(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024151470
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】接着剤注入治具、及び接着剤注入治具を使用した接着方法
(51)【国際特許分類】
E04B 2/88 20060101AFI20241018BHJP
C09J 201/00 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
E04B2/88
C09J201/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023064821
(22)【出願日】2023-04-12
(71)【出願人】
【識別番号】000002299
【氏名又は名称】清水建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100161207
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 和純
(72)【発明者】
【氏名】松尾 隆士
【テーマコード(参考)】
2E002
4J040
【Fターム(参考)】
2E002NA01
2E002NB02
2E002WA17
2E002WA19
2E002XA18
4J040MA05
4J040MB05
4J040NA12
4J040PA24
4J040PB01
4J040PB20
4J040PB21
(57)【要約】
【課題】被接着物の外縁まで接着剤を均一に注入することができる接着剤注入治具を提供する。
【解決手段】接着剤注入治具1は、接着対象物110の接着面110uに設置される設置部2と、設置部2の内縁2aよりも外側にガスケットを配置するガスケット配置部3と、ガスケット配置部3の内側且つ接着面110uとの間に接着層141を形成するように、接着層141に連通する開口102が形成された被接着物100を配置する被接着物支持部4と、を備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
接着対象物の接着面に設置される設置部と、
前記設置部の内縁に沿ってガスケットを配置するガスケット配置部と、
前記ガスケット配置部の内側且つ前記接着面との間に接着層を形成するように、前記接着層に連通する開口が形成された被接着物を配置する被接着物支持部と、を備える接着剤注入治具。
【請求項2】
前記被接着物が前記接着面から離間する方向に移動することを規制する移動規制部を備える請求項1に記載の接着剤注入治具。
【請求項3】
前記ガスケット配置部は、前記設置部の内縁から外縁側に向かって凹む溝である請求項1または2に記載の接着剤注入治具。
【請求項4】
接着対象物の接着面に設置される設置部と、前記設置部の内縁に沿ってガスケットを配置するガスケット配置部と、前記ガスケット配置部の内側且つ前記接着面との間に接着層を形成するように、前記接着層に連通する開口が形成された被接着物を配置する被接着物支持部と、を備える接着剤注入治具を使用して、前記被接着物を前記接着対象物に接着する接着剤注入治具を使用した接着方法であって、
前記被接着物支持部に前記被接着物を配置する治具設置工程と、
前記ガスケット配置部に前記ガスケットを配置するガスケット設置工程と、
前記設置部を前記接着面に設置する被接着物設置工程と、
前記開口から接着剤を注入する接着剤注入工程と、を含む接着剤注入治具を使用した接着方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着剤注入治具、及び接着剤注入治具を使用した接着方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、オフィス、ホテル、集合住宅等の建物の外壁をガラス等のパネルで構成するカーテンウォール構法が知られている。建築外装においてパネルの支持方法として、金属支持金物とパネルとを接着剤で接合する点支持接着構法がある(下記の特許文献1参照)。接着剤として液状のものを用いた場合、接着剤の厚さを均一に確保しながら、気泡の混入なく接着剤を充填する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
支持金物の外周部に環状のガスケットを設置して、ガスケットの内側に接着剤を充填させた場合、ガスケットの設置部分は接着面積には算入されないため、必要な接合部の強度を確保するためには支持金物の直径を大きくしなくてはならないという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被接着物の外縁まで接着剤を均一に注入することができる接着剤注入治具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る接着剤注入治具は、接着対象物の接着面に設置される設置部と、前記設置部の内縁に沿ってガスケットを配置するガスケット配置部と、前記ガスケット配置部の内側且つ前記接着面との間に接着層を形成するように、前記接着層に連通する開口が形成された被接着物を配置する被接着物支持部と、を備える。
【0007】
