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特開2024-147777フロントホールインターフェースを使う通信のための方法および装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024147777
(43)【公開日】2024-10-16
(54)【発明の名称】フロントホールインターフェースを使う通信のための方法および装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 24/08 20090101AFI20241008BHJP
   H04W 24/10 20090101ALI20241008BHJP
   H04W 88/08 20090101ALI20241008BHJP
   H04W 92/00 20090101ALI20241008BHJP
【FI】
H04W24/08
H04W24/10
H04W88/08
H04W92/00
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024118565
(22)【出願日】2024-07-24
(62)【分割の表示】P 2023530029の分割
【原出願日】2021-11-19
(31)【優先権主張番号】10-2020-0156851
(32)【優先日】2020-11-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0070213
(32)【優先日】2021-05-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0081163
(32)【優先日】2021-06-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0083430
(32)【優先日】2021-06-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0160299
(32)【優先日】2021-11-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】596099882
【氏名又は名称】エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスチチュート
【氏名又は名称原語表記】ELECTRONICS AND TELECOMMUNICATIONS RESEARCH INSTITUTE
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ ジェ スン
(72)【発明者】
【氏名】イ ムン シク
(72)【発明者】
【氏名】パク ジェ ウ
(72)【発明者】
【氏名】チェ ジ ヨン
(72)【発明者】
【氏名】キム ヨン フン
(72)【発明者】
【氏名】パク ジュ ホ
(72)【発明者】
【氏名】イ フ ソン
(72)【発明者】
【氏名】チョン ヨン イル
(72)【発明者】
【氏名】チョン チャン ボク
(72)【発明者】
【氏名】チュ ヒョン シク
(72)【発明者】
【氏名】チョン イク チェ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】フロントホールインターフェースを使う通信のための装置およびOR-Uの動作方法を提供する。
【解決手段】通信システムにおいて、O-RAN(open-radio access network)で基地局のO-RU(O-RAN radio unit)の動作方法は、通知間隔による一つの通知区間で第1測定対象に対する測定動作を実行することによって複数の第1測定結果を生成する段階、前記複数の第1測定結果を含む第1測定結果リストを生成する段階、前記複数の第1測定結果のうち最新の測定結果を含む第1通知を生成する段階および前記第1測定結果リストおよび前記第1通知を含むメッセージをO-DU(O-RAN distributed unit)に伝送する段階を含む。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
O-RAN(open-radio access network)でのO-RU(O-RAN radio unit)の動作方法であって、
通知間隔による一つの通知区間で第1測定対象に対する測定動作を実行することによって複数の第1測定結果を生成する段階;
前記複数の第1測定結果を含む第1測定結果リストを生成する段階;
前記複数の第1測定結果のうち最新の測定結果を含む第1通知を生成する段階;および
前記第1測定結果リストおよび前記第1通知を含むメッセージをO-DU(O-RAN distributed unit)に伝送する段階
を含む、O-RUの動作方法。
【請求項2】
前記O-RUの動作方法は、
前記複数の第1測定結果のうち最新の測定結果を特定バージョン以前のバージョンをサポートする既存のO-DUによってデコーディングされる既存の測定結果として設定する段階
をさらに含み、
前記既存の測定結果を設定することは、前記第1通知を生成する前に実行され、前記最新の測定結果と前記既存の測定結果とは同じ測定結果を含む、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項3】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートするO-DUでデコーディングされ、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートする既存のO-DUでデコーディングされる、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項4】
前記O-RUの動作方法は、
前記一つの通知区間で第2測定対象に対する測定動作を実行することによって複数の第2測定結果を生成する段階;および
前記複数の第2測定結果を含む第2測定結果リストを生成する段階
をさらに含み、
前記メッセージは前記第2測定結果リストをさらに含む、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項5】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果それぞれに対する測定開始時間情報および測定終了時間情報をさらに含む、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項6】
前記複数の第1測定結果は前記第1測定結果リスト内で測定時間の昇順で整列される、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項7】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果の個数を指示する情報および前記複数の第1測定結果それぞれのシーケンス番号のうち少なくとも一つをさらに含む、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項8】
前記通知間隔は一つの測定動作が実行される測定間隔より長いように前記O-DUによって設定される、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項9】
前記第1測定対象はトランシーバー、受信ウインドウ(rx-window)、伝送測定(tx-measurement)、EPE(エネルギー、電力、環境)、またはシンボルRSSI(シンボル受信信号強度インジケータ)である、
請求項1に記載のO-RUの動作方法。
【請求項10】
O-RAN(open-radio access network)でのO-RU(O-RAN radio unit)の動作方法であって、
通知間隔による一つの通知区間で第1測定対象に対する測定動作を実行することによって第1測定結果を生成する段階;
前記第1測定結果を含む第1通知を生成する段階;
前記第1測定結果を含む第1測定結果リストを生成する段階;および
前記第1通知および前記第1測定結果リストを含むメッセージをO-DU(O-RAN distributed unit)に伝送する段階を含み、
ここで、前記第1測定結果は最新の測定結果である、
前記O-RUの動作方法。
【請求項11】
前記O-RUの動作方法は、
前記第1測定結果を、特定バージョン以前のバージョンをサポートする既存のO-DUでデコーディングされる既存の測定結果として設定する段階
をさらに含み、
前記既存の測定結果を設定することは、前記第1通知を生成する前に実行され、前記第1測定結果、前記既存の測定結果および前記最新の測定結果とは同じ測定結果を含む、
請求項10に記載のO-RUの動作方法。
【請求項12】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートするO-DUでデコーディングされ、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートする既存のO-DUでデコーディングされる、
請求項10に記載のO-RUの動作方法。
【請求項13】
前記通知間隔は一つの測定動作が実行される測定間隔と同一であるように前記O-DUによって設定される、
請求項10に記載のO-RUの動作方法。
【請求項14】
前記O-RUの動作方法は、
前記一つの通知区間で第2測定対象に対する測定動作を実行することによって第2測定結果を生成する段階;
前記第2測定結果を含む第2通知を生成する段階;
前記第2測定結果を含む第2測定結果リストを生成する段階
をさらに含み、
前記メッセージは前記第2通知および前記第2測定結果リストをさらに含む、
請求項10に記載のO-RUの動作方法。
【請求項15】
O-RAN(open-radio access network)でのO-DU(O-RAN distributed unit)の動作方法であって、
O-RU(O-RAN radio unit)のための通知間隔および測定間隔を設定する段階;
第1測定対象に対する複数の第1測定結果を含む第1測定結果リストと、複数の第1測定結果のうちの最新の測定結果を含む第1通知とを含むメッセージを前記O-RUから受信する段階;および
前記第1測定結果リストをデコーディングすることにより前記複数の第1測定結果を確認する段階
を含み、
前記複数の第1測定結果は前記通知間隔による一つの通知区間で測定される、
O-DUの動作方法。
【請求項16】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートするO-DUでデコーディングされ、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートするO-DUでデコーディングされる、
請求項15に記載のO-DUの動作方法。
【請求項17】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果それぞれに対する測定開始時間情報および測定終了時間情報をさらに含む、
請求項15に記載のO-DUの動作方法。
【請求項18】
前記複数の第1測定結果は前記第1測定結果リスト内で測定時間の昇順で整列される、 請求項15に記載のO-DUの動作方法。
【請求項19】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果の個数を指示する情報および前記複数の第1測定結果それぞれのシーケンス番号のうち少なくとも一つをさらに含む、
請求項15に記載のO-DUの動作方法。
【請求項20】
前記第1測定対象はトランシーバー、受信ウインドウ(rx-window)、伝送測定(tx-measurement)、EPE(エネルギー、電力、環境)、またはシンボルRSSI(受信信号強度インジケータ)である、
請求項15に記載のO-DUの動作方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はフロントホール(fronthaul)インターフェースを含む通信システムにおける通信技術に関し、さらに詳細には通信システムの性能管理のためのパラメータを効率的に送受信するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の発展につれて多様な無線通信技術が開発されている。代表的な無線通信技術として、3GPP(登録商標;3rd generation partnership project)標準で規定されたLTE(long term evolution)、NR(new radio)等がある。LTEは4G(4th Generation)無線通信技術のうち一つの無線通信技術であり得、NRは5G(5th Generation)無線通信技術のうち一つの無線通信技術であり得る。
【0003】
4G通信システム(例えば、LTEをサポートする通信システム)の商用化以降に急増する無線データの処理のために、4G通信システムの周波数帯域(例えば、6GHz以下の周波数帯域)だけでなく4G通信システムの周波数帯域より高い周波数帯域(例えば、6GHz以上の周波数帯域)を使う5G通信システム(例えば、NRをサポートする通信システム)が考慮されている。5G通信システムはeMBB(enhanced Mobile BroadBand)、URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)およびmMTC(massive Machine Type Communication)をサポートすることができる。
【0004】
一方、O-RAN(open-radio access network)アライアンス(alliance)はフロントホール(fronthaul)インターフェースを規定している。フロントホールインターフェースは基地局(例えば、eNB、gNB)を構成するO-DU(O-RAN distributed unit)とO-RU(O-RAN radio unit)間のインターフェースであり得る。O-DUはLLS-CU(lower layer split-central unit)と呼称され得、O-RUはLLS-DU(lower layer split-distributed unit)と呼称され得る。LLS-CUおよびLLS-DUは3GPP(3rd generation partnership project)で使われる用語であり得る。フロントホールインターフェースを含む通信システムの性能管理のための方法が必要な場合もある。特に、O-RANのM-Plane機能のために、O-RUとO-DU間で性能管理のための多様なパラメータを送受信するための方法が必要な場合もある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記のような問題点を解決するための本発明の目的は、フロントホール(fronthaul)インターフェースを含む通信システムで性能管理のためのパラメータの送受信のための方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するための本発明の第1実施例に係るO-RUの動作方法は、通知間隔による一つの通知区間で第1測定対象に対する測定動作を実行することによって複数の第1測定結果を生成する段階、前記複数の第1測定結果を含む第1測定結果リストを生成する段階、および前記第1測定結果リストを含むメッセージをO-DUに伝送する段階を含む。
【0007】
前記O-RUの動作方法は、前記複数の第1測定結果のうち最新の測定結果を含む第1通知を生成する段階をさらに含むことができ、前記メッセージは第1通知をさらに含むことができる。
【0008】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートする前記O-DUでデコーディングされ得、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートする前記O-DUでデコーディングされ得る。
【0009】
前記O-RUの動作方法は、前記一つの通知区間で第2測定対象に対する測定動作を実行することによって複数の第2測定結果を生成する段階、および前記複数の第2測定結果を含む第2測定結果リストを生成する段階をさらに含むことができ、前記メッセージは前記第2測定結果リストをさらに含むことができる。
【0010】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果それぞれに対する測定開始時間情報および測定終了時間情報をさらに含むことができる。
【0011】
前記複数の第1測定結果は前記第1測定結果リスト内で測定時間の昇順で整列され得る。
【0012】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果の個数を指示する情報および前記複数の第1測定結果それぞれのシーケンス番号のうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0013】
前記通知間隔は一つの測定動作が実行される測定間隔より長いように前記O-DUによって設定され得る。
【0014】
前記第1測定対象はトランシーバー、受信ウインドウ、伝送測定、EPE、またはシンボルRSSIであり得る。
【0015】
前記目的を達成するための本発明の第2実施例に係るO-RUの動作方法は、通知間隔による一つの通知区間で第1測定対象に対する測定動作を実行することによって第1測定結果を生成する段階、前記第1測定結果を含む第1通知を生成する段階、前記第1測定結果を含む第1測定結果リストを生成する段階、および前記第1通知および前記第1測定結果リストを含むメッセージをO-DUに伝送する段階を含む。
【0016】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートする前記O-DUでデコーディングされ得、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートする前記O-DUでデコーディングされ得る。
【0017】
前記通知間隔は一つの測定動作が実行される測定間隔と同一であるように前記O-DUによって設定され得る。
【0018】
前記O-RUの動作方法は、前記一つの通知区間で第2測定対象に対する測定動作を実行することによって第2測定結果を生成する段階、前記第2測定結果を含む第2通知を生成する段階、および前記第2測定結果を含む第2測定結果リストを生成する段階をさらに含むことができ、前記メッセージは前記第2通知および前記第2測定結果リストをさらに含むことができる。
【0019】
前記目的を達成するための本発明の第3実施例に係るO-DUの動作方法は、O-RUのための通知間隔および測定間隔を設定する段階、第1測定対象に対する複数の第1測定結果を含む第1測定結果リストを含むメッセージを前記O-RUから受信する段階、および前記第1測定結果リストをデコーディングすることにより前記複数の第1測定結果を確認する段階を含み、前記複数の第1測定結果は前記通知間隔による一つの通知区間で測定される。
【0020】
前記メッセージは前記複数の第1測定結果のうち最新の測定結果を含む第1通知をさらに含むことができる。
【0021】
前記第1測定結果リストは前記O-RANの特定バージョン以後のバージョンをサポートする前記O-DUでデコーディングされ得、前記第1通知は前記特定バージョン以前のバージョンをサポートする他のO-DUでデコーディングされ得る。
【0022】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果それぞれに対する測定開始時間情報および測定終了時間情報をさらに含むことができる。
【0023】
前記複数の第1測定結果は前記第1測定結果リスト内で測定時間の昇順で整列され得る。
【0024】
前記第1測定結果リストは前記複数の第1測定結果の個数を指示する情報および前記複数の第1測定結果それぞれのシーケンス番号のうち少なくとも一つをさらに含むことができる。
【0025】
前記第1測定対象はトランシーバー、受信ウインドウ、伝送測定、EPE、またはシンボルRSSIであり得る。
【発明の効果】
【0026】
本出願によると、O-RU(O-RAN(open-radio access network)radio unit)とO-DU(O-RAN distributed unit)との間で性能管理のための多様なパラメータは効率的に送受信され得る。O-RANのM-Planeで定義されたYANGモデルにおいて、複数の測定結果(例えば、測定対象(object)別複数の測定結果)は一つの通知(notification)メッセージを使って伝送され得る。この動作は既存のM-Planeの機能に影響を与えないことができる。したがって、フロントホール(fronthaul)インターフェースを含む通信システムの性能は向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】通信システムの第1実施例を図示した概念図である。
図2】通信システムを構成する通信ノードの第1実施例を図示したブロック図である。
図3】通信システムでLLSをサポートする基地局の第1実施例を図示したブロック図である。
図4】通信システムでO-DUとO-RUとの間のインターフェース構造の第1実施例を図示したブロック図である。
図5a】階層的M-Planeモデルの第1実施例を図示したブロック図である。
図5b】ハイブリッドM-Planeモデルの第2実施例を図示したブロック図である。
図6】M-Planeのプロトコルスタックの第1実施例を図示したブロック図である。
図7】O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第1実施例を図示した概念図である。
図8】O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第2実施例を図示した概念図である。
図9】O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第3実施例を図示した概念図である。
図10】方法Aを使うYANGモデルにおいてトランシーバーに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
図11】方法Aを使うYANGモデルにおいて受信ウインドウに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
図12】方法Aを使うYANGモデルにおいてEPEに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
図13】方法Aを使うYANGモデルにおいて伝送測定に対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
