(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024014757
(43)【公開日】2024-02-01
(54)【発明の名称】停止用ロータ冷却システム
(51)【国際特許分類】
F02C 7/18 20060101AFI20240125BHJP
F01D 25/12 20060101ALI20240125BHJP
【FI】
F02C7/18 A
F01D25/12 E
F02C7/18 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023107432
(22)【出願日】2023-06-29
(31)【優先権主張番号】17/814,266
(32)【優先日】2022-07-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】515322297
【氏名又は名称】ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】General Electric Technology GmbH
【住所又は居所原語表記】Brown Boveri Strasse 8, 5400 Baden, Switzerland
(74)【代理人】
【識別番号】100105588
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 博
(72)【発明者】
【氏名】ミトゥンラージ ケイケイ
(72)【発明者】
【氏名】チェンノジュ ベーラジュ
(72)【発明者】
【氏名】エリック ディ.ラウシュ
(57)【要約】
【課題】ブレード先端の摩擦を起こさずにホット再起動できるようにタービンブレードクリアランスを制御する停止作業用のロータ冷却システムを提供する。
【解決手段】停止作業中のガスタービンエンジン(10)のロータ(45)を冷却するロータ冷却システム(100)は、外部ブロワ(58)と、外部ブロワ(58)からロータ(45)まで延在する配管(130)と、停止作業を開始したときに外部ブロワ(58)からロータ(45)に冷却空気(110)を送るために開かれる配管(130)上の弁(140)とを備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
停止作業中のガスタービンエンジン(10)のロータ(45)を冷却するためのロータ冷却システム(100)であって、当該ロータ冷却システム(100)が、
外部ブロワ(58)と、
前記外部ブロワ(58)から前記ロータ(45)まで延在する配管(130)と、
停止作業を開始したときに、前記外部ブロワ(58)から前記ロータ(45)に冷却空気(110)を送るために開かれる配管(130)に設けられた弁(140)と
を備える、ロータ冷却システム(100)。
【請求項2】
前記ロータ(45)が、前記配管(130)と連通する1以上のロータボアキャビティ(96)を備える、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項3】
前記ロータ(45)が、配管(130)と連通する第1段ホイール(80)を備える、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項4】
第1段ホイール(80)に結合した第1段ブレード(70)をさらに備える、請求項3に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項5】
前記配管(130)が冷却空気マニホールド(120)の一部をなす、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項6】
前記配管(130)が、前記ガスタービンエンジン(10)の少なくとも一部を取り囲む外側ケーシング(92)を通って延在する、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項7】
前記弁(140)がオン/オフ弁を備える、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項8】
前記弁(140)が、停止作業開始後、所定時間開いたままである、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項9】
前記弁(140)が、停止作業開始後、ロータ(45)が所定の温度に達するまで開いたままである、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項10】
前記弁(140)が、停止作業開始後、ガスタービンエンジンを再始動するまで開いたままである、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項11】
当該ロータ冷却システム(100)が、前記ロータに約50°F(約45℃)の温度低下をもたらす、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項12】
