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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024140413
(43)【公開日】2024-10-10
(54)【発明の名称】点灯装置及び照明装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 47/115 20200101AFI20241003BHJP
   H05B 45/10 20200101ALI20241003BHJP
   H05B 45/375 20200101ALI20241003BHJP
   H05B 47/11 20200101ALI20241003BHJP
   H02M 3/155 20060101ALI20241003BHJP
【FI】
H05B47/115
H05B45/10
H05B45/375
H05B47/11
H02M3/155 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023051545
(22)【出願日】2023-03-28
(71)【出願人】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100146592
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100176751
【弁理士】
【氏名又は名称】星野 耕平
(72)【発明者】
【氏名】小和田 貴勇
(72)【発明者】
【氏名】石北 徹
(72)【発明者】
【氏名】寺坂 博志
(72)【発明者】
【氏名】清水 智章
(72)【発明者】
【氏名】加藤 聖
(72)【発明者】
【氏名】西本 拓矢
【テーマコード(参考)】
3K273
5H730
【Fターム(参考)】
3K273PA09
3K273QA17
3K273RA02
3K273SA04
3K273SA37
3K273SA46
3K273SA57
3K273TA03
3K273TA15
3K273TA54
3K273TA70
3K273UA22
3K273UA23
3K273UA24
3K273UA27
5H730AS04
5H730AS11
5H730BB14
5H730BB57
5H730CC01
5H730DD02
(57)【要約】
【課題】安定性の低下を抑制しつつ、始動時においても、より早く光源を点灯できる点灯装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】電源から供給された交流電力を第1直流電力に変換する第1変換回路と、第1直流電力を光源に対応した第2直流電力に変換する第2変換回路と、外部機器から入力された信号に基づいて第1変換回路及び第2変換回路の動作を制御することにより、光源の点灯状態を制御する制御回路と、を備え、制御回路は、第1変換回路の動作を開始させ、第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、第1変換回路の動作の開始から第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるとともに、出力目標値に到達する前に、第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路の動作を制御することを特徴とする点灯装置が提供される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源から供給された交流電力を第1直流電力に変換する第1変換回路と、
前記第1変換回路から出力された第1直流電力を光源に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源に供給することにより、前記光源を点灯させる第2変換回路と、
外部機器から入力された信号に基づいて前記第1変換回路及び前記第2変換回路の動作を制御することにより、前記光源の点灯状態を制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記第1変換回路の動作を開始させ、前記第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、前記第1変換回路の動作の開始から前記第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるとともに、前記出力目標値に到達する前に、前記第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて前記第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、前記第1変換回路の動作を制御することを特徴とする点灯装置。
【請求項2】
前記制御回路は、前記第1傾きから前記第2傾きに変化させた後、前記出力目標値に到達する前に、前記第2傾きよりも小さい第3傾きに変化させて前記第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、前記第1変換回路の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
