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特開2024-138481プログラム、制御装置、及び制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024138481
(43)【公開日】2024-10-08
(54)【発明の名称】プログラム、制御装置、及び制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06V 40/16 20220101AFI20241001BHJP
   G06T 7/00 20170101ALI20241001BHJP
   G06F 21/32 20130101ALI20241001BHJP
【FI】
G06V40/16 A
G06T7/00 510F
G06F21/32
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024112287
(22)【出願日】2024-07-12
(62)【分割の表示】P 2021565645の分割
【原出願日】2020-12-17
(31)【優先権主張番号】P 2019230599
(32)【優先日】2019-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110928
【弁理士】
【氏名又は名称】速水 進治
(72)【発明者】
【氏名】青柳 亨
(57)【要約】      (修正有)
【課題】身分証明書の画像とユーザの画像を利用して本人確認を行うプログラム、制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】制御装置2000は、表示処理部、画像取得部および認証部を有する。表示処理部は、カメラ44を備える端末40を用いて撮影された身分証明書20の画像を当該端末によって制御可能なディスプレイ装置42に表示させる。画像取得部は、ディスプレイ装置42に身分証明書の画像を表示させている端末40を用いて人物の画像を取得する。認証部は、身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる処理と、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する処理と、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行させる処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項2】
前記ディスプレイ装置に、前記カメラに写る被写体を表示させる処理と、
前記カメラに写る被写体を表示させるための領域の周囲に、前記身分証明書の画像を表示させる処理と、
を更にコンピュータに実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータは、前記端末を含む、
請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項4】
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる表示処理部と、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する画像取得部と、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行する認証部と、
を有する制御装置。
【請求項5】
コンピュータによって実行される制御方法であって、
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる表示処理ステップと、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する画像取得ステップと、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行する認証ステップと、
を有する制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、身分証明書を用いた本人確認に関する。
【背景技術】
【0002】
銀行口座の開設やクレジットカードの作成などの際、身分証明書を利用した本人確認が行われる。そして、インターネットを介して口座開設等を行う場合などのように、身分証明書の原本ではなく、身分証明書をカメラで撮像して得た画像が本人確認に利用される場合がある。
【0003】
身分証明書の画像を利用した本人確認に関する先行技術文献として、特許文献1がある。特許文献1は、本人確認書類の顔写真の撮像データと、ユーザの撮像データとを比較することで、本人確認書類がユーザのものであることを確認するシステムを開示している。
【0004】
