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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024013860
(43)【公開日】2024-02-01
(54)【発明の名称】スポーツ用体力トレーニング装置
(51)【国際特許分類】
   A63B 22/06 20060101AFI20240125BHJP
   A63B 21/02 20060101ALI20240125BHJP
【FI】
A63B22/06 G
A63B21/02
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022116263
(22)【出願日】2022-07-21
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-10-05
(71)【出願人】
【識別番号】520063989
【氏名又は名称】山東師範大学
【氏名又は名称原語表記】SHANDONG NORMAL UNIVERSITY
【住所又は居所原語表記】No.88, Wenhua East Road, Lixia District, Jinan City, Shandong Province, 250014 China
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】李文記
(57)【要約】      (修正有)
【課題】体力トレーニングデバイスの技術分野に適応し、スポーツ用体力トレーニング装置を提供する。
【解決手段】スポーツ用体力トレーニング装置は装置本体1を有し、また、駆動機構21を有し、駆動機構21の両端は、それぞれ踏みつけ部と往復機構4と接続され、往復機構4を有し、往復機構4は、取り付け台と、往復ユニットと、切り替え部材と、回転部材と、移動台と弾性部材を有し、弾射機構5を有し、弾射機構5は、弾射台と、可動部材と、解放台と、第一接続部材とパワー蓄積部材を有し、前記弾射台のもう一端と打撃機構は固定するように接続され、前記打撃機構内に複数の反応ボールが可動可能に配置される。
【効果】使用者は、体力トレーニングと駆動機構の作動を同時に行い、弾射機構により打撃機構と連係することで、反応ボールを往復打撃することを実現し、使用者に対するダブルトレーニングを実現し、使用者のトレーニング効率と品質を高める。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スポーツ用体力トレーニング装置であって、装置本体を有し、また、
駆動機構を有し、前記駆動機構は装置本体内に配置され、前記駆動機構の両端は、それぞれ踏みつけ部と往復機構と接続され、前記踏みつけ部は装置本体に可動可能に配置されることと、
往復機構を有し、前記往復機構は、取り付け台と、往復ユニットと、切り替え部材と、回転部材と、移動台と弾性部材を有し、前記取り付け台は装置本体内に固定され、前記往復ユニットは取り付け台に可動可能に配置され、前記往復ユニットの一端は駆動機構と接続され、前記往復ユニットのもう一端は移動台と可動可能に接続され、前記移動台は取り付け台に可動可能に配置され、前記切り替え部材は往復ユニットに可動可能に取り付けられ、前記回転部材は切り替え部材に可動可能に取り付けられ、前記回転部材は移動台と可動可能に接続され、前記弾性部材の両端はそれぞれ切り替え部材と回転部材と接続されることと、
弾射機構を有し、前記弾射機構は、弾射台と、可動部材と、解放台と、第一接続部材とパワー蓄積部材を有し、前記弾射台は移動台に可動可能に配置され、前記可動部材は取り付け台に可動可能に取り付けられ、前記弾射台の一端に突出部が固定するように配置され、前記可動部材に抵抗部材が固定するように配置され、前記弾射台の一端と第一接続部材は固定するように接続され、前記第一接続部材は解放台に可動可能に接続され、前記解放台は移動台に固定するように配置され、前記パワー蓄積部材は第一接続部材に可動可能に被装され、且つ前記パワー蓄積部材の両端はそれぞれ解放台及び弾射台と接続されることと、
前記弾射台のもう一端と打撃機構は固定するように接続され、前記打撃機構は装置本体内に固定するように配置され、且つ前記打撃機構の一端は装置本体の外へ延伸し、前記打撃機構内に複数の反応ボールが可動可能に配置されることと、
