(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024148243
(43)【公開日】2024-10-18
(54)【発明の名称】ドローンによる小型除草等機の搬送を利用した水稲栽培システム
(51)【国際特許分類】
A01B 73/00 20060101AFI20241010BHJP
A01G 22/22 20180101ALI20241010BHJP
B64U 10/13 20230101ALI20241010BHJP
B64U 101/40 20230101ALN20241010BHJP
【FI】
A01B73/00
A01G22/22 Z
B64U10/13
B64U101:40
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023061202
(22)【出願日】2023-04-05
(71)【出願人】
【識別番号】720008818
【氏名又は名称】山本 修二
(72)【発明者】
【氏名】山本 修二
【テーマコード(参考)】
2B041
【Fターム(参考)】
2B041AC17
(57)【要約】 (修正有)
【課題】機器の移動や設定には依然として手間がかかることを容易に行う水稲栽培方法を提供する。
【解決手段】小型除草等機を格納されている場所から圃場までドローンにより自動的に搬送し、搬送された小型除草等機が自動的に与えられた情報に基づいた範囲で除草等を行い、除草等作業が終了した後、ドローンは小型除草等機を元の場所または次の圃場に搬送する。これにより、従来の水稲栽培における除草等作業の効率化および労力の削減が図られる。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水稲栽培システムであって、小型除草等機を格納されている場所から圃場までドローン
により自動的に搬送する手段、を含むことを特徴とする水稲栽培システム。
【請求項2】
請求項1に記載の水稲栽培システムであって、搬送された小型除草等機が自動的に与え
られた情報に基づいた範囲で除草等を行う手段、をさらに含むことを特徴とする水稲栽培
システム。
【請求項3】
請求項2に記載の水稲栽培システムであって、除草等作業の終了後に、ドローンによっ
て小型除草等機を元の場所または次の圃場に搬送する手段、をさらに含むことを特徴とす
る水稲栽培システム。
【請求項4】
請求項3に記載の水稲栽培システムであって、ドローンがGPS情報またはその他の位置
情報システムを利用して搬送経路を決定する手段、をさらに含むことを特徴とする水稲栽
培システム。
【請求項5】
請求項3または4に記載の水稲栽培システムであって、小型除草等機が自動的に与えら
れた情報に基づいて範囲内の除草等作業を最適化する手段、をさらに含むことを特徴とす
る水稲栽培システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水稲栽培に関するものであり、特にドローンによる小型除草等機の搬送を利
用した水稲栽培システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の水稲栽培では、除草等の作業に多くの労力と時間が必要であった。小型除草等機
を使用することで作業効率が向上するが、機器の移動や設定には依然として手間がかか
る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、機器の移動や設定には依然として手間がかかること
を容易に行う水稲栽培方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的は、小型除草等機の搬送と作業を効率化する水稲栽培システムを提供する
ことである。本発明の水稲栽培システムは、以下の要素を含む。
(1) ドローンによる小型除草等機の自動搬送
(2) 搬送された小型除草等機が自動的に与えられた情報に基づいた範囲で除草等を行う
(3) 除草等作業終了後、ドローンによって元の場所または次の圃場へ搬送される
本発明により、効率的な水稲栽培システムが提供される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、小型除草等機の搬送と作業を効率化する水稲栽培システムを提供する
ことができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ドローンによる小型除草等機の搬送
ドローンを用いて、小型除草等機を格納されている場所から圃場まで自動的に搬送する
。これにより、労力と時間の削減が可能となる。
搬送された小型除草等機による除草等作業
搬送された小型除草等機は、与えられた情報に基づいて自動的に除草等を行う範囲を決
定し、作業を行う。これにより、作業効率が向上する。
作業終了後のドローンによる搬送
除草等作業が終了した後、ドローンが小型除草等機を元の場所または次の圃場へ搬送す
る。これにより、連続して作業を行うことが可能となる。