IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社旗将の特許一覧

<>
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図1
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図2
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図3
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図4
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図5
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図6
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図7
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図8
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図9
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図10
  • 特開-ホース自動巻取り装置 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024147356
(43)【公開日】2024-10-16
(54)【発明の名称】ホース自動巻取り装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 75/38 20060101AFI20241008BHJP
【FI】
B65H75/38 K
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023060310
(22)【出願日】2023-04-03
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2024-09-05
(71)【出願人】
【識別番号】323003702
【氏名又は名称】株式会社旗将
(74)【代理人】
【識別番号】100081558
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 晴男
(74)【代理人】
【識別番号】100154287
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 貴広
(72)【発明者】
【氏名】直井 将人
【テーマコード(参考)】
3F068
【Fターム(参考)】
3F068AA07
3F068BA16
3F068CA00
3F068CA02
3F068FA06
3F068HA04
3F068HA08
(57)【要約】
【課題】比較的シンプル且つコンパクトな構成で取り扱いやすく、低コストにて供給し得るホース自動巻取り装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ベースフレーム1上に巻取りユニット11とモータ9とホースガイド18とを設置して成り、巻取りユニット11は、一対の巻取りピン12を備えていてモータ9によって回転駆動される駆動板13と、一対の巻取りピン12に対応する一対の中空軸15を備えていて巻取りピン12に装脱自在に配備される軸ハンドル14とから成り、ホースガイド18は、中空軸15と平行であり且つ中空軸15よりも上方に位置する、ホース掛け渡し部19を有している。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースフレーム上に巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置する、ホース掛け渡し部を有していることを特徴とするホース自動巻取り装置。
【請求項2】
前記ホースガイドは梯子形状を呈していて、その最上段の横桟が前記ホース掛け渡し部である、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項3】
前記ベースフレームは、横枠と縦枠をT字形に組んだ枠体であり、ホイールが取り付けられて移動自在にされる、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項4】
前記横枠に、握持杆と、前記握持杆の中央部から伸びる軸杆と、前記軸杆の先端に取り付けられる前記横枠に対する掛止手段とから成る多用途ハンドルが着脱自在に配備される、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項5】
前記軸ハンドルは、前記中空軸が突設される基板と、前記基板の前記中空軸が突設される面と反対の面に取り付けられる把手とから成る、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項6】
前記モータは、前記巻取りピンを露出させた状態で箱型ボディ内に収められる、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項7】
前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、巻取るホースの幅よりも短くされる、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホース自動巻取り装置に関するものであり、殊に、両端に連結金具を備えた消防ホースの巻取りに好適なホース自動巻取り装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
