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特開2024-139574画像撮影制御装置、画像撮影システム、画像撮影制御方法、及び画像撮影制御プログラム
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  • 特開-画像撮影制御装置、画像撮影システム、画像撮影制御方法、及び画像撮影制御プログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024139574
(43)【公開日】2024-10-09
(54)【発明の名称】画像撮影制御装置、画像撮影システム、画像撮影制御方法、及び画像撮影制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/08 20120101AFI20241002BHJP
   G06Q 10/06 20230101ALI20241002BHJP
【FI】
G06Q50/08
G06Q10/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023050576
(22)【出願日】2023-03-27
(71)【出願人】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】大西 洋二
(72)【発明者】
【氏名】小林 航生
(72)【発明者】
【氏名】浜口 沙月
(72)【発明者】
【氏名】櫟原 英士
(72)【発明者】
【氏名】伊能 大雅
(72)【発明者】
【氏名】諸角 有紗
(72)【発明者】
【氏名】白井 良介
【テーマコード(参考)】
5L010
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L010AA09
5L049AA09
5L049CC07
5L050CC07
(57)【要約】
【課題】人手を介さずに、工事工程毎の適切な写真を自動的に撮影可能な画像撮影制御装置を提供すること。
【解決手段】本開示の一態様に係る画像撮影制御装置は、複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、画像取得部が取得した画像に基づいて、工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、工程特定部が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を記憶部から取得し、撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、撮影装置を搭載した移動体を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する制御部と、を備える、
画像撮影制御装置。
【請求項2】
前記画像取得部は、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように撮影された当該工事工程の画像を取得し、
前記記憶部は、前記画像取得部が取得した当該工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する、
請求項1に記載の画像撮影制御装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記工事現場における安全衛生に関する基準をさらに記憶しており、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場が前記基準を満たしているか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記工事現場の作業者に対して、前記基準を満たすように促す、
請求項1又は2に記載の画像撮影制御装置。
【請求項4】
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記判定部は、前記工事現場の作業者の携帯端末に対して、前記基準を満たすように促す通知を送信する、
請求項3に記載の画像撮影制御装置。
【請求項5】
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記制御部は、前記工事現場の作業者に対して前記基準を満たすように促す動作を前記移動体に行わせる、
請求項3に記載の画像撮影制御装置。
【請求項6】
前記工事現場のデジタルモデルを用いて、前記複数の画像撮影条件のそれぞれに適合するための前記移動体のポジショニングが予め決定されており、
前記制御部は、予め決定された前記ポジショニングに基づいて、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように前記移動体を制御する、
請求項1又は2に記載の画像撮影制御装置。
【請求項7】
工事現場の画像を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置を搭載した移動体と、
前記撮影装置による画像撮影を制御する画像撮影制御装置と、を備え、
前記画像撮影制御装置は、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
前記撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記移動体を制御する制御部と、を備える、
画像撮影システム。
【請求項8】
前記画像取得部は、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように撮影された当該工事工程の画像を取得し、
前記記憶部は、前記画像取得部が取得した当該工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する、
請求項7に記載の画像撮影システム。
【請求項9】
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータが実行する、
画像撮影制御方法。
【請求項10】
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータに実行させる、
画像撮影制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像撮影制御装置、画像撮影システム、画像撮影制御方法、及び画像撮影制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば行政機関が発注した工事では、工事受注者は、工事工程毎に規定された写真(すなわち画像)を撮影し、写真帳と呼ばれる文書を作成する必要がある。上記写真の撮影については、工事現場において人が行うのが一般的であったが、特許文献1には、人がロボット車両を遠隔操作し、上記写真を撮影する手法が開示されている。
なお、特許文献2には、工事工程毎の写真撮影条件を記憶したデータベースが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2021-149654号公報
【特許文献2】特開2000-163435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、工事現場において撮影装置を搭載した移動体を制御する画像撮影制御装置を開発するに当たり、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示された装置は、あくまでも人が遠隔操作する装置であり、特許文献1に開示された装置では、人手を介さずに、工事工程毎の適切な写真を自動的に撮影することはできない。
