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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024151505
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】ベッドサイドテーブル
(51)【国際特許分類】
   A47B 23/00 20060101AFI20241018BHJP
   A47B 23/04 20060101ALI20241018BHJP
   A47B 91/06 20060101ALI20241018BHJP
   A47B 9/00 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
A47B23/00 Z
A47B23/04 Z
A47B91/06
A47B9/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023064883
(22)【出願日】2023-04-12
(71)【出願人】
【識別番号】390007870
【氏名又は名称】シーホネンス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003823
【氏名又は名称】弁理士法人柳野国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】浦部 裕行
(72)【発明者】
【氏名】森東 剛也
(72)【発明者】
【氏名】山本 敏輝
【テーマコード(参考)】
3B053
3B069
【Fターム(参考)】
3B053NB00
3B053NC04
3B053UC02
3B053UC03
3B069CA03
(57)【要約】
【課題】ベッドと床面との隙間の寸法が小さい場合でも使用することが可能となる、ベッドサイドテーブルを提供する。
【解決手段】ベッドサイドテーブル1は、床面に配置される脚部材2と、前キャスタCf及び後キャスタCrと、脚部材2に立設される支柱3と、支柱3の上端部に設けられる天板4と、を備え、脚部材2は、脚部材2の前端部に設けられる前脚部22と、前脚部22の左右両端にそれぞれ設けられる連結板24aと、連結板24aから後方に向かって延出される側脚部21と、を備え、支柱3は、側脚部21の前後方向中途部に立設され、前脚部22及び側脚部21は連結板24aの下面に固定され、それぞれの連結板24aの下面に前脚部22及び側脚部21と上下方向位置が重複する高さ位置に、前キャスタCfが設けられ、それぞれの側脚部21の後端部に側脚部21と上下方向位置が重複する高さ位置に後キャスタCrが設けられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に配置される脚部材と、
前記脚部材に設けられる二個の前キャスタ及び二個の後キャスタと、
前記脚部材に立設される支柱と、
前記支柱の上端部に設けられる天板と、を備えるベッドサイドテーブルであって、
前記脚部材は、前記脚部材の前端部において左右方向に沿って設けられる前脚部と、前記前脚部の左右両端にそれぞれ設けられる連結板と、それぞれの前記連結板から後方に向かって延出されて前後方向に沿って設けられる側脚部と、を備え、
前記支柱は、左右の前記側脚部の何れか一方の前後方向中途部に立設され、
前記前脚部及び前記側脚部は、前記連結板の下面に固定され、
それぞれの前記連結板の下面には、前記前脚部及び/又は前記側脚部と上下方向位置が重複する高さ位置に、前記前キャスタが設けられ、
それぞれの前記側脚部の後端部には、前記側脚部と上下方向位置が重複する高さ位置に、前記後キャスタが設けられる、ベッドサイドテーブル。
【請求項2】
前記前脚部は、複数本の棒材が水平方向に並べられて構成される、請求項1に記載のベッドサイドテーブル。
【請求項3】
前記側脚部は、複数本の棒材が水平方向に並べられて構成される、請求項1に記載のベッドサイドテーブル。
【請求項4】
前記連結板の上側が連結カバーで被覆される、請求項1に記載のベッドサイドテーブル。
【請求項5】
前記側脚部の後端部の上側が後カバーで被覆される、請求項1に記載のベッドサイドテーブル。
【請求項6】
前記支柱は、前記脚部材に固定される固定側支柱と、前記天板が組付けられるとともに前記固定側支柱に対して進退可能とされる可動側支柱と、を備え、