また、特許文献1のシステムでは、本人確認書類(身分証明書)の複数の面の画像を得るために、ユーザ端末において、「本人確認書類の表面を撮影してください」や「本人確認書類の裏面を撮影してください」という指示を出しながら、本人確認書類を撮像した動画が生成される。そして、その動画が認証サーバへ送信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第6541140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、身分証明書の画像とユーザの画像を利用して本人確認を行う新たな技術を開発した。本発明の目的の一つは、身分証明書の画像とユーザの画像を利用して本人確認を行う新たな技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示におけるプログラムは、
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる処理と、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する処理と、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行させる処理と、
をコンピュータに実行させる。
【0008】
本開示における制御装置は、
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる表示処理部と、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する画像取得部と、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行する認証部と、
を有する。
また、本開示における制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、
カメラを備える端末を用いて撮影された身分証明書の画像を前記端末によって制御可能なディスプレイ装置に表示させる表示処理ステップと、
前記ディスプレイ装置に前記身分証明書の画像を表示させている前記端末を用いて人物の画像を取得する画像取得ステップと、
前記身分証明書の画像と前記人物の画像とに基づいて、本人認証に関する処理を実行する認証ステップと、
を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、身分証明書の画像とユーザの画像を利用して本人確認を行う新たな技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施形態1の制御装置の概要を説明するための図である。
図2】実施形態1の制御装置の機能構成を例示する図である。
図3】制御装置を実現するための計算機を例示する図である。
図4】実施形態1の制御装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
図5】制御装置の利用環境を例示する図である。
図6】ユーザの本人確認の流れを示すフローチャートである。
図7】ユーザに身分証明書を撮像させる際に、アプリケーションがディスプレイ装置に表示する画面を例示する図である。
図8】ユーザの顔を撮像させる画面を例示する図である。
図9】ユーザについて生体検知を行うための画面を例示する図である。
図10】身分証明書の厚みの確認を行うための画面を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。以下の説明において、特に説明しない限り、各種所定の値(閾値など)は、その値を利用する機能構成部からアクセス可能な記憶装置に予め記憶させておく。
【0012】
[実施形態1]
<概要>
図1は、本実施形態の制御装置2000の概要を説明するための図である。なお、図1は、制御装置2000に対する理解を容易にするための例示であり、制御装置2000の機能は図1に表されているものに限定されない。
【0013】
制御装置2000は、ユーザ10の本人確認に利用するデータを取得する。具体的には、制御装置2000は、ユーザ画像50と証明書画像30を取得する。ユーザ画像50は、ユーザ10を撮像することで生成された画像である。証明書画像30は、身分証明書20の券面を撮像することで生成された画像である。身分証明書20は、人の身分を証明するために利用できる任意の証明書である。例えば身分証明書20は、運転免許証その他の免許証、マイナンバーカード、パスポート、各種の認定証、学生証、会社の身分証明書、又は保険証などである。ただし、身分証明書20の券面には、被証明者(身分証明書20によって身分が証明される人物)の顔画像が表示されていることが好ましい。なお、以下の説明では、身分証明書20の券面のうち、被証明者の顔画像が表示されている面を、主面と呼ぶ。また、もう一方の面を裏面と呼ぶ。
【0014】
