(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024147315
(43)【公開日】2024-10-16
(54)【発明の名称】ネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構と、それを使用するフライヤ用のネットコンベヤ、フライヤ
(51)【国際特許分類】
A47J 37/12 20060101AFI20241008BHJP
B65G 21/14 20060101ALI20241008BHJP
【FI】
A47J37/12 351
B65G21/14 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023060246
(22)【出願日】2023-04-03
(71)【出願人】
【識別番号】591109094
【氏名又は名称】アサヒ装設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090712
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 忠秋
(74)【代理人】
【識別番号】100176359
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 光代
(72)【発明者】
【氏名】豊田 誠
(72)【発明者】
【氏名】宮岸 裕一
(72)【発明者】
【氏名】畑中 健吾
【テーマコード(参考)】
3F025
4B059
【Fターム(参考)】
3F025AA04
3F025AC03
3F025AC11
4B059AA01
4B059AB01
4B059AC02
4B059AC13
4B059AD14
4B059BB01
4B059BE13
(57)【要約】
【課題】コンベヤネット13の張力変化を抑制しながらコンベヤネット13の走行経路を変化させる。
【解決手段】従動ローラ12、12…の前方のガイドローラ14、14…と、コンベヤフレームの側板19、19上の揺動部材41、41と、ガイドローラ14、14…を昇降させる操作ユニット42とを設ける。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベヤネットの後端の従動ローラの前方に配置するガイドローラと、コンベヤフレームの両側板に上下に揺動自在に装着する左右一対の揺動部材と、前記ガイドローラを昇降させる操作ユニットとを備えてなり、前記各揺動部材は、揺動中心の前側に前記ガイドローラ用の昇降軸の一端を支持するとともに、揺動中心の下側に前記従動ローラ用の従軸の一端を支持し、前記ガイドローラの上昇に伴って前記従動ローラを前進させてコンベヤネットの張力変化を抑制することを特徴とするネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構。
【請求項2】
前記操作ユニットは、前記昇降軸に平行の回転軸と、該回転軸に付設し、前記昇降軸に下側から係合するアームとを備え、前記回転軸の一端に操作ハンドルを連結することを特徴とする請求項1記載のネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構。
【請求項3】
前記操作ハンドルは、コンベヤフレームの上方に突出する棒状に形成することを特徴とする請求項2記載のネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構。
【請求項4】
前端の駆動スプロケット、後端の従動ローラに巻き掛ける無端のコンベヤネットを備えてなり、請求項1ないし請求項3のいずれか記載のネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構を有することを特徴とするフライヤ用のネットコンベヤ。
【請求項5】
請求項4記載のフライヤ用のネットコンベヤからなる材料搬送用の下コンベヤと、該下コンベヤの上に配置する材料潜行用の上コンベヤと、前記下コンベヤ、上コンベヤを収容する油槽とを備えてなるフライヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、天ぷら類を含む多様な材料に対し、使い勝手よく対応することができるネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構と、それを使用するフライヤ用のネットコンベヤ、フライヤに関する。
【背景技術】
【0002】
投入された材料を搬送する材料搬送用の下コンベヤと、材料を油中に潜行させながら搬送する材料潜行用の上コンベヤとを備えるフライヤの改良技術が知られている(特許文献1)。
【0003】
