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特開2024-145853プログラム、サーバ、およびラベルデータ共有システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024145853
(43)【公開日】2024-10-15
(54)【発明の名称】プログラム、サーバ、およびラベルデータ共有システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/12 20060101AFI20241004BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20241004BHJP
【FI】
G06F3/12 373
G06F3/12 305
G06F3/12 378
G06F3/12 389
G06F3/12 357
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023058394
(22)【出願日】2023-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】野瀬 哲也
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC17
5L050CC17
(57)【要約】
【課題】ラベルデータの共有を図るシステムにおいて、ラベルデータに合った印刷用紙を提案できる技術を提供すること。
【解決手段】ラベル管理サーバ22は、ラベルデータ共有システム100に登録されているラベルデータについて、印刷者Bが所有する端末(印刷者B)12Bを用いてダウンロードをした後に印刷を行うと、投稿ラベルデータベース25において印刷に用いられた印刷用紙カセットの型番に対応する印刷回数を更新する。また、そのラベルデータについて、印刷者Cが所有する端末(印刷者C)12Cを通してリコメンドデータの要求があった場合に、ラベル管理サーバ22は、そのラベルデータに関連付けられた各印刷用紙の印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷用紙を抽出して返信することで、要求元の端末(印刷者C)12Cを介して、そのラベルデータに適した印刷用紙を提案する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバによって実行可能なプログラムであって、前記サーバは、ラベルデータベースにアクセス可能であり、前記ラベルデータベースには、ラベルデータと、前記ラベルデータを識別するラベルIDと、前記ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す媒体情報ごとの印刷回数と、を関連付けて登録可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、
前記サーバのコンピュータに、
第1の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定されたダウンロード要求を受け付けた場合に、指定された前記ラベルデータを、対応する前記ラベルIDと関連付けて前記第1の情報処理装置に送信する送信処理を実行させ、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
印刷ログを取得する取得処理を実行させることが可能であり、前記印刷ログは、前記第1の情報処理装置が前記サーバから受信した前記ラベルデータに基づく印刷を前記ラベルプリンタに行わせた場合に、前記第1の情報処理装置から出力されるものであり、前記印刷ログには、印刷された前記ラベルデータに対応する前記ラベルIDと、印刷に用いられた印刷媒体を示す媒体情報と、が含まれており、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記ラベルIDに関連付けられた各印刷回数のうち、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記媒体情報に対応する前記印刷回数を加算する加算処理を実行させることが可能であり、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
第2の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定された提案要求を受け付けた場合に、前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出し、抽出された前記印刷媒体を含む提案情報を応答する応答処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項2】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記ラベルデータベースには、前記ラベルデータと、前記ラベルIDと、前記媒体情報ごとの前記印刷回数と、推奨の印刷媒体と、を関連付けて記憶可能であり、
前記応答処理によって応答される前記提案情報には、抽出された前記印刷媒体と、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する前記推奨の印刷媒体と、が含まれる、
ように構成されるプログラム。
【請求項3】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記応答処理では、
前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数の合計が閾値よりも少ない場合、前記印刷回数に基づく前記提案情報の応答を行わない、
ように構成されるプログラム。
【請求項4】
請求項3に記載するプログラムにおいて、
前記ラベルデータベースには、前記ラベルデータと、前記ラベルIDと、前記媒体情報ごとの前記印刷回数と、推奨の印刷媒体と、を関連付けて記憶可能であり、
前記応答処理では、
前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数の合計が前記閾値よりも少なくない場合、前記印刷回数に基づく前記提案情報を応答し、
前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数の合計が前記閾値よりも少ない場合、前記印刷回数に基づく前記提案情報を応答せず、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する前記推奨の印刷媒体を示す代替情報を応答する、
ように構成されるプログラム。
【請求項5】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記応答処理では、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数のうち、印刷回数が多い順に所定数分の前記媒体情報を抽出し、抽出された前記媒体情報に示される印刷媒体を含む提案情報を応答する、
ように構成されるプログラム。
【請求項6】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記応答処理では、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報のうち、印刷回数が所定回数よりも多い前記媒体情報を抽出し、抽出された前記媒体情報に示される印刷媒体を含む提案情報を応答する、
ように構成されるプログラム。
【請求項7】
請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記サーバは、印刷ログデータベースにアクセス可能であり、前記印刷ログデータベースは、前記第1の情報処理装置から出力された前記印刷ログを登録可能であり、
