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特開2024-144325ペット積載用具の接続機構及びペット積載用具
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  • 特開-ペット積載用具の接続機構及びペット積載用具 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024144325
(43)【公開日】2024-10-11
(54)【発明の名称】ペット積載用具の接続機構及びペット積載用具
(51)【国際特許分類】
   A01K 1/035 20060101AFI20241003BHJP
   A45C 11/00 20060101ALN20241003BHJP
【FI】
A01K1/035 Z
A45C11/00 D
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024050633
(22)【出願日】2024-03-27
(31)【優先権主張番号】202320656890.6
(32)【優先日】2023-03-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518086136
【氏名又は名称】シァメン サニーペット プロダクツ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Xiamen Sunnypet Products Co.,Ltd
【住所又は居所原語表記】Room 508A, Zone B, 178# Xinfeng Road, Huizhi Space, Huozhi High-tech Zone, Xiamen, Fujian, China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100229448
【弁理士】
【氏名又は名称】中槇 利明
(72)【発明者】
【氏名】ル コォンジ
【テーマコード(参考)】
2B101
3B045
【Fターム(参考)】
2B101AA13
2B101AA20
2B101GA01
3B045AA51
3B045LA10
3B045LB02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】従来技術の欠点を解決するペット積載用具の接続機構及びペット積載用具を提供する。
【解決手段】帯状体と接続してペット積載用具を固定する、接続機構は、基部と、第一阻止部と、第二阻止部とを備え、前記第一阻止部は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、先端部が基部に固設する、前記第一阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、前記第二阻止部は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第二阻止部の先端部が基部に固設する、前記第二阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、第二阻止部の折り曲げ構造の後端は、第一阻止部の折り曲げ構造の後端が位置する位置に向かって延設、第一阻止部の折り曲げ構造、第二阻止部の折り曲げ構造と前記基部の間に1つの接続溝を形成し、前記接続溝は前記帯状体を収容して拘束して該ペット積載用具を固定する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペット積載用具の接続機構であって、帯状体と接続して前記ペット積載用具を固定する、当該接続機構は、基部と、第一阻止部と、第二阻止部とを備え、前記第一阻止部は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第一阻止部の先端部が基部に固設する、前記第一阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、前記第二阻止部は、前記第一阻止部の折曲構造の後端から遠い側に設ける、前記第二阻止部は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第二阻止部の先端部が基部に固設する、前記第二阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、第二阻止部の折り曲げ構造の後端は、第一阻止部の折り曲げ構造の後端が位置する位置に向かって延設、第一阻止部の折り曲げ構造、第二阻止部の折り曲げ構造と前記基部の間に1つの接続溝を形成し、前記接続溝は前記帯状体を収容して拘束して該ペット積載用具を固定するために用いられる、第一阻止部の末端端部と第二阻止部の末端端部との間に前記接続溝に連通する通過切欠を形成する、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部の後端部の最下点までの距離よりも大きく、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部までの距離よりも小さい、接続機構。