使用者は、踏みつけ部に踏みつけることにより、体力トレーニングを実現し、踏みつけ部により駆動機構を作動させ、駆動機構により往復ユニットを回転させ、往復ユニットにより移動台を移動させ、移動台により弾射機構を打撃機構の方へ移動させ、抵抗部材と突出部は接続されており、移動台により弾射台を移動させ、可動部材は抵抗部材を通して弾射台に対して位置制限を行い、弾射台は解放台と連係することにより、パワー蓄積部材の圧縮とパワー蓄積を実現することと、
解放台は可動部材のところに移動するとき、解放台は可動部材を取り付け台に偏向させることで、抵抗部材と突出部を分離させ、パワー蓄積部材は自分の弾性力を通して弾射台を急速に打撃機構の方へ移動させ、弾射台は打撃機構を作動させ反応ボールに打撃し、打撃機構は反応ボールに打撃することで使用者の反応力をトレーニングすることを特徴とするスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項2】
前記往復ユニットは二組あり、前記往復ユニットは、第一歯車と、第一接続台と、第二接続台と第二歯車を有し、前記第一歯車と第二歯車は何れも取り付け台内に可動可能に配置され、前記第一歯車と駆動機構は固定するように接続され、前記第二歯車と移動台は可動可能に接続され、前記第一接続台と第一歯車は固定するように接続され、前記第二接続台と第二歯車は固定するように接続され、前記第一接続台と第二接続台は可動可能に接続され、前記第一接続台と切り替え部材は可動可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項3】
前記移動台にラックが固定するように配置され、前記ラックと第二歯車は噛合されることを特徴とする請求項2に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項4】
前記移動台の両端に何れもかき回し部材が固定するように配置され、前記回転部材の両端に何れも止め部材が固定するように配置され、前記止め部材とかき回し部材は可動可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項5】
前記駆動機構は第一回転ホイール、第二回転ホイール、第三回転ホイールと回転軸を有し、前記第一回転ホイールと踏みつけ部は固定するように接続され、前記第一回転ホイールと、第二回転ホイール及び第三回転ホイールは順次に可動可能に接続され、前記第三回転ホイールと回転軸は可動可能に接続され、前記回転軸は取り付け台の一端の側壁を通り抜けて且つ第一歯車と固定するように接続されることを特徴とする請求項2に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項6】
前記打撃機構は、第二接続部材と、取り付け盤と、伸縮部材と、打撃台と、固定台及び打撃配管を有し、前記第二接続部材の両端は、それぞれ弾射台及び伸縮部材と固定するように接続され、前記伸縮部材の一端は、打撃配管内に延伸して且つ打撃台と固定するように接続され、前記打撃配管は固定台に固定するように取り付けられ、前記打撃配管の両端は何れも固定台の外に延伸し、且つ前記打撃配管の一端は装置本体の外に延伸し、前記固定台は装置本体内に固定され、前記打撃配管に反応ボールが可動可能に放置されることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項7】
前記打撃配管に、電動ドアが配置され、前記電動ドアは、打撃配管の開閉を制御するために用いられることを特徴とする請求項6に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項8】
前記装置本体の一端に固定モジュールが固定するように配置され、前記固定モジュールは、装置本体を固定するために用いられることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【請求項9】
前記装置本体の側壁に検出ドアが設けられ、前記検出ドアは、装置本体内の部材を検査・修理したり、打撃機構内の反応ボールを補充したりするために用いられることを特徴とする請求項1に記載のスポーツ用体力トレーニング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は体力トレーニングデバイスの技術分野に関し、特にスポーツ用体力トレーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