前記サーバの前記コンピュータに、
所定の取得条件を満たした場合に、前記取得処理を実行させ、
前記取得処理では、
前記印刷ログデータベースにアクセスし、所定期間内に登録された前記印刷ログを取得する、
ように構成されるプログラム。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記サーバの前記コンピュータに、
第3の情報処理装置からラベルデータのアップロード指示を受け付けるアップロード受付処理を実行させることが可能であり、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
前記アップロード受付処理にて前記ラベルデータの前記アップロード指示を受け付けた場合に、前記第3の情報処理装置からアップロードされた前記ラベルデータである投稿ラベルデータを受信し、受信した前記投稿ラベルデータを、前記投稿ラベルデータに付与された前記ラベルIDと、前記投稿ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す前記媒体情報ごとの前記印刷回数と、を関連付け付けて、前記ラベルデータベースに登録する登録処理を実行させ、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
前記第1の情報処理装置から前記投稿ラベルデータが指定された前記ダウンロード要求を受け付けた場合に、前記投稿ラベルデータを前記第1の情報処理装置に送信する前記送信処理を実行させ、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
前記第2の情報処理装置から前記投稿ラベルデータが指定された前記提案要求を受け付けた場合に、前記ラベルデータベースにアクセスし、前記投稿ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出し、抽出された前記印刷媒体を含む前記提案情報を応答する前記応答処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項9】
第1の情報処理装置および第2の情報処理装置とネットワークを介して接続可能なサーバであって、
前記サーバは、
ラベルデータベースにアクセス可能であり、前記ラベルデータベースには、ラベルデータと、前記ラベルデータを識別するラベルIDと、前記ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す媒体情報ごとの印刷回数と、を関連付けて登録可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、
さらに前記サーバは、
前記第1の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定されたダウンロード要求を受け付けた場合に、指定された前記ラベルデータを、対応する前記ラベルIDと関連付けて前記第1の情報処理装置に送信する送信処理を実行し、
さらに前記サーバは、
印刷ログを取得する取得処理を実行することが可能であり、前記印刷ログは、前記第1の情報処理装置が前記サーバから受信した前記ラベルデータに基づく印刷を前記ラベルプリンタに行わせた場合に、前記第1の情報処理装置から出力されるものであり、前記印刷ログには、印刷された前記ラベルデータに対応する前記ラベルIDと、印刷に用いられた印刷媒体を示す媒体情報と、が含まれており、
さらに前記サーバは、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記ラベルIDに関連付けられた各印刷回数のうち、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記媒体情報に対応する前記印刷回数を加算する加算処理を実行することが可能であり、
さらに前記サーバは、
前記第2の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定された提案要求を受け付けた場合に、前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出し、抽出された前記印刷媒体を含む提案情報を応答する応答処理を実行する、
ように構成されるサーバ。
【請求項10】
第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置と、サーバと、を備え、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置がネットワークを介して前記サーバに接続可能なラベルデータ共有システムにおいて、
前記サーバは、
ラベルデータベースにアクセス可能であり、前記ラベルデータベースには、ラベルデータと、前記ラベルデータを識別するラベルIDと、前記ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す媒体情報ごとの印刷回数と、を関連付けて登録可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、
前記第1の情報処理装置は、
前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定されたダウンロード要求を前記サーバに送信することが可能であり、
前記サーバは、
前記第1の情報処理装置から前記ダウンロード要求を受け付けた場合に、指定された前記ラベルデータを、対応する前記ラベルIDと関連付けて前記第1の情報処理装置に送信し、
さらに前記サーバは、
印刷ログを取得することが可能であり、前記印刷ログは、前記第1の情報処理装置が前記サーバから受信した前記ラベルデータに基づく印刷を前記ラベルプリンタに行わせた場合に、前記第1の情報処理装置から出力されるものであり、前記印刷ログには、印刷された前記ラベルデータに対応する前記ラベルIDと、印刷に用いられた印刷媒体を示す媒体情報と、が含まれており、
さらに前記サーバは、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記印刷ログに含まれる前記ラベルIDに関連付けられた各印刷回数のうち、前記印刷ログに含まれる前記媒体情報に対応する前記印刷回数を加算することが可能であり、
前記第2の情報処理装置は、
前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが選択された場合に、選択された前記ラベルデータが指定された提案要求を、前記サーバに送信することが可能であり、
前記サーバは、
前記第2の情報処理装置から前記提案要求を受け付けた場合に、前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出し、抽出された前記印刷媒体を含む提案情報を応答し、
前記第2の情報処理装置は、
前記サーバから前記提案情報を受信した場合に、前記提案情報に含まれる前記印刷媒体を提案する処理を実行する、
ように構成されるラベルデータ共有システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、ラベルデータの共有を図るシステムに用いられるプログラム、サーバ、およびラベルデータ共有システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コンテンツデータの共有を図るシステムとして、コンテンツデータを保存するサーバをインターネット上に用意し、そのコンテンツデータがユーザのデバイスにダウンロードされるシステムが知られている。
【0003】
