(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024014164
(43)【公開日】2024-02-01
(54)【発明の名称】医療情報システム
(51)【国際特許分類】
G16H 10/60 20180101AFI20240125BHJP
【FI】
G16H10/60
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022116790
(22)【出願日】2022-07-21
(71)【出願人】
【識別番号】515120143
【氏名又は名称】井澤 佑斗
(71)【出願人】
【識別番号】522083547
【氏名又は名称】加藤 朝美
(72)【発明者】
【氏名】井澤 佑斗
(72)【発明者】
【氏名】唐津朝美
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA21
(57)【要約】
【課題】従来技術では、患者の提示する二次元コードを手がかりにして、医療情報を転院先の医療機関に対して閲覧可能にする医療情報システムがあった。しかし、患者が二次元コードを提示できない際には当該システムを利用することができない。
【解決手段】本開示は、患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、患者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、患者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、を有する、医療情報システムを提供する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
患者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、
患者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【請求項2】
医療者から前記患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【請求項3】
患者のバイタルデータを取得するバイタルデータ取得手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
バイタルデータと患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、
バイタルデータと患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療情報システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
医療情報管理クラウドシステムの一例が、特開2021-033443号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1には、複数の医療機関に設けられて患者の医療情報を入力自在な医療機関用端末と、患者の医療情報を保存するサーバとを備えて患者の医療情報を管理する医療情報管理クラウドシステムであって、前記サーバが、前記医療機関用端末において入力された患者の医療情報を医療機関毎に保存し、医療機関用端末および患者のユーザー端末の少なくとも一方における患者の情報開示についての患者による同意する操作の有無を判定し、同意する操作ありの場合、同意する操作があった患者の医療情報についての閲覧制限を所定期間解除し、前記医療機関用端末のブラウザが、前記同意する操作のあった患者についての医療情報を表示する構成であることを特徴とする医療情報管理クラウドシステムが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、患者の提示する二次元コードを手がかりにして、医療情報を転院先の医療機関に対して閲覧可能にするのみである。このため、患者が二次元コードを提示できない際には当該システムを利用することができない。結果的に転院先の医療機関の看護師は、患者の医療情報を聴取し直すことになる。これでは、医療機関にとっては手続きが煩雑である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、患者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、を有する、医療情報システムを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本構成では、患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号によって患者の医療情報を記憶するので、患者医療情報を医療機関が得やすくなる。
【0007】
医療情報システムのさらなる特徴と利点は、実施形態についての以下の記載から明確となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
医療情報システムについて以下に説明する。ここでは、患者が操作する患者端末と、医療従事者が操作する医療従事者端末とで構成される医療情報システムについて説明する。
【0009】
ユーザー端末は、制御部、RAM、ストレージ部、グラフィックス処理部、通信インタフェース、インタフェース部からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。 制御部は、CPUやROMから構成される。制御部は、ストレージ部に格納されたプログラムを実行し、ユーザ端末の制御を行なう。RAMは、制御部のワークエリアである。ストレージ部は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部は、プログラム及びデータをRAMから読み出して処理を行なう。制御部は、RAMにロードされたプログラム及びデータを処理することで、描画命令をグラフィックス処理部に出力する。
