値を含むデフォルト無線信号を発生させると共に、前記デフォルト無線信号を前記無線通信ユニットにワイヤレスで伝送し、
前記無線通信ユニットは、前記デフォルト無線信号を前記複数のデフォルト値を含むデフォルト有線信号に変換すると共に、前記デフォルト有線信号を前記マイクロコントローラーに伝送し、
前記ハンドツール状態検知ユニットは、前記ハンドツールの状態を検知することでハンドツールステータス値を取得すると共に、前記ハンドツールステータス値を前記マイクロコントローラーに伝送し、
前記マイクロコントローラーは、前記ハンドツールステータス値と前記複数のデフォルト値とを比較し、
前記ハンドツールステータス値が前記複数のデフォルト値に達した場合、前記マイクロコントローラーは、アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知することを特徴とするハンドツール操作管理装置。
【請求項2】
前記ハンドツール状態検知ユニットは、トルク検知回路であり、
前記複数のデフォルト値は、トルクデフォルト値を含み、
前記ハンドツールの前記状態はトルク状態であり、
前記ハンドツールステータス値は、ハンドツールトルク値であり、
前記マイクロコントローラーは、前記ハンドツールトルク値と前記トルクデフォルト値とを比較し、
前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知する請求項1に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項3】
前記複数のモードは、ピークモードと、バッチモードと、ブロックモードと、トラッキングモードと、を含む請求項2に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項4】
前記無線装置が前記アプリケーションにより前記バッチモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は、デフォルト検知数量値を更に含み、
前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達した回数が前記デフォルト検知数量値に達したと前記マイクロコントローラーが判断すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知する請求項3に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項5】
前記無線装置が前記アプリケーションにより前記ブロックモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は、複数のデフォルト検知ブロックを更に含み、
前記複数のデフォルト検知ブロックのそれぞれは、デフォルト検知数量値を含み、
前記複数のデフォルト検知ブロックの前記デフォルト検知数量値の総和は、デフォルト検知総数量値であり、
前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達した回数が前記デフォルト検知総数量値に達したと前記マイクロコントローラーが判断すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知する請求項3に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項6】
前記無線装置が前記アプリケーションにより前記トラッキングモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は、統計時間値を更に含み、
前記統計時間値の期間に、前記マイクロコントローラーは、複数の前記ハンドツールトルク値を記録してハンドツールトルク値統計記録を生成し、
前記統計時間値が経過すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動すると共に、前記無線通信ユニットにより前記ハンドツールトルク値統計記録を前記無線装置に通知、または、前記無線通信ユニットにより前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知すると共に、前記無線通信ユニットが前記ハンドツールトルク値統計記録を前記無線装置に通知する請求項3に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項7】
前記マイクロコントローラーは、前記無線通信ユニットにより前記ハンドツールトルク値及び複数の前記ハンドツールトルク値を含む履歴記録を前記無線装置に通知し、
前記無線装置は、表示モジュールを備え、
前記無線装置は、前記ハンドツールトルク値、前記履歴記録、及び前記履歴記録に対応する曲線図を表示するように前記表示モジュールを駆動する請求項2に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項8】
前記複数のデフォルト値は、誤差%値を更に含む請求項7に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項9】
前記複数のデフォルト値は、検知単位及び作業項目名称を更に含む請求項8に記載のハンドツール操作管理装置。
【請求項10】
前記無線通信ユニットは、ブルートゥース通信モジュールであり、
前記誤差%値は、1%~10%の間の範囲であり、
前記検知単位は、N(ニュートン).m(メートル)、kg(キログラム).m(メートル)、ft(フィート).lb(ポンド)、またはin(インチ).lb(ポンド)であり、
