(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024014056
(43)【公開日】2024-02-01
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
G03G 21/00 20060101AFI20240125BHJP
G03G 15/04 20060101ALI20240125BHJP
B41J 2/47 20060101ALI20240125BHJP
【FI】
G03G21/00 398
G03G15/04
B41J2/47 101M
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022116615
(22)【出願日】2022-07-21
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(72)【発明者】
【氏名】森 崇人
【テーマコード(参考)】
2C362
2H076
2H270
【Fターム(参考)】
2C362BA04
2C362CB72
2C362EA22
2H076AB05
2H076AB12
2H076AB48
2H076DA42
2H270KA46
2H270LA10
2H270LA62
2H270LD05
2H270LD08
2H270LD14
2H270MC22
2H270MD10
2H270MD12
2H270MD17
2H270ME02
2H270MF21
2H270MG01
2H270MG03
2H270MG06
2H270MH01
2H270MH18
2H270ZC04
2H270ZC06
2H270ZD05
(57)【要約】
【課題】更なる省電力に対応した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置(1)は、光ビームを感光体に向かう方向へ偏向するためのポリゴンミラーと、ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータ(21)と、ポリゴンモータ(21)の回転駆動を制御するモータドライバIC(39)と、ディープスリープモードであるか否かを表すD-Sleep信号を出力し、モータドライバIC(39)を制御するSoC(36)と、低電圧を出力する低電圧電源(26)と、ディープスリープモードでないことを表すD-Sleep信号が入力される場合、低電圧をモータドライバIC(39)に出力し、ディープスリープモードを表すD-Sleep信号が入力される場合、低電圧をモータドライバIC(39)に出力しないオンオフ回路(38)と、を備える。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
感光体と前記感光体を露光するレーザユニットとを備え、機能の一部を停止するスリープモード機能を有する画像形成装置であって、
光ビームを前記感光体に向かう方向へ偏向するためのポリゴンミラーと、
前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、
前記ポリゴンモータの回転駆動を制御するモータドライバと、
スリープモードであるか否かを表す制御信号を出力し、前記モータドライバを制御するメイン制御回路と、
電圧を出力する電源と、
前記電源から入力される前記電圧の出力をオンオフするオンオフ回路であって、前記スリープモードでないことを表す前記制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力し、前記スリープモードを表す前記制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力しない前記オンオフ回路と、
を備える画像形成装置。
【請求項2】
前記メイン制御回路および前記オンオフ回路を配置されたメイン基板を更に備え、
前記メイン制御回路と前記オンオフ回路とは、前記メイン基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ポリゴンモータ、前記モータドライバおよび前記オンオフ回路を配置されたポリゴンモータ基板を更に備え、
前記ポリゴンモータと、前記モータドライバと、前記オンオフ回路とは、前記ポリゴンモータ基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
感光体と前記感光体を露光するレーザユニットとを備え、機能の一部を停止するスリープモード機能を有する画像形成装置であって、
光ビームを前記感光体に向かう方向へ偏向するためのポリゴンミラーと、
前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、
前記ポリゴンモータの回転駆動を制御するモータドライバと、
スリープモードであるか否かを表す第1制御信号および前記レーザユニットによるレーザを出射するか否かを表す第2制御信号を出力し、前記モータドライバを制御するメイン制御回路と、
電圧を出力する電源と、
