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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024139400
(43)【公開日】2024-10-09
(54)【発明の名称】台車用ストッパー
(51)【国際特許分類】
   E04H 6/42 20060101AFI20241002BHJP
   B62B 5/04 20060101ALI20241002BHJP
【FI】
E04H6/42 A
B62B5/04 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023050314
(22)【出願日】2023-03-27
(71)【出願人】
【識別番号】390010478
【氏名又は名称】アラオ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085316
【弁理士】
【氏名又は名称】福島 三雄
(74)【代理人】
【識別番号】100171572
【弁理士】
【氏名又は名称】塩田 哲也
(74)【代理人】
【識別番号】100213425
【弁理士】
【氏名又は名称】福島 正憲
(74)【代理人】
【識別番号】100221707
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 洋介
(74)【代理人】
【識別番号】100099977
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 章吾
(74)【代理人】
【識別番号】100104259
【弁理士】
【氏名又は名称】寒川 潔
(74)【代理人】
【識別番号】100229116
【弁理士】
【氏名又は名称】日笠 竜斗
(72)【発明者】
【氏名】冨高 厚利
【テーマコード(参考)】
3D050
【Fターム(参考)】
3D050AA01
3D050BB02
3D050DD03
3D050EE08
3D050EE15
3D050JJ03
(57)【要約】
【課題】 本発明は、全体の長さを延ばすことのできる台車用ストッパーを提供する。
【解決手段】 本発明は、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び高さを有する直方体に形成される第1及び第2車止めブロック体と、連結具を備える。第1及び第2車止めブロック体は、幅方向の両端側にある側面を台車の車輪の走行面に直交して、走行面に載置される。第1及び第2車止めブロック体は、第1車止めブロック体の長さ方向にある各側端面のうち一の側端面と、第2車止めブロック体の長さ方向にある各側端面のうち一の側端面を当接して、直線状に配置される。連結具は、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体において、第1及び第2ブロック体の幅方向の両端側にある各側面の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体同士を連結する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、
可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1及び第2車止めブロック体と、
ブロック連結体と、を備え、
前記第1及び第2車止めブロック体は、
前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面を当接して、直線状に配置され、
前記ブロック連結体は、
直線状に配置した前記第1及び第2車止めブロック体において、
前記第1及び第2車止めブロック体の各側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結する
ことを特徴とする台車用ストッパー。
【請求項2】
台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、
可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1及び第2車止めブロック体と、
ブロック連結体と、を備え、
前記第1及び第2車止めブロック体は、
前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面を当接して、直交状に配置され、
前記ブロック連結体は、
直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体において、
前記第1車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結する
ことを特徴とする台車用ストッパー。
【請求項3】
台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、
可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1乃至第3車止めブロック体と、
ブロック連結体と、を備え、
前記第1及び第2車止めブロック体は、
前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面を当接して、直交状に配置され、
前記第3車止めブロック体は、
前記第2車止めブロック体の長さ方向において、前記第2車止めブロック体に直交状に配置した前記第1車止めブロック体に間隔を隔てて配置され、
前記第2及び前記第3車止めブロック体は、
前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面であって、前記第1車止めブロック体の一の側端面の当接する側面と、前記第3車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面を当接して、直交状に配置され、
前記ブロック連結体は、
直交状に配置した前記第1及び第2車止めブロック体において、
前記第1車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結し、
直交状に配置した前記第2及び第3車止めブロック体において、
前記第3車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第3車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結する
ことを特徴とする台車用ストッパー。
【請求項4】
台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、
可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される複数の車止めブロック体と、
ブロック連結体と、を備え、
前記各車止めブロック体は、
前記各車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面同士を当接して、直線状に配置され、
前記ブロック連結体は、
直線状に配置した前記各車止めブロック体において、
前記各車止めブロック体の各側面の間に配置されて、前記各車止めブロック体同士を連結する
ことを特徴とする台車用ストッパー。
【請求項5】
台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、
可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される複数の車止めブロック体と、
前記各車止めブロック体同士を連結するブロック連結体と、を備える
ことを特徴とする台車用ストッパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、台車を停止させる台車用ストッパーに関する。
【背景技術】
【0002】
ストッパーの技術として、特許文献1は、車輪用ストッパーを開示する。車輪用ストッパーは、1のストッパー本体を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5-42025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、車輪用ストッパーの長さを延ばす(拡張する)ことができない。
【0005】
本発明は、全体の長さを延ばす(拡張する)ことのできる台車用ストッパーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る請求項1は、台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1及び第2車止めブロック体と、ブロック連結体と、を備え、前記第1及び第2車止めブロック体は、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面を当接して、直線状に配置され、前記ブロック連結体は、直線状に配置した前記第1及び第2車止めブロック体において、前記第1及び第2車止めブロック体の各側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結することを特徴とする台車用ストッパーである。
【0007】
本発明に係る請求項2は、台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1及び第2車止めブロック体と、ブロック連結体と、を備え、前記第1及び第2車止めブロック体は、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面を当接して、直交状に配置され、前記ブロック連結体は、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体において、前記第1車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結することを特徴とする台車用ストッパーである。
【0008】
本発明に係る請求項3は、台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される第1乃至第3車止めブロック体と、ブロック連結体と、を備え、前記第1及び第2車止めブロック体は、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面と、前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面を当接して、直交状に配置され、前記第3車止めブロック体は、前記第2車止めブロック体の長さ方向において、前記第2車止めブロック体に直交状に配置した前記第1車止めブロック体に間隔を隔てて配置され、前記第2及び前記第3車止めブロック体は、前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち一の側面であって、前記第1車止めブロック体の一の側端面の当接する側面と、前記第3車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面のうち一の側端面を当接して、直交状に配置され、前記ブロック連結体は、直交状に配置した前記第1及び第2車止めブロック体において、前記第1車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第1車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結し、直交状に配置した前記第2及び第3車止めブロック体において、前記第3車止めブロック体の各側面の間に配置され、前記第3車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側面のうち他の一の側端面及び前記第2車止めブロック体の幅方向の両端側にある各側面のうち他の一の側面の間に配置されて、前記第1及び第2車止めブロック体同士を連結することを特徴とする台車用ストッパーである。
【0009】
本発明に係る請求項4は、台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される複数の車止めブロック体と、ブロック連結体と、を備え、前記各車止めブロック体は、前記各車止めブロック体の長さ方向の両端側にある各側端面同士を当接して、直線状に配置され、前記ブロック連結体は、直線状に配置した前記各車止めブロック体において、前記各車止めブロック体の各側面の間に配置されて、前記各車止めブロック体同士を連結することを特徴とする台車用ストッパーである。
【0010】
本発明に係る請求項5は、台車の車輪の走行面に載置され、前記台車を停止させる台車用ストッパーであって、可撓性の材料で形成され、長さ、幅及び前記車輪の直径の1/2未満の高さを有する直方体に形成され、幅方向の両端側にある各側面を前記走行面に直交して、高さ方向の一方端側にある底面から前記走行面に載置される複数の車止めブロック体と、前記各車止めブロック体同士を連結するブロック連結体と、を備えることを特徴とする台車用ストッパーである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複数の車止めブロック体をブロック連結体によって連結することで、各車止めブロック体を一体にして、台車用ストッパー全体の長さを延ばす(拡張する)ことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直線状に配置した平面図(上面図)である。
図2】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直線状に配置した側面図である。
図3図1の一部拡大図である。
図4図3のA-A断面図である。
図5図3のB-B断面図である。
図6図2の一部拡大図である。
図7】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、第1及び第2車止めブロック体を直線状に配置した拡大平面図(その1)、(b)は、第1及び第2車止めブロック体を直線状に配置した拡大平面図(その2)である。
図8】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直線状に配置した拡大平面図(その3)である。
図9】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した平面図(上面図)である。
図10】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した側面図である。
図11図9の一部拡大図である。
図12図11のC-C断面図である。
図13図11のD-D断面図である。
図14】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その1)である。
図15】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その2)である。
図16】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その3)である。
図17】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その4)である。
図18】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その5)である。
