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  • 特開-シートバック 図1
  • 特開-シートバック 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024139320
(43)【公開日】2024-10-09
(54)【発明の名称】シートバック
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/68 20060101AFI20241002BHJP
   B60N 2/64 20060101ALI20241002BHJP
   A47C 7/40 20060101ALI20241002BHJP
【FI】
B60N2/68
B60N2/64
A47C7/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023050203
(22)【出願日】2023-03-27
(71)【出願人】
【識別番号】000004640
【氏名又は名称】日本発條株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】齊藤 久
【テーマコード(参考)】
3B084
3B087
【Fターム(参考)】
3B084EA00
3B084EC01
3B087DB02
3B087DB10
3B087DE03
(57)【要約】
【課題】少ない部品点数で着座乗員の背部を安定して支持できるシートバックを提供すること。
【解決手段】本開示のシートバックは、車両用シートを構成するものであって、シートバックの左右の端部に配設された左側及び右側シートバックサイドフレームと、着座乗員の背部を支持するバックパッドと、左側及び右側シートバックサイドフレームの間に配設され、その両端部が左側及び右側シートバックサイドフレームの上部にそれぞれ取り付けられた1本のワイヤで構成された、バックパッドを弾性的に支持するパッド支持部と、を含み、パッド支持部は、左側及び右側シートバックサイドフレームの上部から延びる第1及び第2の上部支持部と、第1の上部支持部又は第2の上部支持部が取り付けられた高さ位置から、シートバックの下端に近接する高さ位置まで延び、両端部が第1及び第2の上部支持部の先端に連結したU字状の中央支持部と、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用シートを構成するシートバックであって、
前記シートバックの左右の端部に配設された左側シートバックサイドフレーム及び右側シートバックサイドフレームと、
着座乗員の背部を支持するバックパッドと、
前記左側シートバックサイドフレームと前記右側シートバックサイドフレームの間に配設され、その両端部が前記左側シートバックサイドフレームの上部と前記右側シートバックサイドフレームの上部とにそれぞれ取り付けられた1本のワイヤで構成された、前記バックパッドを弾性的に支持するパッド支持部と、を備え、
前記パッド支持部は、
前記左側シートバックサイドフレームの上部から前記右側シートバックサイドフレームに近接する方向に延びる第1の上部支持部と、
前記右側シートバックサイドフレームの上部から前記左側シートバックサイドフレームに近接する方向に延びる第2の上部支持部と、
左側シートバックサイドフレーム及び右側シートバックサイドフレームにおける前記第1の上部支持部又は第2の上部支持部が取り付けられた高さ位置から、前記シートバックの下端に近接する高さ位置まで延び、両端部が前記第1の上部支持部の先端と前記第2の上部支持部の先端とにそれぞれ連結したU字状の中央支持部と、を備える、
シートバック。
【請求項2】
前記中央支持部は、一端が前記第1の上部支持部の先端又は前記第2の上部支持部の先端に連結し前記左側シートバックサイドフレーム及び前記右側シートバックサイドフレームの延在方向に沿って延びる一対の直線部と、前記一対の直線部の他端から前記着座乗員の腰部に近づく方向に延びるU字状の腰部支持部と、を備える、
請求項1に記載のシートバック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、シートバックに関する。
【背景技術】
【0002】
車両に搭載される車両用シートにおいて、着座乗員の背部を弾性的に支持するために、シートバックに含まれるバックパッドの背面に複数本のワイヤを配設したものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-107571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載されたもののように、複数本のワイヤでバックパッドを支持する場合、着座乗員の背部を安定して支持でき、良好な座り心地を実現できる。しかし、複数本のワイヤが必要なため、部品点数が多くなる。部品点数の増加は製造コストの増大を招き得る。
【0005】
