(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024151777
(43)【公開日】2024-10-25
(54)【発明の名称】乗物用シート
(51)【国際特許分類】
B60N 2/20 20060101AFI20241018BHJP
B60N 2/36 20060101ALI20241018BHJP
B60N 2/58 20060101ALI20241018BHJP
A47C 31/00 20060101ALI20241018BHJP
B68G 7/05 20060101ALI20241018BHJP
【FI】
B60N2/20
B60N2/36
B60N2/58
A47C31/00
B68G7/05 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023065473
(22)【出願日】2023-04-13
(71)【出願人】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】弁理士法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松波 伸隆
【テーマコード(参考)】
3B087
【Fターム(参考)】
3B087BD01
3B087CB12
3B087DE03
3B087DE10
(57)【要約】
【課題】シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にできる乗物用シートにおいて、回動軸の端部近傍の外観品質を向上させるカバー部材を備えた乗物用シートを提供する。
【解決手段】6側シート2は、シートクッション5に対してシートバック4を回動させる第1回動軸51aの端部を隠すシールド55と、シートバック4に第2回動軸53aによって回転可能に軸支され他端部がシートクッション5に連結されたアーム部材53と、を有する。シールド55とアーム部材53とが配置されるシートバック4のコーナ部4aを前方からから覆ってシールド55とアーム部材53を前方から視認不能とするカバー部材10が、コーナ部4aにおけるバックカバー4Cに配設されている。カバー部材10の横縁部11cはゴム紐13によってシールド55に向けて牽引されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にできる乗物用シートであって、
前記シートクッションに対して前記シートバックを回動させる第1回動軸の端部を隠すシールドと、前記シールドが配置される前記シートバックのコーナ部を前方から覆うように前記コーナ部における前記シートバックの表皮材であるバックカバーに配設された可撓性のある板状のカバー部材と、を有し、
前記カバー部材の下端部から延びた紐状の弾性部材が前記シールドに引っ掛けられ、前記シートバックが折り畳まれ前記シートクッションに重ね合わされても張力を有するように前記カバー部材と前記シールドの間に設けられている乗物用シート。
【請求項2】
請求項1において、
前記乗物用シートは、前記シールドと、前記シールドの上部における前記シートバックに一端部が水平方向に延びる第2回動軸によって回転可能に軸支され他端部が前記シートクッションに連結されたリンク部材と、を有し、前記シートバックを前に折り畳んだ状態で前記シートクッションを前下方向に沈み込ませて両者を重ね合わせ状に格納するチルトダウンが可能とされており、
前記カバー部材は、前記シールドと前記リンク部材とが配置される前記シートバックの前記コーナ部を前方からから覆うように前記コーナ部における前記バックカバーに配設されている乗物用シート。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
前記カバー部材は、可撓性のある芯材と前記弾性部材の一部とを折り畳んだ表皮材の内部に配置して外周を縫製することにより形成されている乗物用シート。
【請求項4】
請求項1又は請求項2において、
前記乗物用シートは2脚がシート幅方向に並んで配置されており、
各乗物用シートにおいて、隣接する前記シートバックの前記コーナ部それぞれに、前記カバー部材が配設されている乗物用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックの回動軸の端部近傍にできる隙を前方から視認できないようにするカバー部材を配設した乗物用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、乗物用シート、例えば、自動車用シートにあっては、シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にできるものがある。かかる自動車用シートにおいては、シートクッションに対してシートバックを回動させる回動軸の端部を隠すシールドを前方から見えないようにするカバー部材が配設されることがある。