前記電源から入力される前記電圧の出力をオンオフするオンオフ回路であって、前記レーザユニットによるレーザを出射することを表す前記第2制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力し、前記レーザユニットによるレーザを出射しないことを表す前記第2制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力しない前記オンオフ回路と、
を備え、
前記第1制御信号と前記第2制御信号は、同期し、
前記第1制御信号が、前記スリープモードであることを表すとき、前記第2制御信号は、前記レーザユニットによるレーザを出射しないことを表し、
前記第1制御信号が、前記スリープモードでないことを表すとき、前記第2制御信号は、前記レーザユニットによるレーザを出射することを表す、画像形成装置。
【請求項5】
前記ポリゴンモータ、前記モータドライバおよび前記オンオフ回路を配置されたポリゴンモータ基板を更に備え、
前記ポリゴンモータと、前記モータドライバと、前記オンオフ回路とは、前記ポリゴンモータ基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている、請求項4に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、高圧発生電源に低圧電源遮断部を設けた画像形成装置が開示されている。当該画像形成装置の開閉カバーが開放されると、当該開閉カバーの開放に連動するインターロックスイッチは第1低圧ラインを遮断する。第1低圧ラインの遮断によって低圧電源遮断部に第1低電圧が供給されず、低圧電源遮断部は、第2低圧電源から第2基準電圧生成部への第2低電圧の供給を遮断する。しかし、第2トランスの入力端子に入力される第2低電圧は供給され続ける構成になっており、当該入力端子から第2トランスに微弱な電流が流れ続けるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成装置の機能の一部が停止するディープスリープモードにおいても、ポリゴンモータを制御するモータドライバICに電圧が供給され続けてしまうという問題がある。
【0005】
ディープスリープモードにおいては、ポリゴンモータを制御しないモータドライバICに電圧供給は不要である。しかし、モータドライバICに電圧が供給されるので、モータドライバICに微弱な電流が流れ、画像形成装置の消費電力の増大を招いていた。
【0006】
本開示は、更なる省電力に対応した画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の態様1に係る画像形成装置は、感光体と前記感光体を露光するレーザユニットとを備え、機能の一部を停止するスリープモード機能を有する画像形成装置であって、光ビームを前記感光体に向かう方向へ偏向するためのポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、前記ポリゴンモータの回転駆動を制御するモータドライバと、スリープモードであるか否かを表す制御信号を出力し、前記モータドライバを制御するメイン制御回路と、電圧を出力する電源と、前記電源から入力される前記電圧の出力をオンオフするオンオフ回路であって、前記スリープモードでないことを表す前記制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力し、前記スリープモードを表す前記制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力しない前記オンオフ回路と、を備える。
【0008】
上記構成の画像形成装置によれば、制御信号がスリープモードでないことを表すとき、オンオフ回路は、電圧をモータドライバに出力するように切り替える。制御信号がスリープモードであることを表すとき、オンオフ回路は、電圧を、モータドライバに出力しないように切り替える。これにより、画像形成装置がスリープモードであるとき、モータドライバに電源から電圧が供給されないことで、画像形成装置は、省電力を実現することができる。
【0009】
本開示の態様2に係る画像形成装置は、態様1において、前記メイン制御回路および前記オンオフ回路を配置されたメイン基板を更に備え、前記メイン制御回路と前記オンオフ回路とは、前記メイン基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている。
【0010】
上記構成の画像形成装置によれば、オンオフ回路は、メイン制御回路が配置されたメイン基板上に配置される。メイン制御回路とオンオフ回路はメイン基板内でプリント配線により電気的に接続される。これにより、オンオフ回路がメイン基板以外の基板に配置されていた場合に、メイン制御回路とオンオフ回路とを電気的に接続させるために必要であった基板間の接続ケーブルが不要となる。
【0011】
本開示の態様3に係る画像形成装置は、態様1において、前記ポリゴンモータ、前記モータドライバおよび前記オンオフ回路を配置されたポリゴンモータ基板を更に備え、前記ポリゴンモータと、前記モータドライバと、前記オンオフ回路とは、前記ポリゴンモータ基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている。
