(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024142271
(43)【公開日】2024-10-10
(54)【発明の名称】ヘッジトリマー
(51)【国際特許分類】
A01G 3/04 20060101AFI20241003BHJP
A01G 3/053 20060101ALI20241003BHJP
【FI】
A01G3/04 501J
A01G3/04 501A
A01G3/053
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023054401
(22)【出願日】2023-03-29
(71)【出願人】
【識別番号】509264132
【氏名又は名称】株式会社やまびこ
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】児玉 久夫
(72)【発明者】
【氏名】前野 武士
(72)【発明者】
【氏名】森▲埼▼ 雄介
(72)【発明者】
【氏名】中島 巧恵
(57)【要約】
【課題】作業性を向上させたヘッジトリマーを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、カッター組立体と、カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーが提供される。このヘッジトリマーにおける駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有する。前ハンドルは、カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前把持部に変位可能に取り付けられ、駆動源からの駆動力をカッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備える。カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態のヘッジトリマーを側面視したとき、トリガーレバーは、鉛直方向下側において鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カッター組立体と、前記カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーであって、
前記駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有し、
前記前ハンドルは、前記カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前記前把持部に変位可能に取り付けられ、前記駆動源からの駆動力を前記カッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備え、
前記カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態の前記ヘッジトリマーを側面視したとき、前記トリガーレバーは、前記鉛直方向下側において前記鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている、ヘッジトリマー。
【請求項2】
請求項1に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記トリガーレバーは、長尺状をなし、その長手方向が前記前把持部の中心軸に沿うように配置されている、ヘッジトリマー。
【請求項3】
請求項1に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部は、前記カッター組立体側の端部よりも前記カッター組立体と反対側の端部が後側に位置するように、その中心軸が前記カッター組立体の長手方向に対して傾斜している、ヘッジトリマー。
【請求項4】
請求項3に記載のヘッジトリマーにおいて、
前記後ハンドルは、前記カッター組立体の長手方向に沿って傾斜するように設けられた棒状の後把持部を備え、
前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部の中心軸と前記後把持部の中心軸とがほぼ平行となるように配置されている、ヘッジトリマー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッジトリマーに関する。
【背景技術】
【0002】
生垣や植木の剪定に使用する片刃仕様のヘッジトリマーが知られている(特許文献1参照)。
このヘッジトリマーは、本体ケースと、本体ケースの前部から前方に延びるブレード(カッター組立体)と、本体ケースに収容され、ブレードを駆動させるモータと、ブレードに接続された支持部と、支持部に接続されたフロントグリップ(前把持部)と、フロントグリップよりも後方で、本体ケースに接続されたリアグリップ(後把持部)とを有している。そして、ヘッジトリマーが載置面に載置されている状態において、フロントグリップの真下にトリガーレバーが設けられている、
