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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024150254
(43)【公開日】2024-10-23
(54)【発明の名称】蒸し器
(51)【国際特許分類】
   A47J 27/05 20060101AFI20241016BHJP
【FI】
A47J27/05
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023063579
(22)【出願日】2023-04-10
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 1.ウェブサイトの掲載日:令和4年9月 (Ocrasi公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://ocrasi.com/ 2.ウェブサイトの掲載日:令和4年10月28日(株式会社PR TIMESのニュースリリース配信サービス) ウェブサイトのアドレス:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000110751.html 3.ウェブサイトの掲載日:令和4年10月28日(市ヶ谷経済新聞公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://ichigaya.keizai.biz/release/155229/ 4.販売日:令和4年9月(Ocrasiのオンライン販売サイト) ウェブサイトのアドレス:https://ocrasi.com/products/omusu 5.ウェブサイトの掲載日:令和4年9月(インスタグラム公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://www.instagram.com/ocrasi_brand/ 6.ウェブサイトの掲載日:令和4年7月24日(YouTube公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://www.youtube.com/@ocrasi17 7.ウェブサイトの掲載日:令和4年9月3日(LINE公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://lin.ee/PB8GKoL 8.ウェブサイトの掲載日:令和4年7月(YouTubeの暮らしのvlogサイト) ウェブサイトのアドレス:https://www.youtube.com/watch?v=8R6_2Vfj3vY#t=5m8s 9.ウェブサイトの掲載日:令和5年2月(湘南蔦屋書店公式サイト) ウェブサイトのアドレス:https://store.tsite.jp/shonan/event/cooking/32017-1504580226.html 10.ウェブサイトの掲載日:令和5年2月(インスタグラムの湘南蔦屋書店サイト) ウェブサイトのアドレス:https://www.instagram.com/reel/CpW3v5du135/?utm_source=ig_web_copy_link
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 11.おもてなしセレクション2023へのエントリー:令和5年1月10日(おもてなしセレクションサイト) ウェブサイトのアドレス:https://omotenashinippon.jp/selection/ 12.雑誌Begin:令和4年11月16日発売 13.大人のおしゃれ手帖:令和4年12月7日発売
(71)【出願人】
【識別番号】523009584
【氏名又は名称】株式会社Ocrasi
(74)【代理人】
【識別番号】100134072
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 秀二
(72)【発明者】
【氏名】坂上 毅容
【テーマコード(参考)】
4B055
【Fターム(参考)】
4B055AA22
4B055BA36
4B055CA08
4B055CB02
(57)【要約】
【課題】蒸気発生用容器内の水を効率よく沸騰させて蒸気を素早く発生させることができ、以て、調理時間を短くすることができるようにした蒸し器を提供する。
【解決手段】上部に開口部4を有し、水を貯留してせいろ12に供給する蒸気を発生するための本体容器3と、この本体容器3内の水を仕切る水仕切り部材22とを具備し、この水仕切り部材22は、外円筒23と、この外円筒23の内部を仕切る内円筒24を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に開口部を有し、水を貯留して食品用容器に供給する蒸気を発生するための蒸気発生用容器と、
該蒸気発生用容器内の水を仕切る水仕切り部材と、
を具備し、
前記水仕切り部材は、
外筒と、
該外筒の内部を仕切る内部仕切り体と、
を備えたことを特徴とする蒸し器。
【請求項2】
