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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024150866
(43)【公開日】2024-10-24
(54)【発明の名称】角度調整し得る船底弁
(51)【国際特許分類】
   B63B 13/00 20060101AFI20241017BHJP
【FI】
B63B13/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023063880
(22)【出願日】2023-04-11
(71)【出願人】
【識別番号】596114691
【氏名又は名称】河上船舶機器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【弁理士】
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(74)【代理人】
【識別番号】100114731
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 重男
(72)【発明者】
【氏名】本村 弦実
(57)【要約】
【課題】角度調整し得る船底弁を開発したものであり「狭い」を解消したものである。
【解決手段】大ナット5を螺子込んで基台金具6を固定され、下半部凹球面6fに凹半球状に抉れており、下リング6gの下螺子穴7があり、取付金具8の下部球面8a、上部円筒形8b、上下開口8cがあり、下部球面は下半部凸球面8a’に凸半球状に膨れており、下半部凹球面6fと下半部凸球面8a’は嵌め込むことができ、上リング9の内側は上半部凹球面19に凹半球状に抉れており、下部球面8aの上半部凸球面8a”は凸半球状に膨れており、上リング9の上半部凸球面8a”の上に取り付けることができ、上部の雄螺子8bにバブル金具13の下部の雌螺子13aを螺子込み、バブル金具の上部にエンジン16のホース17を接続して、下開口6cと上下開口とがつながっており、角度調整し得る船底弁1により構成される。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
船底の開口の上記船底の外側から基台金具を上部側から入れて、上記船底の内側から、1個の大きな大ナットを上記基台金具の下部は雄螺子から螺子込んで、上記船底の内側から上記基台金具を固定され、
上記基台金具の下開口に格子のグリルが着いており、
上記基台金具の上部の下リングの内側は、下半部凹球面に赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記下リングの上面は下螺子穴が複数あり、
取付金具の下部球面、上部円筒形であり、下端から上端まで上下開口があり、上記下部球面は下半部凸球面の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、
上記基台金具の上記下半部凹球面と上記取付金具の上記下半部凸球面とは、嵌め込むことができ、
その上記基台金具の上記下リングの上面の、上リングの内側は、上半部凹球面に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記上リングの上面は上螺子穴が複数あり、
上記取付金具の上記下部球面は、上半部凸球面であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、
上記取付金具の上記上半部凸球面であり、上記上リングは、上記取付金具の上記上半部凸球面に取り付けることができ、
上記上リングと上記下リングの複数の小ナットを上記下螺子穴と上記上螺子穴とに螺子込むことができ、
上記取付金具の上部の雄螺子にバブル金具の下部の雌螺子を螺子込み、上記バブル金具の上部に、エンジンのホースの下端を接続して、
上記基台金具の上記下開口と上記取付金具の上記上下開口がつながっており、上記取付金具の上記上下開口は上記バルブ金具の上端下端開口はつながっており、上記取付金具とバルブ金具とを角度調整し得る船底弁。
【請求項2】
上記船底の上記開口の上記船底の外側から上記基台金具を上部側から入れて、上記基台金具の上記下開口に格子の上記グリルが着いており、
その上記下開口に突起が付いており、上記船底の上記開口の縁に上記突起が係合して、上記船底の上記基台金具を固定されている請求項1の角度調整し得る船底弁。
【請求項3】
上記バブル金具の取手があり、上記取手は直角に倒すと、上記上端下端開口は蓋が閉まってしまい、海水が全然入らない請求項1の角度調整し得る船底弁。
【請求項4】
上記基台金具の上記下開口と、上記取付金具は上記上下開口と、上記バブル金具の上記上端下端開口はつながっており、
上記ホースの上記バブル金具の上記上端下端開口は、上記エンジンの冷却部につながっており、
海水が上記基台金具の上記下開口と、上記取付金具の上記上下開口と、上記バブル金具の上記上端下端開口はつながっており、上記海水が、上記船底弁の上記下開口と、上記上下開口と、上記上端下端開口とに、上記エンジンに入っている請求項1の角度調整し得る船底弁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、角度調整し得る船底弁(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)を提供することを目的とする。