図19】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その6)である。
図20】第1実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1及び第2車止めブロック体を直交状に配置した拡大平面図(その7)である。
図21】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、車止めブロック体を示す天面から見た斜視図である。
図22】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、車止めブロック体を示す底面から見た斜視図である。
図23】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、車止めブロック体を示す平面図(上面図)である。
図24】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、車止めブロック体を示す側面図である。
図25】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、車止めブロック体を示す底面図(下面図)である。
図26】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、車止めブロック本体の右側面図、(b)は、車止めブロック体の左側図である。
図27】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、第1乃至第3案内溝(第1案内溝群)の配置関係を示す図23の一部拡大図、(b)は、第1乃至第4連結穴(第1連結穴群)の配置関係を示す図23の一部拡大図である。
図28】(a)は、図27(b)のE-E断面図、(b)は、図27(b)のF-F断面図である。
図29】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、第4乃至第6案内溝(第2案内溝群)の配置関係を示す図23の一部拡大図、(b)は、第5乃至第8連結穴(第2連結穴群)の配置関係を示す図23の一部拡大図である。
図30】(a)は、図29(b)のG-G断面図、(b)は、図29(b)のH-H断面図である。
図31】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、ブロック連結体(連結具)を示す斜視図、(b)は、ブロック連結体(連結具)を示す裏面図である。
図32】第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、(a)は、ブロック連結体(連結具)を示す背面図、(b)は、ブロック連結体(連結具)を示す正面図、(c)は、ブロック連結体(連結具)を示す左側面図である。
図33】台車の各前車輪を車止めブロック体に当接した平面図(上面図)である。
図34】台車の各前車輪を車止めブロック体に当接した側面図である。
図35図35のI部拡大図である。
図36】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1乃至第3車止めブロック体をコ字状に配置した平面図(上面図)である。
図37】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1乃至第3車止めブロック体をコ字状に配置した側面図である。
図38】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、図36の一部拡大図であって、第1及び第2車止めブロック体及び第1連結具を示す平面図である。
図39】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、図36の一部拡大図であって、第2及び第3車止めブロック体及び第2連結具を示す平面図である。
図40図39のJ-J断面図である。
図41図39のK-K断面図である。
図42】第2実施形態の台車用ストッパーにおいて、第1乃至第3車止めブロック体によって消火器(保護対象物)を囲んだ状態を示す斜視図である。
図43】第3実施形態の台車用ストッパーにおいて、複数の車止めブロック体を直線状に配置した平面図である。
図44図43のM部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明に係る台車用ストッパーについて、図1乃至図44を参照して説明する。
第1乃至第3実施形態の台車用ストッパーについて、図1乃至図44を参照して説明する。
【0014】
第1実施形態の台車用ストッパーについて、図1乃至図35を参照して説明する。
【0015】
図33乃至図35において、第1実施形態の台車用ストッパーX1は、台車Yの車輪Zの走行面GPに載置(取外し自在に載置)され、台車Yを停止させる。第1実施形態の台車用ストッパーX1は、台車Yの車輪Zが走行する走行面GPに載置され、台車Yの移動を停止する。第1実施形態の台車用ストッパーX1は、例えば、台車Yの車輪Zが走行する建築物(物流倉庫)の床面に載置されて、台車Y(台車Yの移動)を停止する。
【0016】
台車Yは、図33乃至図35に示すように、例えば、折畳み式台車である。台車Yは、図33乃至図35に示すように、荷積み台71、及び4つの車輪Z(キャスター)を有する。各車輪Zは、一対の前車輪Z1,Z1(前輪)、及び一対の後車輪Z2,Z2(後輪)で構成される。各前車輪Z1,Z1は、各前車輪Z1,Z1の間に車輪間隔λを隔てて、荷積み台71の裏面71Bに配置される。後車輪Z2,Z2は、各後車輪Z2,Z2の間に車輪間隔λを隔てて、荷積み台71の裏面71Bに配置される。各前車輪Z1,Z1及び各後車輪Z2,Z2は、荷積み台71に回転自在に固定される。台車Yは、かご台車であっても良い。
【0017】
第1実施形態の台車用ストッパーX1(以下、「台車用ストッパーX1」という)は、図1乃至32に示すように、一対の車止めブロック体1(ブロック体)、及びブロック連結体2(連結体)を備える。
台車用ストッパーX1は、一対の車止めブロック体1であって、第1及び第2車止めブロック体1A,1B(車止めブロック体1,1)を備える。
【0018】
車止めブロック体1(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)は、可撓性の材料で形成される。車止めブロック体1は、例えば、可撓性を有する合成樹脂、可撓性を有する天然ゴム(天然合成ゴム)、又は合成ゴムで形成される。合成ゴムは、ブタジェンゴム、スチレン・ブタジェンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロプランゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、エチレン・酢酸ビニルゴム、エピクロルヒドリンゴム、多流化ゴム等である。
【0019】
車止めブロック体1は、図21乃至図30に示すように、長さL、幅W及び高さHを有する直方体(略直方体)に形成される。車止めブロック体1は、長さL、幅W、及び台車Yの車輪Z(前車輪Z1、後車輪Z2)の直径ZDの1/2未満(二分の一未満)の高さHを有する直方体形状(略直方体形状)に形成される。車止めブロック体1の長さLは、例えば、各前車輪Z1,Z1(各車輪)の車輪間隔λより長い長さ(大きい長さ)である。車止めブロック体1の高さHは、例えば、台車Yの車輪Zの直径ZDの1/4以下(四分の一以下)であって、例えば、車輪Zの直径ZDの1/8以上(八分の一以上)、車輪Zの直径ZDの2/8以下(八分の二以下)の範囲の高さである。車止めブロック体1の高さHは、例えば、台車Yの車輪Zの1/4(四分の一)の高さである。
【0020】
車止めブロック体1は、図21乃至図26に示すように、車止めブロック体の高さ方向A(以下、「高さ方向A」という)の両端側(両端)の底面4及び天面5(高さ方向Aの両端側にある底面4及び天面5)を有する。車止めブロック体1は、高さ方向Aの一方端側(一方端)にある底面4(一方の端側にある底面4)、及び高さ方向Aの他方端側(他方端)にある天面5(他方の端側にある天面5)を有する。底面4(下面)及び天面5(上面)は、高さ方向Aにおいて、天面5及び底面4の間に高さH(高さ間隔)を隔てて平行に配置(形成)される。
【0021】
車止めブロック体1は、図21乃至図26に示すように、車止めブロック体の幅方向B(以下、「幅方向B」という)の両端側(両端)の各側面6,7(幅方向Bの両端側にある各側面6,7)を有する。車止めブロック体1は、幅方向Bの一方端側(一方端)にある側面6(一方の端側にある側面6)、及び幅方向Bの他方端側(他方端)にある側面7(他方の端側にある側面7)を有する。各側面6,7(第1側面6、第2側面7)は、幅方向B(短手方向)において、各側面6,7の間に幅W(幅間隔)を隔てて平行に配置(形成)される。各側面6,7は、天面5及び底面4に直交して、天面5及び底面4の間に配置(形成)される。なお、幅方向Bは、高さ方向Aと直交する方向である。
【0022】
車止めブロック体1は、図21乃至図26に示すように、車止めブロック体の長さ方向C(以下、「長さ方向C」という)の両端側(両端)の各側端面8,9(長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9)を有する。車止めブロック体1は、長さ方向Cの一方端側(一方端)にある第1側端面8(一方の端側にある第1側面8)、及び長さ方向Cの他方端側(他方端)にある第2側端面9(他方の端側にある第2側端面9)を有する。各側端面8,9(第1側端面8、第2側端面9)は、長さ方向C(長手方向)において、各側端面8,9(第3側面8、第4側面9)の間に長さL(長さ間隔)を隔てて平行に配置(形成)される。各側端面8,9は、天面5及び底面4に直交して、天面5及び底面4の間に配置(形成)される。各側端面8,9は、各側面6,7に直交して、各側面6,7の間に配置(形成)される。
なお、長さ方向Cは、高さ方向A及び幅方向Bと直交する方向である。
【0023】
車止めブロック体1は、図21乃至図30に示すように、第1案内溝群15(第1乃至第4案内溝21~23)、第1連結穴群16(第1乃至第4連結穴25~28)、第2案内溝群17(第4乃至第6案内溝31~33)、第2連結穴群18(第5乃至第8連結穴35~38)を有する。
【0024】
第1案内溝群15は、図21図23及び図26(a)に示すように、長さ方向Cの側端面8側(長さ方向Cの一方の側端面8側)に配置される。第1案内溝群15は、第1乃至第3案内溝21~23を有する。
【0025】
第1乃至第3案内溝21~23は、図21図23図26(a)、図27及び図28に示すように、長さ方向Cの側端面8側(第1側端面8側/第3側面8側)に配置されて、車止めブロック体1に形成される。
【0026】
第1案内溝21は、図27(a)及び図28に示すように、一方の側端面8(第1側端面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第1案内溝21は、幅方向Bに溝幅GW、及び長さ方向Cに溝長さGLを有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。第1案内溝21の溝幅GWは、車止めブロック体1の幅Wより小さい幅(狭い幅)である。溝幅GWは、例えば、車止めブロック体1の長さLの1/4(四分の一)未満の幅である。
【0027】
第1案内溝21は、図27(a)及び図28に示すように、幅方向Bにおいて、第1案内溝21の溝幅GWの中心a(溝幅中心)及び一方の側面6(第1側面)の間に間隔δ1(溝配置間隔)を隔て、第1案内溝21の溝幅中心a及び他方の側面7(第2側面)の間に間隔δ1を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0028】
第1案内溝21は、図27(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、一方の側端面8(第1側端面)から他方の側端面9(第2側端面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。第1案内溝21の溝長さGLは、車止めブロック体1の長さの1/4(四分の一)未満の長さである。第1案内溝21の溝長さGLは、車止めブロック体1の幅Bの1/2(二分の一)未満の長さである。
【0029】
第1案内溝21は、図26(a)、図27(a)及び図28に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGDを有して天面5及び底面4の車止めブロック体1に配置(形成)される。第1案内溝21は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。溝深さGDは、車止めブロック体1の高さHより浅い(小さい)深さである。
【0030】
第1案内溝21は、図27(a)及び図28に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して天面5に開口される。第1案内溝21は、図26(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、溝幅GW及び溝深さGDを有して側端面8(第1側端面)に開口される。第1案内溝21は、高さ方向Aに第1溝底面21A(第1溝底平面)を有する。
【0031】
第2案内溝22は、図23図27(a)及び図28に示すように、一方の側面6(第1側面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第2案内溝22は、長さ方向Cに溝幅GW(第1案内溝21と同一の溝幅)、及び幅方向Bに溝長さGL(第1案内溝21と同一の溝長さ)を有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0032】
第2案内溝22は、図27(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、第2案内溝22の溝幅GWの中心b(溝幅中心)及び一方の側端面8(第1側端面/第3側面)の間に間隔δ1[第1案内溝21と同一の間隔(溝幅間隔)]を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0033】
第2案内溝22は、図27(a)に示すように、幅方向Bにおいて、一方の側面6(第1側面)から他方の側面7(第2側面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。
【0034】
第2案内溝22は、図26(a)及び図28(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGD(第1案内溝21と同一の溝深さ)を有して天面5及び底面4の間の車止めブロック体1に配置(形成)される。第2案内溝22は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。
【0035】
第2案内溝22は、図27(a)及び図28(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して天面5に開口される。第2案内溝22は、図26(a)に示すように、幅方向Bにおいて、溝幅GW及び溝深さGDを有して一方の側面6(第1側面)に開口される。
【0036】