【0005】
本開示は、このような課題に鑑みなされたものであり、人手を介さずに、工事工程毎の適切な写真を自動的に撮影可能な画像撮影制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る画像撮影制御装置は、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する制御部と、を備えるものである。
【0007】
本開示の一態様に係る画像撮影制御システムは、
工事現場の画像を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置を搭載した移動体と、
前記撮影装置による画像撮影を制御する画像撮影制御装置と、を備え、
前記画像撮影制御装置は、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
前記撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記移動体を制御する制御部と、を備えるものである。
【0008】
本開示の一態様に係る画像撮影制御方法は、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータが実行するものである。
【0009】
本開示の一態様に係る画像撮影制御プログラムは、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、人手を介さずに、工事工程毎の適切な写真を自動的に撮影可能な画像撮影制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
図2】記憶部101が記憶する各工事工程に対応する画像撮影条件の一例を示す表である。
図3】第1の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。
図4】第2の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
図5】第2の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。
図6】第3の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
図7】第3の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
【0013】
(第1の実施形態)
<画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成>
まず、図1を参照して、第1の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
【0014】
図1に示すように、本実施形態に係る画像撮影制御装置100は、記憶部101、画像取得部102、工程特定部103、及び制御部104の機能ブロックを備えている。
また、図1に示すように、本実施形態に係る画像撮影制御システムは、画像撮影制御装置100、撮影装置10、及び移動体20を備えている。
【0015】
画像撮影制御装置100は、移動体20が搭載する撮影装置10による画像撮影を制御する。そのため、図1に示すように、画像撮影制御装置100は、撮影装置10及び移動体20と無線通信できる。
【0016】
なお、画像撮影制御装置100を構成する各機能ブロックは、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現することができる。従って、各機能ブロックは、コンピュータのハードウェアやソフトウェアやそれらの組み合わせによって色々な形態で実現できる。
【0017】
記憶部101は、各工事工程と各工事工程に対応する画像撮影条件とを紐付けて記憶している。記憶部101は、例えば単数又は複数のメモリから構成される。図1に示すように、記憶部101は、工程特定部103と接続されている。
【0018】
ここで、図2は、記憶部101が記憶する各工事工程に対応する画像撮影条件の一例を示す表である。図2に示すように、「工種名」で示された各工事工程に対し、例えば「撮影種別」、「撮影項目」、「撮影時期」、及び「撮影頻度」等の画像撮影条件が規定されている。
なお、図2に示す工事工程及び画像撮影条件の具体例は、あくまでも例示であり、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムを何ら限定しない。
【0019】
画像取得部102は、撮影装置10が撮影した工事現場の画像を取得する。図1に示すように、画像取得部102は、工程特定部103と接続されている。
工程特定部103は、画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場における工事工程を特定する。図1に示すように、工程特定部103は、記憶部101、画像取得部102、及び制御部104と接続されている。
【0020】
制御部104は、工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を記憶部101から取得し、撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御装置100及び画像撮影制御システムでは、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0021】
ここで、撮影装置10による画像撮影が画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する手法の具体例について説明する。
例えば、工事現場のデジタル三次元モデルを用い、各工事工程に対応する画像撮影条件に適合する画像を撮影するための移動体20のポジショニング(位置、向き等)をシミュレーションによって決定し、例えば記憶部101に記憶しておく。このような構成によって、制御部104は、撮影装置10による画像撮影が画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御できる。
【0022】
撮影装置10は、例えばカメラであり、工事現場の画像を撮影する。撮影装置10は、例えば、移動体20が工事現場を移動中、工事現場の画像を常時撮影する。
移動体20は、例えばドローンやロボット等の自律移動可能な移動体である。図1に示す移動体20は、図示しない各種センサを用いて自律飛行可能なドローンである。移動体20は、撮影装置10を搭載する。移動体20は、撮影装置10を着脱可能に搭載していても、撮影装置10を一体化して搭載していてもよい。
【0023】
本実施形態に係る移動体20は、画像撮影制御装置100の制御部104による制御に基づいて、撮影装置10による画像撮影が各工事工程の画像撮影条件に適合するように工事現場を移動する。
ここで、移動体20は、工事現場において発生する特有の音、におい、熱等を検出するためのセンサを備えていてもよい。例えばアスファルト舗装工では、表面温度が画像撮影条件になり得る。