図14】方法Aを使うYANGモデルにおいてシンボルRSSIに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明は多様な変更を加えることができ、多様な実施例を有することができるところ、特定実施例を図面に例示して詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。
【0029】
第1、第2等の用語は多様な構成要素の説明に使われ得るが、前記構成要素は前記用語によって限定されてはならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ使われる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱することなく第1構成要素は第2構成要素と命名され得、同様に第2構成要素も第1構成要素と命名され得る。「および/または」という用語は複数の関連した記載された項目の組み合わせまたは複数の関連した記載された項目のうちいずれかの項目を含む。
【0030】
本出願の実施例で、「AおよびBのうち少なくとも一つ」は「AまたはBのうち少なくとも一つ」または「AおよびBのうち一つ以上の組み合わせのうち少なくとも一つ」を意味し得る。また、本出願の実施例で、「AおよびBのうち一つ以上」は「AまたはBのうち一つ以上」または「AおよびBのうち一つ以上の組み合わせのうち一つ以上」を意味し得る。
【0031】
或る構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるとか「接続されて」いると言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されていたりまたは接続されていてもよいが、中間に他の構成要素が存在してもよいと理解されるべきである。反面、或る構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるとか「直接接続されて」いると言及されたときには、中間に他の構成要素が存在しないものと理解されるべきである。
【0032】
本出願で使われる用語は単に特定の実施例を説明するために使われるもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」等の用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであって、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0033】
異なって定義されない限り、技術的または科学的な用語を含んでここで使われるすべての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有している。一般的に使われる辞書に定義されているような用語は関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本出願で明白に定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味で解釈されない。
【0034】
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施例をより詳細に説明する。本発明を説明するにあたって、全体的な理解を容易にするために図面上の同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用し、同一の構成要素に対して重複する説明は省略する。
【0035】
本発明に係る実施例が適用される通信システム(communication system)が説明されるであろう。通信システムは4G通信システム(例えば、LTE(long-term evolution)通信システム、LTE-A通信システム)、5G通信システム(例えば、NR(new radio)通信システム)等であり得る。4G通信システムは6GHz以下の周波数帯域で通信をサポートすることができ、5G通信システムは6GHz以下の周波数帯域だけでなく6GHz以上の周波数帯域で通信をサポートすることができる。本発明に係る実施例が適用される通信システムは下記に説明される内容に限定されず、本発明に係る実施例は多様な通信システムに適用され得る。ここで、通信システムは通信ネットワーク(network)と同じ意味で使われ得、「LTE」は「4G通信システム」、「LTE通信システム」または「LTE-A通信システム」を指し示し得、「NR」は「5G通信システム」または「NR通信システム」を指し示し得る。
【0036】
図1は、通信システムの第1実施例を図示した概念図である。
【0037】
図1を参照すると、通信システム100は複数の通信ノード110-1、110-2、110-3、120-1、120-2、130-1、130-2、130-3、130-4、130-5、130-6を含むことができる。また、通信システム100はコアネットワーク(core network)(例えば、S-GW(serving-gateway)、P-GW(PDN(packet data network)-gateway)、MME(mobility management entity))をさらに含むことができる。通信システム100が5G通信システム(例えば、NR(new radio)システム)である場合、コアネットワークはAMF(access and mobility management function)、UPF(user plane function)、SMF(session management function)等を含むことができる。
【0038】
複数の通信ノード110~130は3GPP(3rd generation partnership project)標準で規定された通信プロトコル(例えば、LTE通信プロトコル、LTE-A通信プロトコル、NR通信プロトコルなど)をサポートすることができる。複数の通信ノード110~130はCDMA(code division multiple access)技術、WCDMA(登録商標;wideband CDMA)技術、TDMA(time division multiple access)技術、FDMA(frequency division multiple access)技術、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)技術、Filtered OFDM技術、CP(cyclic prefix)-OFDM技術、DFT-s-OFDM(discrete Fourier transform-spread-OFDM)技術、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)技術、SC(single carrier)-FDMA技術、NOMA(Non-orthogonal Multiple Access)技術、GFDM(generalized frequency division multiplexing)技術、FBMC(filter bank multi-carrier)技術、UFMC(universal filtered multi-carrier)技術、SDMA(Space Division Multiple Access)技術などをサポートすることができる。複数の通信ノードそれぞれは次のような構造を有することができる。
【0039】
図2は、通信システムを構成する通信ノードの第1実施例を図示したブロック図である。
【0040】
図2を参照すると、通信ノード200は少なくとも一つのプロセッサ210、メモリ220およびネットワークと連結されて通信を実行する送受信装置230を含むことができる。また、通信ノード200は入力インターフェース装置240、出力インターフェース装置250、保存装置260等をさらに含むことができる。通信ノード200に含まれるそれぞれの構成要素はバス(bus)270により連結されて通信を実行できる。
【0041】
プロセッサ210はメモリ220および保存装置260のうち少なくとも一つに保存されたプログラム命令(program command)を実行することができる。プロセッサ210は中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィック処理装置(graphics processing unit、GPU)、または本発明の実施例に係る方法が実行される専用のプロセッサを意味し得る。メモリ220および保存装置260それぞれは揮発性保存媒体および不揮発性保存媒体のうち少なくとも一つで構成され得る。例えば、メモリ220は読み取り専用メモリ(read only memory、ROM)およびランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)のうち少なくとも一つで構成され得る。
【0042】
再び図1を参照すると、通信システム100は複数の基地局(base stations)110-1、110-2、110-3、120-1、120-2、複数の端末130-1、130-2、130-3、130-4、130-5、130-6を含むことができる。第1基地局110-1、第2基地局110-2および第3基地局110-3それぞれはマクロセル(macro cell)を形成することができる。第4基地局120-1および第5基地局120-2それぞれはスモールセル(small cell)を形成することができる。第1基地局110-1のセルカバレッジ(cell coverage)内に第4基地局120-1、第3端末130-3および第4端末130-4が属することができる。第2基地局110-2のセルカバレッジ内に第2端末130-2、第4端末130-4および第5端末130-5が属することができる。第3基地局110-3のセルカバレッジ内に第5基地局120-2、第4端末130-4、第5端末130-5および第6端末130-6が属することができる。第4基地局120-1のセルカバレッジ内に第1端末130-1が属することができる。第5基地局120-2のセルカバレッジ内に第6端末130-6が属することができる。
【0043】
ここで、複数の基地局110-1、110-2、110-3、120-1、120-2それぞれはNB(NodeB)、eNB(evolved NodeB)、gNB、ABS(advanced base station)、HR-BS(high reliability-base station)、BTS(base transceiver station)、無線基地局(radio base station)、無線トランシーバー(radio transceiver)、アクセスポイント(access point)、アクセスノード(node)、RAS(radio access station)、MMR-BS(mobile multihop relay-base station)、RS(relay station)、ARS(advanced relay station)、HR-RS(high reliability-relay station)、HNB(home NodeB)、HeNB(home eNodeB)、RSU(road side unit)、RRH(radio remote head)、TP(transmission point)、TRP(transmission and reception point)、マクロ(macro)セル、ピコ(pico)セル、マイクロ(micro)セル、フェムト(femto)セルなどと呼称され得る。
【0044】
複数の端末130-1、130-2、130-3、130-4、130-5、130-6それぞれはUE(user equipment)、TE(terminal equipment)、AMS(advanced mobile station)、HR-MS(high reliability-mobile station)、ターミナル(terminal)、アクセスターミナル(access terminal)、モバイルターミナル(mobile terminal)、ステーション(station)、加入者ステーション(subscriber station)、モバイルステーション(mobile station)、携帯加入者ステーション(portable subscriber station)、ノード(node)、デバイス(device)、OBU(on board unit)等と呼称され得る。
【0045】
一方、通信システムで基地局(例えば、eNB、gNB)はフロントホール(fronthaul)インターフェースをサポートすることができる。ここで、フロントホールインターフェースはO-RAN(open-radio access network)アライアンス(alliance)で規定されたフロントホールインターフェースであり得る。この場合、基地局はO-DU(O-RAN distributed unit)および一つ以上のO-RU(O-RAN radio unit)を含むことができる。O-DUと一つ以上のO-RUの間の通信はフロントホールインターフェースを通じて実行され得る。O-DUは3GPPで規定されたLLS-CU(lower layer split-central unit)であり得、O-RUは3GPPで規定されたLLS-DU(lower layer split-distributed unit)であり得る。O-DUおよびO-RUそれぞれは図2に図示された通信ノード200と同一または類似するように構成され得る。
【0046】
次に、フロントホールで通信方法が説明されるであろう。通信ノードのうち第1通信ノードで実行される方法(例えば、信号の伝送または受信)が説明される場合にも、これに対応する第2通信ノードは第1通信ノードで実行される方法と相応する方法(例えば、信号の受信または伝送)を実行できる。すなわち、O-DUの動作が説明された場合にこれに対応するO-RUはO-DUの動作と相応する動作を実行できる。反対に、O-RUの動作が説明された場合にこれに対応するO-DUはO-RUの動作と相応する動作を実行できる。
【0047】
図3は、通信システムでLLS(lower layer split)をサポートする基地局の第1実施例を図示したブロック図である。
【0048】
図3を参照すると、基地局300はO-DU311、O-RU #1321、O-RU #2322等を含むことができる。例えば、基地局300は複数のO-RUを含むことができる。O-DU311とO-RU321、322との間の通信はフロントホールインターフェースを通じて実行され得る。フロントホールインターフェースはLLS-制御プレーン(control plane)およびLLS-ユーザプレーン(user plane)を含むことができる。LLS-制御プレーンは「LLS-C」または「LLS-C-Plane」と呼称され得、LLS-ユーザプレーンは「LLS-U」または「LLS-U-Plane」と呼称され得る。
【0049】
O-DU311はRLC(radio link control)階層機能、MAC(medium access control)階層機能、および/または高い(high)-PHY(physical)階層機能を実行する論理ノード(logical node)であり得る。O-DU311は複数のO-RU321、322を制御することができる。O-RU321、322それぞれは低い(low)-PHY階層機能および/またはRF(radio frequency)処理機能を実行する論理ノードであり得る。O-RU321、322はO-DU311と通信を実行することによって制御情報および/またはデータを送受信することができる。制御情報はリアルタイム(real-time)制御情報であり得る。データはユーザプレーンデータであり得る。O-RU321、322はO-DU311の制御に基づいて動作することができる。
【0050】
図4は、通信システムでO-DUとO-RUとの間のインターフェース構造の第1実施例を図示したブロック図である。
【0051】
図4を参照すると、O-DUおよびO-RUそれぞれはCUS-Plane(例えば、O-RAN CUS-Plane)を含むことができ、CUS-Plane機能による通信を実行できる。また、O-DUおよびO-RUそれぞれはM(management)-Plane(例えば、O-RAN M-Plane)を含むことができ、M-Plane機能による通信を実行できる。すなわち、O-DUおよびO-RUはCUS-Plane機能だけでなくM-Plane機能を実行することができる。M-Plane機能はO-RUの初期化、設定、管理などをサポートすることができる。M-PlaneはNETCONFおよび/またはYANGモデル(以下、「NETCONF/YANGモデル」という)を基盤とする開放型インターフェースを使うことができる。M-Planeはスタートアップ初期化(start up installation)、ソフトウェア管理(software management)、設定管理(configuration management)、性能管理(performance management)、フォールト管理(fault management)、ファイル管理(file management)等をサポートすることができる。O-RANでM-Plane構造は次の通りであり得る。
【0052】
図5aは階層的(hierarchical)M-Planeモデルの第1実施例を図示したブロック図であり、図5bはハイブリッド(hybrid)M-Planeモデルの第2実施例を図示したブロック図である。
【0053】
図5aを参照すると、階層的M-PlaneモデルでO-RUは一つ以上のO-DUによって管理され得る。O-DUとO-RUとの間でNETCONF基盤のM-Planeインターフェースが使われ得る。O-DUとNMS(network management system)との間のインターフェースは存在できるが、NMSはO-RUを直接管理しなくてもよい。すなわち、NMSはO-DUを通じてO-RUを管理することができる。O-RUとNMSとの間に直接的なインターフェースは存在しなくてもよい。NMSは図4に図示された管理システムを意味し得る。
【0054】
図5bを参照すると、ハイブリッドM-PlaneモデルでO-DUとO-RUとの間の論理的(logical)インターフェースだけでなく、NMSとO-RUとの間に直接(direct)論理的インターフェースが存在し得る。NMSはO-RUに対するソフトウェア管理機能、性能管理機能、設定管理機能、および/またはフォールト管理機能をサポートすることができる。NMSとO-RUはエンドツーエンド(end-to-end)IP(internet protocol)階層連結性(connectivity)を有することができる。
【0055】
図6は、M-Planeのプロトコルスタック(stack)の第1実施例を図示したブロック図である。
【0056】
図6を参照すると、トランスポート(transport)ネットワーク階層はIPトランスポート階層が上で動作することができる。TCP(transmission control protocol)/SSH(secure shell)階層はO-DU/NMSとO-RUとの間でM-Planeメッセージを送受信するために使われ得る。
【0057】
NETCONF/YANGモデルはネットワーク要素管理プロトコル(network element management protocol)およびデータモデリング言語(data modeling language)で使われ得る。NETCONF/YANGモデルはマルチベンダー(multi-vendor)O-RU/O-DU間の効率的な統合および管理のための開放型管理方式をサポートすることができる。
【0058】
NETCONFは設定状態(configuration state)情報を獲得することができ、設定の変更動作をサポートすることができる。また、NETCONFはセキュリティトランスポートを提供するトランスポート階層(例えば、SSH階層)の上でXML-RPC形態のメッセージを伝達することができる。ゲット(get)およびゲット設定RRC動作(get-config RPC operation)それぞれは、設定の全体、設定の一部、状態データの全体、および/または状態データの一部を獲得するために使われ得る。修正設定動作(edit-config operation)は設定データストア(configuration data store)で設定要素を変更、追加、および/または削除するために使われ得る。
【0059】
NETCONFで通知(notification)サポートはイベントストリーム(event stream)に基づき得る。NETCONFクライアント(例えば、O-DU)は特定イベントに対する通知の受信を所望し得る。この場合、該当イベントストリームに対する購読(subscription)が要請されると、生成-購読動作(create-subscription operation)が使われ得る。
【0060】
性能管理機能はM-Planeの主な機能であり得る。性能管理機能はO-RU動作の最適化のための機能であり得る。O-DU(例えば、NETCONFクライアント)はNETCONF/YANGモデルを利用して、O-RU動作関連情報(例えば、トランシーバー(transceiver)、受信ウインドウ(rx-window)、伝送ウインドウ(tx-window)、EPE(energy、power、environmental)、RSSI(received signal strength indicator)(例えば、シンボルRSSI))を収集することができる。例えば、O-DUは性能管理のための設定および/または状態情報を収集することができる。
【0061】
性能管理のために、O-RAN規格で定義および/または使われる測定対象(object)(例えば、TX_POWER、RX_POWER、RX_ON_TIME、TX_TOTALなど)は5個以上の測定グループ(例えば、トランシーバー統計(transceiver-stats)グループ、受信ウインドウ統計(rx-window-stats)グループ、伝送測定統計(tx-measurement-stats)グループ、EPE統計(epe-stats)グループ、RSSI統計(rssi-stats)グループなど)に分類および/または管理され得る。RSSI統計グループはシンボルRSSI統計グループであり得る。測定間隔(measurement-interval)は測定グループ別に独立的に設定され得る。例えば、測定間隔は測定グループ別に異なり得る。トランシーバー測定間隔(transceiver-measurement-interval)、受信ウインドウ測定間隔(rx-window-measurement-interval)、伝送測定間隔(tx-measurement-interval)、EPE測定間隔(epe-measurement interval)、および/またはRSSI測定間隔(rssi-measurement-interval)は互いに独立的に設定され得る。
【0062】
