(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024139680
(43)【公開日】2024-10-09
(54)【発明の名称】玩具
(51)【国際特許分類】
A63H 3/04 20060101AFI20241002BHJP
A63H 3/16 20060101ALI20241002BHJP
A63H 33/00 20060101ALI20241002BHJP
【FI】
A63H3/04 Z
A63H3/16
A63H33/00 A
A63H33/00 301Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023218628
(22)【出願日】2023-12-25
(62)【分割の表示】P 2023049362の分割
【原出願日】2023-03-27
(71)【出願人】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(72)【発明者】
【氏名】小林 倭月
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150CA01
2C150DD03
2C150DD14
2C150EH06
2C150EH09
2C150EH16
2C150FB33
2C150FB43
2C150FD08
(57)【要約】
【課題】興趣性の高い玩具を提供する。
【解決手段】物品供給装置から供給可能な第1形態1Fと展示可能な第2形態2Fとに変化可能な玩具1であって、内部が中空に形成されている主体部10と、主体部10内に収容可能な第1副体部20及び第2副体部30と、を備え、主体部10は、第1形態1Fにおいて、外殻を成し、内部に第1副体部20及び第2副体部30を収容可能に構成され、第1副体部20は、第2形態2Fにおいて、主体部10に連結可能に構成され、第2副体部30は、第2形態2Fにおいて、主体部10に連結不可能に構成されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品供給装置から供給可能な第1形態と展示可能な第2形態とに変化可能な玩具であって、
内部が中空に形成されている主体部と、
前記主体部内に収容可能な第1副体部及び第2副体部と、を備え、
前記主体部は、互いに着脱可能に構成される第1主部品及び第2主部品を含み、前記第1形態において、外殻を成し、前記内部に前記第1副体部及び前記第2副体部を収容可能に構成され、
前記第1主部品及び前記第2主部品は、各々の連結部分の開口縁部の全周において、外方に突出した凸部が形成され、
前記第1副体部は、前記第2形態において、前記主体部の外表面に連結されることで、キャラクターの一部を成し、当該キャラクターを組み立てるための部品として構成され、前記第2副体部は、前記第2形態において、キャラクターの一部を成さず、当該キャラクターを組み立てるための部品として構成されていない、
玩具。
【請求項2】
請求項1に記載の玩具であって、
前記主体部内に収容可能な第3副体部をさらに備え、
前記第3副体部は、前記第2形態において、前記第1主部品に連結可能に構成され、前記主体部を支持する支持部を成すように構成されている、
玩具。
【請求項3】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第2副体部は、前記第2形態において、前記主体部の内部に収容可能に構成されている、
玩具。
【請求項4】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第2副体部は、前記第2形態において、人体の一部に装着可能に構成されている、
玩具。
【請求項5】
請求項1に記載の玩具であって、
前記主体部は、前記第1形態及び前記第2形態において、前記第1主部品、及び前記第2主部品が連結している状態を成している、
玩具。
【請求項6】
請求項5に記載の玩具であって、
前記第1形態及び前記第2形態において、前記第1主部品は、外部から内部を視認可能に構成され、
前記第2主部品は、外部から内部を視認不可能に構成されている、
玩具。
【請求項7】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第1主部品の前記開口縁部と前記第2主部品の前記開口縁部の連結状態において、その側面視において、前記第1主部品側の前記凸部の突出基端は、前記第2主部品側の前記凸部の突出基端よりも外側に位置している、
玩具。
【請求項8】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第1主部品及び前記第2主部品の凸部は、波型形状を形成している、