【0024】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムでは、制御部104は、工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を記憶部101から取得する。そして、制御部104は、撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御装置100及び画像撮影制御システムでは、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0025】
<画像撮影制御方法>
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係る画像撮影制御方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。図1に示す画像撮影制御装置100すなわちコンピュータが、図3に示す画像撮影制御方法を構成する各処理を実行する。
【0026】
まず、図1に示す記憶部101は、複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶する(図3のステップST1)。
次に、図1に示す画像取得部102は、図1に示す撮影装置10が撮影した工事現場の画像を取得する(図3のステップST2)。
【0027】
次に、図1に示す工程特定部103は、図1に示す画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場における工事工程を特定する(図3のステップST3)。
【0028】
最後に、図1に示す制御部104は、図1に示す工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を図1に示す記憶部101から取得する。そして、制御部104は、図1に示す撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、図1に示す移動体20を制御する(図3のステップST4)。
【0029】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、コンピュータが、各工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0030】
(第2の実施形態)
<画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成>
次に、図4を参照して、第2の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムについて説明する。図4は、第2の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
【0031】
図1に示す画像撮影制御装置100と同様に、図4に示す画像撮影制御装置200でも、記憶部101は、各工事工程と各工事工程に対応する画像撮影条件とを紐付けて記憶している。他方、図4に示す画像撮影制御装置200では、記憶部101は、画像取得部102が取得した工事工程の画像を当該工事工程に対応する画像撮影条件と紐付けて記憶する。そのため、図4に示すように、記憶部101は、工程特定部103に加え、画像取得部102とも接続されている。
【0032】
図1に示す画像撮影制御装置100と同様に、図4に示す画像撮影制御装置200でも、画像取得部102は、撮影装置10が撮影した工事現場の画像を取得する。他方、図4に示す画像撮影制御装置200では、画像取得部102は、画像撮影条件に適合するように撮影装置10によって撮影された当該工事工程の画像も取得する。そして、上述の通り、記憶部101は、画像取得部102が取得した工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する。さらに、当該画像を当該工事工程の画像撮影条件と紐付けて記憶してもよい。このような構成によって、写真帳を自動的に作成できる。
その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0033】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムでも、制御部104は、工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を記憶部101から取得する。そして、制御部104は、撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御装置100及び画像撮影制御システムでは、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0034】
さらに、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムでは、画像取得部102は、画像撮影条件に適合するように撮影装置10によって撮影された当該工事工程の画像も取得する。そして、記憶部101は、画像取得部102が取得した工事工程の画像を当該工事工程に対応する画像撮影条件と紐付けて記憶する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御装置100及び画像撮影制御システムでは、写真帳を自動的に作成できる。
【0035】
<画像撮影制御方法>
次に、図5を参照して、第2の実施形態に係る画像撮影制御方法について説明する。図5は、第2の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。図4に示す画像撮影制御装置200すなわちコンピュータが、図5に示す画像撮影制御方法を構成する各処理を実行する。
ここで、図5のステップST1からステップST4は、図3のステップST1からステップST4と同じであるため、説明を省略する。
【0036】
図5に示すように、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、ステップST4の後、図4に示す画像取得部102は、画像撮影条件に適合するように撮影装置10によって撮影された当該工事工程の画像を取得する(図5のステップST5)。
最後に、図4に示す記憶部101は、画像取得部102が取得した工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する(図5のステップST6)。
【0037】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御方法でも、コンピュータが、各工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0038】
さらに、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、画像撮影条件に適合するように撮影装置10によって撮影された工事工程の画像も取得し、当該工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、写真帳を自動的に作成できる。
【0039】
(第3の実施形態)
<画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成>
次に、図6を参照して、第3の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムについて説明する。図6は、第3の実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムの構成を示すブロック図である。