【0012】
上記構成の画像形成装置によれば、オンオフ回路は、ポリゴンモータと、モータドライバとが配置されたポリゴンモータ基板に配置される。これにより、画像形成装置では、オンオフ回路はメイン基板に配置されないので、メイン基板の回路配置スペースを削減し、メイン基板の小型化を実現することができる。
【0013】
本開示の態様4に係る画像形成装置は、感光体と前記感光体を露光するレーザユニットとを備え、機能の一部を停止するスリープモード機能を有する画像形成装置であって、光ビームを前記感光体に向かう方向へ偏向するためのポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴンモータと、前記ポリゴンモータの回転駆動を制御するモータドライバと、スリープモードであるか否かを表す第1制御信号および前記レーザユニットによるレーザを出射するか否かを表す第2制御信号を出力し、前記モータドライバを制御するメイン制御回路と、電圧を出力する電源と、前記電源から入力される前記電圧の出力をオンオフするオンオフ回路であって、前記レーザユニットによるレーザを出射することを表す前記第2制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力し、前記レーザユニットによるレーザを出射しないことを表す前記第2制御信号が入力される場合、前記電圧を前記モータドライバに出力しない前記オンオフ回路と、を備え、前記第1制御信号と前記第2制御信号は、同期し、前記第1制御信号が、前記スリープモードであることを表すとき、前記第2制御信号は、前記レーザユニットによるレーザを出射しないことを表し、前記第1制御信号が、前記スリープモードでないことを表すとき、前記第2制御信号は、前記レーザユニットによるレーザを出射することを表す。
【0014】
上記構成の画像形成装置によれば、第2制御信号は第1制御信号と同期し、第1制御信号が、スリープモードでないことを表すときは、オンオフ回路は、電圧をモータドライバに出力するよう切り替える。第1制御信号が、スリープモードであることを表すときは、オンオフ回路は、電圧をモータドライバに出力しないように切り替える。これにより、画像形成装置がスリープモードであるとき、モータドライバに電源から電圧が供給されないことで、画像形成装置は、省電力を実現することができる。
【0015】
本開示の態様5に係る画像形成装置は、態様4において、前記ポリゴンモータ、前記モータドライバおよび前記オンオフ回路を配置されたポリゴンモータ基板を更に備え、前記ポリゴンモータと、前記モータドライバと、前記オンオフ回路とは、前記ポリゴンモータ基板上に配置されたプリント配線を介して接続されている。
【0016】
上記構成の画像形成装置によれば、オンオフ回路は、ポリゴンモータと、モータドライバとが配置されたポリゴンモータ基板に配置される。これにより、画像形成装置では、オンオフ回路はメイン基板に配置されないので、メイン基板の回路配置スペースを削減し、メイン基板の小型化を実現することができる。
【発明の効果】
【0017】
本開示の一態様によれば、画像形成装置は、更なる省電力に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】実施形態1に係る画像形成装置の概略構成を示す側断面図である。
【
図2】実施形態1に係る画像形成装置の概略回路構成図である。
【
図3】実施形態1に係るオンオフ回路の回路図である。
【
図4】画像形成装置の動作モードにおけるタイミングチャートである。
【
図5】実施形態2に係る画像形成装置の概略回路構成図である。
【
図6】実施形態2の変形例に係る画像形成装置の概略回路構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
〔実施形態1〕
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。
【0020】
<画像形成装置1の構成>
図1は、実施形態1の画像形成装置1の側断面を概略的に表した図である。画像形成装置1は、本体筐体2内の下部に配置されたトレイ3または手差しトレイ4から供給される用紙5に対し、プロセス部6にてトナー像を形成する。その後、画像形成装置1は、定着装置7にてそのトナー像が形成された用紙5を加熱して定着処理を行い、最後に画像形成装置1は、排紙ローラにてその用紙5を本体筐体2内の上部に位置する排紙トレイ8に排紙する。
【0021】
プロセス部6は、レーザユニット10、現像カートリッジ13、感光ドラム17、帯電装置18、転写装置19等を備えている。感光ドラム17は、感光体の一例である。
【0022】
レーザユニット10は、本体筐体2内の上部に配置されており、
図2で示されるレーザ発光部9、ポリゴンミラー11、複数の反射鏡12、走査レンズ16、ポリゴンモータ21、および
図2で示されるポリゴンモータ基板24等を備えている。
【0023】
