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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024149473
(43)【公開日】2024-10-18
(54)【発明の名称】トップカフを具備するゴルフバッグ
(51)【国際特許分類】
   A63B 55/40 20150101AFI20241010BHJP
【FI】
A63B55/40
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2024061818
(22)【出願日】2024-04-07
(31)【優先権主張番号】18/131,947
(32)【優先日】2023-04-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】390023593
【氏名又は名称】アクシュネット カンパニー
【氏名又は名称原語表記】ACUSHNET COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】100086531
【弁理士】
【氏名又は名称】澤田 俊夫
(74)【代理人】
【識別番号】100093241
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 正昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101801
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 英治
(72)【発明者】
【氏名】ブライアン アール. ポワリエ
(72)【発明者】
【氏名】ポール ロビンソン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】露出した前面パネルを有するトップカフを有するゴルフバッグの提供。
【解決手段】ゴルフバッグは、開口部、閉じた底部、および1つまたは複数の本体パネルを含む本体と、上記開口部に取り付けられたトップカフ102であって、トップカフ102の1つまたは複数の側面に沿って延びる第1部材111-1と、第1部材111-1の上または下に延びる第2部材111-2とを有するトップカフ102と、トップカフ102の第1部材111-1の周囲または上に延在するように構成されたライニングとを有する。上記ライニングは、トップカフ102の内面に固定される。上記1つまたは複数の本体パネルは、トップカフ102の第2部材111-2の周囲または上に延在し、トップカフ102の上記内面に固定された上記ライニングの一部に直接結合するように構成される。
【選択図】図4A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフバッグにおいて、
開口部、閉じた底部、および1つまたは複数の本体パネルを含む本体と、
上記開口部に取り付けられたトップカフであって、上記トップカフの1つまたは複数の側面に沿って延びる第1部材と、上記第1部材の上または下に延びる第2部材とを有する上記トップカフと、
上記トップカフの上記第1部材の周囲または上に延在するように構成されたライニングであって、上記トップカフの内面に固定される上記ライニングとを有し、
上記1つまたは複数の本体パネルは、上記トップカフの上記第2部材の周囲または上に延在し、上記トップカフの上記内面に固定された上記ライニングの一部に直接結合するように構成されることを特徴とするゴルフバッグ。
【請求項2】
上記1つまたは複数の本体パネルが、上記トップカフの上記内面に固定された上記ライニングの部分に取り外し可能に結合される請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項3】
上記1つまたは複数の本体パネルが、上記トップカフの上記内面に固定された上記ライニングの部分と重なる請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項4】
上記1つまたは複数の本体パネルが、上記閉じた底部から上記トップカフの上記第2部材まで連続的に延びる少なくとも1つのパネルを有する請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項5】
上記1つまたは複数の本体パネルおよび上記ライニングが、上記トップカフの同じ部分またはセクションの上または周囲に延在する請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項6】
上記トップカフは、バッグ保持機構と接触またはインターフェースするように構成された露出した前面パネルを有し、上記1つまたは複数の本体パネルは、上記露出した前面パネルを覆わず、または重なり合わない請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項7】
上記ゴルフバッグを支持するための1つまたは複数の脚部と連結するように構成されたナックルブラケットをさらに有し、上記ナックルブラケットおよび上記トップカフは、一体的に形成されていない別個の構成要素を有する請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項8】
上記1つまたは複数の本体パネルの一部が、上記ナックルブラケットと上記トップカフの下部との間に配置される請求項7に記載のゴルフバッグ。
【請求項9】
上記1つまたは複数の本体パネルが、上記ナックルブラケットまたは上記トップカフの上部を覆わず、または重なり合わない請求項8に記載のゴルフバッグ。
【請求項10】
上記1つまたは複数の本体パネルが、上記トップカフの上部に沿って、またはその下に延在する請求項8に記載のゴルフバッグ。
【請求項11】
上記トップカフの上記上部は、上記トップカフの上記下部よりも上記トップカフの前面からさらに外側に、またはそこから離れるように延びる請求項10に記載のゴルフバッグ。
【請求項12】
上記ナックルブラケットが、(i)上記トップカフの上記下部に沿って、かつ(ii)上記トップカフの上記上部の下に配置される請求項10に記載のゴルフバッグ。
【請求項13】
上記ライニングとは別個であり、上記トップカフに独立して固定可能な前面ライナー片をさらに有する請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項14】
上記前面ライナー片が、上記トップカフおよび上記ゴルフバッグ内に配置された1つまたは複数のゴルフクラブに保護層を提供するように構成された支持ボードおよび発泡材料を有する請求項13に記載のゴルフバッグ。
【請求項15】
上記前面ライナー片は、上記トップカフの露出した前面パネルを覆わず、または重なり合わない請求項13に記載のゴルフバッグ。
【請求項16】
上記前面ライナー片および上記1つまたは複数の本体パネルを上記トップカフの前面部分に固定するための少なくとも1つのファスナをさらに有する請求項13に記載のゴルフバッグ。
【請求項17】
上記少なくとも1つのファスナが、ナックルブラケットを上記トップカフの前面部分に固定するようにさらに構成されている請求項16に記載のゴルフバッグ。
【請求項18】
上記1つまたは複数の本体パネルの第1部分が、上記トップカフと上記ナックルブラケットとの間に位置し、上記1つまたは複数の本体パネルの第2部分が、上記トップカフの周りに巻き付けられる請求項17に記載のゴルフバッグ。
【請求項19】
上記トップカフが、上記トップカフの内面に直接延在する、または上記トップカフの内面から直接延びる1つまたは複数の仕切りを有する請求項1に記載のゴルフバッグ。
【請求項20】
上記トップカフが、上記トップカフの内面に直接に延在せず、または、上記トップカフの内面から直接に延在しない、少なくとも1つの仕切りを有する請求項19に記載のゴルフバッグ。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
ゴルフバッグは、ゴルフクラブまたはボールを含むゴルフ用具、ならびにヘッドカバー、衣類、ブラシおよび/またはタオル、傘、ゴルフティー、スコアカード、筆記用具、および/または、レンジファインダーなどの付属品を保持または運搬するために使用することができる。場合によっては、ゴルファーがゴルフバッグを担いでゴルフコースを歩くこともある。
【発明の概要】
【0002】
本開示は、露出した前面パネルを有するトップカフを有するゴルフバッグの種々の例および実施例を提供する。露出した前面パネルは、前面パネルを覆う布地または他の織物材料を含まなくてもよいし、その必要もない。本開示のゴルフバッグは、ゴルフバッグ保持機構(例えば、ゴルフカートまたはゴルフ手押しカートもしくはトロリーに取り付け可能または一体化されるバッグ保持機構または固定機構)と普遍的にコンパティブルであって良い。ここで開示されるゴルフバッグの露出した前面パネルは、トップカフの上部開口部から、1つ以上の脚部と係合するためのナックルを有する別個に設けられたナックルブラケットに向かって下方に延びて良い。露出した前面パネルは、ゴルフバッグ保持機構(またはその任意の部分もしくは構成要素)と接触するように配置された支持面を提供して良い。露出した前面パネルの支持面は、耐摩耗性があり、布地または布地で覆われた前面パネルを有する他の従来のゴルフバッグのように、バッグ保持機構の部分または部品に直接接触する物理的または美的劣化(例えば、変色)が加速されない剛性材料で構成されて良い。