前記警告ユニットは、バイブレーター、ブザー、或いは発光ダイオードであり、
前記警告ユニットが前記バイブレーターである場合、前記アラーム信号は、振動信号であり、
前記警告ユニットが前記ブザーである場合、前記アラーム信号は、音声信号であり、
前記警告ユニットが前記発光ダイオードである場合、前記アラーム信号は、発光信号である請求項9に記載のハンドツール操作管理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置に関し、更に詳しくは、ハンドツール操作管理装置(A hand tool operation management apparatus)に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ハンドツールの種類は多く、応用場面が極めて広い。ハンドツールは電子ハンドツール及び非電子ハンドツールに大別されるが、電子ハンドツールも非電子ハンドツールも機械を組み立てる際に大きな助けとなるため、ハンドツールは非常に重要であった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ハンドツールは非常に重要であるが、ハンドツールを適切に使用しなければ組み立てる物品を損壊してしまうことがあった。しかしながら、従来のハンドツールには、操作を効果的に管理するためのハンドツール操作管理装置が欠けているため、不十分であった。
【0004】
そこで、本発明者は、上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に至った。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて本発明者の鋭意研究により成されたものであり、その目的は、ハンドツール操作管理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様であるハンドツール操作管理装置は、ハンドツール及び無線装置に用いられ、前記ハンドツールは、前記ハンドツール操作管理装置に連結され、前記無線装置は、前記ハンドツール操作管理装置にワイヤレスで接続され、前記無線装置は、アプリケーションを含む。前記ハンドツール操作管理装置は、前記ハンドツールに連結されているハンドツール状態検知ユニットと、前記無線装置にワイヤレスで接続されている無線通信ユニットと、前記ハンドツール状態検知ユニット及び前記無線通信ユニットに電気的に接続されているマイクロコントローラーと、前記マイクロコントローラーに電気的に接続されている警告ユニットと、を備え、前記無線装置は、前記アプリケーションにより複数のモードのうちの1つを選択して複数のデフォルト値を設定し、前記複数のデフォルト値を含むデフォルト無線信号を発生させると共に、前記デフォルト無線信号を前記無線通信ユニットにワイヤレスで伝送し、前記無線通信ユニットは、前記デフォルト無線信号を前記複数のデフォルト値を含むデフォルト有線信号に変換すると共に、前記デフォルト有線信号を前記マイクロコントローラーに伝送し、前記ハンドツール状態検知ユニットは、前記ハンドツールの状態を検知することでハンドツールステータス値を取得すると共に、前記ハンドツールステータス値を前記マイクロコントローラーに伝送し、前記マイクロコントローラーは、前記ハンドツールステータス値と前記複数のデフォルト値とを比較し、前記ハンドツールステータス値が前記複数のデフォルト値に達した場合、前記マイクロコントローラーは、アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知する。
【0007】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記ハンドツール状態検知ユニットは、トルク検知回路であり、前記複数のデフォルト値は、トルクデフォルト値を含み、前記ハンドツールの前記状態は、トルク状態であり、前記ハンドツールステータス値は、ハンドツールトルク値であり、前記マイクロコントローラーは、前記ハンドツールトルク値と前記トルクデフォルト値とを比較し、前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、これら前記モードは、ピークモードと、バッチモードと、ブロックモードと、トラッキングモードと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記無線装置が前記アプリケーションにより前記バッチモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は、デフォルト検知数量値を更に含み、前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達した回数が前記デフォルト検知数量値に達したと前記マイクロコントローラーが判断すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記無線装置が前記アプリケーションにより前記ブロックモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は複数のデフォルト検知ブロックを更に含み、前記複数のデフォルト検知ブロックのそれぞれは、デフォルト検知数量値を含み、前記複数のデフォルト検知ブロックの前記デフォルト検知数量値の総和は、デフォルト検知総数量値であり、前記ハンドツールトルク値が前記トルクデフォルト値に達した回数が前記デフォルト検知総数量値に達したと前記マイクロコントローラーが判断すると