かかるヘッジトリマーでは、剪定箇所が遠い場合、腕を伸ばした状態でトリガーレバーを操作する必要がある。この場合、指を伸ばしてフロントグリップの真下のトリガーレバーに届かさなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような状況で、ヘッジトリマーの操作を長時間行うと、疲労の蓄積が激しくなり、予期せず指がトリガーレバーから離れ、ブレードの駆動が停止してしまう。
本発明では上記事情に鑑み、作業性を向上させたヘッジトリマーを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、カッター組立体と、カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーが提供される。このヘッジトリマーにおける駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有する。前ハンドルは、カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前把持部に変位可能に取り付けられ、駆動源からの駆動力をカッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備える。カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態のヘッジトリマーを側面視したとき、トリガーレバーは、鉛直方向下側において鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている。
【0006】
このような態様によれば、腕を伸ばした状態でもトリガーレバーを操作し易いため、操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。
【
図2】ヘッジトリマーを下側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
図1は、ヘッジトリマーを上側から見た全体斜視図である。
図2は、ヘッジトリマーを下側から見た平面図である。
図3は、前ハンドルを示す拡大斜視図である。
図4は、
図3中のA-A線断面図である。
なお、図中に示した「上下」、「左右」及び「前後」に基いて、ヘッジトリマー及びヘッジトリマーを構成する各部材の方向を規定する。
【0009】
図1に示すヘッジトリマー1は、生垣や植木の刈り込みや剪定に用いられる手持式の小型切断作業機(駆動装置)であり、バッテリ100を装着して電動で駆動する。
ヘッジトリマー1は、カッター組立体6と、前記カッター組立体を駆動操作する駆動操作部2とを備えている。
駆動操作部2は、本体3と、前ハンドル4と、後ハンドル5とを有している。前ハンドル4と後ハンドル5とを手で把持することにより、ヘッジトリマー1の操作を行うことができる。
本実施形態では、本体3及びカッター組立体6により、装置本体が構成されている。すなわち、装置本体は、対象物を刈払又は切断する剪定部として、カッター組立体6を有する。
【0010】
本体3の前側には、カッター組立体6が設けられ、カッター組立体6の右側には、切断した対象物を受ける受け板7が設けられている。
カッター組立体(ヘッジトリマー用のカッター組立体)6は、下側カッター61と、上側カッター62と、下側カッターサポート63と、上側カッターサポート64とを有している。下側カッター61及び上側カッター62とは、互いに重ね合わされ、長手方向(前後方向)に沿って相対的にスライド可能に設けられている。
なお、下側カッター61の構成と上側カッター62の構成とは、実質的に同一である。
【0011】
下側カッターサポート63は、下側カッター61の下側に設けられている。また、下側カッターサポート63は、軽量化の観点から、
図2に示すように、前側サポート63aと後側サポート63bとの2つの部分に分割して設けられている。すなわち、カッター組立体6は、下側カッター61の上側カッター62と反対側に、下側カッター61の一部を覆うように設けられた下側カッターサポート63を備えている。
一方、上側カッターサポート64は、上側カッター62の上側に設けられている。また、上側カッターサポート64は、カッター組立体6の長手方向(前後方向)に沿って延在している。
【0012】
下側カッター61及び上側カッター62のそれぞれは、
図2に示すように、カッター本体Mと、カッター本体Mから側方に突出する複数の刃部Bとを有している。本実施形態のカッター組立体6は、下側カッター61及び上側カッター62のそれぞれは、複数の刃部Bがカッター本体Mの一方側にのみ突出する片刃仕様である。
下側カッター61のカッター本体Mには、その厚さ方向に貫通するとともに、長手方向に沿った長孔611が形成されている。また、上側カッター62のカッター本体Mにも、その厚さ方向に貫通するとともに、長手方向に沿った長孔(図示せず。)が形成されている。かかる長孔を形成することにより、下側カッター61及び上側カッター62のそれぞれの軽量化を図ることができる。
なお、下側カッター61及び上側カッター62のそれぞれは、複数の刃部Bがカッター本体Mの両側に突出する両刃仕様であってもよい。
【0013】
本体3は、本体ケース31と、本体ケース31に収容された電動モータ32とを有している。
本体ケース31は、樹脂製の箱体であり、上面が下面に対して傾斜している。本体ケース31の上面は、後側から前側に向かうに連れて下がるように傾斜している。すなわち、本体ケース31は、後部よりも前部が低く形成されている。そして、本体ケース31は、側面視でほぼ三角形に形成されている。