【0003】
本開示は、トップカフと、トップカフに取り付け可能な別個に設けられたナックルブラケットと、1つまたは複数の本体パネルと、ライニング(裏地ともいう)と、前面ライナー片とを有するゴルフバッグの追加の例および実施例を提供する。ナックルブラケットおよび対応するナックルは、バッグのナックルおよび脚部がバッグ保持機構の固定機構に直接接触しないように、ゴルフバッグの閉じた底部および/またはトップカフから1つまたは複数の所定の距離に配置されてもよい。バッグのナックルブラケット、ナックル、および脚部は、露出した前面パネルがバッグ保持機構の固定部材に直接接触できるように配置されて良い。バッグのナックルブラケット、ナックル、および脚部は、露出した前面パネルの支持面とバッグ保持機構の固定機構との間の面一接触を妨げる可能性がある、バッグ保持機構との物理的相互作用の介在または干渉を最小限に抑えるか、防ぐように配置して良い。ナックルブラケット、ナックル、および脚部の位置は、(i)展開時の脚部の安定性、または(ii)輸送または保管時のレッグの格納可能性に悪影響を及ぼしたり、その他の形で妥協したりすることはできない。
【0004】
1つの側面において、本開示は、(i)1つまたは複数の本体パネルと、(ii)ゴルフバッグのトップカフの上または周囲を覆うライニングとを有するゴルフバッグの例および実施例を提供する。場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、トップカフの上または周囲を覆うライニングの周囲または上に延在して良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、(i)ライニングおよび/または(ii)トップカフの内面に直接固定されて良い。本体パネルおよびライニングは、種々の材料特性を備えた別個のコンポーネントまたは部品を有して良い。ここに開示されるゴルフバッグは、バッグの底部からトップカフの上部まで連続的に延びる本体パネルを有して良い。本体パネルは、外側に見えるファスナを一切使用せずに、ゴルフバッグに固定して良い。これは、本体パネルが、トップカフの上に巻きつけて、トップカフの内面、またはトップカフの内面にすでに取り付けられているライニングに、直接取り付けることができるからである。場合によっては、ゴルフバッグの本体パネルは、張力をかけてトップカフの周囲または上に巻き付けられ、直接的または間接的にトップカフに固定され、それによってゴルフバッグを構築するために使用されるファスナの数を最小限に抑えることができる。場合によっては、ここに開示されるゴルフバッグは、ゴルフバッグの構造的完全性または美観を損なうことなく、他の従来のゴルフバッグと比較してより少ないファスナを使用して組み立てることができる。場合によっては、本開示のゴルフバッグは、二次カフパネルを利用する必要なしに製作または製造されて良い。
【0005】
他の側面において、本開示は、ライニングと別個の前面ライナー片とを有するゴルフバッグの例および実施例を提供する。ライニングはゴルフバッグのトップカフの周囲または上に巻き付けて良い。場合によっては、ライニングは、トップカフ材料および/またはトップカフの仕切りによって形成されるコンパートメント内に配置される任意のクラブへの磨耗または損傷を最小限に抑えるために、保護層またはカバーを提供するように構成されて良い。別個の前面ライナー片は、トップカフの内面に沿って設けられたスロット、チャネル、または開口部と接合することができる(例えば、スロット、チャネル、または開口部の壁または縁部の周囲または上に巻き付けることによって)。場合によっては、前面ライナー片は、トップカフの上部フロント部分またはその付近に保護層またはカバーを提供するように構成されて良い(例えば、トップカフ材料および/またはトップカフの前上部に隣接するコンパートメントクラブに置かれた任意のクラブへの磨耗または損傷を最小限に抑えるため)。場合によっては、前面ライナー片は、トップカフの露出した前面トパネルを妨げたり覆うことなく、ゴルファーの用具とトップカフ素材との間に保護層またはカバーを提供するように構成されて良い。
【0006】
他の側面において、本開示は、開口部、閉じた底部、および1つまたは複数の本体パネルを含む本体と、開口部に取り付けられたトップカフであって、当該トップカフの1つまたは複数の側面に沿って延びる第1部材と、第1部材の上または下に延びる第2部材とを有する、当該トップカフと、トップカフの第1部材の周囲またはその上に延在するように構成されているライニングとを有する。いくつかの実施例において、ライニングはトップカフの内面に固定される。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、トップカフの第2部材の周囲または上に延在し、トップカフの内面に固定されたライニングの一部に直接結合するように構成される。
【0007】
いくつかの実施例において、上記1つまたは複数の本体パネルが、上記トップカフの上記内面に固定された上記ライニングの部分に取り外し可能に結合される。いくつかの実施例において、上記1つまたは複数の本体パネルが、上記トップカフの上記内面に固定された上記ライニングの部分と重なる。いくつかの実施例において、上記1つまたは複数の本体パネルが、上記閉じた底部から上記トップカフの上記第2部材まで連続的に延びる少なくとも1つのパネルを有する。いくつかの実施例において、上記1つまたは複数の本体パネルおよび上記ライニングが、上記トップカフの同じ部分またはセクションの上または周囲に延在する。
【0008】
いくつかの実施例において、上記トップカフは、バッグ保持機構と接触またはインターフェースするように構成された露出した前面パネルを有し、上記1つまたは複数の本体パネルは、上記露出した前面パネルを覆わず、または重なり合わない。
【0009】
いくつかの実施例において、第1および第2部材は、トップカフの前面部分と背面部分との間に延在する。いくつかの実施例において、第1部材と第2部材は、本体の開口部から異なる高さまたは異なる距離に配置される。いくつかの実施例において、トップカフは、第1部材と第2部材との間に形成された1つまたは複数の開口、窓、または開口部をさらに有する。場合によっては、ライニングは、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部を通って延在するように構成される。場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部を横切って延びるように構成される。
【0010】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ゴルフバッグを支持するための1つまたは複数の脚部と結合するように構成されたナックルブラケットをさらに有して良い。いくつかの実施例において、ナックルブラケットおよびトップカフは、一体的に形成されていない別個の構成要素を有する。
【0011】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルの一部は、ナックルブラケットとトップカフの下部との間に配置される。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、ナックルブラケットまたはトップカフの上部を覆わず、または重なり合わない。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、トップカフの上部に沿って、またはその下に延びる。いくつかの実施例において、トップカフの上部は、トップカフの下部よりもさらに外側に、またはトップカフの前面から遠ざかって延びる。いくつかの実施例において、ナックルブラケットは、(i)トップカフの下部に沿って、および(ii)トップカフの上部の下に配置される。
【0012】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニングまたは1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するための1つまたは複数のファスナをさらに有して良い。いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニングまたは1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するための1つまたは複数のタブをさらに有して良い。いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニングまたは1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するための1つまたは複数のファスナーおよび1つまたは複数のタブをさらに有して良い。