すなわち、下コンベヤの後端部の材料投入部において、前方に向けて斜め下向きの搬送面を有する投入コンベヤを追加して設置することにより、たとえば天ぷらのように、熱の通りが速く、極く短時間のうちに油面に浮上してしまう材料であっても、下コンベヤ、上コンベヤの間に円滑に搬入して適切に揚げ加工処理することができる。また、かき揚げ天ぷらなどのように形崩れし易い材料であっても、材料の投入時における衝撃を緩和して有害な形崩れを防止することができる。なお、下コンベヤ、上コンベヤは、それぞれネットコンベヤであり、投入コンベヤは、ネットコンベヤのコンベヤネットにベルト体を被せる形式が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
かかる従来技術によるときは、投入コンベヤは、取付、取外しに手間を要するため、それを使用する天ぷら類と、それを使用しない他の材料との切替作業が煩雑であるという問題があった。また、下コンベヤの後端に昇降可能なガイドローラを設け、必要に応じてコンベヤネットの走行経路を変更するだけでは、ガイドローラの昇降に伴うコンベヤネットの周長変化、張力変化が無視できず、下コンベヤの動作に支障を生じがちであるという問題がある。
【0006】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、左右一対の揺動部材を介してガイドローラ用の昇降軸、従動ローラ用の従軸を支持することによって、コンベヤネットの張力変化を抑制しながらコンベヤネットの走行経路を変更し、天ぷら類を含む多様な材料に対して使い勝手よく対応することができるネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構と、それを使用するフライヤ用のネットコンベヤ、フライヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するための請求項1の発明の構成は、コンベヤネットの後端の従動ローラの前方に配置するガイドローラと、コンベヤフレームの両側板に上下に揺動自在に装着する左右一対の揺動部材と、ガイドローラを昇降させる操作ユニットとを備えてなり、各揺動部材は、揺動中心の前側にガイドローラ用の昇降軸の一端を支持するとともに、揺動中心の下側に従動ローラ用の従軸の一端を支持し、ガイドローラの上昇に伴って従動ローラを前進させてコンベヤネットの張力変化を抑制することをその要旨とする。
【0008】
なお、操作ユニットは、昇降軸に平行の回転軸と、回転軸に付設し、昇降軸に下側から係合するアームとを備え、回転軸の一端に操作ハンドルを連結することができる。
【0009】
また、操作ハンドルは、コンベヤフレームの上方に突出する棒状に形成してもよい。
【0010】
請求項4の発明の構成は、前端の駆動スプロケット、後端の従動ローラに巻き掛ける無端のコンベヤネットを備えてなり、請求項1ないし請求項3のいずれかのネットコンベヤにおけるコンベヤネットの走行経路の変更機構を有することをその要旨とする。
【0011】
請求項5の発明の構成は、請求項4のフライヤ用のネットコンベヤからなる材料搬送用の下コンベヤと、下コンベヤの上に配置する材料潜行用の上コンベヤと、下コンベヤ、上コンベヤを収容する油槽とを備えることをその要旨とする。
【発明の効果】
【0012】
かかる請求項1の発明の構成によるときは、コンベヤネットは、ガイドローラを上昇させて走行経路を変更することによりガイドローラの前方側に所定の斜め下向きの搬送面を形成することができる。また、左右の揺動部材は、ガイドローラの上昇に伴って従動ローラを前進させ、コンベヤネットの周長変化、張力変化を抑制してコンベヤネットの動作に支障を生じるおそれがなく、ガイドローラは、操作ユニットを介して簡単に昇降操作が可能である。
【0013】
コンベヤネットは、たとえば所定の形状に屈曲成形する多数の単位素線を一定ピッチに平行に連結して構成する形式が好ましく、さらに、多数のシャッタ板を等ピッチに揺動自在に装着し、コンベヤネットの上面において各シャッタ板が互いに重なり合うように倒伏してコンベヤネットを覆う形式が好ましい。このようなシャッタ板付きのコンベヤネットは、たとえば特開平6-141985号公報、特開2002-159406号公報などにより当業者に周知である。
【0014】
操作ユニットは、操作ハンドルを介して回転軸を回転させると、回転軸に付設するアームを介して昇降軸を押し上げ、昇降軸上のガイドローラを上昇させてコンベヤネットの走行経路を変更することができる。なお、操作ハンドルを元の位置に戻せば、ガイドローラ用の昇降軸が自重で下がり、コンベヤネットの走行経路も元に復帰する。
【0015】
コンベヤフレームの上方に突出する棒状の操作ハンドルは、操作し易く、必要な操作力も小さくて済む。
【0016】
請求項4の発明の構成によるときは、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係るコンベヤネットの走行経路の変更機構を介し、コンベヤネットの周長変化、張力変化を抑制しながら走行経路を簡単に変化させることがでる。