消防ホースは、一端に雄連結金具が取り付けられ、他端に雌連結金具が取り付けられた長尺なものであり、使用後の保管時には、全長に亘って潰した後、ほぼ中間部から折り返され、その折り返し部を巻取り始端とし、雄連結金具が雌連結金具の内側にくるようにして円形に巻取られる(図8,9参照)。この巻取り作業は基本的に人手により中腰姿勢にて行われるが、消防ホースは長くて重いため、多大な労力が必要となる。この労力軽減のために、種々の巻取り装置が提案され、実用化されている。
【0003】
しかし、従来提案されている消防ホースの巻取り装置の多くは手回し式であるため、やはり少なからぬ労力が必要となる。そこで、消防ホースの巻取りを自動的に行う装置の提案がなされている(特許第2852567号公報)。その装置は、消防ホースを巻き取るホース巻取手段と、消防ホースを案内するホースガイド手段とを備え、前記ホース巻取手段は、駆動モータによって回転される回転軸と、この回転軸と一体的に回転し且つ回転軸に対してスライド自在な巻取りハブと、この巻取りハブに突設され、通常筐体外部に突出して消防ホースを巻取る一対の巻取りピンと、前記巻取ハブを回転軸に沿って移動させて、巻取りピンを筐体内部側に後退没入させるシフタレバーとで構成される。
【0004】
上記自動巻取り装置の場合、ホースガイド手段と巻取りピン以外の構成部が大きな筐体内に収められて成るために全体的に嵩張り、装置の移送、保管等上不便であり、また、一対のガイドローラ等から成るホースガイド手段、及び、巻取りピンの進退機構を備えるために複雑な構成となり、コスト高になるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第2852567号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、上記自動巻取り装置の場合は、全体的に嵩張って取り扱いにくいとか、構成が複雑でコスト高となるといった問題があった。そこで本発明は、そのような問題のない、即ち、比較的シンプル且つコンパクトな構成で取り扱いやすく、低コストにて供給し得るホース自動巻取り装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、ベースフレーム上に巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置する、ホース掛け渡し部を有していることを特徴とするホース自動巻取り装置である。
【0008】
一実施形態においては、前記ホースガイドは梯子形状を呈していて、その最上段の横桟が前記ホース掛け渡し部である。
【0009】
一実施形態においては、前記ベースフレームは、横枠と縦枠をT字形に組んだ枠体であり、ホイールが取り付けられて移動自在にされる。また、一実施形態においては、前記横枠に、握持杆と、前記握持杆の中央部から伸びる軸杆と、前記軸杆の先端に取り付けられる前記横枠に対する掛止手段とから成る多用途ハンドルが着脱自在に配備される。
【0010】
一実施形態においては、前記軸ハンドルは、前記中空軸が突設される基板と、前記基板の前記中空軸が突設される面と反対の面に取り付けられる把手とから成る。また、一実施形態においては、前記モータは、前記巻取りピンを露出させた状態で箱型ボディ内に収められ、更に一実施形態においては、前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、巻取るホースの幅よりも短くされる。
【発明の効果】
【0011】
本発明は上記のとおりであって、比較的シンプルでコンパクトな構成で取り扱いやすく、低コストにて供給し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係るホース自動巻取り装置の正面視斜視図である。
図2】本発明に係るホース自動巻取り装置の背面視斜視図である。
図3】本発明に係るホース自動巻取り装置の箱型ボディを外した状態の正面視斜視図である。
図4】本発明に係るホース自動巻取り装置における巻取りユニットの構成を説明するための平面図である。
図5】本発明に係るホース自動巻取り装置における軸ハンドルの構成を説明するための正面図である。
図6】本発明に係るホース自動巻取り装置における多用途ハンドルの構成を示す側面図である。
図7】本発明に係るホース自動巻取り装置における多用途ハンドルの使用方法を示す図である。
図8】本発明に係るホース自動巻取り装置の初期動作(巻取り開始)を説明するための斜視視図である。
図9】本発明に係るホース自動巻取り装置の中間動作(巻取り途中)を説明するための斜視視図である。
図10】本発明に係るホース自動巻取り装置の終盤動作(巻取り終了)を説明するための斜視視図である。
図11】本発明に係るホース自動巻取り装置の最終動作(軸ハンドル引抜き)を説明するための斜視視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明に係るホース自動巻取り装置は、ベースフレーム1上に、巻取りユニット11と、巻取りユニット11を回転駆動する減速機付きモータ9と、巻上げ時にホース31をガイドするホースガイド18を設置して成る。ベースフレーム1は、例えば、横枠2と縦枠3をT字形に組んだ枠体で、縦枠3の後端部にホイール4が取り付けられ。なお、ホイール4をベースフレーム1の前後に配置して四輪にすることもある。
【0014】