【背景技術】
【0002】
従来、図9(a)(b)は、船舶の船底が傾斜のある船底50,50に、直接取り付ける船底弁51(特許文献1)は、船内側に、機関台フレーム54,54があり、その中央にエンジン52があり、バブル金具55のホース53が、「狭い」という欠点がある(図9(a)参照)。
【0003】
海水面tがあり、上記エンジン52の吸引力で、上記船底弁51は上記ホース53の海水が入っており(矢印A、図9(a)(b)参照)、上記エンジン52の吸引力で上記エンジン52の冷却をする(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭56-97193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記船底50,50に、直接取り付ける上記船底弁51(特許文献1)は、上記エンジン52があり、上記バブル金具55の上記ホース53が、「狭い」という欠点がある(図9(a)参照)。
【0006】
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、角度調整し得る船底弁を開発したものであり、従来技術の上記「狭い」を解消したものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、船底の開口の上記船底の外側から基台金具を上部側から入れて、上記船底の内側から、1個の大きな大ナットを上記基台金具の下部は雄螺子から螺子込んで、上記船底の内側から上記基台金具を固定され、上記基台金具の下開口に格子のグリルが着いており、上記基台金具の上部の下リングの内側は、下半部凹球面に赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記下リングの上面は下螺子穴が複数あり、取付金具の下部球面、上部円筒形であり、下端から上端まで上下開口があり、上記下部球面は下半部凸球面の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、上記基台金具の上記下半部凹球面と上記取付金具の上記下半部凸球面とは、嵌め込むことができ、その上記基台金具の上記下リングの上面の、上リングの内側は、上半部凹球面に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記上リングの上面は上螺子穴が複数あり、上記取付金具の上記下部球面は、上半部凸球面であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、上記取付金具の上記上半部凸球面であり、上記上リングは、上記取付金具の上記上半部凸球面に取り付けることができ、上記上リングと上記下リングの複数の小ナットを上記下螺子穴と上記上螺子穴とに螺子込むことができ、上記取付金具の上部の雄螺子にバブル金具の下部の雌螺子を螺子込み、上記バブル金具の上部に、エンジンのホースの下端を接続して、上記基台金具の上記下開口と上記取付金具の上記上下開口がつながっており、上記取付金具の上記上下開口は上記バルブ金具の上端下端開口はつながっており、上記取付金具とバルブ金具とを角度調整し得る船底弁により構成される。
【0008】
従って、上記基台金具の内側は、上記下半部凹球面は赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具の下部球面は下半部凸球面の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、上記基台金具の上記下半部凹球面と、上記取付金具の上記下半部凸球面とは、嵌め込むことができ、上記基台金具の上記下リングの上面の、上リングの内側は、上半部凹球面に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具の上記下部球面は、上半部凸球面であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、上記上リングの上面は、上記取付金具の上記上半部凸球面に取り付けることができ、上記バブル金具の上部に、エンジンのホースの下端を接続して、上記基台金具の上記下開口と上記取付金具の上記上下開口がつながっており、上記取付金具の上記上下開口は上記バルブ金具の上端下端開口はつながっており、上記基台金具に対して、上記取付金具と上記バルブ金具とを角度調整し得て(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)船底弁により構成される。よって、船底(例えばθ1=約15度~約18度程度)(図1図8(b)参照)を、上記基台金具に対して、上記取付金具と上記バブル金具を角度調整し得て(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)、「狭い」を解消した船底弁である。
【0009】
