(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024138546
(43)【公開日】2024-10-08
(54)【発明の名称】メッセージ送信方法、メッセージ受信方法及び装置、機器並びにコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
H04L 51/52 20220101AFI20241001BHJP
G06F 3/04845 20220101ALI20241001BHJP
G06F 3/04817 20220101ALI20241001BHJP
【FI】
H04L51/52
G06F3/04845
G06F3/04817
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024116652
(22)【出願日】2024-07-22
(62)【分割の表示】P 2022569205の分割
【原出願日】2021-06-01
(31)【優先権主張番号】202010603972.5
(32)【優先日】2020-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110004381
【氏名又は名称】弁理士法人ITOH
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,シー
(72)【発明者】
【氏名】ジョウ,ワンチェン
(72)【発明者】
【氏名】ホアン,チン
(72)【発明者】
【氏名】リアン,ジュンジエ
(72)【発明者】
【氏名】チウ,ホンファ
(72)【発明者】
【氏名】リウ,ヤンラン
(72)【発明者】
【氏名】ホアン,ランジア
(72)【発明者】
【氏名】ジン,チウチェン
(72)【発明者】
【氏名】チェン,ジハオ
(72)【発明者】
【氏名】タン,シュチェン
(72)【発明者】
【氏名】カイ,ボハン
(72)【発明者】
【氏名】フェン,ジンチオン
(57)【要約】 (修正有)
【課題】インスタントメッセージングの送信方法及び受信方法並びに装置、機器及び媒体を提供する。
【解決手段】本方法は、第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示するステップと、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとに基づいて、インタラクティブメッセージを生成するステップと、インタラクティブメッセージを、第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信するステップと、を含む。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のユーザアカウントにログインしている第1のクライアントによって実行されるメッセージ送信方法であって、
第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示するステップと、
前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとに基づいて、インタラクティブメッセージを生成するステップと、
前記インタラクティブメッセージを、前記第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2020年06月29日に提出された、出願番号が第202010603972.5、発明の名称が「メッセージ送信方法、メッセージ受信方法及び装置、機器並びに媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容はすべて、参照によって本願に組み込まれるものとする。
【0002】
技術分野
本願の実施例は、インスタントメッセージングの分野に関し、特に、メッセージ送信方法、メッセージ受信方法及び装置、機器並びに媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インスタントメッセージングプログラムには、プライベートチャット機能とグループチャット機能が備えられている。プライベートチャット機能は2つのユーザアカウント間のチャット機能であり、グループチャット機能は複数のユーザアカウント間のチャット機能である。
【0004】
グループチャット機能を例にとると、ユーザアカウントAがユーザアカウントBとのインタラクションを希望する場合、ユーザアカウントAは「@ユーザアカウントB」によるグループチャットメッセージを送信することができる。このとき、ユーザアカウントBは、その通知を受信することで、当該グループチャットメッセージを閲覧する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施例は、メッセージ送信方法、メッセージ受信方法及び装置、機器並びに媒体を提供する。技術的構成は以下の通りである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の一態様によれば、第1のユーザアカウントにログインしている第1のクライアントによって実行されるメッセージ送信方法であって、
第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示するステップと、
前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとに基づいて、インタラクティブメッセージを生成するステップと、
前記インタラクティブメッセージを、前記第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信するステップと、
を含むメッセージ送信方法を提供する。
【0007】
本願の別の態様によれば、第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントによって実行されるメッセージ受信方法であって、
第2のチャットウィンドウインタフェースを表示するステップであって、前記第2のチャットウィンドウインタフェースにおけるチャットメンバーが第1のユーザアカウント及び前記第2のユーザアカウントを含むステップと、
前記第1のユーザアカウントから前記第2のユーザアカウントへ送信されたインタラクティブメッセージを受信するステップであって、前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容は、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとを含むステップと、
前記インタラクティブメッセージを前記第2のチャットウィンドウインタフェースに表示するステップと、
を含むメッセージ受信方法を提供する。
【0008】
本願の別の態様によれば、第1のユーザアカウントにログインしているメッセージ送信装置であって、
第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示する表示モジュールと、
前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとに基づいて、インタラクティブメッセージを生成する生成モジュールと、
前記インタラクティブメッセージを、前記第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信する送信モジュールと、
を備えるメッセージ送信装置を提供する。
【0009】
本願の別の態様によれば、第2のユーザアカウントにログインしているメッセージ受信装置であって、
第2のチャットウィンドウインタフェースを表示する表示モジュールであって、前記第2のチャットウィンドウインタフェースにおけるチャットメンバーが第1のユーザアカウント及び前記第2のユーザアカウントを含む表示モジュールと、
前記第1のユーザアカウントから前記第2のユーザアカウントに送信されたインタラクティブメッセージを受信する受信モジュールであって、前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容は、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドと、を含む受信モジュールと、
を備え、
前記表示モジュールは、前記インタラクティブメッセージを前記第2のチャットウィンドウインタフェースに表示する、
メッセージ受信装置を提供する。
【0010】
本願の別の態様によれば、プロセッサと、上述した態様に記載のメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ、実行される、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、又は命令セットが記憶されているメモリと、を備えるコンピュータ機器を提供する。
【0011】
本願の別の態様によれば、上述した態様に記載のメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法を実現するように、前記プロセッサによってロードされ、実行される、少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、又は命令セットが記憶されているコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本願の実施例における技術的構成をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に使用する必要のある図面について簡単に紹介するが、以下に説明する図面は、本願のいくつかの実施例を示すものに過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を要することなく、これらの図面から他の図面を取得することができることは、言うまでもないことである。
【
図1】本願の例示的な一実施例に係るコンピュータシステムの構造ブロック図である。
【
図2】本願の例示的な一実施例に係る軽いインタラクティブメッセージのインタフェース概略図である。
【
図3】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信方法の方法フローチャートである。
【
図4】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ受信方法の方法フローチャートである。
【
図5】本願の他の例示的な実施例に係る人物属性インタフェースのインタフェース概略図である。
【
図6】本願の他の例示的な実施例に係る連絡先インタフェースのインタフェース概略図である。
【
図7】本願の他の例示的な実施例に係るグループメンバー表示インタフェース(グループチャット詳細ページ)のインタフェース概略図である。
【
図8】本願の他の例示的な実施例に係る個人間チャットメンバー表示インタフェース(個人間チャット詳細ページ)のインタフェース概略図である。
【
図9】本願の他の例示的な実施例に係るソーシャルサークル表示インタフェースのインタフェース概略図である。
【
図10】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のフローチャートである。
【
図11】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のインタフェース概略図である。
【
図12】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のインタフェースの概略図である。
【
図13】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のインタフェース概略図である。
【
図14】本願の例示的な一実施例に係る第1のフィールドのカスタマイズ方法のフローチャートである。
【
図15】本願の例示的な一実施例に係る第1のフィールドのカスタマイズ方法のインタフェース概略図である。
【
図16】本願の例示的な一実施例に係る第2のフィールドのカスタマイズ方法のフローチャートである。
【
図17】本願の例示的な一実施例に係る第2のフィールドのカスタマイズ方法のインタフェース概略図である。
【
図18】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のフローチャートである。
【
図19】本願の他の例示的な実施例に係る人物属性ページのインタフェース概略図である。
【
図20】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のフローチャートである。
【
図21】本願の他の例示的な実施例に係る既読折りたたみポリシーのインタフェース概略図である。
【
図22】本願の他の例示的な実施例に係る中断折りたたみポリシーのインタフェース概略図である。
【
図23】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信装置のブロック図である。
【
図24】本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ受信装置のブロック図である。
【
図25】本願の他の例示的な実施例に係る端末のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の目的、技術的構成及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら本願の実施形態についてさらに詳しく説明する。
【0014】
既存のインスタントメッセージングプログラムでは、「@ユーザアカウント」によるインタラクションは、リマインドされたユーザに対して強いリマインドになる可能性があり、場面によっては当該強いリマインド機能を使うことは適切ではないおそれがある。このため、本願の実施例は、軽いリマインド機能を備えたメッセージやり取り方法、及び対応する軽いインタラクティブメッセージの送信/受信方法、装置、機器等を提供する。
【0015】
図1は、本願の例示的な一実施例に係るコンピュータシステムの構造ブロック図を示している。当該コンピュータシステム100は、第1の端末110と、サーバ120と、第2の端末130とを備える。
【0016】