横枠2には、使用時及び保管時に接地させる脚部5が設けられる。また、横枠2に、多用途ハンドル6が着脱自在に配備される、多用途ハンドル6は、握持杆6aと、握持杆6aの中央部から伸びる軸杆6bと、軸杆6bの先端に取り付けられる掛止手段とから成る。掛止手段は、例えば、軸杆6bの先端に連設される屈曲部材6cに、横枠2の枠材の幅よりも若干広い間隔を保持してL型部材6dを設置したものとされる(図1,2,6参照)。
【0015】
この多用途ハンドル6は、横枠2内に収まる長さにされ、装置保管時にはL型部材6dを、ホースガイド18設置側と反対側の短寸の枠材に引っ掛けて横枠2内に収め(図7における実線表示参照)、装置使用時には、後述するように、横枠2外に配してL型部材6dを短寸の枠材に引っ掛けて足載せとして使用する(図8,9参照)。更に、装置の移動時には、L型部材6dを下側から長寸の枠材に引っ掛けて横枠2を浮かせ、ホイール4を設置させて移動させる(図7における仮想線表示参照)。
【0016】
巻取りユニット11は、一対の巻取りピン12が突設されていて、モータ9の出力軸に固定される駆動板13と、巻取りピン12に対応する一対の中空軸15を備えた軸ハンドル14から成り、軸ハンドル14は、中空軸15が突設される基板16と、基板16に設置される把手17から成る(図3参照)。軸ハンドル14は、その中空軸15内に巻取りピン12を遊嵌状態に嵌入することにより、巻取りピン12に装脱自在に取り付けられる。
【0017】
ベースフレーム1の縦枠3上に配備されるモータ9には、箱型ボディ10が被せられる。箱型ボディ10には、モータ9の出力軸に固定された駆動板13から突出する巻取りピン12を露出させるための開口が設けられ、その開口部に、やはり巻取りピン12を通すための開口を設けた摺接板20が取り付けられる。また、箱型ボディ10の上面に、操作スイッチ21が配備される。
【0018】
巻取りピン12は、その摺接板20から突出する長さが、ホース31の幅d2よりも短くなるように設定され、中空軸15の長さd1は、巻取りピン12の摺接板20から突出する長さ、換言すれば、ホース31の幅d2よりも短くなるように設定される(図4参照)。かくして、軸ハンドル14を巻取りピン12に装着した際に、ホース31は、その側辺が摺接板20に摺接しつつ、スムーズな巻き上げが可能となる。
【0019】
また、後述するようにして軸ハンドル14を巻ホース32から引き抜く際に、中空軸15が巻上ホース32から突出することはなく、中空軸15の先端が接地することはない(図5参照)。なお、後述するように軸ハンドル14は、巻ホース32から引き抜く際に、若干巻き上げ方向と逆の方向に、換言すれば、巻き戻し方向に回転させる必要があり、その際に力が必要となるので、両手で握時できる幅にする。
【0020】
また、ベースフレーム1の横枠2の端部に、ホースガイド18が立設される。ホースガイド18は、後述するようにして中空軸15に係止されるホース31を支持し、巻取りに際してホース31に張力を付与する機能を果たすものである。ホースガイド18は、例えば、図示したような梯子形状のものとされ、ホース31が掛け渡されるその最上段の横桟19が、中空軸15に対向するように配置され、且つ、中空軸15よりも少し上位に位置するようにされる。ホースガイド18の縦材間の間隔は、ホース31の幅より少し広めとなるように設定される。
【0021】
巻取られるホース31は、巻取りピン12に被さる軸ハンドル14の中空軸15に当接することになるので、巻取り終了後把手17を持って軸ハンドル14を巻取りピン12に沿って引っ張ることにより、巻取った巻ホース32を保持したまま巻取りピン12から外すことができ、その後、把手17を持ってそのまま任意の場所に移動させることができる。そして、巻ホース32を接地させ、軸ハンドル14を引っ張ることにより、軸ハンドル14を巻ホース32から引き抜くことができる(図11参照)。
【0022】
上記構成の本発明に係るホース自動巻取り装置を使用するに当たっては、一旦把手17を引っ張って軸ハンドル14を巻取りピン4から取り外し、一直線に引き伸ばして全長に亘って潰したホース31をほぼ中間部から折り返し、折り返し部をホースガイド18の最上段の横桟19上を通し、端部ループ内に一方の巻取りピン4を差し込む。その際、雄連結金具33が雌連結金具34の内側にくるように巻取る必要があるので、雄連結金具33が上にくるように折り返す。次いで、巻取りピン4を中空軸15内に挿入させて(端部ループ内の巻取りピン4は端部ループ内において中空軸15内に挿入させる。)、軸ハンドル14を装着する(図8)。その状態において、横桟19は中空軸15にほぼ平行であり、且つ、中空軸15よりも上位に位置しているため、ホース31を先端側に引くと、横桟19と中空軸15間のホース31は緊張する。
【0023】
上記のようにセットし、横枠2から多用途ハンドル6を取り出し、そのL型部材6dを、横枠2の短寸の枠材に引っ掛けて足載せとしての使用態様にする(図8)。そして、多用途ハンドル6に足を載せた後、スイッチ21を操作してモータ9を始動させると、モータ9は図8において時計回りに回転し、駆動板13を介して巻取りピン4及びそれに装着されている軸ハンドル14を、ゆっくりと時計回りに回転駆動する。これにより、ホース31の端部ループ部が掛かっていない方の中空軸15が上側からホース31の端部を押さえ込むことによりホース31の巻上げが始まり、横桟19と中空軸15間のホース31の緊張状態が続くことにより、ホース31は2本の中空軸15を軸にし、中空軸15の下側から回って、きつく巻き上げられていく(図9)。
【0024】
なお、この巻上げ操作の間、雌雄の連結金具33,34が地上に接してずれ動いて損傷することを防ぐため、補助者がホース31の連結金具側端部を持ち上げるようにする。
【0025】
