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特開2024-1494501つ以上の繊維機械のネットワーク構成の自動送信のための方法
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  • 特開-1つ以上の繊維機械のネットワーク構成の自動送信のための方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024149450
(43)【公開日】2024-10-18
(54)【発明の名称】1つ以上の繊維機械のネットワーク構成の自動送信のための方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 61/5007 20220101AFI20241010BHJP
   D01H 4/00 20060101ALN20241010BHJP
   D01H 13/00 20060101ALN20241010BHJP
【FI】
H04L61/5007
D01H4/00 Z
D01H13/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024061155
(22)【出願日】2024-04-05
(31)【優先権主張番号】503867
(32)【優先日】2023-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】LU
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】518264859
【氏名又は名称】ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
【氏名又は名称原語表記】Saurer Spinning Solutions GmbH & Co. KG
【住所又は居所原語表記】Carlstr. 60, 52531 Uebach-Palenberg, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100098501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 拓
(74)【代理人】
【識別番号】100116403
【弁理士】
【氏名又は名称】前川 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100134315
【弁理士】
【氏名又は名称】永島 秀郎
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(74)【代理人】
【識別番号】110002848
【氏名又は名称】弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】フルツ、ベルト
(72)【発明者】
【氏名】ヒュルズ、ユルゲン
【テーマコード(参考)】
4L056
【Fターム(参考)】
4L056AA53
4L056ED01
4L056FB20
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ネットワーク内の1つ以上の繊維機械のネットワークアドレスの自動割り当てを行う方法を提供する。
【解決手段】システム50において、構成ユニット2と1つ以上の繊維機械1との間において構成ユニット2が実行する方法は、ネットワーク構成を送信するために、通信ネットワーク30及びそれぞれのネットワークインターフェース20、21、22を介して、ネットワーク10内の1つ以上の繊維機械の検出を開始するステップと、検出によって取得した1つ以上の繊維機械のそれぞれの識別子に基づいて、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械を識別するステップと、ネットワーク内の各検出及び識別された繊維機械のネットワーク構成を提供するステップと、それぞれの識別子に基づいて、ネットワーク内の1つ以上の識別された繊維機械に、各提供されたネットワーク構成を送信するステップと、を含む。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク(10)内の1つ以上の繊維機械(1)のネットワーク構成の自動送信のための方法(100)であって、データが、前記ネットワーク(10)への通信ネットワーク(30)を介して、構成ユニット(2)と前記1つ以上の繊維機械(1)との間で送信され、前記方法(100)が、前記構成ユニット(2)によって実行される以下の、
-前記ネットワーク構成を送信するために、前記通信ネットワーク(30)を介して、前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の繊維機械(1)の検出を開始する(101)ステップと、
-前記開始された検出(101)によって取得された前記1つ以上の繊維機械(1)のそれぞれの識別子に基づいて、前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の繊維機械(1)を識別する(102)ステップと、
-前記ネットワーク(10)内の各検出(101)及び識別(102)された繊維機械(1)の前記ネットワーク構成を提供する(103)ステップと、