電動モータ(動力源)32は、駆動伝達機構(図示せず。)を介して、カッター組立体6に接続され、カッター組立体6を駆動させる。カッター組立体6は、下側カッター61及び上側カッター62を備えており、電動モータ32は、これらを長手方向に沿って相対的にスライドさせる。
【0014】
本体ケース31の上面には、バッテリ100を取り付けるためのバッテリ取付部33が設けられている。バッテリ取付部33は、本体ケース31の上面に合わせて、後部から前部に向かうに連れて下がるように傾斜している。
バッテリ100は、前後方向に延びている直方体のケースに、複数個のリチウムイオン電池セルを収容して所定の出力を実現した一般的なバッテリである。
【0015】
図示しないが、バッテリ100の下面の後端部には、バッテリ取付部33に係合する係合部が突出している。
バッテリ取付部33にバッテリ100を取り付けるときには、バッテリ100をバッテリ取付部33に対して後方から前方に向けてスライドさせながら、バッテリ100の下部をバッテリ取付部33に嵌合させる。そして、バッテリ100の前端部がバッテリ取付部33の前端部に支持される位置まで移動させると、バッテリ100の係合部がバッテリ取付部33に係合して、バッテリ100がバッテリ取付部33に固定される。
【0016】
バッテリ取付部33に取り付けられたバッテリ100は、後側から前側に向かうに連れて下がるように傾斜し、後部よりも前部が低く配置される。
バッテリ取付部33の上面には、金属製の接続端子(図示せず。)が設けられている。接続端子は、制御基板(図示せず。)や電動モータ32に電気的に接続されている。そして、バッテリ取付部33の接続端子にバッテリ100の接続端子が電気的に接続されることにより、バッテリ100から制御基板や電動モータ32に電力が供給される。
【0017】
バッテリ取付部33からバッテリ100を取り外すときには、バッテリ100の後端部に設けられた連結用レバー(図示せず。)を操作すると、バッテリ取付部33と係合部との係合状態が解除され、バッテリ100をバッテリ取付部33に対して後方に向けてスライドさせることが可能となる。
【0018】
本体ケース31(本体3)より前側には、
図1に示すように、前ハンドル4が設けられている。前ハンドル4は、本体3と受け板7との間に設けられている。
前ハンドル4は、上下方向に沿って配置された板状の支持部41と、支持部41から右側(カッター組立体6の側方)に突出するように設けられた棒状の前把持部42と、前把持部42の下側に設けられたトリガーレバー43とを備えている。そして、支持部41がカッター組立体6に固定されている。
トリガーレバー43は、長尺状をなし、
図2に示すように、その長手方向が前把持部42の中心軸O1に沿うように配置されている。そして、トリガーレバー43は、左側端部を回動中心として、前把持部42に回動(変位)可能に取り付けられている。
【0019】
また、本体ケース31(本体3)の後側には、後ハンドル5が設けられている。後ハンドル5は、
図1に示すように、左右方向に(カッター組立体6の長手方向に沿って傾斜するように)設けられた棒状の後把持部51と、後把持部51と本体3とを連結する連結部52とを備えている。後把持部51の左端部には、電源スイッチ53が設けられている。
また、後把持部51の下側には、カッター組立体6を駆動させるための操作手段であるスロットルレバー54と、後把持部51の上側には、スロットルレバー54の変位(作動)を阻止及びそれを解除するロック解除レバー55が設けられている。
作業者が対象物に作業を行う場合、ヘッジトリマー1の前把持部42と後把持部51とを把持し、トリガーレバー43及びロック解除レバー55を握り、後把持部51を握っている指でスロットルレバー54を操作することで、カッター組立体6の駆動が可能となる。
【0020】
具体的には、前把持部42を把持した状態でトリガーレバー43を握るとともに、後把持部51の下側に設けられるスロットルレバー54を操作することによって、バッテリ100と電動モータ32とを電気的に接続して電動モータ32を駆動する。これにより、電動モータ32からの駆動力をカッター組立体6へ伝達するのを許容することができる。一方、トリガーレバー43を離すことによりバッテリ100と電動モータ32との電気的接続を解除して電動モータ32を停止させることで、電動モータ32からの駆動力をカッター組立体6へ伝達するのを解除することができる。
カッター組立体6の厚さ方向を鉛直方向(上下方向)とした状態のヘッジトリマー1を側面視したとき、トリガーレバー43は、鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、前把持部42から突出するように配置されている。換言すれば、
図4に示すように、カッター組立体6の長手方向に沿った軸をx軸、x軸に直交する軸をy軸とする平面座標を、前把持部42の中心軸O1が原点を通過するように規定したとき、トリガーレバー43は、第4象限に向かって前把持部42から突出するように配置されている。
【0021】
かかる構成によれば、剪定箇所が遠い場合、腕を伸ばした状態で前把持部42を把持し、指でトリガーレバー43を握る必要があるが、手首を前把持部42に対して前側に向かって巻きつけるような手首を捻る動作をしなくても指をトリガーレバー43に届かせ易くなる。すなわち、トリガーレバー43の操作性を向上させることができ、作業者の疲労感を軽減することもできる。