当該ロータ冷却システム(100)が、前記ロータ(45)に約10ミル(0.254mm)のクリアランス減少をもたらす、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項13】
前記弁(140)が全速運転中に閉じられる、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項14】
前記外部ブロワ(58)が排気フレームブロワを備える、請求項1に記載のロータ冷却システム(100)。
【請求項15】
停止作業中にガスタービンエンジン(10)のロータ(100)を冷却する方法であって、
ガスタービンエンジン(10)の停止作業を開始するステップと、
外部ブロワ(140)から前記ロータ(45)まで延在する配管(130)の弁(45)を開くステップと、
前記外部ブロワ(58)から前記配管(130)を介して前記ロータ(45)に冷却空気(110)を供給するステップと、
前記ロータ(45)を冷却して、前記ロータ(45)とガスタービンエンジン(10)の外側ケーシング(92)との間の熱的ミスマッチを最小限に抑制するステップと
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願及びその成果として特許は、一般にガスタービンエンジンに関し、さらに具体的には、ブレード先端の摩擦を起こさずにホット再起動できるようにタービンブレードクリアランスを制御する停止作業用のロータ冷却システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ガスタービンエンジンは、通常、周囲空気を圧縮する圧縮機と、空気と燃料を混合して高温の燃焼ガスを発生させる燃焼器とを備える。タービンは高温の燃焼ガスを受け取って、そこからエネルギーを抽出して、圧縮機を駆動し、発電機などのための出力を生成する。タービンは、通常、1段以上のステータノズル、ロータブレード及びこれらの部品の周囲でそれらと適切なクリアランスを維持するための環状シュラウドを含む。ガスタービンエンジンの全体的効率を向上させるためタービン入口温度の高温化が図られてきたが、タービンノズル、ブレード及びシュラウドの温度をそれらの材料が耐えられるレベルに維持するため、空気のような冷却流体が必要とされることがある。冷却は、通例、圧縮機から空気の一部を抽出してタービンの高温ガス経路部品に導くことによって達成される。圧縮機で圧縮された空気が、燃焼ガスの生成に使用されないと、必然的にガスタービンエンジンの全体的効率が低下してしまう。そのため、圧縮機から抽気される冷却空気の量を最小限にするのが望ましい。
【0003】
ガスタービンの効率及び信頼性は、回転ハードウェアと静止ハードウェアの間で維持されるクリアランスによって強い影響を受ける。クリアランスが狭いほど効率は高まるが、摩擦による損傷の危険性も高まる(ホット再起動時など)。停止の際、ガスタービンエンジンのケーシングは、幾何形状の差のため、ロータよりも概して冷めるのが速い。ウォーム再起動又はホット再起動の際、ケーシングとロータの間の熱的ミスマッチのため、ロータが初期熱成長の大きい部品をもつおそれがある。そのため、ロータブレードとケーシングの間に過渡的なクリアランスピンチポイントが生じる。時間経過とともに、ケーシングは熱膨張してロータから離れ、広がった全速全負荷クリアランスをもたらす。ユニットのビルドクリアランスは、過渡的ピンチポイントでの摩擦を回避しつつ、全速全負荷で狭く保つように設定する必要がある。最小クリアランスと全速全負荷クリアランスとの差は「エンタイトルメント(entitlement)」と定義することができる。エンタイトルメントは、ロータとケーシングの間の熱的ミスマッチによって決まる。
【0004】
ガスタービンエンジンの効率は作動温度にある程度依存するので、高温ガス経路に沿って又は高温ガス経路内に配置される部品について、劣化、故障又は全耐用年数の低下を伴わずに、さらに高い温度に耐えることができるようにすることが絶えず求められている。ガスタービン効率に悪影響を与えないようにかかる部品を冷却することは当技術分野で有益な進歩を表すであろう。
【発明の概要】
【0005】
本出願及びその成果として特許は、停止作業中のガスタービンエンジンのロータを冷却するためのロータ冷却システムを提供する。本ロータ冷却システムは、外部ブロワと、外部ブロワからロータまで延在する配管と、停止作業を開始したときに外部ブロワからロータに冷却空気を送るために開かれる配管に設けられた弁とを含む。
【0006】
本出願及びその成果として特許は、さらに、停止作業中にガスタービンエンジンのロータを冷却する方法を提供する。本方法は、ガスタービンエンジンの停止作業を開始するステップと、外部ブロワからロータまで延在する配管の弁を開くステップと、外部ブロワから配管を介してロータに冷却空気を供給するステップと、ロータを冷却してロータとガスタービンエンジンの外部ケーシングとの間の熱的ミスマッチを最小化するステップとを含む。
【0007】