、前記マイクロコントローラーは、前記警告信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動、または、前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記無線装置が前記アプリケーションにより前記トラッキングモードを選択した場合、前記複数のデフォルト値は、統計時間値を更に含み、前記統計時間値の期間に、前記マイクロコントローラーは、複数の前記ハンドツールトルク値を記録してハンドツールトルク値統計記録を生成し、前記統計時間値が経過すると、前記マイクロコントローラーは、前記アラーム信号を表示または発信するように前記警告ユニットを駆動すると共に、前記無線通信ユニットにより前記ハンドツールトルク値統計記録を前記無線装置に通知、または、前記無線通信ユニットにより前記警告信号を表示または発信するように前記無線装置に通知すると共に、前記無線通信ユニットが前記ハンドツールトルク値統計記録を前記無線装置に通知することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記マイクロコントローラーは、前記無線通信ユニットにより前記ハンドツールトルク値及び複数の前記ハンドツールトルク値を含む履歴記録を前記無線装置に通知し、前記無線装置は、表示モジュールを備え、前記無線装置は、前記ハンドツールトルク値、前記履歴記録、及び前記履歴記録に対応する曲線図を表示するように前記表示モジュールを駆動することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記複数のデフォルト値は、誤差%値を更に含む。
【0014】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記複数のデフォルト値は、検知単位及び作業項目名称を更に含むことを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係るハンドツール操作管理装置において、前記無線通信ユニットは、ブルートゥース通信モジュールであり、前記誤差%値は1%~10%の間の範囲であり、前記検知単位はN(ニュートン).m(メートル)、kg(キログラム).m(メートル)、ft(フィート).lb(ポンド)、またはin(インチ).lb(ポンド)であり、前記警告ユニットは、バイブレーター、ブザー、或いは発光ダイオードであり、前記警告ユニットが前記バイブレーターである場合、前記アラーム信号は、振動信号であり、前記警告ユニットが前記ブザーである場合、前記アラーム信号は、音声信号であり、前記警告ユニットが前記発光ダイオードである場合、前記アラーム信号は、発光信号であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
このように、本発明によれば、ハンドツールの操作を効果的に管理する。
【0017】
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の第1実施例に係るハンドツール操作管理装置を示すブロック図である。
【
図2】本発明の第2実施例に係るハンドツール操作管理装置を示すブロック図である。
【
図3】本発明に係るハンドツール操作管理装置の使用の一例を概略的に示す。
【
図4】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される複数のモードを示す概略図である。
【
図5a】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第1概略図である。
【
図5b】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第1概略図である。
【
図5c】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第1概略図である。
【
図5d】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第1概略図である。
【
図6a】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第2概略図である。
【
図6b】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される新しい作業項目を示す第2概略図である。
【
図7a】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第1概略図である。
【
図7b】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第1概略図である。
【
図7c】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第1概略図である。
【
図8a】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第2概略図である。
【
図8b】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第2概略図である。
【
図9a】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第3概略図である。
【
図9b】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第3概略図である。
【