体力は生命活動における必要な能力であり、スポーツ選手のエネルギー代謝を反映し、スポーツ選手の体の包括的な品質の総称であり、スポーツ選手の無酸素トレーニングと有酸素トレーニングのレベルも示し、体力により、スポーツ選手が特別試合で筋力を発揮する最大の程度を決定し、スポーツトレーニングは、人々の体の健康にとって極めて大事なことであり、運動は、スポーツ選手にとって更に大事なことである。また、スポーツ選手のすばらしい演技は、日常の体力トレーニングと密接に結びついているため、スポーツ選手は普段体力トレーニングを行うときには、専用の体力トレーニング装置を通じて狙いを定めたトレーニングを行うことが多い。
【0003】
現在、既存のスポーツ用体力トレーニング装置の多くは、機構の機能がシンプルで、同時に2種類の体力トレーニングを行うことができる機器やデバイスが欠けており、異なる体力トレーニングプログラムを提供できず、異なる種類のトレーニング機器を購入すると購入コストが増加するとともに、多くのトレーニング機器を置くために敷地面積が増加してしまい、さらにスポーツ選手のトレーニングスペースの減少を招くという課題がある。
【0004】
従って,以上の現状に対して,今実際における不足を克服するために、スポーツ用体力トレーニング装置を提案することが切実である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記既存技術の不足を解決するために、本発明の目的は、スポーツ用体力トレーニング装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を実現するために、本発明の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。スポーツ用体力トレーニング装置であって、装置本体を有し、また、
駆動機構を有し、前記駆動機構は装置本体内に配置され、前記駆動機構の両端は、それぞれ踏みつけ部と往復機構と接続され、前記踏みつけ部は装置本体に可動可能に配置され、
往復機構を有し、前記往復機構は、取り付け台と、往復ユニットと、切り替え部材と、回転部材と、移動台と弾性部材を有し、前記取り付け台は装置本体内に固定され、前記往復ユニットは取り付け台に可動可能に配置され、前記往復ユニットの一端は駆動機構と接続され、前記往復ユニットのもう一端は移動台と可動可能に接続され、前記移動台は取り付け台に可動可能に配置され、前記切り替え部材は往復ユニットに可動可能に取り付けられ、前記回転部材は切り替え部材に可動可能に取り付けられ、前記回転部材は移動台と可動可能に接続され、前記弾性部材の両端はそれぞれ切り替え部材と回転部材と接続され、
弾射機構を有し、前記弾射機構は、弾射台と、可動部材と、解放台と、第一接続部材とパワー蓄積部材を有し、前記弾射台は移動台に可動可能に配置され、前記可動部材は取り付け台に可動可能に取り付けられ、前記弾射台の一端に突出部が固定するように配置され、前記可動部材に抵抗部材が固定するように配置され、前記弾射台の一端と第一接続部材は固定するように接続され、前記第一接続部材は解放台に可動可能に接続され、前記解放台は移動台に固定するように配置され、前記パワー蓄積部材は第一接続部材に可動可能に被装され、且つ前記パワー蓄積部材の両端はそれぞれ解放台及び弾射台と接続され、
前記弾射台のもう一端と打撃機構は固定するように接続され、前記打撃機構は装置本体内に固定するように配置され、且つ前記打撃機構の一端は装置本体の外へ延伸し、前記打撃機構内に複数の反応ボールが可動可能に配置され、
使用者は、踏みつけ部に踏みつけることにより、使用者の体力トレーニングを実現し、踏みつけ部により駆動機構を作動させ、駆動機構により往復ユニットを回転させ、往復ユニットにより移動台を移動させ、移動台により弾射機構を打撃機構の方へ移動させ、抵抗部材と突出部は接続されており、移動台により弾射台を移動させ、可動部材は抵抗部材を通して弾射台に対して位置制限を行い、弾射台は解放台と連係することにより、パワー蓄積部材の圧縮とパワー蓄積を実現し、
解放台は可動部材のところに移動するとき、解放台は可動部材を取り付け台に偏向させることで、抵抗部材と突出部を分離させ、パワー蓄積部材は自分の弾性力を通して弾射台を急速に打撃機構の方へ移動させ、弾射台は打撃機構を作動させ反応ボールに打撃し、打撃機構は反応ボールに打撃することで使用者の反応力をトレーニングする。
【0007】