【0013】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、トップカフの内面の一部に沿って延びるチャネルスロットをさらに有して良い。いくつかの実施例において、ライニングは、ライニングをトップカフの内面に固定するためにチャネルスロットに挿入可能な1つまたは複数の一体型タブを有する。
【0014】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニングとは別個であり、トップカフに独立して固定可能な前面ライナー片をさらに有して良い。いくつかの実施例において、前面ライナー片は、トップカフの露出した前側パネルを覆わず、または重なり合わない。いくつかの実施例において、露出した前面パネルは、バッグ保持機構と接触またはインターフェースするように構成されて良い。
【0015】
いくつかの実施例において、前面ライナー片は、当該前面ライナー片をトップカフの内面に固定するために、チャネルスロットに挿入可能な1つまたは複数の一体型タブを有する。いくつかの実施例において、前面ライナー片は支持板および発泡材料を有する。いくつかの実施例において、前面ライナー片は、それ自体を包み込むように構成されている。いくつかの実施例において、前面ライナー片の第1部分は、当該前面ライナー片の第2部分に取り付け可能である。いくつかの実施例において、前面ライナー片および/または1つまたは複数の本体パネルは、(i)チャネルスロットの底部からチャネルスロットに挿入可能であり、(ii)チャネルスロットの底部からチャネルスロット内に上方に延在するように構成され、前面ライナー片および/または1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定する1つまたは複数の一体型タブを有する。
【0016】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、前面ライナー片をトップカフの前面部分に固定するための少なくとも1つのファスナをさらに有して良い。いくつかの実施例において、少なくとも1つのファスナは、ナックルブラケットおよび1つまたは複数の本体パネルをトップカフの前面部分に固定するように構成されている。
【0017】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、(i)トップカフの両側に沿って延びる第1本体パネルおよび第2本体パネルと、(ii)第1本体パネルと第2本体パネルとの間に位置する背面本体パネルとを有する。いくつかの実施例において、第1本体パネルの縁部と第2本体パネルの縁部との間の距離は、背面本体パネルの底部の幅に等しい。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルの第1部分は、ゴルフバッグのトップカフとナックルブラケットとの間に配置される。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネルの第2部分がトップカフの周りに巻き付けられる。
【0018】
いくつかの実施例において、トップカフは、当該トップカフの内面に沿って配置されたチャネルスロットで終端する少なくとも1つの仕切りを有する。いくつかの実施例において、トップカフは、当該トップカフの内面で直接終端する1つまたは複数の仕切りを有する。いくつかの実施例において、トップカフは、当該トップカフの内面に直接延在する、または当該トップカフの内面から直接延びる1つまたは複数の仕切りを有する。いくつかの実施例において、トップカフは、当該トップカフの内面に直接、またはトップカフの内面から直接延在しない少なくとも1つの仕切りを有する。いくつかの実施例において、ゴルフバッグのライニングは、トップカフの周りを包み込むように構成された複数の独立して調節可能なライニングフラップと、トップカフの少なくとも1つの仕切りとを有する。
【0019】
本開示の追加の側面および利点は、本開示の例示的な実施例のみが示され説明される以下の詳細な説明から当業者には容易に明らかになるであろう。理解されるように、本開示は他の種々の実施例が可能であり、そのいくつかの詳細は、すべて本開示から逸脱することなく、様々な明らかな点で修正が可能である。したがって、図面および説明は本質的に例示的なものとみなされるべきであり、限定的なものとしてみなされるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0020】
この発明を特徴づける新規の技術は、添付の特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、この発明の好ましい実施例は、さらなる目的および付随する利点とともに、添付の図面に関連して以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解される。
【0021】
本開示の非限定的かつ非網羅的な例および実施例を、以下の図を参照して説明する。
図1図1は、いくつかの実施例に従う、トップカフを有する例示的なゴルフバッグを概略的に示す。
図2図2は、いくつかの実施例に従う、トップカフを有する例示的なゴルフバッグを概略的に示す。
図3A図3Aは、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグ用の例示的なトップカフを示す図である。
図3B図3Bは、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグ用の例示的なトップカフを示す図である。
図4A図4Aは、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグのトップカフおよびナックルブラケットを示す図である。
図4B図4Bは、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグのトップカフおよびナックルブラケットを示す図である。
図5図5は、いくつかの実施例に従う、ラッピングされたトップカフを有するゴルフバッグの一例を示す図である。
図6A図6Aは、いくつかの実施例に従う、ラッピングされたトップカフを有するゴルフバッグの一例を示す図である。
図6B図6Bは、いくつかの実施例に従う、ラッピングされたトップカフを有するゴルフバッグの一例を示す図である。
図7図7は、いくつかの実施例に従う、トップカフの内面に沿って設けることができるチャネルスロットを示す図である。
図8図8は、いくつかの実施例に従う、トップカフの内面に沿って設けることができるチャネルスロットを示す図である。
図9図9は、いくつかの実施例に従う、ライニングで包まれたトップカフと1つまたは複数のの本体パネルとを有するゴルフバッグの断面図を示す。
図10図10は、いくつかの実施例に従う、ライニングで包まれたトップカフと1つまたは複数のの本体パネルとを有するゴルフバッグの断面図を示す。
図11図11は、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグのライニングとは別に設けることができる前面ライナー片またはパネルの一例を示す図である。
図12図12は、いくつかの実施例に従う、ゴルフバッグのトップカフを包むための一連のステップを示す図である。
図13図13は、いくつかの実施例に従う、本体パネルおよび/またはゴルフバッグのライニングもしくは前面ライナー片をトップカフに取り付けるためのベルクロ(登録商標)取り付け方法を示す図である。
図14図14は、いくつかの実施例に従う、本体パネルおよび/またはゴルフバッグのライニングもしくは前面ライナー片をトップカフに取り付けるためのタブおよびスロット取り付け方法を示す図である。
【発明の詳細な説明】
【0022】
つぎに、種々の非限定的な実施例が示されている添付の図面を参照して、本開示をより詳細に説明する。
【0023】
ある要素が別の要素に「取り付けられる」、「結合される」または「接続される」と呼ばれる場合、その要素は(何らかの介在する要素の有無にかかわらず)他の要素に直接取り付けられ、結合または接続されて良いことが理解されるべきである。対照的に、要素が別の要素に「直接取り付けられている」、「直接結合されている」、または「直接接続されている」と呼ばれる場合、介在要素は存在しなくて良いし、存在する必要もない。
【0024】
1つの実施例に関して説明した任意の1つまたは複数の態様または特徴は、他の様々な異なる実施例に組み込むことができることに留意されたい。すなわち、任意の実施例および/または任意の実施例の特徴は、任意の方法および/または任意の順序で、任意の他の実施例および/または任意の実施例の任意の他の特徴と、制限なく組み合わせることができる。出願人は、最初に提出された請求項を修正する権利、または他の請求項の特徴に依存するように、および/または他の請求項の特徴を組み込むように最初に提出された請求項を修正する権利を含め、それに応じて新たな請求項を提出する権利を留保する。本開示の様々な非限定的な態様および特徴は、以下に記載される明細書においてさらに詳細に提供される。