第2に、上記船底の上記開口の上記船底の外側から上記基台金具を上部側から入れて、上記基台金具の上記下開口に格子の上記グリルが着いており、その上記下開口に突起が付いており、上記船底の上記開口の縁に上記突起が係合して、上記船底の上記基台金具を固定されている第1の角度調整し得る船底弁により構成される。
【0010】
従って、上記基台金具の上記下開口に突起が付いており、上記船底の上記開口の縁に上記突起が係合して、上記船底の上記基台金具を固定されている角度調整し得る船底弁により構成される。
【0011】
第3に、上記バブル金具の取手があり、上記取手は直角に倒すと、上記上端下端開口は蓋が閉まってしまい、海水が全然入らない上記第1の角度調整し得る船底弁により構成される。
【0012】
上記取手は直角に倒すと、上記上端下端開口は蓋が閉まってしまい、海水が全然入らない状態となってしまう。よって、上記取手は垂直に立てておくことが重要である。
【0013】
第4に、上記基台金具の上記下開口と、上記取付金具は上記上下開口と、上記バブル金具の上記上端下端開口はつながっており、上記ホースの上記バブル金具の上記上端下端開口は、上記エンジンの冷却部につながっており、海水が上記基台金具の上記下開口と、上記取付金具の上記上下開口と、上記バブル金具の上記上端下端開口はつながっており、上記海水が、上記船底弁の上記下開口と、上記上下開口と、上記上端下端開口とに、上記エンジンに入っている上記第1の角度調整し得る船底弁により構成される。
【0014】
よって、上記基台金具の上記下開口と、上記取付金具は上記上下開口と、上記バブル金具の上記上端下端開口はつながっており、上記ホースの上記バブル金具の上記上端下端開口は、上記エンジンの冷却部につながっており、上記海水が上記エンジンに入っている角度調整し得る船底弁により構成される。従って、上記海水が上記船底弁から上記エンジンに入っており、上記エンジンの上記冷却部が冷却される。
【発明の効果】
【0015】
本発明は上述のように、上記基台金具(6)の内側は、上記下半部凹球面(6f)は赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具(8)の下部球面(8a)は下半部凸球面(8a’)の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、上記基台金具(6)の上記下半部凹球面(6f)と、上記取付金具(8)の上記下半部凸球面(8a’)とは嵌め込むことができ、上記基台金具(6)の上記下リング(6g)の、上面は上リング(9)の内側は、上半部凹球面(19)に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具(8)の上記下部球面(8a)は、上半部凸球面(8a”)であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、上記上リング(9)の上記上半部凹球面(19)に取り付けることができ、上記バブル金具(13)の上部(13e)に、エンジン(16)のホース(17)の下端(17a)を接続して、上記基台金具(6)の上記下開口(6c)と、上記取付金具(8)の上記上下開口(8c)がつながっており、上記取付金具(8)の上記上下開口(8c)と、上記バルブ金具(13)の上端下端開口(13h)はつながっており、上記基台金具(6)に対して、上記取付金具(8)と上記バルブ金具(13)とを角度調整し得て(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)船底弁(1)により構成される。よって、船底14(例えばθ1=約15度~約18度程度)(図1図8(b)参照)を、上記基台金具(6)に対して、上記取付金具(8)と上記バブル金具(13)を角度調整し得て(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)、「狭い」を解消した船底弁(1)である。
【0016】
また、上記下開口(6c)に突起(6b)が付いており、上記船底(14)の上記開口(12)の縁に上記突起(6b)が係合して、上記船底(14)の上記基台金具(6)を固定されている角度調整し得る船底弁(1)により構成される。
【0017】
上記取手(13b)は直角に倒すと、上記上端下端開口(13h)は上記蓋(13c)が閉まってしまい、海水が全然入らない状態となってしまう。よって、上記取手(13b)は垂直に立てておくことが重要である。
【0018】
また、上記基台金具(6)の上記下開口(6c)と、上記取付金具(8)は上記上下開口(8c)と、上記バブル金具(13)の上記上端下端開口(13h)はつながっており、上記ホース(17)の下端(17a)は上記エンジン(16)の冷却部につながっており、上記海水が上記エンジン(16)の上記冷却部に入っている角度調整し得る船底弁(1)により構成される。従って、上記海水が上記船底弁(1)の上記下開口(6c)から上記エンジン(16)の上記冷却部に入っており、上記エンジン(16)の上記冷却部が冷却される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明に係る角度調整し得る船底弁の側面図(一部断面図)である。
図2】同上角度調整し得る船底弁の左は断面図、右は側面図である。
図3】同上角度調整し得る船底弁の斜視図である。
図4】同上角度調整し得る船底弁の取付金具の斜視図である。
