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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024138842
(43)【公開日】2024-10-09
(54)【発明の名称】撮像装置
(51)【国際特許分類】
   G03B 17/02 20210101AFI20241002BHJP
   G03B 17/00 20210101ALI20241002BHJP
   H04N 23/50 20230101ALI20241002BHJP
   H01H 25/00 20060101ALI20241002BHJP
【FI】
G03B17/02
G03B17/00 G
H04N23/50
H01H25/00 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023049546
(22)【出願日】2023-03-27
(71)【出願人】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニーグループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003410
【氏名又は名称】弁理士法人テクノピア国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 健太
(72)【発明者】
【氏名】網倉 洋一
(72)【発明者】
【氏名】近藤 俊明
(72)【発明者】
【氏名】谷村 浩一郎
【テーマコード(参考)】
5C122
5G031
【Fターム(参考)】
5C122DA03
5C122DA04
5C122EA54
5C122FL01
5C122FL05
5C122GE01
5C122GE04
5C122GE07
5C122GE11
5G031AS10H
5G031GS07
5G031HS12
5G031HS14
5G031HS21
5G031KS03
5G031KS04
5G031KS06
5G031MS03
(57)【要約】
【課題】 操作部の薄型化を図る。
【解決手段】 装置本体に設けられた操作部が第1の操作ユニットと第2の操作ユニットを備え、第1の操作ユニットが軸方向へ移動操作される操作軸と操作軸を移動可能に支持する軸支持部が設けられた支持ベースと支持ベースに対して回転操作される操作レバーとを有し、第2の操作ユニットが回転操作される操作ダイヤルと操作ダイヤルを回転可能に支持するダイヤルホルダーとを有し、第2の操作ユニットには貫通孔が形成され、第1の操作ユニットの一部が貫通孔に貫通された。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体に設けられた操作部が第1の操作ユニットと第2の操作ユニットを備え、
前記第1の操作ユニットが軸方向へ移動操作される操作軸と前記操作軸を移動可能に支持する軸支持部が設けられた支持ベースと前記支持ベースに対して回転操作される操作レバーとを有し、
前記第2の操作ユニットが回転操作される操作ダイヤルと前記操作ダイヤルを回転可能に支持するダイヤルホルダーとを有し、
前記第2の操作ユニットには貫通孔が形成され、
前記第1の操作ユニットの一部が前記貫通孔に貫通された
撮像装置。
【請求項2】
少なくとも前記軸支持部と前記操作軸の各一部が前記貫通孔に挿入された
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記操作軸によって基板に実装されたスイッチが押圧されることにより所定の処理が実行され、
前記支持ベースには前記基板を位置決めする位置決め突部が設けられ、
前記位置決め突部の内部には前記操作レバーに付勢力を付与する付勢バネと前記操作レバーを回転方向における所定の位置に保持する保持球とが配置された
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記位置決め突部が前記貫通孔に貫通された
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記操作ダイヤルの回転位置の検出を行う光検出器が設けられ、
前記操作ダイヤルには回転方向に離隔して検出光を反射する複数の反射部が形成され、
前記反射部が印刷によって形成された
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記ダイヤルホルダーはケースとカバーが結合されることにより形成され、
前記ケースと前記カバーにはそれぞれ前記操作ダイヤルの回転軸方向における位置決めを行い互いに近づく方向に突出された軸方向位置決め部が設けられ、
前記ダイヤルホルダーの内部には前記操作ダイヤルと前記ケースの間にグリースが充填され、
前記グリースが前記ケースの軸方向位置決め部によって堰き止められる
請求項1に記載の撮像装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は装置本体に操作部が設けられた撮像装置についての技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