【0040】
図6に示す画像撮影制御装置300は、図1に示す画像撮影制御装置100が備える記憶部101、画像取得部102、工程特定部103、及び制御部104に加え、判定部105を備える。また、図6に示す画像撮影制御システムは、画像撮影制御装置300、撮影装置10、及び移動体20に加え、携帯端末30を備えている。
【0041】
ここで、図1に示す画像撮影制御装置100と同様に、図6に示す画像撮影制御装置300でも、記憶部101は、各工事工程と各工事工程に対応する画像撮影条件とを紐付けて記憶している。他方、図6に示す画像撮影制御装置300では、記憶部101は、工事現場における工事現場における安全衛生に関する基準(以下、単に「安全衛生基準」と呼ぶ)も記憶している。
【0042】
判定部105は、画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場が、安全衛生基準を満たしているか否かを判定する。ここで、上述の通り、記憶部101が、安全衛生基準を記憶している。そのため、図6に示すように、判定部105は、記憶部101及び画像取得部102と接続されている。
【0043】
安全衛生基準は、例えば、工事現場における作業者のヘルメット着用、工事現場におけるゴミ(例えば空き缶やペットボトル等)の散乱防止、工事現場における部外者(例えば通行人等)の立ち入り禁止等を含む。判定部105は、画像取得部102が取得した工事現場の画像について、画像認識を行い、これらの安全衛生基準を満たしているか否かを判定する。ここで、例えば作業者の顔を事前に登録しておけば、部外者を画像認証(顔認証)によって判定できる。
【0044】
工事現場が安全衛生基準を満たしていないと判定部105が判定した場合、工事現場の作業者に対して安全衛生基準を満たすように促す。
例えば、判定部105が、工事現場の作業者の携帯端末30に対して、安全衛生基準を満たすように促す通知を送信する。
ここで、携帯端末30は、図6に示すように、例えば画像撮影制御装置300と無線通信可能な通信端末である。携帯端末30は、例えばスマートフォン、タブレット端末、モバイルPC(Personal Computer)等である。
【0045】
安全衛生基準を満たすように促す通知は、例えば「ヘルメットを着用して下さい」、「ゴミを片付けて下さい」、「部外者を立ち退かせて下さい」等の通知である。他方、安全衛生基準を満たすように促す通知は、例えば「ヘルメット未着用です」、「ゴミが散乱しています」、「部外者がいます」等、安全衛生基準を満たしていない状況を伝える通知(音声や画像)も含む。
【0046】
他方、制御部104が、工事現場の作業者に対して安全衛生基準を満たすように促す所定の動作を移動体20に行わせてもよい。例えば、移動体20が、所定の警告音を発生する。あるいは、移動体20が、上述の安全衛生基準を満たすように促す通知を、音声で発したり、画像で表示してもよい。
なお、判定部105が安全衛生基準を満たすように促す通知を送信すると共に、制御部104が安全衛生基準を満たすように促す動作を移動体20に行わせてもよい。
【0047】
このような構成によって、安全衛生基準を満たした工事現場において、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0048】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムでも、制御部104は、工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を記憶部101から取得する。そして、制御部104は、撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御装置100及び画像撮影制御システムでは、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0049】
さらに、本実施形態に係る画像撮影制御装置及び画像撮影制御システムでは、判定部105が、画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場が安全衛生基準を満たしているか否かを判定する。そして、工事現場が安全衛生基準を満たしていないと判定した場合、工事現場の作業者に対して安全衛生基準を満たすように促す。そのため、安全衛生基準を満たした工事現場において、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0050】
<画像撮影制御方法>
次に、図7を参照して、第3の実施形態に係る画像撮影制御方法について説明する。図7は、第3の実施形態に係る画像撮影制御方法を示すフローチャートである。図6に示す画像撮影制御装置300すなわちコンピュータが、図7に示す画像撮影制御方法を構成する各処理を実行する。
【0051】
まず、図6に示す記憶部101は、複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶すると共に、安全衛生基準を記憶する(図7のステップST1a)。ここで、図7のステップST1aは、図3のステップST1に対応する。
【0052】
次に、図6に示す画像取得部102は、図6に示す撮影装置10が撮影した工事現場の画像を取得する(図7のステップST2)。ここで、図7のステップST2は、図3のステップST2と同じである。
【0053】
次に、図6に示す判定部105は、図6に示す画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場が、安全衛生基準を満たしているか否かを判定する(図7のステップST21)。
【0054】
工事現場が安全衛生基準を満たしていない場合(図7のステップST21でNO)、工事現場の作業者に対して安全衛生基準を満たすように促す(図7のステップST22)。具体的には、工事現場の作業者に対して、ヘルメット着用を促したり、ゴミの片付けを促したり、工事現場からの部外者の立ち退きを促したりする。
図7に示すように、ステップST22の後、ステップST2に戻る。
【0055】
他方、工事現場が安全衛生基準を満たしている場合(図7のステップST21でYES)、図6に示す工程特定部103は、図6に示す画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場における工事工程を特定する(図7のステップST3)。ここで、図7のステップST3は、図3のステップST3と同じである。
【0056】
最後に、図6に示す制御部104は、図6に示す工程特定部103が特定した工事工程に対応する画像撮影条件を図6に示す記憶部101から取得する。そして、制御部104は、図6に示す撮影装置10による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、図6に示す移動体20を制御する(図7のステップST4)。ここで、図7のステップST4は、図3のステップST4と同じである。
【0057】
なお、その他の構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
また、本実施形態は、第2の実施形態と組み合わせられる。具体的には、図7のステップST4の後に、図5のステップST5及びステップST6を行ってもよい。
【0058】