第2案内溝22は、図27(a)及び図28(a)に示すように、長さ方向Cの側端面8側(第1側端面側)において、第1案内溝21に連通される。第2案内溝22は、高さ方向Aに第2溝底面22A(第2溝底平面)を有し、第2溝底面22A(溝底面)は、第1案内溝21の第1溝底面21A(溝底面)と面一に配置(形成)される。
【0037】
第3案内溝23は、図23図27(a)及び図28(b)に示すように、他方の側面7(第2側面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第3案内溝23は、長さ方向Cに溝幅GW(第1及び第2案内溝22と同一の溝幅)、及び幅方向Bに溝長さGL(第2案内溝22と同一の溝長さ)を有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0038】
第3案内溝23は、図27(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、第3案内溝23の溝幅GWの中心c(溝幅中心)及び一方の側端面8(第1側端面)の間に間隔δ1[第2案内溝22と同一の間隔(溝幅間隔)]を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0039】
第3案内溝23は、図27(a)に示すように、幅方向Bにおいて、他方の側面7(第2側面)から一方の側面6(第1側面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。
【0040】
第3案内溝23は、図28(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGD(第1及び第2案内溝21,22と同一の溝深さ)を有して天面5及び底面4の間の車止めブロック体1に配置(形成)される。第3案内溝23は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。
【0041】
第3案内溝23は、図27(a)及び図28(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して天面5に開口される。第3案内溝23は、図26(a)に示すように、幅方向Bにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して他方の側面7(第2側面)に開口される。
【0042】
第3案内溝23は、図27(a)及び図28に示すように、長さ方向Cの側端面8側(第1側端面側)において、第1案内溝21に連通される。第3案内溝23は、第1案内溝21を通して第2案内溝22に連通される。
第3案内溝23は、高さ方向Aに第3溝底面23A(第3溝底平面)を有し、第3溝底面23A(溝底面)は、第1及び第2溝底面21A,22A(溝底面)と面一に配置(形成)される。
【0043】
第1連結穴群16は、図21及び図23に示すように、長さ方向Cの側端面8側(長さ方向Cの一方の側端面8側)に配置される。第1連結穴群16は、第1案内溝群15内(第1乃至第3案内溝21~23内)に配置される。
第1連結穴群16は、図23図27及び図28に示すように、第1乃至第4連結穴25~28を有する。第1乃至第4連結穴25~28は、長さ方向Cの側端面8側において、第1案内溝群15内(第1乃至第3案内溝21~23内)に配置される。第1乃至第4連結穴25~28は、車止めブロック体1に形成される。第1乃至第4連結穴25~28は、例えば、直径d(穴直径)の円形穴に形成される。
【0044】
第1連結穴25は、図27(b)及び図28(a)に示すように、第1連結穴25の穴中心線eを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第1案内溝群15内/第1及び第2案内溝21,22内)に配置される。第1連結穴25は、穴中心線eを第1及び第2溝底面21A,22A、底面4に直交して、第1及び第2案内溝21,22内に配置される。
【0045】
第1連結穴25は、図27(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第1連結穴25の穴中心線e及び側端面8の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第1及び第2案内溝21,22内(第1案内溝群15内)に配置される。第1連結穴25は、幅方向Bにおいて、穴中心線e(穴中心)及び側面6(第1側面)の間に間隔δ2を隔てて、第1案内溝群15内に配置される。
【0046】
第1連結穴25は、図28(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、第1及び第2溝底面21A,22Aから底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される。穴長さLAは、車止めブロック体1の高さHより短い長さである。第1連結穴25は、高さ方向Aにおいて、第1及び第2案内溝21,22の第1及び第2溝底面21A,22Aに開口される。
【0047】
第2連結穴26は、図27(b)及び図28(b)に示すように、第2連結穴26の穴中心線fを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第1案内溝群15/第1及び第3案内溝21,23内)に配置される。第2連結穴26は、穴中心線fを第1及び第3溝底面21A,23A、底面4に直交して、第1及び第3案内溝21,23内に配置される。
【0048】
第2連結穴26は、図27(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第2連結穴26の穴中心線f及び側端面8(第1側端面)の間に間隔δ2[第1連結穴25と同一の間隔(穴配置間隔)]を隔てて、第1及び第3案内溝21,23内(第1案内溝群15内)に配置される。第2連結穴26は、幅方向Bにおいて、穴中心線f(穴中心)及び側面7(第2側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第1案内溝群15内に配置される。
第2連結穴26は、幅方向Bにおいて、第2連結穴26の穴中心線f及び第1連結穴25の穴中心線eの間に間隔δ3(穴中心間隔)を隔てて配置される。
【0049】
第2連結穴26は、図28(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、第1及び第3溝底面21A,23Aから底面4に向けて、穴長さLA(第1連結穴25と同一の穴長さ)を有して延在される。第2連結穴26は、高さ方向Aにおいて、第1及び第3案内溝21,23の第1及び第3溝底面21A,23Aに開口される。
【0050】
第3連結穴27は、図23に示すように、長さ方向Cにおいて、第1及び第2連結穴25,26より側端面9側に配置される。
第3連結穴27は、図27(b)及び図28(a)に示すように、第3連結穴27の穴中心線gを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第1案内溝群15内/第2案内溝22内)に配置される。第3連結穴27は、穴中心線gを第2溝底面22A及び底面4に直交して、第2案内溝22内に配置される。
【0051】
第3連結穴27は、図27(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第3連結穴27の穴中心線g及び第1連結穴25の穴中心線eの間に間隔δ3(穴中心間隔)を隔て、第2案内溝22内(第1案内溝群15内)に配置される。第3連結穴27は、幅方向Bにおいて、第3連結穴27の穴中心線g及び側面6(第1側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第2案内溝22内に配置される。
【0052】
第3連結穴27は、図27(b)及び図28(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、第2溝底面22Aから底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される。第3連結穴27は、高さ方向Aにおいて、第2案内溝22の第2溝底面22Aに開口される。
【0053】
第4連結穴28は、図23に示すように、長さ方向Cにおいて、第1及び第2連結穴25,26より側端面9側に配置される。
第4連結穴28は、図27(b)及び図28(b)に示すように、第4連結穴28の穴中心線hを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第1案内溝群15内/第3案内溝23内)に配置される。第4連結穴28は、穴中心線hを第3溝底面23A及び底面4に直交して、第3案内溝23内に配置される。
【0054】
第4連結穴28は、図27(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第4連結穴28の穴中心線h及び第2連結穴26の穴中心線fの間に間隔δ3(穴中心線間隔)を隔てて、第3案内溝23内(第1案内溝群15内)に配置される。第4連結穴28は、幅方向Bにおいて、穴中心線h(穴中心)及び側面7(第2側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第3案内溝23内に配置される。
【0055】
第4連結穴28は、図28(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、第3溝底面23から底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される。第4連結穴28は、高さ方向Aにおいて、第3案内溝23の第3溝底面23Aに開口される。
【0056】
第2案内溝群17は、図21図23及び図26(b)に示すように、長さ方向Cの側端面9側(第2側端面9側/第4側面9側)に配置される。第2案内溝群17は、第4乃至第6案内溝31~33を有する。
【0057】
第4乃至第6案内溝31~33は、図21図23図26(b)、図29及び図30に示すように、長さ方向Cの側端面9側(第2側端面9側/第4側面9側)に配置されて、車止めブロック体1に形成される。
【0058】
第4案内溝31は、図29(a)に示すように、他方の側端面9(第2側端面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第4案内溝31は、幅方向Bに溝幅GW(第1案内溝21と同一の溝幅)、及び長さ方向Cに溝長さGL(第1案内溝21と同一の溝長さ)を有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0059】
第4案内溝31は、図29(a)に示すように、幅方向Bにおいて、第4案内溝31の溝幅GWの中心k(溝幅中心線)及び一方の側面6(第1側面)に間隔δ1(溝配置間隔)を隔て、第4案内溝31の溝幅中心線k及び他方の側面7(第2側面)の間に間隔δ1を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0060】
第4案内溝31は、図29(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、他方の側端面9(第2側端面)から一方の側端面8(第1側端面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。
【0061】
第4案内溝31は、図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGD(第1案内溝21と同一の溝深さ)を有して天面5及び底面4の間の車止めブロック体1に配置(形成)される。第4案内溝31は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。
【0062】
第4案内溝31は、図29(a)及び図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して天面5に開口される。第4案内溝31は、図26(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、溝幅GW及び溝深さGDを有して側面9(第2側面)に開口される。第4案内溝31は、高さ方向Aに第4溝底面31A(第4溝底平面)を有する。
【0063】
第5案内溝32は、図29(a)に示すように、一方の側面6(第1側面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第5案内溝32は、長さ方向Cに溝幅GW(第2案内溝22と同一の溝幅)、及び幅方向Bに溝長さGL(第2案内溝22と同一の溝長さ)を有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0064】
第5案内溝32は、図29(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、第5案内溝32の溝幅GWの中心m(溝幅中心)及び他方の側端面9(第2側端面)の間に間隔δ1[第2案内溝22と同一の間隔(溝幅間隔]を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0065】
第5案内溝32は、図29(a)に示すように、幅方向Bにおいて、一方の側面6(第1側面)から他方の側面7(第2側面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。
【0066】
第5案内溝32は、図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGD(第2案内溝22と同一の溝深さ)を有して天面5及び底面4の間の車止めブロック体1に配置(形成)される。第5案内溝32は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。
【0067】
第5案内溝32は、図29(a)及び図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して天面5に開口される。第5案内溝32は、幅方向Bにおいて、溝幅GW及び溝深さGDを有して一方の側面6(第1側面)に開口される。
【0068】
第5案内溝32は、図29(a)に示すように、長さ方向Cの側端面9(第1側案面側)において、第4案内溝31に連通される。第5案内溝32は、高さ方向Aに第5溝底面32A(第5溝底平面)を有し、第5溝底面32Aは、第4案内溝31の第4溝底面31A(第2案内溝22の第2溝底面22A)と面一に配置(形成)される。
【0069】
第6案内溝33は、図29(a)及び図30(b)に示すように、他方の側面7(第2側面)に隣接して、車止めブロック体1に形成される。第6案内溝33は、長さ方向Cに溝幅GW(第5案内溝32と同一の溝幅)、及び幅方向Bに溝長さGL(第5案内溝32と同一の溝長さ)を有して、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0070】
第6案内溝33は、図29(a)に示すように、長さ方向Cにおいて、第6案内溝33の溝幅GWの中心n(溝幅中心)及び他方の側端面9(第2側端面)の間に間隔δ1[第4案内溝31と同一の間隔(溝幅間隔)]を隔てて、車止めブロック体1に配置(形成)される。
【0071】
第6案内溝33は、図29(a)に示すように、幅方向Bにおいて、他方の側面7(第2側面)から一方の側面6(第1側面)に向けて、溝長さGLを有して延在される。
【0072】
