(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024151613
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】おしぼり処理装置及びおしぼり処理方法
(51)【国際特許分類】
A47K 7/00 20060101AFI20241018BHJP
D06F 31/00 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
A47K7/00 102
D06F31/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023065095
(22)【出願日】2023-04-12
(71)【出願人】
【識別番号】521033022
【氏名又は名称】Shisyuoshibori.com株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】523137201
【氏名又は名称】村口 義之
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(74)【代理人】
【識別番号】100225347
【弁理士】
【氏名又は名称】鬼澤 正徳
(72)【発明者】
【氏名】村口 義之
【テーマコード(参考)】
2D134
3B168
【Fターム(参考)】
2D134AE02
3B168AD10
3B168AE04
3B168AE05
(57)【要約】
【課題】包装体に収容されたおしぼりに白濁が発生することを抑制可能なおしぼり処理装置を提供する。
【解決手段】おしぼりを洗濯する処理、洗濯されたおしぼりのすすぎ処理、及びすすぎ処理されたおしぼりの脱水処理を行う洗濯機11と、洗濯機11から取り出されたおしぼりへ、塩素による殺菌処理を施すことなく包装体で包装する包装機12と、包装体により包装されたおしぼりを冷凍処理する冷凍庫13と、を有する、おしぼり処理装置10を構成した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
おしぼりを洗濯する処理、洗濯された前記おしぼりのすすぎ処理、及びすすぎ処理された前記おしぼりの脱水処理を行う洗濯機と、
前記洗濯機から取り出された前記おしぼりへ、塩素による殺菌処理を施すことなく包装体で包装する包装機と、
前記包装体により包装された前記おしぼりを冷凍処理する冷凍装置と、
を有する、おしぼり処理装置。
【請求項2】
請求項1記載のおしぼり処理装置において、
前記洗濯機で洗濯される前記おしぼりは、温度変化に応じて色が変化するサーモクロミック材で着色が施された糸を用いた刺繍が施されている、おしぼり処理装置。
【請求項3】
おしぼりを洗濯する処理、洗濯された前記おしぼりのすすぎ処理、及びすすぎ処理された前記おしぼりの脱水処理を行う洗濯工程と、
前記洗濯工程に次いで行われ、かつ、脱水処理された前記おしぼりへ、塩素による殺菌処理を施すことなく包装体で包装する包装工程と、
前記包装工程に次いで行われ、前記包装体により包装された前記おしぼりを冷凍処理する冷凍工程と、
を実行する、おしぼり処理方法。
【請求項4】
請求項3記載のおしぼり処理方法において、
前記洗濯工程で洗濯される前記おしぼりは、温度変化に応じて色が変化するサーモクロミック材で着色が施された糸を用いた刺繍が施されている、おしぼり処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、おしぼりを清潔にする処理を行う、おしぼり処理装置及びおしぼり処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
使用済みのおしぼりを清潔にする処理を行う、おしぼり用除菌洗浄装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1には、洗剤と、食塩等を電解質とする電気分解で生成され、かつ、加温した強アルカリ性水とを用いてのおしぼりを本洗浄して脱水とすすぎを繰返した後に、このおしぼりを上記の電気分解で生成された強酸性水を用いてすすいで脱水処理し、これを強酸性水の適当な湿り気を保った状態のまま気密性シートにより密封処理する、おしぼり用除菌洗浄装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載されているおしぼり用除菌洗浄装置により、洗浄、脱水、すすぎ等の各処理を行ったおしぼりに塩素コーティングを施し、そのおしぼりを包装体に収容すると、包装体内のおしぼりに、残留塩素による白濁が発生する可能性がある、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、包装体に収容されたおしぼりに白濁が発生することを抑制可能な、おしぼり処理装置及びおしぼり処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、おしぼりを洗濯する処理、洗濯された前記おしぼりのすすぎ処理、及びすすぎ処理された前記おしぼりの脱水処理を行う洗濯機と、前記洗濯機から取り出された前記おしぼりへ、塩素による殺菌処理を施すことなく包装体で包装する包装機と、前記包装体により包装された前記おしぼりを冷凍処理する冷凍装置と、を有する、おしぼり処理装置である。