ポリゴンミラー11は、正六角柱の側面を6つの反射面とする回転多面鏡である。ポリゴンミラー11は、レーザ発光部9が出射したレーザを感光ドラム17に向かう方向へ偏向するためのものである。ポリゴンモータ21は、ポリゴンミラー11を回転駆動する。ポリゴンモータ21は、ポリゴンモータ基板24上に配置されている。レーザユニット10は、レーザをポリゴンミラー11により偏向し、ポリゴンミラー11から走査レンズ16及び複数の反射鏡12を介して感光ドラム17の表面にレーザを出射する。レーザユニット10は、レーザによって感光ドラム17の表面を走査して露光する。これにより、感光ドラム17に静電潜像が形成される。ポリゴンモータ21はブラシレスDCモータである。レーザは、光ビームの一例である。
【0024】
現像カートリッジ13は、本体筐体2に着脱可能に装着されており、その内部には、トナーが収容されている。また、現像カートリッジ13のトナー供給口には、現像ローラ14、供給ローラ15が互いに対向した状態で配置されている。現像カートリッジ13内のトナーは、供給ローラ15の回転により現像ローラ14に供給され、現像ローラ14に担持される。
【0025】
感光ドラム17の上方には、帯電装置18が間隔を隔てて配置されている。また、感光ドラム17の下方には、転写装置19が感光ドラム17に対向して配置されている。感光ドラム17の表面は回転されつつ、まず帯電装置18によって一様に、例えば、正極性に帯電される。次いで、レーザユニット10からのレーザ光により感光ドラム17上に静電潜像が形成される。
【0026】
その後、感光ドラム17が現像ローラ14と接触して回転するときに、現像ローラ14上に担持されているトナーが感光ドラム17の表面上の静電潜像に供給されて担持されることによってトナー像が形成される。その後、トナー像は、用紙5が感光ドラム17と転写装置19との間を通る間に、転写装置19に印加される転写バイアスによって、用紙5に転写される。
【0027】
定着装置7は、ヒータ20を有する定着ローラ22と、用紙5を定着ローラ22側へ押圧する加圧ローラ23とを備えており、用紙5上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、定着装置7により熱定着された用紙5は、上方へ搬送され、排紙トレイ8上に排紙する。
【0028】
本体筐体2内には、低電圧電源26と、メイン基板25とが設けられている。また、画像形成装置1には、パネルユニット27が設けられている。低電圧電源26は、電源の一例である。
【0029】
<画像形成装置1の概略回路構成>
図2は、実施形態1に係る画像形成装置1の概略回路構成図である。メイン基板25は、SoC(System on Chip)36と、DC/DCコンバータ37と、インタフェース33と、LAN(Local Area Network)インタフェース34と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース35と、オンオフ回路38と、トランジスタTr1と、トランジスタTr2とを備える。
【0030】
ポリゴンモータ基板24は、ポリゴンモータ21と、モータドライバIC39と、トランジスタTr3と、抵抗R1と、抵抗R2とを備える。
【0031】
メイン基板25に配置されたトランジスタTr1と、ポリゴンモータ基板24に配置された抵抗R1は、負論理回路43を構成する。
【0032】
メイン基板25に配置されたトランジスタTr2と、ポリゴンモータ基板24に配置された抵抗R2は、負論理回路44を構成する。
【0033】
SoC36には、CPU(Central Processing Unit)42が内蔵されている。SoC36には、インタフェース33と、LANインタフェース34と、USBインタフェース35と、DC/DCコンバータ37と、オンオフ回路38と、負論理回路43と、負論理回路44と、レーザ発光部9とが電気的に接続されている。
【0034】
SoC36は、D-Sleep信号を低電圧電源26およびオンオフ回路38に送信して、低電圧電源26およびオンオフ回路38を制御する。SoC36は、クロック信号を負論理回路43に送信する。SoC36は、スタート/ストップ信号を負論理回路44に送信する。SoC36は、発光制御信号をレーザ発光部9に送信して、レーザ発光部9を制御する。SoC36は、メイン制御回路の一例である。また、CPU42は、メイン制御回路の他の一例である。
【0035】
D-Sleep信号は、後述するディープスリープモードであるか否かを表す信号である。実施形態1では、画像形成装置1がディープスリープモードであれば、D-Sleep信号は、Lowレベルである。画像形成装置1がディープスリープモードでなければ、D-Sleep信号は、Highレベルである。D-Sleep信号は、制御信号の一例である。
【0036】
スタート/ストップ信号は、ポリゴンモータ21の駆動をスタートさせるかストップさせるかを制御する信号である。
【0037】
発光制御信号は、レーザ発光部9によりレーザを出射するか出射しないかを制御する信号である。発光制御信号は、第2制御信号の一例である。
【0038】
クロック信号は、D-Sleep信号と、スタート/ストップ信号と、発光制御信号とを同期させるための信号である。
【0039】
パネルユニット27は、電源スイッチ30と、操作パネル31と、液晶ディスプレイ32とを備える。