玩具。
【請求項9】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第2主部品は、キャラクターの頭部の少なくとも一部を模している、
玩具。
【請求項10】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第1主部品は、容器型形状を成している、
玩具。
【請求項11】
請求項1に記載の玩具であって、
前記第1主部品は、その外表面の一部において規則的な立体模様が付されている、
玩具。
【請求項12】
請求項1に記載の玩具であって、
前記玩具は、前記第1形態において転動可能な形状を成し、前記第2形態において転動不可能な形状を成している、
玩具。
【請求項13】
請求項1に記載の玩具であって、
前記主体部は、球状型形状を成している、
玩具。
【請求項14】
請求項1に記載の玩具であって、
前記主体部内に収容可能な第3副体部を備え、
前記主体部、前記第1副体部、前記第3副体部は、前記第2形態において、デサート又は飲料を模している、
玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、カプセル内部に人形などを収納して自動販売機で販売されるカプセル玩具がある。例えば特許文献1においては、カプセル構成部材で構成されるカプセ内部には、玩具を組立てるための部品が収納されている。カプセル構成部材の切り口には、切欠が所定数設けられており、この切欠に部品の一部又は全てを嵌入させて玩具を形成し得るようになっている。また、カプセルの離脱防止策として、カプセル構成部材の内壁には、カプセル構成部材の切り口を狭持するためのリブが所定数設けられている構成が、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、販売時のカプセル自体を展示形態の部品とし利用する構造が記載されている。しかしながら、カプセルは、単にキャラクターの胴体部分として利用されるだけで、その興趣性において物足らないという問題があった。
【0005】
本発明は、興趣性の高い玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の玩具は、物品供給装置から供給可能な第1形態と展示可能な第2形態とに変化可能な玩具であって、内部が中空に形成されている主体部と、主体部内に収容可能な第1副体部及び第2副体部と、を備え、主体部は、第1形態において、外殻を成し、内部に第1副体部及び第2副体部を収容可能に構成され、第1副体部は、第2形態において、主体部に連結可能に構成され、第2副体部は、第2形態において、主体部に連結不可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性の高い玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の一態様の玩具における第1形態の斜視図である。
【
図3】第1副体部、第2副体部、及び第3副体部を示す斜視図である。
【
図6】玩具の第2形態にける背面側を示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である玩具1について、図を参照して説明する。
図1は、玩具1の第1形態1Fにおける斜視図である。
【0010】
玩具1は、
図1に示すように、第1形態1Fにおいて、外殻を構成する主体部10が球状型形状のカプセル形態を成している。一方、第2形態2Fの玩具1は、展示形態(
図6参照)に変化することができる。また、主体部10は、例えば、内部に球形の内部空間SP(
図2参照)が形成されている。この内部空間SP内には、後述するキャラクターC(
図6参照)、部品として組み立て用の第1副体部20(耳やリボン等)、組み立て用ではない第2副体部30(取説・リング・ペンダント等)、並びに第2形態2Fにおける支持体の第3副体部40が収容されている。
【0011】
主体部10、第1副体部20、第2副体部30、及び第3副体部40(一部は金属)は、例えば適宜剛性を有する合成樹脂を素材として形成されている。したがって、
図1に示す主体部10による球状型形状の第1形態1Fにおいては、それ自体が転がり易い転動可能な構成である。よって、玩具1は、物品供給装置からの供給・販売形態をとることができる。なお、第1形態1Fにおいては、必要に応じてラッピングフィルム60により覆われている。したがって、第1形態1Fの玩具1は、物品供給装置からの供給・販売を可能とした形態である。物品供給装置は、ラッピングフィルム60にて覆われている状態の玩具1をランダムな配置で複数収容可能な収容部と、収容部から一つずつ玩具1を無作為に選択して供給可能な供給部と、供給部をロックするロック部と、代価の支払いを条件としてロック部のロックを解除し供給部を回転すべく操作可能な操作部と、収容部から供給口へと玩具1を転動可能に通過させる通路部とを備えている。玩具1は、転動し易い形状としたことで、物品供給装置からの供給の際の分離や破損等を回避しつつ、ユーザの手元に供給可能な構成となっている。