図9c】本発明に係る無線装置にアプリケーションによって表示される履歴データを示す第3概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、図面を参照しながら本発明のハンドツール操作管理装置の実施形態を説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に説明する部材、材料等は、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0020】
図1は、本発明の第1実施例に係るハンドツール操作管理装置10を示すブロック図である。ハンドツール操作管理装置10は、ハンドツール20及び無線装置30に用いられ、無線装置30は、アプリケーション(通常はアプリと略称する)302を含む。ハンドツール操作管理装置10は、ハンドツール状態検知ユニット102と、無線通信ユニット104と、マイクロコントローラー106と、警告ユニット108と、を備えている。マイクロコントローラー106は、ハンドツール状態検知ユニット102、無線通信ユニット104、及び警告ユニット108に電気的に接続されている。ハンドツール20は、ハンドツール操作管理装置10に連結されている。無線装置30は、無線通信ユニット104にワイヤレスで接続されている。また、ハンドツール操作管理装置10は、無線装置30を備えていてもよい。
【0021】
ハンドツール20は、コネクティングロッド、トルクコネクティングロッド、デジタルトルクコネクティングロッド、レンチ、デジタルレンチ、デジタルトルクレンチ、オープンエンドレンチ、ラチェットレンチ、またはステアリングレバーである。無線装置30は、スマートフォンである。ハンドツール状態検知ユニット102は、トルク検知回路である。無線通信ユニット104は、ブルートゥース通信モジュールである。警告ユニット108は、バイブレーター、ブザー、或いは発光ダイオードである。
【0022】
また、
図3は、本発明に係るハンドツール操作管理装置10の使用の一例を概略的に示す。ハンドツール操作管理装置10は、被捻転物40(例えば、ボルト)に更に用いられ、ハンドツール操作管理装置10は、ハウジング124を更に備えている。ハンドツール状態検知ユニット102、無線通信ユニット104、マイクロコントローラー106、及び警告ユニット108は、ハウジング124内に設けられ、ハウジング124は、第1実体端部126及び第1実体端部126に対向して設けられている第2実体端部128を有している。ハンドツール20は、第1実体端部126に連結され、第2実体端部128は、被捻転物40に連結され、ハンドツール20は、ユーザーからの操作により、ハンドツール20と連動するようにハンドツール操作管理装置10をねじ回し(例えば、時計回りに回転)、被捻転物40をねじ回す(例えば、回し締める)。この際、ハンドツール操作管理装置10によりハンドツール20のトルク状態が検知されるが、これについては、後に詳述する。
【0023】
図1を再び参照し、無線装置30は、アプリケーション302により複数のモードのうちの1つを選択して複数のデフォルト値304を設定し、これら複数のデフォルト値304を含むデフォルト無線信号306を発生させると共に、デフォルト無線信号306を無線通信ユニット104にワイヤレスで伝送する。次に、無線通信ユニット104は、デフォルト無線信号306を、これら複数のデフォルト値304を含むデフォルト有線信号110に変換すると共に、デフォルト有線信号110をマイクロコントローラー106に伝送する。
【0024】
図4は、本発明に係る前記無線装置30にアプリケーション302によって表示される複数のモードを示す概略図である。これら複数のモードは、ピークモード310と、バッチモード312と、ブロックモード314と、トラッキングモード316と、を含む。無線装置30は、設定されたモードに基づいてユーザーの使用回数及びトルク値を記録し、且つモード設定回数及びトルク値に基づいて表示及び提示する。また、無線装置30は、アプリケーション302により、これら複数のモード及び複数のデフォルト値304を表示する。以下、複数のモードおよび複数のデフォルト値304のそれぞれについて詳述する。
【0025】
無線装置30が、アプリケーション302によりピークモード310を選択した場合、複数のデフォルト値304は、作業項目名称と、トルクデフォルト値と、誤差%値と、検知単位と、を含む。ハンドツール状態検知ユニット102は、ハンドツール20のトルク状態を検知することでハンドツールステータス値112(すなわち、ハンドツールトルク値)を取得すると共に、ハンドツールトルク値をマイクロコントローラー106に伝送する。マイクロコントローラー106は、ハンドツールトルク値とトルクデフォルト値とを比較する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。例えば、トルクデフォルト値を95に設定し、検知単位をN(ニュートン).m(メートル)に設定する。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。このようにすることで、ユーザーは、ハンドツール20に対するトルクの付勢を停止し、ユーザーは、ハンドツール操作管理装置10及びハンドツール20により適度なトルクでボルト等をロックする。
【0026】