【請求項3】
前記制御回路は、前記第1傾きから前記第2傾きに変化させる際に、前記第1変換回路の動作を一時的に停止することを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
【請求項4】
光源と、
請求項1~3のいずれか1つに記載の点灯装置と、
を備えた照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、点灯装置及び照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光源と、光源を点灯させるための点灯装置と、を備えた照明装置がある。点灯装置は、電源から供給された交流電力を直流電力に変換する第1変換回路(AC-DC変換回路)と、第1変換回路から出力された直流電力を光源に対応した別の直流電力に変換する第2変換回路(DC-DC変換回路)と、を有する。
【0003】
こうした照明装置において、調光器や人感センサなどの外部機器を点灯装置に接続し、外部機器から入力された信号に基づいて光源の点灯状態を変化させることが行われている。例えば、調光器が外部機器として点灯装置に接続された場合には、調光器から入力された信号(調光信号)に基づいて、光源から照射される光の明るさを変化させることができる。例えば、人感センサが外部機器として点灯装置に接続された場合には、人感センサから入力された信号(人体の検出信号)に基づいて、光源の点灯及び消灯を変化させることができる。
【0004】
点灯装置は、外部機器が接続されている場合、電源からの電力の供給が開始された始動時に、外部機器からの信号の入力を受けた後に、第1変換回路及び第2変換回路の動作を開始させる。このため、外部機器の始動の時間と、第1変換回路及び第2変換回路の始動の時間と、が必要となり、光源の点灯までに時間がかかってしまう場合がある。
【0005】
第1変換回路の出力電圧の立ち上がりの傾きを大きくすることにより、第1変換回路の始動時間を短くすることも考えられる。しかしながら、第1変換回路の出力電圧の立ち上がりの傾きを大きくすると、第1変換回路の出力電圧が目標電圧よりも大きくなる、いわゆるオーバーシュートが発生してしまう恐れが生じる。さらには、第1変換回路の出力電圧が、目標電圧に対して上下に振動し、安定性が低下してしまうことも懸念される。
【0006】
このため、点灯装置及び照明装置では、安定性の低下を抑制しつつ、始動時においても、より早く光源を点灯できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2017-84726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
安定性の低下を抑制しつつ、始動時においても、より早く光源を点灯できる点灯装置及び照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態によれば、電源から供給された交流電力を第1直流電力に変換する第1変換回路と、前記第1変換回路から出力された第1直流電力を光源に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源に供給することにより、前記光源を点灯させる第2変換回路と、外部機器から入力された信号に基づいて前記第1変換回路及び前記第2変換回路の動作を制御することにより、前記光源の点灯状態を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記第1変換回路の動作を開始させ、前記第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、前記第1変換回路の動作の開始から前記第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるとともに、前記出力目標値に到達する前に、前記第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて前記第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、前記第1変換回路の動作を制御することを特徴とする点灯装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、安定性の低下を抑制しつつ、始動時においても、より早く光源を点灯できる点灯装置及び照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図2】実施形態に係る第1変換回路を模式的に表すブロック図である。
図3】実施形態に係る点灯装置の動作の一例を模式的に表すグラフである。
図4図4(a)及び図4(b)は、点灯装置の参考の動作の一例を模式的に表すグラフである。
図5】実施形態に係る点灯装置の動作の変形例を模式的に表すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0013】