【0017】
請求項5の発明の構成によるときは、請求項4の発明に係るネットコンベヤを材料搬送用の下コンベヤとし、材料潜行用の上コンベヤと組み合わせて油槽に収容することにより、下コンベヤの後端部の材料投入部において、必要に応じて所定の斜め下向きの搬送面を形成することができ、天ぷら類を含む多様な材料に対して使い勝手よく速やかに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0020】
フライヤは、材料搬送用の下コンベヤ10と、材料潜行用の上コンベヤ20とを油槽31に収容してなる(
図1、
図2)。ただし、
図1(A)、(B)は、それぞれ全体模式縦断面図、同図(A)の要部模式動作図である。
【0021】
油槽31は、縦長の箱形容器である。油槽31の底面は、後半部が水平であり、前半部が前向きの上り斜面になっている。また、油槽31の後端縁には、材料Aの投入シュート32が付設されており、油槽31内には、加熱された油Bが所定レベルに収納されている。
【0022】
下コンベヤ10は、前端の駆動スプロケット11、後端の従動ローラ12、12…の間に無端のコンベヤネット13を巻き掛けるネットコンベヤであり、従動ローラ12、12…の前方には、ガイドローラ14、14…が配置されている。駆動スプロケット11の主軸11aには、駆動モータ11bが連結されている。また、従動ローラ12、12…、ガイドローラ14、14…は、それぞれ共通の従軸12a、昇降軸14aに回転自在に装着されている。従軸12a、昇降軸14aの両端は、それぞれ下コンベヤ10のコンベヤフレームの側板19を貫通して揺動部材41に支持されている。
【0023】
コンベヤネット13には、前部の斜めのガイドロッド15、中間の水平のガイドロッド16、後部のガイドロッド17、17が付設されている。後部のガイドロッド17、17の前端は、共通のピボット軸17aに連結されており、後端は、ガイドローラ14、14…用の昇降軸14aに上から係合されている。
【0024】
コンベヤネット13は、駆動モータ11bを介して
図1(A)、(B)の各矢印K1 方向に循環走行する。また、コンベヤネット13は、昇降軸14aを介してガイドローラ14、14…を
図1(A)の定位置から上昇させて走行経路を変更し、ガイドローラ14、14…の前方側に斜め下向きの搬送面を形成することができる(同図(B))。なお、コンベヤネット13は、図示に拘らず、シャッタ板付きであってもよい。
【0025】
上コンベヤ20は、下コンベヤ10の上に設置され(
図1、
図2)、前端の駆動スプロケット21、後端の従動ローラ22、22…に無端のコンベヤネット23を巻き掛けるネットコンベヤである。駆動スプロケット21の主軸21aには、駆動モータ21bが連結されており、コンベヤネット23には、前部の斜めのガイドロッド25、後部の水平のガイドロッド26、26が付設されている。また、従動ローラ22、22…用の従軸22aの両端は、上コンベヤ20のコンベヤフレームの側板29、29に支持されている。そこで、コンベヤネット23は、駆動モータ21bを介して
図1(A)、(B)の各矢印K2 方向に循環走行する。
【0026】
下コンベヤ10の主軸11a、駆動モータ11b、上コンベヤ20の主軸21a、駆動モータ21bは、それぞれ下コンベヤ10、上コンベヤ20の各コンベヤフレームの前端に搭載されている。また、駆動スプロケット11、21は、それぞれ
図1(A)の紙面に垂直方向に所定個数が装着されており、ガイドロッド15、16、ガイドロッド25は、それぞれ当該方向に所定本数が並設されている。
【0027】
下コンベヤ10の後端部は、投入シュート32を介して材料Aを投入する材料投入部となっている。そこで、ガイドローラ14、14…を定位置にする
図1(A)のコンベヤネット13の走行経路は、天ぷら類以外の材料Aを揚げ加工する場合に使用し、ガイドローラ14、14…を上昇させて材料投入部に斜め下向きの搬送路を形成する
図1(B)の走行経路は、天ぷら類の材料Aを処理する場合に使用する。
図1(B)の走行経路によれば、材料投入部における材料Aの投入深さが小さいため、材料Aの形崩れを防止し、材料Aが熱の通りがよくて浮上し易くても、下コンベヤ10、上コンベヤ20の間に容易に搬入することができる。
【0028】
下コンベヤ10のコンベヤフレームの側板19、19上の左右一対の揺動部材41、41は、操作ハンドル43付きの操作ユニット42とともに、コンベヤネット13の走行経路を変更させる走行経路の変更機構40を形成している(
図3、
図4)。ただし、
図3において、側板19、19は、便宜的に後端部分のみが図示されており、以降の各図においても同様である。また、
図4(A)、(B)は、それぞれ
図3相当の要部組立斜視図、同図(A)のY矢視相当図である。
【0029】