第1の端末110には、インスタントメッセージングをサポートする第1のクライアント111がインストールされ、実行されており、当該第1のクライアント111は、インスタントメッセージング機能を備えたアプリケーションプログラム又はウェブクライアントであってもよい。第1の端末110で第1のクライアント111を実行すると、第1の端末110の画面上に第1のクライアント111のユーザインタフェースが表示される。第1の端末110は、第1のユーザ112が使用する端末であり、第1のユーザ112の第1のユーザアカウントに第1のクライアント111がログインしている。第2の端末130には、インスタントメッセージングをサポートする第2のクライアント131がインストールされ、実行されており、当該第2のクライアント131は、インスタントメッセージング機能を備えたアプリケーションプログラム又はウェブクライアントであってもよい。第2の端末130で第2のクライアント131を実行すると、第2の端末130の画面上に第2のクライアント131のユーザインタフェースが表示される。第2の端末130は、第2のユーザ113が使用する端末であり、第2のユーザ113の第2のユーザアカウントに第2のクライアント131がログインしている。上記アプリケーションプログラムは、インスタントメッセージングプログラム、マイクロブログプログラム、音声通話プログラム、会議プログラム、オンラインコミュニティプログラム、決済プログラム、ショッピングプログラム、ソーシャルネットワーキングプログラム、マッチングプログラムのうちのいずれか1種であってもよい。本願の実施例では、上記アプリケーションプログラムがインスタントメッセージングプログラムである場合を例に挙げて説明する。
【0017】
例示的には、第1の端末110及び第2の端末130にインストールされたアプリケーションプログラムは同じであるか、或いは、2つの端末にインストールされたアプリケーションプログラムは、異なるオペレーティングシステムプラットフォーム(Android(登録商標)又はIOS)における同一のタイプのアプリケーションプログラムである。第1の端末110は、複数の端末のうちの1つを包括的に指すことができ、第2の端末130は、複数の端末のうちの他の1つを包括的に指すことができ、本実施例では、第1の端末110及び第2の端末130のみを例に挙げて説明する。第1の端末110及び第2の端末130のデバイスタイプは同じであってもよく、異なってもよい。当該デバイスタイプは、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、電子書籍リーダー、MP3プレーヤー、MP4プレーヤー、ラップトップ型携帯コンピュータ、及びデスクトップコンピュータのうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
図1には2つの端末のみが示されているが、異なる実施例では、サーバ120にアクセス可能な複数の他の端末140が存在してもよい。例示的には、開発者に対応する端末として、1つ又は複数の端末140がさらに存在する。端末140には、インスタントメッセージングをサポートするクライアントの開発・編集プラットフォームがインストールされており、開発者は、端末140上でクライアントの編集及び更新を行い、更新されたアプリケーションプログラムインストールパッケージを、有線又は無線ネットワークを介してサーバ120に伝送することができる。第1の端末110及び第2の端末130は、サーバ120からアプリケーションプログラムインストールパッケージをダウンロードして、クライアントの更新を行うことができる。
【0019】
第1の端末110、第2の端末130及び他の端末140は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介してサーバ120と接続する。
【0020】
サーバ120は、1つのサーバ、複数のサーバ、クラウドコンピューティングプラットフォーム、及び仮想化センターのうちの少なくとも1つを含む。サーバ120は、インスタントメッセージングをサポートするクライアントのためにバックグラウンドサービスを提供する。例示的には、サーバ120が主要なコンピューティング作業を担い、端末が副次的なコンピューティング作業を担うか、若しくは、サーバ120が副次的なコンピューティング作業を担い、端末が主要なコンピューティング作業を行うか、若しくは、サーバ120と端末との間で分散コンピューティングアーキテクチャを用いて協働コンピューティングを行う。
【0021】
概略的な一例では、サーバ120は、プロセッサ122と、ユーザアカウントデータベース123と、インスタントメッセージングサービスモジュール124と、ユーザ向けの入力/出力インタフェース(Input/Output Interface:I/Oインタフェース)125とを含む。プロセッサ122は、サーバ120に記憶された命令をロードし、ユーザアカウントデータベース123及びインスタントメッセージングサービスモジュール124内のデータを処理する。ユーザアカウントデータベース123は、第1の端末110、第2の端末130、及び他の端末140が使用するユーザアカウントのデータ、例えばユーザアカウントのプロフィール写真(「プロフィール画像」、「アバター」、「アイコン写真」とも呼ばれる)、ユーザアカウントの別名、ユーザアカウントが所在するグループ等を記憶する。インスタントメッセージングサービスモジュール124は、ユーザがチャット、ステッカーの送信、ラッキーマネーの送信等のインスタントメッセージングを行うために複数のチャットルーム(2人チャット又は複数人チャット)を提供する。ユーザ向けのI/Oインタフェース125は、無線ネットワーク又は有線ネットワークを介して、第1の端末110及び/又は第2の端末130との通信を確立してデータ交換を行う。
【0022】
以上のようなコンピュータシステムの構造の説明と併せて、以下、本願の実施例に係るメッセージ送信(又は受信)方法について説明する。当該方法の実行主体が
図1に示す端末上で実行するクライアントである場合を例に挙げて説明する。当該端末では、インスタントメッセージングをサポートするアプリケーションプログラムであるクライアントが実行されている。
【0023】
図2A及び
図2Bは、第1のクライアント111の第1のユーザインタフェース10及び第2のクライアント131の第2のユーザインタフェース20を示している。第1のユーザアカウントに第1のクライアント111がログインし、第2のユーザアカウントに第2のクライアント131がログインしている。第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントは、2人チャット(1対1チャットであり、個人間チャット又はプライベートチャットとも呼ばれる)用のチャットウィンドウインタフェース、又は、複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースにおいて、チャットメッセージの送受信を行うことができる。
図2A及び
図2Bに示すように、第1のユーザインタフェース10及び第2のユーザインタフェース20は、2人チャット用のチャットウィンドウインタフェースである。第1のユーザインタフェース10及び第2のユーザインタフェース20には、第1のユーザアカウントのプロフィール写真12、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22、及び、チャットメッセージ1,2,3を含む第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のチャットメッセージが表示されている。
【0024】
図2A及び
図2Bに示すように、第1のユーザが、第1のユーザインタフェース10上のチャットメッセージ2に対応する第2のユーザアカウントのプロフィール写真(図示しないが、同様に第2のユーザアカウントのプロフィール写真である22を参照してもよい)を指でダブルタップすると、第1のユーザインタフェース10及び第2のユーザインタフェース20には、当該チャットメッセージ2に対応する第2のユーザアカウントのプロフィール写真が、(一例として)プロフィール動画22-1として表示されるとともに、第1のユーザインタフェース10及び第2のユーザインタフェース20には、軽いインタラクティブメッセージ30が表示される。
【0025】
当該軽いインタラクティブメッセージ30は、チャットメッセージとは異なるメッセージである。例示的には、当該軽いインタラクティブメッセージ30のメッセージ内容は、クライアントが自ら組み立てたものである。当該軽いインタラクティブメッセージ30のメッセージ内容は、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとを含む。第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが軽いインタラクティブメッセージのために予め編集したカスタムフィールドである。
【0026】
例えば、第1のユーザインタフェース10では、当該軽いインタラクティブメッセージ30のメッセージ内容は、くすくす笑っている「私」が「ユーザアカウント2」の頭を軽く叩いたことである。第2のユーザインタフェース20では、当該軽いインタラクティブメッセージ30のメッセージ内容は、くすくす笑っている「ユーザアカウント1」が「私」の頭を軽く叩いたことである。
【0027】
図3は、本願の例示的な一実施例に係るメッセージ送信方法のフローチャートを示している。本実施例では、当該方法が、第1のユーザアカウントにログインしている、
図1に示す第1のクライアントによって実行される場合を例に挙げて説明する。当該方法は以下のステップを含む。
【0028】
ステップ302では、第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示する。
【0029】
第1のユーザインタフェースは、第1のクライアントにおいて、第2のユーザアカウントのプロフィール写真が表示されているいずれかのユーザインタフェースである。例示的には、第1のユーザインタフェースは、非チャットウィンドウインタフェース又は第1のチャットウィンドウインタフェースである。
【0030】
非チャットウィンドウインタフェースは、例えば、人物属性インタフェース、連絡先インタフェース、グループメンバー表示インタフェース、個人間チャットメンバー表示インタフェース、及びソーシャルサークル インタラクティブインタフェースのうちの少なくとも1つを含む。第1のチャットウィンドウインタフェースは、第1のユーザアカウントが他のユーザアカウントとチャットするためのユーザインタフェースである。第1のチャットウィンドウインタフェースは、2人チャット(例えば、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとのチャット)用のチャットウィンドウインタフェース、又は、複数人のグループチャット(例えば、第1のユーザアカウント、第2のユーザアカウント、及び他のユーザアカウント間のチャット)用のチャットウィンドウインタフェースを含む。
【0031】
第1のチャットウィンドウインタフェースには、タイムラインに従ってソートされたチャットメッセージリストが表示されていてもよい。チャットメッセージリスト内の各チャットメッセージにおいて、送信者であるユーザアカウントのプロフィール写真と、チャットメッセージのメッセージ内容とが表示されていてもよい。例示的には、各チャットメッセージには、ユーザアカウントの注釈名、グループ内の別名又はカスタム別名も表示されている。注釈名は、他のユーザアカウントが現在のユーザアカウントのために注釈している名前であり、グループ内の別名は、現在のユーザアカウントがグループ内で自分自身のために定義した別名であり、カスタム別名は、現在のユーザアカウントがクライアントで自分自身のために定義した別名である。
【0032】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとは異なるユーザアカウントである。他の実施例では、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントは同一のユーザアカウントである。
【0033】
ステップ304では、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、インタラクティブメッセージを生成する。
【0034】
第1のユーザは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガー操作を行い、当該トリガー操作は、ダブルタップ操作、シングルタップ操作、長押し操作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。本実施例では、インタラクティブ命令がダブルタップ命令である場合を例に挙げて説明する。
【0035】
いくつかの実施例では、インタラクションは、軽いインタラクションである。インタラクティブ命令は、軽いインタラクティブ命令であり、インタラクティブメッセージは、軽いインタラクティブメッセージである。軽いインタラクションは、リマインドされたユーザアカウントに対して強いリマインドになる、従来の「@ユーザアカウント」によるインタラクションと比較したものである。軽いインタラクションは、ユーザのプロフィール写真に対する操作によってトリガーされるインタラクションであってもよい。第1のクライアントは、トリガー操作を受信した後、軽いインタラクティブ命令を生成するようにトリガーし、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールド、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールド、及び動作記述フィールドに基づいて、軽いインタラクティブメッセージを生成する。概略的には、軽いインタラクティブメッセージは、順番通りに並ぶ第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドを含む。
【0036】
動作記述フィールドは、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示すフィールドである。当該動作は、実際の環境におけるユーザのコミュニケーション動作をシミュレートするためのものであり、例えば、軽く叩いた、抱っこした、なでた、蹴った、ちょっと突いた、触った、チューしたことなどである。
【0037】