図1は、実施形態に係る照明装置を模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、照明装置2は、光源4と、点灯装置10と、を備える。
【0014】
光源4は、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。光源4は、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などでもよい。光源4は、例えば、電球などでもよい。光源4は、直流電力の供給に応じて点灯する任意の光源でよい。なお、光源4は、1つの素子に限ることなく、例えば、直列に接続された複数の素子で構成してもよい。
【0015】
点灯装置10は、第1変換回路21と、第2変換回路22と、制御回路23と、を有する。
【0016】
第1変換回路21は、電源PSと接続される。第1変換回路21(点灯装置10)は、例えば、図示を省略したコネクタなどを介して電源PSと着脱可能に接続される。電源PSの供給する電力は、交流電力である。電源PSは、例えば、商用電源である。電源PSは、例えば、自家発電機などでもよい。
【0017】
第1変換回路21は、電源PSから供給された交流電力を第1直流電力に変換する。第1変換回路21は、AC-DC変換回路である。電源PSの交流電圧は、例えば、100V(実効値)である。第1変換回路21は、例えば、電源PSから供給された交流電力を160V以上の直流電圧の第1直流電力に変換する。
【0018】
第2変換回路22は、第1変換回路21から出力された第1直流電力を光源4に対応した第2直流電力に変換する。第2変換回路22は、DC-DC変換回路である。第2変換回路22は、例えば、第1直流電力を42V以上160V未満の直流電圧の第2直流電力に変換する。第2変換回路22は、例えば、降圧コンバータである。第2変換回路22は、変換後の第2直流電力を光源4に供給することにより、光源4を点灯させる。光源4は、第2変換回路22からの第2直流電力の供給に応じて光を照射する。
【0019】
第2変換回路22は、例えば、光源4に供給する第2直流電力の電圧及び電流の大きさを調整可能である。第2変換回路22は、例えば、図示を省略したスイッチング素子を有し、スイッチング素子のスイッチングにより、光源4に供給する第2直流電力の電圧及び電流の大きさを調整する。これにより、第2変換回路22は、光源4から照射される光の明るさを変化させる調光機能、及び光源4から照射される光の色を変化させる調色機能を実現する。但し、点灯装置10は、必ずしも調光機能及び調色機能を有しなくてもよい。点灯装置10は、調光機能及び調色機能の一方のみを有してもよい。点灯装置10(第2変換回路22)は、少なくとも第2直流電力の供給による光源4の点灯、及び第2直流電力の供給の停止による光源4の消灯を切り替えられればよい。第2変換回路22の構成は、第1変換回路21から供給された第1直流電力を光源4に対応した第2直流電力に変換可能な任意の構成でよい。
【0020】
制御回路23は、第1変換回路21及び第2変換回路22の動作を制御する。制御回路23は、第1変換回路21による交流電力から第1直流電力への変換を制御するとともに、第2変換回路22による第1直流電力から第2直流電力への変換を制御する。また、制御回路23は、点灯装置10が調光機能及び調色機能を有する場合、第2変換回路22から光源4に供給する第2直流電力の電圧及び電流の大きさを制御する。
【0021】
点灯装置10は、外部機器6と接続される。外部機器6は、例えば、点灯装置10と同様に、電源PSに接続され、電源PSからの電力の供給に基づいて動作する。なお、外部機器6への電力の供給は、点灯装置10を介して行ってもよい。
【0022】
照明装置2では、例えば、機能の異なる複数の種類の外部機器6のうちのいずれか1つの外部機器6が点灯装置10に選択的に接続される。これにより、照明装置2では、点灯装置10に接続する外部機器6の種類を変更するだけで、照明装置2の機能を容易に変更することができる。
【0023】
照明装置2は、例えば、複数の種類の外部機器6のうちのいずれか1つの外部機器6を工場において予め点灯装置10に接続した状態で出荷される。照明装置2は、例えば、選択的に接続された1つの外部機器6をさらに備える。外部機器6は、例えば、点灯装置10に着脱可能に接続されるようにしてもよい。外部機器6は、例えば、出荷後に点灯装置10に対して任意に接続されるようにしてもよい。換言すれば、複数の種類の外部機器6は、点灯装置10に対して任意に付け替えられるようにしてもよい。但し、点灯装置10には、必ずしも外部機器6が接続されていなくてもよい。
【0024】
制御回路23は、外部機器6と電気的に接続され、外部機器6から入力された信号に基づいて第1変換回路21及び第2変換回路22の動作を制御することにより、光源4の点灯状態を制御する。なお、制御回路23と外部機器6との間の通信は、有線通信に限ることなく、無線通信でもよい。制御回路23と外部機器6との間の通信の構成は、外部機器6からの信号を制御回路23において適切に受信可能な任意の構成でよい。
【0025】