本出願及び得られた特許は、さらに、ガスタービンエンジンを提供する。本ガスタービンエンジンは、タービンと、タービンを貫通するロータと、ガスタービンエンジンの停止作業中にロータを冷却するロータ冷却システムとを含む。ロータ冷却システムは、外部ブロワと、外部ブロワからロータまで延在する配管と、停止作業を開始したときに外部ブロワからロータに冷却空気を送るために開かれる配管に設けられた弁とを含む。
【0008】
本出願及びその成果として特許の上記その他の特徴及び改良については、以下の詳細な説明を図面及び特許請求の範囲の記載と併せて参照することにより、当業者には明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】圧縮機、燃焼器、タービン、排気フレーム及び外部負荷を含むガスタービンエンジンの概略図。
【
図2】
図1のタービンの部分断面図であり、タービンのノズル、ブレード及びホイールを示す。
【
図3】
図1の圧縮機又はタービンの断面図であり、外側ケーシング、内側シュラウド、複数のブレード及びロータを示す。
【
図4】
図1のガスタービンエンジンで使用するための本明細書に記載のロータ冷却システムの概略図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照するが、図面を通して同様の部材には同様の符号を付した。
図1は、本発明で使用し得るガスタービンエンジン10の概略図を示す。ガスタービンエンジン10は圧縮機15を含む。圧縮機15は、流入する空気20の流れを圧縮する。圧縮機15は、圧縮空気20の流れを複数の燃焼器缶25に送る。燃焼器缶25は、空気20の圧縮流と燃料30の加圧流とを混合し、混合気に点火して高温の燃焼ガス35の流れを生じる。燃焼器缶25は1個しか示していないが、ガスタービンエンジン10は、周方向配列などに配置された任意の数の燃焼器缶25を含んでいてもよい。或いは、燃焼器25は、アニュラ型燃焼器であってもよい。燃焼ガス35の流れは、次いでタービン40に送られる。燃焼ガス35の流れはタービン40を駆動して機械的仕事を生じる。タービン40で発生する機械的仕事は、ロータシャフト45を介して圧縮機15及び発電機などの外部負荷50を駆動する。
【0011】
燃焼ガス35の流れは、タービン40からその下流に位置する排気フレーム55に送られる。排気フレーム55は、燃焼ガス35の流れを封じ込め、ガスタービンエンジン10の他の部品に導くことができる。排気フレームブロア58などを使用してもよい。例えば、排気フレーム55は、燃焼ガス35の流れを排気プレナム又は排気ディフューザに導くことができる。他のタイプの外部ブロワも使用し得る。他の構成及び他の部品を本発明で用いてもよい。
【0012】
ガスタービンエンジン10は、天然ガス、各種の合成ガス、液体燃料及び/又は他の種類の燃料及びそれらのブレンドを使用し得る。ガスタービンエンジン10は、例えば限定されるものではないが、7シリーズ又は9シリーズのヘビーデューティガスタービンエンジンなどを始めとして、General Electric社(米国ニューヨーク州スケネクタディ)から提供される多種多様なガスタービンエンジンのいずれであってもよく、単純サイクル又はコンバインドサイクル発電システムの一部であってもよい。ガスタービンエンジン10は、異なる構成のものであってもよく、他の種類の部品を使用してもよい。他のタイプのガスタービンエンジンも本発明で使用し得る。複数のガスタービンエンジン、他のタイプのタービン及び他のタイプの発電設備も本発明で一緒に使用し得る。
【0013】
図2及び
図3に示すように、タービン40は、複数の段に配置された多数のステータノズル60,62,64及び多数の動翼(ブレード)70,72,74を備える。例えば、第1段はステータノズル60を含み、第2段はステータノズル62を含み、第3段はステータノズル64を含む。ブレードセクションでは、ブレード70,72,74は、ロータ45のロータホイール80,82,84にそれぞれ接続されている。ホイール80及びブレード70は第1段を形成し、ホイール82及びブレード72は第2段を形成し、ホイール84及びブレード74は第3段を形成する。スペーサ86,88を、ロータホイールの各対の間に設けてもよい。いくつかの実施形態では、タービン40は、4段の静止ノズル及び動翼を含む。タービン40内で、運動エネルギーの一部がブレード70,72,74に伝達されて機械的仕事に変換される。
【0014】
ブレード70,72,74は内側シュラウド90内で回転するが、内側シュラウド90は外側ケーシング92内で同心であって外側ケーシング92によって支持される。ブレード先端クリアランス94は、ブレード70,72,74の先端と内側シュラウド90との間に望まれる。このクリアランスは、
図3では、説明のため誇張されている。以下でさらに詳しく説明する通り、ロータ45は、冷却媒体などを受け入れるための1以上のロータボアキャビティ96を内部に有する。
【0015】
図4に示すように、ガスタービンエンジン10は、ロータ冷却システム100と共に使用し得る。簡略化のため、圧縮機15及びタービン40のステータノズル及びロータブレードは省略してある。
【0016】