ビデオカメラやスチルカメラ等の各種の撮像装置には、電源のオンオフやモードの切替等を行うための各種の操作部が設けられている。このような操作部には第1の回転摘子と第2の回転摘子と押圧軸を有する構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された操作部においては、第1の回転摘子と第2の回転摘子が上下に位置され、第2の回転摘子の内側にスイッチが配置され、押圧軸によってスイッチが押圧されることにより所定の機能が実行されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】2006-140049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような操作される部分が三つ設けられた操作部を備えた撮像装置においては、操作される部分の数が多いため、各部分の構造や配置状態によっては操作部の全体の厚みが厚くなり撮像装置の小型化に支障を来すおそれがある。特に、操作部の全体の厚みが一定以上の厚みになり薄型化が図れないと、小型の撮像装置に用いることが困難になってしまう可能性もある。
【0006】
そこで、本技術撮像装置は、操作部の薄型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本技術に係る撮像装置は、装置本体に設けられた操作部が第1の操作ユニットと第2の操作ユニットを備え、前記第1の操作ユニットが軸方向へ移動操作される操作軸と前記操作軸を移動可能に支持する軸支持部が設けられた支持ベースと前記支持ベースに対して回転操作される操作レバーとを有し、前記第2の操作ユニットが回転操作される操作ダイヤルと前記操作ダイヤルを回転可能に支持するダイヤルホルダーとを有し、前記第2の操作ユニットには貫通孔が形成され、前記第1の操作ユニットの一部が前記貫通孔に貫通されたものである。
【0008】
これにより、第2の操作ユニットに形成された貫通孔に第1の操作ユニットの一部が貫通されるため、第1の操作ユニットが第2の操作ユニットに干渉しない状態で第1の操作ユニットと第2の操作ユニットが配置される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図2乃至図9と共に本技術撮像装置の実施の形態を示すものであり、本図は、撮像装置を示す斜視図である。
図2】操作部と支持ベースの断面図である。
図3】操作部と支持ベースの斜視図である。
図4】第1の操作ユニットと支持ベースの分解斜視図である。
図5】第1の操作ユニットの斜視図である。
図6】第2の操作ユニットの斜視図である。
図7】第2の操作ユニットの分解斜視図である。
図8図7とは異なる方向から見た状態で示す第2の操作ユニットの分解斜視図である。
図9】撮像装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本技術を実施するための形態を添付図面を参照して説明する。
【0011】
以下に示す実施の形態は、本技術撮像装置をスチルカメラに適用したものである。但し、本技術の適用範囲はスチルカメラに限られることはない。本技術は、例えば、ビデオカメラや他の機器に組み込まれる各種の撮像装置に広く適用することができる。
【0012】
以下の説明にあっては、スチルカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、物体側が前方になり、像面側が後方になる。尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
【0013】
<撮像装置の概略構成>
先ず、撮像装置1の概略構成について説明する(図1参照)。
【0014】
撮像装置1は装置本体2を有し、装置本体2には交換レンズ70が着脱可能にされている。装置本体2は外筐3の内外に所要の各部が配置されて成り、例えば、横長の形状に形成されている。
【0015】
外筐3には、例えば、上面や後面に操作部4と各種の操作部5とが配置されている。操作部4は操作される部分が複数設けられた構成にされており、操作部4の具体的な構成については後述する。操作部5としては、例えば、ズーム摘子、モード切替摘子等が設けられている。
【0016】
外筐3の後面には図示しないディスプレイが配置されている。
【0017】
外筐3の前面には円形状の図示しない開口が形成され、開口の周囲の部分が交換レンズ70を取り付けるためのマウント部として設けられている。外筐3の内部にはCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の図示しない撮像素子が配置され、撮像素子は開口の後方に位置されている。
【0018】
装置本体2の上端部にはファインダー6が設けられている。装置本体2の右側部は上端部を除く部分が撮影者によって把持されるグリップ部7として設けられている。
【0019】
グリップ部7の上側の部分は配置部8として設けられ、配置部8には操作部4の他に複数の操作部5が配置されている。配置部8は前端部がグリップ部7より前方に突出された突出部9として設けられている。突出部9は上面9aが前下がりに傾斜され前面9bが前方に凸の曲面状に形成されている。
【0020】
交換レンズ70には複数の操作リング71が設けられ、操作リング71が回転操作されることにより、例えば、マニュアルズーミングやマニュアルフォーカシングが行われる。
【0021】