外部機器6は、例えば、調光器や人感センサ装置などである。調光器は、例えば、操作部の操作や外部からの入力信号などに基づいて、光源4から照射する光の明るさを調整するための調光信号を制御回路23に入力する。人感センサ装置は、人体の検出を行う人感センサを有する。人感センサ装置は、人感センサの検出結果に基づく検出信号を制御回路23に入力する。
【0026】
制御回路23は、接続された外部機器6が調光器である場合には、外部機器6(調光器)から入力された調光信号に基づいて第2変換回路22の動作を制御することにより、入力された調光信号に基づいて光源4から照射する光の明るさを変化させる。この場合、制御回路23は、例えば、外部機器6から入力された調光信号に応じて第1変換回路21の動作を制御することにより、第1変換回路21から出力する第1直流電力の直流電圧の大きさを変化させてもよい。
【0027】
制御回路23は、接続された外部機器6が人感センサ装置である場合には、外部機器6(人感センサ装置)から入力された検出信号を基に、人感センサによる人体の検出に応じて光源4を点灯させ、人感センサによる人体の非検出に応じて光源4を消灯させる。
【0028】
但し、外部機器6は、上記に限定されるものではない。外部機器6は、例えば、外部から無線信号を受信し、受信結果に応じた信号を制御回路23に入力する通信機や、照度センサによる明るさの検出結果に応じた信号を制御回路23に入力する照度センサ装置などでもよい。外部機器6は、光源4の点灯状態を制御するための信号を制御回路23に入力する任意の機器でよい。
【0029】
図2は、実施形態に係る第1変換回路を模式的に表すブロック図である。
図2に表したように、第1変換回路21は、例えば、整流回路30、高周波除去コンデンサ32、変換器34、及び平滑コンデンサ36を有する。
【0030】
整流回路30は、電源PSから入力された交流電力を整流して整流電力に変換する。整流回路30には、例えば、4つの整流素子を組み合わせたダイオードブリッジが用いられる。すなわち、整流回路30は、全波整流器である。整流電力は、例えば、脈流電力である。
【0031】
整流回路30は、一対の入力端子30a、30bと、高電位出力端子30cと、低電位出力端子30dと、を有する。入力端子30a、30bは、電源PSと電気的に接続されている。整流回路30は、入力端子30a、30bを介して入力される交流電力を整流電力に変換し、高電位出力端子30c及び低電位出力端子30dから出力する。低電位出力端子30dの電位は、基準電位(例えば接地電位)に設定される。高電位出力端子30cの電位は、低電位出力端子30dの電位よりも高い電位に設定される。
【0032】
整流回路30は、半波整流器などでもよい。整流電圧は、全波整流された脈流でもよいし、半波整流された脈流でもよい。整流回路30には、例えば、ショットキーバリアダイオードや整流ダイオードが用いられる。これにより、例えば、良好な応答性を得ることができる。
【0033】
高周波除去コンデンサ32は、整流後の高周波電力を平滑化することにより、脈流電力に変換する。
【0034】
変換器34は、例えば、スイッチング素子41と、インダクタ42と、ダイオード43と、を有する。スイッチング素子41は、電極41a~電極41cを有する。インダクタ42の一端は、高電位出力端子30cと電気的に接続されている。インダクタ42の他端は、電極41aと電気的に接続されている。電極41bは、低電位出力端子30dと電気的に接続されている。ダイオード43のアノードは、電極41aと電気的に接続されている。ダイオード43のカソードは、平滑コンデンサ36の一端と電気的に接続されている。平滑コンデンサ36の他端は、低電位出力端子30dと電気的に接続されている。
【0035】
すなわち、この例において、変換器34は、昇圧チョッパ回路である。変換器34は、例えば、100V(実効値)の電源PSの交流電圧を160V以上の直流電圧に変換する。変換器34の構成は、上記に限ることなく、電源PSから供給された交流電力を所望の大きさの電圧の第1直流電力に変換可能な任意の構成でよい。
【0036】
電極41cは、制御回路23と電気的に接続されている。電極41cは、いわゆる制御電極である。スイッチング素子41は、制御回路23からの信号に応じてスイッチングする。
【0037】
スイッチング素子41は、例えば、nチャネル形のFETである。例えば、電極41aは、ドレインであり、電極41bは、ソースであり、電極41cは、ゲートである。スイッチング素子41は、例えば、pチャネル形のFETでもよいし、バイポーラトランジスタなどでもよい。
【0038】
平滑コンデンサ36は、変換器34の出力電圧を平滑化することにより、変換器34の出力電力を第1直流電力に変換する。平滑コンデンサ36は、第1直流電力を第2変換回路22に供給する。
【0039】
制御回路23は、スイッチング素子41の電極41cと電気的に接続されている。電極41cは、いわゆる制御電極である。制御回路23は、スイッチング素子41のスイッチングを制御する。すなわち、制御回路23は、スイッチング素子41のオン・オフを切り替える。制御回路23は、電極41cに入力する電圧(駆動信号)によって、スイッチング素子41のオン・オフを切り替える。制御回路23は、例えば、スイッチング素子41をスイッチングさせることにより、第1変換回路21による交流電力から第1直流電力への変換を制御する。
【0040】