制御装置2000は、ユーザ画像50よりも先に証明書画像30を取得する。証明書画像30は、例えば、ユーザが利用する端末(ユーザ端末40)で制御可能なカメラ44によって生成される。カメラ44は、ユーザ端末40に組み込まれていてもよいし、ユーザ端末40に外付けされていてもよい。なお、制御装置2000は、ユーザ端末40として実現されてもよいし、ユーザ端末40からデータを取得する他の装置(例えばサーバマシン)として実現されてもよい。図1の例では、制御装置2000は、ユーザ端末40とは別の装置として実現されている。
【0015】
証明書画像30を取得した後、制御装置2000は、ユーザ10の撮像を行う画面60の画面データ70を出力する。画面データ70は、画面60そのものであってもよいし、画面60を生成するためのデータであってもよい。
【0016】
画面60には、証明書画像30が含まれる。画面60は、ユーザ端末40で制御可能なディスプレイ装置42に表示される。なお、ディスプレイ装置42は、ユーザ端末40に組み込まれていてもよいし、ユーザ端末40に外付けされていてもよい。
【0017】
ユーザ10は、画面60がディスプレイ装置42に表示されている状態で、ユーザ端末40に設けられているカメラ44を用いて、自身を撮像する。これにより、カメラ44によって、ユーザ画像50が生成される。ユーザ画像50は、少なくとも、ユーザ10の顔を含むことが好ましい。制御装置2000は、カメラ44によって生成されたユーザ画像50を取得する。
【0018】
<作用効果の一例>
本実施形態の制御装置2000によれば、本人確認のためにユーザ10に自分自身を撮像させる際、ユーザ10が利用するユーザ端末40のディスプレイ装置42に、身分証明書20の券面の画像である証明書画像30が表示される。このような表示によれば、ユーザ10は、自分のものであると申告した身分証明書20の画像を見ながら、自分の撮像を行うことになる。そのため、他人の身分証明書20を不正利用しようとしている場合、ユーザ10は、他人の身分証明書20の画像を見ながら自分のことを撮像しなければならず、心理的に抵抗を感じると考えられる。よって、本実施形態の制御装置2000によれば、ユーザが身分証明書20を不正利用する蓋然性を減らすことができる。
【0019】
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
【0020】
<機能構成の例>
図2は、実施形態1の制御装置2000の機能構成を例示する図である。制御装置2000は、第1取得部2020、画面データ出力部2040、及び第2取得部2060を有する。第1取得部2020は、証明書画像30を取得する。画面データ出力部2040は、画面60を表す画面データ70を出力する。第2取得部2060は、ユーザ画像50を取得する。ユーザ画像50の生成(ユーザ10の撮像)は、ディスプレイ装置42に画面60が表示されている状態で行われる。
【0021】
<制御装置2000のハードウエア構成の例>
制御装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、制御装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
【0022】
図3は、制御装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は、任意の計算機である。例えば計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型の計算機である。その他にも例えば、計算機1000は、PC(Personal Computer)やサーバマシンなどといった、据え置き型の計算機であってもよい。
【0023】
計算機1000は、制御装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。後者の場合、例えば、計算機1000に対して所定のアプリケーション(後述するアプリケーション100)をインストールすることにより、計算機1000において、制御装置2000の機能が実現される。上記アプリケーションは、制御装置2000の各機能構成部を実現するためのプログラムで構成される。
【0024】
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
【0025】
プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
【0026】
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。制御装置2000がユーザ端末40で実現される場合、入出力インタフェース1100には、ディスプレイ装置42とカメラ44が接続される。
【0027】
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。
【0028】
ストレージデバイス1080は、制御装置2000の各機能構成部を実現するプログラムモジュール(前述したアプリケーションを実現するプログラムモジュール)を記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