前記内部仕切り体は、前記外筒との間に隙間を有する筒状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の蒸し器。
【請求項3】
前記内部仕切り体は、前記外筒と同軸状に設けたことを特徴とする請求項2に記載の蒸し器。
【請求項4】
前記仕切り部材は、前記外筒の上部と前記内部仕切り体の上部とを連結する連結部材を備えたことを特徴とする請求項2に記載の蒸し器。
【請求項5】
前記蒸気発生用容器は、内側底面部に前記水仕切り部材の下部を位置決めするための下部位置決め凹部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の蒸し器。
【請求項6】
前記下部位置決め凹部は、円環状に形成したことを特徴とする請求項5に記載の蒸し器。
【請求項7】
前記開口部に配置され、前記食品用容器を載置するためのトレーを備え、
前記トレーは、外側底面部に前記水仕切り部材の上部を位置決めするための上部位置決め凹部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の蒸し器。
【請求項8】
前記上部位置決め凹部は、前記トレーの下面側から上面側へ蒸気を導通させるための導通穴を備えたことを特徴とする請求項7に記載の蒸し器。
【請求項9】
前記上部位置決め凹部は、天板と周側板とを有する筒状に形成し、前記導通穴は、前記周側板に形成したことを特徴とする請求項8に記載の蒸し器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品の蒸し調理に用いられる蒸し器に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の蒸し器としては、従来、次のようなものが知られている。
【0003】
たとえば特許文献1には、蒸気発生用容器の内部に、円筒状の蒸気整流部を設けた卓上蒸篭が開示されている。
また、特許文献2には、蒸気発生用容器の内部に、ベル状の蒸気整流部を設けた蒸気調理器具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9-75212号公報
【特許文献2】特開2022-1153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前者では、蒸気発生用容器内を円筒状の蒸気整流部の外側と内側とに仕切り、蒸気発生用容器内の水の対流が二分されるだけで、整流効果が十分とは言えない。
【0006】
また、後者では、蒸気整流部がベル状のため、蒸気整流部の外側では水の自然対流が緩やかで、内側では急激になるが、対流が蒸気整流部の内面に当たって変化し、しかも隆起部によってさらに変化するため、整流が効果的に行えない。
【0007】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、蒸気発生用容器内の水を効率よく沸騰させて蒸気を素早く発生させることができ、以て、調理時間を短くすることができるようにした蒸し器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る蒸し器は、上部に開口部を有し、水を貯留して食品用容器に供給する蒸気を発生するための蒸気発生用容器と、この蒸気発生用容器内の水を仕切る水仕切り部材とを具備し、この水仕切り部材は、外筒と、この外筒の内部を仕切る内部仕切り体とを備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る蒸し器によれば、蒸気発生用容器内の水を効率よく沸騰させて蒸気を素早く発生させることができ、以て、調理時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
図1】本発明に係る蒸し器を示す断面図。
図2】同蒸し器を示す分解斜視図。
図3】同蒸し器のトレーを上方から示す斜視図。
図4】同蒸し器のトレーを下方から示す斜視図。
図5】同蒸し器の水仕切り部材を上方から示す斜視図。
図6】同蒸し器の水仕切り部材を示す平面図。
図7】同蒸し器の水仕切り部材を下方から示す斜視図。
図8】同蒸し器の水仕切り部材を示す下面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1中、符号1は、本発明に係る電気せいろ蒸し器(蒸し器)を示している。
【0013】
この電気せいろ蒸し器1は、図2にも示すように、本体2を有している。
【0014】
この本体2は、水を貯留して蒸気を発生するための本体容器(蒸気発生用容器)3を備え、この本体容器3は、上部に開口部4を有した有底円筒状に形成されている。
【0015】
また、本体2の外周部には、調理時間などを表示する表示部5、「蒸し」モード(たとえば1000W、800W、600W)と「保温」モード(たとえば300W、200W、100W)との切替や調理時間のセットなどを行うための操作部6、電源プラグの差込口7などが設けられている。
【0016】
さらに、本体2の内部には、電源部8、制御部9、加熱用ヒータ10が設けられている。
【0017】