【0040】
電源スイッチ30は、画像形成装置1の電源をオンオフする入力ボタンである。
【0041】
操作パネル31は、ユーザの操作を受け付ける。操作パネル31は、例えば、タッチパッド及びディスプレイが一体として形成されたタッチパネルと、キーボタン部とを備える。キーボタン部は例えば、画像形成装置1を操作するための複数のキーボタンを有している。操作パネル31は、例えば、操作領域を含むユーザインタフェース画面をタッチパネルに表示するとともに、操作領域に対するユーザの接触操作を検出し、ユーザの操作内容に応じた信号をSoC36に出力する。
【0042】
液晶ディスプレイ32は、画像形成装置1の表示装置である。例えば、液晶ディスプレイ32は、画像形成装置1の処理内容を表示する。
【0043】
インタフェース33は、電源スイッチ30、操作パネル31、および液晶ディスプレイ32のそれぞれをSoC36と接続させるためのインタフェースである。
【0044】
LANインタフェース34は、ネットワーク規格によって図示しない外部端末と接続されるネットワークインタフェースの一例である。LANインタフェース34は、外部端末との通信のためのインタフェースであり、通信の方式は、無線通信方式であってもよいし、有線通信方式であってもよい。有線通信方式の場合、LANインタフェース34にはLANケーブルが接続される。画像形成装置1はLANインタフェース34を介して外部端末と通信可能に接続される。
【0045】
USBインタフェース35は、シリアスバス規格によって図示しない外部端末と接続されるネットワークインタフェースの一例である。USBインタフェース35にはUSBケーブルが接続される。USBインタフェース35にUSBケーブルを介して外部端末を接続することにより、画像形成装置1は、外部端末から印刷データを受信することができる。
【0046】
低電圧電源26は、商用電源100Vの交流電圧が入力され、入力された交流電圧から低電圧(24V/6V)の直流電圧を生成して、低電圧(24V/6V)を電圧供給線PL1に出力する。信号線S1により、D-Sleep信号がSoC36から低電圧電源26に送信される。低電圧電源26は、D-Sleep信号がHighレベルであるときは、24V電圧を生成して、電圧供給線PL1に24V電圧を出力する。すなわち、低電圧電源26は、画像形成装置1がディープスリープモードでないとき、24V電圧を出力する。低電圧電源26は、D-Sleep信号がLowレベルであるときは、6V電圧を生成して、電圧供給線PL1に6V電圧を出力する。すなわち、低電圧電源26は、画像形成装置1がディープスリープモードであるとき、6V電圧を出力する。また、電源スイッチがオフのときは、低電圧電源26は、電圧供給線PL1に電圧を出力しない。低電圧(24V/6V)は、電圧の一例である。24V電圧は、電圧の他の一例である。6V電圧は、電圧のさらに他の一例である。
【0047】
DC/DCコンバータ37は、低電圧電源26から出力された低電圧(24V/6V)をSoC36の動作に必要な3.3V電圧に変換して、SoC36に3.3V電圧を出力する。
【0048】
オンオフ回路38は、SoC36から送信されるD-Sleep信号がHighレベルであるとき、低電圧電源26から入力された24V電圧をモータドライバIC39に出力し、D-Sleep信号がLowレベルであるとき、低電圧電源26から入力された6V電圧をモータドライバIC39に出力しない。
【0049】
負論理回路43は、クロック信号の位相を反転させる。負論理回路43は、反転したクロック信号をモータドライバIC39に送信する。
【0050】
負論理回路44は、スタート/ストップ信号の位相を反転させる。負論理回路44は、反転したスタート/ストップ信号をモータドライバIC39およびトランジスタTr3のベースに送信する。
【0051】
モータドライバIC39は、5Vレギュレータ電源40と、3.3Vレギュレータ電源41とを備える。モータドライバIC39は、ポリゴンモータ21の回転駆動を制御する。モータドライバIC39は、モータドライバの一例である。
【0052】
5Vレギュレータ電源40は、低電圧電源26から出力された24V電圧が入力され、5V電圧を生成する。5Vレギュレータ電源40は、5V電圧を負論理回路43に出力する。
【0053】
3.3Vレギュレータ電源41は、低電圧電源26から出力された24V電圧が入力され、3.3V電圧を生成する。3.3Vレギュレータ電源41は、3.3V電圧を負論理回路44に出力する。
【0054】
トランジスタTr3は、反転したスタート/ストップ信号に基づいて、低電圧電源26から出力された24V電圧をポリゴンモータ21に出力するか出力しないかを制御するスイッチング機能を有する。
【0055】
<画像形成装置1の回路配線>
電圧供給線PL1は、低電圧電源26から出力された低電圧(24V/6V)をDC/DCコンバータ37およびオンオフ回路38に供給する配線である。電圧供給線PL1は、端子T1と端子T21間を電気的に接続する接続ケーブル、端子T21と端子T3間を電気的に接続するプリント配線、および接続点P5と端子T8間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0056】