交換レンズ70の後端部には、装置本体2のマウント部に、例えば、バヨネット結合される図示しないレンズマウントが設けられている。交換レンズ70には最も前側に配置された撮影用レンズ72が設けられている。交換レンズ70の内部には撮影用レンズ72の後方に図示しない固定レンズ群や可動レンズ群が配置されている。可動レンズ群は光軸方向へ移動可能にされている。
【0022】
<操作部の構成>
次に、操作部4の構成について説明する(図1乃至図8参照)。
【0023】
操作部4は装置本体2の突出部9に配置されている(図1参照)。操作部4は突出部9の一部を構成するベース部材10に支持又は取り付けられた状態で突出部9に配置されている(図2乃至図4参照)。ベース部材10は外筐3の一部を構成する部材として設けられている。
【0024】
ベース部材10は略上下方向を向くベース面部11とベース面部11の外周部のうち後端部を除く部分から下方に突出された周面部12とベース面部11から上方に突出された円形状の立壁部13とを有している。ベース面部11のうち立壁部13の内側の部分は挿通配置部14として設けられている。
【0025】
挿通配置部14には第1の挿通孔14aと第2の挿通孔14bが形成されている。第1の挿通孔14aは挿通配置部14の中央部から外周部に亘る位置に形成され、非円形状にされている。第2の挿通孔14bは挿通配置部14の外周寄りの位置において円弧状に形成されている。
【0026】
操作部4は第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16を有し、第1の操作ユニット15の一部を除いた部分がベース部材10におけるベース面部11の上側に位置され第2の操作ユニット16の一部がベース部材10における周面部12の前側に位置されている(図3参照)。従って、操作部4は第1の操作ユニット15の一部が上面9aから上方に突出され第2の操作ユニット16の一部が前面9bから前方に突出された状態で突出部9に配置されている(図1参照)。
【0027】
第1の操作ユニット15は支持ベース17と操作レバー18と操作軸19を有している(図2図4及び図5参照)。
【0028】
支持ベース17は外形状が円形状に形成された基部20と基部20の外周部から上方に突出された周状突部21と基部20の中心部に連続された軸支持部22と基部20から下方に突出された位置決め突部23とを有している。
【0029】
基部20の外周部には円弧状の突部挿通孔20aが形成されている。軸支持部22は略円筒状に形成され、内部に上方を向く円環状の受け面22aを有している。位置決め突部23は軸支持部22の外周側に位置され、下端部に二つの挿入突部23aが設けられている。挿入突部23aは周方向に離隔して位置されている。
【0030】
軸支持部22の内部には戻しバネ24が挿入され、戻しバネ24の一端が受け面22aに接した状態にされている。戻しバネ24としては、例えば、圧縮コイルバネが用いられている。
【0031】
支持ベース17には上方に開口された配置穴17aが形成され、配置穴17aは位置決め突部23から基部20に亘る位置に形成され基部20に開口されている。配置穴17aには下側に第1の付勢バネ25が挿入され上側に第1の保持球26が挿入されている。第1の付勢バネ25としては、例えば、圧縮コイルバネが用いられ、第1の付勢バネ25によって第1の保持球26が上方へ付勢される。
【0032】
操作レバー18は円環状に形成されたレバー本体27とレバー本体27の外周面から突出され使用者によって操作される摘子部28とレバー本体27の内周部における下端部から互いに近付く方向に突出された一対の受け突部29とレバー本体27から下方に突出された操作用突部30とを有している。
【0033】
レバー本体27の外周部には下方に開口された円環状の配置用溝27aが形成されている。受け突部29には、下方に開口された複数の第1の被規制凹部29aが形成され、第1の被規制凹部29aに隣接する位置に規制突部29bが設けられている。
【0034】
操作軸19は扁平な円板状に形成された被押圧部31と被押圧部31の中心部に結合された押圧軸部32とを有し、押圧軸部32の上端部が被押圧部31に結合されている。押圧軸部32の軸方向における中間部には下方を向く円環状のバネ受け面32aが形成されている。押圧軸部32の下端部には規制リング33が取り付けられている。
【0035】
第1の操作ユニット15において、操作レバー18は支持ベース17に上側から配置され受け突部29が円環状の押さえ板34によって上方から押さえられる。押さえ板34はネジ止め等によって支持ベース17の基部20に取り付けられる。従って、操作レバー18が押さえ板34と基部20によって上下から挟持された状態で支持ベース17に回転可能に支持される。
【0036】
操作レバー18が支持ベース17に支持された状態においては、操作レバー18の配置用溝27aに摺動リング35が挿入され、摺動リング35が支持ベース17における周状突部21の上面に押し付けられる。従って、操作レバー18は摺動リング35によって支持ベース17に対して円滑に回転される。操作レバー18は操作用突部30が支持ベース17の突部挿通孔20aに挿通される。尚、摺動リング35に代えて、周状突部21の上端部が操作レバー18と摺動される摺動部として形成される構成にされていてもよい。支持ベース17に摺動部が形成されることにより、部品点数の削減を図ることができる。