さらに、前記往復ユニットは二組あり、前記往復ユニットは、第一歯車と、第一接続台と、第二接続台と第二歯車を有し、前記第一歯車と第二歯車は何れも取り付け台内に可動可能に配置され、前記第一歯車と駆動機構は固定するように接続され、前記第二歯車と移動台は可動可能に接続され、前記第一接続台と第一歯車は固定するように接続され、前記第二接続台と第二歯車は固定するように接続され、前記第一接続台と第二接続台は可動可能に接続され、前記第一接続台と切り替え部材は可動可能に接続される。
【0008】
さらに、前記移動台にラックが固定するように配置され、前記ラックと第二歯車は噛合される。
【0009】
さらに、前記移動台の両端に何れもかき回し部材が固定するように配置され、前記回転部材の両端に何れも止め部材が固定するように配置され、前記止め部材とかき回し部材は可動可能に接続される。
【0010】
さらに、前記駆動機構は第一回転ホイール、第二回転ホイール、第三回転ホイールと回転軸を有し、前記第一回転ホイールと踏みつけ部は固定するように接続され、前記第一回転ホイールと、第二回転ホイール及び第三回転ホイールは順次に可動可能に接続され、前記第三回転ホイールと回転軸は可動可能に接続され、前記回転軸は取り付け台の一端の側壁を通り抜けて且つ第一歯車と固定するように接続される。
【0011】
さらに、前記打撃機構は、第二接続部材と、取り付け盤と、伸縮部材と、打撃台と、固定台及び打撃配管を有し、前記第二接続部材の両端は、それぞれ弾射台及び伸縮部材と固定するように接続され、前記伸縮部材の一端は、打撃配管内に延伸して且つ打撃台と固定するように接続され、前記打撃配管は固定台に固定するように取り付けられ、前記打撃配管の両端は何れも固定台の外に延伸し、且つ前記打撃配管の一端は装置本体の外に延伸し、前記固定台は装置本体内に固定され、前記打撃配管に反応ボールが可動可能に放置される。
【0012】
さらに、前記打撃配管に、電動ドアが配置され、前記電動ドアは、打撃配管の開閉を制御するために用いられる。
【0013】
さらに、前記装置本体の一端に固定モジュールが固定するように配置され、前記固定モジュールは、装置本体を固定するために用いられる。
【0014】
さらに、前記装置本体の側壁に検出ドアが設けられ、前記検出ドアは、装置本体内の部材を検査・修理したり、打撃機構内の反応ボールを補充したりするために用いられる。
【0015】
従来の技術と比べて、本発明の有益な効果は以下の通りである。
使用者は踏みつけ部に踏みつけることにより、使用者の体力トレーニングを実現し、踏みつけ部により駆動機構を作動させ、駆動機構により二組の第一歯車を回転させ、二組の第一歯車は同時に二組の第一接続台を回転させ、
左側に配置された第一接続台と第二接続台は接続せず、且つ右側に配置された第一接続台と第二接続台は接続する場合、第一接続台により第二接続台を回転させ、第二接続台により第二歯車を回転させ、第二歯車はラックを通して移動台を打撃機構の方へ移動させ、移動台により弾射台を移動させ、
抵抗部材と突出部は接続される場合、可動部材は抵抗部材を通して弾射台に対して位置制限を行い、弾射台は解放台と連係することにより、パワー蓄積部材の圧縮とパワー蓄積を実現し、
解放台は可動部材のところに移動するとき、解放台は可動部材を取り付け台に偏向させることで、抵抗部材と突出部を分離させ、パワー蓄積部材は自分の弾性力を通して弾射台を急速に打撃機構の方へ移動させ、弾射台は打撃機構を作動させ反応ボールに打撃し、打撃機構は反応ボールに打撃することで使用者の反応力のトレーニングを実現し、使用者が踏み付けの体力トレーニングを行うと同時に、反応力のトレーニングを行うことができるため、トレーニング装置のダブルトレーニングを実現し、使用者のトレーニング効率を高め、装置の実用性を高めることができ、
また、往復機構の往復運動により、打撃機構は反応ボールを往復打撃することができるようになり、反応力トレーニングの持続可能性を保証し、使用者に対するトレーニング効率と品質を高め、さらに装置の実用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施形態に示すスポーツ用体力トレーニング装置構造の断面図の側面図である。
図2】本発明の実施形態に示すスポーツ用体力トレーニング装置構造の断面図の平面図である。
図3図1に示す往復機構、弾射機構及び打撃機構の構造図である。
図4図2に示す往復機構、弾射機構及び打撃機構の構造図である。
図5図3に示す往復機構の構造拡大図である。