第6案内溝33は、図30(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝深さGD(第4及び第5案内溝31,32と同一の溝深さ)を有して天面5及び底面4の間の車止めブロック体1に配置(形成)される。第6案内溝33は、高さ方向Aにおいて、天面5から底面4に向けて、溝深さGDを有して形成される。
【0073】
第6案内溝33は、図29(a)及び図30(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、溝幅GW及び溝深さGDを有して天面5に開口される。第6案内溝33は、幅方向Bにおいて、溝幅GW及び溝長さGLを有して他方の側面7(第2側面)に開口される。
【0074】
第6案内溝33は、図29(a)に示すように、長さ方向Cの側端面9側(第2側端面側)において、第4案内溝31に連通される。第6案内溝33は、第4案内溝31を通して第5案内溝32に連通される。
第6案内溝33は、図29(a)及び図30(b)に示すように、高さ方向Aに第6溝底面33A(第6溝底平面)を有し、第6溝底面33Aは、第4及び第5溝底面31A,32A(第1案内溝21の第1溝底面21A)と面一に配置(形成)される。
【0075】
第2連結穴群18は、図21図23図29(b)及び図30に示すように、長さ方向Cの側端面9(長さ方向Cの他方の側端面9側)に配置される。第2連結穴群18は、第2案内溝群17内(第4乃至第6案内溝31~33内)に配置される。
第2連結穴群18は、第5乃至第8連結穴35~38を有する。第5乃至第8連結穴35~38は、長さ方向Cの側端面9側において、第2案内溝群17内(第4乃至第6案内溝32~33内)に配置される。第5乃至第8連結穴35~38は、車止めブロック体1に形成される。第5乃至第8連結穴35~38は、第1乃至第4連結穴25~28と同様に、直径dの円形穴に形成される。
【0076】
第5連結穴35は、図29(b)に示すように、第5連結穴35の穴中心線оを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第2案内溝群17内/第4及び第5案内溝31,32内)に配置される。第5連結穴35は、穴中心線оを第4及び第5溝底面31A,32A、底面4に直交して、第4及び第5案内溝31,32内に配置される。
【0077】
第5連結穴35は、図29(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第5連結穴35の穴中心線о及び側端面9の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第4及び第5案内溝31,32内(第2案内溝群17内)に配置される。第5連結穴35は、幅方向Bにおいて、穴中心線о(穴中心)及び側面6(第1側面)の間に間隔δ2を隔てて、第2案内溝群17内に配置される。
【0078】
第5連結穴35は、図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、第4及び第5溝底面31A,32Aから底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される。第5連結穴35は、高さ方向Aにおいて、第4及び第5案内溝31,32の第4及び第5溝底面31A,32Aに開口される。
【0079】
第6連結穴36は、図29(b)に示すように、第6連結穴36の穴中心線pを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第2案内溝群17内/第4及び第6案内溝31,33内)に配置される。第6連結穴36は、穴中心線pを第4及び第6溝底面31A,33A、底面4に直交して、第4及び第6案内溝31,33内に配置される。
【0080】
第6連結穴36は、図29(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第6連結穴36の穴中心線p及び側端面9(第2側端面)の間に間隔δ2[第5連結穴35と同一の間隔(穴配置間隔)]を隔てて、第4及び第6案内溝31,33内(第2案内溝群17内)に配置される、第6連結穴36は、幅方向Bにおいて、穴中心線p(穴中心)及び側面7(第2側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第2案内溝群17内に配置される。
第6連結穴36は、幅方向Bにおいて、第6連結穴36の穴中心線p及び第5連結穴35の穴中心線оの間に間隔δ3(穴中心間隔)を隔てて配置される。
【0081】
第6連結穴36は、図30(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、第4及び第6溝底面31A,33Aから底面4に向けて、穴長さLA(第5連結穴35と同一の長さ)を有して延在される。第6連結穴36は、高さ方向Aにおいて、第4及び第6案内溝31,33の第4及び第6溝底面31A,33Aに開口される。
【0082】
第7連結穴37は、図23に示すように、長さ方向Cにおいて、第4及び第5連結穴35,36より側端面8側に配置される。
第7連結穴37は、図29(b)に示すように、第7連結穴37の穴中心線qを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第2案内溝群17内/第5案内溝32内)に配置される。第7連結穴37は、穴中心線qを第5溝底面32A及び底面4に直交して、第5案内溝32内に配置される。
【0083】
第7連結穴37は、図29(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第7連結穴37の穴中心線q及び第5連結穴35の穴中心線оの間に間隔δ3(穴中心間隔)を隔てて、第5案内溝32内(第2案内溝群17内)に配置される。第7連結穴37は、幅方向Bにおいて、第7連結穴37の穴中心線q及び側面6(第1側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第5案内溝32内に配置される。
【0084】
第7連結穴37は、図30(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、第5溝底面32Aから底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される。第7連結穴37は、高さ方向Aにおいて、第5案内溝32の第5溝底面32Aに開口される。
【0085】
第8連結穴38は、図23に示すように、長さ方向Cにおいて、第5及び第6連結穴35,46より側端面8側に配置される。
第8連結穴38は、図29(b)に示すように、第8連結穴38の穴中心線sを高さ方向Aに向けて、車止めブロック体1(第2案内溝群17内/第6案内溝33内)に配置される。第8連結穴38は、穴中心線sを第6溝底面33A及び底面4に直交して、第6案内溝33内に配置される。
【0086】
第8連結穴38は、図29(b)に示すように、長さ方向Cにおいて、第8連結穴38の穴中心線s及び第6連結穴36の穴中心線pの間に間隔δ3(穴中心間隔)を隔てて、第6案内溝33内(第2案内溝群17内)に配置される。第8連結穴38は、幅方向Bにおいて、第8連結穴38の穴中心線s及び第7連結穴37の穴中心線оの間に間隔δ3を隔てて配置される。第8連結穴38は、幅方向Bにおいて、穴中心線s及び側面7(第2側面)の間に間隔δ2(穴配置間隔)を隔てて、第6案内溝33内に配置される。
【0087】
第8連結穴38は、図30(b)に示すように、高さ方向Aにおいて、第6溝底面33Aから底面4に向けて、穴長さLAを有して延在される、第8連結穴38は、高さ方向Aにおいて、第6案内溝33の第6溝底面33Aに開口される。
【0088】
車止めブロック体1は、図22,及び図24乃至図26に示すように、複数(例えば、6本)の第1突起40(第1突起部)、複数(例えば、5本)の第2突起41(第2突起部)、及び複数(例えば、5本)の第3突起42(第3突起部)を有する。
第1乃至第3突起40,41,42は、図22、及び図24乃至図26に示すように、車止めブロック体1の底面4に配置されて、底面4に固定される(底面4に一体に形成される)。
【0089】
各第1突起40は、図22及び図25に示すように、長さ方向Cにおいて、各第1突起40の間に間隔σを隔てて配置される。各第1突起40は、幅方向Bに突起長さLBを有して、各側面6,7の間に延在される。各第1突起40は、各側面6,7に直交して、各側端面8,9に平行に配置される。
各第1突起40は、図24及び図26(a)に示すように、高さ方向Aにおいて、底面4から突出量εを有して突出される。
【0090】
各第2突起41は、図22及び図25に示すように、各第1突起40の間に配置される。各第2突起41は、幅方向Bにおいて、一方の側面6(第1側面)に間隔τを隔てて配置される。各第2突起41は、長さ方向Cにおいて、突起長さLCを有して各第1突起40の間に配置される。各第2突起41は、長さ方向Cの各第1突起40の間において、突起長さLCを有して波状に延在される。
各第2突起41は、図24に示すように、高さ方向Aにおいて、底面4から突出量ε(第1突起40ど同一の突出量)を有して突出される。
【0091】
第3突起42は、図22及び図25に示すように、各第1突起40の間に配置される。各第3突起42は、幅方向Bにおいて、各第2突起41及び他方の側面7(第2側面)の間に配置される。各第3突起42は、幅方向Bにおいて、他方の側面7(第2側面)に間隔τを隔て、第2突起41の間に間隔ωを隔てて配置される。各第3突起42は、長さ方向Cにおいて、突起長さLC(第2突起41と同一の長さ)を有して、各第1突起40の間に配置される。各第3突起42は、長さ方向Cの各第1突起40の間において、突起長さLCを有して波状に延在される。
第3突起42は、高さ方向Aにおいて、底面4から突出量ε(第1及び第2突起40,41と同一の突出量)を有して突出される。
【0092】
第1乃至第3突起40~42は、図22図24及び図25に示すように、高さ方向Aにおいて、底面4から突出量εを有して突出して、突出端に突出平面44(突出底平面/底平面)を形成する。突出平面44は、高さ方向Aにおいて、車止めブロック体1の底面4に突出量εの間隔を隔てて、底面4に平行に配置(形成)される。
【0093】
ブロック連結体2は、各車止めブロック体1,1同士を連結する。ブロック連結体2は、隣接して、直線状に配置した各車止めブロック体1,1同士を連結する。
【0094】
台車用ストッパーX1において、ブロック連結体2は、図1乃至図6に示すように、連結具51(連結部材)を有する。
【0095】
連結具51は、例えば、プラスチック等の合成樹脂、又は鉄、鋼、ステンレス等の金属で形成される、連結具51(連結部材)は、図31及び図32に示すように、連結板52、複数(4本)の連結軸53~56を有する。
【0096】
連結板52(連結平板)は、図31及び図32に示すように、板厚さTを有する平板状(平板)に形成される。連結板52は、矩形状(略矩形状)の平板に形成される。連結板52の板厚さTは、第1乃至第6案内溝21~23,31~33の溝深さGDと同一、又は第1乃至第6案内溝21~23,31~33より大きい厚さを有し、例えば、溝深さGDの2倍の厚さである。
連結板52は、板厚さ方向Eに板表面52A及び板裏面52Bを有する。
【0097】
連結板52は、図31及び図32に示すように、連結板52の長手方向F(板長さ方向)に板長さLα、及び連結体52の短手方向G(板幅方向)に板幅Wαを有する。
連結板52の板長さLαは、第1乃至第6案内溝21~23,31~33の溝長さGLの2倍(略2倍)の板長さである。連結板52の板幅Wαは、第1乃至第6案内溝21~23,31~33の溝幅GWと同一(略同一)の板幅である。
なお、連結板52の長手方向F(板長さ方向)は、板厚さ方向Eと直交する方向である。連結板52の短手方向G(板幅方向)は、板厚さ方向E及び長手方向Fと直交する方向である。
【0098】
第1乃至第4連結軸53~56は、図31及び図32に示すように、直径D(軸直径)の円柱状に形成される。各連結軸53~56は、直径Dの断面円形の軸に形成される。
各連結軸53~56の直径D(軸直径)は、第1乃至第8連結穴25~28,35~38の穴直径dと同一(略同一)の直径である。
【0099】
第1乃至第4連結軸53~56は、図31及び図32に示すように、軸長さLγを有する。第1乃至第4連結軸53~56の軸長さLγは、第1乃至第8連結穴25~28,35~38の穴長さLAと同一、又は穴長さLAより短い長さである。
【0100】
各連結軸53~56は、図31及び図32に示すように、連結板52の板裏面52Bに配置されて、連結板52(板裏面52B)に固定される。
【0101】
第1連結軸53は、図31及び図32に示すように、連結板52の長手方向F(以下、「長手方向F」という)において、連結板52の一方(一方端)の板長さ端面52aに隣接して配置される。第1連結軸53は、連結板52の短手方向G(以下、「短手方向G」という)において、連結板52の一方(一方端)の板幅端面52cに隣接して配置される。
【0102】
第1連結軸53は、図31及び図32に示すように、第1連結軸53の軸中心線uを連結板52の板厚さ方向E(以下、「板厚さ方向E」という)に向けて、連結板52(板裏面52B)に配置(固定)される。第1連結軸53は、一方の軸端53A(軸端面)を連結板52の板裏面52Bに当接して、連結板52の板裏面52Bに直交して配置される。第1連結軸53は、板厚さ方向Eにおいて、連結板52の板裏面52Bから軸長さLγを有して延在(突出)される。
【0103】
第2連結軸54は、図31及び図32に示すように、長手方向Fにおいて、連結板52の一方(一方端)の板長さ端面52aに隣接して配置される。第2連結軸54は、短手方向Gにおいて、連結板52の他方(他方端)の板幅端面52dに隣接して配置される。
第2連結軸54は、短手方向Gにおいて、第2連結軸54の軸中心線v及び第1連結軸53の軸中心線uの間に間隔δ3(第1乃至第8連結穴の間隔δ3と同一の間隔)を隔てて配置される。
【0104】
第2連結軸54は、図31及び図32に示すように、軸中心線vを板厚さ方向Eに向けて、連結板52(板裏面52B)に配置(固定)される。第2連結軸54は、一方の軸端54A(軸端面)を連結板52の板裏面52Bに当接して、連結板52の板裏面52Bに直交して配置される。第2連結軸54は、板厚さ方向Eにおいて、連結板52の板裏面52Bから軸長さLγを有して延在(突出)される。
【0105】
第3連結軸55は、図31及び図32に示すように、長手方向Fにおいて、連結板52の他方(他方端)の板長さ端面52bに隣接して配置される。第3連結軸55は、短手方向Gにおいて、連結板52の一方(一方端)の板幅端面52cに隣接して配置される。
第3連結軸55は、長手方向Fにおいて、第3連結軸55の軸中心線w及び第1連結軸53の軸中心線uの間に間隔δα(第2軸間隔)を隔てて配置される。
間隔δαは、第1乃至第8連結穴25~28,35~38の間隔δ2の2倍の間隔である[δα=2×(δ2)]。
【0106】
第3連結軸55は、図31及び図32に示すように、軸中心線wを板厚さ方向Eに向けて、連結板52(板裏面52B)に配置(固定)される。第3連結軸55は、一方の軸端55A(軸端面)を連結板52の板裏面52Bに当接して、連結板52の板裏面52Bに直交して配置される。
第3連結軸55は、板厚さ方向Eにおいて、連結板52の板裏面52Bから軸長さLγを有して延在(突出)される。
【0107】