【0025】
[概観]
1つの態様において、本開示は、ゴルフバッグの様々な非限定的な例および実施例を提供する。場合によっては、ゴルフバッグは本体を有して良い。場合によっては、ゴルフバッグは、本体に取り付けられたトップカフを有して良いい。場合によっては、ゴルフバッグは、トップカフと接続するように構成された別個のナックルブラケットを有して良い。場合によっては、ゴルフバッグは1つまたは複数のの本体パネルを有して良い。場合によっては、ゴルフバッグは、ライニングおよび/または別個の前面ライナー片を有して良い。
【0026】
図1および図2は、例示的なゴルフバッグ100を概略的に示す。ゴルフバッグ100は、1つまたは複数の本体パネル101およびトップカフ102を含むことができる。トップカフ102は、ゴルフバッグ100の上部開口部の周囲に延在して良い。場合によっては、トップカフ102は、露出した前面パネルを含む前面部分103を有して良い。場合によっては、トップカフ102は、一体化されたハンドルを含む背面部分104を有して良い。場合によっては、トップカフ102は、前面部分103と背面部分104との間でゴルフバッグの側面に沿って延びる複数の部材を有して良い。
【0027】
場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、ゴルフバッグ100の左側および/または右側に沿って延びる1つまたは複数のヒップパネルを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、ゴルフバッグ100の後面または裏側に沿って延びる後面本体パネルを含んで良い。
【0028】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100は、1つまたは複数のポケットを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のポケットは、1つまたは複数の衣類用ポケットまたは1つまたは複数の貴重品用ポケットを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のポケットは、ゴルフバッグの背面部分(例えば、後面または背面パネル)に配置された1つまたは複数の収納ポケットを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のポケットはサドルポケットを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のポケットは、サドルポケットに隣接して配置された追加のポケットを含んで良い。場合によっては、追加のポケットは、ゴルフ関連機器(例えば、距離計)を収容するように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数のポケットは、ファスナを使用して開閉されて良い。場合によっては、ファスナは磁気閉鎖部を有して良い。場合によっては、ファスナはスライド式ファスナを有して良い。場合によっては、スライドファスナは、例えばジッパーを含んで良い。他の場合には、ファスナは、スナップクロージャ(例えば、1つまたは複数ののボタン)またはフック・ループ・ファスナ(例えば、ベルクロ:登録商標)を有して良い。
【0029】
場合によっては、1つまたは複数のポケットは、互いに取り付けられるか、または直接隣接する複数のポケットを含んで良い。場合によっては、複数のポケットが共通の壁または材料層を共有して良い。場合によっては、単一の層またはパネルが、2つ以上のポケットに関連付けられた1つまたは複数のの壁を形成して良い。場合によっては、複数のポケットは、第1のポケットと第2のポケットとを有して良い。場合によっては、第1のポケットは、第2のポケットに隣接しているが、構造的には分離していて良い。他の場合には、第1のポケットは第2のポケットと一体化されて良い。場合によっては、第1のポケットは、第2のポケットの内側に位置するか、第2のポケット内に形成されて良い。他の場合には、第1のポケットは第2のポケットの上または下に設けられて良い。
【0030】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100はストラップトンネルを含むことができる。ストラップトンネルは、(i)ゴルフバッグ本体の一部を通って、または(ii)ゴルフバッグの2つ以上の層または構成要素の間に延びるチャネルまたは通路を有して良い。場合によっては、ストラップトンネルは、ゴルフバッグ100をバッグ保持機構または維持機構に固定するためのストラップを受け入れるように構成されて良い。場合によっては、ストラップトンネルは、チャネルまたは通路の入口または出口に位置する1つまたは複数の開口部を介してアクセス可能であって良い。場合によっては、1つまたは複数の開口部は、ストラップを受け入れ、ストラップをチャネルまたは通路内に、チャネルまたは通路を通って、またはチャネルまたは通路から出すようなサイズおよび/または形状であって良い。
【0031】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100は、1つまたは複数ののグロメットを含んで良い。グロメットは、ストラップトンネルの1つまたは複数の開口部またはその近くに配置されて良い。場合によっては、グロメットは、1つまたは複数の開口部を裏打ちまたは覆うことができる材料片を有して良い。場合によっては、材料片は、1つまたは複数の開口部の縁を裏打ちまたは覆うことができるリングまたは材料のストリップを有して良い。場合によっては、グロメットは、(i)ストラップトンネルの開口部、および/または(ii)開口部の周囲の材料(すなわち、1つまたは複数のの開口部を形成するために切断または穿孔される周囲の材料)を保護および/または補強するように構成されて良い。場合によっては、グロメットは、穿孔または切断された材料の引き裂きまたは磨耗(例えば、ストラップがストラップトンネルの1つまたは複数の開口部を通って移動するときの摩擦または磨耗による)を防止するために使用されて良い。場合によっては、グロメットは、ストラップが1つまたは複数の鋭利な縁に引っ掛かるのを防止し、概して加速された磨耗から縁を保護するために、開口部の周囲の1つまたは複数の鋭利な縁を覆うように構成されて良い。
【0032】
いくつかの非限定的な実施例において、1つまたは複数のグロメットは、柔軟な材料または弾性材料を有して良い。他の非限定的な実施例において、1つまたは複数のグロメットは、剛性の、またはほぼ非弾性または非伸張性の材料を有して良い。場合によっては、1つまたは複数のグロメットはゴム材料を有して良い。他の場合には、1つまたは複数のグロメットは、金属材料、金属間化合物材料、複合材料、またはプラスチック材料を有して良い。
【0033】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100は、1つまたは複数の傘保持器を含んで良い。1つまたは複数の傘保持具は、1つまたは複数の傘を収容するようなサイズおよび形状にして良い。1つまたは複数の傘は、折り畳まれた構成および/または展開された構成であって良い。
【0034】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100は、1つまたは複数のドリンクスリーブを含んで良い。1つまたは複数のドリンクスリーブは、消耗品を含む1つまたは複数の容器を収容するようなサイズおよび形状にして良い。消耗品は固体物質でも液体物質で良い。場合によっては、1つまたは複数のドリンクスリーブは、1つまたは複数の容器の位置および/または向きを固定するように構成されて良い(例えば、容器の動きを低減または最小限にするため、および/または消耗品が容器からこぼれたり漏れたりするのを防ぐため)。
【0035】
いくつかの非限定的な実施例において、ゴルフバッグ100は、1つまたは複数のリングを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のリングは、1つまたは複数のゴルフアクセサリ(例えば、ゴルフクラブ用のタオルまたはブラシ)を取り付けるためのアクセサリリングを含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のリングは、ゴルフバッグ100の一部に名札を取り付けるための名札リングを含んで良い。
【0036】
[構造]
[バッグ本体]
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは本体を有して良い。場合によっては、本体は、1つまたは複数のゴルフクラブまたは他のゴルフ関連用具の長さを収容するために細長くて良い。場合によっては、本体は開口部と閉じた底部を含んで良い。開口部は、ゴルフバッグ本体の上部に位置していて良い。開口部は、1つまたは複数のゴルフクラブを受け入れるように構成されて良い。閉じた底部は、開口部を通して本体に挿入された1つまたは複数のゴルフクラブを支持するように構成されて良い。
【0037】
[トップカフ]