上述したようなシステムを開示した文献としては、例えば特許文献1がある。特許文献1に開示されるポイント管理システムでは、ユーザAのPCから写真データがWWWサーバにアップロードされ、ユーザBのPCによってその写真データが購入されてWWWサーバからダウンロードされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002-99746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ラベルプリンタでのラベルの印刷に用いられるラベルデータの共有を図るシステムが検討されており、ラベルデータを共有する場合、そのラベルデータに合った印刷媒体を利用者に提案する仕組みが望まれる。特許文献1には、写真データをWWWサーバを介して共有するシステムが開示されているが、アップロードした写真データに利用する消耗品を提案する仕組みについては開示されていない。
【0006】
本明細書に開示される技術は、ラベルデータの共有を図るシステムにおいて、ラベルデータに合った印刷媒体を提案できる技術が実現されることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題の解決を目的としてなされたものであり、サーバによって実行可能なプログラムであって、前記サーバは、ラベルデータベースにアクセス可能であり、前記ラベルデータベースには、ラベルデータと、前記ラベルデータを識別するラベルIDと、前記ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す媒体情報ごとの印刷回数と、を関連付けて登録可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、
前記サーバのコンピュータに、
第1の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定されたダウンロード要求を受け付けた場合に、指定された前記ラベルデータを、対応する前記ラベルIDと関連付けて前記第1の情報処理装置に送信する送信処理を実行させ、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
印刷ログを取得する取得処理を実行させることが可能であり、前記印刷ログは、前記第1の情報処理装置が前記サーバから受信した前記ラベルデータに基づく印刷を前記ラベルプリンタに行わせた場合に、前記第1の情報処理装置から出力されるものであり、前記印刷ログには、印刷された前記ラベルデータに対応する前記ラベルIDと、印刷に用いられた印刷媒体を示す媒体情報と、が含まれており、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
前記ラベルデータベースにアクセスし、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記ラベルIDに関連付けられた各印刷回数のうち、前記取得処理にて取得された前記印刷ログに含まれる前記媒体情報に対応する前記印刷回数を加算する加算処理を実行させることが可能であり、
さらに前記サーバの前記コンピュータに、
第2の情報処理装置から前記ラベルデータベースに登録されている前記ラベルデータの1つが指定された提案要求を受け付けた場合に、前記ラベルデータベースにアクセスし、前記提案要求に指定された前記ラベルデータに対応する各媒体情報の前記印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出し、抽出された前記印刷媒体を含む提案情報を応答する応答処理を実行させる、
ように構成されている。
【0008】
本明細書に開示される技術によれば、ラベルデータで対応可能な印刷媒体を示す媒体情報ごとの印刷回数をラベルデータと関連付けて記憶しておき、そのラベルデータの提案要求があった場合に、そのラベルデータに関連付けられた各印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷媒体を抽出して応答することで、提案要求元の第2の情報処理装置によって、そのラベルデータに適した印刷媒体を提案することが可能になる。
【0009】
上記装置の機能を実現するためのサーバおよびラベルデータ共有システムも、新規で有用である。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示される技術によれば、ラベルデータの共有を図るシステムにおいて、ラベルデータに合った印刷媒体を提案できる技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本形態のラベルデータ共有システムを概略的に示す説明図である。
図2】(A)ラベル管理サーバの電気的構成を示す概略説明図である。(B)印刷ログサーバの電気的構成を示す概略説明図である。
図3】(A)ユーザデータベースに記憶されたユーザ関連情報の一例を示す説明図である。(B)投稿ラベルデータベースに記憶された投稿ラベル関連情報の一例を示す説明図である。(C)投稿ラベルデータベースに記憶された投稿ラベル関連情報の内、印刷用紙別印刷回数などの一例を示す説明図である。(D)印刷ログデータベースに記憶された印刷ログ関連情報の一例を示す説明図である。
図4】端末のクライアントアプリの動作を含むところの、ラベル管理サーバのラベル管理サーバ用プログラムによって使用者に提供されるラベルの投稿処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
図5】ラベルを新規に投稿する際の端末を概略的に示す説明図である。
図6】プリンタのプリンタアプリ、端末のクライアントアプリおよび印刷ログサーバの印刷ログサーバ用プログラムの動作を含むところの、ラベル管理サーバのラベル管理サーバ用プログラムによって使用者に提供されるラベルダウンロード処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
図7】(A)ラベルを選択する際の端末を概略的に示す説明図である。(B)選択したラベルのプレビュー画面を表示した状態の端末を概略的に示す説明図である。
図8】プリンタのプリンタアプリ、端末のクライアントアプリおよび印刷ログサーバの印刷ログサーバ用プログラムの動作を含むところの、ラベル管理サーバのラベル管理サーバ用プログラムによって使用者に提供されるレコメンド処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
図9】(A)リコメンドの案内画面を表示した状態の端末を概略的に示す説明図である。(B)リコメンドの案内画面において、「実行」ボタンをタッチした後の端末を概略的に示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(第1実施形態)
以下に本実施の形態にかかるラベルデータ共有システム100の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、ラベルデータ共有システム100を概略的に示す説明図である。
【0013】
すなわち、図1に示すように、本形態のラベルデータ共有システム100は、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cのベンダ(製造者)によってユーザに提供されるシステムである。そして、本形態のラベルデータ共有システム100では、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cの所有者や利用者(以下、使用者と称す)は、所持する端末12A、端末12B、端末12Cから、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cにおいて印刷可能なラベルデータを投稿、すなわち、ラベル管理サーバ22にアップロードすることができる。