前記可動側支柱が前記固定側支柱に対して進退することにより、前記天板の高さが可変とされる、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のベッドサイドテーブル。



【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベッドや車いすの利用者が使用可能なベッドサイドテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ベッド上の利用者や、車いすに座った姿勢の利用者が使用可能なベッドサイドテーブルが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-208753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の特許文献に記載のベッドサイドテーブルにおいては、車輪が脚部材(側枠部材11)の下面に設けられている。このため、ベッドと床面との隙間の寸法が車輪と脚部材との高さよりも小さい場合、ベッドの下方に脚部材を挿入することができず、使用できない場合があった。
【0005】
本発明の目的は、ベッドと床面との隙間の寸法が小さい場合でも使用することが可能となる、ベッドサイドテーブルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るベッドサイドテーブルは、床面に配置される脚部材と、前記脚部材に設けられる二個の前キャスタ及び二個の後キャスタと、前記脚部材に立設される支柱と、前記支柱の上端部に設けられる天板と、を備えるベッドサイドテーブルであって、前記脚部材は、前記脚部材の前端部において左右方向に沿って設けられる前脚部と、前記前脚部の左右両端にそれぞれ設けられる連結板と、それぞれの前記連結板から後方に向かって延出されて前後方向に沿って設けられる側脚部と、を備え、前記支柱は、左右の前記側脚部の何れか一方の前後方向中途部に立設され、前記前脚部及び前記側脚部は、前記連結板の下面に固定され、それぞれの前記連結板の下面には、前記前脚部及び/又は前記側脚部と上下方向位置が重複する高さ位置に、前記前キャスタが設けられ、それぞれの前記側脚部の後端部には、前記側脚部と上下方向位置が重複する高さ位置に、前記後キャスタが設けられる。
【0007】
この構成によれば、前後のキャスタと脚部材との上下方向位置が重複して設けられるため、ベッドと床面との隙間の寸法が小さい場合でもベッドサイドテーブルを使用することが可能となる。
【0008】
また、前記前脚部は、複数本の棒材が水平方向に並べられて構成されることが好ましい。
【0009】
この構成によれば、簡易な構成で前脚部を設けることができる。
【0010】
また、前記側脚部は、複数本の棒材が水平方向に並べられて構成されることが好ましい。
【0011】
この構成によれば、簡易な構成で側脚部を設けることができる。
【0012】
また、前記連結板の上側が連結カバーで被覆されることが好ましい。
【0013】
この構成によれば、脚部材の意匠性を高めることができる。
【0014】
また、前記側脚部の後端部の上側が後カバーで被覆されることが好ましい。
【0015】
この構成によれば、脚部材の意匠性を高めることができる。
【0016】
また、前記支柱は、前記脚部材に固定される固定側支柱と、前記天板が組付けられるとともに前記固定側支柱に対して進退可能とされる可動側支柱と、を備え、前記可動側支柱が前記固定側支柱に対して進退することにより、前記天板の高さが可変とされることが好ましい。
【0017】
この構成によれば、ベッドサイドテーブルの利用者が天板の高さを変えて利用することが可能となる。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係るベッドサイドテーブルによれば、前後のキャスタと脚部材との上下方向位置が重複して設けられるため、ベッドと床面との隙間の寸法が小さい場合でもベッドサイドテーブルを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の一実施形態に係るベッドサイドテーブルを示す斜視図。
図2】ベッドサイドテーブルを示す正面図。