無線装置30が、アプリケーション302によりバッチモード312を選択した場合、複数のデフォルト値304は、作業項目名称と、デフォルト検知数量値と、トルクデフォルト値と、誤差%値と、検知単位と、を含む。ハンドツール状態検知ユニット102がハンドツール20のトルク状態を検知してハンドツールステータス値112(すなわち、ハンドツールトルク値)を取得すると共に、ハンドツールトルク値をマイクロコントローラー106に伝送する。マイクロコントローラー106は、ハンドツールトルク値とトルクデフォルト値とを比較する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達した回数がデフォルト検知数量値に達しているとマイクロコントローラー106が判断すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。例えば、デフォルト検知数量値を10に設定し(すなわち、例えば、10個のボルトを締付固定する)、トルクデフォルト値を95に設定し、検知単位をN(ニュートン).m(メートル)に設定する。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。こうすることで、ユーザーは、ハンドツール20に対するトルクの付勢を停止し、ユーザーは、ハンドツール操作管理装置10及びハンドツール20により適度なトルクでボルト等をロックする。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達した回数が10に達したとマイクロコントローラー106が判断すると(この場合、10個のボルトが締付固定されている)、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。このようにすれば、ユーザーは、10個のボルトが締付固定されていることを知ることができる。バッチモード312の他の具体的な実施例では、バッチを50回に設定し、ユーザーが50回締付固定を実施するか、ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達すると、無線装置30は、警告信号130を表示または発信する。
【0027】
無線装置30がアプリケーション302によりブロックモード314を選択した場合、複数のデフォルト値304は、作業項目名称と、複数のデフォルト検知ブロックと、トルクデフォルト値と、誤差%値と、検知単位と、を含み、これら複数のデフォルト検知ブロックのそれぞれは、デフォルト検知数量値を含み、複数のデフォルト検知ブロックの複数のデフォルト検知数量値の総和は、デフォルト検知総数量値である。ハンドツール状態検知ユニット102は、ハンドツール20のトルク状態を検知することでハンドツールステータス値112(すなわち、ハンドツールトルク値)を取得すると共に、ハンドツールトルク値をマイクロコントローラー106に伝送する。マイクロコントローラー106は、ハンドツールトルク値とトルクデフォルト値とを比較する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達した回数がデフォルト検知総数量値に達したとマイクロコントローラー106が判断すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、マイクロコントローラー106は、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。例えば、複数のデフォルト検知ブロックの数を3に設定し(すなわち、例えば、処理したいブロックが3個あり、それぞれ第1ブロック、第2ブロック、及び第3ブロックとする)、トルクデフォルト値を95に設定し、検知単位をN(ニュートン).m(メートル)に設定し、第1ブロックのデフォルト検知数量値を3に設定し(すなわち、例えば、3個のボルトを締付固定する)、第2ブロックのデフォルト検知数量値を4に設定し(すなわち、例えば、4個のボルトを締付固定する)、第3ブロックのデフォルト検知数量値を5に設定する(すなわち、例えば、5個のボルトを締付固定する)。よって、デフォルト検知総数量値は、12となる(3+4+5=12)。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。このようにすることで、ユーザーは、ハンドツール20に対するトルクの付勢を停止し、ユーザーは、ハンドツール操作管理装置10及びハンドツール20により適度なトルクでボルト等をロックする。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達した回数が12に達した(この際、12個のボルトが締付固定されている)とマイクロコントローラー106が判断すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。こうすることで、ユーザーは、12個のボルトが締付固定されていることを知ることができる。ブロックモード314の他の具体的な実施例では、複数組が設定され、例えば、A、B、C、Dの計4組を設定し、これらのデフォルト検知数量値に関し、A組を5回に設定し、B組を4回に設定し、C組を5回に設定し、D組を4回に設定する。設定したトルク値に達した場合、アラーム信号114(または警告信号130)が表示または発信され、設定した回数に達した場合、アラーム信号114(または警告信号130)が表示または発信される。
【0028】