【0014】
また、本形態のラベルデータ共有システム100では、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cおよび端末12A、端末12B、端末12Cは、それぞれ1台で構成されていても差し支えないし、それぞれ複数台で構成されていても差し支えない。なお、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cがラベルプリンタの一例である。また、端末12Bが第1の情報処理装置の一例である。また、端末12Cが第2の情報処理装置の一例である。また、端末12Aが第3の情報処理装置の一例である。
【0015】
また、本形態のラベルデータ共有システム100では、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cの使用者は、所持する端末12A、端末12B、端末12Cにラベルデータをラベル管理サーバ22からダウンロードした後に、その端末12A、端末12B、端末12Cに接続されたプリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cを利用してそのラベルデータに基づき印刷用紙に印刷をすることによりラベルを作成することができる。なお、印刷用紙が印刷媒体の一例である。プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cは、印刷用紙の他、布等の用紙以外の印刷媒体に印刷可能であってもよい。
【0016】
なお、端末12A、端末12B、端末12Cは、使用者が所有するスマートフォンによって構成されるが、その他に、タブレットやパーソナルコンピュータによって構成されてもよい。また、端末12A、端末12B、端末12Cには、種々のアプリケーションプログラム(以下、アプリと称す)が記憶されており、例えばプリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cのベンダによって使用者に提供されるクライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cが記憶されている。クライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cは、端末12A、端末12B、端末12C上において、ラベルの作成や編集するための機能を備える。
【0017】
また、クライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cは、作成したラベルデータをラベル管理サーバ22に対してアップロードするための機能を備える。また、クライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cは、ラベル管理サーバ22からラベルデータをダウンロードするための機能を備える。また、クライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cは、端末12A、端末12B、端末12C上において作成したラベルデータやダウンロードしたラベルデータを、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cを用いて印刷用紙に印刷するための機能を備える。
【0018】
なお、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cは、特に区別する必要がない場合には、「プリンタ11」と総称することがある。また、端末12A、端末12B、端末12Cは、特に区別する必要がない場合には、「端末12」と総称することがある。また、クライアントアプリ13A、クライアントアプリ13B、クライアントアプリ13Cは、特に区別する必要がない場合には、「クライアントアプリ13」と総称することがある。
【0019】
また、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cには、プリンタ11A、プリンタ11B、プリンタ11Cの印刷制御を行うためのプリンタアプリ14A、プリンタアプリ14B、プリンタアプリ14Cが記憶されている。また、プリンタ11は、ラベルを印刷可能なラベルプリンタで構成されているが、インクジェットプリンタやレーザプリンタであっても差し支えない。また、プリンタ11は、Wi-Fi(登録商標)などの無線LANの通信や、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信によって、端末12に接続される。また、USBの通信規格を用いて有線でプリンタ11と端末12とを接続するものであっても良い。なお、プリンタアプリ14A、プリンタアプリ14B、プリンタアプリ14Cは、特に区別する必要がない場合には、「プリンタアプリ14」と総称することがある。また、
【0020】
次に、本形態のラベルデータ共有システム100を構成するところのラベル管理サーバ22および印刷ログサーバ23について説明すると、ラベル管理サーバ22および印刷ログサーバ23は、インターネット回線21を介して多数の端末12にそれぞれ接続されている。また、ラベル管理サーバ22と印刷ログサーバ23とは、インターネット回線21を介して接続されても良いし、有線LAN回線26を介して接続されても良い。また、ラベル管理サーバ22には、ユーザデータベース24と投稿ラベルデータベース25とがアクセス可能に接続されている。また、印刷ログサーバ23には、印刷ログデータベース27がアクセス可能に接続されている。なお、ラベル管理サーバ22がサーバの一例である。
【0021】
ラベル管理サーバ22は、図2(A)に示すように、CPU221と、ROM222と、RAM223と、記憶装置224と、ネットワークインタフェース225と、操作表示部226と、インタフェース227とを有している。ROM222には、ラベル管理サーバ22を起動するための起動プログラム等が記憶されている。RAM223は、各種処理が実行される際に作業領域として、あるいは、データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
【0022】
記憶装置224は、例えば、HDD、フラッシュメモリなどによって構成され、ラベル管理サーバ用プログラム228や各種処理プログラムを記憶する。
【0023】
CPU221は、ROM222や記憶装置224から読み出したプログラムに従って、各種の処理を実行する。
【0024】
ネットワークインタフェース225は、本形態では、有線LANの通信規格のインタフェースによって構成されている。この他、ネットワークインタフェース225は、例えば、Wi-Fi(登録商標)などの無線LANの通信規格のインタフェースや、USBの通信規格のインタフェースや、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格のインタフェースであっても良い。ネットワークインタフェース225は、インターネット回線21に接続されている。
【0025】
操作表示部226は、例えば、表示装置やその表示装置上に配置されたタッチパネルなどから構成されている。表示装置は、必要な情報を表示し、また、タッチパネルは、ユーザによる入力を受け付ける。
【0026】
インタフェース227は、本形態では、有線LANの通信規格のインタフェースによって構成され、ユーザデータベース24および投稿ラベルデータベース25が接続されている。なお、ユーザデータベース24および投稿ラベルデータベース25は、ラベル管理サーバ22が有していてもよい。
【0027】