具体的には、ロータ冷却システム100は、停止作業中にロータ45のロータボアキャビティ96に冷却空気110の流れを供給し得る。ロータ冷却システム100は、利用可能であれば、既存の冷却空気マニホールド120を使用し得る。冷却された冷却空気マニホールド120は、従来、圧縮機15からの空気20の抽気を高温ガス経路部品に運ぶ。この場合、ロータ冷却システム100は、冷却された冷却空気マニホールド120を排気フレームブロワ58その他のタイプの外部ブロワ(圧縮機抽出とは対照的に)に流体接続し、排気フレームブロワ58から外側ケーシング92を通ってロータボアキャビティ96内に冷却空気110の流れを供給する配管130を含む。ロータ冷却システム100は、配管130上に停止中しか開かない弁140(例えばオン/オフ弁)を有する。弁140はコントローラ150と通信しており、コントローラ150はガスタービンエンジン10の全体的な制御システムの一部であってもよい。ガスタービンエンジン10の運転中及び停止時に、排気フレームブロア58は、弁170を介して排気フレーム冷却流160を排気フレームケーシング55に供給する。コントローラ150は弁170と通信する。他の部品その他の構成を本発明で用いてもよい。
【0017】
具体的には、ロータ冷却システム100は、ガスタービンエンジン10の全体的停止を示すフレームアウトその他のパラメータを検出したときにコントローラ150によって作動される。ロータ冷却システム100の作動は、経過時間(例えば、停止作業開始後、弁140を所定時間開いたままにしておく)、決定された温度(例えば、停止作業開始後、ロータ45が所定温度に達するまで、弁140を開いたままにしておく)、或いはガスタービンエンジン再始動時(例えば、停止作業開始後、ガスタービンエンジン10を再始動するまで弁140を開いたままにしておく)に基づいて行うことができる。ロータ冷却システム100は、こうして、ホット再起動時のピンチクロージャーを減少させることによって、第1段タービンブレード先端クリアランスを改善する。これは、ロータ45の冷却増大によって停止中のロータ45とケーシング92の熱的ミスマッチを最小化することによって達成される。ロータ冷却システム100は、停止時に、排気フレームブロア58からの既存の流れ140を利用して、冷却空気をロータボアキャビティ96に導く。このロータ冷却システム100は、通常の全速運転中は作動しない(例えば、弁140は全速運転中は閉じたままである)が、停止の際だけに作動して、次回のホット再起動前にロータ温度を低下させておくために冷却空気110を第1段ホイール80に供給する。これによって、第1段ブレード先端クリアランスが向上する。
【0018】
定常状態での第1段タービンブレード先端の運用クリアランスは、ガスタービン全体の性能に大きく貢献する。運用クリアランスをどれだけ狭く設定できるかは、主にロータ45とケーシング92との間の熱的時定数ミスマッチによって制約される。タービンブレードは通例ホット起動時にピンチポイントを有するが、これは主に、停止中に熱を保持してケーシング92ほど速くは冷却しないホットロータ45に起因する。例えば、ケーシング92がロータ45よりも急速に冷却されて収縮するため、ブレード先端が内側シュラウド90を擦ってしまうリスクがあり、ブレードの損傷を招きかねない。ロータ冷却システム100をもたない既存のガスタービンエンジンでは、ホット再起動時の高いピンチクロージャーによって定まるアセンブリクリアランスは、定常状態でタービンブレード先端を広いクリアランスで作動させることになり、タービン効率を低下させてしまう。
【0019】
本ガスタービンエンジン10では、ロータ冷却システム100は、停止時に、外部手段を介して外部冷却流110をロータボアキャビティ96に供給することによってケーシング92とロータ45との間の熱的時定数ミスマッチを減少させる。この冷却流は、その後のホット再起動時のピンチクロージャーを減少させて、ブレード先端のクリアランスを狭く設定できるようにして、ガスタービン全体の性能を向上させる。ロータ冷却システム100は、50°F(約10℃)の温度低下又は約10ミル以上のクリアランス減少という利点をもたらす。さらに、冷却流110は、圧縮機15からの抽気ではなく、排気ブロワ58から生じるので、圧縮機15を通る質量流量が維持され、ガスタービン効率は、ロータ45を冷却するための流れの寄生的損失を起こさない。
【0020】
以上の説明は、本出願及びその成果として特許の幾つかの実施形態に関するものにすぎない。当業者であれば、以下の特許請求の範囲に記載された発明の技術的思想及び技術的範囲並びにその均等の範囲から逸脱せずに、様々な変更及び修正をなすことができる。
【符号の説明】
【0021】
10 ガスタービンエンジン
15 圧縮機
20 空気
25 燃焼器缶
30 燃料
35 燃焼ガス
40 タービン
70,72,74 ブレード
90 内側シュラウド
92 外側ケーシング
94 クリアランス
45 ロータ
50 外部負荷
55 排気フレーム
58 外部ブロワ
60,62,64 ノズル
80,82,84 ホイール
86,88 スペーサ
96 ロータボアキャビティ
100 ロータ冷却システム
110 冷却流
120 冷却空気マニホールド
130 配管
140 弁
150 コントローラ
160 排気フレーム冷却流
170 弁
【外国語明細書】