この加熱用ヒータ10は、本体容器3の下面の中央部分を加熱すように配設されている。
【0018】
さらに、本体容器3の開口部4にはトレー11を載置することができ、さらに、このトレー11にはせいろ(食品用容器)12を載置することができるようになっている。
【0019】
本体容器3の開口部4は、上端から径方向外方へ延出し、トレー11を載置するための円環状のフランジ部13と、このフランジ部13の外周縁から上方へ起立し、トレー11の横ずれを阻止する円環状の起立部14を有し、これらフランジ部13と起立部14は、本体容器3に一体的に形成されている。
【0020】
トレー11は、図3および図4にも示すように、上部に開口部15を有する浅い有底筒状に形成され、本体容器3の開口部4を覆うように形成されている。
【0021】
このトレー11の開口部15は、上端から径方向外方へ延出し、せいろ12を載置するための円環状のフランジ部16と、このフランジ部16の外周縁から上方へ起立し、せいろ12の横ずれを阻止する円環状の起立部17と、この起立部17から径方向外方へ延出する一対の取手18を有し、これらフランジ部16、起立部17および取手18は、トレー11に一体的に形成されている。
【0022】
また、このトレー11は、中央部分に下面から上方へ凹む有底円筒状の凹部(上部位置決め凹部)19を有していて、この凹部19の周りに、すなわち中央部分とトレー11の内周面との間に、円環状の溝20が形成されている。
【0023】
そして、この溝20によって、脂の多い肉などの食品を蒸したときに生じる油などを本体容器3まで垂らさずに受止めることができるようになっている。
【0024】
さらに、トレー11の凹部19には、本体容器3で発生させた蒸気をせいろ12に導通するための導通穴21が形成されている。
【0025】
この導通穴21は、凹部19の上面部分ではなく周面の上部に形成され、食品から生じた油などが本体容器3に垂れないように構成されている。
【0026】
すなわち、この凹部19は、天板41と周側板42とを有する筒状に形成され、導通穴12は、周側板42の上部側に間隔を開けて複数、周方向に沿って形成されている。
【0027】
また、天板41の上面かつ周縁部には、複数の障壁43が導通穴12に対応して間隔を開けて周方向に沿って立設されている。
【0028】
これにより、脂の多い肉などの食品を蒸したときに生じる油などが天板41から障壁43の間を通って溝20へ導かれ、導通穴21から本体容器3には入らないようになっている。
【0029】
さらに、この凹部19の下方には、本体容器3内の水を加熱ヒータ10に近い第1部分Nと加熱ヒータ10から第1部分Nより遠い第2部分Fとに仕切るための水仕切り部材22が配置されるようになっている。
【0030】
すなわち、この水仕切り部材22は、図5図8に示すように、外円筒(外筒)23と、この外円筒23の内部を仕切る内円筒(内部仕切り体)24と、外円筒23と内円筒24とを同軸状にかつ間隙Sが生じるように連結する複数の連結部材25を有している。
【0031】
これら連結部材25は、外円筒23の上部と内円筒24の上部を放射状に且つ間隔をあけて連結するように設けられていて、これら連結部材25の隣接する相互間には蒸気の導通口26が形成されている。
【0032】
このように形成された水仕切り部材22の上部は、トレー11の凹部19の内面との間に隙間が生じるように構成されている。
【0033】
したがって、本体容器3で発生させた蒸気のうち、内円筒24内の蒸気は、内円筒24の上端からトレー11の凹部19内に導かれる。
【0034】
また、本体容器3で発生させた蒸気のうち、外円筒23内の蒸気は、導通口26からトレー11の凹部19内に導かれる。
【0035】
さらに、本体容器3で発生させた蒸気のうち、外円筒23外の蒸気は、水仕切り部材22の上部とトレー11の凹部19の内面との間の隙間からトレー11の凹部19内に導かれる。
【0036】
そして、トレー11の凹部19内に導かれた蒸気は、トレー11の導通穴21を導通して、せいろ12に供給されるようになっている。
【0037】
また、外円筒23の下端部には切欠き27が、内円筒24の下端部には切欠き28が、それぞれ形成され、本体容器3内に貯留される水が外円筒23および内円筒24の内外に流動できるようになっている。
【0038】
本体容器3の底部には、環状の凹部(下部位置決め凹部)29が形成されている。
【0039】
すなわち、本体容器3の底部中央部分には、本体容器3と同心状に円盤状に隆起した内側凸部30が形成され、この内側凸部30の下面側に上述した加熱用ヒータ10が設けられている。
【0040】
また、内側凸部30の周りには所定間隔を隔てて円環状の外側凸部31が形成されている。
【0041】
そして、これら内側凸部30と外側凸部31との間に凹部29が形成され、外円筒23を本体容器3内に載置したときに、外円筒23の下端部が凹部29に位置することによって横ずれが防止され位置決めがなされるようになっている。
【0042】
また、外円筒23の上端部は、トレー11の凹部19内に位置することによって横ずれが防止され位置決めがなされるようになっている。
【0043】
