(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024148187
(43)【公開日】2024-10-18
(54)【発明の名称】波形スレート用支持金具及び下地材固定方法
(51)【国際特許分類】
E04D 3/00 20060101AFI20241010BHJP
E04F 13/08 20060101ALI20241010BHJP
【FI】
E04D3/00 T
E04F13/08 101S
E04F13/08 101E
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023061068
(22)【出願日】2023-04-05
(71)【出願人】
【識別番号】592217738
【氏名又は名称】ネグロス電工株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】593068166
【氏名又は名称】大和スレート株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074251
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 寛
(74)【代理人】
【識別番号】100066223
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 政美
(72)【発明者】
【氏名】板倉 圭佑
(72)【発明者】
【氏名】野田 哲夫
(72)【発明者】
【氏名】浅田 啓太
【テーマコード(参考)】
2E108
2E110
【Fターム(参考)】
2E108AA02
2E108AS02
2E108AZ01
2E108BB04
2E108BN05
2E108CC15
2E108FF11
2E108FG01
2E108GG20
2E110AA42
2E110AA51
2E110AB02
2E110AB04
2E110AB22
2E110CA03
2E110CA04
2E110CA07
2E110CA17
2E110DC03
2E110DC06
2E110DC12
2E110EA04
2E110GA33W
2E110GA33Y
2E110GB19Y
(57)【要約】
【課題】
波形スレート板の波の長手方向に対して角度をもって金属下地材を支持することが可能な波形スレート用支持金具を提供する。
【解決手段】波形スレートPのフックボルトAの両側に立設する一対の脚部1を設ける。各脚部1の上部に挿通孔4を有する支持盤2を設ける。下地材Qを両側から保持する一対の保持片3を支持盤2に設ける。脚部1の下部側で波形スレートの波の突出面に沿って当接する下部金具6を形成する。脚部1の下端に係止突起5を突出する。係止突起5を挿入する円弧状の揺動孔7を下部金具6に開穿する。揺動孔7に沿って脚部1の向きを変更するように構成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
波形スレートの波の突出面から突出するフックボルトの両側に立設して下地材を支持する一対の脚部と、該脚部の上部に設けられ、フックボルトを挿通するネジ挿通孔を有し該フックボルトに取付け固定する支持盤と、を備えた波形スレート壁用支持金具であって、
前記脚部を載せて波の突出面に沿って当接する下部金具を形成し、
前記脚部の下端に係止突起を突出すると共に、該係止突起を係止する円弧状の揺動孔を下部金具に開穿し、
該揺動孔に沿って前記脚部の向きを変更するように構成したことを特徴とする波形スレート壁用支持金具。
【請求項2】
前記下部金具は板状を成し、前記波の突出面に重合する湾曲面部と、前記波の長手両側方向に張り出す平面部とを備え、
該平面部に前記揺動孔を形成すると共に、前記フックボルトの周囲で開口する開口部を湾曲面部に形成した請求項1記載の波形スレート壁用支持金具。
【請求項3】
前記係止突起に係止凸部を屈曲形成し、前記揺動孔の開口縁に係止凸部を係合して開口縁に沿ってスライドするように構成した請求項1記載の波形スレート壁用支持金具。
【請求項4】
前記支持盤から上方に延長され下地材の長手側面を両側から保持する一対の保持片を備えた請求項1記載の波形スレート用支持金具。
【請求項5】
前記ネジ挿通孔が長孔状であり、ネジ挿通孔に沿って支持盤側が移動する請求項1記載の波形スレート用支持金具。
【請求項6】
波形スレートを使用した屋根又は壁において、波形スレートの波の上端面から突出するフックボルトに下地材を固定するために使用する波形スレート用支持金具であって、
前記下地材を保持する本体金具と、
該本体金具と波形スレート間に配置された状態で該波形スレートに固定される下部金具と、を備え、
該本体金具が回転変位可能になるように前記フックボルトに取り付けられたことを特徴とする支持金具。
【請求項7】
前記本体金具の下部に支持突起を備え、
該支持突起を挿入する円弧状の揺動孔を前記下部金具に開穿し、
