IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日本精工株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-直動案内装置 図1
  • 特開-直動案内装置 図2
  • 特開-直動案内装置 図3
  • 特開-直動案内装置 図4
  • 特開-直動案内装置 図5
  • 特開-直動案内装置 図6
  • 特開-直動案内装置 図7
  • 特開-直動案内装置 図8
  • 特開-直動案内装置 図9
  • 特開-直動案内装置 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024150229
(43)【公開日】2024-10-23
(54)【発明の名称】直動案内装置
(51)【国際特許分類】
   F16C 29/06 20060101AFI20241016BHJP
【FI】
F16C29/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023063543
(22)【出願日】2023-04-10
(71)【出願人】
【識別番号】000004204
【氏名又は名称】日本精工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】弁理士法人栄光事務所
(72)【発明者】
【氏名】川▲崎▼ 翔太
【テーマコード(参考)】
3J104
【Fターム(参考)】
3J104AA03
3J104AA23
3J104AA36
3J104AA65
3J104AA69
3J104AA74
3J104AA76
3J104BA21
3J104BA33
3J104BA36
3J104DA14
3J104EA01
3J104EA07
(57)【要約】
【課題】信頼性を確保しながらも、製造が容易な直動案内装置を提供する。
【解決手段】直動案内装置は、案内レールと、前記案内レールに対して軸方向に相対移動するように配置されたスライダ本体と、前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される転動体転動路と、前記転動体転動路と並設された転動体戻し路とに沿って転動自在に配置される複数の転動体と、前記スライダ本体の移動方向端部に取り付けられたエンドキャップと、を備え、前記エンドキャップは、前記転動体転動路と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路と、前記転動体転動路に向かって突出し前記転動体転動路に沿って転動する転動体を掬い上げて前記方向転換路に導くタング部とを有し、前記タング部は、前記タング部の先端から中心に向かって延在するスリット溝を有し、前記スリット溝内に閉塞部材が嵌合している。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
案内レールと、
前記案内レールに対して軸方向に相対移動するように配置されたスライダ本体と、
前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される転動体転動路と、前記転動体転動路と並設された転動体戻し路とに沿って転動自在に配置される複数の転動体と、
前記スライダ本体の移動方向端部に取り付けられたエンドキャップと、を備え、
前記エンドキャップは、前記転動体転動路と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路と、前記転動体転動路に向かって突出し前記転動体転動路に沿って転動する転動体を掬い上げて前記方向転換路に導くタング部とを有し、
前記タング部は、前記タング部の先端から延在するスリット溝を有し、前記スリット溝内に閉塞部材が嵌合している、ことを特徴とする直動案内装置。
【請求項2】
前記スリット溝内に閉塞部材が嵌合することによって、前記スリット溝が拡幅する方向に力が付与される、ことを特徴とする請求項1に記載の直動案内装置。
【請求項3】
前記案内レールは、前記転動体転動路の一部を形成する軌道溝内に、前記軌道溝に沿って形成された保持部材用溝を有し、前記保持部材用溝内に配置された保持部材の端部に、前記閉塞部材が取り付けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の直動案内装置。
【請求項4】
前記閉塞部材と前記保持部材とは異なる素材からなる、ことを特徴とする請求項3に記載の直動案内装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直動案内装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な直動案内装置は、案内レールと、スライダと、複数のボールと、を有する。スライダは、案内レールの外側に配置されている。案内レールおよびスライダは、互いに対向する位置に、ボールの軌道を形成する軌道溝をそれぞれ有する。両軌道溝は案内レールの長手方向に延びている。
【0003】