-前記それぞれの識別子に基づいて、前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の識別された繊維機械(1)に、各提供されたネットワーク構成を送信する(104)ステップと、を含む、方法(100)。
【請求項2】
開始する(101)ステップが、以下の、
-前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の繊維機械(1)に要求を送信するステップであって、前記要求が、ユニキャスト要求及び/又はマルチキャスト要求及び/又はブロードキャスト要求として実施される、ステップ、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法(100)。
【請求項3】
前記要求が、IPアドレス及び/又はMACアドレスを含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法(100)。
【請求項4】
前記識別する(102)ステップが、以下の、
-前記1つ以上の繊維機械(1)からの応答を前記ネットワーク(10)から受信するステップであって、前記応答が、前記繊維機械(1)の前記それぞれの識別子を有し、前記それぞれの識別子が、前記ネットワーク構成を前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の繊維機械(1)に提供(103)及び送信(104)するために使用される、受信するステップ、を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法(100)。
【請求項5】
前記1つ以上の繊維機械(1)の前記それぞれの識別子が、MACアドレスを有することを特徴とする、請求項4に記載の方法(100)。
【請求項6】
前記方法(100)が、前記構成ユニット(2)によって実行される更なる後続の、
-前記ネットワーク(10)内の前記1つ以上の繊維機械(1)から、前記送信された(104)ネットワーク構成が前記1つ以上の繊維機械(1)に設定されていることの確認メッセージを受信する、ステップを含むことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法(100)。
【請求項7】
前記構成ユニット(2)と前記1つ以上の繊維機械(1)との間のデータ送信が、ネットワークプロトコルによって、特に、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)によって、好ましくは、自動発見プロトコルによって行われることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法(100)。
【請求項8】
前記データ送信が、データグラムの形態で提供され、前記データグラムが、少なくとも1つのヘッダ部分を有することを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法(100)。
【請求項9】
前記データグラムが、前記ヘッダ部分及びデータ部分を含み、前記データグラムが、フレーム又はデータ送信フレーム内のセキュアかつ完全なデータ送信が確実になるように寸法決めされている全長を有することを特徴とする、請求項8に記載の方法(100)。
【請求項10】
前記ネットワーク(10)が、少なくとも2つのサブネットワーク(11、12)、特に、サブネット(11、12)を備え、
前記ネットワーク(10)及び各サブネットワーク(11、12)が各々、前記通信ネットワーク(30)へのネットワークインターフェース(20、21、22)を備え、
前記ネットワークインターフェース(20、21、22)は、データが、前記ネットワーク(10)及び/又は前記サブネットワーク(10、11)の前記それぞれのネットワークインターフェース(20、21、22)を介して、前記構成ユニット(2)と前記1つ以上の繊維機械(1)との間で送信されることを確実にするように適合され、
前記ネットワーク(10)が、ローカルネットワーク、好ましくは、LAN若しくはWLAN若しくはイーサネットとして設計され、及び/又は前記通信ネットワーク(30)が、無線ネットワーク、好ましくは、Bluetooth若しくはWLANネットワークとして設計されることを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法(100)。
【請求項11】
ネットワーク構成の自動送信のためのシステム(50)であって、構成ユニット(2)及びネットワーク(10)内の1つ以上の繊維機械(1)を備え、データが、前記ネットワーク(10)への通信ネットワーク(30)を介して、構成ユニット(2)と前記1つ以上の繊維機械(1)との間で送信され、
前記システム(50)が、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法(100)を実行するように適合されている、システム(50)。
【請求項12】
前記ネットワーク(10)が、少なくとも2つのサブネットワーク(11、12)、特に、サブネット(11、12)を備え、前記ネットワーク(10)及び各サブネットワーク(11、12)が各々、前記通信ネットワーク(30)とのネットワークインターフェース(20、21、22)を有し、