第4連結軸56は、図31及び図32に示すように、長手方向Fにおいて、連結板52の他方(他方端)の板長さ端面52bに隣接して配置される。第4連結軸56は、短手方向Gにおいて、連結板52の他方(他方端)の板幅端面52dに隣接して配置される。
第4連結軸56は、長手方向Fにおいて、第4連結軸56の軸中心線x及び第2連結軸54の軸中心線vの間に間隔δα(第2軸間隔)を隔てて配置される。
第4連結軸56は、短手方向Gにおいて、軸中心線x及び第3連結軸55の軸中心線wの間に間隔δ3(第1軸間隔)を隔てて配置される。
【0108】
第4連結軸56は、図31及び図32に示すように、軸中心線xを板厚さ方向Eに向けて、連結板52(板裏面52B)に配置(固定)される。第4連結軸56は、一方の軸端56A(軸端面)を連結板52の板裏面52Bに当接して、連結板52の板裏面52Bに直交して配置される。
第4連結軸56は、板厚さ方向Eにおいて、連結板52の板裏面52Bから軸長さLγを有して延在(突出)される。
【0109】
第1及び第2連結軸53,54は、図31(b)に示すように、短手方向Gにおいて、各軸中心線u,vの間に間隔δ3を隔てて平行に配置される。第1及び第3連結軸53,55は、長手方向Fにおいて、各軸中心線u,wの間に間隔δαを隔てて平行に配置される。第2及び第4連結軸54,56は、図31(b)に示すように、長手方向Fにおいて、各軸中心線v,xの間に間隔δαを隔てて平行に配置される。第3及び第4連結軸55,56は、短手方向Gにおいて、各軸中心線w,xの間に間隔δ3を隔てて平行に配置される。
連結具51(ブロック連結体2)において、第1乃至第4連結軸53~56は、第1乃至第8連結穴25~28,35~38に取外し自在に挿入(圧入)され、連結板52は、第1乃至第6案内溝21~23,31~33に取外し自在に挿入(圧入)にされる。
【0110】
台車用ストッパーX1において、第1及び第2車止めブロック体1A,1B(一対の車止めブロック体1,1)は、図1及び図2に示すように、幅方向Bの両端側にある各側面6,7及び長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9を台車Yの車輪Zの走行面GPに直交して、高さ方向Aの一方端側にある底面4(突出平面44)から走行面GPに(建築物の床面)に載置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、突出平面44を走行面GP(建築物の床面)に当接して、走行面GPに取外し自在に載置される。
【0111】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図1及び図2に示すように、第1車止めブロック体1(第1ブロック体)の長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面(一方端側にある側端面8又は他方端側にある側端面9)と、第2車止めブロック体1B(第2ブロック体)の長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面(一方端側にある側端面8又は他方端側にある側端面9)を当接して、直線状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの一の側端面の全面と、第2車止めブロック体1Bの一の側端面の全面を当接して、直線状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、長さ方向Cを同一方向に向けて、直線状に配置されて、底面4(突出平面44)から走行面GPに載置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面を面一にして、直線状に配置される。
【0112】
台車用ストッパーX1において、連結具51(ブロック連結体2)は、図1及び図2に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
連結具51は、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、隣接する第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0113】
連結具51(ブロック連結体2)は、図1及び図2に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0114】
連結具51は、図1及び図2に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの両端側にある各側端面のうち他の一の側端面(第2車止めブロック体1Bの側端面と当接しない側端面)、及び第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある各側端面のうち他の一の側端面(第1車止めブロック体の側端面と当接しない側端面)の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0115】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図1乃至図6に示すように、例えば、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8(第1側端面)の全面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9(第2側端面)の全面を当接して、直線状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図1及び図3に示すように、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側にある側面6と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6を面一にして、直線状に配置される。
【0116】
連結具51は、図1乃至図6に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、連結板52の板裏面52B及び第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2連結穴群16,18(第1及び第2案内溝群15,17)に向けて配置される。
連結具51(ブロック連結体2)は、図1乃至図3に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7に配置される。連結具51は、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9及び第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0117】
連結具51は、図3乃至図5に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を他方の軸端53B~56Bから第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26、及び第2車止めブロック体1Bの第5及び第6連結穴35,36に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
連結具51は、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの天面5から第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26、第2車止めブロック体1Bの第5及び第6連結穴35,36に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
【0118】
直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1連結軸53は、図3及び図4に示すように、他方の軸端53Bから第1車止めブロック体1Aの第1連結穴25に挿入(圧入)され、第2連結軸54は、図3及び図5に示すように、他方の軸端54Bから第1車止めブロック体1Aの第2連結穴26に挿入(圧入)される。
直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第3連結軸55は、図3及び図4に示すように、他方の軸端55Bから第2車止めブロック体1Bの第5連結穴35に圧入され、第4連結軸56は、図3及び図5に示すように、他方の軸端56Bから第2車止めブロック体1Bの第6連結穴36に圧入される。
【0119】
連結具51は、図3乃至図5に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2連結軸53,54の第1及び第2連結穴25,26への挿入(圧入)、第3及び第4連結軸55,56の第5及び第6連結穴35,36への挿入(圧入)に伴って、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21(第1案内溝群15)及び第2車止めブロック体1Bの第4案内溝31(第2案内溝群17)に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
【0120】
連結板52は、図3乃至図5に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、板裏面52Bから第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第4案内溝31に挿入(圧入)され、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
連結板52は、図3乃至図5に示すように、各板長さ端面52a,52b及び各板幅端面52c,52dを第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第54案内溝31の溝側面に当接して、第1及び第4案内溝21,31に挿入(圧入)される。
連結板52は、第1及び第4案内溝21,31によってガイド(案内)されて、第1及び第4案内溝21,31に挿入(圧入)される。
【0121】
連結板52は、図4及び図5に示すように、板裏面52Bを第1車止めブロック体1Aの第1溝底面21A(第1案内溝21)及び第2車止めブロック体1Bの第4溝底面31A(第4案内溝31)に当接して、第1案内溝21及び第4案内溝31に挿入(圧入)される。連結板52は、板裏面52Bの第1及び第4溝底面21A,31Aへの当接によって、板表面52A(板表面52A側)を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21(第1案内溝群15)及び第2車止めブロック体1Bの第4案内溝31(第2案内溝群17)から突出して配置される。
【0122】
連結具51(ブロック連結体2)は、図3乃至図5に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26、第2車止めブロック体1Bの第5及び第6案内穴35,36に挿入(圧入)しつつ、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第4案内溝31に挿入(圧入)することで、連結板52の板裏面52Bを第1溝底面21A(第1車止めブロック体1A)及び第4溝底面31A(第2車止めブロック体1B)に当接して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0123】
連結具51(ブロック連結体2)は、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、連結板52を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの高さ方向Aの他方端側にある天面5から第1及び第2案内溝群15,17に挿入(圧入)することで、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの各側面6,7の間に配置され、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの他の一の側端面(例えば、図1及び図3に示すように、第1車止めブロック体1Aの第2側端面9及び第2車止めブロック体1Bの第1側端面9の間)に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0124】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図7(a)に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8の全面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8の全面を当接して、直交状に配置しても良い。
図7(a)において、連結具51は、図3乃至図5で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの第1及び第2連結穴25,25,26,26の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1A,1Bの第1案内溝21,21に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを連結する。
【0125】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図7(b)に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9の全面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面8の全面を当接して、直掩状に配置しても良い。
図7(b)において、連結具51は、図3乃至図5で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第5及び第6連結穴35,36及び第2車止めブロック体1Bの第1及び第2連結穴25,26の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第3案内溝1及び第2車止めブロック体1Bの第1案内溝21に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを連結する。
【0126】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図8に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9の全面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面9の全面を当接して、直線状に配置しても良い。
図8において、連結具51は、図3乃至図5で説明した同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの第5及び第6連結穴35,35,36,36の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの第4案内溝31,31に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを連結する。
