IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社日立産機システムの特許一覧

<>
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図1
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図2
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図3
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図4
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図5
  • 特開-クレーン装置の点検補助システム 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024014163
(43)【公開日】2024-02-01
(54)【発明の名称】クレーン装置の点検補助システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/20 20230101AFI20240125BHJP
   B66C 15/00 20060101ALI20240125BHJP
【FI】
G06Q10/00 300
B66C15/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022116789
(22)【出願日】2022-07-21
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】502129933
【氏名又は名称】株式会社日立産機システム
(74)【代理人】
【識別番号】110001689
【氏名又は名称】青稜弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】竹脇 僚哉
(72)【発明者】
【氏名】及川 裕吾
(72)【発明者】
【氏名】塩出 健一
(72)【発明者】
【氏名】大槻 真弘
(72)【発明者】
【氏名】田上 達也
【テーマコード(参考)】
3F204
5L049
【Fターム(参考)】
3F204AA01
3F204CA05
3F204FB01
3F204FB04
3F204FC03
3F204GA03
5L049CC15
(57)【要約】
【課題】 点検の種類ごとに点検結果を入力もしくは表示することができるクレーン装置の点検補助システムを提供する。
【解決手段】 クレーン装置に関する点検情報を入力する端末と、端末と通信をするコンピュータとを有するクレーン装置の点検補助システムであって、
端末は、月例自主検査、および年次自主検査の項目ごとの入力を受け、
コンピュータは、端末からの月例自主検査、および年次自主検査ごとの入力情報を保存するクレーン装置の点検補助システム。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレーン装置に関する点検情報を入力する端末と、前記端末と通信をするコンピュータとを有するクレーン装置の点検補助システムであって、
前記端末は、
月例自主検査、および年次自主検査の項目ごとの入力を受け、
前記コンピュータは、
前記端末からの月例自主検査、および年次自主検査ごとの入力情報を保存するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項2】
請求項1に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
前記端末は、
前記月例自主検査および前記年次自主検査について、過去の点検結果の表示を選択する第1の表示部と、点検結果の入力画面の表示を選択する第2の表示部とを有する点検状況画面を表示するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項3】
請求項2に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
第1の表示部が選択された場合には、
前記端末は、
前記月例自主検査および前記年次自主検査について、
過去の点検個所、点検項目、点検基準、前記点検項目の良否を表示するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項4】
請求項2に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
第2の表示部が選択された場合には、
前記端末は、
前記月例自主検査および前記年次自主検査の点検結果を入力する点検結果入力画面を表示し、
検査項目、点検基準、前記点検結果である良否を選択するボタンを表示するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項5】
請求項4に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
前記端末は、
点検個所の画像を記録もしくは削除する画像欄を表示するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項6】
請求項4に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