前記ネットワークインターフェース(20、21、22)は、前記データが、前記ネットワーク(10)及び/又は前記サブネットワーク(10、11)の前記それぞれのネットワークインターフェース(20、21、22)を介して、前記構成ユニット(2)と前記1つ以上の繊維機械(1)との間で送信されるように適合されていることを特徴とする、請求項11に記載のシステム(50)。
【請求項13】
請求項1~10のいずれか一項に記載の方法(100)のステップを実行するための手段を備える、データ処理のための装置(2)。
【請求項14】
コンピュータプログラム(40)であって、前記コンピュータプログラム(40)がコンピュータ(2)によって実行されると、前記コンピュータに、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法(100)のステップを実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラム(40)。
【請求項15】
繊維機械(1)であって、通信ネットワーク(30)へのネットワークインターフェース(20、21、22)を備え、データが、前記通信ネットワーク(30)への前記ネットワークインターフェース(20、21、22)を介して、前記繊維機械(1)と構成ユニット(2)との間で送信され、前記ネットワークインターフェース(20、21、22)が、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行するように適合されている、繊維機械(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つ以上の繊維機械のネットワーク構成の自動送信のための方法に関する。更に、本発明は、この目的のためのシステム、装置、コンピュータプログラム、及び繊維機械に関する。
【0002】
紡績工場などの繊維工場では、繊維機械が、いわゆる制御システムにますます接続されていることが、従来技術から知られている。これにより、例えば、全ての繊維機械の製造データ及びステータスメッセージを中央位置で視覚化するか、又は他の方法で更に処理することが、可能になる。逆に、製造規格及びパラメータ(例えばレシピ)を中央位置で管理し、個々の繊維機械に送信することができる。一般に、各繊維機械は、一方では、フィールドバスを介して繊維機械構成要素に接続され、他方では、通常、ネットワークインターフェースとして設計される、制御システムとのインターフェースを有する、専用のマスタコンピュータ又は制御コンピュータを有する。この目的のために、全ての関連する構成要素、すなわち、制御システム及び繊維機械が、一意のアドレス又はIPアドレスを有することが必要である。制御システムが、的を絞った様式で、各繊維機械をアドレス指定することができるように、又は繊維機械から来るデータを正しく割り当てることができるように、制御システムは、全ての接続された繊維機械のアドレスを知っていなければならない。
【0003】
しかしながら、既知の解決策の欠点は、繊維機械のアドレス管理が手動で行われること、すなわち、各繊維機械のアドレスが、リストに手動で入力されることである。更に、繊維機械のアドレスが機械自体にも手動で設定されることは、不利である。この設定は、各新しい繊維機械が作動されるときに必要とされるが、繊維機械マスタコンピュータを交換するとき、又はクライアントがそれらの繊維機械を再編成するときにも必要とされる。設定プロセス自体も、繊維機械のタイプに依存する。欠点は、アドレスを手動で設定及び管理することは、非常に時間がかかり、エラーを起こしやすいことである。
【0004】
したがって、本発明の目的は、上述の欠点を少なくとも部分的に解消することである。具体的には、本発明の目的は、繊維機械の設定及び管理を簡略化するための改善された解決策を提案することである。
【0005】
本発明の目的は、請求項1の特徴を有する方法、請求項11の特徴を有するシステム、請求項13の特徴を有する装置、請求項14の特徴を有するコンピュータプログラム、及び請求項15の特徴を有する繊維機械である。本発明の更なる特徴及び詳細は、それぞれの従属請求項、明細書、及び図面から明らかである。本発明による方法に関連して説明される特徴及び詳細は、当然ながら、本発明によるシステム、本発明による装置、本発明によるコンピュータプログラム、並びに本発明による繊維機械に関連しても適用され、各場合において逆もまた同様であり、その結果、本発明の個々の態様に関する開示に関して、参照が常に相互になされるか、又はなされ得る。
【0006】
本方法は、コンピュータ実装方法として実行され得るか、又はコンピュータによって部分的にのみ実行され得る。後者は、少なくとも1つの繊維機械によって実行される方法ステップも提供されることを意味し得る。
【0007】
本発明の目的は、特に、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械のネットワーク構成の自動送信のための方法であって、データが、ネットワークとの通信ネットワークを介して、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間で送信され、方法が、構成ユニットによって実行される以下の、
-ネットワーク構成を送信するために、通信ネットワークを介して、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械の検出を開始するステップと、
-開始された検出によって取得された1つ以上の繊維機械のそれぞれの識別子に基づいて、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械を識別するステップと、