前記本体金具の向きを揺動孔に沿って変更するように構成した請求項6に記載の支持金具。
【請求項8】
前記下部金具は板状を成し、前記波の突出面に重合する湾曲面部と、前記波の長手両側に張り出す一対の平面部とを備え、
前記本体金具が前記波形スレートと平行な方向で回転変位可能になるように構成されたことを特徴とする請求項6に記載の支持金具。
【請求項9】
前記支持突起に係合凹部を屈曲形成し、前記揺動孔の開口縁に係合凹部を係合して開口縁に沿ってスライドするように構成した請求項7記載の支持金具。
【請求項10】
波形スレートを使用した屋根又は壁において、波形スレートの波の上端面から突出するフックボルトに下地材を固定する下地材固定方法であって、
本体金具と下部金具を備えた支持金具を用意する工程と、
波形スレート上に前記下部金具を配置する工程と、
前記下部金具を波形スレートと共に挟むように前記下部金具の上に前記本体金具を配置して、該支持金具を前記フックボルトに取付ける工程と、
前記本体金具に前記下地材を固定する工程と、を含み、
前記本体金具は、前記波形スレートと平行な方向で前記下部金具に対して回転変位可能になるように前記フックボルトに取付けられた下地材固定方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、波形スレートに金属下地材を支持固定する波形スレート用支持金具及び下地材固定方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
旧来の波形スレート板はアスベストを含有しており、改修には特に気を使う作業になっている。そのため、既存の波形スレート板の改修を行う工法の一つとして、間接固定工法が行われている。
【0003】
この工法によると、既存の屋根や壁に使用されている波形スレート板を固定しているフックボルトを利用して新たに支持金具を固定し、支持金具相互間に金属下地を配設し、この金属下地の上に新設の屋根や壁を固定する工法なので、アスベストやその他の粉塵の発生がほとんどなく、工事中の雨漏りの心配もないという利点がある。
【0004】
当出願人は、この間接固定工法に使用する支持金具を提案している(特許文献1)。この支持金具は、既設のフックボルトの通り芯が出ていない場合でも、支持金具や下地材を簡単に設置することができるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが特許文献1の支持金具は、波形スレート板の波の長手方向に対して直交する向きでの使用に限定されるものであった。そのため、波形スレート板の波の長手方向に対して角度をもって金属下地材を支持することはできない構成である。
【0007】
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、波形スレート板の波の長手方向に対して角度をもって金属下地材を支持することが可能な波形スレート用支持金具及び下地材固定方法の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、波形スレートPの波の突出面から突出したフックボルトAの両側に立設する一対の脚部1と、該脚部1の上部に設けられ、フックボルトAを挿通するネジ挿通孔4を有し該フックボルトAに取付け固定する支持盤2と、を備えた波形スレート壁用支持金具であって、
前記脚部1を載せて波の突出面に沿って当接する下部金具6を形成し、
前記脚部1の下端に係止突起5を突出すると共に、該係止突起5を係止する円弧状の揺動孔7を下部金具6に開穿し、
該揺動孔7に沿って脚部1の向きを変更するように構成したことにある。
【0009】
第2の手段の前記下部金具6は板状を成し、前記波の突出面に重合する湾曲面部6Aと、前記波の長手両側方向に張り出す平面部6Bとを備え、
該平面部6Bに前記揺動孔7を形成すると共に、前記フックボルトAの周囲で開口する開口部8を湾曲面部6Aに形成している。
【0010】
第3の手段は、前記係止突起5に係止凸部5Aを屈曲形成し、前記揺動孔7の開口縁に係止凸部5Aを係合して開口縁に沿ってスライドするように構成している。
【0011】
第4の手段は、前記支持盤2から上方に延長され下地材Qの長手側面を両側から保持する一対の保持片3を備えている。
【0012】
第5の手段は、前記ネジ挿通孔4が長孔状であり、ネジ挿通孔4に沿って支持盤2側が移動する。
【0013】
第6の手段は、波形スレートPを使用した屋根又は壁において、波形スレートPの波の上端面から突出するフックボルトAに下地材Qを固定するために使用する波形スレート用支持金具であって、前記下地材Qを保持する本体金具Sと、該本体金具Sと波形スレートP間に配置された状態で該波形スレートPに固定される下部金具6と、を備え、該本体金具Sが回転変位可能になるように前記フックボルトAに取り付けられた支持金具である。
【0014】