図5】同上角度調整し得る船底弁の取付金具と下リングの斜視図である。
図6】同上角度調整し得る船底弁の(a)は上リングの正面図、(b)は上リングのX-X線の断面図である。
図7】同上角度調整し得る船底弁のバルブ金具の断面図である。
図8】同上角度調整し得る船底弁の(a)は角度調整し得る船底弁の側面図、(b)は船底弁のエンジンの船底側の側面図である。
図9】従来の(a)は船底弁の側面図、(b)は船底弁のエンジンの船底側の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明に係る角度調整し得る船底弁1について説明する。
【0021】
図1は、本発明に係る角度調整し得る(取付金具8とバブル金具13)上記船底弁1について説明する。その前に、図8(a)(b)について説明する。船舶の船底が傾斜のある船底14,14(例えばθ1=約15~約18度程度)があり(図1図8(b)参照)、直接取り付ける角度調整し得る上記船底弁1は、船内側に機関台フレーム15,15の中央にエンジン16がある。海水面tがあり、上記エンジン16の吸引力で、角度調整し得る上記船底弁1は下円形開口(下開口)6c(縦横の格子のグリル(格子のグリル)3、図3参照)が、上記グリル3に海水が入っており(矢印A、図8(a)(b)参照)、ホース17の上記エンジン16の吸引力で、上記エンジン16の冷却部を冷却する。
【0022】
図1は、角度調整し得る上記船底弁1であり(図1は、角度調整し得る上記船底弁1の角度調整し得る上記取付金具8は下部球面8aは断面図のように描いているが、基台金具6とリング9とは、上記取付金具8が隠れているように描いていない)、上記基台金具6は、上記船底14は円形開口(開口)12があり、上記船底弁1の上記基台金具6は、上記船底14の外側から上記円形開口(開口)12に、上記基台金具6の上部6a側の方向から入れる。よって、上記船底弁1の上記基台金具6は、下端に突起6bがあり(図1図2図3参照)、上記船底14の上記円形開口(開口)12の縁に上記突起6bが係合して、上記船底14の上記基台金具6を仮固定される(図1図2参照)。
【0023】
また、上記突起6bの上面にOリング2aがあり(図2参照)、上記船底14の底面が、上記Oリング2aにて、海水が進入するのを止める(図1図2参照)。また、上記船底弁1の上記基台金具6は、図3に示すように、下円形開口(下開口)6cの縦横に上記格子の上記グリル(格子のグリル)3が入っており、上記矢印A(図3参照)に示すように、上記下円形開口(上記下開口)6cの海水が、上記エンジン16の吸引力により吸引される。
【0024】
図1図2に示すように、1個の大きな大ナット5の雌螺子5aがあり、上記船底弁1の上記基台金具6の下部は、雄螺子6dがあり、座金4(上記大ナット5と径は、若干広い)を、上記船底14の内側に当てて(図1参照)、それから大きな上記大ナット5の上記雌螺子5aを、上記基台金具6の下部の上記雄螺子6dに螺子込み、大きな上記大ナット5を、上記船底14の内側に固定する(図1参照)。その後、上記基台金具6は、くびれ部6eがあり、その上に、円形の下リング6gがある。その上記下リング6gは、上面は下螺子穴7が5か所(複数)にある(図2図5参照)。また、上記基台金具6の上記下リング6g及び上記くびれ部6eの内側(上記下リング6gの内側)は、半球状の下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状)にえぐ(抉)れている(凹部のようにえぐ(抉)れている)。上記下半部凹球面6fは、上記凹半球状(半径r)である(図2参照)。
【0025】
その後、角度調整し得る上記取付金具8が、下部球面8a、上部円筒形8bであり(図4図1図2参照)、前後開口が下端から上端まで上下円形開口(上下開口)8cがある(図4図2参照)。上記船底弁1の上記基台金具6の上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状)にえぐ(抉)れており、角度調整し得る上記取付金具8は、上記下部球面8aが、外側は下半部凸球面8a’(赤道直下の下側は凸半球状)に膨れており(凸部のようにふくれている)、上記取付金具8の上記下半部凸球面8a’は、上記基台金具6の上記下半部凹球面6fに、嵌め込むことができる(図5参照)。
【0026】
上記取付金具8は、上記下半部凸球面8a’は上記凸半球状(上記半径r)に膨れており(図4参照)、上記基台金具6の上記下半部凹球面6fは、上記凹半球状(上記半径r)にえぐ(抉)れており(凹部のようにえぐ(抉)れており)(図2参照)、角度調整し得る上記取付金具8は、上記下半部凸球面8a’(赤道直下の下側は凸半球状)に膨れており、上記基台金具6は、上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状)は、上記半径rであり、上記半径rが一致している。よって、上記取付金具8の上記下半部凸球面8a’(赤道直下の下側は凸半球状、上記半径r)と、上記基台金具6の上記リング6gの上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状、上記半径r)に、嵌め込むことができる(図5参照)。
【0027】