【0007】
また、本開示は、おしぼりを洗濯する処理、洗濯された前記おしぼりのすすぎ処理、及びすすぎ処理された前記おしぼりの脱水処理を行う洗濯工程と、前記洗濯工程に次いで行われ、かつ、脱水処理された前記おしぼりへ、塩素による殺菌処理を施すことなく包装体で包装する包装工程と、前記包装工程に次いで行われ、前記包装体により包装された前記おしぼりを冷凍処理する冷凍工程と、を実行する、おしぼり処理方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、包装体に収容されたおしぼりに白濁が発生することを抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】(A)は、おしぼりが箱に入れられる一例を示す斜視図、(B)は、袋に入れられたおしぼりの斜視図である。
【
図2】おしぼり処理装置の概要を示す模式図である。
【
図3】おしぼり処理方法の一例を示すフローチャートである。
【
図4】おしぼり処理装置で処理したおしぼりを細菌検査した結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、以下、おしぼり処理方法の実施形態を図面を参照して説明する。おしぼり処理方法を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0011】
先ず、おしぼり処理装置で処理されるおしぼりの一例を説明する。
図1(A)に示すおしぼり50は、巻かれた状態で木箱51に入れられ、かつ、蓋52が閉じられられた状態で、店舗で客に供される。おしぼり50の生地は、例えば木綿であり、おしぼり50には刺繍53が施されている。刺繍53は、例えば、文字、イラスト、絵、家紋等の何れであってもよい。また、刺繍53を形成する糸(繊維)には、温度変化に応じて色が変化するサーモクロミック材で着色が施されている。サーモクロミック材は、サーモクロミックインキ、サーモクロミックパウダー等を含む。
【0012】
おしぼり50は、図示しないビニール袋に収納されている状態において、平らに延ばされ、かつ、複数枚が重ねられている。店舗の従業員がビニール袋を開封し、おしぼり50をビニール袋から取り出して巻き、
図1(A)のように木箱51へ入れる。店舗の客は、蓋52を取り外し、おしぼり50を木箱51から取り出して使用する。また、
図1(B)に示すおしぼり50は、巻かれた状態でビニール袋54に収容されている。店舗の客は、ビニール袋54を開封しておしぼり50を取り出して使用する。
【0013】
図1(A),(B)に示すおしぼり50が使用された後、そのおしぼり50が店舗から、おしぼりの取扱い業者へ返却される。取扱い業者は、回収したおしぼりを、おしぼり処理装置で処理し、再度、店舗等へ納品する。
【0014】
図2は、おしぼり処理装置10の概要を示す模式図である。おしぼり処理装置10は、洗濯機11、包装機12、及び冷凍庫13を有する。洗濯機11は、使用済みのおしぼりを洗濯するための装置である。洗濯機11は、洗濯槽14、電動モータ15、洗剤供給部16、タンク17、バルブ18,19,20及び制御部21を有する。洗濯槽14には、使用済みのおしぼりが投入される。電動モータ15は、洗濯槽14を回転及び停止させる原動機である。洗剤供給部16は、洗濯槽14に供給する洗剤、塩素等を保持する要素である。洗剤供給部16は、供給経路22により洗濯槽14に接続されている。バルブ18は、一例としてソレノイドバルブであり、バルブ18は、供給経路22を開閉するための要素である。洗剤供給部16は、洗剤、塩素等の種類に応じて複数設けられ、かつ、各洗剤供給部16のそれぞれに供給経路22及びバルブ18が設けられる。
【0015】
タンク17は、洗濯槽14に供給する水を蓄えるためのものである。また、タンク17内の水の温度を検出して信号を出力する温度センサ23が設けられている。さらに、タンク17内の水を温めて温湯を生成するヒータ24が設けられている。タンク17と洗濯槽14とを接続する供給経路25が設けられている。タンク17内の温湯は、供給経路25を経由して洗濯槽14へ供給される。バルブ19は、一例としてソレノイドバルブであり、バルブ19は、供給経路25を開閉するための要素である。さらに、洗濯槽14に排水路26が接続されている。排水路26は、洗濯槽14内から温水を排出するために設けられている。バルブ20は、一例としてソレノイドバルブであり、バルブ20は、排水路26を開閉する要素である。