電圧供給線PL2は、オンオフ回路38から出力された24V電圧をモータドライバIC39およびトランジスタTr3のコレクタに供給する配線である。電圧供給線PL2は、端子T23と端子T27間を電気的に接続する接続ケーブル、端子T7と端子T23間を電気的に接続するプリント配線、端子T27とTr3のコレクタ間を電気的に接続するプリント配線、接続点P3と端子T17間を電気的に接続するプリント配線、および接続点P4と端子T18間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0057】
電圧供給線PL3は、DC/DCコンバータ37から出力された3.3V電圧をSoC36に供給する配線である。電圧供給線PL3は、端子T20と端子T4間を電気的に接続するプリント配線である。
【0058】
信号線S1は、D-Sleep信号を低電圧電源26およびオンオフ回路38に送信する配線である。信号線S1は、端子T2と端子T22間を電気的に接続する接続ケーブル、端子T22と端子T5間を電気的に接続するプリント配線、および接続点P6と端子T6間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0059】
信号線S2は、クロック信号を負論理回路43に送信する配線である。信号線S2は、端子T9とトランジスタTr1のベース間を電気的に接続するプリント配線である。
【0060】
信号線S3は、スタート/ストップ信号を負論理回路44に送信する配線である。信号線S3は、端子10とトランジスタTr2のベース間を電気的に接続するプリント配線である。
【0061】
信号線S4は、発光制御信号をレーザ発光部9に送信する配線である。信号線S4は、端子T16と端子T26間を電気的に接続する接続ケーブル、および端子T11と端子T26間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0062】
信号線S5は、トランジスタTr1のコレクタと端子T24間を電気的に接続するプリント配線、端子T24と端子T28間を電気的に接続する接続ケーブル、および端子T28と端子T13間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0063】
信号線S6は,トランジスタTr2のコレクタと端子T25間を電気的に接続するプリント配線、端子T25と端子T29間を電気的に接続する接続ケーブル、端子T29と端子T15間を電気的に接続するプリント配線、および接続点P2とトランジスタTr3のベース間を電気的に接続するプリント配線からなる。
【0064】
抵抗R1の一方の端子は、接続点P1と電気的に接続し、抵抗R1の他方の端子は、端子T12と電気的に接続する。抵抗R2の一方の端子は、接続点P2と電気的に接続し、抵抗R2の他方の端子は、端子T14と電気的に接続する。トランジスタTr3のエミッタは、端子T19とプリント配線で電気的に接続する。トランジスタTr1のエミッタは、接地される。トランジスタTr2のエミッタは、接地される。
【0065】
オンオフ回路38は、SoC36が配置されたメイン基板25上に配置される。SoC36とオンオフ回路38はメイン基板25内でプリント配線により電気的に接続される。これにより、オンオフ回路38がメイン基板25以外の基板に配置されていた場合に、SoC36とオンオフ回路38とを電気的に接続させるために必要であった基板間の接続ケーブルが不要となる。
【0066】
<オンオフ回路38の動作>
図3は、オンオフ回路38の回路図である。オンオフ回路38は、抵抗R3と、抵抗R4と、抵抗R5と、抵抗R6と、電界効果トランジスタFET1と、トランジスタTr4と、コンデンサC1と、コンデンサC2と、フューズF1とを備える。
【0067】
端子T8は、フューズF1の一方の端子に接続される。フューズF1の他方の端子は、電界効果トランジスタFET1のソースに接続される。電界効果トランジスタFET1のドレインは、端子T7に接続される。電界効果トランジスタFET1のゲートは、抵抗R4を介してトランジスタTr4のコレクタに接続される。抵抗R3とコンデンサC2とは、電界効果トランジスタFET1のソースとゲート間に並列接続される。コンデンサC1の一方の端子は、電界効果トランジスタFET1のドレインと接続される。コンデンサC1の他方の端子は、接地される。端子T6は、抵抗R5を介してトランジスタTr4のベースに接続される。トランジスタTr4のエミッタは、接地される。抵抗R6は、トランジスタTr4のベースとエミッタ間に接続される。
【0068】
LowレベルのD-Sleep信号が端子T6に入力されると、低電圧電源26から6V電圧が端子T8に入力される。このとき、トランジスタTr4のベースは、Lowレベルである。トランジスタTr4のコレクタは、6Vである。電界効果トランジスタFET1のゲートも6Vであり、電界効果トランジスタFET1のゲートに電流は流れない。そのため、電界効果トランジスタFET1のソースとドレインの間は、導通しない。端子T7は0Vである。実施形態1では、LowレベルのD-Sleep信号は、0Vである。