図3】ベッドサイドテーブルを示す右側面図。
図4】脚部材を示した平面図。
図5】後側ブラケット及び後カバーを脚部材に組付ける構成を示した図。
図6】連結部及び連結カバーを脚部材に組付ける構成を示した図。
図7】ベッドサイドテーブルの脚部材を示す拡大右側面図。
図8】本発明の変形例に係るベッドサイドテーブルを示す斜視図。
図9】(a)及び(b)はそれぞれ、第一実施例及び第二実施例に係る連結テーブルを示した平面図。
図10】(a)及び(b)はそれぞれ、第三実施例及び第四実施例に係る連結テーブルを示した平面図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の一実施形態に係るベッドサイドテーブル(以下、単に「テーブル」と記載する)1について、図面に基づいて説明する。図1から図3に示す如く、本実施形態に係るテーブル1は、脚部材2、支柱3、及び、天板4を主な構成要素として備えている。
【0021】
図1に示す如く、テーブル1における脚部材2は平面視でコ字形状に形成されている。車いすに座った姿勢の利用者がテーブル1を利用する場合、脚部材2の開放側に車いすを配置して天板4を使用する。本明細書においては、車いすに座った利用者の視点でテーブル1の方向を規定する。即ち、図1における右上方向をテーブル1の前方とし、図1における右下方向をテーブル1の右側方とする。
【0022】
ベッド上の利用者がテーブル1を利用する場合、脚部材2をベッドの下方に挿入して天板4を使用する。この場合、テーブル1の前部と後部との何れを利用者側に向けて使用しても差し支えない。
【0023】
本実施形態に係るテーブル1において、脚部材2は床面に配置される。脚部材2には、前側に二個の前キャスタCf・Cf、後側に二個の後キャスタCr・Crが設けられる。これにより、テーブル1の利用者がテーブル1を容易に移動させることを可能としている。それぞれのキャスタCf・Crには転動を規制するストッパが設けられる。
【0024】
本実施形態に係る脚部材2は、脚部材2の前端部において左右方向に沿って設けられる前脚部22と、前脚部22の左右両端にそれぞれ設けられる連結部24・24(図4を参照)と、それぞれの連結部24・24から後方に向かって延出されて前後方向に沿って設けられる側脚部21・21と、を備える。このように、脚部材2は、側脚部21・21、前脚部22、及び、連結部24・24により、平面視で後側が開放されたコ字形状に形成されている。
【0025】
本実施形態において、前脚部22は、二本の棒材である外前脚部材22aと内前脚部材22bとが水平方向に並べられて構成される。また、側脚部21は、二本の棒材である外側脚部材21aと内側脚部材21bとが所定間隔で水平方向に並べられて構成される。本実施形態において、外前脚部材22a、内前脚部材22b、外側脚部材21a、及び、内側脚部材21bは中空の金属製角管部材である。本実施形態においては、上記の如く前脚部22及び側脚部21を複数本の棒材で構成することにより、簡易な構成で前脚部22及び側脚部21を設けることを可能としている。なお、前脚部22及び/又は側脚部21を一本の棒状部材で構成することも可能である。
【0026】
本実施形態において、側脚部21のそれぞれには、支柱3を取付け可能な取付部が前後方向中途部に形成されている。本実施形態における取付部は、外側脚部材21aに開口された二個の第一固定孔21c、及び、内側脚部材21bに開口された第二固定孔21dで構成されている。支柱3は、右側の側脚部21における取付部、又は、左側の側脚部21における取付部に組付可能とされる(図1及び図8を参照)。本明細書において、図1から図4には、右側の側脚部21における取付部に支柱3を組付けた状態について示している。
【0027】
図6に示す如く、連結部24は連結板24aと下側支持板24bとを備える。前脚部22(外前脚部材22a及び内前脚部材22b)の側端部、及び、側脚部21(外側脚部材21a及び内側脚部材21b)の前端部は、連結板24aの下面に溶接により固定される。前脚部22及び側脚部21の下面には下側支持板24bが溶接により固定される。下側支持板24bには、前脚部22の後面及び側脚部21の内側面を支持する内側支持部24cが形成されている。図6及び図8に示す如く、連結板24aの下面には、前脚部22及び側脚部21と上下方向位置が重複する高さ位置に、前キャスタCfが設けられる。