-ネットワーク内の各検出及び識別された繊維機械のネットワーク構成を提供するステップと、
-それぞれの識別子に基づいて、ネットワーク内の1つ以上の識別された繊維機械に、各提供されたネットワーク構成を送信するステップと、を含む、方法、である。
【0008】
これは、本発明による方法の開始が、構成ユニットによって制御されるので、繊維機械のより単純かつ高速な設定又は構成を自動的に実行することができるという利点を有する。これは、有利には、対応するプログラミングを用いて繰り返し実行され得る。更に、これは、後の時点で追加されるものを含む、ネットワーク内の全ての繊維機械の自動検出及び一意の識別が、繊維機械の管理を著しくより容易かつより効率的にするという利点を有する。本発明による方法はまた、システム内の利用可能なサービスが、送信されたネットワーク構成に従って、検出及び識別された繊維機械に対して効率的に使用されることを可能にする。
【0009】
データ送信は、例えば、要求又は応答を送信すること、及び/又はそれぞれのネットワーク構成を送信すること、及び/又はコマンドを構成ユニットから1つ以上の繊維機械に送信することを意味する。
【0010】
構成ユニットとは、特に、1つ以上の繊維機械を構成するための装置、例えば、システム及び/又はネットワークのソフトウェア構成要素及びハードウェア構成要素を構成するために提供されるデータ処理のための装置として理解されるべきである。構成することは、例えば、システム及び/又はネットワークのプログラム及び/又はハードウェア構成要素の適合を含む。
【0011】
有利には、1つ以上の繊維機械は以下、紡績機、繊維準備のための繊維機械、紡績準備のための繊維機械、リング紡績機、コンパクト紡績機、ロータ紡績機、空気紡績機、自動化機械、巻取機、加工糸製造機のうちの少なくとも1つを備える。加えて、繊維機械は、互いに隣接して配置された複数のワークステーションを有することができる。ワークステーションは、例えば、紡糸点などであってもよい。また、ワークステーションを、糸がボビン、例えば、交差巻きボビンに巻き取られる巻取点として設計することも可能である。例えば、糸は、紡績ユニットを出た後(糸経路の方向に見て)引取装置及び糸アキュムレータを順次通過し、最終的に糸巻取装置、すなわち巻取点に巻き取られる、提示される繊維複合体から紡績機上で製造される。
【0012】
ネットワーク内の識別子は、例えば、繊維機械などのデバイス、アプリケーション、又はサービスの一意の識別を定義するために使用される。識別子の一例は、例えば、ネットワーク内のデバイスとして特定の繊維機械を識別するために使用されるIPアドレスである。識別子の他の例は、MACアドレス又はホスト名である。識別子の技術的特徴は、その長さ、フォーマット、有効期間、及び一意性を含むことができる。例えば、IPv4アドレスは、数字の4ブロックからなる一方、IPv6アドレスは、数字及び文字の8ブロックからなる。MACアドレスは、数字及び文字の6ブロックからなる一方、ホスト名は、文字、数字、及びハイフンの文字列からなる。識別子の一意性は、ネットワーク内の各繊維機械、各アプリケーション、又は各サービスが一意に識別され得ることを確実にするために重要な特徴である。
【0013】
更なる利点によれば、開始するステップが、以下の、
-ネットワーク内の1つ以上の繊維機械に要求を送信するステップであって、要求が、ユニキャスト要求及び/又はマルチキャスト要求及び/又はブロードキャスト要求として設計される、ステップ、を含むことが、提供され得る。
【0014】
加えて、本発明の範囲内で、要求がIPアドレス及び/又はMACアドレスを含むことが、考えられる。
【0015】
これにより、ネットワーク内の全ての繊維機械が、著しくより効果的かつ効率的に検出されることが確実になり得ることが可能になる。更に、要求を全ての繊維機械に送ることは、要求時に、送信された要求に基づいて、繊維機械のMACアドレスなどの構成に必要な情報を受信するという利点を有する。
【0016】
ネットワーク内のブロードキャスト要求は、ネットワーク内の全ての機械に情報又は要求を送る方法である。そのような要求の一例が、ネットワーク内の特定のデバイス又はサービスの検索であろう。ブロードキャスト要求の技術的特徴は、ブロードキャスト要求の使用されたプロトコル層、IPアドレス、又はポート番号管理であり得る。
【0017】
他のタイプの要求、例えば、ユニキャスト要求及び/又はマルチキャスト要求も、任意選択で送信することができる。ユニキャスト要求は、1人の受信者にのみ向けられ、マルチキャスト要求は、複数の受信者又は受信者のグループに向けることができる。
【0018】
本発明の範囲内で、識別するステップが、以下の、
-1つ以上の繊維機械からの応答をネットワークから受信するステップであって、応答が、繊維機械のそれぞれの識別子を有し、それぞれの識別子が、ネットワーク構成をネットワーク内の1つ以上の繊維機械に提供及び送信するために使用される、ステップ、を含むことを提供することができる。
【0019】
本発明の範囲内の更なる利点は、1つ以上の繊維機械のそれぞれの識別子がMACアドレスを有する場合に達成され得る。
【0020】