【0037】
また、操作レバー18が支持ベース17に支持された状態においては、第1の保持球26が第1の付勢バネ25の付勢力によって操作レバー18におけるレバー本体27の内周部に下方から押し付けられる。従って、操作レバー18が支持ベース17に対して回転され第1の保持球26が第1の被規制凹部29aに挿入されることにより、操作レバー18が回転方向における所定の位置に保持され、使用者において所謂クリック感が生じる。
【0038】
操作軸19は押圧軸部32が押さえ板34と操作レバー18を貫通されて支持ベース17の軸支持部22に上側から挿通され、支持ベース17に軸方向へ移動可能に支持される。
【0039】
操作軸19は支持ベース17に支持された状態において、押圧軸部32の下端部が軸支持部22から下方に突出され、規制リング33によって支持ベース17から上方への抜けが防止される。操作軸19が支持ベース17に支持された状態においては、戻しバネ24が軸支持部22の受け面22aと押圧軸部32のバネ受け面32aとの間で圧縮され、戻しバネ24によって操作軸19が上方に付勢される。従って、使用者が被押圧部31に対する押圧を解除すると、操作軸19は戻しバネ24によって規制リング33が軸支持部22の下面に押し付けられる元の状態に戻る。
【0040】
上記のように操作レバー18が支持ベース17に回転可能に支持されると共に操作軸19が支持ベース17に移動可能に支持されることにより、第1の操作ユニット15が構成される。第1の操作ユニット15は、支持ベース17の一部がベース部材10における立壁部13の内側に挿入され軸支持部22の下端部と押圧軸部32の下端部とが第1の挿通孔14aに挿入され、操作レバー18の操作用突部30が第2の挿通孔14bに挿通される。
【0041】
支持ベース17はネジ止め等によってベース部材10のベース面部11に取り付けられる。
【0042】
第2の操作ユニット16はダイヤルホルダー36に操作ダイヤル37が保持された状態で回転可能に支持されることにより構成されている(図2図6乃至図8参照)。
【0043】
ダイヤルホルダー36はカバー38とケース39が上下で結合されて成る。
【0044】
カバー38は上下方向を向き環状に形成された天面部40と天面部40の外周部における一部を除いた部分から下方に突出された外周面部41と天面部40の内周部から下方に突出された内周面部42とを有している。カバー38には外周面部41から外方に突出された二つの第1の結合片部43と内周面部42から内方に突出された第2の結合片部44とが設けられ、二つの第1の結合片部43が周方向に離隔して位置されている。
【0045】
カバー38には天面部40から下方に突出された円環状の第1の軸方向位置決め部45が設けられている。第1の軸方向位置決め部45は外周面部41と内周面部42の間に位置されている。カバー38の天面部40には二つの光透過孔40aが周方向に離隔して形成されている。
【0046】
ケース39は上下方向を向き環状に形成された底面部46と底面部46の外周部における一部を除いた部分から上方に突出された外周面部47と底面部46の内周部から上方に突出された内周面部48とを有している。ケース39には外周面部47から外方に突出された二つの第1の結合片部49と内周面部48から内方に突出された第2の結合片部50とが設けられ、二つの第1の結合片部49が周方向に離隔して位置されている。
【0047】
ケース39には底面部46から上方に突出された円環状の第2の軸方向位置決め部51が設けられている。第2の軸方向位置決め部51は外周面部47と内周面部48の間に位置されている。ケース39には底面部46から下方に突出された配置用突部52が設けられ、配置用突部52には配置穴52aが形成されている。配置穴52aは底面部46に連通され上方に開口されている。
【0048】
配置穴52aには下側に第2の付勢バネ53が挿入され上側に第2の保持球54が挿入されている。第2の付勢バネ53としては、例えば、圧縮コイルバネが用いられ、第2の付勢バネ53によって第2の保持球54が上方へ付勢される。
【0049】
操作ダイヤル37は扁平な略円環状に形成されている。操作ダイヤル37には、上面における外周部より内側の位置には上方に開口された第1の位置決め溝37aが形成され、操作ダイヤル37の下面における外周寄りの位置には下方に開口された円環状の第2の位置決め溝37bが形成されている。操作ダイヤル37の下面における内周部には下方に開口された複数の第2の被規制凹部37cが周方向に並んで形成されている。操作ダイヤル37の外周面には複数の操作用の凹凸部37dが周方向に並んで形成されている。
【0050】
操作ダイヤル37の上面における内周部には複数の反射部55が印刷によって周方向に等間隔に離隔して形成されている。反射部55は操作ダイヤル37の回転位置の検出を行うために必要とされる部分であり、反射部55が印刷によって形成されることにより厚みが薄くなり、第2の操作ユニット16の薄型化を図ることができる。
【0051】
カバー38とケース39は操作ダイヤル37を上下方向において挟んだ状態で二つの第1の結合片部43と二つの第1の結合片部49とが突き合わされると共に第2の結合片部44と第2の結合片部50が突き合わされた状態で、これらの各部がネジ止め等によって結合される。