第7の手段は、前記本体金具Sの下部に支持突起5を備え、該支持突起5を挿入する円弧状の揺動孔7を前記下部金具6に開穿し、前記本体金具Sの向きを揺動孔7に沿って変更するように構成した。
【0015】
第8の手段は、前記下部金具6は板状を成し、前記波P1の突出面に重合する湾曲面部6Aと、前記波P1の長手両側に張り出す一対の平面部6Bとを備え、前記本体金具Sが前記波形スレートPと平行な方向で回転変位可能になるように構成した。
【0016】
第9の手段は、前記支持突起5に係合凹部5Aを屈曲形成し、前記揺動孔7の開口縁に係合凹部5Aを係合して開口縁に沿ってスライドするように構成した。
【0017】
第10の手段は、波形スレートPを使用した屋根又は壁において、波形スレートPの波の上端面から突出するフックボルトAに下地材Qを固定する下地材固定方法であって、本体金具Sと下部金具6を備えた支持金具を用意する工程と、波形スレートP上に前記下部金具6を配置する工程と、前記下部金具6を波形スレートPと共に挟むように前記下部金具6の上に前記本体金具Sを配置して、該支持金具を前記フックボルトAに取付ける工程と、前記本体金具Sに前記下地材Qを固定する工程と、を含み、前記本体金具Sは、前記波形スレートPと平行な方向で前記下部金具6に対して回転変位可能になるように前記フックボルトAに取付けられた固定方法にある。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、脚部1の向きを揺動孔7に沿って変更するように構成したことにより、波形スレート板の波の長手方向に対して角度をもって金属下地材を支持することが可能になった。
【0019】
また、下部金具6を形成することで、波形スレートPの突出面に脚部1を確実に支持することができる。この結果、波の突出面に支持する下地材Qを安定支持することができる。
【0020】
本発明の係止突起5によると、揺動孔7の開口縁に係止凸部5Aを係合した状態でスライドするので、脚部1と下部金具6とを確実に係止連結することができる。
【0021】
更に、保持片3内の前記下地材Qを止着ネジ10で揺動自在に固定する構成により保持片3内で下地材Qを揺動して角度調整できるので、揺動孔7に沿った横向きの調整に加え、保持片3に沿った縦向きの調整により、多様な状況に対応して下地材Qを所定の位置に設置することができる。
【0022】
そして、ナット支持片2Aと前記支持盤2との間に、フックボルトAを固定するプッシュナット9を着脱自在に装着することで、現場で簡単にプッシュナット9を装着することが可能になった。この結果、フックボルトAにプッシュナット9を固定する際に、仮にプッシュナット9に不具合が生じたとしても、現場で簡単にプッシュナット9を交換することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図2】(イ)、(ロ)、(ハ)は本発明支持金具の装着過程を示す斜視図である。
【
図3】(イ)、(ロ)は本発明支持金具の取付け手順を示す斜視図である。
【
図4】本発明支持金具の角度調整を示す平面図である。
【
図6】(イ)、(ロ)はプッシュナットを使用した状態を示す平面図である。
【
図7】本発明の保持片内で金属下地材の角度を調整する例を示す側面図である。
【
図8】本発明支持金具を使用する屋切り部分を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明は、既存の波形スレートPの突出面から突出する既設のフックボルトAに固定するもので(
図3参照)、脚部1、支持盤2、保持片3、下部金具6を備える(
図1参照)。ここで、脚部1、支持盤2、保持片3は、本体金具を構成する。
【0025】
脚部1は、フックボルトAの両側に立設する一対の部材である(
図3参照)。支持盤2は脚部1の上部に設けられ、フックボルトを挿通するネジ挿通孔4を有する板状の部材である(
図1参照)。更に、脚部1の下端に係止突起5を突出し、この係止突起5を後述する下部金具6の揺動孔7に係止する(
図2(ハ)参照)。図示例では、係止突起5に係止凸部5Aを屈曲形成し、この係止凸部5Aを揺動孔7の開口縁に係合してスライドすると共に、係止突起5の脱落を防止している。
【0026】
支持盤2は、プッシュナット9を利用してフックボルトに固定する部位である。図示の支持盤2は、ネジ挿通孔4の周囲に凹みを形成し、この凹みの上部にナット支持片2Aを対向形成している(
図1参照)。尚、支持盤2の凹みの代わりに、ナット支持片2Aを支持盤2より上方に屈曲形成してプッシュナット9を装着することも可能である(図示せず)。
【0027】
この支持盤2には、予めプッシュナット9を装着しておく(
図2(イ)参照)。更にこの支持盤2の下に下部金具6を装着する(同図(ロ)参照)。改修現場では、このように脚部1と下部金具6とが一体になった状態で使用する(同図(ハ)参照)。
【0028】
