(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024143978
(43)【公開日】2024-10-11
(54)【発明の名称】光効率の高い配線構造を備えた照明装置
(51)【国際特許分類】
F21V 19/00 20060101AFI20241003BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20241003BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20241003BHJP
H05B 45/30 20200101ALI20241003BHJP
H05B 45/40 20200101ALI20241003BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20241003BHJP
【FI】
F21V19/00 150
F21V19/00 170
F21V23/00 120
F21S2/00 100
H05B45/30
H05B45/40
F21Y115:10
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023120528
(22)【出願日】2023-07-25
(31)【優先権主張番号】202310322539.8
(32)【優先日】2023-03-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】林智榮
(72)【発明者】
【氏名】李鎮涛
(72)【発明者】
【氏名】李源
【テーマコード(参考)】
3K013
3K014
3K273
【Fターム(参考)】
3K013BA01
3K013CA05
3K013CA16
3K014AA01
3K273AA01
3K273AA09
3K273BA05
3K273BA24
3K273BA38
3K273CA02
3K273CA04
3K273CA05
3K273HA15
3K273HA17
(57)【要約】
【課題】光効率の高い配線構造を備えた照明装置を提供する。
【解決手段】
光効率の高い配線構造を備えた照明装置は、光源正極端子と、光源負極端子と、駆動電源と、基板と、第1接続部と、第2接続部と、発光モジュールと、を含む。駆動電源は、電源正極端子及び電源負極端子を有する。基板は、光源接続部及び電源接続部を有し、光源接続部が電源接続部に接続され、電源接続部が電源負極端子に接続される。第1接続部の一端が電源正極端子に接続される。第2接続部の一端が第1接続部の他端に接続され、他端が光源正極端子に接続される。発光モジュールは、第1光源モジュール及び第2光源モジュールを含み、第1光源モジュールの一端及び第2光源モジュールの一端が光源正極端子に接続され、第1光源モジュールの他端及び第2光源モジュールの他端が光源接続部に接続される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源正極端子と、
光源負極端子と、
電源正極端子及び電源負極端子を有する駆動電源と、
光源接続部及び電源接続部を有し、前記光源接続部が前記電源接続部に接続され、前記電源接続部が前記電源負極端子に接続される基板と、
一端が前記電源正極端子に接続される第1接続部と、
一端が前記第1接続部の他端に接続され、他端が光源正極端子に接続される第2接続部と、
第1光源モジュール及び第2光源モジュールを含み、前記第1光源モジュールの一端及び前記第2光源モジュールの一端が前記光源正極端子に接続され、前記第1光源モジュールの他端及び前記第2光源モジュールの他端が前記光源接続部に接続される発光モジュールと、
を備えることを特徴とする光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項2】
前記第1光源モジュールは、第1接続ライン及び複数の第1光源を含み、前記第1接続ラインは、互い違いに配置される複数の第1接続領域及び複数の第1発光領域を含み、各前記第1接続領域は、第1基準線に対して第1方向に突出し、各前記第1発光領域は、前記第1基準線に対して第2方向に突出し、前記複数の第1光源は、前記複数の第1発光領域にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項3】
前記第2光源モジュールは、第2接続ライン及び複数の第2光源を含み、前記第2接続ラインは、互い違いに配置される複数の第2接続領域及び複数の第2発光領域を含み、各前記第2接続領域は、第2基準線に対して前記第1方向に突出し、各前記第2発光領域は、前記第2基準線に対して前記第2方向に突出し、前記複数の第2光源は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第2発光領域は、前記複数の第1接続領域にそれぞれ対応することを特徴とする請求項2に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項4】