前記端末は、
点検項目の修理欄を表示し、
修理が完了した場合には、チェックボックスが押下されることで、前記コンピュータに修理が完了したことを通知するクレーン装置の点検補助システム。
【請求項7】
請求項4に記載のクレーン装置の点検補助システムにおいて、
前記点検結果入力画面の表示を中断し、前記点検状況画面に戻る場合には、
前記端末の表示制御部は、
中断前の前記点検結果入力画面を保存し、
次に前記点検結果入力画面の表示する際には、保存した前記点検結果入力画面を表示させるクレーン装置の点検補助システム。
【請求項8】
クレーン装置の点検補助方法であって、
月例自主検査、および年次自主検査の項目ごとの入力を受けるステップと、
前記月例自主検査、および年次自主検査ごとの入力情報を保存するステップとを有するクレーン装置の点検補助方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に、クレーン装置の点検補助システムに関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景として、特許文献1がある。特許文献1には「設備点検システムは、産業機械の点検に関する情報を蓄積するホストコンピュータと、産業機械に取り付けられるとともに、産業機械の点検項目に対応した情報を含む少なくとも1つの情報媒体と、情報媒体を読み取る読み取り装置と、読み取り装置が読み取った情報媒体の情報に対応する点検項目を表示する表示部、表示された点検項目の点検結果を作業者が入力可能な入力部、及び、入力された点検結果をホストコンピュータに通信可能な通信部を備えた少なくとも1つの携帯端末とを有する。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-159569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、工場内に設置したホストコンピュータに、産業機械の点検項目および関連するデータを蓄積し、タブレットやスマートフォン等の表示端末を用いてデータの入力および出力を行うことで点検項目の漏れを防止している。
【0005】
クレーン装置は、重量物を搬送するため、安全な状態を保つために定期的に点検を実施することが必要となる。この点検には、日常の点検に加え、月ごとに行う月例自主検査や年次自主検査がある。これらの検査は、法規に従って実行しなければならない。さらに、必要に応じて、過去の点検内容を第三者に開示する場合もある。そこで、すべての点検項目をもれなく、かつ定期的に確認するためには負担が大きくなるという課題があった。
【0006】
クレーン装置においては、月例自主検査、年次自主検査それぞれで点検結果を表示することが望ましい。しかし、特許文献1では、月例自主検査、年次自主検査それぞれの点検結果を入力、もしくは表示することができないという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、点検の種類ごとに点検結果を入力もしくは表示することができるクレーン装置の点検補助システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一例としては、クレーン装置に関する点検情報を入力する端末と、前記端末と通信をするコンピュータとを有するクレーン装置の点検補助システムであって、
前記端末は、月例自主検査、および年次自主検査の項目ごとの入力を受け、
前記コンピュータは、前記端末からの月例自主検査、および年次自主検査ごとの入力情報を保存するクレーン装置の点検補助システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、点検の種類ごとに点検結果を入力もしくは表示することができるクレーン装置の点検補助システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】インバータ式クレーン装置の全体構成を示す斜視図の例である。
図2】インバータ式クレーン装置の制御部の構成を示すブロック図の例である。
図3】表示端末で表示される点検状況画面の例である。
図4】表示端末で表示される点検結果入力画面の例である。
図5】表示端末で表示される過去の点検結果表示画面の例である。
図6】点検結果印刷時に出力される表の例である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、実施例を、図面を用いて説明する。
【0012】
図1は、本実施例による、クレーンの点検補助装置を設置するインバータ式クレーン装置の全体構成を示す斜視図、図2はインバータ式クレーン装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【0013】
インバータ式クレーン装置は、クレーンフック1、ワイヤーロープ2、巻上誘導電動機3、巻上用装置4、横行誘導電動機5、横行用装置6、横行用ガーダー7、走行誘導電動機8、走行用装置9、走行用ガーダー10、巻上・横行インバータ装置11、操作入力装置13、走行用インバータ装置17から構成されている。また、巻上誘導電動機3,横行誘導電動機5および、走行誘導電動機8には誘導電動機用ブレーキ16が各々に内蔵される。
【0014】
また、巻上・横行インバータ装置11には、巻上・横行インバータ制御部12、巻上用インバータ14、横行用インバータ15、クラウド通信部22が内蔵される。走行用インバータ装置17には走行インバータ制御部18および、走行用インバータ19が内蔵される。