制御回路23は、平滑コンデンサ36の高電位側の端子と電気的に接続され、平滑コンデンサ36の電圧を検出する。換言すれば、制御回路23は、第1変換回路21から出力される第1直流電力の電圧の大きさを検出する。
【0041】
制御回路23は、例えば、平滑コンデンサ36の電圧(第1直流電力の電圧)が実質的に一定となるように、スイッチング素子41のスイッチングを制御する。
【0042】
ここで、スイッチング素子41のオフ状態とは、例えば、主電極である電極41a、41bの間に実質的に電流が流れない状態である。オフ状態では、例えば、変換器34の動作に影響を与えない程度の微弱な電流が電極41a、41bの間に流れてもよい。すなわち、スイッチング素子41のオン状態とは、換言すれば、電極41a、41bの間に電流が流れる第1状態であり、オフ状態とは、電極41a、41bの間に流れる電流が、第1状態よりも小さい第2状態である。
【0043】
図3は、実施形態に係る点灯装置の動作の一例を模式的に表すグラフである。
図3は、電源PSから点灯装置10に対して電力の供給が開始された始動時における点灯装置10の動作の一例を模式的に表す。図3の横軸は、電源PSからの電力の供給が開始された時点からの時間を表し、図3の縦軸は、第1変換回路21から出力される第1直流電力の直流電圧の大きさ(出力電圧)の一例を表す。
【0044】
図3に表したように、制御回路23は、電源PSからの電力の供給に応じて動作を開始した後、外部機器6からの信号の入力を待機する(図3のタイミングt0~t1)。
【0045】
制御回路23は、外部機器6からの信号の入力に応じて、所定の大きさの電圧(出力目標値)を出力させるように、第1変換回路21の動作を開始させる(図3のタイミングt1)。この際、制御回路23は、例えば、外部機器6から入力された信号に応じて出力目標値を変更してもよい。
【0046】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を開始させ、第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、第1変換回路21の動作の開始から第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図3のタイミングt1~t2)。
【0047】
制御回路23は、例えば、スイッチング素子41のスイッチングのデューティ比を調整することにより、第1直流電力の電圧の傾きを第1傾きに制御する。この際、制御回路23は、第1傾きを比較的大きい傾きにする。換言すれば、制御回路23は、第1変換回路21の動作の開始時点においては、短時間で第1直流電力の電圧を立ち上げられるようにする。
【0048】
なお、タイミングt1からタイミングt2までの期間における第1直流電力の電圧の傾きは、厳密に一定である必要はなく、計測誤差などによる変動を有してもよい。第1傾きは、例えば、タイミングt1からタイミングt2までの期間における第1直流電力の電圧の平均の傾きでよい。タイミングt1からタイミングt2までの期間は、例えば、第1傾きとなるように、スイッチング素子41のスイッチングのデューティ比を所定の値に設定した期間である。制御回路23は、換言すれば、第1変換回路21の動作の開始から出力目標値に到達する前の第1期間において、第1直流電力の電圧の上昇の傾きが第1傾きとなるように、第1変換回路21の動作を制御する。
【0049】
制御回路23は、第1傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、出力目標値に到達する前に、第1変換回路21の動作を一時的に停止する(図3のタイミングt2~t3)。
【0050】
制御回路23は、例えば、第1傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、第1直流電力の電圧の大きさの検出結果を基に、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値よりも低い所定の閾値に到達した際に、第1変換回路21の動作を一時的に停止させる。制御回路23は、例えば、第1傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、所定時間の経過に応じて第1変換回路21の動作を一時的に停止させてもよい。所定時間は、例えば、第1直流電力の電圧値と出力目標値との差分、及び第1傾きの大きさから出力目標値に到達しない所定の時間に設定すればよい。
【0051】
制御回路23は、例えば、閾値を設定した場合には、第1直流電力の電圧の閾値からのオーバーシュートを考慮し、第1直流電力の電圧が閾値以下となるまで第1変換回路21の動作を停止させる。制御回路23は、例えば、第1直流電力の電圧の想定の電圧値からのオーバーシュートした分の降下を考慮した所定の時間だけ第1変換回路21の動作を停止させてもよい。
【0052】
制御回路23は、例えば、スイッチング素子41の電極41cへの駆動信号の入力を停止することにより、第1変換回路21の動作を一時的に停止させる。制御回路23は、例えば、スイッチング素子41の電極41cに入力する駆動信号のデューティ比を0%にすることによって、第1変換回路21の動作を一時的に停止させてもよい。