前記発光モジュールは、第3光源モジュールを更に含み、前記第3光源モジュールは、第3接続ライン及び複数の第3光源を含み、前記第3接続ラインは、互い違いに配置される複数の第3発光領域及び複数の第3接続領域を含み、各前記第3発光領域は、第3基準線に対して前記第2方向に突出し、各前記第3接続領域は、前記第3基準線に対して前記第1方向に突出し、前記複数の第3光源は、前記複数の第3発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第3発光領域は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ対応することを特徴とする請求項3に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項5】
前記発光モジュールは、第4光源モジュールを更に含み、前記第4光源モジュールは、第4接続ライン及び複数の第4光源を含み、前記第4接続ラインは、互い違いに配置される複数の第4接続領域及び複数の第4発光領域を含み、各前記第4接続領域は、第4基準線に対して前記第2方向に突出し、各前記第4発光領域は、前記第4基準線に対して前記第1方向に突出し、前記複数の第4光源は、前記複数の第4発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第4発光領域は、前記複数の第3接続領域にそれぞれ対応することを特徴とする請求項4に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項6】
前記第1基準線、前記第2基準線、前記第3基準線及び前記第4基準線は、互いに平行であることを特徴とする請求項5に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項7】
前記第1方向は、前記第2方向と反対であることを特徴とする請求項5に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項8】
前記第1光源モジュールのインピーダンス、前記第2光源モジュールのインピーダンス、前記第3光源モジュールのインピーダンス及び前記第4光源モジュールのインピーダンスは、互いに等しいことを特徴とする請求項5に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項9】
前記複数の第1光源、前記複数の第2光源、前記複数の第3光源及び前記複数の第4光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項5に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項10】
前記駆動電源は、発光ダイオード駆動器であることを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関し、特に光効率の高い配線構造を備えた照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の市場では、1.5メートルを超える照明装置のほとんどは、複数の基板で接続されている。しかし、従来の接続方法には、依然として改善すべきいくつかの欠点が存在する。まず、従来の接続方法では、照明装置の発光ムラが発生しやすく、明暗が目立ち、照明装置の視覚効果及び快適性が低下している。次に、従来の接続方法は、発光ダイオードを十分に利用していないため、その光効率が低く、エネルギーの浪費を招いている。最後に、従来の接続方法では、異なるサイズの基板を使用する必要があるため、基板の在庫量が多くなり、生産効率が悪く、照明装置の製造コストと時間が増加している。
【0003】
米国特許出願公開第20150285474号明細書及び米国特許出願公開第20160186940号明細書は、照明装置の配線構造又は回路設計に関する技術内容を公開しているが、何れも上記従来技術の問題を解決することができていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第20150285474号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第20160186940号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、光効率の高い配線構造を備えた照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に基づき、光源正極端子と、光源負極端子と、駆動電源と、基板と、第1接続部と、第2接続部と、発光モジュールと、を含む光効率の高い配線構造を備えた照明装置を提供する。駆動電源は、電源正極端子及び電源負極端子を有する。基板は、光源接続部及び電源接続部を有し、光源接続部が電源接続部に接続され、電源接続部が電源負極端子に接続される。第1接続部の一端が電源正極端子に接続される。第2接続部の一端が第1接続部の他端に接続され、他端が光源正極端子に接続される。発光モジュールは、第1光源モジュール及び第2光源モジュールを含み、第1光源モジュールの一端及び第2光源モジュールの一端が光源正極端子に接続され、第1光源モジュールの他端及び第2光源モジュールの他端が光源接続部に接続される。
【0007】
一実施形態において、第1光源モジュールは、第1接続ライン及び複数の第1光源を含む。第1接続ラインは、互い違いに配置される複数の第1接続領域及び複数の第1発光領域を含む。各第1接続領域は、第1基準線に対して第1方向に突出し、各第1発光領域は、第1基準線に対して第2方向に突出する。前記複数の第1光源は、前記複数の第1発光領域にそれぞれ配置される。
【0008】