本開示は上記の点に鑑み、少ない部品点数で着座乗員の背部を安定して支持できるシートバックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の第1の態様に係るシートバックは、車両用シートを構成するシートバックであって、前記シートバックの左右の端部に配設された左側シートバックサイドフレーム及び右側シートバックサイドフレームと、着座乗員の背部を支持するバックパッドと、前記左側シートバックサイドフレームと前記右側シートバックサイドフレームの間に配設され、その両端部が前記左側シートバックサイドフレームの上部と前記右側シートバックサイドフレームの上部とにそれぞれ取り付けられた1本のワイヤで構成された、前記バックパッドを弾性的に支持するパッド支持部と、を備え、前記パッド支持部は、前記左側シートバックサイドフレームの上部から前記右側シートバックサイドフレームに近接する方向に延びる第1の上部支持部と、前記右側シートバックサイドフレームの上部から前記左側シートバックサイドフレームに近接する方向に延びる第2の上部支持部と、左側シートバックサイドフレーム及び右側シートバックサイドフレームにおける前記第1の上部支持部又は第2の上部支持部が取り付けられた高さ位置から、前記シートバックの下端に近接する高さ位置まで延び、両端部が前記第1の上部支持部の先端と前記第2の上部支持部の先端とにそれぞれ連結したU字状の中央支持部と、を含む。
【0007】
このようなシートバックにおいては、1本のワイヤでバックパッドが支持できるため、少ない部品点数で安定して着座乗員の背部を支持することができる。
【0008】
本開示の第2の態様に係るシートバックは、上記本開示の第1の態様に係るシートバックにおいて、前記中央支持部は、一端が前記第1の上部支持部の先端又は前記第2の上部支持部の先端に連結し前記左側シートバックサイドフレーム及び前記右側シートバックサイドフレームの延在方向に沿って延びる一対の直線部と、前記一対の直線部の他端から前記着座乗員の腰部に近づく方向に延びるU字状の腰部支持部と、を含む。
【0009】
このようなシートバックにおいては、一対の直線部を設けたことで、シートバックを倒してその背面を荷物を載せるためのスペースとして利用する場合に、シートバックの背面に置かれた荷物が安定する。また、腰部支持部が着座乗員の腰部に近づくように延在しているため、着座乗員の腰部をしっかり支持することができ、着座乗員の疲労を低減することが期待できる。
【発明の効果】
【0010】
本開示のシートバックによれば、少ない部品点数で着座乗員の背部を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の一実施の形態に係るシートバックを含む車両用シートの一例を示した概略斜視図である。
図2図1に示すシートバックのフレーム構造の一例を示した正面図である。
図3図1に示す車両用シートに着座乗員が座った状態を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本開示を実施するための実施の形態について説明する。なお、以下では本開示の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本開示の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。また、図中に互いに同一又は相当する部材が複数個含まれている場合には、図を見易くするために、そのうちのいくつかにのみ符号を付している場合がある。
【0013】
図1は、本開示の一実施の形態に係るシートバックを含む車両用シートの一例を示した概略斜視図である。本実施の形態に係るシートバック10は、図1に示すように、車両用シート1の一部として機能し得る。この車両用シート1は、例えば自動車の後部座席として利用可能なものであってよい。なお、図1において、矢印FRはシート前方側を示し、矢印UPはシート上方側を示し、矢印Wはシート幅方向を示している。また、ここでは、シート前方側を向いたときの右手方向を「シート右側」、左手方向を「シート左側」と定義する。さらに、本実施の形態では、車両用シート1の前方側、上方側及び幅方向は、車両の前方側、上方側及び幅方向と実質的に一致しているものとする。
【0014】
車両用シート1は、図1に示すように、着座乗員の臀部及び大腿部を支持可能なシートクッション2と、着座乗員の背部を支持可能なシートバック10とを主に備えていてよい。シートクッション2は、例えば金属製のクッションフレームとその外表面の少なくとも一部が表皮に覆われたクッションパッドとを含むもので構成することができる。そして、クッションフレームがスライド機構3に取り付けられることにより、車両用シート1はフロアに対して前後方向にスライド可能となっていてよい。
【0015】
図2は、図1に示すシートバックのフレーム構造の一例を示した正面図である。シートバック10は、図1及び図2に示すように、少なくとも、シートバック10の骨格として機能するバックフレーム20と、着座乗員の背部を支持するバックパッド30と、バックパッド30を弾性的に支持するパッド支持部40と、を含む。なお、図2における矢印Xはシートバック10の高さ方向(あるいは後述する左側シートバックサイドフレーム21及び右側シートバックサイドフレーム22の延在方向)を示している。シートバック10の高さ方向は、車両用シート1を着座姿勢としたとき、シートの上下方向と概ね一致する。