【0029】
<ユーザ端末40について>
ユーザ端末40は、ユーザ10によって操作される任意の端末である。制御装置2000がユーザ端末40以外で実現される場合、ユーザ端末40は、例えば制御装置2000と同様に、図3に示すハードウエア構成を有する。
【0030】
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の制御装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。第1取得部2020は証明書画像30を取得する(S102)。画面データ出力部2040は、画面データ70を出力する(S104)。第2取得部2060は、ユーザ画像50を取得する(S106)。
【0031】
<証明書画像30の取得:S102>
第1取得部2020は証明書画像30を取得する(S102)。第1取得部2020が証明書画像30を取得する方法は様々である。例えば第1取得部2020は、証明書画像30を生成した装置から送信される証明書画像30を受信する。その他にも例えば、第1取得部2020は、証明書画像30を生成した装置にアクセスし、当該装置に記憶されている証明書画像30を取得する。
【0032】
なお、証明書画像30は、証明書画像30を生成した装置により、その装置の外部に設けられている記憶装置に格納されてもよい。この場合、第1取得部2020は、この記憶装置にアクセスして証明書画像30を取得する。
【0033】
<証明書画像30の生成について>
証明書画像30は、身分証明書20の券面を撮像することで生成される。証明書画像30を生成する際には、身分証明書20の主面を平面視した状態で身分証明書20を撮像することが好ましい。言い換えれば、証明書画像30は、主面が平面視された身分証明書20を含む画像であることが好ましい。ただし、証明書画像30は、身分証明書20の主面を含むものであればよく、主面が平面視されたものには限定されない。
【0034】
証明書画像30は、身分証明書20を撮像可能な任意の撮像装置で生成される。例えば証明書画像30は、ユーザ端末40に設けられているカメラ44で身分証明書20を撮像することによって生成される。その他にも例えば、証明書画像30は、スキャナで身分証明書20をスキャンすることによって生成されてもよい。なお、証明書画像30は、必ずしも本人確認のための手続きの流れの中で生成される必要はなく、予め記憶装置に格納されているものであってもよい。この場合、例えばユーザ10は、ユーザ端末40を用いて、予め記憶装置に格納されている画像の中から証明書画像30として利用する画像を選択することで、制御装置2000に対して証明書画像30を提供する。
【0035】
<画面データ70の出力:S104>
画面データ出力部2040は画面データ70を出力する(S104)。画面データ70は、画面60を表す画面データである。画面60は、ユーザ10を撮像させる(ユーザ画像50を生成させる)ための画面である。また、画面60には、証明書画像30が含まれる。例えば画面データ出力部2040は、予め用意されている画面データ70のテンプレートデータと、第1取得部2020によって取得された証明書画像30とを取得する。そして、画面データ出力部2040は、証明書画像30とテンプレートデータとを組み合わせることで、画面データ70を生成する。なお、画面データのテンプレートと外部から取得した画像とを組み合わせることで、当該画像が含まれる画面の画面データを生成する技術には、既存の技術を利用することができる。
【0036】
画面データ出力部2040は、生成した画面データ70を出力することで、画面60がディスプレイ装置42に表示されるようにする。前述したように、画面データ70は、画面60そのものであってもよいし、画面60を生成するためのデータであってもよい。画面60を生成するためのデータは、例えば、画面60に含められる各テキストや画像のデータと、それらのテキストや画像の配置を表すフォーマットデータ(例えば HTML ファイル)との組み合わせである。後者の場合、画面データ70に対して画面60を生成するための処理(例えば、HTML ファイルをレンダリングする処理)を施すことにより、画面60が生成される。
【0037】
制御装置2000がユーザ端末40で実現されている場合、画面データ出力部2040は、ディスプレイ装置42に対して画面60を出力する。ここで、画面データ70が画面60を生成するためのデータである場合、画面データ出力部2040は、画面データ70から画面60を生成し、生成した画面60をディスプレイ装置42へ出力する。
【0038】
一方、制御装置2000がユーザ端末40以外の装置で実現されている場合、画面データ出力部2040は、ユーザ端末40に対し、画面データ70を出力する。画面データ70を受信したユーザ端末40は、ディスプレイ装置42に対して画面60を出力する。ここで、受信した画面データ70が画面60を生成するためのデータである場合、ユーザ端末40は、画面データ70から画面60を生成し、生成した画面60をディスプレイ装置42へ出力する。