いくつかの実施例では、上記第1のフィールドは、第1のユーザアカウントの名前であってもよく、動作記述フィールドは、サーバが予め設定したフィールドであってもよく、第2のフィールドは、第2のユーザアカウントの名前であってもよい。他の実施例では、上記第1のフィールド、第2のフィールド、及び動作記述フィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが軽いインタラクティブメッセージのために予め編集したカスタムフィールドである。
【0038】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールド内の文字の全部又は一部は、第1のユーザによって予めカスタマイズされ、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールド内の文字の全部又は一部は、第2のユーザによって予めカスタマイズされる。
【0039】
いくつかの実施例では、動作記述フィールドは、第1のユーザ又は第2のユーザによって予めカスタマイズされる。第1のユーザと第2のユーザの両方が動作記述フィールドのカスタマイズを行った場合、優先順位のルールに従って2つの動作記述フィールドのうちの1つを選択して使用する。例えば、軽いインタラクティブメッセージの送信者の優先順位は、軽いインタラクティブメッセージの受信者の優先順位よりも高い。
【0040】
軽いインタラクティブメッセージは、チャットメッセージとは異なるメッセージタイプである。例示的には、軽いインタラクティブメッセージは、システムメッセージフォーマットで実現されるか、或いは、カスタムメッセージフォーマットで実現される。
【0041】
ステップ306では、インタラクティブメッセージを、第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信する。
【0042】
前記軽いインタラクティブメッセージを、第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信することは、第1のクライアント、第2のクライアントに対応するサーバ(例えば、インスタントメッセージングサーバ)を介して第2のクライアントに送信するように行われてもよい。
【0043】
軽いインタラクティブメッセージは、第2のクライアントが当該軽いインタラクティブメッセージを第2のチャットウィンドウインタフェースに表示するようにトリガーする。例示的には、軽いインタラクティブメッセージは、また、第2のクライアントが第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を第2のチャットウィンドウインタフェースに表示するようにトリガーする。例示的には、当該プロフィール動画は、プロフィール写真のジッタリング動画である。
【0044】
上述のように、本実施例に係る方法では、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、インタラクティブメッセージを生成し、インタラクティブメッセージにおける第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが予め編集したカスタムフィールドである。2人のユーザは、互いに相手のカスタムフィールドが何であるかを予測することができないため、楽しくリラックスした雰囲気のチャットシーンでの面白いインタラクションに適した、軽いリマインド機能を備えた新しいインタラクション方式が提供される。
【0045】
図4は、本願の例示的な一実施例に係るメッセージ受信方法のフローチャートを示している。本実施例では、当該方法が、第2のユーザアカウントにログインしている、
図1に示す第2のクライアントによって実行される場合を例に挙げて説明する。当該方法は以下のステップを含む。
【0046】
ステップ402では、第2のチャットウィンドウインタフェースを表示する。
【0047】
第2のチャットウィンドウインタフェースは、第2のユーザアカウントが少なくとも第1のユーザアカウントとチャットする、チャットウィンドウインタフェースである。第2のチャットウィンドウインタフェースは、2人チャット用のチャットウィンドウインタフェース、又は、複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースである。例えば、2人チャット用のチャットウィンドウインタフェースは、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントのチャットウィンドウインタフェースを意味し、複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースは、第1のユーザアカウント、第2のユーザアカウント、及び他のユーザアカウント間のグループチャット用のチャットインタフェースを意味する。例示的には、第2のチャットウィンドウインタフェースには、タイムラインに従ってソートされたチャットメッセージリストが表示されている。
【0048】
チャットメッセージリスト内の各チャットメッセージにおいて、送信者であるユーザアカウントのプロフィール写真と、チャットメッセージのメッセージ内容とが表示されていてもよい。例示的には、各チャットメッセージには、ユーザアカウントの注釈名、グループ内の別名又はカスタム別名も表示されている。注釈名は、他のユーザアカウントが現在のユーザアカウントのために注釈している名前であり、グループ内の別名は、現在のユーザアカウントがグループ内で自分自身のために定義した別名であり、カスタム別名は、現在のユーザアカウントがクライアントで自分自身のために定義した別名である。注釈名は、現在のユーザアカウントが他のユーザアカウントのために注釈している名前であってもよい。
【0049】
第2のチャットウィンドウインタフェースが、複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースである場合を例に挙げて説明するが、当該複数人のグループは、第1のユーザアカウント、第2のユーザアカウント、及び他のユーザアカウントを含む少なくとも2つのユーザアカウントを含む。
【0050】
ステップ404では、第1のユーザアカウントから第2のユーザアカウントへ送信されたインタラクティブメッセージを受信する。
【0051】
第2のクライアントは、サーバから送信された、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとのインタラクティブメッセージを受信する。当該インタラクティブメッセージは、軽いインタラクティブメッセージである。当該軽いインタラクティブメッセージは、第1のクライアント上で第1のユーザによってトリガーされて生成されたものであり、第1のクライアントは、第1のユーザアカウントにログインしているクライアントである。
【0052】
概略的には、軽いインタラクティブメッセージは、順番通りに並ぶ第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドを含む。
【0053】
動作記述フィールドは、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示すフィールドである。当該動作は、実際の環境におけるユーザのコミュニケーション動作をシミュレートするためのものであり、例えば、軽く叩いた、抱っこした、なでた、蹴った、ちょっと突いた、触った、チューしたことなどである。
【0054】
いくつかの実施例では、上記第1のフィールドは、第1のユーザアカウントの名前であってもよく、動作記述フィールドは、サーバが予め設定したフィールドであってもよく、第2のフィールドは、第2のユーザアカウントの名前であってもよい。他の実施例では、上記第1のフィールド、第2のフィールド、及び動作記述フィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが軽いインタラクティブメッセージのために予め編集したカスタムフィールドである。
【0055】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールド内の文字の全部又は一部は、第1のユーザによって予めカスタマイズされ、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールド内の文字の全部又は一部は、第2のユーザによって予めカスタマイズされる。
【0056】
いくつかの実施例では、動作記述フィールドは、第1のユーザ又は第2のユーザによって予めカスタマイズされる。第1のユーザと第2のユーザの両方が動作記述フィールドのカスタマイズを行った場合、優先順位のルールに従って2つの動作記述フィールドのうちの1つを選択して使用する。例えば、軽いインタラクティブメッセージの送信者の優先順位は、軽いインタラクティブメッセージの受信者の優先順位よりも高い。
【0057】
軽いインタラクティブメッセージは、チャットメッセージとは異なるメッセージタイプである。例示的には、軽いインタラクティブメッセージは、システムメッセージフォーマットで実現されるか、或いは、カスタムメッセージフォーマットで実現される。
【0058】
ステップ406では、第2のチャットウィンドウインタフェースにインタラクティブメッセージを表示するとともに、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示する。
【0059】
例示的には、軽いインタラクティブメッセージは、第2のクライアントが第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を第2のチャットウィンドウインタフェースに表示するようにトリガーするだけでなく、第2のクライアントが当該軽いインタラクティブメッセージを第2のチャットウィンドウインタフェースに表示するようにもトリガーする。
【0060】
上述のように、本実施例に係る方法では、軽いインタラクティブメッセージにおける第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが予め編集したカスタムフィールドであり、2人のユーザは、互いに相手のカスタムフィールドが何であるかを予測することができないため、楽しくリラックスした雰囲気のチャットシーンでの面白いインタラクションに適した、軽いリマインド機能を備えた新しいインタラクション方式が提供される。
【0061】
図5A及び
図5Bに示す一実施例では、人物属性インタフェース40は、第2のユーザアカウントの人物属性情報を表示するためのユーザインタフェースである。第2のユーザアカウントの人物属性情報は、第2のユーザアカウント、第2のユーザアカウントの名前(別名/グループメンバー名/注釈名)、第2のユーザアカウントのプロフィール写真、第2のユーザアカウントが位置する地域、第2のユーザアカウントの電話番号、第2のユーザアカウントのタグ、第2のユーザアカウントに対するプライバシーの設定、第2のユーザアカウントの個人アルバム、第2のユーザアカウントがモーメンツで見せた情報のうちの少なくとも1つを含む。第1のユーザが人物属性インタフェース40で第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-5をダブルタップすると(
図5Aに示すように)、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-5の周りに、「私」が「ユーザアカウント2」の太ももを軽く叩いた(
図5Bに示すように)旨の軽いインタラクティブメッセージ30-5が表示される。同時に、「ユーザアカウント2」の第2のクライアントは、当該軽いインタラクティブメッセージを受信する。当該軽いインタラクティブメッセージは、第1のクライアントから第2のクライアントに送信されたものであってもよい。
【0062】
図6A及び
図6Bに示す一実施例では、連絡先インタフェース50は、第1のユーザアカウントのすべての友達ユーザアカウントを表示するためのユーザインタフェースである。第1のユーザアカウントの友達ユーザアカウントは、第2のユーザアカウントを含む。例示的には、連絡先インタフェース50は、第1のユーザアカウントが保存したチャットグループ、サブスクリプションアカウント、公式アカウントのうちの少なくとも1つをさらに含む。連絡先インタフェース50は、ピンイン(中国語の読み方)の頭文字で並ぶ複数の友達ユーザアカウントを含む。第1のユーザが連絡先インタフェース50で第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-6をダブルタップすると(
図6Aに示すように)、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-6の周りに、「私」が「友達B4」の太ももを軽く叩いた(
図6Bに示すように)旨の軽いインタラクティブメッセージ30-6が表示される。同時に、「友達B4」の第2のクライアントは、当該軽いインタラクティブメッセージを受信する。当該軽いインタラクティブメッセージは、第1のクライアントから第2のクライアントに送信されたものであってもよい。
【0063】
図7A及び
図7Bに示す一実施例では、グループメンバー表示インタフェース60は、第1のユーザアカウントが所在するグループのグループメンバーを表示するためのユーザインタフェースである。例示的には、グループメンバー表示インタフェース60には、さらに、グループ名、グループQRコード(登録商標)、グループ通知、コメント、履歴検索用エントリ、通知をミュートするボタン、一番上に表示するボタン、連絡先に保存するボタンなどの情報が表示されている。第1のユーザがグループメンバー表示インタフェース60で第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-7をダブルタップすると(
図7Aに示すように)、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-7の周りに、「私」が「ユーザアカウント2」の太ももを軽く叩いた(
図7Bに示すように)旨の軽いインタラクティブメッセージ30-7が表示される。同時に、「ユーザアカウント2」の第2のクライアントは、当該軽いインタラクティブメッセージを受信する。当該軽いインタラクティブメッセージは、第1のクライアントから第2のクライアントに送信されたものであってもよい。
【0064】
図8A及び