O-DU(例えば、NETCONFクライアント)により設定された各測定間隔設定によりO-RUで測定された測定結果(例えば、測定値)は、通知間隔による時点でNETCONF通知メカニズムを利用して伝送され得る。例えば、O-RUは測定結果を周期的にO-DUに伝送することができる。他の方法として、O-RUは測定時間別測定結果をローカルディスクに保存することができ、ファイルアップロード間隔(file-upload-interval)による時点で測定結果をO-DUにアップロードすることができる。この場合、通知間隔は測定間隔と異なって設定され得る。実施例で測定間隔は測定区間を意味し得、通知間隔は通知区間を意味し得、「通知の送受信動作」は「通知メッセージの送受信動作」を意味し得る。
【0063】
例えば、測定対象#Aの測定間隔は3分に設定され得、測定対象#Bの測定間隔は5分に設定され得る。性能管理情報の伝送動作を効率的に実行するために、通知間隔は15分に設定され得る。この場合、NETCONF通知の伝送手続きで、測定対象#Aに対する5回の測定結果および測定対象#Bに対する3回の測定結果を含む一つの通知(例えば、通知メッセージ)を伝送することが好適であり得る。通知間隔が特定測定対象の測定間隔より長く設定された場合、通知の伝送時点で複数の測定結果はO-RUに存在し得る。特定測定対象に対する複数の測定結果は一つの通知に含まれ得る。
【0064】
O-RANのM-Planeで定義された既存のYANGモデルは、複数の測定結果を含む一つの通知の送受信動作をサポートできなくてもよい。実施例で「複数の測定結果を含む一つの通知の送受信動作」は「マルチ測定結果報告機能」と呼称され得る。すなわち、既存のYANGモデルは測定対象別1回の測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。したがって、通知間隔が測定対象の測定間隔より長く設定された場合、一個の測定結果のみを含む通知は伝送され得、該当通知間隔で残りの測定結果(群)はO-DU(例えば、NETCONFクライアント)に伝達され得ない。前述した問題点を解決するための方法が以下で説明されるであろう。
【0065】
O-RANのM-Plane(以下、「O-RAN M-Plane」という)で性能管理に関連して、O-DUとO-RUとの間のインターフェースおよび設定情報はo-ran-performance-management.yangモジュールで定義され得る。O-RAN M-Planeで「装置間で送受信される管理情報に対するフォーマット」および「管理情報の伝送手続き」はNETCONF/YANGモデルを使って定義され得る。
【0066】
下記の表1および表2でo-ran-performance-management.yangモジュールで性能管理のために使う主なパラメータは定義され得る。O-RAN規格のアップデートにより他のパラメータは表1および表2に追加され得、表1および表2に定義されたパラメータ(群)は変更され得る。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
O-DU(例えば、NETCONFクライアント)は測定対象、報告情報(report-info)に含まれる値(例えば、最大値、最小値、カウントなど)、対象単位(object-unit)、測定間隔、通知間隔、および/またはファイルアップロード間隔(file upload interval)を設定することができる。O-DUは設定情報をO-RUに通知することができる。O-RUはO-DUによって設定された情報(例えば、値)により選択された測定対象に対して設定された測定間隔で測定を実行することができ、設定された通知間隔またはファイルアップロード間隔により測定結果を含む通知を伝送あるいは測定結果ファイルをアップロードすることができる。
【0070】
測定対象に対する測定間隔は測定グループ別に設定され得る。例えば、トランシーバー測定間隔、受信ウインドウ測定間隔、伝送測定間隔、EPE測定間隔、およびRSSI測定間隔それぞれは互いに独立的に設定され得る。
【0071】
測定は測定対象別に活性化(activate)され得る。O-DUは報告情報に含まれる情報要素(群)を測定対象別に設定することができる。例えば、報告情報は複数の情報要素を含むことができる。情報要素(群)はMAXIMUM、MINIMUM、FIRST、LATEST、および/またはFREQUENCY_TABLEを含むことができる。対象ユニットは測定対象別に独立的に設定され得る。例えば、対象ユニットは測定対象別に異なり得る。
【0072】
図7は、O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0073】
図7を参照すると、O-RUはトランシーバー統計グループおよび受信ウインドウ統計グループそれぞれに属する測定対象に対する測定結果を、YANGモデルに基づいてデータストアに保存することができる。O-RUは測定結果(群)を含むNETCONF通知をO-DU(例えば、NETCONFクライアント)に伝送することができる。トランシーバー統計グループはトランシーバー測定対象と呼称され得、受信ウインドウ統計グループは受信ウインドウ測定対象と呼称され得る。各測定対象に対する活性化(active)はtrueまたはfalseに設定可能であり得る。各測定対象に対する活性化のデフォルト(default)はfalseであり得る。カウント(count)値は測定間隔の境界(boundary)で0から始まり得る。
【0074】
図8は、O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第2実施例を図示した概念図である。
【0075】
図8を参照すると、O-RUはEPE統計グループおよび伝送測定統計グループそれぞれに属する測定対象に対する測定結果をYANGモデルに基づいてデータストアに保存することができる。O-RUは測定結果(群)を含むNETCONF通知をO-DU(例えば、NETCONFクライアント)に伝送することができる。EPE統計グループはEPE測定対象と呼称され得、伝送測定統計グループは伝送測定対象と呼称され得る。各測定対象に対する活性化はtrueまたはfalseに設定可能であり得る。各測定対象に対する活性化のデフォルトはfalseであり得る。
【0076】
図9は、O-RAN M-Planeで性能測定結果の伝達のためのYANGモデルのデータ構造の第3実施例を図示した概念図である。
【0077】
図9を参照すると、シンボルRSSI統計(symbol-rssi-stats)(例えば、時間ドメインで特定シンボルに対するRSSI)の多様な測定結果(例えば、測定情報)に対する測定グループ(群)は新しく追加され得る。前述した測定情報は図7または図8に図示された構造と同一または類似する構造を有することができる。例えば、シンボルRSSI統計の構造はトランシーバー統計の構造と同一または類似し得る。
【0078】
O-RUはO-DU(例えば、NETCONFクライアント)により設定された測定間隔により測定動作を実行できる。O-RUは通知間隔による時点でNETCONF通知メカニズムを使って測定結果(群)をO-DUに周期的に伝送することができる。他の方法として、O-RUは測定時間別で測定結果(群)をローカルディスクに保存することができ、ファイルアップロード間隔による時点で測定結果(群)をO-DUにアップロードすることができる。
【0079】
通知間隔は測定間隔と異なって設定され得る。例えば、測定対象#Aの測定間隔は3分に設定され得、測定対象#Bの測定間隔は5分に設定され得る。性能管理情報の伝送動作を効率的に実行するために、通知間隔は15分に設定され得る。この場合、NETCONF通知の伝送手続きで、測定対象#Aに対する5回の測定結果および測定対象#Bに対する3回の測定結果を含む一つの通知(例えば、通知メッセージ)を伝送することが好適であり得る。通知間隔が測定対象の測定間隔より長く設定された場合、通知の伝送時点で複数の測定結果はO-RUに存在し得る。測定対象に対する複数の測定結果は一つの通知に含まれ得る。
【0080】
O-RANのM-Planeで定義された既存のYANGモデルは複数の測定結果を含む一つの通知の伝送動作をサポートできなくてもよい。すなわち、既存のYANGモデルは測定対象別1回の測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。したがって、通知間隔が測定対象の測定間隔より長く設定された場合、一個の測定結果のみを含む通知は伝送され得、該当通知間隔で残りの測定結果(群)はO-DU(例えば、NETCONFクライアント)に伝達され得ない。すなわち、現在O-RANのYANGモデル(例えば、図7および図8に図示されたYANGモデル)で、一つの通知の伝送動作は各測定対象に対する一つの測定結果を伝送するために実行され得る。前述した問題点を解決するために、以下でYANGモデルを拡張する方法が提案されるであろう。
【0081】
O-RAN M-Planeの性能管理のためのYANGモデルの部分1(例えば、共通設定部分)は次の通りであり得る。
【0082】
[YANGモデルの部分1]
module:o-ran-performance-management
+--rw performance-measurement-objects
+--ro measurement-capabilitites
│ +--ro transceiver-objects* [measurement-object]
│ │ +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
│ +--ro rx-window-objects* [measurement-object]
│ │ +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
│ +--ro tx-stats-objects* [measurement-object]
│ │ +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
│ +--ro epe-stats-objects* [measurement-object]
│ +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
│ +--ro component-class* identityref
+--rw enable-SFTP-upload? boolean
+--rw enable-random-file-upload? boolean
+--rw remote-SFTP-uploads* [remote-SFTP-upload-path]
│ +--rw remote-SFTP-upload-path inet:uri
+--rw transceiver-measurement-interval? uint16
+--rw rx-window-measurement-interval? uint16
+--rw epe-measurement-interval? uint16
+--rw tx-measurement-interval? uint16
+--rw notification-interval? uint16
+--rw file-upload-interval? uint16
+--ro max-bin-count uint16
【0083】
前述したYANGモデルの部分1はすべての測定対象に共通して適用されるパラメータを定義することができる。例えば、YANGモデルの部分1はO-RUがサポートする測定対象情報、測定グループ別測定間隔(例えば、トランシーバー測定間隔、受信ウインドウ測定間隔、伝送測定間隔、EPE測定間隔、RSSI測定間隔)の設定、通知間隔、および/またはファイルアップロード間隔を定義することができる。トランシーバー測定間隔、受信ウインドウ測定間隔、伝送測定間隔、EPE測定間隔、およびRSSI測定間隔は互いに異なって設定され得る。通知間隔あるいはファイルアップロード間隔は一つの共通値で設定され得る。通知間隔あるいはファイルアップロード間隔それぞれはトランシーバー測定間隔、受信ウインドウ測定間隔、伝送測定間隔、EPE測定間隔、および/またはRSSI測定間隔と異なって設定され得る。
【0084】
O-RAN M-Planeの性能管理のためのYANGモデルの部分2(例えば、トランシーバー、受信ウインドウ関連通知)は次の通りであり得る。
【0085】
[YANGモデルの部分2]
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:data-and-time
| +--ro end-time? yang-types:data-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decima164
| | +--ro time? yang-types:data-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decima164
| | +--ro time? yang-types:data-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decima164
| | +--ro time? yang-types:data-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decima164
| | +--ro time? yang-types:data-and-time
| +--ro frequency-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:data-and-time
+--ro end-time? yang-types:data-and-time
+--ro(object-unit-id)?
+--:(RU)
| +--ro name? ->/hw:hardware/component/name
| +--ro count uint64
+--:(TRANSPORT)
| +--ro tr-measured-result* []
| +--ro name? ->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro count uint64
+--:(EAXC_ID)
+--ro eaxc-measured-result* []
+--ro eaxc-id? uint16
+--ro count uint64
+--ro transport-name? ->/o-ran-elements:processing-elemnets/ru-elements/name
【0086】
O-RAN M-Planeの性能管理のためのYANGモデルの部分3(例えば、EPE、伝送ウインドウ関連通知)は次の通りであり得る。
【0087】
[YANGモデルの部分3]
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:data-and-time
| +--ro end-time? yang-types:data-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name? ->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name? ->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name? ->/o-ran-elements:processing-elemnets/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:data-and-time
| +--ro end-time? yang-types:data-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decima164
| +--ro max? decima164
| +--ro average? decima164
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object ->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:data-and-time
+--ro end-time? yang-types:data-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id ->hw:hardware/component/class
+--ro min? decima164
+--ro max? decima164
+--ro average? decima164
【0088】
YANGモデルの部分2および3はトランシーバー、受信ウインドウ、EPE、および/または送信ウインドウに関連した測定情報をNETCONF通知形態で伝送するために定義されたYANGモデルであり得る。トランシーバー統計、受信ウインドウ統計、伝送統計、EPE統計、およびRSSI統計それぞれは開始時間(start time)から終了時間(end time)までの測定区間で一つの測定対象に対して測定された一つの結果(例えば、値)を含むことができる。
【0089】
すなわち、複数の時間区間(例えば、複数の測定区間)で測定された結果は一つの通知を使って伝送されない場合もある。特に、トランシーバー、受信ウインドウ、EPE、伝送ウインドウ、およびRSSIそれぞれのための測定間隔が互いに異なって設定された場合、測定結果を含む通知はしきりに伝送されなければならない。このような問題を解決するためのYANGモデルは次のように設定され得る。
【0090】
[方法A]
方法Aが使われる場合、測定対象別に一つ以上の測定結果を含む追加測定リストは設定され得、追加測定リストは該当測定対象の統計情報に追加され得る。例えば、追加測定リストは時間の順で統計情報に追加され得る。
【0091】
図10は、方法Aを使うYANGモデルにおいてトランシーバーに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0092】
図10を参照すると、各測定対象(例えば、RX_POWER、TX_POWER、TX_BIAS_COUNT、TEMPARATUREなど)のための追加トランシーバー測定結果(additional-transceiver-measurement-result)は追加され得る。
【0093】
図11は、方法Aを使うYANGモデルにおいて受信ウインドウに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0094】
図11を参照すると、各測定対象(例えば、RX_ON_TIME、RX_EARLY、RX_LATE、RX_CORRUT、RX_DUPL、RX_TOTALなど)のための追加受信ウインドウ測定結果(additional-rx-window-measurement-result)は追加され得る。
【0095】
図12は、方法Aを使うYANGモデルにおいてEPEに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0096】
図12を参照すると、各測定対象(例えば、TEMPARATURE、POWER)のための追加EPE測定結果(additional-epe-measurement-result)は追加され得る。
【0097】
図13は、方法Aを使うYANGモデルにおいて伝送測定に対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0098】
図13を参照すると、各測定対象(例えば、TX_TOTAL、TX_TOTAL_C)のための追加伝送測定結果(additional-tx-measurement-result)は追加され得る。
【0099】
図14は、方法Aを使うYANGモデルにおいてシンボルRSSIに対する拡張された測定結果の構造の第1実施例を図示した概念図である。
【0100】
図14を参照すると、各測定対象(例えば、ALL-UL-SYMBOLS、CONFIGURED-SYMBOLS)のための追加シンボルRSSI測定結果(additional-symbol-rssi-measurement-result)は追加され得る。
【0101】
前述した方法1によるYANGモデルの構造は次のように定義され得る。
【0102】
<方法1>
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| | +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| | +--ro min
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro max
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro first
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro latest
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro frequeny-table* uint32
| +--ro number-of-additional-measurement-result? uint8
| +--ro additional-transceiver-measurement-result* [seq-number]
| +--ro seq-number uint8
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro data-direction? Enumeration
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro number-of-additional-measurement-result? uint8
| +--ro additional-rx-window-measurement-result* [seq-number]
| +--ro seq-number uint8
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro number-of-additional-measurement-result? uint8
| +--ro additional-tx-measurement-result* [seq-number]
| +--ro seq-number uint8
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?:

| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro number-of-additional-measurement-result? uint8
+--ro additional-epe-measurement-result* [seq-number]
+--ro seq-number uint8
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0103】
修正されたYANGコードは次の通りであり得る。
【0104】
grouping measurement-notification {
description
”notification may contain measurement result for transceiver-stats
and/or rx-window-stats and/or tx-stats and/or epe-stats”;
list transceiver-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result of transceiver-measurement per measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the transceiver-measurement”;
}
uses start-and-end-time; // start-and-end-time of the first result
uses transceiver-measurement-result-grouping; // First result

// For additional measurement result
leaf number-of-additional-measurement-result {
type uint8;
config false;
description
”This parameter indicates the number of additional measurement result.”;
}
list additional-transceiver-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”measurement result of additional transceiver-measurement”;
key seq-number;
leaf seq-number {
type uint8 {
range “1..max”;
}
}
uses start-and-end-time;
uses transceiver-measurement-result-grouping;
}
}

list rx-window-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the reception window measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the reception window measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses rx-window-measurement-result-grouping;
// For additional measurement result
leaf number-of-additional-measurement-result {
type uint8;
config false;
description
”This parameter indicates the number of additional measurement result.”;
}
list additional-rx-window-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”measurement result of additional rx-window-measurement”;
key seq-number;
leaf seq-number {
type uint8 {
range “1..max”;
}
}
uses start-and-end-time;
uses rx-window-measurement-result-grouping;
}
}

list tx-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the tx stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the tx stats measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses tx-measurement-result-grouping;
// For additional measurement result
leaf number-of-additional-measurement-result {
type uint8;
config false;
description
”This parameter indicates the number of additional measurement result.”;
}
list additional-tx-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”measurement result of additional tx-measurement”;
key seq-number;
leaf seq-number {
type uint8 {
range “1..max”;
}
}
uses start-and-end-time;
uses tx-measurement-result-grouping;
}
}

container epe-stats {
description
”container for the epe stats measurement - deprecated because measurement object isn’t included”;
status deprecated;
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
}

list epe-statistics {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the epe stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the epe stats measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
// For additional measurement result
leaf number-of-additional-measurement-result {
type uint8;
config false;
description
”This parameter indicates the number of additional measurement result.”;
}
list additional-epe-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”measurement result of additional epe-measurement”;
key seq-number;
leaf seq-number {
type uint8 {
range “1..max”;
}
}
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
}
}
}
【0105】
測定対象の通知間隔が測定間隔より長い場合、測定対象それぞれの複数の測定結果は一つの通知(例えば、一つの通知メッセージ)に含まれ得る。この動作をサポートするために、トランシーバー統計グループ、受信ウインドウ統計グループ、伝送統計グループ、およびEPE統計グループに属する各測定対象が追加測定結果リストまたは全体測定結果(例えば、list additional-transceiver-measurement-result、list additional-rx-window-measurement-result、list additional-tx-measurement-result、list additional-epe-measurement-resultなど)を含むことができるように、YANGモデルは拡張され得る。
【0106】
追加測定結果リストは開始時間(例えば、測定開始時間)、終了時間(例えば、測定終了時間)、および該当時間区間で測定結果(例えば、測定区間で測定値)を含むことができる。測定区間は開始時間から終了時間までの時間区間であり得る。
【0107】
既存のYANGモデルで、測定対象別一つの測定結果のみを含む一つの通知は伝送され得る。測定結果を測定結果リストに変更する場合、既存のYANGモデルをサポートするフロントホール装備(例えば、O-DUおよび/またはO-RU)は測定結果リストをデコーディングできない。すなわち、既存のフロントホール装備との下位互換性(backward compatibility)問題が発生し得る。本出願で提案されたYANGモデルは既存のYANGモデルの開始時間、終了時間、および測定結果をそのまま使うことができる。既存のYANGモデルの測定結果は最初の測定結果を含むことができる。提案されたYANGモデルは既存のYANGモデルに比べて追加測定結果リストをさらに含むことができる。追加測定結果リストは二回目の測定結果から一つ以上の測定結果を含むことができる。測定結果は追加測定結果リスト内で時間順序(例えば、測定時間の昇順)で配置され得る。この動作は「方法a」と呼称され得る。方法aによると、既存のYANGモデルで使う測定関連パラメータはそのまま使われるので、下位互換性の問題は発生しない。
【0108】
すなわち、一つの通知で一つの測定結果のみをデコーディングできる既存のO-DUは既存のパラメータ(群)(例えば、transceiver-stats、rx-window-stats、tx-stats、epe-stats)をデコーディングすることができる。この場合、O-RUが複数の測定結果を含む一つの通知を伝送する場合にも、既存のO-DUは一つの測定結果を成功的に受信することができる。
【0109】
他の方法として、O-RUは複数の測定結果のうち最後の測定結果(例えば、最新の測定結果)を既存の測定結果パラメータとして設定することができ、最初の測定結果から最後以前の測定結果まで含む追加測定結果リスト(例えば、additional-XXXX-measurement-result)を生成することができる。この動作は「方法b」と呼称され得る。方法bによると、既存のO-DUが受信可能な一つの測定結果は最新の測定結果であり得る。
【0110】
通知の受信手続きでO-DUのデコーディング便宜性を向上させるために、O-RUは追加測定結果リストに含まれる測定結果の個数(例えば、number-of-additional-measurement-result)をO-DUに通知することができる。すなわち、追加測定結果リストはnumber-of-additional-measurement-resultをさらに含むことができる。また、追加測定結果リストはシーケンス番号(例えば、seq-number)をさらに含むことができる。方法aが使われる場合、測定結果リスト内で測定結果に対するシーケンス番号は1から始めることができ、時間順で増加し得る。この場合、既存の測定結果(例えば、最初の測定結果)のシーケンス番号は0と見なされ得る。方法bが使われる場合、測定結果リスト内で測定結果に対するシーケンス番号は0から始めることができ、時間順で増加し得る。この場合、既存の測定結果は最後の測定結果と見なされ得る。O-DUはシーケンス番号を追加測定結果リストのキー(key)値として使うことによって測定結果を時間順で容易に整列することができる。また、O-DUはシーケンス番号を使って特定測定結果を容易に探すことができる。
【0111】
シーケンス番号は追加測定結果リストに含まれなくてもよく、シーケンス番号の代わりに開始時間および終了時間は追加測定結果リストのキー値として使われ得る。追加測定結果リストのキーは指定されなくてもよい。追加測定結果リストのキーが指定されない場合、O-DUは追加測定結果リスト内の特定エントリ(例えば、特定測定結果)に直接アクセスできず、常に追加測定結果リストの全体をデコーディングしなければならない。パラメータの個数を減らすために、number-of-additional-measurement-resultは使われなくてもよい。NETCONF/YANGモデルで追加測定結果リストに含まれるエントリ(例えば、測定結果)の個数が明示的に指示されない場合にも、受信者(例えば、O-DU)はエントリの個数が分かる。number-of-additional-measurement-resultは受信者のデコーディング便宜性を向上させるために使われ得る。通信システムで追加測定結果リストの順序を任意に定義せず、追加測定結果リストを時間順で整列させるために、キー値であるシーケンス番号は「ordered-by user」と定義され得る。
【0112】
他の方法として、O-RUが既存のO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以前のバージョンをサポートするO-DU、追加測定結果リストのデコーディングが不可能なO-DU)に測定結果を伝送する場合、O-RUは一つの測定結果を伝送できるleaf(例えば、start-time、end-time、およびXXXX-measurement-result[])を伝送することができる。また、O-RUは追加測定結果リストを処理できるO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-DU、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以後のバージョンをサポートするO-DU)に複数の測定結果全体を含む追加測定結果リストを伝送することができる。この動作は「方法c」と呼称され得る。実施例で、追加測定結果リストを処理できるO-DUは「新しいO-DU」と呼称され得、追加測定結果リストを処理できないO-DUは「既存のO-DU」と呼称され得、O-DUは新しいO-DUおよび/または既存のO-DUを意味し得る。
【0113】
方法cで前述したYANGモデルはそのまま使われ得る。ただし、既存のO-DUに通知を伝送する場合、追加測定結果リスト(例えば、additional-XXXX-measurement-result[])の伝送は省略され得、既存のleafのみ使われ得る。新しいO-DUに通知を伝送する場合、一つの測定結果の伝送が可能なleafの伝送は省略され得、O-RUは複数の測定結果を含む追加測定結果リスト(additional-XXXX-measurement-result[])を新しいO-DUに伝送することができる。追加測定結果リスト内ですべての測定結果(例えば、最初の測定結果から最後の測定結果までの測定結果)は時間順で整列され得る。
【0114】
O-RUは測定対象別一つの測定結果を含む通知を既存のO-DUに伝送することができる。この場合、既存のO-DUは一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するようにO-RUの測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。または既存のO-DUが通知間隔を測定間隔より長く設定した場合、O-RUは測定結果のうち最新の測定結果のみを既存のO-DUに伝送することができる。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>で説明される。
【0115】
前述した方法が使われる場合、通知の受信手続きでO-DUのデコーディング便宜性を向上させるために、O-RUは追加測定結果リストに含まれる測定結果の個数(number-of-additional-measurement-result)をO-DUに通知することができる。測定結果リストはシーケンス番号(seq-number)を含むことができる。測定結果リスト内で測定結果に対するシーケンス番号は0から始めることができ、時間順で増加し得る。O-DUはシーケンス番号を追加測定結果リストのキー値として使うことによって測定結果を時間順で容易に整列することができる。また、O-DUはシーケンス番号を使って特定測定結果を容易に探すことができる。
【0116】
他の方法として、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。この場合、O-RUは複数の測定結果に基づいて複数の追加測定結果リストを生成することができ、複数の追加測定結果リストを含む通知をO-DUに伝送することができる。反面、前述した動作をサポートしないO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートするleafを使って一つの測定結果をO-DUに伝送することができる。既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングすることができないが、新しい追加のleaf(例えば、追加測定結果リスト)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。
【0117】
他の方法として、測定結果の伝送手続きで、方法aおよび/または方法bのように、O-RUは「一つの測定結果(例えば、測定対象別一つの測定結果、最新の測定結果)を含むleaf」および「複数の測定結果を含む追加測定結果リスト」を含む通知をO-DUに伝送することができる。複数の測定値の全体は追加測定結果リストに含まれ得る。この動作は「方法d」と呼称され得る。この場合、一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)は既存のleafと追加測定結果リストのいずれにも含むことができる。方法dが使われる場合、一つの測定結果が重複伝送されるが、O-RUはO-DUの種類(例えば、既存のO-DUまたは新しいO-DU)を区分する必要がない。また、別途の制御パラメータ(例えば、enable-multiple-stats-in-notification)なしで、O-RUは既存のO-DUおよび新しいO-DUがすべてデコーディング可能な共通通知を伝送することができる。すなわち、O-RUの実装複雑度は減少し得る。
【0118】
既存のO-DUは一つの測定結果を含むleafをデコーディングできるので、O-RUから受信された通知で一つの測定結果を獲得することができる。新しいO-DUは複数の測定結果を含む追加測定結果リストをデコーディングすることができ、複数の測定結果に基づいた処理動作を実行できる。
【0119】
通知間隔で各測定対象に対して一つの測定結果が発生した場合、O-RUは一つの測定結果を含むleafを伝送することができる。この場合、重複した情報は減少し得る。またはO-RUは一つの測定結果を含むleafおよび一つの測定結果を含む追加測定結果リストを生成することができ、一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストをO-DUに伝送することができる。すなわち、同一の測定結果は一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストに含まれ得る。この場合、重複した情報の伝送によるオーバーヘッドは増加し得るが、新しいO-DUは測定結果の個数にかかわらず既存のleafの代わりに常に追加測定結果リストをデコーディングすればよい。この場合、O-DUの実装複雑度は減少し得る。
【0120】
新しいO-DUは既存のO-DUの機能をすべてサポートすることができる。したがって、一つの測定結果を含む既存のleafが受信された場合にも、新しいO-DUは既存のleafを常にデコーディングすることができる。反面、既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングできないこともある。既存のO-DUは追加測定結果リスト(例えば、新しいleaf)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。既存のO-DUは一つの測定結果を含む既存のleafを受信することができ、既存のleafをデコーディングすることができる。方法dで、既存のO-DUは常に一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)に対する受信およびデコーディング動作を実行できる。したがって、既存のO-DUは既存の方式で動作することができる。前述した方式によると、下位互換性問題は解消され得る。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0121】
前述した方法が使われる場合、通知の受信手続きでO-DUのデコーディング便宜性を向上させるために、O-RUは追加測定結果リストに含まれる測定結果の個数(number-of-additional-measurement-result)をO-DUに通知することができる。測定結果リストはシーケンス番号(seq-number)を含むことができる。測定結果リスト内で測定結果に対するシーケンス番号は0から始めることができ、時間順で増加し得る。O-DUはシーケンス番号を追加測定結果リストのキー値として使うことによって測定結果を時間順で容易に整列することができる。また、O-DUはシーケンス番号を使って特定測定結果を容易に探すことができる。
【0122】
<方法2>
方法2でnumber-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよく、start-timeおよびend-timeは追加測定結果リスト(additional-XXXXX-measurement list)のキー(key)として使われ得る。測定対象別測定結果は時間順で追加測定結果リスト(additional-xxxx-measurement-list[])内で整列され得る。
【0123】
前述した方法2によるYANGモデルの構造は次のように定義され得る。
【0124】
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| | +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| | +--ro min
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro max
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro first
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
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| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro frequeny-table* uint32
| +--ro additional-transceiver-measurement-result* [start-time end-time]
| +--ro start-time yang-types:date-and-time
| +--ro end-time yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro data-direction? Enumeration
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro additional-rx-window-measurement-result* [start-time end-time]
| +--ro start-time yang-types:date-and-time
| +--ro end-time yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro additional-tx-measurement-result* [start-time end-time]
| +--ro start-time yang-types:date-and-time
| +--ro end-time yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro additional-epe-measurement-result* [start-time end-time]
+--ro start-time yang-types:date-and-time
+--ro end-time yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0125】
他の方法として、O-RUが既存のO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以前のバージョンをサポートするO-DU、追加測定結果リストのデコーディングが不可能なO-DU)に測定結果を伝送する場合、O-RUは一つの測定結果を伝送できるleaf(例えば、start-time、end-time、およびXXXX-measurement-result[])を伝送することができる。また、O-RUは追加測定結果リストを処理できる新しいO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-DU、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以後のバージョンをサポートするO-DU)に複数の測定結果を含む追加測定結果リストを伝送することができる。この動作は「方法c」であり得る。
【0126】
方法cで前述したYANGモデルはそのまま使われ得る。ただし、既存のO-DUに通知を伝送する場合、追加測定結果リスト(additional-XXXX-measurement-result[])の伝送は省略され得、既存のleafのみ使われ得る。新しいO-DUに通知を伝送する場合、一つの測定結果の伝送が可能なleafの伝送は省略され得、O-RUは複数の測定結果全体を含む追加測定結果リスト(additional-XXXX-measurement-result[])を新しいO-DUに伝送することができる。追加測定結果リスト内ですべての測定結果(例えば、最初の測定結果から最後の測定結果までの測定結果)は時間順で整列され得る。
【0127】
O-RUは測定対象別一つの測定結果を含む通知を既存のO-DUに伝送することができる。この場合、既存のO-DUは一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するようにO-RUの測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。または既存のO-DUが通知間隔を測定間隔より長く設定した場合、O-RUは測定結果のうち最新の測定結果のみを既存のO-DUに伝送することができる。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0128】
前述した方法が使われる場合、number-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよい。start-timeとend-timeはadditional-XXXXX-measurement listのキーとして使われ得る。
【0129】
他の方法として、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。この場合、O-RUは複数の測定結果に基づいて追加測定結果リスト(群)を生成することができ、追加測定結果リスト(群)を含む通知をO-DUに伝送することができる。反面、前述した動作をサポートしないO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートするleafを使って一つの測定結果をO-DUに伝送することができる。既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングできないが、新しい追加leaf(例えば、追加測定結果リスト)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。
【0130】
他の方法として、測定結果の伝送手続きで、方法aおよび/または方法bのように、O-RUは「一つの測定結果(例えば、測定対象別一つの測定結果、最新の測定結果)を含むleaf」および「複数の測定結果を含む追加測定結果リスト」を含む通知をO-DUに伝送することができる。複数の測定値の全体は追加測定結果リストに含まれ得る。この動作は「方法d」であり得る。この場合、一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)は既存のleafと追加測定結果リストにすべて含まれ得る。方法dが使われる場合、一つの測定結果が重複伝送されるが、O-RUは相手O-DUの種類(例えば、既存のO-DUまたは新しいO-DU)を区分する必要がない。また、別途の制御パラメータ(例えば、enable-multiple-stats-in-notification)なしで、O-RUは既存のO-DUおよび新しいO-DUがすべてデコーディング可能な共通通知を伝送することができる。すなわち、O-RUの実装複雑度は減少し得る。
【0131】
既存のO-DUは一つの測定結果を含むleafをデコーディングできるのでO-RUから受信された通知で一つの測定結果を獲得することができる。新しいO-DUは複数の測定結果を含む追加測定結果リストをデコーディングすることができ、複数の測定結果に基づいた処理動作を実行できる。
【0132】
通知間隔で各測定対象に対して一つの測定結果が発生した場合、O-RUは一つの測定結果を含むleafを伝送することができる。この場合、重複した情報は減少し得る。またはO-RUは一つの測定結果を含むleafおよび一つの測定結果を含む追加測定結果リストを生成することができ、一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストをO-DUに伝送することができる。すなわち、同一の測定結果は一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストに含まれ得る。この場合、重複した情報の伝送によるオーバーヘッドは増加し得るが、新しいO-DUは測定結果の個数にかかわらず既存のleafの代わりに常に追加測定結果リストをデコーディングすればよい。この場合、O-DUの実装複雑度は減少し得る。
【0133】
新しいO-DUは既存のO-DUの機能をすべてサポートすることができる。したがって、一つの測定結果を含む既存のleafが受信された場合にも、新しいO-DUは既存のleafを常にデコーディングすることができる。反面、既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングできないこともある。既存のO-DUは追加測定結果リスト(例えば、新しいleaf)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。既存のO-DUは一つの測定結果を含む既存のleafを受信することができ、既存のleafをデコーディングすることができる。方法dで、既存のO-DUは常に一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)に対する受信およびデコーディング動作を実行できる。したがって、既存のO-DUは既存の方式で動作することができる。前述した方式によると、下位互換性問題は解消され得る。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0134】
前述した方法2で、number-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよく、start-timeとend-timeはadditional-XXXXX-measurement listのキーとして使われ得る。
【0135】
<方法3>
他の方法として、number-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよく、additional-XXXXX-measurement listのためのキーは使われなくてもよい。この動作は「方法3」であり得る。
【0136】
方法3によるYANGモデルの構造は次の通りであり得る。
【0137】
module:o-ran-performance-management
…(省略)…=
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| | +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| | +--ro min
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro max
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro first
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro latest
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro frequeny-table* uint32
| +--ro additional-transceiver-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro data-direction? Enumeration
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro additional-rx-window-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro additional-tx-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro additional-epe-measurement-result* []
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0138】
他の方法として、O-RUが既存のO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以前のバージョンをサポートするO-DU、追加測定結果リストのデコーディングが不可能なO-DU)に測定結果を伝送する場合、O-RUは一つの測定結果を伝送できるleaf(例えば、start-time、end-time、およびXXXX-measurement-result[])を伝送することができる。また、O-RUは追加測定結果リストを処理できるO-DU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-DU、O-RAN M-Plane 7.0バージョンの以後バージョンをサポートするO-DU)に複数の測定結果を含む追加測定結果リストを伝送することができる。この動作は「方法c」であり得る。
【0139】
方法cで前述したYANGモデルはそのまま使われ得る。ただし、既存のO-DUに通知を伝送する場合、追加測定結果リスト(例えば、additional-XXXX-measurement-result[])の伝送は省略され得、既存のleafのみ使われ得る。新しいO-DUに通知を伝送する場合、一つの測定結果の伝送が可能なleafの伝送は省略され得、O-RUは複数の測定結果全体を含む追加測定結果リスト(additional-XXXX-measurement-result[])を新しいO-DUに伝送することができる。追加測定結果リスト内ですべての測定結果(例えば、最初の測定結果から最後の測定結果までの測定結果)は時間順で整列され得る。
【0140】
O-RUは測定対象別一つの測定結果を含む通知を既存のO-DUに伝送することができる。この場合、既存のO-DUは一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するようにO-RUの測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。または既存のO-DUが通知間隔を測定間隔より長く設定した場合、O-RUは測定結果のうち最新の測定結果のみを既存のO-DUに伝送することができる。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0141】
前述した方法で、number-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよく、additional-XXXXX-measurement listにkeyは使われなくてもよい。この方法による修正されたYANGコードは次のように定義され得る。
【0142】
grouping measurement-notification {
description
”notification may contain measurement result for transceiver-stats
and/or rx-window-stats and/or tx-stats and/or epe-stats”;
list transceiver-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result of transceiver-measurement per measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the transceiver-measurement”;
}
uses start-and-end-time; // start-and-end-time of the first result
uses transceiver-measurement-result-grouping; // First result
// For additional measurement result
list additional-transceiver-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”Multiple measurement results of transceiver-measurement”;
uses start-and-end-time;
uses transceiver-measurement-result-grouping;
}
}