【0015】
インバータ式クレーン装置は、クレーンフック1に取り付けた荷物を、巻上誘導電動機3を備えた巻上用装置4によりワイヤーロープ2を巻上または巻下することでY方向(Y方向、-Y方向の矢印で示す)即ち、上下方向に移動する。また、X方向(X方向、-X方向の矢印で示す)には、横行用装置6にある車輪を、横行誘導電動機5が回転させ、横行用ガーダー7に沿って移動する。また、Z方向(Z方向、-Z方向)の矢印で示す)には、走行用装置9にある車輪を、走行誘導電動機8が回転させ、走行用ガーダー10に沿って移動する。
【0016】
巻上誘導電動機3と横行誘導電動機5は、巻上・横行インバータ装置11に格納された図2の巻上・横行インバータ制御部12により制御される。即ち、オペレータが操作入力装置13からの所定の指示を入力すると、巻上・横行インバータ制御部12は、巻上用インバータ14と横行用インバータ15を制御し、巻上用インバータ14と横行用インバータ15から制御に必要な周波数、電圧、電流を巻上誘導電動機3と横行誘導電動機5に加える。同時に、巻上・横行インバータ制御部12は、誘導電動機用ブレーキ16を開放制御することで、巻上誘導電動機3または横行誘導電動機5を制御する。巻上誘導電動機3を制御する場合には、クレーンフック1に取り付けられた荷物が、落下することなくY方向に移動するように制御する。また、横行誘導電動機5を制御する場合には、横行用ガーダー7に沿って巻上用装置4がX方向に移動するように制御する。
【0017】
走行用装置9に取り付けてある走行誘導電動機8は、オペレータが操作入力装置13からの所定の指示を入力すると、走行用インバータ装置17に格納された図2の走行インバータ制御部18が走行用インバータ19を制御する。走行用インバータ19から制御に必要な周波数、電圧、電流を走行誘導電動機8に加え、同時に誘導電動機用ブレーキ16を開放制御することで、走行用ガーダー10に沿って巻上用装置4をZ方向に移動させる。
【0018】
インバータ式クレーン装置の運転情報は、X方向、-X方向、Y方向、-Y方向については巻上・横行インバータ制御部12に保存され、Z方向、-Z方向については走行インバータ制御部18に保存される。X方向、-X方向、Y方向、-Y方向、およびZ方向、-Z方向についての運転情報を、巻上・横行インバータ装置11、走行用インバータ装置17が設置されている場所に赴くことなく、遠隔地で取得および編集するため、クラウド通信部22を設ける。
【0019】
クラウド通信部22は、X方向、-X方向、Y方向、-Y方向の運転情報については巻上・横行インバータ制御部12から情報を取得する。さらに、Z方向、-Z方向の運転情報については、走行インバータ制御部18から通信経路21を通り、巻上・横行インバータ制御部12に送られる。そして、Z方向、-Z方向の運転情報についても、巻上・横行インバータ制御部12からクラウド通信部22は、運転情報を取得する。クラウド通信部22は、インターネット通信網25を介して、X方向、-X方向、Y方向、-Y方向、およびZ方向、-Z方向の運転情報を、コンピュータであるクラウドサーバ23に伝送する。
【0020】
クラウドサーバ23は、X方向、-X方向、Y方向、-Y方向、およびZ方向、-Z方向の運転情報を記憶し、表示端末24から要求を受けた際に送信する。運転情報としては、インバータ式クレーン装置の運転時間が含まれる。ここで、インターネット通信網25を介さず、例えばBluetoothやWi-Fi等の近距離通信を用い、表示端末24に、表示させる情報を伝送しても良い。また、表示端末24の一例としては、タブレット端末や、携帯電話(スマートフォン)、PC等が挙げられる。
【0021】
以下、巻上・横行インバータ装置11を主制御部11と称す。主制御部11、走行用インバータ装置17、クラウドサーバ23、表示端末24は、それぞれ、プロセッサーなどの処理装置、プログラムを格納した記憶部を備え、処理装置が、プログラムを読み出してプログラムを実行することで、各種の機能が実現されるようなハードウェアおよびソフトウェアからなる構成としてもよい。
【0022】
図3図5は、クラウドサーバ23から送信した情報を表示端末24で取得した場合、もしくは主制御部11から直接に通信により送られた情報を、表示端末24に搭載された表示部に表示した例である。
【0023】
表示端末24では、最初に図3に示したように、点検状況画面が表示される。この画面では、表示端末が取得したクレーン装置の製造番号および形式情報、年次、月例点検を選択するためのタブ、前回および次回の点検の日付を表形式で表示する。ここで、年次、月例のいずれかまたは両方の次回の点検日が近い場合に残り日数や、タブに注意を促すアイコンを表示してもよい。クレーン装置の製造番号は、クレーン装置の個体識別番号であり、形式情報は、クレーン装置の種類を示す情報である。
【0024】
また、前回の点検の実施日および次回の実施期限は、点検を実施した際に更新する。前回および次回の枠には、それぞれ結果ボタンおよび実施ボタンが表示される。結果ボタンを押下すると、年次、月例自主検査のうち、タブで選択された点検の前回の結果を図5に示す点検結果表示画面のように表示する。また、実施ボタンを押下すると、タブで選択された点検の入力画面を図4に示す点検結果入力画面のように表示する。なお、製造番号及び形式情報、タブは図4の点検結果入力画面および、図5の点検結果表示画面にも共通して表示され、タブの選択状態は画面遷移後も維持される。