【0028】
図6に示す如く、連結板24aの上側は連結カバー26で被覆される。連結カバー26は、連結カバー本体部26a、内方カバー部26b、前方カバー部26c、側方カバー部26d、及び、スペーサ部26eを備える。内方カバー部26b、前方カバー部26c、側方カバー部26d、及び、スペーサ部26eは、連結カバー本体部26aの周縁部から下方に向けて延出される。
【0029】
図6に示す如く、連結カバー本体部26aは連結板24aの上面を被覆する。内方カバー部26bは側脚部21と前脚部22との連結部分の内側を被覆する。前方カバー部26cは前脚部22の側端部を被覆する。側方カバー部26dは側脚部21の前端部を被覆する。スペーサ部26eは外側脚部材21aと内側脚部材21bとの間に介挿される。本実施形態においては、連結カバー26で連結板24a(側脚部21と前脚部22との連結部分)を被覆することにより、脚部材2の意匠性を高めることを可能としている。なお、連結カバー26を設けない構成とすることも可能である。
【0030】
図5に示す如く、側脚部21の後端部には、後側ブラケット23が溶接により固定される。後側ブラケット23は後側当接部23aと後側支持部23bとが互いに直交するように折り曲げられた板状の部材である。側脚部21(外側脚部材21a及び内側脚部材21b)の後端面は、後側当接部23aの前面に当接した状態で溶接される。図5及び図8に示す如く、後側支持部23bの下面には、側脚部21と上下方向位置が重複する高さ位置に、後キャスタCrが設けられる。
【0031】
図5に示す如く、側脚部21の後端部において、後側ブラケット23の上側は後カバー25で被覆される。後カバー25は、後カバー本体部25aと後爪部25b・25bとを備える。後カバー本体部25aは後側ブラケット23の上面を被覆する。後爪部25b・25bは側脚部21の後端部を被覆して側脚部21の下面に配置される。本実施形態においては、後カバー25で側脚部21の後端部(後側ブラケット23)を被覆することにより、脚部材2の意匠性を高めることを可能としている。なお、後カバー25を設けない構成とすることも可能である。
【0032】
右側の側脚部21における前後方向中途部には支柱3が立設される取付部が形成される。具体的には、外側脚部材21aに開口された二個の第一固定孔21c、及び、内側脚部材21bに開口された第二固定孔21dが取付部として形成されている。支柱3を取付部に組付ける際は、図7に示す如く、側脚部21の下面に設けたボルト挿通板35を介して、第一固定孔21c及び第二固定孔21dに固定ボルト36を挿入する。そして、固定ボルト36を、支柱3の下端部に固定された支柱固定板34の雌ねじ孔に螺入することにより、支柱3が側脚部21に組付けられる。
【0033】
本実施形態において、支柱3は、側脚部21に固定される固定側支柱31と、固定側支柱31に対して上下方向に進退可能とされる可動側支柱32と、を備えて構成される。可動側支柱32の上端部には支持フレームを介して天板4が組付けられる。
【0034】
本実施形態に係るテーブル1は、可動側支柱32が固定側支柱31に対して上下に進退することにより、天板4の高さが可変とされる。具体的には、可動側支柱32の上端部にはハンドル33が設けられており、テーブル1の利用者がハンドル33を操作することにより、可動側支柱32が固定側支柱31に対して上下に進退可能となる。このように、テーブル1においては、利用者が天板4の高さを変えて利用することを可能としている。なお、天板4の高さを不変とすることも可能である。
【0035】
本実施形態に係るテーブル1によれば、図7に示す如く、キャスタCf・Crと脚部材2との上下方向位置が重複して設けられる。このため、ベッドと床面との隙間の寸法が小さい場合でも、テーブル1を使用することが可能となる。なお、前キャスタCfは、上下方向位置が前脚部22と側脚部21とのうち何れか一方のみと重複する高さ位置に設けることも可能である。
【0036】
また、本実施形態に係るテーブル1によれば、図2及び図3に示す如く、可動側支柱32が固定側支柱31に対して進退することにより、天板4の高さが可変とされる。これにより、テーブル1の利用者が天板4の高さを変えて利用することが可能となる。
【0037】