【0052】
カバー38とケース39が結合されることによりダイヤルホルダー36が構成され、操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に回転可能に支持される。操作ダイヤル37の第1の位置決め溝37aと第2の位置決め溝37bにはそれぞれカバー38の第1の軸方向位置決め部45とケース39の第2の軸方向位置決め部51が挿入され、操作ダイヤル37の軸方向(厚み方向)におけるダイヤルホルダー36に対する位置決めが行われる。従って、操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に対してガタツキが生じることなく円滑に回転される。
【0053】
操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に支持されることにより第2の操作ユニット16が構成され、第2の操作ユニット16には中央部に上下に貫通された貫通孔56が形成される。
【0054】
操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に支持された状態においては、操作ダイヤル37の一部がダイヤルホルダー36から側方に突出されており、使用者はダイヤルホルダー36から突出された部分の凹凸部37dに指を宛がって操作ダイヤル37を円滑に回転操作することが可能になる。
【0055】
また、操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に支持された状態においては、操作ダイヤル37とケース39の間に図示しないグリースが充填される。グリースが充填されることにより操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に対して円滑に回転される。グリースはダイヤルホルダー36の内部において内周面部48と第2の位置決め溝37bの間に充填される。
【0056】
従って、グリースが流動されてもケース39の内周面部48と第2の軸方向位置決め部51によってグリースが堰き止められる。このように操作ダイヤル37の軸方向における位置決めを行う第2の軸方向位置決め部51がグリースを堰き止める機能をも有しているため、グリースを堰き止めるための専用部材を必要とせず、部品点数の削減を図った上でダイヤルホルダー36の外部へのグリースの漏れを防止することができる。
【0057】
操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に支持された状態においては、第2の保持球54が第2の付勢バネ53の付勢力によって操作ダイヤル37の内周部に下方から押し付けられ第2の被規制凹部37cに挿入される。従って、操作ダイヤル37がダイヤルホルダー36に対して回転され第2の保持球54が何れかの第2の被規制凹部37cに挿入されることにより、操作ダイヤル37が回転方向における所定の位置に保持され、使用者において所謂クリック感が生じる。
【0058】
操作ダイヤル37が回転操作されるときには図示しない光出力器から出射された光がカバー38の光透過孔40aを透過されて反射部55で反射され、反射された光が再び光透過孔40aを透過されて図示しない光検出器に入射され、光検出器によって操作ダイヤル37の回転位置が検出される。
【0059】
反射部55は、上記したように、印刷によって形成されており、反射部が金属板によって形成される場合のような反射部の操作ダイヤル37へのネジ止めや接着等の作業を必要としないため、反射部55が印刷によって形成されることにより、作業性の向上及び部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
【0060】
外筐3の内部にはベース部材10の直ぐ下側に第1のスイッチ57が配置されている(図2参照)。第1のスイッチ57は第1の基板58上に実装され、第1の基板58は第1の取付板59上に取り付けられている。第1のスイッチ57は操作レバー18に対する回転操作によって動作されるスイッチである。
【0061】
外筐3の内部には第2の操作ユニット16の直ぐ下側に第2のスイッチ60が配置されている。第2のスイッチ60は第2の基板61上に実装され、第2の基板61は第2の取付板62上に取り付けられている。第2のスイッチ60は操作軸19に対する押圧操作によって動作されるスイッチである。第2の基板61と第2の取付板62にはそれぞれ二つずつの位置決め孔61aと位置決め孔62aが形成されている。
【0062】
上記のように構成された第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16において、第2の操作ユニット16が外筐3の内部に配置された状態で、ベース部材10に取り付けられた第1の操作ユニット15の操作軸19と軸支持部22が第2の操作ユニット16の貫通孔56に挿通され位置決め突部23が貫通孔56に貫通される。尚、このとき操作軸19と軸支持部22の各下端部が第2の操作ユニット16から下方に突出され貫通孔56に貫通された状態にされていてもよい。
【0063】
第1の操作ユニット15は操作用突部30が第1のスイッチ57の近傍に位置され操作軸19の下面が第2のスイッチ60に対向して位置される。このとき第1の操作ユニット15は第2の操作ユニット16に対して前下がりに傾斜した状態にされる。