【0069】
HighレベルのD-Sleep信号が端子T6に入力されると、低電圧電源26から24V電圧が端子T8に入力される。このとき、トランジスタTr4のベースは、Highレベルであり、トランジスタTr4のベースに電流が流れる。トランジスタTr4のコレクタは、0Vである。電流が電界効果トランジスタFET1のゲートからトランジスタTr4のコレクタに向けて流れる。そのため、電界効果トランジスタFET1のソースとドレインの間は、導通する。端子T7は24Vである。実施形態1では、HighレベルのD-Sleep信号は、所定値の正電圧である。
【0070】
端子T6に入力されたD-Sleep信号がLowレベルのとき、端子T7には、0Vが出力される。端子T6に入力されたD-Sleep信号がHighレベルのとき、端子T7には、24Vが出力される。
【0071】
<画像形成装置1のモード>
図4は、画像形成装置1の動作モードにおけるD-Sleep信号、ポリゴンモータ21に供給される電圧、5Vレギュレータ電源40が生成する電圧、および3.3Vレギュレータ電源41が生成する電圧のタイミングチャートである。
【0072】
画像形成装置1は、動作モードとして、ディープスリープモード、レディモード、画像形成モード、およびオフモードを有する。ディープスリープモードは、画像形成装置1の電源をオンした後に、レディモードまたは、画像形成モードへ移行する前のモードである。ディープスリープモードは、スリープモードの一例である。レディモードは、画像形成装置1が画像形成命令に応答して即座に画像形成処理を実行できる状態にあるモードである。画像形成モードは、プロセス部6を動作させ、画像形成処理を実行するモードである。オフモードは、画像形成装置1の電源がオフであるモードである。
【0073】
ディープスリープモードは、画像形成装置1の消費電力をレディモードおよび画像形成モードに比べて低減するための省電力モードである。画像形成装置1は、例えば、電源がオンした起動時において、まずディープスリープモードで立ち上がってから、レディモードや画像形成モードへ移行する。また、画像形成装置1は、例えば、画像形成処理を完了し画像形成モードからレディモードへ移行してから画像形成命令等が所定時間ない場合に、ディープスリープモードへ移行する。ディープスリープモードにおいて、画像形成装置1は、例えば、定着装置7のヒータ20への通電を停止しており、操作パネル31および液晶ディスプレイ32のバックライトを消灯等している。また、低電圧電源26は、例えば、その一部しか動作しておらず、出力電圧を24Vから6Vに下げた状態となる。また、画像形成装置1は、レディモードからディープスリープモードへ移行した後、ディープスリープモードにおいて、操作パネル31等に対する入力操作を受け付けた場合や、LANインタフェース34またはUSBインタフェース35を介して外部端末から画像形成命令を受け付けた場合、画像形成モード等へ移行する。
【0074】
画像形成装置1がオフモードであるとき(時間T0から時間T1まで)、低電圧電源26は動作しない。D-Sleep信号は、Lowレベル(0V)である。ポリゴンモータ21に供給される電圧は、0Vである。5Vレギュレータ電源40が生成する電圧は、0Vである。3.3Vレギュレータ電源41が生成する電圧は、0Vである。
【0075】
時間T1において画像形成装置1の電源スイッチ30がオンされ、画像形成装置1がディープスリープモードであるとき(時間T1から時間T2まで)、D-Sleep信号は、Lowレベルである。ポリゴンモータ21に供給される電圧は、0Vである。5Vレギュレータ電源40が生成する電圧は、0Vである。3.3Vレギュレータ電源41が生成する電圧は、0Vである。
【0076】
画像形成装置1がレディモードであるとき(時間T2から時間T3まで)、D-Sleep信号は、Highレベルである。ポリゴンモータ21に供給される電圧は、0Vから24Vまで上昇した後24Vを維持する。5Vレギュレータ電源40が生成する電圧は、0Vから5Vまで上昇した後5Vを維持する。3.3Vレギュレータ電源41が生成する電圧は、0Vから3.3Vまで上昇した後3.3Vを維持する。
【0077】
画像形成装置1が画像形成モードであるとき(時間T3から時間T4まで)、D-Sleep信号は、Highレベルである。ポリゴンモータ21に供給される電圧は、24Vである。5Vレギュレータ電源40が生成する電圧は、5Vである。3.3Vレギュレータ電源41が生成する電圧は、3.3Vである。
【0078】
従来の画像形成装置では、D-Sleep信号がLowレベルであるとき、すなわち、D-Sleep信号がディープスリープモードであることを表すとき、低電圧電源から6V電圧がモータドライバICに出力されていた。そのため、5Vレギュレータ電源は、5V電圧を生成し、3.3Vレギュレータ電源は、3.3V電圧を生成していた。
【0079】
しかし、画像形成装置1では、オンオフ回路38は、低電圧電源26から入力される6V電圧をモータドライバIC39に出力しない。そのため、5Vレギュレータ電源40は5V電圧を生成せず、3.3Vレギュレータ電源41は、3.3V電圧を生成しない。