list rx-window-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the reception window measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the reception window measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses rx-window-measurement-result-grouping;

// For additional measurement result
list additional-rx-window-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”Multiple measurement results of rx-window-measurement”;
uses start-and-end-time;
uses rx-window-measurement-result-grouping;
}
}

list tx-stats {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the tx stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the tx stats measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses tx-measurement-result-grouping;

// For additional measurement result
list additional-tx-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”Multiple measurement result of tx-measurement”;
uses start-and-end-time;
uses tx-measurement-result-grouping;
}
}

container epe-stats {
description
”container for the epe stats measurement - deprecated because measurement object isn’t included”;
status deprecated;
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
}

list epe-statistics {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the epe stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the epe stats measurement”;
}
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;

list additional-epe-measurement-result {
// when measurement-interval < notification interval
config false;
description
”Multiple measurement result of epe-measurement”;
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
}
}
}
【0143】
他の方法として、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。この場合、O-RUは複数の測定結果に基づいて追加測定結果リスト(群)を生成することができ、追加測定結果リスト(群)を含む通知をO-DUに伝送することができる。反面、前述した動作をサポートしないO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートするleafを使って一つの測定結果をO-DUに伝送することができる。既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングできないが新しい追加leaf(例えば、追加測定結果リスト)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。
【0144】
他の方法として、測定結果の伝送手続きで、方法aおよび/または方法bのように、O-RUは「一つの測定結果(例えば、測定対象別一つの測定結果、最新の測定結果)を含むleaf」および「複数の測定結果を含む追加測定結果リスト」を含む通知をO-DUに伝送することができる。複数の測定値の全体は追加測定結果リストに含まれ得る。この動作は「方法d」であり得る。この場合、一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)は既存のleafと追加測定結果リストにすべて含まれ得る。方法dが使われる場合、一つの測定結果が重複伝送されるが、O-RUはO-DUの種類(例えば、既存のO-DUまたは新しいO-DU)を区分する必要がない。また、別途の制御パラメータ(例えば、enable-multiple-stats-in-notification)なしで、O-RUは既存のO-DUおよび新しいO-DUがすべてデコーディング可能な共通通知を伝送することができる。すなわち、O-RUの実装複雑度は減少し得る。
【0145】
既存のO-DUは一つの測定結果を含むleafをデコーディングできるのでO-RUから受信された通知で一つの測定結果を獲得することができる。新しいO-DUは複数の測定結果を含む追加測定結果リストをデコーディングすることができ、複数の測定結果に基づいた処理動作を実行できる。
【0146】
通知間隔で各測定対象に対して一つの測定結果が発生した場合、O-RUは一つの測定結果を含むleafを伝送することができる。この場合、重複した情報は減少し得る。またはO-RUは一つの測定結果を含むleafおよび一つの測定結果を含む追加測定結果リストを生成することができ、一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストをO-DUに伝送することができる。すなわち、同一の測定結果は一つの測定結果を含むleafおよび追加測定結果リストに含まれ得る。この場合、重複した情報の伝送によるオーバーヘッドは増加し得るが、新しいO-DUは測定結果の個数にかかわらず既存のleafの代わりに常に追加測定結果リストをデコーディングすればよい。この場合、O-DUの実装複雑度は減少し得る。
【0147】
新しいO-DUは既存のO-DUの機能をすべてサポートすることができる。したがって、一つの測定結果を含む既存のleafが受信された場合にも、新しいO-DUは既存のleafを常にデコーディングすることができる。反面、既存のO-DUは追加測定結果リストをデコーディングできないこともある。既存のO-DUは追加測定結果リスト(例えば、新しいleaf)を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。既存のO-DUは一つの測定結果を含む既存のleafを受信することができ、既存のleafをデコーディングすることができる。方法dで、既存のO-DUは常に一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)に対する受信およびデコーディング動作を実行できる。したがって、既存のO-DUは既存の方式で動作することができる。前述した方式によると、下位互換性問題は解消され得る。前述した動作の詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0148】
前述した方法で、number-of-additional-measurement-resultおよびseq-numberは使われなくてもよく、additional-XXXXX-measurement listのキーは使われなくてもよい。方法a、方法b、方法c、および方法dだけでなく、前述した方法(群)の組み合わせおよび/または変形が使われ得る。
【0149】
[方法Aによる実施例]
方法Aによる実施例でパラメータは下記の表3のように設定され得る。
【0150】
【表3】
【0151】
表3の設定に基づくと、O-RUは測定対象Aに対する2個の測定結果および測定対象Bに対する4個の測定結果を含む通知をO-DUに伝送することができる。
【0152】
方法aが使われる場合、測定対象Aに対する最初の測定結果(例えば、0~30分の測定区間で測定値)は通知内のtransceiver-statsに含まれ得、0~30分の測定区間に該当するstart-timeおよびend-timeは設定され得る。測定対象Aに対する二回目の測定結果(例えば、30~60分の測定区間で測定値)はadditional-transceiver-measurement-resultに含まれ得、30~60分の測定区間に該当するstart-timeおよびend-timeは設定され得る。
【0153】
測定対象Bに対する最初の測定結果(例えば、0~15分の測定区間で測定値)は通知内のrx-window-statsに含まれ得、0~15分の測定区間に該当するstart-timeおよびend-timeは設定され得る。測定対象Bに対する二回目の測定結果(例えば、15~30分の測定区間で測定値)、測定対象Bに対する三回目の測定結果(例えば、30~45分の測定区間で測定値)、および測定対象Bに対する四回目の測定結果(例えば、45~60分の測定区間で測定値)はadditional-rx-window-measurement-resultに含まれ得、15~30分の測定区間、30~45分の測定区間、および45~60分の測定区間それぞれに該当するstart-timeおよびend-timeは設定され得る。方法bが使われる場合、最初の測定結果から最後以前の測定結果までの測定結果(群)は、測定対象Aおよび測定対象Bそれぞれのadditional-transceiver-measurement-resultおよびadditional-rx-window-measurement-result内で設定され得、最後の測定結果は測定対象Aおよび測定対象Bそれぞれの既存のtransceiver-statsおよびrx-window-stats(例えば、既存のrx-window-stats)内で設定され得る。
【0154】
通信システムで追加測定結果リスト内で測定結果を時間順で整列させるために、キー値であるstart-timeとend-timeは「ordered-by user」で設定され得る。
【0155】
方法cが使われる場合、通知内で測定対象Aに対するtransceiver-statsは省略され得、測定対象Aに対する最初の測定結果(例えば、0~30分の測定区間で測定値)および二回目の測定結果(例えば、30~60分の測定区間で測定値)は通知内のadditional-transceiver-measurement-resultに含まれ得る。通知内で測定対象Bに対するrx-window-statsは省略され得、測定対象Bに対する最初の測定結果(例えば、0~15分の測定区間で測定値)、二回目の測定結果(例えば、15~30分の測定区間で測定値)、三回目の測定結果(例えば、30~45分の測定区間で測定値)、および四回目の測定結果(例えば、45~60分の測定区間で測定値)はいずれもadditional-rx-window-measurement-resultに含まれ得る。
【0156】
方法dが使われる場合、測定対象Aに対する一つの測定結果(例えば、通知間隔で最後の測定値(例えば、30~60分の測定区間で測定値))は通知内のtransceiver-statsに含まれ得、測定対象Aに対する最初の測定結果(例えば、0~30分の測定区間で測定値)および二回目の測定結果(例えば、30~60分の測定区間で測定値)は通知内のadditional-transceiver-measurement-resultに含まれ得る。測定対象Bに対する一つの測定結果(例えば、通知間隔で最後の測定値(例えば、45~60分の測定区間で測定値))は通知内のrx-window-statsに含まれ得、測定対象Bに対する最初の測定結果(例えば、0~15分の測定区間で測定値)、二回目の測定結果(例えば、15~30分の測定区間で測定値)、三回目の測定結果(例えば、30~45分の測定区間で測定値)、および四回目の測定結果(例えば、45~60分の測定区間で測定値)はいずれもadditional-rx-window-measurement-resultに含まれ得る。
【0157】
[方法A]の変形された方法として、additional-transceiver-measurement-result、additional-rx-window-measurement-result、およびadditional-tx-measurement-result、additional-epe-measurement-resultそれぞれは、通知ではなくYANGモデルの前の部分であるtransceiver-measurement-result、rx-window-measurement-result、tx-measurement-resultおよびepe-measurement-resultに含まれ得る。すなわち、YANGモデルの前の部分であるtransceiver-measurement-result、rx-window-measurement-result、tx-measurement-resultおよびepe-measurement-resultは拡張され得る。O-DUは通知方式ではなくget RPCを使って該当measurement-resultを確認することができる。この場合、O-DUは周期的にget RPCを伝送するので、これによるオーバーヘッドが発生し得る。
【0158】
[方法B]
方法Bで、全体測定対象の測定結果を含むmeasurement-result-stats内の構造全体は測定時間ごとに時間順で通知に繰り返し追加され得る。
【0159】
方法Aで、transceiver-stats、rx-window-stats、tx-stats、およびepe-statisticそれぞれに属する測定対象に対する統計情報内に追加測定結果リスト(例えば、list additional-transceiver-measurement-result、list additional-rx-window-measurement-result、list additional-tx-measurement-result、list additional-epe-measurement-result)が含まれるように、YANGモデルは拡張され得る。方法Bで、追加測定結果リストは測定対象別に該当測定対象に対する統計情報内に追加されないことができ、全体測定対象の測定結果を含むmeasurement-result-stats内の構造全体は測定時間ごとに時間順で通知に追加され得る。
【0160】
<方法B-1>
<方法B-1>によるYANGモデルは次のように定義され得る。
【0161】
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro number-of-additional-measurement-result-stats? uint8
+--ro additional-measurement-result-stats* [seq-number]
+--ro seq-number uint8
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0162】
修正されたYANGコードは次のように定義され得る。
【0163】
notification measurement-result-stats {
description
”Notification may contain measurement results for transceiver-stats and/or rx-window-stats”;
uses measurement-notification;
//For sending additional measurement result when notification-interval is larger than measurement-interval
leaf number-of-additional-measurement-result-stats {
type uint8;
description
”This parameter indicates the number of additional measurement result stats.”;
}
list additional-measurement-result-stats {
// For sending additional measurement result stats when notification-interval is larger than measurement-interval
description
”Additional measurement result stats are included
when notification-interval is larger than measurement-interval and ’enable-multiple-stats-in-notification’ is true.”;
key seq-number;
leaf seq-number { //sequence number in ascending order starting from 1
type uint8 {
range “1..max”;
}
}
uses measurement-notification;
}
}
【0164】
各測定対象の通知間隔が測定間隔より長い場合、測定対象別に複数の測定結果は通知に含まれ得る。この動作をサポートするために、transceiver-stats、rx-window-stats、tx-stats、およびepe-statisticsそれぞれに属する全体測定対象の測定区間で測定結果(群)を含むmeasurement-result-stats内の構造全体は追加測定結果統計リスト(additional-measurement-result-stats)を使って測定区間ごとに時間昇順で通知に追加され得る。
【0165】
追加測定結果統計リストは測定区間で全体測定対象それぞれに対する測定情報(例えば、測定開始時間(start-time)、測定終了時間(end-time)、および/または測定区間に対する測定値)を含むことができる。追加測定結果統計リストの一つのエントリに含まれる構造は、既存の一つの測定結果のみサポートするmeasurement-result-statsの構造と同一であり得る。前述した構造間の差異点は追加測定結果統計リストに含まれるエントリの個数を指示する情報(number-of-additional-measurement-result-stats)および追加測定結果統計リストの各エントリに含まれるシーケンス番号(seq-number)の存在であり得る。シーケンス番号は追加測定結果統計リスト内でエントリを時間順で容易に整列させるために使われ得る。number-of-additional-measurement-result-statsは追加測定結果統計リストに含まれるadditional-measurement-result-stats entryの個数を指示することができる。O-DUはnumber-of-additional-measurement-result-statsに基づいて通知のデコーディング動作を容易にすることができる。
【0166】
また、O-DUはシーケンス番号に基づいて追加測定結果統計リスト内でエントリを時間順で容易に整列することができる。方法aが使われる場合、シーケンス番号は1から昇順に増加し得る。方法bが使われる場合、シーケンス番号は0から昇順に増加し得る。方法aが使われる場合、既存のmeasurement-result-statsに含まれる測定結果は0回目の測定結果と見なされ得る。方法bが使われる場合、既存のmeasurement-result-statsに含まれる測定結果は最後の測定結果と見なされ得る。O-DUはシーケンス番号をadditional-measurement-result-statsのキー値として使うことによってmeasurement-result-statsを時間順で容易に整列することができる。また、O-DUはシーケンス番号を使って特定順序のmeasurement-result-statsを容易に探すことができる。
【0167】
伝送パラメータの個数を減らすために、number-of-additional-measurement-result-statsは使われなくてもよい。NETCONF/YANGモデルで追加測定結果統計リストに含まれるエントリの個数が明示的に指示されない場合にも、受信者はエントリ個数が分かる。number-of-additional-measurement-result-statsは受信者のデコーディング便宜性のために使われ得る。
【0168】
additional-measurement-results-statsのキーは設定されなくてもよい。キーが設定されない場合、O-DUは追加測定結果統計リストの特定エントリに直接アクセスできず、追加測定結果統計リストの全体を常にデコーディングしなければならない。既存のYANGモデルで一つの通知は一つの測定結果のみを含むことができる。測定結果を測定結果リストに変更する場合、既存のYANGモデルを使うフロントホール装備(例えば、O-DUおよび/またはO-RU)との下位互換性問題が発生し得る。本出願で提案されたYANGモデルで既存のYANGモデルのmeasurement-result-stats notificationの情報構造(例えば、start-time、end-time、measurement-result)はそのまま使われ得る。既存のYANGモデルのmeasurement-result-stats notificationは最初の測定結果を含むことができる。提案されたYANGモデルは既存のYANGモデルに比べて追加測定結果統計リストをさらに含むことができる。追加測定結果統計リストは二回目の測定結果から含むことができる。測定結果は追加測定結果統計リスト内で時間順序(例えば、測定時間の昇順)で配置され得る。この動作は「方法a」であり得る。方法aによると、既存のYANGモデルで使う測定関連パラメータはそのまま使われるので、下位互換性問題は発生しない。
【0169】
すなわち、一つの通知で一つのmeasurement-result-statsのみをデコーディングできる既存のO-DUは既存のパラメータ(群)(例えば、transceiver-stats、rx-window-stats、tx-stats、epe-stats)をデコーディングすることができる。この場合、O-RUが複数の測定結果を含む一つの通知を伝送する場合にも、既存のO-DUは一つの測定結果を成功的に受信することができる。
【0170】
他の方法として、O-RUは複数の測定結果の中で最後の測定結果を既存の測定結果パラメータとして設定することができ、最初の測定結果から最後以前の測定結果まで含む追加測定結果統計リスト(例えば、additional-measurement-result-stat)を生成することができる。この動作は「方法b」であり得る。方法bによると、既存のO-DUが受信可能な一つの測定結果は最新の測定結果であり得る。
【0171】
通信システムで追加測定結果統計リストを時間順で整列させるためにキー値であるシーケンス番号は「ordered-by user」と定義され得る。
【0172】
[方法B-1による実施例]
方法B-1による実施例でパラメータは下記の表4のように設定され得る。
【0173】
【表4】
【0174】
表4の設定に基づくと、O-RUは測定対象Aに対する2個の測定結果および測定対象Bに対する4個の測定結果を含む通知をO-DUに伝送することができる。この場合、measurement-result-statsのエントリ個数は短い測定間隔を有する測定対象Bに対する測定間隔を基準として決定され得る。
【0175】
方法aが使われる場合、測定対象Bに対する最初の測定結果は既存のmeasurement-results-statsに含まれ得、測定結果Aに対する測定動作は完了していないので既存のmeasurement-results-statsに含まれないこともある。すなわち、既存のmeasurement-results-statsは0~15分の測定区間で測定結果を含むことができる。
【0176】
additional-measurement-result-statsの最初のエントリは15~30分の測定区間で完了した測定動作の結果(例えば、測定対象Bに対する二回目の測定結果および測定対象Aに対する最初の測定結果)を含むことができる。additional-measurement-result-statsの二番目のエントリは30~45分の測定区間で完了した測定動作の結果(例えば、測定対象Bに対する三回目の測定結果)を含むことができる。additional-measurement-result-statsの三番目のエントリは45~60分の測定区間で完了した測定動作の結果(例えば、測定対象Bに対する四回目の測定結果および測定対象Aに対する二回目の測定結果)を含むことができる。方法bが使われる場合、最初の測定結果から最後以前の測定結果までの測定結果(群)はadditional-measurement-result-statsで設定され得、最後の測定結果は既存のmeasurement-result-statで設定され得る。この動作は後述される方法b-2に同一に適用され得る。
【0177】
[方法B]の変形された方法として、additional-measurement-result-statsは通知ではなくYANGモデルの前の部分である「transceiver-measurement-result、rx-window-measurement-result、tx-measurement-result、およびepe-measurement-result」の次に含まれ得る。O-DUは通知方式の代わりにget RPCを使って複数のmeasurement-result-statsを確認することができる。この場合、O-DUは周期的にget RPCを伝送することができ、これに伴うオーバーヘッドが発生し得る。
【0178】
<方法B-2>
方法B-2で、number-of-additional-measurement-result-statsおよびseq-numberは使われなくてもよく、additional-measurement-result-statsリストのキーは使われなくてもよい。この場合、additional-measurement-result-statsリストの一つのエントリに含まれる構造は一つの測定結果を含む既存のmeasurement-result-statsと同一であり得る。
【0179】
方法B-2によるYANGモデルは次のように定義され得る。
【0180】
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro additional-measurement-result-stats* []
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? Enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
x--ro epe-stats
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0181】
修正されたYANGコードは次のように定義され得る。
【0182】
notification measurement-result-stats {
description
”Notification may contain measurement results for transceiver-stats and/or rx-window-stats”;
uses measurement-notification;
// For sending additional measurement result when notification-interval is larger than measurement-interval
list additional-measurement-result-stats {
// For sending additional measurement result stats when notification-interval is larger than measurement-interval
description
”Additional measurement result stats are included when notification-interval is larger than measurement-interval and ’enable-multiple-stats-in-notification’ is true.”;