【0010】
グラフィックス処理部は表示部に接続されている。表示部は表示画面を有している。制御部が描画命令をグラフィックス処理部に出力すると、グラフィックス処理部は、表示画面上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。ここで、表示部はタッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。この表示部のタッチパネルが入力部として機能する。
【0011】
通信インタフェースは無線又は有線により通信ネットワークに接続が可能であり、通信ネットワークを介して、サーバ装置とデータを送受信することが可能である。通信インタフェースを介して受信したデータは、RAMにロードされ、制御部により演算処理が行われる。インタフェース部には外部メモリ(例えば、SDカード等)が接続されている。
【0012】
ユーザー端末は、表示画面と入力部を有するコンピュータ装置であれば特に限定されない。ユーザー端末としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータなどが挙げられる。VRゴーグル、すなわち頭にストラップで固定または取り付けられたフレーム(またはヘッドセット)に取り付けられた画面(または2つのディスプレイパネル、各目に対し1つずつ)で構成されてもよい。ユーザー端末は、音声の入力部と出力部とを有する。
【0013】
ユーザー端末は、通信ネットワークを介してサーバ装置と通信接続が可能である。通信ネットワークを介して通信接続をして、情報を送信し、若しくは情報を受信することができる。
【0014】
サーバ装置は、制御部、RAM、ストレージ部及び通信インタフェースを少なくとも備え、それぞれ内部バスにより接続されている。
【0015】
制御部は、CPUやROMから構成され、ストレージ部に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置の制御を行う。また、制御部は時間を計時する内部タイマを備えている。RAMは、制御部のワークエリアである。ストレージ部は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部は、プログラム及びデータをRAMから読み出し、ユーザー端末から受信した情報等をもとに、プログラム実行処理を行う。
【0016】
医療従事者端末は、上記の患者端末の構成の一部、もしくは構成の全てを有する。医療従事者端末は、少なくとも通信ネットワークを介してサーバ装置と通信接続が可能である。通信ネットワークを介して通信接続をして、情報を送信し、若しくは情報を受信することができる。
【0017】
患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段について説明する。患者もしくは医療従事者は、患者端末もしくは医療従事者端末から患者医療情報を入力する。患者医療情報とは患者への医療行為をするに際して必要な情報であり、たとえば緊急連絡先、家族構成、既往歴、通院歴、治療歴、職業、内服情報、アレルギー、宗教の信仰、COVID19ワクチン接種歴である。受付手段は、音声入力を受け付けても好適である(以下、受付手段の全てにおいて同様である)。受付手段は、バイタルデータを測定してその情報を送信する機器からのデータ入力を受け付けても好適である(以下、受付手段の全てにおいて同様である)。
【0018】
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段について説明する。患者もしくは医療従事者は、患者端末もしくは医療従事者端末をから患者番号を入力する。患者番号とは、患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号であり、たとえば日本におけるマイナンバーカードのマイナンバーか、健康保険証の健康保険番号、介護保険証、身体障害者手帳もしくはその手帳の番号である。国または国際機関、複数国間の条約等や規則で定める、患者に一意的に付与されている番号があれば、その番号を用いても好適である。
【0019】
患者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段について説明する。患者医療情報と患者番号とは紐づけられて、入力を受け付けた端末に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けたサーバ装置に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けた他の端末に記憶される。他の端末とは、例えば患者端末で入力した際には医療従事者端末に、医療従事者端末で入力した際には患者端末に記憶されるという意味である。
【0020】
患者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段について説明する。紐付けられた患者医療情報と患者番号は、通信ネットワークを介して、患者端末もしくは医療従事者端末に情報受信される。
【0021】
医療者から患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段について説明する。医療従事者は、患者端末もしくは医療従事者端末から医療者医療情報を入力する。医療者医療情報とは患者へ実施した医療行為の情報であり、たとえば、診断内容、治療方法、医療行為をした日付、術式、執刀医、投与薬剤、リハビリテーション介入情報である。
【0022】
