IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 米倉 昭元の特許一覧

<>
  • 特開-指出し入れ可能手袋 図1
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024147468
(43)【公開日】2024-10-16
(54)【発明の名称】指出し入れ可能手袋
(51)【国際特許分類】
   A41D 19/00 20060101AFI20241008BHJP
【FI】
A41D19/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023068869
(22)【出願日】2023-04-03
(71)【出願人】
【識別番号】502238121
【氏名又は名称】米倉 昭元
(72)【発明者】
【氏名】米倉 昭元
【テーマコード(参考)】
3B033
【Fターム(参考)】
3B033AA03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】寒いときの防寒や、手の保護をする本来の手袋の役目を果たすとともに、外すことなく指の微妙な感触を必要とする作業もたやすく行うことができる手袋を提供する。
【解決手段】手袋の手袋の親指、人指し指、中指を覆う部分の関節部分近傍に切り込みを入れることで、切り込みの部分からそれぞれの指を出し入れできるようにした指出し入れ可能手袋である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手袋の親指部分の手のひら側の第一関節部分近傍に切り込みを入れた指出し入れ可能手袋。
【請求項2】
手袋の人指し指部分の手のひら側の第一関節部分近傍に切り込みを入れた指出し入れ可能手袋。
【請求項3】
手袋の中指部分の手のひら側の第一関節部分近傍に切り込みを入れた指出し入れ可能手袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手袋の親指、人指し指、中指を覆う部分の関節部分近傍に切り込みがあることで、そこから指を出し入れすることができるようにするというものである。これにより指先での微妙な感触を必要とする作業を、手袋を外すことなく行うことができる。
【背景技術】
【0002】
現存している手袋は、手を全て覆っているだけのものが大多数である。または、手のひらと手の甲を覆い、すべての指先が外に出ている状態にある手袋もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現状での手袋の使われ方としては、手を全て覆っているだけのものの場合、指先での微妙な感触を必要とする作業をしようとすると手袋をいちいち取り外さなければならず、また、指先が全て出ている手袋では、寒いときは、指先は冷えやすいため、必要な作業以外の時に、不快感を感じざるを得ない。また、指先での微妙な感触を必要とする作業をする場合、必要とする指は、親指、人指し指、中指があれば十分である。
【課題を解決する手段】
【0004】
本発明は、切り込みの部分から、親指、人指し指、中指を出し入れ可能である。それゆえ、手がかじかむような寒さの時には、普通に手袋をはめ、指先の微妙な感触を必要とする作業の時は、切り込みから指を出して作業をすることができる。その作業が終われば、素早く切り込みから指を入れることが可能である。指を入れたときの切れ込みは、普通指の関節の軽い曲げによりほとんど隙間のない状態にあるため、手袋の第一の役目である防寒も十分である。
【発明の効果】
【0005】
手袋の防寒性や手の保護については、従来の手袋の素材を利用することで十分である。指の出し入れについては、関節近傍の切り込みの長さを調整すれば、支障なく行うことができ、また、切り込みによる隙間による防寒効果を妨げることもほとんどないものといえる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 平面図
【符号の説明】
【0007】
1 手袋の手のひら側
2 親指の関節近傍の切り込み
3 人指し指の関節近傍の切り込み
4 中指の関節近傍の切り込み
図1