このように構成された接着剤注入治具では、ガスケット配置部に、ガスケットが配置される。ガスケット配置部の内側に接着層を形成するように、被接着物支持部が被接着物を配置する。よって、開口から接着剤を注入することによって、ガスケットの内側に配置される被接着物の外縁まで接着剤を均一に注入することができる。
【0008】
また、本発明に係る接着剤注入治具では、前記被接着物が前記接着面から離間する方向に移動するのを規制する移動規制部を備えていてもよい。
【0009】
このように構成された接着剤注入治具では、移動規制部は、被接着物が接着面から離間する方向に移動することを規制する。よって、被接着物が接着剤注入治具から外れることを抑制することができる。
【0010】
また、本発明に係る接着剤注入治具では、前記ガスケット配置部は、前記設置部の内縁から外縁側に向かって凹む溝であってもよい。
【0011】
このように構成された接着剤注入治具では、ガスケット配置部は、設置部の内縁から外縁側に向かって凹む溝である。よって、ガスケットをガスケット配置部に容易に設置することができる。
【0012】
また、本発明に係る接着剤注入治具を使用した接着方法は、接着対象物の接着面に設置される設置部と、前記設置部の内縁に沿ってガスケットを配置するガスケット配置部と、前記ガスケット配置部の内側且つ前記接着面との間に接着層を形成するように、前記接着層に連通する開口が形成された被接着物を配置する被接着物支持部と、を備える接着剤注入治具を使用して、前記被接着物を前記接着対象物に接着する接着剤注入治具を使用した接着方法であって、前記被接着物支持部に前記被接着物を配置する治具設置工程と、前記ガスケット配置部に前記ガスケットを配置するガスケット設置工程と、前記設置部を前記接着面に設置する被接着物設置工程と、前記開口から接着剤を注入する接着剤注入工程と、を含む。
【0013】
このように構成された接着剤注入治具を使用した接着方法では、ガスケット配置部に、ガスケットが配置される。ガスケット配置部の内側に接着層を形成するように、被接着物支持部が被接着物を配置する。よって、開口から接着剤を注入することによって、ガスケットの内側に配置される被接着物の外縁まで接着剤を均一に注入することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る接着剤注入治具、及び接着剤注入治具を使用した接着方法によれば、被接着物の外縁まで接着剤を均一に注入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施形態に係る被接着物及び接着剤注入治具を設置面と反対側から見た斜視図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る被接着物及び接着剤注入治具を設置面側から見た斜視図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用して、被接着物が接着対象物に接着された状態の斜視図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用して、被接着物が接着対象物に接着された状態の断面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用した接着方法の治具設置工程を説明する図であり、設置面と反対側から見た図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用した接着方法の治具設置工程を説明する図であり、設置面側から見た図である。
【
図7】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用した接着方法のガスケット設置工程を説明する図であり、設置面側から見た図である。
【
図8】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用した接着方法の被接着物設置工程を説明する図であり、設置面側から見た図である。
【
図9】本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用した接着方法の接着剤注入工程を説明する図であり、設置面側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具、及び接着剤注入治具を使用した接着方法について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る被接着物及び接着剤注入治具を設置面と反対側から見た斜視図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る被接着物及び接着剤注入治具を設置面側から見た斜視図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る接着剤注入治具を使用して、被接着物が接着対象物に接着された状態の斜視図である。
図1及び
図2に示す本実施形態に係る接着剤注入治具1は、被接着物100を、
図3に示す接着対象物110に接着する際に使用する。接着対象物110は、例えばカーテンウォールを構成するパネルである。パネルは、例えばガラス製、樹脂製の公知のカーテンウォール用パネルである。被接着物100は、例えばステンレス鋼、チタン、アルミニウム等の金属や、これらを含む合金製である。