【0025】
図4は、点検結果の入力画面の例であり、この画面では、検査項目および点検基準、良否を入力するラジオボタン、自由記述を入力できる備考欄、画像のアップロードボタンまたは画像アップロードの状態を示す画像欄、修理の状態を示す修理欄など、各種の欄を表形式に表示する。また、表の下に戻るボタンおよび完了ボタンを表示する。また、表の行数が画面内に収まらない場合はスクロールバーを表示する。前記スクロールバーを上下に動かすことで表が上下方向に動き、すべての項目を表示することができる。
【0026】
点検を実施する際は、各点検項目について、同じ行の点検基準を満たす場合はOKのラジオボタンを選択し、基準に満たない場合はNGのラジオボタンを選択する。ここで、OK、NGはいずれか一方のみ選択が可能であり、一方を選択したのちにもう一方を選択すると、先に選択されていたボタンの選択状態はクリアされる。また、点検結果がNGの場合には、修理の列にチェックボックスを表示する。
【0027】
さらに、点検箇所の画像を記録する場合は、「アップロード」の記載を押下することで点検項目とひもづけられ、クラウドサーバ23に保存される。画像が保存されると、画像欄には画像のファイル名および削除ボタンを表示する。このとき、削除ボタンを押下することでクラウドサーバ23から画像を削除する。
【0028】
また、修理を行った項目については、修理の列のチェックボックスを点検者が押下する。そして、表示端末24の制御部が、そのチェックボックスが押下されたことを契機に、修理完了したか否かの状態を記憶し、その状態をクラウドサーバ23に送る。クラウドサーバ23では、修理完了したか否かの状態および修理完了日が保存される。
【0029】
点検を中断する場合、戻るボタンを点検者が、押下することで、その指示を契機に、表示端末24の表示制御部は、点検入力画面に対して入力した内容を保存して、表示部が、図3の点検状況画面を表示するように制御する。この場合、次に点検入力画面を表示する場合は保存内容が反映された状態となる。一方で、点検が完了した際には完了ボタンをクリックすることで、表示端末24の制御部は、点検入力画面に入力された内容を、クラウドサーバ23に送る。クラウドサーバ23は、受け取った、点検入力画面に入力された内容をクラウドサーバ23に保存する。そして、表示端末24の表示部は、図3の点検状況画面に遷移するように制御される。表示端末24の表示制御部は、入力が漏れている場合には、点検者が完了ボタンを押下しても、画面の遷移をしないように制御し、点検結果入力画面にとどまる。
【0030】
点検結果を入力する点検者は、点検結果を入力する際に、インバータ式クレーン装置の運転時間などの運転情報を参考にしたい場合がある。例えば、月ごとや年ごとのトータルな運転時間や、エラーの回数などを参照したい場合がある。その場合には、図4では、省略したが、点検結果の入力画面などに、参照したい運転情報を表示させるようにしてもよい。その場合には、上記したように、クラウドサーバ23から、必要な運転情報を表示端末24が取得するようにしてもよいし、クラウドサーバ23を経由しないで、インバータ式クレーン装置から、近距離通信を用い、直接に表示端末24に表示させる運転情報を伝送しても良い。
【0031】
図5は、点検結果表示画面であり、点検結果が記録された日付を選択するドロップダウンメニューと、点検個所、点検項目および点検基準、点検結果である良否、備考、画像のリンクの表、戻るボタン、印刷ボタンを表示する。
【0032】
また、表の行数が画面内に収まらない場合はスクロールバーを表示する。前記スクロールバーを上下に動かすことで表が上下方向に動き、すべての項目を表示することができる。ドロップダウンメニューを押下することで過去に点検を実施した日付が表示され、表示したい点検結果を選択することができる。
【0033】
良否および備考の列には、それぞれに点検実施時に入力した点検結果および入力内容を表示する。さらに、画像が保存されている項目については、ファイル名を表示し、押下すると画像を表示する。
【0034】
表示している点検結果を印刷する場合、印刷ボタンを押下することで図6に示すように印刷用のデータを出力する。また、戻るボタンを押下すると図3の点検状況画面に遷移する。
【0035】
図6は、点検を実施した結果を印刷用に出力する例である。印刷用のデータには、年次自主検査または月例自主検査のタイトル、製造番号および形式情報、表示している点検結果の実施日および点検担当者名、点検項目および点検基準、良否、備考および修理完了日を表形式で表示する。タイトルは、年次自主検査または月例自主検査のうち、点検状況画面で印刷ボタンを押下した際にタブで選択されていた方が表示される。
【0036】
また、表の内容はそのときに表示している表の内容が反映される。また、修理完了日は点検実施時にチェックボックスを押下した際にクラウドサーバ23に保存された日付が表示される。
【0037】
本実施例によれば、クレーンの年次自主検査、月例自主検査の点検結果を、別個に入力、および過去の点検結果を出力することができ、点検時の入力および点検結果確認を容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0038】
23:クラウドサーバ、24:表示端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6