【0039】
<ユーザ画像50の取得:S106>
第2取得部2060は、ユーザ画像50を取得する。第2取得部2060がユーザ画像50を取得する方法は様々である。例えば第2取得部2060は、カメラ44から送信されるユーザ画像50を受信する。その他にも例えば、第2取得部2060は、カメラ44にアクセスし、カメラ44に記憶されているユーザ画像50を取得する。また、カメラ44が外部の記憶装置にユーザ画像50を格納した場合、第2取得部2060は、その記憶装置からユーザ画像50を取得する。
【0040】
<制御装置2000の具体的な利用例>
以下、制御装置2000を利用する具体的な方法について例示する。ただし、制御装置2000の利用方法は、ここで説明するものに限定はされない。
【0041】
図5は、制御装置2000の利用環境を例示する図である。この例において、制御装置2000は、ユーザ端末40で実現されている。ユーザ端末40は、例えば、カメラ44が設けられているスマートフォンである。
【0042】
ユーザ10は、ユーザ端末40を利用して、本人確認が必要とされる手続き(例えば、銀行口座の開設)を行う。そのために、ユーザ10は、ユーザ端末40を利用して、サーバマシン80に対し、本人確認に必要な種々のデータを提供する。
【0043】
ユーザ端末40には、ユーザ端末40を制御装置2000として機能させるためのアプリケーション100がインストールされている。ユーザ10は、手続きを行うために、アプリケーション100を起動する。アプリケーション100は、以下で説明するように、ユーザ入力やサーバマシン80における処理結果に応じ、ディスプレイ装置42に表示する画面を遷移させていくことで、ユーザ10が行う手続きを制御する。
【0044】
図6は、ユーザ10の本人確認の流れを示すフローチャートである。ユーザ10の本人確認は、身分証明書20の主面の撮像(S202)、身分証明書20の裏面の撮像(S204)、ユーザ10の顔の撮像(S206)、生体検知(S208)、及び身分証明書20の厚みの確認(S210)という流れで行われる。以下、それぞれについて説明する。
【0045】
<<身分証明書20の撮像:S202、S204>>
図7は、ユーザ10に身分証明書20を撮像させる際に、アプリケーション100がディスプレイ装置42に表示する画面を例示する図である。画面110は、身分証明書20の主面を撮像させるための画面である。画面120は、身分証明書20の裏面を撮像させるための画面である。
【0046】
画面110の表示エリア114には、カメラ44によって生成されている画像がリアルタイムで表示される。ユーザ10は、画面110を見て、身分証明書20の主面が正しく撮像できていることを確認して、撮像ボタン112を押す。その結果、撮像ボタン112が押されたタイミングでカメラ44が生成した画像が、身分証明書20の主面の画像(すなわち、証明書画像30)として、ユーザ端末40の記憶装置に格納される。
【0047】
なお、画面110に撮像ボタン112を設けず、身分証明書20の主面が自動的に撮像されるようにしてもよい。例えばカメラ44は、画面110が表示された時から繰り返し撮像を行って、複数の画像を生成していく。アプリケーション100は、生成された各画像の画質の高さを判定し、画質の高さが閾値以上である画像が検出されたら、その画像を、身分証明書20の主面の画像として、ユーザ端末40の記憶装置に格納する。
【0048】
画質の高さを表す指標としては、ボケやぶれの少なさなどを利用することができる。なお、ボケやぶれの少なさなどに基づいて画像の画質の高さを判定する技術には、既存の技術を利用することができる。
【0049】
また、アプリケーション100は、画質の高さに加え、身分証明書20の全体が画像に含まれているか否かを判定してもよい。この場合、アプリケーション100は、カメラ44によって生成された画像から、「画質が閾値以上であって、なおかつ、身分証明書20の全体が含まれている」という条件を満たす画像が検出されたら、その画像を、身分証明書20の主面の画像として、ユーザ端末40の記憶装置に格納する。
【0050】
画像に所定の物体が含まれているか否かを判定する技術には、既存の技術を利用することができる。例えばアプリケーション100は、予め定めておいた身分証明書20の形状と類似する形状を持つ物体が画像から検出されたら、その画像に身分証明書20の全体が含まれていると判定する。
【0051】
また、身分証明書20の主面の画像には、身分証明書20が或る程度の大きさ以上で含まれることが好ましい。そこで、「身分証明書20を表す画像領域が画像全体に占める割合が閾値以上である」といった条件を、身分証明書20の主面の画像として扱うための条件にさらに加えてもよい。
【0052】