図8Bに示す一実施例では、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントが2人チャットを行うチャット詳細インタフェース70において、第1のユーザは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-8をダブルタップする(
図8Aに示すように)ことで、軽いインタラクティブメッセージ30-8(
図8Bに示すように)をトリガーしてもよい。
【0065】
図9A及び
図9Bに示す一実施例では、ソーシャルサークル インタラクティブインタフェース80は、第1のユーザアカウント及び第1のユーザアカウントの友達ユーザアカウントの投稿情報を表示するためのユーザインタフェースである。投稿情報は、テキスト、ピクチャ、オーディオ、ビデオ、場所、時間のうちの少なくとも1つの情報から組み立てられた表示情報である。第1のユーザが第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-9をダブルタップすると(
図9Aに示すように)、第2のユーザアカウントのプロフィール写真22-9の周りに、「私」が「王子」の肩を軽く叩いた(
図9Bに示すように)旨の軽いインタラクティブメッセージ30-9が表示される。同時に、「王子」の第2のクライアントは、当該軽いインタラクティブメッセージを受信する。当該軽いインタラクティブメッセージは、第1のクライアントから第2のクライアントに送信されたものであってもよい。
【0066】
図10は、本願の他の例示的な実施例に係るメッセージ送信/受信方法のフローチャートを示している。本実施例では、当該方法が、
図1に示す第1のクライアント及び第2のクライアントによって実行される場合を例に挙げて説明する。当該方法は、以下のステップを含む。
【0067】
ステップ1001では、第1のクライアントは、第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示する。
【0068】
第1のユーザインタフェースは、第1のクライアントにおいて、第2のユーザアカウントのプロフィール写真が表示されているいずれかのユーザインタフェースである。第1のユーザインタフェースは、非チャットウィンドウインタフェース又は第1のチャットウィンドウインタフェースであってもよい。
【0069】
第1のチャットウィンドウインタフェースは、第1のユーザアカウントが他のユーザアカウントとチャットするためのユーザインタフェースである。第1のチャットウィンドウインタフェースは、2人チャット用又は複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースを含む。第1のチャットウィンドウインタフェースには、タイムラインに従ってソートされたチャットメッセージリストが表示されている。
【0070】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとは異なるユーザアカウントである。他の実施例では、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントは同一のユーザアカウントである。
【0071】
ステップ1002では、第1のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたダブルタップ命令に応じて、インタラクティブメッセージを生成する。
【0072】
第1のユーザは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガー操作を行い、当該トリガー操作は、ダブルタップ操作、シングルタップ操作、長押し操作のうちの少なくとも1つを含んでもよい。本実施例では、軽いインタラクティブ命令がダブルタップ命令である場合を例に挙げて説明する。
【0073】
第1のクライアントは、トリガー操作を受信した後、軽いインタラクティブ命令を生成するようにトリガーし、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールド、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールド、及び動作記述フィールドに基づいて、軽いインタラクティブメッセージを生成する。概略的には、軽いインタラクティブメッセージは、順番通りに並ぶ第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドを含む。
【0074】
動作記述フィールドは、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示すフィールドである。当該動作は、実際の環境におけるユーザのコミュニケーション動作をシミュレートするためのものであり、例えば、軽く叩いた、抱っこした、なでた、蹴った、ちょっと突いた、触った、チューしたことなどである。
【0075】
上記第1のフィールド、第2のフィールド、及び動作記述フィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが軽いインタラクティブメッセージのために予め編集したカスタムフィールドである。
【0076】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールド内の文字の全部又は一部は、第1のユーザによって予めカスタマイズされ、第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールド内の文字の全部又は一部は、第2のユーザによって予めカスタマイズされる。
【0077】
いくつかの実施例では、動作記述フィールドは、第1のユーザ又は第2のユーザによって予めカスタマイズされる。第1のユーザと第2のユーザの両方が動作記述フィールドのカスタマイズを行った場合、優先順位のルールに従って2つの動作記述フィールドのうちの1つを選択して使用する。例えば、軽いインタラクティブメッセージの送信者の優先順位は、軽いインタラクティブメッセージの受信者の優先順位よりも高い。
【0078】
例示的には、前記軽いインタラクティブメッセージは、システムメッセージフォーマットで実現される。例示的には、当該システムメッセージには、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントが含まれているか、或いは、当該システムメッセージには、第1のユーザアカウント、第2のユーザアカウント、及び軽いインタラクション識別子が含まれているか、或いは、当該システムメッセージには、第1のフィールド、第2のフィールド、及び動作記述フィールドが含まれている。
【0079】
いくつかの実施例では、第1のクライアントは、また、第1のユーザインタフェースにおいて、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示し、当該プロフィール動画は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準として表示される動画である。第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準とすることは、例えば、第2のユーザアカウントのプロフィール写真の位置又はプロフィール写真の領域を基準とすることである。例示的には、当該プロフィール動画は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真にジッタが付与された動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を回転させた動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真にフィルタが適用された動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真に他の表示要素(例えば、人の手)を重ね合わせた動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を縮小又は拡大した動画のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限られない。
【0080】
上記プロフィール動画は、常に表示されてもよいし、場合によって表示されてもよい。概略的には、第1のユーザインタフェースが非チャットウィンドウインタフェースであることに応じて、第1のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示しない。第1のユーザインタフェースが第1のチャットウィンドウインタフェースであることに応じて、第1のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示する。
【0081】
本実施例では、プロフィール動画が、第2のユーザアカウントのプロフィール写真にジッタが付与された動画である場合を例に挙げて説明する。
【0082】
ステップ1003では、第1のクライアントは、第1のユーザインタフェースにインタラクティブメッセージのメッセージ内容を表示する。
【0083】
いくつかの実施例では、第1のクライアントは、第1のユーザインタフェースにおける、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準とした対象領域に、軽いインタラクティブメッセージを表示する。当該対象領域は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真の周りの領域であり、例えば右側の領域又は下側の領域である。いくつかの実施例では、第1のユーザインタフェースが非チャットウィンドウインタフェースであることに応じて、第1のクライアントは、非チャットウィンドウインタフェースにおける、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準とした対象領域に、
図5B~
図8Bに示す軽いインタラクティブメッセージ30-5、30-6、30-7、30-8のような軽いインタラクティブメッセージを表示する。いくつかの実施例では、軽いインタラクティブメッセージの表示時間が閾値に達したことに応じて、非チャットウィンドウインタフェースにおける軽いインタラクティブメッセージの表示をキャンセルする。概略的には、当該閾値は、3秒、5秒等である。
【0084】
いくつかの実施例では、第1のユーザインタフェースが第1のチャットウィンドウインタフェースであることに応じて、第1のクライアントは、第1のチャットウィンドウインタフェースに、
図11Bに示す30-11のような軽いインタラクティブメッセージを表示する。第1のチャットウィンドウインタフェースに軽いインタラクティブメッセージを表示する際、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態は、チャットメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。
【0085】
例示的には、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態は、当該メッセージ内容を、背景に吹き出しがない文字の形で表示することである。チャットメッセージのメッセージ表示形態は、当該メッセージ内容を、背景に吹き出しがある形で表示することである。すなわち、軽いインタラクティブメッセージは、吹き出しの形で表示されるのではなく、システムメッセージのメッセージ表示形態で表示される。
【0086】
例示的には、第1のクライアントが軽いインタラクティブメッセージを表示する際に、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容は、第1のクライアントが自ら組み立てたものである。例えば、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容は、順番通りに並ぶ第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドを含む。これは、軽いインタラクティブメッセージがサーバ側で生成され、第1のクライアントに転送される場合、一定の遅延が必要となるためである。一方、第1のクライアントが軽いインタラクティブメッセージを自ら組み立てて表示する場合、当該遅延は無視されてもよい。
【0087】
第2のユーザアカウントのプロフィール写真がチャットメッセージリストの任意の位置にある可能性があることを考慮すると、第1のユーザがタップした第2のユーザアカウントのプロフィール写真が、チャットメッセージリストの中間位置にある場合がある。このとき、以下のステップをさらに含む。
【0088】
第1のチャットウィンドウインタフェース内の表示内容に最新のメッセージ内容が含まれていないことに応じて、第1のチャットウィンドウインタフェース内の最新のメッセージ内容まで自動的にスクロールし、最新のメッセージ内容は、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容を含む。例えば、第1のチャットウィンドウインタフェースに表示された内容に、チャットメッセージリスト内の最新のメッセージ内容が含まれていないことに応じて、第1のチャットウィンドウインタフェースに、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容を含む最新のメッセージ内容が表示されるように、チャットメッセージリストを、第1のチャットウィンドウ内で最新のメッセージ内容まで自動的にスクロールさせる。
図11Aに示すように、第1のユーザが第1のチャットウィンドウインタフェース90上で、チャットメッセージ2に対応する第2のユーザアカウントのプロフィール写真をダブルタップすると、第1のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真をジッタリング動画22-11として表示する。しかしながら、チャットメッセージ2がチャットメッセージリストの先頭に位置しているため、第1のチャットウィンドウインタフェース90にチャットメッセージ2が表示される際に、チャットメッセージリストの最下部のメッセージ内容は表示できなくなる。この場合、第1のチャットウィンドウインタフェース90は、第1のチャットウィンドウインタフェース内の最新のメッセージ内容まで自動的にスクロールし、最新のメッセージ内容は、「私」が「ユーザアカウント2」の太ももを軽く叩いた旨の軽いインタラクティブメッセージを含む。これにより、第1のユーザは、軽いインタラクティブメッセージが正常にトリガーされたことをタイムリーに知ることができ、ユーザがフィードバックを受け付けていないうちに第2のユーザアカウントのプロフィール写真22を連続して何度もダブルタップすることに起因する計算リソース及びネットワークリソースの浪費を回避する。