【0127】
台車用ストッパーX1において、第1及び第2車止めブロック体1A,1B(一対の車止めブロック体1,1)は、図9乃至図11に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面(一方端側にある側端面8又は他方端側にある側端面9)と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面(一方端側にある側面6又は他方端側にある側面7)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図9図10図12及び図13に示すように、第1車止めブロック体1Aの一の側端面の全面と、第2車止めブロック体1Bの一の側面(一の側面の一部)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cと第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cを直交して、高さ方向Aの一方端側にある底面4(突出平面44)から走行面GPに載置される。
【0128】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの両端側にある各側面6,7のうち一の側面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある側端面8,9のうち一の側端面を面一にして、直交状に配置される。
【0129】
台車用ストッパーX1において、連結具51(ブロック連結体2)は、図9及び図10に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
連結具51は、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、隣接する第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0130】
連結具51(ブロック連結体2)は、図9及び図11に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0131】
連結具51は、図9及び図11に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち他の一の側端面(第2車止めブロック体1Bの側面と当接しない側端面)、及び第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち他の一の側面(第1車止めブロック体1Aの側端面と当接しない側面)の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0132】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図9乃至図13に示すように、例えば、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8(第1側端面)の全面と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6(第1側面の一部)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側にある側面6と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8を面一にして、直交状に配置される。
第1車止めブロック体1Aは、図11に示すように、第1案内溝21(第1案内溝群15)を第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22(第1案内溝群15)に連通して、直交状に配置される。
【0133】
連結具51は、図9乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、連結板52の板裏面52B及び第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの第1連結穴群16(第1案内溝群15)に向けて配置される。
連結具51(ブロック連結体2)は、図9及び図11に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置される。連結具51は、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9及び第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの他方端側にある側面7の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0134】
連結具51は、図11乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を他方の軸端53B~56Bから第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26、及び第2車止めブロック体1Bの第1及び第3連結穴25,27に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
連結具51は、図11乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの高さ方向Aの他方端側にある天面5から第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴21,22、第2車止めブロック体1Bの第1及び第3連結穴25,27に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
【0135】
直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1連結軸53は、図11及び図13に示すように、他方の軸端53Bから第1車止めブロック体1Aの第2連結穴26に挿入(圧入)され、第2連結軸54は、図11及び図12に示すように、他方の軸端54Bから第1車止めブロック体1Aの第1連結穴25に挿入(圧入)される。
【0136】
直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第3連結軸55は、図11及び図13に示すように、他方の軸端55Bから第2車止めブロック体1Bの第3連結穴27に挿入(圧入)され、第4連結軸56は、図11及び図12に示すように、他方の軸端56Bから第2車止めブロック体1Bの第1連結穴25に挿入(圧入)される。
【0137】
連結具51は、図11乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2連結軸53,54の第1及び第2連結穴25,26への挿入(圧入)、第3及び第4連結軸55,56の第1及び第3連結穴25,27への挿入(圧入)に伴って、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21(第1案内溝群15)及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22(第1案内溝群15)に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
連結板52は、図11乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、板裏面52Bから第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22に挿入(圧入)され、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに配置される。
連結板52は、図11乃至図13に示すように、板長さ端面52a及び各板幅端面52c,52dを第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21の溝側面に当接し、板長さ端面52b及び各板幅端面52c,52dを第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22の溝側面に当接して、第1及び第2案内溝21,22に挿入(圧入)される。
連結板52は、第1及び第2案内溝21,22によってガイド(案内)されて、第1及び第2案内溝21,22に挿入(圧入)される。
連結板52は、板裏面52Bを第1車止めブロック体1Aの第1溝底面21A(第1案内溝21)及び第2車止めブロック体1Bの第2溝底面22A(第2案内溝22)に当接して、第1及び第2案内溝21,22に挿入(圧入)される。
連結板52は、図12及び図13に示すように、板裏面52Bの第1及び第2溝底面21A,22Aの当接によって、板表面52A(板表面52A側)を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21(第1案内溝群15)及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22(第1案内溝群15)から突出して配置される。
【0138】
連結具51は、図11乃至図13に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26、第2車止めブロック体1Bの第1及び第3連結穴25,27に挿入(圧入)しつつ、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22(第1案内溝群15)に挿入(圧入)することで、連結板52の板裏面52Bを第1溝底面21A及び第2溝底面22Aに当接して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0139】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図14示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8と、第2車止めブロック体1Bの他方端側にある側面7を当接して、直線状に配置しても良い。
図14において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの他方端側にある側面7と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8を面一にして、直線状に配置される。
図14おいて、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26及び第2車止めブロック体1Bの第2及び第4連結穴26,28の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第3案内溝23に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0140】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図15に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6を当接して、直線状に配置しても良い。
図15において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの他方端側にある側面7と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8を面一にして、直線状に配置される。
図15において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第5及び第6連結穴35,36及び第2車止めブロック体1Bの第1及び第3連結穴25,27の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第4案内溝31及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0141】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図16に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの他方端側にある側面7に当接して、直線状に配置しても良い。
図16において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの一方端側にある側面6と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8を面一にして、直線状に配置される。
図16において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第5及び第6連結穴35,36及び第2車止めブロック体1Bの第2及び第4連結穴26,28の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第4案内溝31及び第2車止めブロック体1Bの第3案内溝23に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0142】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図17に示すように、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側にある側端面8と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6を当接して、直線状に配置しても良い。
図17において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの他方端側にある側面7と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9を面一にして、直線状に配置される。
図17において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26及び第2車止めブロック体1Bの第5及び第7連結穴35,37の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第5案内溝32に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0143】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図18に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6を当接して、直線状に配置される。
図18において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側の側面6と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9を面一にして、直線状に配置される。