【0016】
また、シートバック10の上部のシート幅方向における中央部には、ヘッドレストシャフト12を含むヘッドレスト11が設けられていてよい。また、シートバック10の下部の左右の端部には、シートバック10をシートクッション2に対して傾動させるためのリクライニング機構13が設けられていてよい。
【0017】
バックフレーム20は、例えば1乃至複数本の金属製のパイプで構成することができる。このバックフレーム20は、シートバック10の左右の端部に配設された左側シートバックサイドフレーム21及び右側シートバックサイドフレーム22を含む。加えて、このバックフレーム20は、シートバック10の上端に配設され、左側シートバックサイドフレーム21の上端と右側シートバックサイドフレーム22の上端とを連結するように延びるシートバックアッパフレーム23と、シートバック10の下端に配設され、左側シートバックサイドフレーム21の下部と右側シートバックサイドフレーム22の下部とを連結するように延びるシートバックロアフレーム24とを含んでいてよい。
【0018】
本実施の形態のバックフレーム20としては、左側シートバックサイドフレーム21、右側シートバックサイドフレーム22及びシートバックアッパフレーム23が、1本のパイプを略コの字状に折り曲げ加工することで形成されたものが例示されている。そして、シートバックロアフレーム24は、左側シートバックサイドフレーム21及び右側シートバックサイドフレーム22の下部に、直接あるいは周知の取付金具を介して溶接等により固定されている。
【0019】
図3は、図1に示す車両用シートに着座乗員が座った状態を示す概略断面図である。なお、図3ではシートクッション2の図示を省略している。バックパッド30は、図1及び図3に示すように、車両用シート1に着座した着座乗員Pの背部に接触して支持するものであって、発泡ポリウレタンのような弾性を有する柔軟な材料で構成することができる。バックパッド30は、その少なくとも前面側が皮革等で構成される表皮に覆われていてよい。また、このバックパッド30は、外周囲がバックフレーム20によって支持され、中央部がパッド支持部40によって弾性的に支持されるものであってよい。
【0020】
パッド支持部40は、左側シートバックサイドフレーム21と右側シートバックサイドフレーム22の間に配設された1本のワイヤで構成することができる。当該1本のワイヤで構成されたパッド支持部40は、その両端部が左側シートバックサイドフレーム21の上部と右側シートバックサイドフレーム22の上部とにそれぞれ取り付けられる。ここで、「上部」とは、図2に示すシートバック10の高さ方向の全長を二等分する中心線Cに対して上側の領域US内の任意の位置を指すものとする。
【0021】
本実施の形態に係るパッド支持部40は、上述した通り1本のワイヤのみで構成されていてよい。1本のワイヤでバックパッド30を着座乗員の座り心地の低下を招くことなくバックパッド30を支持するためには、ワイヤをどのように配置するかが重要である。そこで、本実施の形態に係るパッド支持部40は、その形状を工夫することで、座り心地を維持しながら部品点数を削減しようとするものである。
【0022】
上述したパッド支持部40についてさらに詳しく説明すると、このパッド支持部40は、左側シートバックサイドフレーム21の上部から右側シートバックサイドフレーム22に近接する方向に延びる第1の上部支持部41と、右側シートバックサイドフレーム22の上部から左側シートバックサイドフレーム21に近接する方向に延びる第2の上部支持部42と、第1の上部支持部41の先端と第2の上部支持部42の先端とを繋ぐ部分であって、シートバック10の上部からシートバック10の下端に近接する高さ位置まで延びる略U字状の中央支持部43と、を含む。ここで、「シートバック10の下端に近接する高さ位置」とは、図2に示す中心線Cに対し下側の領域LS内の任意の位置を指すものとする。この「シートバック10の下端に近接する高さ位置」は、より好ましくは、その下端が着座乗員Pの腰部が位置する高さに合致した高さ位置であってよい。また、中央支持部43の下端は、シートバック10の下端に近接しているが、シートバックロアフレーム24とは離間した状態で配置している。
【0023】
第1の上部支持部41は、その基端が左側シートバックサイドフレーム21に溶接等により固定され、先端が右側シートバックサイドフレーム22に近づくように、シート幅方向に沿って延びていてよい。この第1の上部支持部41は、左側シートバックサイドフレーム21から右側シートバックサイドフレーム22に向かって直線的に延在していてもよいし、右側シートバックサイドフレーム22に近づくにしたがって徐々にあるいは段階的にシートバック10の背面(後面ともいう)に近づく方向に延在していてもよい(図3参照)。
【0024】
第2の上部支持部42は、基端が右側シートバックサイドフレーム22に溶接等により固定され、先端が左側シートバックサイドフレーム21に近づくように、シート幅方向に沿って延びる部分であってよい。この第2の上部支持部42は、第1の上部支持部41の高さ方向位置と同様の高さ位置に設置されていてよく、その延在方向についても、シート幅方向に沿った向きが反対である点を除き、第1の上部支持部41と同様であってよい。第1及び第2の上部支持部41、42の具体的な固定位置としては、シートバックアッパフレーム23からの距離L3が150mmより小さくなる位置に設定するとよい。