特許文献1に記載される自動車用シートにおいては、シートクッションに対してシートバックを回動させる回動軸の端部にできる隙を前方から視認できないようにするカバー部材がシートバックの表皮材であるバックカバーの下端部から垂れ下がるように配設されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公告第110758198号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された自動車用シートにおいては、カバー部材がバックカバーの下端部から垂れ下がるように配設されているだけなので、シートバックを前に折り畳むとカバー部材が成り行きで折り畳まれる。そしてシートバックを元に戻すとカバー部材に不規則な折れじわが残り外観品質を阻害する恐れがあるという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にできる乗物用シートにおいて、回動軸の端部近傍の外観品質を向上させるカバー部材を備えた乗物用シートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にできる乗物用シートであって、前記シートクッションに対して前記シートバックを回動させる第1回動軸の端部を隠すシールドと、前記シールドが配置される前記シートバックのコーナ部を前方から覆うように前記コーナ部における前記シートバックの表皮材であるバックカバーに配設された可撓性のある板状のカバー部材と、を有し、前記カバー部材の下端部から延びた紐状の弾性部材が前記シールドに引っ掛けられ、前記シートバックが折り畳まれ前記シートクッションに重ね合わされても張力を有するように前記カバー部材と前記シールドの間に設けられていることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、シールドを前方から視認不能に覆う可撓性のある板状のカバー部材の下端部が、シールドとの間に張設された紐状の弾性部材によってシールドに向けて牽引されて取付けられている。そして、シートバックを前に折り畳んでシートクッションに重ね合わせ状にしたとき、カバー部材が弾性部材によって張力をかけられた状態にあるので折り曲げられにくく折れじわが発生しにくいとともに、仮に折れじわが発生してもシートバックを元の位置に戻したとき発生した折れじわが伸ばされる。これによって、カバー部材の前方からの外観が損傷されることを抑制でき乗物用シートの外観品質を向上させることができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記乗物用シートは、前記シールドと、前記シールドの上部における前記シートバックに一端部が水平方向に延びる第2回動軸によって回転可能に軸支され他端部が前記シートクッションに連結されたリンク部材と、を有し、前記シートバックを前に折り畳んだ状態で前記シートクッションを前下方向に沈み込ませて両者を重ね合わせ状に格納するチルトダウンが可能とされており、前記カバー部材は、前記シールドと前記リンク部材とが配置される前記シートバックの前記コーナ部を前方からから覆うように前記コーナ部における前記バックカバーに配設されていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、シールドとリンク部材を前方から視認不能に隠す可撓性のある板状のカバー部材の下端部が、シールドとの間に張設された紐状の弾性部材によってシールドに向けて牽引されて取付けられている。そして、シートバックを前に折り畳んだ状態でシートクッションを前下方向に沈み込ませて両者を重ね合わせ状にする際、カバー部材が弾性部材によって張力をかけられた状態にあるので折り曲げられにくく折れじわが発生しにくいとともに、仮に折れじわが発生してもシートバックを元の位置に戻したとき発生した折れじわが伸ばされる。これによって、カバー部材の前方からの外観が損傷されることを抑制でき乗物用シートの外観品質を向上させることができる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記カバー部材は、可撓性のある芯材と前記弾性部材の一部とを折り畳んだ表皮材の内部に配置して外周を縫製することにより形成されていることを特徴とする。
【0011】
第3発明によれば、カバー部材は内部に可撓性のある芯材が配置されているので平面状の形態を保ちやすく折れじわがより発生しにくいとともに、仮に折れじわが発生してもシートバックを元の位置に戻したとき発生した折れじわが伸ばされやすい。また、弾性部材を取付けるのに、弾性部材の一部を折り畳んだ表皮材の内部に配置した状態で表皮材の外周を縫製すればよいので作業性がよい。
【0012】
本発明の第4発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記乗物用シートは2脚がシート幅方向に並んで配置されており、各乗物用シートにおいて、隣接する前記シートバックの前記コーナ部それぞれに、前記カバー部材が配設されていることを特徴とする。
【0013】
第4発明によれば、2脚並んで配置された乗物用シートにおける隣接するシートバックのコーナ部がそれぞれカバー部材で覆われるのでいずれの乗物用シートのシールド又はシールドとリンク部材が前方から視認不能に隠されるので外観見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施形態の自動車用リアシートのシートバックを斜め前方から見た斜視図である。