いくつかの実施例において、ゴルフバッグはトップカフを有して良い。場合によっては、トップカフはゴルフバッグ本体の上部開口部に取り付けられて良い。
【0038】
図3Aおよび3Bは、ゴルフバッグのトップカフ102の例を示す。図3Aは、ゴルフバッグのトップカフ102の正面図を示す。図3Bは、ゴルフバッグのトップカフ102の側面斜視図を示す。トップカフ102は、ゴルフバッグの上部開口部を横切って延びて、1つまたは複数のゴルフクラブまたは他のゴルフ関連用具を受け入れるための1つまたは複数のコンパートメントを形成する複数の仕切り105を有して良い。
【0039】
場合によっては、トップカフ102は、露出した前面パネルを有する前面部分103を具備して良い。露出した前パネルは、トップカフ102の前面部分103に取り付け可能なナックルブラケット106の上に配置されて良い。場合によっては、トップカフ102は、一体型ハンドルを有する背面部分104を具備して良い。トップカフ102は、トップカフ102の前面部分103と背面部分104との間でトップカフ102の側部に沿って延びる1つまたは複数の部材111を有して良い。
【0040】
いくつかの実施例において、トップカフは一体化されたハンドルを有して良い。場合によっては、一体型ハンドルをトップカフの背面部分104に設けて良い。場合によっては、トップカフの前面部分103は、バッグ保持機構とインターフェースするか、またはバッグ保持機構に接触するように構成された露出パネルを有して良い。
【0041】
場合によっては、トップカフの前面部分103は、上部と下部とを有して良い。場合によっては、上部は、トップカフの下部よりもさらに外側に、または1つまたは複数の部材111から離れるように延在するように構成されて良い。場合によっては、別個に設けられたナックルブラケット(以下でより詳細に説明する)を収容するために、下部が上部に対して凹んでいるか、またはくぼんでいて良い。
【0042】
図4Aは、上部前面部分103-1および下部前面部分103-2を有する前面部分103を有するトップカフ102を概略的に示す。上部前面部分103-1は、ゴルフバッグの露出された前面パネルに対応して良い。下部前面部分103-2は、別個に設けられたナックルブラケット106と連結するように構成された前面パネルの一部に対応することができる。下部前面部分103-2は、ナックルブラケット106のサイズ、形状、および曲率に適応するサイズおよび形状として良い。
【0043】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグのライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルは、トップカフの前方上部の周囲または上方に延在しなくてもよく、または延在する必要がない。いくつかの実施例において、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルは、トップカフの前方上部の周囲または上方に延在しない。いくつかの実施例において、前方上部は、ゴルフバッグのナックルブラケットの上に配置されて良い。場合によっては、前方上部がバッグ保持機構の構成要素またはその一部に直接接触するように構成されて良い。場合によっては、ナックルブラケットは、露出した前面パネルとバッグ保持機構との間の干渉を避けるために、露出した前面パネルとバッグ保持機構との間の接触領域の下に配置されて良く、これにより、ゴルフバッグの露出した前面パネルが、バッグ保持機構に対して面一に位置付けられる。
【0044】
いくつかの実施例において、トップカフは、一体型ハンドルと露出した前面パネルとの間に延びる1つまたは複数の部材を有して良い。場合によっては、トップカフは、1つまたは複数の本体パネルが周囲または上に延在する第1部材111-1を有して良い。場合によっては、トップカフは、ライニングが周囲または上に延在する第2部材111-2を有して良い。場合によっては、第1部材111-1および第2部材111-2は、トップカフの側部に沿って(例えば、露出した前面パネルと一体化されたハンドルとの間で)延びて良い。場合によっては、第1および第2部材は、トップカフの前面部分と背面部分との間に延在するように構成されて良い。場合によっては、第1部材111-1は、ゴルフバッグの最上部を形成するトップカフの上部部材に相当して良い。場合によっては、第2部材111-2は、トップカフの下側部材に相当して良い。場合によっては、下側部材は上側部材の下に延在していて良いし、上側部材の下に配置されていて良い。場合によっては、上部部材は、下部部材の上に延在することも、下部部材の上に配置されることもある。
【0045】
いくつかの実施例において、トップカフのライニングは、下部部材の周囲または上部に延在して良い。他の非限定的な実施例において、ライニングは上部部材の周囲または上部部材の上に延在して良い。いくつかの代替的な実施例において、ライニングは、下部部材および/または上部部材の周囲またはその上に延在して良い。
【0046】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグの1つまたは複数の本体パネルは、上部部材の周囲または上方に延在して良い。他の実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、下部部材の周囲または上部に延在して良い。いくつかの代替的な実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、上部部材および/または下部部材の周囲またはその上に延在して良い。
【0047】
いくつかの実施例において、トップカフは、トップカフの前面部分と背面部分との間に延びる複数の部材を有して良い。複数の部材は、トップカフの側部に沿って延びて良い。場合によっては、複数の部材は、第1部材111-1および第2部材111-2を有して良い。場合によっては、第1部材と第2部材は、互いに対して異なる高さに、またはバッグの上部開口部から異なる距離に配置されて良い。
【0048】
場合によっては、第1および第2部材は、トップカフの前面部分または背面部分またはその近く(例えば、トップカフの前面部分の露出した前面パネルに、または、トップカフの背面部分の一体型ハンドル)に収束するように構成されて良い。場合によっては、第1および第2部材は、トップカフの側部に沿って分岐するように構成されて良い。場合によっては、第1および第2部材は分岐して、トップカフの側部に沿って1つまたは複数の開口、窓、または開口部107を形成して良い。いくつかの実施例において、トップカフ102は、1つまたは複数の開口、窓、または開口部107を有して良い。場合によっては、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部107は、トップカフ102の第1部材111-1と第2部材111-2との間に配置されて良い。
【0049】
場合によっては、ゴルフバッグのライニングは、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部107を通って延在するように構成されて良い。他の場合では、1つまたは複数の本体パネルの一部またはセクションは、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部107を通って延在するように構成されて良い。場合によっては、ライニングおよび/または1つまたは複数の本体パネルは、第1部材111-1および/または第2部材111-2の上または周囲を包み込むように構成されて良い。
【0050】
場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、開口、窓、または開口部107を通過することなく、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部107を横切って延在するように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、第1部材と第2部材との間を通過することなく、1つ以上の開口部、窓、または開口部107を横切って延びるように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネルは、1つまたは複数の開口部、窓、または開口部107の上方および/または下方に延在するように(例えば、第1および/または第2部材の周囲または上方に巻き付くように)構成されて良い。
【0051】
図4Bは、本開示の実施例に従う他の例示的なトップカフ102を示す。場合によっては、トップカフ102の選択された外側部分は、トップカフ102の周りに、またはトップカフ102を覆う前に、トップカフ102の外面に沿って、またはトップカフ102を覆って延在する1つまたは複数の本体パネルセクションまたはセグメントを収容するために、(例えば、トップカフの選択された外側部分から材料を除去することによって)窪んで良い。場合によっては、トップカフ102は、トップカフを強化するためにトップカフの選択された内側部分に沿って提供される追加の材料を含んで良い。場合によっては、選択された内側部分が選択された外側部分の反対側になって良い。選択された内側部分の追加材料によって提供される強化された構造支持は、本体パネルセクションまたはセグメントを収容するために選択された外側部分の材料の除去による構造支持の変化を補償または相殺することができる。