【0080】
また、画像形成装置1では、D-Sleep信号がHighレベルであるとき、すなわち、D-Sleep信号がディープスリープモードでないことを表すとき、オンオフ回路38は、低電圧電源26から入力される24V電圧をモータドライバIC39に出力する。
【0081】
これにより、画像形成装置1がディープスリープモードであるとき、モータドライバIC39に低電圧電源26から6V電圧が供給されないことで、画像形成装置1は、省電力を実現することができる。
【0082】
〔実施形態2〕
本開示の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0083】
図5は、実施形態2に係る画像形成装置1Aの概略回路構成図である。実施形態1との相違は、オンオフ回路38Aが、ポリゴンモータ基板24Aに配置されていることである。
【0084】
実施形態2では、オンオフ回路38Aの端子T8は、電圧供給線PL1上の接続点P5を経由して低電圧電源26の端子T1と電気的に接続される。また、オンオフ回路38Aの端子T6は、SoC36の端子T5と信号線S1を介して電気的に接続される。実施形態1では、端子T23と端子T27間を接続ケーブルで接続していたが、実施形態2では、端子T30と端子T31間および端子T23Aと端子T27A間をそれぞれ接続ケーブルで配線する。
【0085】
オンオフ回路38Aは、ポリゴンモータ基板24Aに配置される。これにより、画像形成装置1Aでは、オンオフ回路38Aがメイン基板25Aに配置されないので、メイン基板25Aの回路配置スペースを削減し、メイン基板25Aの小型化を実現することができる。
【0086】
〔実施形態2の変形例〕
実施形態2の変形例について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1および2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
【0087】
図6は、実施形態2の変形例に係る画像形成装置1Bの概略構成を示す。実施形態2との相違は、オンオフ回路38Bの端子T6Bと信号線S4上の接続点P6Bとの間を端子T32を経由して電気的に接続していることである。実施形態2の変形例では、オンオフ回路38Bは、信号線S1と電気的に接続していない。オンオフ回路38Bの端子T6Bには、発光制御信号が入力される。
【0088】
オンオフ回路38Bは、発光制御信号に基づいて低電圧電源26から入力された低電圧(24V/6V)を出力するか出力しないかを切り替える。より詳細には、発光制御信号が、Lowレベルであるとき、オンオフ回路38Bは、モータドライバIC39に6V電圧を出力しない。発光制御信号が、Highレベルであるとき、オンオフ回路38Bは、モータドライバIC39に24V電圧を出力する。
【0089】
そして、発光制御信号は、D-Sleep信号と同期している。より詳細には、D-Sleep信号が、LowレベルからHighレベルに切り替わると同時に、発光制御信号は、LowレベルからHighレベルに切り替わる。そして、D-Sleep信号が、HighレベルからLowレベルに切り替わると同時に、発光制御信号は、HighレベルからLowレベルに切り替わる。D-Sleep信号は、第1制御信号の一例である。
【0090】
画像形成装置1Bでは、D-Sleep信号がHighレベルであるとき、すなわち、D-Sleep信号が、ディープスリープモードでないことを表すとき、レーザを出射することを表す発光制御信号がオンオフ回路38Bおよびレーザ発光部9に送信される。このとき、オンオフ回路38Bは、低電圧電源26から入力される24V電圧をモータドライバIC39に出力する。
【0091】
D-Sleep信号がLowレベルであるとき、すなわち、D-Sleep信号が、ディープスリープモードであることをあらわすとき、レーザを出射しないことを表す発光制御信号がオンオフ回路38Bおよびレーザ発光部9に送信される。このとき、オンオフ回路38Bは、低電圧電源26から入力される6V電圧をモータドライバIC39に出力しない。
【0092】
これにより、画像形成装置1Bがディープスリープモードであるとき、モータドライバIC39に低電圧電源26から6V電圧が供給されないことで、画像形成装置1は、省電力を実現することができる。
【0093】
オンオフ回路38Bは、ポリゴンモータ基板24Aに配置される。これにより、画像形成装置1Bでは、オンオフ回路38Bがメイン基板25Aに配置されないので、メイン基板25Aの回路配置スペースを削減し、メイン基板25Aの小型化を実現することができる。
【0094】
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0095】
1、1A、1B 画像形成装置
9 レーザ発光部
10 レーザユニット
21 ポリゴンモータ
24、24A ポリゴンモータ基板
25、25A メイン基板
26 低電圧電源
36 SoC
38、38A、38B オンオフ回路
39 モータドライバIC
40 5Vレギュレータ電源
41 3.3Vレギュレータ電源
42 CPU