Oリング2bを上記取付金具8の上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)に、上記下リング6gの上面に、嵌め込む。その状態が、図5に示す状態である。上記取付金具8は、上記下部球面8aは上記下半部凸球面8a’(赤道直下の下側は凸球面状、上記半径r)に膨れており(図2参照)、上記リング6gは上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状、上記半径r)にえぐ(抉)れており(図2参照)、上記半径rが一致している。
【0028】
よって、角度調整し得る上記取付金具8の、上記下部球面8aは上記下半部凸球面8a’(赤道直下の下側は凸半球状、上記半径r)であり、上記基台金具6の上記下リング6gと上記くびれ部6eの内側(上記下リング6gの内側)は、上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹半球状、上記半径r)であり、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)と上記下半部凹球面6fは、上記半径rが一致しており、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)と上記下半部凹球面6fは、上記半径rが一致している。よって、上記船底弁1の上記基台金具6の上記下半部凹球面6fに、角度調整し得る上記取付金具8は、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)に、内側は凹半球状の上記基台金具6の上記下半部凹球面6fに、嵌め込む。
【0029】
その後、上リング9を、上記取付金具8に上記下部球面8a(上半部凸球面8a”)に取り付ける(図6(a)(b)、図1図2参照)。上記上リング9と上記下リング6gは半径が一致している。上記上リング9の上面は、上螺子穴10が5か所(複数)にある(図6(a)(b)参照)。上記上リング9は内側が、上半部凹球面19(赤道直下の上側は凹半球状、上記半径r)にえぐ(抉)れており(凹部のようにえぐ(抉)れており)(図1図2図6(b)参照)、上記取付金具8が、上記下部球面8a(上記上半部凸球面8a”)(図4参照)(赤道直下の上側は凸半球状、上記半径r、図2参照)に膨れており(凸部のようにふくれており)、上記半径rが一致している(図2参照)。よって、上記上リング9の上記上半部凹球面19(赤道直下の上側は凹半球状)を、上記取付金具8の上記上半部凸球面8a”(赤道直下の上側は凸半球状)に、上記下リング6gの上に取り付ける(図1図2参照)。上記下リング6gの上面に、上記上リング9の上面に、上記下リング6gの上記下螺子穴7(5か所、複数)と、上記上リング9の上記下螺子穴10(5か所、複数)を一致させ、5個(複数)の小ナット11を螺子込む(図1図2参照)。
【0030】
よって、角度調整し得る上記取付金具8は、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’と上記上半部凸球面8a”)は上記半径r(赤道直下の下側と上側は凸半球状)であり、上記下リング6gは上記下半部凹球面6fと、上記上リング9は上記上半部凹球面19が上記半径r(赤道直下の下側と上側は凹半球状)にえぐ(抉)れており、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’と上記上半部凸球面8a”、赤道直下の下側と上側は凸半球状)に膨れており、上記下半部凹球面6fと上記上半部凹球面19(赤道直下の下側と上側は凹半球状)は、上記半径rが一致している(図2参照)。よって、上記上リング9の下面を、上記取付金具8に上記下部球面8a(上記上半部凸球面8a”)の上記下リング6gの上に取り付ける(図1図2参照)。また、上記上リング9の上記上半部凹球面19(上記半径r)であり、上記Oリング2bは上記上半部凹球面19の切欠18に連なっている(図6(b)参照)。これにて、上記基台金具6の上記下リング6gの上記下半部凹球面6fと、上記上リング9の上記上半部凹球面19によって、上記取付金具8の上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’と上記上半部凸球面8a”)は、角度調整し得る船底弁1(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度(図1図8(a)参照)により構成される。
【0031】
上記取付金具8は、上記上部円筒形8bがあって、そこに雄螺子8dが切り込まれている(図2図4図5参照)。そこにバブル金具13(図1図2図7参照)があり、下部13fに雌螺子13aが切り込まれ(図7参照)、角度調整し得る上記取付金具8は、上記雄螺子8dと、上記バブル金具13(全体は円筒形)の上記下部13fの上記雌螺子13aを(図7参照)、上記取付金具8の上記上部円筒部8bの上記雄螺子8dに、螺子込まれている(図1図2図7参照)。上記バブル金具13は、上記取手13bがあり(図7参照)、上記取手13bが直角に倒すと、中央の円筒開口13d(上端下端開口(上端下端円形開口)13h)の円形の蓋13cが、断面円形の上記円筒開口13d(上端下端開口(上端下端円形開口)13h)に直角に閉まってしまい(破線で示した蓋13c、図7参照)、海水が全然入らない。よって、上記取手13bは、垂直に立てておく(円形の上記蓋13cは垂直に立てておく、実線で示した蓋13c、図7参照)。上記取付金具8の上記上下円形開口(上下開口)8cは(図2図4参照)、上記雌螺子13aと上記円筒開口13dと円筒開口13gは、上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hは、つながっている(図7参照)。上記バブル金具13は上部13eは、上記ホース17の下端17aが付く(図2参照)。