図11Bに示すように、第1のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真をジッタリング動画22-11として表示した後、チャットメッセージリストを、第1のチャットウィンドウインタフェースにおいて最新のメッセージ内容の位置まで自動的にスクロールさせることにより、第1のチャットウィンドウインタフェース90上に当該最新のメッセージ内容が表示されるようになり、当該最新のメッセージ内容は、「私」が「ユーザアカウント2」の太ももを軽く叩いた旨の軽いインタラクティブメッセージ30-11を含む。
【0089】
例示的には、チャットメッセージがタイムラインで並ぶため、最新のメッセージ内容は、第1のチャットウィンドウインタフェースの最下部の表示領域に表示される。
【0090】
ステップ1004では、第1のクライアントは、インタラクティブメッセージを第2のクライアントへ送信する。
【0091】
第1のクライアントは、軽いインタラクティブメッセージを、サーバを介して第2のクライアントへ送信する。例示的には、第1のクライアントは、軽いインタラクティブメッセージを、システムメッセージのフォーマット(又は新たに定義されたメッセージフォーマット)に従ってサーバに送信し、サーバは、当該軽いインタラクティブメッセージが送信条件を満たすことを検証すると、当該軽いインタラクティブメッセージを第2のユーザアカウントに送信する。
【0092】
いくつかの実施例では、第1のユーザインタフェースが人物属性インタフェース、連絡先インタフェース、個人間チャットメンバー表示インタフェース(個人間チャット詳細ページとも呼ばれる)、ソーシャルサークル インタラクティブインタフェース、又は、第1のチャットウィンドウインタフェースであることに応じて、サーバは、当該軽いインタラクティブメッセージを第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントに送信する(或いは、第2のユーザアカウントのみに送信する)。すなわち、サーバは、当該軽いインタラクティブメッセージを第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントの個人間チャットウィンドウインタフェースに送信する。また、第1のユーザインタフェースが、3人以上のグループチャットの形の第1のチャットウィンドウインタフェース又はグループメンバー表示インタフェース(グループチャット詳細ページとも呼ばれる)であることに応じて、サーバは、当該軽いインタラクティブメッセージをグループ内の各ユーザアカウント(又は第1のユーザアカウントを除いた他のユーザアカウント)に送信する。すなわち、サーバは、当該軽いインタラクティブメッセージを第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントのグループチャットウィンドウインタフェースに送信する。
【0093】
例示的には、送信条件は、送信頻度を制限するための条件を含む。送信条件は、以下の条件のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限られない。
【0094】
条件1:第1のユーザアカウントが時間帯A内に第2のユーザアカウントに対して軽いインタラクティブメッセージを送信する回数は、x回以下であること。例えば、2秒間に同一のユーザアカウントに対して軽いインタラクティブメッセージを送信する回数は、1回以下である。
【0095】
条件2:同一のグループ内のすべてのユーザアカウントが時間帯B内に軽いインタラクティブメッセージを送信する回数は、y回以下であること。例えば、同一のグループのすべてのユーザアカウントが10秒間に軽いインタラクティブメッセージを送信する回数は、30回以下である。
【0096】
第1のクライアントから送信される軽いインタラクティブメッセージが送信条件を満たさない場合、サーバは、第1のクライアントへ失敗通知を送信する。概略的には、当該失敗通知は、「軽く叩く機能を使うメッセージを頻繁に送信することはできない」旨のものである。
【0097】
ステップ1005では、第2のクライアントは、第2のチャットウィンドウインタフェースを表示する。
【0098】
第2のチャットウィンドウインタフェースには、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントを含む少なくとも2つのユーザアカウントのプロフィール写真が表示されている。なお、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントは、第2のチャットウィンドウインタフェースに同時に表示されるとは限らず、チャットメッセージリスト内の任意の可能な位置に現れ得る。
【0099】
例示的には、第2のチャットウィンドウインタフェースは、2人チャット用のチャットウィンドウインタフェース、又は、複数人のグループチャット用のチャットウィンドウインタフェースである。第2のチャットウィンドウインタフェースには、タイムラインに従ってソートされたチャットメッセージリストが表示されている。
【0100】
第1のチャットウィンドウインタフェース及び第2のチャットウィンドウインタフェースは、同一のチャットセッション(2人チャットセッション又は複数人のグループチャットセッション)のためのものであり、異なるユーザアカウントにログインしている2つのクライアントのインタフェースとして現れる。
【0101】
ステップ1006では、第2のクライアントは、第1のユーザアカウントから第2のユーザアカウントへのインタラクティブメッセージを受信する。
【0102】
第2のクライアントは、サーバによって転送された軽いインタラクティブメッセージを受信する。当該軽いインタラクティブメッセージは、システムメッセージのメッセージフォーマットでカプセル化される。例示的には、軽いインタラクティブメッセージは、第1のユーザアカウント、第2のユーザアカウント、及び軽いインタラクション識別子を含むか、或いは、当該システムメッセージには、第1のフィールド、第2のフィールド、及び動作記述フィールドが含まれている。軽いインタラクション識別子は、メッセージタイプが軽いインタラクティブメッセージであることを示すための識別子である。
【0103】
例示的には、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容は、第2のクライアントが自ら組み立てたものであり、例えば、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容は、順番通りに並ぶ第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドを含む。軽いインタラクティブメッセージが第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントを含む場合、第1のフィールドは、第1のユーザアカウントを基にローカルデータベースに問い合わせて決定され、第2のフィールドは、第2のユーザアカウントを基にローカルデータベースに問い合わせて決定され、動作記述フィールドは、サーバの設定、第1のユーザアカウントの設定、及び第2のユーザアカウントの設定のうちの少なくとも1つの設定に基づいて決定される。ローカルデータベースには、サーバ及び各ユーザアカウント(自分自身及び各友達)が予め編集したカスタムフィールドが記憶されている。
【0104】
サーバ側での軽いインタラクティブメッセージの転送には一定の遅延が必要であるため、第2のクライアントが軽いインタラクティブメッセージを自ら組み立てて表示することにより、当該遅延をできるだけ短くすることができる。
【0105】
ステップ1007では、第2のクライアントは、第2のチャットウィンドウインタフェースにインタラクティブメッセージのメッセージ内容を表示し、インタラクティブメッセージのメッセージ表示形態はチャットメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。
【0106】
第2のチャットウィンドウインタフェースには、タイムラインに従ってソートされたチャットメッセージリストが含まれている。第2のクライアントは、第2のチャットウィンドウインタフェース内のチャットメッセージリストの最下部に、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容を追加して表示する。
【0107】
例示的には、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態は、当該メッセージ内容を、背景に吹き出しがない文字の形で表示することである。チャットメッセージのメッセージ表示形態は、当該メッセージ内容を、背景に吹き出しがある文字の形で表示することである。すなわち、軽いインタラクティブメッセージは、吹き出しの形で表示されるのではなく、システムメッセージのメッセージ表示形態で表示される。
【0108】
いくつかの実施例では、軽いインタラクティブメッセージが未読メッセージであることに応じて、第2のチャットウィンドウインタフェースに第1のメッセージ表示形態で表示する。また、軽いインタラクティブメッセージが既読メッセージであることに応じて、第2のチャットウィンドウインタフェースに第2のメッセージ表示形態で表示する。第1のメッセージ表示形態と第2のメッセージ表示形態とは異なる。例えば、第1のメッセージ表示形態における動作記述フィールドはブルーであり、第1のフィールド及び第2のフィールドはグレーである。一方、第2のメッセージ表示形態における動作記述フィールド、第1のフィールド、第2のフィールドは、いずれもグレーである。
【0109】
いくつかの実施例では、第2のチャットウィンドウインタフェースのチャットメンバーは、第3のユーザアカウントをさらに含み、第2のクライアントは、さらに、チャットメンバーから第3のユーザアカウントへ送信された他の軽いインタラクティブメッセージを受信し、他の軽いインタラクティブメッセージを第2のチャットウィンドウインタフェースに表示する。他の軽いインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態は、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。例えば、他の軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容を、非太字フォントで表示し、第2のユーザアカウントへ送信された軽いインタラクティブメッセージを、太字フォントで表示する。
【0110】
ステップ1008では、第2のクライアントは、第2のユーザアカウントから送信された、インタラクティブメッセージに最も近いチャットメッセージに対応するプロフィール写真領域内に、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示する。
【0111】
当該プロフィール動画は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準として表示される動画である。例示的には、当該プロフィール動画は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真にジッタが付与された動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を回転させた動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真にフィルタが適用された動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真に他の表示要素(例えば、人の手)を重ね合わせた動画、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を縮小又は拡大した動画のうちの少なくとも1つを含むが、これらに限られない。
【0112】
例示的には、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画は、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容内の動作説明に関連する動画であり、例えば、第2のユーザアカウントのプロフィール写真を軽く叩くもの、又は、第2のユーザアカウントのプロフィール写真をなでるものが挙げられる。
【0113】
軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容は、第2のユーザアカウントから送信されたチャットメッセージとの間に距離があり、言い換えれば、第2のユーザアカウントのプロフィール写真との間に距離がある可能性があるため、第2のクライアントは、まず、第2のユーザアカウントから送信されたチャットメッセージのうち、軽いインタラクティブメッセージに最も近いチャットメッセージを決定し、そして、位置が最も近いチャットメッセージに対応する第2のユーザアカウントのプロフィール写真をプロフィール動画として表示する。
【0114】
図12に示すように、第2のユーザアカウントから送信されたチャットメッセージ1,2のうち、軽いインタラクティブメッセージ30-12に最も近いチャットメッセージが、その先のチャットメッセージ2であると決定され、第2のクライアントは、軽いインタラクティブメッセージ30-12の先のチャットメッセージ2における第2のユーザアカウントのプロフィール写真をジッタリング動画22-12として表示する。
【0115】
図13に示すように、第2のユーザアカウントから送信されたチャットメッセージ1,2,4のうち、軽いインタラクティブメッセージ30-13に最も近いチャットメッセージが、その後のチャットメッセージ4であると決定され、第2のクライアントは、軽いインタラクティブメッセージ30-13の後のチャットメッセージ4における第2のユーザアカウントのプロフィール写真をジッタリング動画22-13として表示する。例示的には、先のチャットメッセージ2及び後のチャットメッセージ4は、軽いインタラクティブメッセージ30-13との距離が一致する場合、先のチャットメッセージ2を優先して選択する。2つのメッセージ間の距離は、2つのメッセージ間におけるメッセージの数で測定される。