一実施形態において、第2光源モジュールは、第2接続ライン及び複数の第2光源を含む。第2接続ラインは、互い違いに配置される複数の第2接続領域及び複数の第2発光領域を含む。各第2接続領域は、第2基準線に対して第1方向に突出し、各第2発光領域は、第2基準線に対して第2方向に突出する。前記複数の第2光源は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第2発光領域は、前記複数の第1接続領域にそれぞれ対応する。
【0009】
一実施形態において、発光モジュールは、第3光源モジュールを更に含み、第3光源モジュールは、第3接続ライン及び複数の第3光源を含む。第3接続ラインは、互い違いに配置される複数の第3発光領域及び複数の第3接続領域を含む。各第3発光領域は、第3基準線に対して第2方向に突出し、各第3接続領域は、前記第3基準線に対して第1方向に突出する。前記複数の第3光源は、前記複数の第3発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第3発光領域は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ対応する。
【0010】
一実施形態において、発光モジュールは、第4光源モジュールを更に含み、第4光源モジュールは、第4接続ライン及び複数の第4光源を含む。第4接続ラインは、互い違いに配置される複数の第4接続領域及び複数の第4発光領域を含む。各第4接続領域は、第4基準線に対して第2方向に突出し、各第4発光領域は、第4基準線に対して第1方向に突出する。前記複数の第4光源は、前記複数の第4発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第4発光領域は、前記複数の第3接続領域にそれぞれ対応する。
【0011】
一実施形態において、第1基準線、第2基準線、第3基準線及び第4基準線は、互いに平行である。
【0012】
一実施形態において、第1方向は、第2方向と反対である。
【0013】
一実施形態において、第1光源モジュールのインピーダンス、第2光源モジュールのインピーダンス、第3光源モジュールのインピーダンス及び第4光源モジュールのインピーダンスは、互いに等しい。
【0014】
一実施形態において、複数の第1光源、複数の第2光源、複数の第3光源及び複数の第4光源は、発光ダイオードである。
【0015】
一実施形態において、駆動電源は、発光ダイオード駆動器である。
【発明の効果】
【0016】
上記に基づいて、本発明の実施形態による光効率の高い配線構造を備えた照明装置は、以下の1つ又は複数の利点を有することができる。
(1)本発明の一実施形態において、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールが配置され、複数の発光ラインをそれぞれ形成する。また、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部及び基板を有し、これらの発光ラインの総体のインピーダンスを互いに等しくさせる。このように、照明装置の光効率が大幅に向上され、その発光を均等にさせ、目立った明暗を発生させることがない。従って、照明装置の視覚効果及び快適性が何れも効果的に向上できる。
(2)本発明の一実施形態において、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部、基板及び複数の光源モジュールを有し、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率が大幅に向上し、照明装置を更に省エネルギーにさせ、未来の発展の趨勢により適合させることができる。
(3)本発明の一実施形態において、照明装置は、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率を大幅に向上させて照明装置の全体的な性能を向上させることができ、その結果、照明装置の応用をより広範囲に拡大することができ、実際の応用の必要を満たすことができる。
(4)本発明の一実施形態において、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールを配置し、複数の発光ラインをそれぞれ形成し、複数の基板は、互いに接続されることができる。したがって、照明装置の生産には、1つのサイズの基板のみを要するため、基板の在庫量を増加させず、且つ生産効率を大幅に向上させ、製造コスト及び時間を低減することができる。したがって、照明装置の全体のコストを効果的に低減することができる。
(5)本発明の一実施形態では、照明装置の設計が簡単であるため、コストを大幅に増加させることなく、所望の効果を達成し、高い商業価値を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の回路図である。
【
図2】本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第1説明図である。
【
図3】本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第2説明図である。
【
図4】本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第3説明図である。
【