図6図3に示す固定台と打撃配管の構造斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施形態の目的、技術方案および利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態の図面に関連して、本発明の実施形態における技術方案を明確かつ完全に説明する。本明細書に記載された特定の実施形態は、本発明を説明するためにのみ使用され、本発明を限定するためには使用されないことを理解されたい。
【0018】
以下、本発明の具体的な実施形態を具体的な実施形態に関連して詳細に説明する。
【0019】
図1図6に示すように、本発明の一つの実施形態として、スポーツ用体力トレーニング装置を提供し、装置本体1を有し、また、
駆動機構2を有し、前記駆動機構2は装置本体1内に配置され、前記駆動機構2の両端は、それぞれ踏みつけ部9と往復機構4と接続され、前記踏みつけ部9は装置本体1に可動可能に配置され、
往復機構4を有し、前記往復機構4は、取り付け台41と、往復ユニット42と、切り替え部材43と、回転部材44と、移動台46と弾性部材47を有し、前記取り付け台41は装置本体1内に固定され、前記往復ユニット42は取り付け台41に可動可能に配置され、前記往復ユニット42の一端は駆動機構2と接続され、前記往復ユニット42のもう一端は移動台46と可動可能に接続され、前記移動台46は取り付け台41に可動可能に配置され、前記切り替え部材43は往復ユニット42に可動可能に取り付けられ、前記回転部材44は切り替え部材43に可動可能に取り付けられ、前記回転部材44は移動台46と可動可能に接続され、前記弾性部材47の両端はそれぞれ切り替え部材43と回転部材44と接続され、
弾射機構5を有し、前記弾射機構5は、弾射台51と、可動部材52と、解放台53と、第一接続部材54とパワー蓄積部材55を有し、前記弾射台51は移動台46に可動可能に配置され、前記可動部材52は取り付け台41に可動可能に取り付けられ、前記弾射台51の一端に突出部511が固定するように配置され、前記可動部材52に抵抗部材521が固定するように配置され、前記弾射台51の一端と第一接続部材54は固定するように接続され、前記第一接続部材54は解放台53に可動可能に接続され、前記解放台53は移動台46に固定するように配置され、前記パワー蓄積部材55は第一接続部材54に可動可能に被装され、且つ前記パワー蓄積部材55の両端はそれぞれ解放台53及び弾射台51と接続され、
前記弾射台51のもう一端と打撃機構6は固定するように接続され、前記打撃機構6は装置本体1内に固定するように配置され、且つ前記打撃機構6の一端は装置本体1の外へ延伸し、前記打撃機構6内に複数の反応ボール8が可動可能に配置され、
使用者は、踏みつけ部9に踏みつけることにより、使用者の体力トレーニングを実現し、踏みつけ部9により駆動機構2を作動させ、駆動機構2により往復ユニット42を回転させ、往復ユニット42により移動台46を移動させ、移動台46により弾射機構5を打撃機構6の方へ移動させ、抵抗部材521と突出部511は接続されており、移動台46により弾射台51を移動させ、可動部材52は抵抗部材521を通して弾射台51に対して位置制限を行い、弾射台51は解放台53と連係することにより、パワー蓄積部材55の圧縮とパワー蓄積を実現し、
解放台53は可動部材52のところに移動するとき、解放台53は可動部材52を取り付け台41に偏向させることで、抵抗部材521と突出部511を分離させ、パワー蓄積部材55は自分の弾性力を通して弾射台51を急速に打撃機構6の方へ移動させ、弾射台51は打撃機構6を作動させ反応ボール8に打撃し、打撃機構6は反応ボール8に打撃することで使用者の反応力をトレーニングする。
【0020】
本実施形態において、使用者は、体力トレーニングと駆動機構2の作動を同時に行い、駆動機構2により往復機構4を作動させ、往復機構4により弾射機構5を作動させ、弾射機構5により打撃機構6と連係することで、反応ボール8を往復打撃することを実現し、使用者に対するダブルトレーニングを実現し、使用者のトレーニング効率と品質を高める。
【0021】
図3図5に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記往復ユニット42は二組あり、前記往復ユニット42は、第一歯車421と、第一接続台422と、第二接続台423と第二歯車424を有し、前記第一歯車422と第二歯車424は何れも取り付け台41内に可動可能に配置され、前記第一歯車421と駆動機構2は固定するように接続され、前記第二歯車424と移動台46は可動可能に接続され、前記第一接続台422と第一歯車421は固定するように接続され、前記第二接続台423と第二歯車424は固定するように接続され、前記第一接続台422と第二接続台423は可動可能に接続され、前記第一接続台422と切り替え部材43は可動可能に接続される。