【0017】
以下の説明において、接着対象物110の厚さ方向を方向Xと記載し、方向Xのうち、接着対象物110が取り付けられる面側を方向X1と記載し、方向X1の反対側を方向X2と記載する。カーテンウォールでは、方向X1が屋内側であり、方向X2が屋外側である。
【0018】
(被接着物100)
図1に示すように、被接着物100は、基部101と、被支持部106と、を有している。被接着物100は、例えば、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム等の金属や、これらを含む合金製である。
【0019】
基部101は、方向Xから見て略円盤状をしている。基部101は、基部上面101uと、
図2に示す基部下面101dと、を有している。被接着物100が接着対象物110に設置された状態で、基部上面101uは接着対象物110と反対側に配置される。被接着物100が接着対象物110に設置された状態で、基部下面101dは接着対象物110に対向して配置される。基部上面101u及び基部下面101dは、平面状に形成されている。基部上面101uと基部下面101dとを結ぶ方向が、厚さ方向となる。基部101の形状は、適宜設定可能である。
【0020】
基部101には、基部上面101uから基部下面101dに厚さ方向に貫通する注入口(開口)102が形成されている。注入口102は、後述する接着層141を形成する接着剤140を注入するための開口である。注入口102は、基部101の直径方向に離間して2箇所に形成されている。注入口102は、基部101に少なくとも一箇所形成されていればよい。注入口102は、後述するネジ130が取り付けられるネジ孔としても機能するため、ネジ溝が形成されていてもよい。
【0021】
2箇所の注入口102のうち一方の注入口102は、他方の注入口102から注入された接着剤140の充填管理に用いることができる。他方の注入口102は、接着剤140の注入時の通気孔及び接着剤140の注入量を確認する管理孔として機能する。
【0022】
被支持部106は、基部101の正面視中央部に基部上面101uから方向X1に突出するように設けられている。被支持部106は、略円柱状に形成されている。被支持部106の形状は、適宜設定可能である。
【0023】
(接着対象物110)
図3に示すように、接着対象物110は、平板状に形成されている。接着対象物110は、接着面110uを有している。接着面110uは、方向X1を向く面である。接着面110uは、被接着物100の基部下面101d(
図2参照)と方向Xに対向する面である。接着面110uは、平面状に形成されている。
【0024】
被接着物100は、接着剤140が充填された接着層141を介して、接着対象物110の接着面110uに接着されている。
【0025】
(接着剤注入治具1)
図1に示すように、接着剤注入治具1は、設置部2と、ガスケット配置部3(
図2参照)と、被接着物支持部4と、移動規制部5と、を備えている。接着剤注入治具1は、例えばステンレス鋼、チタン、アルミニウム等の金属や、これらを含む合金製、樹脂製の部材である。
【0026】
図4は、接着剤注入治具1を使用して、被接着物100が接着対象物110に接着された状態の断面図である。
設置部2は、方向Xから見て、略円盤状をしている。
図4に示すように、設置部2は、設置面2dを有している。設置面2dは、平面状に形成されている。設置面2dは、接着対象物110の接着面110uに設置されている。
【0027】
設置部2の内縁2aには、方向Xに貫通する挿通孔21が形成されている。ガスケット配置部3は、設置部2の内縁2aに沿って形成されている。ガスケット配置部3は、設置部2の内縁2aの方向X2の端部から外縁2b側に向かって凹む溝である。ガスケット配置部3は、方向Xから見て、環状に形成されている。ガスケット配置部3には、後述するガスケット150が配置可能である。
【0028】
被接着物支持部4は、設置部2のガスケット配置部3の上側に形成される内縁(内周面)2aである。被接着物支持部4の内周形状は、被接着物100の基部101の外周形状と略同一または僅かに大きい形状である。被接着物支持部4に被接着物100の基部101が支持可能である。
【0029】
図1に示すように、移動規制部5は、方向Xから見て、被接着物支持部4から内側に延びている。移動規制部5は、設置部2の直径方向に離間して一対形成されている。
図4に示すように、移動規制部5の方向X2側の面5dは、被接着物100の基部101の基部上面101uに当接している。これによって、被接着物100が接着面110uから離間する方向である方向X1に移動することが規制される。移動規制部5の面5dに被接着物100の基部上面101uが当接した状態で、被接着物100の基部下面101dと接着対象物110の接着面110uとの間には空間S1が形成されている。空間S1には、接着剤140が充填されて接着層141が形成可能である。
【0030】
次に、上記の接着剤注入治具を使用した接着方法について、主に
図5~
図9を用いて説明する。
図5は、治具設置工程を説明する図であり、設置面2dと反対側から見た図である。
図6は、治具設置工程を説明する図であり、設置面2d側から見た図である。
図7は、ガスケット設置工程を説明する図であり、設置面2d側から見た図である。