印刷ログサーバ23は、図2(B)に示すように、CPU231と、ROM232と、RAM233と、記憶装置234と、ネットワークインタフェース235と、操作表示部236と、インタフェース237を有している。ROM232には、印刷ログサーバ23を起動するための起動プログラム等が記憶されている。RAM233は、各種処理が実行される際に作業領域として、あるいは、データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。
【0028】
記憶装置234は、例えば、HDD、フラッシュメモリなどによって構成され、印刷ログサーバ用プログラム238や各種処理プログラムを記憶する。
【0029】
CPU231は、ROM232や記憶装置234から読み出したプログラムに従って、各種の処理を実行する。
【0030】
ネットワークインタフェース235は、本形態では、有線LANの通信規格のインタフェースによって構成されている。この他、ネットワークインタフェース235は、例えば、Wi-Fiなどの無線LANの通信規格のインタフェースや、USBの通信規格のインタフェースや、Bluetoothなどの近距離無線通信規格のインタフェースであっても良い。ネットワークインタフェース235は、有線LAN回線26を介してラベル管理サーバ22のネットワークインタフェース225に接続されている。
【0031】
操作表示部236は、例えば、表示装置やその表示装置上に配置されたタッチパネルなどから構成されている。表示装置は、必要な情報を表示し、また、タッチパネルは、ユーザによる入力を受け付ける。
【0032】
インタフェース237は、本形態では、有線LANの通信規格のインタフェースによって構成され、印刷ログデータベース27が接続されている。なお、印刷ログデータベース27は、印刷ログサーバ23が有していてもよい。
【0033】
ユーザデータベース24は、図3(A)に示すユーザ関連情報30をテーブルとして記憶している。ユーザ関連情報30は、使用者毎に、ユーザID301、ユーザ名302、パスワード303等から構成される。
【0034】
ユーザID301は、本形態のラベルデータ共有システム100が提供される使用者を識別するための識別情報であり、端末12を使用する使用者を特定する。また、ユーザ名302は、本形態のラベル共有サービスが提供される使用者の個人または団体(法人)の名称やニックネーム、住所、連絡先、メールアドレス等である。なお、ユーザID301は、本形態のラベルデータ共有システム100を使用してラベルを初めて投稿する際に、投稿する使用者を特定するためのユーザIDが新規に設定されてユーザID301に追加記憶される。また、投稿する際に、端末12上において使用者が入力したユーザ名などが、新規に設定されたユーザIDと対応するユーザ名302に追加記憶される。
【0035】
パスワード303は、ユーザ名302に記憶された各使用者がそれぞれ設定したパスワードである。
【0036】
投稿ラベルデータベース25は、図3(B)に示す投稿ラベル関連情報40をテーブルとして記憶している。投稿ラベル関連情報40は、本形態のラベルデータ共有システム100において投稿されたラベルデータ毎に、ラベルID401、ユーザID402、ダウンロード回数403、総印刷回数404、投稿ラベルデータ405、投稿年月日406、印刷用紙別印刷回数407等から構成される。なお、投稿ラベルデータベース25がラベルデータベースの一例である。
【0037】
ラベルID401は、本形態のラベルデータ共有システム100において投稿ラベルデータベース25に登録されるラベルデータ毎に順次付されたシリアル番号である。ユーザID(制作者)402は、本形態のラベルデータ共有システム100を使用してラベルデータを投稿した使用者のユーザID301である。ダウンロード回数403は、投稿されたラベルデータのダウンロード回数である。総印刷回数404は、投稿されたラベルデータの印刷回数であり、印刷用紙別印刷回数407に記憶された用紙別の印刷回数を合計した値と同じである。
【0038】
投稿ラベルデータ405は、投稿されたラベルデータであって、ラベルの構成を示すデータである。投稿年月日406は、使用者によってラベルデータが投稿された年月日である。印刷用紙別印刷回数407は、図3(C)に示すように、ラベルID401毎に、印刷用紙を収納するカセットの型番と、その型番のカセットを用いて印刷した印刷回数とを対応して記憶している。すなわち、印刷用紙別印刷回数407としては、例えば、ラベルID401がR1においては、カセットの型番「TXX-231」と、そのカセットを用いて印刷した印刷回数「15」回とが対応して記憶されており、その他のカセットの型番においても同様にして印刷回数がそれぞれ記憶されている。また、他のラベルID401においても同様に、カセットの型番と、そのカセットを用いて印刷した印刷回数とが対応して記憶されている。
【0039】
また、印刷用紙別印刷回数407には、プリンタ11のベンダ(製造者)もしくは、ラベルデータの投稿者によって推奨された印刷用紙が設定されている場合には、推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番と、推奨を表す記号もしくは回数、例えば「99999」を対応して記憶するように構成しても差し支えない。
【0040】
本形態では、印刷用紙は、長尺状の細長い用紙で構成されている。したがって、印刷用紙を収納するカセットの型番は、そのカセットが収容する印刷用紙の幅方向の長さ、印刷用紙の地色、印刷に用いるインクの色、すなわち、文字色などの組み合わせにより決定される。すなわち、カセットの型番について一例をあげて具体的に説明すると、例えば、カセットの型番「TXX-231」は、印刷用紙の幅方向の長さが12mmで、印刷用紙の地色白色で、文字色が黒色である。また、カセットの型番「TXX-241」は、印刷用紙の幅方向の長さが18mmで、印刷用紙の地色白色で、文字色が黒色である。また、カセットの型番「TXX-741」は、印刷用紙の幅方向の長さが18mmで、印刷用紙の地色緑色で、文字色が黒色である。
【0041】
印刷ログデータベース27は、図3(D)に示す印刷ログ関連情報50をテーブルとして記憶している。印刷ログ関連情報50は、印刷日時501、ユーザID(印刷者)502、ラベルID503、印刷用紙情報504、印刷枚数505等から構成される。
【0042】
印刷日時501は、本形態のラベルデータ共有システム100においてプリンタ11によってラベルが印刷された日時である。ユーザID(印刷者)502は、プリンタ11によってラベルを印刷した使用者のユーザID301である。ラベルID503は、プリンタ11によって印刷されたラベルのラベルID401である。印刷用紙情報504は、本形態のラベルデータ共有システムにおいて使用者がプリンタ11を用いて印刷した際の、印刷用紙(ラベル)情報である。印刷用紙(ラベル)情報は、印刷用紙を収容するカセットの型番によって構成される。印刷枚数505は、プリンタ11によって印刷されたラベルの印刷枚数である。なお、印刷用紙(ラベル)情報が媒体情報の一例である。
【0043】
なお、本形態では、印刷用紙(ラベル)情報は、印刷用紙を収容するカセットの型番によって構成したが、例えば、印刷用紙の幅の長さ、印刷用紙の地色、印刷に用いるインクの色、すなわち、文字色などの組み合わせにより構成しても差し支えない。
【0044】
(ラベルの投稿処理)
続いて、本形態の、端末12のクライアントアプリ13の動作を含むところの、ラベル管理サーバ22のラベル管理サーバ用プログラム228によるラベルデータの投稿処理の手順の一例について、図4のシーケンス図を参照して説明する。
【0045】
なお、本形態の各処理ステップは、基本的に、その処理を実行するデバイスに記憶されたプログラムに記述された命令に従ったそのデバイスのCPUの処理を示す。CPUによる処理は、OSのAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OSの詳細な記載を省略して各プログラムの動作を説明する。
