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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024145255
(43)【公開日】2024-10-15
(54)【発明の名称】プリントカートリッジ装着装置
(51)【国際特許分類】
   B41J 2/175 20060101AFI20241004BHJP
【FI】
B41J2/175 151
B41J2/175 119
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023057535
(22)【出願日】2023-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000992
【氏名又は名称】弁理士法人ネクスト
(72)【発明者】
【氏名】神田 卓也
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 浩平
【テーマコード(参考)】
2C056
【Fターム(参考)】
2C056EA22
2C056KC04
2C056KC22
(57)【要約】
【課題】プリントカートリッジ装着装置の底部に配置された接点群に含まれるいずれの接点も破損させずに、プリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着することが可能となる技術を提供する。
【解決手段】プリントカートリッジ装着装置にプリントカートリッジ100を装着する際に、プリントカートリッジ100が第1ガイド部25及び第2ガイド部26に接触する状態では、下側面120と接点群52A,52Bとは接触せず、常に離間する。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口と、前記開口と対向する底部とを有するケースと、
前記ケースの前記底部に配置されるプリント基板と、
を備え、前記開口を介してプリントカートリッジを着脱自在に装着するプリントカートリッジ装着装置であって、
前記プリントカートリッジは、インクを吐出するノズルを含むノズル面を配置した第1面と、前記第1面と交差する面であって、複数の電気接点を配置した第2面と、前記第1面と対向し、かつ前記第2面と交差する第3面と、前記第2面と対向し、かつ前記第1面及び前記第3面と交差する第4面とを有し、
前記プリント基板は、前記プリントカートリッジの前記複数の電気接点と電気的に接続される複数のピン形状の接点からなる接点群を有し、
前記ケースは、
前記プリントカートリッジの装着時に、前記第1面に配置された前記ノズル面を露出可能な露出孔と、前記プリントカートリッジの装着動作時に、前記第1面と接触可能であり、前記プリントカートリッジをガイドする第1ガイド部と、を有する第1壁と、
前記第1壁と対向する側に設けられ、前記プリントカートリッジの装着動作時に、前記第2面若しくは前記第3面と接触可能であり、前記プリントカートリッジを前記第1壁方向へガイドする第2ガイド部と、を有し、
前記プリントカートリッジが前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に接触する状態では、前記第2面と前記接点群とは常に離間する、
ことを特徴とするプリントカートリッジ装着装置。
【請求項2】
前記第2ガイド部の端縁部と、前記接点群を構成する前記複数の接点のうち、前記第1壁に最も近い位置にある接点の頂点とを結ぶ面と、前記プリント基板の前記接点群が配置された面とが成す角度は、10度以内である、
ことを特徴とする請求項1に記載のプリントカートリッジ装着装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、プリントカートリッジを着脱自在に装着可能なプリントカートリッジ装着装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、記録ヘッドユニットのホルダに着脱可能に保持されるインクタンクが記載されている。このインクタンクでは、ホルダの第1係止部および第2係止部に対し、インクタンクの第1係合部および第2係合部がそれぞれ係合することで、インクタンクがホルダに装着され、固定される。
【0003】