上記の如く、本実施形態に係るテーブル1によれば、側脚部21・21のそれぞれに、支柱3を取付け可能な取付部(第一固定孔21c及び第二固定孔21d)が前後方向中途部に形成されている。そして、支柱3は、図1に示す如く右側の側脚部21における取付部、又は、図8に示す如く左側の側脚部21における取付部に組付可能とされる。
【0038】
本実施形態によれば、天板4を支持する側(支柱3を設ける側)を左右で入れ替えることができる。このため、天板4が利用者の体重を支える側を交換することが可能となる。即ち、身体の一部に障がいを持つ利用者(例えば、一方の腕力が弱くなった利用者)がテーブル1を利用する際に、自身の体重を乗せる側に支柱3を配置することにより、天板4で充分に利用者の体重を支えることが可能性となる。
【0039】
また、本実施形態に係るテーブル1は、図9(a)及び(b)に示す如く、第一連結部材B1で二個連結した連結テーブルT1・T2として利用することができる。図9(a)に示す第一実施例に係る連結テーブルT1は、テーブル1を同じ向きに配置して連結している。図9(b)に示す第二実施例に係る連結テーブルT2は、テーブル1を反対向きに配置して連結している。
【0040】
第一連結部材B1は、側脚部21の取付部に取付け可能な被取付部が対向する二個所に形成されている。そして、図9(a)及び(b)に示す如く、支柱3が組付けられていない側の取付部を互いに第一連結部材B1で連結することにより、テーブル1を互いに連結するのである。これにより、複数の利用者がテーブル1を安定した姿勢(互いの相対位置が変わらない姿勢)で利用することが可能となる。なお、側脚部21に対する第一連結部材B1(以下に示す第二連結部材B2及び第三連結部材B3についても同様)の組付方法は、支柱3を側脚部21に組付ける構成と同様である。
【0041】
また、本実施形態に係るテーブル1は、図10(a)に示す如く、第二連結部材B2で三個連結した第三実施例に係る連結テーブルT3として利用することができる。本実施例に係る連結テーブルT3は、テーブル1を三個配置して連結している。
【0042】
第二連結部材B2は、側脚部21の取付部に取付け可能な被取付部が三又形状の先端における三個所に形成されている。そして、図10(a)に示す如く、三個のテーブル1における支柱3が組付けられていない側の取付部を第二連結部材B2で連結することにより、三個のテーブル1を連結するのである。これにより、複数の利用者がテーブル1を安定した姿勢(互いの相対位置が変わらない姿勢)で利用することが可能となる。
【0043】
また、本実施形態に係るテーブル1は、図10(b)に示す如く、第三連結部材B3で四個連結した第四実施例に係る連結テーブルT4として利用することができる。本実施例に係る連結テーブルT4は、テーブル1を四個配置して連結している。
【0044】
第三連結部材B3は、側脚部21の取付部に取付け可能な被取付部が四又形状の先端における四個所に形成されている。そして、図10(b)に示す如く、四個のテーブル1における支柱3が組付けられていない側の取付部を第三連結部材B3で連結することにより、四個のテーブル1を連結するのである。これにより、複数の利用者がテーブル1を安定した姿勢(互いの相対位置が変わらない姿勢)で利用することが可能となる。
【符号の説明】
【0045】
1 テーブル(ベッドサイドテーブル)
2 脚部材 3 支柱
4 天板
21 側脚部 21a 外側脚部材
21b 内側脚部材 21c 第一固定孔(取付部)
21d 第二固定孔(取付部) 22 前脚部
22a 外前脚部材 22b 内前脚部材
23 後側ブラケット 23a 後側当接部
23b 後側支持部 24 連結部
24a 連結板 24b 下側支持板
24c 内側支持部 25 後カバー
25a 後カバー本体部 25b 後爪部
26 連結カバー 26a 連結カバー本体部
26b 内方カバー部 26c 前方カバー部
26d 側方カバー部 26e スペーサ部
31 固定側支柱 32 可動側支柱
33 ハンドル 34 支柱固定板
35 ボルト挿通板 36 固定ボルト
Cr 後キャスタ Cf 前キャスタ
T1 連結テーブル(第一実施例)
T2 連結テーブル(第二実施例)
T3 連結テーブル(第三実施例)
T4 連結テーブル(第四実施例)
B1 第一連結部材 B2 第二連結部材
B3 第三連結部材

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10