図5】本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第4説明図である。
【
図6】本発明の別の実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下の実施形態では、本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者に本発明の技術内容を理解し、それに応じて実施可能にさせるのに十分であり、且つ本明細書の開示内容、特許請求の範囲及び図面により、当業者が本発明に関する目的及び利点を容易に理解できるようにする。
【0019】
以下では、関連する図面を参照し、本発明の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の実施形態について説明するが、分かり易く且つ図面で説明し易くするために、図面内の各部材は、寸法及び比率を誇張又は縮小して示し得る。以下の説明及び/又は特許請求の範囲において、部材が別の部材に「接続」又は「結合」すると述べる場合、それは、当該別の部材に直接的な接続又は結合してもよく、仲介する部材が存在してもよい。部材が別の部材に「直接接続」又は「直接結合」すると述べる場合、仲介する部材が存在せず、部材又は層間の関係を説明するための他の用語についても同様に解釈されるべきである。理解し易くするため、以下の実施形態における同じ部材は、同じ符号で示して説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の回路図である。図に示すように、照明装置1は、駆動電源PS及び第1光源基板LS1を含む。第1光源基板LS1は、光源正極端子LED+と、光源負極端子LED-と、第1接続部11と、第2接続部12と、基板13と、発光モジュールと、を含む。光源正極端子LED+と、光源負極端子LED-と、基板13と、第1接続部11と、第2接続部12と、発光モジュールが第1光源基板LS1を形成する。照明装置1は、懐中電灯、ポータブルサーチライトなどの移動式(可携帯式)の照明装置であってよく、建物の天井(又は壁)に設置する照明器具であってもよい。
【0021】
駆動電源PSは、電源正極端子U+及び電源負極端子U-を有する。一実施形態では、駆動電源PSは、発光ダイオード駆動器であってよい。別の実施形態では、駆動電源PSは、蛍光灯、電球又は他の従来の光源の駆動器であってもよい。
【0022】
基板13(2点鎖線で示す)は、光源接続部131及び電源接続部132を有する。光源接続部131は、電源接続部132と接続され、且つ電源接続部132は、電源負極端子U-に接続される。
【0023】
第1接続部11(細い破線で示す)の一端は、電源正極端子U+に接続される。一実施形態では、第1接続部11は、各種従来の導線であってよい。
【0024】
第2接続部12(一点鎖線で示す)の一端は、第1接続部11の他端に接続され、他端は、光源正極端子LED+に接続される。一実施形態では、第2接続部12は、各種従来の導線であってよい。
【0025】
発光モジュールは、第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14Dを含む。第1光源モジュール14Aの一端は、光源正極端子LED+に接続され、第2光源モジュール14Bの他端は、光源接続部131に接続される。第3光源モジュール14Cの一端は、光源正極端子LED+に接続され、第2光源モジュール14Cの他端は、光源接続部131に接続される。第4光源モジュール14Dの一端は、光源正極端子LED+に接続され、第4光源モジュール14Dの他端は、光源接続部131に接続される。このように、駆動電源PSは、発光モジュール(第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14Dを含む)を駆動することができる。
【0026】
また、第1光源モジュール14Aのインピーダンス、第2光源モジュール14Bのインピーダンス、第3光源モジュール14Cのインピーダンス及び第4光源モジュール14Dのインピーダンスは、互いに等しい。
【0027】
したがって、第1接続部11、第2接続部12、第1光源モジュール14A及び基板13が形成する第1発光ラインの総インピーダンスは、以下の式(1)に示すとおりである。
M1=RA1+RB1+Ra+RA2………….(1)
ここで、M1は、第1発光ラインの総インピーダンスを表し、RA1は、第1接続部11のインピーダンスを表し、RB1は、第2接続部12のインピーダンスを表し、Raは、第1光源モジュール14Aのインピーダンスを表し、RA2は、基板13のインピーダンスを表す。
【0028】
第1接続部11、第2接続部12、第2光源モジュール14B及び基板13が形成する第2発光ラインの総インピーダンスは、以下の式(2)に示すとおりである。
M2=RA1+RB1+Rb+RA2………….(2)
ここで、M2は、第2発光ラインの総インピーダンスを表し、Rbは、第2光源モジュール14Bのインピーダンスを表す。
【0029】
第1接続部11、第2接続部12、第3光源モジュール14C及び基板が形成する第3発光ラインの総インピーダンスは、以下の式(3)に示すとおりである。
M3=RA1+RB1+Rc+RA2………….(3)
ここで、M3は、第3発光ラインの総インピーダンスを表し、Rcは、第3光源モジュール14Cのインピーダンスを表す。
【0030】