【0116】
なお、ステップ1007は、ステップ1008の前に実行されてもよく、ステップ1007はステップ1008の後に実行されてもよく、ステップ1007及びステップ1008は同時に実行されてもよい。
【0117】
また、複数人のグループチャットの場合、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとを除いた他のユーザアカウントも、軽いインタラクティブメッセージを受信し、他のユーザアカウントにログインしている他のクライアントは、軽いインタラクティブメッセージのメッセージ内容を自らカプセル化して表示する。他のクライアントは、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のジッタリング動画を表示してもよいし、第2のユーザアカウントのプロフィール写真のジッタリング動画を表示しなくてもよい。
【0118】
また、上記第2のユーザアカウントは、第1のユーザアカウント自体であってもよく、すなわち、ユーザは、軽いインタラクティブメッセージを自分自身に送信するようにしてもよく、これにより、「私」が自分自身を軽く叩いた旨の軽いインタラクティブメッセージを表示するようにトリガーする。
【0119】
上述のように、本実施例に係る方法では、第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされた軽いインタラクティブ命令に応じて、第2のユーザアカウントへ軽いインタラクティブメッセージを送信し、軽いインタラクティブメッセージは、第2のクライアントが第2のチャットウィンドウインタフェースに軽いインタラクティブメッセージ及び第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示するようにトリガーする。これにより、楽しくリラックスした雰囲気のチャットシーンでの面白いインタラクションに適した、軽いリマインド機能を備えた新しいインタラクション方式が提供される。
【0120】
軽いインタラクティブメッセージは、ユーザのカスタマイズしたメッセージ内容を持つメッセージではなく、ユーザの行動をシミュレートしたメッセージであるため、ユーザは、話したくない、何を言ってよいかわからない、又はあいまいな意味を表すようなチャットシーンにおいて、軽いインタラクティブメッセージを使用して、自分の軽いインタラクションの意思を伝えることができる。
【0121】
上記実施例を参照した一実施例では、第1のフィールド、動作記述フィールド、及び第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、ユーザが予め編集したカスタムフィールドである。
【0122】
いくつかの実施例では、第1のフィールドは、カスタムフィールドであり、第1のフィールドは、第1のユーザアカウントの名前と、第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含む。
【0123】
第1のユーザインタフェースに軽いインタラクティブメッセージが表示される際に、第1のユーザアカウントの名前は、一人称の「私」又は二人称の「あなた」に置き換えられる。第2のチャットウィンドウインタフェースに軽いインタラクティブメッセージが表示される際に、第1のユーザアカウントの名前は、注釈名、グループ内の別名、及びカスタム別名のうちの少なくとも1つを含む。例示的には、注釈名の優先順位は、グループ内の別名の優先順位よりも高く、グループ内の別名の優先順位は、カスタム別名の優先順位よりも高い。注釈名が存在する場合、注釈名を優先して表示する。注釈名が存在せず、グループ内の別名が存在する場合、このグループにおけるグループ内の別名を優先して表示する。注釈名及びグループ内の別名が存在しない場合、カスタム別名を表示する。
【0124】
第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞は、第1のユーザアカウントの名前より前にある文字を意味し、第1のユーザアカウントのカスタム接尾辞は、第1のユーザアカウントの名前より後にある文字を意味する。カスタム接頭辞とカスタム接尾辞は、両方とも設定されてもよいし、1つだけ設定されてもよい。カスタム接頭辞とカスタム接尾辞の両方が設定されている場合、カスタム接頭辞とカスタム接尾辞は、同時に現れてもよいし、1つだけ現れてもよい。例えば、第1のユーザアカウントが軽いインタラクティブメッセージの送信者である場合、カスタム接頭辞が現れ、第1のユーザアカウントが軽いインタラクティブメッセージの受信者である場合、カスタム接尾辞が現れる。
【0125】
上記実施例を参照すると、
図14は、本願の例示的な一実施例に係る第1のフィールドのカスタマイズ方法のフローチャートを示している。当該方法は、第1のクライアントによって実行されてもよく、当該方法は、以下のステップを含む。
【0126】
ステップ1401では、第1のカスタムインタフェースを表示する。
【0127】
第1のカスタムインタフェースは、第1のフィールドをカスタム設定するためのユーザインタフェースである。
図15Aを概略的に参照すると、第1のユーザは、第1のクライアント上の第1のユーザアカウントの人物属性ページにおいて、「軽く叩く機能の設定」をタップすると、第1のクライアントは、
図15Bに示すように、第1のカスタムインタフェース141を表示する。本実施例では、第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞を設定する場合を例に挙げて説明する。
【0128】
ステップ1402では、第1のカスタムインタフェース上での第1の事前編集操作に応じて、第1のフィールドのカスタマイズされた部分を事前編集によって得る。
【0129】
第1の事前編集操作とは、軽いインタラクティブメッセージを送信する前の編集操作である。第1のクライアントは、第1のカスタムインタフェース141上でのユーザの編集操作に応じて、第1のフィールドのカスタマイズされた部分を編集して保存する。本実施例では、第1のフィールドのカスタマイズされた部分とは、第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞を指す。
図15Cに示すように、第1のフィールドのカスタマイズされた部分は、例えば「大胆不敵」である。
【0130】
例示的には、第1のフィールドのカスタマイズされた部分の文字数は、例えば最大8文字のように制限されている。
【0131】
図15Cに示すように、第1のユーザが完了ボタン142をタップすると、第1のクライアントは、第1のフィールドのカスタマイズされた部分を保存し、第1のフィールドのカスタマイズされた部分を、サーバと、友達関係にある第2のユーザアカウントに対応する第2のクライアントとに同期させる。
【0132】
上述のように、本実施例に係る方法では、第1のフィールドのカスタマイズ機能を提供することにより、第2のユーザが第1のユーザのカスタマイズした第1のフィールドを予測することができない。これにより、軽いインタラクティブメッセージの面白さを向上させ、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のインタラクションの頻度を向上させることができる。
【0133】
いくつかの実施例では、第2のフィールドは、カスタムフィールドであり、第2のフィールドは、第2のユーザアカウントの名前と、第2のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含む。
【0134】
第2のユーザインタフェースに軽いインタラクティブメッセージが表示される際に、第2のユーザアカウントの名前は、一人称の「私」又は二人称の「あなた」に置き換えられる。第2のチャットウィンドウインタフェースに軽いインタラクティブメッセージが表示される際に、第2のユーザアカウントの名前は、注釈名、グループ内の別名、及びカスタム別名のうちの少なくとも1つを含む。例示的には、注釈名の優先順位は、グループ内の別名の優先順位よりも高く、グループ内の別名の優先順位は、カスタム別名の優先順位よりも高い。注釈名が存在する場合、注釈名を優先して表示する。注釈名が存在せず、グループ内の別名が存在する場合、このグループにおけるグループ内の別名を優先して表示する。注釈名及びグループ内の別名が存在しない場合、カスタム別名を表示する。
【0135】
第2のユーザアカウントのカスタム接頭辞は、第2のユーザアカウントの名前より前にある文字を意味し、第2のユーザアカウントのカスタム接尾辞は、第2のユーザアカウントの名前より後にある文字を意味する。カスタム接頭辞とカスタム接尾辞は、両方とも設定されてもよいし、1つだけ設定されてもよい。カスタム接頭辞とカスタム接尾辞の両方が設定されている場合、カスタム接頭辞とカスタム接尾辞は、同時に現れてもよいし、1つだけ現れてもよい。例えば、第2のユーザアカウントが軽いインタラクティブメッセージの送信者である場合、カスタム接頭辞が現れ、第2のユーザアカウントが軽いインタラクティブメッセージの受信者である場合、カスタム接尾辞が現れる。
【0136】
上記実施例を参照すると、
図16は、本願の例示的な一実施例に係る第2のフィールドのカスタマイズ方法のフローチャートを示している。当該方法は、第2のクライアントによって実行されてもよく、当該方法は、以下のステップを含む。
【0137】
ステップ1601では、第2のカスタムインタフェースを表示する。
【0138】
第2のカスタムインタフェースは、第2のフィールドをカスタム設定するためのユーザインタフェースである。
図17Aを概略的に参照すると、第2のユーザは、第2のユーザアカウントの人物属性ページにおいて、「軽く叩く機能の設定」をタップすると、第2のクライアントは、
図17Bに示すように、第2のカスタムインタフェース161を表示する。本実施例では、第2のユーザアカウントのカスタム接尾辞を設定する場合を例に挙げて説明する。
【0139】
ステップ1602では、第2のカスタムインタフェース上での第2の事前編集操作に応じて、第2のフィールドのカスタマイズされた部分を事前編集によって得る。
【0140】
第2の事前編集操作とは、軽いインタラクティブメッセージを送信する前の編集操作である。第2のクライアントは、第2のカスタムインタフェース161上でのユーザの編集操作に応じて、第2のフィールドのカスタマイズされた部分を編集して保存する。本実施例では、第2のフィールドのカスタマイズされた部分とは、第2のユーザアカウントのカスタム接頭辞を指す。
図17Cに示すように、第2のフィールドのカスタマイズされた部分は、例えば「肩」である。
【0141】
例示的には、第2のフィールドのカスタマイズされた部分の文字数は、例えば最大8文字のように制限されている。
【0142】
図17Cに示すように、第2のユーザが完了ボタン162をタップすると、第2のクライアントは、第2のフィールドのカスタマイズされた部分を保存し、第2のフィールドのカスタマイズされた部分を、サーバと、友達関係にある第1のユーザアカウントに対応する第1のクライアントとに同期させる。
【0143】
上述のように、本実施例に係る方法では、第2のフィールドのカスタマイズ機能を提供することにより、第1のユーザが第2のユーザのカスタマイズした第2のフィールドを予測することができない。これにより、軽いインタラクティブメッセージの面白さを向上させ、第1のユーザアカウントと第2のユーザアカウントとの間のインタラクションの頻度を向上させることができる。
【0144】
いくつかの実施例では、第1のクライアント及び/又は第2のクライアントは、さらに、動作記述フィールドをカスタマイズする。第1のクライアント及び/又は第2のクライアントは、第3のカスタムインタフェースを表示し、第3のカスタムインタフェース上での第3の事前編集操作に応じて、動作記述フィールドを事前編集によって得る。概略的に、動作記述フィールドは、叩く、抱っこする、チューする、軽く叩く、ちょっと叩くこと等を含む。例示的には、動作記述フィールドのカスタマイズされた部分の文字数は、例えば最大3文字のように制限されている。
【0145】
上記実施例の一実施例では、上記方法は、
図18に示すように、以下のステップ1009又はステップ1010をさらに含む。
【0146】
ステップ1009では、第1のクライアントは、インタラクティブメッセージにおける第1のユーザアカウントの名前上での第1のトリガー命令に応じて、第1のユーザアカウントの人物属性ページを表示する。
【0147】
軽いインタラクティブメッセージには、例えば第1のアカウントの名前と第2のアカウントの名前のような2つのユーザアカウントの名前が含まれている。ユーザが軽いインタラクティブメッセージにおける第1のユーザアカウントの名前をタップすると、第1のクライアント上で第1のトリガー命令がトリガーされ、第1のクライアントは、第1のトリガー命令に従って第1のユーザアカウントの人物属性ページを表示する。
図19A及び
図19Bに示すように、ユーザが第1のチャットウィンドウインタフェース90上の軽いインタラクティブメッセージ30-19における「あなた」をタップすると、第1のクライアントは、人物属性ページ910を表示する。
図19Bに示すように、第1のユーザアカウントの人物属性ページ910には、第1のユーザアカウントの名前、アカウント、プロフィール写真、シグネチャ、性別、電話、QRコード、アルバム、個人空間のうちの少なくとも1つの情報が表示されている。
【0148】
ステップ1010では、第1のクライアントは、インタラクティブメッセージにおける第2のユーザアカウントの名前上での第2のトリガー命令に応じて、第2のユーザアカウントの人物属性ページを表示する。
【0149】
同様に、ユーザが軽いインタラクティブメッセージにおける第2のユーザアカウントの名前をタップすると、第1のクライアント上で第2のトリガー命令がトリガーされ、第1のクライアントは、第2のトリガー命令に従って第2のユーザアカウントの人物属性ページを表示する。
【0150】