【0016】
制御部21は、温度センサ23の信号を処理し、電動モータ15の回転及び停止を制御し、バルブ18,19,20の開閉を別々に制御し、ヒータ24の温度を制御する機能を有する。制御部21は、入力ポート、出力ポート、演算処理回路、記憶回路及びタイマーを有するコンピュータである。制御部21は、温度センサ23の信号の処理結果、タイマーにより検出される経過時間、記憶回路に記憶されている情報等に基づいて、バルブ18,19,20の開閉、ヒータ24の温度、電動モータ15の回転及び停止等を制御する。
【0017】
包装機12は、洗濯機11で脱水され、かつ、洗濯機11から取り出されたおしぼりを包装する装置である。包装機12は、搬送機27、成形機28、開口機29、及びシール機30を有する。搬送機27は、おしぼりを搬送する機械であり、搬送機27は、例えば、コンベア、ローラ、ガイドレール、モータ等を有する。成形機28は、おしぼりを所定の形態に成形する機械である。成形機28は、アーム、チャック、ローラ、モータ等を有する。所定の形態は、おしぼりを巻かれた形態、おしぼりを折り畳んだ形態、おしぼりを平らに延ばした形態等を含む。開口機29は、おしぼりを収容するビニール袋を開口させる装置であり、開口機29は、空気吹き付け機、アーム等を含む。シール機30は、おしぼりが収容されたビニール袋の開口部をシールするものである。シール機30は、例えば、ヒートシール機である。
【0018】
冷凍庫13は、包装機12でビニール袋に収容されたおしぼりを、ビニール袋と共に冷凍する冷凍機械である。冷凍庫13は、周知の圧縮式冷凍サイクルにより、おしぼりを冷凍するもの、液体急速冷凍式の何れでもよい。圧縮式冷凍サイクルの冷凍庫13であると、冷凍庫13内の空気の温度は例えば、-18℃に設定され、冷凍処理の開始から終了までの時間は、例えば、48時間に設定される。液体急速冷凍式の冷凍庫13であると、-30℃の液体(アルコール)におしぼりを浸漬させ、15分程度でおしぼりの冷凍が完了する。
【0019】
おしぼり処理装置10で行われるおしぼり処理方法の一例が、
図3に示されている。ステップS10において、使用済のおしぼりが、洗濯機11の洗濯槽14へ投入される。ステップS10に次ぐステップS11において、おしぼりの前処理(予洗い)が行われる。
おしぼりの前処理では、洗剤供給部16から洗剤が洗濯槽14へ供給され、かつ、タンク17の温水が洗濯槽14へ供給された状態で、電動モータ15が洗濯槽14を回転させる。
【0020】
おしぼりの前処理の内容は、おしぼりの汚れ程度に応じて変更される。おしぼりの汚れ程度が相対的に高い場合、おしぼりの前処理は、例えば、たんぱく分解酵素配合洗剤を加えた所定温度の温水により、所定時間以上行われる。所定温度は、例えば、60℃であり、所定時間は、例えば、40分である。おしぼりの汚れ程度が相対的に低い場合、おしぼりの前処理では、消毒効果のある塩素剤を使用して、おしぼりの洗濯を行う。ステップS11において、薬剤を用いておしぼりを処理することができる。この薬剤は、持続性抗菌抗ウィルス剤であり、例えば、塩化アルキルジメチルヒドロキシエチレンアンモニウム、塩化アルキルジメチルメチルベンジルアンモニウム、非イオン界面活性剤、キレート剤、植物抽出物消臭剤、アルコール、PH調整剤、等の混合物を含む。
【0021】
ステップS11に次ぐステップS12では、おしぼりの脱水処理が行われる。おしぼりの脱水処理では、洗濯槽14の温水が排水路26へ排出され、かつ、電動モータ15により洗濯槽14が回転される。ステップS12に次ぐステップS13では、おしぼりの本洗い処理が行われる。おしぼりの本洗い処理は、タンク17の温水が洗濯槽14へ供給され、かつ、電動モータ15により洗濯槽14が回転される。おしぼりの本洗い処理は、例えば、所定温度以上の温湯で所定時間以上行われる。ステップS13において、所定温度は、例えば、60℃であり、所定時間は、例えば、15分である。なお、おしぼりの汚れ程度が相対的に低かった場合、ステップS13において、おしぼりを100℃以上の蒸気に10分間以上触れさせてもよい。
【0022】
ステップS13に次ぐステップS14では、おしぼりの脱水処理が行われる。ステップS14に次ぐステップS15では、おしぼりのすすぎ処理が行われる。おしぼりのすすぎ処理では、タンク17の温水が洗濯槽14へ供給され、かつ、電動モータ15により洗濯槽14が回転される。ステップS15に次ぐステップS16では、おしぼりの脱水処理が行われる。
【0023】