【0012】
図2は、玩具1の主体部10分解斜視図である。
主体部10は、
図2に示すように、半球形状の外殻を備える第1主部品11と第2主部品12とに分解される。なお、第2主部品12には、特定のキャラクターCの顔部分が予め描かれている(
図1参照)。
【0013】
第1主部品11及び第2主部品12は、各々の円形の開口縁部11h,12hが互いに連結・係合可能な係合部11j,12jを備えている。この係合部11j,12jは、例えば、第1主部品11の係合部11jが第2主部品12の係合部12j内に嵌り込む構造となっている(
図7参照)。係合部12jは、内側が凹む凹形状の段差形状を有しており、一方、係合部11jは、内側が凸状となる段差形状を有している。これにより、第1主部品11と第2主部品12とは、第1形態1F及び第2形態2Fにおいて連結されている。
【0014】
また、第1主部品11及び第2主部品12は、各々の開口縁部11h,12hにおいて、開口外方側に突出する凸部11d,12dが形成されている。この凸部11d,12dは、共に開口縁部11h,12hの外周を囲むように設けられ、規則的な連続した波型形状の立体模様として外表面10sの一部を構成している。
【0015】
第1主部品11には、その頂部(図中下側)には、第3副体部40が連結される連結ボス11aが内面側に突出して設けられている。また、第2主部品12には、後述するように、第1副体部20が取り付けられる複数の取付孔12a,12c等が設けられている。
なお、第2主部品12は、例えば、少なくとも凸部12dや外表面10sが異なる色により構成されているが、第1主部品11は、光透過性の素材にて構成されている。
【0016】
図3は第1副体部20、第2副体部30、及び第3副体部40を示す斜視図である。
主体部10の内部空間SPには、
図3に示すように、第1副体部20、第2副体部30、及び第3副体部40が収容されている。
ここで、第1副体部20は、キャラクターCの一対の耳部材21、第一飾部材22、及び第二飾部材23にて構成されている。この耳部材21、第一飾部材22、及び第二飾部材23には、第2主部品12に取り付けるための、各取付端部21a,22a,23aが設けられている。
【0017】
第3副体部40は、円形の載置面部40aから立設された嵌合先端40bが、第1主部品11の連結ボス11aにより形成された連結凹部に嵌合するように構成されている(
図7参照)。
【0018】
第2副体部30は、例えば、ペンダント31、及び指輪32、更には取り扱い説明書(不図示)にて構成されている。したがって、第2副体部30は、主体部10に取り付けることなく、身に着けて楽しむものである。
【0019】
図4は、第2主部品12の外表面10sを示す斜視図である。
ここで、第2主部品12の外表面10sには、前掲のように、第1副体部20を取り付けるための取付孔が設けられている。この取付孔は、
図4に示すように、第2主部品12の頂部12tを挟むように形成された一対の第1取付孔12a、後頭部側で凸部12dの近傍に形成された第2取付孔12b、及び第3取付孔12cが配置されている。そして、この取付孔の形状は、例えば、第1取付孔12aが変形型の5角形、第2取付孔12bが変形型の4角形、第3取付孔12cが変形型の6角形に構成されている。
【0020】
一方、前掲した耳部材21の取付端部21a、第一飾部材22、及び第二飾部材23の各取付端部21a,22a,23aの形状は、取付孔の形状に対応した断面形状となっている。したがって、各第1副体部20は、耳部材21、第一飾部材22、及び第二飾部材23と取り付け位置及び取り付け向きは間違えることがない。なお、耳部材21の左右の向きについては、第1取付孔12aの変形の向きにより決定されている。
【0021】
図5は、玩具1の第2形態2Fを示す正面図である。
図6は、玩具1の第2形態2Fにける背面側を示す背面図である。
玩具1を組み立てる際には、例えば、第1主部品11と第2主部品12を組み合わせた状態で、第2主部品12の外表面10sに第1副体部20を取り付け、第1主部品11の外表面10sに第3副体部40を取り付ける。このようにして、
図5及び
図6に示すように、玩具1は、第3副体部40にて支持された転動不可能な状態で、第2主部品12が特定のキャラクターCを現すように演出される。