より詳細には、インクタンク背面側に設けられた突起状の第1係合部を、ホルダ背面側に設けられた貫通孔状の第1係止部に挿通した状態でインクタンクの正面側上端を押下すると、インクタンクは第1係合部および第1係止部の係合部分を回動支点として回動し、インクタンク正面側が下方に変位してゆく。この過程で、インクタンク正面側の支持部材に設けられた第2係合部の側面がホルダ正面側の上端側縁に押されながら、支持部材も変位してゆく。そして第2係合部の上面がホルダ正面側の上端側縁を経由し、上端側縁の下に設けられた空間部に至ると、支持部材は自身の弾性力によって変位し、空間部の上縁に第2係合部が係止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005-205893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載のインクタンクでは、インクタンクを記録ヘッドユニットのホルダに装着するとき、インクタンク背面側に設けられた突起状の第1係合部を、ホルダ背面側に設けられた貫通孔状の第1係止部に挿通した状態で、インクタンクは第1係合部および第1係止部の係合部分を回動支点として回動し、インクタンク正面側が下方に変位してゆくので、このような第1係合部のないプリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着する際に生ずる問題に対処することができない。
【0006】
具体的には、プリントカートリッジ装着装置の底部に配置されたピン形状の複数の接点からなる接点群と、電気接点が形成された、プリントカートリッジの底面とを対向させた状態で、プリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着する際に、プリントカートリッジの端面部が接点群に含まれる一部の接点に横方向から当接することがあり、このとき、その一部の接点が破損することがあった。
【0007】
本願は、プリントカートリッジ装着装置の底部に配置された接点群に含まれるいずれの接点も破損させずに、プリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着することが可能となる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本願のプリントカートリッジ装着装置は、開口と、開口と対向する底部とを有するケースと、ケースの底部に配置されるプリント基板と、を備え、開口を介してプリントカートリッジを着脱自在に装着するプリントカートリッジ装着装置であって、プリントカートリッジは、インクを吐出するノズルを含むノズル面を配置した第1面と、第1面と交差する面であって、複数の電気接点を配置した第2面と、第1面と対向し、かつ第2面と交差する第3面と、第2面と対向し、かつ第1面及び第3面と交差する第4面とを有し、プリント基板は、プリントカートリッジの複数の電気接点と電気的に接続される複数のピン形状の接点からなる接点群を有し、ケースは、プリントカートリッジの装着時に、第1面に配置されたノズル面を露出可能な露出孔と、プリントカートリッジの装着動作時に、第1面と接触可能であり、プリントカートリッジをガイドする第1ガイド部と、を有する第1壁と、第1壁と対向する側に設けられ、プリントカートリッジの装着動作時に、第2面若しくは第3面と接触可能であり、プリントカートリッジを第1壁方向へガイドする第2ガイド部と、を有し、プリントカートリッジが第1ガイド部及び第2ガイド部に接触する状態では、第2面と接点群とは常に離間する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本願によれば、プリントカートリッジ装着装置の底部に配置された接点群に含まれるいずれの接点も破損させずに、プリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本願の一実施形態に係るプリントカートリッジ装着装置の外観を示す斜視図である。
図2図1のプリントカートリッジ装着装置から左側壁を外した状態を示す斜視図である。
図3】プリントカートリッジの外観を示す斜視図である。
図4】プリントカートリッジをプリントカートリッジ装着装置に装着する様子を示す断面図である。
図5図4(a)の状態におけるプリントカートリッジ周辺の部分拡大図である。
図6図5中の領域Aの部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明に用いる図面では、基本的構成の一部が省略されて描かれていることがあり、描かれた各部の寸法比等は必ずしも正確ではない。各図において、前後方向D1、上下方向D2、及び左右方向D3は、各図に記載された通りである。
【0012】
図1は、本願の一実施形態に係るプリントカートリッジ装着装置10の外観を示している。プリントカートリッジ装着装置10は、プリントカートリッジ100(図3参照)を装着し、プリントカートリッジ100に設けられたノズル150(図5参照)からプリントカートリッジ100内に収容されたインク(図示せず)を吐出させる装置である。
【0013】
プリントカートリッジ装着装置10は、プリントカートリッジ100を収容する箱状ケース20を備えている。箱状ケース20は、底面20Aと、底面20Aの右端部から上方向に立設した右側壁20Bと、底面20Aの前端部から上方向に立設した前側壁20Cと、右側壁20Bと対向して着脱自在に設置される左側壁20Dとを備えている。
【0014】