【0022】
図3図5に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記移動台46にラック(図示せず)が固定するように配置され、前記ラックと第二歯車424は噛合される。
【0023】
図3図5に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記移動台46の両端に何れもかき回し部材45が固定するように配置され、前記回転部材44の両端に何れも止め部材441が固定するように配置され、前記止め部材441とかき回し部材45は可動可能に接続される。
【0024】
本実施形態において、使用者は踏みつけ部9に踏みつけることにより、使用者の体力トレーニングを実現し、踏みつけ部9により駆動機構2を作動させ、駆動機構2により二組の第一歯車421を回転させ、二組の第一歯車421は同時に二組の第一接続台422を回転させ、
左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、且つ右側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続する場合、第一接続台422により第二接続台423を回転させ、第二接続台423により第二歯車424を回転させ、第二歯車424はラックを通して移動台46を打撃機構6の方へ移動させ、移動台46により弾射台51を移動させ、
抵抗部材521と突出部511は接続される場合、可動部材52は抵抗部材521を通して弾射台51に対して位置制限を行い、弾射台51は解放台53と連係することにより、パワー蓄積部材55の圧縮とパワー蓄積を実現し、
解放台53は可動部材52のところに移動するとき、解放台53は可動部材52を取り付け台41に偏向させることで、抵抗部材521と突出部511を分離させ、パワー蓄積部材55は自分の弾性力を通して弾射台51を急速に打撃機構6の方へ移動させ、弾射台51は打撃機構6を作動させ反応ボール8に打撃し、打撃機構6は反応ボール8に打撃することで使用者の反応力のトレーニングを実現し、使用者が踏み込み体力トレーニングを行うと同時に、反応力のトレーニングを行うことができるため、トレーニング装置のダブルトレーニングを実現し、使用者のトレーニング効率を高め、装置の実用性を高めることができ、
移動台46により二組のかき回し部材45を移動させ、左側に配置されたかき回し部材45は止め部材441を通して回転部材44を回転させる場合、回転部材44は弾性部材47を通して切り替え部材43を偏向させ、このとき、左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、右側に配置された第一接続台422と第二接続台423と接続するようになり、
右側に配置されたかき回し部材45は止め部材441を通して回転部材44を回転させるとき、回転部材44は弾性部材47を通して切り替え部材43を偏向させ、このとき、左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続し、右側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、二組の第一接続台422と第二接続台423の異なる側の接続状態を変更することで、第二歯車424の回転方向を変更し、更に往復機構4の往復運動を実現し、更に反応ボール8を往復打撃できるようになり、反応力トレーニングの持続可能性を保証し、使用者に対するトレーニング効率と品質を高め、さらに装置の実用性を高めることができる。
【0025】
もう一つの実施形態において、好ましくは、前記第一接続台422と第二接続台423の接触箇所は何れも耐摩耗性の良い材料で作られ、
好ましくは、前記切り替え部材43と回転部材44は何れも「T」字状回転レバーの構造を採用し、
好ましくは、前記止め部材441は円形の棒状構造を採用し、
好ましくは、前記かき回し部材45はかき回しブロックの構造を採用し、
好ましくは、前記弾性部材47はばねを採用し、
好ましくは、前記可動部材52は棒状構造を採用し、且つ前記可動部材52の一端は円弧状に設定し、可動部材52と解放台53との接触が容易になり、