【0053】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を一時的に停止させた後、第1直流電力の電圧の傾きを第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図3のタイミングt3~t4)。
【0054】
制御回路23は、例えば、スイッチング素子41のスイッチングのデューティ比を第1傾きの時よりも小さくすることにより、第1直流電力の電圧の傾きを第1傾きから第2傾きに変化させる。
【0055】
制御回路23は、例えば、第1直流電力の電圧の大きさを第2傾きで出力目標値まで上昇させる(図3のタイミングt4)。制御回路23は、換言すれば、第1期間から出力目標値に到達するまでの間の第2期間において、第1直流電力の電圧の上昇の傾きが第1傾きよりも小さい第2傾きとなるように、第1変換回路21の動作を制御する。この例では、制御回路23は、第1期間から出力目標値までの間の第2期間において、第1直流電力の電圧の上昇の傾きが第1傾きよりも小さい第2傾きとなるように、第1変換回路21の動作を制御する。
【0056】
そして、制御回路23は、例えば、第1直流電力の電圧の大きさの検出結果を基に、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値で一定となるように、第1変換回路21の動作を制御する(図3のタイミングt4以降)。
【0057】
制御回路23は、通常モードと、軽負荷モードと、を有する。通常モードは、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって、スイッチング素子41のスイッチングを制御するモードである。軽負荷モードは、例えば、PFM(Pulse Frequency Modulation)制御によって、スイッチング素子41のスイッチングを制御するモードである。軽負荷モードは、負荷側(第2変換回路22側)に供給する電流が小さい時に、PFM制御を行い、通常モードよりもスイッチング素子41のオフ状態の期間を長くすることにより、スイッチングによる損失を軽減させるモードである。
【0058】
制御回路23は、第1直流電力の電圧の立ち上げ時(図3のタイミングt1~t4の期間)においては、通常モードで動作する。これにより、例えば、軽負荷モードで動作する場合と比べて、第1直流電力の電圧の制御性を高めることができる。例えば、第1直流電力の電圧のオーバーシュートを抑制することができる。
【0059】
制御回路23は、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値に到達した後、必要に応じて通常モードから軽負荷モードに切り替える。これにより、例えば、上記のように、スイッチング損失を抑制することができる。
【0060】
図4(a)及び図4(b)は、点灯装置の参考の動作の一例を模式的に表すグラフである。
図4(a)及び図4(b)は、第1変換回路21の動作の開始から出力目標値まで一定の傾きで第1直流電力の電圧の大きさを上昇させた場合の動作の一例を表している。
【0061】
図4(a)の例では、第1直流電力の電圧のオーバーシュートを抑制できるように、電圧の上昇の傾きを比較的小さくし、第1直流電力の電圧の制御性を高めている。しかしながら、この場合には、第1直流電力の電圧の上昇に時間がかかり、光源4の点灯までに時間がかかってしまう。
【0062】
図4(b)の例では、電圧の上昇の傾きを図4(a)の例よりも大きくすることにより、図4(a)の例よりも出力目標値まで短時間で第1直流電力の電圧を上昇できるようにしている。しかしながら、この場合には、第1直流電力の電圧が出力目標値よりも大きくなるオーバーシュートが発生してしまう恐れが生じる。特に、オーバーシュートの大きさが、電圧の上限値を超えてしまうと、機器の故障などにもつながってしまうことが懸念される。さらには、図4(b)に表したように、第1直流電力の電圧が、出力目標値に対して上下に振動し、安定性が低下してしまうことも懸念される。
【0063】
これに対し、本実施形態に係る照明装置2及び点灯装置10では、制御回路23が、第1変換回路21の動作を開始させ、第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、第1変換回路21の動作の開始から第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるとともに、出力目標値に到達する前に、第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する。
【0064】
これにより、第1傾きを比較的大きい傾きとすることで、図4(a)の例のように比較的小さい一定の傾きで第1直流電力の電圧を上昇させる場合と比べて、より短い時間で第1直流電力の電圧を出力目標値まで上昇させることができる。そして、出力目標値に到達する前に、第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させることにより、図4(b)の例のように比較的大きい一定の傾きで第1直流電力の電圧を上昇させる場合と比べて、オーバーシュートの発生を抑制することもできる。また、これにより、第1直流電力の電圧が、出力目標値に対して上下に振動し、安定性が低下してしまうことも抑制することができる。