【0032】
上記基台金具6の上記下円形開口(上記下開口)6cと(図2図3参照)、上記取付金具8は上記上下円形開口(上記上下開口)8cと(図2参照)、上記バブル金具13の上記円筒開口13dと上記上端下端円形開口(上記上端下端開口)13hはつながっており(図7参照)、上記ホース17の上記バブル金具13の上記上端下端円形開口(上記上端下端開口)13hは、上記エンジン16の冷却部につながっており(図8(a)参照)、海水が上記基台金具6の上記下円形開口(上記下開口)6cと、上記取付金具8の上記上下円形開口(上記上下開口)8cと(図2参照)、上記バブル金具13の上記円筒開口13dと上記上端下端円形開口(上記上端下端開口)13hはつながっており(図7参照)、上記海水が、上記船底弁1の上記下円形開口(上記下開口)6cと、上記上下円形開口(上記上下開口)8cと、上記円筒開口13dと上記上端下端円形開口(上記上端下端開口)13hとに、上記エンジン16に入っている角度調整し得る船底弁1(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度、図1図8(a)参照)により構成される。
【0033】
次に作用を説明する。
船底14,14に、取付金具8とバブル金具13とが、角度調整(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度、図1図8(a)参照)できることである。上記船底14は、角度が付いており(例えばθ1=約15度~約18度程度)(図1図8(b)参照)、基台金具6を、上記船底14の外側から、円形開口(開口)12の上記基台金具6を上部6a側から入れる。上記基台金具6は、下端に突起6bがあり(図1図2図3参照)、そこに上面にOリング2aがあり(図2参照)、上記船底14,14の底面に、上記Oリング2aが、海水が進入するのを止める。
【0034】
図1図2に示すように、座金4を上記船底14の内側に当てて、1個の大きな大ナット5の雌螺子5aがあり、上記船底弁1の上記基台金具6の下部は、雄螺子6dがあり、それから上記大ナット5の上記雌螺子5aを、上記雄螺子6dに螺子込み、1個の大きな上記大ナット5を、上記基台金具6の上記雄螺子6dに固定する。上記基台金具6は、上記船底14(例えばθ1=約15度~約18度程度)に固定された(図1図8(b)参照)。
【0035】
取付金具8に下部球面8a(下半部凸球面8a’)が(赤道直下の下側は凸半球状)に膨れており、上記基台金具6の下リング6g(下半部凹球面6f)とが(赤道直下の下側は凹半球状)にえぐ(抉)れており、半径rが一致している(図2参照)。よって、上記取付金具8の下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)の、上記下リング6gの上面に、嵌め込む(図5参照)。上記取付金具8に、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’、赤道直下の下側は凸半球状、上記半径r)に膨れており、上記基台金具6は、上記下リング6g(上記下半部凹球面6f、赤道直下の下側は凹半球状、上記半径r)にえぐ(抉)れており、上記取付金具8の上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’、赤道直下の下側は凸球面状)と、上記基台金具6の上記下半部凹球面6f(赤道直下の下側は凹球面状)に、嵌め込む(図1図2図5参照)。
【0036】
そして、上リング9を上記下リング6gの上面に、上記上リング9の上半部凹球面19(赤道直下の上側は凹球面状)を、上記取付金具8の上記下部球面8a(上半部凸球面8a”、赤道直下の上側は凸球面状)の上に取り付ける(図1図2参照)。また、上記上リング9の上螺子穴10(5個、複数)を、上記下リング6gの下螺子穴7(5個、複数)を一致させ、5個(複数)の小ナット11を螺子込む(図1図2参照)。上記基台金具6は、角度が付いているが(例えばθ1=約15度~約18度程度、図1図8(b)参照)、上記基台金具6は、上記上リング9の上記上半部凹球面19(赤道直下の上側は凹半球状、上記半径r)と球面状にえぐ(抉)れており、上記取付金具8は上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’、上記上半部凸球面8a”)(赤道直下の上側は凸半球状、上記半径r)であり、上記上リング9を、上記上半部凸球面8a”(赤道直下の上側は凸半球状、上記半径r)の上に取り付ける(図1図2参照)。
【0037】