【0046】
本形態のラベルの投稿処理では、まず、ラベルデータの投稿を実行しようとする使用者(以下、投稿者と称す)が、端末(投稿者)12Aのクライアントアプリ13Aを起動した後に、端末(投稿者)12A上において、例えば、図5に示すようなラベルデータ31を作成する(手順11(以下、T11とする))。なお、あらかじめ作成されたラベルデータ31を選択して読み出してもよい。
【0047】
その後、投稿者が、端末(投稿者)12A上に表示された「新規投稿」ボタン121をタッチすると、端末(投稿者)12Aのクライアントアプリ13Aは、投稿者のユーザID、投稿者が作成したラベルデータであるところの投稿ラベルデータ、投稿ラベルデータを印刷するために適した用紙サイズ情報および投稿者が推奨する印刷用紙(ラベル)情報などをラベル管理サーバ22に送信する(T12)。例えばラベル管理サーバ用プログラム228が投稿用のウェブページを提供し、そのウェブページをクライアントアプリ13Aのブラウザ機能によって表示し、そのウェブページを介してラベル管理サーバ22にログインする際にユーザIDを入力し、その後、投稿ラベルデータの送信指示をそのウェブページを介して入力することで、投稿ラベルデータ、用紙サイズ情報および投稿者が推奨する印刷用紙(ラベル)情報などがラベル管理サーバ22にアップロードされる。
【0048】
すると、端末(投稿者)12Aから送信された投稿ラベルデータなどを受信したラベル管理サーバ22は、受信した投稿ラベルデータなどを投稿ラベルデータベース25に記憶する(T13)。なお、T13の処理が登録処理の一例である。
【0049】
具体的には、ラベル管理サーバ22は、新たなラベルIDを作成して投稿ラベル関連情報40の新たなラベルID401として投稿ラベルデータベース25に記憶する。その後、新たなラベルID401に対応する投稿ラベル関連情報40のテーブルに、受信した投稿者のユーザID301をユーザID(製作者)402として、また、受信した投稿ラベルデータを投稿ラベルデータ405として、また、投稿日の年月日を投稿年月日406として、それぞれ記憶する。
【0050】
また、投稿者が、投稿したラベルデータに関して、推奨の印刷用紙(ラベル)情報を設定した場合には、ラベル管理サーバ22は、推奨された印刷用紙(ラベル)情報の印刷用紙を収納するカセットの型番と、推奨を表す記号もしくは回数、例えば「99999」を対応して投稿ラベルデータベース25に記憶する。
【0051】
次に、ラベル管理サーバ22は、「登録完了」を端末(投稿者)12Aに送信する(T14)。そして、「登録完了」を受信した端末(投稿者)12Aは、その表示部上に、投稿ラベルの登録が完了した旨を表示し、投稿者に通知する(T15)。これにより投稿者は、投稿したラベルデータがラベルデータ共有システム100に登録されたことを知ることができる。
【0052】
(ラベルデータのダウンロード処理)
続いて、本形態の、プリンタ11のプリンタアプリ14、端末12のクライアントアプリ13および印刷ログサーバ23の印刷ログサーバ用プログラム238の動作を含むところの、ラベル管理サーバ22のラベル管理サーバ用プログラム228によって使用者に提供されるラベルデータのダウンロード処理の手順の一例について、図6のシーケンス図を参照して説明する。
【0053】
本形態の投稿ラベルデータのダウンロード処理では、まず、投稿ラベルデータのダウンロードを実行しようとする使用者(以下、印刷者Bと称す)が、端末(印刷者B)12Bのクライアントアプリ13Bを起動した後に、端末(印刷者B)12B上において表示された「ラベルダウンロード」ボタン(図示せず)をタッチすると(T21)、端末(印刷者B)12Bは、投稿ラベルデータをラベル管理サーバ22に要求する(T22)。例えばラベル管理サーバ用プログラム228がログイン用のウェブページを提供し、そのウェブページをクライアントアプリ13Bのブラウザ機能によって表示し、そのウェブページを介してユーザIDを入力することで、ユーザIDが送信される。ログインが承認されると、ラベル管理サーバ22は、投稿ラベルデータの要求を受け付ける。
【0054】
次に、投稿ラベルデータの要求を受け付けたラベル管理サーバ22は、投稿ラベルデータベース25から、投稿ラベルデータ405として記憶された投稿ラベルデータを、ラベルID401として記憶されたラベルIDと共に抽出する(T23)。この際に、ラベル管理サーバ22は、投稿ラベルデータ405として投稿ラベルデータが複数個記憶されていた場合には、複数個の投稿ラベルデータおよびラベルIDを抽出する。また、この際に抽出される投稿ラベルデータは、ラベルのサムネイル画像データであっても差し支えない。その後、ラベル管理サーバ22は、抽出した投稿ラベルデータを、ラベルIDなどと共に端末(印刷者B)12Bに送信する(T24)。
【0055】
次に、投稿ラベルデータおよびラベルIDを受信した端末(印刷者B)12Bは、端末(印刷者B)12Bの表示部上に、受信した投稿ラベルデータを表示する(T25)。例えばラベル管理サーバ用プログラム228が投稿ラベルデータの選択用のウェブページを提供し、そのウェブページをクライアントアプリ13Bのブラウザ機能によって表示し、そのウェブページを介して、投稿ラベルデータが一覧表示される。
【0056】
具体的には、本形態では、図7(A)に示すように、端末(印刷者B)12Bの表示部上には、3個のラベルデータ31が表示される。なお、ラベルデータ31が多数個存在する場合には、印刷者がスクロール操作することにより順次表示されるよう構成してもよいし、表示頁の切り替え操作により順次ラベルデータ31が表示されるよう構成しても差し支えない。
【0057】
次に、印刷者は、端末(印刷者B)12B上に表示された複数の投稿ラベルデータの内、1つを選択した後に「実行」ボタン122をタッチすると(T25)、端末(印刷者B)12Bから、ダウンロード実行者のユーザIDと、選択されたラベルデータ31のラベルIDとがラベル管理サーバ22に入力され、選択された投稿ラベルデータのダウンロードが要求される(T26)。
【0058】
なお、本形態では、印刷者が、端末(印刷者B)12B上に表示された複数の投稿ラベルデータの内、1つを選択した後に「実行」ボタン122をタッチした際には、投稿ラベルデータに応じた課金が印刷者に対して実行され、金額の一部が投稿者に還元されるように構成しても差し支えない。このように構成することによって、その投稿者に対して、次のラベルデータの投稿に関してモチベーションを高めることが期待できる。
【0059】
すると、投稿ラベルデータのダウンロード要求を受信したラベル管理サーバ22は、要求された投稿ラベルデータについて、投稿ラベルデータベース25から、ラベルIDに基づいて、投稿ラベルデータ405に記憶された投稿ラベルデータを抽出する(T27)。そして、ラベル管理サーバ22は、抽出した投稿ラベルデータを端末(印刷者B)12Bに送信する(T28)。また、ラベル管理サーバ22は、受信したラベルIDに基づいて、投稿ラベルデータベース25に記憶された投稿ラベル関連情報40のダウンロード回数403の値について1回分をカウントアップする(T29)。なお、T28の処理が送信処理の一例である。
【0060】
一方、投稿ラベルデータなどを受信した端末(印刷者B)12Bは、端末(印刷者B)12Bの表示部上に、受信したラベルデータ31を表示する(T30)。具体的には、本形態では、図7(B)に示すように、端末(印刷者B)12Bの表示部上の上下中央より上側部分には、1個の印刷者が選択したラベルデータ31が、また、中央部分には、「このラベルを開く」ボタン124と、「リコメンドを開く」ボタン125とがそれぞれ表示される。
【0061】