第1接続部11、第2接続部12、第4光源モジュール14D及び基板が形成する第4発光ラインの総インピーダンスは、以下の式(4)に示すとおりである。
M4=RA1+RB1+Rd+RA2………….(4)
ここで、M4は、第4発光ラインの総インピーダンスを表し、Rdは、第4光源モジュール14Dのインピーダンスを表す。
【0031】
前述のように、第1光源モジュール14AのインピーダンスRa、第2光源モジュール14BのインピーダンスRb、第3光源モジュール14CのインピーダンスRc及び第4光源モジュール14DのインピーダンスRdは、互いに等しい(即ち、Ra=Rb=Rc=Rd)。したがって、第1発光ラインの総インピーダンスM1、第2発光ラインの総インピーダンスM2、第3発光ラインの総インピーダンスM3及び第4発光ラインの総インピーダンスM4も互いに等しい(即ち、M1=M2=M3=M4)。
【0032】
上記から分かるように、照明器具1は、1つの基板13に複数の発光モジュール(第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14D)を含む発光モジュールを配置し、複数の発光ライン(第1発光ライン、第2発光ライン、第3発光ライン及び第4発光ライン)をそれぞれ形成することができる。また、照明装置1は、特殊な設計の第1接続部11、第2接続部12及び基板13を有し、これらの発光ラインの総インピーダンスを互いに等しくさせる。このように、照明装置1の視覚効果及び快適性を何れも効果的に向上させることができる。また、照明装置1は、更に省エネルギーであるため、応用をより広範に拡大することができ、且つ実際の応用の必要を満たすことができる。
【0033】
また、照明装置1は、1つの基板13に複数の発光モジュール(第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14D)を含む発光モジュールを配置し、複数の発光ライン(第1発光ライン、第2発光ライン、第3発光ライン及び第4発光ライン)をそれぞれ形成することができる。複数の基板13は、互いに接続することができる。したがって、照明装置1の生産は、1つのサイズの基板13のみを要するため、基板13の在庫量を増加させることがなく、生産効率を大幅に向上させ、製造コスト及び時間を低減することができる。したがって、照明装置1の全体のコストを効果的に低減することができる。
【0034】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0035】
図2は、本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第1説明図である。これと
図1を併せて参照する。図に示すように、第1光源モジュール14Aは、第1接続ライン141A及び複数の第1光源142Aを含む。第1接続ライン141Aは、複数の第1接続領域C1及び複数の第1発光領域L1を含み、前記複数の第1接続領域C1及び前記複数の第1発光領域L1は、互い違いに配置される。第1接続ライン141Aの幅は、Wdである。各第1接続領域C1は、第1基準線S1に対して第1方向A1に突出し、各第1発光領域L1は、第1基準線S1に対して第2方向A2に突出する。第1方向A1は、第2方向A2と反対である。第1方向A1及び第2方向A2は、実際の要求に応じて変更することができる。前記複数の第1光源142Aは、前記複数の第1発光領域L1にそれぞれ設置される。第1基準線S1は、いずれか2つの隣接する第1接続領域C1及び第1発光領域L1の接続点を通る。上述の配線構造は、第1光源モジュール14Aを連続した矩形波の形状にさせる。
【0036】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0037】
図3は、本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第2説明図である。これと
図1及び
図2を併せて参照する。図に示すように、第2光源モジュール14Bは、第2接続ライン141B及び複数の第2光源142Bを含む。第2接続ライン141Bは、複数の第2発光領域L2及び複数の第2接続領域C2を含み、前記複数の第2発光領域L2及び前記複数の第2接続領域C2は、互い違いに配置される。各第2発光領域L2は、第2基準線S2に対して第1方向A1に突出し、各第2接続領域C2は、第2基準線S2に対して第2方向A2に突出する。前記複数の第2光源142Bは、前記複数の第2発光領域L2にそれぞれ設置され、前記複数の第2発光領域L2は、前記複数の第1接続領域C1にそれぞれ対応する。第2基準線S2は、いずれか2つの隣接する第2接続領域C2及び第2発光領域L2の接続点を通る。上述の配線構造は、第2光源モジュール14Bを連続した矩形波の形状にさせる。
【0038】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0039】
図4は、本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第3説明図である。これと
図1~