【
図2】
図1のII部分を拡大して示す図である。4側シートを省いて表示している。
【
図7】
図6のVII-VII矢視線断面図である。見えやすいように厚み方向の寸法を拡大して示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1~
図7は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、自動車用リアシート1の6側シート2と、4側シート3と、に本発明を適用した例である。各図中、矢印により自動車用リアシート1を自動車に取付けたときの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。なお、左右方向がシート幅方向に相当する。
【0016】
図1に示すように、本実施形態の自動車用リアシート1は、自動車の後部側座席であって6:4分割タイプのシートにおける2人掛けが可能な6側シート2と、その左側に並んで配置された1人掛けが可能な4側シート3と、を有している。6側シート2におけるカバー部材10が配設された部分と、4側シート3におけるカバー部材10Aが配設された部分と、は両シートの左右方向境界面に関し左右対称なので代表として6側シート2について説明し4側シート3についての説明は省略する。ここで、6側シート2と4側シート3が、それぞれ特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
【0017】
図1~
図3に示すように、6側シート2は、センタ側着座乗員及びサイド側着座乗員の背凭れとなるシートバック4と、センタ側着座乗員及びサイド側着座乗員の着座部となるシートクッション5と、を備えている。シートバック4は、骨格を成すバックフレーム4Fと、クッション材であるバックパッド4Pと、表皮材であるバックカバー4Cと、を有している。バックパッド4Pは、バックフレーム4Fを覆うように被せつけられシートバック4の外形形状を形成する。バックカバー4Cは、複数のピースが縫製により一体化されて立体形状に形成されており、バックパッド4Pを覆うように被せつけられている。シートクッション5は、骨格を成すクッションフレーム5Fと、クッション材であるクッションパッド5Pと、表皮材であるクッションカバー5Cと、を有している。クッションパッド5Pは、クッションフレーム5Fのパッド支持フレーム52を覆うように被せつけられシートクッション5の外形形状を形成する。クッションカバー5Cは、複数のピースが縫製により一体化されて立体形状に形成されており、クッションパッド5Pを覆うように被せつけられている。
【0018】
図1~
図3に示すように、クッションフレーム5Fは、フロアFに固定されたベースフレーム51と、パッド支持フレーム52と、アーム部材53と、前リンク部材54と、を有する。ベースフレーム51の後上側には、左右方向に延びる第1回動軸51aを中心に前後方向に回動可能にバックフレーム4Fが取付けられている。パッド支持フレーム52は、クッションパッド5Pを下から支持するフレームである。パッド支持フレーム52の後側には、側方から見て上方に開口を有するように湾曲したアーム状のアーム部材53の前端部側が連結されている。パッド支持フレーム52の前下側には、側方から見て略L字状をした前リンク部材54の上端部側が左右方向に延びる上回動軸52aを中心に回動可能に取付けられている。前リンク部材54の下端部側は、ベースフレーム51の前上側に左右方向に延びる下回動軸51bを中心に回動可能に取付けられている。アーム部材53の後端部側は、バックフレーム4Fにおける第1回動軸51aの上部に左右方向に延びる第2回動軸53aを中心に回動可能に取付けられている。これによって、シートバック4を第1回動軸51aを中心に前方に向けて回動させていくと、シートクッション5はアーム部材53と前リンク部材54の働きで前下方に向けて移動し、シートバック4はシートクッション5の上に重ね合わせ状に格納できる。すなわち、6側シート2は、チルトダウン機構を備えたシートである。第1回動軸51aの左右端部は、シート幅方向内側に向かって開口するボックス状の樹脂製のシールド55で覆われている。シールド55の下端部側には、後述するカバー部材10のゴム紐13の下端部側を係止する被係止部55aが形成されている。アーム部材53は、樹脂製のカバーで覆われている。ここで、アーム部材53が、特許請求の範囲の「リンク部材」に相当する。
【0019】
図6及び
図7に示すように、カバー部材10は、外形が下方に開口を有する略U字状をした表皮材11をセンタ軸部分の折線部11aで二つ折りにしてその中に可撓性のある樹脂板製の芯材12とゴム紐13の上端部側が配置された状態で、折線部11aと縦縁部11bと横縁部11cの外周縁部が縫製されて一体化されている。表皮材11は、バックカバー4Cの表側に配置される布帛、皮革又は合成皮革と同一のものである。芯材12は、二つ折りにされた表皮材11の外形形状より若干小さく表皮材11の外周縁部における縫製ライン14より内側に入る大きさとされている。芯材12は、樹脂板だけでなく可撓性があって折れ曲がりにくいものであればその他の材質の板材であってもよく、例えば裏側に樹脂のコーティングが施されたカーペット材等を利用することもできる。ゴム紐13は、断面が円形のもので二つ折りにして両端部を合わせて上方にした状態で上下方向の寸法の約半分を二つ折りにされた表皮材11の中の芯材12の裏側に配置した状態で表皮材11の外周縁部の縫製により一体化されている。ゴム紐13は、予め芯材12の裏側に縫製又は接着等により固定しておいてもよい。ここで、ゴム紐13と横縁部11cが、それぞれ特許請求の範囲の「弾性部材」と「下端部」に相当する。