図8は、被接着物設置工程を説明する図であり、設置面2d側から見た図である。
図9は、接着剤注入工程を説明する図であり、設置面2d側から見た図である。
【0031】
治具設置工程を行う。
図5及び
図6に示すように、接着剤注入治具1の挿通孔21に被接着物100の被支持部106を挿通させる。接着剤注入治具1の被接着物支持部4に、被接着物100の基部101を支持させる。接着剤注入治具1の移動規制部5の面5dに、被接着物100の基部上面101uが当接させる。
図5に示すように、方向X1から見て、被接着物100の注入口102が露出するようにする。
【0032】
次に、ガスケット設置工程を行う。
図7に示すように、接着剤注入治具1のガスケット配置部3にガスケット150を配置する。ガスケット150は、環状部材である。ガスケット150は、例えば耐熱性のあるフッ素ゴムやシリコーンゴムからなるOリングである。
【0033】
次に、被接着物設置工程を行う。
図8に示すように、接着剤注入治具1の設置部2の設置面2dを、接着対象物110の接着面110uに設置する。シャコ万力等によって、ガスケット150が接着剤注入治具1のガスケット配置部3に納まるように、ガスケット150を十分に潰す。
【0034】
次に、接着剤注入工程を行う。
図9に示すように、被接着物100の注入口102から接着剤140を注入する。接着剤140は、注入口102に連通された空間S1に充填される。空間S1は被接着物100の基部下面101dと接着対象物110の接着面110uとの間に形成されていて、空間S1に接着剤140が充填された接着層141が形成される。
図4に示すように、ガスケット150は、接着剤注入治具1の設置部2の内縁2aよりも外側に配置されているため、接着層141は被接着物100の基部101の外縁101aの直下まで形成されている。
【0035】
次に、ネジ止め工程を行う。
空間S1に接着剤140が均一に充填された後で硬化前に、被接着物100の注入口102にネジ130を螺合する。これによって、接着剤140が空間S1内に封止される。接着剤140の硬化後に、接着剤注入治具1を取り外して、
図3に示すように完成する。
【0036】
このように構成された接着剤注入治具1、及び接着剤注入治具を使用した接着方法では、ガスケット配置部3に、ガスケット150が配置される。ガスケット配置部3の内側に接着層141を形成するように、被接着物支持部4が被接着物100を配置する。よって、被接着物100の注入口102から接着剤140を注入することによって、ガスケット150の内側に配置される被接着物100の外縁101aまで接着剤140を均一に注入することができる。
【0037】
被接着物100の基部101の基部下面101dの全面が接着剤140と接着される面となるため、接着面積を大きく確保することができる。接着面積が大きく確保されることで、被接着物100を小型化することができる。
【0038】
また、移動規制部5は、被接着物100が接着対象物110の接着面110uから離間する方向に移動することを規制する。よって、被接着物100が接着剤注入治具1から外れることを抑制することができる。
【0039】
また、ガスケット配置部3は、設置部2の内縁2aから外縁2b側に向かって凹む溝である。よって、ガスケット150をガスケット配置部3に容易に設置することができる。
【0040】
また、シャコ万力等によって、ガスケット150が接着剤注入治具1のガスケット配置部3に納まるように、ガスケット150を十分に潰している。よって、空間S1は接着剤140が充填される密閉空間となり、ガスケット150の内側に接着剤140をより一層均一に充填することができる。
【0041】
また、接着剤注入治具1を接着対象物110に押し付けることによって、ガスケット150が接着対象物110の接着面110uに密着する。これによって、接着対象物110の接着面110uとガスケット150との間からの接着剤140の漏出を抑制することができる。
【0042】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。以下にいくつか変更を例示するが、これらはすべてではなく、それ以外の変更も可能である。
また、これらの変更が2以上適宜組み合わされてもよい。
【0043】
本実施形態の被接着物100は、図示例に限定されない。例えば、被接着物100は、接着対象物110の支持形態や意匠性等を考慮し、基部101及び被支持部106等の形状を適宜変更できる。例えば、基部101の正面視形状は、円形の例に限らず、矩形や異形であってもよい。
【0044】
2015年9月の国連サミットにおいて採択された17の国際目標として「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」がある。本実施形態に係る接着剤注入治具1は、このSDGsの17の目標のうち、例えば「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の目標などの達成に貢献し得る。
【符号の説明】
【0045】
1 接着剤注入治具
2a 内縁
2b 外縁
2d 設置面
3 ガスケット配置部
4 被接着物支持部
5 移動規制部
100 被接着物
110 接着対象物
110u 接着面
140 接着剤
141 接着層
150 ガスケット
X 方向
X1 方向
X2 方向