図3を併せて参照する。図に示すように、第3光源モジュール14Cは、第3接続ライン141C及び複数の第3光源142Cを含む。第3接続ライン141Cは、複数の第3発光領域L3及び複数の第3接続領域C3を含み、前記複数の第3発光領域L3及び前記複数の第3接続領域C3は、互い違いに配置される。各第3発光領域L3は、第3基準線S3に対して第2方向A2に突出し、各第3接続領域C3は、第3基準線S3に対して第1方向A1に突出する。前記複数の第3光源142Cは、前記複数の第3発光領域L3にそれぞれ設置され、前記複数の第3発光領域L3は、前記複数の第2発光領域L2にそれぞれ対応する。第3基準線S3は、いずれか2つの隣接する第3接続領域C3及び第3発光領域L3の接続点を通る。上述の配線構造は、第3光源モジュール14Cを連続した矩形波の形状にさせる。
【0040】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0041】
図5は、本発明の一実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の第4説明図である。これと
図1~
図4を併せて参照する。図に示すように、第4光源モジュール14Dは、第4接続ライン141D及び複数の第4光源142Dを含む。第4接続ライン141Dは、複数の第4接続領域C4及び複数の第4発光領域L4を含み、前記複数の第4発光領域L4及び前記複数の第4接続領域C4は、互い違いに配置される。各第4接続領域C4は、第4基準線S4に対して第2方向A2に突出し、各第4発光領域L4は、第4基準線S4に対して第1方向A1に突出する。前記複数の第4光源142Dは、前記複数の第4発光領域L4にそれぞれ設置され、前記複数の第4発光領域L4は、前記複数の第3接続領域C3にそれぞれ対応する。第1基準線S1、第2基準線S2、第3基準線S3及び第4基準線S4は、互いに平行される。第4基準線S4は、いずれか2つの隣接する第4接続領域C4及び第4発光領域L4の接続点を通る。上述の配線構造は、第4光源モジュール14Dを連続した矩形波の形状にさせる。
【0042】
一実施形態では、前記複数の第1光源142A、前記複数の第2光源142B、前記複数の第3光源142C及び前記複数の第4光源142Dは、発光ダイオード(Light-emitting diode,LED)である。別の実施形態では、前記複数の第1光源142A、前記複数の第2光源142B、前記複数の第3光源142C及び前記複数の第4光源142Dは、蛍光灯、電球又はその他の従来の光源であってもよい。
【0043】
第1接続ライン141Aの幅、第2接続ライン141Bの幅、第3接続ライン141Cの幅及び第4接続ライン141Dの幅は、互いに等しい。即ち、第2接続ライン141Bの幅、第3接続ライン141Cの幅及び第4接続ライン141Dの幅も、Wdである。第1接続ライン141Aの全体長さ、第2接続ライン141Bの全体長さ、第3接続ライン141Cの全体長さ及び第4接続ライン141Dの全体長さも互いに等しい。
【0044】
上記から分かるように、第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14Dは、特殊な配線構造を有する。したがって、第1光源モジュール14Aのインピーダンス、第2光源モジュール14Bのインピーダンス、第3光源モジュール14Cのインピーダンス及び第4光源モジュール14Dのインピーダンスは、互いに等しく、インピーダンスのマッチングを達成する。上記の配線構造は、第1接続部11、第2接続部12及び基板13と統合して第1光源モジュール14A、第2光源モジュール14B、、第3光源モジュール14C及び第4光源モジュール14Dに電流を均等に分布させることができ、それにより、照明装置1の全体の光効率を向上させる。したがって、照明装置のお視覚効果及び快適性を何れも効果的に向上させることができる。
【0045】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0046】
なお、従来の接続方法では、照明装置の発光ムラが発生しやすく、明暗が目立ち、照明装置の視覚効果及び快適性が低下している。次に、従来の接続方法は、発光ダイオードを十分に利用していないため、その光効率が低く、エネルギーの浪費を招いている。最後に、従来の接続方法では、異なるサイズの基板を使用する必要があるため、基板の在庫量が多くなり、生産効率が悪く、照明装置の製造コストと時間が増加している。これに対し、本発明の実施形態によれば、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールが配置され、複数の発光ラインをそれぞれ形成する。また、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部及び基板を有し、これらの発光ラインの総体のインピーダンスを互いに等しくさせる。このように、照明装置の光効率が大幅に向上され、その発光を均等にさせ、目立った明暗を発生させることがない。従って、照明装置の視覚効果及び快適性が何れも効果的に向上できる。
【0047】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部、基板及び複数の光源モジュールを有し、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率が大幅に向上し、照明装置を更に省エネルギーにさせ、未来の発展の趨勢により適合させることができる。
【0048】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率を大幅に向上させて照明装置の全体的な性能を向上させることができ、その結果、照明装置の応用をより広範囲に拡大することができ、実際の応用の必要を満たすことができる。