【0064】
貫通孔56に貫通された位置決め突部23は二つの挿入突部23aがそれぞれ第2の基板61の位置決め孔61aと第2の取付板62の位置決め孔62aに挿入される。従って、第2のスイッチ60の第1の操作ユニット15に対する位置決めが行われる。
【0065】
尚、第2の操作ユニット16においては、カバー38の第2の結合片部44とケース39の第2の結合片部50とがダイヤルホルダー36において内方に突出され貫通孔56が非円形状に形成されている。第2の結合片部44と第2の結合片部50がこのような位置に形成されることにより、ネジ止めされる部分が操作ダイヤル37の使用者に操作される部分に位置されないようにされ、操作ダイヤル37に対する良好な操作性が確保されている。操作部4においては、このように貫通孔56が非円形状に形成されていても、操作軸19と軸支持部22と位置決め突部23は貫通孔56に挿通された状態においてダイヤルホルダー36の何れの部分にも接触しないような形状及び大きさに形成されている。従って、第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16が干渉することがなく、両者の適正な配置状態を確保することができる。
【0066】
<操作部に対する操作>
次いで、操作部4の各部が操作されたときの動作について説明する。
【0067】
操作レバー18が回転操作されると、操作用突部30によって第1のスイッチ57が動作され、例えば、撮像装置1における電源のオンオフが行われる。このとき操作レバー18の回転操作前には第1の保持球26が第1の被規制凹部29aに挿入されており、操作レバー18の回転操作に伴って第1の保持球26が規制突部29bに接触される。操作レバー18に対する回転操作が解除されると、操作レバー18が反対方向に回転されて再び第1の保持球26が第1の被規制凹部29aに挿入され、操作レバー18が回転操作前の元の位置に保持されて使用者においてクリック感が生じる。
【0068】
操作軸19が押圧操作されると、戻しバネ24の付勢力に反して操作軸19が下方へ移動され、押圧軸部32によって第2のスイッチ60が押圧されて動作され、例えば、撮影が行われる。従って、操作軸19はシャッター釦として機能する。操作軸19が押圧操作されたときには、押圧軸部32が貫通孔56に貫通される。操作軸19に対する押圧操作が解除されると、戻しバネ24の付勢力によって操作軸19が上方へ移動され、操作軸19は規制リング33が軸支持部22の下面に接する元の位置に戻る。
【0069】
操作ダイヤル37が回転操作されると、光検出器によって操作ダイヤル37の回転位置が検出され、検出された回転位置に応じてモードの変更やシャッタースピードの変更等の所定の処理が実行される。このとき操作ダイヤル37の回転に伴って第2の保持球54が何れかの第2の被規制凹部37cに挿入され、操作ダイヤル37が回転方向における所定の位置に保持されて使用者においてクリック感が生じる。
【0070】
<まとめ>
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、第1の操作ユニット15が操作軸19と支持ベース17と操作レバー18を有し、第2の操作ユニット16が操作ダイヤル37とダイヤルホルダー36を有し、第1の操作ユニット15の一部が第2の操作ユニット16の貫通孔56に貫通されている。
【0071】
従って、第2の操作ユニット16に形成された貫通孔56に第1の操作ユニット15の一部が貫通されるため、第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16が干渉しない状態で各位置に配置され、操作部4の薄型化を図ることができる。
【0072】
特に、少なくとも軸支持部22と操作軸19の各一部が貫通孔56に挿入されるため、軸支持部22と操作軸19が第2の操作ユニット16に干渉しなくなり、軸支持部22と操作軸19の軸方向における長さを長くすることが可能になり、操作軸19の倒れが低減され操作部4の薄型化を図った上で操作軸19の安定した動作状態を確保することができる。
【0073】
また、第1の操作ユニット15の一部が第2の操作ユニット16の貫通孔56に貫通され第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16が中央部(中心部)において結合されない構造にされているため、第2の操作ユニット16に対して第1の操作ユニット15を傾斜した状態で配置することが可能になり、設計の自由度の向上を図ることができる。特に、使用者によってグリップ部7が把持された状態において、第1の操作ユニット15が前下がりに傾斜されている場合には使用者の指が操作レバー18と操作軸19の被押圧部31に近付いて位置されるため、第1の操作ユニット15と第2の操作ユニット16の配置の向きの最適化及び撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
【0074】
さらに、軸方向へ移動された操作軸19によって第2の基板61に実装された第2のスイッチ60が押圧されることにより所定の処理が実行され、支持ベース17には第2の基板61を位置決めする位置決め突部23が設けられ、位置決め突部23の内部には操作レバー18に付勢力を付与する第1の付勢バネ25と操作レバー18を回転方向における所定の位置に保持する第1の保持球26とが配置されている。