スライダはスライダ本体と一対のエンドキャップを有し、スライダ本体にボールの軌道溝および戻し路が形成され、エンドキャップにボールの方向転換路が形成されている。軌道、戻し路、および方向転換路で構成される循環経路内にボールが配置され、軌道内を負荷状態で転動するボールを介して、スライダが案内レールに沿って直線移動する。
【0004】
エンドキャップのスライダ本体側の面に、方向転換路の外周面を成す、断面が円弧状の溝が形成されている。円弧溝の軌道側の端部に、軌道からボールをすくい上げて方向転換路に導くタング部が形成されている。
【0005】
直動案内装置において、ボールが方向転換路の端部に設けられたタング部によってすくい上げられる際に、ボールがタング部の先端に繰り返し衝突することで、特に高速駆動する際に発生する運転騒音を抑制したいという問題がある。
【0006】
その対策の一例として、特許文献1において、タング部の先端と方向転換路の曲率中心とを結んだ直線と、スライダの移動方向端面とがなす角度をαとしたとき、αを5゜~20゜の範囲に設定することで、作動性を悪化させることなく、運転騒音を抑制できる直動案内装置が提案されている。
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術によれば、タング部の先端形状が鋭角となっていることで、ボールとの繰り返し衝突により破損などが生じやすくなるという問題がある。
【0008】
この問題に対する対策案は様々提案されており、例えば特許文献2では、方向転換路をターン部材に設け、このターン部材が、転動体が方向転換路に進入した際の力を和らげるクッション部を介して移動ブロックに保持される直動案内装置を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2001-182745号公報
【特許文献2】特開2010-14234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら特許文献2の直動案内装置では、各部材を接合する手法の検討の余地がある。例えばターン部材をクッション部に接着剤を用いて接合するなどの手法が挙げられるが、接着剤による接合では、製造方法が複雑で製造コストが高いという問題を招いている。
【0011】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、信頼性を確保しながらも、製造が容易な直動案内装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の直動案内装置は、
案内レールと、
前記案内レールに対して軸方向に相対移動するように配置されたスライダ本体と、
前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される転動体転動路と、前記転動体転動路と並設された転動体戻し路とに沿って転動自在に配置される複数の転動体と、
前記スライダ本体の移動方向端部に取り付けられたエンドキャップと、を備え、
前記エンドキャップは、前記転動体転動路と前記転動体戻し路とを接続する方向転換路と、前記転動体転動路に向かって突出し前記転動体転動路に沿って転動する転動体を掬い上げて前記方向転換路に導くタング部とを有し、
前記タング部は、前記タング部の先端から中心に向かって延在するスリット溝を有し、前記スリット溝内に閉塞部材が嵌合している、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、信頼性を確保しながらも、製造が容易な直動案内装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1図1は、第1の実施形態に係る直動案内装置の斜視図である。
図2図2は、直動案内装置を軸線方向に見た図である。
図3図3は、装着前のエンドキャップとリターンガイドの斜視図である。
図4図4は、エンドキャップからリターンガイドを分解した状態で示す斜視図である。
図5図5は、リターンガイドの斜視図である。
図6図6は、リターンガイドを装着したエンドキャップの正面図である。
図7図7は、対応する転動通路と戻し通路の軸線を通る平面で、スライダ本体とエンドキャップを切断して示す断面図である。
図8図8は、図7の矢印Bで示す部位を拡大して示す図である。
図9図9は、図6の矢印Cで示す部位を拡大して示す図である。
図10図10は、第2の実施形態にかかる図8と同様な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る直動案内装置10の斜視図である。図2は、直動案内装置10を軸線方向に見た図である。
【0016】
ストレートに延びる断面形状略矩形の案内レール1の上に、断面形状略U字状のスライダ2が、案内レール1の長手方向に移動可能に組み付けられている。この案内レール1の幅方向左右両側面11a、11bと上面11cとが交差する稜部には、前記長手方向に延びる断面ほぼ1/4円弧形状の凹溝からなる軌道溝12a、12aが形成されている。
【0017】