【0049】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールを配置し、複数の発光ラインをそれぞれ形成し、複数の基板は、互いに接続されることができる。したがって、照明装置の生産には、1つのサイズの基板のみを要するため、基板の在庫量を増加させず、且つ生産効率を大幅に向上させ、製造コスト及び時間を低減することができる。したがって、照明装置の全体のコストを効果的に低減することができる。
【0050】
更に、本発明の実施形態によれば、照明装置の設計が簡単であるため、コストを大幅に増加させることなく、所望の効果を達成し、高い商業価値を有することができる。上記から、本発明の実施形態に基づく光効率の高い配線構造を備えた照明装置が極めて良好な技術効果を達成できることが分かる。
【0051】
図6は、本発明の別の実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置の説明図である。これと併せて
図1~
図5を参照する。図に示すように、照明装置1は、駆動電源PS、第1光源基板LS1及び第2光源基板LS2を含む。第1光源基板LS1は、光源正極端子LED+、光源負極端子LED-、第1接続部11、第2接続部12、基板13及び発光モジュールを含む。第1光源基板LS1の構造は、前記実施形態と同じであるため(
図1~
図5参照)、ここでは、説明を加えない。第2光源基板LS2の構造は、第1光源基板LS1と同じである。
【0052】
図に示すように、第1光源基板LS1の第2接続部12は、第2光源基板LS2の第2接続部12に接続される(例えば、溶接又は他の方法)。第1光源基板LS1の光源負極端子LED-は、第2光源基板LS2の光源負極端子LED-に接続されてもよい。したがって、複数の基板13が1つの照明装置1に接続されることができる。
【0053】
上記から分かるように、照明装置1は、1つの基板13に複数の光源モジュールを含む発光モジュールが配置され、複数の発光ラインをそれぞれ形成することができ、複数の基板13は、互いに接続することができる。したがって、照明装置1の生産には、1つのサイズの基板13のみを要するため、基板13の在庫量を増加させず、且つ生産効率を大幅に向上させ、製造コスト及び時間を低減することができる。したがって、照明装置1の全体のコストを効果的に低減することができる。
【0054】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態の光効率の高い配線構造を備えた照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0055】
上記のように、本発明の実施形態によれば、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールが配置され、複数の発光ラインをそれぞれ形成する。また、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部及び基板を有し、これらの発光ラインの総体のインピーダンスを互いに等しくさせる。このように、照明装置の光効率が大幅に向上され、その発光を均等にさせ、目立った明暗を発生させることがない。従って、照明装置の視覚効果及び快適性が何れも効果的に向上できる。
【0056】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、特殊な設計の第1接続部、第2接続部、基板及び複数の光源モジュールを有し、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率が大幅に向上し、照明装置を更に省エネルギーにさせ、未来の発展の趨勢により適合させることができる。
【0057】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、発光ダイオードを十分に利用することができる1つの光効率が高い配線構造を形成することができる。したがって、照明装置の光効率を大幅に向上させて照明装置の全体的な性能を向上させることができ、その結果、照明装置の応用をより広範囲に拡大することができ、実際の応用の必要を満たすことができる。
【0058】
また、本発明の実施形態によれば、照明装置は、1つの基板上に複数の光源モジュールを含む発光モジュールを配置し、複数の発光ラインをそれぞれ形成し、複数の基板は、互いに接続されることができる。したがって、照明装置の生産には、1つのサイズの基板のみを要するため、基板の在庫量を増加させず、且つ生産効率を大幅に向上させ、製造コスト及び時間を低減することができる。したがって、照明装置の全体のコストを効果的に低減することができる。
【0059】
更に、本発明の実施形態によれば、照明装置の設計が簡単であるため、コストを大幅に増加させることなく、所望の効果を達成し、高い商業価値を有することができる。
【0060】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、又は本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等の過程の置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0061】