好ましくは、前記抵抗部材521は抵抗ブロックの構造を採用し、
好ましくは、前記第一接続部材54は円形の棒状構造を採用し、
好ましくは、前記パワー蓄積部材55は、ばねを採用してもよく、条件を満たす弾性シートを採用してもよい。
【0026】
図1図2に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記駆動機構2は第一回転ホイール21、第二回転ホイール22、第三回転ホイール23と回転軸24を有し、前記第一回転ホイール21と踏みつけ部9は固定するように接続され、前記第一回転ホイール21と、第二回転ホイール22及び第三回転ホイール23は順次に可動可能に接続され、前記第三回転ホイール23と回転軸24は可動可能に接続され、前記回転軸24は取り付け台41の一端の側壁を通り抜けて且つ第一歯車421と固定するように接続される。
【0027】
本実施形態において、使用者は、踏みつけ部9に踏みつけて、踏みつけ部9により第一回転ホイール21を回転させ、第一回転ホイール24により第二回転ホイール22を回転させ、第二回転ホイール22により第三回転ホイール23を回転させ、第三回転ホイール23により回転軸24を回転させ、回転軸24により往復機構4を作動させ、且つ往復機構4を配置することで、使用者が同じ方向に踏みつけ部9を踏みつけながら、弾射機構5が正常に往復運動できることを保証し、装置の実用性を向上させることができる。
【0028】
一つの好ましい実施形態として、前記第一回転ホイール21と、第二回転ホイール22と第三回転ホイール23は何れもベルト駆動を採用し、前記第三回転ホイール23と回転軸24もベルト駆動を採用する。
【0029】
図3図6に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記打撃機構6は、第二接続部材61と、取り付け盤62と、伸縮部材63と、打撃台64と、固定台65及び打撃配管66を有し、前記第二接続部材61の両端は、それぞれ弾射台51及び伸縮部材63と固定するように接続され、前記伸縮部材63の一端は、打撃配管66内に延伸して且つ打撃台64と固定するように接続され、前記打撃配管66は固定台65に固定するように取り付けられ、前記打撃配管66の両端は何れも固定台65の外に延伸し、且つ前記打撃配管66の一端は装置本体1の外に延伸し、前記固定台65は装置本体1内に固定され、前記打撃配管66に反応ボール8が可動可能に放置される。
【0030】
図3図4に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記打撃配管66に、電動ドア67が配置され、前記電動ドア67は、打撃配管66の開閉を制御するために用いられる。
【0031】
本実施形態において、弾射台51により第二接続部材61を急速に移動させ、第二接続部材61により取り付け盤62を移動させ、取り付け盤62により伸縮部材63を移動させ、伸縮部材63により打撃台64を移動させ、打撃台64は打撃配管66内の反応ボール8を急速に弾き出し、使用者が反応ボール8を捕まえることができ、装置の反応力トレーニングを実現し、使用者のトレーニングの効率と品質を高める。
【0032】
打撃配管66に配置された電動ドア67により、反応ボール8が異なる方向及び異なる数で射出されたことを保証することが可能であるため、装置の反応力トレーニングの難易度を増加させ、使用者のトレーニング効率と品質を高めることができる。
【0033】
好ましい実施形態として、前記第二接続部材61は円形の棒状構造を採用し、
好ましくは、前記伸縮部材63は、伸縮棒を採用し、且つ伸縮棒にばねが可動可能に被装され、ばねによって、収縮棒が直ちに初期状態に戻すことを保証する。
【0034】
図1に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記装置本体1の一端に固定モジュール3が固定するように配置され、前記固定モジュール3は、装置本体1を固定するために用いられる。
【0035】
本実施形態において、好ましくは、前記固定モジュール3は固定取り付けプレートを採用し、且つ前記固定取り付けプレートに複数組の固定ボルトが固定するように配置される。
【0036】
図1に示すように、本発明の一つの好ましい実施形態として、前記装置本体1の側壁に検出ドア7が設けられ、前記検出ドア7は、装置本体1内の部材を検査・修理したり、打撃機構6内の反応ボール8を補充したりするために用いられる。