これは、取得された識別子を使用して、ネットワーク構成が、より効率的に1つ以上の繊維機械に提供及び送信され得ることを、より迅速かつ非常に容易に確実にすることができるという利点を有する。受信された識別子、好ましくは、受信されたMACアドレスは、構成ユニットが、それぞれのネットワーク構成の効果的かつ高速な送信のために、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械の一意のアドレスを取得することを可能にする。
【0021】
更に、本発明の範囲内で、方法が、構成ユニットによって実行される更なる後続の、
-送信されたネットワーク構成が1つ以上の繊維機械に設定されていることの確認メッセージを、ネットワーク内の1つ以上の繊維機械から受信する、ステップ、を含むことが、考えられる。
【0022】
これにより、対応するステータスを保存し、現在構成されている繊維機械に更なるサービスを有利に提供するために、構成ユニットが、それぞれの繊維機械の構成の正常な完了に関する情報を非常に単純かつ迅速な様式で受信することが、可能になる。
【0023】
加えて、本発明の範囲内で、データが、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間でネットワークプロトコルによって、特に、ユーザデータグラムプロトコルによって、好ましくは、自動発見プロトコルによって送信されることが、有利であり得る。
【0024】
これは、1つ以上の繊維機械へのネットワーク構成のためのデータ送信中に、ネットワーク内の他のデバイス又は機械との衝突を有利に防止することができるという利点を有する。更に、これにより、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間の効率的でセキュアな信頼できるデータ送信を確実にすることが、可能になる。
【0025】
ネットワークプロトコルは、ネットワーク内のネットワーク構成要素又はデバイス間の通信を可能にする規則及び手順の定義である。ネットワークプロトコルは、デバイス間でどのようにデータが交換されるか、及びこれらのデータがどのように処理されるかを定義する。ネットワークプロトコルはまた、データパケットの構造、データパケットのアドレス指定及びルーティング、並びにエラー検出及び訂正を調整する。ネットワークプロトコルの例は、インターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)、送信制御プロトコル(Transmission Control Protocol、TCP)、及びユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol、UDP)である。ネットワークプロトコルの技術的特徴は、とりわけ、データパケットのフォーマット、データパケットのサイズ、送信のタイプ、すなわちコネクション型若しくはコネクションレス型、又はデータパケットのエラーチェックを含むことができる。
【0026】
本発明の範囲内で、データ送信が、データグラムの形態で提供され、データグラムが、少なくとも1つのヘッダ部分を有することを提供することができる。更なる利点によれば、データグラムが、ヘッダ部分及びデータ部分を含み、データグラムは、フレーム又はデータ送信フレーム内のセキュアかつ完全なデータ送信が確実になり、有利には、データパケットが失われ得ないように寸法決めされる全長を有することが、提供され得る。ヘッダ部分は、好ましくは、少なくとも15バイトから30バイトまでの、かつ30バイトを含む、より好ましくは、少なくとも18バイトから22バイトまでの、かつ22バイトを含む全長を有する。これにより、関連情報が含まれることが確実になる。好ましい実施形態によれば、ヘッダ部分に加えてデータ部分が提供される場合、データ部分は、好ましくは、少なくとも1バイトから最大255バイトまでの全長を有する。好ましい実施形態によれば、データグラムは、したがって、少なくとも15バイトから285バイトまでの、かつ285バイトを含む、より好ましくは、少なくとも18バイトから277バイトまでの、かつ277バイトを含む、絶対的に好ましくは、1つのヘッダ部分のみが提供される場合には少なくとも20バイト、ヘッダ部分及びデータ部分が提供される場合には275バイトまでの、かつ275バイトを含む全長を有することができる。
【0027】
フレームは、単位として送信されるいくつかのデータである。フレームは、アドレス及びネットワークプロトコルの必要な制御情報を含む。フレームは、通常、ビットごとに直列に送信され、ヘッダフィールド及びトレーラフィールドを含む。トレーラフィールドは、フレームを終了させるデータセットである。トレーラフィールドは、エラー検出及び訂正のためのデータ、チェックサムフィールド、並びに識別フィールドとしてのフラグを含むことができるデータフィールドである。それらが、データを「フレーム化」する。
【0028】
データグラムは、ネットワークを介して、単一のパケットとして送信されるデータの単位である。データグラムは、典型的には、実際のデータを含むデータ部分又はペイロード、並びにデータのソース及び宛先に関する情報、パケットのサイズ、チェックサム、及び他の特定の情報を含むことができるヘッダ部分を含む。データグラムは、典型的には、事前の接続が、関与するデバイス間で確立されることを必要としない、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)のようなコネクションレス型ネットワークプロトコルにおいて使用される。これにより、データグラムは、送信制御プロトコル(TCP)などのコネクション型送信に使用される他のタイプのデータパケットよりも容易かつ高速に送信される。データグラムの技術的特徴は、例えば、パケットの最大サイズ、ヘッダ及びフッタの長さ、チェックサムによるデータ完全性のチェック、並びにアドレス指定及びルーティング情報であり得る。