【0075】
従って、支持ベース17に第2の基板61を位置決めするための位置決め突部23が設けられると共に位置決め突部23の内部に第1の付勢バネ25と第1の保持球26が配置されるため、第2の基板61の位置決めと操作レバー18の保持を行うための各別の部材を必要とせず、操作部4の部品点数の削減を図ることができると共に小型化を図ることができる。
【0076】
さらにまた、位置決め突部23が貫通孔56に貫通されることにより、軸支持部22と操作軸19に加えて位置決め突部23が第2の操作ユニット16に干渉しない状態で位置されるため、部品点数の削減を図った上で操作部4の一層の薄型化を図ることができる。
【0077】
<撮像装置の一実施形態>
以下に、本技術撮像装置の一実施形態の構成例について説明する(図9参照)。
【0078】
撮像装置1は、撮像機能を担うカメラブロック90が着脱可能にされ、撮影された画像信号のアナログ-デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部91と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部92とを有している。また、撮像装置1は、撮影された画像等を表示する表示部93(ディスプレイ)と、メモリ99への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)94と、撮像装置1の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)95と、カメラブロック90に配置されたレンズの駆動を制御するレンズ駆動制御部96と、ユーザーによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等の操作部97(操作部4と操作部5)とを有している。
【0079】
カメラブロック90は、例えば、交換レンズ70である。
【0080】
撮像装置1には、カメラブロック90によって取り込まれた光学像を電気的信号に変換するCCDやCMOS等の撮像素子98が設けられている。
【0081】
カメラ信号処理部91は、撮像素子98からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
【0082】
画像処理部92は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
【0083】
表示部93はユーザーの操作部97に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。尚、撮像装置1においては、表示部93が設けられていなくてもよく、撮影された画像データが他の表示装置に送出されて画像が表示されるように構成されていてもよい。
【0084】
R/W94は、画像処理部92によって符号化された画像データのメモリ99への書込及びメモリ99に記録された画像データの読出を行う。
【0085】
CPU95は、撮像装置1に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、操作部97からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
【0086】
レンズ駆動制御部96は、CPU95からの制御信号に基づいてレンズを移動させる駆動源を制御する。
【0087】
操作部97はユーザーによる操作に応じた指示入力信号をCPU95に対して出力する。
【0088】
メモリ99は、例えば、R/W94に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリ又は撮像装置1の内部に予め組み込まれている半導体メモリである。
【0089】
以下に、撮像装置1における動作を説明する。
【0090】
撮影の待機状態では、CPU95による制御の下で、撮影された画像信号がカメラ信号処理部91を介して表示部93に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、操作部97からの指示入力信号が入力されると、CPU95がレンズ駆動制御部96に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部96の制御に基づいてレンズが移動される。
【0091】
操作部97からの指示入力信号により撮影動作が行われると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部91から画像処理部92に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W94に出力され、メモリ99に書き込まれる。
【0092】
メモリ99に記録された画像データを再生する場合には、操作部97に対する操作に応じて、R/W94によってメモリ99から所定の画像データが読み出され、画像処理部92によって伸張復号化処理が行われた後に、再生画像信号が表示部93に出力されて再生画像が表示される。