【0065】
従って、本実施形態に係る照明装置2及び点灯装置10では、安定性の低下を抑制しつつ、始動時においても、より早く光源4を点灯させることができる。
【0066】
また、本実施形態に係る照明装置2及び点灯装置10では、制御回路23が、第1傾きから第2傾きに変化させる際に、第1変換回路21の動作を一時的に停止する。換言すれば、制御回路23は、第1傾きの第1期間と、第2傾きの第2期間と、の間に第1変換回路21の動作を一時的に停止させる停止期間を設ける。これにより、例えば、第1傾きによる電圧の上昇によってオーバーシュートした電圧値から第2傾きによる電圧の上昇が始まり、第1直流電力の電圧の大きさが、想定よりも大きくなってしまうことを抑制することができる。従って、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値よりも大きくなるオーバーシュートの発生、及びこれによる安定性の低下をより適切に抑制することができる。
【0067】
但し、停止期間は、必ずしも設けなくてもよい。制御回路23は、例えば、オーバーシュート分を考慮して第1傾きによる電圧の上昇を終了することにより、第1傾きによる電圧の上昇から連続的に第2傾きによる電圧の上昇を開始してもよい。
【0068】
図5は、実施形態に係る点灯装置の動作の変形例を模式的に表すグラフである。
図5に表したように、この例では、制御回路23は、第1直流電力の電圧に対して複数の閾値を設定する。この例では、制御回路23は、第1閾値th1~第3閾値th3の3つの閾値を設定している。第1閾値th1は、出力目標値よりも低い任意の値に設定される。第2閾値th2は、第1閾値th1と出力目標値との間に設定される。第3閾値th3は、第2閾値th2と出力目標値との間に設定される。
【0069】
制御回路23は、電源PSからの電力の供給に応じて動作を開始した後、外部機器6からの信号の入力を待機する(図5のタイミングt10~t11)。
【0070】
制御回路23は、外部機器6からの信号の入力に応じて、出力目標値を出力させるように、第1変換回路21の動作を開始させる(図5のタイミングt11)。
【0071】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を開始させ、第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、第1変換回路21の動作の開始から第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図5のタイミングt11~t12)。
【0072】
制御回路23は、第1傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、第1直流電力の電圧の大きさが第1閾値th1以上となった際に、第1変換回路21の動作を一時的に停止する(図5のタイミングt12~t13)。
【0073】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を一時的に停止させた後、第1直流電力の電圧の傾きを第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図5のタイミングt13~t14)。
【0074】
制御回路23は、第2傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、第1直流電力の電圧の大きさが第2閾値th2以上となった際に、第1変換回路21の動作を一時的に停止する(図5のタイミングt14~t15)。
【0075】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を一時的に停止させた後、第1直流電力の電圧の傾きを第2傾きよりも小さい第3傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図5のタイミングt15~t16)。
【0076】
制御回路23は、第3傾きによる第1直流電力の電圧の上昇を開始させた後、第1直流電力の電圧の大きさが第3閾値th3以上となった際に、第1変換回路21の動作を一時的に停止する(図5のタイミングt16~t17)。
【0077】
制御回路23は、第1変換回路21の動作を一時的に停止させた後、第1直流電力の電圧の傾きを第3傾きよりも小さい第4傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する(図5のタイミングt17~t18)。
【0078】
制御回路23は、例えば、第1直流電力の電圧の大きさを第4傾きで出力目標値まで上昇させる(図5のタイミングt18)。
【0079】
そして、制御回路23は、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値で一定となるように、第1変換回路21の動作を制御する(図5のタイミングt18以降)。
【0080】