【0029】
ネットワークをローカルネットワーク、好ましくは、データネットワーク及び/又はイーサネット及び/又はLAN(ローカルエリアネットワーク、local area network)又はWLAN(無線ローカルエリアネットワーク、wireless local area network)として設計することも可能である。更に、通信ネットワークは、固定ネットワークとして、好ましくはインターネットとして、又は無線ネットワークとして、好ましくはBluetooth若しくはWLANネットワークとして、又は特に2G/3G/4G/5G/6G規格に準拠したモバイルネットワークとして、及び/又はキャンパスネットワークとして設計することができる。ネットワーク及び通信ネットワークは、データ送信のための相応して異なるネットワークである。具体的には、ネットワーク及び通信ネットワークは、異なるネットワーク技術に基づいている。
【0030】
更に、本発明の範囲内で、ネットワークが少なくとも2つのサブネットワーク、特にサブネットを備えることを提供することができる。ネットワーク及び各サブネットワークは各々、通信ネットワークとのネットワークインターフェースを備えることができ、ネットワークインターフェースは、データが、ネットワーク及び/又はサブネットワークのそれぞれのネットワークインターフェースを介して、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間で送信されるように適合される。これは、階層ネットワーク構造において、直接的かつより効果的なデータ送信を行うことができるという利点を有する。更に、これにより、繊維機械への要求の送信を、サブネットワーク又はサブネットにおいて有利に確実にすることが可能になる。更に、このため、ネットワークをサブネットワーク又はサブネットに分割することによって、データ送信のより効率的な管理及び制御を確実にすることが可能になり、ネットワーク全体の性能及びセキュリティを向上することができる。それぞれのネットワークインターフェースは、例えば、無線インターフェースとして、及び/又はBluetoothインターフェースとして、又はモバイル無線インターフェースとして、又はネットワークルータとして設計することができる。
【0031】
サブネットワーク又はサブネットは、特に、例えば、工業用地の同じ地理的位置又はローカル位置内で接続されている1つ以上の繊維機械からなり得るネットワークのセクションとして理解されるべきである。サブネットは、サブネットマスクによって他のネットワークから分離され、それ自体のネットワークアドレスを受信する。これにより、サブネット内のデータトラフィックをより効率的に管理及び制御することが可能となる。
【0032】
サブネットの技術的特徴は、サブネット内のデバイスの数、サブネットのサイズ、サブネットマスク、ルーティング情報、プロトコル、及び帯域幅を含むことができる。サブネットは、特に大規模な企業ネットワークにおいて、ネットワークの重要な構成要素である。
【0033】
本発明の目的はまた、ネットワーク構成の自動送信のためのシステムであり、システムは、構成ユニット及びネットワーク内の1つ以上の繊維機械を備え、データが、ネットワークとの通信ネットワークを介して、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間で送信され、システムが、本発明による方法を実行するように適合されている。
【0034】
当該ネットワークが少なくとも2つのサブネットワーク、特に、サブネットを備え、ネットワーク及び各サブネットワークが各々、通信ネットワークとのネットワークインターフェースを有し、ネットワークインターフェースは、データが、ネットワーク及び/又はサブネットワークのそれぞれのネットワークインターフェースを介して、構成ユニットと1つ以上の繊維機械との間で送信されるように適合されている場合も、有利である。
【0035】
したがって、本発明によるシステムは、本発明による方法に関連して詳細に説明されているものと同じ利点をもたらす。
【0036】
本発明の目的はまた、本発明による方法のステップを実行するための手段を備える、データ処理のための装置である。したがって、本発明による装置は、本発明による方法に関連して詳細に説明されているものと同じ利点をもたらす。
【0037】
本発明の目的はまた、コンピュータプログラム、特にコンピュータプログラム製品であり、コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されると、コンピュータに、本発明による方法を実行させる命令を含む。したがって、本発明によるコンピュータプログラムは、本発明による方法に関連して詳細に説明されているものと同じ利点をもたらす。
【0038】
コンピュータとして、データ処理のための装置、例えば、コンピュータプログラムを実行する、本発明による装置が、提供され得る。コンピュータは、コンピュータプログラムを実行するための少なくとも1つのプロセッサを有することができる。コンピュータプログラムが記憶され得、実行のために、コンピュータプログラムがプロセッサによって読み出され得る不揮発性データメモリも、提供され得る。更に、コンピュータプログラムを機械の機械ソフトウェアに直接統合することもできる。