巻取り完了近くになったところでスイッチ21を切って巻取り操作を終了した後、外側にある雌連結金具34を支持しつつ、把手17を持って軸ハンドル14を引き抜く(図10)。巻ホース32は中空軸15にきつく巻取られているので、巻ホース32は軸ハンドル14と共に取り外される。取り外した巻ホース32は、把手17を持って任意の場所に移動させて接地させ、両足を載せて軸ハンドル14を抜き取る(図11)。その接地の際、中空軸15の長さd1がホース31の幅d2よりも短いため、中空軸15の先端部が設置して損傷するおそれはない(図5)。
【0026】
また、巻ホース32はきつく巻き上げられ、軸ハンドル14は締め付けられているので、軸ハンドル14を巻ホース32から引き抜くには大きな力が必要となる。そこで、軸ハンドル14の引き抜きに際しては、両手で把手17を握って、巻き上げ方向と逆の方向に巻き戻すように回転させて、若干緩めるようにする。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明は上記のとおりであって、比較的シンプルでコンパクトな構成で取り扱いやすく、低コストにて供給し得る効果があるので、その産業上の利用可能性は大である。
【符号の説明】
【0028】
1 ベースフレーム
2 横枠
3 縦枠
4 ホイール
6 多用途ハンドル
9 モータ
10 箱型ボディ
11 巻取りユニット
12 巻取りピン
13 駆動板
14 軸ハンドル
15 中空軸
16 基板
17 把手
18 ホースガイド
19 横桟
20 摺動板
31 ホース
32 巻ホース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
【手続補正書】
【提出日】2024-04-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースフレーム上に巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置する、ホース掛け渡し部を有し
前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、巻取るホースの幅よりも短くされることを特徴とするホース自動巻取り装置。
【請求項2】
前記ホースガイドは梯子形状を呈していて、その最上段の横桟が前記ホース掛け渡し部である、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項3】
前記ベースフレームは、横枠と縦枠をT字形に組んだ枠体であり、ホイールが取り付けられて移動自在にされる、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項4】
前記ベースフレームは、横枠と縦枠をT字形に組んだ枠体であり、前記横枠に、握持杆と、前記握持杆の中央部から伸びる軸杆と、前記軸杆の先端に取り付けられる前記横枠に対する掛止手段とから成る多用途ハンドルが着脱自在に配備される、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項5】
前記軸ハンドルは、前記中空軸が突設される基板と、前記基板の前記中空軸が突設される面と反対の面に取り付けられる把手とから成る、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【請求項6】
前記モータは、前記巻取りピンを露出させた状態で箱型ボディ内に収められる、請求項1に記載のホース自動巻取り装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、ベースフレーム上に巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置する、ホース掛け渡し部を有し
前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、巻取るホースの幅よりも短くされることを特徴とするホース自動巻取り装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
一実施形態においては、前記軸ハンドルは、前記中空軸が突設される基板と、前記基盤の前記中空軸が突設される面と反対の面に取り付けられる把手から成る。また、一実施形態においては、前記モータは、前記巻取りピンを露出させた状態で箱型ボディ内に収められる。
【手続補正書】
【提出日】2024-07-10
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
ベースフレーム上にホースを巻取るための巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置して前記ホースを掛け渡すホース掛け渡し部を有し、
前記ホース掛け渡し部の幅は、掛け渡す前記ホースの幅よりも少し広めに設定され、前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、前記ホースの幅よりも短くされることを特徴とするホース自動巻取り装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、 ベースフレーム上にホースを巻取るための巻取りユニットとモータとホースガイドとを設置して成り、
前記巻取りユニットは、一対の巻取りピンを備えていて前記モータによって回転駆動される駆動板と、前記一対の巻取りピンに対応する一対の中空軸を備えていて前記巻取りピンに装脱自在に組付けられる軸ハンドルとから成り、
前記ホースガイドは、前記中空軸に対向し且つ前記中空軸よりも上方に位置して前記ホースを掛け渡すホース掛け渡し部を有し、
前記ホース掛け渡し部の幅は、掛け渡す前記ホースの幅よりも少し広めに設定され、前記巻取りピン及び前記中空軸の長さは、前記ホースの幅よりも短くされることを特徴とするホース自動巻取り装置である。