よって、上記取付金具8の上記下部球面8aの上記上半部凸球面8a”を、上記上リング9の下面を、上記下リング6gの上面に取り付ける(図1図2参照)。そして、バブル金具13の下部13fの雌螺子13aを(図7参照)、上記取付金具8の上記上部円筒形8bの雄螺子8dに螺子込む(図1図2図7参照)。上記バブル金具13は上部13eは、下端17aのホース17が付く(図2参照)。
【0038】
従って、上記船底14は角度が付いているので(例えばθ1=約15度~約18度程度、図1図8(b)参照)、上記基台金具6の上記下半部凹球面6fは球状に(赤道直下の上側は凹半球状、上記半径r)にえぐ(抉)れており、上記取付金具8は、上記下部球面8a(上記下半部凸球面8a’)の球状(赤道直下の上側は凸半球状、上記半径r)に膨れており、上記基台金具6は、上記凹半球状(上記下半部凹球面6f、上記半径r)と、上記取付金具8は、上記凸半球状(上記下半部凸球面8a’、上記半径r)なので、上記取付金具8の下部球面8aは(上記下半部凸球面8a’)、上記基台金具6の上記下リング6gの内側(上記下半部凹球面6f)に、嵌め込む(図1図2図5参照)。
【0039】
また、上記上リング9の下面を、上記取付金具8の上記上半部凸球面8a”の内側の、上に取り付ける(図1図2参照)。また、上記上リング9の上記上螺子穴10(5個、複数)を、上記下リング6gの上記下螺子穴7(5個、複数)を一致させ、5個(複数)の上記小ナット11を螺子込む(図1図2参照)。よって、上記取付金具8と上記バブル金具13は、上記基台金具6に対して角度調整ができる。全体に例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度角度調整(図1図8(a)参照)ができる。
【0040】
よって、上記基台金具6(上記下半部凹球面6fと、上記上リング9の上記上半部凹球面19、上記半径r)と、上記取付金具8(上記下半部凸球面8a’と上記上半部凸球面8a”、上記半径r)は、角度調整(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度)(図1図8(a)参照)ができる。角度調整は、図面に向かって右から左へ(図1図8(a)参照)、例えばθ2=約10度程度、例えばθ2=約15度程度、例えばθ2=約20度程度、例えばθ2=約25度程度、例えばθ2=約30度程度、例えばθ2=約35度程度、例えばθ2=約36度程度ができる。
【0041】
従って、船底14の開口(円形開口)12の上記船底14の外側から基台金具6を上部6a側から入れて、上記船底14の内側から、1個の大きな大ナット5を上記基台金具6の下部は雄螺子6dから螺子込んで、上記船底14の内側から上記基台金具6を固定され、上記基台金具6の下開口(下円形開口)6cに格子のグリル3が着いており、上記基台金具6の上部の下リング6gの内側は、下半部凹球面6fに赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記下リング6gの上面は下螺子穴7が複数あり、取付金具8の下部球面8a、上部円筒形8bであり、下端から上端まで上下開口(上下円形開口)8cがあり、上記下部球面8aは下半部凸球面8a’の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、上記基台金具6の上記下半部凹球面6fと上記取付金具8の上記下半部凸球面8a’とは、嵌め込むことができ、その上記基台金具6の上記下リング6gの上面の、上リング9の内側は、上半部凹球面19に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記上リング9の上面は上螺子穴10が複数あり、上記取付金具8の上記下部球面8aは、上半部凸球面8a”であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、上記取付金具8の上記上半部凸球面8a”であり、上記上リング9は、上記取付金具8の上記上半部凸球面8a”に取り付けることができ、上記上リング9と上記下リング6gの複数の小ナット11を上記下螺子穴7と上記上螺子穴10とに螺子込むことができ、上記取付金具8の上部の雄螺子8dにバブル金具13の下部13fの雌螺子13aを螺子込み、上記バブル金具13の上部13eに、エンジン16のホース17の下端17aを接続して、上記基台金具6の上記下開口(下円形開口)6cと上記取付金具8の上記上下開口(上下円形開口)8cがつながっており、上記取付金具8の上記上下開口(上下円形開口)8cは上記バルブ金具13の上端下端開口13hはつながっており、上記取付金具8とバルブ金具13とを角度調整し得る船底弁1により構成される。
【0042】
上記船底14の上記開口(円形開口)12の上記船底14の外側から上記基台金具6を上部6a側から入れて、上記基台金具6の上記下開口(下円形開口)6cに格子の上記グリル3が着いており、その上記下開口(下円形開口)6cに突起6bが付いており、上記船底14の上記開口(円形開口)12の縁に上記突起6bが係合して、上記船底14の上記基台金具6を固定されている角度調整し得る船底弁1により構成される。
【0043】
上記バブル金具13の取手13bがあり、上記取手13bは直角に倒すと、上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hは蓋13cが閉まってしまい、海水が全然入らない角度調整し得る船底弁1により構成される。