図18において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第5及び第6連結穴35,36及び第2車止めブロック体1Bの第5及び第7連結穴35,37の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第4案内溝31及び第2車止めブロック体1Bの第5案内溝32に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0144】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図19に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの他方端側にある側面7を当接して、直線状に配置しても良い。
図19において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側にある側面6と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9を面一にして、直線状に配置される。
図19において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26及び第2車止めブロック体1Bの第6及び第8連結穴36,38の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第6案内溝33に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0145】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図20に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの他方端側にある側面7を当接して、直線状に配置しても良い。
図20において、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの他方端側にある側面7と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9を面一にして、直線状に配置される。
図20において、連結具51は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第5及び第6連結穴35,36及び第2車止めブロック体1Bの第6及び第8連結穴36,38の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第4案内溝31及び第2車止めブロック体1Bの第6案内溝33に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0146】
台車用ストッパーX1は、図1乃至図20に示すように、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを直線状に配置し、又は第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを直交状に配置して、ブロック連結体2(連結具51)によって、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結し、又は直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図1乃至図20に示すように、直線状に配置され、又は直交状に配置される。ブロック連結体2(連結具51)は、図1乃至図20に示すように、直線状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結し、又は直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士を連結する。
【0147】
ブロック連結体2(連結具51)は、第1乃至第4連結軸53~56を第1乃至第8連結穴25~28,35~38から抜いて、連結板52を第1乃至第6案内溝21~23,31~33から取出すことで、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bの連結を解除(解消)する。台車用ストッパーX1は、連結具51と第1及び第2車止めブロック体1A,1Bから外すことで、第1車止めブロック体1A、第2車止めブロック1B及び連結具51に分解(分割)できる。
【0148】
台車用ストッパーX1は、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを連結具51(ブロック連結体2)によって連結することで、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを一体にして、台車用ストッパーX1の全体の長さを延ばす(拡張)することができる。
【0149】
図33乃至図35において、台車Y(例えば、手押し台車)は、各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)を走行面GPに載置した第1又は第2車止めブロック体1A,1Bの両端側にある各側面のうち一の側面(例えば、側面7)から第1又は第2車止めブロック体1A,1Bに当接(衝突)される。台車Yの各前車輪Z1,Z1(又は後車輪Z2,Z2)は、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bの一側面7から天面5側の側面7の一部に当接(衝突)され、天面5側の側面7の部分の合成ゴム等(可撓性の材料)を弾性変形しつつ、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bに密着される。
【0150】
台車用ストッパーX1は、各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)の第1又は第2車止めブロック体1A,1Bへの当接(衝突)によって、台車Yの重量(荷積み台71に積まれ荷物GO及び台車Yの重量)が作用して、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bの天面5側の側面7の一部の合成ゴム等を弾性変形しつつ、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bの側面7の一部を各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)に圧接する。
台車Yの各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)は、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bを天面から乗り越えることなく、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bに密着されて、台車Yの重量(荷物GO及び台車Yの重量)を第1及び第2車止めブロック体1A,1Bに作用する。
【0151】
台車用ストッパーX1(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)は、台車Yの重量(荷物GO及び台車Yの重量)による加重を受けると、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bの突出平面44及び走行面44の間の摩擦力によって、走行面GPに固定される。台車用ストッパーX1は、突出平面44及び走行面GPの間に摩擦力(摩擦)によって走行面GPに固定されることで、第1又は第2車止めブロック体1A,1Bに各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)の当接する台車Yを停止させる。
【0152】
第2実施形態の台車用ストッパーについて、図36乃至図42を参照して説明する。
なお、図36乃至図42において、図1乃至図35と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する
【0153】
第2実施形態の台車用ストッパーX2(以下、「台車用ストッパーX2」という)は、図36乃至図41に示すように、3つの車止めブロック体1、及びブロック連結体62を備える。
台車用ストッパーX2は、図36及び図37に示すように、3つの車止めブロック体1であって、第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cを備える。
【0154】
第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cは、図21乃至図31で説明したと同様に、台車用ストッパーX1の車止めブロック体1と同一構成であって、第1案内溝群15(第1乃至第3案内溝21~23)、第1連結穴群16(第1乃至第4連結穴25~28)、第2案内溝群17(第4乃至第6案内溝31~33)、第2連結穴群18(第5乃至第8連結穴35~38)、複数の第1乃至第3突起40~42(突出平面44)を有する。
【0155】
ブロック連結体62は、2つの連結具であって、第1連結具63及び第2連結具64を有する。第1連結具63及び第2連結具64は、図31及び図32で説明したと同様に、台車用ストッパーX1の連結具51と同一構成であって、連結板52及び第1乃至第4連結軸53~56を有する。
【0156】
台車用ストッパーX2において、第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cは、図36及び図37に示すように、幅方向Bの両端側にある各側面6,7及び長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9を走行面GPに直交して、高さ方向Aの一方端側にある底面4から走行面GPに載置される。第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cは、突出平面44を走行面GPに当接して、走行面GPに取外し自在に載置される。
【0157】
第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cは、図36に示すように、コ字状に配置される。
【0158】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図36乃至図38に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面(一方端側にある側端面8又は他方端側にある側端面9)と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面(一方端側にある側面6又は他方端側にある側面7)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの一の側端面の全面と、第2車止めブロック体1Bの一の側面(一の側面の一部)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図36及び図38に示すように、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cと、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cを直交して、高さ方向Aの一方端側にある底面4(突出平面44)から走行面GPに載置される。
【0159】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図36及び図38に示すように、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面を面一にして、直交状に配置される。
【0160】
第3車止めブロック体1Cは、図36図37及び図39に示すように、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cにおいて、第2車止めブロック体1Bに対し直交状に配置した第1車止めブロック体1Aに間隔δP(ブロック間隔)を隔てて配置される。第3車止めブロック体1Cは、第1車止めブロック体1Aに平行に配置される。
【0161】
第2及び第3車止めブロック体1B,1Cは、図36図37及び図39に示すように、第2車止めブロック体1Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面であって、第1車止めブロック体1Aの一の側端面の当接する側面と、第3車止めブロック体1Cの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち一の側端面を当接して、直交状に配置される。
第2及び第3車止めブロック体1B,1Cは、第2車止めブロック体1Cの一の側面(一の側面の一部)と、第3車止めブロック体1Cの一の側端面の全面を当接して、直交状に配置される。
【0162】
第2及び第3車止めブロック体1B,1Cは、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち他の一の側端面と、第3車止めブロック体1Cの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち一の側面を面一にして、直交状に配置される。
【0163】
ブロック連結体62(第1連結具63)は、図36図37及び図38に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの各側面6,7の間に配置され、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9のうち他の一の側端面(第2車止めブロック体1Bと当接しない側端面)及び第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち他の一の側面(第1車止めブロック体1Aと当接しない側面)の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0164】
ブロック連結体62(第2連結具64)は、図36図37及び図39乃至図41に示すように、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第3車止めブロック体1Cの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置され、第3車止めブロック体1Cの両端側にある各側端面8,9のうち他の一の側端面(第2車止めブロック体1Bと当接しない側端面)及び第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7うち他の一の側面(第1車止めブロック体1Aと当接しない側面)の間に配置されて、第2及び第3車止めブロック体1B,1C同士(第2及び第3車止めブロック体1B,1C)を連結する。
【0165】
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、図36乃至図38に示すように、例えば、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの一方端側にある側端面8(第1側端面)の全面と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6(第1側面の一部)を当接して、直交状に配置される。
第1及び第2車止めブロック体1A,1Bは、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの一方端側にある側面6と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの一方端側にある側端面8を面一にして、直交状に配置される。