身分証明書20の主面の撮像が終わると、アプリケーション100は、ディスプレイ装置42に表示する画面を、画面110から画面120へ変更する。ユーザ10は、画面110における操作と同様の操作により、身分証明書20の裏面を撮像する。その結果、身分証明書20の裏面の画像も、ユーザ端末40の記憶装置に格納される。ここで、画面120についても、撮像ボタン122を設けず、身分証明書20の裏面の画像が自動的に撮像されるようにしてもよい。その具体的な方法は、前述した、身分証明書20の主面の画像が自動的に撮像されるようにする方法と同様である。
【0053】
アプリケーション100は、記憶装置に格納された身分証明書20の主面と裏面の画像を、サーバマシン80に送信する。サーバマシン80は、身分証明書20の主面の画像と裏面の画像から、必要な情報を抽出する処理を行う。例えば、サーバマシン80は、身分証明書20の主面の画像に対して OCR(Optical Character Recognition)処理を行うことで、種々の文字情報(例えば、ユーザ10の氏名、住所、及び身分証明書20に付された識別情報など)を抽出する。また、サーバマシン80は、身分証明書20の主面の画像から、人物の画像(以下、人物画像)の抽出を行う。同様に、サーバマシン80は、身分証明書20の裏面の画像からも、種々の情報の抽出を行う。
【0054】
上述した各処理は、アプリケーション100によって行われてもよい。この場合、アプリケーション100は、身分証明書20の画像と共に、又は身分証明書20の画像に代えて、身分証明書20の画像から抽出した各情報をサーバマシン80へ送信する。
【0055】
また、アプリケーション100は、上述した情報の抽出を行うことにより、身分証明書20の撮像が正しく行えたかどうかのチェックをしてもよい。この際、アプリケーション100は、身分証明書20の画像から必要な情報を抽出できなかったら、撮影をやり直すように指示するメッセージと共に、再度画面110又は画面120をディスプレイ装置42に表示して、ユーザ10に再度身分証明書20の撮像を行わせてもよい。
【0056】
また、アプリケーション100がユーザ10から別途氏名等の個人情報の入力を受け付け、ユーザ10によって入力された情報と身分証明書20の画像から得た情報とが一致するか否かのチェックを行ってもよい。このチェックは、アプリケーション100によって行われてもよいし、サーバマシン80によって行われてもよい。その他にも例えば、アプリケーション100が、身分証明書20の画像から抽出された氏名等の情報をディスプレイ装置42に表示し、誤りがある部分をユーザ10が修正できるようにしてもよい。これらの処理は、身分証明書20の画像が撮像された後の任意のタイミング(例えば、身分証明書20の裏面の撮像が終わった後や、身分証明書20の厚みの確認が終わった後など)に行うことができる。
【0057】
ここで、このように身分証明書20をユーザ10とは別途撮像することには、ユーザ10の労力を減らすことができるという利点や、品質の高い画像を得ることができるという利点がある。ユーザ10に自分と身分証明書20の両方を同時に撮像させる場合、ユーザ10は、自分と身分証明書20の両方がカメラ44によって正しく撮像されるように身分証明書20やカメラ44の角度などを調整しなければならない。そのため、撮像に要するユーザ10の労力が大きくなってしまう。また、撮像が上手くできずに、ユーザ10と身分証明書20の画像の一方又は両方の品質が低くなってしまうおそれがある。そこで、本利用例では、身分証明書20とユーザ10を別々に撮像するようにしている。
【0058】
<<ユーザ10の顔の撮像:S206>>
身分証明書20から抽出した情報をサーバマシン80へ送信し終えたら、アプリケーション100は、ユーザ10に自身の顔の撮像を行わせる(S206)。そのために、アプリケーション100は、ディスプレイ装置42に画面60を出力する。
【0059】
図8は、ユーザの顔を撮像させる画面を例示する図である。前述したように、画面60は、証明書画像30を含んでいる。また、画面60の表示エリア64には、画面110などと同様に、カメラ44によって生成されている画像がリアルタイムで表示される。ユーザ10は、表示エリア64を見て、自分の顔が正しく撮像されるようにして、撮像ボタン62を押す。その結果、撮像ボタン62が押されたタイミングでカメラ44が生成した画像が、ユーザ画像50として、ユーザ端末40の記憶装置に格納される。
【0060】
アプリケーション100は、ユーザ画像50をサーバマシン80へ送信する。ユーザ画像50を受信したサーバマシン80は、証明書画像30から抽出された人物画像と、ユーザ画像50とを比較することで、これらによって表される人物が同一であるか否かを判定する。これは、証明書画像30に含まれる身分証明書20がユーザ10の身分証明書であるか否かを判定することに相当する。なお、2つの画像それぞれによって表される人物が一致するか否かを判定する技術には、既存の技術を利用することができる。
【0061】