【請求項2】
前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の屈曲構造の屈曲部と前記第二阻止部の後端部の最下点との間の距離よりも少なくとも10mm大きい、請求項1に記載の接続機構。
【請求項3】
前記第一阻止部と前記第二阻止部とは、ともに折り曲げられた板状の構造である、前記基部は平板状の構造である;前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造、前記第二阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造はいずれも基部に平行に設置される;この基部は、第一阻止部、第二阻止部と一体成形されて設けられている、請求項1に記載の接続機構。
【請求項4】
前記第一阻止部の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造と前記第二阻止部の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造とは、同一直線上に沿って互いに対向して延びている;前記第一阻止部の後端部と第二阻止部の後端部は互いに隣接して設けられ、かつ両者の間の間隔は前記通過切欠である、請求項1に記載の接続機構。
【請求項5】
前記第一阻止部の前記折り曲げ構造の前記折り曲げ部から前記後端部までの長さは、前記第二阻止部の前記折り曲げ構造の前記折り曲げ部から前記後端部までの長さ以上である、請求項4に記載の接続機構。
【請求項6】
前記第一阻止部、前記第二阻止部の後端麺は、円弧麺、または前記接続溝の位置に向かって傾斜した斜麺である、請求項4に記載の接続機構。
【請求項7】
閉塞スリーブをさらに含む、前記閉塞スリーブは、前記通過切欠を閉塞可能である、前記閉塞スリーブは、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から後端までの構造に摺動可能に挿入され、前記閉塞スリーブには係止溝が開設され、前記第二阻止部の後端端部には係止フックが固設され、係止フックは、前記係止溝に係止可能である、請求項4に記載の接続機構。
【請求項8】
前記第一阻止部の後端と前記第二阻止部の後端とが交互に配置する、請求項2に記載の接続機構。
【請求項9】
前記第一阻止部の後端は前記第二阻止部の後端が前記基部から離れる側まで延び、前記第一阻止部の後端、第二阻止部の後端、基部は順に配置する、請求項8に記載の接続機構。
【請求項10】
前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその尾端までの構造には、接続溝内に向かって突出する接続リブが設けられている、請求項9に記載の接続機構。
【請求項11】
積載本体と、積載本体の外週側に装着された接続機構とを備える、ペット積載用具であって、前記接続機構は、請求項1~10のいずれか一項に記載の接続機構であることを特徴とする、ペット積載用具。
【請求項12】
前記帯状体は、車両シートのシートベルトであり、当該ペット積載用具の種類は、車載機能を有するペットソファとペットバッグを含む、請求項11に記載のペット積載用具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の参照)
本出願は、2023年03月29日に申請された中国実用新案出願第202320656890.6号に基づき、該出願に対する優先権を主張し、その内容全体が本明細書において参照援用される。
【0002】
(技術分野)
本発明は、ペット用品の分野に関し、より詳細には、ペット積載用具の接続機構及びペット積載用具。
【背景技術】
【0003】
ペット積載用具、よく見られるペットバッグ、ペットソファーなどは、それ自身がペットを収容、積載する機能を満たす前提で、時にはそれを車両の座席に配置し、車両を利用してペットを連れて外出する需要を満たす必要がある。
【0004】
ペット用積載具を車両の座席に載せて輸送する場合、車両の移動中にペット用積載具が座席から落ちたり、座席上を移動したりしないように、ペット用積載具を座席に対して固定することが重要である。固定を実現するために、通常はベルト状構造を採用し、シートベルトと接続してペット積載用具を固定する。しかし、ベルト及びベルト構造の柔軟性及び可撓性のために、ペット用装着具を固定するためにベルト構造を使用することは、必ずしも信頼性の高い固定効菓を提供するとは限らない。また、ペットの積載用具を固定するための機械的構造も存在し、例えば、枢軸に取り付けられた回転アームアセンブリを軸回りに回転させることによって、シートベルトとの接続と離脱を実現する。しかし、構造が多く、操作が不便であるため、このようなアセンブリの設計は複雑で高価である。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、従来技術の欠点を解決することを目的とするペット積載用具の接続機構及びペット積載用具を提供する。
【0006】
本発明は、下記の技術的解決策を採用する。
【0007】