また、案内レール1の幅方向左右両側面11a、11bの上下方向略中央部には、前記長手方向に延びる断面ほぼ半円形の凹溝からなる軌道溝12b、12bが形成されている。そして、案内レール1の幅方向左右両側面11a、11bの上下方向略中央部に形成された軌道溝12b、12bの溝底部には、保持部材4の一部を収容してスライダ2の移動時に保持部材4を案内する保持部材用溝(ワイヤー溝)12c、12cが、スライダ2の移動領域の両端間(例えば、案内レール1の長手方向両端間)にわたって前記長手方向に沿って形成されている。保持部材用溝12c、12cの断面形状は例えば略矩形状である。
【0018】
また、図2に示すように、スライダ2は、案内レール1の上面11cに対向する平板状の胴部21と、胴部21の左右両側部からそれぞれ下方に延び側面11a、11bに対向する2つの脚部22、23とからなる。胴部21と脚部22、23とのなす角度は略直角であり、スライダ2の断面形状は略U字状をなしている。スライダ2は、両脚部22、23の間に案内レール1を挟むようにして、案内レール1に移動可能に取り付けられている。
【0019】
スライダ2は、スライダ本体20と、スライダ本体20の両端部(長手方向の両端部)に着脱可能に取り付けられたエンドキャップ40、40とを備えている。さらに、各エンドキャップ40の長手方向外側端面には、案内レール1の外面(上面11c及び側面11a、11b)に摺接して案内レール1とスライダ2との間の隙間の開口のうち長手方向端面側に面する部分を密封するサイドシール50、50が装着されている。スライダ2の下部には、案内レール1とスライダ2との間の隙間の開口のうちスライダ2の下面側に面する部分を密封するアンダーシール60、60が装着されている(図2)。これらサイドシール50、50及びアンダーシール60、60により、外部から前記隙間への異物の侵入や、前記隙間から外部への潤滑剤の漏出が防止される。
【0020】
さらに、図2に示すように、スライダ本体20の左右両脚部22、23の内側面の角部及び上下方向略中央部には、案内レール1の軌道溝12a、12bに対向する断面半円形状の凹溝からなる軌道溝22a、23aが形成されている。そして、案内レール1の軌道溝12a、12bとスライダ2の軌道溝22a、23aとの間に、断面円形状の転動通路(転動体転動路)GPが4本形成されていて、これらの転動通路GPは案内レール1の長手方向に延びている。
【0021】
これらの転動通路GP内には複数の転動体3(ボール)が保持部材4に保持されつつ転動自在に装填されていて、転動通路GP内でこれら転動体3が転動することによって、スライダ2が案内レール1に案内されて長手方向に移動可能となっている。保持部材4は例えばワイヤーで形成されており、案内レール1に組み付ける前のスライダ2からの転動体3の脱落を防止するために、転動体3を保持している。
【0022】
さらに、スライダ2は、スライダ本体20の左右両脚部22、23の肉厚部分の上部及び下部に、転動通路GPと平行をなして前記長手方向に貫通する断面形状略円形の貫通孔からなる戻し通路(転動体戻し路)RPを備えている。
【0023】
図3は、装着前のエンドキャップ40とリターンガイド45の斜視図である。図4は、エンドキャップ40からリターンガイド45を分解した状態で示す斜視図である。図5は、リターンガイド45の斜視図である。図6は、リターンガイド45を装着したエンドキャップ40の正面図である。図7は、対応する転動通路GPと戻し通路RPの軸線を通る平面で、スライダ本体20とエンドキャップ40を切断して示す断面図であり、片側のみ示す。
【0024】
エンドキャップ40は、例えば樹脂材料の成形品からなり、断面形状が略U字状に形成されている。また、エンドキャップ40の裏面(スライダ本体20との当接面)の左右両側には、断面形状円形で円弧状に湾曲する方向転換路41が上下二段に形成されている(図3参照)。このエンドキャップ40をねじ等の締結部材でスライダ本体20に取り付けると、方向転換路41によって転動通路GPと戻し通路RPとが接続される(図7参照)。なお、方向転換路41の断面形状は、方向転換路41の連続方向に直交する平面で切断した場合の断面形状である。
【0025】
さらに、エンドキャップ40について、詳細に説明する。エンドキャップ40のスライダ本体20との当接面(裏面ともいう)には、図4に示すように、半円状の凹部42、42がエンドキャップ40の左右両腕部40a、40bの上下に並設されるとともに、半円状の両凹部42、42の中心部を横断して半円柱状のリターンガイド嵌合用凹部43が設けてある。これら凹部42とリターンガイド嵌合用凹部43とで、方向転換路用凹部44が構成される。
【0026】
そして、半円柱状のリターンガイド嵌合用凹部43には、樹脂材料(例えばポリアセタール樹脂)を射出成形して得た半円柱状のリターンガイド45が嵌合される。このリターンガイド45の外径面には、図5に示すように、転動体3の案内面となる断面円弧状の凹溝45a、45aが半円状に連続して形成されている。なお、凹溝45aの断面形状は、凹溝45aの連続方向に直交する平面で切断した場合の断面形状である。
【0027】