箱状ケース20は、開口21を有し、開口21は、底面20Aと対向して形成されている。また、前側壁20Cには、孔22が形成されている。プリントカートリッジ100は、開口21を通って、プリントカートリッジ装着装置10に装着される。そして、プリントカートリッジ100の装着が完了したとき、孔22からプリントカートリッジ100のノズル150を含むノズル面110A(図3参照)が露出する。以下、孔22を露出孔22と言う。
【0015】
図2は、箱状ケース20から左側壁20Dを外したプリントカートリッジ装着装置10を示している。箱状ケース20は、右側壁20B及び左側壁20Dに挟まれ、底面20Aの上方に少し距離を置いて前後方向D1に延びた底壁20Eを有する。そして、底面20Aと底壁20Eからなり、内部に収容空間を有する底部23が形成されている。図2に示すように、底部23には、プリント基板50が配置されている。
【0016】
プリント基板50は、複数のピン形状の接点、例えばポゴピン51からなる接点群52A,52Bを有する。接点群52A、52Bは底壁20Eに設けられた開口から露出している。図示例では、接点群52A,52Bは、前後方向に隔たって2箇所に形成されているが、2箇所に限らず、1箇所であっても、3箇所以上であってもよい。接点群52A,52Bは、プリントカートリッジ100に設けられた電気接点122A,122B(図3参照)と電気的に接続される。プリント基板50上には、各種電子部品(図示せず)が配置され、その電子部品の1つである、コントローラは、プリント基板50と電気的に接続されたプリントカートリッジ100を制御する。また、コントローラは、外部と情報通信を行う機能を備え、外部から受信した印字情報等に基づいてプリントカートリッジ100のノズル150からインクを吐出し、印字情報が示す文字や図形を紙等の記録媒体に印刷する。ケーブル端子30は、PC等の外部機器と接続する通信ケーブル(図示せず)を接続するためのものである。
【0017】
図3は、プリントカートリッジ100の外観を示している。図3に示すように、プリントカートリッジ100は、ノズル面110Aを配置した、D2D3平面と平行な面である前側面110と、D2D3平面と交差するD1D3平面と平行な面である下側面120と、前側面110と対向し、かつD1D3平面と交差するD2D3平面と平行な面である後側面130と、下側面120と対向し、かつ前側面110及び後側面130と交差する上側面140とを備えている。そして、下側面120に、電気接点122A,122Bが形成されている。電気接点122Aは、プリントカートリッジ100のノズル150からのインクの噴射に係る信号が入力されるものであり、電気接点122Bは、プリントカートリッジ100に設けられた記憶素子(不図示)との通信を行うものである。
【0018】
図2に戻り、前側壁20Cの上端部の後側縁部25は、図4及び図5を用いて後述するように、プリントカートリッジ100をプリントカートリッジ装着装置10に装着する際にガイドとなる部分であるので、以下、第1ガイド部25と言う。また、前側壁20Cと対向する側には、底壁20Eから伸びた突部が設けられている。突部の上面26は、後ろから前に行くにつれて高さが低くなる傾斜面になっている。突部の傾斜した上面26も、プリントカートリッジ100をプリントカートリッジ装着装置10に装着する際にガイドとなる部分であるので、以下、第2ガイド部26と言う。また、上面26の傾斜面の高さが低い側の端を端縁部26Aと表記する。
【0019】
以上のように構成されたプリントカートリッジ装着装置10にプリントカートリッジ100を装着するときの動作について、図4図6を参照して説明する。
【0020】
図4(a)は、プリントカートリッジ100の装着を開始したときの様子を示している。そして、図5は、図4(a)の状態におけるプリントカートリッジ100周辺を拡大して示している。
【0021】
図5に示すように、プリントカートリッジ100の装着を開始すると、プリントカートリッジ100の前側面110が第1ガイド部25と接触するとともに、プリントカートリッジ100の下側面120若しくは後側面130が第2ガイド部26と接触する。プリントカートリッジ100の装着過程において、下側面120若しくは後側面130が第2ガイド部26の傾斜に沿って下り、端縁部26Aに到る。このとき、第2ガイド部26の端縁部26Aと接点群52Aを構成する複数のポゴピン51のうち、前側壁20Cに最も近い位置にあるポゴピン51Aとを結ぶ面S1と、プリント基板50の接点群52A、52Bが配置された面とが成す角θは、10度以内となっている。このとき、下側面120の前側端部120Aがポゴピン51Aに最も近づく状態となっている。図6は、このときの図5における領域Aを拡大したものである。図6に示すように、この状態で、下側面120は、ポゴピン51Aに接触していないので、下側面120は、接点群52Aを構成する、ポゴピン51A以外のいずれのポゴピン51とも接触しない。したがって、この状態では、ポゴピン51に横方向の力は加わらない。
【0022】