ペット積載装置の接続機構、帯状体と接続してペット積載用具を固定する、接続機構は、基部と、第一阻止部と、第二阻止部とを備え、前記第一阻止部とは、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第一阻止部の先端部が基部に固設する、前記第一阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、前記第二阻止部は、前記第一阻止部の折曲構造の後端から遠い側に設ける、前記第二阻止部は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第二阻止部の先端部が基部に固設する、前記第二阻止部の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部外に向かって延設、第二阻止部の折り曲げ構造の後端は、第一阻止部の折り曲げ構造の後端が位置する位置に向かって延設、第一阻止部の折り曲げ構造、第二阻止部の折り曲げ構造と前記基部の間に1つの接続溝を形成し、前記接続溝は前記帯状体を収容して拘束して該ペット積載用具を固定するために用いられる、第一阻止部の末端端部と第二阻止部の末端端部との間に前記接続溝に連通する通過切欠を形成する、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部の後端部の最下点までの距離よりも大きく、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部までの距離よりも小さい。
【0008】
さらに、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の屈曲構造の屈曲部と前記第二阻止部の後端部の最下点との間の距離よりも少なくとも10mm大きい。
【0009】
さらに、前記第一阻止部と前記第二阻止部とは、ともに折り曲げられた板状の構造である、前記基部は平板状の構造である;前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造、前記第二阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造はいずれも基部に平行に設置される;この基部は、第一阻止部、第二阻止部と一体成形されて設けられている。
【0010】
さらに、前記第一阻止部の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造と前記第二阻止部の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造とは、同一直線上に沿って互いに対向して延びている;前記第一阻止部の後端部と第二阻止部の後端部は互いに隣接して設けられ、かつ両者の間の間隔は前記通過切欠である。
【0011】
さらに、前記第一阻止部の前記折り曲げ構造の前記折り曲げ部から前記後端部までの長さは、前記第二阻止部の前記折り曲げ構造の前記折り曲げ部から前記後端部までの長さ以上である。
【0012】
さらに、前記第一阻止部、前記第二阻止部の後端麺は、円弧麺、または前記接続溝の位置に向かって傾斜した斜麺である。
【0013】
さらに、閉塞スリーブをさらに含む、前記閉塞スリーブは、前記通過切欠を閉塞可能である、前記閉塞スリーブは、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から後端までの構造に摺動可能に挿入され、前記閉塞スリーブには係止溝が開設され、前記第二阻止部の後端端部には係止フックが固設され、前記係止溝に係止可能な係止フック。
【0014】
さらに、前記第一阻止部の後端と前記第二阻止部の後端とが交互に配置する。
【0015】
さらに、前記第一阻止部の後端は前記第二阻止部の後端が前記基部から離れる側まで延び、前記第一阻止部の後端、第二阻止部の後端、基部は順に配置する。
【0016】
さらに、前記第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部からその尾端までの構造には、接続溝内に向かって突出する接続リブが設けられている。
【0017】
ペット積載用具であって、積載本体と、積載本体の外週側に装着された接続機構とを備え、前記接続機構は、上記記載の接続機構であることを特徴とするペット積載用具。
【0018】
さらに、前記帯状体は車両シートのシートベルトであり、このペット積載用具の種類は車載機能を有するペットソファとペットバッグを含む。
【0019】
本発明の構造の上記説明から、従来技術と比較して、本発明が下記の利点を有することが分かる。
【0020】
本発明は、具体的には、基部と、第一阻止部と、第二阻止部との協働により接続溝を形成し、帯状体に合わせてペット装着具を固定する必要がある場合には、切り欠きを通して接続溝内に帯状体を進入させ、接続溝により帯状体を収容して拘束することにより、ペット装着具の固定を実現するとともに、帯状体の幅は、第一阻止部の折り曲げ構造の折り曲げ部から第二阻止部の後端部の最下点までの距離よりも大きいので、帯状体の外れを防止することができ、ペット載置用具の固定の安定性が向上する。
【0021】