この状態において、印刷者Bが「このラベルを開く」ボタン124をタッチすると、端末(印刷者B)12Bは、ラベルデータ31の編集モードを実行し(T31)、この編集モードにおいて、印刷者Bが「印刷」ボタン(図示せず)をタッチすると、端末(印刷者B)12Bは、投稿ラベルデータなどをプリンタ11Bに送信して印刷を指示する(T32)。
【0062】
印刷の指示を受信したプリンタ11Bは、受信した投稿ラベルデータなどに基づいてラベルの印刷を実行する(T33)。次に、ラベルの印刷を終了したプリンタ11Bは、印刷結果を端末(印刷者B)12Bに送信する(T34)。印刷結果には、印刷日時、ラベルの印刷の際に使用した印刷用紙カセットの型番、印刷枚数などが含まれる。
【0063】
次に、印刷結果を受信した端末(印刷者B)12Bは、印刷ログを印刷ログサーバ23に送信する(T35)。印刷ログには、印刷日時、ユーザID(印刷者B)、ラベルID401、印刷用紙カセットの型番、印刷枚数などが含まれる。
【0064】
次に、印刷ログを受信した印刷ログサーバ23は、受信した印刷ログを新しいレコードとして記憶する(T36)。具体的には、印刷ログに含まれる印刷日時を印刷日時501として、また、印刷ログに含まれるところの、印刷を実行した印刷者BのユーザIDをユーザID(印刷者)502として、また、印刷ログに含まれるところの、印刷されたラベルのラベルID401をラベルID503として、また、印刷ログに含まれるところの、印刷用紙カセットの型番を印刷用紙情報504として、また、印刷ログに含まれるところの、印刷枚数を印刷枚数505としてそれぞれ記憶する(T36)。
【0065】
次に、印刷ログサーバ23は、受信した印刷ログをラベル管理サーバ22に送信するので、ラベル管理サーバ22は、印刷ログを受信する(T37)。すると、印刷ログを受信したラベル管理サーバ22は、受信をした印刷ログに基づいて、ラベルID401に対応するところの、投稿ラベル関連情報40の総印刷回数および印刷用紙別印刷回数を更新する(T38)。具体的には、受信した印刷ログに含まれるラベルID401および印刷枚数に基づいて、ラベルID401に対応するところの総印刷回数404の値をカウントアップする。また、受信した印刷ログに含まれるラベルID401、印刷用紙カセットの型番および印刷枚数に基づいて、ラベルID401に対応するところの印刷用紙別印刷回数407の値をカウントアップ、すなわち、印刷用紙カセットの型番に対応する印刷回数の値をカウントアップする。なお、T37の処理が取得処理の一例である。また、印刷用紙カセットの型番が媒体情報の一例である。また、T38の処理が加算処理の一例である。
【0066】
なお、本形態では、ラベル管理サーバ22は、印刷ログサーバ23から印刷ログを受信して投稿ラベル関連情報40を更新するように構成したが、これに限定されることはない。例えば、T35において、端末(印刷者B)12Bが、印刷ログサーバ23印刷ログを送信する際に、ラベル管理サーバ22にも印刷ログを送信し、ラベル管理サーバ22は、端末(印刷者B)12Bから送信された印刷ログを受信して投稿ラベル関連情報40を更新するように構成しても差し支えない。
【0067】
また、ラベル管理サーバ22が、例えば月初めや月終わりなどに定期的に、もしくは不定期の間隔を置いて印刷ログサーバ23に印刷ログを要求し、そして、印刷ログの要求を受信した印刷ログサーバ23が、未送信の印刷ログ関連情報50を印刷ログデータベース27から抽出してラベル管理サーバ22に送信し、そして、ラベル管理サーバ22が、受信した印刷ログ関連情報50に基づいて、投稿ラベル関連情報40を更新するように構成しても差し支えない。
【0068】
このように本形態では、ラベルデータ共有システム100に登録されているラベルデータについて、多くの使用者がダウンロードをした後に印刷を行うと、ラベル管理サーバ22は、投稿ラベルデータベース25において印刷に用いられた印刷用紙カセットの型番に対応する印刷回数を更新する。その結果、多くの使用者が印刷に用いた印刷用紙カセットの型番では、その型番に対応する印刷回数の値が大きくなる。したがって、本形態のラベルデータ共有システム100では、ラベルデータ共有システム100に登録されているラベルデータ毎に、印刷用紙カセットの型番別の印刷回数、すなわち、印刷用紙カセットの型番別の利用頻度の情報を蓄積することができる。
【0069】
(レコメンド処理)
続いて、本形態の、プリンタ11のプリンタアプリ14、端末12のクライアントアプリ13および印刷ログサーバ23の印刷ログサーバ用プログラム238の動作を含むところの、ラベル管理サーバ22のラベル管理サーバ用プログラム228によって使用者に提供されるレコメンド処理の手順の一例について、図8のシーケンス図を参照して説明する。なお、その説明中、T21~T29の処理は、前述した図6に示すラベルデータのダウンロード処理におけるT21~T29の処理と同じであるので、同じ符号を付してその説明を省略する。
【0070】
すなわち、本形態のレコメンド処理では、まず、レコメンド処理を実行しようとする使用者(以下、印刷者Cと称す)が所有する端末(印刷者C)12Cは、ラベル管理サーバ22から投稿ラベルデータなどを受信する。そして、投稿ラベルデータなどを受信した端末(印刷者C)12Cは、端末(印刷者C)12Cの表示部上の上下中央より上側部分に、受信したラベルデータ31が表示される(T40)。具体的には、本形態では、端末(印刷者C)12Cの表示部上には、上側に、印刷者Cが選択した1個のラベルデータ31と、中央部分には、「このラベルを開く」ボタン124と、「リコメンドを開く」ボタン125とがそれぞれ表示される(図7(B)を参照)。
【0071】
この状態において、印刷者Cが「リコメンドを開く」ボタン125をタッチすると、端末(印刷者C)12Cは、ラベル管理サーバ22にリコメンドデータを要求する(T41)。リコメンドデータを要求コマンドには、T25の処理において選択されたラベルデータ31のラベルIDおよび印刷者のユーザIDなどが含まれる。
【0072】
次に、リコメンドデータの要求を受信したラベル管理サーバ22は、ラベルIDに基づいて、投稿ラベル関連情報40を検索し、ラベルIDに対応した印刷用紙カセットの型番と、その型番に対応する印刷回数の値を抽出する。その後、印刷回数が多い順番、すなわち、利用頻度の高い順番に印刷用紙カセットの型番をソートし、そして、利用頻度の順位を表す符号と印刷用紙カセットの型番とを対応して記憶する(T42)。
【0073】
このように本形態では、印刷回数、すなわち、利用頻度が多い印刷用紙は、利用頻度が少ない印刷用紙と比較して、そのラベルデータに好適な印刷用紙である可能性が高く、このような情報を印刷者に提供することによって、印刷者への利便性を向上させることができる。
【0074】
また、本形態では、ラベルIDに対応するラベルデータに対して推奨の印刷用紙が設定されている場合には、ラベル管理サーバ22は、推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番と、推奨を表す記号もしくは回数とを対応して記憶するように構成されている。したがって、ラベル管理サーバ22は、利用頻度が高い印刷用紙に加え、その推奨の印刷用紙も含める印刷者に情報を提供することが可能となる。その結果、ラベルデータを作成した作成者が推奨する印刷媒体も提案できるので、印刷者の利便性を一層向上させることができる。なお、推奨は、プリンタ11のベンダ(製造者)が推奨した印刷媒体でも差し支えない。
【0075】
また、本形態では、T42の処理において、ラベルIDに基づいて、投稿ラベル関連情報40を検索し、ラベルIDに対応した印刷用紙カセットの型番と、その型番に対応する印刷回数の値を抽出する際に、総印刷回数404に記憶された総印刷回数が、閾値、例えば、100回より少ない場合には、ラベルIDに対応した印刷用紙カセットの型番と、その型番に対応する印刷回数の値を抽出しないように構成しても差し支えない。この場合には、ラベルIDに対応するラベルデータに対して推奨の印刷用紙が設定されている場合には、推奨の印刷用紙が収納されたカセットの型番のみを記憶することになる。