揺動部材41、41は、それぞれ側板19上のピボットピン41aを介し、側板19の外面に上下に揺動自在に装着されており、ピボットピン41aが揺動部材41の揺動中心となっている。一方、従動ローラ12、12…用の従軸12aの一端は、側板19上の横長の長孔19aを貫通して揺動部材41の揺動中心の下側に支持されており、ガイドローラ14、14…用の昇降軸14aの一端は、縦長の長孔19bを貫通して揺動部材41の揺動中心の前側に支持されている。
【0030】
操作ユニット42は、回転軸42aにアーム42b、42bを付設して構成されている。回転軸42aの両端は、側板19、19に回転自在に支持されており、アーム42b、42bは、昇降軸14aに下側から係合している。操作ハンドル43は、昇降軸14aと平行の回転軸42aの一端に連結され、側板19の上方にまで突出する握り43a付きの棒状に形成されている。操作ハンドル43は、側板19の外向きの上縁に形成する前後の係合溝19c、19dに交互に係合させて保持することができる。
【0031】
かかる走行経路の変更機構40は、たとえば次のように作動する。
【0032】
操作ハンドル43をほぼ垂直に起立させて後の係合溝19cに係合させると(
図4)、操作ユニット42のアーム42b、42bが後向きにほぼ水平となり、昇降軸14a、ガイドローラ14、14…を定位置に下降させて、コンベヤネット13を
図1(A)の走行経路とする。このとき、各揺動部材41は、昇降軸14aが定位置に下降することにより、従動ローラ12、12…用の従軸12aを最も後方の定位置に位置決めして(
図4(B))、コンベヤネット13に所定の張力を与えることができる。
【0033】
次に、操作ハンドル43を前方に倒して前の係合溝19dに係合させると(
図5)、操作ユニット42のアーム42b、42bにより昇降軸14a、ガイドローラ14、14…が押し上げられ、コンベヤネット13は、
図1(B)の走行経路となって材料投入部に斜め下向きの搬送面を形成することができる。このとき、各揺動部材41は、昇降軸14a、ガイドローラ14、14…の上昇に伴って
図5(B)の矢印Ka 方向に揺動し、従軸12a、従動ローラ12、12…を同図の矢印Kb 方向に移動させて前進させ、コンベヤネット13の周長変化、張力変化を抑制することができる。なお、従動ローラ12、12…の前進距離は、ガイドローラ14、14…の上昇に伴うコンベヤネット13の周長の増加量が実質的に消去されるように、揺動部材41の揺動中心と昇降軸14a、従軸12aとの各距離を含む揺動部材41の諸元を適切に設定すればよい。ただし、
図5(A)、(B)は、それぞれ
図4(A)、(B)相当図である。
【0034】
さらに、操作ハンドル43を元に戻して後の係合溝19cに係合させれば、ガイドローラ14、14…、昇降軸14aが下降し、揺動部材41、41が
図5(B)の矢印Ka 、Kb 方向の逆方向に揺動して従軸12a、従動ローラ12、12…を後退させ、コンベヤネット13が
図1(A)の走行経路に復帰する。
【0035】
なお、昇降軸14aの昇降軌跡、従軸12aの前後動軌跡は、それぞれ揺動部材41、41の揺動中心のまわりの円弧軌跡である。そこで、各側板19上の長孔19b、19aは、それぞれ昇降軸14a、従軸12aの円弧状の動きを許容し得る形態に形成されている。また、昇降軸14aの垂直移動距離、従軸12aの水平移動距離は、それぞれ昇降軸14aの昇降軌跡の垂直成分相当、従軸12aの前後動軌跡の水平成分相当になっている。
【0036】
以上の説明において、各揺動部材41は、従軸12aの固定用の孔を前後方向の長孔41bとすることができる(
図6)。従軸12aを長孔41bの範囲内に移動して固定することにより、コンベヤネット13の初期張力を適切に調節設定することができる。
【0037】
また、操作ハンドル43付きの操作ユニット42は、コンベヤネット13の走行に支障を与えることなく、ガイドローラ14、14…用の昇降軸14aを上下に平行移動させるように昇降操作可能であれば、図示以外の任意の機構を採用してもよい。たとえば、コンベヤフレームの両側板19、19の外側に垂下する左右のワイヤ等を介して昇降軸14aを手動または電動などにより昇降させる形式であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0038】
この発明は、コンベヤネットの張力変化を抑制してガイドローラを昇降させ、多様な材料に対して使い勝手よく対応することができるから、製造能力の大小を問わず、給食施設や厨房施設、食品加工工場、大形飲食店などの任意の施設に設置する各種の業務用のフライヤに対して広く好適に適用することができる。
【符号の説明】
【0039】
10…下コンベヤ
11…駆動スプロケット
12…従動ローラ
12a…従軸
13…コンベヤネット
14…ガイドローラ
14a…昇降軸
19…側板
20…上コンベヤ
31…油槽
40…走行経路の変更機構
41…揺動部材
42…操作ユニット
42a…回転軸
42b…アーム
43…操作ハンドル
特許出願人 アサヒ装設株式会社