uses measurement-notification;
}
}
【0183】
<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>
【0184】
既存のO-RU(例えば、O-RAN M-Planeバージョン7.0以前のバージョンをサポートするO-RU)は複数の測定結果を含む一つの通知を伝送できない。すなわち、一つの通知は一つの測定結果のみを含むことができる。O-DUが測定間隔と通知間隔を同一に設定する場合、一つの通知に一つの測定結果のみが含まれるので、すべての測定結果はもれなく個別的な通知によって送受信され得る。この動作は(方法イ)と呼称され得る。
【0185】
O-DUが通知間隔を測定間隔より長く設定した場合、O-RU(例えば、複数の測定結果を含む一つの通知を伝送できない既存のO-RU)は測定結果のうち最新の測定結果のみを含む通知をO-DUに伝送することができる。この動作は(方法ロ)と呼称され得る。既存のO-DUは複数の測定結果を含む通知を解釈できない。したがって、(方法イ)が使われる場合、複数の測定結果を含むリストを既存のO-DUが受信することは防止され得る。また、(方法イ)が使われる場合、O-RU(例えば、新しいO-RU)が複数の測定結果を一つの通知を使って伝送することは防止され得る。この動作は特に複数の測定結果を含む通知を解釈できない既存のO-DUに測定結果を伝送する場合に有用な方法であり得る。O-DU(例えば、既存のO-DUあるいは新しいO-DU)が通信システムの処理負荷を減らすために一部測定結果のみを含む通知を受信することを望む場合にも、(方法ロ)は有用であり得る。
【0186】
O-RUが複数の測定結果を含む一つの通知を伝送できる場合にも、O-DUは測定結果の処理負担を減らすために通知に含まれる測定結果の個数を1個に制限することができる。例えば、O-DUはenable-multiple-stats-in-notificationをFALSEに設定することができ、この場合、O-RUは通知間隔が測定間隔より長い場合にも複数の測定結果のうち一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)のみを含む通知を伝送することができる。
【0187】
「enable-multiple-stats-in-notification」のデフォルト値がFALSEと定義され、新しいO-RUと既存のO-DUが動作する場合、enable-multiple-stats-in-notificationは常にFALSEであるので、新しいO-RUは通知間隔が測定間隔より長く設定された場合にも一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)を既存のO-DUに伝送することができる。「enable-multiple-stats-in-notification」のデフォルト値がFALSEと定義され、新しいO-RUと新しいO-DUが動作する場合、一つの測定結果を含む一つの通知および複数の測定結果を含む一つの通知はいずれも使われ得る。
【0188】
新しいO-DUは新しいO-RUのenable-multiple-stats-in-notificationをFALSEに設定することができる。この場合、新しいO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートするleafを使って一つの測定結果を新しいO-DUに伝送することができる。または新しいO-RUは一つの測定結果を含むmeasurement result listを新しいO-DUに伝送することができる。新しいO-RUは既存のO-DUに通知を伝送するために一つの測定結果の伝送をサポートするleafを使うことができる。
【0189】
O-RUのYANGモデルはO-RUがサポートするO-RAN M-Planeバージョンを表示することができる。したがって、O-DUはO-RUによってサポートされるO-RAN M-Planeバージョンに基づいて該当O-RUが複数の測定結果を含む一つの通知の伝送機能(すなわち、マルチ測定結果報告機能)をサポートするかどうかが分かる。
【0190】
測定結果の処理負担を減らすために通知に含まれる測定結果の個数を制限する他の方法として、一つの通知に含まれる測定結果の最大個数を指示するmax-number-of-measurement-result-per-notificationは設定され得る。すなわち、max-number-of-measurement-result-per-notificationはYANGモデルに追加され得る。O-DUはmax-number-of-measurement-result-per-notificationをO-RUに設定することができる。O-RUはmax-number-of-measurement-result-per-notificationによって指示される最大個数以下の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送することができる。
【0191】
方法a、方法b、方法c、および/または方法dが使われる場合、下位互換性は保障され得、マルチ測定結果通知をサポートしない装備との相互運用性は保障され得る。方法a、方法b、方法c、および/または方法dが使われる場合、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知がO-DUでデコーディング可能であるかが分からないこともある。
【0192】
「O-DUがO-RAN M-Plane 7.0バージョン以前のバージョンをサポートする場合」、「O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-DUが複数の測定結果のデコーディング機能をサポートしない場合」、または「O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-DUが複数の測定結果のデコーディング機能を使わない場合」、O-RUが複数の測定結果を含む一つの通知を伝送すれば、複数の測定結果はO-DUでデコーディングされない場合もある。また、O-DUはO-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートするかどうかが分からない場合もある。マルチ測定結果報告機能をサポートできないO-RUのための通知間隔が測定間隔より長く設定された場合、O-DUは一部測定結果をO-RUから受信できないこともある。
【0193】
前述した問題を解決するために、O-RUはマルチ測定結果報告機能をサポートするかどうかを指示するケイパビリティ(capability)をO-DUに知らせることができる。前述したケイパビリティ関連パラメータはM-Planeを通じてO-DUに知らされ得る。O-DUはO-RUのケイパビリティ関連パラメータに基づいてO-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートするかを確認することができる。O-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートする場合、O-DUはマルチ測定結果報告機能のイネーブル(enable)をO-RUに指示することができる。マルチ測定結果報告機能が明示的にイネーブルされた場合、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送することができる。前述した動作は(方法I)と呼称され得る。(方法I)をサポートするために既存のo-ran-performance-management.yang moduleは次のように拡張され得る。
【0194】
+--rw transceiver-measurement-interval? uint16
+--rw epe-measurement-interval? uint16
+--rw rx-window-measurement-interval? uint16
+--rw tx-measurement-interval? uint16
+--rw notification-interval? uint16
+--rw file-upload-interval? uint16
+--ro max-bin-count uint16
+--ro multiple-stats-in-notification-capable? boolean
+--rw enable-multiple-stats-in-notification? boolean
【0195】
すなわち、「ro multiple-stats-in-notification-capable」および「rw enable-multiple-stats-in-notification」はYANGモデルに追加され得る。(方法I)による拡張されたYANGコードは次のように定義され得る。
【0196】
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
leaf max-bin-count{
type uint16;
config false;
mandatory true;
description
”indicates the maximum value of configurable bin-count for frequency table in transceiver-measurement-objects as one of module capabilities.”;
}
leaf multiple-stats-in-notification-capable{
type boolean;
config false;
default false;
description
”Flag to indicate whether the O-RU is capable of sending a notification including multiple stats when notification-interval is larger than measurement-interval.”;
}
leaf enable-multiple-stats-in-notification {
type boolean;
default false;
description
”Flag to enable multiple stats to be included in one notification
when notification-interval is larger than measurement-interval and ’multiple-stats-in-notification-capable’ is true.”;
}
【0197】
multiple-stats-in-notification-capableは通知間隔が測定間隔より長い場合、O-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートするかどうかを指示するケイパビリティであり得る。multiple-stats-in-notification-capableのデフォルト値はfalseであり得る。
【0198】
enable-multiple-stats-in-notificationはO-DUによって設定され得る。O-RUのmultiple-stats-in-notification-capableがtrueと設定された場合、O-DUはenable-multiple-stats-in-notificationをtrueに設定することができる。この場合、通知間隔が測定間隔より長い場合、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送することができる。enable-multiple-stats-in-notificationのデフォルト値はfalseであり得る。
【0199】
O-DUは一つの通知に含まれる複数の測定結果をデコーディングすることができ、O-RUはマルチ測定結果報告機能をサポートできなくてもよい。すなわち、O-DUは新しいO-DUであり得、O-RUは既存のO-RUであり得る。この場合、O-RUのYANGパラメータでmultiple-stats-in-notification-capableは存在しないこともある。すなわち、multiple-stats-in-notification-capableはデフォルト値(すなわち、false)であるので、O-DUはO-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートできないものと判断することができる。この場合、O-DUはマルチ測定結果報告機能を使わないか通知間隔が測定間隔より長くないようにO-RUのパラメータ(群)を設定することができる。新しいO-RUもマルチ測定結果報告機能をサポートしなくてもよい。この場合、O-RUはmultiple-stats-in-notification-capableをfalseに設定することができる。新しいO-RUのmultiple-stats-in-notification-capableがfalseに設定された場合、O-DUはマルチ測定結果報告機能を使わなくてもよい。あるいは、O-DUは通知間隔が測定間隔より長くないようにO-RUのパラメータ(群)を設定することができる。
【0200】
「O-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートし、O-DUがマルチ測定結果報告機能をサポートできない場合」、O-DUはO-RUのenable-multiple-stats-in-notificationをtrueに設定しなくてもよい。したがって、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送しなくてもよい。
【0201】
enable-multiple-stats-in-notificationを解釈できない既存のO-DUはenable-multiple-stats-in-notificationを設定しなくてもよい。この場合、enable-multiple-stats-in-notificationはデフォルト値(すなわち、false)であり得る。したがって、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送しなくてもよい。
【0202】
前述した方法の変形として、新しいO-RU(例えば、O-RAN M-Plane 7.0バージョンをサポートするO-RU、O-RAN M-Plane 7.0バージョン以後のバージョンをサポートするO-RU)はマルチ測定結果報告機能を常にサポートすることができる。この動作は(方法II)と呼称され得る。この場合、multiple-stats-in-notification-capableは使われる必要がない。O-DUはYANGモデルのO-RAN M-Planeバージョン情報に基づいてO-RUが既存のO-RUであることを確認することができる。O-DUは既存のO-RUであることが確認されると、既存のO-RUのための測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。新しいO-RUであることが確認されると新しいO-RUは複数の測定リストを伝送できるので、O-DUは新しいO-RUのための測定間隔と通知間隔を異なって設定することができる。
【0203】
測定間隔より通知間隔が長く設定された場合、既存のO-RUは測定結果のうち最新の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送することができる。この場合、multiple-stats-in-notification-capableは不要であるので、enable-multiple-stats-in-notificationのみがYANGモデルに追加され得る。enable-multiple-stats-in-notificationのデフォルト値はfalseに設定され得る。「O-DUがenable-multiple-stats-in-notificationをtrueに設定し、O-RUのための通知間隔が測定間隔より長い場合」、O-RUは複数の測定結果を含む一つの通知をO-DUに伝送することができる。
【0204】
(方法ロ)のように測定結果の処理負担を減らすために、O-DUは一つの通知に含まれる測定結果の個数を1個に制限することができる。enable-multiple-stats-in-notificationはfalseに設定され得、O-RUは通知間隔が測定間隔より長い場合にも複数の測定結果のうち最新の測定結果を含む通知をO-DUに伝送することができる。「enable-multiple-stats-in-notificationのデフォルト値がfalseに設定され、新しいO-RUと既存のO-DUが動作する場合」、O-RUのenable-multiple-stats-in-notificationの値は常にfalseであるので、新しいO-RUは通知間隔が測定間隔より長い場合に複数の測定結果のうち一つの測定結果(例えば、最新の測定結果)をO-DUに伝送することができる。
【0205】
新しいO-RUと新しいO-DUが動作する場合、一つの測定結果を含む一つの通知および複数の測定結果を含む一つの通知はすべて使われ得る。新しいO-DUが新しいO-RUのenable-multiple-stats-in-notificationをfalseに設定する場合、新しいO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafまたは追加測定結果リストを使って一つの測定結果を伝送することができる。新しいO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafを使って一つの測定結果を既存のO-DUに伝送することができる。
【0206】
新しいO-RUがマルチ測定結果報告機能をオプションでサポートする場合にも前述した(方法II)が使われ得る。この動作は(方法III)と呼称され得る。この場合、multiple-stats-in-notification-capableはYANGモデルに追加されなくてもよい。enable-multiple-stats-in-notificationはYANGモデルに追加され得る。「O-DUがenable-multiple-stats-in-notificationをtrueに設定した場合」、「O-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートしない場合」、または「O-RUがマルチ測定結果報告機能を使わない場合」、O-RUは一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafを使って一つの測定結果をO-DUに伝送することができる。残りの動作は前述した(方法II)と同一であり得る。
【0207】
新しいO-RUは複数の測定リストをオプションでサポートすることができ、multiple-stats-in-notification-capableおよびenable-multiple-stats-in-notificationはいずれもYANGモデルに追加されなくてもよい。この動作は(方法IV)と呼称され得る。マルチ測定結果報告機能をサポートするO-RUは複数の測定結果を含む測定結果リスト(群)を生成することができ、測定結果リスト(群)を含む通知を伝送することができる。マルチ測定結果報告機能をサポートしないO-RUは一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafを使って一つの測定結果をO-DUに伝送することができる。
【0208】
方法a、方法b、および/または方法dが使われる場合、複数の測定結果を含む測定結果リスト(群)と共に一つの測定結果を含む既存のleafが伝送され得る。既存のO-DU(例えば、以前のYANGモデルをサポートするO-DU)は通知に含まれる測定結果リスト(群)に対するデコーディングをできないこともあり、新しいleaf(例えば、測定結果リスト(群))を無視することができる。したがって、既存のO-DUでエラーは発生しないことができる。
【0209】
(その他)
「既存のO-DUと新しいO-RUが動作し、既存のO-DUが新しいO-RUのための測定間隔を通知間隔と同一に設定する場合」、既存のO-DUが複数の測定結果を含む一つの通知を新しいO-RUから受信することは防止され得る。一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するので、新しいO-RUは既存の方式によって一つの測定結果を含む一つの通知を伝送することができる。この方法が使われる場合、multiple-stats-in-notification-capableおよびenable-multiple-stats-in-notificationは使われる必要がない。一つの測定結果が追加測定結果リストの代わりに既存のleafを使って伝送される場合、既存のO-DUは常に測定結果をデコーディングすることができる。したがって、下位互換性問題は発生しない。前述した動作は方法cで有用であり得る。
【0210】
方法cが使われる場合、既存のO-DUは測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。この場合、一つの通知間隔で一つの測定結果のみが発生し得る。O-RUは一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafを使って一つの測定結果を既存のO-DUに伝送することができる。既存のO-DUはO-RUから受信された測定結果をデコーディングすることができる。新しいO-DUは通知間隔を測定間隔より長く設定することができる。この場合、一つの通知間隔で複数の測定結果が発生し得る。O-RUは複数の測定結果を含む測定結果リストを生成することができ、測定結果リストを含む通知を新しいO-DUに伝送することができる。新しいO-DUはO-RUから受信された測定結果リストをデコーディングすることができる。すなわち、通知間隔が測定間隔より長い場合にマルチ測定結果報告機能はイネーブルされ得る。通知間隔が測定間隔より長くない場合、マルチ測定結果報告機能はディセーブル(disable)され得る。
【0211】
方法a、方法b、および/または方法dで、通知は一つの測定結果の伝送をサポートする既存のleafを常に含むことができる。したがって、既存のO-DUはO-RUから受信された通知をデコーディングできるので、下位互換性問題は発生しない。
【0212】
前述した方法(群)によると、下位互換性は保障され得、マルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性は保障され得る。
【0213】
複数の測定結果を含む一つの通知の伝送を防止するために、測定対象別に別途の通知間隔パラメータは使われ得る。通知間隔は測定対象別に設定され得る。測定対象のための通知間隔は互いに異なって設定され得る。例えば、各測定対象のためにtransceiver-notification-interval、rx-window-notification-interval、tx-stats-notification-interval、epe-stats-notification-interval、および/またはrssi-stats-notification-intervalのパラメータはそれぞれ設定され得る。測定対象の測定間隔が互いに異なる場合にも、各測定対象の通知間隔は該当測定対象の測定間隔より長くないように設定され得る。この方法によると、複数の測定結果を含む一つの通知が伝送されることは防止され得る。
【0214】
O-RANで多様な測定対象が導入され得、前述した方法(群)により新しい測定対象に対するマルチ測定結果報告機能は適用され得る。例えば、RSSI対象(例えば、Time Domain RSSI object)に対する通知は下記のように定義され得る。
【0215】
notification
...(省略)...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
| +--ro value? int16
+--ro max
| +--ro value? int16
+--ro avg
| +--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
...(省略)...
【0216】
前記のような一つの測定結果を含む一つの通知は前述した方法(群)と同様に拡張され得る。すなわち、一つの通知は複数の測定結果を含むように拡張され得る。例えば、方法Aの最初の方法を適用すると、YANGモデルは次のように定義され得る。
【0217】
notifications:
+---n measurement-result-stats
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
| +--ro value? int16
+--ro max
| +--ro value? int16
+--ro avg
| +--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
+--ro number-of-additional-measurement-result? uint8
+--ro additional-symbol-rssi-measurement-result* [seq-number]
+--ro seq-number uint8
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
+--ro value? int16
+--ro max
+--ro value? int16
+--ro avg
+--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
【0218】
方法Aの二番目の方法を適用すると、YANGモデルは次のように定義され得る。
【0219】
notifications:
+---n measurement-result-stats
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
| +--ro value? int16
+--ro max
| +--ro value? int16
+--ro avg
| +--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
+--ro additional-symbol-rssi-measurement-result* [start-time end-time]
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
+--ro value? int16
+--ro max
+--ro value? int16
+--ro avg
+--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
【0220】
方法Aの三番目の方法を適用すると、YANGモデルは次のように定義され得る。
【0221】
notifications:
+---n measurement-result-stats
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
| +--ro value? int16
+--ro max
| +--ro value? int16
+--ro avg
| +--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
+--ro additional-symbol-rssi-measurement-result* []
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
+--ro value? int16
+--ro max
+--ro value? int16
+--ro avg
+--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
【0222】
方法Bの最初の方法を適用すると、YANGモデルは次のように定義され得る。
【0223】
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
...
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
...
+--ro tx-stats* [measurement-object]
...
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
...
+--ro number-of-additional-measurement-result-stats? uint8
+--ro additional-measurement-result-stats* [seq-number]
+--ro seq-number uint8
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
...