【0039】
コンピュータが、マイクロプロセッサ又は特定用途向け集積回路(application specific-integrated circuit、ASIC)、又は特定用途向け標準製品(application-specific standard product、ASSP)、又はデジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、DSP)、又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)などの少なくとも1つの集積回路を備えることも考えられる。コンピュータは、イーサネットインターフェース、又はLAN(ローカルエリアネットワーク)若しくはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)若しくはシステムオンチップ(system-on-a-chip、SoC)のためのインターフェース、又はBluetooth若しくは近距離通信(near-field communication、NFC)などの他の無線インターフェースなど、データ交換のための少なくとも1つのインターフェースを更に有することができる。更に、コンピュータは、1つ以上の制御デバイスとして、すなわち、制御デバイスのシステムとしても実装することができる。例えば、コンピュータは、インターフェースを介してローカルアプリケーションのためのデータ処理を提供するために、クラウド内に及び/又はサーバとして提供され得る。また、コンピュータを、スマートフォンなどのモバイルデバイスとして実装することも可能である。
【0040】
本発明の目的はまた、本発明によるコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体であり得る。記憶媒体は、例えば、ハードディスク及び/又は不揮発性メモリ及び/又はメモリカードなどのデータ記憶装置として設計される。記憶媒体は、例えば、コンピュータに組み込むことができる。
【0041】
本発明の目的はまた、通信ネットワークとのネットワークインターフェースを備える繊維機械であり、データが、通信ネットワークとのネットワークインターフェースを介して、繊維機械と構成ユニットとの間で送信され、ネットワークインターフェースが、本発明による方法を実行するように適合されている。したがって、本発明による繊維機械は、本発明による方法に関連して詳細に説明されているものと同じ利点をもたらす。
【0042】
加えて、本発明による方法は、コンピュータによって実施される方法としても実行することができる。
【0043】
本発明の更なる利点、特徴、及び詳細は、本発明の例示的な実施形態が図面を参照して詳細に記載される以下の説明から明らかになるであろう。特許請求の範囲及び本明細書に記載された特徴は、個々に又は任意の組合せで本発明にとって重要であり得る。以下のものが示されている。
【図面の簡単な説明】
【0044】
図1】本発明による方法の例示的な実施形態を概略的に示す。
図2】本発明によるコンピュータプログラムと共に、本発明による装置の例示的な実施形態を概略的に示す。
図3】本発明によるシステムの例示的な実施形態を概略的に示す。
【0045】
以下の図では、異なる例示的な実施形態であっても、同じ技術的特徴に対して同じ参照符号が、使用される。
【0046】
ネットワーク構成の割り当ての開始が、繊維機械1によってではなく、中央位置から、すなわち、例えば、構成ユニット2を備える制御システムによって開始されることが、本発明の中核となる考え方である。ネットワーク構成の自動送信のために、構成ユニットは、ネットワーク10をスキャンする、すなわち、例えばブロードキャスト要求などの要求を送信する、又は送ることによって、ネットワーク10内の繊維機械の検出を開始する。送信された要求に応答して、構成ユニット2は、1つ以上の繊維機械1から1つ以上の応答又は応答メッセージを受信する。その結果、制御システムは、繊維機械1から応答と共に識別子を受信し、この識別子は、例えば、繊維機械1のMACアドレスを有する。一方では、識別子は、取得されたMACアドレスに基づいて、ネットワーク内の繊維機械を識別することでユニット2をサポートし、他方では、繊維機械へのネットワーク構成の送信は、それぞれの受信されたMACアドレスに基づいて実施される。ネットワーク構成が実施された後、1つの繊維機械又は複数の繊維機械が、システム50の様々なサービスを使用することができる。
【0047】
制御システム又は構成ユニット2と、1つ以上の繊維機械1との間のデータ送信中、ネットワーク内の他のデバイス又は機械とのデータ送信中の衝突を防止する送信プロトコル又はネットワークプロトコルが、使用される。プロトコルは、コネクションレス型UDP/IPプロトコルに基づく。
【0048】
図1は、本発明による方法100の例示的な実施形態である。図1は、本発明の例示的な実施形態による、ネットワーク10内の1つ以上の繊維機械1のネットワーク構成の自動送信のための方法100を例解する。データは、ネットワーク10への通信ネットワーク30を介して、構成ユニット2と、1つ以上の繊維機械1との間で送信される。方法100は、構成ユニット2によって実行される以下のステップを含む。
【0049】
ステップ101によれば、構成ユニット2は、ネットワーク構成を送信するために、通信ネットワーク30を介して、ネットワーク10内の1つ以上の繊維機械1の検出を開始する。