【0044】
上記基台金具6の上記下開口(下円形開口)6cと、上記取付金具8は上記上下開口(上下円形開口)8cと、上記バブル金具13の上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hはつながっており、上記ホース17の上記バブル金具13の上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hは、上記エンジン16の冷却部につながっており、海水が上記基台金具6の上記下開口(下円形開口)6cと、上記取付金具8の上記上下開口(上下円形開口)8cと、上記バブル金具13の上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hはつながっており、上記海水が、上記船底弁1の上記下開口(下円形開口)6cと、上記上下開口(上下円形開口)8cと、上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hとに、上記エンジン16に入っている角度調整し得る船底弁1により構成される。
【0045】
本発明は以上のように、上記基台金具6の内側は、上記下半部凹球面6fは赤道直下の下側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具8の下部球面8aは下半部凸球面8a’の赤道直下の下側は凸半球状に膨れており、上記基台金具6の上記下半部凹球面6fと、上記取付金具8の上記下半部凸球面8a’とは、嵌め込むことができ、上記基台金具6の上記下リング6gの上面の、上リング9の内側は、上半部凹球面19に赤道直下の上側は凹半球状にえぐ(抉)れており、上記取付金具8の上記下部球面8aは、上半部凸球面8a”であり赤道直下の上側は凸半球状に膨れており、上記上リング9の上面に、上記取付金具8の上記上半部凸球面8a”に取り付けることができ、上記バブル金具13の上部13eに、エンジン16のホース17の下端17aを接続して、上記下開口(下円形開口)6cと上記取付金具8の上記上下開口(上下円形開口)8cがつながっており、上記上下開口(上下円形開口)8cは上記バルブ金具13の上端下端開口(上端下端円形開口)13hはつながっており、上記基台金具6に対して、上記取付金具8と上記バルブ金具13とを角度調整し得て(例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度、図1図8(a)参照)船底弁1により構成される。よって、船底14(例えばθ1=約15度~約18度程度)(図1図8(b)参照)を、上記基台金具6に対して、上記取付金具8と上記バブル金具13を例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度傾けて(図1図8(a)参照)、「狭い」を解消した船底弁1である。
【0046】
また、上記下開口(下円形開口)6cに突起6bが付いており、上記船底14の上記開口(円形開口)12の縁に上記突起6bが係合して、上記船底14の上記基台金具6を固定されている角度調整し得る船底弁1により構成される。
【0047】
また、上記取手13bは直角に倒すと、上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hは蓋13cが閉まってしまい、海水が全然入らない状態となってしまう。よって、上記取手13bは垂直に立てておくことが重要である。
【0048】
また、上記基台金具6の上記下開口(下円形開口)6cと、上記取付金具8は上記上下開口(上下円形開口)8cと、上記バブル金具13の上記上端下端開口(上端下端円形開口)13hはつながっており、上記ホース17の下端17aは上記エンジン16の冷却部につながっており、上記海水が上記エンジン16の上記冷却部に入っている角度調整し得る船底弁1により構成される。従って、上記海水が上記船底弁1の上記下開口(下円形開口)6cから上記エンジン16の冷却部に入っており、上記エンジン16の上記冷却部が冷却される。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明に係る角度調整し得る船底弁によれば、船底(例えばθ1=約15度~約18度程度)(図1図8(b)参照)を、基台金具に対して、取付金具とバブル金具を例えばθ2(図面に向かって右から左へ)=約36度程度傾けて(図1図8(a)参照)、「狭い」を解消した船底弁1である。
【符号の説明】
【0050】
1 角度調整し得る船底弁
3 グリル
5 大ナット
6 基台金具
6a 上部
6b 突起
6c 下開口
6d 雄螺子
6g 下リング
6f 下半部凹球面
7 下螺子穴
8 取付金具
8a 下部球面
8a’ 下半部凸球面
8a” 上半部凸球面
8b 上部円筒形
8c 上下開口
8d 雄螺子
9 上リング
10 上螺子穴
11 小ナット
13 バブル金具
13a 雌螺子
13b 取手
13c 蓋
13f 下部
13e 上部
13h 上端下端開口
16 エンジン
17 ホース
17a 下端
19 上半部凹球面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9