証明書画像30から抽出された人物画像によって表される人物とユーザ画像50によって表される人物が一致しない場合、サーバマシン80は、アプリケーション100に対し、マッチングの失敗を示す通知を送信する。マッチングの失敗を示す通知を受信したアプリケーション100は、ディスプレイ装置42に、エラーを示すメッセージを出力する。
【0062】
証明書画像30から抽出された人物画像によって表される人物とユーザ画像50によって表される人物が一致する場合、サーバマシン80は、アプリケーション100に対し、マッチングの成功を示す通知を送信する。マッチングの成功を示す通知を受信したアプリケーション100は、ディスプレイ装置42に、生体検知を行うための画面を出力する。
【0063】
このように画面60に証明書画像30を含めることには、前述したように、ユーザ10が心理的に身分証明書20の不正利用をしにくくなるという効果がある。
【0064】
ここで、画面60には、撮像ボタン62を設けなくてもよい。この場合、画面60が表示されている間、カメラ44が繰り返し撮像を行って、複数のユーザ画像50を生成する。また、このようにして生成された複数のユーザ画像50それぞれについて、証明書画像30から抽出された人物画像とのマッチングが行われる。そして、いずれかのユーザ画像50が、証明書画像30から抽出された人物画像とマッチしたら、マッチング成功として扱われる。一方、証明書画像30から抽出された人物画像とマッチするユーザ画像50がない場合には、マッチング失敗として扱われる。
【0065】
<<生体検知:S208>>
図9は、ユーザ10について生体検知を行うための画面を例示する図である。ここでいう生体検知とは、カメラ44を利用して撮像されているものが、その場に実在する人間であり、写真などといった人間以外のものではないことを確認するための処理である。生体検知を行うことにより、身分証明書20の被証明者ではないユーザ10が、身分証明書20の被証明者になりすます(例えば、画面60において、身分証明書20の被証明者の写真等をカメラ44で撮像する)ことを防ぐことができる。
【0066】
画面130には、画面60と同様に、証明書画像30が含まれる。また、画面130の表示エリア134には、カメラ44によって生成されている画像がリアルタイムで表示される。ユーザ10は、表示エリア134に表示される自分の姿を確認しながら、指示された生体検知のための動作(上下左右を向く動作、左右に顔を傾ける動作、左右の目をつぶる動作、笑顔を作る、又は口を開けるなど)を行う。
【0067】
アプリケーション100は、画面130が表示されている間にカメラ44によって撮像された画像を用いて、生体検知を行う。具体的には、アプリケーション100は、画面130が出力された後にカメラ44によって撮像された各画像について、ユーザ10の状態が所定の状態(ユーザ10に指示した状態)になっているか否かを判定する。ユーザ10の状態が所定の状態となっている画像が検出されたら、生体検知は成功となる。なお、人物が含まれる画像を解析して、その人物の状態が所定の状態になっているかどうかを判定する技術には、既存の技術を利用することができる。
【0068】
ユーザ10の状態が所定の状態となっている画像が検出されない場合、生体検知は失敗となる。例えばアプリケーション100は、生体検知に成功するまで、画面130を表示し続ける。ただし、画面130を表示し続ける時間に制限を設けておき、その制限時間が経過しても生体検知に成功しない場合、アプリケーション100がエラーメッセージをディスプレイ装置42に出力するようにしてもよい。
【0069】
なお、生体検知についての上記判定は、アプリケーション100ではなく、サーバマシン80によって行われてもよい。この場合、アプリケーション100は、サーバマシン80に対し、カメラ44によって生成される各画像を送信する。サーバマシン80は、生体検知の成功又は失敗を示す通知を、アプリケーション100へ送信する。
【0070】
ここで、生体検知を高い精度で行うためには、複数種類の動作をユーザ10に行わせることが好適である。この場合、アプリケーション100は、複数種類の動作それぞれについての画面130を順次ディスプレイ装置42に表示し、各種類の動作の検知を行う。
【0071】
<<身分証明書20の厚みの確認:S210>>
生体検知に成功したら、身分証明書20の厚みの確認が行われる(S210)。これは、ユーザ10が身分証明書20の実物を持っていることを確認するために行われる。身分証明書20の画像の提供を受けるだけでは、例えば、ユーザ10が他人の身分証明書20のコピーを取得してそのコピーをカメラ44で撮像している可能性を排除できない。そこで、身分証明書20の実物をユーザ10が持っていることを確認するために、身分証明書20の券面だけでなく、身分証明書20を色々な角度から撮像させて身分証明書20に厚みがあることを確認する。
【0072】