この帯状体は、ペットの積載具を縛り付けるために単独で用いられるウェビング構造であってもよいし、車両シートのシートベルトであってもよい、ペット積載用具を車両シートにセット車両シート自体のシートベルトで固定する例を説明すると、装着時には、通常の三点式シートベルトをペット装着具を込回する車両シートのバックルに挿入し、シートベルトの一段のベルト体を連結溝に係入だけでよい、構造が簡明で科学的で操作が極めて便利で、ペット積載用具の製品市場競争力を大幅に向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】実施例1における本発明のペット積載用具を車両のシートにセットしたときの構成を示す図である。
図2】実施例1における本発明の接続機構の構造模式図。
図3】実施例1における本発明の接続機構の半断麺構造模式図。
図4】実施例2における本発明の接続機構の構造模式図。
図5】実施例3における本発明の接続機構の構造模式図。
図6図5における部分Aの拡大構成図である。
図7】実施例4における本発明の接続機構の構造模式図。
図8】実施例4における本発明の接続機構の側麺構造模式図。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の特定の実施形態1-4が、添付図面を参照して以下のとおり説明される。
【0024】
実施形態1、図1図2図3を参照すると、ペット積載用具は、積載本体1と、積載本体1の外縁に設けられた接続機構2とを備え、接続機構2は、ペット積載用具固定用の帯状体と係合してペット積載用具を固定する。
【0025】
接続機構2は、必要に応じる積載本体1の任意の位置に設けることができ、接続機構2は、積載本体1に装着されるアタッチメントであってもよいし、積載本体1と一体成型されたものであってもよい。
【0026】
このペット積載用具の種類は車載機能を有するペットソファとペットバッグを含む、帯状体が車両シート3のシートベルト4、本実施例は、ペット積載用具が車載可能なペットソファである場合について具体的に説明する。
【0027】
接続機構2は、ペット装着用具を固定するために、ベルト4のバンド部分と協働するために使用される(この固定は、ペット装着用具の安定した配置を保証する)、このペット積載具が車両シート3に着座した状態において、ペット積載具が車両進行方向を向く側を積載本体1の前側とする。
【0028】
この接続機構2は2つ設けられており、両接続機構2とも積載本体1の前側麺にボルト止めされており、両接続機構2はできるだけ同じ高さに配置されており、本実施例では、車両シート3のヘッドレストを込回するウェビング構造6を介して接続機構2と協働して積載本体1を固定することもできる。
【0029】
接続機構2は、基部21と、第一阻止部22と、第二阻止部23とを備え、前記第一阻止部22とは、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第一阻止部22の先端部が基部21に固設する、前記第一阻止部22の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部21外に向かって延設、前記第二阻止部23は、前記第一阻止部22の折曲構造の後端から遠い側に設ける、前記第二阻止部23は、L字型に延びる折曲構造として設けられ、前記第二阻止部23の先端部が基部21に固設する、前記第二阻止部23の先端からその折り曲げ構造の折り曲げ箇所までの構造が基部21外に向かって延設、第二阻止部23の折り曲げ構造の後端は、第一阻止部22の折り曲げ構造の後端が位置する位置に向かって延設、第一阻止部22の折り曲げ構造、第二阻止部23の折り曲げ構造と前記基部21の間に1つの接続溝220を形成し、前記接続溝220は前記帯状体を収容して拘束して該ペット積載用具を固定するために用いられる、第一阻止部22の末端端部と第二阻止部23の末端端部との間に前記接続溝220に連通する通過切欠20を形成する、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部23の後端部の最下点までの距離よりも大きく、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ部から前記第二阻止部23の折り曲げ構造の折り曲げ部までの距離よりも小さい、前記帯状体の幅は、前記第一阻止部の屈曲構造の屈曲部と前記第二阻止部の後端部の最下点との間の距離よりも少なくとも10mm大きい、帯状体が使用中に通過切欠20から外れることが防止され、ペット載置用具の固定の安定性が向上する。
【0030】
前記第一阻止部22と前記第二阻止部23とは、ともに折り曲げられた板状の構造である、前記基部21は平板状の構造である;前記第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造、前記第二阻止部23の折り曲げ構造の折り曲げ部からその後端までの一段構造はいずれも基部21に平行に設置される;この基部21は、第一阻止部22、第二阻止部23と一体成形されて設けられている。
【0031】
前記第一阻止部22の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造と前記第二阻止部23の折曲構造の折曲部から後端部までの一段構造とは、同一直線上に沿って互いに対向して延びている;前記第一阻止部22の後端部と第二阻止部23の後端部は互いに隣接して設けられ、かつ両者の間の間隔は前記通過切欠20である。