このような構成によれば、本体容器3内に貯留された水は、水仕切り部材22の外円筒23によって、加熱ヒータ10の上方の第1部分Nの水と、この第1部分Nの外側である、加熱ヒータ10の上方以外の第2部分Fの水とに垂直方向に沿って仕切られる。
【0044】
さらに、第1部分Nの水は、水仕切り部材22の内円筒24によって、中心部分N1の水と、この中心部分N1の外側かつ第2部分Fの内側である中間部分N2の水に垂直方向に沿って仕切られる。
【0045】
すなわち、本体容器3内に貯留された水は、内円筒24内の水と、内円筒24と外円筒23との間の水と、外円筒23の外側の水とに仕切られ、加熱ヒータ10に加熱されることによって、内円筒24内と、内円筒24と外円筒23との間と、外円筒23の外側とで、それぞれ垂直方向に対流を生じることになり、外円筒23の内側(第1部分N)の水の方が外円筒23の外側(第2部分F)の水より早く沸騰し蒸気を発生させる。
【0046】
しかも、外円筒23の内側(第1部分N)の水は、内円筒24によって、中心部分N1の水と中間部分N2の水に垂直方向に沿って仕切られるので、さらに狭い範囲で垂直方向の対流が生じ整流されるため、効果的に沸騰させることができる。
【0047】
したがって、本体容器3内の水を効率よく沸騰させて蒸気を素早く発生させることができので、調理時間を短くすることができる。
【0048】
また、加熱ヒータ10は、「蒸し」モード(たとえば1000W、800W、600W)と「保温」モード(たとえば300W、200W、100W)との切替が可能で、蒸気の強さを6段階に調整することが可能となる。
【0049】
そして、蒸気の強さを使い分けることによって、弱い蒸気は「温野菜」、強い蒸気は「おこわ」など、料理によって最適な温度で蒸すことができる。
【0050】
さらに、麹を作ることもできる。
【0051】
すなわち、たとえば「蒸しモード」1000Wで40分、米を蒸す工程を行った後、「保温モード」100W~300Wで温度を35度~40度程度に安定させる工程を行うことにより、麹を作ることができる。
【0052】
なお、上記実施形態では、本体容器3、トレー11、水仕切り部材22を円筒状に形成したが、本発明はこれに限定されることは無く、たとえば角筒状でもよい。
【0053】
また、外円筒23内に内円筒24を同軸状に設け、外円筒23内を同軸状に仕切る構成としたが、外円筒23内をたとえば放射状やハニカム状などに仕切る構成としても良い。
【0054】
さらに、加熱用ヒータ10は、本体容器3の底部中央部を加熱するようにしたが、本発明はこれに限定されることは無く、たとえば本体容器3の底部を少なくとも1箇所以上、部分的に加熱するようにしてもよく、要するに本発明は、水仕切り部材が加熱用ヒータに近い第1部分と加熱用ヒータから第1部分より遠い第2部分とに蒸気発生用容器内の水を仕切る構成であればよいことは勿論である。
【0055】
さらに、蒸し器1に本体容器3および加熱用ヒータ10を設けたが、本体容器3と加熱用ヒータ10とを別体とし、調理時に本体容器3を加熱用ヒータ10に載置するようにしてもよい。
【0056】
以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に要約することができる。
【0057】
すなわち、本発明に係る蒸し器は、上部に開口部を有し、水を貯留して食品用容器に供給する蒸気を発生するための蒸気発生用容器と、この蒸気発生用容器内の水を仕切る水仕切り部材とを具備し、この水仕切り部材は、外筒と、この外筒の内部を仕切る内部仕切り体とを備えたことを特徴とするものである。
【0058】
上記本発明は、少なくとも下記実施形態を含むことができる。該実施形態は、分離して又は互いに組み合わせて採択することができる。
【0059】
(1)内部仕切り体は、外筒との間に隙間を有する筒状に形成する。
【0060】
(2)内部仕切り体は、外筒と同軸状に設ける。
【0061】
(3)仕切り部材は、外筒の上部と内部仕切り体の上部とを連結する連結部材を備える。
【0062】
(4)蒸気発生用容器は、内側底面部に水仕切り部材の下部を位置決めするための下部位置決め凹部を備える。
【0063】
(5)下部位置決め凹部は、円環状に形成する。
【0064】
(6)開口部に配置され、食品用容器を載置するためのトレーを備え、このトレーは、外側底面部に前記水仕切り部材の上部を位置決めするための上部位置決め凹部を備える。
【0065】
(7)上部位置決め凹部は、トレーの下面側から上面側へ蒸気を導通させるための導通穴を備える。
【0066】
(8)上部位置決め凹部は、天板と周側板とを有する筒状に形成し、導通穴は、周側板に形成する。
【符号の説明】
【0067】
1 蒸し器(電気せいろ蒸し器)
3 蒸気発生用容器(本体容器)
4 開口部
10 ヒータ(加熱用ヒータ)
11 トレー
19 上部位置決め凹部(凹部)
21 導通穴
22 水仕切り部材
23 外筒(外円筒)
24 内部仕切り体(内円筒)
29 下部位置決め凹部(凹部)
41 天板
42 周側板
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8