尚、本技術において、「撮像」とは、撮像素子98による取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換処理から、カメラ信号処理部91による撮像素子98からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の処理、画像処理部92による所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理、R/W94によるメモリ99への画像信号の書込処理までの一連の処理の一部のみ、または全てを含む処理のことを言う。
【0093】
即ち、「撮像」とは、撮像素子98による取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換処理のみを指してもよく、撮像素子98による取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換処理からカメラ信号処理部91による撮像素子98からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の処理までを指してもよく、撮像素子98による取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換処理からカメラ信号処理部91による撮像素子98からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の処理を経て、画像処理部92による所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理までを指してもよく、撮像素子98による取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換処理からカメラ信号処理部91による撮像素子98からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の処理、及び画像処理部92による所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理を指してもよく、R/W94によるメモリ99への画像信号の書込処理までを指してもよい。
【0094】
上記の処理において各処理の順番は適宜入れ替わってもよい。
【0095】
また、本技術において、カメラブロック90及び撮像装置1は、上記の処理を行う撮像素子98、カメラ信号処理部91、画像処理部92、R/W94の一部のみまたは全てを含むように構成されていてもよい。
【0096】
さらに、カメラブロック90が撮像素子98、カメラ信号処理部91、画像処理部92、R/W94のうち一部を含んで構成されていてもよい。
【0097】
<本技術>
本技術は、以下のような構成にすることもできる。
【0098】
(1)
装置本体に設けられた操作部が第1の操作ユニットと第2の操作ユニットを備え、
前記第1の操作ユニットが軸方向へ移動操作される操作軸と前記操作軸を移動可能に支持する軸支持部が設けられた支持ベースと前記支持ベースに対して回転操作される操作レバーとを有し、
前記第2の操作ユニットが回転操作される操作ダイヤルと前記操作ダイヤルを回転可能に支持するダイヤルホルダーとを有し、
前記第2の操作ユニットには貫通孔が形成され、
前記第1の操作ユニットの一部が前記貫通孔に貫通された
撮像装置。
【0099】
(2)
少なくとも前記軸支持部と前記操作軸の各一部が前記貫通孔に挿入された
前記(1)に記載の撮像装置。
【0100】
(3)
前記操作軸によって基板に実装されたスイッチが押圧されることにより所定の処理が実行され、
前記支持ベースには前記基板を位置決めする位置決め突部が設けられ、
前記位置決め突部の内部には前記操作レバーに付勢力を付与する付勢バネと前記操作レバーを回転方向における所定の位置に保持する保持球とが配置された
前記(2)に記載の撮像装置。
【0101】
(4)
前記位置決め突部が前記貫通孔に貫通された
前記(3)に記載の撮像装置。
【0102】
(5)
前記操作ダイヤルの回転位置の検出を行う光検出器が設けられ、
前記操作ダイヤルには回転方向に離隔して検出光を反射する複数の反射部が形成され、
前記反射部が印刷によって形成された
前記(1)から前記(4)の何れかに記載の撮像装置。
【0103】
(6)
前記ダイヤルホルダーはケースとカバーが結合されることにより形成され、
前記ケースと前記カバーにはそれぞれ前記操作ダイヤルの回転軸方向における位置決めを行い互いに近づく方向に突出された軸方向位置決め部が設けられ、
前記ダイヤルホルダーの内部には前記操作ダイヤルと前記ケースの間にグリースが充填され、
前記グリースが前記ケースの軸方向位置決め部によって堰き止められる
前記(1)から前記(5)の何れかに記載の撮像装置。
【符号の説明】
【0104】
1 撮像装置
2 装置本体
4 操作部
15 第1の操作ユニット
16 第2の操作ユニット
17 支持ベース
18 操作レバー
19 操作軸
22 軸支持部
23 位置決め突部
25 第1の付勢バネ
36 ダイヤルホルダー
37 操作ダイヤル
38 カバー
39 ケース
45 第1の軸方向位置決め部
51 第2の軸方向位置決め部
55 反射部
56 貫通孔
60 第2のスイッチ
97 操作部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9