このようなリターンガイド45を、凹溝45aが形成された外径面を内側にしてリターンガイド嵌合用凹部43に嵌め込むことにより、リターンガイド45の凹溝45aとエンドキャップ40の凹部42とで方向転換路41が形成され、エンドキャップ40の裏面の左右両側に、断面形状円形で円弧状に湾曲する方向転換路41が上下二段に形成される(図3を参照)。
【0028】
このエンドキャップ40をスライダ本体20に取り付けると、図7に示すように、方向転換路41、41によって、転動通路GP、GPと戻し通路RP、RPとが接続される。
【0029】
図8は、図7の矢印Bで示す部位を拡大して示す図であるが、転動体の一部を省略して簡略化して示す。図9は、図6の矢印Cで示す部位を拡大して示す図である。
【0030】
本実施形態のエンドキャップ40は、凹部42の案内レール1側の端部に、軌道溝12b、12bに向かって突き出したタング部46を備える。タング部46は、案内レール1の軸線に沿ってみて略半円形状である(図9)。
【0031】
タング部46は、図9に示すように、その先端から奥側(方向転換路41側)に向かって延在するスリット溝46aを有する。スリット溝46a内には、閉塞部材47がはめ込まれている。閉塞部材47は、図8でハッチングにより示すように三角板状であり、略同じ三角形状を有するスリット溝46aの側壁と、矩形状の溝底に密着するようにして取り付けられる。閉塞部材47は、タング部46の素材よりもヤング率が高い素材からなり、スリット溝46aの幅よりもわずかに大きい寸法を有する。このため、閉塞部材47をスリット溝46aに嵌め込んだとき、いわゆる締まり嵌めの関係となり、スリット溝46aが拡幅するように力を受けてタング部46が弾性変形する。これによりスリット溝46aの側壁外側におけるタング部46には、圧縮応力が作用することとなる。
【0032】
案内レール1に組みつけられたスライダ2が案内レール1に沿って前記長手方向に移動すると、転動通路GP内に装填されている転動体3は、転動通路GP内を転動しつつ案内レール1に対してスライダ2と同方向に移動する。そして、転動体3が転動通路GPの終点に達すると、転動通路GPからタング部46により掬い上げられ方向転換路41へ送られる。方向転換路41に入った転動体3はUターンして戻し通路RPに導入され、戻し通路RPを通って反対側の方向転換路41に至る。ここで再びUターンして転動通路GPの始点に戻り、このような循環経路内の循環を無限に繰り返す。
【0033】
このとき、スリット溝46aに閉塞部材47が配設されているため、転動体3を掬い上げる際に転動体3が衝突した場合でも、その衝撃力を閉塞部材47で受けることにより、タング部46に破損や亀裂などが生じることを抑制できる。また、タング部46には閉塞部材47によって圧縮応力が作用しているため、万が一タング部46に亀裂が生じた場合でも、その亀裂を閉口させるような力が加わることにより、亀裂が進展することを抑制でき、転動体3とタング部46の繰り返し衝突に対する耐久性を高めることができる。しかも閉塞部材47をスリット溝46aに嵌め込むだけで組付けられるので、直動案内装置の製造が容易である。ただし、閉塞部材47をスリット溝46aに接着等で固定してもよい。
【0034】
また、転動体3が閉塞部材47に直接衝突しないように、閉塞部材47の一部がタング部46のスリット溝46aから転動通路GP側にはみ出さない(突出しない)ような構成としてもよい。さらに組立性を考慮して、閉塞部材47はゴムやエラストマーのような材料を用いて、タング部46の素材よりもヤング率が低くなるようにしてもよい。これにより、転動体3の衝突時におけるタング部46の緩衝効果や振動減衰効果も期待できる。
【0035】
(第2の実施形態)
図10は、第2の実施形態にかかる図8と同様な断面図である。第1の実施形態では、保持部材と閉塞部材とが別体であった。これに対し、本実施形態によれば、閉塞部材47Aは、スライダ2を案内レール1から取り外した際にスライダ2から転動体3が落下しないように転動体3を保持する保持部材4の一部(保持部材4と一体)となっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるため重複説明を省略する。
【0036】
本実施形態によれば、保持部材4をスライダ2に組み込む工程と、閉塞部材47Aをエンドキャップ40に組付ける工程を、一つの工程で行うことが出来るので、組立性が更に向上する。
【0037】
保持部材4と閉塞部材47Aは別の素材から構成されていても良く、例えば保持部材4をステンレス、閉塞部材47Aをゴムとし、インサート成形によって製作してもよい。
【0038】
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0039】
10 直動案内装置
1 案内レール
2 スライダ
3 転動体
20 スライダ本体
40 エンドキャップ
41 方向転換路
45 リターンガイド
46 タング部
46a スリット溝
47、47A 閉塞部材
50 サイドシール
GP 転動通路
RP 戻し通路
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10