トリガーレバー43の突出する方向(前側に傾斜する方向)と鉛直方向とのなす角度は、10°以上45°以下程度であることが好ましい。
なお、トリガーレバー43は、上述したように、バッテリ100と電動モータ32とを電気的に接続及びその接続を解除(切断)するように構成できる他、電動モータ32の駆動力をカッター組立体6に伝達する駆動伝達機構を作動及びその作動を解除するように構成することもできる。
【0022】
図2に示すように、ヘッジトリマー1の平面視において、前把持部42は、内側(カッター組立体6側)の端部42aよりも外側(カッター組立体6と反対側)の端部42bが後側に位置するように、その中心軸O1がカッター組立体6の長手方向に対して傾斜している。これにより、前把持部42を把持する際に、手首を捻るような動作が不要になるので、作業者の疲労感をより軽減することができる。
前把持部42の中心軸O1とカッター組立体6の長手方向とのなす角度は、80°以上88°以下程度であることが好ましい。
【0023】
図2に示すように、ヘッジトリマー1の平面視において、前把持部42の中心軸O1と後把持部51の中心軸O2とがほぼ平行となるように配置されている。かかる構成によれば、作業時に作業者のヘッジトリマー1に対する一体感を高めることや、作業者がヘッジトリマー1を持ち上げる際の重量感を低減し易くなる。
また、
図2に示すように、ヘッジトリマー1の平面視において、前把持部42の中心軸O1はカッター組立体6の長手方向に対して、後把持部51側(後側)に傾斜し、後把持部51の中心軸O2はカッター組立体6の長手方向に対して、前把持部42側(前側)に傾斜しており、前把持部42の中心軸O1と、後把持部51の中心軸O2とがほぼ平行となるように配置されている。かかる構成によれば、作業者がヘッジトリマー1を持ち上げる際の重量感をより、低減し易くなる。
【0024】
以上のようなヘッジトリマー1では、腕を伸ばした状態でもトリガーレバー43を操作し易いため、操作性に優れる。
なお、ヘッジトリマー1の動力源には、電動モータ32に代えて、エンジンを採用してもよい。
また、トリガーレバー43は、前把持部42に回動可能に取り付けられる構成に限らず、前把持部42に変位可能に設けられていればよく、例えば、前把持部42の中心軸O1に直交する方向に、前把持部42に出没可能に設けられるボタンであってもよく、前把持部42の中心軸O1に沿った方向に、前把持部42にスライド可能に設けられるスライドレバーであってもよい。
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0025】
(1)カッター組立体と、前記カッター組立体を駆動操作する駆動操作部とを備えるヘッジトリマーであって、前記駆動操作部は、動力源を備える本体と、前ハンドルと、後ハンドルとを有し、前記前ハンドルは、前記カッター組立体の側方に突出するように設けられた棒状の前把持部と、前記前把持部に変位可能に取り付けられ、前記駆動源からの駆動力を前記カッター組立体へ伝達するのを許容及び解除するトリガーレバーとを備え、前記カッター組立体の厚さ方向を鉛直方向とした状態の前記ヘッジトリマーを側面視したとき、前記トリガーレバーは、前記鉛直方向下側において前記鉛直方向に対して前側に傾斜する方向に、記前把持部から突出するように配置されている、ヘッジトリマー。
【0026】
(2)上記(1)に記載のヘッジトリマーにおいて、前記トリガーレバーは、長尺状をなし、その長手方向が前記前把持部の中心軸に沿うように配置されている、ヘッジトリマー。
【0027】
(3)上記(1)又は(2)に記載のヘッジトリマーにおいて、前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部は、前記カッター組立体側の端部よりも前記カッター組立体と反対側の端部が後側に位置するように、その中心軸が前記カッター組立体の長手方向に対して傾斜している、ヘッジトリマー。
【0028】
(4)上記(3)に記載のヘッジトリマーにおいて、前記後ハンドルは、前記カッター組立体の長手方向に沿って傾斜するように設けられた棒状の後把持部を備え、前記ヘッジトリマーの平面視において、前記前把持部の中心軸と前記後把持部の中心軸とがほぼ平行となるように配置されている、ヘッジトリマー。
もちろん、この限りではない。
【0029】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0030】
1 :ヘッジトリマー
2 :駆動操作部
3 :本体
31 :本体ケース
32 :電動モータ
33 :バッテリ取付部
4 :前ハンドル
41 :支持部
42 :前把持部
42a :端部
42b :端部
43 :トリガーレバー
5 :後ハンドル
51 :後把持部
52 :連結部
53 :電源スイッチ
54 :スロットルレバー
55 :ロック解除レバー
6 :カッター組立体
61 :下側カッター
611 :長孔
62 :上側カッター
63 :下側カッターサポート
63a :前側サポート
63b :後側サポート
64 :上側カッターサポート
B :刃部
M :カッター本体
7 :受け板
O1 :中心軸
O2 :中心軸
100 :バッテリ