無線装置30がアプリケーション302によりトラッキングモード316を選択した場合、複数のデフォルト値304は、作業項目名称と、統計時間値と、トルクデフォルト値と、誤差%値と、検知単位と、を含む。ハンドツール状態検知ユニット102は、ハンドツール20のトルク状態を検知することでハンドツールステータス値112(すなわち、ハンドツールトルク値)を取得すると共に、ハンドツールトルク値をマイクロコントローラー106に伝送する。マイクロコントローラー106は、ハンドツールトルク値とトルクデフォルト値とを比較する。ハンドツールトルク値がトルクデフォルト値に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、無線通信ユニット104により警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。統計時間値の期間に、マイクロコントローラー106は、複数のハンドツールトルク値を記録してハンドツールトルク値統計記録を生成する。統計時間値が経過すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動すると共に、無線通信ユニット104により無線装置30にハンドツールトルク値統計記録を通知、または、無線通信ユニット104により警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知すると共に、無線通信ユニット104により無線装置30にハンドツールトルク値統計記録を通知する。例えば、統計時間値を10分間に設定し、トルクデフォルト値を95に設定し、検知単位をN(ニュートン).m(メートル)に設定する。ハンドツールトルク値が95N(ニュートン).m(メートル)に達すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動、または、無線通信ユニット104により警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知する。こうすることで、ユーザーは、ハンドツール20に対するトルクの付勢を停止し、ユーザーは、ハンドツール操作管理装置10及びハンドツール20により適度なトルクでボルト等をロックする。この10分の間に、マイクロコントローラー106は、複数のハンドツールトルク値を記録してハンドツールトルク値統計記録を生成する。10分が経過すると、マイクロコントローラー106は、アラーム信号114を表示または発信するように警告ユニット108を駆動する(このようにすることで、ユーザーが10分経過したことを知ることができる)と共に、無線通信ユニット104によりハンドツールトルク値統計記録を無線装置30に通知、または、無線通信ユニット104により警告信号130を表示または発信するように無線装置30に通知すると共に、無線通信ユニット104によりハンドツールトルク値統計記録を無線装置30に通知する(こうすることで、ユーザーが10分間のハンドツールトルク値統計記録を知ることができる)。
【0029】
誤差%値は、1%~10%の間の範囲である。検知単位は、N(ニュートン).m(メートル)、kg(キログラム).m(メートル)、ft(フィート).lb(ポンド)、またはin(インチ).lb(ポンド)である。警告ユニット108がバイブレーターである場合、アラーム信号114は、振動信号である。警告ユニット108がブザーである場合、アラーム信号114は、音声信号である。警告ユニット108が発光ダイオードである場合、アラーム信号114は、発光信号である。
【0030】
図2は、本発明の第2実施例に係るハンドツール操作管理装置10を示すブロック図である。
図2に示す要素は
図1に示す要素と同じであり、説明を簡潔にするため、ここではその説明を繰り返さない。無線装置30は、表示モジュール308を備えている。マイクロコントローラー106は、無線通信ユニット104により無線装置30に対し、ハンドツールトルク値及び複数のハンドツールトルク値を含む履歴記録(例えば、直近の5つの履歴記録)を通知する。無線装置30は、ハンドツールトルク値、履歴記録、及び履歴記録に対応する曲線図を表示するように表示モジュール308を駆動する。
【0031】
さらに、トルク誤差値は、トルクデフォルト値に誤差%値を乗算した値と定義される。トルク下限値は、トルクデフォルト値からトルク誤差値を減算した値と定義される。トルク上限値は、トルクデフォルト値にトルク誤差値を加算した値と定義される。ハンドツールトルク値がトルク下限値未満である場合、無線装置30は、黄色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。ハンドツールトルク値がトルク下限値以上トルク上限値以下である場合、無線装置30は、緑色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。ハンドツールトルク値がトルク上限値より大きい場合、無線装置30は、赤色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。よって、ユーザーは、現在のハンドツールトルク値が目標に達しているかどうか迅速に知ることができる(目標に達している場合、無線装置30の表示モジュール308が緑色光を発光する)。
【0032】
一例を挙げると、トルクデフォルト値が100Nmであり、誤差%値が5%であり、トルク誤差値が5Nmである場合、トルク下限値が95Nmであり、トルク上限値が105Nmである。ハンドツールトルク値が95Nm未満である場合、無線装置30は、黄色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。ハンドツールトルク値が95Nm以上105Nm以下である場合、無線装置30は、緑色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。ハンドツールトルク値が105Nmより大きい場合、無線装置30は、赤色光を発光するように表示モジュール308を駆動する。