【0050】
次に、ステップ102において、開始された検出101によって取得された、1つ以上の繊維機械1のそれぞれの識別子に基づいて、ネットワーク10内の1つ以上の繊維機械1が、識別される。
【0051】
ステップ103において、ネットワーク10内の各検出101及び識別102された繊維機械1のネットワーク構成が、構成ユニット2によって提供される。
【0052】
ステップ104によれば、各提供された103ネットワーク構成が、それぞれの識別子に基づいて、構成ユニット2からネットワーク10内の1つ以上の識別された102繊維機械1に送信される。
【0053】
最後に、本発明による方法の更なるステップにおいて、構成ユニット2は、ネットワーク10内の1つ以上の繊維機械1から、送信された104ネットワーク構成が1つ以上の繊維機械1に設定されていることの確認メッセージを受信することができる。
【0054】
図2は、プログラムがコンピュータ2によって実行されると、コンピュータに、本発明の例示的な実施形態による方法100のステップを実行させるコマンドを含む、コンピュータプログラム40を示す。データ処理のための装置2も示されており、このデータ処理装置2は、本発明の例示的な実施形態による方法100のステップを実行するための手段を備えることができる。
【0055】
図3は、本発明によるシステム50の例示的な実施形態を示す。図3は、構成ユニット2及びネットワーク10内の複数の繊維機械1を備える、例示的なシステム50を示す。加えて、ネットワーク10の2つのサブネットワーク11、12又はサブネット11、12が、図3に示されている。
【0056】
更に、図3は、通信ネットワーク30を示し、それを介してデータが、例えば制御システムに関連付けられ得る構成ユニット2と、1つ以上の繊維機械1との間で送信され得る。
【0057】
図3に示されるネットワーク10及び各サブネットワーク11、12は各々、通信ネットワーク30とのネットワークインターフェース20、21、22を有する。ネットワークインターフェース20、21、22は、データが、ネットワーク10及び/又はサブネットワーク11、12のそれぞれのネットワークインターフェース20、21、22を介して、構成ユニット2と、1つ以上の繊維機械1との間で送信され得るように適合されている。
【0058】
必要なIPアドレスを含むネットワーク構成を割り当てるか又は送信するためのプロセスは、図3に示されるシステム50において自動的かつ反復的に行われ、制御システム又は中央マスタコンピュータの構成ユニット2によって開始される。
【0059】
まず、構成ユニット2が、ネットワーク10及び2つのサブネットワーク11、12内の1つ以上の繊維機械1の検出及び識別を開始する。ブロードキャスト要求が、通信ネットワーク30を介して、構成ユニットから1つ以上の繊維機械1に送信され、要求は、ブロードキャストIPアドレス及び/又はブロードキャストMACアドレスを有する。要求は、それぞれのネットワークインターフェース20、21、22を介して、それぞれの繊維機械1に送信される。
【0060】
次に、ユニット2が、それぞれのネットワークインターフェース20、21、22を介して、及び通信ネットワーク30を介して、1つ以上の繊維機械1から1つ以上の応答を受信し、応答は、構成ユニット2のIPアドレス及び繊維機械のそれぞれのMACアドレスを含む。
【0061】
次いで、構成ユニット2が、通信ネットワーク30を介して、1つ以上の繊維機械1にメッセージを送信し、メッセージは、それぞれの繊維機械1のネットワーク構成を有し、メッセージは、ブロードキャストIPアドレス及び繊維機械1のそれぞれのMACアドレスを含む。
【0062】
それぞれの繊維機械1は、指定されたネットワーク構成を設定し、これを対応する確認メッセージで確認し、このメッセージは、構成ユニット2のIPアドレス及び繊維機械1のMACアドレスを有する。
【0063】
次いで、構成ユニット2が、ネットワーク10及び2つのサブネットワーク11、12内の全ての繊維機械1にメッセージを送信し、メッセージは、利用可能なサービスに関する情報を有する。
【0064】
2つのサブネットワーク11、12のネットワークインターフェース21、22は、構成ユニット2とサブネットワーク11、12との間のデータ送信が確実になるように構成され得、それぞれのサブネットワーク11、12内の1つ以上の繊維機械1を検出及び識別することができ、サブネットワーク11、12内のデータトラフィックを制御することができるように適合され得る。それぞれのサブネットワーク11、12のサブネットマスクは、サブネットに割り当てられるべきIPアドレスの範囲を定義する。
【0065】
実施形態の上記説明は、単なる例示として、本発明を説明するものである。当然のことながら、実施形態の個々の特徴は、技術的に有用であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、互いに自由に組み合わせることができる。
【符号の説明】
【0066】
1 繊維機械
2 構成ユニット
10 ネットワーク
11、12 サブネットワーク
20、21、22 ネットワークインターフェース
30 通信ネットワーク
40 コンピュータプログラム
50 システム
100 方法
101 第1の方法ステップ、開始
102 第2の方法ステップ、識別
103 第3の方法ステップ、提供
104 第4の方法ステップ、送信
図1
図2
図3