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段について説明する。医療者医療情報と患者番号とは紐づけられて、入力を受け付けた端末に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けたサーバ装置に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けた他の端末に記憶される。他の端末とは、例えば患者端末で入力した際には医療従事者端末に、医療従事者端末で入力した際には患者端末に記憶されるという意味である。
【0023】
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段について説明する。紐付けられた医療者医療情報と患者番号は、通信ネットワークを介して、患者端末もしくは医療従事者端末に情報受信される。
【0024】
患者医療情報と患者番号と医療者医療情報のいずれか2つ以上を紐づけて記憶する記憶手段について説明する。患者医療情報と患者番号と医療者医療情報のいずれか2つ以上が紐づけられて、入力を受け付けた端末に記憶される。患者医療情報と患者番号と医療者医療情報との全てが紐づけられて、入力を受け付けた端末に記憶されても好適である。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けたサーバ装置に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けた他の端末に記憶される。他の端末とは、例えば患者端末で入力した際には医療従事者端末に、医療従事者端末で入力した際には患者端末に記憶されるという意味である。
【0025】
患者医療情報と患者番号と医療者医療情報のいずれか2つ以上を紐づけて情報受信する受信手段について説明する。紐付けられた当該情報は、通信ネットワークを介して、患者端末もしくは医療従事者端末に情報受信される。
【0026】
患者のバイタルデータを取得するバイタルデータ取得手段について説明する。バイタルデータとは、医療において最適な医療行為の決定に必要な患者の生体的な1以上の情報を指す。例えば、所定のタンパク質の血中濃度、所定のmRNAの血中濃度、血圧、脈拍、睡眠時の寝返りもしくはCO2排出量など、医療において最適な医療行為の決定に必要な患者の生体的であれば何でも好適である。バイタルデータ取得手段は、当該バイタルデータを取得するハードウェアを指す。もしくは、医療従事者がバイタルデータを取得して、そのバイタルデータを電磁的方法によって送信する操作を指す。例えば、透析時における血清の成分分析装置や、血圧や脈拍を測定するウェアラブル端末、CO2の空気注濃度測定器や、患者の寝返りを測定するセンサなどが例として挙げられる。バイタルデータ取得装置は無線又は有線により通信ネットワークに接続が可能であり、通信ネットワークを介して、サーバ装置とデータを送受信することが可能である。通信インタフェースを介して受信したバイタルデータは、情報送信を受けたサーバ装置に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けた他の端末に記憶される。他の端末とは、例えば患者端末で入力した際には医療従事者端末に、医療従事者端末で入力した際には患者端末に記憶されるという意味である。
【0027】
バイタルデータと患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段について説明する。バイタルデータと患者番号とは紐づけられて、入力を受け付けた端末に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けたサーバ装置に記憶される。もしくは、入力を受け付けた端末から情報送信を受けた他の端末に記憶される。他の端末とは、例えば患者端末で入力した際には医療従事者端末に、医療従事者端末で入力した際には患者端末に記憶されるという意味である。
【0028】
なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示にすぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
【0029】
以下、上記において説明した医療情報システムについて説明する。
【0030】
患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
患者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、
患者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【0031】
本構成では、医療従事者は患者番号を取得できれば、その患者に一意的に紐づいている患者医療情報を受信することができる。したがって、患者が転院したとしても、医療従事者はその患者の患者番号をもとに患者医療情報を受信することができる。言い換えれば、転院先の医療機関の医療従事者は、患者の医療情報を聴取し直す必要がなくなるので、医療従事者の労働負荷を軽減することができる。患者番号のいずれか一以上を統合することで、その管理の負荷が軽減されて、医療従事者の利便性が向上する。
【0032】
医療者から前記患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、
医療者医療情報と患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【0033】