【0020】
図2、
図4及び
図5に示すように、カバー部材10は、シートバック4の左下のコーナ部4aにおけるバックカバー4Cに対して縦縁部11bが縫製されることにより取付けられている。バックカバー4Cに取付けられた状態で、ゴム紐13の下側のループ部分がシールド55の被係止部55aに伸長された状態で係止されている。これによって、カバー部材10は、シートバック4がシートクッション5に対して起立した状態(
図3に示す状態)から前倒ししてシートクッション5に対して重ね合わされた状態に至るまで常に横縁部11cが被係止部55aの方向に牽引された状態にある。そして、折線部11aはコーナ部4aの左側であるシート幅方向外側に位置し、カバー部材10がコーナ部4aを前方から覆ってシールド55とアーム部材53を前方から視認できなくしている。
【0021】
図1に示すように、6側シート2のカバー部材10に対して、両シートの左右方向境界面に関し対称位置に取付けられた4側シート3のカバー部材10Aは、カバー部材10と同様の構造をしている。これによって、4側シート3のシートバックにおける右下のコーナ部もカバー部材10Aが前方から覆ってシールド55とアーム部材53を前方から視認できなくしている。
【0022】
以上のように構成される本実施形態は、以下のような作用効果を奏する。シールド55とアーム部材53を前方から視認不能に隠すカバー部材10の横縁部11cが、シールド55との間に張設されたゴム紐13によってシールド55の被係止部55aに向けて牽引されて取付けられている。これによって、シートバック4を前に折り畳んだ状態でシートクッション5を前下方向に沈み込ませて両者を重ね合わせ状にする際、カバー部材10がゴム紐13によって張力をかけられた状態にあるので折り曲げられにくく折れじわが発生しにくい。仮に折れじわが発生してもシートバック4を元の位置に戻したとき発生した折れじわが伸ばされる。これによって、カバー部材10の前方からの外観が損傷されることを抑制でき6側シート2の外観品質を向上させることができる。
【0023】
また、カバー部材10は、芯材12とゴム紐13の上端部側とを折り畳んだ表皮材11の内部に配置して外周を縫製ライン14で縫製することにより形成されている。カバー部材10は内部に可撓性のある芯材12が配置されているので平面状の形態を保ちやすく折れじわがより発生しにくいとともに、仮に折れじわが発生してもシートバック4を元の位置に戻したとき発生した折れじわが伸ばされやすい。また、ゴム紐13を取付けるのに、ゴム紐13の上端部側を折り畳んだ表皮材11の内部に配置した状態で表皮材11の外周を縫製すればよいので作業性がよい。
【0024】
さらに、6側シート2と4側シート3はシート幅方向に並んで配置されており、6側シート2のシートバック4のコーナ部4aに、カバー部材10が配設され、4側シート3のシートバックのコーナ部に、カバー部材10Aが配設されている。これによって、2脚並んで配置された6側シート2と4側シート3における隣接するシートバックのコーナ部がそれぞれカバー部材10とカバー部材10Aで覆われるので、6側シート2と4側シート3のシールド55とアーム部材53が前方から視認不能に隠されるので外観見栄えが良い。
【0025】
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
【0026】
1.上記実施形態においては、6側シート2と4側シート3をそれぞれシールド55とアーム部材53を備えてチルトダウンが可能なものとして構成したが、これに限らず、シールド55のみを備えるシートバック4の前倒しが可能なものとして構成してもよい。
【0027】
2.上記実施形態においては、弾性部材として断面が円形のゴム紐13を適用したが、これに限らず、断面が平たくテープ状の平ゴムを適用してもよいし、樹脂製の線状弾性体を用いてもよい。
【0028】
3.上記実施形態においては、本発明を自動車用リアシート1に適用したが、これに限らず、航空機、船、電車等に搭載のシートに適用してもよい。
【符号の説明】
【0029】
1 自動車用リアシート
2 6側シート(乗物用シート)
3 4側シート(乗物用シート)
4 シートバック
4a コーナ部
4C バックカバー
4F バックフレーム
4P バックパッド
5 シートクッション
10 カバー部材
10A カバー部材
11 表皮材
11a 折線部
11b 縦縁部
11c 横縁部(下端部)
12 芯材
13 ゴム紐(弾性部材)
14 縫製ライン
51 ベースフレーム
51a 第1回動軸
52 パッド支持フレーム
53 アーム部材
53a 第2回動軸
55 シールド
55a 被係止部