さらに、ステップS16に次ぐステップS17では、“ステップS15,S16の処理が所定回数、例えば、3回繰り返されたか否か”が判断される。ステップS17の判断は、制御部21が行う。制御部21は、ステップS17でNoと判断すると、ステップS15及びステップS16を繰り返す。制御部21がステップS17でYesと判断すると、ステップS18に進み、おしぼりが洗濯槽14から取り出される。洗濯槽14から取り出されると、包装機12は、ステップS19において、おしぼりの包装処理を行う。ステップS19では、例えば、おしぼりがビニール袋に収容され、かつ、ビニール袋の開口部をシールする処理が行われる。おしぼりが包装袋内に収容される形態は、渦巻き状に巻かれた形態、折り畳まれた状態、平面状に延ばされた状態、のうちの何れでもよい。また、ビニール袋に収容されるおしぼりの数は、単数または複数の何れでもよい。
【0024】
また、ステップS19に次ぐステップS21において、おしぼりを冷凍殺菌する処理が行われる。おしぼりを冷凍殺菌する処理は、おしぼりがビニール袋に収容された状態で、冷凍庫13内で行われる冷凍処理である。ステップS21の後に、ビニール袋に収容されたおしぼりが冷凍庫13から取り出され、かつ、ステップS22でビニール袋に収容されたおしぼりが納入先へ搬出され、
図3のおしぼり処理方法を終了する。なお、ステップS22の後、ビニール袋に収容されたおしぼりは、輸送車の冷凍庫または冷蔵庫等に保管され、かつ、輸送車両で納入先、例えば、飲食店へ輸送される。おしぼりが、輸送車の冷凍庫に保管されると、おしぼりは、納入先においてビニール袋内で解凍される。おしぼりが、輸送車の冷蔵庫に保管されると、おしぼりは、冷蔵庫内で解凍される。
【0025】
以上のように、
図3のおしぼり処理方法では、ステップS13の本洗いよりも後工程であり、かつ、おしぼりを包装処理するステップS19より前の工程、つまり、ステップS14乃至ステップS18において、おしぼりに塩素コーティングを施す処理、つまり、塩素による殺菌処理が行われない。このため、例えば、
図1(B)のように、おしぼり50がビニール袋54に収容されている状態において、おしぼり50が残留塩素で白濁すること、及び生地が浮き上がること等を抑制できる。したがって、店舗でおしぼり50を客に提供する前に、ビニール袋54からおしぼり50を取り出して洗浄する、等の無用な作業を行わずに済む。
【0026】
さらに、おしぼり50に施される刺繍53の糸には、温度変化に応じて色が変化するサーモクロミック材で着色が施されている。したがって、冷凍されたおしぼり50が店舗で客に提供され、おしぼり50が解凍される過程で温度上昇することに伴い刺繍53の色が徐々に変化し、客は視覚的な演出効果を楽しむことができる。また、おしぼり50が白濁しないため、客は、刺繍53の色の変化を確実に目視できる。
【0027】
図4は、おしぼり処理装置10で処理したおしぼりの細菌検査の結果を示す図表である。この細菌検査は、厚生労働省登録検査機関・登録衛生検査所で行われた。“検体”は、おしぼりである。“生菌数/枚”は、おしぼり1枚当たりの生菌数である。検査方法は、検体(おしぼり)1枚毎にPB(100ml)である。大腸菌群は、BGLB(1ml、2本)とし、EMB培地で定型集落を認めたとき陽性と判定した。黄色ブドウ球菌は、0.2ml、2枚で検査した。“官能検査”は、不潔な変色のあると異常と判定し、塩素臭以外の不快な臭気があると異常と判定。全ての検体について、生菌数/枚は100以下、大腸菌群は陰性、黄色ブドウ球菌は陰性、官能検査は異常なし、の検査結果を得られた。
【0028】
本実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次の通りである。
図2に示すおしぼり処理装置10は、おしぼり処理装置の一例である。洗濯機11は、洗濯機の一例であり、包装機12は、包装機の一例である。冷凍庫13は、冷凍装置の一例である。おしぼり50は、おしぼりの一例である。刺繍53は、刺繍の一例である。ビニール袋54は、包装体の一例である。
図3に示すフローチャートは、おしぼり処理方法の一例である。
図3に示すステップS11乃至ステップS17は、洗濯工程の一例である。ステップS19は、包装工程の一例である。ステップS21は、冷凍工程の一例である。
【0029】
本実施形態は、図面を用いて開示されたものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、本実施形態において、包装体は、ビニール袋、ポリエチレン袋、ポリプロピレン袋の何れでもよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本実施形態は、おしぼりを清潔にする処理を行う、おしぼり処理装置及びおしぼり処理方法として利用可能である。
【符号の説明】
【0031】
10…おしぼり処理装置、11…洗濯機、12…包装機、13…冷凍庫、50…おしぼり、53…刺繍、54…ビニール袋