図10は、身分証明書20の厚みの確認を行うための画面を例示する図である。画面140において、ユーザ10は、身分証明書20の主面をカメラ44に撮像させる。アプリケーション100は、カメラ44によって生成された画像を解析して、身分証明書20の主面が撮像されたことを検出する。またこの際、アプリケーション100は、ここで取得した身分証明書20の主面の画像が、証明書画像30と一致することを確認することが好ましい。例えばこの確認は、画面140が表示されている状態で取得した身分証明書20の画像に含まれる人物画像と、S202で取得した証明書画像30に含まれる人物画像とがマッチするか否かを確認することによって行われる。
【0073】
その後、アプリケーション100は、画面150を出力し、ユーザ10に、身分証明書20を回転させながら、身分証明書20を撮像させる。アプリケーション100は、身分証明書20を回転させながら撮像された複数の画像を解析することで、身分証明書20に厚みがあることを確認する。例えばアプリケーション100は、予め定めた複数の状態それぞれで身分証明書20が撮像された画像(例えば、斜め45度から身分証明書20の主面が撮像された画像、真横から身分証明書20が撮像された画像、及び斜め45度から身分証明書20の裏面が撮像された画像など)を検出する。予め定めた複数の状態それぞれについて、その状態で撮像された身分証明書20の画像が検出されたら、アプリケーション100は、身分証明書20の厚みの確認に成功したと判定する。その結果、本人確認のための一連の処理が終了する。
【0074】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
【0075】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 身分証明書の画像である証明書画像を取得する第1取得部と、
前記証明書画像が含まれる第1画面の画面データを出力する画面データ出力部と、
前記第1画面が表示された状態で行われた撮像により生成されたユーザの画像を取得する第2取得部と、を有する制御装置。
2. 前記ユーザの画像は、前記ユーザが利用するユーザ端末で制御可能なディスプレイ装置に前記第1画面が表示されている状態で、前記ユーザ端末で制御可能なカメラによって生成される、1.に記載の制御装置。
3. 前記第1画面よりも前に、前記身分証明書を撮像させる第2画面が表示され、
前記第1取得部は、前記第2画面が表示された状態で行われた撮像により生成された前記証明書画像を取得する、1.又は2.に記載の制御装置。
4. 前記身分証明書には人物の画像が表示されており、
前記第2取得部は、前記証明書画像に含まれる人物と、前記第2取得部によって取得された画像に含まれる人物とが一致するか否かを判定する、1.から3いずれか一つに記載の制御装置。
5. コンピュータによって実行される制御方法であって、
身分証明書の画像である証明書画像を取得する第1取得ステップと、
前記証明書画像が含まれる第1画面の画面データを出力する画面データ出力ステップと、
前記第1画面が表示された状態で行われた撮像により生成されたユーザの画像を取得する第2取得ステップと、を有する制御方法。
6. 前記ユーザの画像は、前記ユーザが利用するユーザ端末で制御可能なディスプレイ装置に前記第1画面が表示されている状態で、前記ユーザ端末で制御可能なカメラによって生成される、5.に記載の制御方法。
7. 前記第1画面よりも前に、前記身分証明書を撮像させる第2画面が表示され、
前記第1取得ステップにおいて、前記第2画面が表示された状態で行われた撮像により生成された前記証明書画像を取得する、5.又は6.に記載の制御方法。
8. 前記身分証明書には人物の画像が表示されており、
前記第2取得ステップにおいて、前記証明書画像に含まれる人物と、前記第2取得ステップで取得された画像に含まれる人物とが一致するか否かを判定する、5.から7いずれか一つに記載の制御方法。
9. 5.から8いずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【0076】
この出願は、2019年12月20日に出願された日本出願特願2019-230599号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
【符号の説明】
【0077】
10 ユーザ
20 身分証明書
30 証明書画像
40 ユーザ端末
42 ディスプレイ装置
44 カメラ
50 ユーザ画像
60 画面
62 撮像ボタン
64 表示エリア
70 画面データ
80 サーバマシン
100 アプリケーション
110 画面
112 撮像ボタン
114 表示エリア
120 画面
130 画面
134 表示エリア
140 画面
150 画面
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 制御装置
2020 第1取得部
2040 画面データ出力部
2060 第2取得部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10