【0052】
場合によっては、トップカフは、1つまたは複数のゴルフクラブおよび/または様々なゴルフ関連用具を受け入れるための1つまたは複数のコンパートメントを画定するように構成された複数の仕切りを有して良い。複数の仕切りは、ゴルフバッグ本体の上部開口部を横切って延びるように構成されて良い。場合によっては、複数の仕切りは剛性材料を含んで良い。他の場合には、複数の仕切りは、伸張性または弾性材料を含んで良い。
【0053】
[ライニング]
図5、6A~6B、9、10、および12A~12Eを参照すると、いくつかの実施例において、ゴルフバッグはライニング201を有して良い。いくつかの実施例において、ライニング201は発泡材料を有して良い。場合によっては、ライニング201は、トップカフの周囲またはトップカフ上に延在するように構成されて良い。場合によっては、トップカフの周囲または上に延在するライニング201の部分は、トップカフの内面に固定されて良い。
【0054】
いくつかの実施例において、ライニング201は、トップカフ102の少なくとも一部を覆うか、または包むように構成されて良い。場合によっては、ライニング201は、トップカフの1つまたは複数の選択された部分を覆うか、または包むように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数の選択部分は、トップカフ102の部材間に配置された開口、窓、または開口部の下のトップカフ102の側面を含んで良い。場合によっては、1つまたは複数の選択部分は、トップカフ102の背面下部を含んで良い。場合によっては、トップカフ102の背面下部部は、一体型ハンドルの下に延びる部材を含んで良い。
【0055】
いくつかの実施例において、ライニング201は、複数の独立して調整可能なライニングフラップを有して良い。独立して調節可能なライニングフラップは、隙間またはスリットによって分離され、トップカフ102の内面の異なる部分に個別に取り付け可能であって良い。場合によっては、独立して調整可能なライニングフラップは、トップカフ102および複数の仕切りのうちの少なくとも1つの周りを包み込むように構成されて良い。場合によっては、独立して調整可能なライニングフラップは、複数の仕切りの側面または縁部の周りを包み込むことができる2つ以上のライニングフラップを含むことができる。
【0056】
[本体パネル]
図1、2、5、および6A~6Bに示すように、場合によっては、ゴルフバッグの本体は、1つまたは複数の本体パネル101を有して良い。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101は、布地または織物素材を有して良い。場合によっては、布地または織物材料は、防水または耐水性であって良い。
【0057】
場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、バッグの開口部と閉じた底部との間に延在して良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、ゴルフバッグの閉じた底部から上部袖口まで連続的に延びる少なくとも1つのパネルを有して良い。
【0058】
場合によっては、本体パネル101は、中央領域の周りに延在して、1つまたは複数のゴルフクラブおよび/または他のゴルフ関連機器を収容するための囲まれたまたは部分的に囲まれた内部領域を形成して良い。場合によっては、本体パネル101は、1つまたは複数のゴルフクラブの周囲に延在して、ゴルフバッグの本体を形成して良い。場合によっては、本体パネル101は、ゴルフバッグのフレーム構造または支持構造の周囲に延在して、ゴルフバッグの本体を形成して良い。
【0059】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101は、トップカフ102の周囲または上に延在するように構成されて良い。いくつかの実施例において、トップカフ102の周囲または上に延在する本体パネル101の部分は、トップカフ102の内面に固定されたライニングの部分に直接結合されて良い。
【0060】
場合によっては、トップカフ102の周囲または上に延在する本体パネル101の部分は、トップカフ102の内面に固定されたライニングの部分に取り外し可能に結合して良い。場合によっては、1つまたは複数のフック・ループ・ファスナを使用して、本体パネル101を、トップカフ102の内面に固定されたライニングの部分に取り外し可能に結合することができる。
【0061】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101は、トップカフ102の内面に固定されるライニングの部分と重なるように構成されて良い。いくつかの実施例において、本体パネル101は、ライニングが本体パネル101とトップカフ102の内面との間に位置するように配置されるように、重なって良い。
【0062】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101の第1の部分は、ゴルフバッグの前面部分の周囲、ゴルフバッグのトップカフ102とナックルブラケット106との間に配置されて良い。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101の第2の部分は、ゴルフバッグの側面に沿って延在し、トップカフ102の周りを包んで良い。場合によっては、第1の部分および第2の部分は、部分的に互いに重なるかまたは互いに覆う別個の個々のパネルを含んで良い。他の場合には、第1の部分と第2の部分は、単一の連続した材料片で形成された同じ本体パネルの一部であって良い。
【0063】
いくつかの非限定的な実施例において、1つまたは複数の本体パネル101は、(i)トップカフ102の両側の周りに延在する第1の本体パネルおよび第2の本体パネルと、(ii)背面本体パネルとを有して良い。背面本体パネルは、ゴルフバッグ本体の後ろ側または背面部分(例えば、トップカフに形成された一体型ハンドルの下に延びるゴルフバッグ本体の部分)に沿って延びて良い。場合によっては、ゴルフバッグの背面部分は、バッグの脚部が枢動可能に取り付けられるゴルフバッグの前面部分の反対側にあって良い。場合によっては、第1の本体パネルの縁部と第2の本体パネルの縁部との間の距離は、ゴルフバッグの背面本体パネルの底部の幅と同一、または、ほぼ同一であって良い。
【0064】
[ナックルブラケット]
図3A図3B図4A図4B図5、および図6A図6Bに示すように、いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ゴルフバッグを支持するための1つまたは複数の脚部と連絡するように構成されたナックル116を有するナックルブラケット106を有して良い。場合によっては、ナックルブラケット106およびトップカフ102は、一体的に形成されずに別個に設けられた構成要素を含んで良い。場合によっては、ナックルブラケット106およびトップカフ102は、1つまたは複数のファスナを使用して締結されて良い。
【0065】
図5および図6A図6Bは、トップカフ102と、トップカフ102の一部の周囲に延在するかまたは巻き付くように構成された1つまたは複数の本体パネル101とを有する例示的なゴルフバッグを示す。図5および6Aは、ゴルフバッグの第1の側面の斜視図を示す。図6Bは、ゴルフバッグの第2の側面の側面図を示す。ゴルフバッグの第2の側面(図6Bに示す)は、図5および6Aに示すゴルフバッグの第1の側面の反対側であって良い。場合によっては、ゴルフバッグの第1の側面と第2の側面の両方が、ここで他の箇所で説明されているように、1つまたは複数の本体パネル101を含んで良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101の少なくとも一部は、トップカフまで延在し、トップカフの周囲またはトップカフを包み込むように構成されて良い。トップカフの周囲または上を覆う本体パネル101の部分は、トップカフの内面に沿って内側ライニングに直接接続されて良い。
【0066】
場合によっては、ゴルフバッグの少なくとも1つのパネルは、トップカフ102の前面部分103上の露出した前面パネルを覆うか隠すことなく、ゴルフバッグの前面部分の周囲に延在して良い。トップカフ102は、ナックルブラケット106のいかなる部分も覆い隠すことなく、ゴルフバッグの前面の周囲に延在して良い。トップカフ102は、トップカフ102の前面パネルを露出させるとともに、トップカフ102の前面パネル、および、トップカフ102のサイドハンドルとバックハンドルを露出させるために、添付の図に示すように巻き付けて良い。
【0067】
いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101の一部は、ナックルブラケット106とトップカフ102の下部(前面)部分との間に配置されて良い。ここに記載されるいくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101は、ナックルブラケット106またはトップカフ102の上部(例えば、露出した前面パネル)を覆いまたは重ねなくて良く、または覆いまたは重ねる必要がない。場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、トップカフ102の上部(前面)部分に沿って、またはその下に延在して良い。場合によっては、ナックルブラケット106は、(i)トップカフ102の下部(前面)部分に沿って、または(ii)トップカフ102の上部(前)部分の下または直下に配置されて良い。
【0068】
[ファスナ]
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するための1つまたは複数のファスナを有して良い。場合によっては、1つまたは複数のファスナは、トップカフの一部に取り付けられるか、またはトップカフの一部と一体化されて良い。場合によっては、1つまたは複数のファスナは、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルに取り付けられるか、またはこれらと一体化されて良い。
【0069】
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するための1つまたは複数のタブを有して良い。場合によっては、1つまたは複数のタブは、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルに取り付けられるか、またはこれらと一体化されて良い。
【0070】
いくつかの実施例において、ファスナ(例えば、ベルクロ)とタブ(例えば、PEタブ)の組み合わせを使用して、ライニング、別個の前面ライナー片、および/または1つまたは複数の本体パネルを互いに固定し、および/またはトップカフに固定して良い。場合によっては、ファスナおよび/またはタブは、(i)ライニング、(ii)別個の前面ライナー片、(iii)1つまたは複数の本体パネル、および/または(iv)トップカフの一部(例えば、トップカフの内面)に取り付けられ、または一体化されて良い。
【0071】
[チャネルスロット]
いくつかの実施例において、トップカフは、トップカフの内面に沿って延びるチャネルスロットを有して良い。場合によっては、チャネルスロットは、トップカフの前面部分の内面に沿って延びることができる。場合によっては、チャネルスロットは、ライニングまたは別個の前面ライナー片が周囲または上に巻き付けることができる構造的支持を提供するように構成されて良い。
【0072】
いくつかの非限定的な実施例において、ライニングは、ライニングをトップカフの内面に固定するためにチャネルスロットに挿入可能な1つ以上の一体型タブを有して良い。他の非限定的な実施例において、別個の前面ライナー片は、前面ライナー片をトップカフの内面に固定するためにチャネルスロットに挿入可能な1つまたは複数の一体化タブを有して良い。いくつかの代替実施例において、1つまたは複数の本体パネルは、1つまたは複数の本体パネルをトップカフの内面に固定するためにチャネルスロットに挿入可能な1つまたは複数の一体型タブを有して良い。
【0073】
ここで他の箇所で説明するように、ゴルフバッグのトップカフは、複数の区画を画定するために上部フレームを横切って延びる複数の仕切りを有して良い。場合によっては、複数の仕切りは、トップカフの内面で直接終端する1つまたは複数の仕切りを含んで良い。場合によっては、複数の仕切りは、トップカフの内面に沿って配置されたチャネルスロットで終端する少なくとも1つの仕切りを有して良い。場合によっては、チャネルスロットで終端する少なくとも1つの仕切りは、トップカフの内面に直接接触しなくて良く、または接触する必要がない。
【0074】
図7および図8は、前面ライナー片またはパネルを受け入れてトップカフ102に固定するためのチャネルスロット108を有するトップカフ102の例を示す。チャネルスロット108は、前面ライナーの内面に沿って延在するように構成されて良い。場合によっては、チャネルスロット108は、約1ミリメートル(mm)から約2ミリメートルの範囲の幅を具備して良い。場合によっては、チャネルスロット108の幅は1mm未満であって良い。他の場合には、チャネルスロット108の幅は2mmより大きくて良い。場合によっては、チャネルスロット108の長さは、チャネルスロット108に挿入される前面ライナー片またはパネルの幅に対応して良い。
【0075】
いくつかの実施例において、トップカフ102は、1つまたは複数のゴルフクラブを収容するための1つまたは複数のコンパートメントを画定するように構成された複数の仕切り105を有して良い。場合によっては、複数の仕切り105の中央仕切りは、上部開口部の中央領域からチャネルスロット108の壁まで延びるように構成されて良い。場合によっては、中央仕切板は、トップカフ102の内面または壁に直接接触しなくて良く、または直接接触する必要がない。場合によっては、トップカフ102の1つまたは複数の他の仕切板が、トップカフ102の中央領域から延在するように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数の他の仕切りは、トップカフ102の内面または壁に直接接触するように構成されて良い。
【0076】
図9および図10は、トップカフ102の周囲または上に1つまたは複数の本体パネル101が巻き付けられたトップカフ102の断面側面図を示す。場合によっては、本開示のゴルフバッグは、トップカフの周りまたは上に巻き付けるライニング201を含んで良い。ライニングは、例えば発泡材料を含んで良い。場合によっては、ライニング201は、1つまたは複数のファスナ110(例えば、1つまたは複数のリベット)を使用して所定の位置に固定されて良い。いくつかの実施例において、1つまたは複数の本体パネル101が、トップカフ102の周囲または上に巻き付けられ、ライニング201に直接取り付けられて良い(例えば、締結具または他の取り付け機構を使用して)。場合によっては、ライニング201および1つまたは複数の本体パネル101は、トップカフ102の同じ部分の周囲または上に巻き付けられて良い。他の場合では、ライニング201および1つまたは複数の本体パネル101は、異なる部分、またはトップカフ102の部分またはセクションの周囲または上に巻き付けられて良い。
【0077】
[別途前面ライナー片]
いくつかの実施例において、ゴルフバッグは、ライニングとは別個の前面ライナー片を有して良い。場合によっては、前面ライナー片は支持板および/または発泡材料を含んで良い。
【0078】
いくつかの実施例において、前面ライナー片は、トップカフの内側前面部分の周りに独立して固定可能であって良い。場合によっては、トップカフの内側前面部分は、トップカフの内面に沿って延びるチャネルスロットに対応して良い。場合によっては、前面ライナー片は、前面ライナー片をトップカフの内面に固定するためにチャネルスロットに挿入可能な1つまたは複数の一体化タブを有して良い。
【0079】
いくつかの実施例において、少なくとも1つの締結具を使用して、前面ライナー片の一部(例えば、前面ライナー片の底部)をトップカフの前面部分に固定することができる。場合によっては、同じ締結具がナックルブラケットおよび1つまたは複数の本体パネルの前面部分をトップカフの前面部分に固定することもできる。いくつかの非限定的な実施例において、少なくとも1つの締結具は、例えば、1つ以上のリベットを含んで良い。
【0080】
図9および図10に示すように、いくつかの実施例において、別個の前面ライナー片202を、トップカフ102の内側前面部分の周囲または上に巻き付けて良い。場合によっては、内側前面部分は、トップカフの内面に沿って延びるチャネルスロットの側面または壁に対応して良い。場合によっては、前面ライナー片202は、前面ライニングパネルを構成して良い。場合によっては、前面ライニングパネルは、ポリエチレンのバッカーボードと、このバッカーボードに取り付けられた発泡材料とを有して良い。
【0081】
場合によっては、前面ライナー片202は、1つまたは複数の一体型タブ203を有して良い。場合によっては、1つまたは複数の一体型タブは、前面ライナー片202の前面または背面に取り付けられて良い。1つまたは複数の一体化されたタブ203は、トップカフ102の内面に設けられたチャネルスロットに挿入されて良い。一体化されたタブ203は、前面ライナー片202をトップカフ102に固定するように構成されて良い。
【0082】
場合によっては、前面ライナー片202の底部は、1つまたは複数のファスナ110を使用してトップカフに取り付けられて良い。前面ライナー片202は、トップカフ102、ナックルブラケット106、およびバッグ本体の前面部分の周囲に延在する1つまたは複数の本体パネル101の一部に至る。場合によっては、同じファスナ110を使用して、1つまたは複数の本体パネル101をトップカフ102とナックルブラケット106との間に固定することができる。