例示的には、いずれかのクライアントについて、当該クライアントのチャットウィンドウインタフェースに、自分自身又は他人から送信された軽いインタラクティブメッセージが表示されているとき、クライアントは、軽いインタラクティブメッセージにおけるユーザアカウントの名前上でのトリガー命令に応じて、当該ユーザアカウントの人物属性ページを表示する。
【0151】
上述のように、本実施例に係る方法では、クライアントは、軽いインタラクティブメッセージにおけるユーザアカウントの名前上でのトリガー命令に応じて、当該ユーザアカウントの人物属性ページを表示することにより、チャットウィンドウインタフェースにおいて、ユーザアカウントの人物属性ページを迅速に閲覧するマン-マシンインタラクション方法を提供し、マン-マシンインタラクションの効率を向上させることができる。
【0152】
上記実施例の一実施例では、上記方法は、
図20に示すように、以下のステップ1011をさらに含む。
【0153】
ステップ1011では、連続したn通のインタラクティブメッセージが存在する場合、n通のインタラクティブメッセージを折りたたんで表示する。
【0154】
いずれかのクライアントについて、当該クライアントのチャットウィンドウインタフェース内に連続したn通の軽いインタラクティブメッセージが存在する場合、n通の軽いインタラクティブメッセージの全部又は一部を、折りたたみポリシーに従って折りたたんで表示することができる。折りたたみは、隠し又は非表示とも呼ばれる。連続した複数の軽いインタラクティブメッセージを折りたたんで表示することにより、不要な軽いインタラクティブメッセージの出現を減少させ、対応する計算リソースを節約することができる。
【0155】
例示的には、折りたたみポリシーは、既読折りたたみポリシー又は中断折りたたみポリシーのうちの少なくとも1つを含む。
【0156】
1、既読折りたたみポリシー
第1のチャットウィンドウインタフェース内に連続したn通の軽いインタラクティブメッセージが存在し、かつn通の軽いインタラクティブメッセージがすべて既読状態であることに応じて、第1のクライアントは、n通の軽いインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。ただし、nは1より大きい整数である。同様に、第2のチャットウィンドウインタフェース内に連続したn通の軽いインタラクティブメッセージが存在し、かつn通の軽いインタラクティブメッセージがすべて既読状態であることに応じて、第2のクライアントは、n通の軽いインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。ただし、nは1より大きい整数である。
【0157】
図21に示すように、第1のチャットウィンドウインタフェース210に、連続した5つの既読状態の軽いインタラクティブメッセージ32が存在する場合、第1のクライアントは、5つの軽いインタラクティブメッセージ32のうち最後の2つの軽いインタラクティブメッセージを折りたたんで表示する(連続した5つの既読された軽いインタラクティブメッセージのうち最初の3つを表示し、最後の2つは表示しない)。折りたたまれた2つの軽いインタラクティブメッセージ(すなわち、3つ目の軽いインタラクティブメッセージの後)には、「すべて展開」ボタンが表示されており、ユーザが当該「すべて展開」ボタンをタップすると、2つの軽いインタラクティブメッセージの表示を復帰させることができる。
【0158】
しかし、連続した5つの軽いインタラクティブメッセージ34は、最初の4つの軽いインタラクティブメッセージが既読状態であり、最後の1つの軽いインタラクティブメッセージが未読状態であれば、5つの軽いインタラクティブメッセージの折りたたみは控える。
【0159】
二、中断折りたたみポリシー
第1のチャットウィンドウインタフェース内に連続したm通の軽いインタラクティブメッセージが存在し、かつm通の軽いインタラクティブメッセージがいずれも最新のチャットメッセージよりも前のものであることに応じて、第1のクライアントは、m通の軽いインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。ただし、mは1より大きい整数である。同様に、第2のチャットウィンドウインタフェース内に連続したm通の軽いインタラクティブメッセージが存在し、かつm通の軽いインタラクティブメッセージがいずれも最新のチャットメッセージよりも前のものであることに応じて、第2のクライアントは、m通の軽いインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。ただし、mは1より大きい整数である。
【0160】
図22に示すように、第1のチャットウィンドウインタフェース220に、連続した複数の軽いインタラクティブメッセージ36(5つを超える)が中断される場合、最初の3つの軽いインタラクティブメッセージを表示したままで、残りの軽いインタラクティブメッセージを折りたたんで表示する。折りたたまれた複数の軽いインタラクティブメッセージ(3つ目の軽いインタラクティブメッセージの後)には、「すべて展開」ボタンが表示されており、ユーザが当該「すべて展開」ボタンをタップすると、複数の軽いインタラクティブメッセージの表示を復帰させることができる。複数の軽いインタラクティブメッセージ36は、「通行人乙が通行人丙をグループチャットに招待する」旨のシステムメッセージによって中断され、複数の軽いインタラクティブメッセージ38は中断されていないため、複数の軽いインタラクティブメッセージ38の折りたたみは控える。
【0161】
上記折りたたみポリシーには、任意選択で、次のような特性を含んでもよい。
【0162】
1、2つの軽いインタラクティブメッセージ間は、他のチャットメッセージ又は他のシステムメッセージ(前記軽いインタラクティブメッセージとは異なるタイプの他のメッセージと総称される)によって中断されていれば、他のメッセージに続く最初の軽いインタラクティブメッセージから連続カウントを再開する。
【0163】
2、2つの軽いインタラクティブメッセージ間に時間分割スタンプ(例えば、13:20)が存在する場合、2つの軽いインタラクティブメッセージ間の連続カウントは、時間分割スタンプから影響を受けず、再展開して表示する際にもこれらの時間分割スタンプが無視される。
【0164】
3、他のメッセージによって中断されていない連続した複数の軽いインタラクティブメッセージを、同一のデータベース(DataBase、DB)メッセージに格納する。当該データベースは、クライアントでメッセージを格納するためのデータベースである。同一のDBメッセージ内に複数のサブメッセージが存在し、各サブメッセージは、1つの軽いインタラクティブメッセージを格納するために使用される。DBメッセージを用いて1つの軽いインタラクティブメッセージを格納した後、クライアントが別の軽いインタラクティブメッセージを受信し、かつ他のメッセージによって中断されていない場合、メッセージ内容を更新(update)する方法で、別の軽いインタラクティブメッセージをDBメッセージ内容に格納する。一方、クライアントが別の軽いインタラクティブメッセージを受信し、かつ他のメッセージによって中断されている場合、DBメッセージを新たに作成することで別の軽いインタラクティブメッセージを格納する。したがって、本願の実施例によれば、前記メッセージ送信方法は、インタラクティブメッセージが第1のチャットウィンドウインタフェースにおける最初のインタラクティブメッセージであることに応じて、当該インタラクティブメッセージを格納するためのデータベースメッセージを作成するステップと、前記第1のチャットウィンドウインタフェースにおける前記インタラクティブメッセージに続く新しいインタラクティブメッセージの各々について、当該新しいインタラクティブメッセージとその直前のインタラクティブメッセージとの間に非インタラクティブメッセージがないことに応じて、その直前のインタラクティブメッセージが存在するデータベースメッセージを更新することによって、前記新しいインタラクティブメッセージを、その直前のインタラクティブメッセージが存在するデータベースメッセージに格納し、一方、当該新しいインタラクティブメッセージとその直前のインタラクティブメッセージとの間に非インタラクティブメッセージがあることに応じて、前記新しいインタラクティブメッセージを格納するための新しいデータベースメッセージを作成するステップであって、前記インタラクティブメッセージは軽いインタラクティブメッセージであり、前記非インタラクティブメッセージは非軽いインタラクティブメッセージであるステップと、をさらに含む。クライアント又は端末は、少なくとも1つのインタラクティブメッセージを表示する際に、少なくとも1つのインタラクティブメッセージが存在するデータベースメッセージを分割することで、前記少なくとも1つのインタラクティブメッセージをレンダリングし、前記第1のチャットウィンドウインタフェース上に表示する。このようにして、前記折りたたみ操作の実現、及び、クライアント又はコンピュータ機器による、連続した複数の軽いインタラクティブメッセージの展開又は折りたたみ時のレンダリングに寄与し得る。
【0165】
4、軽いインタラクティブメッセージの既読状態は、クライアント上でのユーザのスワイプ状態に応じて更新してもよく、第2のユーザアカウントのプロフィール動画が表示されているか否かに応じて更新してもよい。一例では、メッセージ受信者のクライアントにおいて第2のユーザアカウントのプロフィール動画が表示された後、軽いインタラクティブメッセージの状態を既読状態に設定する。別の例では、軽いインタラクティブメッセージの表示位置が画面で上から下へのインタフェースの20%以下であり、かつ第2のユーザアカウントのプロフィール動画が表示された後、軽いインタラクティブメッセージの状態を既読状態に設定する。その役割は、(1)ユーザが確かにそれを読んだことを保証することと、(2)軽いインタラクティブメッセージの前のほぼ半分画面内に叩かれた者のプロフィール写真が存在することをできるだけ確保し、叩かれた者のプロフィール動画を表示する際に、特にスワイプしてコンテキストを閲覧するシーンの場合、それを見落とさないようにすることである。
【0166】
図23は、本願の例示的な一実施例に係るメッセージ送信装置のブロック図を示している。第1のユーザアカウントに当該装置がログインしており、当該装置は、
第1のユーザインタフェース上に第2のユーザアカウントのプロフィール写真を表示する表示モジュール2320と、
前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたインタラクティブ命令に応じて、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドとに基づいて、インタラクティブメッセージを生成する生成モジュール2340と、
前記インタラクティブメッセージを、前記第2のユーザアカウントにログインしている第2のクライアントへ送信する送信モジュール2360と、を備える。
【0167】
本願の例示的な一設計では、前記第1のフィールド、前記動作記述フィールド、及び前記第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、前記インタラクティブメッセージのために予め編集されたカスタムフィールドである。
【0168】
本願の例示的な一設計では、前記第1のフィールドが前記カスタムフィールドであることに応じて、前記第1のフィールドは、前記第1のユーザアカウントの名前と、前記第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含み、前記第2のフィールドが前記カスタムフィールドであることに応じて、前記第2のフィールドは、前記第2のユーザアカウントの名前と、前記第2のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含む。
【0169】
本願の例示的な一設計では、前記装置は、編集モジュールをさらに備える。前記表示モジュール2320は、第1のカスタムインタフェースを表示し、前記編集モジュールは、前記第1のカスタムインタフェース上での第1の事前編集操作に応じて、前記第1のフィールドのカスタマイズされた部分を事前編集によって得る。
【0170】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2320は、第3のカスタムインタフェースを表示し、前記編集モジュールは、前記第3のカスタムインタフェース上での第3の事前編集操作に応じて、前記動作記述フィールドのカスタマイズされた部分を事前編集によって得る。
【0171】
本願の例示的な一設計では、生成モジュール2340は、前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真上でトリガーされたダブルタップ命令に応じて、前記インタラクティブメッセージを生成する。
【0172】
本願の例示的な一設計では、前記第1のユーザインタフェースは、非チャットウィンドウインタフェースであり、前記非チャットウィンドウインタフェースは、人物属性インタフェース、連絡先インタフェース、グループメンバー表示インタフェース、個人間チャットメンバー表示インタフェース、及びソーシャルサークル インタラクティブインタフェースのうちの少なくとも1つを含む。
【0173】
前記表示モジュール2320は、さらに、前記非チャットウィンドウインタフェースにおける、前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真を基準とした対象領域に前記インタラクティブメッセージを表示する。
【0174】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2320は、さらに、前記インタラクティブメッセージの表示時間が閾値に達したことに応じて、前記非チャットウィンドウインタフェースにおける前記インタラクティブメッセージの表示をキャンセルする。
【0175】
本願の例示的な一設計では、前記第1のユーザインタフェースは、第1のチャットウィンドウインタフェースである。前記表示モジュール2320は、さらに、前記第1のチャットウィンドウインタフェースに前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容を表示し、前記インタラクティブメッセージのメッセージ表示形態がチャットメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。