【0037】
本発明の作動原理は以下の通りである。使用者は、踏みつけ部9に踏みつけることにより、使用者の体力トレーニングを実現し、踏みつけ部9により第一回転ホイール21を回転させ、第一回転ホイール24により第二回転ホイール22を回転させ、第二回転ホイール22により第三回転ホイール23を回転させ、第三回転ホイール23により回転軸24を回転させ、回転軸24により二組の第一歯車421を回転させ、二組の第一歯車421により同時に二組の第一接続台422を回転させ、
左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、且つ右側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続する場合、第一接続台422により第二接続台423を回転させ、第二接続台423により第二歯車424を回転させ、第二歯車424はラックを通して移動台46を打撃機構6の方へ移動させ、移動台46により弾射台51を移動させ、
抵抗部材521と突出部511は接続される場合、可動部材52は抵抗部材521を通して弾射台51に対して位置制限を行い、弾射台51は解放台53と連係することにより、パワー蓄積部材55の圧縮とパワー蓄積を実現し、
解放台53は可動部材52のところに移動するとき、解放台53は可動部材52を取り付け台41に偏向させることで、抵抗部材521と突出部511を分離させ、パワー蓄積部材55は自分の弾性力を通して弾射台51を急速に打撃機構6の方へ移動させ、弾射台51により第二接続部材61を急速に移動させ、第二接続部材61により取り付け盤62を移動させ、取り付け盤62により伸縮部材63を移動させ、伸縮部材63により打撃台64を移動させ、打撃台64は打撃配管66内の反応ボール8を急速に弾き出し、打撃配管66に配置された電動ドア67により、反応ボール8が異なる方向及び異なる数で射出されたことを保証することが可能であるため、装置の反応力トレーニングの難易度を増加させ、
移動台46により二組のかき回し部材45を移動させ、左側に配置されたかき回し部材45は止め部材441を通して回転部材44を回転させる場合、回転部材44は弾性部材47を通して切り替え部材43を偏向させ、このとき、左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、右側に配置された第一接続台422と第二接続台423と接続するようになり、
右側に配置されたかき回し部材45は止め部材441を通して回転部材44を回転させるとき、回転部材44は弾性部材47を通して切り替え部材43を偏向させ、このとき、左側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続し、右側に配置された第一接続台422と第二接続台423は接続せず、二組の第一接続台422と第二接続台423の異なる側の接続状態を変更することで、第二歯車424の回転方向を変更し、更に往復機構4の往復運動を実現し、更に反応ボール8を往復打撃できるようになり、
上記は当該スポーツ用体力トレーニング装置の作動原理である。
【0038】
最後に説明すべきなのは、上述は本発明の好適な実施形態にすぎず、本発明を限定するものではないが、前記実施形態を参照して本発明を詳細に説明するが、当業者にとっては、前記各実施形態に記載の技術的態様を修正したり、その一部の技術的特徴を同等に置換したりすることができる。本発明の精神及び原則において行われたいかなる修正、均等置換、改善等は、本発明の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0039】
1、装置本体;2、駆動機構;21、第一回転ホイール;22、第二回転ホイール;23、第三回転ホイール;24、回転軸;3、固定モジュール;4、往復機構;41、取り付け台;42、往復ユニット;421、第一歯車;422、第一接続台;423、第二接続台;424、第二歯車;43、切り替え部材;44、回転部材;441、止め部材;45、かき回し部材;46、移動台;47、弾性部材;5、弾射機構;51、弾射台;511、突出部;52、可動部材;521、抵抗部材;53、解放台;54、第一接続部材;55、パワー蓄積部材;6、打撃機構;61、第二接続部材;62、取り付け盤;63、伸縮部材;64、打撃台;65、固定台;66、打撃配管;67、電動ドア;7、検出ドア;8、反応ボール;9、踏みつけ部
図1
図2
図3
図4
図5
図6