【0076】
このように構成すれば、利用回数の合計が少ない場合、代替情報として、その推奨の印刷用紙を応答することで、ラベルデータを利用する初期段階であっても、好適な印刷用紙を推奨することができ、印刷者への利便性を一層向上させることができる。
【0077】
なお、閾値は、固定値であっても良いし、可変値であっても良い。また、閾値は、ラベルデータ共有システム100の管理者によって設定できても良い。また、閾値は、総印刷回数404の値によって変動するように構成しても良い。すなわち、閾値を、総印刷回数404の値が大きくなるに従って大きな値になるように構成しても良い。
【0078】
次に、ラベル管理サーバ22は、利用頻度を表す符号が対となったカセットの型番や推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番などを端末(印刷者C)12Cに送信する(T43)。なお、T43の処理が応答処理の一例である。また、利用頻度を表す符号が対となったカセットの型番や推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番が提案情報の一例である。
【0079】
なお、本形態では、この際、総印刷回数404に記憶された総印刷回数が、閾値より少ない場合には、ラベル管理サーバ22は、印刷用紙カセットの型番を端末(印刷者C)12Cに送信することはなく、推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番のみが送信される。
【0080】
次に、利用頻度を表す符号が対となったカセットの型番や推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番などを受信した端末(印刷者C)12Cは、受信したカセットの型番を、利用頻度の高いものから順番に、それ対応した印刷用紙の用紙幅、用紙の地色、印刷の文字色に変換する。このカセットの型番から、印刷用紙の用紙幅、用紙の地色、印刷の文字色への変換は、変換テーブルを用いても良いし、変換プログラムを実行して変換するようにしても差し支えない。
【0081】
次に、端末(印刷者C)12Cは、図9(A)に示すように、その変換された用紙幅、用紙の地色、印刷の文字色に基づいて、印刷者が選択したラベルデータ31を、端末(印刷者C)12Cの表示部上の上下中央より下側部分に、利用頻度の高いものから順に表示する(T44)。なお、この際に、推奨された印刷用紙を収納するカセットの型番を受信した場合には、推奨された印刷用紙によるラベルデータの表示を最上位に表示するようにしても差し支えない。また、受信したカセットの型番が多数個存在し、それに伴ってラベルデータ31が多数個存在する場合には、印刷者Cがスクロール操作することにより順次表示されるよう構成してもよいし、表示頁の切り替え操作により順次ラベルデータ31が表示されるよう構成しても差し支えない。
【0082】
次に、印刷者Cが、端末(印刷者C)12Cの表示部上の上下中央より下側部分に表示されたラベルデータ31の1つを選択した後に「実行」ボタン122をタッチすると(T44)、図9(B)に示すように、端末(印刷者C)12Cは、選択された用紙幅、用紙の地色、印刷の文字色に基づいて、印刷者が選択したラベルデータ31を、端末(印刷者C)12Cの表示部上の上下中央より上側部分にプレビュー表示する(T45)。
【0083】
この状態において、印刷者Cが「このラベルを開く」ボタン124をタッチすると(T45)、端末(印刷者C)12Cは、ラベルデータ31の編集モードを実行する(T46)。その後の、T47~T53の処理は、前述した図6に示すラベルデータのダウンロード処理のT32~T38の処理と同様であるので、その説明を省略する。
【0084】
また、この状態において、印刷者Cが、「キャンセル」ボタン123をタッチした場合には、端末(印刷者C)12Cは、レコメンド処理を終了する。
【0085】
また、この状態において、印刷者Cが、「購入」ボタン126をタッチした場合には、印刷者Cは、T44の処理において選択したラベルデータ31を印刷するために必要な印刷用紙(印刷カセット)を購入手配することができる。
【0086】
以上、詳細に説明したように、ラベルデータで対応可能な印刷用紙ごとの印刷回数をラベルデータと関連付けて記憶しておき、そのラベルデータについて、リコメンドデータの要求があった場合に、そのラベルデータに関連付けられた各印刷用紙の印刷回数に基づいて、利用頻度が高い印刷用紙を抽出して返信することで、要求元の端末(印刷者C)12Cによって、そのラベルデータに適した印刷用紙を提案することが可能になる。したがって、端末の使用者に対する利便性が向上する。
【0087】
なお、本明細書に開示される実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。また、端末に接続されるプリンタの数は、図示の例に限らず、2台以上でも良い。
【0088】
また、本形態では、印刷用紙の種類についてカセットの型番によって特定するように構成したが、印刷用紙の用紙幅、印刷用紙の地色、印刷の文字色などによって特定するように構成しても差し支えない。例えば本形態では、プリンタからカセットの型番を取得できる構成であることから、印刷用紙別印刷回数407として、カセットの型番ごとに印刷回数を記憶している(図3(C)参照)が、プリンタからカセットの型番を取得できず、用紙の特徴(用紙のサイズ、用紙の地色、文字色等)が幾つか取得できる場合には、それらの特徴の組み合わせごとに印刷回数を記憶してもよい。例えば用紙幅と用紙の地色と文字色との組み合わせとしては、幅24mm/地色黒/文字色白の組み合わせ、幅24mm/地色赤/文字色白の組み合わせ、幅36mm/地色黒/文字色白の組み合わせ、といったようなものである。これらの組み合わせも媒体情報の一例になる。そして、組み合わせごとの印刷回数から利用頻度が高い組み合わせを抽出し、抽出された組み合わせに適した用紙を提案してもよい。
【0089】
また、本形態では、ラベル管理サーバ22に、ユーザデータベース24と投稿ラベルデータベース25とがアクセス可能に接続され、また、印刷ログサーバ23に、印刷ログデータベース27がアクセス可能に接続されていたが、ラベル管理サーバ22と印刷ログサーバ23とを1つのサーバに統合し、その統合されサーバに、ユーザデータベース24、投稿ラベルデータベース25および印刷ログデータベース27がアクセス可能に接続されていても差し支えない。
【0090】
また、本形態では、レコメンド処理について、印刷者Cが所有する端末12Cを用いて実行するように構成したが、投稿者が所有する端末12Aや印刷者Bが所有する端末12Bを用いて実行するように構成しても差し支えない。
【0091】
また、実施の形態に開示されている任意のシーケンス図において、任意の複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
【0092】
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
【符号の説明】
【0093】
100 ラベルデータ共有システム
11A プリンタ
11B プリンタ
11C プリンタ
12A 端末
12B 端末
12C 端末
22 ラベル管理サーバ
23 印刷ログサーバ
24 ユーザデータベース
25 投稿ラベルデータベース
27 印刷ログデータベース
31 ラベルデータ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9