図4(b)は、プリントカートリッジ100の装着動作が、図4(a)の装着開始時から進んだ状態を示している。具体的には、図4(b)は、プリントカートリッジ100の下側面120若しくは後側面130が第2ガイド部26、特に端縁部26Aを乗り越えた状態を示している。このとき、接点群52Aを構成する一部のポゴピン51と、プリントカートリッジ100の下側面120とが接触を開始するが、上記角θは、より緩やかになっているので、横方向の力は弱いものとなっている。
【0023】
図4(c)は、プリントカートリッジ100の装着動作が完了した状態を示している。図4(c)の状態では、プリントカートリッジ100の下側面120と、接点群52A,52Bを構成するすべてのポゴピン51とが接触している。つまり、プリントカートリッジ100の電気接点122A,122Bと接点群52A,52Bとの接続が完了している。
【0024】
以上説明したように、本実施形態のプリントカートリッジ装着装置10は、開口21と、開口21と対向する底部23とを有する箱状ケース20と、箱状ケース20の底部23に配置されるプリント基板50と、を備え、開口21を介してプリントカートリッジ100を着脱自在に装着できる。
【0025】
そして、プリントカートリッジ100は、インクを吐出するノズル150を含むノズル面を配置した前側面110と、前側面110と交差する面であって、複数の電気接点122A,122Bを配置した下側面120と、前側面110と対向し、かつ下側面120と交差する後側面130と、下側面120と対向し、かつ前側面110及び後側面130と交差する第4面とを有している。
【0026】
また、プリント基板50は、プリントカートリッジ100の電気接点122A,122Bと電気的に接続される複数のポゴピン51からなる接点群52A,52Bを有している。
【0027】
さらに、箱状ケース20は、プリントカートリッジ100の装着時に、前側面110に配置されたノズル面を露出可能な露出孔22と、プリントカートリッジ100の装着動作時に、前側面110と接触可能であり、プリントカートリッジ100をガイドする第1ガイド部25と、を有する前側壁20Cと、前側壁20Cと対向する側に設けられ、プリントカートリッジ100の装着動作時に、下側面120若しくは後側面130と接触可能であり、プリントカートリッジ100を前側壁20C方向へガイドする第2ガイド部26と、を有している。そして、プリントカートリッジ100が第1ガイド部25及び第2ガイド部26に接触する状態では、下側面120と接点群52A,52Bとは接触せず、常に離間する。
【0028】
このように、本実施形態のプリントカートリッジ装着装置10では、プリントカートリッジ100を装着する過程において、プリントカートリッジ100が第1ガイド部25及び第2ガイド部26に接触する状態では、下側面120と接点群52A,52Bとは接触せず、常に離間する。第2ガイド部26によるガイドの後に、下側面120と接点群52A,52Bとが接触する。このため、プリントカートリッジ装着装置10の底部に配置された接点群52A,52Bに含まれるいずれのポゴピン51も破損させずに、プリントカートリッジ100をプリントカートリッジ装着装置10に装着することが可能となる。
【0029】
また、第2ガイド部26の端縁部と、接点群52A,52Bを構成する複数のポゴピン51のうち、前側壁20Cに最も近い位置にあるポゴピン51の頂点とを結ぶ面と、プリント基板50の接点群52A、52Bが配置された面とが成す角度は、10度以内である、ことを特徴とする。
【0030】
これにより、プリントカートリッジ装着装置10の底部に配置された接点群52A,52Bに含まれるいずれのポゴピン51も破損させずに、プリントカートリッジ100をプリントカートリッジ装着装置10に装着することが可能となる。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0032】
(1)上記実施形態では、ピン形状の接点として、ポゴピン51を例に挙げたが、これに限られる訳ではない。
【0033】
(2)上記実施形態では、第2ガイド部26として、D1D2平面で切断したときの切断面が一つの傾斜となる傾斜面のものを採用したが、これに限られる訳では無く、複数の傾斜や曲面などであっても良い。要するに、プリントカートリッジ100をプリントカートリッジ装着装置10に装着する際に、第1ガイド部25及び第2ガイド部26により、プリントカートリッジ100の前側面110及び下側面120若しくは後側面130がガイドされ、そのときに、下側面120が接点群52A,52Bと接触しないような形状の第2ガイド部26であればよい。
【符号の説明】
【0034】
10…プリントカートリッジ装着装置、20…箱状ケース(ケース)、20A…底面、20B…右側壁、20C…前側壁(第1壁)、20D…左側壁、21…開口、22…露出孔、23…底部、25…第1ガイド部、26…第2ガイド部、26A…端縁部、50…プリント基板、51…ポゴピン(ピン形状の接点)、52A,52B…接点群、110…前側面(第1面)、110A…ノズル面、120…下側面(第2面)、120A…前側端部、122A,122B…電気接点、130…後側面(第3面)、140…上側面(第4面)、150…ノズル。
図1
図2
図3
図4
図5
図6