【0033】
さらに、ハンドツール操作管理装置10は、黄色表示灯116と、緑色表示灯118と、赤色表示灯120と、ディスプレイ122と、を更に備えている。黄色表示灯116は、マイクロコントローラー106に電気的に接続され、緑色表示灯118は、マイクロコントローラー106に電気的に接続され、赤色表示灯120は、マイクロコントローラー106に電気的に接続され、ディスプレイ122は、マイクロコントローラー106に電気的に接続されている。マイクロコントローラー106は、ハンドツールトルク値を表示するようにディスプレイ122を駆動する。ハンドツールトルク値がトルク下限値未満である場合、マイクロコントローラー106は、黄色表示灯116を発光するように駆動する。ハンドツールトルク値がトルク下限値以上トルク上限値以下である場合、マイクロコントローラー106は、緑色表示灯118を発光するように駆動する。ハンドツールトルク値がトルク上限値より大きい場合、マイクロコントローラー106は、赤色表示灯120を発光するように駆動する。このようにすることで、ユーザーは、現在のハンドツールトルク値が目標に達しているかどうかを迅速に知ることができる(目標に達している場合、ハンドツール操作管理装置10の緑色表示灯118が発光する)。
【0034】
図5a乃至
図5dは、本発明に係る無線装置30にアプリケーション302によって表示される新しい作業項目を示す第1概略図である。
図6a乃至
図6bは、本発明に係る無線装置30にアプリケーション302によって表示される新しい作業項目を示す第2概略図である。
【0035】
まず、
図5aの下方にある「作業項目」ボタンを押し、
図5bに進む。
【0036】
次に、
図5bの右上隅にある「+」ボタンを押し、
図5cに進み、作業項目を追加する。
【0037】
次に、
図5cの、複数の関連情報a~eに記入、設定、或いは選択した後、下方にある「保存」ボタンを押し、
図5dに進む。関連情報aは、ユーザーが自分で記入した作業項目名称を示し、関連情報bは、選択した作業モードを示し(同期モードまたはピークモード310、バッチモード312、ブロックモード314、トラッキングモード316を選択する)、関連情報cは、単位の選択を示し(前述のN(ニュートン).m(メートル)、kg(キログラム).m(メートル)、ft(フィート).lb(ポンド)、またはin(インチ).lb(ポンド)を選択する)、関連情報dは、記入したトルクデフォルト値を示し、関連情報eは、設定した誤差%値を示す。
【0038】
次に、
図5dの例では、関連情報d及び関連情報eを再度確認または調整し、且つ複数の関連情報f~gを設定し、保存ボタンhを押し(この際、作業項目の追加は完了している)、
図6aに進む。関連情報fは、振動提示がオンに設定されているかどうかを示し、関連情報gは、記録するリマインダー時間の長さの設定を示す(0~30秒の間に設定する)。関連情報gの状態の説明は、以下の3点を含む。1.トルクがデフォルト値に達していることを入力する。2.数値に達すると、トルクを再入力して保存したと見做す。3.時間を0秒に設定した場合、提示しない。
【0039】
最後に、
図6aの例では、関連情報i中で作業項目を選択し、保存ボタンjを押して
図6bに進む(メイン画面、選択した作業項目を実行開始したことを示す)。
【0040】
図7a乃至
図7cは、本発明に係る無線装置30にアプリケーション302によって表示される履歴データを示す第1概略図である。
図8a乃至
図8bは、本発明に係る無線装置30にアプリケーション302によって表示される履歴データを示す第2概略図である。
図9a乃至
図9cは、本発明に係る無線装置30にアプリケーション302によって表示される履歴データを示す第3概略図である。
【0041】
まず、
図7aの下方にある「履歴データ」ボタンを押し、
図7bに進む。
【0042】
次に、
図7bに示す履歴データの検索したい作業項目を押し、
図7cに進む。
【0043】
【0044】
次に、
図8aを参照し、履歴データの内容を表示する画面中で、右上隅にある右から左への第2番目の符号(すなわち、データの図表符号)を押し、
図8bに進む。
【0045】
【0046】
図9aを参照し、履歴データの内容を表示する画面中で、右上隅にある右から左への第1番目の符号(すなわち、共有符号)を押し、
図9bに進む。
【0047】
【0048】
【0049】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【符号の説明】
【0050】
10 ハンドツール操作管理装置
20 ハンドツール
30 無線装置
40 被捻転物
102 ハンドツール状態検知ユニット
104 無線通信ユニット
106 マイクロコントローラー
108 警告ユニット
110 デフォルトの有線信号
112 ハンドツールステータス値
114 アラーム信号
116 黄色表示灯
118 緑色表示灯
120 赤色表示灯
122 ディスプレイ
124 ハウジング
126 第1実体端部
128 第2実体端部
130 警告信号
302 アプリケーション
304 デフォルト値
306 デフォルトの無線信号
308 表示モジュール
310 ピークモード
312 バッチモード
314 ブロックモード
316 トラッキングモード
a~g 関連情報
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i 関連情報
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