このように、この例では、制御回路23が、第1傾きから第2傾きに変化させた後、出力目標値に到達する前に、第2傾きよりも小さい第3傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する。これにより、例えば、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値よりも大きくなるオーバーシュートの発生、及びこれによる安定性の低下をより適切に抑制することができる。
【0081】
また、制御回路23は、第2傾きから第3傾きに変化させた後、出力目標値に到達する前に、第3傾きよりも小さい第4傾きに変化させて第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、第1変換回路21の動作を制御する。これにより、例えば、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値よりも大きくなるオーバーシュートの発生、及びこれによる安定性の低下をさらに抑制することができる。
【0082】
このように、第1直流電力の電圧の傾きの変化は、2回に限ることなく、3回以上変化させてもよい。但し、第1直流電力の電圧の傾きを変化させる回数が過度に多くなると、制御回路23に速い制御周期(動作周波数)が要求されるなど、制御回路23の構成が複雑になってしまうことなどが懸念される。従って、第1直流電力の電圧の傾きを変化させる回数は、例えば、第1直流電力の電圧の上昇する時間、及び制御回路23の制御周期などに応じて、光源4の点灯の遅れ、オーバーシュートの発生、及び制御回路23の構成の複雑化などを適切に抑制できるように適宜設定することが好適である。第1直流電力の電圧の傾きを変化させる回数は、2回以上の任意の回数でよい。
【0083】
なお、図5の例では、第1閾値th1~第3閾値th3を用いて第1直流電力の電圧の傾きを変化させている。これに限ることなく、図3に関して説明したように、第1変換回路21の動作を開始させたタイミングからの経過時間に応じて、第1直流電力の電圧の傾きを3回以上変化させてもよい。
【0084】
また、制御回路23は、第2傾きから第3傾きに変化させる際、及び第3傾きから第4傾きに変化させる際にも、第1変換回路21の動作を一時的に停止させる。これにより、第1直流電力の電圧の大きさが出力目標値よりも大きくなるオーバーシュートの発生、及びこれによる安定性の低下をより適切に抑制することができる。但し、第2傾きから第3傾きに変化させる際、及び第3傾きから第4傾きに変化させる際においても、第1変換回路21の動作は、必ずしも一時的に停止させなくてもよい。
【0085】
本実施形態は、以下の態様を含む。
(付記1)
電源から供給された交流電力を第1直流電力に変換する第1変換回路と、
前記第1変換回路から出力された第1直流電力を光源に対応した第2直流電力に変換し、前記第2直流電力を前記光源に供給することにより、前記光源を点灯させる第2変換回路と、
外部機器から入力された信号に基づいて前記第1変換回路及び前記第2変換回路の動作を制御することにより、前記光源の点灯状態を制御する制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記第1変換回路の動作を開始させ、前記第1直流電力の電圧の大きさを出力目標値まで上昇させる際に、前記第1変換回路の動作の開始から前記第1直流電力の電圧の大きさを第1傾きで上昇させるとともに、前記出力目標値に到達する前に、前記第1傾きよりも小さい第2傾きに変化させて前記第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、前記第1変換回路の動作を制御することを特徴とする点灯装置。
【0086】
(付記2)
前記制御回路は、前記第1傾きから前記第2傾きに変化させた後、前記出力目標値に到達する前に、前記第2傾きよりも小さい第3傾きに変化させて前記第1直流電力の電圧の大きさを上昇させるように、前記第1変換回路の動作を制御することを特徴とする付記1記載の点灯装置。
【0087】
(付記3)
前記制御回路は、前記第1傾きから前記第2傾きに変化させる際に、前記第1変換回路の動作を一時的に停止することを特徴とする付記1又は2に記載の点灯装置。
【0088】
(付記4)
光源と、
付記1~3のいずれか1つに記載の点灯装置と、
を備えた照明装置。
【0089】
本発明のいくつかの実施形態および実施例を説明したが、これらの実施形態または実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態または実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態または実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0090】
2…照明装置、 4…光源、 6…外部機器、 10…点灯装置、 21…第1変換回路、 22…第2変換回路、 23…制御回路、 30…整流回路、 32…高周波除去コンデンサ、 34…変換器、 36…平滑コンデンサ、 41…スイッチング素子、 42…インダクタ、 43…ダイオード、 PS…電源
図1
図2
図3
図4
図5