【0032】
第一阻止部22の折り曲げ部から後端部までの構造の長さは、第二阻止部23の折り曲げ部から後端部までの構造の長さよりも長い、接続溝20の中下部が主にシートベルト4の収容に用いられるため、第二阻止部23は主に第一阻止部22と協働してシートベルト4の頂部からの抜けを防止する役割を菓たす。
【0033】
装着時には、通常の三点式シートベルト4をペット装着具を込回する車両シート3のバックル5に挿入し、シートベルト4の一段のベルト体を連結溝220に係入だけでよい。
【0034】
基部21には1つの角形貫通孔211と2つのねじ孔212が開口、角形貫通孔211及びねじ孔212はいずれも基部21の厚み方向に貫通する、角形貫通孔211は基部21の中央部に開口、角形貫通孔211は上記接続溝220に連通し、2つのねじ孔212は基部21の両端にそれぞれ開口し、この角形貫通孔211の設置は接続機構2の射出金型の離型を容易にし、射出材料を節約することができる、この接続機構2は、上記ネジ穴212をボルトで貫通して積載本体1にロック固定することができ、基部21の背面は積載本体1の前面に貼り合わされている。
【0035】
接続機構2が積載本体1に設ける場合、第一阻止部22は第二阻止部23の下方に位置する、前記第一阻止部22の後端の水平高さは、その折曲構造の折曲箇所の水平高さよりも高い、2つの接続機構2の間にあるシートベルト4のセグメントは横方向である。
【0036】
第二阻止部23の後端端端部は前記接続溝220が位置する位置に向かって傾斜する斜面をなし、第一阻止部22の後端端端部は円弧面を呈しており、シートベルト4が上記通過切欠20から接続溝220に入るのを容易にしている。
【0037】
実施形態2、図4を参照すると、本実施形態と実施形態1との違いは、主に以下の通りである。
【0038】
一、本実施形態における第一阻止部22は、その折り曲げ構造の折り曲げ箇所からその末端までの構造の延長長さが、第二阻止部23は、その折り曲げ構造の折り曲げ箇所からその末端までの構造の延長長さに等しく設定されている。
【0039】
二、第一阻止部22と第二阻止部23は同じ構造で設置することができ、第一阻止部22と第二阻止部23の折り曲げ構造の末端は図4に示すように交互に設置することができる。
【0040】
三、本実施例では、基部21には2つのねじ孔212しか開設されておらず、角形貫通孔211は開設されていない。
【0041】
実施形態3、図5図6を参照すると、本実施形態と実施形態1との違いは、主に以下の通りである。
【0042】
閉塞スリーブ24をさらに含む、前記閉塞スリーブ24は、前記通過切欠を20閉塞可能である、前記閉塞スリーブ24は、前記第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ部から後端までの構造に摺動可能に挿入され、前記閉塞スリーブ24には係止溝241が開設され、前記第2の障壁部23の後端端部には係止フック231が固設され、前記係止溝241に係止可能な係止フック231。
【0043】
接続機構2が積載本体1に設ける場合、第一阻止部22は第二阻止部23の上方に位置するもよく、第一阻止部22が第二阻止部23の上方に位置するとき、閉塞スリーブ24は重力の影響を受ける切欠き20を閉鎖した状態を維持することができる、第二阻止部23の後端には、係止フック231を設ける必要がなくても適用可能である。
【0044】
実施形態4、図7図8を参照すると、本実施形態と実施形態1との違いは、主に以下の通りである。
【0045】
本実施形態の基部21には角形貫通孔211は開口していない、前記第一阻止部22の後端と前記第二阻止部23の後端とが交互に配置する、前記第一阻止部22の後端は前記第二阻止部23の後端が前記基部21から離れる側まで延び、前記第一阻止部22の後端、第二阻止部23の後端、基部21は順に配置する。
【0046】
本実施形態では、第一阻止部22は、その後端で基部21が位置する位置から離れる方向に傾斜して延び、第一阻止部22の後端は、前記第二阻止部23の後端が前記基部21が位置する位置から離れる側に延びる。
【0047】
第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ箇所からその後端までのセグメントの延長長さは、第二阻止部23の折り曲げ構造の折り曲げ箇所からその後端までのセグメントの延長長さよりも大きい。
【0048】
このインターリーブ配置の方法は、前記シートベルト4が前記連結溝220に進入するのを容易にし、シートベルト4が連結溝220から誤って滑り出す確率を低減することができる。
【0049】
前記第一阻止部22の折り曲げ構造の折り曲げ部からその尾端までの構造には、接続溝220内に向かって突出する接続リブ221が設けられている、接続リブ221は、接続溝220のシートベルト4に対する拘束能力を高めるのに役立ち、さらにシートベルト4が接続溝220から滑り出す確率を減らす。
【0050】
上記説明は、本発明の単に特定の実施形態を説明するが、本発明の設計概念はこれに限定されない。上記概念を用いてなされる本発明に対するいかなる非実質的修正も本発明の保護の範囲内に入るものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8