【0083】
図11は、トップカフのチャネルスロットに挿入することができる別個の前面ライナー片202の例を示す。前面ライナー片202は、トップカフの前面部分の内面に沿って配置されて良い。場合によっては、前面ライナー片202は、チャネルスロットを通って延在し、チャネルスロットの一部の周囲または上を包み込むように構成されて良い。
【0084】
場合によっては、前面ライナー片202は、前面ライナー片202をトップカフに固定するためにトップカフスロットに嵌合するように構成された1つまたは複数のタブ203を含んで良い。場合によっては、1つまたは複数のタブ203は、前面ライナー片202の裏側に設けられて良い。前面ライナー片202の裏側は、トップカフの内面に向けられた前面ライナー片202の側面に対応して良い。トップカフスロットに挿入されると、1つまたは複数のタブ203は、前面ライナー片202の本体とトップカフの内面との間に配置されて良い。
【0085】
図12A~2Eは、ゴルフバッグのトップカフを包むための一連のステップを概略的に示している。図12Aに示すように、前面ライナー片202は、トップカフの前面部分の内面に設けられたチャネルスロット108に挿入することができる。図12Bに示すように、前面ライナー片202は、チャネルスロットの壁または縁部に巻き付けることができる。さらに、ゴルフバッグのライニング201をトップカフの他の様々な部分に巻き付けることもできる。さらに、1つまたは複数の本体パネル101のフラップは、トップカフおよび/またはライニング201の上に巻き付けられて良い。場合によっては、本体パネルのフラップは、トップカフの上に巻き付けられ、ライニング201の一部に直接固定されて良い(例えば、図12Cに示すように)。その後、仕切りラップ301を複数の仕切りの上に配置することができる(例えば、図12Dに示すように)。包まれたトップカフ102を有するゴルフバッグの非限定的な一例が図12Eに示されている。トップカフ102の1つまたは複数の部分またはセクションは、1つまたは複数の本体パネル101、ライニング201、および別個の前面ライナー片202によって包まれ、または覆われて良い。先に検討したように、別個の前面ライナー片202は、トップカフ102の内面に沿って設けられたチャネルスロットの内壁または縁の周囲に包まれて良い。いくつかの実施例において、巻き付けられたトップカフ102は、トップカフの前面部分、側部、および/または背面部分に1つまたは複数の露出部分を具備して良い。場合によっては、ライニング201および本体パネル101は、トップカフの同じ部分に巻き付けられて良い。場合によっては、別個の前面ライナー片202は、本体パネル101および/またはライニング201とは異なる、トップカフの部分に巻き付けられて良い。
【0086】
[ベルクロ取り付け]
場合によっては、前面ライナー片は、それ自体の上に巻き付くように構成されて良く、前面ライナー片の第1の部分は、前面ライナー片の第2の部分に取り付け可能であって良い。場合によっては、前面ライナー片の第1の部分と第2の部分は、フック・ループ・ファスナー(例えば、ベルクロ)を使用して取り付けることができる。
【0087】
図13は、1つ以上のフックまたはループ・ファスナ401(例えば、ベルクロ)を使用してトップカフに固定可能なパネルまたはライニングで巻き付けることができるトップカフの例を示す。いくつかの実施例において、トップカフの前面部分は、下方に延在して、1つまたは複数のフックまたはループ・ファスナ401を設ける、または取り付けることができる内面を提供することができる。
【0088】
場合によっては、ゴルフバッグのライニング201は、トップカフの背面部分および/または側部または縁部の周りを包み込むように構成されて良い。場合によっては、ライニング201は、1つまたは複数のフックまたはループ・ファスナ401を使用して上部袖口の内面に取り付けられて良い。場合によっては、ライニング201は、トップカフの内面に取り付けられたフックまたはループ・ファスナ401と係合するように構成された1つまたは複数の対応するル―プまたはフック・ファスナーであって良い。
【0089】
場合によっては、別個の前面ライナー片202が、トップカフの内面に沿って設けられたチャネルスロットを通って延在することができる。場合によっては、前面ライナー片202は、それ自体の上に、またはその上に巻き付けることができるパネルを有して良い。場合によっては、前面ライナー片202がそれ自体に巻き付けられた後、前面ライナー片202の第1の部分は、前面ライナー片202の第2の部分に(例えば、1つまたは複数のフックおよびループ・ファスナ401を使用して)接続または取り付けられて良い。
【0090】
場合によっては、ゴルフバッグの1つまたは複数の本体パネル101が、トップカフを覆うように構成されて良い。場合によっては、1つまたは複数の本体パネル101は、本体パネル101をライニング201に直接取り付けるか、または、結合するように構成されたループまたはフックファスナを有して良い。場合によっては、ライニング201は、ライニング201と係合することができる材料を有して良い。他の場合には、対応するフックまたはループ・ファスナーは、本体パネル101が直接取り付けられるか結合するように構成されるライニング201の表面に設けられて良い。
【0091】
[タブおよびスロットの取り付け]
場合によっては、前面ライナー片、ライニング、および/または1つまたは複数の本体パネルは、1つまたは複数の一体化されたタブを有して良い。場合によっては、1つまたは複数の一体化タブは、前面ライナー片、ライニング、および/または1つまたは複数の本体パネルをトップカフの一部に固定するために、トップカフの内面に沿って延びるチャネルスロットと連絡して良い。
【0092】
場合によっては、前面ライナー片、ライニング、および/または1つ以上の本体パネルは、トップカフの内面に沿って延びるチャネルスロットに挿入され、その周囲に巻き付けられて良い。場合によっては、前面ライナー片、ライニング、および/または1つまたは複数の本体パネルの1つまたは複数の一体化タブは、チャネルスロットの底部からチャネルスロット内に挿入可能であって良い。場合によっては、一体型タブは、チャネルスロットの底部からチャネルスロット内に上方に延びて、前面ライナー片、ライニング、および/または1つまたは複数の本体パネルをトップカフに固定するように構成されて良い。
【0093】
図14は、1つまたは複数のスロットおよび1つまたは複数のタブを使用して固定されるパネルまたはライニングで巻き付けることができるトップカフの例を示す。いくつかの実施例において、トップカフの内面の一部は、トップカフの内面に沿って延在するチャネルスロット108を収容するために下方に延在することができる。
【0094】
場合によっては、ライニング201は、トップカフの背面および/または側部または縁部の上または周囲を包み込むように構成されて良い。場合によっては、ライニング201は、チャネルスロット108の底部開口部からチャネルスロット108内に挿入可能な1つまたは複数の一体型タブ402を有して良い。一体型タブ402は、ライニング201をトップカフに固定するように構成されて良い。
【0095】
いくつかの実施例において、別個の前面ライナー片202は、チャネルスロット108を通って延在し、チャネルスロット108の壁または縁部の周囲または上を包み込むように構成されて良い。場合によっては、前面ライナー片202は、以下を含んで良い。1つ以上の一体型タブ402は、チャネルスロット108の底部開口部からチャネルスロット108内に挿入可能な、1つ以上の一体型タブ402を含んで良い。1つまたは複数の一体型タブ402は、トップカフの内側表面に沿って形成されたチャネルスロット108に前面ライナー片202を固定するように構成されて良い。
【0096】
いくつかの実施例において、1つまたは複数のバッグ本体パネル101は、トップカフの上または周囲を包み込むように構成されて良い。いくつかの実施例において、本体パネル101は、(例えば、1つ以上のフックおよびループ・ファスナ401を使用して)トップカフの内面に取り付けられるライニング201の一部に直接取り付けることができる。いくつかの実施例において、本体パネル101は、本体パネル101をチャネルスロット108および/またはトップカフに固定するために、チャネルスロット108の底部開口部に挿入することができる1つまたは複数の一体型タブをさらに有して良い。
【0097】
優先権文書を含む、ここで引用されるすべての特許、刊行物、および参考文献は、参照により完全に組み込まれる。ここに記載される材料、設計、構造、構造、アセンブリ、サブアセンブリ、およびコンポーネントは、本開示によって企図される例示的な実施例のいくつかのみを表す。当業者であれば、本開示の精神および範囲から逸脱することなく変更を加えることができることが理解される。本開示の例示的な実施例は、特許請求の範囲によりカバーされる。
図1
図2
図3A
図3B
図4A
図4B
図5
図6A
図6B
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【外国語明細書】