1 照明装置
LS1 第1光源基板
LS2 第2光源基板
LED+ 光源正極端子
LED- 光源負極端子
11 第1接続部
12 第2接続部
13 基板
131 光源接続部
132 電源接続部
14A 第1光源モジュール
141A 第1接続ライン
142A 第1光源
C1 第1接続領域
L1 第1発光領域
14B 第2光源モジュール
141B 第2接続ライン
142B 第2光源
C2 第2接続領域
L2 第2発光領域
14C 第3光源モジュール
141C 第3接続ライン
142C 第3光源
C3 第3接続領域
L3 第3発光領域
14D 第4光源モジュール
C4 第4接続領域
L4 第4発光領域
141D 第4接続ライン
142D 第4光源
PS 駆動電源
U+ 電源正極端子
U- 電源負極端子
S1 第1基準線
S2 第2基準線
S3 第3基準線
S4 第4基準線
A1 第1方向
A2 第2方向
Wd 第1接続ラインの幅
【手続補正書】
【提出日】2024-07-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源正極端子と、
光源負極端子と、
電源正極端子及び電源負極端子を有する駆動電源と、
光源接続部及び電源接続部を有し、前記光源接続部が前記電源接続部に接続され、前記電源接続部が前記電源負極端子に接続される基板と、
一端が前記電源正極端子に接続される第1接続部と、
一端が前記第1接続部の他端に接続され、他端が光源正極端子に接続される第2接続部と、
第1光源モジュール、第2光源モジュール、及び第3光源モジュールを含み、前記第1光源モジュールの一端、前記第2光源モジュールの一端、及び第3光源モジュールの一端が前記光源正極端子に接続され、前記第1光源モジュールの他端、前記第2光源モジュールの他端、及び第3光源モジュールの他端が前記光源接続部に接続される発光モジュールと、
を備え、
前記第1光源モジュールは、第1接続ライン及び複数の第1光源を含み、前記第1接続ラインは、互い違いに配置される複数の第1接続領域及び複数の第1発光領域を含み、各前記第1接続領域は、第1基準線に対して前記第2光源モジュール側と逆側に突出し、各前記第1発光領域は、前記第1基準線に対して前記第2光源モジュール側に突出し、前記複数の第1光源は、前記複数の第1発光領域にそれぞれ配置され、
前記第2光源モジュールは、第2接続ライン及び複数の第2光源を含み、前記第2接続ラインは、互い違いに配置される複数の第2接続領域及び複数の第2発光領域を含み、各前記第2接続領域は、第2基準線に対して前記第3光源モジュール側に突出し、各前記第2発光領域は、前記第2基準線に対して前記第1光源モジュール側に突出し、前記複数の第2光源は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第2発光領域は、前記複数の第1接続領域にそれぞれ対応し、
前記第3光源モジュールは、第3接続ライン及び複数の第3光源を含み、前記第3接続ラインは、互い違いに配置される複数の第3発光領域及び複数の第3接続領域を含み、各前記第3発光領域は、第3基準線に対して前記第2光源モジュール側と逆側に突出し、各前記第3接続領域は、前記第3基準線に対して前記第2光源モジュール側に突出し、前記複数の第3光源は、前記複数の第3発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第3発光領域は、前記複数の第2発光領域にそれぞれ対応し、
前記第1発光領域と前記第2発光領域の間隔よりも、前記第2発光領域と前記第3発光領域の間隔のほうが長くなっていることを特徴とする光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項2】
前記発光モジュールは、第4光源モジュールを更に含み、前記第4光源モジュールは、第4接続ライン及び複数の第4光源を含み、前記第4接続ラインは、互い違いに配置される複数の第4接続領域及び複数の第4発光領域を含み、各前記第4接続領域は、第4基準線に対して前記第2光源モジュール側に突出し、各前記第4発光領域は、前記第4基準線に対して前記第2光源モジュール側と逆側に突出し、前記複数の第4光源は、前記複数の第4発光領域にそれぞれ配置され、前記複数の第4発光領域は、前記複数の第3接続領域にそれぞれ対応することを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項3】
前記第1基準線、前記第2基準線、前記第3基準線及び前記第4基準線は、互いに平行であることを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項4】
前記第1光源モジュールのインピーダンス、前記第2光源モジュールのインピーダンス、前記第3光源モジュールのインピーダンス及び前記第4光源モジュールのインピーダンスは、互いに等しいことを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項5】
前記複数の第1光源、前記複数の第2光源、前記複数の第3光源及び前記複数の第4光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。
【請求項6】
前記駆動電源は、発光ダイオード駆動器であることを特徴とする請求項1に記載の光効率の高い配線構造を備えた照明装置。