第1車止めブロック体1Aは、図36及び図38に示すように、第1案内溝21(第1案内溝群15)を第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22(第1案内溝群15)に連通して、直交状に配置される。
【0166】
第2及び第3車止めブロック体1B,1Cは、図36図37及び図39に示すように、例えば、第3車止めブロック体1Cの長さ方向Cの一方端側にある側端面8(第1側端面)の全面と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの一方端側にある側面6(第1側面の一部)を当接して、直交状に配置される。
第2及び第3車止めブロック体1B,1Cは、第3車止めブロック体1Cの幅方向Bの他方端側にある側面7と、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cの他方端側にある側端面9を面一にして、直交状に配置される。
第3車止めブロック体1Cは、図39に示すように、第1案内溝21(第1案内溝群15)を第2車止めブロック体1Bの第5案内溝32(第2案内溝群17)に連通して、直交状に配置される。
第3車止めブロック体1Cは、第2車止めブロック体1Bの長さ方向Cにおいて、第1車止めブロック体1Aに間隔δPを隔てて、第1車止めブロック体1Aと平行に配置される。
【0167】
第1連結具63は、図36及び図38に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置される。第1連結具63は、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1車止めブロック体1Aの長さ方向Cの他方端側にある側端面9と、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの他方端側にある側面7の間に配置されて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
【0168】
第1連結具63は、図36乃至図37に示すように、直交状に配置した第1及び第2車止めブロック体1A,1Bにおいて、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する。
第1連結具63は、図11乃至図13で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を第1車止めブロック体1Aの第1及び第2連結穴25,26及び第2車止めブロック体1Bの第1及び第3連結穴25,27の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を第1車止めブロック体1Aの第1案内溝21及び第2車止めブロック体1Bの第2案内溝22に挿入(圧入)して、第1及び第2車止めブロック体1A,1B同士(第1及び第2車止めブロック体1A,1B)を連結する(図38参照)。
【0169】
第2連結具64は、図36図37、及び図39乃至図41に示すように、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第3車止めブロック体1Cの幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置される。第2連結具64は、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第2車止めブロック体1Bの幅方向Bの両端側にある各側面6,7のうち他の一の側面7(第1車止めブロック体1Aの側端面8と当接しない側面)と、第3車止めブロック体1Bの長さ方向Cの両端側にある側端面8,9のうち他の一の側端面9(第2車止めブロック体1Bと当接しない側端面)の間に配置されて、第2及び第3車止めブロック体1B,1C同士(第2及び第3車止めブロック体1B,1C)を連結する。
【0170】
第2連結具64は、図39乃至図41に示すように、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を他方の軸端53B~56Bから第3車止めブロック体1Cの第1及び第2連結穴25,26及び第2車止めブロック体1Bの第5及び第7連結穴35,37の夫々に挿入(圧入)して、第2及び第3車止めブロック体1B,1Cに配置される。
【0171】
直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Bにおいて、第1連結軸53は、図39及び図40に示すように、他方の軸端53Bから第3車止めブロック体1Cの第2連結穴26に挿入(圧入)され、第2連結軸54は、図39及び図40に示すように、他方の軸端54Bから第3車止めブロック体1Cの第1連結穴25に挿入(圧入)される。
直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第3連結軸55は、図39及び図40に示すように、他方の軸端55Bから第2車止めブロック体1Bの第5連結穴35に挿入(圧入)され、第4連結軸56は、図39及び図41に示すように、他方の軸端56Bから第2車止めブロック体1Bの第7連結穴37に挿入(圧入)される。
【0172】
第2連結具64は、図39乃至図41に示すように、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第1及び第2連結軸53,54の第1及び第2連結穴25,26への挿入(圧入)、第3及び第4連結軸55,56の第5及び第7連結穴35,37への挿入(圧入)に伴って、連結板52を第3車止めブロック体1Cの第1案内溝21(第1案内溝群15)及び第2車止めブロック体1Bの第5案内溝32(第2案内溝群17)に挿入(圧入)して、第2及び第3車止めブロック体1A,1Bに配置される。
【0173】
第2連結具64(ブロック連結体62)は、直交状に配置した第2及び第3車止めブロック体1B,1Cにおいて、第1乃至第4連結軸53~56を第3車止めブロック体1Cの第1及び第2連結穴25,26、第2車止めブロック体1Bの第5及び第7連結穴35,37の夫々に挿入(圧入)しつつ、連結板52を第3車止めブロック体1Cの第1案内溝21、第3車止めブロック体1Cの第6案内溝32に挿入(圧入)することで、連結板52の板裏面52Bを第1溝底面21A(第1案内溝21)及び第5溝底面32A(第5案内溝32)に当接して、第2及び第3車止めブロック体1B,1C同士(第2及び第3車止めブロック体1B,1C)を連結する。
【0174】
台車用ストッパーX2は、図14図15及び図16で説明したと同様に、第1及び第2車止めブロック体1A,1Bを直交状に配置し、図18図19図20で説明したと同様に、第2及び第3車止めブロック体1B,1Cを直交状に配置して、第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cをコ字状に配置しても良い。
【0175】
台車用ストッパーX2は、第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cを第1及び第2連結具63,64によって連結して、第1及び第3車止めブロック体1A,1B,1Cを一体にして、台車用ストッパーX2の全体の長さを延ばす(拡張する)ことができる。
【0176】
台車用ストッパーX2は、図42に示すように、消火器SX(保護対象物)をコ字状に配置した第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cによって囲むことで、台車Yが消火器SXに衝突することを防止できる。
【0177】
台車用ストッパーX2は、図33乃至図35で説明した同様に、第1乃至第3車止めブロック体1A,1B,1Cの何れか1の車止めブロック体に台車Yの各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)を当接(衝突)することで、台車Yを停止させる。
【0178】
第3実施形態の台車用ストッパーについて、図43及び図44を参照して説明する。
なお、図43及び図44において、図1乃至図42と同一符号は、同一部材、同一構成であるので、その詳細な説明は省略する。
【0179】
第3実施形態の台車用ストッパーX3(以下、「台車用ストッパーX3」という)は、図43及び図44に示すように、複数の車止めブロック体1であって、n(nは2以上又は3以上の整数)個(n本)の車止めブロック体1を備える。台車用ストッパーX3は、図43及び図44に示すように、ブロック連結体66を備える。
【0180】
n個(n本)の各車止めブロック体1は、図21乃至図31で説明したと同様に、台車用ストッパーX1の車止めブロック体1と同一構成であって、第1案内溝群15(第1乃至第3案内溝21~23)、第1連結穴群16(第1乃至第4連結穴25~28)、第2案内溝群17(第4乃至第6案内溝21~23)、第2連結穴群18(第5乃至第8連結穴35~38)、複数の第1突起40、複数の第1及び第2突起41,42(突出平面44)を有する(図44参照)。
【0181】
各車止めブロック体1は、図43及び図44に示すように、車止めブロック体1の長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9であって、車止めブロック体1の長さ方向Cの一方端側にある第1側端面8(第3側面)、及び車止めブロック体1の長さ方向Cの他方端側にある第2側端面9(第4側面)を有する。
【0182】
n個(n本)の車止めブロック体1は、図2及び図6に示すように、幅方向Bの両端側にある各側面6,7、第1及び第2側端面8,9を走行面GPに直交して、高さ方向Aの一方端側にある底面4から走行面GPに載置される。各車止めブロック体1は、突出平面44を走行面GPに当接して、走行面GPに取外し自在に載置される。
【0183】
各車止めブロック体1は、各車止めブロック体1の長さ方向Cの両端側にある各側端面8,9同士を当接して、直線状に配置される。
各車止めブロック体1は、図43及び図44に示すように、各車止めブロック体1の長さ方向Cの両端側にある第1及び第2側端面8,9同士を当接して、複数列φ1,φ2,φ3,…,φm(mは整数)、隣接して直線状に配置される。各車止めブロック体1は、第1方向βにおいて、複数φ1,φ2,φ2,…,φm、隣接して直線状に配置される。
各車止めブロック体1は、長さ方向Cを同一の方向β(第1方向β)に向けて、直線状に配置される。
各車止めブロック体1は、第1方向βにおいて、1番目φ1(1列目)車止めブロック体1(第1車止めブロック体1A)、2番目φ2(2列目)の車止めブロック体1(第2車止めブロック体1B)、3番目φ3(3列目)の車止めブロック体1、…、m番目φm(m列目)の車止めブロック体1の順に配置される。
【0184】
複数列、直線状に配置した各車止めブロック体1において、1番目φ1(1列目)の車止めブロック体1(第1車止めブロック体1A)は、図43及び図44に示すように、1番目φ1の車止めブロック体1の第1側端面8(第1側端面8の全面)を、第1方向βの隣りの2番目φ2(2列目)の車止めブロック体1の第2側端面9(第2側端面9の全面)に当接して配置される。
【0185】
複数列、直線状に配置した各車止めブロック体1において、m番目φm(m列目)の車止めブロック体1は、図43及び図44に示すように、m番目φmの車止めブロック体1の第2側端面9(第2側端面9の全面)を、第1方向βの隣りの車止めブロック体1の第1側端面8(第1側端面8の全面)に当接して配置される。
【0186】
複数列、直線状に配置した各車止めブロック体1において、第1番目φ1(1列目)及びm番目φm(m列目)の間の各車止めブロック体1は、1番目φ1側(1列目側)の隣りの車止めブロック体1の第1側端面8(第1側端面8の全面)に第2側端面9(第2側端面9の全面)を当接し、m番目qm側(m列目側)の隣りの車止めブロック体1の第2側端面9(第2側端面9の全面)に第1側端面8(第1側端面8の全面)を当接して配置される。
例えば、3番目φ3(3列目)の車止めブロック体1は、1番目φ1側(1列目側)の隣りの車止めブロック体1[2番目φ2(2列目)の車止めブロック体1]の第1側端面8(第1側端面8の全面)に3番目φ3の車止めブロック体1の第2側端面9(第2側端面9の全面)を当接し、m番目φm側(m列目側)の隣りの車止めブロック体1[4番目φ4(4列目)の車止めブロック体1]の第2側端面9(第2側端面9の全面)に3番目φ3の車止めブロック体1の第1側端面8(第1側端面8の全面)を当接して配置される。
【0187】
ブロック連結体66は、複数であって、例えば、[(n-1)個]の連結具51を有する。各連結具51は、図31及び図32で説明したと同様に、台車用ストッパーX1と同一構成であって、連結板52、及び第1乃至第4連結軸53~56を有する。
【0188】
各連結具51(ブロック連結体66)は、図43及び図44に示すように、直線状に配置した各車止めブロック体1において、各車止めブロック体1の幅方向Bの両端側にある各側面6,7の間に配置される。各連結具51は、直線状に配置した各車止めブロック体1において、1番目φ1(1列目)の車止めブロック体1の第2側端面9と、m番目φm(m列目)の車止めブロック体1の第1側端面8の間に配置されて、隣接する各車止めブロック体1同士(各車止めブロック体1)を連結する。各連結具51は、1番目φ1(1列目)及び2番目φ2(2列目)の車止めブロック体1同士を連結し、2番目φ1(2列目)及び3番目φ3(3列目)の車止めブロック体1同士を連結し、隣接する車止めブロック体1同士を連結する。
【0189】
各連結具51は直線状に配置した各車止めブロック体1において、図3乃至図5で説明したと同様に、第1乃至第4連結軸53~56を隣接する車止めブロック体1の第1連結穴25、第2連結穴26、第5連結穴及び第6連結穴36の夫々に挿入(圧入)し、連結板52を隣接する車止めブロック体1の第1案内溝21、第4案内溝31に挿入(圧入)して、隣接する車止めブロック体1同士(隣接する車止めブロック体1)を連結する。
【0190】
台車用ストッパーX3は、n個(n本)の各車止めブロック体1を各連結具51によって連結して、各車止めブロック体1を一体にして、台車用ストッパーX2の全体の長さを延ばす(拡張する)ことができる。
台車用ストッパーX3は、各車止めブロック体1の連結数を適宜、選択することで、台車用ストッパーX3の全体の長さを調整できる。
【0191】
台車用ストッパーX3は、図33乃至図35で説明したと同様に、各車止めブロック体1に台車Yの各前車輪Z1,Z1(又は各後車輪Z2,Z2)を当接(衝突)することで、台車Yを停止させる。
【0192】
台車用ストッパーX1は、図7(a)、図7(b)及び図8で説明した同様に、各車止めブロック体1の第1及び第2側端面8,9を当接して、直線状に配置し、各連結具51によって隣接する車止めブロック体1同士(各車止めブロック体1)を連結しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0193】
本発明は、台車を停止させるのに最適である。
【符号の説明】
【0194】
X1 台車用ストッパー
1 車止めブロック体
1A 第1車止めブロック体
1B 第2車止めブロック体
2 ブロック連結体
51 連結具
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