【0022】
このように組み立てられた、主体部10、第1副体部20、第3副体部40は、第2形態2Fにおいて、例えば、第1主部品11が光透過性の部材にて構成されてガラス容器を演出して、第2主部品12が、キャラクターCの頭部の少なくとも一部を模したクリームソーダ・パフェ等のデザート又は飲料物を模している。
【0023】
図7は、第2形態2Fにおける玩具1の要部断面図である。
図7に示すように、第1主部品11の凸部11dの突出基端11dbは、第2主部品12側の凸部12dの突出基端12dbよりも外側に位置している。すなわち、凸部11dの突出基端11dbの間隔d1が、凸部12dの突出基端12dbの間隔d2よりも大きく構成されている。
【0024】
したがって、第2形態2Fにおいて外観的には、その側面視を見たときに(
図5参照)、第1主部品11側の凸部11dの突出基端11dbが第2主部品12側の凸部12dの突出基端12dbよりも外側に位置している。これにより、第1主部品11がクリームソーダ・パフェ等を入れる容器としての演出をよりリアルに表している。
【0025】
なお、第2副体部30は、第2形態2Fにおいて、展示しても良いが、例えば、展示することなく主体部10の内部空間SPに収容されている。そして、必要に応じて取り出して、指に装着したり、首に掛けたりして楽しむことができる。
【0026】
以上述べたように、本態様の玩具1は、玩具1は、外殻を構成する主体部10が第1形態1Fにおいて耳や頭部の飾部材等の第1副体部20及びリングやペンダント等の第2副体部30を収容可能なカプセル形状である。また、主体部10は、第1副体部20と連結可能な第2形態2Fを構成することができる。したがって、玩具1は、物品供給装置から供給可能な球状型形状の第1形態1Fが展示可能な第2形態2Fに変化可能である。また、第2形態2Fにおいて、主体部10を支持する第3副体部40を備えているので、第2形態2Fの展示状態を安定保持が可能である。
【0027】
更に、主体部10は、第2形態2Fにおいても、内部空間SPを構成するように構成されているので、内部空間SPに第2副体部30を収容することができ、更に、第2副体部30を内部空間SPから取り出して別部材として、例えば身体の一部取り付けるなどして利用可能である。
【0028】
また、本態様の玩具1では、第2形態2Fにおいて、第1副体部20が主体部10の外表面10sに連結されるので、主体部10の外観を変えてキャラクターCの一部を成すようにできる。また、第2主部品12は、キャラクターCの頭部の少なくとも一部を模したパフェなどの飲食物を現しているので、楽しさを演出できる。
【0029】
本態様の玩具1では、主体部10は、例えば、下側の部分を構成する第1主部品11と上側の部分を構成する第2主部品12が互いに着脱可能に構成され、第1主部品11、及び第2主部品12が連結している状態で第1形態1F及び第2形態2Fが構成されている。したがって、主体部10は、第1形態1Fと第2形態2Fの変化を容易にし、また、第2副体部30の収容、・取り出しを容易にする。
【0030】
本態様の玩具1では、第2形態2Fにおいて下側の部分を構成する第1主部品11が光透過性の部材にて構成され、上側の部分を構成する第2主部品12が光を不透過の部材或いは透過し難い部材にて構成されていることで、第2形態2Fにおいて、第2主部品12を、第1主部品11を上に載せたガラス製の容器を演出できる。
【0031】
また、本態様の玩具1では、第1主部品11及び第2主部品12は、その連結部分の開口縁部11h,12hにおいて、外方に突出した凸部11d,12dが形成されているので、開口縁部11h,12hに両主部品11,12を連結する構造を容易に形成できる。また、両主部品11,12の連結部分である係合部11j,12jの剛性を強くすることができる。また、凸部11d,12dは、波型形状を形成しているので、デコレーションを現すことができる。
【0032】
本態様の玩具1においては、第2形態2Fにおいて、その側面視を見たときに、第1主部品11側の凸部11dの突出基端11dbが第2主部品12側の凸部12dの突出基端12dbよりも外側に位置していることで、例えば、飲食物の第2主部品12が第1主部品11上に盛られている状態をリアルに現すことができる。
【0033】
以上、本発明の態様について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。
【0034】
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
【0035】
(1)
物品供給装置から供給可能な第1形態と展示可能な第2形態とに変化可能な玩具であって、