【0025】
上述した第1及び第2の上部支持部41、42が、上側の領域USの左右に配設されることにより、着座乗員Pの肩部を安定して弾性支持することができる。
【0026】
中央支持部43は、第1の上部支持部41又は第2の上部支持部42が取り付けられた高さ位置から、シートバック10の下端に近接する高さ位置まで延びたものである。この中央支持部43は、図2に示すように、バックフレーム20に包囲された空間の実質的に中央部分に配設されていてよい。このように、中央支持部43をバックフレーム20内の中央に配設することにより、着座乗員Pの背骨の周囲を安定して弾性支持することができる。
【0027】
上述した中央支持部43は、一端が第1の上部支持部41の先端又は第2の上部支持部42の先端に連結した、左側シートバックサイドフレーム21及び右側シートバックサイドフレーム22の延在方向(換言すると、高さ方向)に沿って延びる一対の直線部44、45と、一対の直線部44、45の他端から着座乗員Pの腰部に近づく方向に延びる略U字状の腰部支持部46と、を含んでいてよい。
【0028】
一対の直線部44、45は、互いに平行に延在し、当該一対の直線部44、45を含む平面が、シート幅方向に実質的に並行となるようにその位置が調整されているとよい。また、一対の直線部44、45同士の間の距離L1は、例えば車両用シート1に理想的な姿勢で着座した着座乗員PのヒップポイントHPを中心として、50~100mmの間で調整されていてよい。一対の直線部44、45間の距離L1を上述の範囲とすることにより、バックパッド30の着座乗員Pの背骨の周囲に接触する部分を安定して支持することができる。
【0029】
ところで、本実施の形態に係るシートバック10を含む車両用シート1が採用可能な車両の後部座席では、車両内に荷物を載せる際、リクライニング機構13を動作させてシートバック10を前方に倒し、倒されたシートバック10の背面を荷室として利用することがある。このような利用方法が想定される車両用シート1においては、シートバック10背面の上に荷物が置かれる場合がある。
【0030】
本実施の形態に係るシートバック10では、上述した荷室としての利用を考慮して、中央支持部43に上述した一対の直線部44、45を含む構成を採用している。中央支持部43に一対の直線部44、45を含むことにより、シートバックを前方に倒した際、一対の直線部44、45によって荷物を載置可能な水平面を画定することができる。したがって、荷物を安定して載置することができ、シートバック10の背面に置かれた荷物の転倒等を抑制することができる。
【0031】
上述の点に関連して、一対の直線部44、45の長手方向の長さL2は、例えば100~250mmの間で調整されていてよい。一対の直線部44、45の長さL2を上述の範囲とすることにより、着座乗員Pの座り心地を維持すると共に、荷物を安定して置くための水平面を確保することができる。
【0032】
腰部支持部46は、一対の直線部44、45の端部から、着座乗員Pの腰部に近づく方向に延びる略U字状のもので構成されていてよい。腰部支持部46の一対の直線部44、45に連結する部分の延在方向と一対の直線部44、45の延在方向のなす角度θは、例えば30~90°に調整されていてよい。また、腰部支持部46の下端が、例えば車両用シート1に着座した着座乗員PのヒップポイントHPから150mm程度上方の位置となるように調整されているとよい。これにより、着座乗員Pが疲労を感じやすい腰部を安定して支持することができる。
【0033】
本実施の形態に係るパッド支持部40においては、上述の通り、特に中央支持部43がシートバック10の上部から下部に至るまで、その高さ方向の全長が長く確保されている。この構成により、1本のワイヤのみで着座乗員Pの背部を安定して支持することを可能としている。
【0034】
また、パッド支持部40を上述のようにレイアウトすることで、バックフレーム20に囲まれた領域内に、パッド支持部40が設けられていない大きな空間が形成されない。したがって、バックパッド30にパッド支持部40からの支持力が作用しない領域が生成されてしまうことを抑制できる。
【0035】
以上説明した通り、本実施の形態に係るシートバック10によれば、パッド支持部40を特徴的な形状の1本のワイヤで構成したことで、少ない部品点数で着座乗員の背部を安定して支持することが可能となる。
【0036】
本開示は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。そして、それらはすべて、本開示の技術思想に含まれるものである。
【符号の説明】
【0037】
1 車両用シート
2 シートクッション
10 シートバック
20 バックフレーム
21 左側シートバックサイドフレーム
22 右側シートバックサイドフレーム
30 バックパッド
40 パッド支持部
41 第1の上部支持部
42 第2の上部支持部
43 中央支持部
44、45 直線部
46 腰部支持部
図1
図2
図3