【0176】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2320は、さらに、前記第1のチャットウィンドウインタフェースに表示された内容に最新のメッセージ内容が含まれていないことに応じて、前記第1のチャットウィンドウインタフェースを自動的に前記最新のメッセージ内容までスクロールさせ、前記最新のメッセージ内容を表示し、前記最新のメッセージ内容に前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容が含まれる。
【0177】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2320は、さらに、前記第1のチャットウィンドウインタフェース内に連続したn通(nは1より大きい整数)のインタラクティブメッセージが存在し、かつ前記n通のインタラクティブメッセージがすべて既読状態であることに応じて、前記n通のインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示するか、或いは、前記第1のチャットウィンドウインタフェース内に連続したm通(mは1より大きい整数)のインタラクティブメッセージが存在し、かつ前記m通のインタラクティブメッセージがいずれも最新のチャットメッセージよりも前のものであることに応じて、前記m通のインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。
【0178】
図24は、本願の例示的な一実施例に係るメッセージ受信装置のブロック図を示している。第2のユーザアカウントに前記装置がログインしており、前記装置は、
第2のチャットウィンドウインタフェースを表示する表示モジュール2420であって、前記第2のチャットウィンドウインタフェースにおけるチャットメンバーが第1のユーザアカウント及び前記第2のユーザアカウントを含む表示モジュール2420と、
前記第1のユーザアカウントから前記第2のユーザアカウントに送信されたインタラクティブメッセージを受信する受信モジュール2440であって、前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容は、前記第1のユーザアカウントに対応する第1のフィールドと、前記第1のユーザアカウントが前記第2のユーザアカウントに対して動作を実行することを示す動作記述フィールドと、前記第2のユーザアカウントに対応する第2のフィールドと、を含む受信モジュール2440と、
を備え、
前記表示モジュール2420は、前記インタラクティブメッセージを前記第2のチャットウィンドウインタフェースに表示する。
【0179】
本願の例示的な一設計では、前記第1のフィールド、前記動作記述フィールド、及び前記第2のフィールドのうちの少なくとも1つのフィールドは、前記インタラクティブメッセージのために予め編集されたカスタムフィールドである。
【0180】
本願の例示的な一設計では、前記第1のフィールドが前記カスタムフィールドであることに応じて、前記第1のフィールドは、前記第1のユーザアカウントの名前と、前記第1のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含み、前記第2のフィールドが前記カスタムフィールドであることに応じて、前記第2のフィールドは、前記第2のユーザアカウントの名前と、前記第2のユーザアカウントのカスタム接頭辞及びカスタム接尾辞のうちの少なくとも1つとを含む。
【0181】
本願の例示的な一設計では、前記装置は、編集モジュールをさらに含む。前記表示モジュール2420は、さらに、第2のカスタムインタフェースを表示し、前記編集モジュールは、前記第2のカスタムインタフェース上での第2の事前編集操作に応じて、前記第2のフィールドのカスタマイズされた部分を事前編集によって得る。
【0182】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2420は、さらに、前記第2のチャットウィンドウインタフェースに前記インタラクティブメッセージのメッセージ内容を表示し、前記インタラクティブメッセージのメッセージ表示形態がチャットメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。
【0183】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2420は、さらに、前記インタラクティブメッセージが未読メッセージであることに応じて、それを前記第2のチャットウィンドウインタフェースに第1のメッセージ表示形態で表示し、前記インタラクティブメッセージが既読メッセージであることに応じて、それを前記第2のチャットウィンドウインタフェースに第2のメッセージ表示形態で表示し、
前記第1のメッセージ表示形態と前記第2のメッセージ表示形態とは異なる。
【0184】
本願の例示的な一設計では、前記第2のチャットウィンドウインタフェースのチャットメンバーは、第3のユーザアカウントをさらに含み、前記受信モジュール2440は、さらに、前記チャットメンバーから前記第3のユーザアカウントへ送信された他のインタラクティブメッセージを受信し、前記表示モジュール2420は、さらに、前記第2のチャットウィンドウインタフェースに前記他のインタラクティブメッセージを表示し、前記他のインタラクティブメッセージのメッセージ表示形態が、前記インタラクティブメッセージのメッセージ表示形態とは異なる。
【0185】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2420は、さらに、前記第2のユーザアカウントから送信された、前記インタラクティブメッセージに最も近いチャットメッセージに対応するプロフィール写真領域内に、前記第2のユーザアカウントのプロフィール写真のプロフィール動画を表示する。
【0186】
本願の例示的な一設計では、前記表示モジュール2420は、さらに、前記第2のチャットウィンドウインタフェース内に連続したn通のインタラクティブメッセージが存在し、かつ前記n通のインタラクティブメッセージがすべて既読状態であることに応じて、前記n通のインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示するか、或いは、前記表示モジュール2420は、さらに、前記第2のチャットウィンドウインタフェース内に連続したm通のインタラクティブメッセージが存在し、かつ前記m通のインタラクティブメッセージがいずれも最新のチャットメッセージよりも前のものであることに応じて、前記m通のインタラクティブメッセージの全部又は一部を折りたたんで表示する。
【0187】
なお、上記実施例に係るメッセージ送信装置は、上記各機能モジュールの分割のみを例に挙げて説明するが、実際の適用において、必要に応じて上記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完成させてもよく、つまり、以上で説明した機能の全部又は一部を完成するように、機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割する。また、上記実施例に係るメッセージ送信装置は、メッセージ送信方法の実施例と同一の発想であり、その具体的な実現過程について方法の実施例を詳しく参照するとよいが、ここではその詳細を省略する。
【0188】
同様に、上記実施例に係るメッセージ受信装置は、上記各機能モジュールの分割のみを例に挙げて説明するが、実際の適用において、必要に応じて上記機能を異なる機能モジュールに割り当てて完成させてもよく、つまり、以上で説明した機能の全部又は一部を完成するように、機器の内部構造を異なる機能モジュールに分割する。また、上記実施例に係るメッセージ受信装置は、メッセージ受信方法の実施例と同一の発想であり、その具体的な実現過程について方法の実施例を詳しく参照するとよいが、ここではその詳細を省略する。
【0189】
本願は、コンピュータ機器(端末又はサーバ)をさらに提供し、当該コンピュータ機器は、プロセッサと、上記各方法の実施例に係るメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法を実現するためにプロセッサによってロードされ実行される少なくとも1つの命令が記憶されているメモリと、を備える。なお、当該コンピュータ機器は、以下の
図25に示すようなコンピュータ機器であってもよい。
【0190】
図25は、本願の例示的な一実施例に係るコンピュータ機器2500の構造ブロック図を示している。当該コンピュータ機器2500は、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III:ムービング・ピクチャ・エクスパーツ・グループ圧縮規格オーディオレイヤー3)、MP4プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV:ムービング・ピクチャ・エクスパーツ・グループ圧縮規格オーディオレイヤー4)、ノートブックコンピュータ、又はデスクトップコンピュータであってもよい。コンピュータ機器2500は、ユーザ機器、携帯型コンピュータ機器、ラップトップコンピュータ機器、デスクトップコンピュータ機器などと呼ばれることもある。
【0191】
通常、コンピュータ機器2500は、プロセッサ2501とメモリ2502とを備える。
【0192】
メモリ2502は、非一時的であってもよい1つ又は複数のコンピュータ読取可能な記憶媒体を含んでもよい。メモリ2502は、高速ランダムアクセスメモリと、例えば1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置などの不揮発性メモリとをさらに含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ2502における非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、本願の方法の実施例に係るメッセージ送信方法を実現するためにプロセッサ2501によって実行される少なくとも1つの命令を記憶する。
【0193】
いくつかの実施例では、コンピュータ機器2500は、任意選択で、周辺機器インタフェース2503及び少なくとも1つの周辺機器をさらに備えてもよい。プロセッサ2501、メモリ2502及び周辺機器インタフェース2503は、バス又は信号線を介して接続されてもよい。各周辺機器は、バス、信号線又は回路基板を介して周辺機器インタフェース2503と接続してもよい。具体的には、周辺機器は、無線周波数回路2504、タッチ表示パネル2505、カメラコンポーネント2506、オーディオ回路2507、測位コンポーネント2508、及び電源2509のうちの少なくとも1つを含む。
【0194】
周辺機器インタフェース2503は、I/O(Input/Output:入力/出力)に関連する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ2501及びメモリ2502に接続するために使用されてもよい。いくつかの実施例では、プロセッサ2501、メモリ2502、及び周辺機器インタフェース2503は、同一のチップ又は回路基板上に集積されている。他の実施例では、プロセッサ2501、メモリ2502、及び周辺機器インタフェース2503のうちのいずれか1つ又は2つは、別個のチップ又は回路基板上に実装されてもよく、本実施例ではこれらに限られない。
【0195】
表示パネル2505は、UI(User Interface:ユーザインタフェース)を表示する。当該UIは、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、及びそれらの任意の組み合わせを含んでもよい。表示パネル2505がタッチ表示パネルである場合、表示パネル2505は、該表示パネル2505の表面又は表面の上方にあるタッチ信号を収集する能力をさらに有する。当該タッチ信号は、制御信号としてプロセッサ2501に入力されて処理されてもよい。この場合、表示パネル2505は、さらに、ソフトボタン及び/又はソフトキーボードとも呼ばれる仮想ボタン及び/又は仮想キーボードを提供するために使用されてもよい。
【0196】
いくつかの実施例では、コンピュータ機器2500は、1つ又は複数のセンサ2510をさらに備える。該1つ又は複数のセンサ2510は、加速度センサ2511、ジャイロセンサ2512、圧力センサ2513、指紋センサ2514、光学センサ2515、及び近接センサ2525を含むが、これらに限られない。
【0197】
コンピュータ機器2500は、
図25に示された構造に限定されるものではなく、示されるものよりも多い又は少ないコンポーネントを備えるか、或いは、一部のコンポーネントを組み合わせてなるか、或いは、異なるコンポーネントを用いて構成されることができることは、当業者が理解するであろう。
【0198】
前記メモリは、1つ又は複数のプログラムをさらに含み、前記1つ又は複数のプログラムは、メモリに記憶されており、前記1つ又は複数のプログラムは、本願の実施例に係るメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法を実行するためのものを含む。
【0199】
本願は、コンピュータ読取可能な記憶媒体をさらに提供し、前記記憶媒体には、上記各方法の実施例に係るメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法を実現するために前記プロセッサによってロードされ、実行される少なくとも1つの命令が記憶されている。
【0200】
本願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、上記各方法の実施例に係るメッセージ送信方法又はメッセージ受信方法をコンピュータに実行させる。
【0201】
上述した本願の実施例の番号は、説明のためのものに過ぎず、実施例の優劣を示すものではない。
【0202】
上述した実施例のステップの全部又は一部は、ハードウェアによって完成されてもよいし、プログラムによって関連するハードウェアに完成させてもよく、前記プログラムはコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されてもよく、上述した記憶媒体はリードオンリーメモリ、磁気ディスク又は光ディスク等であり得ることは、当業者が理解するであろう。
【外国語明細書】