本構成では、医療従事者は患者番号を取得できれば、その患者に一意的に紐づいている医療者医療情報を受信することができる。したがって、患者が転院したとしても、医療従事者はその患者の患者番号をもとに医療者医療情報を受信することができる。言い換えれば、転院先の医療機関は、患者や転院元の医療機関から過去の医療実施状況を聴取し直す必要がなくなるので、医療従事者の労働負荷を軽減することができる。
【0034】
患者から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、
医療者から前記患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
患者医療情報と患者番号と医療者医療情報のいずれか2つ以上を紐づけて記憶する記憶手段と、
患者医療情報と患者番号と医療者医療情報のいずれか2つ以上を紐づけて情報受信する受信手段と、
を有する、医療情報システム。
【0035】
本構成では、医療従事者は患者番号を取得できれば、その患者に一意的に紐づいている患者医療情報もしくは医療者医療情報、あるいはその両方を受信することができる。したがって、患者が転院したとしても、医療従事者はその患者の患者番号をもとに患者医療情報もしくは医療者医療情報、あるいはその両方を受信することができる。言い換えれば、転院先の医療機関の医療従事者は、患者の医療情報を聴取し直す必要がなくなり、患者や転院元の医療機関から過去の医療実施状況を聴取し直す必要がなくなるので、医療従事者の労働負荷を軽減することができる。
【0036】
患者のバイタルデータを取得するバイタルデータ取得手段と、と、患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号の入力を受け付ける患者番号受付手段と、バイタルデータと患者番号とを紐付けて記憶する記憶手段と、バイタルデータと患者番号とを紐付けて情報受信する受信手段と、を有する、医療情報システム。
【0037】
本構成では、患者のバイタルデータがバイタルデータ取得手段によって取得され、当該バイタルデータと患者番号とが組みになって記憶され、もしくは受信されるので、患者や医療従事者は医療方針の決定について速やかに情報共有をすることができる。
【0038】
本開示に係るバルーンカテーテルおよび導尿バッグおよび遮蔽物、上述した各効果のうち、少なくとも1つを奏することができればよい。
【手続補正書】
【提出日】2022-08-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0038】
本開示に係る医療情報システムは上述した各効果のうち、少なくとも1つを奏することができればよい。
【手続補正書】
【提出日】2023-12-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者端末から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
医療者端末から患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
受け付けた患者医療情報と医療者医療情報を紐付けて、転院先の医療者端末へ送信する送信手段と、
を有する、医療情報装置。
【請求項2】
患者端末から医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
医療者端末から患者の医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
受け付けた患者医療情報と医療者医療情報を紐付けて、転院先の医療者端末へ送信する送信手段と、
を有する、医療情報装置。
【請求項3】
患者医療情報受付手段が、患者から医療情報の入力を受け付けるステップと、
医療者医療情報受付手段が、医療者から患者の医療情報の入力を受け付けるステップと、
送信手段が、受け付けた患者医療情報と医療者医療情報を紐付けて、転院先の医療者端末へ送信するステップと、
を有する、医療情報の送受信方法。
【手続補正書】
【提出日】2024-01-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者端末から前記患者の医療情報である、患者医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
医療従事者端末から前記患者の医療情報である、医療者医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
前記患者医療情報と前記医療者医療情報を患者番号で紐づけて記憶する記憶手段と、
受け付けた前記患者医療情報と前記医療者医療情報を紐付けて、前記患者の転院先の医療従事者端末へ送信する送信手段と、
を有する、医療情報装置。
【請求項2】
患者端末から前記患者の医療情報である、患者医療情報の入力を受け付ける患者医療情報受付手段と、
医療従事者端末から前記患者の医療情報である、医療者医療情報の入力を受け付ける医療者医療情報受付手段と、
前記患者医療情報と前記医療者医療情報を、前記患者が国または国際機関から一意的に付与されている番号である、患者番号で紐づけて記憶する記憶手段と、
受け付けた前記患者医療情報と前記医療者医療情報と前記患者番号を紐付けて、前記患者の転院先の医療従事者端末へ送信する送信手段と、
を有する、医療情報装置。
【請求項3】
患者医療情報受付手段が、患者端末から前記患者の医療情報である、患者医療情報の入力を受け付けるステップと、
医療者医療情報受付手段が、医療従事者端末から前記患者の医療情報である、医療者医療情報の入力を受け付けるステップと、
記憶手段が、前記患者医療情報と前記医療者医療情報を患者番号で紐づけて記憶するステップと、
送信手段が、受け付けた前記患者医療情報と前記医療者医療情報を紐付けて、前記患者の転院先の医療従事者端末へ送信するステップと、
を有する、医療情報の送受信方法。