すなわち、支持盤2にプッシュナット9を装着した状態で、プッシュナット9にフックボルトAを挿通する(
図3参照)。そうするとフックボルトAに支持盤2が固定される(同図(ロ)参照)。更に、この支持盤2から屈曲延長された保持片3に下地材Qを保持して固定する。
【0029】
プッシュナット9でフックボルトAに固定した支持盤2は、長孔状のネジ挿通孔4に沿ってスライド移動するように設けている(
図6参照)。すなわち、同図(イ)の支持盤2を矢印方向に移動すると、ナット支持片2Aがプッシュナット9上をスライドして同図(ロ)の位置まで移動する。また同図(ロ)の位置から同図(イ)の位置まで戻すことも可能である。このように、プッシュナット9をフックボルトAに固定した後、ネジ挿通孔4に沿って支持盤2側が移動することで、仮にフックボルトAの通り芯がずれている場合でも、フックボルトAに対する支持盤2の取付け位置を調整することができる。
【0030】
保持片3は、支持盤2から上方に延長され下地材Qの長手側面を両側から保持する一対の部材である(
図3(ロ)参照)。図示の保持片3は、支持盤2から屈曲形成されており、脚部1、支持盤2、保持片3は連続した一体の部材(本体金具)である(
図1参照)。そして、保持片3内の下地材Qを止着ネジ10で揺動自在に固定する(
図7参照)。このように下地材Qを固定することで、仮にフックボルトAが波の先端部から傾斜した状態で突出している場合でも、下地材Qを波形スレートPに平行に設置することが可能になる。図示例では、保持片3の止着ネジ10で止着する位置の両側にもネジ孔を形成し、ドリルビス等を挿通して保持片3と下地材Qとをネジ止めするように構成している。
【0031】
下部金具6は、脚部1の下部側で波の突出面に沿って当接する板状の部材である(
図1参照)。図示例では円板状を成しているが他の形状に形成してもよい。そして、湾曲面部6Aと平面部6Bを屈曲形成している(
図5参照)。湾曲面部6Aは、波形スレートの波の突出面に重合するように湾曲し、フックボルトの周囲で開口する開口部8を形成している(
図1参照)。図示の湾曲面部6Aは、円形の平板の中央部分を押出し成形にて波形スレートの波の頂部に重なるように形成している(
図5参照)。
【0032】
一方、平面部6Bは、波形スレートの波の長手両側に略水平に張り出す部材である(
図1参照)。この平面部6Bに円弧状の揺動孔7を一対形成している。そしてこの揺動孔7に脚部1から突出した係止突起5を挿入して係止固定する(
図2(ハ)参照)。そして、下部金具6を装着した状態でフックボルトAに支持盤2を固定した後、保持片3に下地材Qを保持する(
図3(ロ)参照)。同図の下地材Qは、波形スレートPの波の長手方向に対して直交する向きで保持しているが、揺動孔7に沿って脚部1の向きを変更することで、支持盤2や保持片3に支持した下地材Qの向きを調整することができる。つまり、本体金具を下部金具6に対して回転変位することができる。ここで回転変位とは、波型スレート板と平行する面上での変位である。
【0033】
図示例では、水平な仮想線Rに対して27°の角度調整ができるように設定している(
図4参照)。これは、屋切り部分の傾斜に合わせる調整角度に設定したもので、この角度は任意に変更することが可能である。更に、平面部6Bは、波形スレートPの波の頂部から平面部6Bが水平に張り出すように形成している(
図7参照)。このように、平面部6Bが波の頂部から水平に張り出すことで、揺動孔7に挿入した係止突起5の下端部が波形スレートPに触れるおそれはない。
【0034】
本発明支持金具は、アスベストを含有する波形スレートP壁の屋切り部分に沿って金属製の下地材Qを支持する場面(
図8参照)で特に有効である。この屋切りとは切り妻屋根の妻側の部分で屋切りに沿った下地材Qは、波形スレートPの波の長手方向に対して傾斜した状態で固定することになる。本発明支持金具はこの傾斜に合わせて下地材Qを支持し、新規の壁を設置することができる。
【0035】
尚、本発明支持金具は、図示例に限定されるものではなく、例えば、脚部1、支持盤2、保持片3、下部金具6等の各構成は任意の変更が可能であり、既存の波形スレートを使用した壁や屋根の補修に応じて、本発明の要旨を変更しない範囲で自由に設計変更することができる。
【0036】
また、上記実施形態においては、本体金具をフックボルトAに固定する態様を示したが、例えば、下部金具をフックボルトAに固定して本体金具を回転変位可能に係止してもよい。また、下部金具と本体金具は一体形成されていてもよく、各材質は金属材に限られず樹脂材でもよい。更に、揺動孔7は長孔ではなく、複数の孔を形成してもよい。
【符号の説明】
【0037】
A フックボルト
P 波形スレート
Q 下地材
R 仮想線
1 脚部
2 支持盤
2A ナット支持片
3 保持片
4 ネジ挿通孔
5 係止突起
5A 係止凸部
6 下部金具
6A 湾曲面部
6B 平面部
7 揺動孔
8 開口部
9 プッシュナット
10 止着ネジ