内部が中空に形成されている主体部と、
上記主体部内に収容可能な第1副体部及び第2副体部と、を備え、
上記主体部は、上記第1形態において、外殻を成し、上記内部に上記第1副体部及び上記第2副体部を収容可能に構成され、
上記第1副体部は、上記第2形態において、上記主体部に連結可能に構成され、上記第2副体部は、上記第2形態において、上記主体部に連結不可能に構成されている、
玩具。
【0036】
(2)
(1)に記載の玩具であって、
上記第1副体部は、上記第2形態において、上記主体部の外表面に連結可能に構成されている、
玩具。
【0037】
(3)
(2)に記載の玩具であって、
上記第1副体部は、上記第2形態において、上記主体部の上記外表面に連結されることで、キャラクターの一部を成すように構成されている、
玩具。
【0038】
(4)
(1)から(3)の何れかに記載の玩具であって、
上記主体部内に収容可能な第3副体部をさらに備え、
上記第3副体部は、上記第2形態において、上記主体部を支持する支持部を成すように構成されている、
玩具。
【0039】
(5)
(1)から(4)の何れかに記載の玩具であって、
上記第2副体部は、上記第2形態において、上記主体部の内部に収容可能に構成されている、
玩具。
【0040】
(6)
(1)から(5)の何れかに記載の玩具であって、
上記第2副体部は、上記第2形態において、人体の一部に装着可能に構成されている、
玩具。
【0041】
(7)
(1)から(6)の何れかに記載の玩具であって、
上記主体部は、第1主部品及び第2主部品を含み、互いに着脱可能に構成されている、
玩具。
【0042】
(8)
(7)に記載の玩具であって、
上記主体部は、上記第1形態及び上記第2形態において、上記第1主部品、及び上記第2主部品が連結している状態を成している、
玩具。
【0043】
(9)
(7)または(8)に記載の玩具であって、
上記第1形態及び上記第2形態において、上記第1主部品は、外部から内部を視認可能に構成され、
上記第2主部品は、外部から内部を視認不可能に構成されている、
玩具。
【0044】
(10)
(7)から(9)の何れかに記載の玩具であって、
上記主体部内に収容可能な第3副体部をさらに備え、
上記第3副体部は、上記第2形態において、上記第1主部品に連結可能に構成されている、
玩具。
【0045】
(11)
(7)から(10)の何れかに記載の玩具であって、
上記第1主部品及び上記第2主部品は、各々の開口縁部において、互いに係合可能な係合部が形成されている、
玩具。
【0046】
(12)
(11)に記載の玩具であって、
上記第1主部品及び上記第2主部品は、各々の上記開口縁部において、外方に突出した凸部が形成されている、
玩具。
【0047】
(13)
(12)に記載の玩具であって、
上記第1主部品の上記開口縁部と上記第2主部品の上記開口縁部の連結状態において、その側面視において、上記第1主部品側の上記凸部の突出基端は、上記第2主部品側の上記凸部の突出基端よりも外側に位置している、
玩具。
【0048】
(14)
(12)または(13)に記載の玩具であって、
上記第1主部品及び上記第2主部品の凸部は、波型形状を形成している、
玩具。
【0049】
(15)
(7)から(14)の何れかに記載の玩具であって、
上記第2主部品は、キャラクターの頭部の少なくとも一部を模している、
玩具。
【0050】
(16)
(7)から(15)の何れかに記載の玩具であって、
上記第1主部品は、容器型形状を成している、
玩具。
【0051】
(17)
(7)から(16)の何れかに記載の玩具であって、
上記第1主部品は、その外表面の一部において規則的な立体模様が付されている、
玩具。
【0052】
(18)
(1)から(17)の何れかに記載の玩具であって、
上記玩具は、上記第1形態において転動可能な形状を成し、上記第2形態において転動不可能な形状を成している、
玩具。
【0053】
(19)
(1)から(18)の何れかに記載の玩具であって、
上記主体部は、球状型形状を成している、
玩具。
【0054】
(20)
(1)から(19)の何れかに記載の玩具であって、
上記主体部内に収容可能な第3副体部を備え、
上記主体部、上記第1副体部、上記第3副体部は、上記第2形態において、デサート又は飲料を模している、
玩具。
【符号の説明】
【0055】
1 玩具
1F 第1形態
2F 第2形態
10 主体部
10s 外表面
11 第1主部品
11d、12d 凸部
11db、12db 突出基端
11h、12h 開口縁部
11j、12j 係合部
12 第2主部品
20 第1副体部
30 第2副体部
40 第3副体部
C キャラクター
SP 内部空間