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
...
+--ro tx-stats* [measurement-object]
...
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
+--ro value? int16
+--ro max
+--ro value? int16
+--ro avg
+--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
【0224】
方法Bの二番目の方法を適用すると、YANGモデルは次のように定義され得る。
【0225】
notifications:
+---n measurement-result-stats
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
...
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
...
+--ro tx-stats* [measurement-object]
...
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
..
+--ro additional-measurement-result-stats* []
+--ro transceiver-stats* [measurement-object]
...
+--ro rx-window-stats* [measurement-object]
...
+--ro tx-stats* [measurement-object]
...
+--ro epe-statistics* [measurement-object]
...
+--ro symbol-rssi-stats* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/symbol-rssi-measurement-objects/measurement-object
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro symbol-rssi-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/up:user-plane-configuration/rx-array-carriers/name
+--ro per-symbol-index-result* [symbol-index]
+--ro symbol-index uint16
+--ro min
+--ro value? int16
+--ro max
+--ro value? int16
+--ro avg
+--ro value? int16
+--ro frequency-table* uint32
【0226】
<複数の測定結果を含む別途の通知を伝送する方法>
既存の通知にadditional-xxxx-measurement-resultの追加なしに、O-RUは複数の測定結果を含む別途の通知を伝送することができる。
【0227】
[方法A]の3番目の方式の方法cでadditional-xxxx-measurement-resultを含む別途の通知が伝送され得る。この動作のためのYANGモデルは次のように定義され得る。
【0228】
module:o-ran-performance-management
...(省略)...
notifications:
+---n measurement-result-stats
| +--ro transceiver-stats* [measurement-object]
| | +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| | +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| | +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| | +--ro min
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro max
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro first
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro latest
| | | +--ro value? decimal64
| | | +--ro time? yang-types:date-and-time
| | +--ro frequeny-table* uint32
| +--ro rx-window-stats* [measurement-object]
| | +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| | +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro data-direction? enumeration
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| +--ro tx-stats* [measurement-object]
| | +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| | +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro(object-unit-id)?
| | +--:(RU)
| | | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(TRANSPORT)
| | | +--ro tr-measured-result* []
| | | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | | +--ro count uint64
| | +--:(EAXC_ID)
| | +--ro eaxc-measured-result* []
| | +--ro eaxc-id? uint16
| | +--ro count uint64
| | +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| x--ro epe-stats
| | +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| | +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| | +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| | +--ro min? decimal64
| | +--ro max? decimal64
| | +--ro average? decimal64
| +--ro epe-statistics* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
| +--ro min? decimal64
| +--ro max? decimal64
| +--ro average? decimal64
+---n multiple-measurement-result-stats
+--ro multiple-transceiver-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object
| +--ro additional-transceiver-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro transceiver-measurement-result* [object-unit-id]
| +--ro object-unit-id->/if:interfaces/interface/o-ran-int:port-reference/port-number
| +--ro min
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro max
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro first
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro latest
| | +--ro value? decimal64
| | +--ro time? yang-types:date-and-time
| +--ro frequeny-table* uint32
+--ro multiple-rx-window-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object
| +--ro additional-rx-window-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro data-direction? enumeration
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro multiple-tx-stats* [measurement-object]
| +--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object
| +--ro additional-tx-measurement-result* []
| +--ro start-time? yang-types:date-and-time
| +--ro end-time? yang-types:date-and-time
| +--ro(object-unit-id)?
| +--:(RU)
| | +--ro name?->/hw:hardware/component/name
| | +--ro count uint64
| +--:(TRANSPORT)
| | +--ro tr-measured-result* []
| | +--ro name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
| | +--ro count uint64
| +--:(EAXC_ID)
| +--ro eaxc-measured-result* []
| +--ro eaxc-id? uint16
| +--ro count uint64
| +--ro transport-name?->/o-ran-elements:processing-elements/ru-elements/name
+--ro multiple-epe-statistics* [measurement-object]
+--ro measurement-object->/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object
+--ro additional-epe-measurement-result* []
+--ro start-time? yang-types:date-and-time
+--ro end-time? yang-types:date-and-time
+--ro epe-measurement-result* [object-unit-id]
+--ro object-unit-id->/hw:hardware/component/class
+--ro min? decimal64
+--ro max? decimal64
+--ro average? decimal64
【0229】
一つの測定結果を伝達する通知であるresult-statsは修正なしに使われ得、複数の測定結果を伝達する通知であるmultiple-measurement-result-statsは新しく定義され得る。O-RUは複数の測定結果を含むadditional-XXXX-measurement-result[]を生成することができ、additional-XXXX-measurement-result[]を伝送することができる。複数の測定結果の伝達のための部分を別途の通知で定義した点を除いた残りの事項は[方法A]と同一であり得る。
【0230】
前述した実施例は[方法A]の方法cを変形した方法であり得、別途の通知が使われ得る。O-RUは一つの測定結果の伝送をサポートするleaf(例えば、start-time、end-time、およびXXXX-measurement-result[])を含む既存のmeasurement-result-stats notificationを使って一つの測定結果を既存のO-DUに伝送することができ、複数の測定結果全体を含む新しいmultiple-measurement-result-statsを新しいO-DUに伝送することができる。multiple-measurement-result-statsはadditional-XXXX-measurement-result[]を含むことができ、additional-XXXX-measurement-result[]は複数の測定結果を含むことができる。すべての測定結果(例えば、最初の測定結果から最後の測定結果までの測定結果)はadditional-XXXX-measurement-result[]内で時間順で整列され得る。
【0231】
既存のO-DUに伝送される既存のmeasurement-result-stats notificationは測定対象別一つの測定結果を含むことができる。この場合、既存のO-DUは一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するようにO-RUの測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。または既存のO-DUが通知間隔を測定間隔より長く設定した場合、O-RUは測定結果のうち最新の測定結果を含む既存のmeasurement-result-stats notificationをO-DUに伝送することができる。前述した動作のための詳細な方法は<下位互換性およびマルチ測定結果報告機能をサポートしない装備との相互運用性を保障するための方法>に説明される。
【0232】
[方法A]の方法a、方法b、および/または方法dが使われる場合、前述した方法と同一に既存のleafと新しいリストは別途の通知に伝送され得る。すなわち、[方法A]の方法a、方法b、および/または方法dで、一つの測定結果は既存のmeasurement-result-stats notification(すなわち、既存のleaf)を使って伝送され得、複数の測定結果はmultiple-measurement-result-stats notification(すなわち、新しいリスト)を使って伝送され得る。
【0233】
O-RUのmultiple-stats-in-notification-capableがfalseである場合、O-DUは一つの測定結果を含むmeasurement-result-stats notification(すなわち、既存の通知)のみを確認することができる。O-RUのmultiple-stats-in-notification-capableがtrueである場合、O-DUはenable-multiple-stats-in-notificationをtrueに設定することができ、複数の測定結果を含むmultiple-measurement-result-stats notification(すなわち、新しい通知)を受信することができる。O-RUがマルチ測定結果報告機能をサポートする場合にも、O-DUの負担を減らすために、O-DUはenable-multiple-stats-in-notificationをfalseに設定することができる。この場合、O-RUは一つの測定結果を含むmeasurement-result-stats notificationをO-DUに伝送することができ、O-DUは一つの測定結果を含むmeasurement-result-stats notificationをO-RUから受信することができる。またはO-DUは一つの測定値を含んでいるmultiple-measurement-result-stats notificationを受信することができ、multiple-measurement-result-stats notificationから一つの測定結果のみを獲得することができる。
【0234】
O-RUがYANGモデルのmultiple-stats-in-notification-capableを使わない場合、O-DUはmeasurement-result-stats notificationおよびmultiple-measurement-result-stats notificationすべてを購読(subscribe)することができる。この場合、O-RUが複数の測定結果を含む通知を伝送すれば、O-DUはO-RUからmultiple-measurement-result-stats notificationを受信することができる。O-RUが一つの測定結果を含む既存の通知を伝送すれば、O-DUはO-RUから既存のmeasurement-result-stats notificationを受信することができる。
【0235】
既存のO-DUはマルチ測定結果報告機能をサポートしなくてもよく、既存のmeasurement-result-statsのみを購読することができる。この場合、enable-multiple-stats-in-notificationのデフォルト値がfalseに設定されると、既存のO-DUはenable-multiple-stats-in-notificationを別途に設定しなくてもよい。したがって、O-RUは一つの測定結果を含む既存のmeasurement-result-stats notificationを既存のO-DUに伝送することができる。
【0236】
新しいO-RUはmultiple-measurement-result-stats notificationをオプションでサポートすることができ、multiple-stats-in-notification-capableおよびenable-multiple-stats-in-notificationはいずれもYANGモデルに追加されなくてもよい。O-RUはマルチ測定結果報告機能をサポートすることができ、O-DUはmultiple-measurement-result-stats notificationを購読することができる。この場合、O-DUは複数の測定結果を含む一つの通知を受信することができる。
【0237】
O-RUがmultiple-measurement-result-stats notificationをサポートしない場合、O-DUは既存のmeasurement-result-stats notificationを購読することによって一つの測定結果を含む通知を受信することができる。この場合、O-DUは複数の測定結果に関連したO-RUのケイパビリティが分からないので、既存のmeasurement-result-stats notificationおよび新しいmultiple-measurement-result-stats notificationすべてを購読しなければならない。既存のO-DUは新しいmultiple-measurement-result-stats notificationを購読できないのでO-RUからmultiple-measurement-result-stats notificationを受信できないことがある。これによるエラーは発生しない。
【0238】
「既存のO-DUと新しいO-RUが動作し、既存のO-DUが新しいO-RUの測定間隔と通知間隔を同一に設定した場合」、既存のO-DUが新しいO-RUから複数の測定結果を含む一つの通知(例えば、multiple-measurement-result-stats notification)を受信することは防止され得る。すなわち、一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するので、新しいO-RUは一つの測定結果を含む既存のmeasurement-result-stats notificationを伝送することができる。前述した方法が使われる場合、multiple-stats-in-notification-capableおよびenable-multiple-stats-in-notificationは使われなくてもよい。前述した動作は方法cで有用であり得る。
【0239】
方法cが使われる場合、既存のO-DUは一つの通知間隔で一つの測定結果が発生するように測定間隔と通知間隔を同一に設定することができる。この場合、O-RUは一つの測定結果を含む既存のleaf(例えば、measurement-result-stats notificationを通じて)を伝送することができる。既存のO-DUはO-RUから受信された既存のnotificationに含まれるleafに含まれる一つの測定結果をデコーディングすることができる。新しいO-DUは通知間隔を測定間隔より長く設定することができる。この場合、一つの通知間隔で複数の測定結果が発生すれば、O-RUは複数の測定結果を含む新しいリスト(例えば、新しいmultiple-measurement-result-stats notificationを通じて)を新しいO-DUに伝送することができる。新しいO-DUはO-RUから受信されたmultiple-measurement-result-stats notificationに含まれる新しいリストに含まれる複数の測定結果をデコーディングすることができる。すなわち、通知間隔が測定間隔より長い場合、マルチ測定結果報告機能はイネーブルされ得る。通知間隔が測定間隔より長くない場合、マルチ測定結果報告機能はディセーブルされ得る。
【0240】
方法a、方法b、および/または方法dで、一つの測定結果を含む既存のleafは伝送され得る。したがって、既存のO-DUは既存のleafをデコーディングできるので、下位互換性問題は発生しない。一つの測定結果が存在する場合、既存のmeasurement-result-stats notificationは使われ得る。この場合、既存のO-DUおよび新しいO-DU皆は測定結果をデコーディングすることができる。複数の測定結果が存在する場合、既存のmeasurement-result-stats notificationおよび新しいmultiple-measurement-result-stats notificationがすべて伝送され得る。この場合、既存のO-DUは既存のmeasurement-result-stats notificationを受信することによって一つの測定結果を獲得することができ、新しいO-DUは新しいmultiple-measurement-result-stats notificationを受信することによって複数の測定結果を獲得することができる。
【0241】
方法dで一つの測定結果が存在する場合にも、一つの測定結果を含む既存のmeasurement-result-stats notificationおよび一つの測定結果を含む新しいmultiple-measurement-result-stats notificationはすべて伝送され得る。すなわち、同一の測定結果は既存のmeasurement-result-stats notificationおよび新しいmultiple-measurement-result-stats notificationに含まれ得る。
【0242】
前述した方法(群)のための修正されたYANGコードは次のように定義され得る。
【0243】
grouping multiple-measurement-notification {
description
”notification may contain multiple-measurement result for transceiver-stats and/or rx-window-stats and/or tx-stats and/or epe-stats”;
list multiple-transceiver-stats {
key “measurement-object”;
description
”multiple measurement result of transceiver-measurement per measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/transceiver-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the transceiver-measurement”;
}
list additional-transceiver-measurement-result {
config false;
description
”additional measurement result of transceiver-measurement
when notification-interval is larger than measurement-interval”;
uses start-and-end-time;
uses transceiver-measurement-result-grouping;
}
}
list multiple-rx-window-stats {
key “measurement-object”;
description
”multiple measurement result for the reception window measurement per measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/rx-window-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the reception window measurement”;
}
list additional-rx-window-measurement-result {
config false;
description
”additional measurement result of rx-window-measurement
when notification-interval is larger than measurement-interval”;
uses start-and-end-time;
uses rx-window-measurement-result-grouping;
}
}
list multiple-tx-stats {
key “measurement-object”;
description
”multiple measurement result for the tx stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/tx-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the tx stats measurement”;
}
list additional-tx-measurement-result {
config false;
description
”additional measurement result of tx-measurement
when notification-interval is larger than measurement-interval”;
uses start-and-end-time;
uses tx-measurement-result-grouping;
}
}
list multiple-epe-statistics {
key “measurement-object”;
description
”measurement result for the epe stats measurement per
measurement-object”;
leaf measurement-object {
type leafref {
path “/performance-measurement-objects/epe-measurement-objects/measurement-object”;
}
description
”measurement-object for the epe stats measurement”;
}
list additional-epe-measurement-result {
config false;
description
”additional measurement result of epe-measurement
when notification-interval is larger than measurement-interval”;
uses start-and-end-time;
uses epe-measurement-result-grouping;
}
}
}