以上に説明した通り、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、コンピュータが、各工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、撮影装置10を搭載した移動体20を制御する。そのため、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0059】
さらに、本実施形態に係る画像撮影制御方法では、画像取得部102が取得した工事現場の画像に基づいて、当該工事現場が安全衛生基準を満たしているか否かを判定する。そして、工事現場が安全衛生基準を満たしていないと判定した場合、工事現場の作業者に対して安全衛生基準を満たすように促す。そのため、安全衛生基準を満たした工事現場において、人手を介さずに、工事工程毎に画像撮影条件に適合する適切な画像を自動的に撮影できる。
【0060】
上述の例において、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、又はその他の形式の伝搬信号を含む。
【0061】
以上、実施の形態を参照して本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本開示のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0062】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
【0063】
(付記1)
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する制御部と、を備える、
画像撮影制御装置。
(付記2)
前記画像取得部は、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように撮影された当該工事工程の画像を取得し、
前記記憶部は、前記画像取得部が取得した当該工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する、
付記1に記載の画像撮影制御装置。
(付記3)
前記記憶部は、前記工事現場における安全衛生に関する基準をさらに記憶しており、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場が前記基準を満たしているか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記工事現場の作業者に対して、前記基準を満たすように促す、
付記1又は2に記載の画像撮影制御装置。
(付記4)
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記判定部は、前記工事現場の作業者の携帯端末に対して、前記基準を満たすように促す通知を送信する、
付記3に記載の画像撮影制御装置。
(付記5)
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記制御部は、前記工事現場の作業者に対して前記基準を満たすように促す動作を前記移動体に行わせる、
付記3又は4に記載の画像撮影制御装置。
(付記6)
前記工事現場のデジタルモデルを用いて、前記複数の画像撮影条件のそれぞれに適合するための前記移動体のポジショニングが予め決定されており、
前記制御部は、予め決定された前記ポジショニングに基づいて、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように前記移動体を制御する、
付記1又は2に記載の画像撮影制御装置。
(付記7)
工事現場の画像を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置を搭載した移動体と、
前記撮影装置による画像撮影を制御する画像撮影制御装置と、を備え、
前記画像撮影制御装置は、
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶している記憶部と、
前記撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定する工程特定部と、
前記工程特定部が特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件を前記記憶部から取得し、前記撮影装置による画像撮影が当該画像撮影条件に適合するように、前記移動体を制御する制御部と、を備える、
画像撮影システム。
(付記8)
前記画像取得部は、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように撮影された当該工事工程の画像を取得し、
前記記憶部は、前記画像取得部が取得した当該工事工程の画像を当該工事工程と紐付けて記憶する、
付記7に記載の画像撮影システム。
(付記9)
前記記憶部は、前記工事現場における安全衛生に関する基準をさらに記憶しており、
前記画像取得部が取得した前記画像に基づいて、前記工事現場が前記基準を満たしているか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記工事現場の作業者に対して、前記基準を満たすように促す、
付記7又は8に記載の画像撮影システム。
(付記10)
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記判定部は、前記工事現場の作業者の携帯端末に対して、前記基準を満たすように促す通知を送信する、
付記9に記載の画像撮影制御システム。
(付記11)
前記工事現場が前記基準を満たしていない場合、前記制御部は、前記工事現場の作業者に対して前記基準を満たすように促す動作を前記移動体に行わせる、
付記9又は10に記載の画像撮影制御システム。
(付記12)
前記工事現場のデジタルモデルを用いて、前記複数の画像撮影条件のそれぞれに適合するための前記移動体のポジショニングが予め決定されており、
前記制御部は、予め決定された前記ポジショニングに基づいて、前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように前記移動体を制御する、
付記7から11のいずれか一項に記載の画像撮影制御システム。
(付記13)
前記移動体が、ドローンである、
付記7から12のいずれか一項に記載の画像撮影システム。
(付記14)
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータが実行する、
画像撮影制御方法。
(付記15)
複数の工事工程と、当該複数の工事工程のそれぞれに対応する複数の画像撮影条件とを紐付けて記憶し、
撮影装置が撮影した工事現場の画像を取得し、
取得した前記画像に基づいて、前記工事現場における工事工程を特定し、
前記撮影装置による画像撮影が、記憶した前記複数の画像撮影条件のうち、特定した前記工事工程に対応する画像撮影条件に適合するように、前記撮影装置を搭載した移動体を制御する、処理をコンピュータに実行させる、
画像撮影制御プログラム。
【符号の説明】
【0064】
10 撮影装置
20 移動体
100、200、300 画像撮影制御装置
101 記憶部
102 画像取得部
103 工程特定部
104 制御部
105 判定部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7