// Top level container
container performance-measurement-objects {
description
”configuration for performance management and measurement-result are included”;
uses measurement-group;
}

// Notifications
notification measurement-result-stats {
description
”Notification may contain measurement results for transceiver-stats and/or rx-window-stats”;
uses measurement-notification;
}

notification multiple-measurement-result-stats {
description
”Notification may contain multiple measurement results for transceiver-stats and/or rx-window-stats”;
uses multiple-measurement-notification;
}
}
【0244】
前述した方法によると、既存の装備(例えば、O-DU、O-RU)との下位互換性問題は発生しない。一つのNETCONF通知の伝送手続きで、測定対象別複数の測定結果は伝送され得る。したがって、O-RAN M-Planeの性能は向上し得る。
【0245】
本発明に係る方法は多様なコンピュータ手段を通じて実行され得るプログラム命令形態で具現されてコンピュータ読み取り可能媒体に記録され得る。コンピュータ読み取り可能媒体はプログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含むことができる。コンピュータ読み取り可能媒体に記録されるプログラム命令は本発明のために特別に設計されて構成されたものなどであるかコンピュータソフトウェア当業者に公示の使用可能なものであってもよい。
【0246】
コンピュータ読み取り可能媒体の例にはロム(rom)、ラム(ram)、フラッシュメモリ(flash memory)等のように、プログラム命令を保存し実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例にはコンパイラ(compiler)により作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタ(interpreter)等を使ってコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。前述したハードウェア装置は本発明の動作を実行するために少なくとも一つのソフトウェアモジュールで作動するように構成され得、その逆も同様である。
【0247】
以上、実施例を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正および変更できることが理解できるであろう。
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14